キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【代表の】黄金のジノ11【レギュラー争い】
1 :
黄金のジノ
◆a5vIUIiqDI
:2012/06/04(月) 12:26:36 ID:mlZvXtzg
このスレは、『キャプテン森崎』のスピンアウト作品であり、イタリアを舞台に展開されています。
主人公は、綺麗になったヘルナンデス。
本家スレより少し後の時代を舞台にしており、キャラクターの色付けも本家スレとは異なりますので、ご注意下さい。
試合については旧ルールにて進行します。
752 :
黄金のジノ
◆a5vIUIiqDI
:2012/07/11(水) 23:13:37 ID:Ts3hOLQo
A ナスタシャ・ファンイスマイル
リブタ「同室者は、ナスタシャ・ファンイスマイルか。フィテッセの所属で、俺達の二級上だったな。」
リブタは、ファンイスマイルを見た。
……かなり女性的な顔立ちである。徹底的な秘密主義の選手らしいが………
『2』票にて。
A その秘密、見せてもらうよ。
B 気にはなるが、何か嫌な予感がする。やめておくか。
C ……秘密は、秘密だから面白い。暴かずにおくか。
D データの為に、綿密に調査する必要があるな。秘密は暴く為にある。
※勝手な外観のイメージとして、アイマスの覚醒美希を想定しています。
………美希派だったのですが、いつの間にか、ジュピター含めて皆好きに………。恐るべし、アイマス。
ゴマエーゴマエー♪
753 :
森崎名無しさん
:2012/07/11(水) 23:18:55 ID:9LHOO+rI
B
754 :
森崎名無しさん
:2012/07/11(水) 23:27:04 ID:VbpUB+tc
B
755 :
黄金のジノ
◆a5vIUIiqDI
:2012/07/11(水) 23:57:20 ID:???
B 気にはなるが、何か嫌な予感がする。やめておくか。
リブタ「(気にはなるが、何か嫌な予感がするな。)」
知れば、とんでもないことになりそうな予感。リブタは、何故かそう直感した。
リブタ「(こういう場合は、直感に従うに限る。やめておくか。)」
…………因みに。Aは展開次第で、Dを選択していた場合…………
BAD END 5 『絶望〜青い菊の散華〜』
となっていましたw
PCゲーの絶望や、悪夢、脅迫あたりのキャラクターの出演予定はありません。
黎明期のPCゲーは、『夢幻泡影』が一番好きでした。『同級生2』『ドラゴンナイト4』『学園キング』も大好きでした。
『きゃんバニ』『あゆみちゃん物語』『TEEN』『VIPER』『学園ソドム』………
リアルタイムに通過(○○生からエロゲなんざやるな、って話ですが)していますので、思い出深いです。
………未だにゲーム用に9821のノート持っていますし………w
本日は、ここまでにします。
まだまだスレタイ募集です。
【】黄金のジノ12【】
此方の雛型をお使い下さい。
756 :
森崎名無しさん
:2012/07/12(木) 13:33:48 ID:???
( ゚д゚)
(つд⊂)ゴシゴシ
(;゚д゚)
(つд⊂)ゴシゴシ
_, ._
(;゚ Д゚)
「むむ…撹乱作戦か?
バカ弟子のくせに、やりおるわい」
僕も同じ様な軌跡を歩んできたので共感がwww
757 :
黄金のジノ
◆a5vIUIiqDI
:2012/07/12(木) 17:05:22 ID:53np5NAo
>>756
黎明期が××年前ですからねー……………
グラもストーリーも、現在とは比較にならないはずですが、何故かエロかったり、楽しかったり。思い出補正もありますが。
あの時代で思い出深いのが、版権フリーダムの同人誌集。
同○生2の唯が表紙なので買ってみたら……中身は唯が1ページも出ないというオチがついていたりw
リブタ「………懐古話が終わったか。アラサー、アラフォー歓喜だな。
さて………部屋に着き、ファンイスマイルはシャワーを浴びに行った。覗くなよ?不幸が起きるからな?
さて……俺は何をするか………」
『2』票にて。
A データを整理するか。
B ファンイスマイルの、あのギターケースが気になるな。
C ファンイスマイルが出た後にシャワーを浴び、デニス達の部屋に行くか。
D やはり覗くしかないな。
E 新作を開発するか。
F その他
758 :
森崎名無しさん
:2012/07/12(木) 17:10:17 ID:k0TRmMbg
A
759 :
森崎名無しさん
:2012/07/12(木) 17:13:46 ID:jkZCRzCA
A
760 :
黄金のジノ
◆a5vIUIiqDI
:2012/07/12(木) 19:06:26 ID:53np5NAo
A データの整理
リブタ「データの整理をやるか。溜まれば、それだけやりたくなくなる。」
リブタがノートパソコンを開く。
リブタ「………イスラスが…………デニスは………………」
本日のデータを事細かに打ち込む。
リブタ「同室は、ファンイスマイル……かなりのイケメン……というよりは、綺麗だと言ったほうがいいな。」
カタカタと、パソコンを打ち込む音が響く。
ファンイスマイル「リブタ。シャワー空いたぞ。」
ファンイスマイルが、リブタに声をかけた。
リブタ「ああ。」
データを打ち込む作業に、熱中するリブタ。
ファンイスマイル「…………早く浴びたほうがいいと思うけどな、僕は。」
リブタ「そうかい?汗臭いか?」
ファンイスマイル「いや……………」
先着一名様で。
★シャワーの理由 ! card ★
JOKER…ファンイスマイル「可愛い彼女が来ているぞ?」
ダイヤ…ファンイスマイル「ベルグカンプとイスラスが、さっき着替えていたし。」
ハート…ファンイスマイル「彼女が来るんだろ?イスラスが言っていたぞ?色男。」
スペード…ファンイスマイル「イスラスが来てるし。」
クラブ…ファンイスマイル「ベルグカンプが鬼みたいな顔してるし。」
クラブA…ファンイスマイル「そろそろ消灯だし。」リブタ「なにィ!」
761 :
森崎名無しさん
:2012/07/12(木) 19:07:09 ID:???
★シャワーの理由
スペード3
★
762 :
黄金のジノ
◆a5vIUIiqDI
:2012/07/12(木) 19:20:29 ID:???
