キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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レス数が1000を超えています。残念ながら全部は表示しません。
森崎ミニ劇場!

1 :森崎名無しさん:2011/11/24(木) 15:33:27 ID:kXEsIjOE
コーション!!

これから始まるゲームはいわばルール無視のゲームブックであり一切のカード判定はありません!
それ故に能力なども決めておらず、森羅万象の結果は全て投票によって決めることが可能です。
又、シナリオも最初の設定のみが存在し、細やかな伏線や物語の統一性、それにゲームとしての
バランスは放棄しています。
故に人によっては不愉快な思いをしたり、積み上げたものが一瞬に崩壊してしまう危険性が常に
つきまといますので、物語性やゲームバランスを大切にしたい方には向きません。


あと、ぶっちゃけ中の人は銀シュナの人です。

最近重い物語を書きすぎているので少し脳内バランスを保つためにお気楽な物語を書こうかな?
と思いこのスレを建てさせてもらっているのでもちろん完スレを目指しますが、一応こちらの
連載は不定期になりがちになるかもしれません。

610 :森崎名無しさん:2011/12/28(水) 22:30:29 ID:EZA5DP46
Cところで村長さん、油揚げが好物だったりしません?

611 :お試しβな人:2011/12/28(水) 22:37:12 ID:ZucLLJzw
C.その他

ところで村長さん、油揚げが好物だったりしません?

ショウゴ「ところで村長さんは油揚げが好物だったりしませんか?」

と、唐突に話題を変えてくる山森。

村長「油揚げ!?……ま、まあ好物の一つではありますな。」

明らかに声を1オクターブ上げながらも平静を務めている村長。

スコット(油揚げってなんだ?)

どうしますか?
A.これ以上話をしても埒が明かない。もう宿屋へ帰る。
B.その他

先に1票入ったものを選択します。

612 :森崎名無しさん:2011/12/28(水) 23:14:12 ID:???
確定…。どうする? ここで問い詰めても、このスレ主のやり方的にははぐらかされて終わりだと思うんだが
(ラーの鏡でもありゃあ別だが

613 :森崎名無しさん:2011/12/28(水) 23:19:16 ID:???
A
チュートリアルなのにその他必須イベントなんてあるの?

614 :森崎名無しさん:2011/12/28(水) 23:20:55 ID:???
おいしい油揚げを用意してる云々とでも言い包めて大臣の所に連れてけないかな?

615 :お試しβな人:2011/12/29(木) 00:15:51 ID:yWYKd9HE
う〜ん。実はドラクエ4って知名度低いのかな?
今回のイベントはこの時点まではチュートリアルもかねてトルネコの章のイベントそのままなのですが…
(まあ、ドラクエ4と密接に関係するイベントは今回のチュートリアルくらいですが)

A.これ以上話をしても埒が明かない。もう宿屋へ帰る。

ショウゴ「…色々お邪魔しました。では俺達はこれで宿屋に帰ります。」

流石にこれだけ無礼だったりよくわからない質問を投げかけて、更に宿まで厄介になるのは
気が引ける山森は村長の屋敷を後にし、宿屋へ向かうことにする。

〜〜〜

宿屋「お一人様20Gなので、お二人様で40Gになります。」

ショウゴ(まあ、妥当な値段か)

雇い主の義務としてスコットの分まで宿代を払い、1階のシンプルな部屋へと入る。

スコット「では、俺は隣で寝るから何かあったら起こしてくれ」

ショウゴ「なにか?」

スコット「ああ。先ほどの会話からヤマモリ殿もなにか心当たりがあるのだろう?」

616 :お試しβな人:2011/12/29(木) 00:16:53 ID:yWYKd9HE
ショウゴ「まあ。まだ確信を得るには材料があまりにも足りないので、一度戻って
作戦を練るもの良いかもしれない。」

と、いいながらお互いの部屋にわかれる。

ちゃりーん

40G支払いました。 308Gになりました。

〜〜〜

だが、作戦を練る必要はなかったようだ。

草木も寝息をたてる深夜すぎ…突然猛烈な轟音が轟く!!

ショウゴ「な、なんだ!?」

大地を引き裂くような音…よく聞くとそれは犬の咆哮にも聞こえるそれは村長の屋敷の方向から
聞こえてくる!

スコット「ヤマモリ殿!」

ショウゴ「わかってます!40秒で仕度を!」

そう言うが早いかもしものためにある程度纏めていた装備品を素早く身につけると無人になっていた
宿から二人は飛び出す!

617 :お試しβな人:2011/12/29(木) 00:17:54 ID:yWYKd9HE
ゴウ…ボォウ……

煌々と焚かれるいくつもの松明の灯り。闇色の空を爛々と照らし、それを持つのは人間…のようで
人間ではないものだった。

村長「皆のもの!イヌコロ風情に恐れるな、かかれー!なんとしてもあの方をお守りするのじゃ!」

村人「おおーう!」

???「ふん!素直に出せば見逃してやることも考えなくもなかったものを!
お前ら狐どもが犬に勝てるものか!全員狛犬の餌にしてくれる!!」

暴れ狛犬「グォーーーン!!」

ショウゴ「な、なんだ!?村人達がモンスターと戦っている!?」

それは意外な光景であった。人型のモンスターの率いる暴れ狛犬が村長の家を襲っており、
この村の村長をはじめ住民たちはそれを必至で食い止めようと奮闘しているのだ。

しかし、元々狐は狩猟犬には弱いもの。暴れ狛犬が吼えるたびに、人型だった住民は驚きと畏怖のあまり
狐の姿に戻っていき、それが狛犬の餌とばかりに食いちぎられていく。

スコット「これは!?」

あまりのことにそんなことを叫んでいる間にも更に遠吠えの効果は街全体に及び、ついにその魔力を
もった力は村長を残す全ての住民を狐の姿に戻してしまう!

618 :お試しβな人:2011/12/29(木) 00:19:03 ID:yWYKd9HE
ショウゴ(しまった!村長の屋敷に泊めてもらえればこういう時に手助けもできたというのに!)

別段狐たちに何らかの恩義があるわけでもないのだが、こうも一方的な虐殺を見せられて平静で
いられるはずは無い。山森は考えるよりも速く駆け出していたのだが、ようやくたどり着いた時には
かろうじて村長らしき人物を認めることが出来るだけだった。

村長(?)「おお、旅のものか………見ず知らずのそなたに頼むしかないのはそなたも我も
本意では無いだろうが私の願いをかなえてくれないだろうか?」

そこにいたのは村長…のようだったが、変化が半分解けているからなのか、狐の耳と尻尾を生やした…

ショウゴ「女の子!?」

村長(?)「私のことはどうでもいい!それよりもこの屋敷の土間に隠し扉がある。その先に
やんごとない方が隠れているのでその方をお連れして逃げてくれ!頼む、一生のお願いだ!」

右腕に深い爪傷を負いながらも気丈に立ち振る舞い、狛犬たちの前に立ちふさがる村長の役を
担っていたキツネ耳の少女が山森に向かってそう叫ぶ。

619 :お試しβな人:2011/12/29(木) 00:20:32 ID:yWYKd9HE
ショウゴ「……スコットさん!」

スコット「雇い主はヤマモリ殿だ。決めたままに従う!」

どうしますか?
A.キツネ耳の村長の言葉どおり屋敷の中へ飛び込む!
B.死にそうなものを放っておけるわけが無い。暴れ狛犬とその飼い主(?)と戦う。
C.俺には関係ないことだ。今なら結界も消えているだろうしここから逃げる。
D.その他

先に1票入ったものを選択します。
※敵は暴れ狛犬2匹とその飼い主(?)1匹。
※※村長はすでにほぼ戦闘不能状態になっているため、戦闘に参加できません。

620 :森崎名無しさん:2011/12/29(木) 00:28:02 ID:0W/+YFy6
B

621 :お試しβな人:2011/12/29(木) 00:44:44 ID:yWYKd9HE
B.死にそうなものを放っておけるわけが無い。暴れ狛犬とその飼い主(?)と戦う。

チャキッ!

