キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【蟹座に】キャプテン岩見25【栄光あれ】

1 :キャプテン岩見:2012/01/16(月) 22:42:06 ID:Z7f7tLk2
このスレはキャプテン森崎のスピンオフです。
主にダイスやカードなどを使って進行していきます

前スレのあらすじ
ついに始まった最大トーナメント。
1回戦が全て終了し、2回戦が始まる。
その前に岩見たちは、サッカーの練習を始めていた。

話が本筋に戻るのはいつになるのか。それは誰にもわからない。

841 :キャプテン岩見:2012/03/25(日) 20:56:35 ID:+wairsFA
まどか「杏子ちゃんは大丈夫なんですか?」

さやか「結構酷そうだったけど……」

マミ「八意さんならきっと治してくれると思うけど」

ほむら「あの子なら大丈夫。」

医務室の前にまどかたちも来ていた。
やはり杏子が心配だったのだろう。

どうしますか?

Aまどかたちに杏子のそばに居るように頼む
B鈴仙を呼び出し、永琳の助手につける
C永琳の手伝いをお願いする
D好きなことをお書きください

先に2票入った選択肢で進行します

842 :森崎名無しさん:2012/03/25(日) 20:59:32 ID:8yvxZJ3E


843 :森崎名無しさん:2012/03/25(日) 21:06:49 ID:osCC2dEg
B

844 :キャプテン岩見:2012/03/25(日) 22:39:14 ID:+wairsFA
B鈴仙を呼び出し、永琳の助手につける

岩見「仕方ない。鈴仙を呼び出すか。」

岩見の小宇宙が高まり、空間が開く。
その空間からウサ耳の少女が現れた。

鈴仙「……また呼び出されたの?」

岩見「永琳の手伝いを頼むぞ。お前も医者の卵だろ」

鈴仙は、永琳の弟子であり医療については知識もある。
看護婦としてサポートさせるにはもってこいだ。

鈴仙「わかったわよ。師匠の手伝いとあっちゃ、断れるわけがないじゃない」

そのまま医務室に入り、彼女は永琳の指示を受けることになった。

岩見「これで安心だろう。まどかたちも休んでおいてくれ。
   杏子ならすぐに回復できるさ」

845 :キャプテン岩見:2012/03/25(日) 22:45:57 ID:+wairsFA
まどか「わかりました。」

さやか「だね。あいつなら大丈夫でしょ」

マミ「でも鹿目さん、岩見さんに何か頼みごとがあったんでしょ?
   良いの?」

マミがまどかに促した。何か頼みごとがあったようだった。

まどか「杏子ちゃんが目覚めたらなんですけど、お願いしたいことがあります。」

岩見「わかった。じゃあ時間になったらいつもの場所に集合だ。」

まどかがどんな頼みをするかは後で聞くことにして岩見は神奈子とのデートへと向かう。
杏子が目覚めるまでは時間があるはずだ。

さやか「とりあえず私たちもどこか行きますか。」

マミ「美味しいケーキ屋さんを見つけたのよ。佐倉さんが目覚めるまでに買っておきましょう」

ほむら(まどかが頼みごと?いったい何なのかしら?)

ほむらだけはまどかの頼みごとが気にかかっていた。
だが、まどかのことを信頼しているほむらは、そこまで追及することもなかった。


846 :キャプテン岩見:2012/03/25(日) 22:50:11 ID:+wairsFA
岩見(さて、神奈子さんとのデートだが……どこに行こうか……)

どこに行きますか?

A公園
Bプール
Cサッカーデート
Dショッピング
E下着選び
Fメイド喫茶
G武器ショップ
H海の家れもん
I早苗さんの部屋
J好きなことをお書きください

先に2票入った選択肢で進行します

847 :森崎名無しさん:2012/03/25(日) 22:59:53 ID:j3FmGjeI


848 :森崎名無しさん:2012/03/25(日) 23:01:30 ID:8531kCd+
I
乗った

849 :キャプテン岩見:2012/03/26(月) 00:29:16 ID:+XU2QbHE
I早苗さんの部屋

岩見(せっかくだから早苗さんの部屋で良いか)

同じホテルの早苗の部屋でデートすることにし、そのことを神奈子に念話で告げる。
その後、早苗の部屋へと向かった。

-----早苗の部屋-----

早苗「どうかしたんですか?」

早苗の部屋に早苗がいるのは当然だろう。
出迎えたのは、早苗だった。

神奈子「デート先としてここに来たんだよ。」

岩見「まあそういうことです。」

早苗の了承も得ずに、岩見たちは部屋に入り早速寛ぐ。

早苗「え?」

まだ事態が呑みこめていない早苗は、きょとんとしながらも
岩見たちの後に続いた。

850 :キャプテン岩見:2012/03/26(月) 00:32:07 ID:+XU2QbHE
何をしますか?

A禁則事項
B早苗の前でいちゃつく
C神奈子の手料理を頼む
D早苗の手料理を頼む
Eマッサージする
F早苗と神奈子の料理対決
G好きなことをお書きください

先に2票入った選択肢で進行します

851 :森崎名無しさん:2012/03/26(月) 00:53:09 ID:iJ9wIMkc
B

852 :森崎名無しさん:2012/03/26(月) 01:38:45 ID:z0A6hkbQ
B

853 :キャプテン岩見:2012/03/26(月) 11:56:36 ID:+XU2QbHE
B早苗の前でいちゃつく

岩見(早苗さんの前でいちゃつくか。)

早苗の前で岩見は神奈子といちゃつくことにした。
もちろんその結果どうなるかもだいたいは予想がついている。

早苗「……」

恐ろしいほどまでに膨れ上がった早苗の怒りが、岩見にもビンビン伝わってくる。
その目はまさに冷徹であり、完全にスイッチが入ってしまったようだった。

神奈子「そうやって怒ってないで、早苗も来なさい。
    嫉妬深い女の子は嫌われるわよ」

先着1名様で
早苗の反応→! card

カードのマークが
ダイヤ、ハート→岩見の胸に飛び込んでくる
スペード→どちらがより喜ばせることができるか勝負しましょう!!
早苗が神奈子に挑んだ
クラブ→ナイフを持った早苗さんが神奈子を狙う
クラブA、JOKER→闇早苗再臨

854 :森崎名無しさん:2012/03/26(月) 11:58:54 ID:???
早苗の反応→ ダイヤ3

855 :キャプテン岩見:2012/03/26(月) 19:51:43 ID:+XU2QbHE
早苗の反応→ ダイヤ3

ダイヤ、ハート→岩見の胸に飛び込んでくる

神奈子が岩見の腕にしがみついている以上空いているのは彼の胸の方だ。
早苗は、そこへ飛び込んだ。

早苗「もっと積極的になれってことですね」

岩見(まあこれで良かったのかも知れないな)

とりあえず早苗の方も心配はないようだ。
ほとんど身動きが取れない状況だが、今はよしとして
この状況に身をゆだねた。

神奈子「そうさ。サッカーの時もその積極さが必要だよ。
    確かにクレーバーさも必要だけど、早苗は活発に動いたほうが良い。」

サッカーは走るスポーツだ。
考えながら動かなければいけないが、根本がそこにある以上積極的に動くことが求められる。
運動量の豊富な選手はどこのポジションでも活躍できるからだ。

856 :キャプテン岩見:2012/03/26(月) 19:56:19 ID:+XU2QbHE
この後どうしますか?