★シャワーの理由 スペード3 ★
スペード…イスラスが来てる
ファンイスマイル「さっきから、イスラスがいるんだけど?」
リブタ「………なに?もうそんな時間なのか。」
リブタは、イスラスを見た。
イスラス「……こんなこともあろうかと、迎えに来たンすよ……。」
ベルグカンプ「……お前、変わらんなぁ。」
二人が呆れたようにリブタを見る。
リブタ「しまったな…………。すまない。すぐに準備する。」
ファンイスマイル「遊びに行くの?門限には戻れよ?」
ギターを構えるファンイスマイル。
リブタ「気遣いありがとう。」
リブタは、一気に下着姿になり、シャワー室へ向かった。
イスラス「……………………………………ハァ。」
ベルグカンプ「相変わらず社会不適合者やざ。」
イスラス、ベルグカンプがため息をつき、ファンイスマイルが真っ赤な顔をした。
リブタ「………………………………………」
シャワーをかかるリブタ。
リブタ「(…………何故かはわからんが、妙に本能を刺激される匂いだな。)」
色々考えたいが、生憎時間がない。外では………
ファンイスマイル「〜♪」
ファンイスマイルが、わざとらしくフラメンコなど弾いている。気が焦るなか、最悪のチョイスだ。
リブタ「(発案は………デニスだな!あいつめ!)」
リブタは、慌てながらシャワーから出た。
763 :
黄金のジノ
◆a5vIUIiqDI
:2012/07/12(木) 20:08:26 ID:53np5NAo
先着一名様で。
★ファンイスマイルのギター ! card ★
JOKER…リュート
ダイヤ…クラシックギター
ハート…エレキギター
スペード…アコースティックギター
クラブ…変形エレキギター
クラブA…ビンテレ
764 :
森崎名無しさん
:2012/07/12(木) 20:08:59 ID:???
★ファンイスマイルのギター
クラブ8
★
765 :
森崎名無しさん
:2012/07/12(木) 20:21:16 ID:???
デスメタル大好きですとか言ったりしないだろうなw
766 :
黄金のジノ
◆a5vIUIiqDI
:2012/07/12(木) 20:37:11 ID:53np5NAo
>>765
oh………
★ファンイスマイルのギター クラブ8 ★
クラブ…変形エレキギター
先着一名様で。
★メタルといえば、北欧が有名 ! card ★
JOKER…普通のフライングV
ダイヤ…DIME
ハート…エクスプローラー
スペード…大佐V
クラブ…モッキンバード(イエローハート)
クラブA…フライングA
スラッシュメタル勢、うち一人は……………………。趣味です。気にしないで下さい。
オランダで、ロックといえば、エイドリアン・ヴァンデンバーグ位しか浮かびませぬ…………。
767 :
森崎名無しさん
:2012/07/12(木) 20:39:35 ID:???
★メタルといえば、北欧が有名
ハート7
★
768 :
黄金のジノ
◆a5vIUIiqDI
:2012/07/12(木) 21:16:16 ID:???
★メタルといえば、北欧が有名 ハート7 ★
ハート…エクスプローラー
シャワーから上がったリブタは、ファンイスマイルを見て面食らった。
ファンイスマイルがギターを構えていた事もあるが………
リブタ「え…………エクスプローラー………」
ファンイスマイルが構えていたのは、メタラー御用達ともいえるギターである。ファンイスマイルは、目を輝かせた。
ファンイスマイル「いやぁ、さすがリブタ、お目が高い!こいつは、僕の神様、ジェイムズのギターと同じなんだ!」
ニコニコしながらエクスプローラーを構える、ファンイスマイル。
ファンイスマイル「頭固い連中はさー、ジェイムズはシャウトしないとダメだとかいうけど、
ジェイムズは歌心あるんだから、絶対リロードは失敗作なんかじゃないと思うんだ。」
リブタ「…………………………」
ファンイスマイル「デスマグや、初期…クリフ在命時しか認めないって、頭の固い連中もいるけどさ、
僕が一番好きなアルバムはさ、リロードだよ!」
ベルグカンプ「………………………………」
ファンイスマイル「ガレージ・インクみたいな駄作もあるけどさ、やっぱり最高のメタルバンドだよ!」
イスラス「……………………………………」
熱く、熱く語るファンイスマイル。普段の大人しさは、どこへやら………。
ファンイスマイル「よーし、リブタが帰って来るまで、ギター弾いて歌うぞ!」
ファンイスマイルは、ノリノリでギターを弾いている……。
リブタ「………行くか。」
部屋を出た後………ファンイスマイルの歌声が響いたが、そこはリブタ達の知るよしのない事である。
※ファンイスマイルと、ユトレヒト組の友好度が上がりました。
※ファンイスマイルが、『メタラー』と発覚しました。
769 :
黄金のジノ
◆a5vIUIiqDI
:2012/07/12(木) 23:17:37 ID:???
本日は、ここまでにします。
まさかのメタラー誕生…………w
私はスラッシュ、ジャーマン、メロスピで止まった人ですので、ブルデスや、グラコアは詳しくないです。
なので、ファンイスマイルさんも、スラッシュで留めます。
何が言いたいか。
アンスラ最高ということですw
770 :
黄金のジノ
◆a5vIUIiqDI
:2012/07/13(金) 11:10:58 ID:goo4dv3c
合宿場すぐ近くの、喫茶店。そこにルーナはいた。
ベルグカンプ「ルーナ。」
ルーナ「お兄ちゃん、イスラスくん、リブタくん!久しぶりやねぇ!」
ルーナ・ベルグカンプ。ベルグカンプの妹である。
天使の輪バッチリのボブカット、八重歯が特徴的な可愛い女の子だ。
イスラス「久しぶり。」
リブタ「久しぶりだね、ルーナ。
こうして四人揃うのは、俺達がトップチームに昇格した、一年11ヶ月と7日、8時間24分51秒ぶりだな。」
ルーナ「そこ、こだわる所なん?!2年ぶりでエエやろ!」
皆が笑う。
リブタ「ルーナは、今年卒業だったな。……進路は決めているのかい?」
リブタが眼鏡をいじる。
ルーナ「そうやなぁ……………」
ベルグカンプ「オランダ来るか?お前の学力なら、ユトレヒトの近くに来れるやろ。」
イスラス「(シスコンが………。)」
イスラスが溜め息をつく。
ルーナ「そうやなぁ…………」
先着一名様で。
★ルーナの進路 ! card ★
JOKER…ルーナ「イギリスのヨークシャー行こと思うとるよ。」
ダイヤ…ルーナ「オランダかいな。ユトレヒト近くの大学でもエエなぁ。」
ハート…ルーナ「ドイツかいな?医者になれんかな、思いよるんよ。」
スペード…ルーナ「ベルギーやなぁ。お母はんのワッフル屋手伝お思いよるわ。」
クラブ…ルーナ「まだ決めとらん。」
クラブA…クラブ+ルーナ「最悪、永久就職やんなぁ。」
771 :
森崎名無しさん
:2012/07/13(金) 11:12:52 ID:???
