キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【予測不能な】11人の戦士たち2【イレギュラー】

1 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/02(金) 02:24:54 ID:???
*せつめい*

このスレはキャプテン森崎をベースにしっちゃかめっちゃか色んなジャンルの作品を鍋にぶち込んだ挙句。
じっくりコトコト煮込んだあと、東方projectというお皿に盛りつけたようなスレです。
そういうカオスなお話が大好物ですというお方だけお付き合い下さいますようお願いします。
物語は参加者さんの投票・カード、ダイスの判定結果によって変化しながら進行します。

[前回のあらすじ]
長崎で鳴らした俺こと佐野満は、よくわからないまま幻想郷に流されたが、
霊夢ちゃんの手を借り、居候をさせてもらう事になった。
しかし、幻想郷でくすぶっているような俺じゃあない。
ボールさえあればサッカーを通してなんでもやってのける命知らず、不可能を可能にし巨大なスキマ妖怪を
叩き起こす、俺達、特攻野郎イレギュラーズ!

佐野「俺は佐野満。 通称軽業師。 小細工まみれのドリブルとオーバーヘッドキックの名人。
   俺のような天才サッカー選手でなければ百戦錬磨のつわものどものキャプテンは務まらん」

剣崎「俺は剣崎一真。 通称オンドゥル王子。 自慢の滑舌でみんなの耳はボドボドだ!
   ハッタリかまして、技の習得に練習機会を3回使わせちゃうぜ」

律子「私は秋月律子、通称りっちゃん。 チームの頭脳。 情報収集は美貌(リッチャンハカワイイデスヨ)と頭の良さでお手の物!」

クーガー「よおお待ちどう。 俺様こそクーガー。 通称兄貴。 スピード狂としての腕は天下一品!
     奇人? 変人? スクライド出典なら仕方ない」

ブースター「ブースター。 通称唯一王。 物理の天才だ。 カモネギだってデリバードだってぶん殴ってみせらぁ。
      でもヒヒダルマさんとゴウカザルさんだけは勘弁な」

俺達は、3ヶ月待てばいいだけなのに早く帰りたい為にあえてサッカーに挑戦する。
頼りになる神出鬼没の、特攻野郎イレギュラーズ!
助けを借りたいときは、いつでも言ってくれ。

339 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/15(木) 01:07:00 ID:???
滝「(そうか、こいつ、俺よりもっと小柄なんだ。 なら俺のパワーでも吹き飛ばせば……)」
水銀燈「(誇り高きローゼンメイデンの第1ドールが、無様に吹き飛ばされる訳には……!!)このォっ……!!」
滝「っ、しまった!」

バチィッ!

確かに滝の読み通り、水銀燈はその体格故かどうなのか、パワー勝負は兎角苦手としていた。
先ほどリグルを抜いた時に見せた強引なドリブルもあくまで相手の不意を突く形で成功したまでで、
真正面からぶつかりあえば水銀燈は脆く弱いのである。
だが滝もまたそこまでパワーに自身のあるタイプという訳でもなかった。
故に水銀燈を吹き飛ばすタイミングを誤り、結果、水銀燈のプライドが勝りボールを零れ球にする事に成功する。

霖之助「あーっとぉ、駄目だ滝選手! またも突破出来ません!
    惜しくも水銀燈選手にボールを零される形となってしまったァ!」

来生「んがーっ、何やってんだよ滝ー!! サイドアタックはお前のお家芸だろ!」
慧音「むぅ……滝君のドリブルは決して悪い訳ではない、実際滝君のサイドアタックの技術はうちのチームの切り込み隊長と同格だからな。
   パスの精度も鑑みれば、アシスト特化の選手としては幻想郷でも中堅か上位に入るだろう。
   今のはイレギュラーズの5番(水銀燈)がよく健闘したせいだ」
アリス「あの5番……」
慧音「ん、どうしたアリス?」
アリス「(あの羽を見る限り人間ではない、妖怪か妖精の類でしょうけれど……。
     ……あの小柄さといい、纏う雰囲気といい鈴蘭畑の彼女に似てるわね。 もしかしたら……?)」

この滝の突破失敗に来生は大きく落胆し、一方で慧音は感心した様子で水銀燈を褒める。
そんな中、アリスだけは小難しい顔をしながら水銀燈をただ見つめ、
脳裏に顔見知りである"妖怪人形"の姿を思い浮かべるのだった。

340 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/15(木) 01:08:23 ID:???
一方、フィールドでは水銀燈が零したボールをセントラルミッドフィルダーの穣子がフォロー。
恐らくは1ボスチームで一番の突破力を持つのであろう滝を止める事には成功したものの。
未だに1ボスチームの攻撃は続く形となる。

穣子「神は言っている。 ボールを拾えと」
ナズーリン「(穣子、こちらに!)」
穣子「そんなサインで大丈夫か?」
ナズーリン「(大丈夫だ、問題ない!)」

そして穣子が拾うと同時、左サイドから中央へと流れてきたナズーリンがサインを送りボールを要求。
これを受けて穣子は何か意味不明な言葉を呟きながらも、パスを送ろうとするのだが……。
イレギュラーズもこれを易々と許す筈もなく、ダークドリームが即座にプレスをかける。

ダークドリーム「ボールちょうだい」
穣子「1番いいダイス(6ゾロ)を頼む」

先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、
★穣子 ドリブル (! card) 49+(! dice + ! dice)=★
★ダークドリーム タックル (! card) 48+(! dice + ! dice)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→神は言っている。ここでボールを失う運命(さだめ)ではないと。
=1〜−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に(静葉がフォロー)(静葉とクーガーで競り合い) (剣崎がフォロー)
≦−2→イレギュラーズボールに。

【補正・備考】
穣子:ダイヤで「オータムスカイ(+5)」

341 :森崎名無しさん:2012/03/15(木) 01:11:03 ID:???
★穣子 ドリブル ( ダイヤ7 ) 49+( 2 + 4 )=★

342 :森崎名無しさん:2012/03/15(木) 01:11:14 ID:???
★ダークドリーム タックル ( ダイヤ5 ) 48+( 1 + 1 )=★

343 :森崎名無しさん:2012/03/15(木) 01:12:27 ID:???
とんだー!?

344 :森崎名無しさん:2012/03/15(木) 01:15:13 ID:???
そして急にやる気を無くすダークドリーム

345 :森崎名無しさん:2012/03/15(木) 01:15:31 ID:???
>穣子「1番いいダイス(6ゾロ)を頼む」
むしろ相手に1ゾロが出た件

346 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/15(木) 02:12:56 ID:???
>>343
穣子「神は空を往く。これもまた神々の遊び」
>>344
ここまで頑張ってたから急に疲れが襲ったんです。多分。
>>345
穣子「これもまた(ダイスの)神々の遊び」

347 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/15(木) 02:14:01 ID:???
>★穣子 ドリブル ( ダイヤ7 ) 49+( 2 + 4 )+(オータムスカイ+5)=60★
>★ダークドリーム タックル ( ダイヤ5 ) 48+( 1 + 1 )=50★
>≧2→神は言っている。ここでボールを失う運命(さだめ)ではないと。
==========================================================================
秋穣子は幻想郷サッカー界でも最下層に位置する選手の内の1人である。
一応1ボスチームのセントラルミッドフィルダーを姉の静葉と共に務めているが、
守備は軽くパスは稚拙でセカンドボール争いにも弱いという弱点だらけの選手だった。
そんな彼女が得意としていたもの、それは(滝やナズーリンには大幅に劣るものの)ドリブルである。

穣子「見るがよい、神の実力を」

クッ ダンッ!!

ダークドリーム「え、えぇっ!?」

ボールを足首で挟み込み、それと同時に高く跳躍する事で相手を飛び越えるドリブル技――クリップジャンプ。
秋穣子は自らのそれを「オータムスカイ」と名付けており、何よりの得意技としていた。
予備動作が複雑で使いどころが限られる為にいつでも使えるという訳ではないものの、
まだサッカー経験に乏しく隙が多いダークドリーム相手には十分使える代物。
この技を目の前で見たダークドリームは思わず驚きの悲鳴を上げ、それを聞きながら穣子は高々とジャンプをして突破し着地する。

穣子「わかったか。 これこそが神の実力」
静葉「これが暇を持て余した」
穣子「神々の」
穣子・静葉「「遊び」」
ナズーリン「いいからパスを寄越せ!!」
穣子「慌てるでない、我はげっ歯類の神とも友である。 その友を信仰する者の頼みは聞こう」

着地を決めると同時に静葉と漫才のようなやり取りをしながら、穣子は前を走るナズーリンへとパスを出した。

348 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/15(木) 02:15:01 ID:???
霖之助「あーっとぉ!? これは穣子選手、見事なクリップジャンプ……もといオータムスカイでダークドリーム選手を抜き去った!
    そしてボールは……おっと!? なんと中央にサイドから流れてきたナズーリン選手がいます!
    これは一体どうした事かァ!?」

