キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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1 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/01/24(火) 17:11:57 ID:9DZAwbwM
この物語はフィクションです。
史実や実在の人物を連想する場面があるとしても、この物語とは関係がありません。
風土、名称については文献を参考としていますが、想像のウェイトも大きく、事実と異なります。
そして……この物語は キャプテン森崎のアナザーストーリーであり…
とある貴公子と仲間達の サッカーに賭けた青春を描くストーリーです。
恋愛は二の次に、サッカーに命を削って頑張りま・・・・・・すよね?
44 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/01/27(金) 10:39:36 ID:???
だからこそバンビーノはサッカースタジアムへと向かった。
サンパウロFCの本拠地、エスタジオ・ド・モルンビーではなく、他のスタジアムに…である。
(この地域にはサンパウロ以外にもコリンチャンス、パルメイラスという2チームが犇(ひし)めいており、
ゆえにスタジアムも複数存在しているのだ。)
バンビーノにとってシュミレーション・・・というつもりは無いが、彼は現地のカルチョに触れたかった。
その中にストラットが居る想像をしたかったのだ。
先着で
★到着したけど・・・これ、どんなスタジアム?→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。
《ダイヤ》 みすぼらしいスタジアム
《ハート、スペード》 普通なスタジアム
《クラブ》 みすぼらしくみすぼらしくて、そしてみすぼらしいスタジアム
《JOKER》 ダイヤの結果 + ??
45 :
森崎名無しさん
:2012/01/27(金) 10:41:58 ID:???
★到着したけど・・・これ、どんなスタジアム?→
ハート7
46 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/01/27(金) 11:31:35 ID:???
> 到着したけど・・・これ、どんなスタジアム?→ ハート7
> 《ハート、スペード》 普通なスタジアム
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
バンビーノが辿り着いたのは、ごく普通の大きさのスタジアムだった。
ミランのホームであるサン・シーロの半分・・・
と言うより、フィレンツェのアルテミオ・フランキより少しだけ小さい程度のスタジアム。
今の彼にとって、まだフィオレンティーナのホームの方が普通のサイズに思えているのだ。
バンビーノ「エスタジオ・ド・パカエンブー・・・だったか? これが。」
このパカエンブーはサンパウロ市が所有している多目的スタジアム。
1950年W杯ブラジル大会の為に市が建設した、都市の中心部にあるスタジアムである。
これはコリンチャンスのホームスタジアムであると共に、同市における主要な試合の多くが開催される、
サッカー公式戦会場でもあるのだ。
スタジアムからは人の歓声が聞こえてくる。 恐らく試合中である事は容易に想像できた。
そうでなくても、薄々とサインは感じられていたが。
バンビーノ(ついぞ30分前位から急に人影も騒音も消えたのは、この為だったか。)
空港を出た直後にはあれ程渋滞していた道路が、今は空っぽで静まり返っている。
『これがブラジルか・・・』とバンビーノは呟き、この国がイタリア以上にサッカーの国である事を実感する。
47 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/01/27(金) 11:32:35 ID:???
中に入ろうとバンビーノはチケットを求め・・・受付の窓を必死に叩いた。
受付の人物が試合中継に釘付けで、コッチを向こうとしないからである。
バンビーノ「チケット一枚!!!」
受付「喧しい、来るのが遅いんだよ!」
バンビーノ「そりゃ悪かったが・・・でも仕事はしてくれ!」
受付「バカヤロウ! サッカーの試合がある2時間、サンパウロの経済がストップするのを知らないのか!」
バンビーノ「ごめんなさい。」
受付「・・・200ユーロ。」
バンビーノ「ユーロでいいの!?」
受付「ブラジルの貨幣をスレ主が知らないんだよ言わせんな恥ずかしい!」
バンビーノ「はい。」
意味の判らない言葉を右から左へ受け流し、ともかくバンビーノはチケットを購入した。
その足で入場し、スタジアムの観戦席へと急ぐバンビーノ。
48 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/01/27(金) 11:33:37 ID:???
先着で
★そこで行われていたのは・・・→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。
《ダイヤ》 コリンチャンスとサンパウロのダービー戦、マジェストソ≠セった。
《ハート》 コリンチャンスとパルメイラスのダービー戦だった。
《スペード》 コリンチャンス vs サントス
《クラブ》 コリンチャンス vs フルミネンセ
《JOKER》 パルメイラスとサンパウロのダービー戦、ショキ・ヘイ≠セった。
49 :
森崎名無しさん
:2012/01/27(金) 11:41:31 ID:???
★そこで行われていたのは・・・→
JOKER
50 :
森崎名無しさん
:2012/01/27(金) 11:42:40 ID:???
いきなり、メインイベントきた!?
51 :
森崎名無しさん
:2012/01/27(金) 11:43:10 ID:???
幸先が良いのかどうなのかいまいち分からんなw
52 :
森崎名無しさん
:2012/01/27(金) 11:44:35 ID:???
正直、パルメイラスメンバーのキャラ構想まだ出来てないんじゃないですかw
53 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/01/27(金) 11:49:39 ID:???
キャプ三杉終了時にはパルメイラスの設定も完成してましたのでご安心を。
54 :
森崎名無しさん
:2012/01/27(金) 13:37:43 ID:???
ブラジルの通貨
レアル。1ブラジルレアル…約50円
このレアルプランは、1994年のW杯優勝からばく進し、取り決められた背景がある。
インフレーションを終結させた妙手ならびに、ブラジルにおけるサッカーの重要性を示したものと言える。
ブラジルでもサンパウロは、日系人や企業が多く見られていたが、近年は東アジア人が多く住んでおり、日本人街は形骸化している。
55 :
森崎名無しさん
:2012/01/27(金) 13:39:43 ID:???
ブラジル通貨調べました。参考までに。
レアルとセンターボという単位だそうです。(100センターボ=1レアル)
レアルは、大抵複数形のレアイスを使うのが一般的なようです。
日本円換算すると、1レアル=約40円になっていました。
56 :
55
:2012/01/27(金) 13:46:48 ID:???
私の調べた為替レートは最近1週間のものです。
使う時は54氏のレート、1レアル=50円でいいと思います。
こっちでも円高傾向なんですかねぇ…。
57 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/01/27(金) 17:57:31 ID:???
>>50-52
リオカップに予定している展開をここで出すのは拙いので、今回はガチ勝負して貰うとします。
レッチェの試合のようなNPC戦をやりますので、どうぞお付き合い下さい。
今後の展開
>>54-56
いやいやこれはすみません! 調べれば分かるのに調べない、ものぐさスレ主が手間をおかけします!
そう言えばレアルって聞いたことありました。 LOST MANでカルロスがレアルって言ってましたね。
その時は確か1レアル=約60円だったかと思いますが・・・ブラジルはW杯成績がレアル相場に影響していたりしてw
=============================================
> そこで行われていたのは・・・→ JOKER
> 《JOKER》 パルメイラスとサンパウロのダービー戦、ショキ・ヘイ≠セった。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
フオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!
バンビーノ「!?」
3階スタンドに到着したバンビーノは先ず圧倒された。
サポーターが跳ね上がって歓声を送っている。
ゴール裏も、バックスタンド席でも、メインスタンドも、とにかく跳びはねて歌う叫ぶ。
そのせいで足元がグワングワンと揺れ動いているのだ、比喩でなく物理的振動によって。
まるでサポーター達は遊園地のアトラクションを楽しみに来ているのではないかと疑いたくなる。
・・・しかし、当然ながら遊園地など比較にならぬ程に興奮する物がここには在るのだ。
58 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/01/27(金) 17:58:31 ID:???
チャーリー「さあーーーー! 伝統のサンパウロ・ダービーショキ・ヘイ=I! ジュニオール・クラスながら
信じられない盛り上がりを見せています! それも仕方ありません・・・パルメイラスは10年以上の
長い低迷期、対してサンパウロは絶好調と、トップでは明暗がクッキリ別れているのです!!
