【絶賛】キャプテン霧雨85【雌伏中】

キャプテン森崎　Ｖｏｌ．　ＩＩ　～Ｓｕｐｅｒ　Ｍｏｒｉｓａｋｉ！～
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1 ：キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o ：2012/01/06(金) 23:55:23 ID:???: キャプテン森崎のスピンアウト作品で、魔理沙が日々を過ごしたり幻想郷の頂点を目指す物語です。
変態がストライクフリーダム級に大暴れなので、不快感を感じる恐れがあるので閲覧にはご注意を。
基本は本編と同様に、ロムしていただいている人に、カードを引いてもらったり、選択肢を選んでもらって進んでいきます。
そんなこんなで新年あけましておめでとうございます。リア充は爆発しろ。
雑談や質問、意見はどんどんどうぞ。参加者の一言が新たな選択肢を生むかもしれません。
ここ間違ってるぜ！という突っ込みも大歓迎。そんな世話焼きな君が好き。
【CAUTION!!】色々とキャラブレイクがすさまじい…というか誰コイツなので、閲覧は自己責任でお願いします。
また捏造設定やら、このスレでのみ通用する様々なものがあります。その点もご留意ください。
キャラブレイクは激ヤバです。なんか元が誰だかわからないっていうかそんな感じかもしれません。

☆前スレの特別編あらすじ
魔理沙「私に似た名前の奴がクリスマスにかこつけて大量殺害された気がする」
はたて「新年からA引いたけど一応パワーアップ！」

☆前スレのあらすじ
幻月加入騒動で試合の事がバレてしまったカペロマン。
彼は魔理沙に対して不機嫌な様子を見せるが、事情が事情と怒りを和らげるのだった。
そんなこんなでカペロマンの治療も完了し、魔理沙は地底杯へ挑むことを決める。ちなみに魔理沙はまだ治っていない。
パチュリーにアレなことをされたり、神子がガチで人妻だったことを知ったり、
命蓮寺の外来人について知ったりとリハビリ期間をしていたが…。
見舞いに来た紫から今後の大会、いよいよ敵として現れる紅魔館、そして霊夢に再び身を引き締める。
でも結局練習できない魔理沙は神社で岡山姉と話し、岡山を復活させようとするのであった。
果たして地底杯の結果は、そして岡山は無事サッカーに復帰できるのか！？

というところまで進んでいました。
561 ：森崎名無しさん：2012/01/27(金) 18:28:12 ID:nVwnCGuY: I
562 ：森崎名無しさん：2012/01/27(金) 18:34:06 ID:HB0P3QSI: I
563 ：キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o ：2012/01/27(金) 18:51:49 ID:???: >>I　お風呂だ！

魔理沙「風呂が私を呼んでいる…！」

A　行動回数を1消費
B　行動回数を2消費

現魔理沙ガッツ　1020/1020　
＊先に【２】票入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません
564 ：森崎名無しさん：2012/01/27(金) 18:52:22 ID:nVwnCGuY: B
もうやることないよね？
565 ：森崎名無しさん：2012/01/27(金) 18:53:03 ID:2DOhUGEg: Ｂ
相手のデータもないからね。
566 ：キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o ：2012/01/27(金) 19:04:53 ID:???: >>B　行動回数を2消費

魔理沙「寝るまでまったりお風呂に入るとしよう。
　　　　　　昨日は色々あって疲れたしな！」

A　一人で入りますがな
B　ぬえちゃん、お風呂いかが？

現魔理沙ガッツ　1020/1020　
＊先に【２】票入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません
567 ：森崎名無しさん：2012/01/27(金) 19:08:04 ID:nVwnCGuY: B
568 ：森崎名無しさん：2012/01/27(金) 19:18:02 ID:0c4eCLHw: Ｂ
569 ：キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o ：2012/01/27(金) 20:40:16 ID:???: >>B　ぬえちゃん、お風呂いかが？

魔理沙「（まあここは心機一転リフレッシュですよねぐへへ）」

周囲の変態に押されがちだが我らが魔理沙も立派な変態である。
長風呂という状況、ぬえを誘わないはずがない。
表面上は真面目な表情をし…。

魔理沙「昨日のお詫びもかねて、今日は一緒にお風呂入ろう！
　　　　　時間はたくさんあるしゆっくり入ろうぜ！」

ぬえ「う…うん、わかった。ちょっとお風呂の準備してくるね」

魔理沙「（かわゆい奴よのう……さて、このお風呂を私はどう過ごす？）」

A　風呂は風呂だ。普通に過ごすよ
B　要所要所隙を狙いいちゃつく！
C　風呂の中でお話でもしようぜベイビー！
D　準備してくると言ってぬえをしばらく全裸待機させる
E　その他　お風呂で出来ることをどうぞ

現魔理沙ガッツ　1020/1020　
＊先に【２】票入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません
570 ：森崎名無しさん：2012/01/27(金) 20:50:02 ID:2DOhUGEg: Ａ
571 ：森崎名無しさん：2012/01/27(金) 21:03:05 ID:gKHomZTg: A
572 ：キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o ：2012/01/27(金) 21:06:18 ID:???: >>A　風呂は風呂だ。普通に過ごすよ

魔理沙「（……明日は試合もあるんだし、自重自重。
　　　　　　なあに、花の楽しみ方は手折るだけじゃないさ）」

少女入浴中……

魔理沙「美少女の脱衣シーンとかモロモロがカットされたよ！」

ぬえ「？」

魔理沙「い、いや…ぬえに身体洗ってもらったりしたが…納得いかない！」

A　でも仕方ない、寝る！　【はっきんぐ(ry】を使う場合はその旨を付記してください
B　私は起きてやる！
C　その他

現魔理沙ガッツ　1020/1020　
＊先に【３】票入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません
573 ：森崎名無しさん：2012/01/27(金) 21:23:12 ID:HB0P3QSI: A
574 ：森崎名無しさん：2012/01/27(金) 21:27:16 ID:nVwnCGuY: A
575 ：森崎名無しさん：2012/01/27(金) 21:35:07 ID:2DOhUGEg: Ａ
576 ：キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o ：2012/01/27(金) 21:38:34 ID:???: >>A　でも仕方ない、寝る！　