観客「あれ、なんで同士ナズーリンが中央に?」「サイドの方が得意なのに……」「ドリブルゴール狙いか?」

この行動には実況、観客、共に首を傾げ不思議に思う。
1ボスチームのお得意の攻撃パターンは、サイドアタックからの両FWへのセンタリング。
サイド際の突破が得意なナズーリンと滝の力を最大限に生かせ、
ダイレクトシュートしか持たないリグルとダイレクトシュートが得意なルーミアの力も生かせる必勝の攻撃パターンなのである。
故にナズーリンの中央突破というのは珍しい行動であり、彼らが疑問を持つのも当然であった。

律子「(ドリブルゴール……!? 駄目だわ、剣崎さんのタックルじゃボールは奪えない。
    ここはレイさんを当たらせる? でも、左サイドのレイさんを動かせば滝君がフリーに……)」

そして、この行動を前にどうすべきか、思わず判断を迷ったのがイレギュラーズGKの律子である。
彼女が聞いていた事前情報は、1ボスチームの得意技はサイドアタックからのFWへのセンタリングのみ。
観客たちが知るものと同様であり、このような攻撃パターンは想定していなかったのである。
それでも律子は、剣崎がナズーリンの相手をするのは不利だと考えレイを当たらせるべきかと左に視線を移した。

律子「(あれ?)」

そこで見たのは、レイが急いで中央に駆け戻ってくる姿。
そして、同じく1ボスチームの右サイドハーフである筈の滝が中央へと駆けてきていた姿である。

349 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/15(木) 02:16:03 ID:???
カイン「地上戦か……四の五の言ってられんな。 律子、ここはどう守る?」
剣崎「俺が止めてきて……」
律子「ま、待って、止まってください! これ、ドリブルゴールじゃないかも!?」
剣崎「ウェ!?」
ナズーリン「(感づかれたか!? だが遅い!)」

グワァッ!!

剣崎「シュート!? そんな、ミドルシュート持ってないんじゃなかったのか!?」
レイ「馬鹿、そいつじゃない! そいつらの狙いは……!」

思わずゴール前から飛び出そうとする剣崎、
そして指示を求めるカインに律子は声をかけ……それとほぼ同時、ナズーリンが右足を大きく振りかぶる。
ゴールまでの距離は25メートルも無い程であり、絶好のミドルレンジ。
しかし、ナズーリンにミドルシュートは無いと聞いていた剣崎たちは慌てふためき、それでもシュートコースを防ごうとする。
それを静止しようとするレイを見ながら、ナズーリンはそっと狡猾に笑み、右足を強く打ち下ろし……。

バムッ!!

剣崎「ウェ!?」
カイン「なんだと!?」
律子「(チップキック!? フェイント!?)」

ボールを蹴るかと見せかけ、軽くチップキックで縦回転をかけながらその場に浮かせ横へと移動。
これには思わずDF陣も体勢を崩しかけ、更にナズーリンが退いた影から現れた人影を見て驚愕をする。

ナズーリン「決めてくれ、同士タキーリン!!」
滝「任せろ、ナズーリン!!」
佐野「なっ、た、滝さん!?」

350 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/15(木) 02:17:10 ID:???
ナズーリンをブラインドとし、既にシュート体勢を取りながら現れたのは、先ほどまでサイドにいた筈の滝一。
ナズーリン自身の体格も小柄ではあるものの、滝もまたナズーリン程ではないが大柄とは言えない体格の持ち主である。
彼女を壁として使い己の姿を隠すのは決して不可能ではなく、剣崎、カインの両者は思いもかけぬ人物の登場に唖然とするのだが、
律子はある程度予想が出来ていたのか、まだ平静を保ちつつセービングの構えを取る。

慧音「ほう、これは上手い連携プレイだな。 以前から滝君とナズーリンとの相性はいいと思っていたが……」
アリス「問題は威力の方ね……ただのブラインドシュートでは、滝のキック力ではあまりにも威力不足。
    ルーミアのミドルシュートとも、然程変わりはない筈。 あれ以上はあるとみていいでしょうけど……」
来生「……あれ? なんで滝が中央にいるんだ?」

滝「(見てやがれ、まずは1点返してやる!)」

ファーンファーン

佐野「え?」

観客たちも驚き、イレギュラーズメンバーも驚き、そして滝がシュートを撃つという想定外の事態に佐野もまた驚く最中。
不意に聞こえてきたのは奇妙な音。
ファーンファーンと鳴るその音の発生源は滝の方からしており、佐野は音の正確な発生源を知ろうと耳に神経を集中させる。

                                             ファーンファーン

ユーノ「こ、この音は……?」
佐野「(もしかして、ボールから……!?)」

そして佐野は、この音がボールから聞こえている事に気づいた。
ボールはナズーリンのチップキックと共に猛烈な勢いで縦回転をしており、
その回転が空気と摩擦する事によってこの奇妙で甲高い音が発生しているようである。

351 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/15(木) 02:18:17 ID:???
                     ファーンファーン     ファーンファーン

佐野「(縦回転? そんな、いくら回転してもこんな音が鳴るとは思えんけど……って、それより!?)
   り、りっちゃん気をつけろ! これ、普通のシュートじゃない!」
滝「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!」

                     ファーンファー…

バコォッ!!

佐野が律子に助言をすると同時に、滝はその右足を己に出来る最大の力で振り下ろした。
瞬間、ボールは強烈な縦回転を伴ったまま激しい勢いでゴールへと向かい。
滝はその行方を見守りながら、力強く叫ぶ。

滝「これが俺達の……!」

ナズーリン「同士タキーリンと、この私との……!!」

滝・ナズーリン「「チューチュートレインだァッ!!」」

ウィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイヒッザステステーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!

352 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/15(木) 02:19:19 ID:???
☆どのセービング方法でいきますか? 

A.思い出ボム (思い出数によって補正変化。 現在は+5でキャッチします。) ガッツ消費120
必殺キャッチです。律子の所持する思い出によって補正の数値が変化します。

B.パンチング (セーブ力に固定で+4します。)  ガッツ消費80
パンチングです。味方がフォローしてくれないと 続けてピンチを招く可能性もあります。

C.キャッチング (セーブ力に固定で+2します。) ガッツ消費40
上手く行けばキャッチできます。相手のシュート値との差が小さいと弾いてしまう事も。

-----------------------------------------------------------------------------

律子セーブ力:43+(思い出補正+3)

滝のチューチュートレインの威力:55

律子ガッツ 700/700

先に2票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。

353 :森崎名無しさん:2012/03/15(木) 02:20:28 ID:???
!?
えっ!?

354 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/15(木) 02:22:59 ID:???
>>353
正直スレ開始前から考えていた技なので、
イレギュラーズの名前がエグザイルズになってたら色々と被ってたと思うます。ファーンファーン

という事で滝さんがキャリオーンな技を披露した所で投票途中ですがここまで。
続きは明日以降書かせていただきます。
それではお疲れ様でした。

355 :森崎名無しさん:2012/03/15(木) 02:37:09 ID:???
まずいな・・・
このままだと日本の人口の半分がEXILEになるという事態nファーンファーンウィーヒザステーステー



356 :森崎名無しさん:2012/03/15(木) 02:39:51 ID:A/FD50V6

まあこの1点は想定の範囲だなあ。

357 :森崎名無しさん:2012/03/15(木) 05:02:06 ID:woReqonw

それでもブースターのほのおの牙の方が強いのか
流石は唯一王というべきか、滝のシュート力が低すぎなのか

358 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/15(木) 22:50:41 ID:???
>>355
くそっ、こんなEXILEだらけの場所にいられるか!俺は部屋nキャリオーン

>>356
まあ割とバレバレでしたかね。
もうちょっと予想を裏切るような展開を考えたい所でござる。

>>357
ブースターと滝のシュート力の差は大きいですからね、仕方ないね。

359 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/15(木) 22:52:07 ID:???
>B.パンチング (セーブ力に固定で+4します。)  ガッツ消費80
================================================================
律子「(分は悪いかもしれない……でも、パンチングでも弾き返せる可能性はある筈……!)」

迫りくるボールを見ながら、律子は拳を握りしめセーブに向かった。

レイ「こんな小細工でやられてたまるかいッ!!」
剣崎「ミドルシュートのアンギョンワダ!!」
カイン「止めてみせる!」

滝「決まれぇぇぇぇぇぇええええええええええええっ!!」

先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、
★滝 チューチュートレイン (! card) 55+(! dice + ! dice)=★
★レイ ブロック (! card) 49+(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=★
★剣崎 ブロック (! card) 51+(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=★
★カイン ブロック (! card) 47+(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=★
★律子 パンチング (! card) 47+(! dice + ! dice)+(思い出補正+3)=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

