キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
キャプテン森崎まとめ掲示板TOP
■掲示板に戻る■
全部
1-
101-
201-
301-
401-
501-
601-
701-
801-
901-
最新50
レス数が1000を超えています。残念ながら全部は表示しません。
【絶賛】キャプテン霧雨85【雌伏中】
1 :
キャプテン霧雨
◆2pV1gRdG.o
:2012/01/06(金) 23:55:23 ID:???
キャプテン森崎のスピンアウト作品で、魔理沙が日々を過ごしたり幻想郷の頂点を目指す物語です。
変態がストライクフリーダム級に大暴れなので、不快感を感じる恐れがあるので閲覧にはご注意を。
基本は本編と同様に、ロムしていただいている人に、カードを引いてもらったり、選択肢を選んでもらって進んでいきます。
そんなこんなで新年あけましておめでとうございます。リア充は爆発しろ。
雑談や質問、意見はどんどんどうぞ。参加者の一言が新たな選択肢を生むかもしれません。
ここ間違ってるぜ!という突っ込みも大歓迎。そんな世話焼きな君が好き。
【CAUTION!!】色々とキャラブレイクがすさまじい…というか誰コイツなので、閲覧は自己責任でお願いします。
また捏造設定やら、このスレでのみ通用する様々なものがあります。その点もご留意ください。
キャラブレイクは激ヤバです。なんか元が誰だかわからないっていうかそんな感じかもしれません。
☆前スレの特別編あらすじ
魔理沙「私に似た名前の奴がクリスマスにかこつけて大量殺害された気がする」
はたて「新年からA引いたけど一応パワーアップ!」
☆前スレのあらすじ
幻月加入騒動で試合の事がバレてしまったカペロマン。
彼は魔理沙に対して不機嫌な様子を見せるが、事情が事情と怒りを和らげるのだった。
そんなこんなでカペロマンの治療も完了し、魔理沙は地底杯へ挑むことを決める。ちなみに魔理沙はまだ治っていない。
パチュリーにアレなことをされたり、神子がガチで人妻だったことを知ったり、
命蓮寺の外来人について知ったりとリハビリ期間をしていたが…。
見舞いに来た紫から今後の大会、いよいよ敵として現れる紅魔館、そして霊夢に再び身を引き締める。
でも結局練習できない魔理沙は神社で岡山姉と話し、岡山を復活させようとするのであった。
果たして地底杯の結果は、そして岡山は無事サッカーに復帰できるのか!?
というところまで進んでいました。
358 :
キャプテン霧雨
◆2pV1gRdG.o
:2012/01/19(木) 23:49:07 ID:???
>>352
あれ、何かよく見えないですね
>>355
そうだ、もっと多くのスレ主に悲しみを与えるんだっ!w
>>356
ガチで夜襲してくる相手とは…!おにゃのこならば歓迎したが貴様らはしねいっ!
>>357
ヤッパリゲンゲツチャンハイノセントダナー
>>A だが構わん、なんとかなるさ!
魔理沙「まあなんとかなるさ!
それで、どうやって行こう…?」
A 山登りだっ!
B いやもう、そりゃ飛ばないと
現魔理沙ガッツ 1020/1020
*先に【2】票入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません
359 :
森崎名無しさん
:2012/01/19(木) 23:50:36 ID:joyv0K+U
A
360 :
森崎名無しさん
:2012/01/19(木) 23:56:45 ID:eBBnf4Nc
A
361 :
森崎名無しさん
:2012/01/20(金) 00:23:52 ID:???
>>358
いや待て幻月は5/53だぞ
6/53になったのがあるではないか
362 :
キャプテン霧雨
◆2pV1gRdG.o
:2012/01/20(金) 01:18:40 ID:???
>>361
さあてそんなものあったっけな……
>>A 山登りだっ!
魔理沙「私はまだ登り始めたばかりだからよ、この果てしない妖怪の山を…!」
結局、歩く以外の選択は魔理沙にはなかったのである。
普通の人間であれば避けるであろうその敷地に徒歩で踏み入る。
通常これは蛮勇…里の人間ならばその愚に嘲笑う行動…!
だが、魔理沙のその立場が味方した。即ち、守矢のチームの一員…!
つまり彼女に危害を加えることは守矢神社、二柱を敵に回すことに等しいのだ。
そして魔理沙自身異変を解決する存在として、弾幕強者として知られている。
魔理沙にとってはこの愚策、最上の安全策であったのだ…!
魔理沙「なんか下らない話をしてるうちに境内に着いたな…っと」
ふう、と軽く疲れからの溜息を吐く。
休み休み来たとはいえ、山登りである。疲れないはずがない。
ここ数日痛感しているが、飛べない不自由さが身に染みる。
魔理沙「もうすぐ治るし、くよくよしてる暇なんてないけどな!
さて、あいつは………」
気分を入れ替え、境内の中を見回し目的の人物…。
窓口的な岡山姉を探すが、どうも見つからない。
魔理沙「(ううん、タイミングが悪かったか?)」
早苗「……こんなところで何をしてるんですか?」
魔理沙「のわっ!?」
363 :
キャプテン霧雨
◆2pV1gRdG.o
:2012/01/20(金) 01:20:17 ID:???
どうしたものかと考え込み始めた矢先に、ぬっと顔を出してくる早苗。
何故ここにいるのかと怪訝そうに魔理沙の顔を見つめている。
早苗「怪我をして、療養していたと思っていたんですがね…。
一体今日はどうしたんですか?」
魔理沙「ああえっと、そのだな…(…夜になるまであまり時間はないな。手早く用事を済ませたいが…)」
A 早苗、ちょっと時間あるか?
B 神奈子と話したいんだが…
C ケロはいるか?
D カペロマンと話したいんだが
E サルバトーレはどこだ?
F あー、若林に取り次いでくれ
G 金木知らない?
H 岡山姉はどこ行ってるんだ?
I ところで岡山は…
J お参りに来ました!
K その他
現魔理沙ガッツ 1020/1020
*先に【2】票入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません
364 :
森崎名無しさん
:2012/01/20(金) 01:26:47 ID:KKi5Zm9k
未定age
365 :
森崎名無しさん
:2012/01/20(金) 01:32:00 ID:f/E8uhnw
C
366 :
森崎名無しさん
:2012/01/20(金) 05:19:05 ID:rQmy1VgI
C
367 :
キャプテン霧雨
◆2pV1gRdG.o
:2012/01/21(土) 01:02:16 ID:???
