キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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レス数が950を超えています。1000を超えると表示できなくなるよ。
【闇のオーブ勢】ファイアーモリブレム36【分裂?】

1 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/01/12(木) 23:50:35 ID:???
キャプテン森崎のスピンアウト作品です。『ファイアーエムブレム紋章の謎』の世界に
送り込まれた森崎が、マルスたちと共にアカネイア大陸を冒険する物語となっています。
基本は本編と同様に、選択肢の中から第三者(ロムしている人)がどれかひとつを選ぶ事によって進んでいきます。
また必要に応じてトランプを引いてもらったりしてランダムに進行していくこともあります。

【注意】
このスレの物語やキャラの性格は、中の人の都合で原作並びにキャプテン森崎本編とは異なる場合があります。
設定などもストーリーの都合上若干オリジナル要素が含まれていますので、苦手な方はご注意ください。

〜これまでのお話〜

アリティア王国と日本サッカー協会の合同で開かれた親善大会『第2回アリティアカップ』。
森崎率いるアリティア選抜は新田や早田が所属している南武フースバルを破り1勝をもぎ取る。
それに続き、南葛ウイングスがフランスからやってきた助っ人ナポレオンの力もあり強豪東邦タイガースを破る。
これから始まるプロ生活の足がかりにするために、そして厳しい訓練を共に乗り越えてきた第七小隊と
最高のお別れをするために、森崎は優勝争いを左右する南葛ウイングス戦に臨む。

そして、大会の影ではマルスと森崎を狙う謎の組織が行動を開始していた。
爆弾騒ぎの狂言や、アベルの恋人であるエストの誘拐によりアリティアを貶めようとする妨害工作が次々と襲ってくる。
果たして森崎たちはこれらの脅威をはねのけ、悲願の優勝を勝ち取ることが出来るのか…?


☆前スレ
【名監督?】ファイアーモリブレム35【ジェイガン】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1319470649/l50
☆過去スレ
http://www32.atwiki.jp/morosaki/pages/44.html
上記のページの『過去ログ』内からどうぞ。

395 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/01/29(日) 21:32:01 ID:???
古強者たちの挽歌→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→小豆沢が突破!と、ここで冷静に前方にロビング!
ハート→小豆沢が突破!そのままPAへ切り込んでいく!
スペード・クラブ→コルドバが冷静にボールを奪う。
JOKER→そのとき小豆沢は森崎からの試合観戦を断った後のことを思い出していた

396 :森崎名無しさん:2012/01/29(日) 21:34:39 ID:???
古強者たちの挽歌→ ダイヤA

397 :森崎名無しさん:2012/01/29(日) 21:34:39 ID:???
古強者たちの挽歌→ ダイヤ8

398 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/01/29(日) 21:46:08 ID:???
古強者たちの挽歌→ ダイヤA
>ダイヤ→小豆沢が突破!と、ここで冷静に前方にロビング!
============
小豆沢「…ベテランのプレイね。匠の技を後進に託し、ひっそりと消え去るのがベテランのプレイか!」

コルドバ「季節と同様に人も移り変わっていくものだよ。私はできるだけ多くの者に私の技を伝え、残してきたつもりだ。
     そしてこのチームの若者たちに伝えること。それが私のサッカー人としての最後の仕事だよ」

小豆沢「違う!確かに後ろに道を譲る日もいつかはやってくるだろうさ。
    だが、それは向こうが全力でこじ開けてくるもんだ!自ら脇に逸れるなんて俺はゴメンだ!」

バキィッ!!

コルドバ「(ぐっ…こ、この…やるっ!)」

小豆沢「(ボールは上か!?くっ…足が痺れ……こんな痺れなどもう慣れっこだ!)」

バッ!バチィッ!

アンナ「激しいぶつかり合いでしたが、ボールは小豆沢くんがキープ!そして…!」

小豆沢「…本当ならアンタの言う事が正しいのかもしれないな。だけど俺はもう少し…
    出来るだけ間近で見てやりたいんだよ。日本のサッカーを大きく変えていく『黄金世代』の連中を…なっ!」

バァン!!

ニーナ「ゴール前に上がるアーリークロス!このボールに動きを合わせるのは…!」

小豆沢「(さァ、見せてみろ。俺はそう簡単には納得はしないぞ)」

ボールを蹴る小豆沢の顔からはもう先ほどまでの憂いは消え去っていた。後輩たちのゴールゲットの瞬間を信じ、固唾を呑む。

399 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/01/29(日) 21:47:47 ID:???
ネクストステージ→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ・ハート→新田の隼ボレーでフースバルが同点に追いつく!
スペード→栗栖が空中で激しく回転する!こ、これは…!?(成功)
クラブ→栗栖が空中で激しく回転する!こ、これは…!?(失敗)
JOKER→なんと昨日のナポレオンのシュートで負傷した後藤に代わり新たな選手がキーパーを任されていた!

400 :森崎名無しさん:2012/01/29(日) 21:48:20 ID:???
ネクストステージ→ クラブ9

401 :森崎名無しさん:2012/01/29(日) 21:48:34 ID:???
ネクストステージ→ クラブ3

402 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/01/29(日) 22:13:15 ID:???
ネクストステージ→ クラブ9
>クラブ→栗栖が空中で激しく回転する!こ、これは…!?(失敗)
============
アンナ「上げられた高いボールに向かって飛び上がるのは若干16歳の期待のルーキー栗栖くんだ!」

栗栖「よし、あれを試すぞ!」

新田「まさか…あのシュートを打つつもりか!」

土屋「いかん、その技はまだ未完成のハズ…!」

アリティア戦でオーバーヘッドキックをクリスに完璧に防がれたことで、
もっと強力な空中シュートを開発しようと躍起になっていた。
栗栖の新技の特訓に付き添っていた二人は、この技の成功率の低さを間近で見ている。
そう、その技はあまりにも強力だが、その威力の代償にあまりにも難しいのだ。

栗栖「(俺の『トルネード』は振り足を高速回転させることでボールに与えるインパクトを強大にするものだ。
   そう。回転する物体はそれだけエネルギーが増す。世界jrユースで戦ったアイツらも……)」

イタリアjrユースキャプテンのエドゥアルド。彼は空中で前方回転することでヘディングの威力を増強させていた。
そして決勝で戦ったブラジルjrユースのシニョーリ。彼もまた回転することでシュートに勢いをつける技を得意としていた。
たしかに高速回転しながら、空中でのバランスを保つのは難しい。
それでもより強力な必殺シュートを身につけるには、この方法しか栗栖は思いつかなかったのだ。

栗栖「いくぞ!これが俺の…」

グルグルグルグルグル……!!

アンナ「な、なんだこれはぁ!栗栖くんが空中でものすごい速度で錐揉み回転をしているぞ!」

中里「まさかあの態勢のままヘディングを打つつもりでござるか!?」

403 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/01/29(日) 22:14:26 ID:???
森崎「まるで人間魚雷だな。だが、あのむちゃくちゃな格好でボールは見えてんのか?」

ガキィッ!ドギュワーーーーーーン!!

森崎の予想通り、栗栖の目はボールを捉えることができないでいた。
己の感のみで突っ込んでいったヘッドはボールの下っ腹を叩き、シュートは大きく上へと逸れていってしまった。
だが、そのボールの勢いは圧巻だった。日向を彷彿とさせるシュートセンスだけは本物なのである。

栗栖「あ…ああ〜〜〜っ」

新田「馬鹿!あんな難度の高い技、こんなときに試す奴が居るか!」

栗栖「で、でも…新田さんは昔南葛中学との対戦で後ろからのパスを
   ダイレクトボレーで合わせることに挑戦したって聞いて……それで俺もやってみようと……」

まさか自分のルーツを模倣し、必死に辿ろうとしているとは思わず新田は赤面する。

新田「……う。ま、まぁ失敗なんてのは誰にでもある。次だ次!」

栗栖「は、はいっ!」

小豆沢「(やれやれ。無謀なのは若さ故か、それとも性格の賜物か。まだまだ俺が先頭で引っ張ってやる必要があるかな)」

その後、東邦が1点リードを保ち続けて前半は終了した。
フースバルは徐々に攻撃のリズムを取り戻し、東邦は守勢に回る場面が多く、
中里はこのままの流れならば直に同点になると予想する。

中里「森崎殿はこのあとどんな展開になると思うでござるか?」

404 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/01/29(日) 22:16:16 ID:???
☆どうしますか?

A 中里の言うとおり、フースバルが勢いに乗ってそのまま逆転だろうな。
B いや、東邦はまだ何か多くの武器を隠し持っている気がするぞ。
C そんなことより喉が乾いてきたな。ジュースでも買ってくるか
D 周りの様子が気になるので、ちょっと他の場所を見に行く

2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

405 :森崎名無しさん:2012/01/29(日) 22:18:12 ID:a93xUMvk
B

406 :森崎名無しさん:2012/01/29(日) 22:20:02 ID:lzg8YmZA
B

407 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/01/30(月) 18:06:46 ID:???
>B いや、東邦はまだ何か多くの武器を隠し持っている気がするぞ。


森崎「いや、俺は東邦がまだアドバンテージをとっていると考えている。
   1点のリードがあるというのもそうなんだが…」

中里「何やら気になることがあるのでござろうか?」

森崎「ああ。多分それは…」


☆どうしますか?

A キャプテンでストライカーの反町に何か秘策があるかもしれない
B 司令塔の沢田に何か秘策があるかもしれない
C さっきの奇妙なドリブラー、ミハエルに何か秘策があるかもしれない
D もう一人の助っ人外国人、バンビーノに何か秘策があるかもしれない
E 健気に周りの援護に徹している山森に何か秘策があるかもしれない
F 守備のラインを統率しているコルドバさんに何か秘策がるかもしれない
G ……まぁ、後半になれば分かるさ、多分……

2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

408 :森崎名無しさん:2012/01/30(月) 18:08:40 ID:fz2mwgKk
D
バンビが何もしてこないとも思えないしなあ

409 :森崎名無しさん:2012/01/30(月) 18:13:43 ID:KP3ItKOo
D
バンビちゃん結構好きなんで

410 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/01/30(月) 18:48:24 ID:???
>D もう一人の助っ人外国人、バンビーノに何か秘策があるかもしれない


森崎「…あのバンビーノという選手、前半はボール運びに徹底していた。
   何度か攻めどきもあったにも関わらず、あえて他の選手にパスを回していたような気もする」

中里「あの男のドリブル、技術もさることながら体格以上の力強さも持ち合わせていたでござる。
   それだけではない。何やら酷く冷たい……罠のようなものを潜ませていたように感じた」

森崎「罠?」

中里「高杉殿が力任せのタックルを仕掛けようとした時、悪寒を感じたでござる。
   そのとき拙者はすぐに後ろに回りこんでボールを零させたので詳しいことは分からずじまいだが」

森崎「ふーん。ただドリブルが上手いってわけじゃなさそうだな」

森崎と中里が注目する中、そのバンビーノの『罠』はお目見えする。後半が始まって10分ほど経った時だ。
ミハエルのドリブルで切り裂いたサイドラインを、バンビーノが後ろから追いかけていく。

バンビーノ「おい、そろそろ俺にも回してくれてもいいんじゃないか?」

ミハエル「オー…ワタシもまだとっておきの技を用意してるのですが…しかたありませーん」

ポンッ!

アンナ「ここでミハエルくんがバックパス!自分は一気に上がってPAへと飛び込んでいく!」

石崎「コンニャロぉ!テメェの相手はこの俺様だァ!」

ラストパスを受け取ろうとする素振りを見せるミハエルに、石崎が果敢にマークに張り付く。

411 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/01/30(月) 18:49:54 ID:???
ミハエル「まあ、下品な動き。ワタシに醜さが伝染しまーす。こっちこないでクダサーイ」

石崎「うるせぇ!早田、こいつは俺が押さえとく!お前はボールを!」

早田「ああ、任せな!」

バンビーノ「(……早田誠。この男もあのフランス大会での全日本のメンバーの一人。
      ククッ、いかにもなタックラーか。獲物にするにはちょうどいい)」

アンナ「早田くん、バンビーノくんに素早く接近し、タックルを仕掛けに行くー!」

早田「しゃらくせぇ!ボール置いてけや!」

バンビーノ「ああ、置いてってやるよ。お望みどおりにな。クックック…」


トラッピング→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ・ハート・スペード→早田がカミソリタックルでボールを奪う!しかし反則の笛が鳴らされる!
クラブ→バンビーノのショットガンドリブルで早田が吹き飛ばされる!
JOKER→早田「(へっ、テメェの魂胆はお見通しってやつだ)」早田のタックル。しかしいつもと動きが違う!?

412 :森崎名無しさん:2012/01/30(月) 18:53:30 ID:???
トラッピング→ ハート8

413 :森崎名無しさん:2012/01/30(月) 18:53:33 ID:???
トラッピング→ クラブ7


414 :森崎名無しさん:2012/01/30(月) 18:53:53 ID:???
トラッピング→ ハート4

415 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/01/30(月) 19:06:34 ID:???
トラッピング→ ハート8
>ダイヤ・ハート・スペード→早田がカミソリタックルでボールを奪う!しかし反則の笛が鳴らされる!
============
バンビーノ「いくぞ、ショットガンドリブルだ!」

ズダダダッ!キュッ、グッ、カカッ!

細かなフェイントで翻弄し、激しい横への揺さぶりをかけてバランスを崩したところを
懐に潜りこむように突っ込んで吹き飛ばす。力と技を兼ね備えたこのドリブルの動きを、
早田は極限まで高めた集中力で目を凝らして追いかける。

バンビーノ「(ミハエルの言うとおり、横への対応はさすがに早いな。だが、俺の狙いはそこじゃない)」

早田「元ミランのエリートがなんだってんだ。俺はエースキラー早田誠、狙った獲物は逃さねぇ」
   右、左、右、左、右、左、右……右!そこだ!もらったァ!!」

ズッシャアアアァァァッ!!バスゥッ!!

バンビーノ「ぐわあああっ!!」

早田「へっ、たまげたか!よっしゃ、早速カウンターを……」

自分でも会心のタックルが決まり、顔をほころばせながらパスを贈ろうとしたその時、

ピピイィィィッ!!

早田「な、なんやて!?」

アンナ「ああっと!反則です!早田くん、反則を取られてしまいました!」

ニーナ「ファールを取られた場所はゴールまでは20m。直接狙うには正に絶好の位置といったところですね…」

416 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/01/30(月) 19:07:53 ID:???
反町「だ、大丈夫かバンビーノ!おい早田、いくらなんでもやりすぎだぞ!」

早田「ち、違う、お、俺は…!」

バンビーノ「ぐ、ぐう…あ、足が…!
      (フン、他国の誇りをしたり顔で踏みにじる『陵辱サッカー』を嗜む貴様らには実にお似合いの手立てだろ?)」

早田「(んな…アホな。俺は確かに奴の足を避けてボールにタックルを決めたはず…ま、まさか!?)」

狼狽する早田に向かって、審判が近寄って行き…



早田の運命→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

K〜10→なんとお咎めなし。
9〜4→厳重注意。次はカードが出るぞ!
3〜A→イエローカードが出される!
クラブA→一発退場!レッドカードだ!
JOKER→なんとバンビーノにイエローカードが出される!?

417 :森崎名無しさん:2012/01/30(月) 19:10:17 ID:???
早田の運命→ ダイヤ7

418 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/01/30(月) 20:13:19 ID:???
早田の運命→ ダイヤ7
>9〜4→厳重注意。次はカードが出るぞ!
============
審判「抜かれれば得点チャンスのあの場面、少々危険過ぎるタックルだな」

早田「ぐっ……」

反則を取られてしまうほどの危険なプレイをしたかどうかはタックルをした本人が一番わかっている。
バンビーノの動きを見切り、完璧なタックルでボールを奪ったにも関わらずのこの判定に早田は納得が行かない。

早田「何処見てやがる!俺のタックルは間違いなくボールだけに行ってたはずだ!よく見てくれよ!」

石崎「ば、馬鹿!熱くなるなよ早田!南葛の退場を忘れたのか?」

早田「……ちっ」

ナポレオンの失態が記憶に新しかったため、早田は怒れる心を何とか抑えて守備へと戻る。
だが、この不遜な態度で審判の心象は大きく下がってしまったのだった。

バンビーノ「(……足の方はなんともないな。ふう、もう一押しってところか)」

沢田「大丈夫ですかバンビーノさん」

バンビーノ「ああ、平気さ。あんなラフプレイに俺は挫けたりしないよ」

その柔和な表情で、仲間に自分の無事を伝えるバンビーノ。
そのスポーツマンらしいハツラツした態度に、観客たちは拍手を送る。
だが、バンビーノの動きを集中的に観察していた森崎と中里は憤慨する。

419 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/01/30(月) 20:14:19 ID:???
中里「なるほど。からくりが判明したでござるな」

森崎「ああ。奴は凄腕のドリブラーってだけじゃなく…凄腕の『マリーシア』でもある。
   早田のタックルの軌道を見切り、派手に吹き飛ばされることで簡単に反則をもらいやがった」

中里「あの時感じた悪寒はこのことでござったのだな。納得でござる。
   ルーク殿といったか。早田殿と雰囲気が似たあの若者、気をつけたほうがいいでござるな」

森崎「下手をしたらカードの累積で退場って展開もあるかもな。……くそっ、厄介な選手を見つけてきやがって!」

守備に優れるルークは、アリティア選抜の大事な戦力の一人。
カインが怪我で能力が落ちている現状、彼の力の存在は大きい。
だが、今のように反則を貰われてしまい退場に追い込まれてしまえば、
一気にピンチに追い込まれてしまう可能性が高い。

森崎「(明日の試合、ルークの扱いに困るな。本人は今日の貸しを返すためにと頑張ってくれそうなんだが…)」

直接フリーキックを得たタイガース。絶好のシュートチャンスを任されたのはミハエルである。

ミハエル「(バンビーノ。一度砕け、消えかけたその宝石の輝きは違う色を伴い再び輝き出す…)」

バンビーノの高度なマリーシアテクニック。それは過去に激しいタックルをもらい、
再起不能に陥るほどの重症を負った経験から生まれたものだった。
もう二度とあのような怪我を負わないように。自ら吹き飛ばされることで衝撃を和らげる技術を身に付けたのである。
そして、その副産物として相手の反則を誘い込むという技術も手に入れていたのだ。

ミハエル「(しかしワタシは不純物の混ざった宝石を宝石とは認めたくありませーん。
     純粋なる美……どんな相手も飲み込むほどの真っ直ぐな美しさこそ、思考の美しさなのデース)」

ミハエルは高く足を振り上げる。バレエの選手のような体の柔らかさに、観客たちは思わず息を呑む。

420 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/01/30(月) 20:15:41 ID:???
ミハエル「見せてあげます。これがワタシの切り札。……ロ〜〜〜〜ズバスタ〜〜〜〜!!」

ギュウウッ……ズシャッ!!

アンナ「ミハエルくん直接ゴールを狙う!こ、このシュートは…!」

土屋「うっ……こ、これは!?」

土屋の目に映るボールは、鋭い回転がかかっているわけでも、ものすごい豪速球でもなかった。
しかし、ミハエルのダンサー特有の繊細な爪先で蹴りこまれたこのシュートは不規則な揺れを引き起こし、土屋を幻惑させる。

土屋「(馬鹿な。トゥーキックシュートでこれほどまでのシュートコントロールをつけられるものなのか?)」

フースバルの選手たちの壁をすり抜け、土屋のパンチングもかわしたボールはゴール隅へと綺麗に収まった。

アンナ「き、決まった〜〜〜!東邦タイガース、2点目を奪いました!」

石崎「あ、あいつ……ミドルシュートも打てたのか?南葛戦じゃドリブルばっかだったのに…!」

早田「くっそォ…バンビーノ……ミハエル……俺は、俺はファールなんてしちゃいねぇ…しちゃいねぇのに…!」

ミハエル「フフン、決まりましたね」

バンビーノ「おい、俺の尊い犠牲があってこそってのをわすれるなよな」

ミハエル「感謝してますよ。…見ましたかヤマザルくん。これこそが美しいサッカーデース。オホホホホ」

軽やかに自陣へと戻っていくタイガースの助っ人二人。
フースバルの監督である陽子は、この一連の流れに溜息をつかざるをえなかった。

陽子「たまげたもんだわ。あそこまで完璧なシュートを決められるとため息しか出ないわ。ハァ〜」

421 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/01/30(月) 20:17:26 ID:???
強豪チーム相手に手も足も出ない現状に嫌気がさしたことでのため息。
だが、この何気ないため息がこのあとの試合を大きく動かすことになる。
陽子に並々ならぬ熱意を上げている石崎という男。
この陽子のため息を『絶好の賞賛』のサインだと勘違いしてしまったのである。

石崎「(が、ガビーン。そ、そんなァ…よ、陽子ひゃ〜ん……)」

気のせいか、陽子の顔が仄かに赤く染まっているように見える。
もちろんそれは石崎の盛大な勘違いなのだが、
陽子への愛に生きる石崎にとって激情に走らせるには十分すぎるキッカケだった。

石崎「ぐっ…ぐぐぅ……あ、あんにゃろ〜調子に乗りやがって〜!!」

ガシッ!

土屋「い、石崎君!?」

石崎はネットに巻かれるボールを拾うと、自らセンターサークルへと走りキックオフを行う。

小豆沢「どうしたんだ石崎、2点差は確かに厳しいところだが君が上がってくる状況じゃ…」

石崎「な〜にが ローズバスターだ!そのぐらい俺にも出来るぜ!
   見ててください陽子さん!男石崎、あなたのくらんだ目を今覚まします!」

沢田「う、嘘ォ!あの石崎がキックオフシュート!?」

反町「無茶な。いくらキック力があっても、まともなコントロールがつけられるものか」

石崎「(えーっと、確かあのオカマ野郎はこんな態勢で……こんな風に蹴り込んだはず!)」

422 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/01/30(月) 20:19:35 ID:???
陽子を魅了したあのシュートを、自分も決めることで振り向かせてみせる。
今、石崎の一世一代の恋の大勝負が始まろうとしていた。


恋のダンスサルト→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

K→なんと!石崎のシュートはゴールの枠をしっかりと捉えている!?
JOKER→K+ネットを突き破るほどの威力でゴールイン!おや?陽子さんの様子が…
クラブA→シュートはふらふらと上がり、陽子さんを直撃!
それ以外→シュートはふらふらと上がり、ゴールポストに直撃!

423 :森崎名無しさん:2012/01/30(月) 20:19:53 ID:???
恋のダンスサルト→ JOKER

424 :森崎名無しさん:2012/01/30(月) 20:21:12 ID:???
ちょwwwwwwwwww

425 :森崎名無しさん:2012/01/30(月) 20:21:31 ID:???
猿…このスレだと意外なほど勝ち組だよね

426 :森崎名無しさん:2012/01/30(月) 21:02:18 ID:???
闇ではなく綺麗な側でのレギュラー獲得か?w

427 :森崎名無しさん:2012/01/30(月) 21:17:27 ID:???
ピンポイントwwwwwwwwwwww

428 :森崎名無しさん:2012/01/30(月) 21:20:34 ID:???
>だが、この何気ないため息がこのあとの試合を大きく動かすことになる。
ガチで試合を動かしたなwwwww

429 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/01/30(月) 21:29:19 ID:???
>>424
( ゚д゚)…………( ゚д゚ )
>>425
ツインシュート止めたりオウンゴールやらかしたり
ファインプレーでチームを助けたとおもいきやこれですか!?
サンパウロ研修を経験してるという経歴を差し引いてもとんでもない躍進ですねw
>>426
出番があるかはまだ未定ですが、味方になるのならとっても頼りになりそうです。
しかし現状独り身の森崎にとってはかなり精神的ダメージがかかることになっちゃうかもw
>>427
ここでJOKERが出てくる辺り、実にモリブレムですねw
>>428
あの文章がフラグになってしまうなんて。場合によっては東邦戦の難易度が少し上がっちゃうかも?
============
恋のダンスサルト→ JOKER
>JOKER→K+ネットを突き破るほどの威力でゴールイン!おや?陽子さんの様子が…
============
ミハエル「OH…なんという事でしょう。愚かなサルを奇行に走らせてしまうとは私はなんと罪深きことを」

バンビーノ「あいつ、あれでミハエルの真似をしているつもりなのか?お笑いだな」

石崎「うおおぉぉぉぉ〜〜〜〜〜りゃ!?」

ズギャギャーーーーーーーン!!ズルッ!

実際に、石崎のミハエルの姿を模倣したトゥーキックシュートはあまりにも不恰好だった。
バレエダンサーのような高く上げられた足はガニ股になって腰の位置辺りまでしか上がらず、
無理な態勢でのシュートが災いし、インパクト直後に前のめりに倒れこんでしまう。

石崎「いでぇ!(うぐぐ…い、今の俺ってすっげぇ惨め?な、情けねぇ…)」

430 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/01/30(月) 21:30:49 ID:???
ここで、このアカネイア大陸においての大きな文化、力の象徴の一つとなっている『魔法』を思い出して欲しい。
今でこそ修行を積み、精霊を使役して魔道書の魔力を解放する形式が常となってはいるが、
古代の魔法とは、己の心にある様々な感情を行使することで熱や冷気を発生させるものだった。

そう。今の石崎の心は愛しき女性への愛情で溢れかえっており、
その力は100年前に大陸を救った救国の英雄アンリに亡国の王女アルテミスが送った祝福の魔法にも匹敵するものだった。
魔法とは強き思いの形。純粋な心が生み出す良き魔法は時に『奇跡』すら起こしてしまうのだ。
足りないセンスを根性で補ってきたこの青年は、今度は愛情という名のガッツでカバーする。

ドギュルルルルルル!ギュワワワーーーーーン!!ブヅン!バシュルルルルル……

反町「な」

沢田「に」

山森「が」

コルドバ「お、起こったというのだ…?」

後藤「(み、見えなかった…何も……)」

中里「……こ、これは……な、なんという……」

森崎「は、はは……ははははは……お、おい、中里……これは何かの夢だよな……なぁ」

ピピイィィ〜〜〜!!

アンナ「き……決まったァ!ゴーーーール!!推定50m強のこの距離から
    フースバルのDFである石崎くんのシュートが東邦のゴールを突き破った〜〜〜!?」

ニーナ「す、素晴らしいですね……あまりの凄さに言葉が浮かびません……」

431 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/01/30(月) 21:31:57 ID:???
得点を知らせる笛が鳴る。石崎が転んだ際の爆笑の渦が、一瞬の内に歓喜の渦へと変貌した。
未だ地面に倒れ込んでいる石崎を、仲間たちが驚愕と喜びに包まれながら取り囲む。

新田「す…すげぇ!すげぇや石崎さん!俺だってあの距離で決めるのは難しいってのに!」

栗栖「とんでもねぇっす!守備だけじゃなくあんなスゴイシュートも隠し持ってたんですか!」

早田「お前いつの間にあんなシュート技術身に付けてたんだよ!俺のお株を奪う気か!こら!」

小豆沢「まだ1点リードされてる以上、気は抜くなよ。だが……いいシュートだったぞ、石崎!」

石崎「(う、嘘ォ!?俺…ほ、本当にゴールを決めちまったのか?翼みたいに…こんな遠くからのシュートで!?)」

そして、フースバルのベンチでこの顛末を眺めていた陽子はこれまで石崎に抱いていた感情が
グラグラと大きく揺らぎ始めていることに困惑していた。

陽子「(う…そ、じゃない。夢…でもない。い、石崎…くん、が……)」

自称面食いのはずの陽子の胸が、締め付けられるように痛み出す。
今のシュートに心を打たれたとでも言うのか。あんな不恰好なシュートフォームにもかかわらず
ゴールネットを突き破るほどの威力を生み出したあの石崎了という男に。

顔面を地面に強打した彼の顔は真っ赤に腫れ上がっており、その姿はサルそのものだ。
だがそのサルはただのサルではない。劣勢に追い込まれたフースバルの危機を救うヒーロー。
陽子が小さい頃から大好きだった絵本『さいゆうき』に出てくる『孫悟空』のようであった。

陽子「(石崎くんにあんなシュートセンスがあっただなんて。
   もしも、もしもの話だけどちゃんとフォームを矯正して、
   しっかりとしたドリブル技術を身に付けさせることが出来るのなら……
   むふ、むふふ、むふふふふふ……)」

432 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/01/30(月) 21:33:09 ID:???
兄の宗政でさえ見抜けなかった奇特な才能。必ずや自分が育て、輝かせてみせる。
彼もきっと将来の全日本代表に欠かせない一員になってくれるはず。
だが、それ以上に陽子はもっと彼の隠された才能を見たいと願っていた。
もちろん自分がまっさきに見つけてみせるのだ。自分だけのヒーローの原石。他の誰にも譲らない。

陽子「(石崎くん、この大会が終わったら早速『あの方』にコンタクトして……ウフフ、あ〜、た・の・し・み♪)」

そして、この石崎の躍進を夢や幻でなく現実として受け入れることを強いられる東邦タイガース。
なによりも自分のシュートを模倣というにもおこがましいフォームで、
しかも自分以上の威力を叩き出した石崎に対してミハエルは…


認めざるを得ない→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ・ハート→「悔しいですが、彼の力は本物デース。ワタシの生涯のライバルにふさわしいデース!」
スペード・クラブ→「しかたがありません。まだ未完成ですがあの新技を披露してやりましょう…ウフフフフ」
JOKER→その時ミハエルの脳裏に謎の声が…!

433 :森崎名無しさん:2012/01/30(月) 21:33:29 ID:???
認めざるを得ない→ クラブ6

434 :森崎名無しさん:2012/01/30(月) 21:33:54 ID:???
認めざるを得ない→ スペードJ

435 :森崎名無しさん:2012/01/30(月) 21:36:45 ID:???
> その力は100年前に大陸を救った救国の英雄アンリに亡国の王女アルテミスが送った祝福の魔法にも匹敵するものだった。
石崎SUGEEEEEEE!!

436 :森崎名無しさん:2012/01/30(月) 23:21:31 ID:???
やばいちょっと感動した

437 :森崎名無しさん:2012/01/31(火) 20:22:49 ID:???
>>436
ぶっちゃけ原作で一番好きなキャラが石崎だからうれしい
原作でガッツマンと言えば石崎

> そう。今の石崎の心は愛しき女性への愛情で溢れかえっており、
> その力は100年前に大陸を救った救国の英雄アンリに亡国の王女アルテミスが送った祝福の魔法にも匹敵するものだった。
> 魔法とは強き思いの形。純粋な心が生み出す良き魔法は時に『奇跡』すら起こしてしまうのだ。
> 足りないセンスを根性で補ってきたこの青年は、今度は愛情という名のガッツでカバーする。

そのガッツを奇跡を起こす純粋な心と比喩してくれて興奮が収まらないw

438 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/01(水) 22:11:36 ID:???
>>435
それだけ今回のイベントは物凄い力が働いたというところですねw
>>436
ちなみにこのアンリとアルテミス、原作だと悲恋の結末となっており
『アルテミスのさだめ』という逸話となって後世に伝わっています。
石崎と陽子さんの恋の行方はまだ始まったばかりですが、果たして…?
>>437
そこまで言っていただけてスレ主として本当に嬉しい限りですw
石崎も森崎と同様、決して才能には恵まれてはいませんが数少ないチャンスをモノにして
持ち前のガッツで困難を乗り越えていく努力家の鏡みたいな素敵なキャラですよね。
不思議なことに、思いが奇跡を起こすという設定のこのスレだからこそ
メンタリティに優れる石崎や松山がどんどん強化されているのが納得できたり。
============
認めざるを得ない→ クラブ6
>スペード・クラブ→「しかたがありません。まだ未完成ですがあの新技を披露してやりましょう…ウフフフフ」


ミハエルの心は震えていた。それは長年のダンス経験で編み出した自分だけしか打てないと信じ込んでいたシュートを
石崎がいとも簡単に模倣…とは言いがたいが、真似をして放ったことへの驚きが半分。
そしてもう半分は、これだけの畏れを自分に与える相手に会えたという喜びである。
この瞬間、自分の目の前にこれほどまでに倒しがいのある相手が現れたことに笑みが止まらなかった。

ミハエル「フフフ…なるほど。ただの下品なサルと侮っていたワタシが愚かでした。
     彼はサルの中のサル。ベストイズモンキー!ワタシのシュートがローズバスターなら
     彼のシュートはヤマザル…いえ、『ボスザルバスター』デース!」

バンビーノ「ミ、ミハエル…?」

目を大きく見開き興奮しながら叫ぶミハエルを、東邦の選手たちは恐ろしげに遠巻きにして見守る。
暫くの間鮮やかな長い金髪を振り乱し続け、ピタリと動きが止まる。
そして石崎に靭やかで長い腕をピシッと向け、堂々と宣言する。

439 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/01(水) 22:13:38 ID:???
ミハエル「いいでしょう。アナタをワタシの生涯のライバルと認めマース!」

石崎「え、ええ〜!?な、なんでお前みたいな変態なんかと〜!?」

早田「ははは、意外とお似合いのコンビに思えるがな」

新田「ですね」

石崎「て、テメェら人事だと思ってんなのんきに…!」

ミハエル「(ワタシの美を追求せんとするシュートとは全くの逆。下品すぎて眼を向けるのも憚れると思いきや…
     地面に倒れこんでもシュートを決めようとするその泥臭さはある種の芸術かもしれません。
     フフフ…どこか懐かしいですねこの感覚。負けませんよ、サルザキ。真の美の化身となるのはこのワタシデース)」

今でこそ優雅を通り越してキワモノすぎる美麗さを誇るミハエルも、初めからこうだったわけではない。
何度も地べたに倒れ、膝をすりむき、足にマメを作ったことで鍛え上げた彫像のような肉体を手に入れているのだ。
そんな彼だからこそ、石崎の我武者羅な姿に激しい共感を覚えてしまったのかもしれない。

ミハエル「あなたに特別に見せてあげましょう。この技はまだ未完成で不完全。
     完璧を目指すワタシとしては、ここで披露するのは少し躊躇してしまうのですが……
     もう形振りかまって入られませーん!ワタシの全てを見せてアゲマース!」

ピピィ〜〜〜!!

ミハエル「新ワザ、イキマース!」

バッ!

アンナ「こ、これはまさか!今度はミハエルくんがキックオフシュートをやり返そうというのでしょうか!?」

440 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/01(水) 22:15:12 ID:???
新田「なんだって!?」

小豆沢「馬鹿な!?」

輝林「ふ、ふざけんな!」

大森「そう何度もポンポン入るもんじゃねぇって!」

石崎「くっ…くそったれ〜〜!来るならきてみやがれってんだ〜〜〜!!」

土屋「(ただでさえ恐ろしい相手を更に目覚めさせてしまったようだ。…だが、だからこそここで退くことはできない!)」

陽子「(さァ、石崎くん。次は私にどんなドキドキを見せてくれるの?
   あなたは私の夢。無様な姿を見せたら許さないんだから!)」

フースバルの選手たちはシュートコースに割り込めるものは一斉にブロックに飛び込む。
そしてフィールド内と同様に、観客席もこのシュート合戦に固唾を呑む。

中里「なんということでござろうか。あの石崎殿も既に世界級の選手に成ろうとしているとは…」

森崎「(……よりにもよってなんで石崎なんだよ。中里のせっかくつなぎとめた自信が折れかけてんじゃねーか!)」

ミハエル「決めますよ。これがワタシの――」

様々な思惑が重なる中、ミハエルの未完成のシュートが優雅かつ豪快に放たれた。

441 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/01(水) 22:17:32 ID:???
華やかに激しく→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

K〜5→なんと!ミハエルのシュートはゴールの枠をしっかりと捉えている!?
JOKER→K+ネットを突き破るほどの威力でゴールイン!
クラブA→シュートはふらふらと上がり、森崎を直撃!
それ以外→シュートはふらふらと上がり、会場の外へと消えて行く

442 :森崎名無しさん:2012/02/01(水) 22:18:32 ID:???
華やかに激しく→ ハート7

443 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/01(水) 22:49:26 ID:???
華やかに激しく→ ハート7
>K〜5→なんと!ミハエルのシュートはゴールの枠をしっかりと捉えている!?
============
ミハエル「(バラの刺のように爪先で鋭く突き刺すように打つのが『ローズバスター』。
     ワタシのダンサー特有の繊細な爪先だからこそ撃てる技、でした……)」

ミハエルは石崎の不恰好ながらも凄まじく激しいシュートをしっかりと見ていた。
彼の体は頑丈さが無駄に出すぎたように固く、強張ったものだった。
掲げられた足はひん曲がり、とてもミハエルのようなバレエ特有の曲線美とはかけ離れていた。

ミハエル「(しかし……彼は転びそうになりながらも逆足をボールに擦りつけていました。
     これは偶然かもしれませんが、それによってシュートの瞬間ボールが激しい回転をしていたのです)」

トゥーキックシュートは簡単に飛距離を稼げる反面、非常に狙いがつけにくい。
足の甲や足の内側よりも蹴りの面積が狭く、力の込め具合のバランスが取れないのだ。
先ほどのローズバスターはフリーキックということもあり、落ち着いてボールの中心を蹴り込むことが出来た。
パスを受け取った際のトラップの反動でかかる僅かな回転くらいなら打ち抜けるほどに鍛錬も積んできた。

ミハエル「(しかし…ボールのエネルギーの増すほどの回転がかかった状態では、ワタシでも狙いをつけるのは難しかった。
     いえ、狙いを外した際の足に係る負担を恐れて蹴り込むことを躊躇していたのです)」

だが、ミハエルは気がついた。失敗を恐れていては乗り越えられない壁があることを。
そしてあの男はやってのけた。恥も外聞も捨て去り、純真な心で挑戦に臨み成功をつかみとったのだ。

ミハエル「(人の心の奥底にまで響くほどの美しさ。それは失ってしまうかもしれない恐怖からの脱却。
     困難を乗り越えてこそ、カタルシスはより深く、より凄まじい物へと昇華されます)」

ならばやるしかあるまい。究極の美を追求する者として。失敗など恐れてはいけない。成功することだけをイメージして。

ミハエル「イヤアアアア〜〜〜〜ッ!!ローーーーーーズッ!!」

444 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/01(水) 22:50:40 ID:???
ガッ!ギャルルルルッ!!

左足で踏みつけるようにボールを擦り、反動で浮き上がったボールに照準を定める。
棘で突き刺すのではない。棘で突き割るがごとくの勢いで蹴り込むのだ。

ミハエル「ス マ ッ シ ュ ! !」


ボッ!            バヒュルルルルルルッ!!


アンナ「こ、これは先程のローズバスターとは違います!より勢いを増し、螺旋を描くように一直線にフースバルゴールへと向かっていく!」

ズギャギャッ!!

新田「のっ!」

小豆沢「ばっ!」

輝林「らっ!」

大森「きさまらはんらんぐんだな!」

悲鳴を上げながら吹き飛ばされていくフースバルの選手たち。
ローズバスターを柔の美しさとするならば、ローズスマッシュは剛の美しさを体現していた。

石崎「(は、はえぇ!追いつけるのか?いや、追いつくんだ!陽子さんが見ている限り、俺は――)」

後ろの土屋はシュートの勢いに飲まれ目が追いついていない。
タイガースの3点目の瞬間は、石崎の手、いや顔に委ねられているのだ。

445 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/01(水) 22:52:33 ID:???
猿薔薇合戦→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ・ハート→石崎のブロックをすり抜け東邦が3点目を奪う
スペード→石崎の顔面ブロックでローズスマッシュに触れる!しかし…?
クラブ→石崎の顔面ブロックでローズスマッシュを撃破!
JOKER→石崎「(こうなったらあれを使うしかねぇ!)」石崎がポストに駆け寄り…?

446 :森崎名無しさん:2012/02/01(水) 22:52:53 ID:???
猿薔薇合戦→ スペード8

447 :森崎名無しさん:2012/02/01(水) 22:53:02 ID:???
猿薔薇合戦→ ダイヤ8

448 :森崎名無しさん:2012/02/01(水) 22:53:04 ID:???
猿薔薇合戦→ スペードQ

449 :森崎名無しさん:2012/02/01(水) 22:53:04 ID:???
猿薔薇合戦→ ハート6

450 :森崎名無しさん:2012/02/01(水) 22:55:52 ID:???
もしかして、またオウンゴール?

451 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/01(水) 23:11:14 ID:???
>>450 正解!
============
猿薔薇合戦→ スペード8
>スペード→石崎の顔面ブロックでローズスマッシュに触れる!しかし…?
============
石崎はボールに対する反応に優れている。しかし、多くの人が反射的に身を守ろうとして掲げる腕、
または長年サッカー選手として鍛えている人ならではこその足や体ではなく、彼の場合は何故か顔である。
脳から最も近い位置だからこそ、最も素早く動かせるという変な理屈があるのかもしれないが、
石崎はこの『がんめんブロック』によって多くの危機を救い、そして危機の演出もしてきた。
そして、今回は見事に後者の選択が選ばれてしまうことになる。

ドゴォァ!!

石崎「ぐわぁぁぁーーーっ!!」

血しぶきを上げながら上空に跳ね飛ばされる石崎。だが、しっかりとシュートの勢いは殺していた。

ミハエル「(み、見事デース…さすがはサルザキ。ワタシの新ワザを初見で弾き返すとは…!)」

改めて生涯のライバルの凄さを目の当たりにするミハエル。が、次の瞬間。

ボムッ!バスッ!テンテン……

土屋「あっ……」

早田「こ、こいつは……」

木村「ま、またしても……」

ピピィ〜〜〜〜ッ!!

452 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/01(水) 23:12:33 ID:???
アンナ「は、入りました!石崎くんのブロックで弾いたシュートはそのまま勢いを失いながらも
    ゴールネットへと入ってしまいました!オウンゴール!フースバル、これはついてな〜い!!」

陽子「…………」(#^ω^)ピキピキ

石崎「…………」Σ(゚д゚lll)ガーン

ミハエル「オホホホ。やっぱり彼はユニークでファンキーなヤマザルみたいデース!」

中里「いやはや、まさにこれぞ石崎といったところですなぁ。ニンニン」

森崎「(石崎にゃ悪いが中里のことを考えりゃ、今回ばっかりはナイス自殺点だぜサル!って感じだな)」

一瞬でリードを2点差に戻されたフースバル。元よりチーム力に差があり、
この一連の攻防で互いに体力を消耗しすぎてしまった。
どちらも思うように攻めきれず、時間はどんどん消費されていき――


それからどうなった?→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ・ハート→そのまま3対1で東邦タイガースの勝利
スペード→新田のファルコンクロウで1点差に追いつく。だが残り時間はあと僅か!
クラブ→新田のファルコンクロウで1点差に追いつく。さらにフースバルの得点チャンス!
JOKER→新田のファルコンクロウ、栗栖のトルネードで同点に追いつき引き分けに。この瞬間アリティアの優勝が決定!

453 :森崎名無しさん:2012/02/01(水) 23:13:50 ID:???
それからどうなった?→ クラブ8

454 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/01(水) 23:33:39 ID:???
それからどうなった?→ クラブ8
>クラブ→新田のファルコンクロウで1点差に追いつく。さらにフースバルの得点チャンス!
============
後半35分。これまで反町の指揮やコルドバの統率で抜群の守りを敷いていた東邦の守備陣に疲れが見え始める。
その隙を新田は見逃さずに、ここが攻めどきと自らバイタルエリアへとボールを持込ミドルシュートを放つ。

新田「くらえっ、ここだ!ファルコンクロウ!」

ドシュルルルッ!ズバァッ!ピピィーーー!!