明日は試合である。そして完治日でもある。
ここで無理をし、ここまでの努力を水泡に帰してはならない。
魔理沙は速やかに睡眠をとることにした。

先着1名様で

明日に備えて休んでおきたい！→!　card

と書き込んでください。カードで分岐します
ダイヤA→イベント
ハートA～3→うどん
スペードA・2→天人、再臨
スペード3→フラン
クラブA～3→パッチェさん
それ以外→何も起きなかったという
JOKER→???
577 ：森崎名無しさん：2012/01/27(金) 21:40:02 ID:???: 明日に備えて休んでおきたい！→ ダイヤ8
578 ：キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o ：2012/01/27(金) 21:42:12 ID:???: 明日に備えて休んでおきたい！→ ダイヤ8
>>無事に寝れましたとさ

――その頃　地霊殿

こいし「おねーちゃーん？」

カチカチカチカチ

こいし「まーたゲームしてるよ。明日の試合、チケット貰ったんでしょ？
　　　　来るのかお燐が気にしてるよー」

元々地霊殿の主であるさとりは顔パスで地底のスタジアムには入れる。
それをわざわざチケットを渡したということは、いじらしいペット心に他ならなかった。
一応知らせるこいしの声に、もぞもぞとさとりは蠢き振り向く。

さとり「ああ……もうそんな日…？
　　　　試合に出なくていいと思って過ごしていると時間が早くに過ぎるわね…」

先着１名様で

現在の堕落度→!　card

と書き込んでください。カードで分岐します
10～K→さとり「…まあ明日は全部見ますか…」
6～9→さとり「前半だけ顔を出します」
A～5→さとり「なんで私が外に出なきゃいけないんですか？」
JOKER→勇儀「突然だが試合に出てもらう」　さとり「げえ、DQN！？」
579 ：森崎名無しさん：2012/01/27(金) 21:43:08 ID:???: 現在の堕落度→ ハートA
580 ：森崎名無しさん：2012/01/27(金) 21:44:08 ID:???: いきましたー
581 ：キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o ：2012/01/27(金) 22:12:39 ID:???: 現在の堕落度→ ハートA
>>さとり「なんで私が外に出なきゃいけないんですか？」

さとり「行かないと言っておいてください」

こいし「えっ」

さとり「私が外に出るわけないじゃないですか。月末の週末は私は大忙しなんですから。
　　　　いやあ、試合出場という最悪な用事が消滅してよかったよかった」

こいし「え、そ、それマジ…？」

さすがにそれはないわー、と表情を引きつらせるこいし。
しかしさとりはそんな妹を一顧することもない。
その瞳は一心にモニタの向こう側を見つめている。

さとり「マジですよ。試合？なにそれおいしいんですか？リアルとかもうどうでもいいですし。
　　　　ああ、やっぱりこのヒロインはヘタレツンデレ可愛いですうふふ」

こいし「（うちの姉ってこんなにダメだったかなー）」

お燐に対する同情の念より先に、それがまず浮かんでしまう。
ここまでダメ妖怪だったっけ、と。
更に深くに落ちていく姉にこいしはもう何も言わず、生ぬるい視線を向けるのみであった。

※さとりは観戦に来ません　さとりが更に堕ちました
582 ：キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o ：2012/01/27(金) 22:13:41 ID:???: ――幻想郷　33日目　霧雨魔法店

魔理沙「そういえば、地底チームってことはさとりの奴も出てくるのかな…」

やる気があるようには見えないその姿を思い浮かべる。
地底の連合ということであれば出てくる可能性は高いが…。
どうも何故か、そんな気がしない。

魔理沙「ううん、あの性格だからだろうか？
　　　　　…ま、いっか。今日で治療終了、そして地底杯の始まりだ！
　　　　　息合わせてバッチリ行こうぜ！」

A　朝ごはんを作ろう
B　二度寝する！　※【はっきんぐとぅざどりーむ】を使う場合はその旨を書き込んでください
C　下着を別のにしよう　※現在：ドロワーズ
D　その他
E　この野郎生意気なんだよーっ！
F　特に何もせずぼーっとする

現魔理沙ガッツ　1020/1020
＊先に【２】票入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません
583 ：森崎名無しさん：2012/01/27(金) 22:17:53 ID:nVwnCGuY: F
584 ：森崎名無しさん：2012/01/27(金) 22:25:56 ID:2DOhUGEg: Ｆ
585 ：キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o ：2012/01/27(金) 22:30:37 ID:???: >>F　特に何もせずぼーっとする

魔理沙「最後の日だし、全自動魔理沙さんでいいよな…」

先着1名様で

ぼーっとします！→!　card

と書き込んでください。カードで分岐します
ダイヤ→イベント発生
JOKER→???
クラブA→ぬえは朝食抜きで試合に行ってしまったようです
それ以外→特に何も起きず
586 ：森崎名無しさん：2012/01/27(金) 22:31:36 ID:???: ぼーっとします！→ ハートQ
587 ：森崎名無しさん：2012/01/27(金) 23:01:36 ID:???: もうさとりは駄目かもわからんね
588 ：キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o ：2012/01/27(金) 23:13:34 ID:???: ぼーっとします！→ ハートQ
>>特に何も起きず。選択なく治療に向かいます

ぬえ「師匠、朝ごはんできたよ。一緒に食べよう」

魔理沙「おう」

試合前ではあるが、言うべきことは昨日に言った。
食事中も大した話は出来ず、時間が過ぎていく。
そして食事が終わり、ぬえは地底へ、魔理沙は診療所へ向かう。

高荷「いらっしゃい。…さっさと始めてしまいましょう。
　　　　今日はちょっと長いからね」

魔理沙「…おう」

ここ10日通い詰めた診療所。
しばらくはお別れと思うと、少し感慨深いものがある。
いや、世話にならない方がいいに決まっているのであるが。
………

高荷「ふむ……あれから特に悪化するようなことはしていないようね」

魔理沙「ああ、細心の注意を払ったぜ」

高荷「どれどれ…その言葉に嘘がないか確かめさせてもらうわ」
589 ：キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o ：2012/01/27(金) 23:14:34 ID:???: 本当に怪我は治ったのか、あちこちをしっかり探っていく高荷。
すぐに試合をするのだ。治療を不完全なまま行かせるわけにはいかないと、高荷も集中している。
焦る気持ちはあったが、急かさずに高荷に任せる。