>>C ケロはいるか?
魔理沙「諏訪子と話したいんだが…いるか?」
早苗「諏訪子様ですか。境内のどこかに…ああ、そこにいますね。
それでは私は私で用事があるので」
魔理沙「ああ、んじゃあな」
別段急いでいるわけでもなさそうに歩いていく早苗を見送りつつ、境内で暇そうにしている諏訪子に話しかけることにする。
歩み寄ってくる気配に諏訪子は視線を向け、魔理沙がここにいることに目を見開く。
それもそうだろう。怪我人が何故こんなところをうろついているのだ。
諏訪子「ちょ、ちょっと魔理沙何やってんのさ!?」
魔理沙「いやー、ちょっと話すことがあって山登りを」
A 神奈子の様子について話す
B 最近のチームの様子について話す
C 諏訪子自身について話す
D チーム間の実力格差について話す
E お金について相談する
F 地底杯について話す
G その他
現魔理沙ガッツ 1020/1020
*先に【2】票入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません
368 :
森崎名無しさん
:2012/01/21(土) 01:13:58 ID:AzlYk/7k
A
369 :
森崎名無しさん
:2012/01/21(土) 01:18:01 ID:aUN7TaXo
A
370 :
森崎名無しさん
:2012/01/21(土) 01:25:04 ID:???
前回のダイヤ分岐は早苗になりましたね
調子に乗ってこのネタを続けてみるのぜ
ほかのスレ主に悲しみを与える役は別の人がやってくれるよたぶん
キャプテン霧雨さんが
夜襲2日目?→! card
と書き込んでください。カードで分岐します
各マーク0→????????
ダイヤ
4
以下→????????たち
ハート
3
以下→?????
スペード
3
以下→??
クラブA→ひゃっほーの集団
JOKER→???????????
それ以外→何も起きなかった
カードがダイヤ・ハート・スペードの時【おにゃのこならば歓迎(-1)】が発動します。
371 :
森崎名無しさん
:2012/01/21(土) 01:27:40 ID:???
OK兄弟、もう一度マモノを呼べばいいんだな?
夜襲2日目?→
ハートQ
372 :
キャプテン霧雨
◆2pV1gRdG.o
:2012/01/21(土) 01:28:41 ID:???
夜襲2日目?→
スペード2
OK。つまり…こういうことだな?
373 :
キャプテン霧雨
◆2pV1gRdG.o
:2012/01/21(土) 01:31:52 ID:???
自分の引きが怖いぜ…(ドヤ
374 :
キャプテン霧雨
◆2pV1gRdG.o
:2012/01/21(土) 01:39:43 ID:???
>>A 神奈子の様子について話す
魔理沙「いやさ、この前からの事があったからカナちゃんのことがちょっと心配になってだな。
どんな感じなのか聞いてみようかと思って…」
先着1名様で
神奈子の近況→! card
と書き込んでください。カードで分岐します
ダイヤ・ハート→見た目上は平静を取り戻しているらしい
スペード→今でも落ち込みモード
クラブ→諏訪子「人の心配の前に自分の心配!ほら、帰るよ!」 魔理沙「あれー」
ダイヤ絵札・JOKER→強くなるしかないと大会に向け特訓を始めた!
375 :
森崎名無しさん
:2012/01/21(土) 01:40:14 ID:???
神奈子の近況→
ダイヤJ
376 :
375
:2012/01/21(土) 01:41:21 ID:???
自分の引きが怖いぜ…(ドヤ
377 :
キャプテン霧雨
◆2pV1gRdG.o
:2012/01/21(土) 01:43:21 ID:???
>>376
君引き強いねえ
てな感じでどこかで特訓イベントが1回入りまーす
というところで今日はここまで。それではー
378 :
森崎名無しさん
:2012/01/21(土) 02:06:17 ID:???
乙でした!
>>371
ごめんなさい、今回は霧雨さん指定です。
>>372-373
果たしてその引きで良かったのかな?
夜襲2日目?→ スペード2+歓迎(-1)=1
>>スペード 3 以下→夢月
ここだ、ここで通報だ!
幻月さーん、夜中に妹さんを家に招き入れた人がいますよー
379 :
キャプテン霧雨
◆2pV1gRdG.o
:2012/01/21(土) 14:38:28 ID:???
>>378
なるほど…姉○妹丼ってわけですね!どんと来い!
神奈子の近況→ ダイヤJ
>>強くなるしかないと大会に向け特訓を始めた!
確かに神奈子は一度幻月の言葉に打ちのめされた。
だが、それは彼女の言に自信を揺るがされたからではなかった。
それを事実だと、すんなり認めてしまった自分の認識に打ちのめされたのだ。
キャプテンが誰であろうと、守矢という看板がある以上、神奈子が弱いままでいいわけがない。
だからこそ、今神奈子はその自らの内の評価を覆すべく努力をしていた。
諏訪子「……いい、魔理沙。神奈子だってちゃんと神様なんだ。
あんたが思うほどにあいつは脆くはないよ。
神奈子の心配をするぐらいなら、まず自分の心配!そんな状態じゃなくても神の心配なんて数百年は早いよ!」
魔理沙「え、い、いやでも…気になってだな…」
諏訪子「神奈子は立ち直った!ほら、これでいいでしょ、帰った帰った!」
魔理沙「え、ええっ!?(そんなバカな…あのカナちゃんがもう立ち直っただって…?そんなことあり得るのか…?)」
A 証拠がないと信じられないと食い下がる
B 素直に帰る
C むしろ泊めてもらう
D 駄々をこねる
E その他
現魔理沙ガッツ 1020/1020
*先に【2】票入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません
380 :
森崎名無しさん
:2012/01/21(土) 14:41:13 ID:/qqJA6Bc
B
381 :
森崎名無しさん
:2012/01/21(土) 14:42:26 ID:AzlYk/7k
B
382 :
キャプテン霧雨
◆2pV1gRdG.o
:2012/01/21(土) 14:53:41 ID:???
>>B 素直に帰る
魔理沙「(まあケロが嘘を言うとも思えないし…ここは素直に帰っておくか)」
来てすぐ帰ること…つまりまた山道を行くことに辟易する。
だが神奈子が何とか持ち直したと聞き、足取りは少しは軽い。
先着1名様で
お帰りだよ!→! card
と書き込んでください。カードで分岐します
ダイヤ→気付いたケロさんが送ってくれたよ
ハート→早苗さんが送ってくれたよ
スペード→歩いて帰ったよ
クラブ→イベント発生
クラブA・JOKER→イベント発生(クラブとは別です)
383 :
森崎名無しさん
:2012/01/21(土) 14:56:28 ID:???