角度の鋭いドライブ回転のシュートでネットが小気味よい音を奏でる。

小豆沢「よし。それでこそフースバルのエースストライカーだ」

新田「まだまだ!同点、いや、逆転するまで気は抜かない。ですよね?」

石崎「そ、そうさ!今日勝てば明日の試合結果にも寄るがまだ優勝の可能性は残ってんだ!諦めねぇぜ!」

早田「だよな。ここは俺も上がる。一気に攻め立ててゴールゲットを狙おうぜ!」

栗栖「俺も今度こそシュートを決めて見せます!どんどん放り込んでください!」

陽子「(どんな窮地に立たされても絶対に不安を見せない。
   うんうん、開幕前にしっかりチームとしての基板が出来上がってくれたみたいね)」

どんどんムードを上げていくフースバルに対し、東邦は内心震え上がっていた。
フースバルは確かにタレントは少ないが、その攻撃力は屈指であることは否めない。

沢田「ど、どうしましょう反町さん。このままじゃ…」

455 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/01(水) 23:35:01 ID:???
反町「弱気になるなタケシ。接戦の時は心が弱ったほうが負ける。
   思い出せ。俺たちはそうして3年間南葛高校に…
   いや、中学も合わせれば6年も負け続けてきたんだ。もう……負けるのは沢山だよ」

沢田「反町さん……」

山森「……反町さんの言うとおりです。俺たち南葛が常に勝者でいられたのは絶対に諦めなかったからです。
   確かに流れは今フースバルにあります。けれど、まだリードしているのは東邦。有利なのは僕達です」

ミハエル「司令塔のキミが弱気だと困りマース。もっと胸をはってくだサーイ」

沢田「……は、はい……」

周りの激励になんとか答えようと、無理に笑顔をつくろうとする沢田。

バンビーノ「(……ダメだな。完全に心が折れかけている。エリート校の出身とは言え、まだまだ若いか)」

バンビーノの目論見通り、沢田の指示は後ろ向きで逃げ切りを示すものしか現れなかった。
守備のラインを上げ、人数を増やしたフースバルの突撃に完全に飲み込まれボールを奪われてしまう。

森崎「おお!前線で新田がボールを奪ったぞ!あいつ、ここ数年ですっかり守備も巧くなったよな〜」

中里「元より身体能力はトップクラスだったゆえ。森崎殿のイジメに耐え、密かに力を蓄えていた賜物ですな」

森崎「う、うるせー。俺は叩いて伸ばすタイプなんだよ。昔の扱いは新田のためを思ってこそだったんだ!」

中里「どうだか……」

新田がどれだけ活躍しようとも、他の要因を持ちだしては彼の努力をなかった事にしてきた話を持ちだされ、森崎は少し居心地が悪くなる。
今でこそ新田とは懇意にしているが、昔は生意気な後輩だと色々と心ないことをしていたかもしれない。

456 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/01(水) 23:36:42 ID:???
新田「(くっ…直接切り込めるだけの体力はもう残っていないか。だったら…!)」

同点に追いつくための、多分これがラストチャンス。絶対に点をとってくれると信頼できる仲間に、新田はボールを託す。


新田の判断→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ・ハート→ツートップの片割れ。こんどこそ決めろ!栗栖にパス!
スペード→攻撃型サイドバックとは俺のこと!早田さん、任せました!
クラブ→先ほどのシュートはまぐれなどではないはず。石崎さん、お願いします!
JOKER→?????「決めろ、ニッタ!」その時観客席から聞き覚えのある声が――!?

457 :森崎名無しさん:2012/02/01(水) 23:37:15 ID:???
新田の判断→ スペードJ

458 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/01(水) 23:49:00 ID:???
新田の判断→ スペードJ
>スペード→攻撃型サイドバックとは俺のこと!早田さん、任せました!
============
早田「来い!俺に持ってこんかーい!!」

早田の猛然としたオーバーラップが視界に映る。マークも都合よくついていない。

新田「早田さん、任せました!」

ボンッ!バシッ!

早田「ナイパー!おっしゃあ、行ったるぜー!」

アンナ「ここで左サイドを猛スピードで上がってきた早田くんにパスが通る!
    彼にも強力なミドルシュートがあるとの情報が入っています」

ニーナ「ここで追いつくことが出来れば、まさかの大逆転劇も見えてきますね」

早田「(タックルもブロックもクリアーも、守備に関しては全てにおいて上に行かれた次藤。
   奴になくて俺にあるものを探し、そして俺はシュートに磨きをかけた。
   ……だが、今度は石崎に俺のアイデンティティを奪われかけていやがる。
   もうこれ以上、俺の居場所を奪わないでくれ。俺はこのフースバルでサッカーがしたいんだ!)」

自分の価値を守るために。いや、それよりもチームの勝利のために。
早田は得意とする横回転と、夢抱いてきた縦回転を合体させた新シュートを放つ。

早田「そおおりゃあああああっ!!これが俺の『ダブルシェービングシュート』だ〜〜〜〜〜っ!!」

459 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/01(水) 23:50:23 ID:???
進化する二枚刃カミソリ→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ・ハート→早田のシュートが美しくも鋭い弧を描きゴールを奪う。同点だ!
スペード→ブロックとキーパーを突破するが、カーブをかけすぎてしまいポストに当たる。こぼれ球に。
クラブ→コルドバのブロックでシュートが弾かれる!そして――
JOKER→縦回転、横回転、そしてこいつがおまけの軸回転!!トリプルシェービングシュートだとォ!?

460 :森崎名無しさん:2012/02/01(水) 23:50:37 ID:???
進化する二枚刃カミソリ→ クラブK

461 :森崎名無しさん:2012/02/01(水) 23:50:47 ID:???
進化する二枚刃カミソリ→ ダイヤA

462 :森崎名無しさん:2012/02/01(水) 23:52:00 ID:???
ガーネフさんウハウハっすね

463 :森崎名無しさん:2012/02/02(木) 00:15:18 ID:???
結果的には敵に塩を送りまくる大会になってるねw

464 :森崎名無しさん:2012/02/02(木) 00:23:59 ID:???
ガーネフ、高血圧で死亡する痛恨のミス

465 :森崎名無しさん:2012/02/02(木) 00:24:00 ID:???
とはいえ石崎のオウンゴールで森崎の評価を落とすことなく鉄壁のブロッカーにまた一歩近づいたし
イスラスも離反したしトータルで見れば悪くないんじゃない

466 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/02(木) 23:58:16 ID:???
>>462
貴重なDF枠なのでありがたいですね。…って、そうじゃなーい!
闇のオーブ勢に加わる条件は色々あるのですが、
もちろん加入を防ぐ手立てが全くないわけではありません。
>>463
闇のオーブ勢は第2部の物語の流れを構築する大事な部分なので
多すぎても少なすぎてもダメな難しい部分なんですよねー。
>>464
過多の塩分はお年寄りだけじゃなくとも気を付けたいところですねw
>>465
多くの人間との交流が破滅のツボで苦しむ森崎を救う手立てとなってくれるでしょう。
============
進化する二枚刃カミソリ→ クラブK
>クラブ→コルドバのブロックでシュートが弾かれる!そして――
============
早田の代名詞でもある鋭い横回転をかけたカミソリシュート。
これに縦回転のドライブを加え、広い角度から狙えるロングシュートに進化させたもの。
それがこの『ダブルシェービングシュート』である。

早田「(左上空から襲いかかるようにして逆ネットに突き刺さる。止めようがねぇ完璧なコースだ)」

しかし、早田のシュートには足りないものがあった。そう、単純なシュートの『破壊力』である。
それは本来の彼にはそこまで必要ではなく、鍛える機会が無かったもので仕方ないといえば仕方ないのだが。
ボールを奪うことに特化していた彼の肉体では、より強烈なインパクトでシュートを放つ技術を身につけるには時間が必要だった。
その足りない要因が、この歴戦のCB、元コロンビア代表の名DFコルドバを追いつかせてしまった。

コルドバ「(なかなか面白いシュートを撃つ。だが、どれだけ曲げようとも向かってくるのはこのゴール内のどこか。
     ボールの勢いがその程度では、十分にシュートブロックする時間は得られるのだよ)」

ビュッ…バゴォッ!!

467 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/02(木) 23:59:40 ID:???
早田「な…なにィ!!」

アンナ「弾いた!コルドバくんのブロックで、早田くんのシュートは勢いをなくし転がっていく〜〜!!」

コルドバ「(ただ曲げるだけのシュートならば、それこそプロの世界ではいくらでもいる。
     それ以上の何を持っているか。シューターとしての才とはそういうことを言うのだよ)」

早田「(だ、ダメなのか…。タックルも、ブロックも、クリアーも……
   シュートさえも、俺は役に立つことができねぇってのかよ……ちくしょう……!)」

こぼれ球は近場の東邦の選手がフォローし、すぐに大きくクリアーされてしまう。
その後フースバルの選手は必死に走りまわったが、ついに反撃の機会を再び得ることはかなわなかった。

ピッピッピィーーーーー!!

アンナ「試合終了〜〜〜っ!!東邦タイガース、辛くも逃げきりました!
    3対2でフースバルに勝利!明日のアリティア選抜戦に優勝の望みをつなぎます」

ニーナ「2連勝で単独トップを走るアリティア選抜と、1勝1敗で追いかける東邦タイガース。
    明日の直接対決の結果如何では、南葛ウイングスにも優勝の可能性はありますね」

アンナ「エースの出場不可という大きなハンデを背負うことになっていますが、
    どのチームも最後までハツラツとした試合を見せてくれることを願いたいですね。
    それでは明日の最終日も、このアリティア特別競技場でお会いしましょう〜!」

468 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/03(金) 00:00:46 ID:???
森崎「(早田のやつ、最後のシュートを外したのを相当悔しがっていたな。
   昨日はあんなに自慢気に新技のことを話してくれたってのに。
   ……しかし、東邦タイガースか。下馬評では日本一の戦力チームと言われているだけあるぜ)」

中里「(あのコルドバという選手、熟練の技の冴えを見せていた。
   長年の経験と、守備の基礎に基づいた鉄壁のブロック。今の拙者に必要なのは正にあれだ。
   これまで忍びの力で曲がりなりにもごまかしてきた拙者の真のサッカーの技術と
   しっかりと向き合う必要がありそうだ。その為には……)」


大会も2日目が終わり、一般兵がスタジアムの整備に明け暮れる頃、
暗殺組織の一員であるクライネは仲間のローローを伴い、肩をいからせながら建物の地下道を歩いていた。
同じく組織員の一人であるアイネに明日の作戦の打ち合わせと定期報告を行うためである。

ローロー「クライネ、さっきから機嫌が悪い。いったいどうした」

クライネ「……どうしたもこうしたもないわよ。アイツ、アタシの弓から逃げきるだなんて……」

思い出したくもない忌々しい記憶である。エストを誘拐し、アベルの出場を妨げるという
妨害の工作を放棄したイスラスの粛清のためにわざわざこんなかび臭いところまで追いかけてきたというのに。

ローロー「ああ。あの『裏切り者』か。で、どうする?まだまだまだまだ追いかけるのか?」

クライネ「フンッ、いいわ別にあんな奴。仮面の加護がなければ生きられない体の男に何ができるっての。
     それよりも、早いところアイネと合流して……あっ〜!イラつく!ホコリっぽいたらありゃしない!」

ぐちぐちと不満を言いながら遠ざかる影を、排水口の奥で息をひそめるイスラスは見送っていた。

イスラス「(……さて、あとはアイツらだな。世話になった分、ケジメだけはつけておきたいところだ)」

469 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/03(金) 00:01:59 ID:???
地下道を抜けたイスラスは、ここ数ヶ月共に過ごしてきたルームメイトたち……
闇のオーブの呪縛にとらわれアカネイア大陸に拉致された者たちがいる郊外の隠れ家を訪れる。

イスラス「…………まぁ、予想はしていたがな」

イスラスを迎える3人の表情は必ずしも歓迎を表すものではなかった。
心配をするバビントン、困惑するストラット、そして敵意を向けてくる中山の視線を詰めたい表情で受け入れる。

中山「どういうつもりだイスラス!何故森崎の指示を無視した!納得の行く説明をしてもらおうか!」

バビントン「な、中山…お、落ち着いてよ…」

ストラット「おい、気持ちはわかるがそんなに怒鳴るなよ。…まぁ、後味の悪い仕事だったんだ。
      やりたくねぇって気持ちは分かるさ。しかたねぇよな、うん。
      だがよ、一刻も早く綺麗な体で元の世界に帰るためにはもうちょっとだな……」

イスラス「綺麗な体、か。あの下衆どもの思惑に踊らされた挙句人道を外れることをさせられて綺麗でいられるものかよ」

下衆という言葉に対し、中山がぴくりと眉をひそめる。それを抑えるようにストラットが少し声量を荒らげて言う。

ストラット「だから!割り切れって言ってんだよ!自分の意志を貫き通すのは立派さ。結構結構。
      だがよ、今は素直に従うしか無いじゃねぇか。無理に逆らえそうな相手じゃないってことはお前だって分かるだろ!?」

自分たちの生活の全てを管理し、束ねる怪しげな呪術の数々を使いこなすガーネフという存在。それだけではない。
何よりも闇のオーブに染まった自分たちの力や精神の制御のための『仮面』という命綱に縛られているのだ。

イスラス「……ハッ。そんな後ろ向きな考え方が間違ってるのさ。
     傷つきたくない、苦しみたくないからと逃げに逃げ続けてきたアンタにはお似合いだがな」

ストラット「なっ……テメェ!!今なんつった!?」

470 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/03(金) 00:03:14 ID:???
イスラス「逃げに逃げ続けてきたアンタにはお似合いだって言ってんだよ。
     くだらねぇ。抗う勇気も無しに、分かったようなことほざくな」

ストラット「テメェ…!表出ろ!前々からそのすかした態度が気に食わなかったんだ!」

昔のトラウマを無法に傷つけられたストラットの怒りに火がつく。一触即発の雰囲気にバビントンは取り乱す。

バビントン「ちょっと止めてよ二人とも!喧嘩なんて見たくないよ!
      中山、キミからもなにか言ってよ。二人を止めなくちゃ」

狼狽え続けるバビントンの言葉など耳に入っていないように、中山は虚ろな目でいがみ合う二人の姿を眺めていた。

中山「(……俺は辛い現実から目を逸らし、逃げることを望んでいた。
   森崎を破滅のツボで傷付け、アイツの夢を壊してしまったことから
   逃げ出したい一心で。それでこの世界に誘い込まれた。そう思っていた。
   だけどアイツは、森崎はそんな俺を許してくれた。気にするな、また一緒にサッカーしようなと)」

その森崎が自分を信頼し、頼み込んでくれたのだ。自分の偽者を倒し、失った力を取り戻してきてくれと。
だがその願いは他人を貶め、不幸にすることで幸せを手に入れる後味の悪いものばかりだった。
元より気が優しく、気のよい友人たちに囲まれてきた中山の良心が痛まないはずはない。

中山「(だけど俺は…森崎を助けてあげたい。アイツの苦しみを少しでも取り除いてあげたい。
   そのためだったら自分の手が汚れても構わない。だけど……他の皆は……)」

ガッシャーン!ドンガラガラ!バゴォッ!!

気がつけば取っ組み合いが始まっていた。体格にまさるストラットが優勢に見えるが、
イスラスは華麗なフットワークでうまく攻撃を避け、捌いている。

ストラット「テメェに……俺の気持ちが分かってたまるか!この冷血漢め!」

471 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/03(金) 00:04:43 ID:???
イスラス「分かるかよ!望んじゃいねぇのにこんな力を与えられた理不尽さが俺は先に出てんだよ!」

ストラット「悪いかよ!助けが欲しかったんだよ!親友を傷付け、仲間を傷付け……!
      チームの皆、世話になった人も何もかも台無しにしちまったんだ、俺は……!」

イスラス「その償いが他人を陥れることかよ!舐めてんじゃねぇぞテメェ!」

ストラット「俺だってこんな汚いことに手を貸すのは嫌だ!気に入らねぇよ!」

イスラス「だったら辞めればいいだけだろ!わからず屋が!」

ドッシーン!ボコボコッ!ガツーン!!

ゴロゴロと組んずほぐれつしたところで、ストラットがイスラスに馬乗りになる。
すぐに振り解こうと足腰に力を入れようとするが、イスラスは動きを止めた。
それは、ストラットが泣いていたからだ。ボロボロと大粒の涙を零し、拳を震わせていたからだ。

ストラット「……償いたい奴がいるんだよ……自分の手が、汚れに塗れようとも……
      俺の犯した罪はこんな事で晴らせるほど軽いものじゃねぇ……
      お前にだって居るだろ。そんな奴が、一人くらい……!」

イスラス「…………」

イスラスの幼い頃の遠い遠い記憶。自分と同等。いや、それ以上のスピードで先を走っていく金髪の少年。
追いつけない自分を気遣うように、後ろを振り向くはにかんだ顔。だが、その顔ははっきりと見えない。
何かの激しい逆光が、彼の顔を覆い隠す。耳障りの騒音。つんざく悲鳴。届かない手。そして――。

イスラス「そうだな。その為に、もっと力が欲しい、強くなりたい。俺たちはそんな志の元で集まった……」

バビントン「そうだよ。色々思う所があるかもしれないけど、今はとにかく早く地球に帰ることを目標にする。そう決めただろ?」

472 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/03(金) 00:05:59 ID:???
バビントンの仲裁で少し落ち着きを取り戻したストラットが、先ほどの乱闘で転がったイスに腰をかけてつぶやく。

ストラット「……間違ってるかもしれねぇのは分かってんだよ。誰だって出来ることなら清く生きていたいに決まってる。
      でも、願いを叶えるために。目的を果たすためにそうしなきゃいけない状況しか残されてないのなら、
      お前はどうするかって話なんだよ。自分の非力さを受けいれ、それでもお前は自分の意志を貫こうってのか?イスラス」

バビントン「(ディアスに負けない力が欲しい。チームの力になりたいという願いを叶えてくれた。それがこの、闇のオーブの力……)」

中山「(サッカーの才能のない俺が一流の世界で戦っていくための唯一の手段。それがこの、闇のオーブの力……)」

自分の思いを果たすために。夢のためならば、納得の行かないことでもやり遂げ続ける意志を持ち続ける勇気。
たとえ進むべき道が違おうとも、ここに集まる若者たちは皆純粋に己の意志を胸に抱き戦い続けてきたのだ。

イスラス「……何の後悔が無いって言うのは嘘になるな。だが、俺は俺のやりたいようにやる。今までも、これからもな」

ストラット「……そうかよ……」

イスラス「ああ、そうさ……だから俺はここを」


グー。


なにか言いかけたイスラスの言葉を、誰とも知れぬ腹の虫が邪魔をする。

ストラット「……とりあえず飯でも作るか。腹が減っちゃ落ち着いて話もできやしねぇ」

イスラス「またパスタか」

ストラット「気に入らねぇか。だったら隅っこで埃と水でも食ってろよ」

473 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/03(金) 00:07:33 ID:???
イスラス「…いや。常に俺好みの硬さを出すアンタのパスタは嫌いじゃないさ」

ストラット「……そうかよ」

バビントン「僕も手伝うよ。中山も、ほら」

中山「え、でも俺料理はあんまり…」

バビントン「いいからいいから、ね!」

普段はおとなしいくせにこういう時に強く我を押し出せるバビントンの図太さに思わず吹き出す3人。
心の奥ではわかっている。もうイスラスは自分たちとは違う意志を持ってしまっているのだと。
でも今は。今だけは。短い間ではあったが確かに重ねられた絆を確認しあうように乾燥パスタを茹でる作業に没頭するのだった。

イスラス「(中山、ストラット、バビントン。それがアンタらの意志なら、今は何も言わない。
     だから俺は、お前たちが納得の行く方法で戦い、そして強引に新しい選択肢を用意させてやるさ)」

数時間後。一人の男が小屋を出ていくのと入れ替わるように、一人の男が小屋の扉を開こうとしていた。

ナポレオン「(……本当にこの場所に俺の臨むものがあるってのか?つーか、ウマそうな匂いだなこの小屋)」

474 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/03(金) 00:09:17 ID:???
〜アリティア城・離宮〜

試合の観戦を終え、双方様々な想いを抱えつつ宿舎がわりの離宮へと帰り着く。
昨日と同じく、午後は自由時間を設けておりあちこちで交流会が行われているという。

中里「それでは拙者はこれにて。巻物のこと、頼んだでござるよ森崎殿」

森崎「ああ。機会が合えば渡しておくぜ」

中里「しからば御免。さて、まずは試合後の汗を流しにでも行くでござるかな…」

明らかに別件が目的であろうニヤケ顔の中里を見送り、森崎は自分も自由行動の選択をする。


☆どうしますか?

A アリティア選抜の宿舎に行く
B 南葛ウイングスの宿舎に行く
C 東邦タイガースの宿舎に行く
D アリティア王宮に行く(代表落ちの仲間やブレーメン組がいます)
E 適当に一人でぶらぶらしてよう(ランダムで誘いを受けます)

2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。
============
短いですが一旦ここまで。

475 :森崎名無しさん:2012/02/03(金) 00:10:31 ID:B7mHUZ+M
B
シェスターへの巻物は地球に戻ってからでも渡せるだろうが、
早田のフォローはさっさとやらないとマズイ気がする

476 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/03(金) 00:13:14 ID:???
あー!また選択肢が一つ抜け落ちてたー!
申し訳ありませんが、改めて投票をお願いいたします。
============
☆どうしますか?

A アリティア選抜の宿舎に行く
B 南武フースバルの宿舎に行く
C 南葛ウイングスの宿舎に行く
D 東邦タイガースの宿舎に行く
E アリティア王宮に行く(代表落ちの仲間やブレーメン組がいます)
F 適当に一人でぶらぶらしてよう(ランダムで誘いを受けます)


2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

477 :森崎名無しさん:2012/02/03(金) 00:17:38 ID:JTQIcdWM


478 :475:2012/02/03(金) 00:18:25 ID:B7mHUZ+M
B
あー、なんかおかしいと思いつつも気づかなかった。そういうことかw
正直フースバルとウィングスはどっちがどっちなんだか・・w

479 :森崎名無しさん:2012/02/03(金) 05:32:34 ID:???
カインに飯をおごる約束はどうしようか?

480 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/04(土) 15:19:52 ID:???
>>478
南が頭文字だと反射的に南葛と認識してしまいますよねw
>>479
ドイツに発つ前には済ませておきたいですね。
============
B 南武フースバルの宿舎に行く


☆南部フースバル

【栗栖・新田・大森・小林・田中・輝林・石崎・木村・早田・土屋・陽子】


上記の中から『1名』誘いたい人物を選んでください。
判定により他の人物が同伴してくることもあります。

2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

481 :森崎名無しさん:2012/02/04(土) 15:37:47 ID:Ljqv7omE
早田

482 :森崎名無しさん:2012/02/04(土) 15:42:48 ID:IOSq3eH6
早田

483 :森崎名無しさん:2012/02/04(土) 15:42:51 ID:bV9evRKg
早田

484 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/07(火) 09:49:38 ID:???
>早田

森崎「(やっぱり早田のことが心配だ。俺に何か力になれることがあれば…)」

自分はシュートに新たな道を見出したと自慢気に話してくれた親友の言葉が思い出される。
試合に敗れ、落ち込む彼の姿を中学生以来の親友である森崎は放っておくことができなかった。
森崎の足は自然と南部フースバル用の離宮へと向かうことになる。

森崎「さて、地図によればこの部屋に早田がいる筈なんだが」

森崎は早田の在室を確認するため軽く扉を叩く。


刃こぼれカミソリ→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→部屋には早田と栗栖と新田がいた。
ハート→部屋には早田と栗栖がいた。
スペード→部屋には早田一人だけだ。
クラブ→…返事がない。部屋にはいないのだろうか?
JOKER→ダイヤ+何故かモロドフさんがいるぞ。

485 :森崎名無しさん:2012/02/07(火) 09:55:04 ID:???
刃こぼれカミソリ→ ダイヤK

486 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/07(火) 10:12:25 ID:???
刃こぼれカミソリ→ ダイヤK
>ダイヤ→部屋には早田と栗栖と新田がいた。

早田「おう、森崎か。ちょうど呼びに行こうとしてたとこだ。入ってくれよ」

森崎「え?あ、ああ」

何やら早田も森崎に用事があったらしい。部屋に入ってみると、早田のチームメイトである新田と栗栖がいた。

新田「どーも、森崎さん」

栗栖「こ、こんにちは」

相変わらずの生意気そうな笑み、もっともこれが新田の親しみの印なのだろうが。
それとは対照的に、栗栖はどこか緊張した面持ちで頭を下げてくる。
そういえば彼とこうして直接話をするのは初めてのことかも知れなかった。

森崎「俺を呼びに行くつもりって、なんか用事でもあったのか?」

487 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/07(火) 10:14:00 ID:???
早田「ああ。恥を偲んで、な。ご覧のとおり俺たちフースバルは2連敗を喫し、単独の最下位や。
   このままじゃイカン。この悪い流れのままプロリーグ開幕なんかしたらエライことになりそうでな」

栗栖「チームの設備や地元の応援なんかではどうしても東邦や南葛に水を開けられていますからね」

新田「弱小チームのレッテルを貼られる前に、何か対策を練ろうとこうして作戦会議を行なっている次第なんスよ」

森崎「(まぁ言っちゃ悪いがフースバルは今回の参加チームの中では一番総合力が低いチームだろうな)」

早田「そこでだ!今から最終戦に備えた秘密特訓を行おうというこった!
   森崎頼む!俺たちのシュート練習に付き合ってはくれんか!こんなこと頼めんの、お前以外にはいねぇんだ!
   土屋のオッサンは無理せずコンディションを第一にしろと取り合ってくれねぇんだ」

栗栖「今日の試合に負けたのは俺がシュートを外してしまったからです……お願いします、森崎さん!」

新田「俺からもお願いします。森崎さんの指導力はお墨付きだって、アリティアの人たちから聞いてます」


☆どうしますか?

A よーし、俺に任せな!
B やってもいいが、俺にも何か見返りがないとなぁ…
C だが断る
D どうせなら他の連中も誘ってみようぜ!
E その他(好きなセリフや行動をお書きください)

2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

488 :森崎名無しさん:2012/02/07(火) 10:28:08 ID:C6pjbiZI
A

489 :森崎名無しさん:2012/02/07(火) 10:47:27 ID:ughqwtiA
B

490 :森崎名無しさん:2012/02/07(火) 11:01:19 ID:FK1I7jiI
A

491 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/07(火) 20:23:49 ID:???
>A よーし、俺に任せな!

ゆくゆく考えてみれば、この選択は自分の時間を割いてまで敵チームの戦力を鍛えるということなのだが
魂の友情を結んでいる早田のきっての頼みなのだ。断ろうはずもない。

森崎「よーし、俺に任せな!だが、少し安心したぜ」

早田「んあ?何がだ?」

森崎「シュートを外した時のお前、すごく落ち込んでいるように見えたからさ。
   たっく、心配してきて損したってもんだぜ」

早田「はっ、この俺がそれくらいで周りを見失うものかーい。逆に燃えてきたってーの!
   そんじゃあ善は急げだ。早速練習場に行こうぜ。新田、栗栖。先に行って場所とってこい」

新田「ういーす」

栗栖「ラジャー!」

気の良い舎弟のように後輩二人にあごで指示を出す早田の元気の良さを見て、
早田が何処かに消えてしまいそうな、そんな不安は杞憂だったのだと森崎は胸をなでおろす。
自分たちも新田たちの後を追おうと部屋を出る。そのとき、後ろから早田の声が聞こえた。

早田「…………がとな」

森崎「ん?何か言ったか早田」

早田「い、いーや!ワイはなんもいっとりゃせん!はよ進まんかい」

森崎「そうか?お前がこてこての関西弁を使うときは何か怪しいんだよなぁ。
   …なぁ早田。俺とお前の仲だ。あんまり頼りにはならないかも知れないが困ったときは力になるぜ」

492 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/07(火) 20:25:31 ID:???
早田「…おう。悪いな、なんか」

森崎「だから気にすんなっての。そのかわり俺が困ったときはお前の力をまっさきに借りに行くからな。覚悟しておけよー」

早田「ははっ、怖いわぁ。こりゃ相当気合入れて特訓して力を身につけんといかんなぁ」

言葉などいらない。互いが互いを思いやる心だけで気持ちは通じ合っている。
森崎がアカネイア大陸に来る以前から手に入れていた友情は未だ色褪せず輝きを放っている。

※早田の評価が上がりました

適当な空き地を抑えていた新田と栗栖と合流し、早速シュート練習にはいる森崎たち。
早田のダブルシェービングシュート、栗栖の空中で錐揉み回転しながら放つダイビングヘッドを主に
森崎をキーパー役にしてひたすら打ち込みを続ける。新田は常に二人のフォームをチェックし
アドバイスが出来ることがあれば熱心に声を出して伝えていた。

森崎「(なんというか、羨ましいな。俺もブレーメンに行ったらいい人間関係を築いていきたいものだ)」

アカネイア大陸での長き戦いは、森崎に人と人との信頼の大事さという精神を根強くさせていた。
実力主義の厳しいプロ世界において、甘い考えだと思われることもあるだろう。
それでも多くの人に支えられてこれまでの戦いを勝利したことを考えれば、
森崎はこれから先も早田やマルス、そして中山のような信頼できる仲間を育んでいきたいと思うのだっった。

森崎「さァ、次は何処から撃ってくるんだ?俺が腰を抜かすくらいのヤツを打ってきても構わんぜ!」

早田「へっ、言ってくれるじゃねぇか。確かにいつまでも退屈させとくのは悪いよなぁ、栗栖」

栗栖「はい。せっかく練習に付き合ってもらっているんですから」

二人をさらに躍起にさせるための森崎の挑発が広場に響く。新田はメモを取りながらその様子を楽しげに見ていた。
思い返せば、森崎に蔑まれ馬鹿にされ続けた悔しさをバネに、自分はここまでの力を手に入れたのかも知れない。

493 :森崎名無しさん:2012/02/07(火) 20:26:15 ID:???
「親友は」「見返りを」

「「求めない!」」

494 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/07(火) 20:27:26 ID:???
新田「(それも今ではいい思い出です。森崎さん、あの時の俺のようにビシビシ虐めてあげてくださいよ。
   栗栖、あの人に遠慮なんかいらないぜ。早田さん、徹底的にやっちゃってください。俺、信じてますから)」



先着『2名』様でブロックごとに判定をお願いします

早田の特訓→! card
栗栖の特訓→! card
============
森崎のフォロー→! card
新田のフォロー→! card


!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

【早田&栗栖】
K〜10→特訓は物凄く充実。明日の試合に絶対の自信を身につける!
9〜5→特訓はそこそこ良い成果を見せる。明日に自信をつなげる!
4〜2→イマイチうまくいかない。明日の試合もなんだか不安だ…
A→怪我をしてしまう。メンタルも最悪な状態に…
JOKER→新ワザのアイディアをひらめき、それを習得してしまう!

【森崎&新田】
ダイヤ→早田の数値に+3 10以上で何かをひらめく
ハート→栗栖の数値に+3 10以上で何かをひらめく
スペード・クラブ→特になし
クラブA→怪我をしてしまう。明日の試合、大丈夫?
JOKER→二人のシュートを見て、新たな技をひらめく!?

495 :森崎名無しさん:2012/02/07(火) 20:27:43 ID:???
早田の特訓→ スペード8
栗栖の特訓→ ダイヤJ

496 :森崎名無しさん:2012/02/07(火) 20:27:47 ID:???
早田の特訓→ スペードQ
栗栖の特訓→ クラブA

497 :森崎名無しさん:2012/02/07(火) 20:28:12 ID:???
森崎のフォロー→ ダイヤ2
新田のフォロー→ ダイヤ8

498 :森崎名無しさん:2012/02/07(火) 20:28:55 ID:???
うおおお、大成功!

499 :森崎名無しさん:2012/02/07(火) 20:29:09 ID:???
お、完璧じゃね

500 :森崎名無しさん:2012/02/07(火) 20:29:13 ID:???
よーしよし、ナイスだ俺!

501 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/07(火) 21:56:28 ID:???
>>498-500
みんなが幸せ。最高の結果でしたね!
============
早田の特訓→ スペード8+6→14→特訓は物凄く充実。明日の試合に絶対の自信を身につける!
栗栖の特訓→ ダイヤJ→特訓は物凄く充実。明日の試合に絶対の自信を身につける!

森崎のフォロー→ ダイヤ2→早田の数値に+3 10以上で何かをひらめく
新田のフォロー→ ダイヤ8→早田の数値に+3 10以上で何かをひらめく
============
新田「空中でのボールのインパクトはタイミングなんだ。目で追っていたらすぐにボールを見失うぞ!」

栗栖「は、はい!」

新田「ボールの角度であとどれくらいかを覚えろ!そら、いくぞ!」

バシィッ!

もう何度目のクロスかはわからない。体で覚えたタイミングを数えながら、栗栖は高く跳躍する。

栗栖「(3…2…1…)ここだっ!!」

ギュルルルルルン!ドッゴォッ!!

錐揉み回転しながらのダイビングヘッド――『マグナムトルネード』が勢い良く放たれる。

森崎「! な、なにィ!」

バスゥッ!ズブスリュルル……

栗栖「で、出来た!やったぁ!」

502 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/07(火) 21:57:29 ID:???
新田「そうだ!そのタイミングを忘れるんじゃないぞ栗栖!」

度重なる反復練習で、若干集中力を欠いていたとはいえこうもあっけなくゴールを割られるとは思っていなかった。
やはりこの栗栖という少年には類まれなるシュートセンスが秘められている。そう森崎は感じていた。

森崎「よーし、もうお前の動きは完璧だ。若いだけあって、覚えが早い早い」

栗栖「か、からかわないでくださいよ!でも、ありがとうございます!」

栗栖が思った以上にシュートを完成させたことで、森崎たちは早田の特訓に腰を据えるようシフトしていく。

早田「そうりゃっ!」

森崎「ていっ!」

早田「こんにゃろっ!」

森崎「まだまだっ!」

早田の打つシュートは鋭いカーブを描くが、その球筋は軽い。
瞬発力に優れる森崎にすぐにコースを防がれ、弾かれてしまう。

栗栖「…何がいけないんでしょうか。普通、あれだけ鋭く曲がれば弾くだけでも難しいでしょうに」

新田「どれだけ曲がろうともゴールの枠内に収まるように撃つのは分かってることだからな。
   森崎さんの判断力の速さを上回るほどにシュートの速度を出さないとダメなんだ」

早田「(ちいっ…確かに俺のシュートは翼や日向に比べれば緩くて軽いかもしれん。
   だが、それでもワイには……ワイにはこのカミソリサッカーしか無いんや!!)」

503 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/07(火) 21:58:39 ID:???
シュートのノビを生み出す脚力を今から身につけることは困難だ。
だが、早田にはスムーズにボールに回転をつける器用さがある。
昔から変化球シュートを打ち続け、柔らかな足首が積み重ねてきた経験は嘘はつかないはず。

森崎「なぁ早田。ちょっと気になったんだが、お前、曲げるにしてもどの角度まで曲げられるんだ?」

早田「そりゃあもう、コーナーからの厳しい角度でもしっかり正面をつけるくらいには」

森崎「それ以上は?」

早田「は?」

森崎「だから、それ以上の角度を広げられるかって聞いてんだよ。
   大雑把に言えば、後ろを向きながら正面に撃てるかってことだ」

早田「アホ言うな!そんな無茶なシュート…………打てんこともない」

森崎「なにィ!」

新田「えぇ!?そ、それって本当ですか早田さん!」

早田「栗栖、おまえ前に俺に話したよな。jrユース大会でとんでもない化物と戦ったって」

栗栖「は、はい。一度だけ見たことがあるんですけど、此方に背中を向けたまま…こう、ボールを高く上げて…」

栗栖の説明によれば、そのシュートは世界大会決勝戦、ブラジルjrユースの最年少かつエース、シニョーリが見せたものだという。
背中を見せながらシュートを撃つことでギリギリまでシュートコースを見せず、
しかもコマのように回転しながら撃つことで、ボールに勢いも乗せているという。

栗栖「うちのキーパーも当時の森崎さんに負けないくらいの実力でしたけど、そのシュートを止めることはできませんでした。
   初見であのシュートを止められる人は、まずいないんじゃないでしょうか」

504 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/07(火) 21:59:51 ID:???
森崎「背中を向けたままシュートを…なるほどな。キーパーの目線からしてみれば怖い事この上ないぞ、それ」

早田「そりゃそうだ。なんせ180度を超える角度や。そんな常識外のシュートコース、そう簡単に見切れるものじゃない」

早田はニヤリと笑うと、ボールを拾い上げて適度な位置にボールを置く。
そしてゴールに背中を向けると、一度大きく深呼吸する。

森崎「出来るのかよ、早田。今のお前に」

早田「今の俺だからこそ、だ。下手に勢いがつくと、このシュートはラインを割る。
   天性のシュート力は確かに俺には無い。だがな……神様っちゅうもんは何かしら
   ひとっつくらいの才能は与えてくれるもんだと俺は思う」

ダダダダッ!!

早田「(そうだ。それこそがこの…カミソリシューター早田誠の……)」

バシュウッ!!

早田「『ボールを曲げる才能』や!!」

ドバシュルルルルルルルルルルルル…………ク ン ッ ! !

栗栖「ま、曲がった!」

新田「曲がったってものじゃない。あれは……屈折!折れ曲がっているぞ!」

森崎「(ボールの速度は相変わらずゆるい。だが…緩いからこそこれからどれだけの勢いで曲がっていくのかが判断できん…!)」

視界を大きく横切りながら迫ってくるシュートに、森崎は自慢の瞬発力を発揮するタイミングを計れない。
狙いは右のサイドネットであることは分かっているのだが、手が届くかどうかは微妙だった。

505 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/07(火) 22:01:11 ID:???
森崎「(しかし、これくらいなら止められる。キャッチは無理でも弾くくらいなら…)」

ボールに勢いがないのが幸いだった。ギリギリシュートの軌道にボールを合わせる森崎。
しかし、早田が振り向きながら叫んだその時。

早田「曲がれ!曲がれ!曲がらんかーーーーーい!!」

グ ン !

森崎「(お……落ちた!?)」

新田「そうか!ダブルシェービングシュートは縦回転も合わさった斜め回転のシュート!
   ボールの距離が長くなれば長いほど、その落差は大きく、予想を上回るものになる!」

バウンッ!ズバァッ!バシュルルルル……

ボールは一度地面を跳ねてからネットへと突き刺さる。
森崎は完全に予想とタイミングを外された形でゴールを許すことになってしまった。

森崎「は……はは……ははははははは!!こりゃあ一本取られたぜ!普通ボールがあんな曲がり方するものかよ!?」

早田「栗栖の話を聞いて俺も思い出したんだよ。ワールドユース大会で、シュートを変幻自在に曲げる奴らのことを。
   大きく左右に揺れるシュート、あれはとても滞空時間の長いシュートだった。
   だから俺も長く広く角度をとって、長時間ボールに回転を与えるようにしてみたんだ」

時間を置いての更なる回転。キーパーの判断を瞬時に崩すその変化はまさに早田ならではのシュートだった。

早田「感謝するぜ森崎。これなら俺のシュートでもキーパーの動きを固まらせることができる!
   栗栖のマグナムトルネードも完成したし、明日の南葛戦、絶対勝利まちがいなしや!
   おーし、特訓も大成功に終わったことだし俺のとっておきのねぎ焼きをごちそうしてやるかね!」

506 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/07(火) 22:02:29 ID:???
森崎「なにィ!そりゃあ嬉しいねぇ。そういや試合終わってからなんにも口にしてねぇや。腹が減ってしかたがねぇぜ」

栗栖「わーい!早田さんの料理が食べられるなんてたまらないですよ!」

新田「どうせならアリティアの人に聞いて厨房を借りちゃいましょう。本格的なの、ぜひお願いします!」

早田「おうよ!森崎への礼も兼ねて張り切って作っちゃる!」

こうして四人は確かな手応えを掴み、仲良く肩を組みながらアリティア王宮へと向かうのだった。

早田「(しかし…そのシニョーリとかいうガキ、たいした奴だぜ。
   自身が回転することでこの変化に勢いを加味させるとは。世の中ってものは広いぜ。
   だが、それは俺のシュートがまだまだ進化の余地があるってことでもある。
   俺はやるぜ。ボールを曲げることに関しては俺は誰にも負けはせん!)」

優れた才能を複数持つ恵まれた者がいる。自分は決してそのグループには入っていないのかもしれない。
それでも自分に与えられた才能を信じ最後の最後まで走り抜けてやる。
そう決め込んだ早田からは、もう見えない影を追い続けようとする徒労は抜け落ちていたのだった。

※早田、栗栖がパワーアップしました!
※早田、新田、栗栖の評価が上がりました!

507 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/07(火) 22:04:19 ID:???
森崎「というわけで、やって来ました王宮食堂。おじゃましまーす」

早田「ほーう。さすがは一国の王宮!厨房もドデカイねぇ」

森崎たちが向かったのは、先日ブレーメン組と一緒に昼食を堪能した王宮の厨房である。
そこにはシーダをはじめ、シェフたちがやいのやいのと料理に勤しんでいる。

シーダ「あら、いらっしゃい森崎くん。また私たちの料理を食べに来てくれたのね?」

森崎「私『たち』?って、また他に誰かきているのか?」


今日の鉄人→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→シーダとカタリナとエストだ
ハート→シーダとカタリナだ
スペード→シーダとカタリナとクリスだ
クラブ→シーダとカタリナとクリスとセシルだ
クラブA→シーダとカタリナとクリスとセシルとアテナとノルンだ
JOKER→シーダとカタリナとエストとエリスだ

508 :森崎名無しさん:2012/02/07(火) 22:06:14 ID:???
今日の鉄人→ スペードK

509 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/07(火) 22:22:34 ID:???
今日の鉄人→ スペードK
>スペード→シーダとカタリナとクリスだ
============
カタリナ「こんにちは皆さん」

クリス「ど、どうも…」

厨房の奥からひょっこり顔を出したのは第七小隊軍師であり、料理の腕は確かなカタリナ。
おずおずと首を伸ばすのはお世辞にも料理は得意とは言えない部隊長のクリスである。

シーダ「今日はカタリナと一緒にクリスに料理を教えているの。
    行軍任務の時に料理を作ったんだけど、もっと料理が上手になりたいって……うん」

もにょもにょと口ごもるシーダに、森崎はある程度予想はつくものの心配そうに訪ねてみる。

森崎「……やっぱり、その、イマイチなのか?」

シーダ「え、ええ。その…なんというか…その…」

はっきりと口には出さないものの、シーダもクリスの料理下手に難儀しているようである。
包丁の使い方はある程度器用にこなせるようになったものの、下ごしらえや味付けに関してはまだまだとのことだ。

カタリナ「大丈夫ですクリス!料理は心!愛情です!食べてもらう人のことを思えば美味く出来ます!」

クリス「お、オッケー!心を込めて…心を込めて………うぐぐぐ……やっぱりなんだか『鋼』の味がするよう…」

シーダ「元気を出してクリス。次はこっち、煮物に挑戦してみましょうか」

森崎「(やっぱり料理も才能ってものがあるのかね。よく分からんけど)」

同じ食材をこうも違うものに変えてくれる奇跡を目の当たりにしながら、森崎は――

510 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/07(火) 22:24:00 ID:???
☆どうしますか?

A お腹がすいてもう限界。とりあえず何か料理を出してもらう。
B シーダに早田に厨房を貸してもらえるよう話をしてみる。
C クリスに早田に料理を教わってみてはどうかと話をしてみる。
D 突然だがここでクッキングバトルを行う!
E その他(好きなセリフや行動をお書きください)

2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

511 :森崎名無しさん:2012/02/07(火) 22:25:56 ID:???
E 突然だがここであえて 告白 バトルを行う!

512 :森崎名無しさん:2012/02/07(火) 22:27:52 ID:4htJ+YuA


513 :森崎名無しさん:2012/02/07(火) 22:28:34 ID:ShYviHN6
C
それでもマコッちゃんなら…マコッちゃんならなんとかしてくれる!
たぶんBのほうが目先のHP上昇には有利なんだけど、先々のことを考えたい。

514 :森崎名無しさん:2012/02/07(火) 22:29:12 ID:???
>>511
突然過ぎるわw

515 :森崎名無しさん:2012/02/07(火) 22:30:08 ID:???
511のやつを選んだらまた荒れるよね・・・

516 :森崎名無しさん:2012/02/07(火) 22:47:30 ID:???
せめてやるなら 踊る バトルだよな

517 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/08(水) 22:21:41 ID:???
>>513
料理下手が治ってくれればペナを気にせずに料理イベントに手を出せますしねw
>>514-515
何も『愛の』告白と決まったわけじゃありませんよ。幼い頃の恥ずかしい話をカミングアウトとか…
>>516
ミハエルが喜々として挑戦しそうな企画ですねw
いつかのミスコンのようなギャグオンリーのイベントをまたいつか書いてみたいものです。
============
>C クリスに早田に料理を教わってみてはどうかと話をしてみる。


ピコーン!

その時、森崎の頭に電球が灯る。都合がいいことに、今この場には鉄人級の料理人がいるではないか。

森崎「なあクリス。こいつに料理教わってみろよ」

早田「んあ?俺がか?こいつに?」

クリス「え…?」

森崎「早田の料理の腕は贔屓目なしに一級品だ。きっとクリスの料理下手も克服できるはずさ!
   頼むよ早田。可愛い後輩のためを思ってさ、な?」

早田「メシマズな女を放っておくのは料理人としては確かに癪に障るが…どうしたもんかね」

クリス「早田さん、でしたよね。お願いします!私、どうしても料理が上手になりたいんです!」

早田「(やる気はあるみたいだな。これから先、この女に生ゴミにされていく食材たちの未来を考えると……うーむ)」

518 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/08(水) 22:22:56 ID:???
先着『1名』様で一気に判定をお願いします。


クリスのお願いお願い→! card
早田シェフのゴキゲン→! card+(食材への憂い-2)

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

クリス-早田が0以上で早田が指導を了承します。
マーク一致でもOK。その場合はマークによってさらにイベントが発生します。
どちらかがJOKERでもOK。マーク一致イベントに移行。両方JOKERだと…?