無言で鞘の留め金を外す山森。

スコット「それでこそヤマモリ殿。」

たったそれだけの行動で山森の行動を把握したスコットも最前列に移動し槍を構える。

村長(?)「お、お前達…?」

ショウゴ「結局のところ、こいつらさえ倒せばそのやんごとなき方だけでなく貴方も助ける事が
出来るのでしょう?」

スラリと銅の剣を抜き放ちながらそう答える。

???「はっはっは、バカめ!獣風情を救うために自らの命を落とすか!面白い…いけ!狛犬たち!」

暴れ狛犬「ギャウーーーン!!」

622 :お試しβな人:2011/12/29(木) 00:45:53 ID:yWYKd9HE
暴れ狛犬Aが現れた!
???の手先が現れた!
暴れ狛犬Bが現れた!

スコット(ここは攻め手を減らすため手下の暴れ狛犬Aから攻撃する!)

ショウゴ(………)

誰を攻撃しますか?
A.暴れ狛犬A
B.???の手先
C.暴れ狛犬B
D.その他(アイテムを使う場合などはこちらからどうぞ)

先に1票入ったものを選択します。

623 :森崎名無しさん:2011/12/29(木) 00:48:32 ID:LUU+uUL6
A

624 :森崎名無しさん:2011/12/29(木) 01:07:19 ID:???
トルネコの章って武器売り仕事の印象が強すぎて、ストーリーがぜんぜん思い出せない

625 :お試しβな人:2011/12/29(木) 14:48:27 ID:yWYKd9HE
A.暴れ狛犬A

ショウゴ(小さな村とはいえたった3匹で壊滅状態まで追い込んだ強敵だ。分散攻撃で勝てるほど
甘いものじゃないだろう)

そう判断すると、恐らくスコットが狙うであろう暴れ狛犬に照準を定める。

山森の攻撃順→11+! dice+! dice+2(冒険者の服)
スコットの攻撃順→15+! dice+! dice
暴れ狛犬A攻撃順、攻撃目標→7+! dice+! dice、! num
暴れ狛犬Bの攻撃順、攻撃目標→7+! dice+! dice、! num
???の手先の攻撃順、攻撃目標→16+! dice+! dice、! num
山森の攻撃→16+(! numnum+! numnum)/2
スコットの攻撃→33+(! numnum+! numnum)/2
???の手先からの回避→75−α+(! numnum+! numnum)/2
???の手先のギラ→魔力18+! card(山森)! card(スコット)
暴れ狛犬Aからの回避→69−α+(! numnum+! numnum)/2
暴れ狛犬Bからの回避→69−α+(! numnum+! numnum)/2

複数人で数行ずつスペースを抜いてコピペってください。
※暴れ狛犬の攻撃目標の! num数字が0〜5までならばスコットへ、6〜9なら山森へ攻撃します。
???の手先の攻撃目標の! num数字が0〜3までならばスコットへ、4〜6なら山森へ攻撃、
7〜9ならギラを使用します。※書きわすれていますが二人とも魔法防御は8です。

626 :森崎名無しさん:2011/12/29(木) 14:52:54 ID:???
山森の攻撃順→11+ 23 +2(冒険者の服)
スコットの攻撃順→15+ 43
暴れ狛犬A攻撃順、攻撃目標→7+ 344

627 :森崎名無しさん:2011/12/29(木) 15:04:28 ID:???
暴れ狛犬Bの攻撃順、攻撃目標→7+ 669
???の手先の攻撃順、攻撃目標→16+ 523
山森の攻撃→16+( 9929 )/2
スコットの攻撃→33+( 6420 )/2

628 :森崎名無しさん:2011/12/29(木) 15:06:03 ID:???
???の手先からの回避→75−α+( 5778 )/2
???の手先のギラ→魔力18+! card(山森) スペード10 (スコット)
暴れ狛犬Aからの回避→69−α+( 1015 )/2
暴れ狛犬Bからの回避→69−α+( 6943 )/2

629 :森崎名無しさん:2011/12/29(木) 15:13:23 ID:???
???の手先のギラ→魔力18+ クラブ9 (山森) スペード10 (スコット)
このスレ主のルール的にはこうするのがいいかな

630 :お試しβな人:2011/12/29(木) 18:36:59 ID:yWYKd9HE
>>629
はい、ありがとうございます。このスレはミスがあったところだけ訂正してもらえれば大丈夫です。

山森の攻撃順→11+2+3+2(冒険者の服)=18
スコットの攻撃順→15+4+3=22
暴れ狛犬A攻撃順、攻撃目標→7+3+4=14、4=スコット
暴れ狛犬Bの攻撃順、攻撃目標→7+6+6=19、9=山森
???の手先の攻撃順、攻撃目標→16+5+2=23、3=スコット

攻撃順

???の手先>スコット>暴れ狛犬B>山森>暴れ狛犬A


???の手先からの回避→75−27+(75+78)/2=−28.5

23(敵固定値)×[1+{−28.5(上記値)/100}]−5(固定防具力)=11.45≒12

スコットは12ダメージ! 70/82

スコットの攻撃→33+(64+20)/2=75

28(鉄の槍)×[1+{75(上記数値)−62(敵回避値)}/100)]−3(敵固定値)=28.65≒29

暴れ狛犬Aに29のダメージ!

631 :お試しβな人:2011/12/29(木) 18:38:00 ID:yWYKd9HE
暴れ狛犬Bからの回避→69−17+(69+43)/2=−4

20(敵固定値)×[1+{−4(上記値)/100}]−3(固定防具力)=16.2≒17

山森は17のダメージ!  23/40

山森の攻撃→16+(99+29)/2=80

12(銅の剣)×[1+(80(上記数値)−62(敵回避値)/100)]−3(敵固定値)=11.2≒12

暴れ狛犬Aへ12のダメージ! 暴れ狛犬Aを倒した!

暴れ狛犬Aからの回避→69−α+(10+15)/2 暴れ狛犬Aは倒されたため省略

先に動いたのは人型のもの…乱入者の首謀格らしきものだった。

???「我等魔族に仇なすとは!しねぃ!!」

まずは様子見なのか、片手に持った杖で前衛のスコットに対し殴りつける!

スコット「グフッ!流石に只者ではないか!だがな!」

ドゴッ!!

したたかに打ち込まれつつも歴戦の戦士である彼は数を減らすために鉄の槍で動く狛犬の
胸元へ抉りこむように突き刺し、体勢を改めて整えるスコット。

632 :お試しβな人:2011/12/29(木) 18:39:00 ID:yWYKd9HE
暴れ狛犬A「ギャフン!!」

ショウゴ「なんだって!?…スコットさんの一撃を耐えた?」

今まで一撃一殺で戦ってきた彼の攻撃に耐えた狛犬に驚き僅かな隙を見せてしまうと

暴れ狛犬B「ギャォーーーン!!」

攻撃を受けていない狛犬がその隙に軽装である山森を旅人の服ごと引き裂く!