お帰りだよ!→
クラブ6
384 :
森崎名無しさん
:2012/01/21(土) 14:58:59 ID:???
うぎゃあ。悪化しないといいんだが……
385 :
キャプテン霧雨
◆2pV1gRdG.o
:2012/01/21(土) 16:34:42 ID:???
>>384
悪化はしませんが、まあ世話遅れ確実になります
お帰りだよ!→ クラブ6
>>イベント発生
魔理沙「ふうう…。やっぱり下山もきっついな…。
こりゃあ帰りは深夜過ぎるかもしれない…が、とりあえず休まないとな」
妖怪の山を歩き下山の途中、石に座って休むことにする。
無茶をし怪我を悪化させてはどうしようもない。
この辺りはもう既に諦めの境地にあった。
そんなある意味いつも通りの休憩の時、いつも通りでないことが起きた。
ぽつ…ぽつ……
魔理沙「……え゛?」
空から落ちてくる冷たい滴が、鼻先を濡らす。
雨が降る様子はなかったのに、ここに来ての雨である。
魔理沙「山の天気は変わりやすいってレベルじゃねえぞ!ああ、引き返すにも行きすぎたし…。
帰るにも遠すぎる!どうすりゃいいんだよもう!!」
雨足は強くないが、今の魔理沙にとってその事実は何の慰めにもならない。
悪態をつきながら、自身と同じ天候の空を睨みつけ…。
魔理沙「……霧雨…?」
ふと、外界へ出る前の記憶が脳裏に蘇ってきた。
雨が降り続けた、ある異変の出来事が。
386 :
キャプテン霧雨
◆2pV1gRdG.o
:2012/01/21(土) 16:35:54 ID:???
「天にして大地を制し、地にして要を除き」
魔理沙「………!」
その魔理沙の思考に同調するようにして、歌うような声が響く。
誰の声かなど、聞くまでもない。
聞き慣れた声ではあったし、こんなことが出来る輩もそいつぐらいだった。
天子「人の緋色の心を映し出せ。……おひさー♪」
魔理沙「おひさー♪ じゃ、ねえよ!人をいきなり雨で濡らしやがって!
風邪とか引いたら賠償金払わせるぞこの野郎!」
天子「それはもしかして、身体で払えという…」
魔理沙「ちっげーよ!」
久しぶりだが相変わらずな天子に、魔理沙もいつも通りだった対応で返す。
魔理沙「……というか、私帰ってる途中なんだよ。
悪いがお前に付き合ってる暇はないというか…」
天子「怪我してるんだっけ。知ってるわよ。この天人様が知らないはずはなかった!
…ま、それはどうでもいいけど暇がなくても関係ないわね」
魔理沙「家で幽花たちが待っているんだ。んじゃ」
天子「連れないわね…けど、それってさ」
自分の今の状況を思い出し、挨拶もそこそこに帰ろうと背を向ける。
帰ろうと動きかけたその足は、天子の続けられた言葉にぴたりと止まらされた。
387 :
キャプテン霧雨
◆2pV1gRdG.o
:2012/01/21(土) 16:36:59 ID:???
天子「私の用事が、魔理沙の怪我に関する話だったとしても?」
――天界 天子の居宅
天子「この縄はこだわりにこだわった一品でね、ちょっと食い込むだけで…」
魔理沙「……どこが私の怪我に関係あるんだよ!さっきからずっとお前の趣味の話じゃないか!
その縄で縛ってやろうか!?」
天子「え、ほんと!?」
魔理沙「………う、嘘に決まってるだろ!そんな目をキラキラさせるんじゃないぜ!」
そういえば、こういった物言いが大好物な奴であった。
危ない危ないと、魔理沙は落ち着いて話を元に戻そうとする。
そう。家に帰るのを保留にしてまで天界に来たのは、天子の言葉が魔理沙の心を穿ったからだ。
魔理沙「……で?私の怪我の話ってなんだよ」
天子「まずはビジネスの話から、ね。いいわよ」
そういうと、天子は帽子を脱ぎ、それを目の前の机に置く。
魔理沙へ視線を戻した彼女は得意げに笑みを浮かべ、口を開いた。
天子「魔理沙、あなたも魔女の端くれなら仙果ぐらいわかるわよね?」
魔理沙「仙果…?ああ、桃の事だろ?
なんでも、仙人に力を与えるとかなんとか、有り難い効果があるって話じゃないか。
それがどうかしたのかよ?」
388 :
キャプテン霧雨
◆2pV1gRdG.o
:2012/01/21(土) 16:38:03 ID:???
天子「そ、まあ魔理沙が言った通りよ。
けど、他にはあまり知られていない効果がこの仙果にはあるのよ」
そう言ってテーブルの上の帽子、いや帽子の飾りの桃を差す。
どうやらこれが仙果らしい。
じっとそれを見つつ、天子の言葉の続きを待つ。
天子「この仙果は、食べるだけで体を鍛えることが出来るの」
魔理沙「鍛える?」
天子「そう。そのお蔭で私の体はとても頑丈になってるわけ。
だからちょっとやそっとのプレイじゃ全然耐えれるのよ」
魔理沙「…いや、お前の嗜好の話は今するなよ」
天子「ちぇ。……ま、勿体ぶって言うのも何だし簡潔にさせてもらうか。
つまりは、この仙果を食べ続けることで体の治癒能力を高めることが出来る。
ひいては、怪我をしない頑丈さを身につけられるってワケ」
魔理沙「なるほど。くれ」
説明を聞いた魔理沙の反応は早かった。
必死に怪我の早期治癒を考えていた魔理沙に、仙果は魅力的に過ぎた。
短絡的に欲求を口走ったとて誰が責められようか。
その魔理沙の様子に天子は計画通り!とニヤッと笑い。
天子「いいわよ。けど、条件があるわ」
魔理沙「じょ、条件…だと…?」
389 :
キャプテン霧雨
◆2pV1gRdG.o
:2012/01/21(土) 16:39:12 ID:???