519 :森崎名無しさん:2012/02/08(水) 22:23:47 ID:???
クリスのお願いお願い→ ハート3
早田シェフのゴキゲン→ ハート9 +(食材への憂い-2)

520 :森崎名無しさん:2012/02/08(水) 22:28:27 ID:???
ハート一致だから恋愛イベント発生?

521 :森崎名無しさん:2012/02/08(水) 22:31:49 ID:???
ToLOVEる発生かw

522 :森崎名無しさん:2012/02/08(水) 22:34:48 ID:???
まこっちゃんは女にモテるタイプだと思う

523 :森崎名無しさん:2012/02/08(水) 22:41:29 ID:???
翼、日向、(キャプ森の)森崎、早田、松山、三杉、次頭、若林……わりとモテるだけならモテそうなキャラは多いよね。
それぞれに違った魅力がある。もちろん、長続きするかどうかはまったく別だがw

524 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/08(水) 23:28:39 ID:???
>>520
その通りでございます。クリスは原作らしく色々と恋愛フラグがたってるなぁ。
>>521
いったいどーなってしまうのか!?
>>522
確かに料理のできる男の人は素敵ですね。カラッとした性格も良いポイントかも知れません。
>>523
ここの森崎もモテてはいるんですよ。ただ、あと一歩になかなか踏み込めないだけで…
============
クリスのお願いお願い→ ハート3
早田シェフのゴキゲン→ ハート9 +(食材への憂い-2)=7
※ハート一致でOK!さらに…?
============
早田「駄目だ駄目だ。料理ってもんはな、一朝一夕で覚えられるもんじゃねぇんだよ。
   それに俺も別に料亭の板前ってわけじゃねぇんだ。そんなすぐに指導なんてできっこねぇよ」

この厨房に来たのはそもそも特訓に付き合ってくれた森崎たちにご馳走するためである。
貴重な時間を共有してくれる友人たちを放ってまで難儀になりそうな指導は御免だと早田は首を横に振った。

クリス「そんな……ど、どうしてもダメなんですか?」

涙ぐみながら上目遣いで両手をあわせて頼み込んでくる年下の少女。
硬派で通っている早田といえども、少し良心に来るものがあった。
それどころか、このクリスという少女に惹かれかけている自分に気がついてしまう。

早田「(……おかしいなぁ。俺の好みってもっとこう儚くて守ってやりたいって
   感じだったはずなんだがなぁ。いつかの女神像みたいなシスターのようなさぁ)」

見れば見るほど彼女の魅力に引き込まれそうになっていくことを恐れ、早田はふいっとそっぽを向く。
しかしクリスも本気で料理が上達したいらしく、素早く回りこんではお願い攻撃を続けるのだ。

525 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/08(水) 23:29:44 ID:???
クリス「私、頑張ります!どんなに難しいことでも必死で覚えますから!
    お願いします!お願いします!お願いします…!」

ぐいぐいと体を寄せながらせがんで来るクリス。同年代に比べて程よい肉付きの体を押し付けられる。
早田も立派な男だ。やらかいものには切れ味鋭いカミソリの刃もうまく入らないものなのだ。

早田「だーっ!分かった分かった!アンタのしつこさに負けたよ。…たっく、しょうがねぇなぁ…」

クリス「あ…ありがとうございます!よーし、がんばるぞ!」

こうして、早田が付きっきりでクリスの料理をサポートすることになる。
本気の指導をするために集中させてくれと、早田はシーダやカタリナも外に出した。
広い調理場にふたりきりである。何処か落ち着かない様子ながら、早田の指導が行われた。

早田「調味料は入れる順番も重要だ。混ぜればどうせ味がおんなじとか考えるんじゃないぞ」

クリス「は、はい!」

早田「馬鹿!いきなり肉を鍋に放る奴がいるか!まずは焼きだ。そうすることで旨みが外に逃げなくなる」

クリス「ラ、ラジャー!」

早田「もたもたすんな!煮え切って肉がガチガチに硬くなっちまうぞ!」

クリス「す、すみませー…あ、いたっ!」

副菜用の野菜を切る最中、沸騰する鍋を見て慌てたクリスは包丁の切っ先で指先を切ってしまう。

早田「アホ!急ぐと慌てるは別もんだ!どこ切った?見せてみろ」

クリス「こ、これくらい平気です。それよりお鍋を……」

526 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/08(水) 23:30:54 ID:???
早田「包丁の切り傷を甘く見んな。すぐに止血しねぇと……ちっ……」

一瞬躊躇する素振りを見せたが、早田はすぐにクリスの指先を口に含む。

クリス「え…あ…?」

あまりに突然のことで言葉を失うクリス。だが、不思議とそれほど不快感はない。
世話になった元教官の友人だからだろうか。どこか安心できる雰囲気が彼から感じられた。
10秒…20秒…30秒。どれだけ時間が経過したかはもうわからない。
早田の暖かな口から指が解放される。赤く滲んだ傷口から流れる血は止まっていた。

早田「こうすりゃ止まるって昔おふく……母親が言ってたんでな。その、驚かせてわりぃ」

クリス「い、いえ…いいんです。心配させてしまってすみません……」

早田「…って、鍋が煮えたぎってるー!やばいやばい、水、コップに水持ってこんかーい!」

クリス「は、はいーっ!!」

その時煮えたぎっていたのは鍋だけではなかったのだが、とりあえずここでは割愛する。
数十分後。どうにかこうにかして、料理を完成させた二人。
多少のケアレスミスはあったものの、見た目は非常に美味しそうなものができている。

クリス「で…できたー!」

早田「要は馴れってやつだ。繰り返し繰り返し順序を覚えていく。
   何も初めからごちそうを作る必要なんて無い。簡単なものから習っていけばいいんだ」

クリス「はい…精進します。早田さん、今日は本当にありがとうございました」

早田「いいってことよ。……俺も割りと楽しかったし」

527 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/08(水) 23:32:14 ID:???
クリス「え?」

早田「ほら、俺のことはいいから早く料理を出しに行きなよ。覚めちまったら折角の料理が台無しだぜ」

クリス「(ぶっきらぼうな言葉遣いだけど、とても優しい、良い人なんだろうな……)」

さすがは森崎さんの親友。クリスは嬉しさと料理を抱えつつ、厨房を後にした。
彼女の後ろ姿を見送りつつ、早田は差し水に使ったコップでグイッと水を一杯飲み干す。

早田「(……ぷはーっ。危なっかしいったらありゃしなかったぜ。
   しかしなんつーか……ある意味守ってやりたくなる女の子ってやつかね)」

フィールド場ではでは次藤を彷彿するような力強い守備を発揮していた彼女も
キッチンの上では子犬のような目であたふたと右往左往するばかりだった。

早田「(クリス、か。……後で森崎に詳しいこと聞いとこうかな)」

早田の心の奥に異世界の少女の名前が小さく、しかししっかりと刻まれた瞬間だった。


※早田とクリスの互いの評価が大きく上がりました!

528 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/08(水) 23:33:43 ID:???
クリス「じゃじゃーん!おまたせ致しました〜」

森崎「おおっ!やっと出来上がったかー!」

新田「もうお腹と背中がくっつくかと思いましたよ」

テーブルに次々並べられる料理の数々。
土がゆカルボナーラバーベキュー 。どれも見た目は一流のシェフが作ったような絶品ばかりだ。

ふと、クリスの指先に包帯が巻かれているのにカタリナが目をつける。

カタリナ「クリス、怪我をしたんですか?王宮司祭の方を呼んでライブの杖を…」

クリス「う、ううん、いいの。これはそのままで。全然大した怪我じゃなかったし」

顔を赤くしながら指を引っ込めるクリスの様子に怪訝な顔を浮かべるカタリナ。

カタリナ「? まぁいいですけど。気をつけてくださいよね。包丁の切り傷って思った以上に怖いんですから」

クリス「う、うん。分かったよ」

早田「よ、待たせて悪いな。最後に一品適当に作っていたんでな」

厨房から遅れて出てきたそうだが席についた所で、ようやく食事会が始まる。

森崎「(さて、何から口をつけていこうかな?)」

529 :森崎名無しさん:2012/02/08(水) 23:33:45 ID:???
カミソリクレイモア爆弾しろ

530 :森崎名無しさん:2012/02/08(水) 23:36:27 ID:???
一流シェフが作った土がゆって何なんだよw

531 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/08(水) 23:36:33 ID:???
☆どうしますか?

A クリスの作った土がゆを食べる
B クリスの作ったカルボナーラを食べる
C クリスの作ったバーベキューを食べる
D 早田の作った 生姜焼き定食 を食べる
E 実はいまダイエット中なんだ。何も食べない

2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

532 :森崎名無しさん:2012/02/08(水) 23:37:49 ID:FbLjw5K+
C
一番失敗する可能性は低い・・はず。

533 :森崎名無しさん:2012/02/08(水) 23:38:07 ID:???
誰か松山呼んでこい

534 :森崎名無しさん:2012/02/08(水) 23:39:39 ID:2YxlTzpQ
E
としてあかないと土がゆすすめられるかもしれん

535 :森崎名無しさん:2012/02/08(水) 23:41:58 ID:yvBRts1E
C
Bは難しい料理だからこっちなら大丈夫だろう

536 :森崎名無しさん:2012/02/08(水) 23:45:11 ID:???
俺たちは松山スレで学んだんだ、「無理して土粥を食ってもいいことは何もない」と・・!
(別にそんな強調することではない

537 :森崎名無しさん:2012/02/08(水) 23:49:30 ID:???
実際あのスレ根性発揮するところじゃなかったからな…
森崎にはガッツ減らしは厳禁だ

538 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/09(木) 00:06:44 ID:???
>>532
どんな料理も鋼味に染めるクリスを甘く見ないほうがいい…
>>533
そういえば藤沢の料理スキルはどの程度のものなんでしょうね。
ドリンクを作ったのは監督の美人の奥さんだったし。
>>534
アカネイア大陸の土は案外美味しいかもしれませんよ?(ニコッ
>>535
ストラット「パスタ舐めんなー!」
>>536-537
後々笑って話せる思い出になってくれることを願っています。
============
>C クリスの作ったバーベキューを食べる

森崎「それじゃあまずはこいつを頂こうか」

森崎はクリスの作ったバーベキューに箸(自前の。実家から持ってきている)を伸ばす。
程良く焼けた肉が、香ばしい匂いで食欲をくすぐってくるではないか。

森崎「明日に備えてしっかりと体力をつけておかないとな。どれどれ…?」


B・B・Q!B・B・Q!→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→これが早田大明神の力!クリスの料理下手を解消しつつ森崎のHP+2!
ハート・スペード→ちょっと肉が硬いがタレの味でご飯がすすむ!森崎のHP+1!
クラブ→黒い絵の具には何を足しても黒だった。森崎のHP-1!
クラブA→突然森崎の口から血が流れる。こ、これは…カミソリ!?
JOKER→ダイヤ+さらに…?

539 :森崎名無しさん:2012/02/09(木) 00:08:18 ID:???
B・B・Q!B・B・Q!→ スペード7

540 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/09(木) 00:16:00 ID:???
B・B・Q!B・B・Q!→ スペード7
>ハート・スペード→ちょっと肉が硬いがタレの味でご飯がすすむ!森崎のHP+1!
※森崎のHPが21→22に上がりました!
============
肉を口の中に放り込み咀嚼する。ぐにぐにとした不愉快で硬い食感が口の中に広がっていく。
だが、それを突き破れば肉の旨味がじゅわじゅわと溢れ出してくるではないか。

森崎「(絶品ってわけじゃないが食べられないレベルってわけでもないかな。まぁ美味いな、普通に)」

少し不安げだったシーダやカタリナも、概ね満足しているようである。
肝心のクリスは早田と目を合わせながらにこやかに微笑んでいる。

森崎「(ん?なんだかやけにクリスの表情が豊かだな。何かあったのか?)」

一応自分が手塩にかけて育てた新人兵士の一人である。彼女からのあこがれの気持ちを嬉しく思ったこともある。
そんなクリスが自分に見せたことのない笑顔を早田に向けていることに少し心がチクリと痛む。

森崎「(…まだ料理は残っているな。さて、どうする?)」


☆どうしますか?

A クリスの作った土がゆを食べる
B クリスの作ったカルボナーラを食べる
C 早田にクリスと何があったのかこっそり聞き出す
D 早田の作った 生姜焼き定食 を食べる
E もうお腹いっぱい。ここでストップ!

2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

541 :森崎名無しさん:2012/02/09(木) 00:17:49 ID:U2LxwnSo
D

542 :森崎名無しさん:2012/02/09(木) 00:18:16 ID:r9JSc0PU
E

543 :森崎名無しさん:2012/02/09(木) 00:18:58 ID:HEDEz3NM
D
安定性がほしい!

544 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/09(木) 00:28:57 ID:???
>D 早田の作った 生姜焼き定食 を食べる

森崎「そんじゃ、折角だし早田の料理もごちそうになるか」

当初の予定通り、早田の作った料理にも箸を伸ばす森崎。


ねぎ焼きもいいけど生姜焼きもね!→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ・ハート→やっぱり早田の料理はサイッコー!HP+2
スペード→さっきの料理で腹が膨れたからかな?あんまり味わえなかったがHP+1
クラブ→ざんねん!早田の生姜焼きは既に食べつくされていた!
JOKER→?????「料理対決と聞いて飛んできました」謎の覆面料理人が乱入!?

545 :森崎名無しさん:2012/02/09(木) 00:29:18 ID:???
ねぎ焼きもいいけど生姜焼きもね!→ クラブ7


546 :森崎名無しさん:2012/02/09(木) 00:30:26 ID:???
先に食っておくべきだったか

547 :森崎名無しさん:2012/02/09(木) 00:31:41 ID:???
しかしそれをやったら「料理訓練までさせといて・・」になっただろうからなあ。
ここは【クラブを引いてもトントン】だから、マシな判定だったよ。

548 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/10(金) 21:25:02 ID:???
>>546-547
気分的なことですけどね。頑張って作ってくれたクリスの気持ちをいただいたということで。
============
ねぎ焼きもいいけど生姜焼きもね!→ クラブ7
>クラブ→ざんねん!早田の生姜焼きは既に食べつくされていた!
============
新田「こればっかりは森崎さんといえど譲れませんよ」

栗栖「すいません、ゴチになっちゃいました」

ひらひらと空になった皿を翻す新田と栗栖。頬にはこれ見よがしに食べ残しが付いている。

森崎「あーっ!!て、てめぇら!よくもー!」

シーダ「あらまあ。森崎くんの分、無くなっちゃったの?」

クリス「でも、とっても美味しいですよコレ。お肉の美味しさがとにかく凝縮されてます…」

早田「ふふふ、関西の料理人を舐めたらあかんでぇってな!
   森崎、また機会があったら作ってやるからそうがっかりすんなよ」

ここにきてお弁当の好きなおかずを最後にとっておく性格が災いするとは思わなんだ。
ナプキンを歯噛みして悔しさを発散しつつ、森崎は再びテーブルを見る。

549 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/10(金) 21:26:42 ID:???
☆どうしますか?

A クリスの作った土がゆを食べる
B クリスの作ったカルボナーラを食べる
C 早田にクリスと何があったのかこっそり聞き出す
D こうなったら自分でなにか作ってやるぞ
E もうお腹いっぱい。ここでストップ!

2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

550 :森崎名無しさん:2012/02/10(金) 21:29:45 ID:nJmpNb6c
E

551 :森崎名無しさん:2012/02/10(金) 21:32:59 ID:vlMgELOM
D

552 :森崎名無しさん:2012/02/10(金) 21:34:14 ID:8Y0JwrtM


553 :森崎名無しさん:2012/02/10(金) 21:35:01 ID:i1UEKLI2
E
まあ、今回の目的はあくまで早田救済だったし。HP+1なら十分だろう

554 :森崎名無しさん:2012/02/10(金) 21:35:16 ID:h2umW/GM
B

555 :森崎名無しさん:2012/02/10(金) 21:39:31 ID:???
ひとつだけ最後まで票が入らなかったな

556 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/10(金) 21:46:01 ID:???
>>555
土がゆに罪はない!
============
>E もうお腹いっぱい。ここでストップ!
============
その後も食卓を囲みながら、今日の試合のことから今後の展望まで様々なことを語らいあった。
破滅のツボで苦しみ、思うような実力を発揮出来なかった森崎にとっては清涼剤のような時間だったかもしれない。

森崎「(確かに辛いことも多いけど、それと同じくらい楽しいことだって俺の周りにはある。
   またこいつらみたいに気の合う連中とワイワイ飲み食いしたいものだな)」

ぼちぼち料理が片付けられていく中、とりあえず今回の食事会は解散となった。そして…



食後、その後に→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→森崎以外のメンバーのHPランダムアップ判定
ハート→早田が大事な話があると部屋についてくる
スペード→カタリナが明日の試合のための差し入れを作り出す
クラブ→気持ちのよい眠気が訪れる。今夜もぐっすり寝られそうだ。明日もがんばろう!
クラブA→クリス「森崎さん、まだ残ってますよ?はい、あーん」ニコッ
JOKER→クリス「早田さん、まだ残ってますよ?はい、あーん」ニコッ

557 :森崎名無しさん:2012/02/10(金) 21:47:36 ID:???
食後、その後に→ ダイヤJ


558 :森崎名無しさん:2012/02/10(金) 21:50:17 ID:???
ダイヤとハート逆だったなら…orz

559 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/10(金) 21:58:30 ID:???
>>558
親友の恋のサポートも森崎の仕事!?
============
食後、その後に→ ダイヤJ
>ダイヤ→森崎以外のメンバーのHPランダムアップ判定


先着『2名』様7でブロックごとに判定をお願いします

早田→! card
新田→! card
栗栖→! card
============
シーダ→! card
クリス→! card
カタリナ→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→早田の料理を沢山食べたのでHP+2!
ハート→お腹いっぱいで満足したのでH+1!
スペード・クラブK〜6→特になし
クラブ5〜A→人知れず土がゆを処理してくれたことに拍手!HP-1!
JOKER→『地竜の鱗』という幻の食材で作った土がゆを食べたのでHP+7!
※クリスとカタリナは『ダイエット同盟』のため、5〜Aの場合は何もありません

560 :森崎名無しさん:2012/02/10(金) 22:00:21 ID:???
早田→ クラブ10
新田→ ハート5
栗栖→ ダイヤ10

561 :森崎名無しさん:2012/02/10(金) 22:01:07 ID:???
シーダ→ クラブ3
クリス→ クラブ4
カタリナ→ ハート2
クリス推しではないので、サポートして実利がもらえるならそれはそれで。

562 :森崎名無しさん:2012/02/10(金) 22:01:52 ID:???
シーダが食べたか

563 :森崎名無しさん:2012/02/10(金) 22:03:50 ID:???
シーダデデーン

564 :森崎名無しさん:2012/02/10(金) 22:06:48 ID:???
無茶しやがって…

565 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2012/02/10(金) 22:15:42 ID:???
シーダ姫……パチパチ

566 :森崎名無しさん:2012/02/10(金) 22:50:30 ID:???
-1でよかったな

567 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/10(金) 22:53:26 ID:???
>>562-564
ナウシカのラストシーンのような自己犠牲精神に拍手!
>>565
なんだかんだで土がゆは森崎板の名物イベントの象徴になっていて正直羨ましいですw
ご多忙で更新が難しいとのことですが、同時期にGMを開始した松山さんのこと、応援していますよ〜
>>566
私自身まったく経験のない料理なので、その辺は加減していますw
============
早田→ クラブ10→特になし
新田→ ハート5→お腹いっぱいで満足したのでH+1!
栗栖→ ダイヤ10→早田の料理を沢山食べたのでHP+2!
シーダ→ クラブ3→人知れず土がゆを処理してくれたことに拍手!HP-1!
クリス→ クラブ4→人知れず土がゆを処理してくれたことに拍手!HP-1!※『ダイエット同盟』で回避
カタリナ→ ハート2→お腹いっぱいで満足したのでH+1!
============
早田「しかしお前よく食うなぁ。いったい何杯目だよ」

栗栖「これも若さのなせる技っすよ。ウメーウメー。
   (当たり負けしないフィジカルをつけるためにも、もっと体格を良くしないと!)」

ガツガツパクパクムシャムシャモリモリと片っ端から料理を食べまくる栗栖。

カタリナ「くす、食べっぷりがいいと、料理を作る側としては気分が良くなりますよね」

クリス「ええ。(私が料理を上達したい理由はそこにあるのよね。もっと皆の喜ぶ顔が見たいのよ)」

森崎「ちぇ。だからって俺の分まで食べなくたっていいいじゃねぇかよ…」

ごくありふれた穏やかな食卓。しかし、楽しいことのすぐ側には、それを作り出すための悲しいことが起こっているものだ。

新田「(…こ、この人、食ってやがる…どうみてもその辺の泥を混ぜたような、誰も手のつけていなかった料理を…黙々と…)」

568 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/10(金) 22:55:18 ID:???
シーダに嫉妬にも似たある種の憧れを抱いている新田は、彼女の新たな恐ろしさに身を震わせていた。

シーダ「(これは試練なの。私が将来アリティアの后に、マルス様のパートナーに相応しくなるための。
    近衛騎士になるであろうクリスは、マルス様を守ってくれる私にとっても大事な人。
    何かあってからでは全てが手遅れになるわ。彼女の尊厳を守るためにも、
    我が一生をアリティアに捧げましょう。……クリスの土がゆを食して)」

新田「(仲間の失態をその身を持って隠蔽するなんて……こ、これが人の上に立つ者の精神だっていうのか…!?)」

これまで新田の所属するチームのどのキャプテンも、ここまでの自己犠牲の精神を持つものはいなかっただろう。
どこまでも立派な、そしてお馬鹿な人なのだと、新田の中のシーダはよくわからない存在へと変化していくのだった。


※新田のHPが30→31に、栗栖のHPが28→30に、シーダのHPが23→22に、カタリナのHPが23→24に変化しました。

569 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/10(金) 22:56:30 ID:???
アンナ「はーい、ここで一旦業務連絡〜!これまで色々と考えていた拠点パートでの
    他の人達の出番イベントですが、試験的に執り行いたいと思います。
    今後もずっとこの展開で行くかどうかはまだ未定だけど、とりあえず選択してみてくださいね!」


☆拠点パートランダムイベント

※先着『4名』様にて。ランダムイベントを発生させたいキャラを書いてください。
※選べるキャラは原則として『アリティア選抜』『南部フースバル』『南葛ウイングス』『東邦タイガース』の4チームの誰か。
 または、代表落ちしたアカネイア系の人やブレーメン組など。
 その他の人物も出来るだけ希望にそいますが、敵側に有利なイベントを発生させてしまう可能性があることに注意。

(例)
ルーク ロディ 反町 沢田

の、4名が選ばれたとします。

トランプでの4択判定を行い、(JOKERの場合は投票で)選ばれた人を中心に拠点パートイベントが発生します。
今後、アカネイア同盟軍の規模が大きくなるに連れて判定数が増えていく予定になっています。
あくまでも森崎が起こすイベントのおまけ的な扱いです。
親交を深めたい、特訓を付けたいなどであれば直接森崎が誘うようにしたほうがいいと思います。

アンナ「と、言う訳でものは試し。先着4名様で、イベントを発生させたい人物を記入してください!スタート♪」

570 :森崎名無しさん:2012/02/10(金) 22:59:57 ID:???
扱い辛い土がゆを隠蔽工作にしてしまうとはw

571 :森崎名無しさん:2012/02/10(金) 23:01:13 ID:i1UEKLI2
カタリナ

572 :森崎名無しさん:2012/02/10(金) 23:02:26 ID:eGuafes6
マルス シーダ イスラス 新田

土色の粥を涙ぐましく使命感に震えながら食べる美姫とか何それちょいエロい

かもしんない

573 :森崎名無しさん:2012/02/10(金) 23:03:57 ID:eGuafes6
すません勘違いしてました
シーダ

574 :森崎名無しさん:2012/02/10(金) 23:04:37 ID:TIcupBGg
反町

575 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/10(金) 23:05:18 ID:???
すみません。説明不足でしたので補足を。


※お一人さま『1人』だけ。その後の判定で関わりある人物が同伴する可能性があります。
※今回森崎と一緒にイベントをこなした人たちは対象外です。この大事な所を抜かしてしまい申し訳ありません。

お手数ですが、異常を踏まえてもう一度投票をお願いいたします。

576 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/10(金) 23:06:22 ID:???
>>574さんの投票は有効です。対応が遅れてしまい本当にごめんなさい…

577 :森崎名無しさん:2012/02/10(金) 23:08:39 ID:eGuafes6
改めて

イスラス

578 :森崎名無しさん:2012/02/10(金) 23:10:14 ID:i1UEKLI2
モロドフ

579 :森崎名無しさん:2012/02/10(金) 23:17:30 ID:/jiDeIYQ
ルーク

580 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/10(金) 23:19:01 ID:???
投票ありがとうございます。混乱させてしまいすみません。



拠点パートランダムイベント→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→反町
ハート→イスラス
スペード→モロドフ
クラブ→ルーク
JOKER→投票で決めます

581 :森崎名無しさん:2012/02/10(金) 23:19:21 ID:???
拠点パートランダムイベント→ スペードK

582 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/10(金) 23:27:35 ID:???
拠点パートランダムイベント→ スペードK
>スペード→モロドフ
============
森崎がごちそうを食い逃し、早田とクリスが甘いラブロマンスを発生させ、
シーダが使命感に震えている時、モロドフは何をしていたかというと…?



モロモロドフドフ→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→片桐に頼んでまで呼びつけたブレーメン組と話をしていた
ハート→明日の試合のために、ジェイガンと作戦会議を行なっていた
スペード→明日の試合のために、アリティア選抜の選手の練習に付き合っていた
クラブ→ジェイガンとのどかにお茶を飲んでいた
JOKER→?????「……探しましたよ」謎の金髪の青年に酷い憎しみの形相で凄まれていた…

583 :森崎名無しさん:2012/02/10(金) 23:28:20 ID:???
モロモロドフドフ→ クラブ3

584 :森崎名無しさん:2012/02/10(金) 23:28:20 ID:???
モロモロドフドフ→ クラブ5


585 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/10(金) 23:56:41 ID:???
モロモロドフドフ→ クラブ3
>クラブ→ジェイガンとのどかにお茶を飲んでいた
============
うららかな初春の午後の日差しを浴びながら、宮殿のテラスにてのどかにお茶を嗜むご老人二人組。
アリティアの重鎮であるジェイガンとモロドフがのんびりと語らっていた。


モロドフ「というわけじゃよ。特に第七小隊の騎士たちは強い絆で結ばれているようじゃて」

ジェイガン「信頼し合うことが出来るのは大変結構なことなのですが……その、モロドフ殿?」

モロドフ「ほっほっほ。安心せい。いつかのお前さんのような事態にはまだ至ってはおらぬよ」

ジェイガン「…………だと、いいのですがね。というか、その話は忘れてくれとあれほど――」

モロドフ「忘れろと言われてもコレだけはダメじゃよ。兄として、妹の遺言は絶対じゃ」

ジェイガンが何を懸念しているかというと、別の小隊で少々風紀の乱れがあったのだという。
直情的な騎士が気の弱い魔道士に熱烈なアタックを仕掛け、危うく大変な自体に発展しそうだったという。

モロドフ「あの頃はお主も、儂も、そしてメリーダも若かったのう。そして……」

ジェイガン「カロス様。先王コーネリウス様の父にしてマルス様の祖父……」

モロドフ「そしてなにより、お主の最大の恋敵、じゃ」

遙か昔、ジェイガンがまだ若き従騎士であったころ。同じく若き軍師として部隊を共にしたモロドフ。その妹メリーダ。
ジェイガンは彼女に心を奪われた。彼女のために名声を得ようと努力し、力をつけた。
ライバルであったマクリルと競い合いながらも、ついには大陸一の聖騎士と呼ばれるほどにまでなった。
しかし、彼の想いは彼女に届くことはなかった。メリーダは当時の国王であったカロスと結ばれたのである。
それ以来、妹にフラれたという切ない思い出と共にモロドフとの馴れ合いに近い付き合いが続いている。

586 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/10(金) 23:58:33 ID:???
モロドフ「誰かを愛することで大きな力を手に入れることもある。今日のあの南葛の選手が良い例じゃ。
     じゃが、恋は盲目というありがたい言葉もある。未来ある彼らが若さ故の過ちを起こさぬよう
     くれぐれも目を離さぬよう頼みましたぞ、ジェイガン殿」

ジェイガン「…………コホン。さて、そろそろ本日のメインイベントを執り行うといたしますか?」

そう言いつつテーブルの下より取り出したのは日本より取り寄せたサッカー盤である。
端に付いているスティックで選手を操作し、相手ゴールにボールを多く入れるのを競う玩具だ。
フォーメーションのチェックなどにも使われているコレで対戦するのが二人の最近の密かな楽しみである。

モロドフ「何度やっても無駄じゃよ。軍略にかけてはお主は一生儂を超えることなぞできん」


エ○ック社のアレ→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤK〜7→なんとジェイガンが勝利を収める!監督補正が2→3に!
ダイヤ6〜A・ハート・スペード・クラブ→モロドフが貫禄の勝利。サッカー協会で勉強してるだけあるぞ!
JOKER→ダイヤK〜7+?????「楽しそうなことをしていますね」謎の青年が現れた!

587 :森崎名無しさん:2012/02/10(金) 23:59:53 ID:???
エ○ック社のアレ→ クラブ10

588 :森崎名無しさん:2012/02/11(土) 00:05:31 ID:???
ウイイレやろうぜ!

589 :森崎名無しさん:2012/02/11(土) 00:06:17 ID:???
電気がないわw

590 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/11(土) 22:25:58 ID:???
>>588 ここは同じ○ポックのエキサイトステージとかどうでしょう。
    派手な動きやノリノリの曲などテクモ翼にどこか通じるものがありお勧めです。
>>589 微弱のサンダーなどで代用しましょうかw
============
エ○ック社のアレ→ クラブ10
>ダイヤ6〜A・ハート・スペード・クラブ→モロドフが貫禄の勝利。サッカー協会で勉強してるだけあるぞ!
============
ゴール!! ゴール!! ゴール!!

ガラガラ声の電子音声が途切れることなく響く。もちろんモロドフが操作する青チームの得点を告げる声だ。

ジェイガン「ぐぬう……ま、またしても……」

モロドフ「そなたもチームを率いる監督なのじゃろう?
     選手と共に、お主も成長していかなければ強いチームを作ることは一生叶わぬぞ」

ジェイガン「それは分かっていますとも。しかし…それならば何故モロドフ殿は監督を断ったのです?」

モロドフ「……さての。ただ、儂よりもお主のほうが騎士団を、誰かに肩入れすることなく
     冷静に選手たちを広く見てくれると思ってくれたからじゃよ」

ジェイガン「モロドフ殿……」

何処か寂しい目で遠くを眺めるモロドフの姿が不思議なことに何やらだぶついて見える。
流石にこのジェイガンも視力の衰えが厳しくなってきたのかと、目元を抑える。

モロドフ「さて、そろそろお開きとしましょうか。明日の試合、見事全勝優勝を飾ってくだされよジェイガン殿」

ジェイガン「ええ。きっと彼らならば…やり遂げてくれましょうぞ」

若き戦士たちを見守る老人二人の午後は、こうして過ぎていったのだった。

591 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/11(土) 22:27:48 ID:???
翌日。昨日と同じく寝覚めの良い朝はよく晴れた実にサッカー日和であった。
大会もいよいよ最終日。森崎たちアリティア選抜の今日の東邦タイガース戦は2試合目を予定している。
1試合目に行われるフースバルとウイングスの試合を観戦するべく、選手用の観客席に集合する。

森崎「ふう。ちょっと着替えに手間取って遅れちまったぜ。もうほとんどの連中が来てるみたいだな」

辺りを見回すと、アリティア選抜の選手だけでなく東邦の選手たちも揃っている。
黒の下地に白いラインのユニフォーム。東邦学園中等部から続く相手に威圧感を与える姿だ。
2年前。第1回アリティアカップにて体の奥底に植えつけられたシュートへの恐怖心を払拭するべく
優勝を懸けた最後の決戦にふさわしい相手たちであるのは間違いないだろう。

森崎「(小豆沢さんも言っていたように、俺のトラウマの元は多くの敗北感を与えられたこの大会の無様な結果にある。
   全勝優勝という揺るぎない結果を出すことが出来れば、ドイツでのプロサッカー人生の足掛かりになるはずだ)」

激戦が待っているだろうドイツブンデスリーガ。同じ日本人かつキーパーである若林がいるハンブルガーSV。
そしてjrユースから続く互いが認め合う最高のライバルであるシュナイダーが所属するバイエルン。
彼らとのまだ見ぬ激闘を頭の中に描きながら、森崎は良い緊張感を抱えながら自分の座る席へと歩く。


☆どうしますか?

A 東邦タイガースの選手たちを誘ってみる
B アリティア選抜の選手たちを誘ってみる
C 森崎有三は一人で観戦したい。誰も誘わない
D 観戦は他の人に任せて一人で自主トレーニングにいこう!

2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

592 :森崎名無しさん:2012/02/11(土) 22:30:55 ID:WUZSr4gw


593 :森崎名無しさん:2012/02/11(土) 22:34:14 ID:???
シェスター誘えませんか?

594 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/11(土) 22:36:10 ID:???
>>593
選手用の特別観客席となっているので、彼らを誘うことはできません。
自主トレで外に出ればランダムで遭遇することが可能です。

595 :森崎名無しさん:2012/02/11(土) 22:37:32 ID:f+t/AzK2
特訓に付き合った手前試合見ないわけにはいかないか

596 :593:2012/02/11(土) 22:37:51 ID:rSPcxZXc
ありがとうございます。
B

597 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/11(土) 22:41:22 ID:???
>B アリティア選抜の選手たちを誘ってみる

☆アリティア選抜

【セシル・マルス・シーダ・ジョルジュ・ロディ・アベル・オグマ
 クリス・ライアン・ルーク・トーマス・カタリナ・エリス・カイン】

※上記の中から『1人』同行したい仲間をお選びください。
※チームを問わず他の選手達が同行してくることもあります。

2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

598 :森崎名無しさん:2012/02/11(土) 22:42:05 ID:WUZSr4gw
カイン

599 :森崎名無しさん:2012/02/11(土) 22:42:22 ID:bHdau2Uw
カイン

600 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/11(土) 22:42:35 ID:???
【訂正】
『ジェイガン』 が抜けていました。

601 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/11(土) 22:55:27 ID:???
>カイン

カイン「よぉ、遅かったじゃないか。寝坊か?」

森崎「ちょっとぐっすり寝過ぎちまってな。だが、おかげで今日は気力体力ともバッチシさ!」

カイン「肝心の最大値がイマイチだけどな、お前の場合は」

森崎「ぐっ、人が気にしてることを…。それより怪我の具合はどうだ?」

カイン「ああ。さすがに完全に治ったってわけじゃないが…まぁなんとかなるだろう。
    我々アリティア選抜の全勝優勝がかかった大事な試合。俺は必ず出場するぞ」

森崎「(オーダーを決めるのはまだ俺かジェイガンさんかは決まってないが、もし俺が決める場合は考えておかなきゃな。
   カードを一枚もらっちまってるルークのこともあるし、気を付けないと試合の流れを持って行かれるかも…)」

既にピッチには選手たちが散らばり、試合開始の笛を待つばかりである。
そんな心地よい緊張感を割くように、森崎とかインの間に割り込む人影がいた。


おじゃましますよ→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→カインの相棒。二人の共通の友人であるアベルだ。
ハート→jrユース時代はよく一緒につるんだ東邦タイガースキャプテン反町だ。
スペード→森崎を理想の軍師と慕う第七小隊軍師のカタリナだ。
クラブ→気色悪い動きが特徴の東邦の助っ人のミハエルだ。
JOKER→森崎に敵意を向けるものの森崎が練習中に倒れた際に介抱してくれたバンビーノだ。

602 :森崎名無しさん:2012/02/11(土) 22:56:08 ID:???
おじゃましますよ→ ハートJ

603 :森崎名無しさん:2012/02/11(土) 22:56:18 ID:???
おじゃましますよ→ クラブ9

604 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/11(土) 23:31:19 ID:???
おじゃましますよ→ ハートJ
>ハート→jrユース時代はよく一緒につるんだ東邦タイガースキャプテン反町だ。
============
二人の間に割って入ってきたのはこのあと対戦するタイガースのキャプテン、反町だった。
jrユース時代、自分を支持してキャプテンへと押し上げてくれた一人でもある。
森崎自身はあまり接点はないものの、共通の友人である早田を介してよく一緒につるんでいたものだ。

反町「今日はお手柔らかに頼むぜ、森崎」

森崎「ああ。そっちこそな」

総合優勝を懸けた直接対決を前にしたキャプテン同士の固い握手。
しっかりと相手を見据える視線は、絶対に負けてなるものかという意志が見て取れる。
静かなる前哨戦を交えた後、反町は少し表情を穏やかにさせながら尋ねる。

反町「えーっと、そっちの赤い髪は…カイン、でいいのかな。
   あのナポレオン相手に一歩も引かずのディフェンスを決めていたのは驚いたよ」

カイン「そ、そうかな?お前こそ中盤の底であれだけの人数を取り仕切っていたではないか。
    まさにあれこそ司令塔という存在感を表していたぞ」

反町「はは、そんなことないさ。的確な指示を出すだけなら監督だって出来ることだ。
   俺たちの場合はいかにフィールド上にいながら結果を出し、
   それによってチームの状態を調子よく維持できるかどうか。それに限っていた。なぁ森崎」

森崎「ま、まぁな。(そういや自分の手柄になるようにあえて不利になりそうな指示も昔はよく出してたっけ…)」

反町「とにかく、お互い良いゲームにしような。言っておくが俺たちのチームは……強いぞ、森崎」

森崎「ふん、俺達が勝った南葛に競り負けてたくせによく言うぜ。悪いが勝つのは俺達だ」

605 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/11(土) 23:33:10 ID:???
反町「何事も相性ってものがあるものさ。南葛って名前には正直うんざりしてるところがあるよ…」

中高一貫して6連敗。最も多くの辛酸をなめさせられた存在。それが反町にとっての『南葛』なのだろう。
眉毛をひくひく動かしながらゲンナリと語る姿は少し可哀想にさえ思えてしまう。

森崎「(さて、せっかく一緒に試合観戦することだし何か話題を出しておこうかな?)」


☆どうしますか?

A 二人はどっちのチームが勝つと思う?
B どっちのチームが勝つか予想して何か賭けようぜ!
C 誰か注目している選手とかいたりしないか?
D 東邦といえば、日向とはなにか連絡をとってたりしてないのか?
E おい反町、喉が渇いた。ジュース買ってこいよ
F なんだか以前より随分頼もしくなったよな。…女でもできたか?
G その他(好きな話題やセリフをお書きください)

606 :森崎名無しさん:2012/02/11(土) 23:33:54 ID:6Nb+bHt6


607 :森崎名無しさん:2012/02/11(土) 23:36:32 ID:EQiuCRTM
F

608 :森崎名無しさん:2012/02/11(土) 23:37:20 ID:NQW04STI
F
芋うとだと嬉しいのう

609 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/11(土) 23:53:41 ID:???
>>608
つま恋のレストランで働いている独自のブランド栽培芋を作っている彼女がいるかも知れません。
============
>F なんだか以前より随分頼もしくなったよな。…女でもできたか?


1クラブチームのキャプテンになったからだろうか。
jrユース時代の言いたいことも言えないどこか頼りなさ気な雰囲気がすっかり無くなった今の反町。
いや、この堂々たる姿はそれだけでは得られないだろう。
きっと彼に大きな自信を植えつける『何か』が彼に影響を与えているはずだ。
そうでもなければ『東邦ツートップの片割れ』『日向の相方』など
いつまでも誰かの添え物扱いされ続けてきた彼が、こうも立派になるはずがない。
森崎はこの疑念を確証に変えるため、少し声のトーンを落として質問する。

森崎「なんだか以前よりずいぶん頼もしくなったよな。…女でもできたか?」

カイン「なっ…なにィ!お、女だとぉッ!?」

自分で質問しながら、森崎は心に大きな傷跡がえぐられているのを感じた。
多くの女性陣に囲まれながら独り身時代が長く続いている今日この頃。
同じく女旱でイメージカラーと同じ色の涙を飲んできたカインは血相を変えて反町の方に首を向ける。


It takes two→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→…思いを寄せてる人はいる。その人のために俺はもっと力が欲しいと願っているんだ。
ハート→…実は付き合っている人がいる。その人のために俺はもっと力が欲しいと願っているんだ。
スペード・クラブ→そんなものはいない。今ここに『モテナイツ』同盟が結成された!?
JOKER→実は半年後には俺も一人の父親になる。子供に恥じないようにも立派にならないといけないからな

610 :森崎名無しさん:2012/02/11(土) 23:54:02 ID:???
It takes two→ クラブ10

611 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/12(日) 00:23:03 ID:???
It takes two→ クラブ10
>スペード・クラブ→そんなものはいない。今ここに『モテナイツ』同盟が結成された!?
============
森崎の質問を聞いた瞬間、南葛の話題で渋くなっていた反町の顔にさらにシワが刻まれていく。
ああ、そうか。ならばもう何も言うまい。反町よ、お前もまた苦しみを抱く同士だったのだな。

ガシッ!ガシッ!

朝の日差しを浴びながら、血の涙を流し歯を食いしばり肩を寄せ抱きあう男3人。

反町「ちくしょう!女が何だ!いつまでも岬や三杉や松山と区別がつかないと言われるこの顔がダメだというのか!」

カイン「ぐふう〜…何故だ!アベルなんて昔は出っ歯で短足で俺のほうが色男ともてはやされていたってのに〜!」

森崎「今は目一杯泣こう。だが、だがいつか幸せをつかもう!もっと活躍して黄色い声援浴びまくる選手になって!」

いつかこの3人で盛大なトリプルデートをしようではないか。そんな淡い願い事を泣き叫ぶ。
今ここに世界の垣根を超えた『モテナイツ』同盟が結成されたのだった!

反町「(待てよ、でもあいつらと顔が似てるってことは俺だってそこそこイケメンってことだよな。
   少なくともこの2人よりは間違いなく俺が一歩リードしているに違いないさ)」

カイン「(くくっ、こいつらは知らんようだが騎士団筆頭である俺を慕う声は実は数多いんだよ。
    今のところその比率は男のほうが多いのが残念だが…まぁいい。一番先に彼女を作るのはこの俺だ)」

森崎「(確かにこの2人に比べれば俺の顔は地味かもしれん。しかし指揮官という立場から
   女の子との接触するチャンスは断然俺がナンバーワン!彼女なんてすぐに出来るさ。プックック…)」

が、心の中では自分が一番だったのでこの同盟がこれから発展していくかどうかは微妙であったとさ。

※森崎、反町、カインのそれぞれの評価が上がりました。

612 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/12(日) 00:24:49 ID:???
ピピィー!

アンナ「さァ、たったいまキックオフの笛が吹かれました!」

カイン「おっといけねぇ、いつのまにやら試合が始まっていたぜ」

反町「俺は当然早田のいるフースバルを応援する。(南葛が嫌いってのもあるけど)」

森崎「そういえば南葛はあのナポレオンの代わりに誰が出場しているんだ?」

昨日の試合で退場処分になったナポレオンは今日の試合には出場できない。
南葛は彼の代わりとなる選手を出場させているはずである。


代理人→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→あれは…全日本A代表現正GKの桑田選手!
ハート→あれは…よく知らないけど随分若いな。フースバルの栗栖と同期の選手かな?
スペード→あれは…実家の寿司屋を継ぐためにサッカーは辞めたはずの小田!?
クラブ→馬鹿な!マネージャーの中沢早苗が出場している!?親善試合だからOKってどんだけ人材不足だよ!
JOKER→おかしいな。ナポレオンがいるぞ?……違う!よく見たら髪が金色に輝いてる岩見だ!

613 :森崎名無しさん:2012/02/12(日) 00:25:58 ID:???
代理人→ ハートQ

614 :森崎名無しさん:2012/02/12(日) 00:43:41 ID:???
ジョーカーまてw
女の子とモテナイツ危険だw

615 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/13(月) 23:25:06 ID:???
>>614
案外ただ染めているだけかもしれません。真相は闇の中…
============
代理人→ ハートQ
>ハート→あれは…よく知らないけど随分若いな。フースバルの栗栖と同期の選手かな?