【シューター】−MAX【ブロッカー】
≧5→シュートは邪魔される事無く放たれた!GKとの勝負へ。
=4〜2→シュートは放たれた。しかしこの数値差の人数分威力が落ちてGKとの勝負へ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に (リグルがねじ込み)(ルーミアがフォロー)(ユーノがフォロー)
≦−2→イレギュラーズボールに。
【シューター】−【キーパー】
≧2→滝のチューチュートレインがゴールにキャリオーン!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に(リグルがねじ込み)(ルーミアがねじ込み)(左コーナーキック)
≦−2→イレギュラーズボールに。

【補正・備考】
剣崎:ダイヤで「トリロバイトメタル(+4&100消費)」

360 :森崎名無しさん:2012/03/15(木) 22:53:50 ID:???
★滝 チューチュートレイン ( ダイヤ2 ) 55+( 6 + 5 )=★

361 :森崎名無しさん:2012/03/15(木) 22:54:06 ID:???
★レイ ブロック ( ダイヤ8 ) 49+( 4 + 3 )+(人数差補正+1)=★

362 :森崎名無しさん:2012/03/15(木) 22:55:23 ID:???
★剣崎 ブロック ( ハートJ ) 51+( 6 + 1 )+(人数差補正+1)=★

363 :森崎名無しさん:2012/03/15(木) 22:56:52 ID:???
★律子 パンチング ( スペード6 ) 47+( 3 + 2 )+(思い出補正+3)=★

364 :森崎名無しさん:2012/03/15(木) 22:57:09 ID:???
★律子 パンチング ( ハート9 ) 47+( 3 + 5 )+(思い出補正+3)=★

365 :森崎名無しさん:2012/03/15(木) 22:57:50 ID:???
★カイン ブロック ( スペード5 ) 47+( 4 + 6 )+(人数差補正+1)=★

366 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/15(木) 22:57:55 ID:???
>>363-364
カインさんが引かれていないので無効とさせていただきます。
カインさんから引き直しお願いします。

367 :森崎名無しさん:2012/03/15(木) 22:58:27 ID:???
★律子 パンチング ( ハートK ) 47+( 5 + 6 )+(思い出補正+3)=★

368 :森崎名無しさん:2012/03/15(木) 22:58:34 ID:???
★カイン ブロック ( ダイヤ10 ) 47+( 4 + 3 )+(人数差補正+1)=★
こっちを先に引かないと

369 :森崎名無しさん:2012/03/15(木) 23:33:26 ID:???
★律子 パンチング ( ダイヤ6 ) 47+( 5 + 3 )+(思い出補正+3)=★

370 :森崎名無しさん:2012/03/16(金) 00:06:20 ID:???
キャリオーン

371 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/16(金) 00:16:04 ID:???
なんだかちょっと頭の頭痛が痛いので本日はここまでとさせていただきます。
続きは明日以降。それでは、お疲れ様でした。

372 :森崎名無しさん:2012/03/16(金) 00:21:42 ID:???
お大事に乙です

373 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/17(土) 02:00:23 ID:???
>★滝 チューチュートレイン ( ダイヤ2 ) 55+( 6 + 5 )=66★
>★レイ ブロック ( ダイヤ8 ) 49+( 4 + 3 )+(人数差補正+1)=57★
>★剣崎 ブロック ( ハートJ ) 51+( 6 + 1 )+(人数差補正+1)=59★
>★カイン ブロック ( スペード5 ) 47+( 4 + 6 )+(人数差補正+1)=58★
>★律子 パンチング ( ハートK ) 47+( 5 + 6 )+(思い出補正+3)=61★
>≧2→滝のチューチュートレインがゴールにキャリオーン!
>※律子のGK経験値が「2/60」になりました。
=============================================================================
滝 一。
現在は1ボスチームへと籍を置く彼は、外の世界では佐野が選考から外れた全日本ユースに選出された程の実力者であった。
その実力の高さは折り紙付きで、鮮麗されたサイドアタックの技術とクロスの正確さはチームでもずば抜けている程である。
事実彼がかつて通っていた南葛高校、そして常勝チーム南葛中学では彼のサイドアタックから得点を決める事が黄金パターンだったのだ。
しかし、そんな彼も――世界を舞台にしたレベルではまるで戦えず、起用される事のないベンチウォーマーだった。

確かに彼のチャンスメイクの実力だけは一流レベルである。
だが、それ以外の面では滝は三流ですらない程に弱かった。
守備は軽く、ボール争いは苦手……。
これは全日本のFWではスタメンが確実に固定とされている日向以外は、
全員似たような問題を抱えている為そこまで深刻ではないかもしれない。
滝の1番の問題点は、ずばり、自分でシュートを撃つという事が出来ないという事であった。

滝「(立花たちは2人同時じゃなきゃ使えないっていう弱点はあるが、同時に使いさえすればスカイラブツインはめちゃめちゃ強力だ。
   来生の奴だってスタミナは無いが、あのローリングヘッドの威力だけは大したもんだ。
   新田にしても決してシュート力が高い訳じゃないが、マグレにしてもウルグアイのキーパーからゴールを奪った実績がある。
   それに比べて俺は選考落ちした佐野や反町にすら決定力じゃ勝ててねぇ。 ハッキリ言って問題外だ)」

374 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/17(土) 02:01:40 ID:???
そして、それが大きな弱点であるという事は彼自身が誰よりもよく知っていた。
シュートが撃てなければ、ボールを持っても最終的には手放さなければならない。
相手に味方をマークされては滝にはどうする事も出来ず、
そうなってしまえば滝のサイドアタックは何の意味も持たない攻撃にしかならないのである。

滝「(このチームじゃ味方がダイレクトシュートが得意なだけあって俺に誰も来なきゃ楽にクロスを合わせられる利点があるが、
   全日本に帰れば話は違う。
   日向のライトニングタイガーはグラウンダーのパスを受けて撃つシュートだ。
   あいつに早田みたいなストッパーを当てられちゃ俺が出来る事なんて何もねぇ……。
   日向にマークをつけられてもなんとか出来るような武器を身に着けないといけないんだ)」

アジア大会で己の欠点を改めて認識し、
また、1ボスチームのFWが力不足であると知った滝はそう決心すると、弱点の克服に挑み始めた。
まず彼はFWにしてもあまりにも不足している守備力の強化を図った。
残念な事に体格があまり良く無い事が影響をしてか、タックルは目に見えて上昇をしなかったものの。
己のパサーとしての経験則を生かしたせいか、パスカットの実力は……世界レベルではないものの、まるで駄目というレベルからは脱却した。
ではシュートではどうか……こちらはタックル以上にまるで成果が出なかった。

そもそも滝が己の得点力不足を克服しようとしたのはこれが初めての事ではない。
中学時代、高校時代にも似たような経験はあったのだ。ただ、それが身を結ばなかっただけ。
そして新たに決心をした今回の特訓でもまた、成果が出なかったというだけである。

滝「くそー、やっぱシュートは向いてないのか?」

375 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/17(土) 02:02:41 ID:???
滝は考えうる限りの必殺シュートを試し、練習をした。
だがそのいずれもが、彼には会得出来なかった。
翼のドライブシュートのようなものでは一朝一夕で出来ようはずも無かったし、
日向のタイガーショットのようなパワーシュートは問題外であった。

ならばと試した井沢のバナナシュート・早田のカミソリシュート・岬のブーメランシュートのようなカーブシュートはどうだったかといえば、
こちらも上手くいかない。曲がる事は曲がるものの、コントロールが難しくカーブのかかり方も井沢のバナナシュートに比べ劣る有様だった。

全日本には多くの使い手がいるオーバーヘッドキック、岬や葵、来生が使うダイビングボレーやジャンピングボレーもタイミングが難しく。
そもそもジャンプ力もキック力もお世辞にも高いとは言えない滝には到底使いこなせなかった。

では一対一の時に使えるシュートはどうかと言えば、こちらもまた不可能だった。
GKとの勝負のせめぎ合いの中で咄嗟に股を抜くシュートを放つ、或いは大きなループシュートを放つというのは予想以上に難しかった。

やはり自分にはシュートを撃つ事は不可能なのか。
思わず弱音を吐きそうになった時、彼の前に1人の少女が姿を現した。

ナズーリン「悩んでいるようだな、同士タキーリンよ」
滝「げぇっ、ナ、ナズーリン!」

当然のように現れたのは、滝を拾い、滝を自らが住まう命蓮寺で保護した1ボスチームの攻撃の要、ナズーリンである。

ナズーリン「どうしたタキーリンよ、やはりシュートが撃てぬ事を悩んでいるのか」
滝「ああ……色々試してみたが、どうにも俺は必殺シュートが撃てそうにない……」

このナズーリンに、滝はあっさりと己の悩みを吐露した。
自身が迷い込むと同時、衣食住の世話だけでなく日ごろからなにからなにまで面倒を見てくれるナズーリンに対し、
滝はかなりの信頼を寄せており、言動が時折気になるものの頼りとしていたのである。

376 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/17(土) 02:03:42 ID:???
滝「せめてカーブ系のシュートが撃てれば、サイドから撃てる分有利に働けそうなんだけどな……」
ナズーリン「とはいえ、才覚の無いものを練習しても得られるものは少ない。
      我が命蓮寺ではこういう格言がある。 本当にサッカーが上手い者とは出来ない事はやらない者だ、と」
滝「……なんだ? 俺がシュートを磨くのは無駄だって事か?」
ナズーリン「そういう事ではない、即ち視点を変えるのだ」