思わず身構えてしまう魔理沙。
魅力的な案件ではあるのだが、それだけに何を要求されるかわからない。
天子「私を守矢に入れなさい」
魔理沙「……OH?」
天子「それで、怪我が治ったらしばらく私の特訓に付き合い続けること。
当然だけど、他の奴の練習よりも万事優先するのよ!」
魔理沙「え、えっと……」
どうにも答え辛いというか、即答しかねる問題だった。
天子の実力は知っているし、一緒に特訓するぐらいは問題ではない。
むしろやる気ある輩と歓迎したい。…普通ならば。
しかし、守矢に天子を放り込んだ結果どうなるのか?
全く予想がつかない。それがまず怖い。
それにぬえも怖い。天子と争い合う関係であるぬえが、天子に専心している魔理沙にどういった感情を持つか。
天子「これがダメなら、もう1つだけ」
魔理沙「そっちを聞こう」
天子「うん、こっちは楽な話ね。3日に1回天界に来て私を(M的な意味で)満足させなさい。
このどっちかを飲むなら、魔理沙の体が頑丈になるまで仙果をあげるわ」
魔理沙「………どうしてもどっちか?」
天子「どっちか」
魔理沙「…そっかー」
390 :
キャプテン霧雨
◆2pV1gRdG.o
:2012/01/21(土) 16:40:15 ID:???
頭を抱えたかった。
チームに入れるか、構い続けるか、どっちかを選べというのか。難題すぎる。
ここは一先ず保留ということにして帰るのはどうだろうか。
天子「あ、言っとくけれどここで決めてね」
魔理沙「な、なんだと……」
天子「強引に突破してみる?
今の怪我をした状態で私を相手取って?それで一人で歩いて天界から戻るの?」
魔理沙「う、ぬぐうううう……」
歩いて帰れたら苦労はしない。
天界は文字通り空の上にあるのだ。
来た時は天子が引っ張ってくれたが、帰りはどうしようもない。
天子「さ、決断の時間よ。
魔理沙はどっちを選ぶ?」
魔理沙「わ、私は……」
A 天子加入ルートを選ぶ!
B 天界通いルートを選ぶ!
C 仙果なんていらねえ!!
D その他
*先に【4】票入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません
391 :
森崎名無しさん
:2012/01/21(土) 16:45:36 ID:i1SgfybI
C
選手としては確かに優秀なんだけど、これ以上めんどくさいのを入れる気にはならんなあ。
392 :
森崎名無しさん
:2012/01/21(土) 16:47:02 ID:/qqJA6Bc
B
393 :
森崎名無しさん
:2012/01/21(土) 16:49:12 ID:???
Bだとチームに加入しないんですかね?
394 :
キャプテン霧雨
◆2pV1gRdG.o
:2012/01/21(土) 16:50:31 ID:???
>>393
Bは加入なしです。DでA&Bというのも選択できますが
395 :
森崎名無しさん
:2012/01/21(土) 17:14:49 ID:NE22nwso
B
396 :
森崎名無しさん
:2012/01/21(土) 17:31:50 ID:ORPOJSEg
C
397 :
森崎名無しさん
:2012/01/21(土) 17:50:54 ID:sNvzpc++
C
398 :
森崎名無しさん
:2012/01/21(土) 17:54:05 ID:AzlYk/7k
C
399 :
私の巫女様
◆Miko/icOEk
:2012/01/21(土) 17:55:47 ID:???
さらば天子ちゃん
君の事はきらいじゃないわ!
400 :
森崎名無しさん
:2012/01/21(土) 20:35:29 ID:???
ところで天子ちゃん仙果盗まれていたりしない?
S2人に対してどんと来い!なんて言った人がいるからさ
401 :
キャプテン霧雨
◆2pV1gRdG.o
:2012/01/21(土) 21:19:41 ID:???
>>399
味方としての天子はあり得ますが守矢での共闘はないですねーw
>>400
ははは、そんな無茶をするような奴がいるとは驚きですねw
>>C 仙果なんていらねえ!!
魔理沙「(ぐっ……魅力的だ、その果実は…!試合に遅れそうになった私には迸るほどにっ…!
だが、もう治りかけ…数日の内に私は完治する!だから、だから……)
仙果なんていらねええええええええ!!!!」
天子「……ふうん?」
魔理沙の言に、打って変わって落ち着いた様子の天子。
彼女はどこかこの事態を予想していたとも見える表情を浮かべていた。
天子「多分きっと後悔するわよ。怪我なんてサッカーしてればついて回る問題だし。
それより何より、この最強の天人様が敵に回るんだから」
魔理沙「そうかもしれない…」
例え魔理沙がそのプレイを変えたとて、やはりラフプレイヤーはいるのだ。
そういった選手たちから怪我をさせられることもあるだろう。
しかし、それでも魔理沙は仙果の誘惑を跳ねのけた。
魔理沙「でも私は通い妻的なアクションしたくないし、うちのチームはもう満杯なんだよ!」
天子「そ。まあ断るってならいいわよ。でも、一度断った以上は」
魔理沙「ああ、くれなんて頼みはしないさ。そのくらいの意地は私にだってある」
天子「わかってるじゃない。そういうことよ。
(……これでこっちの芽が消えたとなると、やっぱ死ぬほど気に食わないけどあいつに期待しておくしかないわね)」
402 :
キャプテン霧雨
◆2pV1gRdG.o
:2012/01/21(土) 21:21:41 ID:???
魔理沙「(何か珍しく思案顔だな……どこのチームに入るか考えてるのか?)」
天子「……ま、別に魔理沙がSで私がMって事実は変わってないし。
時たま天界に遊びに来てよね。ここって暇なのよ」
魔理沙「そうだな…。まあ私でもごめんだと思うぜ」
欲が捨てきれない人間にとって退屈極まりない場所。
そここそが天界であった。
A 天子と話してみる
B 天子をしばいてみる
C 用事はないし帰る
D その他
現魔理沙ガッツ 1020/1020
*先に【2】票入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません
403 :
森崎名無しさん
:2012/01/21(土) 21:23:15 ID:/qqJA6Bc
C
404 :
森崎名無しさん
:2012/01/21(土) 21:23:37 ID:2F7I6kzw
C
間に合わないにしてもさっさと帰っとこう
405 :
キャプテン霧雨
◆2pV1gRdG.o
:2012/01/21(土) 21:27:22 ID:???