A諏訪子も誘ってサッカーデートしようぜ
B早苗を神奈子と共にコーチする(サッカーの練習)
Cまどかたちと練習させて早苗に自信をつけさせる
D早苗の豊胸マッサージを試みる
E早苗にも戦闘訓練をする
F僕と契約して魔法少女になってほしいんだと早苗に言う
GQB「ボクと契約して魔法少女になってほしいんだ」
早苗の元にQBが現れた
H好きなことをお書きください

先に2票入った選択肢で進行します

857 :森崎名無しさん:2012/03/26(月) 20:00:47 ID:8Scl4Lz2
B

858 :森崎名無しさん:2012/03/26(月) 20:04:04 ID:Z7m5DLFE


859 :森崎名無しさん:2012/03/26(月) 20:04:24 ID:R8mVFvfQ


860 :キャプテン岩見:2012/03/26(月) 21:54:48 ID:+XU2QbHE
E早苗にも戦闘訓練をする

岩見「早苗さんも戦闘訓練しないか?
   いざとなったら戦わないといけないからな」

神奈子の力は理解しているが、早苗は彼女より劣る分
戦闘についてこれるか心配だった。

神奈子「確かにね。早苗にも強くなってもらわないと」

岩見と行動を共にする以上戦闘はできないと困る。

早苗「……そうですね。ただ私戦ったこともないので自分がどれだけやれるかも
  わかりません。それに武器とかもないですし」

早苗が使えるのは、神奈子から受け継いだ風の力くらいだ。
格闘術や武器も特に持ち合わせていない。

861 :キャプテン岩見:2012/03/26(月) 21:57:18 ID:+XU2QbHE
どの方向に育てますか?

A神奈子に武器を作ってもらい、それを使いこなすようにする
B格闘術を極める+小宇宙を目覚めさせる
C魔法少女になってもらう
Dロックオンみたいなスナイパーを目指してもらう。
(武器は銃か弓)
E好きなことをお書きください

先に2票入った選択肢で進行します

862 :森崎名無しさん:2012/03/26(月) 21:58:52 ID:R8mVFvfQ


863 :森崎名無しさん:2012/03/26(月) 22:00:08 ID:z0A6hkbQ
A

864 :森崎名無しさん:2012/03/26(月) 22:06:00 ID:8Scl4Lz2
D

865 :キャプテン岩見:2012/03/26(月) 22:40:07 ID:+XU2QbHE
Dロックオンみたいなスナイパーを目指してもらう。
(武器は銃か弓)

岩見「狙撃ができるタイプが少ないからそっちを目指したらどうだ?
   後衛からでも戦えるからな」

岩見たちの中では後衛タイプが少ない。
しいてあげればロックオンやマミぐらいだろう。
後は前衛が得意なタイプだし、もう1人ぐらい後衛ができるタイプが欲しい。

神奈子「スナイパータイプね。そうすると、武器が必要になってくるね。
    銃とか弓とか。弓なら私が作れそうだけど、どうする?」

近代武器である銃を生み出すことは難しいが弓なら神奈も作成は可能だった。

先着1名様で
早苗の決断→! card

カードのマークが
ダイヤ→神奈子に武器を作成してもらう
ハート、スペード、クラブ→早苗「私も、魔法少女になってみたい!!」
クラブA、JOKER→早苗「そういえばQBと契約したのを忘れてました」
なん……だと

866 :森崎名無しさん:2012/03/26(月) 22:42:04 ID:???
早苗の決断→ ハートQ

867 :キャプテン岩見:2012/03/27(火) 00:26:23 ID:/uIOzSSE
早苗の決断→ ハートQ

ハート、スペード、クラブ→早苗「私も、魔法少女になってみたい!!」

早苗「私も魔法少女になってみたい!!
   女の子の一生の憧れだから」

魔法少女は女の子の憧れだ。神の力を受け継いでいるといっても
早苗は女の子だ。子供の頃から憧れていたのだろう。

神奈子「そういえば早苗も小さい頃はそういうアニメを見ていたよね」

岩見「わかった。じゃあこれを使え」

持っていた魔法少女変身セットを早苗に渡した。
QBと契約させるわけにもいかないので、これが最善の選択と言えるだろう


868 :キャプテン岩見:2012/03/27(火) 00:38:44 ID:/uIOzSSE
早苗「魔法少女といえば呪文が大切ですよね。」

そういう系統のアニメを見てきている早苗は形を大事にする。
やはり変身呪文がないと味気ないのだろう

先着1名様で
早苗の変身台詞→! card

カードのマークが
ダイヤ→テクマクマヤコン 魔法少女になれ!!
ハート→愛と、勇気と、希望の名の下に!! マジカルサナエ・ホーリーアップ!!
スペード→天が呼ぶ、地が呼ぶ、人が呼ぶ。悪を倒せと私を呼ぶ。
クラブ→おのれ、ゴルゴムゆるざん!! 変……身!!
JOKER→ズバッと参上、ズバッと解決。人呼んでさすらいの魔法少女! 魔法少女ズバァット!!

869 :森崎名無しさん:2012/03/27(火) 00:40:51 ID:???
早苗の変身台詞→ クラブ7

870 :森崎名無しさん:2012/03/27(火) 00:41:12 ID:???
早苗の変身台詞→ ダイヤA

871 :森崎名無しさん:2012/03/27(火) 00:43:26 ID:???
別スレのライダーたちのところに出てきそうだなw

872 :森崎名無しさん:2012/03/27(火) 00:51:12 ID:???
そういう系統のアニメのセリフじゃないのかよw

873 :キャプテン岩見:2012/03/27(火) 01:27:59 ID:/uIOzSSE
>>871
ちょうど良く引いてくれちゃいました
>>872
ハート以上は魔法少女系、スペード以下は特撮となっております。

早苗の変身台詞→ クラブ7

クラブ→おのれ、ゴルゴムゆるざん!! 変……身!!

早苗「おのれ、ゴルゴム……ゆるざん!!
  変……身!!」

早苗はキレの良い変身フォームを決める。
変身ポーズに憧れ練習していたのだろうか。
その動きはまさしく完璧だった。

早苗の身体が光に包まれ、彼女は魔法少女の衣装を身に纏う。
魔法少女として覚醒したというわけだ。


874 :キャプテン岩見:2012/03/27(火) 01:34:15 ID:/uIOzSSE
先着1名様で
魔法少女早苗の特殊能力→! card

カードのマークが
ダイヤ、ハート→奇跡を起こす能力
スペード→ゲル化できる能力+etc
クラブ→堅い防御力と専用銃を使う能力
JOKER→ピンチに不思議なことが起こる能力

875 :森崎名無しさん:2012/03/27(火) 01:34:46 ID:???
魔法少女早苗の特殊能力→ ダイヤQ

876 :キャプテン岩見:2012/03/27(火) 14:22:11 ID:/uIOzSSE
魔法少女早苗の特殊能力→ ダイヤQ

ダイヤ、ハート→奇跡を起こす能力

早苗「どうやら私の能力は奇跡を起こす能力のようです」

岩見「結構抽象的ですね」

奇跡を起こすとはいったいどれくらいまでできるのか。
全てにおいて奇跡を起こせたら、最強に等しい可能性がある。

早苗「全ての物事が私の良いように働くといった感じらしいんですけど。
   とりあえず試してみないとわかりませんね」

感覚ではわかっているようなのだが、実際どこまで効果を及ぼすかは
早苗でもわからないらしい。
かなり曖昧な能力なので仕方がないが、強力な力であることに変わりはない。


877 :キャプテン岩見:2012/03/27(火) 14:26:10 ID:/uIOzSSE
先着1名様で
早苗の武器→! card

カードのマークが
ダイヤ→風の弓
ハート→日本刀
スペード→現代兵器(銃、マシンガン、ライフルなど)
クラブ→素手
JOKER→関節技

878 :森崎名無しさん:2012/03/27(火) 14:28:40 ID:???
早苗の武器→ クラブK

879 :森崎名無しさん:2012/03/27(火) 14:31:12 ID:???
あの変身台詞はこういうフラグだったんだね

880 :森崎名無しさん:2012/03/27(火) 14:33:27 ID:???
これはやはり小宇宙に目覚めてもらう必要があるのかな?

