キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【代表の】黄金のジノ11【レギュラー争い】

1 :黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2012/06/04(月) 12:26:36 ID:mlZvXtzg
このスレは、『キャプテン森崎』のスピンアウト作品であり、イタリアを舞台に展開されています。
主人公は、綺麗になったヘルナンデス。
本家スレより少し後の時代を舞台にしており、キャラクターの色付けも本家スレとは異なりますので、ご注意下さい。
試合については旧ルールにて進行します。

404 :黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2012/06/20(水) 21:53:44 ID:CQ/T+hcE
C そのまま狙う

ザンブルッタ「(狙えるな。)」
ザンブルッタは、必要最小限の動きで足を振り上げた。
ジャイッチ「(どっちや!どっちが来るねん!)」

先着二名様で。
★ザンブルッタ ループシュート 62 + ! card (至近距離+2)(カウンター+2)★
★ジャイッチ 60/62 + ! card (ブラインド―3)(至近距離―2)★
※ジャイッチのカードが赤札で62『シュートに備える』になります。
攻撃側―守備側が
≧2…イタリア先制点!
1…低いボールにベルディが合わせる!
0…こぼれ球だ!
―1…敵SBがクリア!コーナーだ!
―2…止めた!

405 :森崎名無しさん:2012/06/20(水) 21:55:26 ID:???
★ザンブルッタ ループシュート 62 + ハートK (至近距離+2)(カウンター+2)★

406 :森崎名無しさん:2012/06/20(水) 21:57:08 ID:???
★ジャイッチ 60/62 + クラブA (ブラインド―3)(至近距離―2)★

407 :森崎名無しさん:2012/06/20(水) 21:58:06 ID:???
ポスト?

408 :森崎名無しさん:2012/06/20(水) 22:01:18 ID:???
大丈夫、旧スレ仕様だった

409 :森崎名無しさん:2012/06/20(水) 22:12:55 ID:???
ザンブルッタ
「そんなポジショニングでいいのかな?」

410 :黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2012/06/20(水) 22:24:11 ID:???
★ザンブルッタ ループシュート 62 + ハートK (至近距離+2)(カウンター+2)=79★※覚醒!シュート+1!
★ジャイッチ 60/62 + クラブA (ブラインド―3)(至近距離―2)=56★
≧2…イタリア先制点

ザンブルッタのループシュート。それは、美しい弧を描きながらポーランドゴールに吸い込まれていく。
ジャイッチは………
ヴァルドフの足に引っ掛かり、転んでいた………………。
ジャイッチが、ヴァルドフに「いてまうど、ワレ」と叫ぶ間。ボールはゴールに吸い込まれた。

イタリア 1 ― 0 ポーランド

前半30
ピサロ→ザンブルッタ(ループシュート)

電光石火のカウンター。幾つもの美技が飛び出す、流麗なカウンター。
ザンブルッタが歓喜の雄叫びを上げ、ピサロ達がザンブルッタを押し潰す。
ジェンティーレ「す、すげぇ…………」
ジェンティーレは、呆然としていた。ワールドユースとは全く違うレベルだ。
メルカッツ「どんなにカウンターサッカーが嫌いでも、唸らざるを得ないカウンターだ。脱帽だな。」
メルカッツは頷くと、椅子に座った。

411 :黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2012/06/20(水) 22:47:37 ID:???
―――ドイツ―――
ラインハルト「流石はメルカッツ監督のチーム、流石はピサロといったところだな。
イタリア伝統のジャックナイフ。昔からの戦術とはいえ、そう防ぎきるものでない。」
―――フランス―――
ヤン「脱帽するしかないね。鮮やかな手並みだ。あれを防げるなら、逆に私が聞きたいよ。」
―――カナダ―――
ドーソン「(絶句)」
―――アメリカ―――
ミッターマイヤー「いいカウンターだな。お前はどう思う?」
ロイエンタール「あれは防げん。防ぎようがない。ポーランドを責める奴は、ただの馬鹿だ。」

各国の監督達が、ピサロ、ザンブルッタに視線を送る。

ジャイッチ「………屈辱やんなぁ………」
ジャイッチが地面を叩く。
ヴァルドフ「カウンター狙ってたら、カウンターて…………」
エルリ「あいつ、スゲー!10番もレベルが違いすぎるけど、あの11番もスゲーよ!」
ラトゥール「レベルの違いなんて、最初から分かった話やで………。どないすんねん………」
ポーランドの選手達は、肩を落とした。30分まで無失点で行き、次に狙う作戦は、3トップの圧力だった。
しかし………プランは脆くも崩れた。
点を取りに前がかりになると、またもや下がり目にいるピサロの餌食だ。
ベンチでは………

412 :黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2012/06/20(水) 22:54:46 ID:CQ/T+hcE
先着一名様で。
★ポーランドの戦略 ! card ★
JOKER…アラゴネス「何沈んどんねん!親分にええ考えがあんねんな!」
ダイヤ、ハート…アラゴネス「前半は流せ。マッハーのアレは、まだとっときやで。」
スペード…アラゴネス「前半終了間際に仕掛けぇや。」
クラブ…アラゴネス「マッハー!攻めぇや!」

413 :森崎名無しさん:2012/06/20(水) 22:55:12 ID:???
★ポーランドの戦略 クラブ10

414 :黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2012/06/20(水) 23:19:41 ID:CQ/T+hcE
★ポーランドの戦略 クラブ10 ★
クラブ…攻めあるのみ

アラゴネス「自分ら、何沈んどんねん!」
ベンチから、アラゴネスが叫んだ。
アラゴネス「取られたもんはしゃーない!取り返すだけやで!攻めぇや!レベルの違いなんぞ、分かっとった話やろうが!」
アラゴネスの檄が飛ぶ。
アラゴネス「自分ら、挑戦者ちゃうんかい!生き残りたいなら、勝つしかないんやで!」
この檄は、沈みかけていたポーランドの闘志に火をつけた。
メルカッツ「(闘将か。)」
メルカッツは……

先着一名様で。
★メルカッツの戦略 ! card ★
JOKER…メルカッツ「諸兄ら。カウンター狙いだ。」
ダイヤ、ハート…メルカッツ「守備を固めよ。ボールはクリアしていけ。」
スペード…メルカッツ「守備を固めよ。」
クラブ…メルカッツ「攻めろ。止めを刺してやれ。」

415 :森崎名無しさん:2012/06/20(水) 23:20:15 ID:???
★メルカッツの戦略 ハートQ

416 :森崎名無しさん:2012/06/20(水) 23:24:16 ID:???
名将ですね

417 :森崎名無しさん:2012/06/20(水) 23:27:20 ID:???
スキを見せないな。

418 :黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2012/06/20(水) 23:42:34 ID:???
★メルカッツの戦略 ハートQ ★
ハート…名将ェ……

メルカッツ「ばか正直に、相手に付き合う必要はないな。相手が踊るなら、見物がいい。」
メルカッツは立ち上がると、シュナイダーに耳打ちする。
シュナイダー「皆、守備を固めて!ボールはクリアして前線に!前線はキープして!」
イタリア全員「おう!」
ドイツお得意の戦法である。
守りを固め、ボールを前線に入れ続ける。焦れた相手は、次第に荒くなっていく。
ジノ「(………この人に、焦りや浮かれはないのか?)」
ジノは、メルカッツを見た。ただ、淡々と……相手の打つ手打つ手を、無駄なく潰していく。
ストラット「(ウチのミステルも名将だが、この人は、優れた戦略家であり、戦術家だ。)」
オルランド「うう………マンマ……久しぶりにカルチョが楽しいよう………(感涙)」
ミサト「クシュンッ」

※本日はここまでにします。
元ネタ有りの二人が、実物を想起させる活躍をし……メルカッツのあまりの名将ぶりに、ちょっと展開考えるのが困りますね。
ラインハルトや、ヤンのような奇抜な作戦がない、オーソドックスなイタリアカルチョですから……
寧ろ、私が名将メルカッツから、カルチョを教えられている気分です。

419 :黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2012/06/21(木) 10:06:17 ID:xpvjXRCM
試合再開。
ポーランドは、一気呵成に攻めてきた。
マッハー「ちまちまやるのは、性に合わんし……!」
マッハーが高速ドリブルでベルディに向かう。
ベルディ「ケツに火がついたか。」

先着二名様で。
★マッハー ドリブル 60 + ! card (ダイヤ〜スペードで『高速ドリブル+4』)★
★ベルディ タックル 55 + ! card ★
攻撃側―守備側が
≧2…抜いた!
1〜―1…こぼれ球だ!
―2…なにィ!