ショウゴ「ガハッ!!!」

鮮血が飛び散り、彼の服はあっという間に暗闇に咲く真紅色の薔薇のように彩られていく。

ショウゴ(まずい!もう一撃喰らったら…)

本能が倒される前に倒せと命令したのか直撃を受けた山森はそれでも目線をしっかりと暴れ狛犬Aへ
据えており、何とか追撃し、一匹を絶命させる事に成功する。

633 :お試しβな人:2011/12/29(木) 18:40:04 ID:yWYKd9HE
スコット「ヤマモリ殿。怪我はいかがか?」

ショウゴ「一撃なら耐えられそうですが集中攻撃されるとまずいですね。ここは…」

誰を狙いますか?
A.念のため自分に薬草を使う。
B.???の手先
C.暴れ狛犬B
D.その他(その他アイテムを使う場合などはこちらからどうぞ)

先に1票入ったものを選択します。
山森HP23/40 スコットHP70/82

634 :森崎名無しさん:2011/12/29(木) 18:41:48 ID:???
A

635 :お試しβな人:2011/12/29(木) 18:48:23 ID:yWYKd9HE
A.念のため自分に薬草を使う。

ここで死んでしまっては、自分だけではなく村長や屋敷の奥に隠れているものまで生きていることが
出来ない。

そう判断した山森は回復のために薬草を使うことにする。

山森の攻撃順→11+! dice+! dice+2(冒険者の服)
スコットの攻撃順→15+! dice+! dice
暴れ狛犬Bの攻撃順、攻撃目標→7+! dice+! dice、! num
???の手先の攻撃順、攻撃目標→16+! dice+! dice、! num
スコットの攻撃→33+(! numnum+! numnum)/2
???の手先からの回避→75−α+(! numnum+! numnum)/2
???の手先のギラ→魔力18+! card(山森)! card(スコット)
暴れ狛犬Bからの回避→69−α+(! numnum+! numnum)/2

複数人で数行ずつスペースを抜いてコピペってください。
※暴れ狛犬の攻撃目標の! num数字が0〜5までならばスコットへ、6〜9なら山森へ攻撃します。
???の手先の攻撃目標の! num数字が0〜3までならばスコットへ、4〜6なら山森へ攻撃、
7〜9ならギラを使用します。

636 :森崎名無しさん:2011/12/29(木) 18:54:11 ID:???
山森の攻撃順→11+ 46 +2(冒険者の服)
スコットの攻撃順→15+ 12
暴れ狛犬Bの攻撃順、攻撃目標→7+ 313
???の手先の攻撃順、攻撃目標→16+ 224

637 :森崎名無しさん:2011/12/29(木) 19:28:01 ID:???
スコットの攻撃→33+( 1729 )/2
???の手先からの回避→75−α+( 7069 )/2
???の手先のギラ→魔力18+ スペード9 (山森) ハート8 (スコット)
暴れ狛犬Bからの回避→69−α+( 6123 )/2

638 :お試しβな人:2011/12/29(木) 19:56:58 ID:yWYKd9HE
山森の攻撃順→11+4+6+2(冒険者の服)=23
スコットの攻撃順→15+1+2=18
暴れ狛犬Bの攻撃順、攻撃目標→7+3+1=11、3=スコット
???の手先の攻撃順、攻撃目標→16+2+2=20、4=山森

攻撃順
山森>???の手先>スコット>暴れ狛犬B

山森は薬草をつかった! HP+30

山森HP40/40

???の手先からの回避→75−17+(70+69)/2=−11.5

23(敵固定値)×[1+{−11.5(上記値)/100}]−3(固定防具力)=17.35≒18

山森は18のダメージ! HP22/40

スコットの攻撃→33+(17+29)/2=56

28(鉄の槍)×[1+{56(上記数値)−62(敵回避値)}/100)]−3(敵固定値)=23.3≒24

暴れ狛犬Bに24のダメージ!

暴れ狛犬Bからの回避→69−27+(61+23)/2=0

20(敵固定値)×[1+{0(上記値)/100}]−5(固定防具力)=15

スコットは15のダメージ! スコットHP55/82

639 :お試しβな人:2011/12/29(木) 19:58:03 ID:yWYKd9HE
ショウゴ(もきゅもきゅ。)

戦闘再開と共に急いで薬草を頬張る山森。この地の薬草はすりつぶして患部に塗るだけでなく、
経口消化でも即効性を持っているようで見る見る間に回復していく。

…が。

???「お前が穴だと見た!!」

ガシュッ!!!

山森の守備の甘さに気付いた魔族は即座に彼を打ちのめし、折角回復した体力とほぼ同等の
ダメージを与えてくる!

スコット「ヤマモリ殿!」

ショウゴ「俺のことは構わないでスコットさんは攻撃を!」

その叫びに無言で応じた彼によって、暴れ狛犬へダメージを与え、そして再び彼は手傷を負う。

ショウゴ(じりじり押してはいるけど、薬草の数はあと3つ。これがなくなる前に倒せるだろうか?)

誰を狙いますか?
A.念のため再び自分に薬草を使う。
B.???の手先
C.暴れ狛犬B
D.その他(その他アイテムを使う場合などはこちらからどうぞ)

先に1票入ったものを選択します。
山森HP23/40 スコットHP55/82

640 :森崎名無しさん:2011/12/29(木) 20:05:54 ID:???

このターン切り抜ければぐっと楽になる

641 :お試しβな人:2011/12/29(木) 20:21:30 ID:yWYKd9HE
A.再び念のため自分に薬草を使う。

ショウゴ(スコットさんならミスをしない限り残りの暴れ狛犬を倒せるはずだ)

そう考えた彼は道具袋から残り3つしか残っていない薬草を取り出す。

山森の攻撃順→11+! dice+! dice+2(冒険者の服)
スコットの攻撃順→15+! dice+! dice
暴れ狛犬Bの攻撃順、攻撃目標→7+! dice+! dice、! num
???の手先の攻撃順、攻撃目標→16+! dice+! dice、! num
スコットの攻撃→33+(! numnum+! numnum)/2
???の手先からの回避→75−α+(! numnum+! numnum)/2
???の手先のギラ→魔力18+! card(山森)! card(スコット)
暴れ狛犬Bからの回避→69−α+(! numnum+! numnum)/2

複数人で数行ずつスペースを抜いてコピペってください。
※暴れ狛犬の攻撃目標の! num数字が0〜5までならばスコットへ、6〜9なら山森へ攻撃します。
???の手先の攻撃目標の! num数字が0〜3までならばスコットへ、4〜6なら山森へ攻撃、
7〜9ならギラを使用します。

642 :森崎名無しさん:2011/12/29(木) 20:22:15 ID:???
山森の攻撃順→11+ 52 +2(冒険者の服)
スコットの攻撃順→15+ 54
暴れ狛犬Bの攻撃順、攻撃目標→7+ 511
???の手先の攻撃順、攻撃目標→16+ 651

643 :森崎名無しさん:2011/12/29(木) 20:33:39 ID:???
スコットの攻撃→33+( 1117 )/2
???の手先からの回避→75−α+( 4652 )/2
???の手先のギラ→魔力18+ クラブ8 (山森) ダイヤ6 (スコット)
暴れ狛犬Bからの回避→69−α+( 9562 )/2

644 :森崎名無しさん:2011/12/29(木) 20:33:44 ID:???
スコットの攻撃→33+( 9868 )/2
???の手先からの回避→75−α+( 6996 )/2

645 :森崎名無しさん:2011/12/29(木) 20:34:33 ID:???
スコットの攻撃→33+( 3996 )/2
???の手先からの回避→75−α+( 0203 )/2
???の手先のギラ→魔力18+ クラブ2 (山森) スペード8 (スコット)
暴れ狛犬Bからの回避→69−α+( 4261 )/2

646 :お試しβな人:2011/12/29(木) 20:48:49 ID:yWYKd9HE
山森の攻撃順→11+5+2+2(冒険者の服)=20
スコットの攻撃順→15+5+4=24
暴れ狛犬Bの攻撃順、攻撃目標→7+5+1=13、1=スコット
???の手先の攻撃順、攻撃目標→16+6+5=27、1=スコット

攻撃順
???の手先>スコット>山森>暴れ狛犬B

???の手先からの回避→75−27+(46+52)/2=−1

23(敵固定値)×[1+{−1(上記値)/100}]−5(固定防具力)=17.77≒18

スコットは18のダメージ! HP37/82

スコットの攻撃→33+(11+17)/2

(! numnum+! numnum)の数値が35以下のためミス!

山森は薬草をつかった。HP30回復。  HP40/40

暴れ狛犬Bからの回避→69−27+(95+62)/2=−36.5

20(敵固定値)×[1+{−36.5(上記値)/100}]−5(固定防具力)=7.7≒8

スコットは8ダメージ! HP29/82

647 :お試しβな人:2011/12/29(木) 20:50:08 ID:yWYKd9HE
再び薬草を口にする山森を確認した魔族はこちらを攻撃しても埒が明かないと判断したのか
攻撃目標を再びスコットへ照準を当てていた。

スコット「チェヤーーー!!!」

そしてそれに気付くのが一瞬遅れたスコットの槍の一撃は暴れ狛犬に命中するよりも速く、魔族の杖
によって弾かれてしまう!

