キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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レス数が1000を超えています。残念ながら全部は表示しません。
銀河シュナイダー伝説11 〜大望篇〜

1 :森崎名無しさん:2011/11/06(日) 23:28:42 ID:S4YR81hg
 人類が地球という名の辺境の惑星より銀河系という開拓の道を歩み始めて800年余。
世界は『銀河帝国』と『自由惑星同盟』という2つの勢力によりいつとも終わりのない争いを続けていた。

そこに現れし1人の人物。彼の名はカールハインツ・フォン・シュナイダー。

金髪碧眼の若者である彼はついに子爵を持つ門閥貴族となり栄達への一歩を踏み出す。

彼の先にあるのは門閥貴族の筆頭として自由惑星同盟の叛徒達を滅する未来か、それとも…

今はまだ若き青年である彼の未来、それを知る者は未だいない。

                              銀河の歴史がまた1ページ…

前スレ
銀河シュナイダー伝説10 〜星海篇〜
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1319115549/

【前スレの流れ】
負傷をしながらも惑星鎮圧の任務を無事に解決し、そこで約1年半の艦長生活にピリオドを打つ
シュナイダー。学生時代の友人オスヴァルト・メッツァを主席副官としオーディンでの憲兵隊へ異動になる。
オーディン勤務となった事でいつでも妹に会いにいけるようになったり、エンジェル隊の面々などの
様々な人物とであったり、将来の展望に明るい兆しが見え始めたものの…警護任務でスナイパーに
狙われた際に自ら囮となり、その結果大量の勲功値と共に重症を負う。
そして、気づくのだった。彼に甲斐甲斐しく世話をするメイド長の存在の大きさを。

401 :森崎名無しさん:2011/11/12(土) 00:27:08 ID:???
Bはねえ…何か玉虫色なんだよね。
それっぽいこと言ってるけど根本的に解決にはなってないし、問題を先延ばしにしてる的な。
平然とこんなこと言うのは女慣れしてて信用できない男、て感じ。

402 :399:2011/11/12(土) 00:37:37 ID:???
そう言われると確かに「変わることへの不安」を解決できてる感じがしない、
少しずつ云々は先延ばしっぽいか。あせって投票しなくて良かったのかも。

403 :銀河シュナイダー伝説:2011/11/12(土) 00:52:08 ID:zzcWOMMc
ん〜。なんだか、変な空気なのでレスはまとめて。

今回の選択ですが、『感情論は中の人的にNGである』と言われている人がいますが、
それは分岐になりやすいだけで、一応カルツなどの理性<感情の人にとっては
それが最も正解に近い選択だと、前スレあたりで書いたような気がするのですが。
(逆に感情よりも理性を優先するメッツァに対しては全く効果を発揮しませんとも書きましたが)
で、今回の彼女はもう100%感情の人です。故に、判断としては決して悪くありません。


後、どの回答が正解かを知りたいというご要望があったのでちょっとだけ解説。
(因みにこの選択肢、今までの感情値の累積によって最大4つが正解になる予定でした。)
駄目な順から書いていきます。まあ、EとFは書くまでもなく『×』なのでので省略するとして

A…これは一見正解そうですが『私が守ってみせる』というのは実は一番最初の選択で
『引っ張っていってほしい』と回答しているので彼女の心を動かすには少し足りません。なので▲

D…シュナイダーさんがこの言葉で絆すには、彼女のことをあまりにもしらなすぎ、
この場合においては不用意に踏み込んでしまえばどうしても創造の域を脱する事の出来ない
無責任な回答となってしまいます。故にこれは△

となると正解はBかC……ということで残りはお楽しみに。

404 :銀河シュナイダー伝説:2011/11/12(土) 00:53:23 ID:zzcWOMMc
C.違う!私は無理などしていない。本当に楽しかった!

シュナイダー「違う!私は無理などしていない。本当に楽しかった!」

それはシュナイダーの本音だった。この短い間だけの付き合いではあるが、シュナイダーは
確かに彼女に新鮮な何かを感じていた。

エルヴィーネ「楽しかった?そんな嘘、私が見抜けないとでも…?」

シュナイダー「……いや、エルヴィーネさん自身が言った事だ。『卑屈になるな』と。
だから今更貴方におもねる事は無い。これは私の本当の気持ちだ!」

エルヴィーネ「………」

シュナイダー「自分の心を守りたいから演じるというのならばそれもいい。というよりもそれは
当たり前の事だ。誰だって自分の心を守りたい。私だって私が守る大切なもののために
今こうして生きている。本当に格好悪いのは自分が守りたいものすら忘れてしまう事だ。
だからエルヴィーネはそのままでいい。いいじゃないか、他人を振り回したって。
それを楽しめる人間だっているのだから。」

405 :銀河シュナイダー伝説:2011/11/12(土) 00:54:37 ID:zzcWOMMc
エルヴィーネ「……そんな人、いるわけが…無い」

シュナイダー「ここにいる。私は楽しかった。エルヴィーネがどう思っていたとしても
それは私の中の真実だ。君が自分の人生を『嘘』だというのだとしても、私にとってそれは『真実』だ。
君が君であることを止める必要なんてないんだ。だからそんな悲しい顔をしないで欲しい」

エルヴィーネ「……でも、」

シュナイダー「もう!ここまで言ってもわからないのか!」

小さなテラスで話していた2人。シュナイダーの方はいつの間にか熱がこもり、椅子から立ち上がっていた。

シュナイダー「私は君を好きだといっているんだ!」

そう叫ぶと人目も憚らず今にも泣き出しそうな…否、既に涙を零している彼女を力強く抱きしめる。

エルヴィーネ「……やめて。こんなの卑怯よ」

小柄な彼女は頭一つ以上背の高い彼からぎゅっと抱きしめられている事でほとんど身動きが
取れないようになっていた。

406 :銀河シュナイダー伝説:2011/11/12(土) 00:55:38 ID:zzcWOMMc
シュナイダー「嫌だ。本当に嫌なら叫んでくれても構わない。それに本当に全てを諦めているのなら
もっと他の手段で私を振ることだってできたはずだ。なのに貴女は今、ここにいる。
それは、本当はもしかしたら、と思ったからではないのか?」