420 :森崎名無しさん:2012/06/21(木) 10:19:15 ID:???
★マッハー ドリブル 60 + クラブJ (ダイヤ〜スペードで『高速ドリブル+4』)★

421 :森崎名無しさん:2012/06/21(木) 10:23:30 ID:???
★ベルディ タックル 55 + ダイヤ10

422 :黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2012/06/21(木) 11:12:04 ID:xpvjXRCM
★マッハー ドリブル 60 + クラブJ (ダイヤ〜スペードで『高速ドリブル+4』)=71★
★ベルディ タックル 55 + ダイヤ10 =65★
≧2…抜いた!

マッハーのドリブルは、至ってシンプルなものだ。
技術は並み程度。ただ、違うのは、スピードである。
ベルディ「う、うわわ!」
あっさりと尻餅をつかされたベルディが抜かれる。

先着一名様で。
★マッハーの判断 ! card ★
JOKER、各K…マッハー「テイクオフスピード」
ダイヤ…ラトゥールにパス
ハート…デイナにパス
スペード、クラブ…自ら来た!

423 :森崎名無しさん:2012/06/21(木) 11:15:58 ID:???
★マッハーの判断 ハートA

424 :黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2012/06/21(木) 20:06:22 ID:xpvjXRCM
★マッハーの判断 ハートA ★
ハート…デイナにパス

マッハー「デイナ!」
マッハーは、直ぐ様デイナにパスを送る。
ザネッディ「行かすかよ!」
ザネッディが、デイナをマークする。すぐにアンブルジーニも向かい、挟撃体勢だ。
デイナ「イタリアはこれやから嫌なんや!」
オルランドは、敵SBとイエローの牽制をしている。的確なゾーンプレスに、ピサロの閃き。それがイタリアの武器だ。
バックパスでイエローに送るか、2対1で抜くか。
デイナは………

先着一名様で。
★デイナの判断 ! card ★
JOKER…エルリ「こっちだ!」
ダイヤ、ハート…イエローにバックパス
スペード…自分で抜く
クラブ…サイドチェンジ
クラブA…マッハー「テイクオフスピード」

425 :森崎名無しさん:2012/06/21(木) 20:07:01 ID:???
★デイナの判断 クラブ10

426 :黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2012/06/21(木) 20:18:18 ID:xpvjXRCM
★デイナの判断 クラブ10 ★
クラブ…サイドチェンジ

デイナ「(あーもう!横や!)」
デイナは、サイドチェンジする事にした。
ザンブルッタ「追い付けるな。」

先着二名様で。
★デイナ サイドチェンジ 62 + ! card (ダイヤ〜スペード『ピンポイントパス+4』)(赤札A…+15)(距離―3)★
★ザンブルッタ パスカット 65 + ! card ★
攻撃側―守備側が
≧2…ラトゥール「ほなワシが抜くでぇ!」
1〜―1…こぼれ球だ!
―2…ザンブルッタさん、マジイケメン

427 :森崎名無しさん:2012/06/21(木) 20:19:42 ID:???
★デイナ サイドチェンジ 62 + クラブ7 (ダイヤ〜スペード『ピンポイントパス+4』)(赤札A…+15)(距離―3)★

428 :森崎名無しさん:2012/06/21(木) 20:19:44 ID:???
★デイナ サイドチェンジ 62 + スペードQ (ダイヤ〜スペード『ピンポイントパス+4』)(赤札A…+15)(距離―3)★

429 :森崎名無しさん:2012/06/21(木) 20:20:46 ID:???
★ザンブルッタ パスカット 65 + スペード4

430 :黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2012/06/21(木) 20:31:17 ID:xpvjXRCM
★デイナ サイドチェンジ 62 + クラブ7 (ダイヤ〜スペード『ピンポイントパス+4』)(赤札A…+15)(距離―3)=66★
★ザンブルッタ パスカット 65 + スペード4 =69★
―2…ザンブルッタさん、マジイケメン

アラゴネス「どないしたんや!チグハグやんけ!」
アラゴネスが叫ぶ。
攻撃が絡み合っていない。単発カウンターすら出ない状態だ。
ザンブルッタは、直ぐに前線へ出す。そして、真綿で締め付けるようなイタリアの遅攻が始まる………。

先着一名様で。
★前半 ! card ★
JOKER…メルカッツ「さて。覚悟してもらうか。」
ダイヤ、ハート…イタリア優勢のまま前半終了
スペード…ジャイッチ「やらしとけ!ワイらはワイらのチャンスを狙え!」ポーランドが若干持ち直し、前半終了
クラブ…マッハー「なめんなし………!」前半終了間際、マッハーが単騎カウンターだ!

431 :森崎名無しさん:2012/06/21(木) 20:32:26 ID:???
★前半 スペード9

432 :黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2012/06/21(木) 20:46:36 ID:???
★前半 スペード9 ★
スペード…中西さんマジイケメン

焦りが焦りを生む悪循環。冷静なヴァルドフですらキレそうな時間が流れるが…………
中西「やらしとけ!」
ジャイッチは、皆に叫んだ。
ジャイッチ「こいつら、ワイら焦らすのが目的やで!目的に乗ってどうすんや!」
ジャイッチの檄は、焦りを感じていたポーランドに落ち着きをもたらした。
ジャイッチ「相手が攻めんなら、今のうちに連携の確認や!
前半つこうて、修正でける所は修正しーや!」
メルカッツ、アラゴネス「(ほぉう。)」
メルカッツ、アラゴネスは、ジャイッチの檄に感心した。
メルカッツ「思い切りのいいキーパーだ。」
ジノ「15分使って、全体の修正………。そんな指示、僕には怖くて出せませんよ。」
メルカッツ「いや、あれでいい。……まぁ私達には良くないが。浮き足立った状態から回復させるには、これ以上はない。
なかなか良いキャプテンじゃないか。」
前半終了の笛が鳴る。
漸く混乱から回復したらしいポーランドの選手達。
その顔は、焦りに満ちた表情から、落ち着きを取り戻した表情に変わっていた……。

※前半が終了しました。

433 :黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2012/06/21(木) 21:02:38 ID:xpvjXRCM
舞台は、少しだけ東京に移る―――――――――
―――東京。765プロ―――