魔理沙「（……そうだ。ここで焦って、また通院生活はダメなんだ…）」

そして、それから魔理沙にとって酷く長く感じる時間の後。
高荷は魔理沙から身を離す。

高荷「治療に専念した甲斐があったわね。
　　　　……悪化はなし。今日で前の試合での怪我は完治です」

魔理沙「……いよっしゃあああああああああ！！！」

飛び上がり喜びたい衝動を抑え、すかさず箒を手に取る。
今は一刻も早く試合をするために向かいたい。

魔理沙「先生、もう飛んでもいいんだよな！？」

高荷「ええ。…行ってきなさい」

魔理沙「センキュー先生！よし、霧雨　魔理沙、出るぞ！！」

ダッ…バタン！！

高荷「……やれやれ、どたばたと……。嬉しそうね…」

飛び出すという表現そのままに診療室から。
そして診療所から出て、箒に跨り、一気に飛ぶ。
久しぶりで衰えたかと思いきや、体は飛ぶことをしっかりと記憶していた。
590 ：キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o ：2012/01/27(金) 23:15:42 ID:???: 魔理沙「ありがたい話だぜ…。それじゃあ…行くぞぉ！！！」

バシュウウウウウウウウウウッ！！！！

空を撃ちぬく速度で、魔理沙は地底への道を駆け抜ける。
その姿はまさに流星。霧雨　魔理沙、完全復活である。

先着1名様で

一路地底へ！→!　card

と書き込んでください。カードで分岐します
Q・K→なんと！試合開始前に辿り着く！
2～J→前半は既に始まっている！　※数値が低いほど時間が進んでいます
A→げっ！？もう前半終わってやがる？！
JOKER→なんと、魔理沙が来るまで待ってくれていた！
591 ：森崎名無しさん：2012/01/27(金) 23:16:52 ID:???: 一路地底へ！→ JOKER
592 ：森崎名無しさん：2012/01/27(金) 23:17:49 ID:???: なにィ！？
593 ：森崎名無しさん：2012/01/27(金) 23:22:05 ID:???: 流石は鬼の参加する大会。フェアプレーの精神ですね
594 ：森崎名無しさん：2012/01/27(金) 23:22:24 ID:???: さとりの時の引きとえらく違うな。
595 ：森崎名無しさん：2012/01/27(金) 23:24:21 ID:???: 主人公ってのは最後の最後に遅れてやってくるもんだ！
596 ：森崎名無しさん：2012/01/27(金) 23:31:49 ID:???: 大会ルール記載ってこんな感じでいいかな？
http://www32.atwiki.jp/morosaki/pages/53.html
597 ：キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o ：2012/01/27(金) 23:59:01 ID:???: >>593　勇儀さんかっこよすぎ惚れた！
>>594　これが引きの格差社会か…！
>>595　そんなかっこいい主人公ではないですけれどねｗ
>>596　私からは特に。読者さんの意見はどうでしょうかね
598 ：キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o ：2012/01/28(土) 00:00:19 ID:???: 一路地底へ！→ JOKER
>>なんと、魔理沙が来るまで待ってくれていた！

――地底　サッカー場

旧都にあるサッカー場、ここで試合が行われているはずなのだが…。
不思議なほどに観客の歓声は聞こえてこない。
首を傾げつつも、魔理沙にはスピードを緩めるという選択肢はない。
急降下、入り口付近に突き刺さるように飛び込んだ。

魔理沙「試合は……どうなってるんだ！？」

ともかくも今の状況を確認しなければならない。
そう思い、顔を上げたその先には意外な人物が立っていた。

勇儀「おお、ようやく来たか」

魔理沙「えっ！？こ、これは……？」

勇儀「開会式が終わるまで言わないとは水臭いじゃないか、守矢の連中も。
　　　　お前さんが遅れるって最初からわかってりゃ、試合を別の日にしたものを。
　　　　すっかり役者不在のまま試合を始めるところだったよ」

快活な笑みを浮かべる鬼…星熊　勇儀。
試合中のはず彼女がどうしてここにいるのか。
傍目にも魔理沙はまぬけな顔をしていただろう。
599 ：キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o ：2012/01/28(土) 00:01:53 ID:???: 勇儀「やっぱり迎え撃つなら正々堂々、それが作法ってもんさ。
　　　　それに、強い相手がいなければ試合中の酒だって美味くないだろ？」

魔理沙「（こいつもバトルマニアっぽいが……。
　　　　　　幽香とは微妙にまた違うっぽいな）」

同じく強者との戦いを望むものであるが…。
勇儀は自身に正々堂々、策を使わぬ戦いというものを課し勝負をし。
一方の幽香はその強敵を己の全てを持って潰しに掛かる。
どちらがいいか、その判断つきかねるが少なくとも両者はその点で相容れないのであろう。

勇儀「はは、何にせよ早く来てくれたようで何よりだ。
　　　　お前のチームメイトも首を長くして待ってるだろう」

魔理沙「そ、その…悪いな、私の都合で試合を遅れさせちまって」

勇儀「がははは！細かいことなんぞ気にするな、気にするな！
　　　　どうせこの大会も私らの都合で開いたようなものだからな！」

魔理沙「（そういえば、そうだっけか…それにしても…）」

豪快を地で行くようなその性格。なんというか、眩しい。
魔理沙にとってそれは眩しすぎた。
思わず姐御と呼んでしまいそうだ。

勇儀「それでも何か礼がしたいってなら…。
　　　　この試合を精々盛り上げてくれ！客を待たせた分は喜ばせてやらなくちゃね」

魔理沙「お、おう！任せてくれ！」
600 ：キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o ：2012/01/28(土) 00:02:53 ID:???: ――守矢控え室

諏訪子「魔理沙！」

カペロマン「ようやく主賓のお出ましか」

魔理沙「…よう。その、なんだか色々してもらっちゃってるな」

諏訪子「だよねえ。これは正々堂々戦ってお返ししないと」

神奈子「（ああいう大物的な感じ…いいなあ…）」

はたて「ﾚヽらぬぉ節介の⊇ー⊂もぁるけど″、基夲ぁぁﾚヽぅ人なのょね」

早苗「何にせよ、ベストメンバーが揃いましたね。
　　　　時間も押しているようですし、手早くミーティングを始めてしまいましょう。
　　　　では、まずははたてが集めた相手の情報を」
　　　
はたて「ｨ工─ｨ」