>>C 間に合わないけど帰る
魔理沙「それじゃあ話は終わったし帰りたいんだけど…」
天子「ん?」
先着1名様で
帰れない魔理沙→! card
と書き込んでください。カードで分岐します
ダイヤ→天子「りょーかい」
ハート→天子「え?もう?」
スペード→天子「OKOK」
クラブ→天子「今日はお泊り、これは既に確定事項よ!」
JOKER→天界では時間はゆっくり過ぎるとかそれなんて精神と時の(ry
406 :
森崎名無しさん
:2012/01/21(土) 21:28:17 ID:???
帰れない魔理沙→
クラブ7
407 :
森崎名無しさん
:2012/01/21(土) 21:31:08 ID:???
>>402
夜襲の話題のせいで
B 天子をよばいしてみる
に見えた件について
408 :
森崎名無しさん
:2012/01/21(土) 21:32:35 ID:???
ぬえさんこれを知ったらそろそろガチで消しにかかって来そうな気がしてきたぜw
409 :
森崎名無しさん
:2012/01/21(土) 21:41:41 ID:???
こんなこともあろうかと電話を用意しておいたのだー
……って単独じゃ使えねェェェェ
410 :
キャプテン霧雨
◆2pV1gRdG.o
:2012/01/21(土) 22:09:46 ID:???
>>407
天子「夜這いされる?ナイスな展開じゃない!」 魔理沙「いやいやいや」
>>408
ガチで勝負したら…まあぬえは圧倒的に不利ですねw
>>409
ついでに電話線も電波塔もございませんw
帰れない魔理沙→ クラブ7
>>天子「今日はお泊り、これは既に確定事項よ!」
帰ろうと立ち上がった魔理沙。
しかし、天子はやれやれと溜息を吐き自分の帽子の桃を取って食べ始める。
天子「もしゃもしゃ」
魔理沙「……おい」
天子「何言ってんのよ、夜なんて妖怪出るじゃない」
魔理沙「ちょっと何を言ってるのかわからないな?」
天子「この穢れなく美しく無垢な天子様に夜に出る雑多な妖怪の相手をしろと?」
魔理沙「(……薄い本が出るな)
……いや別に、そんなことは一言も言ってないが。そもそも、妖怪が出ると決まったわけじゃ」
天子「妖怪の山通るとなれば出てくるに決まってるじゃない、多分。
だから帰りは朝ね。はい、決定」
魔理沙「え、朝ってそれはひょっとして…」
何か魔理沙にとって絶望的なことになろうとしている。
恐る恐る、怯えつつ声を発する魔理沙に、天子は絶壁を前に突き出し言い放った。
411 :
森崎名無しさん
:2012/01/21(土) 22:10:13 ID:???
不幸な奴だなぁ。
412 :
キャプテン霧雨
◆2pV1gRdG.o
:2012/01/21(土) 22:10:47 ID:???
天子「そう、お泊りよ!」
やはりというかなんというか。
ここまで言われて予想しない方がおかしい。
魔理沙は静かに目を瞑った。
確かに……悪化を恐れずに飛ぶという選択肢はないでもない。
…だが、天子が止めに入ったら?
先ほど天子が言ったように妖怪が現れたら?
その場合に悪化の可能性は飛躍的に高まるだろう。そうなったら土下座を繰り返し仙果の世話になりかねない。
魔理沙「送り届けてはくれませんかねえ?」
天子「お泊り」
魔理沙「(……ダメだ、こいつの意見を翻させるにはあれやこれするしかないが…。
そんなことやってる時間ないし、第一空飛ぶこいつがへばっちゃどうしようもない)」
状況は詰んでいる。
魔理沙に選べるのはバッドかワーストだけであった。
魔理沙「……朝には帰らせてくれるんだよな?」
天子「もちろん、病院に送り届けてあげるわよ。あのクソ洗濯板のとこでしょ?」
魔理沙「いや違う。人里の病院だ。まあ送り届けてもらえるならいいか…」
そして洗濯板はお前もだろ、と突っ込みたかったがブーメランになるのでやめておいた。
豊満な胸はやはり魔理沙にとっては仇敵であった。
413 :
キャプテン霧雨
◆2pV1gRdG.o
:2012/01/21(土) 22:11:52 ID:???
天子「そういうわけで、ありがたくももう一度行動を選択させてあげるわ!
ひれ伏して感謝することね!」
A 天子と話す
B 天子をしばく
C 天子を見つめる
D 天子をしばる
E その他
現魔理沙ガッツ 1020/1020
*先に【2】票入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません
414 :
森崎名無しさん
:2012/01/21(土) 22:14:39 ID:AzlYk/7k
C
415 :
森崎名無しさん
:2012/01/21(土) 22:21:14 ID:8L2W2Jrs
E天子を自爆
416 :
森崎名無しさん
:2012/01/21(土) 22:22:54 ID:???
E 天子と
アルバイト
417 :
森崎名無しさん
:2012/01/21(土) 22:24:24 ID:i1SgfybI
E 衣玖さーん! 助けてくれー! と叫ぶ
418 :
森崎名無しさん
:2012/01/21(土) 22:25:25 ID:6Yhdd9A6
E天子を自爆(させるだよね?)
死ぬほど痛いぞ
419 :
キャプテン霧雨
◆2pV1gRdG.o
:2012/01/21(土) 22:29:01 ID:???
>>E 天子を自爆
魔理沙「天子、自爆だ!」
天子「え?うんまあいいけど…それじゃあ行くわよ!」
魔理沙「え、ちょ、ちょっと待て!まだ私がここに…」
天子「んああああああああああああああああああああっ!!!!!」
ガシッ!ボカーン! 私は死んだ じばく(笑)
※霊体になってゲームを続行できますがどうしますか?
A 前の選択に戻る
B 霊になって続行 ※要4票
*先に【2】票入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません
420 :
森崎名無しさん
:2012/01/21(土) 22:29:49 ID:qnz256Lc
A
ちょwww
421 :
森崎名無しさん
:2012/01/21(土) 22:29:58 ID:2F7I6kzw
A
422 :
森崎名無しさん
:2012/01/21(土) 22:30:51 ID:8L2W2Jrs
正直すまんかった
A
423 :
森崎名無しさん
:2012/01/21(土) 22:40:03 ID:???
>>422
たまにはこういうのもいいものだ
424 :
キャプテン霧雨
◆2pV1gRdG.o
:2012/01/21(土) 22:41:20 ID:???