片桐「………つい見入ってしまったな。」
小鳥「つ、強いんですね、イタリアは………。」
片桐「ああ。しかし、この世代は皆からは『谷間の世代』扱いされてはいるが。」
片桐は煙草を消すと、明日の予定を見た。
明日の予定は、765、961プロによる、Jリーグのユニフォーム撮影会だ。
片桐「(サッカーは捨てたつもりだが)やはり、昔の思い出には縛られるものだな………」
片桐は、憂いを込めた目で予定表を見た。

先着一名様で。
★小鳥の他は ! card ★
JOKER…豆タンク「か、片桐プロデューサー!」
ダイヤ…あずさ
ハート…真
スペード…雪歩
クラブ…亜美真美
クラブA…美希

434 :森崎名無しさん:2012/06/21(木) 21:07:08 ID:???
★小鳥の他は スペード6

435 :黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2012/06/21(木) 21:32:07 ID:???
★小鳥の他は スペード6 ★
スペード…雪歩

雪歩「………プロデューサー。お茶です。」
片桐「………ん?ああ、すまんな萩原。」
ショートボブに、控えめな服。一昔前の正統派アイドルのような、萩原雪歩。
彼女の入れてくれるお茶は美味しい。妹の陽子など、茶を冒涜しているとしか思えない。
片桐「(うまい。染み渡るようだ。)」
片桐は目を閉じて、背中を壁に預ける。普段の疲れというだけだったが………
雪歩「(プロデューサーさんの恋人…………)」
片桐は、色々な事に疲れはてて、自分の道を見失ったところに、社長からスカウトされたと聞いた。
真と雪歩の間では………きっとそれは大失恋だというのが定説になっている。
片桐「(貴音は、パープルジェンガだな。高槻は、新潟………元気印の双海姉妹は、柏が似合うだろう。)」
雪歩「(プロデューサーさん、きっと昔の恋人を思い出しているのね……)」
雪歩は、物思いに耽る片桐を見ていた。………男は怖いが、この人の事を知りたい………雪歩は、最近片桐についてそう思っている。

因みにここの片桐さんは、素人童帝です。
賀茂から、無理矢理如何わしい店に連れていかれたと思いねぇ。

小鳥「ごめん、雪歩ちゃん。私にもお茶いいかしら?」
雪歩「はぁーい。………プロデューサーさん。」
片桐「……ん?」
雪歩「元気出して下さいね。」
雪歩は、にこりと笑うと、顔を赤らめながら給湯室へ向かった。

436 :黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2012/06/21(木) 21:43:18 ID:xpvjXRCM
片桐「すっかり遅くなってしまったな。」
小鳥「そうですねー。」
律子「プロデューサー殿が張り切りすぎたからですよ。まぁ、確かに良い案が出てましたが。
さて、私は帰りますか…………。プロデューサー殿、明日宜しくお願いしますね。」
律子が手を振る。
片桐「さて……………」

『2』票にて。
A たるき亭で食事をして帰る
B 面倒だが、東邦近くのレストランに行こう
C 貴音お薦めのラーメン屋に行くか
D 小鳥さん、このあとのご予定は?
E 帰ろう。食事は陽子に作らせよう
F 自炊だ。スーパーは、まだ開いていたな

437 :森崎名無しさん:2012/06/21(木) 21:44:16 ID:HA/Yeedo


438 :森崎名無しさん:2012/06/21(木) 21:49:03 ID:pgFQ+Aic
E
ここの陽子さんの恋愛事情はどんな感じになってるのかな、サルは結婚したから除外するとして

439 :森崎名無しさん:2012/06/21(木) 21:53:15 ID:4QYZrEmQ


440 :森崎名無しさん:2012/06/21(木) 22:03:14 ID:YWXQ6ZS2


441 :黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2012/06/21(木) 22:17:42 ID:xpvjXRCM
>>438
展開に引っ掛かりますので、今のところは除外。

C 貴音お薦めのラーメン屋に行くか

片桐「貴音お薦めのラーメン屋に行くか。確か……………」

先着一名様で。
★らぁめん ! card ★
JOKER…喧嘩らぁめん
ダイヤ…流星一番軒
ハート…甲来軒
スペード…二郎
クラブ…猫ラーメン

442 :森崎名無しさん:2012/06/21(木) 22:18:03 ID:???
★らぁめん ハートK

443 :黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2012/06/21(木) 22:22:03 ID:xpvjXRCM
★らぁめん ハートK ★
ハート…甲来軒

片桐「甲来軒だったな。早く行かないと仕舞ってしまう。」
片桐は、車を動かす。

先着一名様で。
★ナビシート ! zange ★
JOKER…勿論一人
クラブA…小鳥「ゴチになりやーす!」

444 :森崎名無しさん:2012/06/21(木) 22:24:27 ID:???
★ナビシート *クラブA*

445 :黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2012/06/21(木) 23:34:16 ID:???
★ナビシート *クラブA* ★
クラブA………………

車は、少しぎしりと音を立てた。
片桐「………現役時代に買った自慢のポルシェなんだが、流石に型が古いのかな。
もう少し頑張ってこいつもメンテナンスしてやらないと………」
小鳥「今時930ですからねぇ。排ガス規制に引っ掛かりますよ。」
片桐「なかなか気に入った車というのは……。煙草もそうですが、変えられないもの…………って!」
片桐は、横を見た。そこには……ナビシートにちゃっかりと座った小鳥の姿があった。
小鳥「ごちそうさまです、プロデューサーさん。」
片桐「………………」
誰も奢るなんぞとは、一言も言っていないが。
しかし、言っても無駄だろう。妹のように、女性は言い出したら聞かない。片桐は感覚として理解している。
片桐「………ハァ。こいつのナビシートに座った女性は、小鳥さんが二人目ですよ。」
小鳥「ピヨッ」
勿論一人目は陽子である。
片桐「とんでもない奴でしてね。お恥ずかしながら、振り回されてばかりでしたよ(最近は対処法がわかったけど)。」
小鳥「(プロデューサーさんの過去話ッ!小鳥、脳ミソのシナプスを全解放するのよッ!)」
片桐「………本当に、いつも心配ばかりでした。私の言う事なんてカケラも聞かずに(今は目付けに見上さんがいるから、安心だけど)。」
小鳥「へぇ……(ワガママなタイプが好み、と)。」
甲来軒まで、片桐は陽子の話題を、軽口を交えて話した。陽子の珍エピソードや、陽子の奇行を……。
陽子が聞いたら、片桐を抹殺に動くような内容。間違った情報をインストールしまくる小鳥……。
せっかく集めたデータだが、片桐攻略にはマイナスでしかない。その事実を、小鳥はまだ知らない……。

446 :黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2012/06/21(木) 23:47:54 ID:xpvjXRCM
先着一名様で。
★甲来軒 ! card ★
JOKER…雪歩「………あ、プロデューサーさん。」
ダイヤ…東邦一年生達がいた
ハート…貴音「奇遇ですね、貴方様。小鳥嬢。」
スペード、クラブ…YO一「さあ、料理勝負だ!」貴音「面妖な!このらぁめんは何ですか!」

※本日はここまでにします。
松山の誕生日だったそうで………
ウチの松山については
ルイズと ボーリング場柔道 して ホットドッグ を食べたという事で……。

447 :森崎名無しさん:2012/06/21(木) 23:48:33 ID:???
★甲来軒 ハートQ

448 :森崎名無しさん:2012/06/22(金) 00:06:03 ID:???
キタグニ、ルイズと何やっているんですかー!?乙でした

449 :黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2012/06/22(金) 10:23:29 ID:???
>>448
乙感謝です。
キタグニ「あ、いや、何かさ、ほら、変な所に手が当たって投げられたんだよ!」
スミシー「柔道って、寝技だろ。そんでヒカルの貧相なホットドッグを一緒に食べたわけか。」
リオ、スミシー「HAHAHAHAHA!」
松山「///////」
リオ、スミシー「(ヤベェ。マジだった………)」