881 :キャプテン岩見:2012/03/28(水) 01:47:18 ID:5WiZOYos
>>879
そっち方面に進んでますね。
奇跡を起こす力で、その時不思議なことが起こったもどきができますから。
>>880
小宇宙に目覚めなくても十分に強いのですが、目覚めたらさらにってところでしょうか。

早苗の武器→ クラブK

クラブ→素手

早苗「ヒロインに武器は邪道です。やっぱり素手で行かないと!!」

早苗は武器を選ばず、その代わりに肉体を強化することを選んだ。
魔法少女が武器を持っていなければいけないという決まりもない。
魔法を使えれば、肉体で戦っても良いのである。

岩見「やっぱりそっち方面に進む気か」

神奈子「一度決めたら引かないからね。
    まあこっち方面で伸ばしていくしかないか。」

882 :キャプテン岩見:2012/03/28(水) 01:51:37 ID:5WiZOYos
どうしますか?

A小宇宙に目覚めてもらおう
Bとりあえず格闘術を教える
C遠距離魔法を取得させよう
D前衛は足りているので後衛用の魔法を取得させよう
Eどっちもできる万能型に育てよう
F好きな育成方針をお書きください

先に2票入った選択肢で進行します

883 :森崎名無しさん:2012/03/28(水) 01:57:45 ID:Za9mSB5U


884 :森崎名無しさん:2012/03/28(水) 01:59:27 ID:t21l4upo
A

885 :キャプテン岩見:2012/03/28(水) 10:58:34 ID:5WiZOYos
A小宇宙に目覚めてもらおう

岩見「なら、まずは小宇宙に目覚めてもらわないとな」

早苗「人間の身体に眠る力ですよね。知ってますよ。
   私の小宇宙よ、極限まで高まれ!!」

早苗は、神経を集中させて力を篭める。
彼女も聖闘士高校の一員なので、小宇宙に関することは勉強済みだ。

先着1名様で
早苗の小宇宙→! card

カードのマークが
ダイヤ→黄金聖闘士並の小宇宙を既に持っている
ハート、スペード→白銀聖闘士並の小宇宙を既に持っている
クラブ→青銅聖闘士並の小宇宙を既に持っている
JOKER→現人神は伊達じゃない。神クラスの小宇宙を持っている

886 :森崎名無しさん:2012/03/28(水) 11:07:23 ID:???
早苗の小宇宙→ スペード10

887 :キャプテン岩見:2012/03/28(水) 12:50:14 ID:5WiZOYos
早苗の小宇宙→ スペード10

ハート、スペード→白銀聖闘士並の小宇宙を既に持っている

早苗の身体から小宇宙を感じる。
その量は、白銀聖闘士並である。初めてにしては上出来だ。

早苗「身体が軽いです。これが小宇宙!!」

白銀聖闘士ならば、マッハ2ぐらいの速度で行動が可能だ。
さらに魔法少女としての力と、彼女が持つ風の力でもっと上の力も出せる。

神奈子「うん。神様としてはまだ物足りないけど、これからの練習次第で伸びるだろうね」

岩見「それじゃあ早速鍛錬を始めますか。」

小宇宙を高めるには戦いが一番良い。
とりあえず軽く手合わせをすることにした。

888 :キャプテン岩見:2012/03/28(水) 12:53:23 ID:5WiZOYos
先着1名様で
早苗の鍛錬→! card

カードの数値が
13→セブンセンシズに目覚める 攻防+6000
8〜12→必殺技取得 攻防+4000
3〜7→攻防+3000
1〜2→攻防+1000
JOKER→神様の力に慣れる 攻防+8000 必殺技取得

889 :森崎名無しさん:2012/03/28(水) 13:05:27 ID:+my2jHZs
早苗の鍛錬→ ハート10


890 :森崎名無しさん:2012/03/28(水) 15:13:16 ID:???
とりあえずは戦闘に耐えうるだけの力はついたのかな

891 :キャプテン岩見:2012/03/28(水) 22:28:58 ID:5WiZOYos
>>890
そうですね。能力的には十分です。

早苗の鍛錬→ ハート10

8〜12→必殺技取得 攻防+4000

岩見と早苗は互いに拳を合わせた。
近接戦闘を身に着けるには、実戦しかない。

早苗「私の小宇宙よ!!極限まで高まって!!
   グレイソーマタージ」

早苗の身体から巨大な小宇宙が生じ、拳にそれが伝わる。
神奈子から受け継ぐ風の力と、奇跡の力が混ざり拳に破壊力を上乗せする。

岩見「さすがに風祝の巫女。その力は伊達じゃないか。」

相乗効果によってなかなかの攻撃力を誇る必殺技となっていた。
これなら十分戦えるだろう。
防御もしっかりしているし、戦闘でも岩見たちについてこれるだろう。


892 :キャプテン岩見:2012/03/28(水) 22:34:55 ID:5WiZOYos
戦闘訓練も終わり、ちょうど時間となったので岩見はまどかたちとの合流をすることにした。

岩見「まどかからちょっと頼みごとがあるらしいからな。
  少し出かけてくる。」

結局デートと言っても、部屋でのんびりすることしかできなかったが
神奈子も早苗も満足そうなので問題はなさそうだった。
2人の作る料理も美味しく、岩見としては充実した時間となった。

神奈子「そうだね。また夜には美味しい料理をご馳走してあげるから
    また来なさい」

早苗「今度は諏訪子様も誘いましょう。」

早苗の機嫌も良くなっていたので、心配なさそうだった。
この調子でサッカーの練習にも熱を入れてくれると岩見としても助かるのだが
それはその時にならないとわからない。

岩見は部屋を後にしてまどかたちとの合流場所である
練習場へと向かった。
既にまどかたちの方はサッカーの練習をしているらしく、動いている影が岩見に見える。
感じる力からまどかたちと判断したのだ。

893 :キャプテン岩見:2012/03/28(水) 22:42:39 ID:5WiZOYos
現在のまどかたちの能力
まどか ドリブル51 パス48 シュート57 タックル52 パスカット52
ブロック50 競り合い50 高3低4 必殺シュート2種、必殺ブロック、必殺パス持ち
必殺ドリブル2種、必殺タックル持ち
さやか ドリブル52 パス49 シュート55 タックル51 パスカット49
ブロック49 競り合い51 高2低3 必殺シュート2種取得 必殺競り合い
必殺ドリブル3種 必殺タックル持ち
ほむら ドリブル50 パス53 シュート55 タックル55 パスカット56
ブロック57 競り合い52 高3低3  必殺ドリブル、必殺パスカット、必殺タックル持ち
必殺パス、必殺シュート3種 必殺ブロック持ち
杏子 ドリブル51 パス52 シュート57 タックル53 パスカット55 
ブロック56 競り合い52 高3低2 必殺シュート3種、必殺ドリブル、
必殺競り合い、必殺ブロック、必殺タックル持ち
マミ ドリブル55 パス52 シュート57 タックル57 パスカット54
ブロック53 競り合い51 高2低4 必殺シュート3種、必殺パス2種、必殺タックル
必殺パスカット、必殺ドリブル2種持ち


