キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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レス数が950を超えています。1000を超えると表示できなくなるよ。
【闇のオーブ勢】ファイアーモリブレム36【分裂?】

1 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/01/12(木) 23:50:35 ID:???
キャプテン森崎のスピンアウト作品です。『ファイアーエムブレム紋章の謎』の世界に
送り込まれた森崎が、マルスたちと共にアカネイア大陸を冒険する物語となっています。
基本は本編と同様に、選択肢の中から第三者(ロムしている人)がどれかひとつを選ぶ事によって進んでいきます。
また必要に応じてトランプを引いてもらったりしてランダムに進行していくこともあります。

【注意】
このスレの物語やキャラの性格は、中の人の都合で原作並びにキャプテン森崎本編とは異なる場合があります。
設定などもストーリーの都合上若干オリジナル要素が含まれていますので、苦手な方はご注意ください。

〜これまでのお話〜

アリティア王国と日本サッカー協会の合同で開かれた親善大会『第2回アリティアカップ』。
森崎率いるアリティア選抜は新田や早田が所属している南武フースバルを破り1勝をもぎ取る。
それに続き、南葛ウイングスがフランスからやってきた助っ人ナポレオンの力もあり強豪東邦タイガースを破る。
これから始まるプロ生活の足がかりにするために、そして厳しい訓練を共に乗り越えてきた第七小隊と
最高のお別れをするために、森崎は優勝争いを左右する南葛ウイングス戦に臨む。

そして、大会の影ではマルスと森崎を狙う謎の組織が行動を開始していた。
爆弾騒ぎの狂言や、アベルの恋人であるエストの誘拐によりアリティアを貶めようとする妨害工作が次々と襲ってくる。
果たして森崎たちはこれらの脅威をはねのけ、悲願の優勝を勝ち取ることが出来るのか…?


☆前スレ
【名監督?】ファイアーモリブレム35【ジェイガン】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1319470649/l50
☆過去スレ
http://www32.atwiki.jp/morosaki/pages/44.html
上記のページの『過去ログ』内からどうぞ。

613 :森崎名無しさん:2012/02/12(日) 00:25:58 ID:???
代理人→ ハートQ

614 :森崎名無しさん:2012/02/12(日) 00:43:41 ID:???
ジョーカーまてw
女の子とモテナイツ危険だw

615 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/13(月) 23:25:06 ID:???
>>614
案外ただ染めているだけかもしれません。真相は闇の中…
============
代理人→ ハートQ
>ハート→あれは…よく知らないけど随分若いな。フースバルの栗栖と同期の選手かな?


ナポレオンの代わりに出場しているのは見たところ第七小隊の新人たちと同じくらいの年齢の少年だった。

森崎「よく知らないけど随分若いな。フースバルの栗栖と同期の選手かな?」

反町「そういえば去年のjrユース世界大会でも見たかな。確か戸田だったかな」

世間のサッカー界への注目は森崎たち黄金世代一色に染まる中でも決して腐らずに結果を出している後輩たち。
あの選手も数年後には自分たちと同じ舞台へと上がってくるのだろうか。

森崎「(その頃の俺は……いったいどんな選手になっているんだろうな)」

世界一のゴールキーパーになってみせる。それが森崎が誓った夢だ。
だが、自分の肉体は間違いなく『破滅のツボ』に侵され始めている。
果たしてこの体が使い物になる内に世界一の栄光を掴むことが出来るものだろうか。

森崎「(いや、掴まなきゃならないんだ。それが俺が中山にしてやれる唯一の償いなんだから…!)」

破滅のツボなどに負けないという実績が、才能のない選手の栄光が、きっと中山へ勇気を与えることになる。
あの決勝戦での一件以降、一度も顔を合わせていない。ドイツに発つ前にもう一度お見舞いに行こう。
そうだ、その時の土産話のためにもこの大会は最高の結果で終わらせないといけないな。
そんな想像をふくらませる中、カインがぽんと肩を叩きながら口を開く。

カイン「どこの世界でも同じだな。有望な後輩たちに追い抜かれないよう、俺達も頑張らないといけないな」

616 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/13(月) 23:26:06 ID:???
自分と同じく独り身と知ったからか、先程よりも好意的な口調で反町と交互に顔を向けてくるカイン。
だが言っていることは間違っていない。自分がどこまで夢を追い続けることが出来るかは先の見えない未来の話だが
今はただ眼の前にある困難を1つずつ乗り越えていけばいいのだから。

アンナ「ボールは先日退場処分となり、カードの累積で出場できないナポレオンくんの代わりに
    スタメンを任される戸田くんへと渡されます」

ナポレオンという絶対的なエースストライカーがいたため、ここまでベンチだった戸田だが、
一部では黄金世代と並ぶと称される島崎世代の不動のFWである。
同じくFWの栗栖が徹底的にシュートを鍛え、徹底的な砲台型のFWになったのも
守備が巧く、ある『得意技』を持つ彼と違う動きが出来るようになるためである。

栗栖「こうして真正面から戦うのは何時以来だったかな?」

戸田「さあてな。だが、キック力だけが取り柄のお前に負ける気はしないぜ」

栗栖「どうかな?俺だってあれから色々と鍛えてるんだぜ。勝負だ!」

戸田「相変わらずの威勢の良さだ。いいぜ、かかってきな!」


リア充師匠VSキック全振り→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ・ハート→師匠が強引に抜き去っていく!
スペード→栗栖がボールを奪う…が、反則の笛が鳴る!
クラブ→栗栖がボールを奪う!
JOKER→モテナイツ「「「何故かあの戸田という奴が気に入らん…」」」呪詛の力で戸田の動きが止まる!?

617 :森崎名無しさん:2012/02/13(月) 23:28:52 ID:???
リア充師匠VSキック全振り→ ハート10

618 :森崎名無しさん:2012/02/13(月) 23:28:54 ID:???
リア充師匠VSキック全振り→ クラブ7

619 :森崎名無しさん:2012/02/13(月) 23:28:59 ID:???
リア充師匠VSキック全振り→ ハート3

620 :森崎名無しさん:2012/02/13(月) 23:34:18 ID:???
そういえばこのスレだと島崎はアルゼンチン、飯塚はイタリアにいってるんだよなあ…胸が熱いぜ

621 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/13(月) 23:51:12 ID:???
>>620
城山さんのキャラはみんなイキイキしていて夢がひろがりんぐですよもうー!
シニョーリやエドゥアルドなど、森崎たちより下の年代の海外のライバルたちもそのうち登場させたいですね。
============
リア充師匠VSキック全振り→ ハート10
>ダイヤ・ハート→師匠が強引に抜き去っていく!
============
栗栖はシュート以外の技術に乏しい。それをカバーしうる
圧倒的なシュートセンスでなんとか今の地位を築いている。
だが、その爆発的なキック力を無理やりタックルへと変換して戸田の足元へと襲いかかる。

栗栖「うおおおぉぉぉっ!!」

戸田「力勝負がお望みか。でもな」

ガ ッ ! ボゥン!

栗栖「ぐわあっ!?」

戸田「腰が入っちゃいないんだよ、お前のタックルは!」

確かに単純なキック力なら栗栖に分があるが、その力はただの直線的な動きにすぎない。
冷静に横へと回りこみ、脚を伸ばす際に浮き上がった栗栖の腰を抉るように戸田は突き進む。

戸田「(俺もいつかは島崎や飯塚に続いて海外に挑戦したい。その為にもまずはこの日本リーグで結果を出す!)」

栗栖「(ちいっ…やっぱりシュート以外じゃ勝ち目なしかよ。だが、俺にはあの『新ワザ』がある。見てろよ〜!)」

未来輝く若き少年たちの戦いはまだ始まったばかりである。
そして彼らの成長こそが、黄金世代の、引いては日本サッカー界の躍進へと繋がっていくのだがその話はまたいずれ。

622 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/13(月) 23:53:25 ID:???
若人たちの激突を境に、ウイングスは素早い速攻でフースバルの守備を襲う。
早田や石崎などの動き出しの早いDFがなんとかシュートを止めているが、
南葛の先制点は時間の問題と誰もが思う展開になっていた。

森崎「やっぱりチーム全体の動きは南葛のほうが上だな。というかフースバルがイマイチなのか」

反町「南葛市っていうのは本当にサッカーの宝庫なんだな。……悔しいくらいに」

カイン「お、見ろ。またウイングスがシュートを狙いに行くみたいだぞ」


王者南葛の誇り→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→来生のドリブル突破だ!
ハート→来生のスライディングシュートだ!
スペード→井沢のバナナシュートだ!
クラブ→井沢の5mダイビングヘッドだ!
JOKER→修哲トリオが一気に上がっていく!そして――

623 :森崎名無しさん:2012/02/13(月) 23:53:56 ID:???
王者南葛の誇り→ ハート6

624 :森崎名無しさん:2012/02/13(月) 23:53:57 ID:???
王者南葛の誇り→ ダイヤK

625 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/14(火) 00:00:21 ID:???
王者南葛の誇り→ ハート6
>ハート→来生のスライディングシュートだ!
============
滝のサイドアタックからの絶妙のクロス。南葛得意の攻撃パターンである。
その鋭さはボールの展開が分かっていても止められない。
どんな理屈もねじ曲げる強さを手に入れるために、相当の反復練習をこなしてきたのだ。
それこそ数年単位で。小学生から続く、まさに歴史の重みの強さがそこにあった。

滝「そらっ、頼んだぜ滝!」

来生「オーライ!決めてみせるぜ!」

土屋「い、いかん!クリアーに行けるものはいないか!?」


フースバルピーンチ→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ・ハート→来生のシュートがゴールを揺らす。前半8分、あっという間の南葛の先制点!
スペード→早田が睨みをきかせてシュートコースを制限させる。土屋がボールを弾く!
クラブ→出たァ!石崎の十八番、がんめんブロックだァ!
クラブ3〜A→出たァ!石崎の十八番、オウンゴールだァ!
JOKER→石崎「こうなったらあれを使うしかねぇ!」石崎がゴールポストに向かう!