早苗「相手の主砲は星熊　勇儀。
　　　　特筆すべきはやはり、人外としか評せない怪力からのパワーシュート。
　　　　そしてそれを苦も無く連発するスタミナの高さですね。
　　　　ただ、欠点としてシュートが枠外に行くことが多いということがあります」

サルバトーレ「それは…適当にかっ飛ばしてるだけってことか？」

早苗「そんな感じですね」

サルバトーレ「なんだよそりゃ。カルチョをドラコンかなんかと勘違いしてんのか」
601 ：キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o ：2012/01/28(土) 00:03:53 ID:???: 神奈子「……とはいえ、その威力は昔見たものでも相当なものだった。
　　　　　枠に入ればこの守備陣が相手でもゴールを割られるかもしれないよ」

若林「何を言ってるんだ。この俺がゴールを守っている限りそんなことはありえん！」

ぬえ「けっ」

魔理沙「（…やけに自信満々だな…？）」

早苗「次の要注意人物はサイドアタッカー、火炎猫　燐ですね。
　　　　彼女のサイド突破から勇儀に繋げるのが相手の基本的な得点パターンです」

カペロマン「なるほど。マッチアップするのが楽しみな相手だね。
　　　　　　　同じサイドアタッカーと聞いちゃ、引けない」

早苗「厄介さで言えばカペロマンくんの方が上だと思いますよ。
　　　　彼女には強力なシュートがありません。運び専門といったところです。
　　　　後、サイドワインダーの事も考えて消耗はほどほどにお願いします」

カペロマン「それは言われるまでもないさ」

（7）金木「（この辺りカペロマンは信頼できる。
　　　　　　　……しかしわからない。何故このカペロマンがあんな無謀な試合を組んだんだろうか？）」

早苗「相手の守備の要は2人。
　　　　黒谷　ヤマメとキスメ。前者はGK、後者はDFです。
　　　　ヤマメの方は大したGKではないですが、1vs1に関しては鉄壁とも言われています。
　　　　下手に近づきすぎないように注意が必要ですね」

ぬえ「（…余裕そうね）」

神奈子「（飛び出しに関しての注意はない…ということは、普通に浮き球シュートでいけるかな）」
602 ：キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o ：2012/01/28(土) 00:04:59 ID:???: 早苗「キスメはブロック・クリアー型のDFです。あまりPA外には出てきませんね。
　　　　ヤマメの特性とも合わせてミドルシュートをつるべ撃ちにするという作戦もまあありでしょう」

魔理沙「なるほど」

（7）金木「ところで東風谷さん。この水橋という選手は？」

早苗「はたての情報でもイマイチ不明な選手なんですよね。
　　　　FWで出場してたかと思えばMFで出たり、DFの時もあるらしく…」

諏訪子「ピエールくんや聖さんのようなユーティリティープレイヤーってことなのかな？」

もしくは、と数人がぬえの方に視線を向ける。
しかし早苗は諏訪子の疑問にわからない、と首を振る。

早苗「どうもそういうわけではないようなのですが…。
　　　　何にせよ、警戒は怠らない方がいいでしょうね。これが相手のスタメン予想図です」

－－○－－　勇儀
○－－－－　お燐
－－○－－　ゾンビフェアリーⅠ
○－○－○　ゾンビフェアリーⅡ　ゾンビフェアリーⅢ　ゾンビフェアリーⅣ
－－－－－　
－－○－－　パルスィ？
○－○－－　地底妖怪Ⅰ　キスメ
－－－－○　さとり
－－○－－　ヤマメ
603 ：キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o ：2012/01/28(土) 00:06:03 ID:???: こいし「あのさ……自信満々に出されたのにケチつけるのもなんだけど、お姉ちゃん試合に出ないよ？」

早苗「なにィ！？」

魔理沙「なにィ！？」

こいし「で、詳しくは知らないけど助っ人が入るようなことをお姉ちゃんが言ってたよ。
　　　　だからポジションはちょっと変わるんじゃない？
　　　　あとさ、観客席をちらっと見たけど応援団も来てたよ」

神奈子「ぬぬぅ…」

魔理沙「（応援団？なんだそれ？）」

はたて「＜″ぬぬ」

魔理沙「……ま、まあ…しっかり情報は得られたし、いいんじゃないかな…？
　　　　　とりあえず、以上を踏まえてフォーメーションを決めよう」

A　3-4-3
B　3-5-2
C　4-4-2
D　4-3-3
E　その他

現魔理沙ガッツ　1020/1020
＊先に【２】票入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません
604 ：森崎名無しさん：2012/01/28(土) 00:07:51 ID:kXJw4ugo: Ａ
このチームの基本スタイルでいいよね？
605 ：森崎名無しさん：2012/01/28(土) 00:08:34 ID:D4K7q9xY: Ａ

ザックJAPAN！はさておき
相手の中盤は紙のようだし
606 ：キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o ：2012/01/28(土) 00:15:45 ID:???: >>A　3-4-3

魔理沙「3-4-3で行こう。形は……」

－－－－－　
○－○－○　
－－－－－　
○－○－○　
－－○－－　
－－－－－
○－○－○　
－－－－－
－－○－－　

魔理沙「こんなもんでいいかな？」

A　OK
B　微細な位置変更
C　別のフォーメーションに

現魔理沙ガッツ　1020/1020
＊先に【２】票入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません
607 ：森崎名無しさん：2012/01/28(土) 00:17:32 ID:kXJw4ugo: Ａ
608 ：森崎名無しさん：2012/01/28(土) 00:17:41 ID:Xw6/+piE: A
609 ：キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o ：2012/01/28(土) 00:22:21 ID:???: >>A　OK

魔理沙「これでいいだろう。GKは若林として、まずはFWの3人を決めよう。
　　　　　配置は………」

現チームメイト：魔理沙　ぬえ　神奈子　早苗　金木　カペロマン　こいし　はたて　サルバトーレ　諏訪子
　　　　　　　　　　毛玉1　毛玉2

○－○－○　

上1行をコピペし、それぞれのどのポジションにどの選手を入れるか書き込んでください。
＊先に【２】票入った組合せが採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません
610 ：森崎名無しさん：2012/01/28(土) 00:27:23 ID:D4K7q9xY: ぬえ－神奈子－魔理沙　
611 ：森崎名無しさん：2012/01/28(土) 00:28:32 ID:kXJw4ugo: ぬえ－神奈子－魔理沙
612 ：森崎名無しさん：2012/01/28(土) 00:32:10 ID:???: 選手数少ないですし、ポジション動かすのも難しいメンバーですし、
【前と同じ】ボタンがあってもいいんじゃないでしょうか。
（この次の大会くらいから変わってくるでしょうが）
613 ：キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o ：2012/01/28(土) 00:34:48 ID:???: >>612　うーん…。それをやるんだったら、こっちで自動で決めて微細な位置を変えるかの投票にすると思います。
　　　　　上記の案を現在実行する気はないですが