★甲来軒 ハートQ ★
ハート…貴音

貴音「小鳥嬢、貴方様?」
店内には、貴音がいた。
片桐「貴音。奇遇だな。」
カウンター席でラーメンを食べる貴音。貴音は、隣の席に置いていたバッグを膝の上に置いた。
片桐は、空いたスペースに小鳥を誘導する。
小鳥「あ、ありがとうございます(こ、これが俗に言う特別扱い……ッ)。」
片桐は、単に貴音と居て、小鳥といる以上、仕事の話になり、小鳥の会話からの孤立を避けたかっただけで、他意はない。
貴音にしてもそうであり、貴音にしたら、納得はしても………
貴音「(貴方様はいけずです……)」
と思ってしまうのは、あまり考えたい事ではなかった。
小鳥「ピヘヘ……ラーメン大盛りに、チャーシュー、枝豆と生中で。」
片桐「私は貴音のお薦めのラーメンを。」
親父「へい!大将、貴音ちゃんのお知り合いで?」
片桐「ええ。仕事で一緒に働いています。」
甲来軒の親父は、貴音と片桐を見ながら、ニヤリと笑った。
親父「ええですなぁ。貴音ちゃんはいい子でしょう。」
片桐「ええ。才能に甘んじない、頑張り屋ですよ。」
親父「へへ。あっしもそう思いまさぁ。」
片桐は、店内を見る。そこにはジョウ・ショー・キリューと、ジュピターのポスターがあった。

450 :黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2012/06/22(金) 10:45:01 ID:TB+1VY8g
片桐「ジュピター……」
親父「へい。この坊ンが、お得意様でしてね。たまに東邦学園のガキ共とラーメン食いに来るンでさぁ。」
貴音「天ヶ瀬冬馬ですね。……しかし、面妖な事に、彼は私を矢鱈と怖がるのですが……」
片桐「天ヶ瀬冬馬が、ラーメンか。イメージに合わないが………」
親父「あの坊ンも、可愛いもんでさぁ。たまに大家族と一緒に来たり、カッコいいガキ共と来たりで。
テレビじゃ澄ましたガキですが、あっしの所じゃあ可愛い坊ンズですよ。……へい。お待ち。」
甲来軒のラーメン。それは貴音が薦めるだけあり、旨い。旨すぎる。
小鳥「お酒飲んでたら、高架下の屋台の『熊五郎ラーメン』が最高ですよ。スープぎっとぎとで。」
片桐「音無さん、たまにレッスン参加しますか?」
小鳥「そりゃご勘弁。」
食事に舌鼓を打っていると………

先着一名様で。
★お客は ! card ★
JOKER…???「クロちゃん、今日はラーメンなの?」???「ウィ。」
ダイヤ、ハート…冬馬「あー、腹減った。親父、ラーメン8つ!」
スペード、クラブ…恩田+山田一家
クラブA…(土建会社)萩原組ご一行様

451 :森崎名無しさん:2012/06/22(金) 10:50:43 ID:???
★お客は ダイヤ3

452 :森崎名無しさん:2012/06/22(金) 10:51:29 ID:???
★お客は ダイヤK

453 :黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2012/06/22(金) 11:14:49 ID:???
★お客は ダイヤ3 ★
ダイヤ…あまとう

店外が俄に騒がしくなる。
???「いいの?天ヶ瀬くん。ウチの家族まで………」
冬馬「ああ。大丈夫だって。いざとなりゃ、三村もいるだろ。」
三村「ふざけんなバカ。」
恩田「腹減ったぁ〜…………茂市、しごきすぎだろ………」
親父「噂すりゃ、なんとやら。」

店のドアが開く。
冬馬「あー、腹減ったぁ!親父、ラーメン8つな!」
親父「へい!あー、冬馬!ご同業さんがいらっしゃるから、挨拶しとけ!」
冬馬「ご同業………?…………うげッ!765プロ…………!」
恩田「(うわぁ!ジョウ・ショー・キリューの貴音だ!マジ本物かよ!スッゲェ美人……!)」
三村「(双海真美はいねぇのか。)」
山田の弟達「すっげー!貴音だー!貴音がラーメン食べてるーッ!」
山田の妹達「貴音ちゃんだー!綺麗ー!」
貴音「あらあら……。ふふふ。貴方様、こうした子ども達は、まこと可愛らしゅうございますね。」
貴音が、山田の弟妹の頭を撫でる。
山田「こら、お前ら!貴音さんは、お食事中だろ!」
二郎「いや、あんちゃん!今こいつ横の人に『貴方様』って!恋人だって!」
よし子、五子「きゃああーッ!」
山田「こぉらぁーッ!五月蝿くしない!す、すみません、お食事中に………」
貴音「ふふ。気にしていませんよ。………貴方達?お店ではお静かに。いい子にしていたら、私達のさいんを差し上げますわ。」
片桐「(上手いなぁ…………。)」
小鳥「(えぐいなぁ。貴音ちゃん、プロデューサーさんが恋人って否定しなかったよ………)」

454 :黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2012/06/22(金) 11:33:28 ID:TB+1VY8g
二郎「…………うー……………わかった。我慢する。」
よし子「うん。貴音ちゃん、恋人といる所を邪魔して、ごめんなさい。」

嵐は去り………そして次に来たのは………

冬馬「………お、おい。アンタ………アイドルに…………」
片桐「そんな事実はない。否定したらしたで、より囃し立てる。子どもはそんなものだ。」
冬馬「だ、だよなぁ。あんな女選ぶ奴は、趣味悪すぎるぜ。」
片桐「趣味はそれぞれ。一概に否定すべきでない。…………さて………」

『2』票にて。
A 「随分なご挨拶だな、天ヶ瀬冬馬。」
B 「鬼ヶ島羅刹。御友人と一緒か。」
C 「御友人と一緒だろう?挨拶は嬉しいが、早く行くといい。お互い楽しい時間を過ごそう、天ヶ瀬冬馬。」
D 「良ければ一緒に食べるか?食事は多いほど楽しいだろう。」
E 「貴音に対する非礼を詫びてもらおうか、鬼ヶ島羅刹。」
F その他

455 :森崎名無しさん:2012/06/22(金) 12:03:38 ID:K9r+G1/U


456 :森崎名無しさん:2012/06/22(金) 12:31:25 ID:8e+yWKz6
A

457 :森崎名無しさん:2012/06/22(金) 12:44:58 ID:???
>>449
寝技でホットドッグ食べるのはいいとしてだ
ボーリング場でやるのはいかがなものかと思うが

458 :黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2012/06/22(金) 13:24:07 ID:TB+1VY8g
A 随分なご挨拶だな、天ヶ瀬冬馬。