エルヴィーネ「だったら、私にどうしろっていうのよ!」

シュナイダー「何度でも言っている。君は変わらなくていいんだ!ただ今までどおり過ごしていれば。
私はそういう君が好きなのだから」

エルヴィーネ「本気……なの?」

シュナイダー「……本気だ。今、その証拠を見せる」

そういうと、自分の胸の中に隠れている年上の……いま、このときだけはいたいけな少女にも
見える女の子をまっすぐ見つめ…唇を奪う。

エルヴィーネ「……私をお嫁にするなんて…きっと苦労するわよ?」

シュナイダー「それがいいんだよ、エルヴィーネ」

数秒の沈黙の後、お互いの唇が離れた時、そんな会話がなされ……再び唇は言葉を発する以外の役目を
果たすのだった。

〜〜〜

407 :銀河シュナイダー伝説:2011/11/12(土) 00:56:44 ID:zzcWOMMc
〜〜〜

ベルンハルト「2人でどこに行ったのかと思えば……。なんだかやけに仲良くなったな」

既に夕暮れもすぎ、辺りは夜の帳に包まれていた。お見合いが午前中に始まったことから
考えて10時間以上も出かけていたことになる。

シュナイダー「まあ、色々あったので」

エルヴィーネ「本当に色々あったわ。」

クルツバッハ男爵「ではエルヴィーネ、もしかして今度のお見合いは……?」

どきどき顔で尋ねてくる初老というにはかなりはやい男性。

エルヴィーネ「ええ、お父様。あちらの意向次第だけど、私は良いと思うわ。それにそろそろ赤ちゃんとか
欲しいな、て思っていたところだし」

クルツバッハ男爵「はっはっは、気が早いなエルヴィーネは。……時に子爵殿、まだ娘に傷をつけては
おりますまいな?」

シュナイダー「も、もちろんです。(キスはノーカンだろう…流石に)」

と、なる。

〜〜〜

408 :銀河シュナイダー伝説:2011/11/12(土) 00:57:45 ID:zzcWOMMc
〜〜〜

ベルンハルト「時にシュナイダー。婚約となると『結納金』というものが必要になることは知っているな?」

シュナイダー「それはもちろん」

ベルンハルト「でだ。今資産はどれくらい残っている?」

シュナイダー(しまった!!以前一時資産を恒久資産にしてしまったから全然残っていない!)

シュナイダー「……因みに相場はいかほどですか?」

ベルンハルト「そうだなぁ。私のときは相手が相手だったから資産値6くらいですんだが、
今回はあのリッテンハイム侯の姪だから…『最低』でも資産値10は必要だ。もちろん
結納金は多ければ多いほどよい。それだけ家名の力を相手に示せるわけだからな」

シュナイダー「………それは恒久資産を丸ごと渡すことでも代用できますか?」

ベルンハルト「まあ他の家に贈与する時は爵位のよって贈与税がかかる。それに基本はあくまで
一時資産であるという風習があるから、相手の喜ぶ喜ばない以前の問題もあるな」

409 :銀河シュナイダー伝説:2011/11/12(土) 00:58:51 ID:zzcWOMMc
シュナイダー(………)

どうしますか?
A.結納は来年まで待ってもらう。
B.ベルンハルトにお金を借りる。
C.恒久資産『1』を結納代わりにする。
D.恒久資産『1』を一時資産『10』にして結納金とする。
E.その他

先にID表示で2票入ったものを選択します。
※ここで結納をすることを決めた場合、来月の休暇ターンがまた強制イベントとなります。

410 :森崎名無しさん:2011/11/12(土) 01:00:22 ID:x4UEHaLk
D
ま、男の甲斐性ってことで。

411 :森崎名無しさん:2011/11/12(土) 01:05:21 ID:o52cHQDg


なるほど…ギャップという文字はこのスレには無かったという事でしたね。
C選んだ人達すげー、ありがとう。

412 :森崎名無しさん:2011/11/12(土) 01:06:47 ID:TsAkO82g

俺たちはやったぜ、>>383! ひゃっほう!

413 :愚か者の399:2011/11/12(土) 01:08:10 ID:???
いやー、バカなことばっか書いて申し訳ありませんでした。
多ければ多いほどよいとはいえ、借金してまでというのは冒険な気がいたしますし、
Dはベターなのでは、と懲りずに言ってみる次第。

414 :森崎名無しさん:2011/11/12(土) 01:13:51 ID:???
さっきCを選んだ人ごめんなさい。

415 :382:2011/11/12(土) 01:15:32 ID:???
約束どおりモニターの前で土下座中でござる。


416 :森崎名無しさん:2011/11/12(土) 01:21:37 ID:???
ところでクルツバッハ男爵の元ネタってプロイセンの騎兵大将
フリードリヒ・ヴィルヘルム・フォン・ザイトリッツなのかしら。
優秀な軍人さんで、エルヴィーネの母親は中将の娘ってことになるが
(ウィキペディア読みつつ)。

417 :森崎名無しさん:2011/11/12(土) 01:21:42 ID:???
雌伏の時が至福の時になってよかったねシュナ。
連続でハートだったうえに土壇場でピンポイントの正解を選ぶって
乱数神とスレ住人の強運が見事に重なった結果だけど・・・ここで運使い切ってないよね・・・

418 :銀河シュナイダー伝説:2011/11/12(土) 01:46:40 ID:zzcWOMMc
ああそうだ。きっと『何にも問題が解決してねーじゃねぇか!』と思っている方が大多数だと思うので捕捉。

結婚とは、恋愛においてのゴール地点ですが、お見合いにおいては『スタート地点』です。
ですので、彼女の物語は今ようやく始まったばかりなのです。解決するしないは皆様にお任せしますが
それなりの物語は用意していますので気になった方はそのストーリーを進めるのも良いかもしれません。

>>411
ギャップ?う〜ん、よくわかりませんが、彼女の性格は本当は知性的である、という事ですか?
そういうことであるのならば、感情的と見せかけて実は知性的…とみせかけてやっぱり感情的、
ということはよくある話だとおもうのですが。
シュナイダーの性格という意味では、彼は意外と感情的な人間ですよ。
下手すればメッツァに飽きれられてしまうほどに。

>>413
そうですね。たった一度しかない結納を最低値である10で済ませるのは正直勿体無いです。

>>414>>415
まあ、正直、この設問でCを選択するにはかなりの勇気が必要ですからね。
感情論のC、Dか理論的なA、Bか、どちらで進めるか…といえば、つい最近の結果から
理論的に進めたくなるのは確かにそのとおりですから。

>>416
ああいえ。彼は完全にオリジナルです。中の人が知っているドイツ人の名前を適当に当てはめただけです。
本当はリッテンハイムの縁者の名前を調べ上げようとしたのですが流石に力尽きました。

>>417
そうですね。女運は実は健在だったという事でしょう。

419 :森崎名無しさん:2011/11/12(土) 01:47:22 ID:???
シュナイダー「俺、もうすぐ結婚するんだ……」
うん、しばらくデスクワークだな。

420 :銀河シュナイダー伝説:2011/11/12(土) 01:47:56 ID:zzcWOMMc
D.恒久資産『1』を一時資産『10』にして結納とする。


シュナイダー(仕方が無い。それでは恒久資産を一時資産に返還するか。こちらの場合は
ターンの消費はないことだし)