ナポレオンの代わりに出場しているのは見たところ第七小隊の新人たちと同じくらいの年齢の少年だった。

森崎「よく知らないけど随分若いな。フースバルの栗栖と同期の選手かな?」

反町「そういえば去年のjrユース世界大会でも見たかな。確か戸田だったかな」

世間のサッカー界への注目は森崎たち黄金世代一色に染まる中でも決して腐らずに結果を出している後輩たち。
あの選手も数年後には自分たちと同じ舞台へと上がってくるのだろうか。

森崎「(その頃の俺は……いったいどんな選手になっているんだろうな)」

世界一のゴールキーパーになってみせる。それが森崎が誓った夢だ。
だが、自分の肉体は間違いなく『破滅のツボ』に侵され始めている。
果たしてこの体が使い物になる内に世界一の栄光を掴むことが出来るものだろうか。

森崎「(いや、掴まなきゃならないんだ。それが俺が中山にしてやれる唯一の償いなんだから…!)」

破滅のツボなどに負けないという実績が、才能のない選手の栄光が、きっと中山へ勇気を与えることになる。
あの決勝戦での一件以降、一度も顔を合わせていない。ドイツに発つ前にもう一度お見舞いに行こう。
そうだ、その時の土産話のためにもこの大会は最高の結果で終わらせないといけないな。
そんな想像をふくらませる中、カインがぽんと肩を叩きながら口を開く。

カイン「どこの世界でも同じだな。有望な後輩たちに追い抜かれないよう、俺達も頑張らないといけないな」

616 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/13(月) 23:26:06 ID:???
自分と同じく独り身と知ったからか、先程よりも好意的な口調で反町と交互に顔を向けてくるカイン。
だが言っていることは間違っていない。自分がどこまで夢を追い続けることが出来るかは先の見えない未来の話だが
今はただ眼の前にある困難を1つずつ乗り越えていけばいいのだから。

アンナ「ボールは先日退場処分となり、カードの累積で出場できないナポレオンくんの代わりに
    スタメンを任される戸田くんへと渡されます」

ナポレオンという絶対的なエースストライカーがいたため、ここまでベンチだった戸田だが、
一部では黄金世代と並ぶと称される島崎世代の不動のFWである。
同じくFWの栗栖が徹底的にシュートを鍛え、徹底的な砲台型のFWになったのも
守備が巧く、ある『得意技』を持つ彼と違う動きが出来るようになるためである。

栗栖「こうして真正面から戦うのは何時以来だったかな?」

戸田「さあてな。だが、キック力だけが取り柄のお前に負ける気はしないぜ」

栗栖「どうかな?俺だってあれから色々と鍛えてるんだぜ。勝負だ!」

戸田「相変わらずの威勢の良さだ。いいぜ、かかってきな!」


リア充師匠VSキック全振り→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ・ハート→師匠が強引に抜き去っていく!
スペード→栗栖がボールを奪う…が、反則の笛が鳴る!
クラブ→栗栖がボールを奪う!
JOKER→モテナイツ「「「何故かあの戸田という奴が気に入らん…」」」呪詛の力で戸田の動きが止まる!?

617 :森崎名無しさん:2012/02/13(月) 23:28:52 ID:???
リア充師匠VSキック全振り→ ハート10

618 :森崎名無しさん:2012/02/13(月) 23:28:54 ID:???
リア充師匠VSキック全振り→ クラブ7

619 :森崎名無しさん:2012/02/13(月) 23:28:59 ID:???
リア充師匠VSキック全振り→ ハート3

620 :森崎名無しさん:2012/02/13(月) 23:34:18 ID:???
そういえばこのスレだと島崎はアルゼンチン、飯塚はイタリアにいってるんだよなあ…胸が熱いぜ

621 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/13(月) 23:51:12 ID:???
>>620
城山さんのキャラはみんなイキイキしていて夢がひろがりんぐですよもうー!
シニョーリやエドゥアルドなど、森崎たちより下の年代の海外のライバルたちもそのうち登場させたいですね。
============
リア充師匠VSキック全振り→ ハート10
>ダイヤ・ハート→師匠が強引に抜き去っていく!
============
栗栖はシュート以外の技術に乏しい。それをカバーしうる
圧倒的なシュートセンスでなんとか今の地位を築いている。
だが、その爆発的なキック力を無理やりタックルへと変換して戸田の足元へと襲いかかる。

栗栖「うおおおぉぉぉっ!!」

戸田「力勝負がお望みか。でもな」

ガ ッ ! ボゥン!

栗栖「ぐわあっ!?」

戸田「腰が入っちゃいないんだよ、お前のタックルは!」

確かに単純なキック力なら栗栖に分があるが、その力はただの直線的な動きにすぎない。
冷静に横へと回りこみ、脚を伸ばす際に浮き上がった栗栖の腰を抉るように戸田は突き進む。

戸田「(俺もいつかは島崎や飯塚に続いて海外に挑戦したい。その為にもまずはこの日本リーグで結果を出す!)」

栗栖「(ちいっ…やっぱりシュート以外じゃ勝ち目なしかよ。だが、俺にはあの『新ワザ』がある。見てろよ〜!)」

未来輝く若き少年たちの戦いはまだ始まったばかりである。
そして彼らの成長こそが、黄金世代の、引いては日本サッカー界の躍進へと繋がっていくのだがその話はまたいずれ。

622 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/13(月) 23:53:25 ID:???
若人たちの激突を境に、ウイングスは素早い速攻でフースバルの守備を襲う。
早田や石崎などの動き出しの早いDFがなんとかシュートを止めているが、
南葛の先制点は時間の問題と誰もが思う展開になっていた。

森崎「やっぱりチーム全体の動きは南葛のほうが上だな。というかフースバルがイマイチなのか」

反町「南葛市っていうのは本当にサッカーの宝庫なんだな。……悔しいくらいに」

カイン「お、見ろ。またウイングスがシュートを狙いに行くみたいだぞ」


王者南葛の誇り→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→来生のドリブル突破だ!
ハート→来生のスライディングシュートだ!
スペード→井沢のバナナシュートだ!
クラブ→井沢の5mダイビングヘッドだ!
JOKER→修哲トリオが一気に上がっていく!そして――

623 :森崎名無しさん:2012/02/13(月) 23:53:56 ID:???
王者南葛の誇り→ ハート6

624 :森崎名無しさん:2012/02/13(月) 23:53:57 ID:???
王者南葛の誇り→ ダイヤK

625 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/14(火) 00:00:21 ID:???
王者南葛の誇り→ ハート6
>ハート→来生のスライディングシュートだ!
============
滝のサイドアタックからの絶妙のクロス。南葛得意の攻撃パターンである。
その鋭さはボールの展開が分かっていても止められない。
どんな理屈もねじ曲げる強さを手に入れるために、相当の反復練習をこなしてきたのだ。
それこそ数年単位で。小学生から続く、まさに歴史の重みの強さがそこにあった。

滝「そらっ、頼んだぜ滝!」

来生「オーライ!決めてみせるぜ!」

土屋「い、いかん!クリアーに行けるものはいないか!?」


フースバルピーンチ→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ・ハート→来生のシュートがゴールを揺らす。前半8分、あっという間の南葛の先制点!
スペード→早田が睨みをきかせてシュートコースを制限させる。土屋がボールを弾く!
クラブ→出たァ!石崎の十八番、がんめんブロックだァ!
クラブ3〜A→出たァ!石崎の十八番、オウンゴールだァ!
JOKER→石崎「こうなったらあれを使うしかねぇ!」石崎がゴールポストに向かう!

626 :森崎名無しさん:2012/02/14(火) 00:01:59 ID:???
フースバルピーンチ→ スペード5

627 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/15(水) 23:13:07 ID:???
フースバルピーンチ→ スペード5
>スペード→早田が睨みをきかせてシュートコースを制限させる。土屋がボールを弾く!
============
早田「大丈夫だ土屋のオッサン。俺に任せろ!」

来生のボレーシュートを察知し、予め体を寄せていた早田。
研ぎ澄まされた直感と得意のマンマークの技術を駆使した『スネークブロック』でシュートコースを制限させる。

早田「オラァ!抜けるもんなら抜いてみんかぁい!」

来生「ぐっ…舐めんなよこんちきしょう!」

バシィッ!!

視界を塞がれながら放たれたシュートは早田の脇を抜ける。そこには土屋がしっかりと拳を構えていた。

バコォッ!!

来生「なにィ!」

土屋「さすがだ早田君。ナイスブロック!」

早田「オッサンもナイスパーンチ!(そうさ。何もボールを受け止めるだけがブロックじゃねぇんだよな)」

628 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/15(水) 23:14:21 ID:???
どんなに努力しても次藤の守備力に届けないことに鬱屈し、早田はDFとしての自信が揺らいでいたこともあった。
だが、自分にしかできそうにないシュートを新たに開発したことでその考えが前向きに変わる。
確かに次藤のように強力なシュートを弾いたり受け止めることは自分にはできないだろう。
立花兄弟や石崎の土台にもなれないし、ハイボールの処理もどちらかと言えば苦手な部類だ。

早田「じゃかあしいやボケェ!俺には俺の『守り方』っちゅうもんがあるんじゃ!」

森崎「(早田……いい表情しやがって。実に楽しそうじゃねぇか)」

石崎が顔面でのブロックを得意とするように。それぞれの得意分野で勝負すればいいのだ。
次藤のパワーだけでは対処できない場面もきっとある。その時に自分が彼を助けてやるためにも。

早田「いくぜ南葛!俺達南部フースバルの恐ろしさ…とくと味わえ!」


反撃フースバル→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→まずは先制だ!エースの新田にロングパス!
ハート→お前のとっておきを食らわせな!栗栖にロングパス!
スペード→見てなよ森崎。コレが俺のサッカーだ!早田のオーバーラップ!
クラブ→石崎がオーバーラップしているぞ。任せてみるか!
JOKER→縦回転、横回転、これがおまけの軸回転!くらえ!トリプルシェービングシュートぉ!!

629 :森崎名無しさん:2012/02/15(水) 23:14:45 ID:???
反撃フースバル→ スペード8

630 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/16(木) 00:55:24 ID:???
反撃フースバル→ スペード8
>スペード→見てなよ森崎。コレが俺のサッカーだ!早田のオーバーラップ!
============
早田「(見てなよ森崎。コレが俺のサッカーだ!)」

ダダッ!!

反町「早田は攻撃的サイドバックってイメージだけどドリブルってどうだったっけ?」

森崎「結構上手かったけど、技で抜くってよりは力任せに抜いてたな。
   (確か俺の不甲斐ない態度に怒って突っ込んできたんだよな。我ながらあの時は情けなかった…)」

アンナ「こぼれ球をキープした早田くん、自らボールを運んでいく!
    しかし南葛もこのオーバーラップに対応しに向かうぞ!」

山岸「このォ、抜かせるかよ!」

早田「(今までの『力』だけに頼ったドリブルはもういらん。見さらせェ。コレが俺の磨き上げた……)」

山岸「うっ…うわ!?」

森崎「あ、あの動きは…!」

以前までの突っ込みの力強さに任せた強引なドリブルではない。
本来彼の得意とするマンマークでの動き。相手のどんなドリブルにも食らいつくための
芝にスパイクの刃を食い込ませるくらいに鋭く踏み込むステップをしていた。
相手に接触するギリギリまで急接近。下手をすればチャージングを取られるほどの緊張がほとばしるプレイだ。
このままではぶつかる。そう恐れた山岸の腰が一瞬引ける。その瞬間、先ほど芝に食い込ませた早田の『カミソリ』が煌めく。

ギュンッ……ギュッ、ババッ!

631 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/16(木) 00:56:35 ID:???
早田「コレが俺の『カミソリダッシュ』だァ!」

片目を瞑る山岸の横を滑るようにして抜き去っていく早田。反則上等。
やるかやられるかの一瞬の閃きこそ早田の『得意分野』なのである。

早田「へっ、ビビッてんじゃねぇよ。おとといきやがれってんだァ!」

森崎「これはまた……実に早田らしいドリブルだな。あんなドリブル他のやつには無理だぜ」

カイン「確かに森崎が凄んでもまったく迫力がないからな」

森崎「う、うるせーやい!」

反町「(ドリブルそのものだけじゃなく、目で、動きで相手を圧倒するのか。やるな、早田)」

言ってしまえば一種のハッタリである。度胸の据わった、落ち着いたDFにはこのドリブルはあまり効果がないかもしれない。

早田「(ま、そんときは新田なり小豆沢さんなりに任すさ。俺のドリブルはあくまでも『奇襲』だからな)」

相手の注意を引き、迷いを生じさせられるなら儲けものだ。これ以降にそれだけ隙が生じるだろうから。

早田「(身体のポテンシャルだけがサッカーじゃねぇってことだよな。もっと頭を『キレ』させねぇと!)」

アンナ「さァ、左サイドを切り裂くように上がる早田くん。ここからどうボールを繋ぐのか!」

632 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/16(木) 00:57:47 ID:???
カミソリ頭脳パワー!→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→まずは先制だ!エースの新田にセンタリング!
ハート・スペード→お前のとっておきを食らわせな!栗栖にセンタリング!
クラブ→こいつで〆だ!ダブルシェービングシュートぉ!!
JOKER→縦回転、横回転、これがおまけの軸回転!くらえ!トリプルシェービングシュートぉ!!

633 :森崎名無しさん:2012/02/16(木) 00:58:09 ID:???
カミソリ頭脳パワー!→ クラブ9


634 :森崎名無しさん:2012/02/16(木) 00:58:36 ID:???
カミソリ頭脳パワー!→ クラブ6

635 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/18(土) 18:53:50 ID:???
カミソリ頭脳パワー!→ クラブ9
>クラブ→こいつで〆だ!ダブルシェービングシュートぉ!!
============
南葛ウイングスのゴールを守るのはモロッコからやってきたメクネスという選手だ。
彼は常人よりも長いその腕による空中戦に秀でたキーパーである。
彼の得意分野で勝負することは得策ではない。それは昨日南葛に勝利したアリティア選抜が
徹底した一対一の戦術にこだわり続けたことが何よりの証拠であり実績だ。

メクネス「(だから今日は普段より引き気味にDFを配置させたヨ。
     ドリブルに優れる新田へのマークも忘れない……
     昨日の敗戦を反省し、次に活かすことができるのは当然だけどネ)」

早田「(ちいっ、新田へのパスコースが封じられてるか。栗栖にセンタリングをあげようにも
   このまま進んだ所で中里にライン際に追い込まれそうだ。足の速さじゃあいつには絶対に勝てねぇし…)」

早田は学んだ。勝ち目の薄い勝負に無理に挑むことはピンチを呼び込むだけだと。
より確実な戦術を選ぶことがチームの勝利につながるのだと。

早田「これは逃げじゃねぇ。勝利に対する執着心が生み出す前進……大きな一歩なんだ!」

グアアッ…

アンナ「早田くん足を振りかぶる!これはシュートの態勢か!」

森崎「いけぇ早田!お前にしかできない、とんでもカーブのシュート、決めちまえ!」

早田「そおおおおりゃああああああっ!!ダブルシェービングシュートぉ!」

シュピィィィン!!ドシュウッ!!

高杉「ミドルシュートか!だが、俺がいる限り後ろへは通さん!ブロックしてみせる!」

636 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/18(土) 18:56:08 ID:???
このシュートにいち早く反応し前に飛び出したのは南葛ウイングスの守備の要である高杉真吾だ。
彼もまた世界トップクラスのDFへの階段をいち早く駆け上がっていく次藤に渇望を向ける男だった。
特に同じパワータイプのDFとして、早田以上に彼と比べられることが多いこともあっただろう。
己の才能を信じ次藤の影をひたすら追い続ける男。追うことを止め己の新たな力を信ずる男。
二人の意地がシュートとブロックという形でぶつかり合う。


ジトブレムの影響下→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ・ハート・スペードK〜7→早田のシュートでフースバルが先制だ!
スペード6〜A・クラブK〜8→高杉のブロックで弱まったシュートをメクネスが弾く!
クラブ7〜A→高杉のパワーブロックでシュートをシャットアウトだ!
JOKER→井沢「このシュートを待っていたんだ!」カバーへ戻る井沢がシュートコースに割り込み…?

637 :森崎名無しさん:2012/02/18(土) 18:57:55 ID:???
ジトブレムの影響下→ クラブ10

638 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/18(土) 19:13:46 ID:???
ジトブレムの影響下→ クラブ10
>スペード6〜A・クラブK〜8→高杉のブロックで弱まったシュートをメクネスが弾く!
============
グウウウウウン……ギュオオオッ!!

早田「(打つ位置が悪かったか。こっからじゃあの背中から生えてくるような化物じみたカーブは掛けられん)」

それでも彼の代名詞であるカミソリのようなキレはしっかりボールに伝達している。
ブロックに飛ぶ高杉も、目で追うのは諦めて積み重ねてきた長年の守備感に頼ったブロックで防ぎに向かう。

次藤「ここから先は、通さない!」

ガキィッ!!

早田「なにィ!」

次藤「(触れるので精一杯かよ。これが次藤なら完璧に止めていたんだろうが…くそっ!)」

メクネス「ナイスブロック!あとはワタシに任せるネ!」

高杉の肩にあたったシュートはふらふらと浮き上がり、メクネスはしっかりと軌道を見定める。
タイミングよく横っ飛びをしながらつきだした拳でボールをゴールエリアから弾き出す。

早田「(くそったれ!やっぱり俺のシュートには重さが足りないってのか!)」

高杉「(あと一歩でも動き出しが早ければ受け止められていたんだ。
   キーパーがメクネスさんじゃなかったらきっと決められていた……)」

639 :森崎名無しさん:2012/02/18(土) 19:15:16 ID:???
次藤に憧れるあまり・・・・・・っ!

640 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/18(土) 19:15:50 ID:???
今回の対決は両者痛み分けという形で終わった。
だが、将来の全日本の固い守りを担う彼らの戦いはまだ始まったばかりである。
その後試合はチーム力に勝るウイングスが若干押し気味なものの、
フースバルの奮闘が光り、0対0の同点のまま前半を折り返す。

そしてここにももう一人。己の可能性を信じて戦おうとする男がいた。


誰が活躍するのかな?→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

K〜J→フースバルのゴールデンルーキー、栗栖だ。
10〜8→フースバルのエース、新田だ。
7〜5→劣等感を力に変えて戦う井沢だ。
4〜2→南葛を支えるシルバーコンビ、来生と滝だ。
A→夢の成就のために己の力を見つめ直すことを決意した中里だ。
JOKER→この3日間、試合を見守り続けてきた審判だ。

641 :森崎名無しさん:2012/02/18(土) 19:17:43 ID:???
誰が活躍するのかな?→ ダイヤ2

642 :森崎名無しさん:2012/02/18(土) 19:19:59 ID:???
>次藤「(触れるので精一杯かよ。これが次藤なら完璧に止めていたんだろうが…くそっ!)」
お前はなにを言ってるんだw

643 :森崎名無しさん:2012/02/18(土) 19:32:59 ID:???
>>639>>642
声真似するなら口調も真似なきゃねw

644 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/18(土) 19:39:16 ID:???
>>639、642-643
ギャー!いつの間にタイが紛れ込んでる?じゃなくて名前を無意識で間違えちゃってますね。
お察しの通り、ここの次藤のセリフは高杉のものです。高杉ゴメンよ…
============
誰が活躍するのかな?→ ダイヤ2
>4〜2→南葛を支えるシルバーコンビ、来生と滝だ。
============
後半始まってすぐのことである。素早い反応でインターセプトした滝が来生を伴い速攻を仕掛けた。

滝「よーし、ようやくエンジンがかかってきたってか?」

来生「ハッハァー!そろそろ俺たちの本気ってやつを見せてやろうぜ!」

職人芸にも似たサイドアタックの他にも、滝には本人すら気がついていない意外な長所がある。
それは先ほど高杉が欠如していると気にしていた一歩目の動き出しの速さだ。
実質的な足の速さは全日本ユースの中では中の上クラスではあるものの、彼の反応の速さは修哲トリオの中では格段に高いのだ。
そしてその彼の相棒でもある来生の反応も滝に次ぐものを見せている。

カイン「反応が早いということはそれだけ対応する際の行動に余裕が生まれるということだ。あの二人、あなどれんぞ…」

森崎「5年前のjrユース大会でもいち早く前に飛び出していったよなあの二人」

反町「…ああ。なんというか物事に対して敏感というか、誰よりも前に出たいって気持ちを感じるな」

昔の懐かしい思い出を語りつつ、森崎たちはあの頃より確実に成長しているシルバーコンビの活躍を眺める。
ショートパスを繋ぎつつあっという間に切り込んでいく。早速シュートチャンスを手に入れたようだ。

滝「(このまま来生にシュートを打たせるか?だが、また早田に張り付かれて止められるかも…)」

645 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/18(土) 19:41:42 ID:???
森崎のセリフが言葉足らずでしたね。修正します。
☓森崎「5年前のjrユース大会でもいち早く前に飛び出していったよなあの二人」
○森崎「5年前のjrユース大会の表彰式でもいち早く前に飛び出していったよなあの二人」
============
アカネイアの銀の輝きは最高級→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ・ハート→来生にドリブルで突っ込ませ、自分はフォローに回るぞ
スペード→だったら俺が…俺が仕掛けるしかねぇじゃねぇか!
クラブ→一人より二人。二人より三人。来生を囮に使い井沢に決めてもらおう
JOKER→サイドでこそ真の力を発揮する選手カペロマン。俺もアイツのようなシュートを打ちたい…!

646 :森崎名無しさん:2012/02/18(土) 19:41:59 ID:???
アカネイアの銀の輝きは最高級→ ダイヤ9

647 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/18(土) 19:53:59 ID:???
アカネイアの銀の輝きは最高級→ ダイヤ9
>ダイヤ・ハート→来生にドリブルで突っ込ませ、自分はフォローに回るぞ
============
滝「来生の怖いところはひたすら突っ込み続けられる度胸の良さだ。
  アイツのドリブルなら振りきれる。石崎と早田さえ固めちまえばこっちのもんだ」

来生のドリブル技術は全日本の中でも屈指のものだ。いくら石崎と早田といえども完璧にボールを奪うのは容易いことではない。
抜ければよし。こぼれ球にそれても直ぐに自分がフォローすれば。
自分より年配の選手に失礼かもしれないが、はっきり言って土屋はキーパーとしては三下だ。
一対一に持ちこめられれば自分でも抜けるはず。戦術プランを構築した滝は来生へとグランダーでボールを流す。

滝「行けェ来生!お前のいいとこ見せてやれ!」

来生「そんじゃまあリクエストにお答えして……まわる〜ま〜わる〜よ来生はまわ〜る〜♪」

石崎「げげっ!?まだシュートを打ってもらったほうが守り安かったぜ」

早田「文句言っててもしょうがねぇだろ。なんとしても止めるぜ。いくぞ石崎!」

石崎「お、おう!」

クルクルランド→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ・ハート→来生が二人を抜く!土屋と一対一だ!
スペード→早田のカミソリタックルでボールを奪う!
クラブ→石崎のヤマザルタックルでボールを奪う!
クラブ以外の3〜A→ボールはこぼれ球に。滝が土屋に一対一の勝負を挑む!
クラブの3〜A→なんと来生が反則をもらう。南葛のペナルティキックだ!
JOKER→ここで来生がバックパス!DF二人を完璧に引き付ける知的なポストプレイだとォ!?

648 :森崎名無しさん:2012/02/18(土) 19:59:15 ID:???
クルクルランド→ スペード7

649 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/18(土) 22:07:18 ID:???
クルクルランド→ スペード7
>スペード→早田のカミソリタックルでボールを奪う!
============
早田「(前半は俺の無理なシュートでせっかく掴んだ流れを断ち切っちまった。
   そのミスの償いは……このタックルで果たす!)」

来生のマルセイユルーレットは彼の小柄な体格を生かしたコンパクトで小回りなものである。
足元から離れないボールを奪うためには体を寄せるか足を伸ばさなければならないのだが、
下手に仕掛けると反則を取られる恐れがある。が、早田のプレイにはもう迷いによる躊躇は無い。
それだけ森崎との一緒の練習で得たものが多かったのだろう。

早田「(確かにお前のドリブルはすげぇよ。だがな、優れた芸ってのはそんなにひけらかすもんじゃねぇぜ)」

足の裏を器用に使い、ボールに回転をかけようとする来生。その一瞬の隙を見逃さずに、早田は脚を伸ばす。

シュピイィィン!ズサーッ!!バシッ!

来生「な、なんでだよ!?俺のドリブルが通用しないはずが…!」

早田「アホが!その技は何度も見せられていいかげん覚えたっての!」

来生「ガビーン!」

次藤の相手の小手先など物ともしないパワータックルには勝てなくとも。
エースキラーの武器として磨いてきたシャープなタックルは来生のルーレットを切り裂いた。

土屋「(本当に彼ら優秀なDFには助けられている。これが黄金世代の実力か。大したものだ…)」

反町「いいぞ早田!その調子だー!」

森崎「やっぱり早田のタックルはいつ見ても爽快だ。決して次藤に引け目を感じることなんてないんだ」

650 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/18(土) 22:09:16 ID:???
カイン「(常に自分よりも先をゆくライバルへの劣等感、か。俺も一時的にだがその負の感情に飲み込まれかけたことがある。
    だが、逆に言えばそれだけ自分の前には道があるということなんだ。自分を見失わず前へ進むことを恐れなければ――)」

早田の活き活きとした自分らしいプレイに、フースバルの選手たちが呼応する。
新田が中盤まで下がり、自らボールを要求する。アリティア戦にてマークに苦しんだ際への対抗策である。

早田「よーし、頼んだぜ新田!ばっちり決めてきな!」

新田「はいっ!いくぞ南葛!このまま1勝も出来ずに終わってたまるかよ!」

井沢「俺達だって負けられない!優勝の可能性が残っている限り、絶対にあきらめんぞ!」

南葛ウイングスの選手たちにも勝者として君臨し続けてきた意地とプライドがある。
待望の日本リーグ開幕前。南葛市の多くの人達の希望と応援を受ける彼らに惨めな敗北は似合わない。
井沢は迅速に後退しつつ守備のラインを整えさせる。新田のドリブルは脅威だが、パスならば止められる算段があるからだ。

森崎「どっちもすごい気迫だな。これは先に点を奪ったほうが一気に流れを持ってくるかもな」

反町「攻撃力だけなら随一のフースバルか、バランスの取れた総合力に勝るウイングスか」

森崎たちが固唾を飲んで見守る中、いよいよこの試合が大きく動き出す時が来た。

ターニングポイント→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→新田の芸術的ドリブルが光る!フースバルが優勢だ!
ハート→ここで石崎のオーバーラップ!あのロングシュートで得点を狙うのか!
スペード→井沢、長野、高杉の高身長を活かすパワープレイで南葛が強引にボールを運ぶ!
クラブ→これまであまりいい動きのなかった中里がこぼれ球をキープする。どう動く?
JOKER→そのとき観客席では…

651 :森崎名無しさん:2012/02/18(土) 22:10:02 ID:???
ターニングポイント→ スペードA

652 :森崎名無しさん:2012/02/18(土) 22:10:05 ID:???
ターニングポイント→ クラブJ

653 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/18(土) 22:21:56 ID:???
ターニングポイント→ スペードA
>スペード→井沢、長野、高杉の高身長を活かすパワープレイで南葛が強引にボールを運ぶ!
============
新田「(3人…4人…くそっ、わざわざ下がったってのにまだ俺に張り付く気か!)」

井沢「(そうさ。お前がボールを手放すまでは例えDFの位置まで下がろうとも追い掛け回してやる)」

井沢の策は見事あたった。マークを嫌がる新田がサイドに送ったパスを、滝がインターセプトする。

新田「くっそぉ!」

滝「悪いな新田。それだけお前の実力をこっちは恐れてんだ」

井沢「ナイスだ滝!そのままボールを運んでくれ!」

ウイングスは得意の右サイドからのサイドアタックを仕掛ける。これを止めようと早田がチェックに向かうが、
既に試合の流れは南葛が掴みつつあった。滝はニヤリと笑みを浮かべると十分に早田を引き付けつつ中央に折り返す。

反町「しまった!フースバルの守備のラインが広がっている!」

カイン「今中央突破されると非常にまずいぞ!」

高杉「うおおおおおっ!どけどけどけぇっ!!」

長野「こういうジリジリとした勝負の時こそ、オレの出番なんだ!」

井沢「南葛自慢のハイポストプレイだ。フースバル、お前たちにこれが防げるか!」

小豆沢「(くっ…悔しいが彼らに対抗出来るだけのフィジカルに優れた選手はうちにはいない…!)」

654 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/18(土) 22:23:20 ID:???
ここにきて南葛の支配率が急増する。縦パスを中心に次々と放り込まれるハイボールの処理にフースバルは追われ続ける。
徐々にラインを押しこまれていき、ついにバイタルエリアにフリーで井沢が踏み込むことに成功する。

井沢「よしっ!作戦は成功だ!一気に決めるぜ!」


大は小を兼ねる→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ・ハート→井沢のバナナシュートでゴールを狙う!
スペード→修哲トリオでさらに前進!俺のヘッドで決める!
クラブ→さらに相手の裏をかくか。高杉にシュートを打たせるぞ!
JOKER→そのとき観客席では…

655 :森崎名無しさん:2012/02/18(土) 22:24:03 ID:???
大は小を兼ねる→ ハート3

656 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/18(土) 22:44:36 ID:???
大は小を兼ねる→ ハート3
>ダイヤ・ハート→井沢のバナナシュートでゴールを狙う!
============
井沢「(こうまで自分の思い通りにゲームを動かせるなんて爽快だな。
   翼もこんな気分に浸ってられたのか。これが司令塔。これが…キャプテン)」

心が昂っているのがわかる。油断や慢心ではなく、絶対の自信が生み出す高揚感だ。
今の自分なら最高のプレイが出来るはず。フリーで、この位置から外すわけがない。

井沢「ここは絶対に決める!だ〜〜〜〜〜〜っ!!」

土屋「くっ…そうか、彼も優秀なミドルシューターだったか…」

石崎「やらせねぇ!ここまで必死に耐えてきたんだ!見ててください陽子さん!」

ゴール前に構えていた石崎は井沢の足の傾き加減からシュートコースを予測する。
そして自分の持ち前のガッツを最大限に発揮しながらブロックに飛び込む。もちろん顔面から。


バナナとサル→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ・ハート→井沢のバナナシュートがブロックをすり抜けゴールを揺らす!
スペード・クラブ→石崎のがんめんブロック炸裂!フースバル懸命のディフェンスだ!
クラブ3〜A→お察しください
JOKER→そのとき観客席では…

657 :森崎名無しさん:2012/02/18(土) 22:45:40 ID:???
バナナとサル→ ダイヤJ

658 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/18(土) 23:41:09 ID:???
バナナとサル→ ダイヤJ
>ダイヤ・ハート→井沢のバナナシュートがブロックをすり抜けゴールを揺らす!
============
石崎「くそったれ〜〜〜っ!!」

井沢「(それも予想済みだぜ石崎。どれだけ長い付き合いだと思ってるんだよ)」

石崎「なっ…」

石崎のブロックを嘲笑うかのように、シュートはゆるやかなカーブを描きゴールに向かう。
速度を犠牲にすることで、普段よりも大きく曲がる。完全にタイミングを外された形となる。
それはキーパーの土屋にも言えたことだった。必死に手を伸ばすが、すでにボールはフースバルのゴールを揺らしていた。

ズサッ!!

井沢「よぉーーーーし!決めたぞみんな!」

滝「ナイスシュートだ井沢!」

来生「ちぇー、次は俺に回せよなー。でもナイスゴールだったぜ」

高杉「みんな、気を抜くのはまだ早いぞ。俺達が優勝するには最低でもあと1点必要なんだから」

仮にこのまま1点差でウイングスが試合に勝った場合、2勝1敗で得失点差は+2。
現在単独1位のアリティア選抜が2勝0敗で得失点差が+3。
タイガースとの対戦結果にもよるが、得失点差も同数の場合は直接対決の結果で順位が変動する。
そして直接対決を制している同率2位のタイガースの現在の得失点差は+1。
ウイングスが一気に1位に躍り出るためにはタイガースがアリティアに勝利し、
なおかつタイガースの得失点差が+3止まりにならなければならないという狭き門なのだ。

659 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/18(土) 23:42:11 ID:???
井沢「それでも少しでも優勝の可能性が残っているんだ。いくぞみんな!」

南葛一同「「「おう!!」」」

勝つのは当然。優勝への希望をつなぐために出来るだけ点を奪わせてもらう。
ここまでなんとか互角の勝負に持ち込んできたフースバルではあったが、
まだまだ余裕の見えるウイングスの様子に、少しずつ心が折れ始めていた。

反町「先ほどのパワープレイの通りフースバルの中盤は貧弱だ。
   キープレイヤーの動きが封じられた時、彼らに変わる動きができる選手がいないのは辛すぎる」

森崎「…これがチーム力の差ってやつなのか。意地や根性だけじゃ覆すことが出来ねぇもんなのかよ…」

カイン「それはやってみなければわからないだろうな。しかし、とても困難であることは事実だろう」

単純な手段では覆すことが困難な状況。今のフースバルの苦境が、森崎の目には辛く映っていた。
所詮タレント不足の弱小クラブでは、選手層の厚い、設備も整っている強豪クラブには勝てないのか。
それは持たざるものが持つものに絶対に勝てないことを暗に示しているようでもある。
『星』の力も『リセット』も無くしたら、やはり自分も今の彼らのように苦渋にまみれ現実を受け入れることしかできなくなるのだろうか。
どれだけあがいても、凡人は天才に勝つことはできないのだろうか。才能が全てを決定づけてしまうというのだろうか。

森崎「頑張れよ早田。悔しくないのか新田。負けたくないだろ栗栖。お前ら…このまま3連敗でいいとこなしで終わっていいのかよ!!」

森崎の願いにも似た悲痛な応援の叫びに、反町は顔をうつむかせる。

反町「(…でも、南葛ウイングスも、俺達東邦タイガースも、それこそ森崎、お前たちのチームだって
   仲間同士の競争に打ち勝った、勝利を目指して選ばれた選手で組まれたものなんだ。
   負けたくない、勝ちたいと願うのはどこも同じだ。皆必死に、一生懸命戦っているに過ぎない。
   悔しいが、やはり南葛は強いよ。今なら分かる。どうして俺達東邦が6年間通してアイツらに勝つことが出来なかったのかが…)」

660 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/18(土) 23:44:07 ID:???
同じくらい努力しているのならば。やはり命運を分けるのはその人の持つ才能なのかもしれない。
あるいは勝負運か。だが、そんな不確定なものよりも優れた才能やセンスといったもののほうが分かりやすい。

反町「(アイツも。日向もそれを分かっているからこそ、絶対的な力をああも欲していたんだと思う。
   努力。諦めない心。真の強さというのはやはりそれより先にあるものなのかもしれないな……)」

そして、試合は再開する。残り時間は30分ほど。優勝の望みをつなぐため、南葛の怒涛の追撃が始まろうとしていた。


そして試合は→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→フースバルも最後まで諦めない!新田がマークを振り切りボールを運ぶ!
ハート→フースバルも最後まで諦めない!だが、点を奪うまでには至らずに1対0で試合終了。
スペード→流れに乗る南葛が試合終了間際に追加点を決め、2対0で試合終了。優勝への望みを繋いだ!
クラブ→流れに乗る南葛が試合終了間際に追加点を決め、3対0で試合終了。優勝への望みを大きく繋いだ!
JOKER→そのとき観客席では…

661 :森崎名無しさん:2012/02/18(土) 23:44:58 ID:???
そして試合は→ スペード8

662 :森崎名無しさん:2012/02/18(土) 23:45:09 ID:???
そして試合は→ スペードQ

663 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/21(火) 00:18:33 ID:???
そして試合は→ スペード8
>スペード→流れに乗る南葛が試合終了間際に追加点を決め、2対0で試合終了。優勝への望みを繋いだ!
============
その後の試合は、終始にわたってウイングスの怒涛の攻撃をフースバルが辛うじて防ぐ展開になった。
新田や栗栖も守備に回らなければならないほどに、南葛は攻撃のリズムを崩さずに攻めつづけた。
修哲トリオの連携。サイドアタック。高身長組のポストプレイ。少しでも気を抜けばミドルシュートが飛んでくる。
様々な攻撃パターンに早田や石崎が決死のクリアーで対応していく。それでもいつまでも完璧に防ぎきれるものではない。

井沢「俺だってドリブルで直接ボールを運べるんだぜ」

バッ!

早田「なにィ!」

これまで見せて来なかった大技、井沢のクリップジャンプで早田をかわし、

滝「そらっ!そろそろ決めてこい!」

滝の十八番、右サイドからのセンタリングが来生へと綺麗に繋がる。
ほんの数分前に顔面ブロックで体力を消耗した石崎のブロックも間に合わない。

石崎「うぐぐ…顔が歪んで力がでない…」

来生「ここで決めなきゃ点取り屋の名がすたるってもんだぜ〜〜〜っ!!」

土屋「し…しまった!」

バシュウッ!ズバアッ!

664 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/21(火) 00:19:55 ID:???
アンナ「決まった〜!後半45分、ついに南葛が総合優勝の望みをつなぐ待望の追加点を獲得!
    エースのナポレオンくんを欠き、苦戦が予想された南葛でしたが
    逆に息のあった連携をこれでもかと言わんばかりに発揮していますね〜」

ニーナ「どんなに良い選手といえども力を発揮できる環境でなければ活躍できません。
    今日のウイングスは全員がハツラツとし、全力を出せているように思えますね」

来生「ハッハァー!見たか!俺が南葛の真のエース、来生哲平だぁ〜!」

滝「これこそ王者南葛って感じだよな。うんうん」

井沢「昨日はアイツのせいで俺の折角のプランがぶち壊されちまったからな。ハハハ」

早苗「(なんだか釈然としないわ。ナポレオンくんの存在は南葛ウイングスにとって邪魔でしか無かったというの…?)」

全力を出せる環境。それは昨日のアリティアへの敗戦の体の良い言い訳にしか思えなかった。
確かにナポレオンは南葛というチームの和を乱し、空気を悪くしていたかもしれない。

早苗「(でも、そんな悪い空気さえも絶対的な強さに変えてきたのが私達『南葛』じゃなかったの?
   ……翼くん。こういうとき、マネージャーはどうしたらいいのかしらね。
   一緒に勝利を喜んで盛り上げるべき?でも、今の私は……なんだかすごく悔しい)」

翼がナポレオンのようにチームに馴染んでいなかったと言うわけではない。
だが、多くの選手は彼を異端の目で見つめていた。監督も、マネージャーも。あの森崎でさえも。
アイツは特別なやつだから。天才だから、サッカーの申し子だからと。自分たちとは別次元の人間だと。

早苗「(修哲小との対抗戦が懐かしい。あの頃は…そう、あの頃は皆が一生懸命力をあわせて戦っていたはずなのに)」

男勝りだった自分の初恋を奪っていった多くの人を惹きつけてやまない朗らかな少年の笑顔。
彼の素敵な笑顔の源が『サッカーの楽しさ』から『飽くなき勝利』へと変わっていったのはいつ頃だったろうか。

665 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/21(火) 00:21:22 ID:???
早苗「(おかしいよね。フィールドの外から見ている私からは……ボールを蹴っているのはみんな同じに見えるのに)」

早苗は笑った。チームの勝利が近づいたからではなく、無性に翼に会いたいと泣きそうになるのを我慢するために。

小豆沢「(ふっ…全力を出せる環境、か。これほど俺達にとって屈辱的な言葉はないかもな)」

常に全力を出すことでしか勝機を見つけることができない。
その程度のチーム力をキャプテンとして纏めている小豆沢は悔しさに拳を握った。

新田「まだ…諦めるものか!諦めるものか〜〜っ!!」

石崎「に、新田…」

後半戦ロスタイム。せめて一矢報いるために、それとも本気で追いつくためにだろうか。
新田は複数のマークを払いのけるように、ツートップの片割れ、栗栖へとボールを繋ごうとする。

長野「無駄だ新田。もう諦めろ!」

中里「勝負とは時に残酷なものなり…」

岩見「いくらお前が巧かろうとコレだけ囲まれてりゃどうしようもないさ」

新田「栗栖にパスを…栗栖にパスを〜っ!」

早田「(あいつ……泣いて……)」

特訓の成果もろくに発揮できずに、惨めな3連敗。負けず嫌いの精神を糧に成長してきた新田にとって許しがたいことだっただろう。
目尻を悔しさでにじませながら、新田はシュートのような速度のあるパスを前方に放り込む。

栗栖「(新田さん……くそぉ〜〜〜〜〜〜〜っ!!)」

666 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/21(火) 00:22:55 ID:???
ピッピッピイィ〜〜〜〜〜ッ!!
バッ!ギュルルルルルルン!バゴォッ!!ズシャアアアアアアッ!!

栗栖のマグナムトルネードがウイングスのネットに突き刺さったのは
フースバルの敗戦を知らせるホイッスルが鳴り響いた後だった。

森崎「あ、ああ〜っ…」

反町「早田…残念だったな」

カイン「彼は奮闘していたほうだが、この戦力差は厳しいな。
    俺たちの時は退場者が出てくれたことでそれほど強さは感じなかったが」

反町「言ってくれるな。まるでその南葛に負けた俺達なんて怖くもないってか」

森崎「別にカインはそこまでは言ってないだろ。あ、もしかして図星なのか?」

反町「……見ていろ。優勝するのは俺達東邦タイガースさ」

試合が近づいているからなのか、少しずつ緊張感が高まっている3人。
言葉の節々に刺々しさはあるものの、互いに全力を尽くそうという態度の現れだった。

森崎「よし、それじゃあ控え室に行くとするか!」

カイン「おう!」

667 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/21(火) 00:23:57 ID:???
〜アリティア選抜控え室〜

ジェイガン「よし、みんなきけ。第1試合でウイングスが2対0で勝利を収めた。
      これにより、我々が総合優勝するための条件が確定したぞ」


・タイガースに勝利、もしくは引き分け→アリティアの優勝
・タイガースに敗北、しかし1点差以内→アリティアの優勝
・タイガースに敗北、2点差をつけられる→ウイングスの優勝
・タイガースに敗北、3点差以上つけられる→タイガースの優勝


ルーク「ふーん、なるほどなあ」

ぽかんと口を開けたまま、ルークはこくこくと首を頷かせている。

セシル「分かったふうな顔しちゃって。ほんとに理解してるのかしら」

ロディ「ルークはとりあえず置いておくとして、ジェイガン監督。やはり…」

ジェイガン「うむ。我々が目指すのはあくまでも全勝優勝。これを成し遂げてこそ前大会の汚名を晴らせるというものだ。
      試合中少しでも不抜けた態度を取る者がいたら容赦なく交代させていくことを覚えておくように。
      ……と、その前に大事な事を忘れていたな。森崎殿、今日の監督業に関してだが……」

☆監督業はどうしますか?

A ジェイガンに任せる(監督補正2がチームの指揮力に加わります)
B 森崎が兼任する(チーム補正は受けられませんがオーダーを自由に設定できます)

2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

668 :森崎名無しさん:2012/02/21(火) 00:25:50 ID:aUGxlcDk

新入りたちが支援のおかげでかなり伸びてるから、
一見トンチキな編成でも結構戦えることがここ二試合でわかったし

669 :森崎名無しさん:2012/02/21(火) 00:31:34 ID:nBze3EXc
A

670 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/21(火) 00:43:55 ID:???
>>668
それでも基礎能力が少し足りない部分もありますからね。
森崎たちをはじめ、先輩陣たちがうまくリードして行ってあげてくださいね!
============
>A ジェイガンに任せる(監督補正2がチームの指揮力に加わります)


森崎「もうジェイガンさんはアリティア選抜というチームの立派な『監督』ですよ」

これから成長していくアカネイア大陸のサッカーを支えていくのはこの世界の者たちのほうがふさわしい。
一選手として試合に集中するためにも、森崎は今大会最後までジェイガンの指揮に信頼を寄せていた。

ジェイガン「うむ。これで心置きなく指揮を取れるというものだ。私も快挙を達成するために今日のオーダーを考えてきた。
      それではまずは対戦相手…東邦タイガースの情報を話す」

優勝条件が書かれたホワイトボードをくるりと裏返し、フォーメーション表を取り出すジェイガン。

ジェイガン「これまで2試合を見る機会があったタイガースだが、脅威なのはやはり攻撃力だろう。
      単に攻撃力が高いといっても点を奪うことだけではない。
      球際の強さや、ドリブル一つとっても非常に攻撃的だということだ」

カイン「相手を吹き飛ばす技を使う選手が多いということですか?」

ジェイガン「その通りだ。知っているとは思うが吹き飛ばされれば体力の消耗が激しくなる。
      接触プレイ時には細心の注意を心がけてペース配分を乱される事のないようにな」

ジョルジュ「それで、具体的な攻略法などは?」

ジェイガン「攻撃に関してだが、右サイドに偏重しているフシがある。
      逆に左サイドに守備を、特に対ドリブルを警戒する布陣を敷いているな」

671 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/21(火) 00:44:55 ID:???
森崎「(明和特攻スライディング部隊か。アイツらを避けるにはパスを中心に組み立ていくことになるのかな?)」

ジェイガン「以上を踏まえた上で、まずはフォーメーションを発表するぞ」


フォーメーションサッカー→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→4-3-3のオーソドックスだ
ハート→4-4-2のボックス型のツートップだ
スペード→3-5-2のダブルボランチ型のツートップだ
クラブ→5-4-1のワントップだ
JOKER→ここでジェイガンの監督補正アップ判定だ!