スコット「しまった!?…ウグッ!!!」

気付いた時には魔族の返す刀で鎖帷子を打ちのめされ、更に暴れ狛犬の攻撃を受けてしまう!

ショウゴ「スコットさん!大丈夫ですか!?」

スコット「……少々血を流しすぎたようですな…」

片膝をつきながらも槍の穂先は敵へと向けられ戦闘意識はまだ途切れていないようだった。

どうしますか?
A.スコットへ薬草を使う。
B.???の手先
C.暴れ狛犬B
D.その他(その他アイテムを使う場合などはこちらからどうぞ)

先に1票入ったものを選択します。
山森HP40/40 スコットHP29/82

648 :森崎名無しさん:2011/12/29(木) 20:51:07 ID:???


649 :お試しβな人:2011/12/29(木) 20:57:40 ID:yWYKd9HE
A.スコットへ薬草を使う。

ショウゴ「スコットさん!これを使ってください!」

そういいながら治療に走る山森。

山森の攻撃順→11+! dice+! dice+2(冒険者の服)
スコットの攻撃順→15+! dice+! dice
暴れ狛犬Bの攻撃順、攻撃目標→7+! dice+! dice、! num
???の手先の攻撃順、攻撃目標→16+! dice+! dice、! num
スコットの攻撃→33+(! numnum+! numnum)/2
???の手先からの回避→75−α+(! numnum+! numnum)/2
???の手先のギラ→魔力18+! card(山森)! card(スコット)
暴れ狛犬Bからの回避→69−α+(! numnum+! numnum)/2

複数人で数行ずつスペースを抜いてコピペってください。
※暴れ狛犬の攻撃目標の! num数字が0〜5までならばスコットへ、6〜9なら山森へ攻撃します。
???の手先の攻撃目標の! num数字が0〜3までならばスコットへ、4〜6なら山森へ攻撃、
7〜9ならギラを使用します。

650 :森崎名無しさん:2011/12/29(木) 20:57:59 ID:???
山森の攻撃順→11+ 31 +2(冒険者の服)
スコットの攻撃順→15+ 16

651 :森崎名無しさん:2011/12/29(木) 21:04:13 ID:???
暴れ狛犬Bの攻撃順、攻撃目標→7+ 127
???の手先の攻撃順、攻撃目標→16+ 660
スコットの攻撃→33+( 5993 )/2

652 :森崎名無しさん:2011/12/29(木) 21:05:50 ID:???
???の手先からの回避→75−α+( 3365 )/2
???の手先のギラ→魔力18+ クラブA (山森) ダイヤ5 (スコット)
暴れ狛犬Bからの回避→69−α+( 1027 )/2

653 :お試しβな人:2011/12/29(木) 21:33:13 ID:yWYKd9HE
山森の攻撃順→11+3+1+2(冒険者の服)=16
スコットの攻撃順→15+1+6=22
暴れ狛犬Bの攻撃順、攻撃目標→7+1+2=10、7=山森
???の手先の攻撃順、攻撃目標→16+6+6=28、0=スコット

攻撃順
???の手先>スコット>山森>暴れ狛犬B

???の手先からの回避→75−27+(33+65)/2=−3

23(敵固定値)×[1+{−3(上記値)/100}]−5(固定防具力)=17.31≒18

スコットは18のダメージ! 11/82

スコットの攻撃→33+(59+93)/2=109

28(鉄の槍)×[1+{109(上記数値)−62(敵回避値)}/100)]−3(敵固定値)=38.16≒39

暴れ狛犬Bへ39ダメージ  暴れ狛犬Bを倒した

暴れ狛犬Bからの回避→69−α+(10+27)/2 倒されているため省略

654 :お試しβな人:2011/12/29(木) 21:34:14 ID:yWYKd9HE
魔族「もらった!!」

地道に何度も攻撃した事でスコットの体力は目に見えて落ちていた。

そこを逃すほど愚かではない魔族は間髪いれずに攻撃を仕掛け、ついに彼を追い詰めるが…

ショウゴ「これを!」

山森が薬草で素早く彼を回復させる。

スコット「感謝する。…これならば!!」

ドギャン!!

何とか体力を回復したスコットはすでに深手を負っている暴れ狛犬に対し再び槍を振るうを
今度こそ致命の一撃を与える事に成功させる。

魔族「ちぃ!たった二人だと思って油断していたか…だが、まだ終わりはせん!」

ショウゴ(残りの薬草の数は1つだけ。倒せるか!?)

どうしますか?
A.スコットへ最後の薬草を使う。
B.???の手先へ攻撃
C.その他(その他アイテムを使う場合などはこちらからどうぞ)

先に1票入ったものを選択します。
山森HP40/40 スコットHP41/82

655 :森崎名無しさん:2011/12/29(木) 21:38:33 ID:???
B
一発死はしないはずだし

656 :森崎名無しさん:2011/12/29(木) 21:38:51 ID:???
A

657 :お試しβな人:2011/12/29(木) 21:42:26 ID:yWYKd9HE
B.???の手先へ攻撃

ショウゴ「このまま押し切ってみせる!」

今までの攻撃力から見るに即死は無いと感じた山森は再び銅の剣を構える。

山森の攻撃順→11+! dice+! dice+2(冒険者の服)
スコットの攻撃順→15+! dice+! dice
???の手先の攻撃順、攻撃目標→16+! dice+! dice、! num
スコットの攻撃→33+(! numnum+! numnum)/2
???の手先からの回避→75−α+(! numnum+! numnum)/2
???の手先のギラ→魔力18+! card(山森)! card(スコット)

複数人で数行ずつスペースを抜いてコピペってください。
※???の手先の攻撃目標の! num数字が0〜3までならばスコットへ、4〜6なら山森へ攻撃、
7〜9ならギラを使用します。

658 :森崎名無しさん:2011/12/29(木) 21:48:21 ID:???
山森の攻撃順→11+ 55 +2(冒険者の服)
スコットの攻撃順→15+ 13

659 :森崎名無しさん:2011/12/29(木) 21:52:51 ID:???
???の手先の攻撃順、攻撃目標→16+ 240

660 :森崎名無しさん:2011/12/29(木) 21:54:02 ID:???
スコットの攻撃→33+( 7205 )/2
???の手先からの回避→75−α+( 6117 )/2

661 :森崎名無しさん:2011/12/29(木) 21:54:52 ID:???
???の手先からの回避→75−α+( 4805 )/2
???の手先のギラ→魔力18+ クラブK (山森) クラブQ (スコット)

662 :森崎名無しさん:2011/12/29(木) 21:55:36 ID:???
???の手先のギラ→魔力18+ スペードQ (山森) クラブ2 (スコット)

663 :お試しβな人:2011/12/29(木) 22:00:09 ID:yWYKd9HE
スミマセン。山森の攻撃の判定を忘れていました。

山森の攻撃→16+(! numnum+! numnum)/2

上記のスペースを抜いてコピペってください。

664 :森崎名無しさん:2011/12/29(木) 22:01:14 ID:???
山森の攻撃→16+( 6816 )/2

665 :お試しβな人:2011/12/29(木) 22:16:29 ID:yWYKd9HE
山森の攻撃順→11+5+5+2(冒険者の服)=23
スコットの攻撃順→15+1+3=19
???の手先の攻撃順、攻撃目標→16+2+4=22、0=スコット

攻撃順
山森>???の手先>スコット

山森の攻撃→16+(68+16)/2=58

12(銅の剣)×[1+(58(上記数値)−70(敵回避値)/100)]−5(敵固定値)=5.56≒6

???の手先へ6のダメージ!