そんなことを思いながら結納の日時を決め始めるのだった。

☆☆☆

次月の休暇ターンがまた強制イベントとなります。

〜〜〜

421 :銀河シュナイダー伝説:2011/11/12(土) 01:48:56 ID:zzcWOMMc
帝国暦482年12月 任務ターン

メッツァ「そういえば見合いの件、どうなった?」

普段はそういうゴシップ的な話題を好まない彼であったが、流石に今回の事となると話が別なのだろう。
そんなことを聞いてくる。

シュナイダー「ああ、少し年上だが上手くいきそうだ。今度結納をすることになった」

メッツァ「…それは又気が早いな」

シュナイダー「まあ、あくまで婚約者という間柄になるだけだ。実際の結婚式はまだ未定。
資金繰りを考えてもはやくて来年度くらいだろうな」

メッツァ「そうか。一応副官として出席しなくてはいけないか?」

シュナイダー「…まあ、規模によるな。いかんせん相手側が強大な規模をもつ貴族たちだ。
状況によっては平民は出席不可能になるかもしれん」

メッツァ「なるほど。まあ、いうまでも無いだろうが俺の事は気にしなくていい。
シュナイダーも知っているとおり、俺はあまり貴族という人種を好いてはいないからな」

シュナイダー「その貴族を目の前にして良くいえたものだ。まあ、だからこそ信頼しているのだが」

メッツァ「そいつはどうも。」

という会話をこなしつつ…

422 :銀河シュナイダー伝説:2011/11/12(土) 01:50:15 ID:zzcWOMMc
どの任務を受けますか?
A.デスクワークを行う(必ず成功。後方系経験+2固定、勲功値は運営能力に依存)
B.治安維持を行う。
(格闘値と射撃値を勲功に参照。事件発生時は身体能力と格闘or射撃を参照。運動系経験+2。勲功値並)
C.戦闘指導を行う。(射撃能力+格闘能力 運動系経験+ 勲功中の上)
D.式典警護を行う。(統率能力+格闘能力)
(イベントではありません。指揮系経験+ 勲功中の上)
E.訓練を行う。
(裏工作以外のすべての訓練をダイス1個で行える。(運動系は120、その他は最大能力100まで)
F.サボる。(休日ターンが2回になります。勲功値減少)
G.特務任務に志願する。
(イベントが起きる…かも。タイプは様々だが基本的には自身では選べず、1/4でスカ。また2ヶ月以上の
長期任務になる事もある。全ての能力が一定以上であった方が望ましい。難易度、勲功、経験なども様々)
先にID表示で2票入ったものを選択します。
●身体能力97(95) ●格闘能力74(73) ●射撃能力116(100) ●空戦能力94(75)
●統率能力100(100)  ●機動能力96(95) ●攻撃能力100(100) ●守備能力103(103)
●運営能力96(88) ●外交・情報収集力104(104)         ●政治能力100(100)
●裏工作能力95(95)●人脈4410     ●コネクション3665
●一時資産1      ●恒久資産7(うち消費2)   ●勲功値1171(NEXT1300) 
●運動系経験1     ●指揮系経験6     ●後方系経験0

423 :森崎名無しさん:2011/11/12(土) 01:56:10 ID:RVx5m9a6
A
もうこれでギリギリまで貯めたらあとは訓練になりそうだ

424 :森崎名無しさん:2011/11/12(土) 02:10:40 ID:GrRqafaw


来年度大佐になったら異動する?
まあ結婚式との兼ね合いで選択の余地がなくなるかもしれないが。

425 :森崎名無しさん:2011/11/12(土) 02:13:21 ID:???
本来の目的があんまり果たせてないからなあ……。
個人的には憲兵のままでがんばりたい

426 :森崎名無しさん:2011/11/12(土) 02:13:55 ID:???
計算式からするとデスクワークで得る勲功40を超えないから、あと2回は大丈夫じゃ?

427 :森崎名無しさん:2011/11/12(土) 02:37:42 ID:x4UEHaLk
今回がデスクワーク8回目。10回目からは達成値の1/.3が勲功になるんじゃなかったかな。
だから安全策としては来月までかな。

428 :森崎名無しさん:2011/11/12(土) 03:06:24 ID:???
再来月まで安全なはず。

>モニカ「はじめの3回は『出た数字の1/5』が勲功に加算されますが、4回目からは『出た数値の1/4』
>10回目からは『出た数値の1/3.5』と後方経験が更に+1、………という
>風になっていきます。これによってデスクワークの達人はなされるのですよ。」

運営巧者Lv1(2d100を2d100+20にする)がついてるから
今回と次回は最大で(96+(200+20)/4)/4=37.75
10回目は最大で(96+(200+20)/4)/3.5=43.14...
1171+38+38+43=1290
だから1月(9回目)2月(10回目)も大丈夫。
極端なこと言うと10回目にLv2になって2d100+20→2d100+100です〜とかなってもまだ平気だよ。
(80/4)/3.5<7
だから。

429 :銀河シュナイダー伝説:2011/11/13(日) 20:17:07 ID:rMYyHndA
A.デスクワークを行う(必ず成功。後方系経験+2固定、勲功値は運営能力に依存)

シュナイダー「…地味だな……」

メッツァ「こうも雑務続きだと流石に腕が鈍るぞ」

モニカ「そうですか?危険もないですし、いい判断だと思いますが」

三者三様の反応ではあるが、他にこれをしなくてはいけない!というほどのものもないため
今回もこの任務を行う事にする。

デスクワーク8回目→運営能力96+(! numnum+! numnum+20)/4

(! numnum+! numnum)のスペースを抜きコピペってください。
出た数字の1/4がそのまま勲功値に加算されます。(端数切り上げ)

430 :森崎名無しさん:2011/11/13(日) 20:17:57 ID:???
デスクワーク8回目→運営能力96+( 1429 +20)/4

431 :銀河シュナイダー伝説:2011/11/13(日) 21:38:42 ID:rMYyHndA
デスクワーク8回目→運営能力96+(14+29+20)/4=111.75

111.75/4=27.9375≒28

シュナイダー「………」

メッツァ(うわっついているな)

モニカ(心ここにあらずという雰囲気ですね)

珍しく顔を見合わせる副官2人。

その話題の中心は結納の日取りが決まり、婚約の内定という奇妙な状態である金髪碧眼の青年。
それは仕事にも予想以上に影響を与えており、副官が処理を行った資料の数々にサインを書いて行くだけ
という情けないものであった。

☆☆☆

●勲功値1171 → 1199

●後方系経験0 → 2  となりました。

〜〜〜

432 :銀河シュナイダー伝説:2011/11/13(日) 21:39:42 ID:rMYyHndA
帝国暦482年12月 休暇ターン

シュナイダー「…それにしても慌しすぎないか?」

つい先月見合いをしたばかりだというのにもう結納である。その場に相応しい服装を吟味すべく
メイド長と共に『ああでもない、こうでもない』と試着を繰り返している。

結納に使う予定の資産10のうちの大半を割り振ったオーダーメイドのダイヤの婚約指輪も既に手元に
あり、用意は既に磐石のものとなっていた。

メイド長「何を言っているんですか。リッテンハイム侯の姪御さんなんて、
こんな良縁そうそうはありませんよ。私としてもようやく肩の荷が下りたというものです」

殊更明るい声で『こっちは派手だし、こっちは生地が今一…』と評価をくだしながら雑談に
付き合ういつもどおりのメイド長。

シュナイダー「……そうか」

その言葉が僅かに悲しいのは彼の未練か、それとも単なる独占欲か。

433 :銀河シュナイダー伝説:2011/11/13(日) 21:40:42 ID:rMYyHndA
メイド長「まあ、私も結婚するまでは坊ちゃんのメイドは続けますのでまだしばらくはご一緒
できますよ」