672 :森崎名無しさん:2012/02/21(火) 00:45:12 ID:???
フォーメーションサッカー→ ハート10

673 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/21(火) 00:55:41 ID:???
フォーメーションサッカー→ ハート10
>ハート→4-4-2のボックス型のツートップだ

−−J−H−− J H
−−−−−−−
−−−−−−−
−−−I−−− I
−E−−−F− E F
−−−G−−− G
−−−−−−−
A−−−−−B A B
−−C−D−− C D
−−−@−−− @


ジェイガン「相手の布陣に対応するために、こちらも左右分けて仕事をこなしやすい形を取る。
      センターラインを任される中盤二人は状況に応じて攻撃と守備の繋ぎ役を担うのだ」

森崎「東邦は右サイドからの切り込みのパターンが多かった。守備の鍵を握るのはEやA、Cの選手だな」

マルス「逆に攻撃はFやBの活躍で左右されそうだね。相手の策を避けるためにパスを繋ぐか、強引に突破していくか…」

ジェイガン「東邦の複数で囲む守備を突破するために、DFのオーバーラップが有効になるときもある。
      とにかく相手の攻撃パターンを早めに見極め、うまく対応していくのだ」

ひとしきり作戦が提示された所で、いよいよスタメンが発表される。

ジェイガン「まずはFW。今日のツートップを任せるのは…」

674 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/21(火) 00:57:42 ID:???
FW設定→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→シーダ、マルス。コンビプレイ重視
ハート→アベル、カイン。コンビプレイ重視
スペード→ルーク、ロディ。前線でのボールカット期待
クラブ→トーマス、ジョルジュ。ミドルシュート攻勢
JOKER→森崎、マルス。コンビプレイ重視

675 :森崎名無しさん:2012/02/21(火) 00:58:02 ID:???
FW設定→ ハートJ

676 :森崎名無しさん:2012/02/21(火) 00:58:04 ID:???
FW設定→ スペード6

677 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/21(火) 01:08:06 ID:???
FW設定→ ハートJ
>ハート→アベル、カイン。コンビプレイ重視
============
ジェイガン「FWは左にアベル、右にカイン!」

アベル「カイン、怪我してるからって遠慮はしないぜ」

カイン「ふん、お前こそあれからシュートは練習してるんだろうな?」

ジェイガン「コンビプレイで中央突破を狙いつつ、強力な合体技で積極的にゴールを奪え。
      だが、カインになんらかのトラブルが合った場合は交代をするからな」

森崎「(怪我のことがあるにしろ、あの二人なら得点力に関しては心配はいらないな。問題は次からか…?)」


MF設定→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→左からマルス、ジョルジュ、マリク、シーダ
ハート→左からルーク、マルス、ジョルジュ、オグマ
スペード→左からトーマス、ジョルジュ、ライアン、マルス
クラブ→左からルーク、ロディ、カタリナ、セシル
JOKER→左からマルス、森崎、マリク、シーダ

678 :森崎名無しさん:2012/02/21(火) 01:09:32 ID:???
MF設定→ スペード7

679 :森崎名無しさん:2012/02/21(火) 01:09:40 ID:???
MF設定→ クラブ8

680 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/21(火) 01:22:23 ID:???
MF設定→ スペード7
>スペード→左からトーマス、ジョルジュ、ライアン、マルス
============
ジェイガン「中盤のパサーを増やす。マルス様は相手の陣形が崩れた際に一気にドリブルで上がってください」

トーマス「マクロニソスでの合宿の成果を今こそ見せてやるぜ!」

ジョルジュ「機会があればミドルシュートも狙ってみるか。その時はパスを頼んだぞ、ライアン」

ライアン「がが、がんばります!」

マルス「(相手のドリブラーは中盤ではなく後ろで止めるつもりなのかな?)」

森崎「(うーむ、ミハエルにミドルシュートがあると分かった以上、
   出来るだけ中盤でボールを奪ってほしかったりもするんだが)」

やや防御に不安が見えるが、逆に攻撃の繋ぎパターンは豊富になっている。

ジェイガン「次はDFだ。左から発表するぞ」


DF設定→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→左からセシル、ロディ、クリス、シーダ
ハート→左からセシル、カタリナ、クリス、シーダ
スペード→左からロディ、マリク、クリスオグマ
クラブ→左からルーク、セシル、ロディ、オグマ
JOKER→左からルーク、森崎、カタリナ、マリク

681 :森崎名無しさん:2012/02/21(火) 01:23:33 ID:???
DF設定→ スペード9

682 :森崎名無しさん:2012/02/21(火) 01:25:09 ID:???
うーん、森崎の負担が大きいな、これは。
まあシーダは攻撃の駒として残せるからある意味スペードでよかったかも。

683 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/21(火) 01:32:25 ID:???
>>682
ある意味ジェイガンからの信頼と捉えられますね。森崎なら守りきってくれると信じてるのでしょう。
============
DF設定→ スペード9
スペード→左からロディ、マリク、クリス、オグマ
============
ジェイガン「ロディ。マリクのブーストと協力し、ひたすら相手のドリブルを止めてこい。
      スタミナが豊富なお前だからこそ取れる作戦だ。自信を持っていけ」

ロディ「はっ!」

ジェイガン「クリスはブロック担当だ。あのミハエルという男の奇妙な動きに惑わされるな」

クリス「了解です!」

ジェイガン「オグマ殿はマルス殿が上がった際に中盤でのフォローをお願いしたい」

オグマ「積極的に上がっても構わねぇんだな?守備は本職じゃないんで助かるぜ」

森崎「(うまく左右で役割を分けている感じだな。カードが怖いルークはやはり出せないか。
   シーダ姫共々、後半様子見してからの投入って形になりそうだが…)」

ジェイガン「最後にGKだが…」

GK設定→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

クラブA→ルークよ、キーパーならそうそうカードは出ないはずだ。
JOKER→シーダ様、お願いいたします。
それ以外→森崎殿、任せましたぞ

684 :森崎名無しさん:2012/02/21(火) 01:33:28 ID:???
GK設定→ ハート9

685 :森崎名無しさん:2012/02/22(水) 21:38:56 ID:???
たまには言わせて
乙でした

686 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/22(水) 22:36:27 ID:???
GK設定→ ハート9
>それ以外→森崎殿、任せましたぞ
============
ジェイガン「森崎殿、任せましたぞ。やや守備に不安が残る布陣だが、
      いざとなればマリクのブーストもある。期待していますぞ」

森崎「そこまで言われちゃやらない訳にはいかないな。任せてくださいよ、監督」

懸念されるスタミナも昨日の食事会のおかげか少しは改善されている。
ペース配分さえ間違わなければきっと守りきれるはずと森崎は希望を見出す。

ジェイガン「以上、今日はこのメンバーがスタメンだ。各自頭に叩きこんでおくように」


−−J−H−− Jアベル Hカイン
−−−−−−−
−−−−−−−
−−−I−−− Iジョルジュ
−E−−−F− Eトーマス Fマルス
−−−G−−− Gライアン
−−−−−−−
A−−−−−B Aロディ Bオグマ
−−C−D−− Cマリク Dクリス
−−−@−−− @森崎
・アリティア選抜(4-4-2/指揮レベル13+監督補正2)

687 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/22(水) 22:38:14 ID:???
ジェイガン「さて、皆も分かっているとは思うが東邦の戦力はウイングスと同様に豊富で高い。
      特にミハエル、バンビーノのドリブルと沢田のテクニック、反町のダイレクトシュートは脅威の一言だ」

ロディ「その分GKがウイングスに比べて薄くなっていますよね。得点は取りやすい相手かもしれません」

ジェイガン「その読みは正しい。だが、先程も言ったように集団タックルなどの組織プレイによる守備を抜くことは簡単ではない。
      ムダに長くボールをキープせずに、チャンスがあれば積極的にゴールを狙っていくのだ」

ジョルジュ「スイーパーを務めるコルドバというベテラン選手が不気味だな。彼さえ抜ければ得点は難しくないと思うのだがな」

もちろん有力選手以外の選手も侮れない。エリート街道を通ってきた東放学園のOBたちがこぞって集まっているのだから。

マルス「森崎。この試合に勝てば夢の全勝優勝だね。キャプテンとして試合前に何か一言ほしいな」

前体会の屈辱をバネに、ここまで心を一つにして大会を勝ち進んできているアリティア選抜の面々。
緊張感をはらんだマルスの笑顔に促され、円陣を組みつつ森崎は口を開く。


☆どうしますか?

A この大会、最高の結果で終わらせよう。絶対勝つぞみんな!
B 俺は今日こそ無失点を約束する。お前たちも最高のパフォーマンスを見せてくれ!
C ミハエルの動きに惑わされるな。実力なら負けていないはずだ!
D バンビーノは反則を貰いに来るドリブルを使う。相手の術中に嵌るな!
E 反町は攻撃だけでなく守備でもいい動きを見せてくる。しっかりマークしてくれ!
F コントロールタワーの沢田を抑えれば東邦のシステムは崩壊するはずだ!
G 山森という選手は見かけ以上に動ける選手だ。油断するんじゃないぞ!
H コルドバさんは前時代の選手だが相当の実力者だ。彼を避ける攻撃を組み立ててくれ!
I その他(好きな台詞をお書きください)

2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

688 :森崎名無しさん:2012/02/22(水) 22:41:18 ID:8qWZDqJU
D
注意が必要だけど、これを言うと何か補正あるのかしら?

689 :森崎名無しさん:2012/02/22(水) 22:44:20 ID:???
こういうのは確たる証拠もなしに言うと味方から不興を買うのがお約束だし止めといた方が良い気がする

690 :森崎名無しさん:2012/02/22(水) 22:45:54 ID:MmdOj66Y
A

691 :森崎名無しさん:2012/02/22(水) 22:49:58 ID:xkxU63Iw
A

692 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/22(水) 23:18:57 ID:???
>>685
この一言で仕事疲れも吹っ飛びました!よーし、今夜はガツガツいくぞー!
>>688
バンビーノにボールを持たせない守備を心がけるようになりますね。
彼へのパスコースを封じたり、うかつにタックルを仕掛けないようになどなど。
>>690
バンビーノのマリーシアのシーンを中里ではなくチームメイトと見ていればその心配は無用でしたが…。
============
>A この大会、最高の結果で終わらせよう。絶対勝つぞみんな!

ここまで来れば下手な小細工は無用。自分たちの実力を最後まで信じ、諦めずに戦い抜いたほうが勝つだけだ。

森崎「この大会が終われば、俺は自分の世界に戻ってドイツという国でプロ選手になる」

淡々と語る森崎の言葉を、仲間たちは静かに聞いていてくれている。

森崎「マルスはアカネイア大陸にサッカーリーグを設立させるために忙しくなるだろう。
   ジョルジュさんたちアカネイアの人も復興でなかなか会えなくなると思う。
   クリスたちは近衛騎士になるのが夢だって言ってたよな」

それぞれの夢へと歩き出す直前。今こうして共に一つのチームで戦えるのがとても嬉しく、尊い気持ちになっている。
だからこそ果たさなければならない。全勝優勝。最高の結果で笑ってお別れを言うためにも。

森崎「この大会、最高の結果で終わらせよう。絶対……絶対勝つぞ!みんな!」

一同「「「「「「「「「「「「「「おう!!!」」」」」」」」」」」」」あの〜」

キャプテンの号令で今日一番の気合に包まれるアリティア選抜。
テンションも最高潮に高まり、いざ出陣といった所で何処か気の抜けた声が上がる。
声の主はどうやらカタリナらしい。手に可愛らしい包みをぶら下げてもじもじとしている。

693 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/22(水) 23:20:34 ID:???
カタリナ「み、みなさ〜ん。ちょっといいですか?」

セシル「カ、カタリナ?アンタねぇ、こんな時に一体何よ?」

カタリナ「あの、今日の最終戦を最高のコンディションで戦ってもらうために差し入れを持ってきたんです」

そう言って包みを開くカタリナ。中からは綺麗に盛りつけられたレモンのはちみつ漬けが出てきた。

カタリナ「はじめは体力がつくようにおにぎりやサンドイッチを用意しようとしたんですけど
     運動前にはこのメニューが最適だととある本で勉強したんです!」

シーダ「昨日の食事会でやることがあると最後まで一人残っていたのはこのためだったのね…」

クリス「さ、さすがはカタリナ。私じゃとてもこんな素敵なもの作れっこないよ」

ジェイガン「これはありがたいな。では、景気づけも兼ねていただくとするか。カタリナ、皆に配ってやりなさい」

カタリナ「は、はいっ!」

まずは監督のジェイガンがひときれ手に取る。続いてキャプテンの森崎の前に弾けるレモンの香り漂う器が運ばれてくる。

カタリナ「はい、どうぞ森崎さん。これを食べてガッツ全開で最後の試合に挑みましょう!」

☆どうしますか?

A カタリナのお手製とはありがたや。イタダキマース♪
B 自分は後回しでいいと大人の対応を取る。
C 実は森崎は柑橘類は苦手なのだ。突き返す。
D 折角気持ちが高ぶったのに水を指すんじゃねぇ!器をひっくり返す。

2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

694 :森崎名無しさん:2012/02/22(水) 23:22:50 ID:hX9x0Tec
C

罠だな

695 :森崎名無しさん:2012/02/22(水) 23:22:53 ID:Rn+IBGhk

ネタバレ情報的にはDをしたいくらいだが、さすがにそれはやりすぎだろう。

696 :森崎名無しさん:2012/02/22(水) 23:44:37 ID:zsPImtaQ


697 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/23(木) 00:13:56 ID:???
>C 実は森崎は柑橘類は苦手なのだ。突き返す。


カタリナの料理の腕前は森崎も十分理解しているところである。
同部隊の比較対象があまりにも酷すぎるのが彼女の存在をより鮮明にしているのもあるだろうが。
彼女の真心の詰まった手作りの差し入れを食べれば、きっといつも以上の力が発揮できるに違いない。
なによりカタリナに少なからずの好意を抱いている森崎からすれば当然のことである。
だが。森崎には涙を飲んでこの差し入れをつき返さなければならない理由があった。
小さい頃から柑橘類に強烈なアレルギーを持ってしまっているのである。

森崎「ごごご、ごめんカタリナ。お、おれ、そういうのはちょっと、こま、こまるんだ……」

大事な最終戦を前に嘔吐し、ゲロ崎の再来でコンディションを最悪にする訳にはいかない。
ガチガチと歯を鳴らしながら拒否反応を示す森崎の様子を見てカタリナは…


軍師見習いは準備万端?→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ・ハート→アベル「なんだ森崎、お前にそんな弱点があったとはなぁ」アベルがニヤニヤしながら馬鹿にしてくる。
スペード・クラブ→カタリナ「そんなことだと思いました。森崎さんには特別に別のものを用意してますよ!
JOKER→カタリナ「ごちゃごちゃ言わずに食べちゃってください!」カタリナに無理やり詰め込まれる!

698 :森崎名無しさん:2012/02/23(木) 00:14:13 ID:???
軍師見習いは準備万端?→ ダイヤ2

699 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/23(木) 01:04:06 ID:???
軍師見習いは準備万端?→ ダイヤ2
ダイヤ・ハート→アベル「なんだ森崎、お前にそんな弱点があったとはなぁ」アベルがニヤニヤしながら馬鹿にしてくる。


異大陸の英雄にしてサッカーの伝道師。素晴らしい肩書きを背負う森崎の意外な弱点が露呈される。
これはいいことを聞いたとアベルはニヤニヤしながら森崎の肩に腕を回しつつ拳を押し付けてくる。

カタリナ「ご、ごめんなさい……私、そんなこと知らなくって……勝手に舞い上がっちゃって……馬鹿みたいですよね……」

森崎「い、いや、カタリナが悪いわけじゃないさ。はは、ははは…
   (うぐぐ…な、情けねぇ…よりにもよってこんな時に俺の弱みを握られるなんて)」

ルーク「(うえぇ!?そこは男として全てを我慢して食べるところでしょうが!なっさけないなぁ…)」

ロディ「(カタリナも可哀想に。しかし、森崎殿にアレルギーがあったとは。料理を作る身として覚えておかなくてはな)」

カタリナと仲の良い第七小隊のメンツからの視線が少々痛い。実際に彼女の気持ちを蔑ろしてしまったのだから仕方が無いのだが。
ともあれそのことを悪用してくるような輩は今の森崎の周りにはいないのが不幸中の幸いか。
微妙な顔で引きつった笑いを浮かべながら、森崎はアベルにされるがままとなる。

アベル「まったくとんだキャプテンだぜ。そんな手のかかるお前のようなヤツのために……」

なんと今度はアベルが自分の荷物の中からはちみつと牛乳で作った特製ドリンクを取り出す。

アベル「エストからの差し入れだ。ハーフタイムに皆に振る舞うつもりだったんだが、これならお前もイケル口だろ?」

カタリナの用意したレモンのはちみつ漬けと同様に、エネルギー補給に適した飲み物を用意される。

700 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/23(木) 01:05:47 ID:???
☆どうしますか?

A カタリナには悪いがそれなら平気そうだ。頂こう。
B ハーフタイムに貰うことにする。今はとにかくピッチに向かおう。
C 実は俺、乳製品もダメなんです…シクシク…
D 大事な試合前にお前ら和みすぎ!怒り任せにカップをひっくり返す。
E やっぱりここはカタリナの気持ちを大事にしたい。レモンのはちみつ漬けを食べよう!

2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

701 :森崎名無しさん:2012/02/23(木) 01:06:31 ID:3aoxGlLU
A

702 :森崎名無しさん:2012/02/23(木) 01:10:08 ID:8d2cPKU6


703 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/23(木) 01:18:19 ID:???
>A カタリナには悪いがそれなら平気そうだ。頂こう。


森崎「あ、それなら平気そうだ。一杯くれるかアベル」

ころりと態度を急変させる森崎の様子に、乾いたため息を吐くアベル。

アベル「まったく。こんな調子だからお前には彼女ができないんだっつーの」

森崎「そそ、そのことは今は関係ねーだろー!」

アベルの心無い一言に森崎と同時に何名かの心にヒビが入ったのだがここは割愛する。

カタリナ「あ、あの……それじゃあ他の人からどうぞ……」

クリス「(いくらアレルギーだからってもっと気の利いた態度ってものがあると思うんだけど)」

セシル「(今のはちょっとないわー。女心をまるでわかってない…!)」

見るからに悲しそうな様子のカタリナを尻目に、森崎はアベルから受け取ったカップをぐいっと呷る。


エスト特製ドリンク→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ・ハート→爽やかな甘さが全身に駆け巡るようだ。HP+1
スペード・クラブ→ひたすら甘い!森崎の大人の舌にはあまり合わないようだ。変化なし
JOKER→アンナさんから仕入れた『七色の雫』入りのドリンクだった。全能力+1!

704 :森崎名無しさん:2012/02/23(木) 01:19:54 ID:???
エスト特製ドリンク→ クラブQ

705 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/23(木) 01:51:51 ID:???
エスト特製ドリンク→ クラブQ
>スペード・クラブ→ひたすら甘い!森崎の大人の舌にはあまり合わないようだ。変化なし
============
森崎「……甘っ」

アベルは他の人に比べて甘党であり、エストは彼の好みで味付けをしている。
思わず口から漏れた言葉は少なくとも機嫌の良いものではなかった。

アベル「テメー、どんだけワガママなんだよ。いい加減にしやがれ!」

森崎「うっさい!こんなのが好みとかどんだけ子供舌なんだよお前は!」

アベル「この野郎!よりにもよってエストの味付けに文句をつけるとは許せん!表出ろ!」

堪忍袋の緒が切れたかのようにアベルが森崎の肩を乱暴に押してくる。
こうなれば森崎も黙ってはいない。対抗するようにアベルの襟首に掴みかかる。
突然始まった乱闘騒ぎにジェイガンが怒鳴り声を上げる。

ジェイガン「バカモーーーン!!大事な試合前に貴様らは何をやっておるか!
      もう試合が始まってしまうぞ。早くピッチに行かんかーっ!!」

森崎・アベル「ヒエーーーッ!!」

マルス「おかしいな。普段のアベルなら冗談だと笑って流す場面のように思えたけど」

シーダ「それだけエストのことを大事に思っているんですよきっと」

カイン「(森崎よ。モテナイツの一員としてはお前は今最高に輝いているぞ!
    だが、たしかにいつものアベルらしからぬ怒り方だったな……)」

706 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/23(木) 01:53:30 ID:???
こうして激昂の監督に追い出されるように森崎たちは最終戦のフィールドへと向かうのだった。
皆に振る舞うはずだったレモンのはちみつ漬けを抱えたカタリナはポカンと事の顛末を見つめていた。

カタリナ「…………どうしよう、これ」

セシル「まったく、男なんてみんな勝手よね。元気出してカタリナ。後で私がガツンと森崎さんに言っておくからさ」

カタリナと仲が良く、同じくベンチスタートのセシルが励ましの言葉をかける。
その声が聞こえてるのかどうか分らないが、カタリナは静かにタッパーの蓋を閉じるのだった。


※ルーク、ロディ、ライアン、クリス、セシル、カタリナの評価が下がりました



〜東邦タイガース控え室〜

吉良「よし、みんなきけ。ミーティングをはじめるぞ」

タイガースの控え室では、今大会監督としてチームを率いてきた吉良。
沖縄でサッカースクールを開いていた所を、ヒューガーのスカウトに監督を要請され、
もとい日向の息のかかった役員にスカウトされて現在に至っている。
これが恩師に対する彼なりの礼儀というべきなのだろうか。

サッカー協会は翼の恩師であり、元ブラジルのセレソンという輝かしい経歴を持つロベルトを
将来の全日本A代表の監督にと考えているようだが、この日本リーグにて名将として
名を馳せることが出来れば、自分こそが全日本A代表を率いる監督になることも決して夢ではない。

707 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/23(木) 01:55:24 ID:???
この大会はその夢のための大事な一歩になる。フランスの大砲・ナポレオンという想定外の存在のせいで
南葛に敗北を喫したとはいえ、今日のアリティアとの直接対決を制す自信はある。
それだけのチーム作りはしてきたし、まだまだサッカー歴が浅い半ば素人チームになど負ける気はさらさら無い。

吉良「では、今回のフォーメーションじゃが……」

片手に杯を抱えながら、気分よくホワイトボードにペンを走らせる吉良。今日の彼の頭の冴えは…


飲めば飲むほど→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→沖縄から持参してきた特注のハブ酒だ!監督補正も4と絶好調!
ハート・スペード→安物だがお気に入りのカップ酒だ。監督補正は平常運転の3です。
クラブ→シラフだ!アル中の吉良にとっては調子が悪いのと同義!監督補正が2に…
JOKER→杯の中身はなんと『七色の雫』!今日の吉良の監督補正は限界を超えた7だ!

708 :森崎名無しさん:2012/02/23(木) 01:56:41 ID:???
飲めば飲むほど→ ダイヤ8

709 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/23(木) 02:07:52 ID:???
飲めば飲むほど→ ダイヤ8
>ダイヤ→沖縄から持参してきた特注のハブ酒だ!監督補正も4と絶好調!
============
吉良「ういー…ひっく。ククク…今日は実に気分がいい。勝利の女神に微笑まれているようじゃ」

山森「(うう…酒臭い。相変わらずこの人のミーティングは胃に悪い)」

沢田「(良かった。今日はいつも以上に冴えてますって顔してるな、吉良監督)」

特注のハブ酒がなみなみと注がれた杯をくいっと呷りながらタイガースのフォーメーションの説明をする吉良。


フォーメーション設定→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ・ハート→普段と同じく4-4-2のカウンタータイプで構える
スペード・クラブ→変則ブラジルタイプで奇襲を仕掛ける
JOKER→なんと吉良が急性アルコール中毒で倒れた!?

710 :森崎名無しさん:2012/02/23(木) 02:08:21 ID:???
フォーメーション設定→ ダイヤK

711 :森崎名無しさん:2012/02/23(木) 02:08:25 ID:???
フォーメーション設定→ クラブA

712 :森崎名無しさん:2012/02/23(木) 02:11:52 ID:???
ダブルで急性アルコール中毒になるところだったって感じだな

713 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/23(木) 02:54:07 ID:???
>>712
なんという極端な引きでしょうw吉良さんはよほど興奮しているみたいです。
============
フォーメーション設定→ ダイヤK
>ダイヤ・ハート→普段と同じく4-4-2のカウンタータイプで構える
============
吉良「フォーメーションはいつも通り。作戦も昨日と同じじゃ」

それだけを口にすると、再び杯を手に取る。

山森「か、監督。相手は森崎先輩が率いるアリティア選抜ですよ。もっとなにか具体的な策とかは…」

吉良「山森よ。では試合にとって一番大事なことを教えよう。
   相手が誰だろうと、勝負はとにかく勝つことじゃ。勝てば誰も文句は言わんのじゃからな」

山森「えっ…あの、そういうことではなくってですね」

山森の突っ込みを飲み込むように、吉良は大口を開けてあくびをしつつ言葉を続ける。

吉良「お前の尊敬する森崎という男も、勝ち続けることで有無を言わさぬ権力を手に入れてきた。
   だったらやることは簡単じゃ。なんら難しいことはないぞ。
   タケシ、反町、そしてみんな。今日も思いっきり暴れてこい」

沢田「はいっ!」

反町「はい」

山森「…………(なんなんだろう、この人。練習でも具体的なことは何も言わずにひたすら精神論を振りかざしてばかりで)」

しかし、山森が今まで教えを受けてきた監督とは一味も二味も違う彼の独特の指導はなにか惹きつけられるものがある。
これまで自分の中の常識をとことん壊されることで、今まで身に付けられなかったプレーが出来るようになったのは事実なのだ。

714 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/23(木) 02:55:35 ID:???
若かりし頃の才能が枯れ果て、前を見ることが辛くなり始めた自分を変えてくれた彼の言葉に、山森は希望を感じていた。
諦めなければ。足を止めなければどんな運命も変えられるかもしれない。それこそ自分が尊敬する森崎の持論そのものではないか。

山森「(俺は俺のできることをするだけだ。森崎さん、勝負です。俺の生まれ変わったサッカーを見てください!)」

反町「さっきの試合で南葛が思った以上に粘ったお陰で、俺達が優勝するには3点差以上つけなければならなくなった」

監督のミーティングが終わったあと、反町が円陣を組みながら今日の作戦の補足をする。
さすがにあれだけの言葉では何をすればいいか判断できない選手もいるのだ。

反町「知っての通り森崎は一対一にも強い優れたキーパーだ。これまでどおりのドリブル攻勢だけじゃ点を取るのは難しい」

沢田「けれども、森崎さんはスタミナが少ないです。どれだけ早くあの人の体力を奪えるかが勝負の分かれ目になりそうですね」

ミハエル「フフン。ワタシのローズバスターアーンドローズスマッシュがあれば問題なしデース」

バンビーノ「(点の取り用はいくらでもあるさ。アズーリの誇りを汚した許しがたき男、モリサキ・ユーゾー。
      お前の拭いきれない過去の罪は、今日ここで償わせる。……俺が前に進むためにも)」

反町「よし、いこう。いこうぜみんな!東邦のサッカーは負けないサッカーだ!」

一同「「「「「「「「「「おう!!!」」」」」」」」」」

絶対の勝利の自信を胸に、タイガースのメンバーは堂々とピッチへと向かっていった。
============
今夜はここまで。遅くまでお付き合いいただき感謝です。
そしていよいよやってきましたね。FE新作の公式ホームページが!
なにやらアカネイア大陸編との繋がりが垣間見えてワクワクが止まりませんw
次回はメンバー表とフォーメーションの確認。そしてコイントスになります。
前の試合から若干日が開いているのでミスをしないよう心がけていきたいですね。それでは次の更新でお会いしましょう!

715 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/24(金) 20:08:25 ID:???
アンナ「おまたせいたしました!ついに今大会のラストゲームが始まろうとしております」

ニーナ「長かった第2回アリティアカップでしたが、選手たちには最後までハツラツとしたプレイに期待したいですね」

アリティア中の国民の期待の声を背に、2つのチームの代表たちが入場してくる。
海に囲まれた豊かな国の象徴である青を基調とし、胸から脇腹にかけて赤と緑のラインが美しく交差するアリティア選抜のユニフォーム。
森崎は日本代表時に好んで着ていた黒と緑のキーパーユニでその先頭を堂々と歩く。
その表情からは自分が負けるなどとは微塵も感じさせない。勝利だけを信じる強さが見える。

森崎「(この試合にも勝ち、全勝優勝という実績を掲げ俺はドイツへと旅立つ。そして夢を――夢を叶えに行くんだ)」

世界一のGKになってみせる。幼い頃、最も自分が忌み嫌っていたポジションに憧れの光を見出したあの日からの夢。
多くのことを犠牲にしながらも、足をとめることなく前に進んできたその意志は鋼のように固かった。

対するは東放学園のイメージカラー、黒を基調とし、肩部分の白い生地にも黒のラインが走る東邦タイガースのユニフォーム。
キャプテンを務める反町は長年嫌っていた、しかし勝利には必要不可欠の『絶対的な力』を胸に毅然と歩く。
自分の勝利を信じる気持ちならばこちらも負けてはいない。これまで認めようとしなかった日向の意志。
時には容赦のない行動も必要なのだと学んだ、彼の顔は『東邦』の名に恥じない貫禄を放っていた。

反町「(俺は負けない。勝利することでしか味わえない、手に入れられないものがあるんだ)」

アリティアとウイングスを抜き、単独1位に躍り出るには3点差以上つけて勝利という難しい条件があるものの、
総合力ならば間違いなく自分たちがナンバーワン。自分たちのサッカーを見失わなければ絶対に優勝できる自信があった。

アンナ「それではまずはお互いのスターティングメンバーをご紹介いたしましょう」

ニーナ「アリティア選抜は先日カードを貰ってしまったルーク選手を下げてきましたね。
    累積による退場を警戒してのことなのでしょうが、彼の積極的な守備が無いのは不安を感じますね」

アンナ「対してタイガースは以前も変わらずの陣形です。今日も爆発的な攻撃力を発揮することが出来るのでしょうか!」

716 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/24(金) 20:10:06 ID:???
・アリティア選抜(ツートップ/4-4-2/指揮レベル13+監督補正2)
Jアベル(2)  700/700 +20 カイン(2)森崎(2)マルス(1)
Iジョルジュ(2)620/620 +17 トーマス(1)ライアン(1)
Hカイン(1)  620/620 +18 アベル(2)マルス(1)※治りかけ-1
Gライアン   480/480 +23 トーマス(2)ルーク(1)ロディ(1)クリス(1)カタリナ(1)セシル(1)森崎(1)
Fマルス(2)  520/520 +23 シーダ(4)森崎(2)マリク(1)エリス(1)
Eトーマス(1) 480/480 +18 ライアン(2)ジョルジュ(1)
Dクリス(1)  580/580 +22 カタリナ(2)セシル(1)ロディ(1)ライアン(1)ルーク(1)森崎(1)
Cマリク    580/580 +20 エリス(3)マルス(1)森崎(1)
Bオグマ(1)  540/540 +17 シーダ(1)森崎(1)
Aロディ(1)  620/620 +21 ルーク(1)クリス(1)セシル(1)ライアン(1)カタリナ(1)森崎(1)
@森崎(2)   490/490 +22 マルス(2)アベル(2)クリス(1)カタリナ(1)ライアン(1)
============
Kシーダ(1)  440/440 +20 マルス(4)オグマ(1)
Lルーク    540/540 +21 ロディ(1)クリス(1)ライアン(1)セシル(1)カタリナ(1)森崎(1)
Mカタリナ(3) 480/480 +22 クリス(2)カタリナ(1)ロディ(1)ルーク(1)ライアン(1)森崎(1)
Nセシル(1)  400/400 +21 クリス(1)カタリナ(1)ロディ(1)ルーク(1)ライアン(1)森崎(1)
Oエリス(2)  520/520 +19 マリク(3)マルス(1)

・東邦タイガース(ツートップ/4-4-2/指揮レベル12+監督補正4)
J反町(2)   640/640 +19 沢田(3)山森(2)コルドバ(1)
I沢田(2)    560/560 +20 反町(3)山森(1)コルドバ(1)
Hミハエル(1) 700/700 +19 バンビーノ(2)コルドバ(1)反町(1)
G山森(1)   580/580 +18 反町(2)沢田(1)コルドバ(1)
Fバンビーノ(2)600/600 +19 ミハエル(2)コルドバ(2)
E滝原     540/500 +16 反町(1)沢田(1)
Dコルドバ(3) 600/600 +16 ミハエル(1)バンビーノ(1)反町(1)沢田(1)山森(1)
C山崎(1)   560/560 +17 反町(1)沢田(1)
B佐藤     540/540 +16 反町(1)沢田(1)
A坪子     540/540 +16 反町(1)沢田(1)
@後藤     540/540 +16 反町(1)沢田(1)

717 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/24(金) 20:11:06 ID:???
・東邦タイガース(4-4-2/指揮レベル12+監督補正4)
−−−@−−− @後藤
−−−D−−− Dコルドバ
B−−−−−A B佐藤 C山崎 A坪子
−−−C−−−
−−−−−−−
−−I−G−− I沢田 G山森
F−−−−−E Fバンビーノ E滝原
−−−−−−−
−−−−−−−
−−H−J−− HミハエルJ反町
===○===
−−J−H−− Jアベル Hカイン
−−−−−−−
−−−−−−−
−−−I−−− Iジョルジュ
−E−−−F− Eトーマス Fマルス
−−−G−−− Gライアン
−−−−−−−
A−−−−−B Aロディ Bオグマ
−−C−D−− Cマリク Dクリス
−−−@−−− @森崎
・アリティア選抜(4-4-2/指揮レベル13+監督補正2)

718 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/24(金) 20:13:17 ID:???
各チームのキャプテンである森崎と反町はコイントスのためにセンターサークルへと歩み寄る。
こうして敵チームとして相対するのは忘れもしない5年前の夏。全国中学選手権大会の決勝戦以来である。

反町「あの時はお互いに死力を尽くした接戦、名勝負だったな。だが、今回は違う。
   残念だけど圧倒させてもらう。俺達東邦タイガースは3点差以上でお前たちを叩き潰させてもらう」

観客席で見せていた穏やかな表情はもうそこにはない。獰猛な虎が獲物を食らおうとする前の威嚇したような鋭い視線を向けてくる反町。


☆どうしますか?

A「スポーツマンシップに則って正々堂々と戦おう。お前のシュート、楽しみに待ってるぜ。
B「そんなに肩肘張らなくても。親善試合なんだからさ、気楽に行こうぜ。
C「その言葉、そっくりそのまま返してやる。圧勝するのは東邦じゃない。アリティア選抜さ!
D「お前、やっぱり変わったよ。まるで日向みたいな顔になってやがるぜ…
E 反町の言葉を無視し、別の選手に掛け合おうとする。
F ここだ!ここで未来予測の握手だ!
G その他(好きな台詞や行動をお書きください)

2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

719 :森崎名無しさん:2012/02/24(金) 20:17:23 ID:k6R+EpdM
C

720 :森崎名無しさん:2012/02/24(金) 20:21:54 ID:gMWRWyGA
F

721 :森崎名無しさん:2012/02/24(金) 20:22:48 ID:4NbpCVWQ
G「お前、やっぱり変わったよ。まるで日向みたいな顔になってやがるぜ。
 それが悪いことだとは言わないけどな……」

722 :森崎名無しさん:2012/02/24(金) 20:22:58 ID:M/Gj3S++
F

723 :森崎名無しさん:2012/02/24(金) 21:07:06 ID:???
やって良い結果になったことが殆ど無いアレかww

724 :森崎名無しさん:2012/02/24(金) 21:13:59 ID:???
というか、基本的に相手側のことだから、森崎にはメリットが薄い、というほうが近いかも。

725 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/24(金) 21:48:26 ID:???
>>723-724
弱体化するという可能性もあるにはあるんですけどねw
ただ、今後は彼らキャプ翼系の人物との交流が以外な助けになることも…?
============
>F ここだ!ここで未来予測の握手だ!


森崎「あの時とはお互いにチームも事情も信念も何もかもが変わった。
   だがただ1つだけ変わらないことがある。それは俺が絶対に負けないということさ」

反町「言ってくれるな。今日はお前に仕事はさせない。容赦はしないぜ」

ギュッ!

互いに強気の態度を崩さずに、握手を交わす。だが、森崎は咄嗟に意識を手のひらに集中させる。

森崎「(俺の中にある『星のオーブ』の力で反町の未来を読むぞ…!)」

未来予知にも似た星占いによるビジョンが、森崎の脳裏に少しずつ浮き上がってくる。


反町の未来→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→これは代表戦の光景だろうか。スタメンとして奮闘する姿が見える。
ハート→これは日本リーグでの一戦だろうか。南葛ウイングスとの優勝決定戦で活躍する姿が見える。
スペード→これは代表戦の光景だろうか。ベンチで声援を送っている姿が見える。
クラブ→嫌いながらも羨望の存在である日向との才能の差に苦悩する姿が見える…
JOKER→これは…何かしらの大会の光景だろうか。見慣れない選手たちと共にフィールドを駆ける姿が見える。

726 :森崎名無しさん:2012/02/24(金) 21:48:48 ID:???
反町の未来→ スペード5

727 :森崎名無しさん:2012/02/24(金) 21:53:36 ID:???
また魔王降臨のチャンスを逃したのか・・。

728 :森崎名無しさん:2012/02/24(金) 22:06:25 ID:???
無難な未来だな

729 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/24(金) 22:20:49 ID:???
>>727-728
『星のオーブ』の加護を受ける森崎との交流は、多くの人物を成長させます。
もしも一流の選手にしたい人がいるならば、積極的に絡んで行きましょう。
============
反町の未来→ スペード5
>スペード→これは代表戦の光景だろうか。ベンチで声援を送っている姿が見える。
============
ワー ワーワー ワー

湧き上がるような大きな歓声が周囲にこだましている。満員の会場。埋め尽くされる人、人、人。
この異様な盛り上がりはきっと大きな試合。それも国際試合の大事な一戦だろう。

森崎「(…相手チームはぼんやりとしてわからないが、少なくとも弱小国じゃない)」

遠くから眺めているだけでも感じる独特のプレッシャーは間違いなく強敵のサインである。
ワールドユース大会でも戦ったブラジルやドイツ、アルゼンチンあたりの強豪チームなのだろう。

しかし、その試合のフィールドの中に反町の姿は見当たらない。いるのはお馴染みのメンバーばかりだ。
翼、日向、岬、三杉、松山、新田、次藤、早田、石崎、立花兄弟。そして……

森崎「(あれ?なんだよ、肝心のGKが誰かもよく見えないぞ)」

この曖昧な未来を決定づけるのはこれからの自分次第という暗示なのだろうか。
ともかく、反町はベンチから応援するというこれまで通りの役目を健気に全うしている。

森崎「(FW不足と言われていた俺達黄金世代だったが、得点力だけなら他のポジションから十分補えるようになっちまったからな…)」

翼は言わずもがな。空中戦に優れる岬、三杉。日向に匹敵するキック力を身につけた松山。
まだまだ荒削りだが早田や石崎DF陣のロングシュートも侮れない力を持っている。

森崎「(反町には悪いが、やはり代表のスタメンは今のお前には到底掴めないだろうさ)」

730 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/24(金) 22:22:46 ID:???
個人の力不足を周囲との協力プレイで補う彼の持論は間違ってはいない。
しかし代表戦ともなってくれば話は違ってくる。如何にして相手の連携を断ち切り、孤立させ、
有利な位置から攻め立てることを考えなければ勝ちに行くのは難しい。
反町も決して悪いプレイヤーではない。だが、彼に出来る仕事をこなし、
そして彼にできない仕事をこなせる選手は他にも大勢いるのだから。

反町「……森崎。一体いつまで手を握っている?悪いが俺にはそっちの趣味はないぞ」

若干侮蔑するような口調で森崎の手を振りほどこうとする反町に気づき、森崎も慌てて手を離す。

森崎「お、俺だって違わい!俺はこう見えても女の子には結構人気があるんだぜ?」

試合前のカタリナとの一件が胸にチクリと痛んだが、見栄を張るように森崎はふんぞり返る。

反町「ふーん。モテナイツ筆頭であるお前がね。…まあいいさ。審判、コイントスをお願いします。俺は表で」

森崎「…じゃあ俺は裏で。というかなんで俺が筆頭になってんだよ。
   まるで俺が一番モテナイような口ぶりじゃないか。お前だって似たようなものだろうに」

反町「お、俺は女の子と接する機会がないだけだったんだ!」

審判「君たちいい加減にしたまえ!これ以上関係ない話で試合を遅らせないで欲しいね」

森崎・反町「す、すんません……」

ピーン!パシッ!

二人が揃って頭を下げる中、弾かれたコインが審判の手の甲に落ちてくる。

731 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/24(金) 22:24:14 ID:???
コイントス→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ・ハート→裏。アリティア選抜のボールから。
スペード・クラブ→表。東邦タイガースのボールから。
JOKER→審判「ところで君たち恋に飢えているようだね。試合後、少し時間をいただけるかい?」

732 :森崎名無しさん:2012/02/24(金) 22:24:58 ID:???
コイントス→ スペード3

733 :森崎名無しさん:2012/02/24(金) 22:25:32 ID:???
>森崎「(あれ?なんだよ、肝心のGKが誰かもよく見えないぞ)」
だってフィールダー11人いるし

>しかし、その試合のフィールドの中に反町の姿は見当たらない。いるのはお馴染みのメンバーばかりだ。
>@翼、A日向、B岬、C三杉、D松山、E新田、F次藤、G早田、H石崎、IJ立花兄弟。そして……

734 :森崎名無しさん:2012/02/24(金) 22:26:40 ID:???
ノーガード戦法とは斬新だなwwwwwww

735 :森崎名無しさん:2012/02/24(金) 22:28:39 ID:???
見上さん定番のご乱心かw

736 :森崎名無しさん:2012/02/24(金) 22:29:14 ID:???
森崎も若林もまさかのスタメン落ち

737 :森崎名無しさん:2012/02/24(金) 22:32:26 ID:???
>森崎「(反町には悪いが、やはり代表のスタメンは今のお前には到底掴めないだろうさ)」
同じスタメン落ちのお前が言うなwww

738 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/25(土) 10:52:48 ID:???
>>733
いやーんこれは恥ずかしいw適当な人を一人抜かしておいてくださいな。
>>734
君たちは勘違いしている!別にこの11人が同じチームとは一言も……はい、すみません、今考えました……
>>735
クラブAさんでもこんなことは起こりえないと思いますw
>>736
ここでまさかの若島津が登場!?
>>737
私のせいでものっすごい間抜けなシーンになってしまいましたね…ごめんなさい。
============
コイントス→ スペード3
>スペード・クラブ→表。東邦タイガースのボールから。
============
反町「ボールもらいます」

森崎「…場所はこのままで結構です」

コイントスに勝った反町は迷うことなくボール権を獲得する。
攻撃的チームらしく、早い時間帯から主導権を握ろうとしているのだろう。
あるいは森崎の弱点であるスタミナをなるべく早く削ろうと考えているのか。

反町「こっちは3点差もつけなくちゃいけないからな。ガンガン打ち込ませてもらうぜ」

森崎「そう簡単に行くかよ。俺たちの守備力を甘く見ないほうがいいぜ」

最後に一瞥しあい、二人はそれぞれのポジションへと戻っていく。
センターサークルにはミハエルと沢田が待機し、審判の笛を待つ。

739 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/25(土) 10:53:57 ID:???
沢田「ミハエルさん。アリティア選抜の攻撃力を考えると
   前半の内に最低でも3点取っておきたいです。……頼りにしていますよ」

ミハエル「任せてください沢田ボーイ。3点とは言わず4,5点くらい頂いて行きましょう。
    (おや、私がダンスを教えたあのプリティーガールは出ていないのですか?少し残念デース)」

アリティアカップ最終戦。試合開始のホイッスルが今か今かと待たれる頃。
この戦いを観客席で静かに見守る者たちにも等しく緊張が包み込んでいた。


最終戦を見守る影→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→森崎の実力をチームに報告するために派遣されたフースバル組
ハート→先ほど試合を終えたウイングスとフースバルの選手たち
スペード→ニーナの警護のために同伴してきたアカネイア騎士団
クラブ→フィールドに立つ元気な森崎とアベルの姿に眉をひそめるラムカーネ&ガーネフ
JOKER→ある『計画』の準備中に一人抜け出してきたストラット

740 :森崎名無しさん:2012/02/25(土) 10:55:37 ID:???
最終戦を見守る影→ ダイヤ6

741 :森崎名無しさん:2012/02/25(土) 11:01:05 ID:???
>>738
というわけで>>7336 番が外されました

742 :森崎名無しさん:2012/02/25(土) 11:03:28 ID:???
ですよねー

743 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/25(土) 11:25:27 ID:???
※訂正。フースバル組ではなくブレーメン組が正しいです。

>>741-742
なんという予定調和。これは間違いなくカンピオーネフラグ…!
============
最終戦を見守る影→ ダイヤ6
ダイヤ→森崎の実力をチームに報告するために派遣されたブレーメン組
============
マーガス「いよいよ最後の試合だな。果たしてタイガースがどれだけ奮闘してくれるか…」

ビクトリーノ「ああ。前の試合は肝心のナポレオンが退場しちまって
       せっかくの実力判断のチャンスがおじゃんになっちまったからな」

シェスター「でも、代わりにPKに強いってアピールポイントも見つけられたし。いいんでね?」

マーガス「若林、ヘルナンデス。他にもブンデスには優秀なキーパーは多い。
     彼らと比較してどれだけの能力、そして成長性があるのかを
     もっと詳しく知っておきたいとフロントは言っている」

ビクトリーノ「ヘルナンデスの方はめっきりいい話を聞かなくなったけどな。
       WY大会予選落ちしてからというものの、調子も落ちてその後の調整もうまくいってないみたいだぜ?」

シェスター「俺達ブレーメンが長年懸念してきた守備力。優勝を狙えるチームになるために、
      アイツの存在は欠かせなくなる。そうなってもらわなきゃ困るんだよ」

森崎がブレーメンのスカウトを受けられたのはWY大会の決勝戦であのブラジルを完封した結果を見ての事だった。
それ以前の試合成績は取り立てて褒められるものでは無かったが、それを塗り替えるほどのモノをあの試合で見せてくれた。
決勝戦のみに現れたブラジルユースの謎の10番。アルツール・アンチネス・コインブラ。
彼の放った『マッハシュート』は誰の目から見ても今大会中最高の速度と威力を持ったものであり、
そのシュートを一度ならず二度まで止めた森崎のガッツを高く評価してくれたのだ。

744 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/25(土) 11:27:25 ID:???
シェスター「(結果だけがモノを言う世界。それがプロだ。フロントの連中の鼻をあかすためにも、
      森崎。あの決勝戦で見せたお前のガッツを遺憾なく発揮してくれよ)」

地元チームの優勝という長年追い続けてきた夢。そのために必要不可欠な存在となりうる森崎有三という男。
その将来のチームメイトの躍進を願う、若きチームの司令塔、フランツ・シェスター。
しかし、彼の視線は目的の森崎とは別に今日は右サイドハーフを任される青年にも向けられていた。
アリティア選抜の精神的主柱、マルス。彼の常に相手の先を読むプレイを、シェスターはぜひモノにしたいと考えている。

シェスター「(キーパーだけじゃない。俺達自身のスキルアップもチームの成長に必要になってくる。
      お前の技、可能な限り盗ませてもらう。ゲルマン忍者の名にかけて)」

すると、ここで突然ビクトリーノが席を立ち上がる。

ビクトリーノ「……と、ちょっともよおしてきちまった。トイレ行ってくるわ」

マーガス「おいおい、しっかりしてくれよ。試合前に行っとけっての」

ビクトリーノ「へいへーい。自然がオレ様を呼んでる〜♪」

マーガス「まったく。相変わらずのマイペースさだぜ」

ビクトリーノが帰ってくるまで彼の分まで情報集めに精を出そうと
マーガスがフィールドに目を凝らした瞬間、いよいよ試合開始の笛が吹かれるのだった。

ピピィーーーーーッ!!