しかしこのジュニオールにおいて、両チームは紛れも無く互角の実力を持つ宿敵同士!!!
カンピオナート・パウリスタ・ジュニオールでも他チームとは群を抜く強豪なのです!!」
「パルメイラスー!!!!」「金の亡者共をぶっ潰してやれ!!」「お前らがオレの生甲斐だー!!!」
「行けサンパウロ!見せ付けてやれ!」「コーヒー畑の貧困層に負けんな!!」「格が違うんだろ!?」
高級スポーツクラブによって創立され、潤沢な資金により発足から今まで有数の強豪で在り続けているサンパウロ。
歴史・伝統はサンパウロに負けないが、未だコーヒー畑が周囲に広がる貧困街に本拠地を構え・・・
その資金力の差ゆえにか、80年代に一度もタイトルを取れないという暗黒時代真っ盛りのパルメイラス。
トップではダービー戦であっても近年盛り上がりに欠けているが・・・
それだけにサポーター同士の対抗心は、このジュニオールにこそ向けられている。
これはパルメイラス側が特に顕著な傾向であるのは言うまでもない。
(※パルメの本拠地周辺がコーヒー畑なのは全力でフィクションです、鵜呑みにしないで下さい。
ちなみに92年、パルマラットがパルメのスポンサーにつき、強豪に返り咲きます。
作中で言うとリオカップの直後だったりして・・・パルマラットの判断が、森崎達の活躍を見た故かどうか・・・
その辺も妄想して物語をお楽しみ頂くとスレ主的喜びだったりします。)
59 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/01/27(金) 17:59:47 ID:???
バンビーノ「これは・・・!」
選手達のレベルの高さは一目で理解できた。
強力な中心選手は勿論、おそらく2番手、3番手の選手達も巧い・・・。
特にバンビーノが目を釘付けにさせられたのは、サンパウロの10番の選手である。
彼にとっては認め難い事実だが、そのドリブル技術は彼よりも上と直感した。
バンビーノ(あれがミスギの言っていた、ツバサ・オオゾラか!?)
そのままバンビーノは翼周辺の選手達へと視線を忙しく移動させる・・・
バンビーノ「ストラット!」
その姿を見つけ、思わず大声を上げてしまうバンビーノ。
しかしその声は周囲の音に呆気なく掻き消されてしまった。
とにかく彼はストラットの姿を見つけた。
精神的な逃避から、後回しにする意図でここに来たつもりだったが・・・
幸か不幸か、バンビーノは真っ先にストラットの姿を見つけてしまったのだった。
バンビーノ(す、スコアは・・・・・・ まだ0−0・・・)
チャーリー「さあ前半の15分、まだ両チームとも流れを掴みきれていません!
先に流れを独占し、ゴールを奪うのはいずれのチームになるのか!?
さてここで両チームのフォーメーションをもう一度ご紹介します・・・」
60 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/01/27(金) 18:01:03 ID:???
サンパウロ・ジュニオール(5−3−2)
−−−−−−−
−−−H−−− Hストラット
J−−−−−− Jペペ
−−−I−−− I翼
−F−−−G− Fバビントン Gマウリシオ
−−−−−−−
−C−D−E− Cリマ Dドトール Eマリーニ
−−A−B−− A石崎 Bアマラウ
−−−@−−− @レナート
パルメイラス・ジュニオール(3−5−2)
−−−−−−−
−−−H−−− Hサトルステギ
−−−−−−J Jオルヘス
−−F−I−− Fネイ Iトニーニョ
−−−G−−− Gゲレーロ
−D−−−E− Dリンコン Eミラ
−−−C−−− Cアレクセイ
−−A−B−− Aキーガン Bブランコ
−−−@−−− @森崎
チャーリー「サンパウロは5−3−2、GKが弱点なだけに守備に人数をかけています。
今期から新顔としてマウリシオくん、石崎くんの二人が出ていますが、今日は活躍出来るか?
・・・対するパルメイラスは3−5−2と中盤を厚くして来ております。
これは恐らく翼くんを意識しての布陣だと思われますが・・・おおっと!?」
61 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/01/27(金) 18:02:10 ID:???
先着で
★どうしたチャーリー!?→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。
《ダイヤ》 トニーニョとネイがパスワークで攻め上がる!?
《ハート》 ミラがバビントンのパスを弾き、アレクセイに渡った!
《スペード》 バビントンがサイドチェンジ、マウリシオの攻め上がりか?
《クラブ》 翼が中盤をドリブルで突破!
《JOKER》 森崎がクロスへの飛び出しでストラットからボールを奪う! そして・・・
62 :
森崎名無しさん
:2012/01/27(金) 18:02:40 ID:???
★どうしたチャーリー!?→
JOKER
63 :
森崎名無しさん
:2012/01/27(金) 18:03:59 ID:???
森崎△
64 :
森崎名無しさん
:2012/01/27(金) 18:12:33 ID:???
連続JOKERか、まさか今のところ三杉たちにそこまで関係ないところで、こんな奇跡が起きるなんて。
65 :
森崎名無しさん
:2012/01/27(金) 18:19:16 ID:???
どうなってんだw
66 :
森崎名無しさん
:2012/01/27(金) 18:21:37 ID:???
なんじゃこりゃwww
67 :
森崎名無しさん
:2012/01/27(金) 18:40:25 ID:???
バンビついてるな。いきなり森崎のオーバーラップ見れて
68 :
森崎名無しさん
:2012/01/27(金) 18:56:37 ID:???
相変わらず面白すぎるスレだw
69 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/01/27(金) 19:12:09 ID:???
> どうしたチャーリー!?→ JOKER
> 《JOKER》 森崎がクロスへの飛び出しでストラットからボールを奪う。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
翼(ここだッ!) ダァッ!
チャーリー「おっと、ここで翼くんが満を持して中央突破に行く!!」
ここまで突出する事なく、低い位置でパスの中継点となっていた翼。
その翼がここで牙を剥いた。
ネイ「来るぞトニーニョ・・・!」
トニーニョ「分かっている! お前達も準備はいいな!?」
ゲレーロ「はいはい人数補正要員ね」
リンコン「オレ達はボールに触れないよなjk」
パルメイラスのMFは中央に固まり、突破を阻止すべくプレスをかける。
当然ながら右のボランチであるマッシュ・ミラ・モッタも動き出すが・・・
ミラ「くっ、5人がかりで抜かせるかよっ!」
アレクセイ「待てマッシュ、お前はタイミングを遅らせろ!」
ミラ「ティアーゴ!?」
中盤の底であり、バイタルエリア最前線でもある位置からティアーゴ・アレクセイ・トーレスがそれを制した。
ミラ一人が加わっても結果の大勢に変わりないと読んでの事だろう。
70 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/01/27(金) 19:13:46 ID:???
翼「抜くっ!」
バンビーノ(なっ・・・!!)
ザシュッ! ポーン・・・
トニーニョ「!!」
ネイ「・・・っのヤロー!!」
サイドにぶれるフェイントから、ヒールリフトで一気に頭を越す。
スピード、タイミング共に文句の付けようが無かった。 バンビーノは思わずポカンと口を開けた儘になる。
だが・・・
アレクセイ「迂闊だぜ、ツバサ・オオゾラ!」
翼「ティアーゴかっ!」
ババァッ!!
チャーリー「おおーーっと!! 翼くんが見事に中央をゴボウ抜きしたと思った直後!!
この位置に最強の刺客、ティアーゴ・アレクセイ・トーレスが飛び込んできていた!!! 」
ここまで展開を予想していたのか、アレクセイは前に出て翼の行軍に立ちはだかった。
そしてもう一人、先程は留まったミラもこの位置で共に取り囲む。
71 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/01/27(金) 19:18:09 ID:???