その嘆息に気付いたのか、不意に彼女は話を転換させる。

シュナイダー「…やはりシューマッハ家の方へ戻るのか?」

メイド長「ええ。丁度良い節目ですし。それに母からは再三『立派なメイド長になるための
修行をしなさい!』といわれていますからね」

シュナイダー「そうか。そういえばメイド長の母はうちの屋敷代々のメイド長をしている
代々の家系だったな」

メイド長「はい。主家がシューマッハ家となったからには私もいつか戻らなくてはならないですし。
遅かれ早かれ決まっていた事ですよ。」

シュナイダー「……頑張れよ。」

メイド長「坊ちゃんも。私の変わりに新しい子がこちらに派遣されるはずなのであまり
甘やかしてはいけませんよ。坊ちゃんは女性に甘い一面がありますから……よし、
コーディネイトはこれでどうでしょう?必要以上に華美にはならず、かといって
場の主人公に相応しい堂々としたいでたち。我ながら上出来だと思うのですが」

434 :銀河シュナイダー伝説:2011/11/13(日) 21:41:46 ID:rMYyHndA
シュナイダー「ああ。それではこれで行くか。ありがとう」

メイド長「どういたしまして。では、万事つつがなく終わる事をお待ちしていますよ」

最後までいつもどおりの彼女にごく僅か、後ろ髪を引かれる思いをしつつ、シュナイダー子爵は
目の前の栄光を自らのものとすべく、新たなる一歩を踏み出すのだった。

〜〜〜

クルツバッハ男爵邸……リッテンハイム侯の腹違いの弟である、バルタザル・フォン・クルツバッハ
のために建てられた屋敷であり、古さを伝統とし格式とする貴族たちの豪邸にしてはかなり新しい部類の
ものだった。

クルツバッハ男爵「ようこそおいでなすった、子爵殿。ああ、これはこれはシューマッハ家の御当主様と
その奥方様も」

今回の主人公はシュナイダーであるはずなのだが、やはり貴族としての格はシュナイダー自身よりも
伯爵家の当主の方が上であるため、どうしても並び立つと僅かな差が生まれてしまう。

435 :銀河シュナイダー伝説:2011/11/13(日) 21:42:47 ID:rMYyHndA
ベルンハルト「今回は急に日取りを決めてしまい申し訳ない」

クルツバッハ男爵「いえいえ、あの娘も心待ちにしていたのでこちらとしても願ったりです」

ある意味においてこの男爵は素直である。『性格の問題からいき遅れになってしまった娘が
まさかこの新進気鋭の新興勢力の代表格たる人物の弟を釣り上げてしまった』のである。

これを逃がす手は無く、本心から言えば…この風変わりな子爵の気が変わる前に婚約を
済ませたい。というのが本当のところだった。

ローゼマリー「まあまあ、あのエルヴィーネちゃんが?子爵も隅に置けないこと」

ベルンハルトの妻であるローゼマリー・フォン・シューマッハがコロコロと笑う。

考えても見れば彼女もまた貴族の中では異端たる存在。幼きころより兄であるベルンハルトと
共に野山を駆け巡るような女性である。ある意味においては今回のヒロインである
エルヴィーネ・フォン・クルツバッハと通じるものもあるのだろう。

436 :銀河シュナイダー伝説:2011/11/13(日) 21:43:48 ID:rMYyHndA
…もしかしたら、兄であるベルンハルトとカールハインツは趣味も似通っているのかもしれない。

シュナイダー「それで、彼女は?」

この場所は所謂エントランス前。本来であれば彼女もその場で彼らの到着を待ちわびなければならない
筈なのに、どういうわけかこの場にはいない。

クルツバッハ男爵「ああ、すみません。先に広間の方でお待ちしています。本日は些少ながら宴の方の
用意もさせてもらっておりますので。」

シュナイダー(なるほど…早速当家との関係性を強調させようという魂胆か)

親族達による婚約パーティというのはこの時代において珍しい事ではない。しかし、貴族の催す宴で
あれば少なからずそういう思惑があるものであり、今回はそのお題目としては丁度良いものだった。

ベルンハルト「それは素晴らしい。シュナイダー子爵、では、早速宴に参加させてもらおうか」

そういいながら、あまりこういう経験の無い弟を牽引するために歩を進めるのだった。

〜〜〜

437 :銀河シュナイダー伝説:2011/11/13(日) 21:44:56 ID:rMYyHndA
〜〜〜

その婚約パーティはささやかというにはやや過小であり、純白のドレスに赤い口紅、
頭には小さなティアラで飾り付けられた彼女が上座に座っていた。

この宴に参加している貴族の数は数十人。中にはシュナイダーも知る門閥貴族の代表格である
1人、リッテンハイム侯とその家族も参加しており、規模のわりには盛大という印象があるのは
彼とシューマッハ伯が参加しているからなのだろう。

エルヴィーネ(ちょっと、遅かったじゃない。私、流石にもう愛想笑いなんてできないわよ)

シュナイダーが到着して、勧められるがままに通されたのは予想通り絹のテーブルクロスが
かかった長机の椅子。当然隣には本日婚約をする筈の彼女が既に顔を赤くしていた。

シュナイダー(いや、これでも時間通りのはずですが…)

愛想笑いの表情が少し引きつって見えるのは恐らく気のせいではないのだろう。

エルヴィーネ(こういうときは開始30分前に来てやきもきするのが男の役目でしょ?)

438 :銀河シュナイダー伝説:2011/11/13(日) 21:46:03 ID:rMYyHndA
シュナイダー(すまないがそんな役目聞いたことが無いですよ。…だけど、美しい。こんなお嫁を
もらえるのは私の一番の成果かもしれない)

つい先月、着飾っている相手には、服ではなく本人を褒めた方が相手は喜ぶ、と聞いたシュナイダー
はそれを忘れずまずは実践してみる。

エルヴィーネ(………ま、まあ…ありがたく受け取っておくわ。……私、本当に可愛い?)

更に頬を赤くしてそう尋ねてくる。先ほどまでの赤さはアルコールの所為だと思われるが、
今は1人の女性としての素直な反応のようだ。

シュナイダー(ええ、可愛いし美しい。)

エルヴィーネ(そっか……それじゃ許してあげる。感謝しなさい)

たった一言二言で機嫌を直してしまうあたり、本質的に彼女は単純なのだろう。
陰謀、謀略、底企の渦巻く毒蛇の住まう華やかな貴族社会において彼女のような気質は非常に珍しく、
だからこそ、この年齢まで貰い手がいなかったのかもしれない。

〜〜〜

439 :銀河シュナイダー伝説:2011/11/13(日) 21:47:27 ID:rMYyHndA
〜〜〜

クルツバッハ男爵「さあ、今日は無礼講で参りましょう。皆様、今しばらくのご歓談をお楽しみください!」

ベルンハルトとクルツバッハのスピーチも終わり、門閥貴族の代表格であるリッテンハイム侯が
仲人役になることを会場に約束した後、既に出来上がっている貴族たちは、男爵の一言によって
再び自由気ままに飲み食いを始める。

シュナイダー(このタイミングなら誰かに話しかけても大丈夫か?)