626 :森崎名無しさん:2012/02/14(火) 00:01:59 ID:???
フースバルピーンチ→ スペード5

627 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/15(水) 23:13:07 ID:???
フースバルピーンチ→ スペード5
>スペード→早田が睨みをきかせてシュートコースを制限させる。土屋がボールを弾く!
============
早田「大丈夫だ土屋のオッサン。俺に任せろ!」

来生のボレーシュートを察知し、予め体を寄せていた早田。
研ぎ澄まされた直感と得意のマンマークの技術を駆使した『スネークブロック』でシュートコースを制限させる。

早田「オラァ!抜けるもんなら抜いてみんかぁい!」

来生「ぐっ…舐めんなよこんちきしょう!」

バシィッ!!

視界を塞がれながら放たれたシュートは早田の脇を抜ける。そこには土屋がしっかりと拳を構えていた。

バコォッ!!

来生「なにィ!」

土屋「さすがだ早田君。ナイスブロック!」

早田「オッサンもナイスパーンチ!(そうさ。何もボールを受け止めるだけがブロックじゃねぇんだよな)」

628 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/15(水) 23:14:21 ID:???
どんなに努力しても次藤の守備力に届けないことに鬱屈し、早田はDFとしての自信が揺らいでいたこともあった。
だが、自分にしかできそうにないシュートを新たに開発したことでその考えが前向きに変わる。
確かに次藤のように強力なシュートを弾いたり受け止めることは自分にはできないだろう。
立花兄弟や石崎の土台にもなれないし、ハイボールの処理もどちらかと言えば苦手な部類だ。

早田「じゃかあしいやボケェ!俺には俺の『守り方』っちゅうもんがあるんじゃ!」

森崎「(早田……いい表情しやがって。実に楽しそうじゃねぇか)」

石崎が顔面でのブロックを得意とするように。それぞれの得意分野で勝負すればいいのだ。
次藤のパワーだけでは対処できない場面もきっとある。その時に自分が彼を助けてやるためにも。

早田「いくぜ南葛!俺達南部フースバルの恐ろしさ…とくと味わえ!」


反撃フースバル→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→まずは先制だ!エースの新田にロングパス!
ハート→お前のとっておきを食らわせな!栗栖にロングパス!
スペード→見てなよ森崎。コレが俺のサッカーだ!早田のオーバーラップ!
クラブ→石崎がオーバーラップしているぞ。任せてみるか!
JOKER→縦回転、横回転、これがおまけの軸回転!くらえ!トリプルシェービングシュートぉ!!

629 :森崎名無しさん:2012/02/15(水) 23:14:45 ID:???
反撃フースバル→ スペード8

630 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/16(木) 00:55:24 ID:???
反撃フースバル→ スペード8
>スペード→見てなよ森崎。コレが俺のサッカーだ!早田のオーバーラップ!
============
早田「(見てなよ森崎。コレが俺のサッカーだ!)」

ダダッ!!

反町「早田は攻撃的サイドバックってイメージだけどドリブルってどうだったっけ?」

森崎「結構上手かったけど、技で抜くってよりは力任せに抜いてたな。
   (確か俺の不甲斐ない態度に怒って突っ込んできたんだよな。我ながらあの時は情けなかった…)」

アンナ「こぼれ球をキープした早田くん、自らボールを運んでいく!
    しかし南葛もこのオーバーラップに対応しに向かうぞ!」

山岸「このォ、抜かせるかよ!」

早田「(今までの『力』だけに頼ったドリブルはもういらん。見さらせェ。コレが俺の磨き上げた……)」

山岸「うっ…うわ!?」

森崎「あ、あの動きは…!」

以前までの突っ込みの力強さに任せた強引なドリブルではない。
本来彼の得意とするマンマークでの動き。相手のどんなドリブルにも食らいつくための
芝にスパイクの刃を食い込ませるくらいに鋭く踏み込むステップをしていた。
相手に接触するギリギリまで急接近。下手をすればチャージングを取られるほどの緊張がほとばしるプレイだ。
このままではぶつかる。そう恐れた山岸の腰が一瞬引ける。その瞬間、先ほど芝に食い込ませた早田の『カミソリ』が煌めく。

ギュンッ……ギュッ、ババッ!

631 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/16(木) 00:56:35 ID:???
早田「コレが俺の『カミソリダッシュ』だァ!」

片目を瞑る山岸の横を滑るようにして抜き去っていく早田。反則上等。
やるかやられるかの一瞬の閃きこそ早田の『得意分野』なのである。

早田「へっ、ビビッてんじゃねぇよ。おとといきやがれってんだァ!」

森崎「これはまた……実に早田らしいドリブルだな。あんなドリブル他のやつには無理だぜ」

カイン「確かに森崎が凄んでもまったく迫力がないからな」

森崎「う、うるせーやい!」

反町「(ドリブルそのものだけじゃなく、目で、動きで相手を圧倒するのか。やるな、早田)」

言ってしまえば一種のハッタリである。度胸の据わった、落ち着いたDFにはこのドリブルはあまり効果がないかもしれない。

早田「(ま、そんときは新田なり小豆沢さんなりに任すさ。俺のドリブルはあくまでも『奇襲』だからな)」

相手の注意を引き、迷いを生じさせられるなら儲けものだ。これ以降にそれだけ隙が生じるだろうから。

早田「(身体のポテンシャルだけがサッカーじゃねぇってことだよな。もっと頭を『キレ』させねぇと!)」

アンナ「さァ、左サイドを切り裂くように上がる早田くん。ここからどうボールを繋ぐのか!」

632 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/16(木) 00:57:47 ID:???
カミソリ頭脳パワー!→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→まずは先制だ!エースの新田にセンタリング!
ハート・スペード→お前のとっておきを食らわせな!栗栖にセンタリング!
クラブ→こいつで〆だ!ダブルシェービングシュートぉ!!
JOKER→縦回転、横回転、これがおまけの軸回転!くらえ!トリプルシェービングシュートぉ!!

633 :森崎名無しさん:2012/02/16(木) 00:58:09 ID:???
カミソリ頭脳パワー!→ クラブ9


634 :森崎名無しさん:2012/02/16(木) 00:58:36 ID:???
カミソリ頭脳パワー!→ クラブ6

635 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/18(土) 18:53:50 ID:???
カミソリ頭脳パワー!→ クラブ9
>クラブ→こいつで〆だ!ダブルシェービングシュートぉ!!
============
南葛ウイングスのゴールを守るのはモロッコからやってきたメクネスという選手だ。
彼は常人よりも長いその腕による空中戦に秀でたキーパーである。
彼の得意分野で勝負することは得策ではない。それは昨日南葛に勝利したアリティア選抜が
徹底した一対一の戦術にこだわり続けたことが何よりの証拠であり実績だ。

メクネス「(だから今日は普段より引き気味にDFを配置させたヨ。
     ドリブルに優れる新田へのマークも忘れない……
     昨日の敗戦を反省し、次に活かすことができるのは当然だけどネ)」

早田「(ちいっ、新田へのパスコースが封じられてるか。栗栖にセンタリングをあげようにも
   このまま進んだ所で中里にライン際に追い込まれそうだ。足の速さじゃあいつには絶対に勝てねぇし…)」

早田は学んだ。勝ち目の薄い勝負に無理に挑むことはピンチを呼び込むだけだと。
より確実な戦術を選ぶことがチームの勝利につながるのだと。

早田「これは逃げじゃねぇ。勝利に対する執着心が生み出す前進……大きな一歩なんだ!」

グアアッ…

アンナ「早田くん足を振りかぶる!これはシュートの態勢か!」

森崎「いけぇ早田!お前にしかできない、とんでもカーブのシュート、決めちまえ!」

早田「そおおおおりゃああああああっ!!ダブルシェービングシュートぉ!」

シュピィィィン!!ドシュウッ!!

高杉「ミドルシュートか!だが、俺がいる限り後ろへは通さん!ブロックしてみせる!」

636 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/18(土) 18:56:08 ID:???
このシュートにいち早く反応し前に飛び出したのは南葛ウイングスの守備の要である高杉真吾だ。
彼もまた世界トップクラスのDFへの階段をいち早く駆け上がっていく次藤に渇望を向ける男だった。
特に同じパワータイプのDFとして、早田以上に彼と比べられることが多いこともあっただろう。
己の才能を信じ次藤の影をひたすら追い続ける男。追うことを止め己の新たな力を信ずる男。
二人の意地がシュートとブロックという形でぶつかり合う。


ジトブレムの影響下→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ・ハート・スペードK〜7→早田のシュートでフースバルが先制だ!
スペード6〜A・クラブK〜8→高杉のブロックで弱まったシュートをメクネスが弾く!
クラブ7〜A→高杉のパワーブロックでシュートをシャットアウトだ!
JOKER→井沢「このシュートを待っていたんだ!」カバーへ戻る井沢がシュートコースに割り込み…?