ナズーリンの暴言とも取れる発言に滝は一瞬表情を強張らせるも、
ナズーリンは慌てず人差し指をチッチッと振り少し意地の悪い笑みを浮かべながら続ける。

ナズーリン「タキーリンよ、君は人に合わせるのが得意だね」
滝「……? まぁ、そりゃそれなりには……」
ナズーリン「ではまずコンビプレイを開発してはどうだろうか?」
滝「コンビプレイ?」

今までのサッカー人生でアシストに命を懸けてきた滝は、誰かと合わせるという事に長けていた。
その協調性は全日本の潤滑油、誰とでも合わせられる岬に負けずとも劣らぬものであり。
実際、滝は小学生の時よりサッカーを共にする来生や井沢といった者達と数々の連携技を持っている。
これは長年付き合ってきたが為に開発出来た技であるのは勿論なのだが、
根本的にマイペースが過ぎる来生や少し我が強く独断専行をする事が間々ある井沢の手綱を滝がしっかり握ってた事も影響していた。
要するに滝一という人間は異常なまでに濃い性格の者が多い全日本、そして1ボスチームの中でも極めて常識的な人間であり、
協調性に優れ、コンビプレイなどの連携技を得意とする選手だったのである。

377 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/17(土) 02:04:46 ID:???
滝「しかしコンビプレイじゃ結局俺がシュートを撃てないっていう根本的原因を解決出来てねぇからなぁ……」
ナズーリン「よいではないか、まずは自分の出来る事から少しずつやっていけばいい。
      我が命蓮寺では小さな事からコツコツと、出来る範囲の事からやっていく事を美徳としている。
      手のつけられる所から技を身につければ、後々にもつながってゆく筈だ」
滝「……まぁ、今のままでも何も出来そうにないからな。 まずはそれでやってみるか」

ナズーリンの言葉を受け、滝はコンビ技でのシュートを開発する事にした。
ここまで散々シュート練習を行っていたにも関わらずまるで結果が出なかったというのに、
協調性が高く幾多の連携技を持っているだけで果たして本当にシュートが開発出来るのか……。
誰もが抱くであろうその疑問は、あっさりと打ち砕かれた。

ナズーリン「連携技といえど、種類は山ほどある。 まずはどのようなシュートをするかだが……」
滝「やるなら地上シュートの方がいいだろうな。 ダイレクトシューターはリグル、ルーミアがいる。
  それに俺もナズーリンも浮き球がそれ程得意って訳じゃないし」
ナズーリン「うむ、ではそうしよう。 では具体的にどうするかだが……」

まず初めに滝はコンビを組む対象であるナズーリンと共にどのような方針の連携シュートを開発するか考えた。
ツインシュートのような両者が共にボールを蹴り合うシュートは、
そもそも滝とナズーリンのキック力ではボールが大きくブレないだろうと考え断念。
立花兄弟のような空中サッカーも、天性のジャンプ力も無ければヘディングも得意でない滝では難しいだろうと考えられる。
何より1ボスチームにはダイレクトシューターが多い割にミドルシュートを撃てる人材が少なく、
ここは地上シュートを開発するのがチームの事を考えれば得策だろうと判断をする。

378 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/17(土) 02:05:49 ID:???
ナズーリン「そうすると出来るのはなんだろうな。 ツインシュートでないコンビ技か……」
滝「(ウルグアイのビクトリーノとダ・シルバって奴が使ってたパンサーストリームとかいうのは……。
   駄目だな、今からの練習でそこまで練度の高いシュートが撃てるとは思えねぇし、俺もナズーリンもオーバーヘッドは出来ない。
   すると俺達が開発すべきは……)
  俺達はキック力が弱いんだから、それを補えるようなシュートじゃないと駄目だ……」
ナズーリン「ふむ……つまり?」
滝「蹴る前……シュートを撃つ前の予備動作が特異なシュートを開発するんだ」
ナズーリン「なるほど……では、ブラインドシュートのようなもの……という事か?」

方針が決まってしまえば、後は全てとんとん拍子に話が進んでいった。
滝とナズーリンのコンビシュートの概要は、単純に前の人間を壁として後ろの人間のシュートフォームを見えなくし、
キーパーやDFがどのコースを塞げばいいのか迷わせるもの。

滝「そうだ。 でも、ただのブラインドシュートじゃ威力不足になるだろうな。
  だからそれに何かの要素を加えないといけない」
ナズーリン「何かの要素と言っても、具体的にどうするのだ、同士タキーリンよ」
滝「そうだな……事前に出来る事で、かつキック力に影響されず効果が表れそうな事は……」

その後、目標とするシュートのイメージを固めた両者は特訓に明け暮れた。
驚くべき事に滝とナズーリンは練習を開始して僅か3日目にはこのコンビプレーを成功させる。
今までどのシュートでも成果を上げれなかったというのに、ただの3日で結果を残せた以上。
やはり滝には連携技の才覚というものがあったのだろう。

そして、当然ながら……。
幻想郷に滝が来訪してから常に滝を気遣い手助けをしてくれたナズーリンが相手だったからこそ、
これだけ早くシュートを身につけられたというのは、今更言うまでもない事である。

………

……



379 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/17(土) 02:06:58 ID:???
ファーンファーン   ファーンファーン    ファーンファーン   ファーンファーン    ファーンファーン   ファーンファーン

レイ「なんだい、思ってたよりもスピードは無いね!」
剣崎「(これなら余裕をもってコースに入れる……点は許さないぞ!)」

滝がシュートを放った瞬間、僅か数秒にも満たない間に、彼はこのシュートを開発した時の事を思い出していた。
そして、当然ながらその間にもボールはイレギュラーズゴールへ向けて何とも奇妙な音を発しながら突き進む。
だが、そのシュートのスピードは、思わずレイや剣崎が呆気に取られる程に遅かった。
否、遅いとはいえ当然ある程度のスピードはあるのだが、奥の手的に出してきたシュートにしては、些か期待外れ。
拍子抜けをすると言った方がいい程に、威力を感じぬシュートだったのである。
これならばまずシュートコースには間に合い、軽々とブロックする事が出来る。
サイドから中央に寄り全速力でシュートコースに向かうレイ、体の頑強さには自信を持つ剣崎、
そして地上戦ではあまり活躍が出来ないカインですら余裕を持ってコースを塞ごうとし……。

バムッ!!

その瞬間にボールは突如地面に落下し。

ステステーッ!!!

剣崎「ウェ……!?」
カイン「なんだと!?」

弾むと同時、先ほどとは打って変わって猛烈なスピードでゴールに迫り唖然としていたレイらの間をすり抜け。

律子「……! あ……!?」

ズバシュウッ!! キャリォーンッ!! ピピィーッ!!

GKの律子が一歩も動けないままゴールネットへと突き刺さり、得点を告げる審判の笛が鳴ったのだった。

イレギュラーズ 2−1 1ボスチーム

380 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/17(土) 02:08:04 ID:???
霖之助「決まったァァァァアア!? ゴールッ! 1ボスチーム、なんと後半開始早々、いきなり1点を返したァァ〜ッ!!
    決めたのは、なんと外界から来た1ボスチームの新戦力、滝一選手!
    ナズーリン選手との華麗なコンビプレイであっさりとゴールを奪ってしまったァ!!
    これで点差は1点! まだまだ試合はわからなくなってきましたァッ!!」

観客「な、なんじゃあのシュートは!?」「ただのブラインドシュートに見えたけど……」「なんか地面にバウンドしたぞ!?」

まだゴールに突き刺さったボールが回転をする中、得点が決まった事で実況席の霖之助は興奮したかのように強く言葉を放ち。
また、観客たちは今までに見た事も無いような奇妙奇天烈なシュートに動揺しつつ、
ざわざわとざわめきながら、一体今、何が起こったのかと近くにいる者同士で話し合う。

慧音「むぅ……これはまた、面白いシュートだ」
来生「おお〜! 滝の奴、いつの間にこんなシュート打てるようになってんだよ!?」

その観客の中に交じる3ボス同盟の面々……。
慧音は顎を摩りながら感心したようにそっと呟き、来生は純粋に滝が必殺シュートを開発した事に驚きつつ、
しかし、かねてからの仲間が成長したという事にも喜んでいる様子である。

381 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/17(土) 02:09:05 ID:???
アリス「……トップスピンをかけているのね、しかも、特に強烈なのを」

そしてアリスはといえば、冷静に今のシュートの正体を分析し……。
己の発言を聞いて顔を向けてくる来生や観客の説明よろしくお願いしますという表情を見て少々顔を強張らせつつ、
ため息を吐いてから続ける。

アリス「あのシュートはただのブラインドシュートじゃないの。
    事前にブラインド役になっていたナズーリンが、ボールに回転をつけて浮かせて、それを滝が撃つ方式になってる」