沢田「さあ、いきましょう皆さん!」

745 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/25(土) 11:28:48 ID:???
沢田の判断→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ・ハート→無難にミハエルに預けて突破してもらう
スペード→ミハエルは先行させ、バンビーノにボールを運んで貰う
クラブ→ミハエルは先行させ、自分がボールを運ぶ
JOKER→早速一点いただきますよ森崎さん。ドライブシュートだ!

746 :森崎名無しさん:2012/02/25(土) 11:29:54 ID:???
沢田の判断→ スペードQ

747 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/25(土) 13:28:38 ID:???
沢田の判断→ スペードQ
>スペード→ミハエルは先行させ、バンビーノにボールを運んで貰う
============
沢田「(今日はミハエルさんにはドリブルよりもシュートを狙ってもらいたい。だからここは…)」

バコッ!

アンナ「沢田くん、右側後方へとボールを送る。このパスを受け取ったのはバンビーノくんだ!」

ミハエル「フッ。はやくワタシにそのボールを届けてきてクダサーイ」

タイガースはバンビーノのサイドアタックを起点に攻めを展開させていくつもりだ。
沢田のフォローを受けつつ、アリティアの左サイドラインを駆け上がっていく。

アベル「あいつのドリブルは脅威だ。早めに潰させてもらうぜ」

攻撃は相棒のカインに任せ、まずはボールを奪おうとアベルは積極的にプレスを掛ける。

バンビーノ「(来たか。この男がおそらくこのチーム、いや、この国での一番のプレイヤー。
      奴を抜き去ることが出来れば大きな動揺を誘い出せるかもしれん)」

そしてあわよくばファールをもらい退場に追い込ませてみせる。
その柔和な表情からは考えられない非情な策を胸に秘めバンビーノは駆ける。

748 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/25(土) 13:31:58 ID:???
先着『2名』様でブロックごとに判定をお願いします。

バンビーノ→! card+ ドリブル45=
============
アベル→! card+ タックル49=

!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します

【攻撃側】−【守備側】
≧2→バンビーノが突破!(奇数:そのままドリブル 偶数:ミハエルにパス)
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(沢田がフォロー)(ラインを割りタイガースのスローイン)(トーマスがフォロー)
≦−2→アベルがボールを奪う

【補足・補正】
バンビーノのカードがダイヤ・ハートで『ショットガンドリブル』で+3(吹っ飛び3)
バンビーノのカードがクラブK〜5で『マリーシア』で相手の反則になります。
バンビーノのカードがクラブ4〜Aで『マリーシア失敗』でバンビーノの反則になります。
アベルのカードがダイヤで『スピードタックル』で+2
アベルの数字がKで『騎士の誇り』で絶対勝利
その他は>>15を参照してください。

749 :森崎名無しさん:2012/02/25(土) 13:33:50 ID:???
バンビーノ→ ハート8 + ドリブル45=

750 :森崎名無しさん:2012/02/25(土) 13:36:19 ID:???
アベル→ クラブ5 + タックル49=


751 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/25(土) 14:05:43 ID:???
バンビーノ→ ハート8 + ドリブル45+(ショットガンドリブル+3)=56

アベル→ クラブ5 + タックル49=54>吹っ飛び

【攻撃側】−【守備側】
≧2→バンビーノが突破!そしてミハエルにパス
============
アベル「(こいつのドリブルは左右に激しくフェイントを撒き散らすタイプだったよな)」

アベルは自分からは仕掛けず、バンビーノに並走するように守備につく。
ラインを背にしているバンビーノの走れるルートを削るためだ。

バンビーノ「(冷静だな。だが、逆に言えば保守的すぎるな)」

クイッ…

アベル「パスか。そうはいくか!」

これ以上進むのを諦めパスに切り替えようとしているバンビーノの視線の先に目を向ける。
だが、彼は振りかぶった足を途中で止めそのまま直進してきたのだ。

アベル「なにィ!」

バンビーノ「折角の相手のエースとの対決機会だ。わざわざ逃げるわけないだろうに」

カットに向かおうとしてしまったことで僅かに態勢が崩されていることに気がつく。
細かなフェイントだけに気をつければいいとだけ考えていたアベルは愕然とする。

バンビーノ「(正解は1つだけじゃないってことさ。アンタが潰したと思い込んだこの道も…)」

ドゴオッ!!

752 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/25(土) 14:07:35 ID:???
アベル「ぐわっ!」

バンビーノ「いくらでも通りぬけ方があるんだよ!」

カイン「な…まさか!」

マルス「アベルが抜かれた!?」

森崎「(アベルをふっ飛ばしてくれるとは。あの細目、見かけ以上に強敵だぞ…)」

バンビーノ「(…パス先をばっちり予想されたのは驚いたけどな。だが、今回は俺の勝ちだぜ、異世界の黒豹さん)」

バァン!

アンナ「バンビーノくんの低い体勢のドリブルに跳ね上げられたアベルくん!
    そして前線へとスルスル駆け上がるミハエルくんにボールを送った!」

トーマス「んなろっ、通すかぁ!」

そう簡単に攻めさせまいとトーマスが体を投げ出すようにしてカットに向かう。

バンビーノ「(動き出しも遅ければパスコースも満足に追えてない。無駄なことを)」

753 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/25(土) 14:08:49 ID:???
先着『2名』様でブロックごとに判定をお願いします。

バンビーノ→! card+ パス44=
============
トーマス→! card+ カット30=

!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します

【攻撃側】−【守備側】
≧2→ミハエルにパスが通る
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(沢田がフォロー)(ライアンがフォロー)(ジョルジュがフォロー)
≦−2→トーマスがボールを奪う

【補足・補正】
その他は>>15を参照してください。

754 :森崎名無しさん:2012/02/25(土) 14:09:07 ID:???
バンビーノ→ ハートQ + パス44=

755 :森崎名無しさん:2012/02/25(土) 14:09:37 ID:???
トーマス→ ハート2 + カット30=

756 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/25(土) 14:17:00 ID:???
バンビーノ→ ハートQ + パス44=56

トーマス→ ハート2 + カット30=32

【攻撃側】−【守備側】
≧2→ミハエルにパスが通る
============
ビュンッ!

トーマス「あら!?」

バンビーノの予想通り、トーマスのカットを悠々と通り過ぎていくボール。
ボールを受け取ったミハエルは得点のチャンスを掴むためゴールへと目を向ける。

森崎「(ミハエルか。奴にはフースバル戦で見せたミドルシュートがあるはずだ。
   ここからもう撃ってくるのか?だったらブロックに備えて引いて守らせるべきだろうか)」


☆どうしますか?

A きっとシュートが飛んでくる。ブロックに備えろ!
B 打たれる前に取り囲め!積極的に距離を詰めろ!
C 俺がオーバーラップして直接ボールを奪ってやる!
D ローズスマッシュで来い!ミハエル!挑戦を投げつける
E ローズバスターで来い!ミハエル!挑戦を投げつける
F この軟体オカマ野郎!悔しかったらかかってきな!挑発を投げつける
G 特に指示は出さずに身構える
H その他(好きな台詞や行動をお書きください)

2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

757 :森崎名無しさん:2012/02/25(土) 14:19:26 ID:9q9ICLOA
A

758 :森崎名無しさん:2012/02/25(土) 14:19:48 ID:slJ8qo9Q
A

759 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/25(土) 14:24:50 ID:???
>A きっとシュートが飛んでくる。ブロックに備えろ!


森崎「J番はミドルシュートを持っている!いつでもブロックできるように守るんだ!」

森崎の指示を受けたDF陣は相手のシュートに備えて中央に寄るように動き出す。

ミハエル「(フフン。ワタシのシュートに恐れをなしていますね。
     しかし、このままでは無駄にシュートコースが消えて行くのも事実)」


ミハエルの判断→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→お望みどおり見せてあげましょう。ロ〜〜〜ズスマッシュ!
ハート→お望みどおり見せてあげましょう。ロ〜〜〜ズバスター!
スペード・クラブ→では、ここはもう少し切りこませてもらいましょう。ドリブルで突っ込んでくる!
JOKER→その時ミハエルは思い出す。昨日の夜、不思議な老人にあったことを…

760 :森崎名無しさん:2012/02/25(土) 14:25:12 ID:???
ミハエルの判断→ ハート7

761 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/25(土) 14:33:11 ID:???
ミハエルの判断→ ハート7
>ハート→お望みどおり見せてあげましょう。ロ〜〜〜ズバスター!
============
前半5分。3点差以上で勝利を収めなければならないタイガースにとって、
試合の流れを掴むための先制点はできるだけ早く奪っておきたかった。

ミハエル「ではお望みどおり見せてあげましょう。いきますよ!」

ブン…

ミドルシュートの絶好の位置というには少々距離があるが、
彼のシュートコントロールの精度ならば誤差の範囲でしか無いだろう。

ライアン「く、来る!シュートが来ます!」

ロディ「さすがは森崎殿。予めブロックの準備ができたのは助かります」

オグマ「こっちも準備は万端だ。しっかり守るぜ」

クリス「私が守ってみせる。自分も、仲間も、全てを!」

DFたちは自分の体を壁に見立てて少しでもボールの通る隙間を塞ごうと前に出ていく。

マリク「森崎、ブーストはどうするんだい?君自身に使ってもいいし、
    ブロッカーに使うようならそう指示を出して欲しい」

762 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/25(土) 14:39:47 ID:???
☆どうしますか?

A ブーストは森崎に使う
B ブーストはブロッカーに使う【ロディ・クリス・オグマ】※ライアンは距離があるので届きません
C マリクもブロックに飛んでもらう
D マリクはこぼれ球のフォローに回ってもらう


ミハエル ローズバスター51

ライアン ブロック35+(人数補正+4)
ロディ  ブロック31+(人数補正+4)+(距離補正+1)
クリス  ブロック43+(人数補正+4)+(距離補正+1)
オグマ  ブロック30+(人数補正+4)+(距離補正+1)

森崎   セービング47+(距離補正+2)

※Bの場合は誰にブーストするかも明記してください
2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

763 :森崎名無しさん:2012/02/25(土) 14:43:47 ID:n/qAE0q+
Bクリス

今回は必殺来ないと良いなあ

764 :森崎名無しさん:2012/02/25(土) 14:45:48 ID:hhA9drgE
Bクリス
なるべく森崎の出番は減らしたいなあ

765 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/25(土) 14:56:58 ID:???
>Bクリス

森崎「マリクも前に出てクリスのブロックにブーストをかけてくれ!」

マリク「分かったよ。彼女のこと、信頼してるんだね」

森崎「へっ、まーな」

おしゃべりはそこまでだと、甲高い掛け声と共に鋭くシュートが放たれる。
柔軟性に富んだ彼の爪先から繰り出される強烈なトゥキックシュート、ローズバスターだ。

ミハエル「ロ〜〜〜〜ズバスタ〜〜ッ!!」

ドッ!……シュバァッ!!

ライアン「わ、わあああああっ!!」

ロディ「通させん」

オグマ「守備は苦手って、そんなこと言ってる場合じゃねぇか!」

予め中央に寄っていたサイドバック二人も懸命にブロックに飛ぶ。

マリク「クリス、森崎からの指示だ。君のブロックを援護する」

クリス「了解です。とっておきの魔法、お願いします!」

マリク「試合も始まったばかりだし、派手に行こうか。風の精霊よ……かの者に力を与え給え!」

今ではすっかり立派な重騎士としてDF陣を引っ張るクリス。
彼女のブロックならば止められると思いつつ、万が一に備えて森崎もセービングの構えを取る。

766 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/25(土) 14:58:28 ID:???
☆どうしますか?

森崎ガッツ 490/490

A キャッチング 威力0 消費20
B パンチング 威力2+1 消費40
C がんばりセービング 威力4 消費100
D がんばりダイビング 威力7+1 消費170 味方のフォロー率増加
E がんばりセービング・改 威力9 消費200
F がんばりヒップアタック 威力10+1 消費100〜400
G 頑張竜セービング 威力15 消費320

ミハエル ローズバスター51

ライアン ブロック35+(人数補正+4)
ロディ  ブロック31+(人数補正+4)+(距離補正+1)
クリス  ブロック43+(人数補正+4)+(距離補正+1)+(エクスカリバー+6)
オグマ  ブロック30+(人数補正+4)+(距離補正+1)

森崎   セービング47+(距離補正+2)

2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

767 :森崎名無しさん:2012/02/25(土) 15:01:55 ID:+20oKEj2
C

768 :森崎名無しさん:2012/02/25(土) 15:03:12 ID:vgDBqn3M


769 :森崎名無しさん:2012/02/25(土) 15:07:55 ID:n/qAE0q+
C

770 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/25(土) 15:15:09 ID:???
>C がんばりセービング 威力4 消費100


森崎「みんな、頼んだぞ。俺も出来るだけのことはするから」

信頼出来る味方の守備に期待を抱きつつ、森崎は構えを取る。
それは昔の森崎からしてみれば絶対にありえない、
情けないと思われてしまうかもしれない行動かもしれない。

森崎「(だけど今の俺の体力じゃ、誰かの助けを借りなければ一試合ゴールを守りきれる自信が無い。
   ……俺は一人で守ってるんじゃない。そう学んできたはずだ。この大陸で、この大会で!)」

自分をスカウトしてくれたブレーメンのスカウトのように、今の自分を評価してくれる人は何処かにいるはずなのだ。
仲間の力を借りて戦うことを恥とせず、誇りに思うようになった森崎の視線は熱かった。

森崎「来やがれ!止めてやるぞ!」

771 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/25(土) 15:16:53 ID:???
先着『3名』様でブロックごとに判定をお願いします。

ミハエル→! card+ ローズバスター51=
============
ライアン→! card+ ブロック35+(人数補正+4)=
ロディ→! card+ ブロック31+(人数補正+4)+(距離補正+1)=
クリス→! card+ ブロック43+(人数補正+4)+(距離補正+1)+(エクスカリバー+6)=
オグマ→! card+ ブロック30+(人数補正+4)+(距離補正+1)=
============
森崎→! card+ がんばりセービング51+(距離補正+2)=

!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します

【攻撃側】−【守備側】(ディフェンダー)
≧5→そのままキーパーとの対決へ
≧4〜2→威力を減衰しながらキーパーとの対決へ
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(バンビーノがフォロー)(反町がフォロー)(沢田とジョルジュが競り合い)
≦−2→ブロック成功。ボールを奪った!

【攻撃側】−【守備側】(キーパー)
≧2→ミハエルのシュートがアリティアのゴールに突き刺さる!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(反町がねじ込みに。森崎はバランスを崩している)(ラインを割りタイガースのCK)(山森とマルスが競り合い)
≦−2→森崎がボールをキャッチ!

【補足・補正】
クリスのカードがダイヤで『鉄壁ブロック』で+8(消費240 減衰範囲-1 減衰補正+1)
クリスのカードがハート・スペードで『アーマーブロック』で+2
森崎はクラブで『幼少のトラウマ』で-3
その他は>>15を参照してください。

772 :森崎名無しさん:2012/02/25(土) 15:17:44 ID:???
ミハエル→ ダイヤJ + ローズバスター51=

773 :森崎名無しさん:2012/02/25(土) 15:18:35 ID:???
ライアン→ クラブ6 + ブロック35+(人数補正+4)=
ロディ→ ハート3 + ブロック31+(人数補正+4)+(距離補正+1)=
クリス→ ハート4 + ブロック43+(人数補正+4)+(距離補正+1)+(エクスカリバー+6)=
オグマ→ ダイヤ2 + ブロック30+(人数補正+4)+(距離補正+1)=

774 :森崎名無しさん:2012/02/25(土) 15:18:53 ID:???
森崎→ スペード6 + がんばりセービング51+(距離補正+2)=

775 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/25(土) 15:37:37 ID:???
ミハエル→ ダイヤJ + ローズバスター51=62→61

ライアン→ クラブ6 + ブロック35+(人数補正+4)=45
ロディ→ ハート3+(不利-2) + ブロック31+(人数補正+4)+(距離補正+1)=37
クリス→ ハート4+(不利-2) + ブロック43+(人数補正+4)+(距離補正+1)+(エクスカリバー+6)+(アーマーブロック+2)=58>減衰
オグマ→ ダイヤ2 + ブロック30+(人数補正+4)+(距離補正+1)=37

【攻撃側】−【守備側】(ディフェンダー)
≧4〜2→威力を減衰しながらキーパーとの対決へ
============
ミハエル→ ダイヤJ + ローズバスター51=62→61

森崎→ スペード6+(有利+2) + がんばりセービング51+(距離補正+2)=62


【攻撃側】−【守備側】(キーパー)
=−1→ボールはこぼれ球に。山森とマルスが競り合い

森崎ガッツ 490→390/490
============
ミハエルのシュートは精度もさることながらボールのノビも優れている。
美しいバラの棘のように、ブロッカーに突き刺さるが如く向かってくる。
しかし、魔法ブーストで体だけでなく心にも追い風が吹くクリスは冷静にシュートコースを見極めていた。

クリス「そこね、はあっ!」

バチッ!

ミハエル「ワーオ!よくぞワタシの狙った位置を見破りました。そうです。対角線上の隅の隅。ゴール右上デース」

クリス「(森崎さんの身長ではもっとも届きにくい位置。だけど、今の私のブロックでそのシュートコースは…)」

776 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/25(土) 15:38:47 ID:???
森崎「変わってくれたぜ!これなら……届く!」

ビチィッ!

マーガス「おおっ、止めたぞ!ナイスセーブだ!」

シェスター「味方のブロックが上手かったのもあるけどな。だが、よく守ってるよアリティア選抜は」

森崎の判断で予めシュートを予測して壁を作っていたのが功を奏したのだ。
もしも壁が一枚でも足りていなかったら、今の守備は無かったかもしれないとシェスターは分析する。

アンナ「森崎くんの弾いたボールは右サイドライン付近を転がっていきます」

ニーナ「このボールをキープするべく走りこむのは山森選手とマルス選手ですね」

山森「ここで攻撃を途切れさせはしない!」

マルス「(距離は向こうのほうが近いけど大丈夫。追いつけそうだ。落ち着いて対処すれば…)」

777 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/25(土) 15:40:35 ID:???
先着『2名』様でブロックごとに判定をお願いします。

山森→! card+ 競り合い35=
============
マルス→! card+ 競り合い36=

!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します

【攻撃側】−【守備側】
≧2→山森がキープ
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(滝原がフォロー)(ボールは高く浮き上がる。浮き球補正付きでもう一度勝負!)(ラインを割りアリティアのスローイン)
≦−2→マルスがキープ

【補足・補正】
その他は>>15を参照してください。

778 :森崎名無しさん:2012/02/25(土) 15:43:11 ID:???
山森→ クラブ4 + 競り合い35=

779 :森崎名無しさん:2012/02/25(土) 15:44:24 ID:???
マルス→ スペード5 + 競り合い36=

780 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/25(土) 15:47:03 ID:???
山森→ クラブ4 + 競り合い35=39

マルス→ スペード5 + 競り合い36=41

【攻撃側】−【守備側】
≦−2→マルスがキープ
※マルスに20の経験値が入ります
※マルスのレベルが7に上がりました
============
先着『1名』様で一気に判定をお願いします。
※名前や職業等はコピペしてもしなくても構いません。

マルス ロード レベル7
     成長率
H 26 90+! numnum=
力 8 50+! numnum=
技 11 85+! numnum=
速 13 60+! numnum=
運 12 70+! numnum=
武 11 40+! numnum=
守 10 30+! numnum=
魔 0 3+! numnum=

※合計が100を超えれば1アップです。

781 :森崎名無しさん:2012/02/25(土) 15:48:41 ID:???
マルス ロード レベル7
     成長率
H 26 90+ 26 =
力 8 50+ 00 =
技 11 85+ 86 =
速 13 60+ 16 =
運 12 70+ 01 =
武 11 40+ 08 =
守 10 30+ 98 =
魔 0 3+ 94 =

782 :森崎名無しさん:2012/02/25(土) 15:48:50 ID:???
H 26 90+ 53 =
力 8 50+ 43 =
技 11 85+ 87 =
速 13 60+ 84 =
運 12 70+ 68 =
武 11 40+ 26 =
守 10 30+ 53 =
魔 0 3+ 63 =

783 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/25(土) 22:18:02 ID:???
マルス ロード レベル7
     成長率
H 26 90+ 26 =116→+1
力 8 50+ 00 =50
技 11 85+ 86 =171→+1
速 13 60+ 16 =76
運 12 70+ 01 =71
武 11 40+ 08 =48
守 10 30+ 98 =128→+1
魔 0 3+ 94 =97

マルス    ロード  レベル7 EXP0 0戦0勝0敗
        成長率
HP27/27     90
力  8       50
技 12      85
速 13       60
運 12      70
武 11      40
守 11      30
魔  0       3

以上のようになりました

784 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/25(土) 22:19:16 ID:???
山森「(森崎さんはシュートを弾いたばかりでバランスを崩している。
   ここでボールを確保してすぐにゴール前に上げることが出来れば)」

いくら森崎といえども万全の体勢でなければ反町のダイレクトシュートで押し込めるはず。
後ろから猛追してくるマルスを、体をうまく駆使して進路を防ぎながらボールを取りに行く。

ガッ、ガガッ!

山森「このこぼれ球を取るのは俺だ!」

マルス「くっ…」

山森「(反則と取られないくらいの妨害。今までの俺ではとても出来なかったプレイだ。
   よし、これで相手を振りきれる。先にボールに触れるのは俺だ!)」

パシッ!

アンナ「ボールをキープしたのはタイガースの山森くんだ!」

山森「いきますよ反町さん!」

相手に競り勝ちワントラップからのアーリークロスをあげる。だが、おかしなことに右脚に違和感を感じる。
ボールを蹴り飛ばしたあとのスパイクから伝わる振動が無い。これではまるで空振りでもしてしまったかのような…

山森「そんなァ!?」

事実その通りだった。山森のキックは空を切っていた。直後、マルスが横をすり抜けていく。ボールをしっかりとキープしたまま。
山森のワントラップ直後のボールを掠め取るようにして奪い取っていたのである。

785 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/25(土) 22:21:08 ID:???
山森「初めから俺のトラップ際を狙っていたのか…!」

マルス「このボールはこぼれ球なんかじゃない。森崎が僕に向けて弾いたパスなんだ。それを奪われる訳にはいかない」

山森「(今のが森崎さんからのパスだって?そんな、むちゃくちゃな)」

シェスター「実際のところ今のは間違いなくこぼれ球さ。だが、仲間のパスだと信じ切った奴の気持ちが勝ったってところか」

マーガス「あの王子様、特別強いわけでも速いわけでもないのにない。だが視野が広いな」

反町「(なるほど。確かにアリティアの守備力は相当なものだ。だが、まだ試合は始まったばかりだぞ、森崎)」

アンナ「反撃に躍り出るアリティア選抜!ボールを持つマルスくん、どう攻めて行くか!」


マルスの判断→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ・ハート→ジョルジュ将軍がDFの裏を取ろうとしている。パスで繋ごう。
スペード→今が絶好のカウンターチャンス。このままドリブルで直進だ!
クラブ→怪我が少し心配だけど、カインに放り込んでパワープレイをしてもらおう
JOKER→ゴールが見えたなら撃つ!ここからロングシュートだ!

786 :森崎名無しさん:2012/02/25(土) 22:22:07 ID:???
マルスの判断→ スペードQ

787 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/25(土) 22:38:11 ID:???
マルスの判断→ スペードQ
>スペード→今が絶好のカウンターチャンス。このままドリブルで直進だ!
============
先ほどまで攻めどきだと前がかりになっていたタイガースの陣形。
今ならドリブルで一気に攻め上がれるはずだとマルスはスピードを上げていく。
だが、タイガースの面々の戻りはマルスの予想を上回るほどに速い。

山崎「ひゃーっはっはぁ!おとなしくボールをよこしなァ!」

滝原「おう、このまま取り囲んじまおうぜ」

坪子「俺達東邦スライディング特攻部隊の恐ろしさ、その身を持って味わえ!」

この様子をベンチの吉良は酒をあおりつつ愉快そうに眺めている。

吉良「ふふ…軟弱な砂浜で足腰を鍛えたワシの教え子の足腰を甘く見おったな」

マルス「(まさかここまでプレスが速いなんて。これはよほどドリブルに自信がないと抜けそうにない。だが!)」

788 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/25(土) 22:39:28 ID:???
先着『2名』様でブロックごとに判定をお願いします。

マルス→! card+ ドリブル42=
============
山崎→! card+ タックル35+(人数補正+6)=
滝原→! card+ タックル34+(人数補正+6)=
坪子→! card+ タックル34+(人数補正+6)=

!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します

【攻撃側】−【守備側】
≧2→マルスが突破 (奇数:ジョルジュにパス 偶数:センタリングを上げるためコーナー際へドリブル)
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(ジョルジュがフォロー)(ラインを割りアリティアのスローイン)(山崎がフォロー)
≦−2→タイガースがボールを奪う

【補足・補正】
マルスのカードがダイヤで『ロイヤルステップ』で+4
マルスのカードがハート・スペードで『レイドチョップ』で+3(吹っ飛び3)
タイガースは『東邦タックル部隊』でタックル時人数補正が2倍
その他は>>15を参照してください。

789 :森崎名無しさん:2012/02/25(土) 22:40:02 ID:???
マルス→ スペード5 + ドリブル42=

790 :森崎名無しさん:2012/02/25(土) 22:40:47 ID:???
山崎→ クラブ6 + タックル35+(人数補正+6)=
滝原→ スペード4 + タックル34+(人数補正+6)=
坪子→ ダイヤ4 + タックル34+(人数補正+6)=
王子の引きが悪い・・。

791 :森崎名無しさん:2012/02/25(土) 22:47:39 ID:???
タックル部隊を失念していたか

792 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/25(土) 22:58:56 ID:???
>>790
今のところ必要最低限の力で競り勝ってるという印象を受けますね。
>>791
その分ガッツを多めに消費しますが、彼ら一般選手は
他に目立つ消費技がない分燃費に優れていますね。厄介な相手になりそうです。
============
マルス→ スペード5 + ドリブル42+(レイドチョップ+3)=50

山崎→ クラブ6 + タックル35+(人数補正+6)=47>吹っ飛び
滝原→ スペード4 + タックル34+(人数補正+6)=44>吹っ飛び
坪子→ ダイヤ4+(不利-2) + タックル34+(人数補正+6)=42>吹っ飛び

【攻撃側】−【守備側】
≧2→マルスが突破。そしてジョルジュにパス 
※マルスに20の経験値が入ります
============
東邦スライディング特攻部隊。彼らのタックルはただ寄せが速いだけではない。
複数の方向から恐れ知らずに突っ込んでくるのは確かに驚異的だが、
一番怖いのはタックルを避けたとしても、その反動を利用して再び向かってくることだ。
これにより徐々に精神を削られていき、ボールを早く手放してしまいたいと後ろ向きにさせられてしまうのである。

アンナ「縦横無尽に跳びかかるスライディングタックルの雨あられ!これにはマルスくんといえども手に負えない!」

山崎「さあさあさあ!さっさとボールをよこしやがれ!」

マルス「そうはいかない!」

華麗なステップでやり過ごしたはずのDFが再び襲いかかってくる。
このままでは拉致があかないと判断したマルスは、強引に突破を図る。

滝原「な、なんじゃい!?」

793 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/25(土) 23:00:37 ID:???
マルス「でやああぁぁっ!!」

ドゴォッ!バゴゴッ!

坪子「ぐはっ!?ば、馬鹿な…!」

吉良「! ほう、あの坊主、こうも早く一番の対処法を思いつきおったか。やりおるわい」

シェスター「いくら避けても向かってくるのなら、反動タックルをできなくさせればいい、か」

マーガス「実に合理的なやり方だぜ。行儀の良いプレイヤーかと思ったけどなかなかしやるなぁ」

エリス「あらあらまあまあ。あの子もすっかりわんぱくさに板がついてきたわね」

シーダ「ワイルドなマルス様もス・テ・キ(はぁと)」

その後、東邦タックル部隊を乗り越えたマルスはバイタルエリアに駆け込むジョルジュにボールを託す。

ジョルジュ「さすがはマルス王子。伊達にこの大陸であの男を除いた中で最もサッカー歴が長いだけはある」

マルス「あとは頼みました、ジョルジュ将軍」

ジョルジュ「任された」

ジョルジュの判断→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ・ハート→ミドルシュートには絶好の位置。スナイパーショットだ!
スペード・クラブ→PA内に陣取るカインにアーリークロスでパスを送りシュートを打たせる
JOKER→トーマス、お前の『力』を俺に貸せ!

794 :森崎名無しさん:2012/02/25(土) 23:01:22 ID:???
ジョルジュの判断→ クラブ9

795 :森崎名無しさん:2012/02/25(土) 23:03:45 ID:???
なんか引きが厄いな

796 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/25(土) 23:17:46 ID:???
>>795
カインの怪我が悪化しないことを祈ります…
============
ジョルジュの判断→ クラブ9
>スペード・クラブ→PA内に陣取るカインにアーリークロスでパスを送りシュートを打たせる
============
ジョルジュ「マルス王子がドリブルで引きつけてくれた分、DFも最低限しか残っていないな」

バコォッ!

ジョルジュの縦のセンタリングは楽に渡った。絶好の得点の機会の訪れに、カインは張り切りながらボールに飛び込んでいく。

カイン「よし、もらった!先制点は俺達アリティア選抜のものだ!」

コルドバ「小童が。そう容易く打たせはせんよ!」

後藤「(コルドバさんが一緒に競り合ってくれるなら大丈夫だ。自信をもつんだ、俺!)」

797 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/25(土) 23:19:57 ID:???
先着『3名』様でブロックごとに判定をお願いします。

カイン→! card+ 猛牛ダイビンヘッド46+(治りかけ-1)=
============
コルドバ→! card+ クリアー47+(人数補正+2)=
============
後藤→! card+ 飛び出し44+(距離補正+2)=

!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します

【攻撃側】−【守備側】(ディフェンダー)
≧5→そのままキーパーとの対決へ
≧4〜2→威力を減衰しながらキーパーとの対決へ
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(マルスがフォロー)(トーマスと沢田が競り合い)(佐藤がフォロー)
≦−2→クリアー成功。ボールを奪った!

【攻撃側】−【守備側】(キーパー)
≧2→カインのシュートがアリティアのゴールに突き刺さる!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(ジョルジュがフォロー。ゴールは空っぽ)(マルスと沢田が競り合い)(佐藤がフォロー)
≦−2→後藤がボールをキャッチ!

【補足・補正】
『猛牛ダイビンヘッド』(吹っ飛び2)
その他は>>15を参照してください。

798 :森崎名無しさん:2012/02/25(土) 23:20:51 ID:???
カイン→ スペード2 + 猛牛ダイビンヘッド46+(治りかけ-1)=

799 :森崎名無しさん:2012/02/25(土) 23:21:05 ID:???
コルドバ→ ダイヤ6 + クリアー47+(人数補正+2)=

800 :森崎名無しさん:2012/02/25(土) 23:21:10 ID:???
コルドバ→ ハート7 + クリアー47+(人数補正+2)=

801 :森崎名無しさん:2012/02/25(土) 23:21:21 ID:???
カイン→ ハート4 + 猛牛ダイビンヘッド46+(治りかけ-1)=

802 :森崎名無しさん:2012/02/25(土) 23:22:01 ID:???
後藤→ スペード6 + 飛び出し44+(距離補正+2)=

803 :森崎名無しさん:2012/02/25(土) 23:22:15 ID:???
さっぱりですな

804 :森崎名無しさん:2012/02/25(土) 23:28:22 ID:???
はぁ〜さっぱり、さっぱり

805 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/26(日) 00:29:41 ID:???
>>803-804
こらーっ!みんなしてダイス放ってるんじゃありません!カード引いてカード!
============
カイン→ スペード2 + 猛牛ダイビンヘッド46+(治りかけ-1)=47

コルドバ→ ダイヤ6+(不利-2) + クリアー47+(人数補正+2)=53

【攻撃側】−【守備側】(ディフェンダー)
≦−2→クリアー成功。ボールを奪った!
============
カイン「うおおおぉぉぉぉっ!!」

カインの力は異名の猛牛の通りに凄まじいものがある。
良いポゼッションを獲りあう為、ぶつかった際にその強さを感じるコルドバ。

コルドバ「(なるほど、実に良い体つきをしている。鍛えればさらに素晴しいパワーを発揮できるようになるだろう。が)」

コルドバは無理に押し合うことはせず、自ら体を引くことでカインのバランスを崩してしまう。
足腰にしっかりと力を込められなかったカインはセンタリングに飛び込めず、倒れこんでしまう。

カイン「のわぁ!」

コルドバ「折角の力を無駄にしすぎだな。君はもう少し頭も鍛えたほうがいい」

カイン「なにィ!!」

アンナ「コルドバくん、ボールを外へと弾き返す!これを沢田くんがフォロー。
    ただいま前半12分、お互いに攻めきれず試合は一旦仕切りなおす形となりましたね」

ニーナ「3点差以上で勝利を目指すタイガースにとっては厳しい展開になって来ましたね。
    対するアリティアも、まだリズムに乗り切れていないように感じます」

806 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/26(日) 00:31:23 ID:???
沢田「(前半の内に3点を奪っておきたいと思っていたけど、予想以上に相手の守備が堅い。
   でも、今の僕たちには攻め続けることしかできないんだ。よし!)」


沢田の判断→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→時間が惜しい。淡白だが縦パスでの放り込みに切り替えていく
ハート→もう一度バンビーノからの攻撃の組立を図る
スペード→FWたちにはシュートに専念させたい。自らボールを運ぶぞ
クラブ→反町とのコンビプレイで一気に速攻をかける
JOKER→僕だってドライブシュートくらい操れる!いけェ!

807 :森崎名無しさん:2012/02/26(日) 00:32:05 ID:???
沢田の判断→ ダイヤ5

808 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/26(日) 00:43:54 ID:???
沢田の判断→ ダイヤ5
>ダイヤ→時間が惜しい。淡白だが縦パスでの放り込みに切り替えていく
============
沢田「少しでも早く先制点がほしい。ここは…」

バコッ、ポーン。ダダッ!バコッ!

アンナ「沢田くん、中盤でボールをゆっくりと回してキープし続けています」

ジョルジュ「なるほど。中盤の底でタメを作り、一気に前線へと放り込むつもりか」

沢田のチェックに向かったジョルジュが沢田の思惑をズバリと言い当てる。

沢田「ええ、そのとおりです。だからもう少しだけ僕に時間をください。行きますよ!」

ジョルジュ「フ…。随分と肝が座った少年だ。面白い」

809 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/26(日) 00:45:32 ID:???
先着『2名』様でブロックごとに判定をお願いします。

沢田→! card+ ドリブル40=
============
ジョルジュ→! card+ タックル35=

!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します

【攻撃側】−【守備側】
≧2→沢田が突破。(奇数:反町に放り込む 偶数:ミハエルに放り込む)
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(バンビーノがフォロー)(山森とマルスが競り合い)(トーマスがフォロー)
≦−2→ジョルジュがボールを奪う

【補足・補正】
沢田のカードがダイヤで『小さなテクニシャン』で+3
沢田のカードがハート・スペードで『テクニックドリブル』で+2
ジョルジュのカードがダイヤで『アロータックル』で+3(吹っ飛び2)
ジョルジュは『大陸一』でAが覚醒なしの14扱い
その他は>>15を参照してください。

810 :森崎名無しさん:2012/02/26(日) 00:46:01 ID:???
沢田→ ダイヤ3 + ドリブル40=

811 :森崎名無しさん:2012/02/26(日) 00:46:27 ID:???
ジョルジュ→ ハート7 + タックル35=

812 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/26(日) 01:03:01 ID:???
沢田→ ダイヤ3 + ドリブル40+(小さなテクニシャン+3)=46

ジョルジュ→ ハート7+(不利-2) + タックル35=40

【攻撃側】−【守備側】
≧2→沢田が突破。そして反町に放り込む
============
ジョルジュ「(先ほど俺に策を言い当てられたのにもかかわらず、全く動揺を微塵も感じさせなかった…)」

沢田の見かけによらない度胸の強さに関心を示すジョルジュ。
それが彼の集中力を削ぐ原因になったのか、沢田の小柄な体格を活かすドリブルに振り回されてしまう。

沢田「(体格の小ささは僕の持つ最大の武器!どれだけ張り付いたとしても振り切ってみせる)」

ダダダッ、クルッ…シュバッ!

ジョルジュ「くっ…やるな!」

ジョルジュのマークを振り切り、前方に大きく道が開ける。このチャンスを見逃さずに、沢田はロビングを上げた。

バゴォッ!!

沢田「それっ!お願いします、反町さん!」

813 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/26(日) 01:04:39 ID:???
アンナ「ここでハイボールが上がる!これに動きを合わせるのは反町くん、そしてライアンくんとオグマくんだ!」

反町「二人がかりだろうと関係ない。ボールは渡さないぞ!」

オグマ「威勢がいいねぇ。そういう態度は嫌いじゃないが…
    ライアン。俺はお前の援護に回る。思い切ってぶつかってこい」

ライアン「はい!(僕ももう立派な王宮正騎士なんだ。それにオグマさんも側にいてくれる。必ず競り勝って見せるぞ!)」


先着『2名』様でブロックごとに判定をお願いします。

反町→! card+ 競り合い41=
============
ライアン→! card+ 競り合い36+(人数補正+2)=
オグマ→! card+ 競り合い29(人数補正+2)=

!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します

【攻撃側】−【守備側】
≧2→反町がキープ
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(ミハエルとトーマスが競り合い)(マルスがフォロー)(クリスがフォロー)
≦−2→アリティアがボールを奪う

【補足・補正】
その他は>>15を参照してください。

814 :森崎名無しさん:2012/02/26(日) 01:05:20 ID:???
反町→ スペードA + 競り合い41=

815 :森崎名無しさん:2012/02/26(日) 01:05:30 ID:???
反町→ クラブ3 + 競り合い41=

816 :森崎名無しさん:2012/02/26(日) 01:06:15 ID:???
ライアン→ ハート10 + 競り合い36+(人数補正+2)=
オグマ→ スペード10 + 競り合い29(人数補正+2)=

817 :森崎名無しさん:2012/02/26(日) 01:10:15 ID:???
腑抜けた当たり方でボールを奪われたポイズンはペナルティとして
別世界の腋巫女と ものかげ格闘 してきてもらいますw

818 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/26(日) 01:13:46 ID:???
>>817
反町「こ、これは女の子からの手紙!?モテナイツの俺にもついに春が?」
喜び勇んで校舎裏にやってきたものの、いきなり殴りかかられることに戸惑う。
手紙をよく読み返してみると、それはなんと果し状でしたとさ!
============
反町→ スペードA + 競り合い41=42

ライアン→ ハート10+(不利-2) + 競り合い36+(人数補正+2)=46

【攻撃側】−【守備側】
≦−2→アリティアがボールを奪う
※ライアンに20の経験値が入ります
============
一旦ここまで。今日も夜遅くまでお疲れ様でした。
支援の豊富さに助けられてるとはいえ、サッカーパートのライアンは
しっかりと活躍してくれるイメージが定着しつつありますね。
これで能力も伸びてくれば一線級になるのも夢じゃないかも?
それでは次の更新でまたお会いしましょう〜

819 :森崎名無しさん:2012/02/26(日) 01:14:25 ID:???
ものかげで格闘とはこいつにモテナイツの一員である資格がないな

820 :森崎名無しさん:2012/02/26(日) 01:14:43 ID:???
>>817
これって岩見スレにおける夜の戦闘訓練的な格闘のことですか(笑)

821 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/26(日) 15:35:24 ID:???
>>819
顔は確かに美形な方だと思うので、出会いがあれば案外すんなりことが運んでしまうかも?
>>820
プロレスごっこで君も体を鍛えよう!
============
反町は自ら積極的にボールを要求しシュートを狙いに行く、所謂根っからのストライカー気質の選手ではなかった。
それは攻撃の才能の塊とも呼べる日向という存在が身近にいたからというのもあった。
それが、高等部に上がった直後サッカー協会の指示で日向がメキシコへと発ったことで一変する。

反町「(あいつは言った。俺のいない間、日本のサッカーのことはお前たちに任せる、と。
   真に強い、世界に負けないサッカーの精神を身につけておけと)」

反町は変わらなければならなかった。点を取ることの出来る、チームを引っ張っていくことの出来る選手へと。
日向という輝かしい船頭を失い、方向性を迷う彼らを導いていけるのは自分しかいないと思ったのだ。

反町「(だが、俺は日向にはなれない。だから俺は俺なりにチームを纏め、そして日本一を目指して戦ってきたんだ。でも)」

反町はこれまでの厳しく統率されたものではなく、和気藹々と力をあわせて戦うサッカーで皆をまとめようとした。
長い間威圧的に支配下に置かれていた者たちはそんな反町のことを慕い、日に日にチームは一つへとなっていく。
しかし。日向のいない3年間、日本サッカーの覇権は静岡、南葛高校が手に入れることとなる。
悔しかった。負けることが、負け続けることがこんなにも空虚な気持ちになることを反町は身に染みて感じた。

反町「(キャプテンとして、チームを率いる立場になってからようやく日向の心が分かったような気がする。
   どうしてあいつはあんなに力を求めているのか。それは簡単なこと。負けたくないからだ。
   勝つことでしか得られない幸せ。喜び。富と名声。あいつの存在意義がまさに『勝利』という存在に固まっているんだ)」

822 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/26(日) 15:37:19 ID:???
沢田から聞いたことがある。今でこそ世界規模の大企業『ヒューガー』の若社長として巨万の富を得ている日向だが、
小学生時代の彼は毎日が極貧との戦いだったという。父を事故で失い、幼い兄弟たちを養うために働いていたという。
彼にとってはサッカーは生きるための手段だった。だから負けることは許されない。
家族を守るために勝ち続けなければならない。それこそが日向小次郎あれだけの男に仕立て上げた要因なのである。

反町「(皮肉なことだな。生きるために戦ってきた男は今、戦うために生きているように感じるのは俺だけだろうか。
   戦い、勝利することだけでしか喜びを感じることができない男、日向小次郎。
   それを聞いた時、俺は奴に向けていた感情が変わった。恐れや怒りではなく『哀れみ』を感じたんだ)」

それと同時に、反町は決意する。彼の守ろうとした『東邦』のサッカーをこれ以上自分の未熟さのせいで汚す訳にはいかないと。
日本リーグの頂点に君臨することで、彼の勝利への執着心の象徴を守ってやろうと決意したのだ。
だが、反町は知らなかった。全てを犠牲にしなければ背負うことができないほどの日向の信念の重さを。

ライアン「(この人、背は僕より高いけどなんだか動きが堅い。これなら…!)」

反町「ぐっ…どけよ!どけぇっ!!」

オグマ「フッ、なんだか知らんが気負い過ぎだぜ。サッカーってのはもっとノビノビとやるもんだ」

反町「なにィ!…あっ」

ポンッ!