??の手先からの回避→75−27+(61+17)/2=9

23(敵固定値)×[1+{9(上記値)/100}]−5(固定防具力)=20.07≒21

スコットへ21のダメージ! HP20/82

スコットの攻撃→33+(75+05)/2=73

28(鉄の槍)×[1+{73(上記数値)−70(敵回避値)}/100)]−5(敵固定値)=23.84=24

???の手先へ24のダメージ 合計値30

666 :お試しβな人:2011/12/29(木) 22:17:38 ID:yWYKd9HE
まず最初に動いたのは軽装ゆえに身軽な山森。

ショウゴ「てぇい!!」

ガキッ!!!

魔族「その程度か!甘いぞ!!」

しかし、スピードだけに集中し打撃力に関しては撃ちそこないに近い一撃は軽く手傷を与える程度しか
出来ず、そのまま魔族が持つの杖で押し返されそうになり…

ゴキンッ!!

そのまま吹き飛ばされそうになるのをかろうじてスコットが割って入り、そのダメージを喰らいながらも
その刺突直後の隙に槍の一撃を振舞う!

魔族「ちぃ!やるな!」

スコット「…ゲフッ!」

ショウゴ(まずい!スコットさんの傷が又開いている!)

どうしますか?
A.スコットへ最後の薬草を使う。
B.???の手先へ攻撃
C.その他(その他アイテムを使う場合などはこちらからどうぞ)

先に1票入ったものを選択します。
山森HP40/40 スコットHP20/82

667 :森崎名無しさん:2011/12/29(木) 22:37:51 ID:???
A

668 :お試しβな人:2011/12/29(木) 22:47:57 ID:yWYKd9HE
A.スコットへ最後の薬草を使う。

ショウゴ「スコットさん。もう一度回復を!」

スコット「了解した!」

山森の攻撃順→11+! dice+! dice+2(冒険者の服)
スコットの攻撃順→15+! dice+! dice
???の手先の攻撃順、攻撃目標→16+! dice+! dice、! num
スコットの攻撃→33+(! numnum+! numnum)/2
???の手先からの回避→75−α+(! numnum+! numnum)/2
???の手先のギラ→魔力18+! card(山森)! card(スコット)

複数人で数行ずつスペースを抜いてコピペってください。
※???の手先の攻撃目標の! num数字が0〜3までならばスコットへ、4〜6なら山森へ攻撃、
7〜9ならギラを使用します。

669 :森崎名無しさん:2011/12/29(木) 22:51:02 ID:???
山森の攻撃順→11+ 63 +2(冒険者の服)
スコットの攻撃順→15+ 31

670 :森崎名無しさん:2011/12/29(木) 22:52:36 ID:???
???の手先の攻撃順、攻撃目標→16+ 628

671 :森崎名無しさん:2011/12/29(木) 22:53:51 ID:???
スコットの攻撃→33+( 1560 )/2
???の手先からの回避→75−α+( 2712 )/2
???の手先のギラ→魔力18+ ハート10 (山森) クラブ9 (スコット)

672 :お試しβな人:2011/12/29(木) 23:17:41 ID:yWYKd9HE
山森の攻撃順→11+6+3+2(冒険者の服)=22
スコットの攻撃順→15+3+1=19
???の手先の攻撃順、攻撃目標→16+6+2=24、8=ギラ

攻撃順
???の手先>山森>スコット

???の手先のギラ→魔力18+ハート10(山森)クラブ9(スコット)=28、27

28−8=20 山森は20のダメージ! HP20/40 

27−8=19 スコットは19のダメージ! スコットHP1/82

山森は薬草を使った! スコットHP31/82

スコットの攻撃→33+(15+60)/2=70.5

28(鉄の槍)×[1+{70.5(上記数値)−70(敵回避値)}/100)]−5(敵固定値)=23.14=24

???の手先へ24のダメージ! 合計値54

673 :お試しβな人:2011/12/29(木) 23:18:53 ID:yWYKd9HE
魔族「ふっふっふ。これで終わりだ…ギラ!!」

体制を整えるためにスコットの元へ走る山森を見ると、それをチャンスと見た魔族は持っていた
杖を振りかざし、必殺の呪文を唱える。

ゴワワワーー!!!

スコット「ヌワァァ!!!」

ショウゴ「ま、魔法も使えるのか!!」

灼熱の炎に包めれたスコットはすでに一部の組織が炭化しており、生きていることが奇跡というしか
無い状況になっていた。

ショウゴ「スコットさん!今治療を!!」

虫の息であったとしても生き残っている事に安堵した山森は自分の火傷を無視しつつ素早く
薬草で動けるようにする。

スコット「何とか助かった…ショウゴ殿、感謝する。」

そう礼をいうと戦士としての性か、闘争本能のままに???の手先に再び槍を突き、吹き飛ばすと
ようやく間合いが広がる。

ショウゴ(……薬草はもう無いか…もう一度攻撃を喰らうとかなりまずいだろうが、敵もふらふらだ…)

どうしますか?
A.防御体制に入る(ダメージを1/2にします)
B.???の手先へ攻撃
C.その他(その他アイテムを使う場合などはこちらからどうぞ)
先に1票入ったものを選択します。
山森HP20/40 スコットHP31/82

674 :森崎名無しさん:2011/12/29(木) 23:27:00 ID:0W/+YFy6
A

675 :お試しβな人:2011/12/29(木) 23:34:56 ID:yWYKd9HE
A.防御体制に入る(ダメージを1/2にします)

ショウゴ(敵もフラフラだ。後はスコットさんならやってくれる。…はず!)

そう考えた山森は革の盾をがっちりと構え、敵の攻撃に対応しようとする。

スコットの攻撃順→15+! dice+! dice
???の手先の攻撃順、攻撃目標→16+! dice+! dice、! num
スコットの攻撃→33+(! numnum+! numnum)/2
???の手先からの回避→75−α+(! numnum+! numnum)/2
???の手先のギラ→魔力18+! card(山森)! card(スコット)

複数人で数行ずつスペースを抜いてコピペってください。
※???の手先の攻撃目標の! num数字が0〜3までならばスコットへ、4〜6なら山森へ攻撃、
7〜9ならギラを使用します。
山森HP20/40 スコットHP31/82

676 :森崎名無しさん:2011/12/29(木) 23:36:36 ID:???
スコットの攻撃順→15+ 52
???の手先の攻撃順、攻撃目標→16+ 244

677 :森崎名無しさん:2011/12/29(木) 23:43:47 ID:???
スコットの攻撃→33+( 1385 )/2
???の手先からの回避→75−α+( 6632 )/2
???の手先のギラ→魔力18+ クラブJ (山森) ダイヤ3 (スコット)

678 :お試しβな人:2011/12/29(木) 23:58:05 ID:yWYKd9HE
スコットの攻撃順→15+5+2=22
???の手先の攻撃順、攻撃目標→16+2+4=22、4=山森

攻撃順(同数の場合2D6で出した数値の高い方が先に攻撃します)

スコット<???の手先

スコットの攻撃→33+(13+85)/2=82

28(鉄の槍)×[1+{82(上記数値)−70(敵回避値)}/100)]−5(敵固定値)=26.36=27

???の手先へ27のダメージ! 合計値81  ???の手先を倒した!!

スコット「これで……終わりだ!!!」

それは本当に刹那の差であった。

ギラの効果でもう一撃喰らっただけで死にそうな山森を狙った魔族の攻撃は彼に届く僅か数センチ前で
彼の護衛であるスコットの穂先によって貫かれ、胸に風穴があく。

ショウゴ「……終わったのか?」

ガード体制の山森は何時までも衝撃が来なかったことに不審に思い、盾の隙間から覗き込むと
そこにはすでに遺体となった魔族の尖兵が転がっている。

679 :お試しβな人:2011/12/29(木) 23:59:06 ID:yWYKd9HE
スコット「ギリギリでしたな。正直もうだめかと思ったですぞ」

薬草の力で何とか生きているスコットは片膝をつき、山森もまた自分の傷の最低限の止血が必要な
状態だった。

チャララララッラッラーン!