637 :森崎名無しさん:2012/02/18(土) 18:57:55 ID:???
ジトブレムの影響下→ クラブ10

638 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/18(土) 19:13:46 ID:???
ジトブレムの影響下→ クラブ10
>スペード6〜A・クラブK〜8→高杉のブロックで弱まったシュートをメクネスが弾く!
============
グウウウウウン……ギュオオオッ!!

早田「(打つ位置が悪かったか。こっからじゃあの背中から生えてくるような化物じみたカーブは掛けられん)」

それでも彼の代名詞であるカミソリのようなキレはしっかりボールに伝達している。
ブロックに飛ぶ高杉も、目で追うのは諦めて積み重ねてきた長年の守備感に頼ったブロックで防ぎに向かう。

次藤「ここから先は、通さない!」

ガキィッ!!

早田「なにィ!」

次藤「(触れるので精一杯かよ。これが次藤なら完璧に止めていたんだろうが…くそっ!)」

メクネス「ナイスブロック!あとはワタシに任せるネ!」

高杉の肩にあたったシュートはふらふらと浮き上がり、メクネスはしっかりと軌道を見定める。
タイミングよく横っ飛びをしながらつきだした拳でボールをゴールエリアから弾き出す。

早田「(くそったれ!やっぱり俺のシュートには重さが足りないってのか!)」

高杉「(あと一歩でも動き出しが早ければ受け止められていたんだ。
   キーパーがメクネスさんじゃなかったらきっと決められていた……)」

639 :森崎名無しさん:2012/02/18(土) 19:15:16 ID:???
次藤に憧れるあまり・・・・・・っ!

640 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/18(土) 19:15:50 ID:???
今回の対決は両者痛み分けという形で終わった。
だが、将来の全日本の固い守りを担う彼らの戦いはまだ始まったばかりである。
その後試合はチーム力に勝るウイングスが若干押し気味なものの、
フースバルの奮闘が光り、0対0の同点のまま前半を折り返す。

そしてここにももう一人。己の可能性を信じて戦おうとする男がいた。


誰が活躍するのかな?→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

K〜J→フースバルのゴールデンルーキー、栗栖だ。
10〜8→フースバルのエース、新田だ。
7〜5→劣等感を力に変えて戦う井沢だ。
4〜2→南葛を支えるシルバーコンビ、来生と滝だ。
A→夢の成就のために己の力を見つめ直すことを決意した中里だ。
JOKER→この3日間、試合を見守り続けてきた審判だ。

641 :森崎名無しさん:2012/02/18(土) 19:17:43 ID:???
誰が活躍するのかな?→ ダイヤ2

642 :森崎名無しさん:2012/02/18(土) 19:19:59 ID:???
>次藤「(触れるので精一杯かよ。これが次藤なら完璧に止めていたんだろうが…くそっ!)」
お前はなにを言ってるんだw

643 :森崎名無しさん:2012/02/18(土) 19:32:59 ID:???
>>639>>642
声真似するなら口調も真似なきゃねw

644 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/18(土) 19:39:16 ID:???
>>639、642-643
ギャー!いつの間にタイが紛れ込んでる?じゃなくて名前を無意識で間違えちゃってますね。
お察しの通り、ここの次藤のセリフは高杉のものです。高杉ゴメンよ…
============
誰が活躍するのかな?→ ダイヤ2
>4〜2→南葛を支えるシルバーコンビ、来生と滝だ。
============
後半始まってすぐのことである。素早い反応でインターセプトした滝が来生を伴い速攻を仕掛けた。

滝「よーし、ようやくエンジンがかかってきたってか?」

来生「ハッハァー!そろそろ俺たちの本気ってやつを見せてやろうぜ!」

職人芸にも似たサイドアタックの他にも、滝には本人すら気がついていない意外な長所がある。
それは先ほど高杉が欠如していると気にしていた一歩目の動き出しの速さだ。
実質的な足の速さは全日本ユースの中では中の上クラスではあるものの、彼の反応の速さは修哲トリオの中では格段に高いのだ。
そしてその彼の相棒でもある来生の反応も滝に次ぐものを見せている。

カイン「反応が早いということはそれだけ対応する際の行動に余裕が生まれるということだ。あの二人、あなどれんぞ…」

森崎「5年前のjrユース大会でもいち早く前に飛び出していったよなあの二人」

反町「…ああ。なんというか物事に対して敏感というか、誰よりも前に出たいって気持ちを感じるな」

昔の懐かしい思い出を語りつつ、森崎たちはあの頃より確実に成長しているシルバーコンビの活躍を眺める。
ショートパスを繋ぎつつあっという間に切り込んでいく。早速シュートチャンスを手に入れたようだ。

滝「(このまま来生にシュートを打たせるか?だが、また早田に張り付かれて止められるかも…)」

645 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/18(土) 19:41:42 ID:???
森崎のセリフが言葉足らずでしたね。修正します。
☓森崎「5年前のjrユース大会でもいち早く前に飛び出していったよなあの二人」
○森崎「5年前のjrユース大会の表彰式でもいち早く前に飛び出していったよなあの二人」
============
アカネイアの銀の輝きは最高級→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ・ハート→来生にドリブルで突っ込ませ、自分はフォローに回るぞ
スペード→だったら俺が…俺が仕掛けるしかねぇじゃねぇか!
クラブ→一人より二人。二人より三人。来生を囮に使い井沢に決めてもらおう
JOKER→サイドでこそ真の力を発揮する選手カペロマン。俺もアイツのようなシュートを打ちたい…!

646 :森崎名無しさん:2012/02/18(土) 19:41:59 ID:???
アカネイアの銀の輝きは最高級→ ダイヤ9

647 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/18(土) 19:53:59 ID:???
アカネイアの銀の輝きは最高級→ ダイヤ9
>ダイヤ・ハート→来生にドリブルで突っ込ませ、自分はフォローに回るぞ
============
滝「来生の怖いところはひたすら突っ込み続けられる度胸の良さだ。
  アイツのドリブルなら振りきれる。石崎と早田さえ固めちまえばこっちのもんだ」

来生のドリブル技術は全日本の中でも屈指のものだ。いくら石崎と早田といえども完璧にボールを奪うのは容易いことではない。
抜ければよし。こぼれ球にそれても直ぐに自分がフォローすれば。
自分より年配の選手に失礼かもしれないが、はっきり言って土屋はキーパーとしては三下だ。
一対一に持ちこめられれば自分でも抜けるはず。戦術プランを構築した滝は来生へとグランダーでボールを流す。

滝「行けェ来生!お前のいいとこ見せてやれ!」

来生「そんじゃまあリクエストにお答えして……まわる〜ま〜わる〜よ来生はまわ〜る〜♪」

石崎「げげっ!?まだシュートを打ってもらったほうが守り安かったぜ」

早田「文句言っててもしょうがねぇだろ。なんとしても止めるぜ。いくぞ石崎!」

石崎「お、おう!」

クルクルランド→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ・ハート→来生が二人を抜く!土屋と一対一だ!
スペード→早田のカミソリタックルでボールを奪う!
クラブ→石崎のヤマザルタックルでボールを奪う!
クラブ以外の3〜A→ボールはこぼれ球に。滝が土屋に一対一の勝負を挑む!
クラブの3〜A→なんと来生が反則をもらう。南葛のペナルティキックだ!
JOKER→ここで来生がバックパス!DF二人を完璧に引き付ける知的なポストプレイだとォ!?

648 :森崎名無しさん:2012/02/18(土) 19:59:15 ID:???
クルクルランド→ スペード7

649 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/18(土) 22:07:18 ID:???
クルクルランド→ スペード7
>スペード→早田のカミソリタックルでボールを奪う!
============
早田「(前半は俺の無理なシュートでせっかく掴んだ流れを断ち切っちまった。
   そのミスの償いは……このタックルで果たす!)」

来生のマルセイユルーレットは彼の小柄な体格を生かしたコンパクトで小回りなものである。
足元から離れないボールを奪うためには体を寄せるか足を伸ばさなければならないのだが、
下手に仕掛けると反則を取られる恐れがある。が、早田のプレイにはもう迷いによる躊躇は無い。
それだけ森崎との一緒の練習で得たものが多かったのだろう。

早田「(確かにお前のドリブルはすげぇよ。だがな、優れた芸ってのはそんなにひけらかすもんじゃねぇぜ)」

足の裏を器用に使い、ボールに回転をかけようとする来生。その一瞬の隙を見逃さずに、早田は脚を伸ばす。

シュピイィィン!ズサーッ!!バシッ!