★ルーナの進路
スペード8
★
772 :
黄金のジノ
◆a5vIUIiqDI
:2012/07/13(金) 11:34:26 ID:goo4dv3c
★ルーナの進路 スペード8 ★
スペード…ワッフル屋
ルーナ「お母はんのやりよる、ワッフル屋やな。大学は行かへん。金ようさん掛かるしなぁ。」
ベルグカンプ「………俺が出す言いよるやろ。」
ルーナ「お兄ちゃん、お母はんに契約金全部渡したんやろ?店の開業資金に、て。
正直、お母はんは知ったこっちゃないけど、お兄ちゃんがお金出した店やから。
半分潰れかけよるけど、まだ立て直せるわ。」
リブタ、イスラス「…………………」
ベルグカンプの両親は、離婚し、別の道を歩んでいるようだ。ベルグカンプの父親は、優秀な職人だが、無口で近寄り難い人だ。
母親は、明るく朗らかな人で、派手な女性だ。
離婚の理由は、知るよしもないが、円満とはいかなかったようだ。
リブタ「(推測では……母親に問題があったようだな。)」
ベルグカンプが話してくれるまで、リブタはこの件について調べるつもりはない。
リブタ「(………そういえば、俺の両親はどうしているんだろう。)」
先着一名様で。
★リブタの両親 ! card ★
JOKER…大学の学長
ダイヤ…大学教授
ハート…高校教師
スペード…塾の講師
クラブ…既に死別
クラブA…アルゴスを笑えない……
773 :
森崎名無しさん
:2012/07/13(金) 11:44:30 ID:???
★リブタの両親
ダイヤK
★
774 :
森崎名無しさん
:2012/07/13(金) 11:46:18 ID:???
Kだからすげー優秀な教授なんだろうなw
775 :
黄金のジノ
◆a5vIUIiqDI
:2012/07/13(金) 13:58:48 ID:goo4dv3c
★リブタの両親 ダイヤK ★
ダイヤ…大学教授
リブタ「(たまに難解な本を送り付けて来るから、大変迷惑な存在だ。)」
両親共に、研究では世界的権威。研究で自宅を空ける事が多く、リブタは自力で大抵の生活をしていた。
お金には幸い困らなかったが、リブタの社会性は大きく損なわれ……
そこを埋めたのが、サッカー。そしてベルグカンプ兄妹、イスラスだ。
リブタ「(16で大卒までやらされたからな。本当にいい迷惑だった。)」
飛び級制度を使い、小学生の頃から勉強詰め。サッカー以外の楽しみは、たまに四人で遊ぶ位。
両親共にリブタを愛してはいたが、リブタへの愛は、少々歪であった。
リブタ「(………思春期頃など、親父から明り窓に連れていかれそうになったな。
母からは、生理及び女性器の構造を、写真に纏めて教えられたな………。
我ながら、よく歪まなかったものだ。)」
端から見れば、リブタも十分に歪んでいるが。
リブタ「ルーナ。」
ルーナ「ん?何?」
リブタは、ルーナを見た。
『2』票にて。
A 「辛かったら、いつでも来い。デニスもイスラスも俺も……君が大事なんだ。」
B 「たまに顔を出そう。俺は、いつでも君を応援している。」
C 「オランダに戻ったらどうだい?」
D 「ご両親や、デニスより……君がしたい事をしたほうが良くないかい?少なくとも、デニスはそれを望んでいる。」
E 「………俺の所に来るかい?」
F その他
776 :
森崎名無しさん
:2012/07/13(金) 14:49:15 ID:ABT9y+x+
A
777 :
森崎名無しさん
:2012/07/13(金) 14:53:05 ID:u3EXYuzI
A
778 :
黄金のジノ
◆a5vIUIiqDI
:2012/07/13(金) 15:32:58 ID:goo4dv3c
A 「辛かったら、いつでも来い。デニスもイスラスも俺も……君が大事なんだ。」
リブタ「辛かったら、いつでも来い。デニスもイスラスも俺も……君が大事なんだ。」
リブタの言葉に、ルーナは………
ルーナ「ありがと、リブタくん。」
とだけ言うと、ワッフルを注文する。
リブタ「(可もなく不可もなく、だな。)」
悪い印象も与えない、挨拶のような言葉。ルーナは、そう受け止めた。
ルーナ「(………甘い言葉なんかは期待せんけど…………)」
せめて、イスラスとベルグカンプという所を抜かして欲しかった。そうすれば………。
ルーナ「(アホ……)」
ルーナは、若干溜め息をついた。
リブタ「(さて………何を話すか。)」
※食事中、3回話せます。
『2』票にて。
A 皆に、嫌われ役の事を筆談で回す
B 雑談。カードで誰が話すか決める
C 最近のオランダについて聞く
D ルーナの手を握る
E モデナの連中の話をする
F ルーナの話を聞く
G ユトレヒトの話を聞く
H じゃがいもについて聞く
I その他
779 :
森崎名無しさん
:2012/07/13(金) 15:50:21 ID:5s0WIyZ6
B
780 :
森崎名無しさん
:2012/07/13(金) 17:10:19 ID:u3EXYuzI
B
781 :
黄金のジノ
◆a5vIUIiqDI
:2012/07/13(金) 22:58:37 ID:goo4dv3c
B カードで誰が話すか決める
注文の品が揃う。
リブタ「(さて……)」
先着一名様で。
★話は ! card ★
JOKER…スパゲッティ監督「(あれは、モデナの………)」
ダイヤ…イスラス
ハート…ルーナ
スペード…ベルグカンプ
クラブ…無口な男達……。ルーナがあわてて話し始めた。
クラブA…クライフォート………だと?
782 :
森崎名無しさん
:2012/07/13(金) 23:03:06 ID:???
★話は
クラブK
★
783 :
森崎名無しさん
:2012/07/13(金) 23:20:04 ID:???
常にこうだったんならオランダユースがまとまらなかった一因はこいつらにもあるんじゃないのか・・・
784 :
森崎名無しさん
:2012/07/13(金) 23:25:35 ID:???
いや、それはあるでしょ。こっち側の面々に一般レベルの社会性があれば、全日本式の「対立しつつ協力」もできた。
もちろん、どっちが悪いかといえば……ではあるけどね。
785 :
黄金のジノ
◆a5vIUIiqDI
:2012/07/13(金) 23:41:37 ID:???
★話は クラブK ★
クラブ…無口な男達……。
リブタ「……………」
イスラス「……………」
ベルグカンプ「………………」
食事を摂るリブタ達。
ルーナ「(あかんわぁ…………全然変わらん……………)」
端から見ると、お互いを無視しているようにも見えるが…………三人は、安らいでいた。
ベルグカンプが、塩に目をやろうとした。イスラスが、塩をベルグカンプに渡し、リブタが、イスラスにソースを回す。
ルーナ「………………(なにこれ怖い)」
以心伝心。付き合いが長いだけに、完全に相手を把握している。
リブタは、無言でルーナにスティックシュガーを渡す。
ルーナ「あ、ありがと、リブタくん………」
リブタ「………デニスの好みには、塩が足りない。イスラスは、ソース味が好き。ルーナは、コーヒーにスティックシュガーを2本使う。
………単純な事だ。」
再び沈黙が戻る。……店内には、ジャズスタンダードが流れる。
リブタ「………………ケニー・ドリュー。バイ・リクエスト収録だ。」
イスラスが目を閉じ、音を追う。
リブタ「持っているが…………焼かんぞ。自分で買え。」
ベルグカンプが溜め息をつく。
ルーナ「…………」
社会性ゼロ。三人が三人、必要以上は話さない。
ルーナ「あかん……………あかんて、皆!トーク!会話やで、会話!」
三人「……………?」
ルーナ「カンバリゼーション!会話!言語におけるコミュニケーション!足りんわ、会話が!」
ベルグカンプ「話すの……おとましいやざ。」
ルーナ「な゛ーーーッ!お兄ちゃん、コミュニケーションは大事よ!」
786 :
黄金のジノ
◆a5vIUIiqDI
:2012/07/14(土) 00:05:57 ID:???