イベント敵を倒したので山森のレベルが上がりました!
山森のレベルが5になりました。
ステータスが以下のものへ変更されます。
HP50/50(商人見習い係数1.0) MP25/25(商人見習い係数0.5)
力20(商人見習い係数1.0) 素早さ14(商人見習い係数0.7)
身の守り8(商人見習い係数0.8) 賢さ(魔力)10(商人見習い係数0.5)
運の良さ(魔防)10(商人見習い係数1.0)

〜〜〜

680 :お試しβな人:2011/12/30(金) 00:00:10 ID:HJY4YFvI
〜〜〜

魔族の落し物→! card

! cardのスペースを抜いてコピペってください

ダイヤ 魔導師の杖
ハート 120G
スペードクラブ 80G

を手に入れます。

681 :森崎名無しさん:2011/12/30(金) 00:04:42 ID:???
魔族の落し物→ ダイヤ2

682 :お試しβな人:2011/12/30(金) 01:01:16 ID:HJY4YFvI
魔族の落し物→ダイヤ2

ダイヤ 魔導師の杖

ショウゴ「これは…?」

動かない魔族が使っていた杖をまじまじと見つめる山森。

スコット「ヤマモリ殿、魔族の持ち物は呪われているものが多いと聞きます。あまりそのようなものに
興味はもたぬ方が…」

ショウゴ「いや、これでも商人見習いだからある程度の真贋は聞くから大丈夫。これは…多分
魔導師の杖だと思う。何度かトルネコさんのところで見たことがあるから間違いない。」

そういいながら魔族から杖を引き抜く。

ショウゴ(…杖の宝玉はまだ生きているな。これなら多分まだ使える)

そう思うと今回の戦利品としてそれを手に取るのだった。

ぴこーん!
魔導師の杖を手に入れました。山森は装備できませんが、道具として使うと敵一体に対し
メラと同様の(魔力+! card)効果を出します。
魔導師の杖 攻撃力23 耐久力26/30

〜〜〜

683 :森崎名無しさん:2011/12/30(金) 01:02:15 ID:???
このギリギリ感がたまらねぇ・・・w
一番いいルートではないにしろ、戦って勝っていいアイテムゲットで結果オーライな流れかな?

684 :お試しβな人:2011/12/30(金) 01:02:20 ID:HJY4YFvI
〜〜〜

ショウゴ「大丈夫ですか、村長さん?」

何とか敵のボスを倒し、一息ついたところで山森は村長と思われる老人…ではなく、半端に変化がとけ
キツネ耳をぴょこんと出した金髪の少女へ話しかける。

村長「…大丈夫じゃ。見知らぬものに世話をかけてしまってすまなんだ……」

キツネ耳の少女は痛む体を無理やり起こし、ショウゴに礼をいう。

だが、その瞳は嬉しいというよりも数多の同胞がこの一戦でほぼ全滅してしまった事による悲しみに
包まれており、逆に『どうして自分だけ生き残ってしまったのだ?』という慙愧の念が篭っている
ようにも見えた。

村長「…こうなってはあの方をこの地でお守りする事も出来ぬか。助けてもらったついでに
願いがあるのじゃが…聞いてはもらえぬか?」

片腕を押さえながらひょこひょこと歩く先は、ここの村人の全てが守ろうとした村長の屋敷、
そしてそこは魔族の手先が唯一襲おうとした場所でもあった。

スコット「ヤマモリ殿…どうなされるか?」

ショウゴ「このまま放っておくことは出来ないでしょう。」

自身の怪我もかなりのものだが、そうも言ってはいられないと村長の後に続き屋敷の中に入る。

685 :お試しβな人:2011/12/30(金) 01:04:15 ID:HJY4YFvI
〜〜〜

村長の屋敷の一角。そこは今までの陰惨な戦いの匂いからは程遠く、静かで厳粛な…そして清廉な
空気に包まれていた。

ショウゴ「それで、『願い』というのはなんですか?」

すでに半死半生の村長に改めて尋ねる山森。

村長「…頼める義理でないのはわかっておるのじゃが…とある人物をある場所まで送り届けて欲しいのじゃ」

スコット「それでは何もわからないな」

と村長の言葉を切り捨てるスコット。

村長「彼女の名前は迦陵頻伽(かりょうびんが)。天から落ちてきた天空人じゃ…そして
送って欲しい場所は彼女の故郷である天空城。途方も無い話を、見ず知らずのものに頼むのが
いかに無謀な事であるのかはわかっておる。だが、この村が壊滅した今、頼めるのはおぬし達しか
おらぬのじゃ…」

ショウゴ「……俺は商人です。商談であるのならばいかに難しい事であってもそれに見合う報酬さえ
いただければ承りますが、今回報酬になるものはあるのですか?」

村長「…ない。恐らくこの村の生き残りは妾だけじゃろう。となると払えるものは何も無い。
…もう何もな……」

ある意味において達観したかのようにつぶやく美しい金髪の少女。

686 :お試しβな人:2011/12/30(金) 01:05:15 ID:HJY4YFvI
ショウゴ「では、代わりに聞かせてください。何故この村の住人を犠牲にしてまでその天空人という
ものを守っていたのですか?」

村長「我らキツネの一族は元々は天からの使いなのじゃ。だからマスタードラゴン様…ひいては
天空人のために働く事が務め。…それを果たしたまでじゃ」

ショウゴ「………」

どうしますか?
A.その依頼を引き受ける。
B.何の得にもならない事を引き受けるはずが無い。
C.その他

先に1票入ったものを選択します。

687 :森崎名無しさん:2011/12/30(金) 01:11:57 ID:???


688 :お試しβな人:2011/12/30(金) 02:04:42 ID:HJY4YFvI
A.その依頼を引き受ける。

実は天空城という言葉を山森は何度か聞いたことがある。

それはトルネコ商会の総帥であるトルネコが伝説の勇者と共に旅をしていた時の事であり、そこには
資格があるものしか行く事が出来ないという事で山森には関係の無い場所だと思われた。

しかし…恐らく『天空人』であるのならばその資格は十分にあると思われる。そして、そういうことで
あるのならば、この世界の神である『マスタードラゴン』に会うことも出来るのではないか?

そう思うのは当然だろう。そして、この世界の神であるのならば…

ショウゴ(もしかして…元の世界に戻れる!?)

それはこの一年間、元の世界に戻るための情報が何もない現状から一歩どころか十歩も百歩も
前進することを意味していた。

ショウゴ「…わかりました。ならば私どもが責任を持ってその方を天空城をお連れ致します」

多少の下心はあるものの、それを対価と考えれば後ろめたいものではなく、山森はそう回答する。

スコット「ちょ、ヤマモリ殿!?」

ショウゴ「袖擦る中も他生の縁でしょう?それにこのまま放っておいて次の魔族の襲来が来たら
ただ蹂躙されるだけなんだろうし。…そういえば何故魔物が彼女を狙っているのですか?」

不意にもたげる疑問にそう尋ねる山森。

689 :お試しβな人:2011/12/30(金) 02:05:57 ID:HJY4YFvI
村長「…そなたは勇者の伝説というものを知っておるか?」

ショウゴ「まあ、常識程度には……まさか!?」

村長「恐らく思っているとおりだ。勇者とは『天空人』と『人間』の間に儲けられた子を指す。
そして勇者というものは他のものとは一線を画す強さを持つことは先の戦においても証明されている
だろう。…もし、間に儲けられたものが『人間』ではなく『魔族』であったとして…
もし、天空人と他の種族との子であっても特別な力が与えられるとすれば…彼女を絶対に魔族の手に
落とすわけにはいかない。」

ショウゴ(…これは……俺が思っているよりも大事になる可能性があるな…)