アレクセイ「いくらテメェでも好きにさせねえっ!」 ガシッガシッ
翼「クッ・・・邪魔するな!」 ガシッ
バンビーノ(あのDF・・・1対1の強さはジェンティーレ以上か!?)
ミラ(ティアーゴの人数補正要員だったらいいか。)
厳しい削り合いを繰り広げる二人(+人数補正要員)
これを抜けば絶好のシュートチャンス、逆に抜かれれば大きなピンチ。
両者共に手を全く緩めない・・・
ガシィッ!!!!
翼「チィっ! 誰かっ!」
アレクセイ「拾え!!! ルーズボールを渡すな!!」
ボールが零れるや否や、大声を出して仲間へと指示する両者。
だがここではサンパウロの方に余裕がある。
バビントン「そうはいかない・・・! 走れぺぺっ!」
チャーリー「おっとぉっ! バビントンくん、いち早くこのボールを拾った!
そしてそのまま縦! WGのタハマタくんにスルーパス!!」
72 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/01/27(金) 19:19:12 ID:???
ペペ「ナァイス!! そして・・・」
サイドの奥底でバビントンのパスに追いついたジョゼ・ロドリゴ・タハマタ、愛称ペペ・・・
彼は間を置く事なく、この位置からゴール前に狙いをつけた。
ペペ「頼むぜ、ストラット!」 バシュッ!
マイナス状態で出されたハイクロス、当然ながらストラットに出された物だった。
ストラット「よしっ!!」 バッ
これに反応し、ゴールに背を向けて飛び上がったストラット。
得意のオーバーヘッドに行く構えである。
キーガンとブランコも競るために跳ぼうとするが・・・
森崎「ここは任せろ!」 ガシッ
チャーリー「おぉーーーっと!! パルメイラスGK森崎くん、ゴールポストを蹴って飛び上がった!」
バンビーノ「何をする気だ!?」
DFの二人を制し、森崎が三角飛びの要領で飛び出していた。
バンビーノは勿論だが、サポーター達もこれを観るのは初めてなのか・・・
スタンドは一瞬、どよめきに包まれた。
73 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/01/27(金) 19:25:00 ID:???
ガシィッ!!!
ストラット「なにぃっ!?」
森崎「ザマァ見やがれ!!! そんな技で俺からゴールを奪うなんて・・・・」 ザッ
ストラットがオーバーヘッドで蹴り下ろすより早く、森崎はガッチリとボールを確保していた。
三角飛び出しの威力、インパクト・・・そしてニタリと嫌らしい笑みをストラットに見せつけた森崎は・・・
森崎「甘いんだよぉっ!!!」 ダァァァッ!!
着地と共にボールを軽く前に出し、そのままドリブルを開始したのだった。
バンビーノ(このプレイ・・・!!!)
「行けーーー!!! モリサキーーー!!」「モリサキーー!!」「うわっ!こえぇーーー!!!」
チャーリー「PAを抜け出したぁっ! 攻め上がるGKモリサキ、今日も自重しないっ!!!
一体何処まで攻め上がるつもりかーーー!!!」
先着で
★JOKER出すなよ!出すなよ!→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。
《ダイヤ、ハート》 森崎(1人、2人抜けば十分だろ。)
《スペード》 森崎(ケケッ、もうちょっと行っちまうか!)
《クラブ》 森崎「アシストつけさせて貰うぜ!!」
《クラブ5以下》 森崎(ゴール・トゥ・ゴールに決まってんだろ!!!)
《JOKER》 ゴール・トゥ・ゴール成wwww功www
74 :
森崎名無しさん
:2012/01/27(金) 19:25:19 ID:???
★JOKER出すなよ!出すなよ!→
ダイヤ7
75 :
森崎名無しさん
:2012/01/27(金) 19:26:32 ID:???
JOKER見たかったなー
76 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/01/27(金) 20:23:46 ID:???
> JOKER出すなよ!出すなよ!→ ダイヤ7
> 《ダイヤ》 森崎(1人、2人抜けば十分だろ。)
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
バンビーノ「アイツ・・・! 知っているぞ、あのプレイ!!」
そう、それはまさしくバンビーノが病室で見た衝撃的なプレイと同じ・・・
GKがドリブルで攻め上がるという、常識をジブラルタル海峡に投げ捨てたプレイ。
イタリアJrユースの守備陣を屈辱的なまでに切り裂き、ヘルナンデスからゴールまで奪ったプレイだった。
少年サポーター「そう!! 彼こそはパルメイラスの救世主と言われたGKの変り種!
ゴールをがら空きにする捨て身の戦法で駆け上がる・・・・・・!!」
バンビーノ(なんだその説明的な応援・・・。 オレの言葉に応えてくれてるとしても全然違うし。)
横目に内心ツッコミを入れつつ、慌てて視線を戻すバンビーノ。
個人的に嫌悪感を抱く程度の思い出があり、しかもハチャメチャなこの戦法・・・
『ボール盗られたらいいのに・・・』という思いを抱くのも当然だった。
ザッ!
森崎「ざまぁっ!!」
バンビーノ(1人抜いたか・・・だが、このレベルの守備相手ではいずれ・・・)
そう思った直後、バンビーノは自分の考えを180度転換させられる事になった。
77 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/01/27(金) 20:24:47 ID:???
森崎「行けッ、ガイアーナ!!!」 シュパァァァァン!
オルヘス「ナイスパス・・・だけどやっぱ有り得ねえだろ!?」 トッ
そのままドリブルし続けると踏んでいた森崎が、1人抜いた所で縦パスを出したのだ。
バンビーノ「パスだとっ!!?」
少年サポーター「そうだよ、GKのモリサキがフィールドプレイヤーになって、敵を1人でも抜くとするだろ!?
本来のフィールドプレイヤー同士の図式10対10が、一時でも11対10になって・・・
パルメイラスは選手が1人溢れるんだ! ガイアーナがフリーになった今みたいにね!」
バンビーノ(確かに判断を間違わなければ有効過ぎるプレイだ!! しかし・・・)
少年サポーター「そこ通す!? すげぇぇぇぇ!!!」
バンビーノ(うるさい。)
スタンド席でバンビーノが軽く憂鬱にさせられている間にも、パルメイラスの反撃が芽を出していた。
ガイアーナ・ジ・アシス・オルヘスが得意のドリブルでサイドへと切り込んでいく。
78 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/01/27(金) 20:25:47 ID:???
オルヘス「っしゃあっ!!!」
バンビーノ「クッ・・・!!」
MFを抜き、更にSBにも狙いをつけるオルヘス。
そして・・・
先着で
★オルヘスの大立ちぶるまい!→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。
《ダイヤ、ハート》 リマを抜いてセンタリング!
《スペード、クラブ》 ドトールのコブラタックルに殺られた!!
《JOKER》 オルヘス(見せてやるぜ・・・モリサキキリングシュートを!)
79 :
森崎名無しさん
:2012/01/27(金) 20:26:11 ID:???
★オルヘスの大立ちぶるまい!→
スペード6
80 :
森崎名無しさん
:2012/01/27(金) 20:28:51 ID:???
ザ、ザコジャナイゾー
81 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/01/27(金) 20:29:37 ID:???
本日の更新はここまでです。
なぜアレクセイが強いか分からない方はLOST MANの1〜5巻を読んでみると幸せになれるかも。
82 :
森崎名無しさん
:2012/01/27(金) 21:45:33 ID:???
乙でした!
83 :
森崎名無しさん
:2012/01/27(金) 22:36:19 ID:???
ゴールトゥゴール狙いの現実離れしたキチガイGKから
ドリブルとパスを組み合わせただけでなく「フィールド内の人数差」というまともな理論武装まで施した
次世代型キチガイGKになっている最近の森崎だけど、
この辺みんなはどう思ってる? 俺は「さすがに最後まで行くのは・・」と思ってた口なんで、うれしいんだが。
84 :
森崎名無しさん
:2012/01/27(金) 22:48:15 ID:???