来生「な、なんでだよ!?俺のドリブルが通用しないはずが…!」

早田「アホが!その技は何度も見せられていいかげん覚えたっての!」

来生「ガビーン!」

次藤の相手の小手先など物ともしないパワータックルには勝てなくとも。
エースキラーの武器として磨いてきたシャープなタックルは来生のルーレットを切り裂いた。

土屋「(本当に彼ら優秀なDFには助けられている。これが黄金世代の実力か。大したものだ…)」

反町「いいぞ早田!その調子だー!」

森崎「やっぱり早田のタックルはいつ見ても爽快だ。決して次藤に引け目を感じることなんてないんだ」

650 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/18(土) 22:09:16 ID:???
カイン「(常に自分よりも先をゆくライバルへの劣等感、か。俺も一時的にだがその負の感情に飲み込まれかけたことがある。
    だが、逆に言えばそれだけ自分の前には道があるということなんだ。自分を見失わず前へ進むことを恐れなければ――)」

早田の活き活きとした自分らしいプレイに、フースバルの選手たちが呼応する。
新田が中盤まで下がり、自らボールを要求する。アリティア戦にてマークに苦しんだ際への対抗策である。

早田「よーし、頼んだぜ新田!ばっちり決めてきな!」

新田「はいっ!いくぞ南葛!このまま1勝も出来ずに終わってたまるかよ!」

井沢「俺達だって負けられない!優勝の可能性が残っている限り、絶対にあきらめんぞ!」

南葛ウイングスの選手たちにも勝者として君臨し続けてきた意地とプライドがある。
待望の日本リーグ開幕前。南葛市の多くの人達の希望と応援を受ける彼らに惨めな敗北は似合わない。
井沢は迅速に後退しつつ守備のラインを整えさせる。新田のドリブルは脅威だが、パスならば止められる算段があるからだ。

森崎「どっちもすごい気迫だな。これは先に点を奪ったほうが一気に流れを持ってくるかもな」

反町「攻撃力だけなら随一のフースバルか、バランスの取れた総合力に勝るウイングスか」

森崎たちが固唾を飲んで見守る中、いよいよこの試合が大きく動き出す時が来た。

ターニングポイント→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→新田の芸術的ドリブルが光る!フースバルが優勢だ!
ハート→ここで石崎のオーバーラップ!あのロングシュートで得点を狙うのか!
スペード→井沢、長野、高杉の高身長を活かすパワープレイで南葛が強引にボールを運ぶ!
クラブ→これまであまりいい動きのなかった中里がこぼれ球をキープする。どう動く?
JOKER→そのとき観客席では…

651 :森崎名無しさん:2012/02/18(土) 22:10:02 ID:???
ターニングポイント→ スペードA

652 :森崎名無しさん:2012/02/18(土) 22:10:05 ID:???
ターニングポイント→ クラブJ

653 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/18(土) 22:21:56 ID:???
ターニングポイント→ スペードA
>スペード→井沢、長野、高杉の高身長を活かすパワープレイで南葛が強引にボールを運ぶ!
============
新田「(3人…4人…くそっ、わざわざ下がったってのにまだ俺に張り付く気か!)」

井沢「(そうさ。お前がボールを手放すまでは例えDFの位置まで下がろうとも追い掛け回してやる)」

井沢の策は見事あたった。マークを嫌がる新田がサイドに送ったパスを、滝がインターセプトする。

新田「くっそぉ!」

滝「悪いな新田。それだけお前の実力をこっちは恐れてんだ」

井沢「ナイスだ滝!そのままボールを運んでくれ!」

ウイングスは得意の右サイドからのサイドアタックを仕掛ける。これを止めようと早田がチェックに向かうが、
既に試合の流れは南葛が掴みつつあった。滝はニヤリと笑みを浮かべると十分に早田を引き付けつつ中央に折り返す。

反町「しまった!フースバルの守備のラインが広がっている!」

カイン「今中央突破されると非常にまずいぞ!」

高杉「うおおおおおっ!どけどけどけぇっ!!」

長野「こういうジリジリとした勝負の時こそ、オレの出番なんだ!」

井沢「南葛自慢のハイポストプレイだ。フースバル、お前たちにこれが防げるか!」

小豆沢「(くっ…悔しいが彼らに対抗出来るだけのフィジカルに優れた選手はうちにはいない…!)」

654 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/18(土) 22:23:20 ID:???
ここにきて南葛の支配率が急増する。縦パスを中心に次々と放り込まれるハイボールの処理にフースバルは追われ続ける。
徐々にラインを押しこまれていき、ついにバイタルエリアにフリーで井沢が踏み込むことに成功する。

井沢「よしっ!作戦は成功だ!一気に決めるぜ!」


大は小を兼ねる→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ・ハート→井沢のバナナシュートでゴールを狙う!
スペード→修哲トリオでさらに前進!俺のヘッドで決める!
クラブ→さらに相手の裏をかくか。高杉にシュートを打たせるぞ!
JOKER→そのとき観客席では…

655 :森崎名無しさん:2012/02/18(土) 22:24:03 ID:???
大は小を兼ねる→ ハート3

656 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/18(土) 22:44:36 ID:???
大は小を兼ねる→ ハート3
>ダイヤ・ハート→井沢のバナナシュートでゴールを狙う!
============
井沢「(こうまで自分の思い通りにゲームを動かせるなんて爽快だな。
   翼もこんな気分に浸ってられたのか。これが司令塔。これが…キャプテン)」

心が昂っているのがわかる。油断や慢心ではなく、絶対の自信が生み出す高揚感だ。
今の自分なら最高のプレイが出来るはず。フリーで、この位置から外すわけがない。

井沢「ここは絶対に決める!だ〜〜〜〜〜〜っ!!」

土屋「くっ…そうか、彼も優秀なミドルシューターだったか…」

石崎「やらせねぇ!ここまで必死に耐えてきたんだ!見ててください陽子さん!」

ゴール前に構えていた石崎は井沢の足の傾き加減からシュートコースを予測する。
そして自分の持ち前のガッツを最大限に発揮しながらブロックに飛び込む。もちろん顔面から。


バナナとサル→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ・ハート→井沢のバナナシュートがブロックをすり抜けゴールを揺らす!
スペード・クラブ→石崎のがんめんブロック炸裂!フースバル懸命のディフェンスだ!
クラブ3〜A→お察しください
JOKER→そのとき観客席では…

657 :森崎名無しさん:2012/02/18(土) 22:45:40 ID:???
バナナとサル→ ダイヤJ

658 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/18(土) 23:41:09 ID:???
バナナとサル→ ダイヤJ
>ダイヤ・ハート→井沢のバナナシュートがブロックをすり抜けゴールを揺らす!
============
石崎「くそったれ〜〜〜っ!!」

井沢「(それも予想済みだぜ石崎。どれだけ長い付き合いだと思ってるんだよ)」

石崎「なっ…」

石崎のブロックを嘲笑うかのように、シュートはゆるやかなカーブを描きゴールに向かう。
速度を犠牲にすることで、普段よりも大きく曲がる。完全にタイミングを外された形となる。
それはキーパーの土屋にも言えたことだった。必死に手を伸ばすが、すでにボールはフースバルのゴールを揺らしていた。

ズサッ!!

井沢「よぉーーーーし!決めたぞみんな!」

滝「ナイスシュートだ井沢!」

来生「ちぇー、次は俺に回せよなー。でもナイスゴールだったぜ」

高杉「みんな、気を抜くのはまだ早いぞ。俺達が優勝するには最低でもあと1点必要なんだから」

仮にこのまま1点差でウイングスが試合に勝った場合、2勝1敗で得失点差は+2。
現在単独1位のアリティア選抜が2勝0敗で得失点差が+3。
タイガースとの対戦結果にもよるが、得失点差も同数の場合は直接対決の結果で順位が変動する。
そして直接対決を制している同率2位のタイガースの現在の得失点差は+1。
ウイングスが一気に1位に躍り出るためにはタイガースがアリティアに勝利し、
なおかつタイガースの得失点差が+3止まりにならなければならないという狭き門なのだ。

659 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/18(土) 23:42:11 ID:???
井沢「それでも少しでも優勝の可能性が残っているんだ。いくぞみんな!」

南葛一同「「「おう!!」」」

勝つのは当然。優勝への希望をつなぐために出来るだけ点を奪わせてもらう。
ここまでなんとか互角の勝負に持ち込んできたフースバルではあったが、
まだまだ余裕の見えるウイングスの様子に、少しずつ心が折れ始めていた。

反町「先ほどのパワープレイの通りフースバルの中盤は貧弱だ。
   キープレイヤーの動きが封じられた時、彼らに変わる動きができる選手がいないのは辛すぎる」

森崎「…これがチーム力の差ってやつなのか。意地や根性だけじゃ覆すことが出来ねぇもんなのかよ…」

カイン「それはやってみなければわからないだろうな。しかし、とても困難であることは事実だろう」

単純な手段では覆すことが困難な状況。今のフースバルの苦境が、森崎の目には辛く映っていた。
所詮タレント不足の弱小クラブでは、選手層の厚い、設備も整っている強豪クラブには勝てないのか。
それは持たざるものが持つものに絶対に勝てないことを暗に示しているようでもある。
『星』の力も『リセット』も無くしたら、やはり自分も今の彼らのように苦渋にまみれ現実を受け入れることしかできなくなるのだろうか。
どれだけあがいても、凡人は天才に勝つことはできないのだろうか。才能が全てを決定づけてしまうというのだろうか。

森崎「頑張れよ早田。悔しくないのか新田。負けたくないだろ栗栖。お前ら…このまま3連敗でいいとこなしで終わっていいのかよ!!」

森崎の願いにも似た悲痛な応援の叫びに、反町は顔をうつむかせる。

反町「(…でも、南葛ウイングスも、俺達東邦タイガースも、それこそ森崎、お前たちのチームだって
   仲間同士の競争に打ち勝った、勝利を目指して選ばれた選手で組まれたものなんだ。
   負けたくない、勝ちたいと願うのはどこも同じだ。皆必死に、一生懸命戦っているに過ぎない。
   悔しいが、やはり南葛は強いよ。今なら分かる。どうして俺達東邦が6年間通してアイツらに勝つことが出来なかったのかが…)」