>>決定

魔理沙「FWは左からぬえ、カナちゃん、私だ！
　　　　　神奈子は今日は……」

A　通常装備だ！
B　ストライカーモード！
C　ドリブラーモード！

現魔理沙ガッツ　1020/1020
＊先に【２】票入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません
614 ：森崎名無しさん：2012/01/28(土) 00:39:34 ID:???: 前と同じだと支障が出て来る場合もあるかもね
まあ、今回はカペロマンがお燐と当たりたがってるから前の試合とは逆サイドに配置してみたいんですわー
615 ：森崎名無しさん：2012/01/28(土) 00:40:45 ID:D4K7q9xY: Ｂ
616 ：森崎名無しさん：2012/01/28(土) 00:40:50 ID:TFQQqNys: B
617 ：612：2012/01/28(土) 00:41:56 ID:???: 了解です、失礼しました。
618 ：キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o ：2012/01/28(土) 00:46:33 ID:???: >>614　前のポジションあんまり覚えてないけどこれでいいや、は個人的に避けたいところですねえ
　　　　　そういう具合にちょくちょく変えようとしていただけると嬉しいです
>>617　いえ。ご意見ありがとうございました

>>B　ストライカーモード！

魔理沙「ガンガンゴールを狙っていってくれ！」

神奈子「任された！」

魔理沙「よし、次はMFだ！」

ポジション未確定者：早苗　金木　カペロマン　こいし　はたて　サルバトーレ　諏訪子　毛玉1　毛玉2

○－○－○　
－－○－－

上2行をコピペし、それぞれのどのポジションにどの選手を入れるか書き込んでください。
＊先に【２】票入った組合せが採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません
619 ：森崎名無しさん：2012/01/28(土) 00:49:43 ID:D4K7q9xY: こいし－早苗－カペロマン　
－－金木－－
620 ：森崎名無しさん：2012/01/28(土) 00:53:27 ID:Xw6/+piE: こいし－早苗－カペロマン　
－－金木－－
621 ：509：2012/01/28(土) 00:55:36 ID:???: >さあ過去作でもっと異議を！ｗ

待った！
過去作ですか？あの、具体的には何を？
622 ：キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o ：2012/01/28(土) 01:00:06 ID:???: >>621　ええっと…そりゃあ裁判の2とか3じゃないかなあ…

>>MF決定

魔理沙「右サイドにカペロマン、トップ下は早苗。
　　　　　左サイドにこいしでボランチは金木！…決定したところを纏めよう」

－－－－－　
○－○－○　ぬえ　神奈子　魔理沙
－－－－－　
○－○－○　こいし　早苗　カペロマン
－－○－－　金木
－－－－－
○－○－○　
－－－－－
－－○－－　若林

ポジション未確定者：はたて　サルバトーレ　諏訪子　毛玉1　毛玉2

○－○－○　

上1行をコピペし、それぞれのどのポジションにどの選手を入れるか書き込んでください。
＊先に【２】票入った組合せが採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません

まさかのフルタイム出場、というところで今日はここまで。
明日には試合に突入できるかと思います。
某FDを進めながらなのでゆっくりになるかとは思いますがご容赦をｗ
それではまた明日ー
623 ：森崎名無しさん：2012/01/28(土) 01:10:36 ID:D4K7q9xY: 諏訪子－サルバトーレ－はたて

とりあえず運び役のお燐に、はたてをぶつける形で
判定の機会も増えるだろうし。文に当たるまでに覚醒してくれないとね
624 ：森崎名無しさん：2012/01/28(土) 01:11:24 ID:kXJw4ugo: 諏訪子－サルバトーレ－はたて
625 ：森崎名無しさん：2012/01/28(土) 02:01:40 ID:???: ところで久しぶりに過去スレを色々あさってみたんだが、
サルバトーレのオフサイドトラップとカテナチオの封印解除について、
まだ話してないよね？
626 ：森崎名無しさん：2012/01/28(土) 02:11:27 ID:???: まだ話してないのもあるけど……基本的にどうすれば使用可能になるのかまだ模索中の段階。
多分サルバトーレと個人的に交流を深める必要があるんじゃないかと思う
627 ：森崎名無しさん：2012/01/28(土) 02:13:46 ID:???: いや、まずはサルバトーレと話して条件（チーム練習が必要なんだと思う）
を開放させないといけない技じゃないかと思ってさ。今度はなしてみよう。
628 ：森崎名無しさん：2012/01/28(土) 02:38:30 ID:???: 習得できればいいなあ……
しかし、キャプ翼でオフサイドトラップと言えば、一人の地獄に堕ちた少年を思い出す
629 ：キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o ：2012/01/28(土) 11:23:11 ID:???: >>DF決定

魔理沙「お燐のサイドアタックはカペロマンとはたてに当たってもらう。
　　　　　諏訪子とサルバトーレはゴール前をよろしく」

はたて「（こいつを止められない程度じゃ、文は止められないわよね…）」

（7）金木「（魔理沙もいるし、俺は下がり目に位置して姫海棠さんのフォローに入れるようにしておくか）」

－－－－－　
○－○－○　ぬえ　神奈子（ﾌﾙﾊﾞｰｽﾄ）　魔理沙
－－－－－　
○－○－○　こいし　早苗　カペロマン
－－○－－　金木
－－－－－
○－○－○　諏訪子　サルバトーレ　はたて
－－－－－
－－○－－　若林

魔理沙「よし、これでスタメンは決定だな」

A　指示を出す　※どんな指示を出すかもどうぞ
B　マーク設定
C　ポジション変更
D　フォーメーション変更
E　その他
F　試合開始！

現魔理沙ガッツ　1020/1020
＊先に【２】票入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません
630 ：森崎名無しさん：2012/01/28(土) 11:30:54 ID:TFQQqNys: F
631 ：森崎名無しさん：2012/01/28(土) 11:39:34 ID:ePHa5VRI: F
632 ：キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o ：2012/01/28(土) 12:54:18 ID:???: >>F　試合開始！