通常の結婚式であるのならば新郎は化粧直しなどのごく一部の例外を除き自分の席から移動する事は
許されないのだが、今回は婚約パーティであり、多少の移動は大丈夫だろう。

440 :銀河シュナイダー伝説:2011/11/13(日) 21:48:28 ID:rMYyHndA
そう判断したシュナイダーは……

どうしますか?
A.隣に座るエルヴィーネに話しかける。
B.リッテンハイム侯に話しかける。
C.ベルンハルトに話しかける。
D.ローゼマリーに話しかける。
E.クルツバッハ男爵に話しかける。
F.その辺を闊歩する貴族に話しかける。
G.誰かに話しかけられるのを待つ。
H.その他

先にID表示で2票入ったものを選択します。

441 :森崎名無しさん:2011/11/13(日) 21:48:46 ID:MCTtczic


442 :森崎名無しさん:2011/11/13(日) 21:49:50 ID:nUGEA1Rs
A

443 :銀河シュナイダー伝説:2011/11/14(月) 23:58:39 ID:MAMsbaZU
A.隣に座るエルヴィーネに話しかける。

カルテットによって華やかな音楽が鳴り響く。それはまるでシュナイダーとエルヴィーネを祝福して
いるようで僅かに気恥ずかしい。

シュナイダー「……ところで、エルヴィーネ」

考えてみればであってまだ一月程度の仲だ。自分は彼女のことをほとんど知らないうちにこういう
事になったことに僅かに違和感に似た感情を抱きながら、仮初の笑顔を振りまいている彼女に…

何か話しますか?
A.今更だが、本当に私で良かったのか?と聞く。
B.改めて趣味などの基本的なことを聞く。
C.折角、楽団が来ているのだ。一緒に踊らないか?と誘う。
D.こういう場は苦手だろう、少し出ないか?と、誘う。
E.その他

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444 :森崎名無しさん:2011/11/15(火) 00:01:34 ID:D3yT4wqM
B
「ご趣味は」
…お見合いってこういうものだよねw

445 :森崎名無しさん:2011/11/15(火) 00:03:34 ID:tRXaKUdI
B

446 :銀河シュナイダー伝説:2011/11/15(火) 00:58:07 ID:f1Grpx/c
B.改めて趣味などの基本的なことを聞く。

シュナイダー(そういえば、私は彼女のことを何も知らないな……)

ふと、隣に座る小柄な女性を見てそんなことを思うシュナイダー。考えてみれば彼女と会ったのは
初回のお見合いを含めてもごく僅か。任務の終わりに日取りを決めるために寄ったり、
花束を渡しにきたりとごくその程度であり、彼女のことは何も知らないといっても過言ではなかった。

エルヴィーネ「ん?どうしたの?」

こちらの視線に気づいたのか黒曜石の瞳を輝かせながら小首をかしげて質問を投げかけてくる。

シュナイダー「ああ、いや…そういえば、エルヴィーネさんの事を何も知らないんだな…と思って」

彼女の漆黒の瞳はどうも人の本性を映し出す鏡のような魔力を持っているようで、素直にそう
返事をしてしまう未来の夫。

エルヴィーネ「……あ、そういえば私も子爵のことを何も知らない、かも。おかしいね、今日、
婚約するのに」

ころころと明るい笑顔で「それは確かに問題だわ」と、なんともたいしたことでもないように話し出す。

447 :銀河シュナイダー伝説:2011/11/15(火) 00:59:14 ID:f1Grpx/c
エルヴィーネ「私の名前はエルヴィーネ・フォン・クルツバッハ。お父様とお母様のほかに
弟が2人いて、片方はもう先に結婚しているわ。え〜と、あ、あそこにいるわね」

そういいながら小さくしなやかな指で指し示した先には、如何にも貴族然としたやや恰幅の良い
彼女と同じ黒髪の男性が、他の貴族たちと楽しそうに(?)談笑を交わしていた。

エルヴィーネ「あの人が次のクルツバッハ男爵となる長男のダリウス・フォン・クルツバッハ。
年齢は24だから、子爵様よりも年齢は上になるわね。性格は…まあ見てのとおり。面白くも
なんとも無い、普通の子よ」

シュナイダー(実の弟に対して『面白くもなんとも無い』か。家族仲はそれほどよくないのかもな)

そんなことを思いながら話を続けていく。

エルヴィーネ「家族構成はこんなものとして……なんだか恥ずかしいね。こういうの」

てへ、っと可愛らしい赤い舌をちらりと見せ、再び自己紹介を続ける。

エルヴィーネ「趣味は乗馬と散歩。あと、スポーツ全般も結構好きかな。好きなものは
美味しければあまり固執はしないけど、デザートはザッハトルテとか甘いものがいいな。
好きな人は、…前もいったけど、まずは『偉ぶらないし、卑屈にならない人』。
出来るだけフラットな関係だと私も楽だな。あ、あと…一番重要なのは
私を束縛しない人。……前にも言ったけど、私って、面倒な女よ?」

448 :銀河シュナイダー伝説:2011/11/15(火) 01:00:21 ID:f1Grpx/c
シュナイダー「………」

どうしますか?
A.本当に面倒だな。と笑いながら答える。
B.だからこそ君に決めたんだ。と答える。
C.少しずつ変わってもらえればいい。と答える。
D.楽しそうでいいじゃないか。と答える
F.その他

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449 :森崎名無しさん:2011/11/15(火) 02:49:30 ID:D3yT4wqM
B

450 :森崎名無しさん:2011/11/15(火) 03:00:41 ID:???
(彼女が「面倒な女」であることに対して)否定的→肯定的の順で並べると
ACDB だと思う。

Aみたいに冗談めかすのは早すぎる気がする。
「変わらなくていい」といった手前いきなりCはないと思う。
Bは……
自分が権勢欲の虜になることは無い、という自信をつける等の形で
「変化への恐れ」が消えて人を振り回す必要が無くなった方が現状より幸せに思える。
だから「面倒な女」であることをあんまり強く肯定するのもまずいかなという気がします。
だから今はDくらいかなと思うんですがどうでしょう。

451 :450:2011/11/15(火) 03:07:24 ID:???
ごめんなさい。
Bは「彼女が権勢欲の虜になることを恐れるような人間だからこそ」
と解釈できますね。
Dは単に「振り回される」ことへの従来の感想にすぎないから
Bのほうが正解なのかも?分からなくなってきました。

452 :森崎名無しさん:2011/11/15(火) 03:11:05 ID:???
ま、彼女のご機嫌を損ねないのはBかDだと思うのですよ。
Bは受容、Dは肯定ってニュアンスと受け取ったんですが、どちらを選んで
何が起こるのかは予想がつかないので、そこは好き好きかなあと。

…ところで幻の選択肢Eを選ぶとそれはもう恐ろしいことが!