今更ながら断らなくて良かったと思う山森。どうやら彼女の運命は山森だけでなく、
この世界全体にも影響しえるほど強力なものであるようだった。

〜〜〜

690 :お試しβな人:2011/12/30(金) 02:07:01 ID:HJY4YFvI
〜〜〜

???「そこにいるのは…紺子ちゃん?」

夜明け前のまだ暗い空間にまるで置物のようにたたずむ人影が一つ。それはまるで象牙によって創られた
人形のような美しい少女だった。

村長「ああ…私だよ、迦陵。ちょっと野暮用でね。朝も空ける前から失礼するよ」

山森の承諾を得たことでようやく彼女の守っていたものを守る部屋へ向かい
そうできるだけ硬質な声をかける村長。

迦陵「紺子ちゃん?……どうしたの?」

村長「ああ…何時までもこの地で匿うわけには行かなくなってね。悪いけど出て行ってはくれまいか?」

迦陵「え?嘘でしょう?……突然…どうしたの?」

村長「所詮我らは獣だという事さ。玩具に飽きたから捨てようっていうだけの事。お前さんの引き取り手
がついたんだ。…聞いているのだろう?入っておいで」

背中から感じる気配はそれに応じるように姿を現す。

ショウゴ「………」

村長「先ほど言っただろう。この子が迦陵頻伽(かりょうびんが)。すまないが
天空城にでも捨ててきてくれないか?」

ショウゴ「……そんな言葉で別れてもよいのか?」

691 :お試しβな人:2011/12/30(金) 02:08:19 ID:HJY4YFvI
村長「………」

迦陵「う、嘘よね?紺子ちゃん?」

美しい声を悲しみの音色に乗せてまるで縋るように訴える美しい黒髪の少女。…彼女の背中には
特徴的な純白の大きな翼が生えている。

村長「………旅の人。はやく彼女を連れて行かないか。」

迦陵頻伽に見られないように彼女に背を向ける紺子と呼ばれた村長。その瞳には大粒の涙が溜まっている。

ショウゴ「………」

どうしますか?
A.黙って迦陵頻伽を連れ出す。
B.村長に一緒に着いてくる義務があるはずだと訴える。
C.そうだ!彼女を連れる対価として村長の身を貰う事にしよう。
D.その他

先に1票入ったものを選択します。

692 :森崎名無しさん:2011/12/30(金) 02:19:48 ID:???
個人的にはCなんだけど、この人がこういう選択肢を自由選択肢でなく
見せてくるってのは「ついていけるわけないだろ」で一蹴される系な気がするんだよなあ。

693 :森崎名無しさん:2011/12/30(金) 02:19:59 ID:???
C

694 :お試しβな人:2011/12/30(金) 03:36:48 ID:HJY4YFvI
>>692
ん?中の人が根拠も伏線もなくこういった用意された選択で一蹴したことは無いのですが。
カード運で悪い結果になったことならば掃いて捨てるほどありますし、
選択肢に無い『その他』でその場にそぐわない発言をしたときも大抵は一蹴しますので
そのどちらかと勘違いしていると思いますよ。

あと、ぶっちゃけるとこのイベント、ドラクエ4のすべての章のオマージュだったりします。
一章はやや強引ですがボスの名前『ピサロの手先』から、二章は出てくる暴れ狛犬+αの構成が
最初の中ボスと一緒。三章は狐の村のイベント、五章は村襲撃イベント、
…そして四章は、二人の女性がこのイベントの主人公…ここで言う2人とは迦陵頻伽とこの
村長(紺子、紺菊)のことである予定でした。とまあそんなことから、このリュートリアルイベント、
元々素直に村長の屋敷に泊まり進めていけば戦闘で彼女らが死なない限り二人とも仲間になる予定です。
(そのためにわざわざロレンス外して2人パーティにしてますしw)
まあ完全に自己満足なのでこういう話が出なければ誰も気づかなかったでしょうが。

695 :お試しβな人:2011/12/30(金) 03:37:58 ID:HJY4YFvI
C.そうだ!彼女を連れる対価として村長の身を貰う事にしよう。

彼女の…村長の涙を見たとき、山森はほぼ直感でそれを感じた。彼女もまた本当は別れたくないのだと。

しかし、獣が人里に下りることはあり得ないしあってはいけないのだ。所詮彼女は野生の獣であり
人と分かり合えることなど有るはずは無いのだから。

ショウゴ(…野生の獣……?……ということは、もしかして野生じゃなければいいのか?)

そこで山森はピコーンと来る。人里にだって獣はいる。それは犬だったり猫だったり馬だったり
するのだが、それらに共通されているものは全て人間に飼われているということ。つまりは…

ショウゴ「気が変わりました。村長、商談を成らせる前に少し話があります」

と、迦陵頻伽をつれる前に最後の選択を迫ることにする。

ショウゴ「…先ほど対価となるものは何も無いといいましたよね?」

そこは天空人からは話が聞こえない場所。

696 :お試しβな人:2011/12/30(金) 03:39:01 ID:HJY4YFvI
村長「ああ、確かに」

ショウゴ「では、もし対価となるものがあれば村長は払うつもりはあるのですか?」

あくまで冷静に語る山森。この商談はある意味において『人買い』にも通じる非人道的な行為なのだ。
出来るだけ感情を殺さなければ自分で自分を制御することができない。

村長「あれば…な」

ショウゴ「よろしい、ならば成立だ。私は貴方の身を対価として要求します。そして私を天空の城まで
護衛を依頼します。」

村長「な!?お前にはこの耳と尻尾が見えないのか?妾は化けギツネだぞ!そのような存在が
人里に降りれるものか!!」

あまりにも突拍子の無い言葉に絶句しそうになる村長。そして、金髪の上部にぴょこんと飛び出した
狐の耳とローブから飛び出した黄金色の尻尾を見せつける。

ショウゴ「では、貴方の覚悟はその程度ということなのですか?キツネの天空人に対する責務というのは
得体の知れない旅人に全てを投げ出して本人は野に下るだけなのですか?」

村長「そ、それは…だが…ワシらは獣だ。獣が人里に下りれば狩られるのが必定。それが人と獣の理じゃ」

697 :お試しβな人:2011/12/30(金) 03:40:04 ID:HJY4YFvI
ショウゴ「ですが、全ての獣が人に狩られているわけではない。犬も猫も馬だって人と共に生きている。
キツネの中にも人に飼われているものだっているでしょう?」

村長「妾を愚弄するつもりか!?人に飼われるなどと!!我がプライドが許さん!!!」

ショウゴ「では貴方はその安っぽいプライドのために彼女を見捨てるつもりなのですか!!」

村長「!!!」

ショウゴ「貴方の本心は別れを悲しんでいるはずだ。それに、あんな形で彼女と別れて良いのですか?
貴方は彼女の所為でこの村が壊滅したことを知らせないようにするために芝居をしていることは
俺にもわかります。でも、だからといってそれでおしまいにするには…あまりにも悲しすぎる。」

村長「………」

698 :お試しβな人:2011/12/30(金) 03:41:27 ID:HJY4YFvI
ショウゴ「今から村人達の亡骸を弔いましょう。そしてそれが終わったら…一緒に行きませんか?
理由が必要ならば俺が貴方を対価として求めたという理由がある。」

村長「………」

村長さんのお答え→! card

! cardのスペースを抜いてコピペってください

ダイヤスペード わかった。ならばそなたへの商談の対価として旅に同行しよう。
ハート …それは…妾を欲しいということかえ?
クラブ …それでも妾は…野を駆けるキツネとして生きねばならぬ定め…

となります。

699 :森崎名無しさん:2011/12/30(金) 03:45:06 ID:???
村長さんのお答え→ ハート2

700 :森崎名無しさん:2011/12/30(金) 08:07:20 ID:???
そういえば山森、おねえさんのせいで恋愛経験皆無だったけか?

701 :森崎名無しさん:2011/12/30(金) 09:41:29 ID:???
なんか香辛料を運びたくなってきたぞ

702 :お試しβな人:2011/12/30(金) 16:12:22 ID:HJY4YFvI
村長さんのお答え→ハート2

ハート …それは…妾を欲しいということかえ?