観客「なんと……ボールに回転とな?」「そんな簡単に出来るのか?」

アリス「回転をかけながらシュートを撃つ、という一連の動作を1人でやるのは難しいわね。
    ただ、それぞれを分担すれば……練習次第で出来るわよ」
来生「で、回転をかけてどうなるんだ?」
アリス「見た通りよ。 強烈な縦回転は、空気抵抗の関係で地面に落ちる。
    そして、落ちても尚強烈な縦回転がかかっているから、猛烈なスピードでバウンドしゴールに向かう」
慧音「非力さを技と頭脳でカバーしたという訳だな……確かに、わかっていなければあの独特の軌道のシュートは防げん」
アリス「そうね(とはいっても、やはり非力は非力ね。 うちのチームには通用しそうにないわ)」

382 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/17(土) 02:10:46 ID:???
ルーミア「わは〜! 1点入ったのか〜!!」
リグル「なんだかすごく久しぶりに点が入った気がする……」
滝「おーっし! やったぞ、ナズーリン!」
ナズーリン「うむ、我らがコンビプレイは無敵だ!」
レティ「(よくやってくれたわ、滝君にナズーリン。 このままいけば……十分勝てる!)」

アリスが観客に先の滝のシュート――チューチュートレインの解説をする中。
一方でフィールドでは、そのシュートを決めた張本人、滝が珍しく感情を露にしながら喜び。
周囲の1ボスチームの者達も久方ぶりに味わう自チームに点が入るという快感からかテンションを上げ、滝を祝福する。
前半で2失点を喫しムードはどん底となっていたものの、後半開始すぐに1点を返した事で既にその陰鬱な雰囲気も吹き飛んでいた。

カイン「な、なんというシュートだ……」
剣崎「地面に跳ねただけでも驚いたのに、その後にスピードを上げるなんて……」
レイ「くそっ、一杯食わされちまったか! 一体なんなんだいあのへんてこりんなボールの動きは」
律子「(い、一歩も動けなかった……また油断してた? スピードが大した事が無いと思って……安心してた?
    この場面で撃ってくる以上、何の変哲もないシュートの筈が無いのに……!)」

逆に点を決められたイレギュラーズはといえば、お通夜ムードとまではいかないものの……。
ブロックに入ったDF達は予想外の動きを見せた滝のシュートを目の当たりにして些か困惑をしている様子。
闘志こそ失ってはいないものの戸惑いを見せており、
シュートに対して一歩も動けなかった律子はまたも自分は油断をしていた、と自責をする。
そして、この様子を見守っていた佐野は慌ててゴール前に戻り……。

佐野「(ぐ、ぐぬぬぬ……よもやこうも簡単に点を返されるなんて……! く、くそっ、ここは何か言っておくべきか!?)」

383 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/17(土) 02:12:36 ID:???
A.「ええい、取られたもんは取り返せばいいだけだ! みんな、顔を上げい!」 ゴールに突き刺さったボールを回収しキックオフを促す
B.「みんな落ち着け、クールになれ。 まだ慌てるような点差じゃない」 まだ自分たちの方が勝っているとまず一同を落ち着かせる
C.「何を油断しとるか! 普通のシュートじゃないってさっき注意しただろ!」 怠慢な守備を叱責する
D.「ふふふ……見切ったぞ! チューチュートレインの弱点をッ!!」 大ぼらを吹いてみる
E.「ところでなんでチューチュートレインって名前なんだ!?」 思わず疑問を口にしてしまう
F.「(いや、無言で見守るのもまた一つの愛である)」 何も言わない、という選択肢
G.その他 自由投票枠

先に2票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。




>>372
どもども。寝たら頭の頭痛が痛いのが治りました。

短いですが本日はこれだけ。
続きは明日以降とさせていただきます。それではお疲れ様でした。

384 :森崎名無しさん:2012/03/17(土) 02:14:36 ID:41oH/UcM


385 :森崎名無しさん:2012/03/17(土) 08:44:08 ID:y29fGv5s
B

386 :森崎名無しさん:2012/03/17(土) 15:22:25 ID:???
タキーリン、チューチュートレイン、そしてネズミみたいな音と軌道、コンビプレイ・・・
完璧なシュートだ。素晴らしい。

387 :森崎名無しさん:2012/03/17(土) 17:22:52 ID:???
ここはキャプテン佐野が自ら上がってりっちゃんが立ててくれた作戦を成功させないとな

388 :森崎名無しさん:2012/03/17(土) 21:07:19 ID:???
同士タキーリンは特化型+升スキル持ちのせいか大体どのスレでも一定の活躍はするんだよね
ビジュアルのせいか女っ気は皆無だけど

389 :森崎名無しさん:2012/03/17(土) 21:08:56 ID:???
来生&井沢が性能以前の問題で使いにくい、ってのもあるんじゃないかな。

390 :森崎名無しさん:2012/03/17(土) 21:36:16 ID:???
G.E+「まさか、お二人はチューしちゃうような関係なんですか!?」 こいばな〜

391 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/18(日) 01:09:17 ID:???
>>386
しっかりダイスで11出すあたり滝君も気合が入っていたようです。

>>387
それでも佐野なら……佐野ならきっと6ゾロとか出してくれる……!

>>388
特化型は出来る事が限られている分、その分野では本当に強いですからねぇ。

>>389
頭が2つの意味で天然な来生と、嫉妬心メラメラの井沢ですからね。
井沢はまだマシな気もしますが。

>>390
佐野と滝のコイバナとか誰得。

392 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/18(日) 01:10:42 ID:???
>B.「みんな落ち着け、クールになれ。 まだ慌てるような点差じゃない」 まだ自分たちの方が勝っているとまず一同を落ち着かせる
=========================================================================================================================
剣崎「佐野……」
ダークドリーム「そうだよね、まだまだ私たちが勝ってるんだもん。 慌てる必要はないよね」

初の失点を喫して沈みかけているチームメイトを見て、まず佐野は冷静になるようにと現在の状況を改めて説明して落ち着けようとした。
後半開始間もなく点を奪われ、チームの勢いが殺がれる事を恐れての行動である。
一同もまだ自分たちが1点リードをして有利であるという事は理解をしているのか、
佐野の言葉を聞くと徐々に落ち着きを取戻し、それぞれ頷き合いながらも……しかしここからどうすべきかと顔を見合わせ考え始める。

ユーノ「もう一度こちらが点を取って2点差に戻せれば、心理的にも時間的にもこっちがぐっと有利になる。
    だから点を取るのは勿論としても……それが仮に失敗した時にどうするべきか。
    ……あの滝君とナズーリンとのコンビプレーにどう対処すべきか、対策を練るべきだよね」
カイン「うむ……前半はこちらも2点を取れたが、相手のレティという奴が中々の手練れであるのは事実。
    同点にされては俺達の勝利も危うくなってくるだろう……」

393 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/18(日) 01:11:50 ID:???
水銀燈「で、具体的にはどうするのよぉ?
    あの出っ歯とネズミのシュートを止めるったって、さっきのプレーを見る限りDFとGKはてんで役に立ちそうになかったけどぉ?」
剣崎「ウェウェ……い、一度見たんだから次からは止められると思うけど……」
佐野「(うむむ……水銀燈の言い方はちょいと刺々しいけど、事実っちゃ事実なんだよな……。
    はっきり言ってあの滝さんのシュートには素人キーパーのりっちゃんは勿論、剣崎さんでもブロックが難しそうだった)」
クーガー「で、どうするんだ佐野。 審判がこっちを見てるぞ」
佐野「(うげっ、そろそろキックオフしねーと注意されそうだな……。 ええっと、それじゃここは……)」

A.「両SBを上げるんだ。 前の位置で、人数をかけて撃たれる前に止める」 両SBを積極的にボールカットに向かわせる
B.「両SHを中央寄りに置こう。 滝さん達が中央に来た所をボランチと連携して止めるんだ」 両SHを中央に寄せる
C.「誰かをナズーリンのマークにつけよう。 あいつにマークをつければあの技は使えない筈だ」 ナズーリンにマークをつける
D.「いや、下手に策を弄しようとするとそれが痛手になる可能性もある。 通常通り守ればいい」 いつも通りが1番である
E.その他 自由投票枠

先に2票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。

394 :森崎名無しさん:2012/03/18(日) 01:13:38 ID:3Lapw4kE
C

395 :森崎名無しさん:2012/03/18(日) 01:16:46 ID:Xlfy7fyc


396 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/18(日) 01:22:22 ID:???
>C.「誰かをナズーリンのマークにつけよう。 あいつにマークをつければあの技は使えない筈だ」 ナズーリンにマークをつける
======================================================================================================================
レイ「マーク……ってのは、あれだね。 相手にくっついてボールを渡さないようにしたり、渡された瞬間に奪ったりする奴だね?」
佐野「そうだ。 あのチューチュートレインは、確かに強力なシュートだけど予備動作が必要な分隙も多い。
   だから誰かをくっつけてれば、そいつを振り切らない限りは撃てない筈なんだ」
ユーノ「しかもボールを浮かせる役……発動役はナズーリンみたいだったから、彼女を自由にさせなければいい、という訳だね。
    問題は、誰をマークにつけるかという事だけど……どうするんだい?」
佐野「うん、マークについてもらうのはだな……」