次世代型でもキチガイGKのままなのねw
85 :
森崎名無しさん
:2012/01/28(土) 08:58:13 ID:???
状況によっては最後までも有りだと思ってる
86 :
森崎名無しさん
:2012/01/28(土) 10:09:07 ID:???
森崎の奴もしかしてアレクセイの妹といい感じなのかな?
訳がわからない人は今すぐLOST MANを読むんだ!
87 :
森崎名無しさん
:2012/01/28(土) 11:11:42 ID:???
そういうのもアリだねw
88 :
私の巫女様
◆Miko/icOEk
:2012/01/28(土) 21:16:37 ID:???
ロストマンは買って損は無いから買うと良いぞ!
割と古本屋にも流れてるからオススメ!(ステマじゃないよ!)
89 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/01/28(土) 22:57:49 ID:???
今週末も掃除したりジムに行ったり遊んだりで、更新出来ない感じでやってます。
月曜からまた宜しく一つお願い致します。
>>80
素直キャラだったオルヘスが、こんなアクの濃いキャラに…
>>82
乙感謝です☆
>>86-87
勿論ですウヘヘ、イリアーナはイイ女ですよね。
…しかし、お陰でオルヘスの感情値が最悪に(苦笑)
ちなみに陽子さんは石崎から激しいアプローチを受けて苦笑いといった感じでやってます。
90 :
森崎名無しさん
:2012/01/29(日) 00:20:52 ID:???
乙でした!
情熱的なブラジル美人って良いよね!
91 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/01/30(月) 12:09:26 ID:???
>>90
乙感謝です!
いざって時には情熱的ですが、普段はスペシャル純情そうなイリアーヌの可愛さは異常・・・
シスコンであるティアーゴが作り上げた個性というわけか・・・
=============================================
> オルヘスの大立ちぶるまい!→ スペード6
> 《スペード》 ドトールのコブラタックルに殺られた!!
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
オルヘス「(このダービー戦、デカイ活躍して今度こそイリアーヌのハートをゲットだぜ…)
その為にも、ここは華麗に抜き去ってやんよ!!」 ダァッ
リマ「クソっ、昔は全然大した事なかったヤツなのに…!」 ダダッ
少々の邪念を燃料に添加し、得意のドリブルに勢いを加えるオルヘス。
サンパウロのSBリマは、数年前まで大した実力でなかった彼の急成長に焦りを見せる。
しかしオルヘスは…いや、このパルメイラスのメンバーは、元々この程度の実力はあったのだ。
チーム事情やら精神的圧力により、それが発揮出来ない不遇な環境が続いていただけであり…
チャーリー「さあオルヘスくん、いつも通りギアを一段上げていく!
パルメイラスは調子に乗せると怖い選手が揃っているが、彼もその一人っ!」
オルヘス「遅えぇぇぇっ!!!」
リマ「速えぇぇぇぇぇっ!!!」
ハイスピードなターンで敵を抜き去るオルヘス。
ひとたびその環境から解放され、スピリッツの赴く儘にプレイをさせれば、この程度は訳ない話だった。
92 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/01/30(月) 12:10:30 ID:???
だがそれでも純然たる差≠ニいう物は存在する。
特にサンパウロは、全国・・・そして昨今は世界からすら有能な選手が集まる超名門。
際立った能力を持つ選手を、幾人も擁する異能の集団だった。
ドトール「『思い込む』という事は、何よりも『恐ろしい』事だ…………
しかも、自分の能力や才能を優れたものと過信している時は、更に始末が悪い。」
そいつ≠フ毒牙は大きく目立ったモノではなかった。
動きも特別に速いという事はない・・・一般的な選手のソレである。
しかしそいつ≠ノ対した時は、相手にせずに立ち去らなければならない。
賢い者で在ろうとするならば、そいつ≠フ平穏を脅かしてはならないのだ。
何故ならば・・・そいつ≠フ毒は威嚇する為に存在するモノではなく、確実に仕留める為だけに存在するからだ。
ズシャアァァァァァァァッッ!!!!
オルヘス「んがぁっ!?」
チャーリー「おっとぉっ!? オルヘスくんが激しく吹っ飛ばされているぅッ!!!
サイドをぶち抜いたと思った直後! いつの間にかドトールくんの守備範囲に入っていました!!」
ドトール「この『マグノ・ヴィエイラ・ディ・オリベイラ』……
自分で常に思うんだが、強運で守られてるような気がする…
何となくこの位置と決めた所には、必ず獲物が無思慮に通り掛かるのだ・・・。」
闘争≠ナはなく一方的な狩猟≠簡潔に済ませると、ドトールはボールを逆サイドに回した。
この位置ではマリーニがフリーでボールを受けられる・・・何とも安全なパスだった。
93 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/01/30(月) 12:12:14 ID:???
サトルステギ「うらぁっ、ボール寄越せやぁっ!」
直後のボールホルダーに対してサトルステギが猛然と迫る。
・・・が、そこは石崎→アマラウが簡単に繋ぎ、サンパウロがフォーメーション体勢を整える。
この辺りは余裕ある王者の風格を醸し出している様ですらあった。
森崎「チッ、大物ぶりやがって。」
アレクセイ「やらせといてやれよ、外野が思う程の余裕は奴等にはないんだ。
所詮は撃てさえすれば決まる守備・・・分があるのは此方の方だ、今度こそな。」
森崎(どうだろうな・・・石崎のヤロウがサンパウロにフィットしていたら、多少は面倒臭いかも知れねえ・・・)
先着で
★続く展開→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。
《ダイヤ》 ゲレーロとミラがバビントンの進路を塞ぎ、更にトニーニョも来た!
《ハート》 早い段階でストラットに縦パスが・・・!
《スペード》 ペペが中央に寄り、翼との連続ワンツー!
《クラブ》 バビントンからマウリシオにサイドチェンジ、サンパウロがピッチ大きく使ってくる!
《JOKER》 森崎がフライングドライブを頑張りセービング!
94 :
森崎名無しさん
:2012/01/30(月) 12:13:19 ID:???
★続く展開→
ハートJ
95 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/01/30(月) 13:57:31 ID:???
> 続く展開→ ハートJ
> 《ハート》 早い段階でストラットに縦パスが・・・!
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
チームの性質上か、それとも中盤の質の高さ故か、圧倒的に速攻より遅攻の多いサンパウロ。
恐らくいずれの理由も正しいが、サンパウロMFの目線では後者と言えるだろう。
大空翼ばかりに人数を集めれば、他の選手の攻撃が活きてしまい、チャンスメークされる。
…かと言って、翼にかける人数を誤れば、簡単に突破を許してしまう事になる。
サンパウロと対戦するチームは、この二律背反について一試合通じてバランス感覚を問われる。
その精神的負担は当然軽くなく、遅攻であるならば尚更のこと。
そうして相手チームは焦燥が徐々に極限へと到り、サンパウロは敵にミスが生じた所で攻めれば好い。
これは王道的な強さを持つ中盤のチームの強さだと言える。
…だがその王道を存分に発揮出来ない敵も居る。
それがパルメイラスの様に、ゴール前が異常に堅固であるチームだった。
マウリシオ(Jrユース代表で、フラメンゴのカルロスと共に二大看板と言われたティアーゴ・アレクセイと…
そして(本人は否定しているが)ツバサ先輩のライバル、ユーゾー・モロサキか……)
バビントン(相変わらず雰囲気がある… けど、だからこそシュート数を増やすんだ!) バシュッ
高い精度を誇るバビントンのスルーパスが突如火を噴く。
ジックリと崩しながらラインを上げるサンパウロにとって、やや早い段階での縦パスだった。
しかしこれはパルメイラスの意表を突いたのか、トニーニョに追いつかせる事なくストラットへパスが渡る。
96 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/01/30(月) 13:58:55 ID:???