660 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/18(土) 23:44:07 ID:???
同じくらい努力しているのならば。やはり命運を分けるのはその人の持つ才能なのかもしれない。
あるいは勝負運か。だが、そんな不確定なものよりも優れた才能やセンスといったもののほうが分かりやすい。

反町「(アイツも。日向もそれを分かっているからこそ、絶対的な力をああも欲していたんだと思う。
   努力。諦めない心。真の強さというのはやはりそれより先にあるものなのかもしれないな……)」

そして、試合は再開する。残り時間は30分ほど。優勝の望みをつなぐため、南葛の怒涛の追撃が始まろうとしていた。


そして試合は→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→フースバルも最後まで諦めない!新田がマークを振り切りボールを運ぶ!
ハート→フースバルも最後まで諦めない!だが、点を奪うまでには至らずに1対0で試合終了。
スペード→流れに乗る南葛が試合終了間際に追加点を決め、2対0で試合終了。優勝への望みを繋いだ!
クラブ→流れに乗る南葛が試合終了間際に追加点を決め、3対0で試合終了。優勝への望みを大きく繋いだ!
JOKER→そのとき観客席では…

661 :森崎名無しさん:2012/02/18(土) 23:44:58 ID:???
そして試合は→ スペード8

662 :森崎名無しさん:2012/02/18(土) 23:45:09 ID:???
そして試合は→ スペードQ

663 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/21(火) 00:18:33 ID:???
そして試合は→ スペード8
>スペード→流れに乗る南葛が試合終了間際に追加点を決め、2対0で試合終了。優勝への望みを繋いだ!
============
その後の試合は、終始にわたってウイングスの怒涛の攻撃をフースバルが辛うじて防ぐ展開になった。
新田や栗栖も守備に回らなければならないほどに、南葛は攻撃のリズムを崩さずに攻めつづけた。
修哲トリオの連携。サイドアタック。高身長組のポストプレイ。少しでも気を抜けばミドルシュートが飛んでくる。
様々な攻撃パターンに早田や石崎が決死のクリアーで対応していく。それでもいつまでも完璧に防ぎきれるものではない。

井沢「俺だってドリブルで直接ボールを運べるんだぜ」

バッ!

早田「なにィ!」

これまで見せて来なかった大技、井沢のクリップジャンプで早田をかわし、

滝「そらっ!そろそろ決めてこい!」

滝の十八番、右サイドからのセンタリングが来生へと綺麗に繋がる。
ほんの数分前に顔面ブロックで体力を消耗した石崎のブロックも間に合わない。

石崎「うぐぐ…顔が歪んで力がでない…」

来生「ここで決めなきゃ点取り屋の名がすたるってもんだぜ〜〜〜っ!!」

土屋「し…しまった!」

バシュウッ!ズバアッ!

664 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/21(火) 00:19:55 ID:???
アンナ「決まった〜!後半45分、ついに南葛が総合優勝の望みをつなぐ待望の追加点を獲得!
    エースのナポレオンくんを欠き、苦戦が予想された南葛でしたが
    逆に息のあった連携をこれでもかと言わんばかりに発揮していますね〜」

ニーナ「どんなに良い選手といえども力を発揮できる環境でなければ活躍できません。
    今日のウイングスは全員がハツラツとし、全力を出せているように思えますね」

来生「ハッハァー!見たか!俺が南葛の真のエース、来生哲平だぁ〜!」

滝「これこそ王者南葛って感じだよな。うんうん」

井沢「昨日はアイツのせいで俺の折角のプランがぶち壊されちまったからな。ハハハ」

早苗「(なんだか釈然としないわ。ナポレオンくんの存在は南葛ウイングスにとって邪魔でしか無かったというの…?)」

全力を出せる環境。それは昨日のアリティアへの敗戦の体の良い言い訳にしか思えなかった。
確かにナポレオンは南葛というチームの和を乱し、空気を悪くしていたかもしれない。

早苗「(でも、そんな悪い空気さえも絶対的な強さに変えてきたのが私達『南葛』じゃなかったの?
   ……翼くん。こういうとき、マネージャーはどうしたらいいのかしらね。
   一緒に勝利を喜んで盛り上げるべき?でも、今の私は……なんだかすごく悔しい)」

翼がナポレオンのようにチームに馴染んでいなかったと言うわけではない。
だが、多くの選手は彼を異端の目で見つめていた。監督も、マネージャーも。あの森崎でさえも。
アイツは特別なやつだから。天才だから、サッカーの申し子だからと。自分たちとは別次元の人間だと。

早苗「(修哲小との対抗戦が懐かしい。あの頃は…そう、あの頃は皆が一生懸命力をあわせて戦っていたはずなのに)」

男勝りだった自分の初恋を奪っていった多くの人を惹きつけてやまない朗らかな少年の笑顔。
彼の素敵な笑顔の源が『サッカーの楽しさ』から『飽くなき勝利』へと変わっていったのはいつ頃だったろうか。

665 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/21(火) 00:21:22 ID:???
早苗「(おかしいよね。フィールドの外から見ている私からは……ボールを蹴っているのはみんな同じに見えるのに)」

早苗は笑った。チームの勝利が近づいたからではなく、無性に翼に会いたいと泣きそうになるのを我慢するために。

小豆沢「(ふっ…全力を出せる環境、か。これほど俺達にとって屈辱的な言葉はないかもな)」

常に全力を出すことでしか勝機を見つけることができない。
その程度のチーム力をキャプテンとして纏めている小豆沢は悔しさに拳を握った。

新田「まだ…諦めるものか!諦めるものか〜〜っ!!」

石崎「に、新田…」

後半戦ロスタイム。せめて一矢報いるために、それとも本気で追いつくためにだろうか。
新田は複数のマークを払いのけるように、ツートップの片割れ、栗栖へとボールを繋ごうとする。

長野「無駄だ新田。もう諦めろ!」

中里「勝負とは時に残酷なものなり…」

岩見「いくらお前が巧かろうとコレだけ囲まれてりゃどうしようもないさ」

新田「栗栖にパスを…栗栖にパスを〜っ!」

早田「(あいつ……泣いて……)」

特訓の成果もろくに発揮できずに、惨めな3連敗。負けず嫌いの精神を糧に成長してきた新田にとって許しがたいことだっただろう。
目尻を悔しさでにじませながら、新田はシュートのような速度のあるパスを前方に放り込む。

栗栖「(新田さん……くそぉ〜〜〜〜〜〜〜っ!!)」

666 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/21(火) 00:22:55 ID:???
ピッピッピイィ〜〜〜〜〜ッ!!
バッ!ギュルルルルルルン!バゴォッ!!ズシャアアアアアアッ!!

栗栖のマグナムトルネードがウイングスのネットに突き刺さったのは
フースバルの敗戦を知らせるホイッスルが鳴り響いた後だった。

森崎「あ、ああ〜っ…」

反町「早田…残念だったな」

カイン「彼は奮闘していたほうだが、この戦力差は厳しいな。
    俺たちの時は退場者が出てくれたことでそれほど強さは感じなかったが」

反町「言ってくれるな。まるでその南葛に負けた俺達なんて怖くもないってか」

森崎「別にカインはそこまでは言ってないだろ。あ、もしかして図星なのか?」

反町「……見ていろ。優勝するのは俺達東邦タイガースさ」

試合が近づいているからなのか、少しずつ緊張感が高まっている3人。
言葉の節々に刺々しさはあるものの、互いに全力を尽くそうという態度の現れだった。

森崎「よし、それじゃあ控え室に行くとするか!」

カイン「おう!」

667 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/21(火) 00:23:57 ID:???
〜アリティア選抜控え室〜

ジェイガン「よし、みんなきけ。第1試合でウイングスが2対0で勝利を収めた。
      これにより、我々が総合優勝するための条件が確定したぞ」


・タイガースに勝利、もしくは引き分け→アリティアの優勝
・タイガースに敗北、しかし1点差以内→アリティアの優勝
・タイガースに敗北、2点差をつけられる→ウイングスの優勝
・タイガースに敗北、3点差以上つけられる→タイガースの優勝


ルーク「ふーん、なるほどなあ」

ぽかんと口を開けたまま、ルークはこくこくと首を頷かせている。

セシル「分かったふうな顔しちゃって。ほんとに理解してるのかしら」

ロディ「ルークはとりあえず置いておくとして、ジェイガン監督。やはり…」

ジェイガン「うむ。我々が目指すのはあくまでも全勝優勝。これを成し遂げてこそ前大会の汚名を晴らせるというものだ。
      試合中少しでも不抜けた態度を取る者がいたら容赦なく交代させていくことを覚えておくように。
      ……と、その前に大事な事を忘れていたな。森崎殿、今日の監督業に関してだが……」

☆監督業はどうしますか?