894 :キャプテン岩見:2012/03/28(水) 22:47:35 ID:5WiZOYos
先着2名様で
★まどかの練習→! card
さやかの練習→! card
ほむらの練習→! card★
★杏子の練習→! card
マミの練習→! card
武美の練習→! card★

まどか、さやか、武美の練習のカードの数値が
13→パス値+3
8〜12→パス値+2
3〜7→パス値+1
2≧変化なし
JOKER→パス値+4 必殺技取得

ほむら、杏子、マミのカードの数値が
13→競り合い値+3
8〜12→競り合い値+2
3〜7→競り合い値+1
2≧変化なし
JOKER→競り合い値+4 必殺技取得

895 :森崎名無しさん:2012/03/28(水) 22:48:46 ID:???
★まどかの練習→ ハート10
さやかの練習→ ダイヤ4
ほむらの練習→ クラブK

896 :森崎名無しさん:2012/03/28(水) 22:50:43 ID:???
★杏子の練習→ ダイヤ2
マミの練習→ クラブ5
武美の練習→ クラブ3

897 :キャプテン岩見:2012/03/29(木) 01:00:20 ID:7q9I817U
★まどかの練習→ ハート10 8〜12→パス値+2
さやかの練習→ ダイヤ4 3〜7→パス値+1
ほむらの練習→ クラブK 13→競り合い値+3★
★杏子の練習→ ダイヤ2 2≧変化なし
マミの練習→ クラブ5 3〜7→競り合い値+1
武美の練習→ クラブ3 3〜7→パス値+1★

まどか「ほむらちゃん、受け取って。」

まどかのパスがほむらに向かっていく。
練習の成果もあり、ボールコントロールも上手くなってきていた。

ほむら「ええ。このボールは渡さないわ」

杏子「ちぃ……やっぱり空気抵抗が薄い身体は有利ってわけかい」

治療も終わって元気になった杏子とほむらが競り合う。
だが、ほむらが素早さを生かしボールを奪い取ったのだった。

マミ「暁美さんが気にしてることを言っちゃだめよ」

この中ではほむらが一番胸が小さい。
岩見のマッサージの効果で大きくなってはいるが、まだほかの人と比べて小さい。
だが、その分スムーズな動きができている。

898 :キャプテン岩見:2012/03/29(木) 01:05:15 ID:7q9I817U
浅倉「球遊びのはずだが、実に面白い。」

さやか「武美、こっちにパスを出して。」

ほむらから浅倉にパスが渡り、そこからさやかへと渡っていく。

マミ「負けるもんですか。」

マミが浅倉に身体をぶつけ、競り合いに行くが
さすがに仮面ライダーをやっていたこともあり身体能力が高く
さやかへのパスが通ってしまう。

さやか「まどか、最後はあんたが決めなさい」

そのパスをさやかがノートラップでまどかへと送る

まどか「このシュート、決めちゃうよっ!!」

さやかのパスにしっかりと合わせてボールをゴールに決めるまどか。
それぞれ結構上達しているのが、岩見の目から見てもわかった。


899 :キャプテン岩見:2012/03/29(木) 01:14:00 ID:7q9I817U
岩見「それで、まどか。頼みごとっていったいなんだ?」

練習を見ていた岩見は、休憩に入ったまどかに話しかけた。
まどかたちは、ベンチに座り身体を休ませていた

まどか「ほむらちゃんがいったいどんな戦いをしてきたのか私も知りたいの。
    岩見さんならそういうことも可能かと思って。」

さやか「確かに。気になってはいたんだよね。確か何回もやり直しているんだよね?」

マミ「QBのこととか、魔法少女のこととかも詳しかったし……
   どんな風に戦ってきたのか。私も知りたいわ」

杏子「あたしとしても何でそんなに詳しいのかちょっと気になってはいたんだよ」

浅倉「私は部外者だから席を外している。後で呼んでくれ。」

浅倉は、ご飯を食べに海の家れもんに向かっていった。
部外者である以上関わるのもどうかと思ったのだろう

900 :キャプテン岩見:2012/03/29(木) 01:20:07 ID:7q9I817U
まどか、さやか、マミ、杏子はほむらの方を見る。
ミステリアスでクールなこの少女がどれだけの修羅場を潜り抜けてきたか。
仲間としては、彼女のことを知りたいのだ。

ほむら「……私の通ってきた道を知るのは辛いと思うわ。
    特にさやかとマミさん。それでも知りたい?」

ほむらは、少し顔を歪ませながら言った
魔法少女にとってソウルジェムを濁すことはご法度だ。
だが、ネガティブな気持ちになってしまえば濁るのは避けられない。
さやかはQBと契約してないので大丈夫だが、それでも辛いだろう。

さやか「あたしは良いよ。全てを受け止める覚悟はあるから。」

マミ「大丈夫。もう1人じゃないから。みんながいるから私も耐えられると思う。」

さやかとマミはほむらの問いかけに強く首を縦に振った。

901 :キャプテン岩見:2012/03/29(木) 01:22:31 ID:7q9I817U
どうしますか?

Aまどかの提案を呑み、ほむらのこれまでの歩みを知ろう
Bいややめたほうが良いだろう(マミのメンタルを心配する)
C好きなことをお書きください

先に2票入った選択肢で進行します

902 :森崎名無しさん:2012/03/29(木) 01:24:31 ID:rTNfYKFs
A
そろそろ荒治療も必要だと思うんで

903 :森崎名無しさん:2012/03/29(木) 05:12:25 ID:FwyOH6i2
A

904 :キャプテン岩見:2012/03/29(木) 14:42:06 ID:7q9I817U
>>902
かなりの荒療治になりますね。ただチームワークなどが上がる可能性が
極めて高くなっています。

Aまどかの提案を呑み、ほむらのこれまでの歩みを知ろう

岩見「よしわかった。ほむらのこれまでの歩みを知ることによって
   ほむらへの認識も変わるだろう。それは悪いことじゃないと思う。」

彼女がどういう道を歩んできたか。
話を聞くのと、実際に体験するのでは全く違う。
ほむらを理解する上でも重要なことと判断したのだ。

ほむら「でもどうやって私の辿ってきた道を知るの?」

ほむらの力でも全員を過去に戻すことはできないし、今の段階でその力を使うことはできない。

神苗「ここは私の出番と言ったところかしら」

どこからともなく現れたのは神苗だった。
確かに彼女の力である時間と空間を操る力しか、ほむらの過去を知る術は存在しない。


905 :キャプテン岩見:2012/03/29(木) 14:49:42 ID:7q9I817U
岩見「できるのか?」

神苗「ええ。だけどタイムパラドックスを起こされても困るから
   その子の視点から体験してもらうことになるわ。
   既に起こった出来事になるから、干渉はできない。言うなれば、テレビを見る感覚だと思っていいわ。」

第三者の視点から、ほむらの過去を俯瞰していくということなのだろう。

まどか「それでもかまいません。私ほむらちゃんのこと、もっと知りたいから」

代表してまどかが神苗に言った。
他の子たちもその意見に同意している。

ほむら「まどか……」

少し嬉しそうな表情をするほむらだが、すぐにいつもの表情に戻った。

神苗「なら、早速開始するわよ。」

神苗が自身の神剣である【時空】を取り出し、力を振るう。
ほむらが通ってきた時間軸へと全員の意識を飛ばしたのである。

906 :キャプテン岩見:2012/03/29(木) 14:58:43 ID:7q9I817U
----第一ループ----

岩見たちの意識が、この時間軸のほむらへと流れ込んだ。
といってもほむらには干渉できない。傍観者に過ぎないのである。

ほむらは、転校生として見滝原中学に転校してきていた。
だが、この時は魔法少女にもなっておらず心臓の病気が治っておらず
病弱で大人しい女の子だった。このときはまだ眼鏡をかけていた。