バンビーノ(この位置でストラットに…? 距離は大丈夫なのか?)
アレクセイ「クッ、仕掛けが早いな…!」 ダッ
ストラットの動きを封じ込めようと、即座に前へ出るアレクセイ。
意表を突かれはしたが、ゴールまで多少距離がある…。
たとえ撃たれたとしても、ここは森崎が止めてくれる成算が彼にはあった。
先着で
★ストラットの判断→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。
《ダイヤ》 はいはいドリブル突破を狙おうね。
《ハート》 強引にシュートへ行く・・・!
《スペード》 横に出して、そこに翼が2列目から飛び込んでくる。
《クラブ》 この位置からシュート、しかもそれがジャストミート!?
《JOKER》 ストラット→ペペ→翼の意表を突くデルタラインで速攻された!
97 :
森崎名無しさん
:2012/01/30(月) 14:06:48 ID:???
★ストラットの判断→
スペード2
98 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/01/30(月) 16:11:55 ID:???
> ストラットの判断→ スペード2
> 《スペード》 横に出して、そこに翼が2列目から飛び込んでくる。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
アレクセイはサンパウロが早まったのだと考えていた。
つまりは焦りによって生じたミス…然して気を揉む必要の無い、中途半端な攻撃が来たのだと。
アレクセイ(撃つなら撃て、その位置からモリサキ相手に決められると言うならな!
そして迷うならばオレが容赦なく奪う…!)
しかしサンパウロの攻撃陣にミスなどなかった。
彼等はアレクセイ、森崎の守備力に引けを取らぬだけの、多彩で強力な攻撃手段を持っていたのだ。
ストラット「フッ、今度はお前が迂闊だったな…ティアーゴ!」 パシッ
アレクセイ「なにっ…!」
翼「いいぞ、ストラット!」 ダダダッ
ストラットはアレクセイを引き寄せておいてから、ボールを横に振っていた。
それをタイミングバッチリに回収したのは当然翼だった。
バンビーノ(上手い…! 自らを囮にし、厄介なCBを無力化したか。
衰えてなどいない…いや、むしろCFWとしての自在性は増しているな。)
アレクセイは直ぐに切り返すが、翼は既にトップスピードに入っている。
阻止するどころか追いつく事も叶わず、そのままバイタルエリアに侵入されてしまう。
99 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/01/30(月) 16:12:55 ID:???
翼「よし、先取点は貰ったぞ!!」
森崎「シャラくせえ!! 俺がテメェにゴールを許すかよっ!!!」
互いに名を呼ぶ事なく、しかし明白な程に拘り合っている事を周知する両者。
激しい掛け声と共に、大空翼の新しいドライブシュートが空を翔けようとしていた。
先着で
★Fドライブシュートだあぁぁぁっっ!!!→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。
《ダイヤ》 森崎「頑張りコーチングだっ!!!」 真正面からガッチリ受け止めた
《ハート》 森崎「頑張りセービング改だっ!!!」 横っ跳びでガッチリとキャッチ!
《スペード》 弾いたあぁぁぁっ!! そしてこぼれたボールは…
《クラブ》 おぉーっと、届かないー!! 先制はサンパウロだぁぁぁっ!!
《クラブA》 弾いたボールをストラットくんがフォロー! 最悪のシナリオだ!
《JOKER》 キーガン「オレも居るぜ!!」 伝家の宝刀ダイビングブロック!!!
100 :
森崎名無しさん
:2012/01/30(月) 16:13:10 ID:???
★Fドライブシュートだあぁぁぁっっ!!!→
JOKER
101 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/01/30(月) 16:17:46 ID:???
これはひどい
102 :
森崎名無しさん
:2012/01/30(月) 16:25:00 ID:???
Jokerよくでるね。
103 :
森崎名無しさん
:2012/01/30(月) 16:25:08 ID:???
何故カンピオーネ戦で出なかったw
104 :
森崎名無しさん
:2012/01/30(月) 16:25:47 ID:???
キーガンさんじゃしょうがない
105 :
森崎名無しさん
:2012/01/30(月) 16:29:59 ID:???
コーチングって誰かのブロックの補正値を上げるものかな?
106 :
森崎名無しさん
:2012/01/30(月) 16:39:07 ID:???
マジ仕事人
107 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/01/30(月) 18:20:19 ID:???
>>102-103
こんなに短スパンでJOKERが出るとは、なんという黄金体験…!
>>104
>>106
安定の仕事人ブロッカーはこの物語でも健在となりそうです。
>>105
いいえ、キャッチ属性の頑張りダイビングと思って下さい。
味方を動かしてシュートコースを限定させる技で、ブロッカーが居ない時には使えません。
ダイビングが消えて上位技として得られた…と脳内補完して頂けると嬉しいです。
=============================================
> Fドライブシュートだあぁぁぁっっ!!!→ JOKER
> 《JOKER》 キーガン「オレも居るぜ!!」 伝家の宝刀ダイビングブロック!!!
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
翼「これがフライングドライブシュートだあぁぁぁっ!!!」
シュパアァァァァァァァン!!!!
鋭い蹴り足が振り抜かれ、ボールは唸りを上げて飛び立った。
このシュートは、一目では明後日の方向へ上がってしまったミスキックに思えたが…。
バンビーノ(違う! あのボールには強烈な回転がかけられている!?
ミスギのドライブシュートと同じ…いや、更に高度なシュートか…!)
通常のドライブ回転では枠の外へと飛び出してしまうが、このシュートの回転は違う。
縦ではなく斜めへの際どい回転が掛けられているようだった。
ギリギリの所で枠の内に入るのが、バンビーノには直感で判った。
108 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/01/30(月) 18:21:54 ID:???
森崎「上等だぜっ!!」 グッ…!
それを森崎も瞬時に判断したか、彼の膝にグッと力が入る。
GKとしては並の大きさの身体…そのフィジカルを120%利用したセービングが飛び出すと思われた。
しかしどうやらその必要は無かった。
キーガン「オレも居るぜ!!!」 ババァッ!!
ガシィッッ!!!!
「キーガンきたーーー!!!」「さん≠付けろよ、デコすけ野郎!」「キーガンさん、まいしてる!!!」
大柄な身体を一杯に広げ、懸命なダイビングでシュートコースに割り込む男が1人。
仕事人ブロッカーとして着々と実力・実績を蓄えつつある男、ラリー・グランデ・キーガン・・・
イギリス系ムラートの末裔として、その無骨さに血の力を感じさせる男である。
翼「クッ、闘う度に穴が減っていくチームだな・・・腹が立つ。」
森崎の伸ばす腕をすり抜け、ネットを揺らすつもりであった翼は歯噛みする。
そこにはこのプレイへの悔しさだけでなく、以前は歯牙にもかける必要が無かったパルメイラスのザコ選手達が・・・
暫く見ない間に、いつの間にか一廉(ひとかど)の実力を身につけている不気味さへの警戒があるようだった。
109 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/01/30(月) 18:23:16 ID:???
森崎「へっ、何だよ拍子抜けだな。」
翼「言っていろ、最終的に勝っているのは俺達の方だ・・・!」
それはそれとして、攻守の入れ代わりにも一々口撃を交わす二人。
これには周囲の者達も『よくも飽きないものだ』と呆れ顔を隠さない。
互いの存在がモチベーションを高め合っているのは誰の目にも明らかだった。
キーガン「そろそろ頼むぜっ!!」バコォッ
そんな二人を華麗にスルーし、キーガンが前方へフィード。
そろそろ前半戦も終盤に入ってきたが、どちらにも流れは偏っていない。
シュートに持っていけているという点ではサンパウロ優勢とも言えるが・・・
先着で
★そろそろスコア係が暇→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。
《ダイヤ》 トニーニョ「ネイ!」 ネイ「トニーニョ!」 パルメイラスコンビだっ!