A ジェイガンに任せる(監督補正2がチームの指揮力に加わります)
B 森崎が兼任する(チーム補正は受けられませんがオーダーを自由に設定できます)

2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

668 :森崎名無しさん:2012/02/21(火) 00:25:50 ID:aUGxlcDk

新入りたちが支援のおかげでかなり伸びてるから、
一見トンチキな編成でも結構戦えることがここ二試合でわかったし

669 :森崎名無しさん:2012/02/21(火) 00:31:34 ID:nBze3EXc
A

670 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/21(火) 00:43:55 ID:???
>>668
それでも基礎能力が少し足りない部分もありますからね。
森崎たちをはじめ、先輩陣たちがうまくリードして行ってあげてくださいね!
============
>A ジェイガンに任せる(監督補正2がチームの指揮力に加わります)


森崎「もうジェイガンさんはアリティア選抜というチームの立派な『監督』ですよ」

これから成長していくアカネイア大陸のサッカーを支えていくのはこの世界の者たちのほうがふさわしい。
一選手として試合に集中するためにも、森崎は今大会最後までジェイガンの指揮に信頼を寄せていた。

ジェイガン「うむ。これで心置きなく指揮を取れるというものだ。私も快挙を達成するために今日のオーダーを考えてきた。
      それではまずは対戦相手…東邦タイガースの情報を話す」

優勝条件が書かれたホワイトボードをくるりと裏返し、フォーメーション表を取り出すジェイガン。

ジェイガン「これまで2試合を見る機会があったタイガースだが、脅威なのはやはり攻撃力だろう。
      単に攻撃力が高いといっても点を奪うことだけではない。
      球際の強さや、ドリブル一つとっても非常に攻撃的だということだ」

カイン「相手を吹き飛ばす技を使う選手が多いということですか?」

ジェイガン「その通りだ。知っているとは思うが吹き飛ばされれば体力の消耗が激しくなる。
      接触プレイ時には細心の注意を心がけてペース配分を乱される事のないようにな」

ジョルジュ「それで、具体的な攻略法などは?」

ジェイガン「攻撃に関してだが、右サイドに偏重しているフシがある。
      逆に左サイドに守備を、特に対ドリブルを警戒する布陣を敷いているな」

671 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/21(火) 00:44:55 ID:???
森崎「(明和特攻スライディング部隊か。アイツらを避けるにはパスを中心に組み立ていくことになるのかな?)」

ジェイガン「以上を踏まえた上で、まずはフォーメーションを発表するぞ」


フォーメーションサッカー→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→4-3-3のオーソドックスだ
ハート→4-4-2のボックス型のツートップだ
スペード→3-5-2のダブルボランチ型のツートップだ
クラブ→5-4-1のワントップだ
JOKER→ここでジェイガンの監督補正アップ判定だ!

672 :森崎名無しさん:2012/02/21(火) 00:45:12 ID:???
フォーメーションサッカー→ ハート10

673 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/21(火) 00:55:41 ID:???
フォーメーションサッカー→ ハート10
>ハート→4-4-2のボックス型のツートップだ

−−J−H−− J H
−−−−−−−
−−−−−−−
−−−I−−− I
−E−−−F− E F
−−−G−−− G
−−−−−−−
A−−−−−B A B
−−C−D−− C D
−−−@−−− @


ジェイガン「相手の布陣に対応するために、こちらも左右分けて仕事をこなしやすい形を取る。
      センターラインを任される中盤二人は状況に応じて攻撃と守備の繋ぎ役を担うのだ」

森崎「東邦は右サイドからの切り込みのパターンが多かった。守備の鍵を握るのはEやA、Cの選手だな」

マルス「逆に攻撃はFやBの活躍で左右されそうだね。相手の策を避けるためにパスを繋ぐか、強引に突破していくか…」

ジェイガン「東邦の複数で囲む守備を突破するために、DFのオーバーラップが有効になるときもある。
      とにかく相手の攻撃パターンを早めに見極め、うまく対応していくのだ」

ひとしきり作戦が提示された所で、いよいよスタメンが発表される。

ジェイガン「まずはFW。今日のツートップを任せるのは…」

674 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/21(火) 00:57:42 ID:???
FW設定→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→シーダ、マルス。コンビプレイ重視
ハート→アベル、カイン。コンビプレイ重視
スペード→ルーク、ロディ。前線でのボールカット期待
クラブ→トーマス、ジョルジュ。ミドルシュート攻勢
JOKER→森崎、マルス。コンビプレイ重視

675 :森崎名無しさん:2012/02/21(火) 00:58:02 ID:???
FW設定→ ハートJ

676 :森崎名無しさん:2012/02/21(火) 00:58:04 ID:???
FW設定→ スペード6

677 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/21(火) 01:08:06 ID:???
FW設定→ ハートJ
>ハート→アベル、カイン。コンビプレイ重視
============
ジェイガン「FWは左にアベル、右にカイン!」

アベル「カイン、怪我してるからって遠慮はしないぜ」

カイン「ふん、お前こそあれからシュートは練習してるんだろうな?」

ジェイガン「コンビプレイで中央突破を狙いつつ、強力な合体技で積極的にゴールを奪え。
      だが、カインになんらかのトラブルが合った場合は交代をするからな」

森崎「(怪我のことがあるにしろ、あの二人なら得点力に関しては心配はいらないな。問題は次からか…?)」


MF設定→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→左からマルス、ジョルジュ、マリク、シーダ
ハート→左からルーク、マルス、ジョルジュ、オグマ
スペード→左からトーマス、ジョルジュ、ライアン、マルス
クラブ→左からルーク、ロディ、カタリナ、セシル
JOKER→左からマルス、森崎、マリク、シーダ

678 :森崎名無しさん:2012/02/21(火) 01:09:32 ID:???
MF設定→ スペード7

679 :森崎名無しさん:2012/02/21(火) 01:09:40 ID:???
MF設定→ クラブ8

680 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/21(火) 01:22:23 ID:???
MF設定→ スペード7
>スペード→左からトーマス、ジョルジュ、ライアン、マルス
============
ジェイガン「中盤のパサーを増やす。マルス様は相手の陣形が崩れた際に一気にドリブルで上がってください」

トーマス「マクロニソスでの合宿の成果を今こそ見せてやるぜ!」

ジョルジュ「機会があればミドルシュートも狙ってみるか。その時はパスを頼んだぞ、ライアン」

ライアン「がが、がんばります!」

マルス「(相手のドリブラーは中盤ではなく後ろで止めるつもりなのかな?)」

森崎「(うーむ、ミハエルにミドルシュートがあると分かった以上、
   出来るだけ中盤でボールを奪ってほしかったりもするんだが)」

やや防御に不安が見えるが、逆に攻撃の繋ぎパターンは豊富になっている。

ジェイガン「次はDFだ。左から発表するぞ」


DF設定→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→左からセシル、ロディ、クリス、シーダ
ハート→左からセシル、カタリナ、クリス、シーダ
スペード→左からロディ、マリク、クリスオグマ
クラブ→左からルーク、セシル、ロディ、オグマ
JOKER→左からルーク、森崎、カタリナ、マリク

681 :森崎名無しさん:2012/02/21(火) 01:23:33 ID:???
DF設定→ スペード9

682 :森崎名無しさん:2012/02/21(火) 01:25:09 ID:???
うーん、森崎の負担が大きいな、これは。
まあシーダは攻撃の駒として残せるからある意味スペードでよかったかも。

683 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/21(火) 01:32:25 ID:???
>>682
ある意味ジェイガンからの信頼と捉えられますね。森崎なら守りきってくれると信じてるのでしょう。
============
DF設定→ スペード9
スペード→左からロディ、マリク、クリス、オグマ
============
ジェイガン「ロディ。マリクのブーストと協力し、ひたすら相手のドリブルを止めてこい。
      スタミナが豊富なお前だからこそ取れる作戦だ。自信を持っていけ」

ロディ「はっ!」

ジェイガン「クリスはブロック担当だ。あのミハエルという男の奇妙な動きに惑わされるな」

クリス「了解です!」

ジェイガン「オグマ殿はマルス殿が上がった際に中盤でのフォローをお願いしたい」

オグマ「積極的に上がっても構わねぇんだな?守備は本職じゃないんで助かるぜ」

森崎「(うまく左右で役割を分けている感じだな。カードが怖いルークはやはり出せないか。
   シーダ姫共々、後半様子見してからの投入って形になりそうだが…)」

ジェイガン「最後にGKだが…」

GK設定→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

クラブA→ルークよ、キーパーならそうそうカードは出ないはずだ。
JOKER→シーダ様、お願いいたします。
それ以外→森崎殿、任せましたぞ

684 :森崎名無しさん:2012/02/21(火) 01:33:28 ID:???
GK設定→ ハート9

685 :森崎名無しさん:2012/02/22(水) 21:38:56 ID:???
たまには言わせて
乙でした

686 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/22(水) 22:36:27 ID:???
GK設定→ ハート9
>それ以外→森崎殿、任せましたぞ
============
ジェイガン「森崎殿、任せましたぞ。やや守備に不安が残る布陣だが、
      いざとなればマリクのブーストもある。期待していますぞ」

森崎「そこまで言われちゃやらない訳にはいかないな。任せてくださいよ、監督」

懸念されるスタミナも昨日の食事会のおかげか少しは改善されている。
ペース配分さえ間違わなければきっと守りきれるはずと森崎は希望を見出す。

ジェイガン「以上、今日はこのメンバーがスタメンだ。各自頭に叩きこんでおくように」


−−J−H−− Jアベル Hカイン
−−−−−−−
−−−−−−−
−−−I−−− Iジョルジュ
−E−−−F− Eトーマス Fマルス
−−−G−−− Gライアン
−−−−−−−
A−−−−−B Aロディ Bオグマ
−−C−D−− Cマリク Dクリス
−−−@−−− @森崎
・アリティア選抜(4-4-2/指揮レベル13+監督補正2)

687 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/22(水) 22:38:14 ID:???
ジェイガン「さて、皆も分かっているとは思うが東邦の戦力はウイングスと同様に豊富で高い。
      特にミハエル、バンビーノのドリブルと沢田のテクニック、反町のダイレクトシュートは脅威の一言だ」

ロディ「その分GKがウイングスに比べて薄くなっていますよね。得点は取りやすい相手かもしれません」

ジェイガン「その読みは正しい。だが、先程も言ったように集団タックルなどの組織プレイによる守備を抜くことは簡単ではない。
      ムダに長くボールをキープせずに、チャンスがあれば積極的にゴールを狙っていくのだ」

ジョルジュ「スイーパーを務めるコルドバというベテラン選手が不気味だな。彼さえ抜ければ得点は難しくないと思うのだがな」

もちろん有力選手以外の選手も侮れない。エリート街道を通ってきた東放学園のOBたちがこぞって集まっているのだから。

マルス「森崎。この試合に勝てば夢の全勝優勝だね。キャプテンとして試合前に何か一言ほしいな」

前体会の屈辱をバネに、ここまで心を一つにして大会を勝ち進んできているアリティア選抜の面々。
緊張感をはらんだマルスの笑顔に促され、円陣を組みつつ森崎は口を開く。


☆どうしますか?