学校に入っても、勉強ではついていけず、体育でも準備運動で倒れてしまい
クラスの子たちからも陰口を受けていた。
そんな中、まどかと出会ったのである。

まどか「ほむらちゃんってカッコいい名前だよね。こう燃え上がれって感じで」

この時間軸のまどかは自信に溢れ、活発な少女だった。

ほむら「でも名前負けしてます。」

まどか「それならほむらちゃんも格好よくなっちゃえば良いんだよっ」


907 :キャプテン岩見:2012/03/29(木) 15:05:43 ID:7q9I817U
まどかの励ましを受けても、ほむらは自己嫌悪をしてしまっていた。
その結果、魔女の口付けに捕らわれて、結界へと誘い込まれてしまう。

そこを助けてくれたのが、まどかとマミだった。

まどか「秘密がばれちゃったね。クラスのみんなには内緒だよっ!!」

マミ「大丈夫?でも私たちが来たから心配無用よ」

ほむらが最初に見た魔法少女はまどかとマミであった。
これが彼女の運命を決める出来事となってしまう。

-----ほむらの中のまどかたち-----

まどか「マミさんとコンビ組んでたんだね。私って」

マミ「1人ぼっちじゃないのね。」

さやか「私がぼっちかよ。」

杏子「大丈夫、あたしもだ。」

ここまでさやかと杏子の出番はあまりない。まどかとマミが中心となって
この時間軸のほむらの生活が過ぎ去っていく。

岩見(このほむらも新鮮だな。)

この頃はまだおどおどしていて保護欲を沸かせるような少女だったのだが
どういった経緯でクールになったのか。岩見は少し気になっていた

908 :キャプテン岩見:2012/03/29(木) 15:14:52 ID:7q9I817U
マミとまどかによって助け出されたほむらは、QBを見ることができたので
彼女たちと一緒に行動し、魔法少女とはどんなものか体験していくことになった。
この時点ではまだ契約しておらず、願い事も決めてはいなかった。

QBはほむらが居ることでまどかの戦う意欲を引き出し、魔女化させようと考えていたので
この時点では積極的には勧誘することもなかった。

そして日が経ち、運命の日がやってきた。
ワルプルギスの夜。ほむらの宿敵であり、倒さなければいけない相手との戦いの日である。

その戦いは過酷であった。
舞台装置の魔女と言われるワルプルギスの夜の力は強大。
まどかとマミの力でも全く歯が立たない相手であったのだ。

その苛烈な攻撃にマミは命を落とし、残るはまどかとほむらだけとなってしまった。

-----ほむらの中のまどかたち-----

マミ「……」

まどか「これがワルプルギスの夜……」

さやか「マミさんが……」

杏子「なんだよこれ……」

ほむら以外はワルプルギスの夜がどんなものか、話でしか聞いたことがなかった。
だが、実物は話で聞いていたよりも強大な敵であった。
ベテランであるマミですら全く歯が立たず、命を散らしたのである。

909 :キャプテン岩見:2012/03/29(木) 15:29:58 ID:7q9I817U
絶望な状況であってもまどかは諦めなかった。
マミが死んだ状態で、残っている魔法少女はただ1人。
彼女が戦わなければ数千人が被害に遭う。

ほむら「えっ…そんな……巴さん、死んじゃっ、たのに…
    一人だけであんなのに勝てっこない!鹿目さんまで死んじゃうよ?」

目の前にマミの亡骸があり、勝てる戦いとは言えなかった。

まどか「それでも、私は魔法少女だから。みんなのこと、守らなきゃいけないから」

ほむらを置いて、まどかはワルプルギスの夜に1人立ち向かっていった。
だが、敵うはずもなかった。強大なワルプルギスの夜の力にまどかは
返り討ちにあい、敗北してしまった。

ほむら「どうして…?死んじゃうって、わかってたのに…。
    私なんか助けるよりも、あなたに……生きててほしかったのに…」

まどかがやられ、残ったのはほむらだけ。

QB「その言葉は本当かい?暁美ほむら。君のその祈りの為に、魂を賭けられるかい?
 戦いの定めを受け入れてまで、叶えたい望みがあるなら、僕が力になってあげられるよ」

現れたのはQB。ここでも勧誘を忘れていなかった。
マミとまどかが死んだ以上、エネルギー回収ノルマを達成させるためには魔法少女が必要だった

910 :キャプテン岩見:2012/03/29(木) 15:37:19 ID:7q9I817U
ほむら「あなたと契約すれば、どんな願いも叶えられるの?」

QB「そうとも。君にはその資格がありそうだ。教えてごらん。君はどんな祈りで、ソウルジェムを輝かせるのかい?」

絶望な状態に陥ったほむらには契約を結ぶしか道がなかった。

ほむら「私は……。私は、鹿目さんとの出会いをやり直したい。彼女に守られる私じゃなくて、彼女を守る私になりたい」

泣きじゃくりながら、QBに自分の願いを伝えた。
力がなくてまどかと共に戦うことすらできず、彼女に守られているだけでしかなかった。
そんな自分ではなく、彼女を守れる自分になりたい。
この願いが彼女の戦いの始まり。地獄の連鎖の始まりとなったのである。

QB「契約は成立だ。君の祈りは、エントロピーを凌駕した。さあ、解き放ってごらん。その新しい力を!!」

魔法少女になったほむらは、転校する前の時間軸へと時間遡行を行った。
彼女の願いはまどかとの出会いをやり直すこと。その魔法は時間遡行だった。
それだけでなく1ヶ月分、時間を止めることが可能だった。


911 :キャプテン岩見:2012/03/29(木) 15:42:12 ID:7q9I817U
-----ほむらの中のまどかたち-----

ほむら「……」

まどか「ほむらちゃん、私のために契約してくれたんだね」

さやか「これからが本当の地獄なんだよね。結構ハードな内容だったけど」

マミ「ごめんなさい。私の力不足ね。」

杏子「あんなの相手にするのかよ。しっかり鍛えておかないと辛いな」

1週目からハードな終わりだった。だが、本当の地獄はこれからである。

岩見(ふぅ……友達の死を見るのは辛いだろうな……)

どうしますか?