《ハート》 ネイ「ファンの子達の為に、そろそろ活躍してやるとするかっ!」 消えるフェイントかっ!?
《スペード》 森崎「オラオラ、こっちだっ!」 アレクセイ「おいおい、前に出すぎだ!!」
《クラブ》 アマラウ「ダイナ・・・マイト? ヘッドだとぉぉぉぉっ!?」 サトルステギ「ウギャーッ」
《JOKER》 ミラ「行けブランコ!」 ブランコ「マジ!?」 オルヘス「見せてやるかぁっ!」
110 :
森崎名無しさん
:2012/01/30(月) 18:25:01 ID:???
★そろそろスコア係が暇→
ハート6
111 :
森崎名無しさん
:2012/01/30(月) 18:25:28 ID:???
★そろそろスコア係が暇→
クラブA
112 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/01/30(月) 20:36:10 ID:???
すみません、クソゲー(QWOP)やり始めちゃったらいつの間にか随分な時間に…
本日はここまでになります、ホントすみません。
何回もランナーの後頭部を強打させたこと反省してます。
113 :
森崎名無しさん
:2012/01/30(月) 21:11:14 ID:???
「勝つのは俺達だ」か、本当に精神状態は本編とは比べ物にならないほど軽いな
やはり石崎とぺぺの影響かな
114 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/01/31(火) 10:14:46 ID:???
> 《ハート》 ネイ「ファンの子達の為に、そろそろ活躍してやるとするかっ!」
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ここまでの中盤戦、3対5の人数差を見事に撥ね退けたサンパウロの天下となっている。
しかしパルメイラスの中盤も決して脆弱な訳ではなかった。
むしろカンピオナート・パウリスタ・ジュニオールでも有数の殺傷力を持つ中盤なのである。
リンコン「頼む、ネイ!」 パシッ
ネイ「おっと、ようやくオレにボールが回ってきたわけだ。
・・・そんじゃ、ファンの子達の為にもそろそろ活躍してやるとするかっ!」
その一番槍とも言えるのが、このファビオ・デルネイ・フロレンシオだった。
フロレンシオ・・・花という名を冠する彼は、それに相応しき華のあるプレイが期待される。
そして彼はその期待に応えられるだけの選手であった。
マウリシオ「攻めて攻めて・・・アンタ達の反撃を許さない!」
バビントン「ツバサが前に出た分、カバーするのはボクの役目だ!」
ネイ(イケイケって顔してんなあ・・・だが、そいつはコチラにとって好都合。)
攻め気に逸(はや)る新人に、責任感の強いテクニシャン。
相手がいれ込めば入れ込む程、このネイのドリブルは止められなくなる。
115 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/01/31(火) 10:15:49 ID:???
ネイ「そうれっ!」
バビントン(上半身を屈めて左右に・・・これはジンガのステップか。
速くて滑らか…サンバに近いけど、惑わされはしない!)
マウリシオ(勝負に出る直前の挙動さえ見逃さなければ、止められない筈がない!)
基本は相手の視線誘導…左右前後の平面だけでなく、上下も加えた三次元で。
ネイは誰もが反射と意識の両方で次を予想できる、基本と言える動作の全てをマスターしている。
その上で、既存の動作をギリギリのタイミングで裏切るのだ。
ネイ(さあどうだ!?) グゥッ
バビ・マウ(ここから右に大きく切れ込む!)
膝をグッと落としボールをアウトサイドで大きく蹴り出す挙動を見せた。
バビントンもマウリシオも見逃さず、振り切りに入るのだろうとシッカリ予測守備につく。
しかし…
ネイ(はい30点。) ザッ
蹴り出すと思われたネイの足は、ボールの上面を僅かに擦って転がすに留められた。
そして足を着地させると同時に逆足でラボーナキックの体勢…
116 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/01/31(火) 10:16:49 ID:???
マウリシオ(ラボーナ…!)
バビントン「パス!?」
2人とも思わず視線を上、そして後方へとやってしまった。
しかしそこにはボールの影も形もなく…慌てて視線を戻した時にはネイの姿も消えていた。
バビントン(……!)
マウリシオ「な、なんで……!」
チャーリー「さあパルメイラスのトリックスター<tァビオ・デルネイ・フロレンシオがまた魅せた!
呆然と抜かれるだけのバビントンくんとマウリシオくん、大丈夫か!?」
「いいぞー!」「キャー、ネイーー!」「素敵、抱いて!」「バビ様も美しいけどやっぱりネイよねっ!!」
バンビーノ(あ、あの男…!)
スタンドのバンビーノには見えていた。
右足のラボーナでパスに行くと思われたネイだが、そのラボーナを転がるボールを止める≠セけでストップしたのを。
そして動きを止めず、着地した右足を軸にして左足を半歩戻すと、悠然と真っ直ぐなドリブルで通り抜けて見せたのを。
外野から見れば、それは確かに巧みな連続ボールタッチに過ぎないかも知れない。
バンビーノ(だがもし、今のを目の前でやられたとしたら……
まるでボールも奴も消えた様に感じてしまうかも分からない!)
自身も優秀なドリブラーであるバンビーノには、今のドリブルの恐ろしさを推量出来た。
そしてその使い手ネイ・フロレンシオはドリブルでグングンと上がっていき…DFの守備ゾーンへと到達する。
117 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/01/31(火) 10:17:49 ID:???
先着で
★先取点はパルメイラスかな→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。
《ダイヤ》 ネイ「トニーニョ、ワンツーで返してくれ!」 トニーニョ「ああ、ローで返すぞ!」
《ハート》 ネイ「コブラタックルだか何だか知らないが…射程距離に入ったぜ!」
《スペード》 ネイ「お前の出番だ、トニーニョ!」
《クラブ》 ドトール(お前のその細い足首を、このスパイクで切り落としてみたいものだ・・・)
《JOKER》 ネイ(トニーニョ!) トニーニョ(見せるのか、アレを…!)
118 :
森崎名無しさん
:2012/01/31(火) 10:18:16 ID:???
★先取点はパルメイラスかな→
スペード10
119 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/01/31(火) 10:43:09 ID:???
>>113
一番大きな要素は、サンパウロとパルメイラスが既に何度も試合している事ですね。
同じ都市のチームですから、まあ片手で余るくらいやっている筈です。
そこには勝ちも負けもあったと考えられる事でしょう。
なので翼の挫折イベントはサイクロン以外消化済みという認識でご了承願いたいと思います。
付け加えれば、翼の悪い変化に素早く気付けるぺぺの存在があり、
それを知らされた日本サッカー協会の機転が石崎を投入させたのもやはり大きいですね。
120 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/01/31(火) 13:36:50 ID:???
> 先取点はパルメイラスかな→ スペード10
> 《スペード》 ネイ「お前の出番だ、トニーニョ!」
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
・・・そしてその使い手ネイ・フロレンシオはドリブルでグングンと上がっていき…DFの守備ゾーンへ到達した。
そのままドリブルを続ければ、間もなくドトールと正面衝突が避けられなかった場面。
バンビーノなどからすれば、そのシーンこそが見たい所・・・しかし今回はお預けとなった。
ネイ「よっ・・・お前の出番だ、トニーニョ!」 パシィッ
ドトール(・・・・・・)
ネイはバイタルエリア直前で斜め後方へとボールを振ったのだ。
ここに走り込むのは、パルメイラスもう一方のOMFアントニオ・コンセイソン。
煌びやかなネイとは対照的な短髪と仏頂面、そしてプレイスタイル…。
トニーニョ「(アマラウの頭さえ越せばゴールを割れる…)よし、任された!」 グオォォォォ
チャーリー「おっとトニーニョくん、ゴールまで20m少しを残してシュートに行く!