A この大会、最高の結果で終わらせよう。絶対勝つぞみんな!
B 俺は今日こそ無失点を約束する。お前たちも最高のパフォーマンスを見せてくれ!
C ミハエルの動きに惑わされるな。実力なら負けていないはずだ!
D バンビーノは反則を貰いに来るドリブルを使う。相手の術中に嵌るな!
E 反町は攻撃だけでなく守備でもいい動きを見せてくる。しっかりマークしてくれ!
F コントロールタワーの沢田を抑えれば東邦のシステムは崩壊するはずだ!
G 山森という選手は見かけ以上に動ける選手だ。油断するんじゃないぞ!
H コルドバさんは前時代の選手だが相当の実力者だ。彼を避ける攻撃を組み立ててくれ!
I その他(好きな台詞をお書きください)

2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

688 :森崎名無しさん:2012/02/22(水) 22:41:18 ID:8qWZDqJU
D
注意が必要だけど、これを言うと何か補正あるのかしら?

689 :森崎名無しさん:2012/02/22(水) 22:44:20 ID:???
こういうのは確たる証拠もなしに言うと味方から不興を買うのがお約束だし止めといた方が良い気がする

690 :森崎名無しさん:2012/02/22(水) 22:45:54 ID:MmdOj66Y
A

691 :森崎名無しさん:2012/02/22(水) 22:49:58 ID:xkxU63Iw
A

692 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/22(水) 23:18:57 ID:???
>>685
この一言で仕事疲れも吹っ飛びました!よーし、今夜はガツガツいくぞー!
>>688
バンビーノにボールを持たせない守備を心がけるようになりますね。
彼へのパスコースを封じたり、うかつにタックルを仕掛けないようになどなど。
>>690
バンビーノのマリーシアのシーンを中里ではなくチームメイトと見ていればその心配は無用でしたが…。
============
>A この大会、最高の結果で終わらせよう。絶対勝つぞみんな!

ここまで来れば下手な小細工は無用。自分たちの実力を最後まで信じ、諦めずに戦い抜いたほうが勝つだけだ。

森崎「この大会が終われば、俺は自分の世界に戻ってドイツという国でプロ選手になる」

淡々と語る森崎の言葉を、仲間たちは静かに聞いていてくれている。

森崎「マルスはアカネイア大陸にサッカーリーグを設立させるために忙しくなるだろう。
   ジョルジュさんたちアカネイアの人も復興でなかなか会えなくなると思う。
   クリスたちは近衛騎士になるのが夢だって言ってたよな」

それぞれの夢へと歩き出す直前。今こうして共に一つのチームで戦えるのがとても嬉しく、尊い気持ちになっている。
だからこそ果たさなければならない。全勝優勝。最高の結果で笑ってお別れを言うためにも。

森崎「この大会、最高の結果で終わらせよう。絶対……絶対勝つぞ!みんな!」

一同「「「「「「「「「「「「「「おう!!!」」」」」」」」」」」」」あの〜」

キャプテンの号令で今日一番の気合に包まれるアリティア選抜。
テンションも最高潮に高まり、いざ出陣といった所で何処か気の抜けた声が上がる。
声の主はどうやらカタリナらしい。手に可愛らしい包みをぶら下げてもじもじとしている。

693 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/22(水) 23:20:34 ID:???
カタリナ「み、みなさ〜ん。ちょっといいですか?」

セシル「カ、カタリナ?アンタねぇ、こんな時に一体何よ?」

カタリナ「あの、今日の最終戦を最高のコンディションで戦ってもらうために差し入れを持ってきたんです」

そう言って包みを開くカタリナ。中からは綺麗に盛りつけられたレモンのはちみつ漬けが出てきた。

カタリナ「はじめは体力がつくようにおにぎりやサンドイッチを用意しようとしたんですけど
     運動前にはこのメニューが最適だととある本で勉強したんです!」

シーダ「昨日の食事会でやることがあると最後まで一人残っていたのはこのためだったのね…」

クリス「さ、さすがはカタリナ。私じゃとてもこんな素敵なもの作れっこないよ」

ジェイガン「これはありがたいな。では、景気づけも兼ねていただくとするか。カタリナ、皆に配ってやりなさい」

カタリナ「は、はいっ!」

まずは監督のジェイガンがひときれ手に取る。続いてキャプテンの森崎の前に弾けるレモンの香り漂う器が運ばれてくる。

カタリナ「はい、どうぞ森崎さん。これを食べてガッツ全開で最後の試合に挑みましょう!」

☆どうしますか?

A カタリナのお手製とはありがたや。イタダキマース♪
B 自分は後回しでいいと大人の対応を取る。
C 実は森崎は柑橘類は苦手なのだ。突き返す。
D 折角気持ちが高ぶったのに水を指すんじゃねぇ!器をひっくり返す。

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694 :森崎名無しさん:2012/02/22(水) 23:22:50 ID:hX9x0Tec
C

罠だな

695 :森崎名無しさん:2012/02/22(水) 23:22:53 ID:Rn+IBGhk

ネタバレ情報的にはDをしたいくらいだが、さすがにそれはやりすぎだろう。

696 :森崎名無しさん:2012/02/22(水) 23:44:37 ID:zsPImtaQ


697 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/23(木) 00:13:56 ID:???
>C 実は森崎は柑橘類は苦手なのだ。突き返す。


カタリナの料理の腕前は森崎も十分理解しているところである。
同部隊の比較対象があまりにも酷すぎるのが彼女の存在をより鮮明にしているのもあるだろうが。
彼女の真心の詰まった手作りの差し入れを食べれば、きっといつも以上の力が発揮できるに違いない。
なによりカタリナに少なからずの好意を抱いている森崎からすれば当然のことである。
だが。森崎には涙を飲んでこの差し入れをつき返さなければならない理由があった。
小さい頃から柑橘類に強烈なアレルギーを持ってしまっているのである。

森崎「ごごご、ごめんカタリナ。お、おれ、そういうのはちょっと、こま、こまるんだ……」

大事な最終戦を前に嘔吐し、ゲロ崎の再来でコンディションを最悪にする訳にはいかない。
ガチガチと歯を鳴らしながら拒否反応を示す森崎の様子を見てカタリナは…


軍師見習いは準備万端?→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ・ハート→アベル「なんだ森崎、お前にそんな弱点があったとはなぁ」アベルがニヤニヤしながら馬鹿にしてくる。
スペード・クラブ→カタリナ「そんなことだと思いました。森崎さんには特別に別のものを用意してますよ!
JOKER→カタリナ「ごちゃごちゃ言わずに食べちゃってください!」カタリナに無理やり詰め込まれる!

698 :森崎名無しさん:2012/02/23(木) 00:14:13 ID:???
軍師見習いは準備万端?→ ダイヤ2

699 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/23(木) 01:04:06 ID:???
軍師見習いは準備万端?→ ダイヤ2
ダイヤ・ハート→アベル「なんだ森崎、お前にそんな弱点があったとはなぁ」アベルがニヤニヤしながら馬鹿にしてくる。


異大陸の英雄にしてサッカーの伝道師。素晴らしい肩書きを背負う森崎の意外な弱点が露呈される。
これはいいことを聞いたとアベルはニヤニヤしながら森崎の肩に腕を回しつつ拳を押し付けてくる。

カタリナ「ご、ごめんなさい……私、そんなこと知らなくって……勝手に舞い上がっちゃって……馬鹿みたいですよね……」

森崎「い、いや、カタリナが悪いわけじゃないさ。はは、ははは…
   (うぐぐ…な、情けねぇ…よりにもよってこんな時に俺の弱みを握られるなんて)」

ルーク「(うえぇ!?そこは男として全てを我慢して食べるところでしょうが!なっさけないなぁ…)」

ロディ「(カタリナも可哀想に。しかし、森崎殿にアレルギーがあったとは。料理を作る身として覚えておかなくてはな)」

カタリナと仲の良い第七小隊のメンツからの視線が少々痛い。実際に彼女の気持ちを蔑ろしてしまったのだから仕方が無いのだが。
ともあれそのことを悪用してくるような輩は今の森崎の周りにはいないのが不幸中の幸いか。
微妙な顔で引きつった笑いを浮かべながら、森崎はアベルにされるがままとなる。

アベル「まったくとんだキャプテンだぜ。そんな手のかかるお前のようなヤツのために……」

なんと今度はアベルが自分の荷物の中からはちみつと牛乳で作った特製ドリンクを取り出す。

アベル「エストからの差し入れだ。ハーフタイムに皆に振る舞うつもりだったんだが、これならお前もイケル口だろ?」

カタリナの用意したレモンのはちみつ漬けと同様に、エネルギー補給に適した飲み物を用意される。

700 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/23(木) 01:05:47 ID:???
☆どうしますか?

