キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【大回転!】キャプテン霊夢20【大妖精】

737 :キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2012/05/06(日) 18:35:19 ID:EA1iKaOQ
普通にやれば恐らくは厳しい勝負になるだろう。とにかく何か悪戯を仕掛けたい。
せっかくたくさんの観客が見ているのだから、何かあっと言わせたいものだ。
相手が驚く顔を見る事こそが、小悪魔たる私にとって至上の喜びだ。

小悪魔「(……もし霊夢さんが負けたら、皆どんな顔をするんだろうなぁ。くふふ)」

1対1の弾幕勝負では私のような小悪魔では霊夢さんには勝つのは難しい。
だが、11人でサッカーならば、作戦と運次第では勝ち目がある。
名無しの悪魔や、ちっぽけな力しか持たない妖精達が博麗の巫女を倒す。
その瞬間の霊夢さんの表情を想像するだけで、思わず笑みが浮かんでしまう。

気がついたらかなりの時間が経っていた。この場所は外の光を通さない為、
明るさで時間が判断出来ず、時間の感覚を失いやすい。

パチュリー「……気が向いたら応援に行くから、頑張りなさい、小悪魔」

パチュリー様が図書館の方に戻る前にさり気に言ってくれた一言が、何となく嬉しかった。

小悪魔「……はい!」

これで、負けられない理由が一つ増えてしまいましたね。
パチュリー様を見送り、私は再び机に向かう。

小悪魔「さーて、まずはフォーメーションから見直さないとなぁ。
    私達の優位点を少しでも活かす為には……。
    あ、後チルノさん達を後で呼んで話しておかないと……」

こうして、試合前日の夜は更けていくのだった。

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0ch BBS 2007-01-24