>>422
例の学園ではこの殺し方ができなかったのでちょうどよかったと思いますw
>>A 前の選択に戻る
魔理沙「なんか死ぬ夢を今一瞬見てた気がする……」
天子「怪我したからって弱気になりすぎじゃない?」
魔理沙「そうなのか…意外と心弱ってるのかな私」
A 天子と話す
B 天子をしばく
C 天子を見つめる
D 天子をしばる
現魔理沙ガッツ 1020/1020
*先に【2】票入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません
425 :
森崎名無しさん
:2012/01/21(土) 22:44:12 ID:8L2W2Jrs
D
ふつーに縛るか…巨乳になるかもしれんし…
426 :
森崎名無しさん
:2012/01/21(土) 22:44:48 ID:2F7I6kzw
D
427 :
キャプテン霧雨
◆2pV1gRdG.o
:2012/01/21(土) 22:48:30 ID:???
>>D 天子をしばる
魔理沙「とりあえず縛っておくか…」
夜襲われる可能性がないとは言えない。
ここは安全を期して天子をしっかりと縛っておくべきだろう。
天子も縛られることによって喜ぶのだから、実に素晴らしきwin-winの関係である。
魔理沙「さて、どう縛ろうか」
A 裸の状態で縛る
B 服の上から縛る
C 別のコスチュームに着替えさせてから縛る ※天子に着せたいコスチュームもどうぞ
D 精神的に束縛する
現魔理沙ガッツ 1020/1020
*先に【2】票入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません
428 :
森崎名無しさん
:2012/01/21(土) 22:49:34 ID:???
そういえば例の学園にはその他がなかったな
つまり以前作った桃太郎のように
ノベルゲームとして作ることも可能なわけだな
429 :
森崎名無しさん
:2012/01/21(土) 22:49:48 ID:Pgs211P2
A
430 :
森崎名無しさん
:2012/01/21(土) 22:50:38 ID:2F7I6kzw
B
裸はねえよw
431 :
森崎名無しさん
:2012/01/21(土) 22:50:59 ID:ORPOJSEg
A
432 :
森崎名無しさん
:2012/01/21(土) 22:51:09 ID:8L2W2Jrs
C
金髪ナイト服
433 :
森崎名無しさん
:2012/01/21(土) 22:52:20 ID:???
>>432
おぃィ?
434 :
キャプテン霧雨
◆2pV1gRdG.o
:2012/01/21(土) 23:29:27 ID:???
>>429
まあそうですね。作る根気があれば作れると思いますw
>>433
さすが
>>432
は格が違った!
夜のテンションで一気に書きたかった…!
しかし眠気がすごいので今日はここまでです。
それではまた明日〜
435 :
森崎名無しさん
:2012/01/21(土) 23:42:14 ID:???
乙でした!
436 :
森崎名無しさん
:2012/01/22(日) 19:33:38 ID:???
眠気がすごい?
幻月夢月と何をしていたかkwsk
437 :
森崎名無しさん
:2012/01/22(日) 21:45:05 ID:???
弾道がw
438 :
キャプテン霧雨
◆2pV1gRdG.o
:2012/01/23(月) 00:25:47 ID:???
>>436
ハハハ、それはちょっと……
>>A 裸の状態で縛る
魔理沙「(やっぱり縛る時は裸に剥かないとダメだよな)」
服の上からではダメだ。
服が傷むのもあるし、なんというか肌に縄が食い込むあの艶めかしい光景がない。
魔理沙は未だ桃をかじっている天子の傍に静かに近づく。
魔理沙「天子」
天子「ん?どうかした?寝るにはまだ早い時間だけど…」
魔理沙「脱げ。縛ってやる」
にこっと笑い、それがさも当然であるかのように言い放つ。
さすがの天子もその頼み事は予想外であったのか、顔をさっと朱に染める。
が、それも一瞬。命令される喜びと縛られる期待感に瞳を蕩けさせる。
天子「しょ、しょうがないわね…」
逡巡の時間など皆無。
するすると、天子は身に纏っていたその服を脱ぎ始める。
魔理沙「…ふむ」
相変わらずまったいらで、起伏の少ない裸身。
しかしその肌のきめ細かさ、艶やかさは仙果で頑丈になっているとは思えないほどだ。
これはこれで一つ芸術なのではないかと、意味もないことをふと思ってしまう。
439 :
キャプテン霧雨
◆2pV1gRdG.o
:2012/01/23(月) 00:26:54 ID:???
魔理沙「(これを今から縛るわけだよな。……ちょっと興奮するかもしれない)」
その芸術品をこれから貶めようとするその行為。
ぞっとするほどに背徳的で言葉に出来ない冒涜感がある。
思わず唾を飲みつつ、魔理沙は縄を手に持ったまま天子へその手を伸ばす。
天子「そ、その………痛くしてね…?」
魔理沙「普通逆のこと頼まないか?……まあ、お前なら普通と納得するがな。
それじゃあその白い肌に赤い縄の痕を残してやるとするかな…フフフ」
少女緊縛中……
天子「☆☆☆」
魔理沙「やり遂げた………」
所謂逆海老の形に縛られた天子。
それをやり遂げた魔理沙の胸に大きな達成感が生まれる。
この時折痙攣している芸術を生み出したのは自分なのだ、と思うと少し誇らしかったりもする。
魔理沙「よし、寝るか!」
天子「え、えっ!?これから目くるめく宴が…」
魔理沙「するわけないだろ。で、布団はどこに転がってるんだ?」
440 :
キャプテン霧雨
◆2pV1gRdG.o
:2012/01/23(月) 00:28:02 ID:???
天子「ぷいっ」
魔理沙「………ほほう」
ここで素直に答える天子ではない。
そっぽを向き、布団なんか知ったこっちゃないぜという態度を取る。
しかし魔理沙は不機嫌な様子も見せず、むしろ楽しげな笑みを浮かべる。
魔理沙「そうか……残念だなあ、今日は天子の隣で寝ようと思ったのに」
天子「!?」
面白いように反応する天子に気をよくし、言葉を続ける。
もはや魔理沙の頭に当初の目的は残っていなかった。
天子「(そんな……緊縛された状態で、何もできない状態で魔理沙が隣で寝る…!?
酷い……酷いっ…!なんという生殺しなの…! 最高じゃない!!)
布団はそこの押入れに入ってるわ!そろそろ私も寝ようと思ってたのよね!」
魔理沙「その格好でか?