リブタ「大体は表情を見ればわかるだろう。会話はテーマが無くては成立しない。」
ルーナ「リブタくんッ!そんなんやから、周りから変に誤解されるんよ!」
イスラス「………ペチャクチャ喋って何になるんだ?」
ルーナ「だから、皆、皆がわからないから、皆を皆が変に怖がるんだって!
金髪、黒人の無口な大男に、目付きの悪い無口な男!黙ってたら、そら怖いわ!」
リブタ「うーむ………。データにない。」
ベルグカンプ「話すかて…………」
イスラス「……………フシュー」
ルーナ「(だ、ダメだ、こいつら…………。早く何とかしないと…………)」
社会性ゼロ。ルーナは、アヤックス組の気持ちが理解出来た。
単純に怖い。そしてリアクションがないから、余計に嫌がらせがエスカレートした。
そして仕返しが、明後日の方向に向き、尚且つ相当性質が悪かった。
…………これで、怖くない人間はいないだろう。
リブタ「……………………………………」
頭が良すぎて、人の感情の機微を読むのが苦手なリブタ。
ベルグカンプ「…………………」
元々無口、そして奇行癖のあるベルグカンプ。
イスラス「…………………」
性格が陰気で、豆腐メンタルのイスラス。
リブタ「…………考えてみよう。」
※ユトレヒト組の問題が明らかになりました。
787 :
黄金のジノ
◆a5vIUIiqDI
:2012/07/14(土) 00:08:54 ID:azUkQRKI
※食事中、3回話せます。
『2』票にて。
A 皆に、嫌われ役の事を筆談で回す
B もう一度雑談。カードで誰が話すか決める
C 最近のオランダについて聞く
D ルーナの手を握る
E モデナの連中の話をする
F ルーナの話を聞く
G ユトレヒトの話を聞く
H じゃがいもについて聞く
I その他
788 :
黄金のジノ
◆a5vIUIiqDI
:2012/07/14(土) 00:11:57 ID:azUkQRKI
ミス。
※食事中、2回話せます。
『2』票にて。
A 皆に、嫌われ役の事を筆談で回す
B もう一度雑談。カードで誰が話すか決める
C 最近のオランダについて聞く
D ルーナの手を握る
E モデナの連中の話をする
F ルーナの話を聞く
G ユトレヒトの話を聞く
H じゃがいもについて聞く
I その他
※本日は、ここまでにします。
コミュ障VSリア充みたいな感じですね………。
まだまだスレタイ募集中です!
789 :
森崎名無しさん
:2012/07/14(土) 00:16:12 ID:jWWK4Vpo
G
790 :
森崎名無しさん
:2012/07/14(土) 00:20:00 ID:qsiy2n56
C
791 :
森崎名無しさん
:2012/07/14(土) 00:44:39 ID:ufY+Rza+
E
792 :
森崎名無しさん
:2012/07/14(土) 00:45:55 ID:mxIJEmLg
E
793 :
黄金のジノ
◆a5vIUIiqDI
:2012/07/14(土) 17:49:11 ID:azUkQRKI
E モデナの連中の話をする
リブタ「………テーマに添って話すか。俺の所属チームである、モデナ。
面白い連中が多くてな。」
『2』票にて。
A 同期生について話す
B 後輩たちについて話す
C 七夕の不思議な体験について話す
D 国辱について話す
E セリエBについて話す
F その他
794 :
森崎名無しさん
:2012/07/14(土) 18:10:15 ID:raZwM+p6
A
795 :
森崎名無しさん
:2012/07/14(土) 18:10:17 ID:JkkJCYIk
A
796 :
黄金のジノ
◆a5vIUIiqDI
:2012/07/15(日) 11:37:40 ID:vTMrzL4s
A 同期生について
リブタ「同期生について話そう。………そうだな。まず、彼らを初めて見た時は、落胆したよ。
危険な故障持ちに、消極的なFW、ゲームメイクを考えないMF……。及第点は、ヘルナンデスのみ。来るチームを間違えたと思ったな。」
リブタは、そう言うと微笑んだ。
リブタ「来て、俺は彼等に思いの丈を伝えたよ。……返ってきたのは、反発。皆、怒り出してな。今考えると、笑い話だ。」
ルーナ「………でも、今みんな仲ええんやろ?どないして仲良くなったん?」
リブタ「……そうだな。ヘルナンデスの尽力に、ナガヌマ……さっき言った危険な故障持ちだな。彼の直向きさが大きい。
カマーチョの性質は穏やかだし、リベリオにしても、彼は仲間だと思えば、仲間を非常に大事にする。
……今にして思えば、彼等が俺を受け入れてくれた所は、正直……驚いているよ。」
イスラス「ヘルナンデスの尽力とは?」
リブタ「ああ。同期生、いや、セリエBでも図抜けた存在だが………実力よりも人格だな。俺が彼を信頼するのは。
彼は、誰より和を考え、誰より皆を考えてくれた。」
ベルグカンプ「…………何かイメージに合わんのう。あんだけ名声がある奴やし、鼻持ちならん野郎のイメージがあるが……」
リブタ「俺も同じイメージを抱いていたが………彼は非常に愛すべきキャラクターだ。一人の人間として、信頼に値する人間だ。」
ルーナ「べた褒めやんなぁ。」
リブタ「………影は薄いが。他は………」
先着一名様で。
★同期生 ! card ★
JOKER…ルーナ「……なら、リブタくんがヘルナンデスみたいになれば……」
ダイヤ…カマーチョ
ハート…長沼
スペード…リベリオ
クラブ…国辱の愚痴
797 :
森崎名無しさん
:2012/07/15(日) 11:40:25 ID:???
★同期生
ダイヤ7
★
798 :
黄金のジノ
◆a5vIUIiqDI
:2012/07/15(日) 12:08:36 ID:???