A.佐野
B.ブースター
C.ダークドリーム
D.クーガー
E.アイビス
F.水銀燈
G.レイ
H.剣崎
I.ユーノ
J.カイン

先に2票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。

397 :森崎名無しさん:2012/03/18(日) 01:23:45 ID:RaNaxCH6
D

398 :森崎名無しさん:2012/03/18(日) 01:25:01 ID:Xlfy7fyc


399 :森崎名無しさん:2012/03/18(日) 01:29:54 ID:FkKWo3xw
I

400 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/18(日) 02:01:09 ID:???
>I.ユーノ
=================================================================
佐野「ユーノ君だ!」
ユーノ「えっ、僕!?」

佐野がナズーリンのマークにつくよう指名をしたのはユーノであった。
タックル・パスカット共にチーム内でずば抜けて上手いレイはナズーリンの逆サイドを守備しておりマークにつく事は不可能。
ボランチの水銀燈は中央の秋姉妹の警戒の為にも残しておきたく、右サイドハーフのクーガーは攻撃にも使いたい所。
そうすると残るメンバーの中でマークに適任なのは、右サイドバックのユーノだけである。
指名を受けたユーノはまさか自分が選ばれるとは思っていなかったのか、軽く驚きを見せるものの……。
しかし、それもすぐに収め、いつもの柔和な笑顔を浮かべるとこくりと頷き了承をする。

ユーノ「わかった、それじゃあやってみるよ。 上手く出来るか少し不安だけどね……」
佐野「ああ、頼んだぜ」
クーガー「よし、話が決まった所でとっととキックオフするぞ。 そしてとっとと1点取ってもう一度突き離す!」
ブースター「ムィ〜!」

その後、一同は作戦が決まるとクーガーの急き立てるような声を聞きすぐさまポジションへと散って行く。

霖之助「さぁ〜、1点を返し勢いに乗る1ボスチーム! 残り時間はまだまだたっぷり残っており、
    ここから逆転の可能性も十分にあります! 逆にイレギュラーズはこのキックオフからもう一度点を取り突き離したい所!
    しかし、2点を奪われているとはいえレティ選手の守るゴールは強固! 果たしてあの巨大な壁を突き崩す事が出来るのか!?
    試合再開です!」

401 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/18(日) 02:02:21 ID:???
ピィーッ!!

ブースター「ムィッ!」
佐野「よっと……」

そうして後半開始から僅か5分後に改めて行われるキックオフ。
ブースターの軽く蹴りだしたボールを受け止めた佐野は、右サイドをちらりと見てユーノがマークに向かおうとするのを確認しつつ。
さてどうやって攻め立てたものか、と思案をする。

佐野「(さーてと、そんじゃどうやって攻めるかね。 んー……)」

A.ここは俺が中央突破だな。キャプテン佐野、はじまります。
B.さっさと点を取りたい時こそクーガーさんの高速ドリブルの出番だ。一気にサイドを突っ走ってもらおう。
C.ダークドリームに任せてみよう。なんとかなるなる。
D.水銀燈に渡すのも一つの手かもしれない。銀様お願いします。
E.折角だから俺はこのキックオフと同時にシュートを撃つぜ!
F.その他 自由投票枠

先に2票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。

402 :森崎名無しさん:2012/03/18(日) 02:02:40 ID:J9v5z9yQ
A

403 :森崎名無しさん:2012/03/18(日) 02:03:02 ID:Xlfy7fyc


404 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/18(日) 02:15:21 ID:???
>A.ここは俺が中央突破だな。キャプテン佐野、はじまります。
==========================================================================
佐野「(右サイドのクーガーさんはユーノ君の事を考えるとあまり積極的に深い位置まで上げたくねぇんだよな。
    となるとやっぱここは俺がやるっきゃない!)おっしゃ、行くぜ!」

逡巡した後、佐野はやはり自分が持って上がるよりほかに無いと結論付け。
すぐさまその場からドリブルを開始し、中央突破を狙う。

来生「お、丸山……じゃなくて佐野の奴、生意気にも中央突破なんてするつもりか?」
慧音「あの10番、前半見た限りではキープ力は抜群だぞ。
   ……オーバーヘッドキックははっきり言って悲しいくらい威力不足だったがな」
アリス「キープ力が高いね……。 まぁ、慧音がそう評価をするなら1ボスチーム相手なら……」
慧音「うむ……。 はっきり言って、バイタルエリアまでは楽に突破出来るだろうな」

この佐野の試みに、後半から試合を見始めた来生は難色を示すのだが……。
隣にいた慧音は決して悪くはない判断であると呟き、フィールドを駆ける佐野へと視線を送る。

スタタタターッ

リグル「ひえぇっ、真ん中から来たー!?」
佐野「行くわいや! 見とけぇ、俺の技も何もまだないドリブルを!」

先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、
★佐野 ドリブル (! card) 54+(! dice + ! dice)=★
★リグル タックル (! card) 46+(! dice + ! dice)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→技が無くても基礎値が凄く高いので無問題だった。佐野君そのまま中央を走る!
=1〜−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に(ブースターがフォロー)(ダークドリームがフォロー)(ルーミアがフォロー)
≦−2→1ボスチームボールに。

405 :森崎名無しさん:2012/03/18(日) 02:18:33 ID:???
★佐野 ドリブル ( ハート10 ) 54+( 3 + 1 )=★

406 :森崎名無しさん:2012/03/18(日) 02:19:48 ID:???
★リグル タックル ( クラブK ) 46+( 5 + 3 )=★

407 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/18(日) 02:24:34 ID:???
リグルはいい加減このスレがカードじゃなく2D6方式の判定だって理解してくだせぇ、という所で本日はここまで。
続きは明日以降書かせていただきます。
それではお疲れ様でした。














PS.プリキュアASNS見てきました。詳しい感想を言うとネタバレになっちゃうので一言だけ。
   えりかがいつも通りで、可愛かった(小学生並の感想)
   あとポケモン+ノブナガ買いました。触りの部分だけプレイしましたが、中々面白いです。イーブイかわええ。

408 :森崎名無しさん:2012/03/18(日) 02:27:27 ID:???
乙でしたー

自分もポケモン買いました。勿論ブースターに進化させたでー
でも技がいつもどおりでした(笑)

409 :森崎名無しさん:2012/03/18(日) 02:33:11 ID:???
乙でしたー

自分もポケナガ買いましたが割りと良い出来だと自分は思いました
まさかのB2W2発表とか例のアレが一周忌を迎えたりとかあったけど
やっぱりポケモンは面白いですね

410 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/18(日) 23:34:00 ID:???
>>408 どもです。自分はまだ進化させる所までは行ってないですねぇ。 そして進化させる時に誰にするかにもちょっと迷ってたりw
     ブースターも可愛いけどブラッキーさんも好きなんです。
>>409 システムはシンプルですがわかりやすいですし、ポケモンの新たな魅力発見って感じですね。
     B2W2も今から楽しみです。

>★佐野 ドリブル ( ハート10 ) 54+( 3 + 1 )=58★
>★リグル タックル ( クラブK ) 46+( 5 + 3 )=54★
>≧2→技が無くても基礎値が凄く高いので無問題だった。佐野君そのまま中央を走る!
=================================================================================
佐野「ひょひょいのヒョイッと」
リグル「ひえぇ……(駄目だ、全然取れる気がしないよ……)」

中央を突っ込んできた佐野に対して立ち向かおうとするリグルであったが、やはり彼女では佐野の突破は止める事は出来ない。
如何せん少々気が弱く思い切りのいいディフェンスというものが苦手なリグル。
正面から勢いよく走ってくる佐野に相対そうとしても腰は引けており、
そんなタックルではキープ力に自信を持つ佐野が止まる筈が無かったのである。

霖之助「あーっと、これはどうした事かぁ!? リグル選手、棒立ちになったまま抜かれてしまったァ!
    そして佐野選手はそのまま中央を走りますが……しかし、1ボスチームの中盤はフラットに4枚!
    中央は分厚くここを抜くのは少々骨だぞ!? 果たして佐野選手、突破が出来るか!?」

穣子「姉よ、今こそ我らが神々のコンビプレイを見せつける時。 いざ!」
静葉「妹よ、行くぞ。 これが我ら暇を持て余した」
穣子「神々の」
静葉・穣子「「コンビプレイ」」
佐野「(コンビプレイ? 滝さんや井沢さん、ついでに来生さんみたいなトライアングルタックルみたいなのを持ってるってのか?
    まあどうだっていい、抜いてやる!)」
滝「(コンビプレイつってもあいつらのタックルはただ2人で同時にタックルに行くだけで技でもなんでもねーんだよなぁ……。
   はぁ……まぁいい、フォローに回るとするか)」