片桐「随分なご挨拶だな、天ヶ瀬冬馬。」
片桐は、冬馬を厳しい目で見た。
片桐「年代が年代だけに、あまりきつくは言わないが……他事務所の年長者に対し、あまり良くない態度は取るな。
こうしたつまらない事で損をする。」
冬馬「…………す、すまねぇ。」
冬馬は素直に頭を下げた。基本的に素直な男の子なのだろう。
冬馬「それで、765の売れっ子プロデューサーが、こんなラーメン屋に何の用なんだ………ですか?」
無理に敬語に直す冬馬。
片桐は苦笑しつつ冬馬を見た。
片桐「ああ。夕飯だ。貴音お薦めのラーメン屋と聞いて、食べに来たんだ。」
冬馬「ああ、ここのラーメンうっめぇからなー。」
笑顔を見せる冬馬。………そして慌てて口を押さえる。
片桐「………無礼な態度を取らないなら、私には普通に話して構わない。双海姉妹など、まだ酷いからな。」
冬馬「あ、ああ。ありがとうよ、プロデューサー。」
片桐「私は片桐宗政だ。片桐で構わん。」
冬馬「わかったよ。片桐さん。」
冬馬は、片桐に笑顔を見せた。その笑顔は、太陽のように眩しい。

先着一名様で。
★冬馬の気付き ! card ★
JOKER…ブッ潰れている小鳥に気付いた
ダイヤ、ハート…冬馬「………ん?片桐宗政……………」
スペード、クラブ…冬馬「んじゃな、片桐さん、四条貴音。」小鳥「私はスルーですか?!」ピョヨヨヨ


459 :森崎名無しさん:2012/06/22(金) 13:24:29 ID:???
★冬馬の気付き スペード5

460 :黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2012/06/22(金) 13:44:30 ID:TB+1VY8g
★冬馬の気付き スペード5 ★
スペード…あまとうは割と好きです

冬馬「んじゃな、片桐さん、四条貴音。明日宜しくな!」
片桐「ああ。」
貴音「此方こそ。」
小鳥「私はスルーですか?!」ピョヨヨヨ

食事が終わり、片桐が店を出る。
ちらり、と冬馬達を見ると…………
恩田「二郎、テメェ俺のチャーシューを!」
山田「こら!二郎!」
冬馬「こら!お前ら騒ぐな!」
そこには、仲間同士楽しく過ごす冬馬達をの姿があった。

片桐「………。」
仲良しごっこを嫌う冬馬だが、私生活は別なのだろう。……少々甘味に欠ける、酸っぱい青春のようだが。

小鳥を送り届け、あっという間に明日になる。

小鳥「あ、あれ?私とプロデューサーさんの甘い夜は?」ピヨピヨ

JOKER引けたら考えます。

先着一名様で。
★小鳥の願望は ! card ★
JOKER…片桐「音無さん………お時間はありますか?」小鳥「キター!」
ダイヤ、ハート、スペード、クラブ…小鳥さんマジ喪女
クラブA…寧ろ貴音にフラグが!

461 :森崎名無しさん:2012/06/22(金) 13:50:32 ID:???
片桐が代表だった頃に、冬馬生まれていたかな…

462 :黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2012/06/22(金) 13:59:02 ID:???
>>461
今の時代、情報はどこにでも転がっていますからね。
それに、あまとうはヲタですし、興味を持ったジャンルには強いと思います。

463 :森崎名無しさん:2012/06/22(金) 14:27:52 ID:???
★小鳥の願望は スペード9

464 :黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2012/06/22(金) 15:30:00 ID:???
★小鳥の願望は スペード9 ★
スペード…小鳥さんマジ喪女

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
片桐「音無さん、着きましたよ。」
小鳥「ぴよ?プロデューサーさん……」
片桐「随分酔ってしまわれていますね。」
小鳥「ぴよ〜………面目ない………」
片桐「一先ずは服を弛めて………スカートも脱いでください。」
小鳥「そ、それは………………」
片桐「………小鳥さん…………酔った貴女を押し倒そうとしている私を、軽蔑されますか?」
小鳥「あ………プロデューサー……いえ……宗政さん………」

以上妄想。
以下現実。

片桐「音無さん。着きましたよ。」
小鳥「あじゃじゃしたぁ〜〜〜〜」
片桐「(見事なまでの千鳥足だな。あそこまで酔えるのも、逆に羨ましい。)」
接待漬けの片桐にしたら、少量のアルコールでは酔えないのだ。

小鳥「むにゃ………宗政さぁん……ぐへへへ………」
そして、メイクそのままで寝た小鳥は………翌日に肌を見て派手に叫ぶ事になるが、それはまた別の話である。

465 :黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2012/06/22(金) 17:10:37 ID:TB+1VY8g
翌日…………

片桐「皆、揃ったか?」
律子「えー………」
ジョウ・ショー・キリューのライバルユニット、竜宮小町のプロデューサーである秋月律子。
律子は……片桐のプロデューサーとしての手腕を認めており、片桐にしてみると同期生といっていい存在である。
フランクとはいえないものの、忌憚なく意見をぶつけ、弱音を見せられる存在は、律子にとって片桐だけである。
ビジネスパートナーとして、片桐は有能であり、自分などより余程ビジネスをわかっている。
ジョウ・ショー・キリューのプロデューサーとしての激務に加え、他の娘のプロデュース、そして竜宮小町のアドバイザー。
事務処理はたまに間違うが、有能という事に疑いはない。
美希、真、やよい、春香、双海姉妹はあまり片桐を好んでいないが、片桐に言わせると……
『ビジネスに私情は持ち込まない』
方針なのだろう。反面…………
伊織、千早、貴音、響、あずさ、雪歩は、片桐に全幅の信頼を置いている。
優しくはない。しかし、折り目正しく接し、一人の自立した人間として扱ってくれるからだ。
厳しくも暖かい。そんな男であり、厳しさの裏の優しさを理解した人間なら、片桐に信頼を置く。
………それを嫌う人間は、徹底的に嫌うが。

先着一名様で。
★遅刻は ! card ★
JOKER…豆タンク
ダイヤ、ハート…誰もいない
スペード…あずさ
クラブ…美希
クラブA…小鳥

466 :森崎名無しさん:2012/06/22(金) 17:11:04 ID:???
★遅刻は ハート5

467 :黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2012/06/22(金) 18:23:16 ID:TB+1VY8g
★遅刻は ハート5 ★
ハート…誰もいない

律子「プロデューサー殿、全員集合です!」
片桐「よし。なら行くか。車は二手に別れる。律子の車に乗るか、私の車に乗るかは各自に任せる。」
伊織「なら、私は片桐プロデューサーの車に。」
あずさ「なら、私も…………。」
片桐「竜宮の二人が?秋月の車に乗らないのか?」
伊織、あずさ「……ジェットコースターは嫌い……」
律子「なぁんですってぇ!」
笑い声が起きる。
美希「なら、ミキは律子さんにしよっと。ミキの幸運分けたげるよ。」
真「ならボクも。」

人数分けは、比較的あっさり決まった。

先着一名様で。
★人数分け ! zange ★
JOKER…伊織、あずさ、貴音、響、双海姉妹
クラブA…伊織、あずさ、貴音、響、雪歩、千早

468 :森崎名無しさん:2012/06/22(金) 18:25:04 ID:???
★人数分け *クラブA*

469 :黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2012/06/22(金) 18:35:09 ID:TB+1VY8g
★人数分け *クラブA* ★
クラブA…伊織、あずさ、貴音、響、雪歩、千早

片桐派と反片桐派だ。
律子は溜め息を禁じ得なかった。
響「なんくるないさー。プロデューサーは、自分は好きだぞ!」
千早「くっ……(仲間外れは伊織と私……)」
片桐「つまらん冗談はいい。早く乗れ。先方を待たす訳にはいかん。」
片桐派「はぁーい。」
片桐派が車に乗り込む。
反片桐派も車に乗り込み、出発となる。