★同期生 ダイヤ7 ★
ダイヤ…カマーチョ
リブタ「あと、同期生皆が特筆すべき存在ではあるが………俺が一番高い評価をしているのは、カマーチョだ。素質の塊だといっていい。」
ベルグカンプ「………ほう。」
同じCFW。ベルグカンプが反応した。
リブタ「卓抜した身体能力に目を奪われがちになるが、彼の本当の凄さは、身体能力ではない。
FWとして、確実にゴールを量産する手法だ。彼が本気になれば、俺では止めきれないかも知れん。
例えば………俺が、カマーチョのマッチアップをしろと言われたら、警戒すべきはカマーチョのみでなく、周りの全選手になる。
カマーチョの決定力も脅威だが、仮にその場に、カマーチョ自身が撃つより確実にゴールを奪える選手がいたら。
彼は迷いなくアシストに回る。
こうした柔軟性……ややもすると、弱気とも取れるかも知れんが……
剛柔備えた、恐ろしいストライカーになる確率が、非常に高い。」
ベルグカンプ「………下手すりゃ、止めようのないFW……。モデナでは、どういうFWだ?」
リブタ「剛のFWだな。パートナーのナガヌマ、エンツォさんは、柔のFWだ。技巧といっても、デニスのような超絶技巧ではないが。」
ベルグカンプ「ほう。」
ベルグカンプは、カマーチョに興味をそそられたようだ。
※ベルグカンプが、カマーチョに興味を持ちました。
799 :
黄金のジノ
◆a5vIUIiqDI
:2012/07/15(日) 12:10:54 ID:vTMrzL4s
※食事中、1回話せます。
『2』票にて。
A 皆に、嫌われ役の事を筆談で回す
B もう一度雑談。カードで誰が話すか決める
C 最近のオランダについて聞く
D ルーナの手を握る
E U―21の話をする
F ルーナの話を聞く
G ユトレヒトの話を聞く
H じゃがいもについて聞く
I その他
800 :
森崎名無しさん
:2012/07/15(日) 12:21:09 ID:VDcM9LsA
H
801 :
森崎名無しさん
:2012/07/15(日) 12:23:13 ID:rdxYppVc
E
802 :
森崎名無しさん
:2012/07/15(日) 12:24:24 ID:r9cWy0as
E
803 :
黄金のジノ
◆a5vIUIiqDI
:2012/07/15(日) 12:56:41 ID:vTMrzL4s
E U―21について
リブタ「…………さて。メタな話になるが、続きは次スレだ。」
イスラス「……打ち切り展開………」
ベルグカンプ「…………打ち切りの漫画みたいやのう。」
ルーナ「こんな感じ?」
―――――――――――
そして………オランダは内部崩壊し、イスラス、ベルグカンプはイングランドへ………
リブタは、引退。正体がバレたクライフォートと結婚し、それなりに幸せに暮らした………
――――――――――――
ベルグカンプ「………ツッコミは入れんで?」
リブタ「さて……こちらにカードがある。これを引いてもらい、次スレの話題を決めて貰おう。」
ルーナ「まだまだスレタイ募集ですー。素敵なスレタイお待ちしとります!」
イスラス「クライフォートとリブタさんが結婚?ルーナは?」
ルーナ「当たり前にやると、打ち切りでも余計におもろないで?イスラスくん。」
先着一名様で。
★打ち切りませんよ ! card ★
JOKER、クラブA…クライフォート「話は聞かせて貰ったぞ!結婚しよう!」ルーナ「全部、嘘です!」……ないよね?
ダイヤ、ハート…アヤックス組について
スペード…自分達の問題
クラブ…他の代表チームについて
※引き続き、スレ末ブルノをお楽しみください。
804 :
森崎名無しさん
:2012/07/15(日) 12:59:43 ID:???
★打ち切りませんよ
ハート5
★
805 :
黄金のジノ
◆a5vIUIiqDI
:2012/07/15(日) 13:22:25 ID:vTMrzL4s
――――あらすじ――――
ねんがんのいっけんやをてにいれたぞ!と思ったら、竪穴式住居でござった。
たるんだ一軍にカツを入れる為に、試合をしようとしたら、単に俺達がいるだけの最強チームでござる。
どうせよと、という位に、レベルが根本的に違ったでござるの巻き。
砂漠のバザーは、夜も盛況である。
おっちゃん「コドラ肉安いよ、コドラ肉安いよ!」
おっちゃん「サンドマスターの干物、5つで1K!」
おっちゃん「ひとくいサーベル、たったの2Kだよ!」
ブルノ「盛況だってばよ!」
ブルノが目を輝かせる。
ハサン「遊びに来たわけじゃねぇからな。早く医者を探すぞ。」
スナイル「…………」
スナイルは、店頭の刃物に注目していた。
おっちゃん「氷の刃、7760Kだ!」
ハサン「たけぇよ!」
ブルノ「………………ハサンも遊びたいんじゃないかってばよ?」
ブルノは、ハサンを見る。
ハサン「……………」
先着一名様で。
★ハサン ! card ★
JOKER…ハサン「……よし。電話してくる。」
ダイヤ、ハート…ハサン「…………ちょっとだけだぞ?」
スペード…ハサン「……一件だけだ!」
クラブ…ハサン「そんな事はねぇよ!医者だ!」
クラブA…???「案ずるな。俺は天才だ。」
806 :
森崎名無しさん
:2012/07/15(日) 13:24:33 ID:???
★ハサン
ダイヤ10
★
807 :
黄金のジノ
◆a5vIUIiqDI
:2012/07/15(日) 14:30:21 ID:vTMrzL4s
★ハサン ダイヤ10 ★
ダイヤ…ハサン「……………ちょっとだけだぞ?」
ハサン「……………ちょっとだけだぞ?『3』回行動したら、ここに戻ってこい。」
ブルノ「やぁりぃ!だってばよ!」
スナイル「…………もう一声。」
おっちゃん「7500K。」
スナイル「ほら、ここ、刃こぼれあるだろ。」
ブルノ「(………どうやら、一人行動だってばよ。)」
『2』票にて。
A 『盗ル猫商会』のテントに行く
B 太った商人のテントに行く
C 屋台で腹拵え
D 緑の長帽子に声をかける
E 禍々しい空気を放つ武器屋に行ってみる
F 占い師がいるってばよ
G 赤い鎧を着たおっさんに声をかける
H 緑髪の暗い男に声をかける
I 博奕やってるってばよ。トランプのキングみたいな奴と、セクシーなお姉さんがいるってばよ。
J じいさんが、薬草買ってるってばよ。
808 :
森崎名無しさん
:2012/07/15(日) 15:35:57 ID:r9cWy0as
C
809 :
森崎名無しさん
:2012/07/15(日) 15:50:12 ID:veN2ih2Q
C
810 :
黄金のジノ
◆a5vIUIiqDI
:2012/07/15(日) 16:54:14 ID:vTMrzL4s
C 屋台で腹拵え
ブルノは屋台に向かった。
屋台では、亜麻色の髪の少女が、あばれうしどり肉を堪能していた。
???「あばれうしどり肉を10K食べ放題なんて、奇跡よねー!」
一塩のあばれうしどり肉。あばれうしどりの肉質は、牛の旨味と鶏の食感を併せた肉であり、美味である。
ブルノ「(ゴクリ……)」
ブルノは、少女を見た。少女は恍惚の表情で肉にかじりついている。
『2』票にて。
A 同じ肉を食べる
B コドラ肉を食べる
C ポイズンリザード肉を食べる
D 少女に声をかける
E 物陰からカメラを持つ緑の長帽子に声をかける
F その他
811 :
森崎名無しさん
:2012/07/15(日) 17:02:54 ID:veN2ih2Q
D
812 :
森崎名無しさん
:2012/07/15(日) 17:11:19 ID:S2V3nRnk
D
813 :
黄金のジノ
◆a5vIUIiqDI
:2012/07/15(日) 20:16:54 ID:vTMrzL4s
D 少女に声をかける
ブルノ「な、なぁ。その肉、そんなに旨いのかってばよ?」
???「美味しいわよ?」
少女がブルノに、小さな肉を渡す。
ブルノは、恐る恐る口をつけ……………
ブルノ「う、うめぇってばよ!」
???「でっしょー?あなたも買ったら?」
少女が太陽のような笑顔を見せる。
ブルノ「おっちゃん!俺にもこの子と同じ肉を!」
オヤジ「あいよ!……それと、坊主!その方は、この辺りの荒くれ者達が束になっても敵わない方だかんな?礼儀はわきまえとけよ!」
ブルノ「すげぇ!人は見掛けによらないってばよ!」
アリーナ「面白い人ね。私はアリーナ。宜しく。」
アリーナが右手を出す。
ブルノ「俺はブルノだってばよ。」
ブルノは、アリーナと握手を交わした。
※アリーナと知り合いました。
先着一名様で。
★ここで… ! card ★
JOKER…ソロ「アリーナ、俺にも分けてくれよ。」
ダイヤ…肉に舌鼓を打った。ガッツ全快だ!