453 :森崎名無しさん:2011/11/15(火) 06:09:49 ID:bsZ+ne3Q
d

454 :森崎名無しさん:2011/11/15(火) 08:01:21 ID:bkvNe+PQ


455 :森崎名無しさん:2011/11/15(火) 16:17:15 ID:???
もう遅いですが

B→「変わった人ね」、と言いつつ安心、嬉しい。または「どういう意味?」、でさらに選択肢。
D→嬉しい、でも「いつまでもそう言ってくれるのかしら?」と懐疑も残る。または「退屈はさせないわ」と大成功。

という感じと思いました。

456 :銀河シュナイダー伝説:2011/11/15(火) 19:46:49 ID:f1Grpx/c
>>450-451
一応わかっている人が多数とは思われますがちょっとだけ捕捉。
「変化への恐れ」の変化=権勢欲の虜は必ずしも一致するものとは限りません。
もっと単純に、自分が成長する事で、今、大切に思っていることを大切だと忘れてしまう事を恐れています。
(故に変化への恐れとして自身の成長すら無意識に押さえているという漫画的手法を用い、
彼女はこのスレでは珍しい『小柄な女性』と身長的な特徴を書いています)
で、それが『めんどくさい女』の本当の意味です。実際のところ、貴族的思考の少ないPLさん
にとっては彼女は彼女自身が認識しているほどめんどくさくはありません。
というよりも根が単純明快なので、束縛しようとさえしなければ、普通の女性よりものすごく素直です。
(めんどくさい女とは、現時点においてシュナイダーが貴族としての常識をもっていると
認識しているが故の言葉ですし、なにより本当にめんどくさい女は自分のことを『面倒な女でしょ?』
などとのたまうわけがありません。)

>>452
ああ、ギリギリで消した選択肢ですね。まあちょっと罠臭い選択で、この場で選ばれたら
後半色々不都合が出てくる選択なので、おめでたい場所でもあることですし
難易度調整のために削除させてもらいました。

>>455
彼女は自身の発言のわりには『めんどくさい人物』ではなく、『非常に素直なわかりやすい人物』です。
なので自分を認めてくれる発言に対し、あまり深く突っ込む事はそれほど多くありません。
ただし、感情豊かなだけに『偉ぶるな、卑屈になるな』という制約に触れたりすると、感情の
沸点もかなり低いのでご注意を。

457 :銀河シュナイダー伝説:2011/11/15(火) 19:47:51 ID:f1Grpx/c
D.楽しそうでいいじゃないか。と答える

今まで生きた経験からシュナイダーはいくつもの事を学んでいた。そのうちの一つに過去の発言には
責任が発生するということがある。

シュナイダー(あの時私は『本当に楽しかった』と言葉にした。あの時の舌の根が乾かないうちに
それを否定しては全てをぶち壊してしまう可能性がある)

…そこまで深く考えて発言した…というわけでもないのだが、彼女はある意味において非常に
素直な女性であるい事を知っているシュナイダーはその発言に対し、同じように素直に
楽しそうでいいじゃないか。と答える。

エルヴィーネ「そ、そう?良かった。これで一安心。」

そうシュナイダーの言葉に素直に頷き、性格に比べ随分と慎ましい胸を撫でおろす女性。

こういう動作一つを見るだけでもとても年上とは思えないのだが、きっと彼女はどんなに年を
とってもこういう感じなのだろうとなんとなく未来予想をしてしまう。

458 :銀河シュナイダー伝説:2011/11/15(火) 19:48:51 ID:f1Grpx/c
エルヴィーネ「じゃあ、今度は子爵の番よね」

シュナイダー「…私ですか?……そうですね、父と母、兄と妹が1人ずつ。父は既に引退して
いるので今日は兄であるベルンハルトが来ています。後は、職業は軍人で今の階級は中佐、
趣味はフライング・サッカーを少々。……こんなものでしょうか?」

エルヴィーネ「ふぅん。そういえばプールでの泳ぎが中々だったのは、フライングサッカーと
似たような環境だからか。納得納得」

と、ばら色に染められた頬を絹の長手袋で軽く押さえるような動作をしながら頷いてくれる。

シュナイダー(こちらの話もきちんと聞く姿勢は出来ているし…もしかして彼女は
自分が言っているほそ『めんどくさい女性』ではないのかもしれない)

自身の考えるめんどくさい女性像と彼女とは、かけ離れているような気がしてくるシュナイダーだった。

〜〜〜

459 :銀河シュナイダー伝説:2011/11/15(火) 19:49:52 ID:f1Grpx/c
〜〜〜

そして、当たり前だが今回の主賓2人がただ話し合うだけで宴は済むはずは無く、
この会話が一段楽した頃を見計らったように乱入者が現れる。

乱入者?闖入者?→! card

! cardのスペースを抜きコピペってください。

ダイヤ リッテンハイム侯ウィルヘルムがやってきた。
ハート 貴族その@が登場。
スペード 貴族そのAが登場。
クラブ 彼女の父、クルツバッハ男爵が話しかけてきた。

となります。

460 :森崎名無しさん:2011/11/15(火) 19:50:45 ID:???
乱入者?闖入者?→ ダイヤ3

461 :森崎名無しさん:2011/11/15(火) 19:50:49 ID:???
乱入者?闖入者?→ スペードQ

462 :森崎名無しさん:2011/11/15(火) 19:55:32 ID:???
さて、このスレのリッテンハイムはどんなもんかなー。

463 :森崎名無しさん:2011/11/15(火) 20:07:05 ID:???
大貴族来たか。対応誤ると怖いな。
婚約者の手前『偉ぶらないし、卑屈にならない』ようにしたいが、どう出る?

464 :森崎名無しさん:2011/11/15(火) 20:11:48 ID:???
普通に礼儀ただしくすりゃ良いんじゃないかな。

465 :銀河シュナイダー伝説:2011/11/15(火) 20:48:41 ID:f1Grpx/c
>>462
どんなものかもなにも、普通に原作どおりですよ。

>>463
はい。彼との対応は一つのルート分岐になるので出来れば話し合って決めていただきたいです。
(もちろんIDさえ出していただければ、話し合い無用で決まったものでも採用します)

>>464
大貴族相手にその『普通』がいかに大変な事か……
彼にとって重要な意味があるとはいえ、彼は同族であるヘルクスハイマーを一族まとめて
暗殺しようとする人物ですからねぇ。


乱入者?闖入者?→ダイヤ3

ダイヤ リッテンハイム侯ウィルヘルムがやってきた。

やってきたのは、長い黒髪を後ろで縛り、黒いひげを蓄えた男。つい先ほどこの会場でシュナイダーと
エルヴィーネの仲人を快く引き受けてくれた男…リッテンハイム侯ウィルヘルムであった。

466 :銀河シュナイダー伝説:2011/11/15(火) 20:50:58 ID:f1Grpx/c
リッテンハイム「おお、エルヴィーネ。ついに我が姫も嫁に行くか。私は悲しいぞ」

威風堂々としながらも少しだけ茶目っ気を出しながらまずは自分の姪に対しそう言葉を投げかける。

エルヴィーネ「お久しぶりです、伯父様。本日は招待に応じてもらえて光栄ですわ」

その言葉に対し、屈託の無い笑顔で返すと親愛の抱擁をかわす。

シュナイダー(…おや?意外とこの2人…仲は悪くないのか?)