411 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/18(日) 23:35:06 ID:???
先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、
★佐野 ドリブル (! card) 54+(! dice + ! dice)=★
★穣子 タックル (! card) 47+(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=★
★静葉 タックル (! card) 47+(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=★
★滝 タックル (! card) 49+(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→主人公の佐野君が4人抜きに成功! そのままバイタルエリアに侵入するぞ!
=1〜−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に(ブースターがフォロー)(ダークドリームとルーミアで競り合い(ルーミアがフォロー)
≦−2→1ボスチームボールに。

412 :森崎名無しさん:2012/03/18(日) 23:35:29 ID:???
★佐野 ドリブル ( ダイヤ6 ) 54+( 2 + 5 )=★

413 :森崎名無しさん:2012/03/18(日) 23:35:51 ID:???
★穣子 タックル ( スペード3 ) 47+( 4 + 5 )+(人数差補正+1)=★

414 :森崎名無しさん:2012/03/18(日) 23:36:09 ID:???
★穣子 タックル ( クラブQ ) 47+( 1 + 1 )+(人数差補正+1)=★

415 :森崎名無しさん:2012/03/18(日) 23:37:53 ID:???
★静葉 タックル ( ハート9 ) 47+( 2 + 2 )+(人数差補正+1)=★


416 :森崎名無しさん:2012/03/18(日) 23:39:04 ID:???
★滝 タックル ( ダイヤ9 ) 49+( 2 + 6 )+(人数差補正+1)=★

417 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/19(月) 00:15:22 ID:???
>★佐野 ドリブル ( ダイヤ6 ) 54+( 2 + 5 )=61★
>★穣子 タックル ( スペード3 ) 47+( 4 + 5 )+(人数差補正+1)=57★
>★静葉 タックル ( ハート9 ) 47+( 2 + 2 )+(人数差補正+1)=52★
>★滝 タックル ( ダイヤ9 ) 49+( 2 + 6 )+(人数差補正+1)=58★
>≧2→主人公の佐野君が4人抜きに成功! そのままバイタルエリアに侵入するぞ!
================================================================================
穣子「ハッ!」
静葉「トゥッ!!」

ズザッ ズザザザァーッ!!

姉妹という間柄故か、息もピッタリな秋穣子と秋静葉の両者は同時にスライディングタックルを敢行。
左右から襲い掛かる猛烈なタックルはそれなりのスピードで佐野の持つボールに襲い掛かるが……。

佐野「狙いがバレバレだぜ! あらよっ!」
穣子「姉よ……やはり力を解放するしか……!」
静葉「よせ、妹!」

しかし、それなり程度のスピードでは佐野の突破を止める事は出来なかった。
腐っても佐野満はかつて全日本代表にキープ力を買われて選出をされた程の選手。
その自慢のキープ力が、守備を不得手とする選手に破られてはたまったものではない。
秋姉妹のスライディングタックルを軽くボールを浮かせる事であっさりといなした佐野は、そのまま進もうとするのだが……。

ヒュッ!

滝「貰った!」

ボールが浮いた瞬間、途端に距離を詰めたのは秋姉妹の後方に控えていた滝である。
彼もこの幻想郷に来て守備力をもう一度鍛えなおしたとはいえ、まだまだそれも一戦級とは言い難いもの。
まともにボールの奪い合いを挑んでは佐野には勝てないと判断した上で、佐野の足からボールが離れる瞬間を狙ったのである。
その狙いは適格であり、滝の足は後一歩でボールに触れる所まで伸びた。

418 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/19(月) 00:16:28 ID:???
佐野「甘いぜ、滝さん!」

バシッ! ポーンッ!

滝「なにィ!?」

しかし、この滝の動きも佐野は把握をし読んでいた。
滝がボールに触れる寸前、佐野は浮いたボールの下部をもう一度滝の頭上を越えるように蹴り上げる。
それは滝の頭上僅か数センチの上を通る絶妙な軌道を描いて滝を飛び越え、
佐野はそれを見てすぐさま唖然とする滝の横を通り過ぎボールを今一度確保する。
もしも滝が佐野がボールを浮かせた瞬間、機転を利かせてジャンプをしていたならば最悪零れ球に出来ていただろう。
だがそのような行動を起こせる程には、未だ滝の守備力は高まっていなかったのである。

佐野「おっしゃ、抜いた!」
滝「し、しまった!?」

霖之助「あぁ〜っ! 駄目だぁ、止まらない! 止められないィィィイッ!!
    佐野選手、見事なボール捌きで秋姉妹、滝選手の3人を抜き去り中盤を突破したァ!
    そしてそのままバイタルエリアまで走りこんでゆく! 1ボスチーム、早くもピンチかァ!?」

観客「ぐぬぬ、あのグラサンかけたサイドハーフの奴もドリブル上手かったしどんだけ突破力あるんだよイレギュラーズ」
  「1ボスチームは中盤も前線も守備力皆無なんやで! もうやめたげてよぉ!」「大丈夫だ、レティさんが残ってる限り失点は無い!」

そして滝を抜き去った佐野は、誰に邪魔される事もなく一気にバイタルエリアまで突き進んだ。
リベロの位置にいるレティも後方の守備力を考えればそう易々とPAを飛び出せず、
レティはブースターの動向に気を使いながらじっと不動の山のようにゴール前で鎮座していたのである。

レティ「(あの9番(ブースター)は要注意……だけど佐野君にも警戒をしなければならない……。
     突っ込まれたらまたドリブルゴールをされてしまうわ……)」
佐野「(飛び出してきてくれりゃ楽だったんだけど、そう簡単にはいかねぇか……。 右サイドは……)」

419 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/19(月) 00:17:28 ID:???
佐野はこのレティの落ち着きぶりに小さく舌打ちをしつつ、確認をするように右サイドへ視線を向けた。

ナズーリン「むぅ……?(マークをつけたか……だが先の守備を見る限り、この青年程度の守備力なら安易に振り切れる)」
ユーノ「(僕は僕に与えられた仕事をこなすだけだ……)」

するとそこでは守備の為に戻っているナズーリンを追い、ユーノがピタリと張り付くようにマーク。
更にその前方ではクーガーがオフサイドラインギリギリの位置でボールを待ち構えている。

佐野「(……作戦通りに行くならダークドリームにポストプレイをさせるべきだ。
    だけどダークドリームはまだちょいとゴール前に上がるにゃ時間がかかりそうだな。
    センタリングを上げる為にも、ここは一旦サイドに振った方が良さそうだが……)」

A.ええい、ここまで順調に行ってるんだから最後まで俺が突っ切ってやる! ドリブルゴール狙いでPA内に突っ込むぞ!
B.小細工は無用! ブースターに渡して撃ってもらおう!
C.ふふふ、1点目を取ったのは誰だったのか忘れたか? ブースターにボールを上げてもらって俺がオーバーヘッドキックだ!
D.俺だってミドルシュート撃ちたいわい! こっからシュートだ!
E.あえてダークドリームに戻してみよう。何か素敵な事が起こるかもしれない。
F.やはりサイドに振るべきだな。右のクーガーさんに渡しちまおう。
G.やはりサイドに振るべきだな。左のアイビスさんに渡しちまおう。
H.その他 自由投票枠

先に2票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。

420 :森崎名無しさん:2012/03/19(月) 00:20:13 ID:rgQns7OM


421 :森崎名無しさん:2012/03/19(月) 00:20:14 ID:b1d4pEjQ
F

422 :森崎名無しさん:2012/03/19(月) 00:22:45 ID:t8GWf2kI


423 :森崎名無しさん:2012/03/19(月) 00:23:47 ID:???
……いや、アイビスは普通に何もできないと思うんだけど。

424 :森崎名無しさん:2012/03/19(月) 00:25:37 ID:???
いや、今アイビスが敵とぶつかる確立多分0じゃないかな?
敵のDFは中央を固めてドリブルゴール警戒してるみたいだし
滝は中央に流れて置き去り

425 :森崎名無しさん:2012/03/19(月) 00:28:27 ID:???
アイビスが「なにもしない」ならそうだろうけど、アイビス側からもアクションができないでしょ。
放り込むならBやCとかわらない。アイビスのシュートやドリブルも論外。

426 :森崎名無しさん:2012/03/19(月) 00:32:20 ID:???
敵の反則に期待しようか

427 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/19(月) 00:52:48 ID:???
>G.やはりサイドに振るべきだな。左のアイビスさんに渡しちまおう。
===============================================================================
佐野「(うん、サイドに振るべきだ! よし、それじゃクーガーさんに……ん?)」

ここで佐野はダークドリームにクロスを上げさせる為にも、一旦サイドに振る事にした。
そして実力的に考えても、左サイドのアイビスよりも右のクーガーに渡した方が得策だと判断し、
クーガーへ向けてボールを送ろうとするのだが……。