先着一名様で。
★どちら視点か ! zange ★
JOKER…反片桐派
クラブA…片桐派

470 :森崎名無しさん:2012/06/22(金) 18:51:38 ID:???
★どちら視点か *クラブA*

471 :黄金の ◆a5vIUIiqDI :2012/06/22(金) 19:35:26 ID:???
★どちら視点か *クラブA* ★
クラブA…片桐派

車の中は、和気藹々だった(片桐視点)。私に気遣ってか、小さい声で話している。皆、良い子だ。
私は、こんな良い子達をプロデュース出来る僥幸に恵まれている。この子達の為に微力を尽くしてやりたい。

………後部座席。
伊織「でさー、貴音………プロデューサーとラーメン食べに行ったの?」
貴音「……いえ。小鳥嬢が一緒でした。……力不足、残念至極です……」
千早「小鳥さんねぇ…………。あの人がプロデューサー狙いなのは、見ていたらわかるけど………」
あずさ「あらあら〜……プロデューサーは、私の運命の人って占いには……。今日排卵日なのよねぇ、私………」
響「……貴音とあずささんだけ、やたら生々しいぞ……」
雪歩「うう〜……やっぱり、プロデューサーさんは、手を繋ぐ位じゃ満足は………」
響「うーん………自分はあんまりよく解らないが………自分は、プロデューサーが好きだぞ。いい人だ!」
雪歩「わ、私も!」
伊織「嫌いじゃないわ。」
千早「……まぁ、好きっちゃ好きよ。」
貴音「お慕いしておりますわ。」
あずさ「私の運命の人よ〜?」

知らぬが仏。まさかのこれなんてギャルゲの状態になっているとは、片桐には想像もつかないのであった。

472 :黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2012/06/22(金) 22:39:16 ID:???
本日はここまでにします。

………既にお気付きの方もいらっしゃると思いますが、
別に片桐さんのギャルゲ展開の為に、このショートストーリーを挟んだわけじゃありませんぜ。

展開をお楽しみ下さい。

明日は多分、更新不可と思います。

473 :森崎名無しさん:2012/06/22(金) 22:42:20 ID:???
乙でしたー

474 :森崎名無しさん:2012/06/23(土) 21:48:30 ID:???
『ビジネスに私情は持ち込まない』


ということは、片桐にとって嫌いな、もしくは好きになれないアイドルもいるのか?
反片桐派の聞き分けのない子たちは、片桐の方でも内心良く思っていないかも知れないが…

475 :黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2012/06/24(日) 07:59:04 ID:???
>>473
乙感謝です

>>474
反片桐派は
『手腕については認めるが、自分達を十把一絡扱いするお前の態度が気に入らない』
という所です。
雪歩だと、意識せずに接する事が出来る要因になりますが、美希あたりだと、許せないポイントになるのでしょう。
反片桐派とは、一悶着ある予定です。

会場では、961、876プロ、そして業界最大手の伊集院プロが来ていた。
詩織「ハァ………」
最近イメチェンし、ネガティブなキャラクターがお茶の間に定着しつつあるバラドル…『地獄姉妹』の藤崎詩織。
歌唱力は絶望的ながら、アイドルとしては禁じ手といえるような特異なキャラクター。
異彩を放つその姿は、一人いるだけでも存在感抜群である。
片桐「(他は………)」
日高愛。伝説のアイドル、日高舞の一人娘。876プロに所属している。ポジティブで明るいキャラクターは、皆を笑顔にする。
片桐「(あとは、ジュピターか。)」
冬馬「よっ、片桐さん。」
片桐「天ヶ瀬冬馬か。」
冬馬の横には、伊集院北斗、御手洗翔太が並んでいた。
北斗「チャオ☆昨日は、ウチの冬馬がお世話になったようで。」
翔太「冬馬クンだけ、ずっるいなぁ。プロデューサー、今度ジュピターとプロデューサーでご飯食べましょうよ!」
片桐「考えておく。そういえば…………」
和気藹々と話すジュピターと片桐。男同士、気楽に接せられる分、自然と集まる。
亜美「んー?これは、事件の匂いですな→」
真美「おっちゃん、961プロに移籍ですかな→」
美希「勝手に行っちゃえばいいの。あふぅ。」

476 :黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2012/06/24(日) 08:19:24 ID:???
思い思いのユニフォームに着替えるアイドル達。流石の片桐も、男子更衣室に避難だ。
片桐「………しかし、皆………やはりいい身体しているな。毎日鍛えているだけはある。」
冬馬「ホモくせぇよ、その言い回し!」
翔太「プロデューサーも、鍛えているんですか?」
片桐「いや、現役時代と比較すると、鍛えているうちに入らん。」
北斗「年齢の割には、しっかりした身体ですよね。以前スポーツされていました?」
片桐「ああ。サッカーをしていた。JSL時代だがな。」
冬馬「JSLって……また随分古いなぁ。………ってJSL………片桐宗政…………アッー!」
冬馬は、アーッ!と叫んだつもりだったが。
小鳥「ヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイゼッタイナニカタノシイコトガアッテル……」
冬馬「元全日本の若きエース………片桐宗政か!」
片桐「昔の話だ。」
試合中の事故で現役を引退せざるを得なかったが、それでもたまにボールを蹴っている。
翔太「全日本って……今で言う日本代表…………」
片桐「そうなるな。1 4 キャップ、 9 得点だ。大したことない成績だろう?」
北斗「たいしたもんですよ。」
ジュピターが、片桐を尊敬の目で見る。

477 :黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2012/06/24(日) 10:07:30 ID:4EjMTXWY
着替えが終わる。
765プロのアイドル達は、それぞれのカラーに合ったユニフォームを着ている。
目を引くのは………

先着一名様で。
★目を引く ! card ★
JOKER、クラブA…どたぷーん
ダイヤ…名古屋キラーホエールのユニフォームを着た美希
ハート…浦和レッツのユニフォームを着た春香
スペード…アロサウルス新潟のユニフォームを着たやよい
クラブ…セレソン大阪のユニフォームを着た真

478 :森崎名無しさん:2012/06/24(日) 10:10:49 ID:???
★目を引く スペードK

479 :黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2012/06/24(日) 10:42:31 ID:4EjMTXWY
★目を引く スペードK ★
スペード…やよい

目を引いたのは、やよいである。
やよいは、ニコニコしながらアロサウルス新潟のユニフォームを着ている。
片桐「高槻は、アロサウルス新潟が好きなのか?」
やよい「あ、プロデューサー!弟の長介がアロサウルス新潟のファンなんでーす!」
片桐「アロサウルスサポーターとは……意外に渋いチームが好きなんだな。」
やよい「うっうー!さっき、アロサウルス新潟の営業さんから、そんなに好きなら、
弟の分もユニフォームやグッズを持っていっていい、って言われましたぁ!だから、これは汚さずに大切に着るんです!」
片桐「………………。」
片桐は、考えた。確かにJリーグのチームも、サポーターは増やしたいだろう。
しかし………アイドルを、あまり甘やかすのもよろしくない。よろしくないが、たまにの機会だ。
頂いた物を突っ返すのは、人としてどうかという所にもなるし、やよいを傷つける可能性が高い。
暫しの熟孝……。片桐の決断は……

『2』票にて。
A わかった。なら、アロサウルス新潟に礼の手紙を書け。
B アロサウルス新潟の営業に怒鳴り込む
C 高槻自身は、アロサウルス新潟のサポーターなのか?
D ふざけるな。自分の金で買ってこい。
E 黙ってアロサウルス新潟の営業に、自分が金銭を出しておく。
F その他