ライアン「と、取った!やったぞぉ!」

ライアンは体格の小ささを巧く使い、反町の懐に入り込んでボールの落下を待った。
オグマのプレッシングを押しのけるために、反町は一瞬だがボールへの意識を途切れさせてしまう。
その隙を使い、ライアンは見事ボールを奪うことに成功したのだ。

823 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/26(日) 15:39:01 ID:???
反町「(小さすぎて見えなかった?いや、俺が冷静さを欠いて視界に捉えられなかったのか)」

吉良「何をやっとるか反町。あんな子供にいい気にさせおって!」

ジェイガン「ふふ…ライアンを甘く見てもらっては困る。彼こそ第七小隊で最も挫折を味わいつつも努力を重ねた男の中の男なのだからな」

アンナ「ライアンくん、ボールを奪った!先取点が意地でもほしいタイガースですがなかなか攻め切れませんね」

森崎「だから言っただろ。俺達アリティアの守備力を甘く見るなっての。
   さて、ここいらで何か攻撃の指示でも出しておくかな?」


☆どうしますか?

A そのままライアンにボールを運んで貰う
B マルスに渡して右からサイドアタックを仕掛けさせる
C トーマスに渡して左からサイドアタックを仕掛けさせる
D オグマをオーバーラップさせて攻めこませる
E 一気にアベルにロングボールを放らせる
F 一気にカインにロングボールを放らせる
G 来い、俺に持って来い!森崎がオーバーラップで攻めこむ
H ガッツを回復させるために睡眠をとる
I 特に指示は出さない
J その他(好きな行動やセリフをお書きください)

2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

824 :森崎名無しさん:2012/02/26(日) 15:45:05 ID:CJerJhrU
B

825 :森崎名無しさん:2012/02/26(日) 15:45:42 ID:raMuAlHE
B

826 :森崎名無しさん:2012/02/26(日) 15:48:32 ID:4Rz1WeuY
B

827 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/26(日) 15:53:03 ID:???
>B マルスに渡して右からサイドアタックを仕掛けさせる

森崎「ライアン、マルスにパスだ!右側から攻めさせろ!」

ライアン「はいっ!」

バァン!パシッ!

アンナ「マルスくんボールをキャッチ。再び彼が切り込んでいくのでしょうか?」

ニーナ「しかしFW以外中盤に残っているタイガースの守備は万端といったところですね」

マルス「(さっきのようにドリブルで抜けるのか?やはりタックルを警戒してパスで繋ぐべきだろうか)」



マルスの判断→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→アベルにサイドチェンジの大きなパスを出そう
ハート→トーマスにサイドチェンジのパスを出そう
スペード・クラブ→さっきも抜けたんだ。今回もいけるはず。ドリブルだ!
JOKER→その時観客席では…?

828 :森崎名無しさん:2012/02/26(日) 15:55:50 ID:???
マルスの判断→ JOKER

829 :森崎名無しさん:2012/02/26(日) 16:00:58 ID:???
なんと!

830 :森崎名無しさん:2012/02/26(日) 16:04:33 ID:???
流石マルス……

831 :森崎名無しさん:2012/02/26(日) 16:04:53 ID:???
これは直接試合が有利になるようなことじゃなさそうかな

832 :森崎名無しさん:2012/02/26(日) 16:06:16 ID:???
妨害を防ぐチャンスかな?

833 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/26(日) 16:08:41 ID:???
>>829
いったいどーなってしまうのか!?
>>830
直前まではただのロングシュートの選択肢だったので、運が良かったのでしょうか?
>>831
そうかもしれませんね。今後の展開などで有利な状況の要因になるかもしれません。
>>832
よほど次からの引きが悪くならない限り、状況は好転すると思います。
============
マルスの判断→ JOKER
>JOKER→その時観客席では…?
============
前半17分。東邦タイガースが必死に攻め込むもののアリティア選抜がしっかりと弾き返す膠着した試合が続いている。
ここでこの試合を応援し、行く末を見守る観客席に少しスポットを当ててみよう。


カメラさん回してちょうだい→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→試合開始直前にトイレに行ったビクトリーノ
ハート→ガーネフたちに見切りをつけて脱走したイスラス
スペード→ニーナの警護のために同伴してきたアカネイア騎士団
クラブ→先ほど試合を終えたウイングスとフースバルの面々
JOKER→仮面をつけた謎の男たち

834 :森崎名無しさん:2012/02/26(日) 16:10:39 ID:???
カメラさん回してちょうだい→ クラブ9

835 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/26(日) 16:27:35 ID:???
カメラさん回してちょうだい→ クラブ9
>クラブ→先ほど試合を終えたウイングスとフースバルの面々
============
長野「くそっ、あのチビのやつまた競り勝ちやがった」

滝「ははは。お前も昨日あいつにしてやられてたからなぁ」

高杉「あの顔に傷の付いたヤクザみたいなオッサンもそうだが、球際に強い連中が多いんだよな。
   東邦は地道にドリブルで切り崩していったほうがいいかもしれないな」

井沢「ああ。それでうまい具合に2点差で勝利を納めてくれれば言うことなしだぜ」

中里「我々が優勝するための唯一の条件でござるからな。
   森崎殿たちには悪いが、ここは東邦にある程度贔屓して応援させてもらうでござるよ」

自分たちにできることは精一杯尽くした。あとは結果だけを待つのみの南葛ウイングス陣営。
それとは対照的に、総合成績がダントツの最下位に決定した南武フースバルの選手たちは見事に沈んでいた。
だが、中にはこの結果を反省し次に活かそうとする前向きなものもいた。

栗栖「うう……すみません。俺がもっとシュート以外のスキルを鍛えていたらこんな結果には……」

新田「何も出来なかった。ブラジルで修行して、それだけで俺は一流になれたと錯覚していたのか…」

早田「ダーッ!終わったことにいつまでもぐちぐち嘆くな。逆に考えろ。
   これで今の俺達に何が足りないのかをプロリーグ開催前に分かることができたってな」

石崎「そうだぜ。何事も前向きさ!」

陽子「そうねぇ。石崎くんはまずオウンゴールをなくすよう努力することからはじめましょうか」

石崎「うへぇ、よ、陽子しゃ〜ん、それは言わない約束ですよ〜」

836 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/26(日) 16:28:55 ID:???
陽子「ダメよ。あなたにはもっと完璧な選手になってもらいたいんだから。(君なら乗り越えられるって信じてるもの)」

小豆沢「(なんだかんだで得るものが多い大会だった。噂の黄金世代の実力もこの肌で実感することができたしな。
    ……これで俺はいつでもアイツらに道を譲る覚悟はできた。もちろん彼らに前に突き進む意志があるならばな)」

ようやく自分の心の中の蟠りに決着がついたと小豆沢は静かに息をつく。そしてふと辺りを見回すと、あることに気がつく。


気がつく男小豆沢→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→ビクトリーノ「すんません、トイレの場所って分かりますか?」道を尋ねられた。
ハート→いつの間に隣に腰掛けている黒髪の青年。何者だ?
スペード→自分の向かいの席に座っている、あの仮面の集団はいったい…?
クラブ→南葛ウイングスのナポレオン君が見当たらないな…
JOKER→南葛ウイングスのマネージャーの中沢君が見当たらないな…

837 :森崎名無しさん:2012/02/26(日) 16:30:20 ID:???
気がつく男小豆沢→ スペード8

838 :森崎名無しさん:2012/02/26(日) 16:45:13 ID:???
あー、これは気づいちゃうと暗黒面に引きづられちゃうってことか?

839 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/26(日) 17:03:44 ID:???
>>838
闇のオーブ勢はいつでも門を開いて君を待っているぞ!
============
気がつく男小豆沢→ スペード8
>スペード→自分の向かいの席に座っている、あの仮面の集団はいったい…?
============
小豆沢の視界に映り込んできたのは、サッカーの親善大会には相応しくない、
他の観客とは一線を画す、不気味な仮面をつけた謎の集団だった。
この大陸の文化に慣れていないのもあるのだがそれ以上に違和感を感じざるを得ない。

小豆沢「(……ただ一つ言えるとするならば……不気味だ)」

だがその不気味さがどこか不思議な興味を抱かさせる。少しだけ彼らの様子を遠くから伺う小豆沢。


ココロウバワレテ→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→彼らとは別の仮面をつけた男が近くに立っていることに気がつく
ハート→仮面の集団の側にいる男。あれは森崎君か?いや、そんなはずは…
スペード→…趣味の悪いことはやめて試合観戦に集中しよう。
クラブ→仮面の集団の側にいる黒いローブの老人と目があってしまう
JOKER→仮面をしていても分かる。あの男は確か… 知り合いを発見!?

840 :森崎名無しさん:2012/02/26(日) 17:05:27 ID:???
ココロウバワレテ→ ハート4

841 :森崎名無しさん:2012/02/26(日) 17:11:04 ID:???
ふむ、これで情報が手に入るかね
見ただけでも十分な情報なんだが、頼むぞ小豆沢

842 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/26(日) 20:25:18 ID:???
>>841
仮面の集団との接触はリスキーですがその分リターンも大きいイベントになってますね。
============
ココロウバワレテ→ ハート4
>ハート→仮面の集団の側にいる男。あれは森崎君か?いや、そんなはずは…
============
小豆沢は思わず息を飲み込んだ。仮面の集団の中に見覚えの顔があったからだ。
それも、本来はその場にいるはずもない存在がである。

小豆沢「(あの顔は…間違いない、森崎君だ。だが、彼は今――)」

今度は視線を下に落とす。そこではアリティアのゴール前から指示を飛ばす森崎の姿が映る。
再び顔を上げて観客席へと目を凝らす。そこには不気味なほどに全く同じ顔の青年がいた。

小豆沢「…………」


そっくりさん?→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→そういえば昔海外遠征中に出会ったあの少年も森崎くんに似ていたな…
ハート→ちょっと気になるな。もっとよく見える位置に移動してみるか。
スペード→まあ世の中似た顔が2、3人いるみたいだし。そこまで気にすることはないか。
クラブ→その森崎そっくりの青年と目があってしまう。数字が3以下で…
JOKER→あれが噂のドッペルゲンガーというやつか!?小豆沢さんにオカルト属性が付加!

843 :森崎名無しさん:2012/02/26(日) 20:28:41 ID:???
そっくりさん?→ クラブ7

844 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/26(日) 21:03:14 ID:???
そっくりさん?→ クラブ7
>クラブ→その森崎そっくりの青年と目があってしまう。数字が3以下で…
============
小豆沢「!」

しばらく視線を投げかけていたことに気づいたのか、森崎そっくりの青年がこちらを向いてくる。
見れば見るほど森崎の生き写しのような顔つきをしている。至極普通で平凡な、
しかしどこか意思の強さが垣間見える視線が、小豆沢の視線と結び合う。
その瞬間、小豆沢は受け入れがたい何か強烈な不安にかられる。
暗い闇の中に飲み込まれてしまいそうな、体中の生気を搾り取られてしまうかのような恐怖が体を縛り付ける。
これ以上あの人間と目をあわせてはいけない。本能的にそう察知した小豆沢は逃げるようにフィールドに目を向けた。

陽子「あら、小豆沢さん。どうしたんですか?なんだか顔色がよくないですよ?」

どこか様子がおかしい小豆沢を気遣う陽子の言葉に我に返る小豆沢。謙遜するように笑いながら返事をする。

小豆沢「いや、なんでもない。3日間の連戦で疲れがたまっているのかな?やれやれ、年は取りたくないものだ」

陽子「そうも言ってられないですよ。小豆沢さんにはまだまだ黄金世代のお手本として
   日本サッカー界を引っ張っていってもらいたいんですからね!」

小豆沢「ははは、これは手厳しい。さすがはあの片桐さんの妹さんだけはある」

845 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/26(日) 21:04:18 ID:???
ガーネフ「おや?どうしましたかな森崎殿。向こうに何か見つけたのかな?」

ラムカーネ「んー…いや、別に。新しい駒になりそうかなってやつがいたんだが。
      ありゃダメだな。完全に枯れた葉っぱだ。もう俺の役には立ちそうもないぜ」

ガーネフ「ふむ。闇のオーブは使用者の欲が深く、色濃いほどその力は発揮される。
     現状に満足し、歩みを止めてしまった愚か者など我らの同士には相応しくないでしょうな。
     その分、あの才能の欠片もない平凡な男の力の増大には儂も我が目を疑いましたぞ」

ラムカーネ「ふん。そんなの俺やガーネフさんだって一緒だろうが。
      才能、さいのう、サイノウ。このたった4文字で優劣が決まるだなんて馬鹿げてるにもほどがある」

ガーネフ「ふぇふぇふぇ…その通りですな。真に優れた存在。それはどんな手段を用いようとも勝者の側にいられる者よ」

ラムカーネ「直に分かるさ。俺とあのまがい物。どちらが正しいかなんて分かりきっていることだがなぁ。うっけっけ…」

ガーネフ「この大会が終わった時、いよいよ始まりますな。我々の壮大な計画が……
     ところで、計画ではそろそろあの娘が投じた薬物の効果が現れる頃合いじゃが」

ラムカーネ「アイツは他人からの信頼が崩れるのを馬鹿みたいに恐れている。そして自ら失った体力を必死に取り戻そうとしている。
      そんなアイツが目の前にぶら下げられた貴重なエサにかぶりつかないわけがないさ。フッフフフ…」

ガーネフ「(問題はこの情報が外に漏れていないかなのじゃが。あのイスラスとかいう生意気な若造め、まだ見つからんのか…)」

彼と同室の仲間に聞いても、彼の行方はわからずじまいであった。
ガーネフが支配する暗殺組織の中核であるクライネ、ローローの二人に捜索を命令したが成果は出なかった。

ガーネフ「(未だ沈黙を続けるガトーの存在も気がかりじゃ。早い内にこの闇の媒体に星のオーブの力を全て取り込んでもらわなければ…)」

846 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/26(日) 21:06:42 ID:???
憎き星の力に祝福される青年、森崎有三。そして先の暗黒戦争にてドルーアの野望を阻止した
アリティアの王子マルスに憎しみの視線を投げかける闇の魔王ガーネフ。

ガーネフ「(今は精々呑気に平和な時を過ごすが良い。近いうち、儂の邪魔をしたことを死ぬほど後悔させてやるわ)」

歯を軋ませながら心の中で怨呪の言葉を呟く。そんな事は露知らず、マルスは東邦の集団タックルを警戒しつつ前進する。

マルス「(さて、どうしようか。パスで繋いだほうが安全に進めるとは思うが、ドリブルなら一気に懐に入り込めるはず)」


マルスの判断→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→アベルにサイドチェンジの大きなパスを出そう
ハート→トーマスにサイドチェンジのパスを出そう
スペード・クラブ→さっきも抜けたんだ。今回もいけるはず。ドリブルだ!
JOKER→その時観客席では…?パート2

847 :森崎名無しさん:2012/02/26(日) 21:07:25 ID:???
マルスの判断→ ダイヤ7

848 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/26(日) 21:26:57 ID:???
マルスの判断→ ダイヤ7
>ダイヤ→アベルにサイドチェンジの大きなパスを出そう
============
試合開始早々、相手の右ウイングに翻弄されっぱなしのアベル。
プライドの高い彼がこのまま大人しくしているわけがない。

マルス「(僕も君が負けっぱなしなのは悔しいからね。今度は君のいい所を発揮してくれ)」

バコォッ!

アンナ「大きく左へ送られるロングパス!落下地点に向けて走るアベルくん、
    そしてそれを追いかけるのはバンビーノくん、佐藤くんだ!」

アベル「ククッ、ようやくリベンジの機会が与えられたんだ。このチャンス、ものにさせてもらうぜ」

バンビーノ「随分な自信だな。過信にならないことを祈っとくぜ」

アベル「言ってな!はあっ!」

佐藤「俺も忘れるなよ!」

849 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/26(日) 21:28:19 ID:???
先着『2名』様でブロックごとに判定をお願いします。

アベル→! card+ 競り合い45=
============
バンビーノ→! card+ 競り合い41+(人数補正+2)=
佐藤→! card+ 競り合い34(人数補正+2)=

!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します

【攻撃側】−【守備側】
≧2→アベルがキープ (奇数:ミドルシュート 偶数:トーマスに預け、自分はPAへ)
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(トーマスがフォロー)(ラインを割りアリティアのスローイン)(山崎がフォロー)
≦−2→タイガースがボールを奪う

【補足・補正】
バンビーノのカードがダイヤ・ハートで『ショットガンチャージ』で+3(吹っ飛び3)
その他は>>15を参照してください。

850 :森崎名無しさん:2012/02/26(日) 21:28:41 ID:???
アベル→ クラブA + 競り合い45=

851 :森崎名無しさん:2012/02/26(日) 21:29:45 ID:???
バンビーノ→ ハート8 + 競り合い41+(人数補正+2)=
佐藤→ ハート7 + 競り合い34(人数補正+2)=

852 :森崎名無しさん:2012/02/26(日) 21:31:43 ID:???
ミハエルがシュート撃つまでは守備側が、
それ以降は攻撃側がすべてダイスの件について

853 :森崎名無しさん:2012/02/26(日) 21:31:44 ID:???
揺り返しが来たか

854 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/26(日) 21:57:44 ID:???
>>852-853
流れが悪い時は何かセリフで気合を込めてカードを引けばいいらしい…?
============
アベル→ クラブA + 競り合い45=46>吹っ飛び

バンビーノ→ ハート8 + 競り合い41+(人数補正+2)+(ショットガンチャージ+3)=54

【攻撃側】−【守備側】
≦−2→タイガースがボールを奪う
============
黒豹アベル。大陸一の聖騎士にして、ナンバーワンプレイヤーの称号を得るアリティアのスーパースターである。
だが、彼のこの栄光は初めから得ていたものではない。長く辛い、泥にまみれた挫折の連続に積み重ねられたものである。

アベル「(もう油断や慢心は俺の中にはない。俺は自分の力を信じてプレイしているんだ)」

しかし本当にそうなのか?だったら何故試合直後のプレイではこの細目の青年に負けてしまったのだ?
やはり自分の中にはまだ己の力を過信し、調子に乗って失敗する慢心がはびこっているのではないか?
本人はもう大丈夫だと思っていても、心の奥底にこびりついた影の存在は未だ残っている。
記憶として。実力者であるはずの自分が犯し続けた現実という記憶が、フラッシュバックしてアベルの動きを固めてしまう。

アベル「ううっ…や、やっぱりダメだ!」

バンビーノ「(急に迫力が掻き消えた?だが、こちらにとっては都合がいい)」

バギィッ!

アベル「うぐわっ!?」

バンビーノは得意の左右に揺さぶるフェイントで磨いた足腰を遺憾なく発揮して飛び上がる。
ショットガンが放たれたような強烈なチャージに、アベルはあっけなく吹き飛ばされる。

855 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/26(日) 21:59:25 ID:???
佐藤「(ひえ〜おっかねぇ。傍から見たら飛び蹴りかましてるようにしか思えないぜ)」

マルス「そんな馬鹿な…?アベルのプレイが通用しないなんて」

森崎「(どんな不利な状況でもアベルなら何とかしてくれるというオーラが今まではあったんだ。
   いったいどうしちまったんだアベル。これじゃあまるで、第1回アリティアカップのようじゃねぇか!)」

お互いに前回の大会はイマイチな結果で終わってしまった消したくても消せない苦い経歴がある。
だが、その苦しみを乗り越えて今の実力と地位を手に入れたはずなのだ。

アベル「(やっろう……上等じゃねぇか。このままで終わってたまるか。俺は黒豹アベル。狙った獲物は逃さねぇ)」

後ろから復活した殺気にも似たオーラを感じたバンビーノは、すぐさま反撃のプランを練る。


バンビーノの判断→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→前方のミハエルへとパスを送る。トーマスがカットに向かう
ハート→とりあえず自分のドリブルで持ち込んでみる。トーマスがチェックに向かう
スペード→前方の沢田にパスを送る。ジョルジュがカットに向かう
クラブ→ここで完璧にこいつの心を折っておくのもいいかもな。ドリブルでゆるりと前進
JOKER→なんと今の接触プレイでバンビーノの足に異変が発生!

856 :森崎名無しさん:2012/02/26(日) 22:00:07 ID:???
バンビーノの判断→ スペードK

857 :森崎名無しさん:2012/02/26(日) 22:00:11 ID:???
バンビーノの判断→ スペード8

858 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/26(日) 22:15:16 ID:???
バンビーノの判断→ スペードK
>スペード→前方の沢田にパスを送る。ジョルジュがカットに向かう
============
日本の腕のいい医者の治療おかげで、重症を負った足は脅威の回復を見せたものの
その間に休んでいた持久力はミランユース時代に比べてやはり減衰していた。
アグレッシブな守備はそれだけ消耗も激しい。正直に言えば少ししんどくなってきたのだ。
やや前方を走る沢田にボールを預けようとサイドキックの体勢に移る。

バンビーノ「(ボールを運ぶだけならここはお前の仕事だ)」

ジョルジュ「そのパスは残念ながら読んでいたよ」

バンビーノ「! こいつ…いつの間に」

859 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/26(日) 22:17:06 ID:???
先着『2名』様でブロックごとに判定をお願いします。

バンビーノ→! card+ パス44=
============
ジョルジュ→! card+ カット35=

!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します

【攻撃側】−【守備側】
≧2→沢田にパスが通る
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(佐藤がフォロー)(ラインを割りタイガースのスローイン)(トーマスがフォロー)
≦−2→ジョルジュがボールを奪う

【補足・補正】
ジョルジュのカードがダイヤで『ムーンサルトパスカット』で+4
ジョルジュは『大陸一』でAが覚醒なしの14扱い
その他は>>15を参照してください。
============
一旦ここまで。アベルさんに久々のクラブA降臨で一気に流れが悪くなりそうな予感…
そんな不安をジョルジュさんが吹き飛ばしてくれるって私信じてる!それではまた、次の更新で。

860 :森崎名無しさん:2012/02/26(日) 22:17:21 ID:???
バンビーノ→ ハート2 + パス44=

861 :森崎名無しさん:2012/02/26(日) 22:17:44 ID:???
ジョルジュ→ ダイヤJ + カット35=

862 :森崎名無しさん:2012/02/26(日) 22:17:53 ID:???
ジョルジュ→ ダイヤ8 + カット35=

863 :森崎名無しさん:2012/02/26(日) 22:19:00 ID:???
お見事!

864 :森崎名無しさん:2012/02/26(日) 22:20:27 ID:???
そんな不安をジョルジュさんが吹き飛ばしてくれたぜ乙でした!

865 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/27(月) 22:57:12 ID:???
>>863
ナイス引きでしたね。東邦はミハエル、バンビーノの両エースがとにかく強いので
彼らに主導権を握らせなかった今のプレイは実に見事でした。
>>864
期待に応えてくれる男ですね。大陸一と呼ぶにふさわしい活躍です。
============
バンビーノ→ ハート2 + パス44=46

ジョルジュ→ ダイヤJ+(有利+2) + カット35+(ムーンサルトパスカット+4)=52

【攻撃側】−【守備側】
≦−2→ジョルジュがボールを奪う
※ジョルジュに20の経験値が入ります
============
元ミランユース。トップチーム昇格の経験もある将来を有望視されていた
イタリアの『散弾銃』の異名を持っていたバンビーノ。
彼の技術は間違いなく本物である。が、重症から復帰したばかりの彼は
完全に復活を遂げていない身体に負担をかけぬように無意識の内に自分の力をセーブする癖が染み付いていた。
そうだとしてもまだサッカー歴が浅く、センスだけで試合に臨むジョルジュのカットでは分が悪いはずである。

パシイッ!

バンビーノ「なにィ!」

トーマス「ヒャッホウ!さすがはジョルジュさんだぜ!」

ライアン「素敵です!かっこいいです!」

866 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/27(月) 22:59:58 ID:???
バンビーノ「(馬鹿な。俺のパスがこんな素人に毛が生えたような連中に奪われるだと!?)」

マーガス「今のプレイは良かったな、シェスター」

シェスター「ああ。チームのエースが崩され、このままでは一気に流れが悪くなろうとした瞬間の好守。
      彼のようなプレイヤーに、人の目は惹きつけられる。そう、スター選手のオーラがあのI番にはあるんだ」

真に優れた選手とはそれはどんなにシュートが強く、ドリブルが巧く、守備が堅くなくとも限らない。
ここぞという場面で結果を残せる。チームの危機を救い、チャンスを生み出す者のことなのである。

シェスター「(特に俺達『プロ』は試合に勝ってこそ己の存在価値を認められる。
      どれだけ優れた才能を持っていたとしても、試合に勝てなくちゃ意味がないんだよな)」

アンナ「ここで華麗な空中回転をしつつのインターセプト!
    そのままの勢いで一気にタイガースの陣地へと反撃を仕掛けていく〜!」

ジョルジュ「(先ほどトーマスを抜いたパスと比べるとあまりにもお粗末だ。
      相手の集中力は途切れかけている。ここが攻めどきだな)」


ジョルジュの判断→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→相手DFの裏を狙うカインにパスを送る
ハート→もう少しドリブルで前進し、ミドルシュートを狙う
スペード→マルスがまだ高い位置にいる。彼に突破してもらおう
クラブ→まだ慌てるような時間じゃない。味方の足並みが揃うまでしばらく時間を稼がせてもらう
JOKER→その時ジョルジュの脳内に誰かが語りかけてきた…!

867 :森崎名無しさん:2012/02/27(月) 23:00:52 ID:???
ジョルジュの判断→ スペード8

868 :森崎名無しさん:2012/02/27(月) 23:00:52 ID:???
ジョルジュの判断→ スペード10


869 :森崎名無しさん:2012/02/27(月) 23:00:56 ID:???
ジョルジュの判断→ ハート8

870 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/27(月) 23:13:56 ID:???
ジョルジュの判断→ スペード8
>スペード→マルスがまだ高い位置にいる。彼に突破してもらおう
============
ジョルジュ「(東邦の守備の要であるコルドバ。彼を振り切るにはやはりサイドからのセンタリングしか無いか)」

すぐに縦パスでPAに放り込むこともできたが、今のカインの実力では彼の老練な守備を抜くことは難しい。
マルスにサイドを駆け上がってもらい、うまくマークを外してもらえばあるいはとジョルジュは考える。

沢田「そこにパスは出させません!」

足を振りかぶるジョルジュの前に立ちふさがってきたのは東邦のコントロールタワーである沢田だ。
バンビーノからのパスを受け損なった直後、危機を察知し彼の視線からパスコースを読んでいたのである。

ジョルジュ「(彼には先ほどドリブルで抜かれた借りもある。面白い、勝負だ)」

871 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/27(月) 23:15:06 ID:???
先着『2名』様でブロックごとに判定をお願いします。

ジョルジュ→! card+ パス38=
============
沢田→! card+ カット39=

!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します

【攻撃側】−【守備側】
≧2→マルスにパスが通る。コーナー際へドリブル
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(トーマスがフォロー)(ライアンと山森が競り合い)(坪子がフォロー)
≦−2→沢田がボールを奪う

【補足・補正】
ジョルジュのカードがダイヤで『ピンポイントパス』で+5
ジョルジュのカードがハートで『キラーパス』で+4(吹っ飛び2)
ジョルジュは『大陸一』でAが覚醒なしの14扱い
沢田のカードがダイヤで『MFの嗅覚』で+3
その他は>>15を参照してください。

872 :森崎名無しさん:2012/02/27(月) 23:15:34 ID:???
ジョルジュ→ クラブ2 + パス38=


873 :森崎名無しさん:2012/02/27(月) 23:15:41 ID:???
ジョルジュ→ スペード10 + パス38=

874 :森崎名無しさん:2012/02/27(月) 23:16:18 ID:???
沢田→ クラブ5 + カット39=

875 :森崎名無しさん:2012/02/27(月) 23:16:19 ID:???
沢田→ ハート5 + カット39=
大陸一・・

876 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/28(火) 15:20:18 ID:???
>>875
悪いことのあとには良いことが。良いことのあとは…
============
ジョルジュ→ クラブ2 + パス38=40

沢田→ クラブ5 + カット39=44

【攻撃側】−【守備側】
≦−2→沢田がボールを奪う
============
沢田「(ここであの人にボールを渡してはダメだ。相手に主導権を握られてしまう)」

沢田の記憶に色濃く残っているのは、WY選抜合宿での特別試合にて
尊敬する日向や翼にも匹敵する力を見せていたマルスのプレイだ。

沢田「(常に相手の先を読むあの人のプレイに太刀打ち出来る可能性は低い。
   だったらボールを繋がれる前になんとしても奪うんだ)」

バシィッ!

ジョルジュ「ふふっ…実に面白いよ。やはり勝負とはこうでなくちゃ」

沢田「(面白い…?この人、自分がボールを奪われたというのに何故笑っていられるんだ?)」

自分の物差しだけでは測れない、自由の効かない厳しい世界にいられることにジョルジュは喜びを見出していた。
アカネイアでも有数の良家に生まれ、周囲の満足に振り回され自分の意志をねじ曲げられてきた過去。
『大陸一』の弓使いという異名も、メルディ家の威信を振りかざすためのものに過ぎず
賢かったジョルジュは自分の本当の才能や実力、器を予め理解していた。

877 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/28(火) 15:22:49 ID:???
ジョルジュ「(だからこそ面白いんだよ。他の何者にも頼らず、己の純粋な力だけで戦えることがどれだけ素晴らしいか。
      正直君たちが羨ましいよ。こんなに楽しい競技をもっと早く知ることができていれば)」

出来ることならこの試合を長く楽しみたい。ボールを奪った沢田を追いかけながら、ジョルジュは優雅な笑みを浮かべるのだった。

アンナ「中盤での激しいボール争いが続いています。前半戦も27分と既に半分を過ぎました」

そしてアリティア選抜のベンチでも、緊迫した互角の展開に緊張を隠せないでいた。

カタリナ「なかなか攻撃が成功しません。どうすれば良いのでしょうか…」

シーダ「ここはもっと攻撃の駒を増やして徹底的に攻め立てるしかなさそうね」

セシル「私やシーダ様のドリブル、カタリナのブースト、あとルークの競り合いも一応役に立つかもしれないわね」

ルーク「俺だけオマケ扱いかい!しかし、このままベンチで指くわえてるのは嫌だぜ」

エリス「監督。後半戦はメンバーの入れ替えなどは考えているのでしょう……ジ、ジェイガン!?」

何か策を変えていく必要があるとジェイガンに意見を求めようとするエリスは驚愕する。


ジェイガンの状態異常→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→ねむり
ハート→まひ
スペード→こんらん
クラブ→どく
JOKER→しに

878 :森崎名無しさん:2012/02/28(火) 15:23:36 ID:???
ジェイガンの状態異常→ ハート10

879 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/28(火) 15:57:46 ID:???
【訂正】
☓メルディ家
○メニディ家

補足すると、アカネイアの中でも五本の指に入る貴族のご子息です。
財力レベルはピエールと同等だと想像しています。もりさき、かねもちはいいぞ。


ジェイガンの状態異常→ ハート10
>ハート→まひ
============
エリスは小さな悲鳴を漏らして驚愕し、固まる。なぜならジェイガンが顔を青くしながら
小刻みに震えて脂汗を流していたからだ。どうみても健やかな状態には思えない。
しかし、身体は動かせないが口は開くらしく、パクパクと自分の状態を声にする。

ジェイガン「こ、このジェイガンも、老いたのですかな。突然体が言うことを効かなく……」

エリス「しっかりして、ジェイガン。見たところ軽度の麻痺で身体の神経を奪われているだけよ」

アリティア王女にして高名な司祭の資格も得ているエリスは瞬時にジェイガンの容態を確認する。

ルーク「麻痺だって?じゃあ命に別状とか、重い病気だとかそういうのはないんだな!…あ、ないんですね?」

エリス「ええ、大丈夫。しばらくすれば元通りになるはずです。
    ただ、少なくともこのままチームの監督として任せられる状態でないことは確かね」

セシル「そんな!監督がいないと、チームの動きが悪くなるわ。なんとかできないんですか?」

エリス「レストの杖や特効薬があればこの場でも治療ができるのだけれど……困ったわね」

そんな時、何か考えに耽り沈黙していたシーダが声を上げる。

880 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/28(火) 15:59:18 ID:???
私にいい考えがある→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→シーダ「こんなこともあろうかと特効薬を用意しておいたわ」
ハート→シーダ「こうなったらカタリナ。あなたが監督をしてちょうだい」(監督補正が2→1に)
スペード→シーダ「そういえば試合前に監督はこのレモンのはちみつ漬けを口にしていたわ…まさか!?」
クラブ→シーダ「とりあえず安静にするために奥の部屋に運びましょう」(監督補正が消滅)
JOKER→スペード+突然カタリナが泣き出してしまう。いったい何が!?

881 :森崎名無しさん:2012/02/28(火) 16:00:08 ID:???
私にいい考えがある→ スペード8

882 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/28(火) 16:14:56 ID:???
私にいい考えがある→ スペード8
>スペード→シーダ「そういえば試合前に監督はこのレモンのはちみつ漬けを口にしていたわ…まさか!?」


シーダ「そういえば試合前に監督はこのレモンのはちみつ漬けを口にしていたわ」

カタリナ「え!?」

試合開始前のゴタゴタで、皆に配り損なったカタリナからの差し入れ。
しかし、ジェイガンだけは一足先に口に含んでいるのは皆が目撃している。
先日までは健康そのもので、かなりの高齢ながらも
従騎士たちからは鬼教官と恐れられているジェイガンのことだ。
まだまだ老いによる麻痺などで動けなくなるようなそんなたまではないはず。

シーダ「(まさか!?いえ、そんなはずはないわ。だって、カタリナの料理の腕前は――)」

ここ数日、ずっと一緒に王宮の厨房で一緒に料理を楽しんだ自分が一番分かっているはずではないか。
タリスの郷土料理もすぐにマスターし、一を教えて十を覚える天才とはまさに彼女のことだと関心こそすれ、
とても体を麻痺させるようなものを作ってしまうドジを踏むなどとは考えられない。

シーダ「(で、でも誰にだって失敗はあるはずよね。私も新兵との訓練の時に張り切りすぎて顰蹙を買ったことだってあったし)」

だが、もしもジェイガンの麻痺の原因がこのレモンのはちみつ漬けならばこのままにしておく訳にはいかない。
きっとハーフタイム時に疲れを取るために皆に振舞われるはずのこの果実。
なんだかよそよそしい態度のカタリナも気になる。このままでは彼女の名誉を傷つけてしまう恐れがある。

シーダ「(だったら今の私に出来ることはただひとつ。それは!)」

883 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/28(火) 16:17:04 ID:???
土がゆは伏線→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→シーダはカタリナから器を奪い取り、一気に中身を掻っ込んだ。
ハート→カタリナの失敗を優しく咎めることで、この場を切り抜けようとする。
スペード→カタリナの失敗を厳しく咎めることで、この場を切り抜けようとする。
クラブ→シーダはカタリナから器を奪い取り、一気に中身を掻っ込んだ。が…
JOKER→ダイヤ+カタリナ「待ってください!」カタリナが悲鳴を上げてシーダを止める。

884 :森崎名無しさん:2012/02/28(火) 16:19:11 ID:???
土がゆは伏線→ スペードK

885 :森崎名無しさん:2012/02/28(火) 16:30:03 ID:???
うーん、引きがよくない。こりゃカタリナとは完全決別コースか?

886 :森崎名無しさん:2012/02/28(火) 16:47:08 ID:???
まだ序盤も序盤だし、前作でも主要キャラが死にまくってもクリア出来たから詰むような心配はしていないけど、どうなるのかドキドキだ

887 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/28(火) 16:50:01 ID:???
>>885
森崎自身が積極的に関わらないと、どれだけ引きが良くともほぼ原作通りに進行する予定です。
>>886
原作を知っている方はご存知だと思いますが、この段階のカタリナを味方にするためにはJOKERの力が必須です。
============
土がゆは伏線→ スペードK
>スペード→カタリナの失敗を厳しく咎めることで、この場を切り抜けようとする。
============
シーダ「(よし、ここはしっかりと彼女の失敗を認めさせよう。
    カタリナには悪いけど、これもきっと彼女のためだから)」

大事な人のためを思い、料理に勤しんだはずの彼女の姿を思い浮かべると申し訳ない気持ちになってくる。
それでも心を鬼にして、シーダはカタリナの持つレモンのはちみつ漬け入りの器を取り上げて叫んだ。

シーダ「カタリナ!」

カタリナ「はは、はい!?」

シーダ「あなたには教えたはずよ。料理は心。だけどそれを相手に伝えるには相応の技術も必要だと」

大好きな人達に美味しいと感じてもらいたい。幸せになってもらいたい。
だからこそ、料理をつくる際は真剣にならねばならない。味を、香りを、彩りを、
自分の持てる技術のできうる限りを尽くし、最高の形に仕上げなければならないのだ。

シーダ「気持ちだけで料理が美味しくなると思うのは間違いよ、カタリナ。
    心と技。両方を備えないと真の力は手に入らない。
    それは料理だけじゃない。軍略も、サッカーも一緒なの!」

カタリナ「心と……技……!」

シーダ「ジェイガンはあなたの気持ちだけの料理で苦しんでいる。今、あなたは何をどうするべきかしら。よく考えることね」

888 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/28(火) 16:51:33 ID:???
カタリナ「は、い……すみませんでした……」

シーダ「(許してカタリナ。でも、あなたならきっと乗り越えられる。いつか私を越えて、究極の料理マスターを目指しなさい)」

ルーク「……で、なんだか重苦しい雰囲気になっちまったがつまりどういうことなんだ?」

エリス「要約するとジェイガンの麻痺の原因はカタリナの失敗料理を口にしてしまったということね」

意気消沈し、がくりと崩れ落ちるカタリナ。だが、そんな彼女を優しく抱き起こす姿があった。
同じ第七小隊の仲間であり、どんな材料も鋼に変えてしまうクリスと双璧であり、錬炭術師とも呼ばれるセシルだ。

セシル「大丈夫よ、カタリナ。また作りなおせばいいじゃない。
    そして今度こそあなたの最高の料理を私に、みんなに食べさせてあげて…!」

カタリナ「セシル……」

セシル「アタシなんかが料理のことにくちだすのはおこがましいとは思うけどさ。
    カタリナの料理、すごく美味しそうだもん。食べると元気になれるって誰もが思っちゃうって。
    それだけは確かだって。アタシが保証するから!」

カタリナ「……はい。皆さん、お騒がせしてしまい申し訳ありませんでした」

ジェイガン「…いや、もういい。確かにあのレモンを口にした瞬間。お主の真心が全身を駆け巡った」

この料理自体にはなんの悪意も感じられない。純粋に美味しかったとジェイガンは笑って語った。

シーダ「…でも、実は問題は何一つ解決してないのよね」

エリス「監督をどうするか。まずはそれをどうにかしないと」

889 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/28(火) 16:52:48 ID:???
監督どうでしょう→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ・ハート→軍師志望のカタリナにやらせてみよう(監督補正が2→1に)
スペード・クラブ→ジェイガンの容態が第一。前半は監督なしで切り抜けよう(監督補正が2→0に)
JOKER→そうだ、同じく重臣のモロドフさんならきっと引き受けてくれるはず!

890 :森崎名無しさん:2012/02/28(火) 16:54:08 ID:???
監督どうでしょう→ スペード3

891 :森崎名無しさん:2012/02/28(火) 16:55:19 ID:???
さっきからのスペード乱舞はなんなんだ

892 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/28(火) 20:24:20 ID:???
>>891
状態判定でスペードが出なくてよかったと思いますw
(混乱状態での采配になるので、補正は代わりませんがメンバーがめちゃくちゃになる可能性がありました)
============
監督どうでしょう→ スペード3
スペード・クラブ→ジェイガンの容態が第一。前半は監督なしで切り抜けよう(監督補正が2→0に)
============
エリス「とりあえず奥の医務室に運びましょう。ルーク、手伝ってくれるかしら」

ルーク「ははっ、お任せ下さい王女様!
    (う〜む、エリス様直々の勅命とは。これぞ正しく騎士の務めってやつだよな。役得役得)」

シーダ「この試合、もう監督を据えて試合に臨むことは難しそうね。
    後半からは前のように森崎くんに兼任してもらうしかなさそうかしら」

沢田がジョルジュからボールを奪い、反撃を仕掛けようとすると同時刻。
以上のようなことがあり、アリティアベンチでは監督が体調不良のため退場する事態に陥っていた。

森崎「(ん?なんだかベンチのほうが騒がしいが…今は守備に集中したほうがよさそうだな)」

沢田「もうすぐ30分になる。まだ1点も奪えてないなんて。このままじゃまずいぞ…」

とにかく早いところ先制点のほしいタイガース。しかし安易な攻めでは先程のように跳ね返されてしまう。
急がば回れ、急いては事を仕損じる。しかし3点差をつけられなければ優勝の可能性は無い。

沢田「(とにかく焦りは禁物だ。相手の隙をついて、素早い展開で攻めていくしか無い)」

893 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/28(火) 20:25:39 ID:???
沢田の判断→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→反町さんが戻ってきてくれている。コンビプレイで一気に攻めこむぞ
ハート→堅実にドリブルで運ぼう。目標は前半で1点だ。
スペード→山森さんが上がっている。任せてみようか。
クラブ→反町さんを信じてもう一度縦パスで放り込むぞ
JOKER→何故だろう。さっきより向こうの守備の統率が取れていないように感じる。今ならこのシュートで!