貴族社会の頂点にいるこの伯父と、貴族社会に目を背けて生きている姪の仲が良いことを
意外に思う子爵。

リッテンハイム「もちろんだともエルヴィーネ、お前の婚約パーティならば、他の予定など
全て放り出して祝うさ。それにしても我が一門のはねっかえりがまさか、シューマッハ伯爵の
弟ぎみと婚約を果たすとは…これは流石に意外だったぞ」

エルヴィーネの言葉にも、よほど機嫌がいいのか、終始笑い顔でそう言葉にするが、

エルヴィーネ「シューマッハ伯爵の弟ではなく、シュナイダー子爵ですわ。
あまり私の夫となるべき人に無礼はしてくださいますな、伯父様」

と、門閥貴族の筆頭相手だとしても、彼女はいいたい事を言ってしまう。

467 :銀河シュナイダー伝説:2011/11/15(火) 20:51:58 ID:f1Grpx/c
リッテンハイム「ふふふ。その勝気なところは相変わらずだな。……すまなんだなシュナイダー子爵。
そしてようこそリッテンハイム一門へ。この私についてくれば将来は元帥杖を与える事を
約束してやろうぞ。まあ、そのためには私の役に立ってもらうがな」

強者の余裕か、にやりと笑うリッテンハイム。

シュナイダー(………)

どうしますか?
A.よろしくお願いします。と対応する。
B.私はリッテンハイム一門に入るために結婚したわけではない。とはっきり言う。
C.役に立つ…とは?と率直に尋ねる。
D.是非よろしくお願いします!権力を得るために腰を低くして対応する。
E.その他

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468 :森崎名無しさん:2011/11/15(火) 20:56:23 ID:???
さて、推奨も入ったし、話し合いしよか。
とりあえずBは(それが本音だとしても)あまりにも愚か過ぎるように感じる。
Aでいなすか、Cで圭角を見せるか、というところじゃないかな。
ただ、【一門に入ってしまう】ことの恐ろしさはあるのでBを選びたくもあるのだが・・

469 :森崎名無しさん:2011/11/15(火) 20:59:25 ID:???
Dはまずアウトだな。Cは貴族ならそれくらい察しないといけない気がする。
Bはリッテンハイムと敵対する可能性があるな。Aは役に立つといったようなものだしな。どれも危険そうだ。

470 :森崎名無しさん:2011/11/15(火) 21:00:07 ID:???
Dは「卑屈にならず」に反してるようでとりあえず選びたくない。
Bもいきなり喧嘩売るのはどうかと思うし、個人的にはCかなぁ?
(ただ、Bではっきり意見を言うことが評価される可能性もあるのかな?
 ここら辺は自分には分からない)

471 :森崎名無しさん:2011/11/15(火) 21:00:38 ID:???
もう一門に入ってるからね。

472 :森崎名無しさん:2011/11/15(火) 21:02:25 ID:???
Cはすごーく罠の匂いがするんだよ。一番頭がよさそうに見えるのが逆に怖い。
このスレ主が一番好むタイプの罠に見える・・が、罠に見えた正解ってのもあるしねえ。

473 :森崎名無しさん:2011/11/15(火) 21:05:55 ID:???
>>472
全くもって同感なんだが、それを言うとどの選択肢も罠に見えて
疑心暗鬼になっちゃうんだよな……。何か判断材料落ちてないかねぇ。

474 :森崎名無しさん:2011/11/15(火) 21:08:04 ID:???
本人達の意見はともかく政略結婚である事は間違いない訳ですからAが良い様な気がします。

475 :森崎名無しさん:2011/11/15(火) 21:11:15 ID:???
>彼との対応は一つのルート分岐になるので
>大貴族相手にその『普通』がいかに大変な事か……
という言葉があるから、AはAで色々危険な気もする、という。

476 :森崎名無しさん:2011/11/15(火) 21:13:08 ID:???
Cを選んだ場合の相手が何を言うかを考えてみたが、それすらも分からない人間と思われて何も答えない可能性もあるが、
可能性のひとつとしてマリーを権力闘争に巻き込みそうなことをいいそうだな。

477 :森崎名無しさん:2011/11/15(火) 21:15:40 ID:???
面倒くさいな。Aだとマリーを使えって言われる可能性あるんだ。

478 :森崎名無しさん:2011/11/15(火) 21:41:11 ID:???
敵対発言は怖いから、あくまで軍人として協力するという意味でEの自由選択を使うという選択もあるが、
そういった中途半端な発言はリスクがでかいし、うまくいかないことが多いからな。

479 :森崎名無しさん:2011/11/15(火) 21:46:43 ID:???
嫁が隣に居る今だけは、Bを選んでも喧嘩腰には取られないと思う。

480 :森崎名無しさん:2011/11/15(火) 21:47:46 ID:???
そうであったら最高だが、そんなに上手くいくもんかなあ…

481 :森崎名無しさん:2011/11/15(火) 21:51:25 ID:???
そんなに都合の良い事は起こらないと思います。

482 :森崎名無しさん:2011/11/15(火) 21:51:36 ID:???
エルヴィーネとリッテンハイムの関係もどうとらえるべきやら。
そのまま受け取るなら、Bを選んでも抹殺されることはないだろうけど
「では一家庭人としてエルヴィーネをよろしく。出世も政治も無用だよね」
(縁者になったメリットなし)という扱いになりそうだ。

483 :森崎名無しさん:2011/11/15(火) 21:56:22 ID:???
いやいや、鬱陶しい厄介者として永遠に辺境の閑職行き、くらいは普通にあるでしょ。
相手は自分が頂点に近いところにいることを自他ともに認識してる大貴族だよ。

484 :森崎名無しさん:2011/11/15(火) 21:57:48 ID:???
【敵】であることを明確に認識させるのはまずいよねえ。
で、Cは(リッテンハイムの腹心を狙うのでなければ)やぶへび臭いと思うのよ。
そう考えると、とりあえずこの場ではA、なのか・・?

485 :森崎名無しさん:2011/11/15(火) 22:02:32 ID:???
いずれにせよ追加選択肢は覚悟の上だけど、CよりはAの方が次のハードル低いかな…?
いつものパターンからするとAは次で2/5くらいの成功、Cは確率的には2/4くらいだけど
難題チックな罠選択肢つき、みたいなことになりそうな気がする。

486 :森崎名無しさん:2011/11/15(火) 22:08:34 ID:???
個人的にはAかな。ラインハルトたちとはもう一緒になれないのなら
権力を増して早々に双璧をはじめ、優秀な彼らが自分のもとに来るように
動くためには少しでも強力なコネがほしい

487 :森崎名無しさん:2011/11/15(火) 22:11:33 ID:???
まあ、言い方は悪いけどそのための嫁、でもあるしねえ。
いきなり敵に回しちゃ意味が半減しちゃう。

488 :森崎名無しさん:2011/11/15(火) 22:15:09 ID:D3yT4wqM
A
では、まず。

489 :森崎名無しさん:2011/11/15(火) 22:21:03 ID:???
リッテンハイム侯はシュナイダーにどう役立って欲しいんでしょう?