まー寝るなら寝るでいいけどな。お前の布団は出す気はないが」
天子「い、イイ……それ最高…♪」
魔理沙「そうかそうか、喜んでくれてるようで何よりだぜ」
ピクピク震える天子を横目に見つつ、さっさと自分の分だけ布団を敷いてしまう。
天子の分は言葉通りない。もちろん天子は縛られており自分で敷けるわけがない。
441 :
キャプテン霧雨
◆2pV1gRdG.o
:2012/01/23(月) 00:29:03 ID:???
天子「自分の家なのにこの仕打ちっ…!もう本当に最悪っ♪」
魔理沙「お前言ってる言葉の語尾がおかしいし、表情が合ってないからな?
ある意味合ってると言えば合ってるが…ふああ」
山登りで疲れていたらしく、布団に入るとすぐに眠気が襲い掛かってくる。
天子もあの状態では生殺しに興奮する以外は出来ないだろう。
魔理沙は荒く息を吐く音を聞きながらゆっくりと目を瞑るのであった。
魔理沙「(……ってあれ?何か忘れてるような…)」
先着1名様で
怪我の治療に出かけた恋人が帰って来ないんだが…→! card
と書き込んでください。カードで分岐します
Q・K→1日ぐらい大丈夫だと自分に言い聞かせるぬえちゃんでした
9〜J→心配になり探すも見つからず帰ってふて寝するぬえちゃんでした
4〜8→心配になり夜中探し回るぬえちゃんでした
A〜3→4〜8+イベント発生
クラブA・JOKER→天界に殴り込みだァ!!
※天子の感情度が上限突破しました 天子の感情度がぐーんと上がりました
442 :
森崎名無しさん
:2012/01/23(月) 00:29:40 ID:???
怪我の治療に出かけた恋人が帰って来ないんだが…→
ダイヤ5
443 :
森崎名無しさん
:2012/01/23(月) 00:40:58 ID:???
あああ捨てられた子犬のシーンでかかるようなBGMが
444 :
キャプテン霧雨
◆2pV1gRdG.o
:2012/01/23(月) 02:09:45 ID:???
怪我の治療に出かけた恋人が帰って来ないんだが…→ ダイヤ5
>>心配になり夜中探し回るぬえちゃんでした
縛って満足して寝てしまった魔理沙が忘れていたこと。
それは家に残っているぬえのことだった。
で、そのぬえは夜の間何をしていたかというと……。
マミゾウ「いや、儂は見ておらんのう。1日ぐらい心配することはないと思うんじゃがな」
ぬえ「でも、いつもは夜までに帰って来るし…それに師匠、今は怪我してて……」
朝から帰って来ない魔理沙を探すべく友人に声をかけていた。
探さずして寝るなどということは到底ぬえにはできなかった。
相談を受けていたマミゾウは、ぬえの話にわざとらしく重々しく頷く。
マミゾウ「どこぞで行き倒れている可能性もなくもないと。ふうむ、それはちと心配じゃな」
ぬえ「うん…それで、ここに来るまで探してみたけど見つからなくて」
マミゾウ「家の付近にはおらず、か。嫁の飯がマズいと家出をしたのかもしれんのう。
……ん?どうした、顔を青くして。ゲロマズな料理でも作ったのか?」
ぬえ「そうじゃないけど、朝に…」
残り少ない高級食材を勝手に使ったことに腹を立てて家を出たのではないか。
ふと、そんな想像が湧いてきてしまっていた。
マミゾウ「…天邪鬼の見本のようなお前さんがまあよくぞそこまで反省するもんじゃ」
ぬえ「だって…!」
445 :
キャプテン霧雨
◆2pV1gRdG.o
:2012/01/23(月) 02:10:50 ID:???
マミゾウ「…わかっておるさ。それ以上は言わずともいい。
で、船長に声は掛けないつもりなのかのう?」
ぬえ「うん。明日になっても帰って来なかったら頼むつもりだけど…」
マミゾウ「今日のところは儂とお前さんだけで、か。
ふうむ、まあ他の女子のところに通っているだけであれば、大事になったらあちらさんが困るであろうからのう」
ぬえ「通うわけあるか!いい加減に色ボケから脱しろ!」
マミゾウ「では男の方か。てっきりそっちの人ではないかと思ったんじゃが…」
ぬえ「……」
マミゾウ「……ジョークじゃジョーク。そんな怖い顔で睨みつけてくれるな」
どうも話題を軽くしようとしたが失敗したらしい。
マミゾウは心配性な友人に苦笑しつつ、とりあえず自分の中で当たりをつけてみる。
マミゾウ「(あの巫女が一番可能性が高そうじゃな。かの神社に出かけてみるとするかのう)
で、どこを探してみるつもりなのじゃ?」
ぬえ「とりあえず里から回ってみようと思うんだけど」
マミゾウ「なるほど、まあいい判断じゃろう。儂はお主の家の近くやらを探してみることにする。
見落としがないとも限らんからのう」
ぬえ「……ごめん。それと、よろしく」
マミゾウ「なあに、わざわざこの郷まで来たんじゃ。
これぐらいの人探し程度は軽い軽い。それじゃ、こんなに愛されてる果報者を探すとするかのう」
446 :
キャプテン霧雨
◆2pV1gRdG.o
:2012/01/23(月) 02:11:50 ID:???
そしてその夜、2人は探し回ったが……。
当然、天界という選択肢が上ることはなく、周囲の捜索に終始するのであった。
魔理沙が見つからなかったことは言うまでもない。
ぬえ「どこにいるんだろう……」
マミゾウ「里にいないとなると、妖怪の区分じゃろうなあ。
いやはや、モテる恋人を持つと辛いもんじゃ」
ぬえ「やっぱり、怒って誰かに泊めてもらってるのかも…?」
マミゾウ「その可能性は0ではないじゃろうが……。
まあその時はその食材を買って詫びればいい話じゃろう。
大体、それぐらいで出ていく相手は正直どうかと儂は思うが」
ぬえ「………」
マミゾウ「まあ、その辺りも人それぞれじゃからな。
……さ、帰ってとりあえず寝ておけ。起きたらひょっこり帰ってきてるかもしれんぞ?」
ぬえ「でも…」
マミゾウ「なんじゃ?寂しくて寝れないのならこのマミゾウさんが添い寝してやろうか?」
ぬえ「いらない。……わかったわよ。とりあえず帰って休んでおく」
マミゾウ「(その様子じゃ、寝れるとは思えんが。……ま、明日になれば多分帰って来るじゃろうし大きな問題はなかろう)」
………
447 :
キャプテン霧雨
◆2pV1gRdG.o
:2012/01/23(月) 02:12:51 ID:???