魔理沙「よし、行こう！行こうぜ、皆！」

若林「おう！」

魔理沙「（……お前だけかよ！）」

――地底妖怪チーム　控え室

ヤマメ「ってな感じだね。ともかく隙のないチーム構成だ。
　　　　　永遠亭の兎たちがかなり競ってたけど、あれは向こうの作戦が上手く嵌ったからっぽい」
　　　　　
キスメ「ｺｸｺｸ」

お燐「相手のサイドアタッカーはあたいとゾンちゃん（ゾンビフェアリー）で止めてみせる！」

対する地底チームも、試合前のミーティングを行っていた。
しかし、チーム全体の空気的にあまり相手を分析する…というものではなかった。
精々がどの選手が上手いか下手か、ぐらいのものである。
そして、そんな喧騒から離れた場所。

パルスィ「………」

ガジガジガジ
633 ：キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o ：2012/01/28(土) 12:55:29 ID:???: 一人控え室の隅っこで爪を噛んでいる陰気な緑眼の怪物。
地底チームの中でもポジション不特定とされていた選手…水橋　パルスィ。
周囲の選手たちにとって彼女の行動は日常の範囲内であり、見咎める者はいない。
…が、そのままではスタメン決めは終わらないのだ。
一応はキャプテンということになっている勇儀が彼女の元へとずんずん歩いていく。

パルスィ「…？」

勇儀「橋姫。そろそろ試合だが……大丈夫か？」

パルスィ「…ええ。大丈夫よ……。それにしても、ああ…妬ましい…」

先着1名様で

ねたましい　ああねたましい　ねたましい→!　card

と書き込んでください。カードで分岐ます
J・K→パルスィ「わざわざ到着を待たれるなんて妬ましい…！」
10→パルスィ「ヘマしても見逃される愛嬌が妬ましい…！」
9→パルスィ「あの世間知らずな天邪鬼が妬ましい…！」
8→パルスィ「物語に憧れ高い目標を目指すその姿が妬ましい…！」
7→パルスィ「二柱に見守られ成長している巫女が妬ましい…！」
6→パルスィ「元モブの癖にここまで成り上がるだなんて妬ましい…！」
5・Q→パルスィ「将来がある上に恋人持ちだなんて妬ましい…！」
4→パルスィ「過去の強者設定が妬ましい…！」
3・J→パルスィ「あの鈍感そうな顔が妬ましい…！」
2→パルスィ「幻想郷トップクラスのDFなんて妬ましい…！」
A→パルスィ「あのSGGK面が妬ましい…！」
クラブA→パルスィ「助っ人が妬ましい…！」　勇儀「（…こっちに矛先が来ちまったか）」
JOKER→パルスィ「妬ましい？リア充パルスィはもう妬むのをやめたのよ！」　勇儀「えっ」
634 ：森崎名無しさん：2012/01/28(土) 12:56:14 ID:???: ねたましい　ああねたましい　ねたましい→ スペード6
635 ：森崎名無しさん：2012/01/28(土) 13:00:01 ID:???: Jだったら2人も妬んでいたのかー
636 ：森崎名無しさん：2012/01/28(土) 13:00:13 ID:???: なるほど、妬ましい相手に対応するポジションになるのか。
まあネオ金木さんを妬む気持ちはわからんでもないｗ
637 ：森崎名無しさん：2012/01/28(土) 13:03:25 ID:???: って事は結局ボランチってことかね
後は助っ人だけど多分DF、サイドバックだから…誰だろう？
638 ：森崎名無しさん：2012/01/28(土) 13:13:34 ID:???: 妬ましい相手とマッチアップするならOMFじゃね？
639 ：キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o ：2012/01/28(土) 14:00:10 ID:???: >>634　おおう、ミスです。ジェンティーレの方のJは忘れてくださいｗ
>>636-638　さすがは理解が早いですねｗ
　　　　　　　　なお正解はマッチアップするような行動を取る、です
640 ：キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o ：2012/01/28(土) 14:01:12 ID:???: ねたましい　ああねたましい　ねたましい→ スペード6
>>パルスィ「元モブの癖にここまで成り上がるだなんて妬ましい…！」

パルスィ「元モブの癖にここまで成り上がるだなんて妬ましい…！
　　　　　　仲間内から飛び抜けて才能を評価されるだなんてああ、妬ましい！」

勇儀「元モブ…？」

パルスィ「MFよ……MFで出るわ…」

勇儀「わかった。…おーい、皆。ちょっとフォーメーション弄るぞ」

よくわからんという表情をしつつも、とりあえず提案を受け入れる勇儀。
これまた、地底妖怪チームのいつもの光景であった。
………

――観客席

観客「ちぇ、まだ始まらねえのかよ」

観客「勇儀姐さんの言葉だから待ってるけどよ…。俺たちゃ守矢なんぞ見に来たわけじゃねえんだよ」

観客「やっぱ文ちゃんのふとももだよね！」

観客「サッカー見ろよ」

試合が少しばかり延期ということで、ざわめきが収まらない観客席。
今か今かと、熱気がスタジアムを充満させていた。
その中には、魔理沙たちの知っている顔もいくつかあった。
641 ：キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o ：2012/01/28(土) 14:02:18 ID:???: 肖「さあて……俺を楽しませてくれる選手はいそうかな？」

麟「気持ちはわかるが、あまりはしゃがないように、肖殿。
　　ここの連中は気勢が荒いものも多いからね」

肖「素晴らしいシュートを前にして冷静でいれる俺なんて俺じゃないと思うが？」

麟「それもそうか。…まあ、注意を心の隅に留めてくれればそれでいいさ」

………

霊夢「ふわあ…。まさかの延期で眠気が…」

慧音「弛んでるな。そんな様子じゃ普段の生活も…」

霊夢「（暇を潰しに来ただけが…コイツに何で捕まっちゃったのかしら……今日は仏滅だわ…）
　　　　…それよか、アルゼンチンコンビはどうしたの？あんたがいるならと思ったけど」

慧音「うん？あいつらはあいつらで席を取ってるらしくてな。
　　　　まったく、私に知らせてくれれば無駄な出費をせずに済んだものを…」

霊夢「（…なんかもう離反しかかってない？）」

………
642 ：キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o ：2012/01/28(土) 14:03:18 ID:???: そして観客席の一角。
大きくスペースが取られており、人影がまばらな場所があった。
ここは応援団のために用意されており、関係者以外は立ち入り禁止となっていた。