894 :森崎名無しさん:2012/02/28(火) 20:26:02 ID:???
沢田の判断→ クラブ9

895 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/28(火) 20:34:08 ID:???
沢田の判断→ クラブ9
>クラブ→反町さんを信じてもう一度縦パスで放り込むぞ
===========
反町「タケシ!もう一度だ!」

迷いで判断力を失う沢田を目覚めさせたのはキャプテンの声だった。

沢田「は、はいっ!」

中等部から数えて、彼との付き合いももうすぐ6年になる。
今では日向、若島津に次ぐほどの信頼を寄せている頼りになる先輩だ。

トーマス「待ちな!そう簡単にやらせっかよ!」

ジョルジュのフォローのために接近していたトーマスが、素早く沢田の横に張り付く。

沢田「(大丈夫、この人の守備は怖くない。彼を抜いて、すぐにパスだ!)」

トーマス「(こいつ、無表情に見えるが明らかに俺のことを見下してやがる…舐めんなよ!)」

896 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/28(火) 20:35:55 ID:???
先着『2名』様でブロックごとに判定をお願いします。

沢田→! card+ ドリブル40=
============
トーマス→! card+ タックル30=

!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します

【攻撃側】−【守備側】
≧2→沢田が反町にロビングを上げる
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(トーマスがフォロー)(ライアンと山森が競り合い)(坪子がフォロー)
≦−2→トーマスがボールを奪う

【補足・補正】
沢田のカードがダイヤで『小さなテクニシャン』で+3
沢田のカードがハート・スペードで『テクニックドリブル』で+2
トーマスのカードがダイヤ・ハートで『パワータックル』で+3(吹っ飛び3)
その他は>>15を参照してください。

897 :森崎名無しさん:2012/02/28(火) 20:39:15 ID:???
沢田→ ハート5 + ドリブル40=

898 :森崎名無しさん:2012/02/28(火) 20:39:36 ID:???
沢田→ ハート5 + ドリブル40=

899 :森崎名無しさん:2012/02/28(火) 20:40:05 ID:???
トーマス→ ダイヤ10 + タックル30=

900 :森崎名無しさん:2012/02/28(火) 20:42:33 ID:???
>>897-898
分身ドリブルだ(違)

それはさておき攻撃側のダイスが止まらないな

901 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/28(火) 20:49:21 ID:???
>>900
現在アリティアは監督不在のため試合開始時より-2の補正を受けているので、この調子でお願いしますw
============
沢田→ ハート5 + ドリブル40+(テクニックドリブル+2)=47

トーマス→ ダイヤ10+(有利+2) + タックル30+(パワータックル+3)=45

【攻撃側】−【守備側】
≧2→沢田が反町にロビングを上げる
============
トーマス「(確かに俺はテメェらみたいに満足にボールも蹴れやしねぇ。
     だがよ、サッカーにかける気持ちは負けてねぇつもりだよ)」

自慢の脚力を使った豪快なスライディングタックルが沢田に迫る。
直前まで油断しきっていた沢田は、瞬時に思考を切り替えるとチップキックでボールを浮かす。

トーマス「くそっ!もうちょいだったのに!」

沢田「(なんて迫力だ。まるで日向さんのようだった。一瞬足りとも油断できる相手じゃない)」

先ほどまでの自分を反省し、沢田は前を走る反町目掛けてロングボールを放った。

反町「ラウンド2ってところだな。ライアンっていったな。今度は俺が競り勝たせてもらう」

ライアン「(相手チームのキャプテンに名前を覚えてもらえた。これってすごいことなんじゃないかな)」

オグマ「ライアン、気後れする暇なんかないぜ。我武者羅にぶつかっていくくらいがちょうどいいんだ」

ライアン「り、了解です!たあっ!」

902 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/28(火) 20:50:53 ID:???
先着『2名』様でブロックごとに判定をお願いします。

反町→! card+ 競り合い41=
============
ライアン→! card+ 競り合い34+(人数補正+2)=
オグマ→! card+ 競り合い27(人数補正+2)=

!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します

【攻撃側】−【守備側】
≧2→反町がキープ
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(ミハエルがフォロー)(ロディがフォロー)(クリスがフォロー)
≦−2→アリティアがボールを奪う

【補足・補正】
その他は>>15を参照してください。

903 :森崎名無しさん:2012/02/28(火) 20:52:08 ID:???
反町→ クラブ5 + 競り合い41=

904 :森崎名無しさん:2012/02/28(火) 20:53:30 ID:???
ライアン→ ハート10 + 競り合い34+(人数補正+2)=
オグマ→ ダイヤK + 競り合い27(人数補正+2)=

905 :森崎名無しさん:2012/02/28(火) 20:55:42 ID:???
>オグマ「ライアン、気後れする暇なんかないぜ。我武者羅にぶつかっていくくらいがちょうどいいんだ」
>ライアン「り、了解です!たあっ!」

クラブを引くフラグかと思ったがそんなことはなかった

906 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/28(火) 21:10:45 ID:???
>>905
ライアンは引きに恵まれてますね。弓兵はサッカーに強い法則みたいなものがあるのでしょうか?
============
反町→ クラブ5 + 競り合い41=46

ライアン→ ハート10 + 競り合い34+(人数補正+2)=46

【攻撃側】−【守備側】
=0→ボールはこぼれ球に。ロディがフォロー
============
サッ、ササッ!

反町「(この選手。沢田に似たプレイスタイルだな。自分の体格の小ささを巧く使い武器にしている)」

ちょろちょろと反町の前に出ては進路を塞いでくる。反町は満足に落下地点を抑えられないでいる。

オグマ「(大したもんだよこいつは。最終試験で落第したのが嘘のように、
    いや、あの時の挫折がこのチビをこうまで大きくしやがったのかもな)」

挫折を正面から受け止め、自分を見つめ直すことの出来る人間。
挫折から目を逸らし、とやかく理由をつけて現実を受け入れようとしない人間。
傭兵として世界を渡り歩いてきたオグマは、様々な人間を見てきたつもりだ。
どの国でもそうだったが、大成する人間は間違いなく前者の数が多かった。
そしてライアンもまた、間違いなく前者のほうなのだろうとオグマは実感する。

ライアン「でやあーーーっ!!」

ガキィッ!!

反町「(そんなァ。一度だけならまだしも、二度まで!?)」

907 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/28(火) 21:13:30 ID:???
ミハエル「オー!彼は非常にファンシーかつアクティビティデース!格上の相手に動じないスピリットには素直に感心します。
     しかーし、このままでは肝心のボールが何時まで経っても私に来やしません。日が暮れてしまいマース」

ロディ「ナイスガッツだライアン。お前の守備でどれだけ我々が助かっていることか…」

森崎「本当に成長したよなあいつは。一度でも見捨てようとした俺が馬鹿みたいだぜ」

今では頼れる味方の一人であるライアンの活躍に自然と顔がほころぶ。
ボールをフォローしたロディはそんな森崎の方を見て指示を仰ぐ。


☆どうしますか?

A そのままオーバーラップで上がっていけ!
B オグマにパスだ。オーバーラップで上がってもらおう
C マルスにパスだ。一気に右サイドから反撃だ!
D 来い、俺に持って来い!森崎のオーバーラップだ!
E ベンチの様子が何やら慌ただしい。一旦ゲームを切ってくれ
F 中盤が崩壊仕掛けている。立ち直るまでしばらく自陣でボールを回してくれ
G 特に指示は出さない
H その他(好きな行動やセリフをお書きください)

2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

908 :森崎名無しさん:2012/02/28(火) 21:16:40 ID:IthdMDkw
G

909 :森崎名無しさん:2012/02/28(火) 21:16:43 ID:jPvI9o3k
B

910 :森崎名無しさん:2012/02/28(火) 21:17:09 ID:HaHonDfA
B こういうときのDFオグマだ

911 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/28(火) 22:49:35 ID:???
>B オグマにパスだ。オーバーラップで上がってもらおう

バンビーノ、沢田の侵攻を防ぐのに手一杯だった中盤はまだ立ち直れていない。
だが、オグマが手を振りつつ右サイドラインを駆け上がっていくのが見える。

森崎「ロディ、オグマにパスだ。こういうときの攻撃的サイドバックの出番だぜ」

ロディ「了解です。はっ!」

アンナ「ロディくんパスを出す!オグマくんパスキャッチ!
    前を走るマルスくんを追うように、ぐんぐん駆け上がっていきます!」

滝原「なんの!俺たちの得意技を忘れているんじゃなかろうな」

山森「砂浜で鍛え抜かれた足腰から繰り出される特攻タックル!抜けるものなら抜いてみろ!」

オグマ「ふっ…確かに抜いても抜いても襲いかかられちゃあたまらんね。
    だが、はたしてお前たちが俺のスピードについて来られるかい?」

オグマには勝算があった。蛇の道で手に入れた『レッグリング』の力で身につけた『倍速ドリブル』。
急激な速度変化で相手のマークを一瞬の内に振り切るこの技があれば、
タックルを仕掛けた反動で再びタックルで突っ込んでくる彼らの技をすり抜けられるはずである。

オグマ「(今頃アイツらはどうしてんのかね。ガンドルフの旦那たちと元気にサッカーしてればいいが)」

共に苦労を重ねたかつての戦友たちに思いを馳せながら、オグマはドリブルの速度を上げていく。

912 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/28(火) 22:50:41 ID:???
先着『2名』様でブロックごとに判定をお願いします。

オグマ→! card+ ドリブル38=
============
滝原→! card+ タックル34=
山森→! card+ タックル36=

!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します

【攻撃側】−【守備側】
≧2→オグマが突破(奇数:更にドリブル前進 偶数:マルスに預け守備に戻る)
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(クリスがフォロー)(ラインを割りアリティアのスローイン)(マルスと坪子が競り合い)
≦−2→アリティアがボールを奪う

【補足・補正】
オグマは『倍速ドリブル』でドリブル時相手の人数補正を無効化
オグマのカードがダイヤで『素早いフェイント』で+2
その他は>>15を参照してください。

913 :森崎名無しさん:2012/02/28(火) 22:51:10 ID:???
オグマ→ ダイヤK + ドリブル38=

914 :森崎名無しさん:2012/02/28(火) 22:51:13 ID:???
オグマ→ ダイヤK + ドリブル38=

915 :森崎名無しさん:2012/02/28(火) 22:51:57 ID:???
滝原→ ハートK + タックル34=
山森→ ダイヤJ + タックル36=

916 :森崎名無しさん:2012/02/28(火) 22:55:26 ID:???
一瞬ヒヤッとしたが、三すくみ勝利でオグマ必殺だよな?
しかし指揮差でマイナス3つけられるときついわ・・。

917 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/28(火) 22:59:46 ID:???
>>916
ハーフタイムでの行動を考えさせられますね。
行動回数を多めに消費しますが、相手チームの控え室に行って妨害したり
観客席で思わぬ助けを得られることもあります。
もちろん仲間を信じて純粋に戦い続けるのもひとつの手です。
============
オグマ→ ダイヤK→39 + ドリブル38+(素早いフェイント+2)=79

滝原→ ハートK+(不利-2) + タックル34=45
山森→ ダイヤJ + タックル36=47

【攻撃側】−【守備側】
≧2→オグマが突破。更にドリブル前進
※オグマに20の経験値が入ります
※オグマがKで勝利したため覚醒します
============
オグマドリブル覚醒→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→速さ+1/技+1
ハート→速さ成長+5/技成長+5
スペード→『素早いフェイント』が『高速ドリブル』(1/2 +4)に/『強引なドリブル』1/2 +2習得
クラブ→ドリブル+1→+2に
JOKER→ぜ・ん・ぶ(はぁと)
※奇数/偶数 になります

918 :森崎名無しさん:2012/02/28(火) 23:00:10 ID:???
オグマドリブル覚醒→ クラブ5

919 :森崎名無しさん:2012/02/28(火) 23:03:44 ID:???
そういやシェスターには巻物を渡しておく必要があったな

920 :森崎名無しさん:2012/02/28(火) 23:05:14 ID:???
試合終了後に時間があると思うんだが・・カインの件もあるし、前倒したほうがいいかな?<シェスター

921 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/28(火) 23:19:39 ID:???
>>919
中里「拙者の今後の出番のためにも頼んだでござるよ森崎殿…」
>>920
試合後の予定としては、閉会式&表彰→午後の拠点パート→後夜祭(前回のミスコンのように選択してもらいます)
となっていますね。その後の予定はまだ秘密です。
============
オグマドリブル覚醒→ クラブ5
>クラブ→ドリブル+1→+2に
※オグマのドリブルが1増えました。
============
吉良「(スライディング特攻部隊。集団タックルとも呼ばれるこの技は、
   その迫力もさることながら、精神的に削られていくことが脅威なのじゃ)」

逃げても逃げても追ってくる。そして一瞬でも気を抜けばボールを奪われてしまう。
この包囲網を抜け出すには、先ほどのマルスのように『力』で立ち向かうか、もしくは――

オグマ「うおおぉぉっ!!」

バヒュウッ!!

滝原「なんじゃと!?」

山森「な、なんて速さだ…追いつけそうにない」

吉良「(とてつもない『速さ』で逃げきるか、じゃ。うーむ……サッカー後進国とは名ばかりじゃ。
   アリティア選抜。あやつらの適応性、相当なものじゃな。むむ…酒が切れそうじゃ。残りはどこに置いたかのう)」

アンナ「オグマくん、軽快なドリブルで突破だァ!どんどんスピードを上げてタイガース陣営に切り込んでいく〜!!」

オグマ「(もう一人抜けば楽にセンタリングを放れる位置までいける。このまま突っ切ってやる)」

922 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/28(火) 23:20:55 ID:???
カイン、アベル、そしてマルスと続々とPAに入っていく仲間たち。
コルドバという絶対的な守備職人をかわすには、サイドからのセンタリングで攻めていくしか無い。

坪子「く、くそぉ!まさかこんな俊足のオッサンがいるだなんて」

オグマ「こちとら長い年月この『足』で稼いできたんでね。悪いが遠慮はしねぇぜ」


先着『2名』様でブロックごとに判定をお願いします。

オグマ→! card+ ドリブル39=
============
坪子→! card+ タックル34=

!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します

【攻撃側】−【守備側】
≧2→オグマが突破。センタリングを上げるぞ!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(マルスがフォロー)(ラインを割りアリティアのスローイン)(ラインを割りタイガースのゴールキック)
≦−2→坪子がボールを奪う

【補足・補正】
オグマのカードがダイヤで『素早いフェイント』で+2
その他は>>15を参照してください。
============
今夜はここまで。後夜祭でやってみたい企画案がありましたらお気軽にご意見をお聞かせください。
前回のミスコン以上に盛り上げて書けるように頑張らせて頂きますwそれではまた次の更新でお会いしましょう〜

923 :森崎名無しさん:2012/02/28(火) 23:21:36 ID:???
オグマ→ JOKER + ドリブル39=

924 :森崎名無しさん:2012/02/28(火) 23:22:01 ID:???
坪子→ スペード10 + タックル34=
おい……おい!www

925 :森崎名無しさん:2012/02/28(火) 23:23:14 ID:???
後半戦なぜかパスカットの動きのはずなのにショットガンドリブルすら止める覆面忍者が参戦してるんですね。
わかります

926 :森崎名無しさん:2012/02/28(火) 23:27:50 ID:???
オグマは相性いいみたいだし、トーマスを下げるか、
あるいは誰か控えを入れて、後半はオグマMFでメイン攻撃手段にしない?

927 :森崎名無しさん:2012/02/28(火) 23:31:35 ID:???
オグマ大ハッスルw

928 :森崎名無しさん:2012/02/29(水) 22:02:04 ID:???
乙でした!

後夜祭案
・2回やって何が悪い?第2回ミスコンだー!
>>510のD!クッキングバトルだー!
・某スレでやるかも?仮装大賞だー!
・某スレで毎年恒例になるか?運動会(1競技だけ?)だー!
・ここは全部やるぜ!ミス・○○食い仮装レースだー!
・何が起こるか分からない! トレジャーハント 大会だ−!

929 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/29(水) 22:02:07 ID:???
>>924
流れがきましたね。この調子で先制点を!
>>925
正体不明の覆面戦士にはロマンを感じるでござるよ、ニンニン。
>>926
オグマの倍速ドリブルは集団タックル対策に最高ですね。ピサールさんに感謝ですw
ハーフタイムでの行動にもよりますが、森崎が監督兼任する展開になりそうなので
うまくメンバーを入れ替えて指揮補正のハンデを覆してくださいね。
>>927
オグマは最加入時期も早いほうので、この成長は嬉しい限りです。
============
オグマ→ JOKER + ドリブル39=☆

坪子→ スペード10 + タックル34=44

【攻撃側】−【守備側】
≧2→オグマが突破。センタリングを上げるぞ!
※オグマに20の経験値が入ります
※オグマのレベルが10に上がりました
※オグマがJOKERを出したので覚醒します
============
オグマドリブルJOKER覚醒→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→速さ+1・技+1/速さ成長+5・技成長+5
ハート→速さ+2/速さ成長+10
スペード→技+2/技成長+10
クラブ→ドリブル+2→+4に
JOKER→ぜーんぶ!
※奇数で『勇者の貫薙』+4 1/4 吹っ飛び2 偶数で『高速ドリブル』+4 1/2 習得

930 :森崎名無しさん:2012/02/29(水) 22:02:34 ID:???
オグマドリブルJOKER覚醒→ スペード6

931 :森崎名無しさん:2012/02/29(水) 22:02:37 ID:???
オグマドリブルJOKER覚醒→ ダイヤQ

932 :森崎名無しさん:2012/02/29(水) 22:02:42 ID:???
オグマドリブルJOKER覚醒→ ハート2

933 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/29(水) 22:09:54 ID:???
>>928
おおー企画案をこんなに沢山ありがとうございます!
バレンタインやお正月などの定期イベントがない分、
このインターバルで盛大に盛り上げていきたいと思ってますw
その際は色々お力を借りるかもしれませんがよろしくお願いしますね〜
============
オグマドリブルJOKER覚醒→ スペード6
スペード→技成長+10
※オグマの技成長が30→40に上がりました!
※オグマが『高速ドリブル』(1/2 +4)を習得しました!
============
先着『1名』様で一気に判定をお願いします。
※名前や職業等はコピペしてもしなくても構いません。

オグマ 傭兵 レベル10
     成長率
H 27 80+! numnum=
力 8 40+! numnum=
技 14 40+! numnum=
速 15 30+! numnum=
運 6 40+! numnum=
武 9 70+! numnum=
守 9 30+! numnum=
魔 0 3+! numnum=

※合計が100を超えれば1アップです。

934 :森崎名無しさん:2012/02/29(水) 22:10:12 ID:???
オグマ 傭兵 レベル10
     成長率
H 27 80+ 63 =
力 8 40+ 78 =
技 14 40+ 04 =
速 15 30+ 10 =
運 6 40+ 90 =
武 9 70+ 20 =
守 9 30+ 36 =
魔 0 3+ 66 =

935 :森崎名無しさん:2012/02/29(水) 22:10:29 ID:???
オグマ 傭兵 レベル10
     成長率
H 27 80+ 05 =
力 8 40+ 45 =
技 14 40+ 15 =
速 15 30+ 64 =
運 6 40+ 94 =
武 9 70+ 07 =
守 9 30+ 49 =
魔 0 3+ 32 =


936 :森崎名無しさん:2012/02/29(水) 22:10:53 ID:???
オグマ 傭兵 レベル10
     成長率
H 27 80+ 58 =
力 8 40+ 13 =
技 14 40+ 00 =
速 15 30+ 65 =
運 6 40+ 41 =
武 9 70+ 90 =
守 9 30+ 97 =
魔 0 3+ 38 =


937 :森崎名無しさん:2012/02/29(水) 22:13:06 ID:???
マルスと比べてオグマ成長率よくないなあと思ってしまったが、
これはマルスが異常なんだよなあ、実際のところ

938 :森崎名無しさん:2012/02/29(水) 22:13:53 ID:???
マルスはクラスチェンジがないからな

939 :森崎名無しさん:2012/02/29(水) 22:20:51 ID:???
ああ、そっか。このスレでもないのかな?

940 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/29(水) 22:44:26 ID:???
>>937-939
マルスのクラスチェンジは検討中です。森崎同様一定の時期までは下級職扱いで、
上限が30になることを名目上クラスチェンジと呼ぶつもりでいます。
第1部でこつこつと成長率をアップさせていったこともあるのですが、
マルスも森崎も原作に比べてかなり頼りになる状況になっているのは仕様ということでお願いしますw
============
オグマ 傭兵 レベル10
     成長率
H 27 80+ 63 =143→+1
力 8 40+ 78 =118→+1
技 14 40+ 04 =44
速 15 30+ 10 =40
運 6 40+ 90 =130→+1
武 9 70+ 20 =91
守 9 30+ 36 =66
魔 0 3+ 66 =39

オグマ   傭兵  レベル10 EXP0 0戦0勝0敗
        成長率
HP28/28     80
力  9       40
技 14      40
速 15       30
運  7      40
武  9      70
守  9      30
魔  0       3

以上のようになりました

941 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/29(水) 22:45:31 ID:???
タリスの傭兵オグマ。前大戦ではまだ小規模だったアリティア軍をその剣で先導し、活躍した男である。
しかし、マケドニア王女マリアを救出する際に立ち寄ったディール要塞にて、グルニアの知将ジューコフに敗れ戦死する。
だが、エリス王女のオームの杖により新たな生命を授かり、戦線復帰。
メディウスの待つ居城へとなだれ込む一員に選ばれ、冴えわたる剣技で並み居る敵をなぎ倒していった。
そんな彼の存在は、アカネイア同盟軍の陰と陽を表しているといってもいいかもしれない。

オグマ「(黄泉がえりか。にわかには信じがたいが、こうして元気にボールを蹴っていられることは本当にそうなんだろうな)」

自分はたしかに一度命を落とした。その時点でオグマという存在は消滅したはずである。
いわば今の自分は魔法という未知の力で造られたまったくの別の存在と呼べるかもしれない。
そんな意識がどこかにあり、どうにも自分の体なのに思うように動かせなくなるときがオグマにはあった。

オグマ「(性分なんだよな。こうして体を動かし、立ちふさがる敵を目の前にしていると…)」

戦いも集結し、平和な世界へと歩き出そうとしていたはずのアカネイア大陸。
しかし、各地で起こる小規模の紛争に不信を抱くタリス王モスティンの命でオグマは再び傭兵として歩き出した。
彼の眠っていた身体は、今すこしずつ目覚めようとしている。かつての、大陸一の剣闘士と恐怖された全盛期を思い出すように。

オグマ「(いい加減こっちの…神経の方も蘇ってもらわなきゃ困るぜ。オイ!)」

グンッ!ギュワァッ!!

坪子「ス、スピードが…上がっただと!?こ、このぉ!」

ただでさえ追いつくだけで精一杯だったオグマの走力がさらに加速していく。
坪子が苦し紛れに伸ばした手をすり抜けるように、オグマは一気に突破していった。

942 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/29(水) 22:46:48 ID:???
マーガス「ゾクッ……な、なんて速さだ……」

シェスター「予め速度をつけていたわけじゃない。どんなに柔軟な筋力でも
      あそこまで爆発的な加速力を生み出せる選手なんて稀だぜ」

マーガス「…そういやその稀の一員の黒豹さんはまだ帰ってこないのか?もう前半も残り10分だぞ」

シェスター「トイレにしちゃあ随分長いな。どっかでナンパでもしてんじゃねぇか?ははは」

マーガス「(ミディアさん…あれ以来見ないけど、やっぱりもっと積極的に絡むべきだったのか…?)」

坪子をかわし、コーナー際までたどり着いたオグマはセンタリングをあげようと正面を向く。
PA内にはカイン、アベル、マルス。対する東邦はコルドバ、山崎、佐藤、そしてキーパーの後藤が場所を取り合っている。

オグマ「(うまく奴らのマークを避けてくれよな。頼んだぜ!)」

バコッ!

アンナ「センタリングが上がる!このパスに動きを合わせるのは――」

943 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/29(水) 22:48:11 ID:???
先着『2名』様でブロックごとに判定をお願いします

オグマの狙い→! card
============
コルドバの動き→! card
山崎の動き→! card
佐藤の動き→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

K〜9→アベル
8〜5→カイン
4〜A→マルス
JOKER→特殊スキル『ソードクロス』(受け手に補正+2)習得/なんでもこい
※マークが誰もつかない場合(フリー補正+2)を得られます

944 :森崎名無しさん:2012/02/29(水) 22:48:30 ID:???
オグマの狙い→ ダイヤK

945 :森崎名無しさん:2012/02/29(水) 22:48:33 ID:???
オグマの狙い→ スペード6

946 :森崎名無しさん:2012/02/29(水) 22:48:36 ID:???
オグマの狙い→ ハートA

947 :森崎名無しさん:2012/02/29(水) 22:48:53 ID:???
コルドバの動き→ クラブ9
山崎の動き→ ハート2
佐藤の動き→ ダイヤ6

948 :森崎名無しさん:2012/02/29(水) 22:49:32 ID:???
ダイヤK引きすぎだろ

949 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/29(水) 23:00:40 ID:???
>>948
ちょびっともったいないですねー
============
オグマの狙い→ ダイヤK→アベル

コルドバの動き→ クラブ9→アベル
山崎の動き→ ハート2→マルス
佐藤の動き→ ダイヤ6→カイン

アベルが動きを合わせる。コルドバがマークに付く。
============
後藤「(誰に合わせてくるのか。ここは無難にひとりずつついてもらったほうが良さそうだ)」

博打嫌いえ堅実派の後藤は、特に動きの良いアベルにコルドバをつかせ、残りの二人もフリーにしないように指示を出した。

アベル「ちいっ、わざわざサイドから上げてもらったのに見逃してはくれねぇのな」

コルドバ「相手のエースに仕事をさせないこと。それがスイーパーである私の仕事だ」

アベル「(カインのシュートが全く通用しないほどの硬さなんだよなこのオッサン。
    どうする?もう前半も終りが近いし、大技を仕掛けてみるか?)」

他の二人にもマークが付いてる以上、ポストプレイやスルーの効果は期待できない。
ここは全力で相手の守備を上回る攻撃を放つべきか、それとも後半のことも考え温存するべきか思考を巡らす。

950 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/29(水) 23:02:33 ID:???
アベルの判断→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ・ハート→手加減なし!カインとアリティアツインを撃つ!
スペード→後半のことも考えなくては。普通のツインシュートでゴールを狙う。
クラブ→カインの怪我のこともある。ここは単独でオーバーヘッドキックだ!
JOKER→今こそ見せてやる!これが俺の『パンサーオーバーヘッド』だ!

951 :森崎名無しさん:2012/02/29(水) 23:02:46 ID:???
アベルの判断→ スペード2

952 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/03/01(木) 01:22:50 ID:???
アベルの判断→ スペード2
>スペード→後半のことも考えなくては。普通のツインシュートでゴールを狙う。
============
アベル「(…待て。この試合はただ勝つだけで終わる訳にはいかない)」

アベルの懸念。それは昨日のイスラスからの警告である。
安易な差し入れには気をつけろ。彼の言葉通り、
どれだけ些細なことにも注意を配り行動を起こしてきたつもりだ。
森崎が柑橘類にアレルギー持っていたのは予想外だったが、
おかげで不信感を抱かれずに彼をフィールドに追いやることができた。

アベル「(カタリナからの差し入れ。仲間への気配りが出来るあの娘のことだ。
    あのレモンのはちみつ漬けにはなんら怪しむところなんてなかったかもしれない)」

しかし、エストの誘拐未遂があったばかりのことである。油断はできない。
もしかすればハーフタイムに配られるであろう彼女の差し入れをつき返さなければならないかもしれない。
そんなとき、後半戦を戦い抜く体力は念のため残しておきたいところである。

アベル「(俺は最後まで試合に出る。前大会の汚名をそそぐためにも。
    何よりこの大陸のサッカーの夜明けを自ら拝むためにもな!)」

アベルはそばにいるカインにアイコンタクトを送る。カインも了承するようにコクリと頷く。

アベル「いくぞカイン!」

カイン「決めるぞアベル!」

953 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/03/01(木) 01:24:21 ID:???
バッ!ババッ!

コルドバ「むっ…妙に動きに統率性があると睨んではいたが、やはり!」

吉良「なんと!この大陸のものにもこのシュートが打てるほどのコンビがおったとは!」

アンナ「アベルくん、カインくん、センタリングに同時にシュートに向かう!こ、これは〜〜〜っ!!」

コルドバ「キーパー前に出ろ!体全体を使いシュートコースを塞ぐのだ!」

後藤「は、はいっ!うおおおおおお!!」

アベル・カイン「「くらえっ!ツゥインシュートだァ!!」」

954 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/03/01(木) 01:25:45 ID:???
先着『3名』様でブロックごとに判定をお願いします。

アベル→! card+ ツインシュート57=
カイン→! card+ ツインシュート48=
============
コルドバ→! card+ クリアー47+(人数補正+2)=
============
後藤→! card+ 飛び出し44+(距離補正+2)=

!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します

【攻撃側】−【守備側】(ディフェンダー)
≧5→そのままキーパーとの対決へ
≧4〜2→威力を減衰しながらキーパーとの対決へ
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(バンビーノがフォロー)(佐藤がフォロー)(山崎とマルスが競り合い)
≦−2→クリアー成功。ボールを奪った!

【攻撃側】−【守備側】(キーパー)
≧2→アベルとカインのシュートがアリティアのゴールに突き刺さる!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(マルスがねじ込みに。ゴールは空っぽ)(ラインを割りアリティアのCK)(佐藤がフォロー)
≦−2→後藤がボールをキャッチ!

【補足・補正】
ツインシュートはシューターのカードが一致でポストに当たります。
その他は>>15を参照してください。

955 :森崎名無しさん:2012/03/01(木) 01:26:00 ID:???
アベル→ ダイヤ3 + ツインシュート57=

956 :森崎名無しさん:2012/03/01(木) 01:26:27 ID:???
アベル→ スペードA + ツインシュート57=
カイン→ クラブ2 + ツインシュート48=

957 :森崎名無しさん:2012/03/01(木) 01:28:52 ID:???
コルドバ→ スペード7 + クリアー47+(人数補正+2)=

958 :森崎名無しさん:2012/03/01(木) 01:29:46 ID:???
後藤→ スペード5 + 飛び出し44+(距離補正+2)=

959 :森崎名無しさん:2012/03/01(木) 01:30:51 ID:???
コルドバ、そこは4を引けよ

960 :森崎名無しさん:2012/03/01(木) 01:31:28 ID:???
…えーと。アベルがダメ豹に戻ったか?w

961 :森崎名無しさん:2012/03/01(木) 01:32:34 ID:???
ぎりぎり入った?

962 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/03/01(木) 01:52:48 ID:???
ああああああすみません!アベルとカインのシュートの数値から
ジェイガン不在の監督補正-2の計算をするのを忘れていました!
結果が大幅に変わってしまう重大なミスをしてしまい申し訳ありません…

>アベル→ スペードA + ツインシュート55=56
カイン→ クラブ2 + ツインシュート46=48

コルドバ→ スペード7 + クリアー47+(人数補正+2)=56

【攻撃側】−【守備側】(ディフェンダー)
=0→ボールはこぼれ球に。佐藤がフォロー
============
カインの『治りかけ-1』も忘れていましたね。重ね重ねすいません…
今夜の更新はここまで。納得いかない人がいるかも知れませんが、
一応今回の計算式を載せておきます。本当にごめんなさい!


アベル
(シュート26)+(浮き球3)+(『シュート+1』)+(ツインシュート7)+(指揮13)+(支援5)=【55+スペード1=56】
カイン
(シュート18)+(浮き球3)+(『シュート+2』)+(ツインシュート7)+(指揮13)+(支援3)=【46+クラブ2=48】

コルドバ
(競り合い23)+(浮き球2)+(『競り合い+1』)+(指揮12)+(監督4)+(支援5)=【47+(人数2)+スペード7=56】

>>960
アベルが高い数字を引いていれば何も問題はなかった…なんて言えませんよね。すみません…
>>961
もう何度目になるか分からないミスですがご容赦ください。

963 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/03/01(木) 15:26:12 ID:???
呼吸の合う二人による同時シュート。ツインシュートと言われるこの技は、
ボールに独特の揺れと回転をつけ、撃った本人たちすら予想できないコースへと蹴り込むものである。
したがって、コルドバは後藤にできるだけ前に出てシュートを後ろに抜かせないように指示を出したのだ。
だが、その判断は間違ったものであることをコルドバは感づいた。

コルドバ「(ち、違う!この二人、体格こそ同等だがそのキック力や精度には大きな差がある)」

コルドバはすぐに後退した。そして自分の長年積み重ねてきたの守備感を信じ、ゴール右隅で飛び上がる。

ギュルルルル……ギュワワアン!

アンナ「アベルくんとカインくんのツインシュートは大きく揺れながら右に曲がり……こ、これは!」

カイン「ば、馬鹿な!なぜこのシュートのコースを読める!?」

アベル「蹴った俺達にもわからないはずなのに。いったいどうして!?」

沢田「(そうか。僕と日向さんのツインシュートを撃った時と同じ現象が起きたんだ。
   キック力に差がある時は、強い側の方へとボールは鋭く曲がっていくんだ)」

コルドバ「私がゴール前にいる限り、点はやらせん!」

バァン!!

アンナ「なんということだァ!完璧にこの揺れるシュートを読んでいたというのか!
    予めコース上に立ちふさがっていたコルドバくんのクリアーがボールをゴールエリアから弾き出す!」

ニーナ「ベテランゆえの見事な守備を見せてくれましたね。素晴らしいプレイです」

964 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/03/01(木) 15:28:22 ID:???
森崎「(……アベル、もしかしてまだシュートに何か苦手意識をもっていたりするのか?)」

吉良「さすがはあのロベルト本郷や初代皇帝フランツと時代を築き上げた名DFじゃ。やりおるわい」

アンナ「こぼれたボールは東邦DF佐藤くんがフォロー。タイガース、反撃のチャンスです」

佐藤「(前半も残り少ない。なんとか1点くらいはとっておきたいところだが…)」


佐藤の判断→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ・ハート→バンビーノがボールを要請している。任せよう
スペード→沢田が戻ってきているな。任せよう
クラブ→よーし、俺だってオーバーラップして目立ってやるぜ!
JOKER→その時観客席では…パート2

965 :森崎名無しさん:2012/03/01(木) 15:29:41 ID:???
佐藤の判断→ クラブK

966 :森崎名無しさん:2012/03/01(木) 15:39:32 ID:???
カイン下げてシーダ、でマルスとツートップもありかな?
アベルとオグマを両SHに並べてボール運びさせるとか
・・ああでも、アベルにとっても今の能力差だとタックル部隊がつらいか。

967 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/03/01(木) 15:47:01 ID:???
>>966
判断のカード判定で悪いカードが出なければタックルを警戒してパスを中心にゲームを組み立ててくれます。
============
佐藤の判断→ クラブK
>クラブ→よーし、俺だってオーバーラップして目立ってやるぜ!
============
オグマの観客をわかせるほどの迅速なオーバーラップで得点チャンスを築いたアリティア選抜。
右サイドバックを任されているこの佐藤という青年も、先ほどのプレイに魅せられた一人であった。

佐藤「俺だって東邦OBの中じゃ名ドリブラーと周囲に言わしめてきたんだ。ヒャッホー!」

ズダダダダダッ!!

アンナ「佐藤くんここでオーバーラップ!自らボールを運んでいきます。
    対するアリティアはトーマスくんがチェックに向かいます」

佐藤「どけどけどけぇ!俺の踏み台になりやがれェ!」

トーマス「なんだこいつ?やけに張り切りやがって」

佐藤「けっ、こんな雑魚顔抜いた所でじゃあんまり目立てないかもな」

トーマス「ムカッ!俺たちゃ顔でサッカーやってんじゃねぇんだよ!」

石崎「ふぇっくし!」

観客席で顔でのサッカーを得意とする選手がくしゃみをする中、二人が激突する。

968 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/03/01(木) 15:48:26 ID:???
先着『2名』様でブロックごとに判定をお願いします。

佐藤→! card+ ドリブル34=
============
トーマス→! card+ タックル30=

!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します

【攻撃側】−【守備側】
≧2→佐藤が突破。まだまだ上がるぞ!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(バンビーノとジョルジュが競り合い)(ラインを割りタイガースのスローイン)(ボールは空中に浮き上がる。もう一度勝負!)
≦−2→トーマスがボールを奪う

【補足・補正】
トーマスのカードがダイヤ・ハートで『パワータックル』で+3(吹っ飛び3)
その他は>>15を参照してください。

969 :森崎名無しさん:2012/03/01(木) 15:49:17 ID:???
佐藤→ スペード3 + ドリブル34=

970 :森崎名無しさん:2012/03/01(木) 15:50:30 ID:???
トーマス→ スペードJ + タックル30=


971 :森崎名無しさん:2012/03/01(木) 15:54:36 ID:???
佐藤さん、DFが攻撃で手抜きして勝てるわけないじゃないですかぁw

972 :森崎名無しさん:2012/03/01(木) 16:45:48 ID:???
佐藤…はてどこかで聞いたような?

973 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/03/01(木) 19:15:53 ID:???
>>971
ちょっと功名心にとらわれて油断していたみたいですねw
ちなみにGKを除く東邦の名無し(名前はあるけど)選手のステータスは一律16にしています。
山崎は栗栖と同世代という隠れ設定があり一部能力に+1されてます。
>>972
佐藤って苗字はいろんな地域にありふれてますからね。どこかで耳にすることもあると思います。
============
佐藤→ スペード3 + ドリブル34=37

トーマス→ スペードJ + タックル30=41

【攻撃側】−【守備側】
≦−2→トーマスがボールを奪う
※トーマスに20の経験値が入ります
============
一旦ここまで。夜にまた少し戻ってくるかもしれません。
スレの容量がいっぱいになりそうなので、新スレタイを募集させてください。



【】ファイアーモリブレム37【】

上記をコピペしてお使いください。お一人さま何案でもかまいません。



ここから雑記。
ううー新作のFE覚醒同梱版の特別パックが欲しいよう。欲しくてたまらんよう。
発売日までに第2部本編に突入できるようにしなければ…
アモロさんのスレで話題を聞いてから、世界樹シリーズにも手を出してる身としては
世界樹4にも期待してますし、今年はとにかくゲームの出費がかさばりそうです…w

974 :森崎名無しさん:2012/03/01(木) 20:33:34 ID:???
やったー勝てたよー
http://usokomaker.com/kettou/r/%BF%B9%BA%EA/%A5%B8%A5%E5%A1%BC%A5%B3%A5%D5

975 :森崎名無しさん:2012/03/02(金) 02:01:43 ID:???
【結成!】ファイアーモリブレム37【モテナイツ】
【クリスの】ファイアーモリブレム37【土がゆ】
【監督】ファイアーモリブレム37【不在】
【シュート苦手な】ファイアーモリブレム37【アベルが帰ってきた】

976 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/03/03(土) 00:32:11 ID:???
>>974
これはなかなか興味深い…w実現することのなかったジューコフとの再戦ですが、
こうして決着もつけたことですし、ジューコフも満足していることでしょう?
>>975
見てください王子。新スレ案がこんなにたくさん!ありがとうございます!


新スレ立ちました。容量ギリギリまでこちらで続きを書いていきたいと思います。

【結成!】ファイアーモリブレム37【モテナイツ】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1330697804/l50
============
トーマスを始めとする弓兵は、相手との距離をとって戦う兵種である。
したがって、弓兵の守備の訓練はいかに相手に接近させないか。
接近されてしまった場合はどのように立ち回り攻撃を捌いていくかを学んでいくことになる。
だが、今回は事情が違う。トーマスは積極的に体を寄せて佐藤の進路を地道に潰していた。

トーマス「(へへ…こうしていると昔の訓練のことを思い出しちまうぜ)」

977 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/03/03(土) 00:33:31 ID:???
ジョルジュ「いいかトーマス、よく見ておくんだぞ」

ジョルジュの受け流しの技術は芸術的であり、そして実用性も高かった。
風のように相手の突進をいなし、その衝撃をそのまま跳ね返してしまうのだから。
だが、トーマスはいくら訓練してもこの技を覚えることが出来なかった。
彼の性格上のことなのか、逆に自ら接近して攻撃役を突き飛ばすという暴挙に出てしまう。
ジョルジュはこのトーマスの失敗に目を丸くして笑い飛ばす。

トーマス「(うう…そんなに笑わなくてもいいじゃんか…)」

ジョルジュ「これは素晴らしい新解釈だよトーマス。なるほどなるほど。
      お前のその不器用なまでの力強さはこれまでの弓兵の常識を覆してしまうほどだ。
      お前みたいな存在が、新たな可能性を生み出す。これからも頑張ってくれよ」

ジョルジュがイメージしたもの。それはこれまで相手の攻撃を避け、
受けることしかできなかった弓兵の新たな反撃手段である。
それは強烈な体当たりにより相手を押しのけ、強制的に間合いを離すというものだった。

トーマス「(ジョルジュさんも変わり者だよな。しまいにゃこの体当たりを駆使した行軍や作戦が流行りだすとか。
     まぁ俺の自信を失わせないようにするフォローにしちゃ、出来過ぎな感じもあったけど)」

それでも自分の価値を認められたような気がして嬉しかったのだ。
常識にとらわれず、常識をくつがえす存在。異端なものだと白い目で見られることもあったが、
ジョルジュのおかげもあり、それ以上にトーマスは誇りを抱くことができたのだった。

978 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/03/03(土) 00:35:58 ID:???
佐藤「(ぐっ、こいつ…対してガタイがよくないくせになぜこうも当たりが強い?)」

トーマス「おらっ!さっきまでの威勢の良さはどこに吹き飛んじまったんだよ!」

佐藤「な、舐めやがって!」

無理に突破しようと体を開いて力を込める佐藤。完全に足元に隙ができてしまった瞬間である。

バシィッ!!

トーマス「もーらいっと。こんな地味顔に奪われちゃってくやしいのう、くやしいのう」

佐藤「ぐぎぎぎ…」

森崎「確かにトーマスの技術はまだ未熟かもしれない。だが、あいつ力は弓兵じゃ考えられないほど底が深いんだぜ」

過去にトーマスに殴られて地面に埋められた経験のある森崎だからこその、納得の解説である。
あの時のほろ苦い痛みを思い出しつつ、森崎はトーマスに指示を出す。

☆どうしますか?

A 今ならまだ厄介なコルドバさんもブロックに飛べない!直接ミドルシュートだ!
B マルスにパスだ!シュートを打たせろ!
C ジョルジュにパスだ!シュートを打たせろ!
D オグマにサイドチェンジしてシュートを打たせろ!
E サイド際まで行ってもう一度センタリングを上げてくれ!
F 来い!俺に持って来い!森崎のオーバーラップだ!
G 特に指示は出さない
H その他(好きな行動やセリフをお書きください)

2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

979 :森崎名無しさん:2012/03/03(土) 00:37:04 ID:QV3DERr2


980 :森崎名無しさん:2012/03/03(土) 00:38:23 ID:0AgmE/nc
A

981 :森崎名無しさん:2012/03/03(土) 00:43:46 ID:???
>>974
オグマもシーダもジューコフに勝てないというのか

982 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/03/03(土) 00:54:12 ID:???
>>981
こういったメーカー系のシステムを借りた企画物も面白そうかもしれませんね。
============
>A 今ならまだ厄介なコルドバさんもブロックに飛べない!直接ミドルシュートだ!


佐藤からボールを奪い、少し前進するトーマス。ミドルシュートを撃つには絶好の位置である。

森崎「トーマス!まだ相手の守備陣は立ち直っていない!撃つなら今だぜ!」

トーマス「俺もおんなじコト考えてたぜ森崎。それじゃあ遠慮なしにぶっ放させてもらおうか!」

ガシッ!ブオン…

アンナ「トーマスくん、利き足を片手で支えて弓を引き絞るように力強く引いた!
    これは弓兵のバランス感覚だからこそ撃てるアローショットだ!」

山崎「いいぜぇ打って来いよぉ。俺が弾き返してやらァ〜〜!!」

後藤「俺達は3点差をつけて勝たなきゃならないんだ。失点なんてしてたまるか!」

トーマス「(従騎士訓練じゃヘボいところ見せちまったからな。今度は決めてみせるぜ!)」

983 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/03/03(土) 00:55:48 ID:???
先着『3名』様でブロックごとに判定をお願いします。

トーマス→! card+ アローショット38=
============
山崎→! card+ ブロック35=
============
後藤→! card+ パンチング39=

!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します

【攻撃側】−【守備側】(ディフェンダー)
≧5→そのままキーパーとの対決へ
≧4〜2→威力を減衰しながらキーパーとの対決へ
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(マルスがフォロー)(オグマがフォロー)(山森がフォロー)
≦−2→ブロック成功。ボールを奪った!

【攻撃側】−【守備側】(キーパー)
≧2→トーマスのシュートがアリティアのゴールに突き刺さる!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(マルスがねじ込みに。後藤は倒れている)(オグマがフォロー。後藤は倒れている)(ラインを割りアリティアのCK)
≦−2→後藤がボールをパンチ!山森がフォロー

【補足・補正】
その他は>>15を参照してください。

984 :森崎名無しさん:2012/03/03(土) 00:56:13 ID:???
トーマス→ クラブ5 + アローショット38=

985 :森崎名無しさん:2012/03/03(土) 00:56:31 ID:???
トーマス→ ハートK + アローショット38=

986 :森崎名無しさん:2012/03/03(土) 00:56:33 ID:???
山崎→ ハート6 + ブロック35=

987 :森崎名無しさん:2012/03/03(土) 00:56:44 ID:???
山崎→ ハート10 + ブロック35=

988 :森崎名無しさん:2012/03/03(土) 00:56:55 ID:???
後藤→ ダイヤ9 + パンチング39=

989 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/03/03(土) 01:01:04 ID:???
トーマス→ クラブ5 + アローショット38=43

山崎→ ハート6 + ブロック35=41

【攻撃側】−【守備側】(ディフェンダー)
≧4〜2→威力を減衰しながらキーパーとの対決へ

トーマス→ クラブ5 + アローショット38=43→42

後藤→ ダイヤ9 + パンチング39=48

【攻撃側】−【守備側】(キーパー)
≦−2→後藤がボールをパンチ!山森がフォロー
============
前半も残り3分。ロスタイム含めれば2〜3判定と言った所でこのスレの更新はここまで。
続きは下記の新スレです。よろしくお願いいたします!


【結成!】ファイアーモリブレム37【モテナイツ】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1330697804/l50


もし容量が余っていた場合は適当に埋めてくださると助かりますm(__)m

990 :森崎名無しさん:2012/03/03(土) 20:09:04 ID:???
埋め?

991 :森崎名無しさん:2012/03/03(土) 20:10:16 ID:???
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992 :森崎名無しさん:2012/03/03(土) 20:11:24 ID:???
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