夜明け前の薄明かりの空の下、重苦しい沈黙が流れる。それが僅か数秒であったのか、
あるいは数分にも及んだのか、当の本人達にしか感じ取る事の出来ない、停滞し淀んでいた空気は
村長である若いキツネの少女の言葉によって切り裂かれる。

村長「それは…妾を欲しいという事かえ?」

それは、少女というには妖艶すぎる表情。

ショウゴ「え、あ…いや…」

村長「妾の身を要求するという事はそういうことであろう?それとも何か?獣たる妾を街へと
誘い込みそれで仕舞いか?妾が街で危険な目にあった時、所詮は化けギツネと見放すつもりか?」

ショウゴ「そんなことは無い。共に旅をするのであれば仲間だ。そこに人間も獣も無いだろう」

村長「貴様はそうかもしれん。だが、街のものたちはどうじゃ?皆が妾を受け入れる存在だと…本当に
そう思うほどお前の脳みそはお花畑なのか?」

703 :お試しβな人:2011/12/30(金) 16:13:24 ID:HJY4YFvI
ショウゴ「…それは……」

村長「妾は知っておる。とあるエルフは人に迫害され殺された事を。天空人が何故人と共に住まわぬかと
いうことを」

ショウゴ「……」

村長「だが同時に人とキツネが決して相容れぬものでも無いということも知っておる。妾が生まれる前
の話じゃが、この村には人間の大工が住み着いており村人の1人と仲睦まじく暮らしておったし、
もっと過去には子をなした例もあったようじゃ。」

704 :お試しβな人:2011/12/30(金) 16:14:29 ID:HJY4YFvI
ショウゴ「人間とキツネが?」

村長「左様。我らは変化の力を持つゆえか美醜の感覚が他の獣とはかなり異なる。キツネ同士の恋もあれば
異種族間の愛もある。そして妾の一族が滅びた今、妾もその一族の長として選択せねばならぬ。
このまま滅びの道を歩むか…純血を穢してでも再興を望むか。そなたについていくということは、
妾の人生も…ひいては滅びた同胞の意志も背負うという事じゃ。そなたにそれが出来るか?」

ショウゴ「………」

どうしますか?
A.幾らなんでも話が重過ぎる。村長を旅に誘うのを諦める。
B.わかった。一族の意志もひっくるめて村長を身請けする。
C.そっちの都合なんて俺には関係が無い。商談として俺に身をささげればいいんだという。
D.その他

先に1票入ったものを選択します。

705 :森崎名無しさん:2011/12/30(金) 16:18:27 ID:???
選択肢のひりつくような重さに中毒性があるんだよな

706 :森崎名無しさん:2011/12/30(金) 16:35:15 ID:???


707 :お試しβな人:2011/12/31(土) 15:15:08 ID:75FRQ8fI
B.わかった。一族の意志もひっくるめて村長を身請けする。

山森はごく一瞬自分の行動を恥じた。彼は彼女がこの狐ヶ原から離れないのは獣ゆえに人里へ
降りることに躊躇しているからだとたかを括っていたのだ。

だが実際はそんな甘ったれた感情ではなく、一族郎党全てを失った彼女は、悲しみ、悲嘆にくれること
さえも許されず、長としての責務を果さんがために本来自らが守るべきものを身を切るような思いで
見ず知らずの旅人に託そうとしていたのだ。

彼女の言葉によりその隠された意味を理解し、…いや理解したからこそ彼もまた自身に忠実に
返答する事にする。

ショウゴ「わかった。ではその一族の意志も運命もひっくるめて貴方を貰い受ける」

それは途轍もなく重い契約。まだ未成年である彼はたった今、この瞬間、化けギツネの
最後の生き残りである彼女を契約によって自らのものとしたのだ。…彼女の種族の命運と共に。

村長「…そうかえ。そこまで妾を欲するか。ならば契約により我が身をそなたに奉げよう。
妾の名は紺菊にして紺子。化けギツネの里の最後の生き残りじゃ」

薄暗い朝靄が日の出の光によって蹂躙されていき、彼女は光をもって映し出される。
そこにいたのは、先ほどまでの小さな女の子ではなく、銀色の髪をまるで舞妓や芸妓のように
美しく結い上げ、豊満な双房をはるか東方に伝わるの着物で隠した妖艶な美女だった。

708 :お試しβな人:2011/12/31(土) 15:16:13 ID:75FRQ8fI
ショウゴ「………」

紺菊「妾の名は紺菊。先ほどまのでこまいのが紺子。共に妾じゃ。どうじゃ?中々美しかろう?」

太陽に染められた肌は光に当てられてなお白雪のように白く、艶やかな肉感と相まって
まるで魔性のように人を惹きつける。

紺菊「我ら化けギツネというものはその名のとおり化けるもの。故に見た目もいかようにも
変えることが出来る。その中でも紺子は我が年月を体現し変化したもの。そして紺菊は
妾の精神を具現化したもの。故にそのどちらかであれば変化したまま寝食を過ごす事が出来る」

ショウゴ「………」

紺菊「慣れればもっと他の姿見を取る事も出来ようが、今の妾ではこの二種類じゃ」

ショウゴ「………」

紺菊「どうなされた主殿。ポカーンと口をだらしなく開けておると阿呆に見られるぞ?」

ショウゴ「……す、すみません。あまりにも意外な変化だったので…」

紺菊「…、ま、おいおい慣れれゆくと良かろう。では、もう一度迦陵頻伽のところへいこうかの。
あの子には悪い事をしてしまった故に。謝って許してくれるだろうか…」

ショウゴ「大丈夫ですよ。きっと」

〜〜〜

709 :お試しβな人:2011/12/31(土) 15:17:13 ID:75FRQ8fI
〜〜〜

そしてそのショウゴの言葉通り、美しい純白の翼を持った小さな姫は紺子を…紺菊を笑って許してくれた。

頻伽「…でも驚きました。紺子ちゃんと紺菊さんが同一人物だったなんて。ずぅっと姉妹だとばかり…」

見様によっては鳥篭にも見えた一室から出てきた少女は驚いていた。目の前にいる麗しく結い上げられた
銀髪の女性があの小さな紺子と同一人物であるという事実に。

紺菊「わるかったの。隠すつもりは無かったのじゃが混乱させてしまっても仕方が無いとおもって。」

頻伽「ううん、いいの。私は紺菊さんも紺子ちゃんも大好きだから!」

腰まで届く長い髪を臍の裏辺りで真っ白なリボンで留められている少女は美しい声で笑う。

頻伽「あ、そうだ。えっと…ショウゴさん、申し訳ありませんがこれからよろしくお願いします。」

日本風家屋の板の間で三つ指を突き頭を下げる、まるで小鳥のように美しい少女。

ショウゴ「ええ、任せてください。それに貴方がいれば天空城の扉は開くのですし、俺にとっても
益のあることですから」

710 :お試しβな人:2011/12/31(土) 15:18:17 ID:75FRQ8fI
頻伽「益?」

ショウゴ「はい。俺、実はこの世界の住人じゃなくて、元の世界から落ちてきたみたいなんです。
だから、この世界の神である人に会う事でどうにかなるんじゃないかと思うんです」

『益』という言葉にちょこんと首をかしげる彼女にそう説明するショウゴ。こうしておけば
仲介してくれるかもしれないという下心もあっての行動である。

頻伽「そうなんですか。私も天空城から落ちちゃったんですよ。ご一緒ですね」

コロコロと心地よい声色で笑う少女。彼女の言葉…というよりもその音そのものがまるで天上の旋律の
ようで、心が洗われていくようであった。

ショウゴ「そうですね。…あと申し訳ありませんが天空城までは長く険しい道のりになりますし
正直今の我々だけでは天空の塔があるゴッドサイドまでたどり着く事すら難しいでしょう。ですので…」

頻伽「わかっておりますわ。明日明後日にたどり着けるものであればとっくに帰っておりますから。
そこまで往く方法は全てショウゴ様にお任せします」

そう行動に関する全権を委任してくれる事を宣言する。

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