32日に続く、というところで今日はここまで。
それではまた明日お会いしましょう。
ではでは。
448 :
キャプテン霧雨
◆2pV1gRdG.o
:2012/01/23(月) 23:17:01 ID:???
――幻想郷 31日目 天界
魔理沙「こ、洪水が来るっ!!?」
ここしばらく見ていなかった気がする悪夢によって魔理沙は飛び起きた。
悪夢の洪水から逃げたが、水関係の夢と考えてハッとする。
まさか下に洪水が発生してはいないだろうか。
恐る恐る覗いてみるが…粗相の跡は見受けられない。
魔理沙「うん…あれ?でも服の裾が何かべちゃってするな…。
腕汗だけが物凄いことになってたのか…?…ってうお!?」
天子「うへへぇ…」
だらー、と口元からだらしなく垂れる涎。
服の裾を濡らした水源はどうやら隣で寝ていたこやつであったらしい。
飛び起きた原因の悪夢もこれが理由であろう。
魔理沙「(ぬう………そう考えるとあんまり気分宜しくないな。ま、とりあえず朝の行動は…)」
A 天子を起こして食事でもする
B 天子を起こさず放置プレイに勤しむ
C 天子に今日の天候を変えてもらう
D 天子の家から下着を拝借する
E その他
現魔理沙ガッツ 1020/1020
*先に【2】票入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません
449 :
森崎名無しさん
:2012/01/23(月) 23:18:32 ID:sT7XDVzc
A
慌ててもどうしようもなさそうだし
450 :
森崎名無しさん
:2012/01/23(月) 23:18:42 ID:1Lzo2uxw
D
451 :
森崎名無しさん
:2012/01/23(月) 23:20:29 ID:1Lzo2uxw
慌ててもどうしようもなさそうだし
452 :
森崎名無しさん
:2012/01/23(月) 23:23:49 ID:hCmO3aRY
A
453 :
キャプテン霧雨
◆2pV1gRdG.o
:2012/01/23(月) 23:52:00 ID:???
>>A 天子を起こして食事でもする
魔理沙「(どっちみち一人じゃここから出られんし、焦っても仕方ない。
天子の下着を拝借…じゃなくて、起こして飯でも食べよう)」
そう決めるととりあえず涎にまみれた服を脱ぎ着替える。
しかる後に未だ夢の中にいる天子を蹴り起こす。
天子「あうっ♪」
魔理沙「………起こし方の選択を激しくミスった気がする…」
天子「爽やかな朝から何げんなりしてるわけ?運気を落とすわよ?」
魔理沙「縛られたまま爽やかとか言うなよ。
飯作るのに邪魔だろ、それ。大人しくしてろ。今外してやるから」
天子「あっ、いや!ちょっとだめえ!!」
魔理沙「なんでだ!なんでそこで暴れるんだそこで!!」
天子「いやあああ!!」
そんな一悶着もあり、結局服の下から上半身にだけ縛りをするということになった。
朝から一苦労である。色々な意味で。
ご機嫌そうな天子とは対照的に魔理沙は朝からげっそりである。
まあ何だかんだで天子を縛ることに楽しみを感じている魔理沙もいるわけなのであるが。
454 :
キャプテン霧雨
◆2pV1gRdG.o
:2012/01/23(月) 23:53:03 ID:???
天子「お待たせ!桃しかないけどいいわよね?」
魔理沙「いいわけあるか。もし桃オンリーだったら作り直させるからな」
天子「冗談よ冗談。さあ、私の用意した天上の美食に唸るといいわ!」
先着1名様で
魔理沙「そういえば天子の料理って…」→! card
と書き込んでください。カードで分岐します
ダイヤ・ハート→ネオ高級食材を無難に調理していた。このセレブめ!
スペード・クラブ→常人にはゲロマズ料理がそこにはあった
JOKER→天子「この私が弱点をそのままにしているとでも思った?」
455 :
森崎名無しさん
:2012/01/23(月) 23:54:23 ID:???
魔理沙「そういえば天子の料理って…」→
クラブ10
456 :
キャプテン霧雨
◆2pV1gRdG.o
:2012/01/24(火) 00:19:48 ID:???
魔理沙「そういえば天子の料理って…」→ クラブ10
>>常人にはゲロマズ料理がそこにはあった
魔理沙「(そうそう、見た目はよろしくないが結構美味しいんだよな)」
既に味覚の一部が破壊されてしまっている魔理沙。
彼女にとっては美味しい料理なのだが、常人にとってはゲロマズとしか言えない。
かくいう魔理沙とて、最初に食べた時はその味に絶句したのだから。
天子「えへへ、愛情いっぱいこめて作ったわ!光栄に思いながら食べてよね!」
魔理沙「はいはい…っと。おお!?前より美味くなってるじゃないか!」
天子「やっぱり!?ふふ、練習した甲斐あったわね!」
そして、魔理沙の味覚が異常発達してからというもの…。
天子はその料理の癖を矯正することなく、むしろ悪化の一途を辿っていた。
今の天子の料理は常人ならば失神するレベルの味になっていた。
しかし魔理沙はむしろ美味しそうに食事を続けている。見ているだけでSAN値が下がりそうな光景であった。
魔理沙「しかし、この作り手によって味が変わる食材ってどこで買えるんだ?
人里の店を全部見て回ったが、そんなの置いてなかったぞ?」
天子「1回料理の練習をすれば道具屋に並ぶわよ。
優しいこの天人様がコマンドを追加してあげたから喜ぶことね!」
魔理沙「(以降、料理の練習が家で出来るようになったぜ。
けどまあ、普通の食材を買う方が手間はかからないだろうな。大した値でもないし)」
457 :
キャプテン霧雨
◆2pV1gRdG.o
:2012/01/24(火) 00:21:35 ID:???
そんな話をしつつ、怪奇な食事を続ける2人。
魔理沙の味覚もそうだが、天子も大概である。
魔理沙「(何か天子に対して行動してみようか?)」
A 天子と何か話そう
B 食事を満喫する!
C 天子を軽く弄る
D いちゃいちゃしてみる?
E その他
現魔理沙ガッツ 1020/1020
*先に【2】票入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません
458 :
森崎名無しさん
:2012/01/24(火) 00:21:58 ID:o9hhTYgY
B
364KB
掲示板に戻る
全部
前100
次100
最新50
0ch BBS 2007-01-24