Aほむらを抱きしめる
Bマミを励ます
Cほむらに眼鏡かけた方が可愛いぞと言ってみる
D次に進もう
E好きなことをお書きください

先に2票入った選択肢で進行します

912 :森崎名無しさん:2012/03/29(木) 16:06:59 ID:ShGX0j8+
A

913 :森崎名無しさん:2012/03/29(木) 16:07:25 ID:rTNfYKFs
A

914 :キャプテン岩見:2012/03/30(金) 00:29:15 ID:JzjC2CZ2
Aほむらを抱きしめる

岩見(これだけ辛い思いをしていたとはな。)

友達の死を何度も見ることになったほむらの心境は相当辛いだろう。
それも目の前だ。そんな中でも希望を捨てず魔女にならなかった彼女は
相当心が強いのだろう。

岩見はほむらを抱きしめてあげた。

ほむら「……私を励ましてるつもり?」

岩見「ここまで辛い思いをしているとは思わなかった。
  もっと甘えても良いんだぞ。」

ほむら「……大丈夫よ。私は。」

それでもほむらの顔は少し緊張から和らいでいた。

※ほむらの好感度が上がりました。

915 :キャプテン岩見:2012/03/30(金) 00:38:18 ID:JzjC2CZ2
ほむら「まだこれは序の口よ。ここからが本番。」

-----2度目のループ-----


ほむら「はっ?ここは…。私、まだ退院してない…。はっ!?夢じゃ、ない…」

病院で目覚めたほむら。手もとにはQBとの契約の証ソウルジェムが握られていた。
今まで見てきた光景が夢でない証拠だった。

そしてまた転校初日が始まった。

ほむら「暁美ほむらです。よろしくお願いします。」

最初とは違い、おどおどした感じが少しなくなっていた。
2回目ということと、魔法少女になったということが作用しているのだろう。

ほむら「鹿目さん、私も魔法少女になったんだよ!これから一緒に頑張ろうね!」

担任の先生がほむらの紹介をする前に、ほむらはまどかの方に歩いていき
言った。前回はまどかと共に戦うことができなかった。
まどかと一緒の魔法少女になれたというのは彼女にとって嬉しかったのだ。

まどか「え?…えぇと…ぅぅん…」

クラスメイトの前で、魔法少女になったと初対面のほむらに言われて
なんと返して良いかまどかは困ってしまった。


916 :キャプテン岩見:2012/03/30(金) 00:46:26 ID:JzjC2CZ2
まどか「それにしてもいきなり魔法少女になったなんてみんなの前で言うから驚いたよ〜
   でも気持ちはわかるけどね。私も魔法少女になった時は嬉しかったもん」

屋上でまどかと話すほむら。
先ほどの件でのお話だ。

ほむら「す……すいません。驚かせちゃって。」

まどか「良いよ〜。それにしても魔法少女が3人か〜
   魔法少女は私とマミさんだけだと思ってたのに。ほかにも居たんだね。
   でもどうして私のこと知ってたの?まだきゅうべぇと契約してそんなたってないのに」

ほむら「きゅうべぇから聞きました。鹿目まどかという魔法少女がいると。
   そしてようやく会えたので……つい」

ほむらはその後まどかに魔法少女として強くなりたいから指導をしてほしいと
頼み、マミに魔法少女としての戦い方をまどかと共に教えてもらうことになった。
前のループでは、戦うこともなかったので、魔法少女としてはルーキーだ。

それに身体も弱いので運動能力にも期待できない。

マミと共に、自分の魔法と相性の良い戦い方を模索していく。
ほむらが選んだ武器は爆弾だった。

917 :キャプテン岩見:2012/03/30(金) 00:52:50 ID:JzjC2CZ2
ゴルフクラブなどの鈍器での攻撃はほむらの体力では無理。
時間停止を利用した爆弾での攻撃が理想と考えたのだ。

まどかも爆弾作りには協力してくれた。
同じ魔法少女ということで、一度目のループよりまどかとの関係は良好に進んでいた。

先着1名様で
2週目ほむらの戦い→! card

カードのマークが
ダイヤ、ハート、JOKER→マミが亡くなり、さやかが契約。ソウルジェムを結界に投げてしまったさやかを救出に向かう
スペード、クラブ→マミが亡くなり、ワルプスギスの夜をまどかと2人で


918 :森崎名無しさん:2012/03/30(金) 00:55:38 ID:???
2週目ほむらの戦い→ ハート8

919 :森崎名無しさん:2012/03/30(金) 00:55:42 ID:???
2週目ほむらの戦い→ ハート6

920 :キャプテン岩見:2012/03/30(金) 01:18:45 ID:JzjC2CZ2
2週目ほむらの戦い→ ハート8

ダイヤ、ハート、JOKER→マミが亡くなり、さやかが契約。ソウルジェムを結界に投げてしまったさやかを救出に向かう

ここで1週目のほむらが経験したことと違うことが起きた。
それはさやかがQBと契約したのだ。
彼女の願いは上条恭介の手を治すこと。それを代価に魔法少女となったのだった。

魔法少女となったさやかと、ついに現れた杏子。
2人は対立しあい、お互いに一歩も引かなかった。
だがベテランの杏子のが、戦闘経験は豊富。さやかに勝つ見込みなどはない。

途中でマミが参戦することで、戦いは止められた。
しかしその後、魔女の結界が現れ、さやかとマミと杏子を飲み込んだ。
お菓子の魔女シャルロッテ。マミとは相性が悪い天敵である。

この魔女との戦いで、さやかをかばったマミはそのまま亡くなってしまった。
杏子とさやかは何とか逃げ延びることができたが、動転したさやかが
ソウルジェムを結界に投げてしまいそのまま動かなくなってしまった

杏子「こいつ……死んでるじゃねーか」

まどか「さやかちゃん?」

ほむら「美樹さん……目を開けて!!」

後から合流したまどかとほむら。さやかが急に動かなくなってしまったことに
戸惑いを感じる。


921 :キャプテン岩見:2012/03/30(金) 01:27:33 ID:JzjC2CZ2
QB「君たち魔法少女が身体をコントロールできるのは、せいぜい100m圏内が限度だからね
普段は当然肌身離さず持ち歩いてるんだから、こういう事故は滅多にあることじゃないんだけど」

まどか「何を言ってるのきゅうべぇ。さやかちゃんを死なせないでっ!!」

QB「はあ・・・まどか、そっちはさやかじゃなくて、ただの抜け殻なんだって」

QB「ただの人間と同じ、壊れやすい身体のままで、魔女と戦ってくれなんて、とてもお願い出来ないよ
君たち魔法少女にとって、元の身体なんていうのは、外付けのハードウェアでしかないんだ
君たちの本体としての魂には、魔力をより効率よく運用できる、コンパクトで、安全な姿が与えられているんだ
魔法少女との契約を取り結ぶ、僕の役目はね。君たちの魂を抜き取って、ソウルジェムに変える事なのさ
むしろ便利だろう?
心臓が破れても、ありったけの血を抜かれても、その身体は魔力で修理すれば、すぐまた動くようになる
ソウルジェムさえ砕かれない限り、君たちは無敵だよ」

今あるさやかの身体は抜け殻と同じで、ソウルジェムが本体ということになる。
彼女を助けるには、ソウルジェムを探さなければならない。

杏子「こいつの身体は、あたしが何とかする。
  2人は、ソウルジェムを探して来い。」

肉体を保存しなければ腐ってしまう。
それができるのは杏子しかいなかった。

922 :キャプテン岩見:2012/03/30(金) 01:31:25 ID:JzjC2CZ2
まどか「……わかった。ほむらちゃん行こう」

ほむら「うん。」

マミが死んだことをその後知らされたまどかたちは悲しむが、さやかのピンチであり
急がなければいけない。じゃないと取り返しのつかないことになる。

先着1名様で
さやかのソウルジェムは見つかるのか?→! card

カードのマークが
ダイヤ、ハート、スペード→お菓子の魔女を発見し、撃破に成功
クラブ→見つからず、代わりに杏子が見つけ出したが、魔女化
JOKER→ダイヤ、ハート、スペードの結果+後でボーナス