撃ってしまえばサンパウロは防げないと踏んでの判断かー!?」
トニーニョとしては、ほぼその通りだった。
サンパウロで中央ゴール前に寄せて来ているのはアマラウ、石崎、マリーニの3名。
その中で最も警戒すべき男は当然ながらサンパウロの鷹<Aマラウである。
彼のブロックさえ突き抜けてしまえば、GKのレナートに止められる道理はない。
121 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/01/31(火) 13:39:04 ID:???
トニーニョ「(このドライブシュートで…)それを成す!!」
ズギャァァァァァァァァン!!!!
彼はゴールを割る手段を幾つか検討し、最も高い可能性でそれを達せられる方法を選んだ。
地味ながら頼りになる、これがトニーニョのプレイスタイルだった。
…惜しむらくは、トニーニョが石崎の特異性を知らなかった所である。
アマラウ(ふふっ、知らぬという事は罪だな。)
石崎「クソったれーーーーー!!!!」 バッ
トニーニョ「むっ…!?」
バチイィィィィィィィッ!!!!!
石崎「げぷぅっっっっっ!!!!!!」
石崎は激しい回転のかかったこのシュートに対し、一欠けらの恐れもなく飛び込んだのだ。
しかも目測を誤らぬように…最後までボールをその目で捉えられるように、顔面から飛び込んだのだ。
このジャパニーズクレイジーはサンパウロ市民にとっても初めての経験…ショックであった。
122 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/01/31(火) 13:41:38 ID:???
アマラウ(イシザキの奴は戦士としては優しすぎる、甘すぎるバカよ…
だが己の力で守ると決めた時、これほど力を発揮するバカもおらぬ。)
サトルステギ「ななな、なんつー狂ったブロックだよ…あの猿、バカなのか!?」 バッ
アマラウ「ふん…」バッ
先着で
★サトルステギがこぼれ球に飛び込む!→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。
《ダイヤ》 サトルステギのロケットヘッドでパルメイラス先制。
《ハート》 両者互角でボールが更にこぼれたっ…!
《スペード、クラブ》 コンドルがヘタレロケットを撃墜したぞ!
《クラブA》 アマラウ「イシザキへの侮辱は許さんぞ…オレが唯一敬意を払う男に対する侮辱はな。」
《JOKER》 サトルステギ「これがローリング海老反り3回転グレートデリシャス百八式アクセルビッグバンロケットヘッドだ!!」
123 :
森崎名無しさん
:2012/01/31(火) 13:43:29 ID:???
★サトルステギがこぼれ球に飛び込む!→
ハート7
124 :
森崎名無しさん
:2012/01/31(火) 14:10:09 ID:???
>《JOKER》 サトルステギ「これがローリング海老反り3回転グレートデリシャス百八式アクセルビッグバンロケットヘッドだ!!」
やれおそろしいことじゃwww
125 :
森崎名無しさん
:2012/01/31(火) 14:11:11 ID:???
くっそーこういう時にJOKERが出れば更に面白いのにwww
126 :
森崎名無しさん
:2012/01/31(火) 15:06:20 ID:???
逃げろ皆ーッ!
あれはわしの108式より危険だーッ!
127 :
森崎名無しさん
:2012/01/31(火) 16:02:03 ID:???
そりゃあ名前に百八式入ってて+αじゃおさまらないくらいの詰め込み方ですものw
128 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/01/31(火) 17:14:03 ID:???
>>125
本気で悪ふざけを始めるとJOKERが出なくなる法則・・・
>>124
>>126-127
サトルステギ「あり・・・・・・・・・? 半分やんけ。」
スレ主「ボールが? それともレナートが?」
=============================================
> サトルステギがこぼれ球に飛び込む!→ ハート7
> 《ハート》 両者互角でボールが更にこぼれたっ…!
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
石崎の顔面ブロックに戸惑いつつも、ロペス・サトルステギはこぼれ球に跳び付いた。
サトルステギ「へっへー、シュートはオレに任せろ!
この程度の守備は軽〜く粉砕してみせるからよっ!!!」
サトルステギは今年移籍してきたばかり…パルメイラスの中でも、新入りに位置する選手。
決定力の足りなかったパルメイラスにとっては重宝する存在ではあるが…
ハッキリ言って天然KYであり、私的な部分ではチームメンバーに未だ受け入れられていない。
故に誰よりも結果を出さなくてはならない立場にあった。(…という事実を本人は気付かない。)
そんなサトルステギにとって、ライバルチームにアマラウのようなハイボール対処が滅法強いDFが
居た事は、まさに不運ハードラック∴ネ外の何物でもなかった。
129 :
森崎名無しさん
:2012/01/31(火) 17:15:15 ID:???
ロケットはランピオンでサトルはダイナマイトじゃなかった?
130 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/01/31(火) 17:15:18 ID:???
ガシィッ!!!
サトルステギ「ゲッ! オレのパワーで押し切れねえっ!?」
アマラウ「(ほう・・・パワーだけはあるな。 だが・・・)このカスがぁ・・・ハシャグんじゃあないっ!」
バチィッ ギュルルルルル・・・
オルヘス「チッ、言わんこっちゃねえ…!」
ゲレーロ「普段あれだけ大口叩いといてコレかよ!?」
森崎「ったく、相手がアマラウじゃ仕方ねーとは言えなぁ…」
先着で
★…で、誰がこの空気をフォローすんの?→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。
《ダイヤ》 ネイ「オレだ!」
《ハート》 オルヘス「オレだ!」
《スペード》 こんなん誰もフォロー出来ないよ…
《クラブ》 石崎「オレだ!」
《クラブA》 ●●●「オレだ!」 バンビーノ(あいつは…まさか!?)
《JOKER》 ロベルト「この勝負、ウイスキー1本分の価値はあるぜ!!」 ヒャッホー
131 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/01/31(火) 17:17:01 ID:???
>>129
あれ? そりゃそうですよね。 なんか間違えちゃいました、失礼。
132 :
森崎名無しさん
:2012/01/31(火) 17:18:16 ID:???
★…で、誰がこの空気をフォローすんの?→
ダイヤQ
133 :
森崎名無しさん
:2012/01/31(火) 18:55:32 ID:???
クラブAまだー?
134 :
森崎名無しさん
:2012/01/31(火) 19:06:30 ID:???
なかなかバビ様が判定に関わらないな
アモロも結果はアレだが形に残った強化があったし
何かしらあると思ったんだよな
135 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/01/31(火) 19:47:13 ID:???
> …で、誰がこの空気をフォローすんの?→ ダイヤQ
> 《ダイヤ》 ネイ「オレだ!」
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
結局、絶好と思われたチャンスもこぼされて終わってしまった…
そうパルメイラスのサポーターが落胆の溜息を吐いたその時である。
このボールにいち早く飛び込むパルメイラス選手が居た。
マリーニ「げぇっ、関羽!?」
ネイ「誰が関羽だっ!」
そう・・・長い髪をたなびかせたトリックスター<lイ・フロレンシオである。
チャンスが完全に途切れた物と思っていたパルメイラス・サポーターから歓声が上がる。
「来た!!!」「ネイだっ!!」「ネイ様ーー!」「あっ、けど・・・!」
ドトール(只のボレーシュートでゴールを割る? キミの人生はそれほど幸運ではないと思うがね・・・。)
何事もなし・・・という表情を崩さずないドトールも、このボールに迫っていた。
浮き球処理ならばこのドトールもかなりの腕。
少なくともネイのボレーシュートでは、あまり望むべくもないと思われる程に。
しかしネイには慌てる様子がなかった。
136 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/01/31(火) 19:48:31 ID:???
ネイ(フッ、ドトールめ・・・目に物を見ろ、テメェのそのスカした顔を泣きべそにかえてやるぜ!) バッ
ドトール「(どうしても張り合うつもりか・・・なら、)負けて死ね!!!」 バッ
ブワァッ!