侯と皇帝の娘である奥さんとの間に生まれた子が将来の皇帝候補(だよね?確か)だから
やっぱりマリーを利用した皇帝への働きかけ?
あとは「新興勢力」と言えるだけの規模らしいシューマッハへの影響力を期待してる?

口ぶりからしてシュナイダー自身の能力をそんなに評価してるとも思えませんし。

490 :森崎名無しさん:2011/11/15(火) 22:23:08 ID:???
原作を考えるとリッテンハイム陣営は武力面での力がブラウンシュヴァイク陣営に比べ
弱いので少しでもそこを補填出来る人材に成り得るシュナイダーは能力はともかく
利用価値はそれなりに見出すんでは?

491 :森崎名無しさん:2011/11/15(火) 22:28:39 ID:bkvNe+PQ


492 :489:2011/11/15(火) 22:36:48 ID:???
「シューマッハ伯爵の弟」呼ばわりだし、現段階で要求されそうなのはこの2つかな、と。
「役に立ちます」と言ったのに(マリー使え等の)要求にこたえられなかったら不味いし。
期待されても出来ないこともあります、と言いたくなる。

493 :森崎名無しさん:2011/11/15(火) 23:06:06 ID:???
「マリーの親戚であるシューマッハ家」のパーツとして役に立ってくれということかと。

494 :森崎名無しさん:2011/11/16(水) 23:23:16 ID:???
まあ、はっきり言って今のシュナイダーとは
こうして口を聞くこと自体ありえないほどの権力者なんで
凡庸な相手ととられようと無難な反応が吉かと

495 :森崎名無しさん:2011/11/16(水) 23:53:16 ID:???
しばらくは要求されたことには応えていって、マリーとかどうしても譲れない線に関してはやんわりと拒否かねえ
点数稼ぎして悪い相手ではないし
ただしいずれはどこかで出し抜かないと完全に一門の駒にされちゃうんだろうけど

496 :銀河シュナイダー伝説:2011/11/18(金) 18:05:50 ID:VhbS9uNc
A.よろしくお願いします。と対応する。

シュナイダー(ここで問題を起こしては駄目だ)

彼の頭の中で警鐘が打ち鳴らされる。自分は他の貴族のようにはならないためにも
茨の道である『ノブレス・オブリージュ』という思想を抱いている。現時点においてその思想は
全く浸透しておらず、目の前にいる男、リッテンハイム侯などは、自らの私利私欲のためだけに
自らの権力を行使するいわば天敵のような存在だ。

だが、現時点において彼に歯向かったとしても、灼熱のマグマ表面に数滴の水を落とすようなもの。
マグマを消すどころか、その熱によってマグマ本体にたどり着くよりも速く蒸発させられてしまう事だろう。

故に、今は彼の権力をせいぜい利用してやるしかないと思うほか無かった。

シュナイダー「よろしくお願いします」

だからここは自らの思考を幾重ものベールで包み隠すと、ひとまずはこの門閥貴族筆頭候補の1人である
目の前の男にも臣下の礼を示してみせる。

497 :銀河シュナイダー伝説:2011/11/18(金) 18:06:50 ID:VhbS9uNc
リッテンハイム「はっはっは、任せておきたまえ。私は私を頼るものを無碍にするほど狭量ではないよ。
あの、ブラウンシュヴァイクとは違うからね」

そしてその礼を受けた本人もそう笑いながらも、その瞳は決して油断していなかった。
彼の予想ではシュナイダー子爵はもっとこちらへ媚び諂うものだと思っていたし、もし、
本当の意味でこちらへおもねるのであればもっと他の方法でこちらの気を引くような態度を取った可能性も
充分にあると踏んでいた。

しかし、彼の態度は所謂『社交辞令』から一歩も踏み出したものではなく、それがどういう意味であれ
関心を自身に向けさせるものではなかった。つまり、彼にとって侯爵位を持つリッテンハイムという
存在は、擦り寄るものでも敵対するものでもなく、他の路傍の石と同じ程度の価値しか認めていない
といっているように思えたのだ。

498 :銀河シュナイダー伝説:2011/11/18(金) 18:07:51 ID:VhbS9uNc
リッテンハイム(いや、隣のエルヴィーネに情けない姿を見せたくない…と考えたのやもしれぬな。
…まあ、どちらにしろこの孺子は、シューマッハ伯との結びつきを強固にするための駒でしかない。
このまま従うというのならば、それなりの飴を与えてやるもよし、歯向かう気になればそれを
逆手にとってシューマッハに対し、有利に立つ事も出来よう…)

それに、彼ら貴族は何よりも体面を気にする。そう考えると、彼の行動は確かに説明が
つかないこともないと無理やり納得させ、「では、私の姫をよろしくたのむよ」と言い残し、
幾つかの疑念を胸にその場を立ち去るのだった。

シュナイダー(……流石は門閥貴族筆頭。単なるエゴの塊ではないか……)

そしてシュナイダーも又、そのリッテンハイムの僅かな表情の動きからその一部を読み取ることに
成功するのだった。

〜〜〜

499 :銀河シュナイダー伝説:2011/11/18(金) 18:08:54 ID:VhbS9uNc
〜〜〜

司会(?)「それでは皆様方…宴も酣ですがですが、本日最大のメインイベントを行いたいと思います。
本日子爵がお持ちいただいたこの婚約指輪を、フィアンセとなるフォン・エルヴィーネ嬢の
薬指にはめていただきましょう!」

会場に来ていた貴族たちのオオー!という歓声と共に給仕が持ってきたのはリングの入った小さな小箱。
それ自体も細かい装飾が幾重にも施されており、とても庶民の買えるようなものではなかった。

シュナイダー(そういえば、預けっぱなしだったな…)

この会場に入る前に無くしたら大変という事で幾つかの貴重品と共に使用人に渡したことを思い出し
この演出のためか!?と、ようやくそのことに気付く。

が、そんなことを思いながらもここに来て今更逃げ出すわけにもいかず、素直にそれを受け取り
立ち上がると、そのまま一緒に立ち上がった年上の彼女に視線を移す。

エルヴィーネ「……こういうのって、恥ずかしいね。」

薔薇のように頬を染めながら、恥ずかしそうに視線をほんの少しさげる。漆黒の…よく見ると僅かに
青味がかった髪は綺麗に結い上げられ、その頂点にはこの場に相応しい小さなティアラが添えられている。

500 :銀河シュナイダー伝説:2011/11/18(金) 18:09:55 ID:VhbS9uNc
シュナイダー(………)

何か言葉を交わしますか?
A.好きだ、愛していると言う。
B.これから長い道のりを共に歩もう、という。
C.きっと幸せにしてみせる、という。
D.出会って二ヶ月なのに変な気分だな、と少しおどける。
E.今更だが私でよかったのか?と聞く。
F.特に何も言わない。
G.その他

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0ch BBS 2007-01-24