ミスティア「さーて、そろそろ試合が始まるわね。
　　　　　　　ねえリグルー、今日やる曲目って何だったっけ？」

リグル「それくらい自分できちんと覚えてなよ…。えーと、今日のリクエストは…」

その応援団の中心人物である2人。ミスティアとリグル。
彼女たちはギャラを貰い、この試合の応援をしに来ていたのであった。
演目を一々忘れるミスティアに溜息を吐きつつ、リグルがメモを取り出し読み上げる。

先着1名様で

アニマスピリチア！→!　card

と書き込んでください。カードで分岐します
ダイヤ・ハート→リグル「『Dynamite　Explosion』だね」
スペード・クラブ→リグル「『HOLY　LONLY　LIGHT』だね」
JOKER→リグル「えーっと、こっちのリストの…」
643 ：森崎名無しさん：2012/01/28(土) 14:13:29 ID:???: アニマスピリチア！→ スペードK
644 ：キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o ：2012/01/28(土) 14:28:16 ID:???: アニマスピリチア！→ スペードK
>>リグル「『HOLY　LONLY　LIGHT』だね」

リグル「『HOLY　LONLY　LIGHT』だね」

ミスティア「あー、そうだったそうだった。
　　　　　　　じゃ、早速ライブの準備を始めよ！」

リグル「うん（…もうミスティアの支度が済めば終わりだけどね）」

………

実況「……皆さん、長らくお待たせいたしました！！
　　　　いよいよ我らが地底チームの最後の大会、その初戦が始まります！！
　　　　相手は新規ながらも全員が全員腕に覚えがあるという怪物チーム！
　　　　守矢恋色トラベラーズだァ！！」

－－－－－　
○－○－○　ぬえ　神奈子（ﾌﾙﾊﾞｰｽﾄ）　魔理沙
－－－－－　
○－○－○　こいし　早苗　カペロマン
－－○－－　金木
－－－－－
○－○－○　諏訪子　サルバトーレ　はたて
－－－－－
－－○－－　若林
645 ：キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o ：2012/01/28(土) 14:29:19 ID:???: 観客「うおーーーっ！！」「魔理沙が来たんだ、勝てるぞ！」「というか何で遅れてたの？」
　　　「寝坊じゃね？」「怪我してたって聞いたけど」「へえ…」

慧音「大きくポジションは変わらずか…」

霊夢「そりゃあね。ポジション専任の奴が多いし。
　　　　あれだけ目立つ選手揃えたら控えだって尻込みするわよ」

実況「そしてェ！我らが地底チームは2人の助っ人を用意した！！！
　　　　勇儀姐さんの親友であり同胞！伊吹　萃香ァ！！
　　　　そしてそのおまけだ！」

－－○－－　勇儀
○－－－－　お燐
－－○－－　浅海
○－○－○　ゾンビフェアリーⅠ　ヤマメ　パルスィ
－－－－－　
－－○－－　地底妖怪Ⅰ
○－○－○　地底妖怪Ⅱ　キスメ　地底妖怪Ⅲ
－－－－－
－－○－－　萃香

観客「うおーーーっ！！鬼コンビだ！鬼コンビだああ！！」「ちっちゃい鬼が来たよ！！」
　　　「Wで守矢なんて粉砕だァ！！」「おまけも精々がんばれよーーー！」
　　　「パルスィさん今日はMFか…」「ヤマメちゃんがMFだって！？」
　　　「おい、そろそろみすちーのライブ始まるぞ！」

肖「（星熊　勇儀…どれほどのものかな）」
646 ：キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o ：2012/01/28(土) 14:30:19 ID:???: 魔理沙「な、ななななな……」

（7）金木「あ、浅海…！？」

（2）浅海「ど、どうも…」

助っ人に驚天動地したのはこの2人である。
まさかここまで行方知れずであった浅海がこんなところで顔を出すとは。
萃香がいるならば当然の流れとは思いつつも、動揺は隠せない。
しかし金木はすぐにそれどころではなくなった。

（7）金木「（…何だ？視線が……）」

パルスィ「ぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱる」

（7）金木「（ひ、ひっ！？）」

じっとりと陰湿に妬ましげな視線を送り続ける相手のサイドハーフ。
視線に気づいてしまった自分を恨むほどにそれは忘れてしまいたい光景であった。

魔理沙「（ど、どうしよう…この状況…）」

A　勇儀に挨拶を
B　浅海と話を
C　金木の様子が変だぞ？
D　な、何もしないで試合を待とう…
E　その他

現魔理沙ガッツ　1020/1020
＊先に【２】票入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません
647 ：森崎名無しさん：2012/01/28(土) 14:33:35 ID:yyukSaxY: Ｃ
648 ：森崎名無しさん：2012/01/28(土) 15:13:13 ID:7U9tt46g: B
649 ：森崎名無しさん：2012/01/28(土) 15:22:48 ID:ePHa5VRI: C
650 ：キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o ：2012/01/28(土) 15:48:38 ID:???: >>C　金木の様子が変だぞ？

魔理沙「（浅海と話すなら一緒の方が…ってあれ？金木が微妙に震えてる？）」

何かあったのかなー、とさりげなく。本当にさり気なく相手の方を見ると。

パルスィ「ぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱるぱる」

魔理沙「」

そこには恐ろしい形相のパルスィがいた。
根がヘタレである魔理沙は恐怖に絶句し後ずさる。

魔理沙「（え、金木睨まれてんのあいつに！？一体何をした！？
　　　　　　まさか金木、間違えてあいつをナンパしちゃった…とかないよな、絶対ないよな！？）」

（7）金木「（お前ら人外連中にするわけがないだろう！）」
　　　　　　
魔理沙「（だよな…っておい、ちょっと待て。何お前さらっと私まで人外に含めてるんだ！）」

やや下がりつつ、こそこそと会話する2人。
その間もパルスィの強烈な視線は途切れることはない。
あまり関係のない魔理沙でさえこれなのだから、金木の恐怖心は推して知るべしである。