ドトール「なっ!?」
ボレーシュートに来る物と考えていたドトールは目を疑った。
ネイの脚はシュートを撃つ為に引き絞られてはおらず、ただ前に伸ばされただけ≠セったのだ。
トーーーーーン・・・・・・
そしてその左足は、呆気に取られているドトールよりも早くボールに触れ・・・
もう一度、やや右へ軌道を移しながら宙へ跳ねたのだ。
その間にネイは左足を地に着け、右脚を振り被りながら・・・まるでコンパスのような軸回転を見せた。
ドトール「なっ・・・! デルネイ、貴様!!!」
ネイ「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」
ドゴオォォォォッッ!!!!!!!!!
一回転の後、落ちてきたボールにネイの右足はジャストミート!
回転の威力を加えた、まさに強打ハードショット≠ニ言える一撃だった。
このネイの新技ディレイドスピンボレーは見事にサンパウロゴールの枠を捉え・・・
137 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/01/31(火) 19:50:05 ID:???
ピイィィィィィィィィィィ!!!!
前半終了直前、文句の無いパルメイラスの先制点を告げたのだった。
ネイ「ふぅぅぅ・・・オレって、やっぱりカッコよくて美しいよなあーっ。
控え目に言ってもミケランジェロの彫刻のように・・・。 さあ女の子達、オレを称賛するとイイぜ!!」
ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア
「ネイーーーーー!!!」「結婚してええええええ!!」「やった!いいぞお前達!」
「パルメイラス最高や!サンパウロとか要らんかったんや!!」「だがリア充は爆発しろ・・・キラークイーン!」
激しい程に嫉妬の入り混じった称賛がネイに対して浴びせられる。
それを(嫉妬も込みで)満面の笑顔で受け止めながら、サポーターに向けてアピールランをするネイ。
このスタジアム全体を揺るがす大絶叫は数分間続いた。
今のシュートの高い技術を、バンビーノが落ち着いて反芻できたのはその後だった。
バンビーノ(前半もロスタイムを残すのみか・・・ストラットのシュートは後半のお楽しみになるようだな。)
このまま何事も無く前半が終わるだろうと・・・
彼の見たい物は後半にお預けになった物と思い、バンビーノは肩の力を抜いた。
だが試合再開のキックオフを告げる笛が鳴り響いた直後こそ、彼の血潮はこれまでに無い程にザワつく事となった。
138 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/01/31(火) 19:51:31 ID:???
グオアァァァァァァァァ・・・・
バンビーノ「ストラット! キックオフシュートだとっ!?」
ミラ「ゲゲー!!!!」
キーガン「来るのか!!!!」
アレクセイ「舐めてくれるぜ!! だが・・・」
森崎「ああ、気ぃ抜いてると持ってかれる・・・ 全力で受けてやるぜ、ストラット!!」
ストラット「喰らえ!! メガロゾーンシュートだぁぁっ!!!!!」
先着で
★みんなのトラウマ☆→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。
《ダイヤ》 うおお、アレクセイが止めた!
《ハート、スペード》 よっしゃ、森崎が頑張った!
《クラブ》 残念、森崎がダイスった!
《JOKER》 キーガン「このキーガン容赦せん!」
139 :
森崎名無しさん
:2012/01/31(火) 19:54:56 ID:???
★みんなのトラウマ☆→
ダイヤ5
トラウマはこれからだ!
140 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/01/31(火) 20:03:50 ID:???
パルメイラスが調子いいね☆ ・・という所で本日は終了します。
一応前半終了後はダイジェストにしようと思っています。
(投票で要5票の壁を突破したら最後までやりますが・・・)
それとアモロの強化については、別世界にてカード化した大魔王アモロの遊びなんですよね。
もし他の外伝における特有のキャラ性を、本格的にこのスレへ取り込む場合・・・
当然ながら礼儀として先に許可を頂くつもりです。
今のところ岡山姉と大魔王アモロ以外についてお伺いを立てた事はありませんので、悪しからず・・・
141 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/02/01(水) 15:57:44 ID:???
> みんなのトラウマ☆→ ダイヤ5
> 《ダイヤ》 アレクセイが止めた
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ドッゴオォォォォォォォォォォ!!!!!
ストラットの右足から放たれたシュートは、目にも止まらぬ直弾道となった。
ドカァッ ガシィッ
バキャッ グワシィッ
サトルステギ「いぎゃあぁぁぁぁっ!!」
トニーニョ「ンがっ…!!」
ネイ「っきしょ!!!」
ゲレーロ「相変わらずっ…!」
リンコン「痛すぎるっ…!!!!」
中央に集まってコースを塞いだパルメイラス選手を次々に薙ぎ倒し、尚も直進を続ける。
これはバンビーノが知るストラットのシュートとは一線を画していた。
バンビーノ(まさか決まるのか…!?)
142 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/02/01(水) 15:58:59 ID:???
前半最後という比較的リスクの少ないタイミングで、確率の低いギャンブルをかましたのだと…
バンビーノが直感的に抱いた感想は、シュートの轟音によって瞬時に吹き飛ばされた。
ゴールネットをボールが突き破る未来図が、彼の頭に描かれる…
しかし敵をひれ伏せ直進を続けるこのボールを恐れる事なく、ダッシュの勢いをつけて飛び込む影があった。
アレクセイ「いつまでも決めさせるかよっ!!!!」 グワァッッ
ドガガァッ!!!
チャーリー「と、止まったーーーー!!!」
森崎「へっ…ティアーゴの野郎、俺の見せ場を奪いやがって。」
バンビーノが垣間見た未来図を引き裂いたのは森崎ではなかった。
ブラジル最強DFの名も高いティアーゴ・アレクセイ…。
翼と対した時の1対1の強さに留まらず、シュートに対するブロックの強さも結果で示した。
バンビーノ「と、止められたか…そう、だよな。 当然だ、当然だけど…。」
「すげー、すげーぜティアーゴ!!!」「よくやった!!!」「このまま倒してやれー!!」
「くっそー、前はこれが決まったのに…」「パルメイラスが何でこんなに強くなった!?」
『キックオフシュートなんて決まる筈が無い』と常識で考えるバンビーノ。
しかしサポーターの声は、決まってもおかしくないシュートである事を間接的に伝えて来る。
そして、それを止めたアレクセイとやらの凄さも同時に理解せざるを得ない。
143 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/02/01(水) 16:02:16 ID:???
バンビーノ(これが…ブラジルのサッカーか…)
ピッ ピイィィィィィィィ
間もなく前半終了の笛が鳴り響いた。
バンビーノはブラジルのユースクラスにおける最高峰の闘いを目にした。
予想を超える技の応酬は、戦術的な試合の観方を忘れさせる程である。
そして、その中でストラットが十分に輝きを放っている事も認めないわけにはいかない。
バンビーノ(なるほど…お前は一人でこの街にやってきって、そして結果を出したのだな。)
イタリア人が単身で流れて来て、ここまでの存在になった…
ストラットは自分には想像も出来ない苦しい3年間を越え、このピッチに立っているのだ。
しみじみとその事を思うバンビーノ。
だからと言って、過去に投げ捨てたままの責任が消える訳ではない。
自分に対してもミアータに対しても、ストラットにはやるべき事がある。
過去を前にして逃げ出さない勇気を、意気を、覚悟をバンビーノは求めた。
そしてそれは自分自身に対してもだった。
バンビーノ(この試合、見たかった物は十分に見れた…。)
A 「・・・ホテルにチェックインするか」時計の針を進めまーす
B 「だが一応、試合の行方は最後まで見ておくか」 ダイジェストでーす
C 「いや…この試合は最後までジックリ見ておきたい」(要5票)
D 「では本場のコーヒーでも楽しみに行くか」
E 「ではイタリア人らしくナンパでもしに行くか」
F そ の 他
2票選ばれた選択肢で続行します。(投票はメル欄空白で宜しくお願い致します。)
144 :
森崎名無しさん
:2012/02/01(水) 16:03:13 ID:0VYGmw4M
B
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