ハート…マーニャ「むかつくわー!あのオヤジ!」
スペード…クリフト「姫様、このような所に……」
クラブ…ザラキ神官「ザラキ。姫様、ザラキ。このようなザラキ。所にザラキ。」
814 :
森崎名無しさん
:2012/07/15(日) 20:17:23 ID:???
★ここで…
クラブ9
★
815 :
黄金のジノ
◆a5vIUIiqDI
:2012/07/15(日) 20:24:11 ID:vTMrzL4s
★ここで… クラブ9 ★
クラブ…ザラキ神官「ザラキ。姫様、ザラキ。このようなザラキ。所にザラキ。」
ブルノが肉に舌鼓を打っていると………
???「ザラキ。姫様、ザラキ。このようなザラキ。所にザラキ。」
先着一名様で。
★ブルノの運命 ! card ★
JOKER…マホステ……だと?
ダイヤ…ブルノ は しななかった !
ハート…何だか柔らかい感触が………
スペード…じいさんが、膝枕してくれていた。
クラブ…現実は非情である。
816 :
森崎名無しさん
:2012/07/15(日) 20:29:40 ID:???
★ブルノの運命
ハート3
★
817 :
森崎名無しさん
:2012/07/15(日) 21:13:09 ID:???
悪魔神官全くぶれないなwwwwww
818 :
黄金のジノ
◆a5vIUIiqDI
:2012/07/15(日) 21:54:16 ID:???
★ブルノの運命 ハート3 ★
ハート…何だか柔らかい感触が……
ブルノ「………………………………………?
ブルノは、目を疑った。
ブルノ「…………あれは、10年前に死んだ、じいちゃんとばあちゃん………」
じいちゃん「ブルノー、こっちに来てはいかんぞー!」
ばあちゃん「早く戻りなさいー」
間に川を挟んで、二人が見える。
ブルノ「(あ、あれは三途の川……?という事は…………俺は死んだのかってばよ………?)」
ブルノは迷った。
ブルノ「こうしちゃいれないってばよ!早く生き返らないと!」
アリアドネ「生き返らなくてもいいのよ、ブルノくん………」
ヒイーッス……ヒイーッス……
ブルノ「(こ、この呼吸音は………)」
アリアドネ「さぁ、私と永遠の時間を!」
ブルノ「うぎゃああああああ!」
―――――――――――
ブルノ「(なんか、柔らかい感触が…………)」
アリーナ「あ、気が付いた!じい、気が付いたよーッ!」
ブルノが目を覚ますと、アリーナの膝の上だった。
ブライ「申し訳ありませぬ、ブルノ殿。」
センター禿げのお爺さんが、ブルノに土下座する。
ブルノ「……………」
ブルノの目の前には、氷壁がある。中には、緑の長帽子を被った男が氷漬けになっていた。
ブライ「………貴方様のお怒りはわかりますが、どうか御容赦を願います。
………こやつは、姫様の件になると理性を無くすので………。」
クリフト「………………………」
氷漬けの男は、ブライを恨みがましい目で見ている。
819 :
黄金のジノ
◆a5vIUIiqDI
:2012/07/15(日) 21:59:49 ID:vTMrzL4s
ブライ「姫様絡み以外であれば、我々に出来る事であれば、何でもするつもりでございます。
何卒御容赦を………。」
『2』票にて。
A 医者はいるの?
B 三人で助っ人してくれない?
C この緑帽子、ぶん殴っていい?
D アリーナに助っ人を求める
E 品物ちょうだい
F その他
820 :
森崎名無しさん
:2012/07/15(日) 22:04:47 ID:i3g5P0AM
B
821 :
森崎名無しさん
:2012/07/15(日) 22:34:13 ID:Zu5RYpUQ
B
822 :
黄金のジノ
◆a5vIUIiqDI
:2012/07/15(日) 23:02:39 ID:vTMrzL4s
B 三人で助っ人してくれない?
ブルノ「…………なぁ、サッカーって、出来る?」
ブライ「サッカー、ですか?」
ブライは考えた。
アリーナ「あ、私知ってる!丸い球を蹴っ飛ばす奴でしょ!」
アリーナは、サッカーについて最小限の知識があるようだ。
ブライ「うーむ………我々は素人。果たして役に立てるかは未知数ですが……」
先着一名様で。
★ブライの答え ! card ★
JOKER…ソロ「話は聞かせて貰ったぞ!」
ダイヤ、ハート…ブライ「お引き受けしましょう」
スペード…ブライ「…………わかりました。」
クラブ…クリフト「ザ……………ラ………………………キ」
823 :
森崎名無しさん
:2012/07/15(日) 23:06:35 ID:???
★ブライの答え
クラブA
★
824 :
黄金のジノ
◆a5vIUIiqDI
:2012/07/15(日) 23:48:30 ID:???
★ブライの答え クラブA ★
クラブA…第一部・完!
ブライ「そうですな。どれだけやれるかはわかりませぬが、お引き受けしましょう。」
ブルノ「ありがとうだってばよ!」
アリーナ「宜しくね、ブルノ!」
アリーナは、ブルノの手をとる。
クリフト「(姫様をたぶらかす悪党め…………)」
パキパキと、氷が割れる音がする。
何かとブルノが振り返った瞬間………
クリフト「ザ……………………ラ………………キ……………」
ブルノ「」
どさり、とブルノが倒れた。
アリーナ「クリフトぉーッ!」
ブライ「貴様は何を考えとるんじゃあーッ!」
――――――――――――――
クリフト「……………」
ブルノが目を覚ますと、緑の長帽子が土下座していた。
『ご自由にお使い下さい。殺さない限り、扱いは自由です。 アリーナ』
ブルノ「……………………………………」
クリフト「………………………」
ブルノ「………つまり、どういう事だってばよ…………」
クリフト「………ご説明します。」
クリフトがブルノを殺害し、いい加減に呆れたアリーナ達が、修行の一貫として、ブルノの付き人をするようにしたのだ。
ブルノ「…………アリーナ達は?」
クリフト「サントハイムにお帰りになられました。」
ブルノ「………………」
※クリフトが、仲間に加わりました。
825 :
黄金のジノ
◆a5vIUIiqDI
:2012/07/15(日) 23:53:47 ID:vTMrzL4s
クリフト「………時間的には1時間程経ちますが………まだ見回られますか?」
ブルノ「げ…………」
『2』票にて。
A まだ見て回る
B さっきの場所に戻る
826 :
森崎名無しさん
:2012/07/15(日) 23:54:38 ID:VDcM9LsA
B
827 :
森崎名無しさん
:2012/07/16(月) 00:06:43 ID:rGd+LLR6
B
828 :
黄金のジノ
◆a5vIUIiqDI
:2012/07/16(月) 00:59:49 ID:???