923 :森崎名無しさん:2012/03/30(金) 01:35:21 ID:???
さやかのソウルジェムは見つかるのか?→ ハート8

924 :キャプテン岩見:2012/03/30(金) 23:18:13 ID:JzjC2CZ2
さやかのソウルジェムは見つかるのか?→ ハート8

ダイヤ、ハート、スペード→お菓子の魔女を発見し、撃破に成功

マミ不在の中での2人での探索。
まだ魔法少女になりたての2人だと魔女の結界を見つけるのも簡単ではない。
それでもさやかのために、走り回りようやく見つけた。

まどか「いくよ。ほむらちゃん」

ほむら「はい。」

マミの仇討ちということで力が入る。
油断はもちろん禁物だ。マミを倒せるほどの実力を持っているということは、まどかたちにとっても強敵だからだ。

結界の奥まで到達した2人は、お菓子の魔女シャルロッテとの戦いに入った。
彼女たちの必死の戦いの末シャルロッテを倒し、さやかのソウルジェムを発見した。

まどか「ちょっと良いかな……マミさんはここで死んじゃったから何か残してないか
   調べたいの」

ほむら「はい。私も手伝います。」

マミの遺留品がないか調べるが、何も残っていなかった。
これが魔女に敗れるということだと、2人はマミの死で理解することになった。



925 :キャプテン岩見:2012/03/30(金) 23:21:56 ID:JzjC2CZ2
さやかの下にソウルジェムを届け、さやかは無事復活した。
杏子の助けにより何とか身体も腐ることはなかった。

さやか「あれ……あたし……」

まどか「さやかちゃん良かったぁ。」

ほむら「美樹さん……」

まどかとほむらもさやかが助かったことを喜んでいた。
しかしさやかは、ここで魔法少女の真実の1つを知ることになった。
ソウルジェムが本体で、身体は抜け殻に過ぎないと

さやか「あたし、ゾンビになっちゃったってこと?」

ゾンビになった以上人間としての恋愛を望めない。
さやかは好きな人が居たが、打ち明ける勇気もない。

926 :キャプテン岩見:2012/03/30(金) 23:26:58 ID:JzjC2CZ2
翌日、さやかにもう1つの問題が浮上してくることになった。
それは志筑仁美も、上条恭介のことが好きだということである。
さらに明日に告白するから、さやかが告白するならいまのうちにどうぞとのことだった。

ゾンビになってしまった身体で告白などできるはずがないと悩むさやか。
その結果、どんどん落ち込んでいくことになってしまった。

先着1名様で
さやかはどうなる?→! card

カードのマークが
ダイヤ、ハート→杏子の説得もあり魔法少女として頑張っていくことになった
スペード、クラブ→残念。魔女化してしまう
JOKER→ダイヤ、ハート+後でボーナス

927 :森崎名無しさん:2012/03/30(金) 23:27:32 ID:???
さやかはどうなる?→ ダイヤ5

928 :森崎名無しさん:2012/03/30(金) 23:27:43 ID:???
さやかはどうなる?→ ダイヤ6

929 :キャプテン岩見:2012/03/31(土) 01:12:58 ID:oXILV6Us
さやかはどうなる?→ ダイヤ5

ダイヤ、ハート→杏子の説得もあり魔法少女として頑張っていくことになった

さやかと同じ境遇だったのは杏子だった。
彼女も他人のために願い、そして裏切られたのである。
彼女の気持ちを一番理解できたのは杏子だったのだ。

杏子の説得のおかげでさやかも無事魔法少女として頑張っていくこととなり
安心した杏子は、3人に任せて他の街へと移っていった。
そして運命のワルプルギスの夜との戦いの日がやってくる。

さやか「まどか、ほむら。行くよ」

まどか「うん。」

ほむら「はい」

3人の魔法少女が、ワルプルギスの夜に立ち向かっていった。
しかし、ワルプルギスの夜の力は強大でまずはさやかがやられてしまう。
そして残るは、まどかとほむらなのだが、まどかに異変が起こっていた。

まどか「さやかちゃん……ぐあっっっ……」

まどかが急に苦しみだした。それと同時にまどかの持つソウルジェムが変貌し
グリーフシードとなっていた。
これがもう1つの魔法少女の真実である、魔法少女の魔女化だ。

930 :キャプテン岩見:2012/03/31(土) 01:19:56 ID:oXILV6Us
ソウルジェムが濁れば魔女化するとは、魔法少女には知らされない。
そんなことを教えてしまえば契約してくれなくなるからだ。
これがQBの姑息な手段である。
もちろん嘘は言っていない。教えないだけなのだ。

ほむら「みんな……キュウべぇに騙されてるのよ」

この時ほむらは、この秘密を知ってしまったのである。
まどかの魔女化というショッキングな出来事であったが、何とか乗り越えて
もう一度時間遡行を開始した。

-----ほむらの中のまどかたち-----

まどか「ほむらちゃん……こんな辛かったんだね」

マミ「あの魔女は私の天敵なのね……暁美さんはそれを知っていて止めようとしてくれたのね」

さやか「これが魔女化か。こんなのまじかで見たら……」

杏子「……こんなのってありかよ」

聞くのと見るのとではまた違う。
まどかの魔女化は、とてもグロテスクであった。
苦しみ、そして全てを滅ぼす魔女となる。防ぐには魔法少女として戦い続け、ソウルジェムを濁さないか
魔法少女のまま死ぬしかない

931 :キャプテン岩見:2012/03/31(土) 01:25:41 ID:oXILV6Us
岩見(QBめ……やっぱりあいつは生きてはいけない存在だ)

ほむら「これでわかったでしょう。魔法少女になるというのはたった1つの願いと引き換えに
   全てを捨てるということなの。そしてこれが私たちの敵ワルプルギスの夜。」

3人がかりでも返り討ちにあってしまうほどの強さを持つのがこのワルプルギスの夜だ。
岩見たちはこれを倒さないといけない。

この後どうしますか?

A次のループへと向かう
Bほむらに眼鏡をかけてもらおう
Cマミのソウルジェムの濁りを取り除いておこう
D杏子のソウルジェムの濁りを取り除いておこう
E好きなことをお書きください

先に2票入った選択肢で進行します

932 :森崎名無しさん:2012/03/31(土) 01:52:56 ID:xT1bmFmg
C

933 :森崎名無しさん:2012/03/31(土) 01:53:56 ID:oXqLeFHE


934 :キャプテン岩見:2012/04/01(日) 00:33:48 ID:10CxPcIA
Cマミのソウルジェムの濁りを取り除いておこう

岩見「念のためにマミのソウルジェムの濁りを取っておこうか。」

先ほどのまどかのように苦しんで魔女化するわけにはいかない。
念のためにマミのソウルジェムの濁りを取っておくことにした。
グリーフシードの予備は何個も持っているらしいので、大丈夫そうだろう。

ほむら「私が蓄えてあるわ。これを使いなさい。」

マミ「ありがとう。あんな風になるわけにはいかないものね」

これから精神的にきつい場面が増えてくるだろう。
マミの精神はそこまで強くないので、ケアーが必要だ。

※マミのソウルジェムの濁りが完全になくなりました。
マミの好感度が上がりました。

935 :キャプテン岩見:2012/04/01(日) 00:43:16 ID:10CxPcIA
-----3ループ目の世界-----

ほむら「伝えなきゃ……みんなキュゥべえに騙されてる!」

またいつもの病院で目覚めたほむら。
時間遡行したおかげで、日時は戻っていた。
先のループで知った魔法少女の真実。
これを伝えなければいけない。ほむらはそう確信していた。