ナズーリン「………………」
佐野「(やべっ、コースに入られる! ここは……こっちだ!)アイビスさんッ!!」
アイビス「!!」
ナズーリン「ちっ……!(カットを読まれたか……)」

しかし、クーガーに渡そうとした瞬間、そのパスコースにナズーリンが入ろうとしていた事を察知。
咄嗟に左サイドを走るアイビスに向けてパスを出し、これをアイビスはぎこちなくトラップ。
ナズーリンは舌打ちをしながら忌々しげに佐野を見ると、そのまま下がり目の位置で待機をする。

霖之助「さぁ〜、イレギュラーズここで左サイドのアイビス選手に初めてボールが渡りましたァ!!
    アイビス選手、ボールを持って左サイドを走ります!
    1ボスチーム、慌てて羽目玉B選手がプレスをかけに行きますが……!」

アイビス「(来るな……! こっちに来るな……!!)」
羽目玉B「ウゴゴ……!」
レティ「(……! 駄目だわ、間に合わない!)」

ボールを持つと同時、左サイドを駆け上がるアイビスに1ボスチームはプレスをかけた。
しかし、1ボスチームのサイド寄りのDF、羽目玉は足が遅く、逆にアイビスのドリブルスピードはクーガー程ではないものの速い。
アイビスのボール捌きはあまりにもお粗末であり、ボールが脚から離れすぎてはいたものの……。
それもプレスをかけられさえしなければ関係が無く、アイビスは羽目玉が追いつくよりも速くサイド深くまで切り込み。
そのまま中央、ゴール前を向き左足を振りかぶる。

428 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/19(月) 00:53:58 ID:???
羽目玉B「ウゴゴゴゴ……!!」
アイビス「(くそっ、狙って上げられる時間は無いか……! でも、これでも十分な筈……!)いけェッ!!」

バシュウッ!!

フリーの状態からセンタリングを上げさせてくれれば言う事は何も無かったのだが、
流石にそこまで上手くは行かず、アイビスは内心悪態をつきながらもゴール前にクロスを上げる。
そのボールは佐野のいるニアサイドを超え、ブースターのいるファーサイドの少し手前に向けてあげられたもの。
これに反応をしたのは……佐野がサイドにボールを流した瞬間、ゴール前に一気に駆け抜けてきたイレギュラーズのトップ下である。

タタタタタタタタタッ

ダークドリーム「よーしッ!!」

霖之助「あぁぁぁあ〜っとぉ!? これはアイビス選手、ダークドリーム選手にクロスを合わせたァ!
    ダークドリーム選手、高く跳躍をしボールに向かう!
    先ほどはレティ選手とのパワー勝負で互角となったダークドリーム選手ですが、果たして今度は決める事が出来るかァ!?」

レティ「!! キスメ、ヤマメ、零した時は任せるわ!」
ヤマメ「オ、オッケー!!」

このダークドリームへ上げられたクロスを見て、1ボスチームCBレティは即座にクリアーに向かった。
律子の予想通り、レティは前半のダークドリームとのプレイを通してダークドリームを強く警戒していたのである。
先に飛び上がったダークドリームに追いすがるようにしてレティもまた跳躍。
今度こそ確実にクリアーをしてみせると意気込みつつ、体をしならせボールを弾き返そうとする。

レティ「今度は止めてみせるわよ……!」
ダークドリーム「(ブースターは……)」
ブースター「ヴォウ……!!」
ダークドリーム「(いた! よし、ブースターにちゃーんと落とすぞ!)」

429 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/19(月) 00:54:58 ID:???
先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、
★ダークドリーム 高いポストプレイ (! card) 53+(! dice + ! dice)=★
★レティ 高いクリアー (! card) 55+(! dice + ! dice)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→ダークドリームのポストプレイが成功! ブースター、そのままシュートに!
=1〜−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に(佐野がフォロー)(ブースターと羽目玉Cで競り合い)(キスメがフォロー)
≦−2→1ボスチームボールに。

>>424
予想的中お見事にござります。

430 :森崎名無しさん:2012/03/19(月) 00:55:21 ID:???
★ダークドリーム 高いポストプレイ ( ダイヤ4 ) 53+( 2 + 4 )=★

431 :森崎名無しさん:2012/03/19(月) 00:56:02 ID:???
★レティ 高いクリアー ( スペードK ) 55+( 1 + 4 )=★

432 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/19(月) 00:57:22 ID:???
零れ球にすりゃ上出来じゃて、という事でキスメちゃんがフォローという事になった所で本日はここまで。
続きは明日以降書かせていただきます。
それでは、お疲れ様でしたー。

433 :森崎名無しさん:2012/03/19(月) 00:57:26 ID:???
FW2人キスメを逃がすなカットカット!

434 :森崎名無しさん:2012/03/19(月) 01:03:23 ID:???
乙〜

435 :森崎名無しさん:2012/03/19(月) 01:09:37 ID:???
乙でした
上手く敵のクリアーを取れるかな
こぼれ球判定の真ん中は同値対決だからそれより不利な条件だろうけど
ここで出来ればアイビスと一緒に喜びたいところだ

436 :森崎名無しさん:2012/03/20(火) 00:59:47 ID:???
「アイビスさん、ハイ、ターッチ!」

437 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/20(火) 01:35:56 ID:???
>>433
カット出来たら大チャンスやで!
>>434
乙どうもです。
>>435
乙感謝〜。
競り合いはまだ勝負が確実に出来ますが、クリアーボールカットは運が絡みますからね。
>>436
高槻さんはアイビスさんと相性よさそうですのう(容姿や年齢的な意味で)


特にこれといってアニバーサリーなアレとかではないのですが、
なんやかんやでこのスレの登場人物は色々とごっちゃにで参加者の皆さんも把握大変かなぁ、と思ったので。
せめて容姿くらいは覚えて貰えればと思って下手糞ですがMAD作ってみました。
ただまぁネタバレとか本当色々入ってるので、そういうのが苦手な方はご注意をばをば。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm17301839

438 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/20(火) 01:37:01 ID:???
>★ダークドリーム 高いポストプレイ ( ダイヤ4 ) 53+( 2 + 4 )=59★
>★レティ 高いクリアー ( スペードK ) 55+( 1 + 4 )=60★
>=−1→ボールはこぼれ球に。キスメがフォロー
==============================================================================
先ほどはパワー勝負でほぼ互角の競り合いを見せたレティとダークドリーム。
再び両者ボールを挟んで額をぶつけ合い、此度の空中戦でも同等の勝負が繰り広げられるかと思われたが……。

レティ「ふぐぬぅっ!!」
ダークドリーム「うあっ!?」

しかし、その予想は外れ、ボールはレティが強く押し返した。
ダークドリームが来ると判断した瞬間に飛び出した勢いそのままにボールを弾き返そうとする様は正に重量戦車。
後方から助走をつけて飛び上がったのはダークドリームも同じであったが、体格の関係からか助走をつけてのパワーの差は歴然であり。
ダークドリームは思わず吹き飛ばされそうになってしまう。

ダークドリーム「(いけない、このままじゃ折角のチャンスが……!)こ……このォッ!!」

バゴッ! バチィッ!!

レティ「なにィ!?」
佐野「うぉああぁ!? なんじゃそりゃあ!?」

だが、ダークドリームもただでは終わらなかった。
このままパワー勝負を続けては弾き飛ばされボールをクリアーされるだけだと判断した彼女は、
咄嗟にボールを抑えつけるのを止めたのである。
そうなれば当然ボールはレティのパワーによって大きくクリアーされるだけだった筈なのだが……。
ダークドリームはこれを空中で前転しながら踵の部分で触れる。
この行為によってボールは大きく空に跳ね、ゴール前で零れ球となってしまったのである。
この常識外れな行動には競り合ったレティはおろか、仲間である佐野達も目を丸くして驚くのだが……。

439 :佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/03/20(火) 01:38:01 ID:???
ダークドリーム「満、ブースター、拾って! チャンスだよ!!」
佐野「お、おうっ!」
ブースター「ブィー!!」

ダークドリームの声を受けて平静に戻り、零れたボールを確保しようとする。
確かに彼女の言う通り、ポストプレイは成功しなかったとはいえレティがいない今は絶好のチャンス。
ここでボールを奪取さえすれば3点目も夢ではないのだが……。

ポスッ テンテン……

キスメ「…………」←( ゚д゚)としてる

この零れ球が落ちた場所に一番近くにいたのは、ゴール前で桶から顔を出し、
レティとダークドリームの攻防をじっと見つめていたキスメであった。

霖之助「あーっとぉ!? これはダークドリーム選手、凄まじい空中でのプレーを魅せましたが、ボールは1ボスチームがフォローした!
    ……が、あっとぉ!? これはイレギュラーズ両FWが猛烈な勢いでボールを奪いに向かっています!
    これは少しマズイぞ!!」

佐野「うおおおおおおおおおおおお、奪えブースター! 奪っちまえ!!」
ブースター「ブィィ!!」
ヤマメ「キ、キスメェ! クリアー、クリアーしてっ!!」

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