480 :森崎名無しさん:2012/06/24(日) 10:59:39 ID:TNBPIoyE


481 :森崎名無しさん:2012/06/24(日) 11:02:22 ID:fkNnzSKg
A

482 :黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2012/06/24(日) 11:14:50 ID:???
A わかった。アロサウルス新潟に礼の手紙を書け。

片桐「わかった。しかし、高槻。先方の御厚意とはいえ、流石にお礼をしないのは、道義上問題がある。」
やよい「で、でもウチにはお金が………」
片桐「お礼をするのは、金銭とは限らない。プロスポーツには金銭より、良い方法がある。それは、心を込めた応援メッセージだ。
お礼の手紙を書いておけ。来週のアロサウルス新潟戦、高槻がゲストで出られるよう、何とか捩じ込んでみよう。」
片桐の言葉に、やよいは目を輝かせた。
やよい「うっうー!わかりましたぁ!」
小さいからだで跳び跳ねるやよい。
やよい「(うっうー!皆、優しくないだの怖いだの言うけど、プロデューサーさんって暖かいですー!)」
片桐「手紙………添削はするからな。」
やよい「……………(やっぱり怖い人です……)」

※やよいが、片桐のキャラクターを知り、反感が薄れました。

483 :黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2012/06/24(日) 13:01:37 ID:4EjMTXWY
それぞれにユニットが呼ばれる。
ジョウ・ショー・キリューも呼ばれ、今回も掛け声には成功した。
「「「ターッチ!」」」
片桐「ターッチ。」
真美「おっちゃん、ノリ悪いZE!」
片桐「諦めろ。三十路越えた男のキャピキャピ声なんぞ、聞きたくないだろ。」

ここでも異彩を放っていたのが、地獄姉妹……。
詩織「もはや涙も枯れ果てた………。」
鏡「御姉様、もうすぐ撮影ですわ。」
美樹原「それじゃ、頑張ろうよ!3、2、1……………」
「「「汚してやる、グラビアなんて!」」」

片桐「(な、何て奴等だ!それに………鳥栖フュージョンズに、横浜フリーダムス、三セク大分だと?
既に解散したチーム、経営が危ないチョイスじゃないか!)」
ファンを小馬鹿にしているとしか思えないチョイスだ。
真美「すっげー怖いヘルメットがくるZE☆」
詩織は、真美を一瞥すると……
詩織「今………私の妹を笑ったのは、お前か……………。」
真美「ひッ!」
詩織「私も笑って貰おうか。」
詩織が足を振り上げる。

先着一名様で。
★助けは ! card ★
JOKER…亜美
ダイヤ…響
ハート…あまとう
スペード…貴音
クラブ…自分しかいない

484 :森崎名無しさん:2012/06/24(日) 13:03:29 ID:???
★助けは ハート8

485 :黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2012/06/24(日) 14:12:08 ID:???
★助けは ハート8 ★
ハート…あまとう

振り上げられた詩織の足が、真美に直撃しそうになる刹那。冬馬が詩織の足を掴んでいた。
詩織「………お前も私を笑っているな………」
片桐「天ヶ瀬……」
冬馬「やめろ!アイドルの争う場所は、ステージの上だけだぜ!」
冬馬が地獄姉妹を睨む。
美樹原「詩織ちゃん………行こう。」
美樹原、鏡に手を引かれる詩織。
詩織「…………お前……………名前は?」
冬馬「ジュピターの、天ヶ瀬冬馬だ。」
真美「ジョウ・ショー・キリューの、双海真美だZE!」
哄笑をしながら、詩織が去る。
片桐「真美!ちょっと来い!」
真美「ふぇ?」
貴音「行ってらっしゃいませ、貴方様。」
響「プロデューサー、5分前には呼ぶぞー。」
片桐「ああ、頼む!」
真美「は、はくじょーもの…………ギャーッ!」
冬馬「……た、大変だな、片桐さんは………」
響「仕方ないさー。冬馬が庇わなかったら、真美は蹴られているしな。」
貴音「そうなっても、半分は自業自得ですが。」

こってり絞られた真美が、泣きそうな顔で戻ってくる。
片桐「次はこんなものでは済まさないからな!」
真美「だいっきらいっ!ベーッだっ!」
響「んじゃ、プロデューサー、行ってくるさー!」
貴音「行って参ります。………どうか、天ヶ瀬冬馬にお礼を……。」
………よくよく縁のある男だ。片桐は、冬馬を見た。

486 :黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2012/06/24(日) 14:19:40 ID:4EjMTXWY
冬馬「………いや、よ。片桐さんに話し掛ける機会を伺っていたら、あいつらが絡まれていてさ………」
冬馬は伏し目がちに片桐を見る。
冬馬「なぁ、片桐さん。今日………夜に時間あるか?あるなら、付き合って欲しいんだが………」
片桐「…………………」

『2』票にて。
A 構わない、と承諾
B 断る
C 待たせるかも知れないが、構わないか?
D そ、そっちの用事か?後ろは初めてなんだが……
E その他

487 :森崎名無しさん:2012/06/24(日) 14:21:40 ID:+kx+bH6I
C

488 :森崎名無しさん:2012/06/24(日) 14:38:28 ID:nldXh3QU


489 :森崎名無しさん:2012/06/24(日) 14:55:33 ID:???
なんか美希に対しては、片桐の方も(好きになれん)と思っていそうな気が…

490 :黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2012/06/24(日) 15:13:38 ID:4EjMTXWY
>>489
まぁ、片桐さんは大人ですからねぇ………。
片桐「いちいち打て合わん。二度も言わせるな。」
美希「そんなのってないの!」
ですかね。美希は私は大好きですが。

C 待たせるかも知れないが、構わないか?

片桐「……待たせるかも知れないが、構わないか?」
片桐の答えに、冬馬は目を輝かせた。
冬馬「いいのかよ!そりゃ待つぜ。」
そんな二人を………

先着二名様で。
★好意的に見る ! card ★
★訝しげに見る ! card ★
JOKER、クラブA…ファッキュー、ピッヨ
ダイヤ…律子/春香
ハート…雪歩/真
スペード…伊織/美希
クラブ…亜美/美希


491 :森崎名無しさん:2012/06/24(日) 15:15:12 ID:???
★好意的に見る ダイヤ2
(腐った目で見ちゃ)いかんのか?

492 :森崎名無しさん:2012/06/24(日) 15:15:29 ID:???
★好意的に見る ダイヤK

493 :森崎名無しさん:2012/06/24(日) 15:18:25 ID:???
★訝しげに見る クラブ9

494 :黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2012/06/24(日) 17:21:49 ID:4EjMTXWY
>>492
ええんやで

★好意的に見る ダイヤ2 ★
★訝しげに見る クラブ9 ★
好意的…律子
非好意的…美希

律子「(プロデューサー殿………961の子と?)」
律子は片桐を見た。
律子「(………単に親交を深めているのか、それとも何か深慮遠望があるのかしら……)」
律子の目は、完全に片桐を信頼している目である。
美希「………………………………」
反面、美希は、片桐を疑惑の目で見ていた。
美希「今をときめく、ジョウ・ショー・キリューのプロデューサーが、ジュピターと密会………」
今や765プロ、いや、日本のアイドル界の注目を集める片桐プロデューサー。
美希「(………何かティンときたの。)」
961に大金をせびり、ジュピターをプロデュースするのかも知れない。
美希「(とにかく………………用心に越した事はないの。それに、あのプロデューサー………
ミキ達をちっとも女扱いしないし、ホモの可能性だってあるの!)」
美希は、片桐を訝しげに見ている。
誰か一緒に連れていこう……美希はそう考えた。

先着一名様で。
★同行者 ! card ★
JOKER…社長
ダイヤ…春香
ハート…まっこまこりーん
スペード…双海姉妹
クラブ…サンキュー、ピッヨ
クラブA…ファッキュー、ピッヨ

495 :森崎名無しさん:2012/06/24(日) 17:25:14 ID:???
★同行者 ハートJ

496 :黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2012/06/24(日) 18:03:25 ID:???
ミキミキは可愛いということで、本日はここまでにします。

人により好き嫌いはありますが…………
ボウモアUMEEEEEE!
というわけで、すっかり出来上がっています……。

ラフロイグといい、蒸留酒はクッサくないと蒸留酒じゃねぇ、という。
バーボンは何故かあまり好みませんが、スコッチウイスキーが大好物です(*´∀`*)

497 :森崎名無しさん:2012/06/24(日) 23:09:56 ID:???
蒸留酒ならテキーラを飲めばいいじゃないw

山崎じゃいかんのか?→いかんでしょ→すまんな→ええんやで(ニッコリ).