だが現実はそう甘くなかった。

さやか「あのさあ、キュウべえがそんな嘘ついて、一体何の得があるわけ?」

ほむら「それは…」

さやか「私達に妙な事吹き込んで仲間割れでもさせたいの?
    まさかあんた、ホントはあの杏子とか言う奴とグルなんじゃないでしょうね?」

早速そのことをみんなに話してみた。
だがほむらの思惑とは裏腹に事が進んでしまったのだ。

ほむら「ち、違うわ!」

まどか「さやかちゃん。それこそ仲間割れだよ」

まどかが止めに入るがさやかは止まらなかった。
彼女はほむらに不信感を抱いていた。


936 :キャプテン岩見:2012/04/01(日) 00:47:11 ID:10CxPcIA
さやか「はあ、どっちにしろ私この子とチーム組むの反対だわ。
    まどかやマミさんは飛び道具だから平気だろうけど、いきなり目の前で爆発とか、ちょっと勘弁して欲しいんだよね。
    何度巻き込まれそうになった事か」

この時期のほむらの武器は爆弾だった。ゴルフクラブでは戦力になることもできず
自家製の爆弾で魔女を葬ってきたからである。前の時間軸でまどかと共に考えた彼女の戦い方だった

マミ「暁美さんには、爆弾以外の武器ってないのかしら?」

ほむら「え?ちょっと、考えてみます…」

見かねたマミが、ほむらに違う武器はないかと話を切り出した。
チームワークを崩すわけにはいかないと考えたのだろう。

ほむらは新しい武器を考えなければいけなかった。
彼女が考えた末、選んだのは近代兵器だった。

某自営業のアジトから拳銃と弾薬を盗み、軍からも武器を拝借した。
時間を止められる彼女ならではの調達方法で、武器を手にしたのである。

937 :キャプテン岩見:2012/04/01(日) 00:57:52 ID:10CxPcIA
これで十分な火力を手にすることができ、爆弾以外の攻撃方法を手に入れたのである。

だがこの後、ほむらが危惧していたことが起こってしまった。
さやかの魔女化である。魔法少女の身体の秘密を知らされ、友人である仁美が上条恭介のこと
を好きであると知った彼女は、ネガティブになっていき、ソウルジェムを汚していったのだ。
魔法少女は希望を力に変える反面、不の感情を溜め込むと、ソウルジェムを濁していくのだ。

ほむらがさやかを魔法少女に向いていないというのはこれが原因である。

杏子「テメェ、一体何なんだ?さやかに何しやがった」

まどか「さやかちゃん、やめて。お願い、思い出して。こんなこと、さやかちゃんだって嫌だったはずだよ」

魔女化した以上、戦わざるを得ない。
それでも杏子やまどかにとって、彼女はさやかなのだ。
だが魔女になってしまった彼女にはもう言葉は通じない。
祈りを力に変えた分、負を撒き散らす存在になる。これが魔法少女の避けられない宿命。

ほむら「ごめん…美樹さん…」

ほむらの爆弾によって、さやかだった魔女を殺すことには成功した。
しかし、それはさやかを殺したということと同じことだった。

938 :キャプテン岩見:2012/04/01(日) 01:03:19 ID:10CxPcIA
杏子「さやか…。チクショウッ…。こんなことって…」

まどか「ひどいよ…こんなのあんまりだよ…」

さやかだった魔女を倒したことで、全員悲しみに暮れていた。
そして魔法少女の真実を知ることになったのだ。

その真実に耐えられない者が一人出てしまった。
それはマミだった。

ほむら「はっ!?巴さん!?」

ほむらをリボンで雁字搦めにし、杏子のソウルジェムをマミが撃ち抜いた。
彼女の精神が耐えられなかったのだ。

マミ「ソウルジェムが魔女を産むなら、みんな死ぬしかないじゃない!
   あなたも、私も……!」

ほむら「や、止めてっ!」

今度は銃口をほむらに向けた。
仲間内がギクシャクしていたこともあり、マミはその纏め役だった。
精神的疲れがピークに達したのも錯乱の原因だ。

それを止めたのはまどかだった。
マミのソウルジェムを弓で撃ち抜いたのである。



939 :キャプテン岩見:2012/04/01(日) 01:09:37 ID:10CxPcIA
まどか「嫌だぁ〜…もう嫌だよ、こんなの…」

ほむら「大丈夫だよ。二人で頑張ろ?一緒にワルプルギスの夜を倒そう?

まどか「うん…」

残ったのはまどかとほむらの2人だけだった。
悲しみに暮れている時間は2人には残ってない。最大の敵、ワルプルギスの夜が待っているからである。

2人はワルプルギスの夜と戦ったが、ソウルジェムの濁りは限界に近づいていた。

まどか「私たちも、もうおしまいだね」

ほむら「グリーフシードは?」

ほむら「そう…。ねぇ…私たち、このまま二人で、怪物になって…こんな世界、何もかもメチャクチャにしちゃおっか?
嫌なことも、悲しいことも、全部無かったことにしちゃえるぐらい、壊して、壊して、壊しまくってさ…。
それはそれで、良いと思わない?」

まどかとほむらは、倒れたまま話を続けた。
2人に残っている時間はほとんどなかった。グリーフシードがなければ浄化できない

まどか「さっきのは嘘。1個だけ取っておいたんだ」

まどかが取り出したのは1つのグリーフシード。1つだけ残していたらしい。
そのグリーフシードでほむらのソウルジェムを浄化した


940 :キャプテン岩見:2012/04/01(日) 01:13:40 ID:10CxPcIA
ほむら「そんな…!何で私に!?」

まどか「私にはできなくて、ほむらちゃんにできること、お願いしたいから
    ほむらちゃん、過去に戻れるんだよね?こんな終わり方にならないように、歴史を変えられるって、言ってたよね」

ほむら「うん……」

何度やっても倒れてしまうまどかを救うためにほむらは時間遡行を繰り返した。
だが、今回も無理だったのだ

まどか「キュゥべえに騙される前のバカな私を、助けてあげてくれないかな?」

ほむら「約束するわ。絶対にあなたを救ってみせる。何度繰り返すことになっても、必ずあなたを守ってみせる!!」

ただワルプルギスの夜に勝つだけではない。
まどかを魔法少女にしない。 これが今回のループからほむらが誓ったことである。

まどか「よかった…」

まどか「うわぁあっ!」

まどかが苦しみ始めた。魔女になり始めている証拠である。
既にソウルジェムがグリーフシードに変わりかけていた。

まどか「もう一つ、頼んでいい……?」

苦しみながらもまどかは、ほむらにお願いをする。
魔女になってしまうまで猶予はほとんどない。

941 :キャプテン岩見:2012/04/01(日) 01:19:17 ID:10CxPcIA
ほむら「うん……」

まどか「私、魔女にはなりたくない。嫌なことも、悲しいこともあったけど、守りたいものだって、たくさん、この世界にはあったから」

まどかの最後の願いは、魔女になる前に殺してくれというものだ。
みんなを苦しめる魔女になるのではなく、魔法少女のまま死にたいということだ。

ほむら「まどか……!!」

まどか「ほむらちゃん、やっと名前で呼んでくれたね。嬉しい……な」

苦しみながらもまどかは言葉を捻り出していた。
声を出すのも辛いだろう。それでも自我を保っていられるのは彼女の強さだった。


ほむら「はっ……ぅ、ぐっ……うぅ………うう゛ううううう゛うう゛うう゛う!!」

ほむらは泣きながら、まどかの最後の願いを実行した。
魔女になって人々を苦しめることなどしてほしくなかったからだ。

そしてもう一度時間遡行をすることを決めた。
時間遡行できるようになるには、特定の時間(最初のループでほむらが契約した時)にならないと無理だ。
時間停止の力もこの時までしか使えない。

彼女の願いが、まどかとの出会いをやり直したい。だったから可能だった力なのである。



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0ch BBS 2007-01-24