A カタリナには悪いがそれなら平気そうだ。頂こう。
B ハーフタイムに貰うことにする。今はとにかくピッチに向かおう。
C 実は俺、乳製品もダメなんです…シクシク…
D 大事な試合前にお前ら和みすぎ!怒り任せにカップをひっくり返す。
E やっぱりここはカタリナの気持ちを大事にしたい。レモンのはちみつ漬けを食べよう!

2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

701 :森崎名無しさん:2012/02/23(木) 01:06:31 ID:3aoxGlLU
A

702 :森崎名無しさん:2012/02/23(木) 01:10:08 ID:8d2cPKU6


703 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/23(木) 01:18:19 ID:???
>A カタリナには悪いがそれなら平気そうだ。頂こう。


森崎「あ、それなら平気そうだ。一杯くれるかアベル」

ころりと態度を急変させる森崎の様子に、乾いたため息を吐くアベル。

アベル「まったく。こんな調子だからお前には彼女ができないんだっつーの」

森崎「そそ、そのことは今は関係ねーだろー!」

アベルの心無い一言に森崎と同時に何名かの心にヒビが入ったのだがここは割愛する。

カタリナ「あ、あの……それじゃあ他の人からどうぞ……」

クリス「(いくらアレルギーだからってもっと気の利いた態度ってものがあると思うんだけど)」

セシル「(今のはちょっとないわー。女心をまるでわかってない…!)」

見るからに悲しそうな様子のカタリナを尻目に、森崎はアベルから受け取ったカップをぐいっと呷る。


エスト特製ドリンク→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ・ハート→爽やかな甘さが全身に駆け巡るようだ。HP+1
スペード・クラブ→ひたすら甘い!森崎の大人の舌にはあまり合わないようだ。変化なし
JOKER→アンナさんから仕入れた『七色の雫』入りのドリンクだった。全能力+1!

704 :森崎名無しさん:2012/02/23(木) 01:19:54 ID:???
エスト特製ドリンク→ クラブQ

705 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/23(木) 01:51:51 ID:???
エスト特製ドリンク→ クラブQ
>スペード・クラブ→ひたすら甘い!森崎の大人の舌にはあまり合わないようだ。変化なし
============
森崎「……甘っ」

アベルは他の人に比べて甘党であり、エストは彼の好みで味付けをしている。
思わず口から漏れた言葉は少なくとも機嫌の良いものではなかった。

アベル「テメー、どんだけワガママなんだよ。いい加減にしやがれ!」

森崎「うっさい!こんなのが好みとかどんだけ子供舌なんだよお前は!」

アベル「この野郎!よりにもよってエストの味付けに文句をつけるとは許せん!表出ろ!」

堪忍袋の緒が切れたかのようにアベルが森崎の肩を乱暴に押してくる。
こうなれば森崎も黙ってはいない。対抗するようにアベルの襟首に掴みかかる。
突然始まった乱闘騒ぎにジェイガンが怒鳴り声を上げる。

ジェイガン「バカモーーーン!!大事な試合前に貴様らは何をやっておるか!
      もう試合が始まってしまうぞ。早くピッチに行かんかーっ!!」

森崎・アベル「ヒエーーーッ!!」

マルス「おかしいな。普段のアベルなら冗談だと笑って流す場面のように思えたけど」

シーダ「それだけエストのことを大事に思っているんですよきっと」

カイン「(森崎よ。モテナイツの一員としてはお前は今最高に輝いているぞ!
    だが、たしかにいつものアベルらしからぬ怒り方だったな……)」

706 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/23(木) 01:53:30 ID:???
こうして激昂の監督に追い出されるように森崎たちは最終戦のフィールドへと向かうのだった。
皆に振る舞うはずだったレモンのはちみつ漬けを抱えたカタリナはポカンと事の顛末を見つめていた。

カタリナ「…………どうしよう、これ」

セシル「まったく、男なんてみんな勝手よね。元気出してカタリナ。後で私がガツンと森崎さんに言っておくからさ」

カタリナと仲が良く、同じくベンチスタートのセシルが励ましの言葉をかける。
その声が聞こえてるのかどうか分らないが、カタリナは静かにタッパーの蓋を閉じるのだった。


※ルーク、ロディ、ライアン、クリス、セシル、カタリナの評価が下がりました



〜東邦タイガース控え室〜

吉良「よし、みんなきけ。ミーティングをはじめるぞ」

タイガースの控え室では、今大会監督としてチームを率いてきた吉良。
沖縄でサッカースクールを開いていた所を、ヒューガーのスカウトに監督を要請され、
もとい日向の息のかかった役員にスカウトされて現在に至っている。
これが恩師に対する彼なりの礼儀というべきなのだろうか。

サッカー協会は翼の恩師であり、元ブラジルのセレソンという輝かしい経歴を持つロベルトを
将来の全日本A代表の監督にと考えているようだが、この日本リーグにて名将として
名を馳せることが出来れば、自分こそが全日本A代表を率いる監督になることも決して夢ではない。

707 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/23(木) 01:55:24 ID:???
この大会はその夢のための大事な一歩になる。フランスの大砲・ナポレオンという想定外の存在のせいで
南葛に敗北を喫したとはいえ、今日のアリティアとの直接対決を制す自信はある。
それだけのチーム作りはしてきたし、まだまだサッカー歴が浅い半ば素人チームになど負ける気はさらさら無い。

吉良「では、今回のフォーメーションじゃが……」

片手に杯を抱えながら、気分よくホワイトボードにペンを走らせる吉良。今日の彼の頭の冴えは…


飲めば飲むほど→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→沖縄から持参してきた特注のハブ酒だ!監督補正も4と絶好調!
ハート・スペード→安物だがお気に入りのカップ酒だ。監督補正は平常運転の3です。
クラブ→シラフだ!アル中の吉良にとっては調子が悪いのと同義!監督補正が2に…
JOKER→杯の中身はなんと『七色の雫』!今日の吉良の監督補正は限界を超えた7だ!

708 :森崎名無しさん:2012/02/23(木) 01:56:41 ID:???
飲めば飲むほど→ ダイヤ8

709 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/23(木) 02:07:52 ID:???
飲めば飲むほど→ ダイヤ8
>ダイヤ→沖縄から持参してきた特注のハブ酒だ!監督補正も4と絶好調!
============
吉良「ういー…ひっく。ククク…今日は実に気分がいい。勝利の女神に微笑まれているようじゃ」

山森「(うう…酒臭い。相変わらずこの人のミーティングは胃に悪い)」

沢田「(良かった。今日はいつも以上に冴えてますって顔してるな、吉良監督)」

特注のハブ酒がなみなみと注がれた杯をくいっと呷りながらタイガースのフォーメーションの説明をする吉良。


フォーメーション設定→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ・ハート→普段と同じく4-4-2のカウンタータイプで構える
スペード・クラブ→変則ブラジルタイプで奇襲を仕掛ける
JOKER→なんと吉良が急性アルコール中毒で倒れた!?

710 :森崎名無しさん:2012/02/23(木) 02:08:21 ID:???
フォーメーション設定→ ダイヤK

711 :森崎名無しさん:2012/02/23(木) 02:08:25 ID:???
フォーメーション設定→ クラブA

712 :森崎名無しさん:2012/02/23(木) 02:11:52 ID:???
ダブルで急性アルコール中毒になるところだったって感じだな

713 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/23(木) 02:54:07 ID:???
>>712
なんという極端な引きでしょうw吉良さんはよほど興奮しているみたいです。
============
フォーメーション設定→ ダイヤK
>ダイヤ・ハート→普段と同じく4-4-2のカウンタータイプで構える
============
吉良「フォーメーションはいつも通り。作戦も昨日と同じじゃ」

それだけを口にすると、再び杯を手に取る。

山森「か、監督。相手は森崎先輩が率いるアリティア選抜ですよ。もっとなにか具体的な策とかは…」

吉良「山森よ。では試合にとって一番大事なことを教えよう。
   相手が誰だろうと、勝負はとにかく勝つことじゃ。勝てば誰も文句は言わんのじゃからな」

山森「えっ…あの、そういうことではなくってですね」

山森の突っ込みを飲み込むように、吉良は大口を開けてあくびをしつつ言葉を続ける。

吉良「お前の尊敬する森崎という男も、勝ち続けることで有無を言わさぬ権力を手に入れてきた。
   だったらやることは簡単じゃ。なんら難しいことはないぞ。
   タケシ、反町、そしてみんな。今日も思いっきり暴れてこい」

沢田「はいっ!」

反町「はい」

山森「…………(なんなんだろう、この人。練習でも具体的なことは何も言わずにひたすら精神論を振りかざしてばかりで)」

しかし、山森が今まで教えを受けてきた監督とは一味も二味も違う彼の独特の指導はなにか惹きつけられるものがある。
これまで自分の中の常識をとことん壊されることで、今まで身に付けられなかったプレーが出来るようになったのは事実なのだ。

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