498 :黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2012/06/25(月) 02:24:15 ID:???
>>497
灰皿に注がれて、頭からかけられるのは嫌だお……

★同行者 ハートJ ★
ハート…真

真「プロデューサーと、天ヶ瀬冬馬が怪しい、ねぇ。」
真は、確かに片桐を好んではいないが、好んではいないだけに、美希よりは引いた考え方をする。
真「怪しいってよりは、天ヶ瀬冬馬からの頼みなんだろ?同じ事務所の人に言えない悩み………例えば、恋とか?」
……でもなさそうだ。
美希「うーん………いまいちティンとこないの。冬馬クンが、あのプロデューサーを頼る事だから……
それに冬馬クン、モテるだろうし、わざわざプロデューサーがアドバイスする必要もないと思うな。」
※あまとうも片桐さんも、童帝っちゃ童帝です。
真「だよなぁ。プロデューサーだって、モテてるし……。わざわざアイドルに手をつけるくらい、女に不自由はしていないだろうし………
小鳥さん、貴音、あずささん、律子さんあたりは、かなり怪しいけど。」
どうやら年長組は、大概片桐に堕ちているようだ。
美希「んー…………なーんか違うような………」
小鳥、貴音、あずさ、律子。この4人は、まだ片桐と男女の仲にはなっていない。美希は直感的に理解している。
美希「プロデューサーは、何か最後のところで心を開いてない気がするの。」
社会人、大人としての片桐の尺度を、今の美希の尺度で考える事自体、無理がある。
それを気付かない美希は、片桐に言わせると、双海姉妹と大差ない、ただの子供である。

499 :黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2012/06/25(月) 02:52:29 ID:???
真「僕も、プロデューサーにプロデューサーの過去の話を聞いたら……
『菊池。大人だという事は、相手を思慮してやれるという事だ。』
って言われたんだよね。いまいち、心開いてないよね、あの人。雪歩はそこがいいらしいけど。」
美希「そうなの。仲間だっていうなら、やっぱり隠し事は無しなの!」
美希達は、片桐の後をつける事にした。
…………結局は見つかり、片桐から
「自分の過去や考えをベラベラ話す人間はいない。少し考えてから物を言え、星井、菊池。お前達は、浅慮にも程がある。」
と、大説教を受けるのは、また別の話だ。

―――待ち合わせのグラウンド。
冬馬は片桐の到着を待っていた。
片桐は、やや遅れての登場であり、片桐は、まず冬馬に遅刻を詫びる。
冬馬「いや………いいよ。来てくれただけでも………。」
冬馬は、リフティングをしながら独白した。
961プロ、ジュピターに関してでなく、片桐には、個人としての願いをしたいらしい。
冬馬「961プロも、厳しいけど楽しいし、ジュピターも今まで無かった仲間意識が芽生えて、今、アイドルとしては、順調だと思う。」
真「プロデューサーも、厳しいけど楽しいし、意識し初めて今、とても順調………?」
美希「や、やっぱりホモなの…………!」
二人が青ざめる。

500 :黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2012/06/25(月) 03:18:25 ID:???
冬馬「………高校でも部活しててさ。ほら、昨日のラーメン屋で会っただろ?あれが部活の仲間なんだ。」
真「高校でも考えてさ、ほら昨日のザー○○……?それで調子が良かった?」
美希「ひいい……!」
冬馬「………東邦って、昔からサッカーの名門だろ?モデナにいる、八神太一の時代から、ずっと全国制覇を当たり前みたいにしてさ……
ただ………そんなチームにいると、わかるんだよ。自分の力不足が。」
片桐「そこは仕方ないだろう。お前は、まだ一年生。まだまだ伸びる。それに、東邦は田岡監督だろう?名将じゃないか。」
片桐の言葉に、冬馬は首を振った。
冬馬「田岡監督の指導だけじゃ、俺には時間が足りないんだ。ずっと指導を受けられたらいいけど、どうしてもアイドル活動が…」
片桐「………………」
冬馬「……頼みってのは、片桐さん。あんたに、俺の指導を頼みたいんだ。」
冬馬は、片桐を真剣な目で見詰めた。
冬馬「片桐さんの現役時代のビデオ、俺は持っている。
日向小次郎や、他の選手の動きも研究したけど、片桐さんのスタイルが一番しっくり来たんだ。
どこからでも、ゴールを奪おうとする気迫、身体能力と技術を合わせた駆け引き……
頼む、片桐さん。俺にサッカーを教えてくれ。……一個人、天ヶ瀬冬馬に…………。」
片桐「………………」
片桐は、迷った。
冬馬に指導するのは簡単だ。しかし、事務所の垣根がある。
自分を好まないアイドル達は、ここぞとばかりに裏切りだと責めるかも知れない。
しかし、そんな悪習など叩き壊したいという気持ちもある。
765、961、876、伊集院プロ。事務所同士の足の引っ張り合いや、ゴシップ合戦など、お互いに無用なトラブルを招くだけだ。

501 :黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2012/06/25(月) 03:23:57 ID:cqJrLCnM
『2』票にて。
A 「私は、優しくはないぞ。」承諾する
B 「やはり伝統は大事だ。」断る


502 :森崎名無しさん:2012/06/25(月) 03:26:12 ID:JAOEZX6Q


503 :森崎名無しさん:2012/06/25(月) 04:02:17 ID:1J92nCco


504 :黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2012/06/25(月) 07:26:39 ID:cqJrLCnM
A 承諾する

片桐「…………やるからには、私は、優しくない。再度聞くが、私でいいんだな?」
冬馬「ああ。」
片桐「時間が惜しい。さっさと準備をしろ。『冬馬』。」
冬馬「!」(トクン……)
一瞬面食らった冬馬だが………
冬馬「へへ………ありがとう、片桐さん。」
そう言うと、ウォーミングアップに向かった。
真「あわわわわ、あわわわわ、プロデューサーさんが、天ヶ瀬冬馬と…………………」
美希「ひいいいい………変態さんなのおおお……………」
真っ青な顔で、二人が退避しようとするのを、片桐は見逃さなかった。

片桐「星井。菊池。明日話がある。」

美希、真「ひいいいい!」

恐怖に駆られた二人が、走って逃げていく…………。
美希「まままま、真クン………みみみみミキ達、掘られちゃう………」
真「おおおお落ち着くんだ………まずは、ボラ○ノールををを………」

片桐「では始めるぞ、冬馬。」
冬馬「はい!」

先着一名様で。
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