パルスィ「ｶﾞﾘｶﾞﾘｶﾞﾘｶﾞﾘ」

魔理沙「（爪まで噛み始めたよ！）」

（7）金木「（……なあ、全く知らない人なんだが俺は何か悪いことでもしたのか…？）」

魔理沙「（う、うーん…。どうだろ…？）」
651 ：キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o ：2012/01/28(土) 15:49:43 ID:???: ひょっとしたら何かしてしまったのではないか。
そんな気に金木がなりつつあった時、視線を遮り勇儀が向かってきた。

勇儀「おう、そこの坊主」

（7）金木「……は、はい？」

普段なら素早く応答する金木ではあったが、今は激しく動揺中であった。
勇儀はそんな金木の肩を気にするな、と軽く叩く。
あくまで本人的に。擬音としてはバチコーン。

勇儀「あれはあいつの悪い癖でね、別にあんたが何かしたわけじゃない。気にしないでくれ」

（7）金木「は、はぁ……」

（2）浅海「（師匠もたまにやるけど、肩外れそうになるんだよな、アレ）」

勇儀「さ、そういうわけでコイントスだ！審判！こっちは表だ！」

魔理沙「（裏になっちゃったけど別にいいか…にしても理由なくアレやるのか…色々と怖い奴だぜ）」

主に理由があったらどこまで恐ろしくなれるのか的な意味で。

先着1名様で

コイントス！→!　card

と書き込んでください。カードで分岐します
ダイヤ・ハート→守矢の先攻
スペード・クラブ→地底の先攻
JOKER→謎の少年「この光届かぬ地の底で、眩く輝く神聖なる焔の瞬き…我、顕現！」
652 ：森崎名無しさん：2012/01/28(土) 15:51:30 ID:???: コイントス！→ スペード9
653 ：キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o ：2012/01/28(土) 16:17:05 ID:???: コイントス！→ スペード9
>>地底の先攻

実況「先攻は我らが地底チームが取った模様です！
　　　　さぁ、このいい流れのまま先制点と行きたいですね！」

観客「頼むぜ、勇儀姐さん！」「姐御ーっ！！ハットトリックを決めてくれ！！」
　　　「お燐ちゃーん！」「俺は一徹にこいしちゃんを応援するね」
　　　「キスメちゃんちゅっちゅっ」「ヤマメさん俺だ！蛋白源にしてくれー！」

霊夢「守矢の方はこりゃ酷いアウェーね。判定不利になったりしないかしら？」

慧音「そんなことを許す星熊　勇儀ではないさ」

実況「さあ、今地底杯…その始まりを知らせる笛の音が響きます！！」

ピッ……ピィィィィィッ！！

お燐「…」

ボムッ…

勇儀「よし……いったん戻すよ！」

バゴオオッ！

試合初手、まずはトップ下の浅海へボールを戻す。
緊張している浅海。身を固くしつつも…。
654 ：キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o ：2012/01/28(土) 16:19:27 ID:???: （2）浅海「（師匠の顔に泥は塗れないよな…よし！）」

先着1名様で

浅海の判断→!　card

と書き込んでください。カードで分岐します
ダイヤ・ハート→パルスィ「渡しなさい…！」
スペード→浅海「（よし、右サイドアタックだ！）」
クラブ→浅海「（早苗さんを抜いてから右サイドにパスだ！）」
JOKER→勇儀「私に戻しな！キックオフシュートだ！」
655 ：森崎名無しさん：2012/01/28(土) 16:22:25 ID:???: 浅海の判断→ ダイヤ6
656 ：森崎名無しさん：2012/01/28(土) 16:36:36 ID:???: 浅海来たか………柴田は引きの良さが別人と化していたけど
こいつはどうなのか
何気に吐かない酔拳使いになってたはず
657 ：キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o ：2012/01/28(土) 16:41:04 ID:???: >>656　果たして浅海は輝けるのか！？…輝けるかなあ…？

浅海の判断→ ダイヤ6
>>パルスィ「渡しなさい…！」

パルスィ「渡しなさい…！」

ダッ！

（2）浅海「あっ、は、はい！」

バシィッ！

返事も聞かず駆け上がるパルスィ。
浅海は慌てて彼女へボールを蹴り渡す。

実況「おーっと！？これはお燐ちゃんのサイドアタックではありません！
　　　　パルスィくんがドリブルで上がっていく！
　　　　これはまさかの逆サイドからの攻撃ーーーっ！！」

ぬえは体力の温存か動かない。
すかさずこいしが上がって止めに入る。

パルスィ「私の視線をネタにチームメイトと楽しく会話なんて妬ましい妬ましい…！」

こいし「相変わらずだなー」

パルスィ「親しい仲でもないのに相変わらずと軽々しく言えるその能天気さも妬ましい…！」
658 ：キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o ：2012/01/28(土) 16:42:05 ID:???: 先着2名様で

パルスィ→ドリブル　65+!　card
こいし→タックル　54+!　card

と書き込んでください
攻撃側　-　守備側の数値の差で分岐します。
2≦　パルスィ「ぱるぱるぱるぱる」
1=　　勇儀がフォロー
0=　　浅海がフォロー
-1=　こぼれだま　ランダム
-2≧　こいしがボールを奪う！
【順番どおりではない書き込みは無効です】
パルスィのカードがダイヤ・ハート・スペードの時『妬ましいドリブル（+4）』が発動します
ミスティアの【HOLY　LONLY　LIGHT】の効果によって、こぼれだまは地底有利となります
こいしのカードがダイヤ・ハート・スペードの時【無意識不意打ちアタック（+2）】が発動します
【無意識不意打ちアタック】発動かつカードが奇数の時、自判定に対してのみ必殺技・スキルを無効化します
こいしのカードがクラブか相手のカードがスペードの時、相手に【イドの解放（-2）】が発動し、吹っ飛び係数は3です
こいしの【イドの解放】により、この判定では反則時、選手のカード値の合計値が奇数で相手の反則となります
こいしのカードがクラブ以外で相手のマークと一致した際【恋の埋火】が発動し、無条件で勝利します
659 ：森崎名無しさん：2012/01/28(土) 16:44:26 ID:???: パルスィ→ドリブル　65+ ハート3
660 ：森崎名無しさん：2012/01/28(土) 16:49:56 ID:???: こいし→タックル　54+ ダイヤA
661 ：森崎名無しさん：2012/01/28(土) 16:52:49 ID:???: パルパル基礎値高けぇ。まさか妬んだ相手と同等の能力になるのか？

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