B さっきの場所に戻る
ブルノ「最悪だってばよ………。」
ブルノは、ハサン達の待ち合わせ場所に向かった。
ハサン「ブルノ、おせぇよ。」
ブルノ「ごめんだってばよ!」
ブルノがハサンに頭を下げる。
スナイルは………刃物を手にご満悦だ。
スナイル「美しい……最終的に、1000ユーロまで負けさせた。」
クリフト「氷の刃ですか?それ、ユーロ換算だと600ユーロ位ですよ。」
スナイル「……………え?」
スナイルが、クリフトを見る。
クリフト「ありふれている品物ではありませんが、そんなに強い武器ではありませんし。」
スナイル「…………だ、騙された………!」
スナイルが大地に膝をつく。
ハサン「ふざけやがって!おい、武器屋!………って、アレ?」
………武器屋は、いつの間にか逃げていた。
クリフト「………トルネコさんですね。全く、あの方は………。」
クリフトが眉を押さえた。
ハサン「………あの野郎、会ったらただじゃおかねぇ!……で、ブルノ。誰だ?そいつ。」
ブルノ「………ついて来たいそうなんだってばよ。」
クリフト「クリフトと申します。神官です。」
ハサン「神官、なぁ……………。」
ブルノ「悪魔神官だってばよ。出会って1時間で、2回殺されたってばよ。」
スナイル「物騒な奴だな。」
スナイルは眉をひそめた。
829 :
黄金のジノ
◆a5vIUIiqDI
:2012/07/16(月) 01:10:47 ID:???
全盛期のクリフト伝説
・3ターン5ザラキは当たり前、3ターン8ザラキも
・全滅寸前ラスボス相手にザラキを連発
・クリフトにとってのザオリクはザラキの唱えそこない
・はぐれメタルあと1ポイントで勝利時ザラキも日常茶飯時
・ラスボス勝利寸前、チームメイト全員死亡の状況から1人でザラキ
・スライム相手にも余裕でザラキ
・一回の戦闘でザラキを300回唱える
・ザラキでエンディングが夢
・戦闘に立つだけで雑魚モンスターが泣いて謝った、心臓発作を起こす雑魚も
・ザラキが決まっても納得いかなければザオリクで生き返らせてまたザラキ
・あまりにザラキすぎるから「いのちだいじに」でも存在しない扱い
・ミネアが死んでてもザラキ
・ブライを一睨みしただけでブライの寿命が縮んでいく
・フィールド移動中でも2ザラキ
・ザラキ使わずにザキにこだわる時も
・敵のザラキを命の石で防いで自分のザラキで殺す
・内野ランニングザラキなんてザラキ、2周することも
・勇者が作戦変更するよりもザラキを唱える方が早かった
・馬車内でもトルネコに向けてザラキ
・マホカンタしてるモンスターと、それをかき消そうとする勇者、ライアン、マーニャともどもザラキ
・観客の武器商人のヤジに流暢な詠唱しながら背面ザラキ
・グッとガッツポーズしただけでザラキ分のMPが回復
・ザラキ癖でアリーナに嫌われた事は有名
・クリフトがザラキにハマったきっかけはブライを呪い殺そうとしたから
・天空の高い城から下界に向けてもザラキしてた
・ミミック相手でも楽々ザラキしてた
・自分のザラキをマホカンタで跳ね返されてパーティー全滅というモンスターサービス
830 :
森崎名無しさん
:2012/07/16(月) 01:27:56 ID:???
この内のいくつかは、ゲーム中で実際にやらかしているから困るww
831 :
黄金のジノ
◆a5vIUIiqDI
:2012/07/16(月) 01:35:00 ID:???
クリフト「この程度の存在ですよ。」
三人「「「やっぱり悪魔神官だ、こいつ。」」」
クリフト「失礼な!私は神学校を首席で卒業し、大神官に最も近いと言われている男ですよ!
剣技も良し、回復もこなす神官です!」
三人が疑いの目で見る。
クリフト「よし、証明しましょう!スナイルさん、氷の刃を私に!」
クリフトは、スナイルから氷の刃を受け取ると、クリフトは氷の刃を振りかざした。
三人「「「げぶゥーーーーーッ!」」」
氷柱が三人を襲い、血達磨になった三人が転がる。
クリフト「皆様、瀕死ですよね?私がたちどころに回復してあげます。……ベホマラー。」
クリフトの手が輝く。
ブルノ「…………い、痛くねぇ………」
スナイル「………し、死ぬかと………」
ハサン「………こ、この野郎………」
クリフト「どうですか?私が神官であると証明……………あれ?皆様?何故殺気立って………スナイルさん?何故氷の刃を私に向け………」
三人「「「ふざけんな、この悪魔神官ーーーーーッ!」」」
ウギャアアアアアア………
クリフトを簀巻きにした後。三人は、クリフトの処遇について話し合う。
スナイル「…………まぁ、彼が回復の力を持つのは間違いないね。」
ハサン「しかしよぉ。悪魔神官だぜ、こいつ。」
ブルノ「………こいつを役に立たせるには……」
832 :
黄金のジノ
◆a5vIUIiqDI
:2012/07/16(月) 01:43:31 ID:sJ4yVScc
>>830
AIに覚えさせるまでは、本当にただのザラキ狂ですからねw
『2』票にて。
A こいつに頭木を回復させる
B サントハイムに送り付ける
C 物騒だから、近くの店で魔封じの杖を買う
D その他
※本日はここまでにします。
生ける砲台・アリーナと参謀ブライをザラキで潰した、ザラキ神官に敬礼w
833 :
森崎名無しさん
:2012/07/16(月) 04:49:53 ID:L/atrN/2
A
834 :
森崎名無しさん
:2012/07/16(月) 06:20:58 ID:3dNXxp2o
A
835 :
森崎名無しさん
:2012/07/16(月) 07:24:29 ID:???
でもいい武器防具装備出来るくせに
実はちからはブライの次に低い悪魔神官w
836 :
森崎名無しさん
:2012/07/16(月) 20:39:49 ID:???
乙でした
なぜか自分のプレイデータだと「ガンガンいこうぜ」以外では全くザキ系使わないんだよなァ
837 :
森崎名無しさん
:2012/07/16(月) 23:24:59 ID:???
ザラキ跳ね返されて全滅はあったな。
838 :
黄金のジノ
◆a5vIUIiqDI
:2012/07/17(火) 00:32:36 ID:???
>>835
実際、肉弾戦はミネアのほうが強いですからね……。カンストまでレベル上げても、大して強くないというw
>>836
乙感謝です!
いいなぁ。自分のプレイデータだと、大体のモンスターを1ターンキルするレベルから前線で使い始めたので………
AIが学習せず、どんなモンスターにも容赦なくザラキぶちかます、ザラキ神官でした。
>>837
私もですw
A こいつに頭木を治療させる
ブルノ「…………こいつに、頭木を治療させるか?回復の力があるなら、そっちのほうが役に立つってばよ。」
ハサン「………確かに、医者よりは役に立つかもな。クリフト、回復の力って、怪我にも通用するのか?」
ハサンは、足元に倒れたクリフトを見る。
クリフト「役に立ちますよ、そりゃ。」
どうやら、悪魔神官扱いにむくれているらしい。かなり対応はぞんざいだ。
クリフト「ただ、言っておきますが、呪文だって万能じゃありませんからね?
私は、生と死を司る神官ですが……私が与える生死とは、云わば、蝋燭を吹き消す事と、再び火を灯す事です。」
ハサン、ブルノは、頭上に無数の?を浮かべる。
スナイル「……つまり、蝋燭に長さがあれば、再び火は灯り、長さが無ければ火は灯らない。
肉体的な限界には、呪文は役に立たないってわけか?」
クリフト「Exactly。ただ、傷は治せます。頭木さんの具合は、見てみないと分かりませんが……。」
ブルノ「十分だってばよ!ハサン、ユギト先生に連絡を!」
ハサン「おう!よし、今からイギリス行くぞ!頭木の治療だ!」
クリフト「船旅ですか?」
ハサン「飛行機だよ、バカ!」
839 :
黄金のジノ
◆a5vIUIiqDI
:2012/07/17(火) 00:49:46 ID:vIWeGWOA
ハサン「ヘリをチャーターした。空港からイギリス行きの最終があるから、それに乗るぞ!」
クリフト「ヘリ?空港?何やら不吉な単語ですね。」
――――――――――――
イギリス、ロンドン……………
クリフト「」
ハサン「………………」
ブルノ「………………」
ハサンとブルノが、クリフトを抱える。高所の旅という事で、失神したらしい。
スナイル「…………情けなくて溜め息も出らんな。」
スナイルは、周りを見渡す。周りには………
先着一名様で。
★周りには ! card ★
JOKER…イングランドU―21
ダイヤ…ソロが様子を見に来ていた。
ハート…アリーナが様子を見に来ていた。
スペード…ブライが様子を見に来ていた。
クラブ…ライアン、ホイミンが様子を見に来ていた。
クラブA…トルネコを発見。さぁ戦争だ!
840 :
森崎名無しさん
:2012/07/17(火) 00:50:13 ID:???
★周りには
スペード8
★
841 :
黄金のジノ
◆a5vIUIiqDI
:2012/07/17(火) 01:03:17 ID:vIWeGWOA
★周りには スペード8 ★
スペード…ブライが様子を見に来ていた。
ブライ「ブルノ殿。」
センター禿げの老人が、ブルノに声をかける。
ブルノ「ブライさん。」
クリフト「」
ブライは、失神しているクリフトを見て溜め息をついた。
ブライ「………嫌な予感がして、様子を見に来たら、この体たらく………。全く情けない………。」
ブライの杖から、冷気がほどばしる。
クリフト「うひゅいやぁ!………ぶ、ブライ様!」
冷気に当てられたクリフトが、目をさます。
ブライ「全く、情けない………。」
ブライが首を振る。
ブライ「この半人前のみではいかんのう。ブルノ殿。この老骨も力を貸したいのですが、宜しいですかな?」
ブルノ「………………」
『2』票にて。
A 勿論だってばよ!
B 断る
C アリーナは?
D サントハイムの重鎮が出張って、大丈夫なの?
※ブライは、選手登録は出来ません。
842 :
森崎名無しさん
:2012/07/17(火) 01:05:21 ID:ls1PU7R+
A
843 :
森崎名無しさん
:2012/07/17(火) 01:15:29 ID:dYko9YwY
A
844 :
黄金のジノ
◆a5vIUIiqDI
:2012/07/17(火) 01:35:21 ID:vIWeGWOA
A 勿論だってばよ!
ブルノ「勿論だってばよ!」
二つ返事。ブルノは快諾した。
ブライ「さて、ワシは、一先ずは弟子のもとへ顔を出すか。」
ブライの姿が消える。
ブルノ、ハサン、スナイル「?!」
クリフト「瞬間転移魔法ですよ。ブライ様のお弟子は、確かマツヤマさんという銀髪の方です。」
ハサン「銀髪の、マツヤマねぇ。」
スナイル「案外、日本のあのマツヤマだったり。」
ハサン「いや、ないない。なに言ってんだよ。」
あはは、と笑いあう。
ブルノ「さぁ、ここだってばよ。」
頭木の自宅に着く。頭木の怪我は………
先着一名様で。
★怪我は ! card ★
JOKER…クリフト「簡単ですよ。」
ダイヤ、ハート…クリフト「問題ありません。」
スペード…クリフト「厄介ではありますが…大丈夫です。」
クラブ…クリフト「サントハイム神官の名にかけ、全力を尽くしましょう。」
クラブA…クリフト「…………………」クリフトは、黙って首を振った。
※本日はここまでにします。
カジラギの引退の時は、悲しかったなぁ……。
845 :
森崎名無しさん
:2012/07/17(火) 01:36:28 ID:???
★怪我は
ダイヤQ
★
846 :
森崎名無しさん
:2012/07/17(火) 01:37:44 ID:???
たいしたやつだ……
847 :
黄金のジノ
◆a5vIUIiqDI
:2012/07/17(火) 03:41:08 ID:???
眠れねぇんだぜ!
>>846
神官としては、優秀なんですよね。
★怪我は ダイヤQ ★
ダイヤ…「問題ありません。」
クリフト「………両足の膝の靭帯やっちゃってますね。更に手術失敗。」
クリフトが、頭木を見る。
頭木「せ、先生!俺はどうなるんですか?!俺は………またピッチに戻れますか?!」
クリフト「大丈夫ですよ。問題ありません。」
クリフトは、頭木に微笑むと、頭木の膝に手を伸ばす。
クリフト「頭木さん。貴方の身体は、まだ燃え尽きてはいません。
今から、私が神に代わり、貴方の覚悟を試します。」
頭木「何だっていい!俺は、俺の居場所は、ペナルティエリアの中なんだ!また、戻りたいんだ!」
ブルノ達が目を閉じる。サッカーを怪我に奪われる苦しみ、悲しみは、選手であれば誰にも理解出来る話だ。
クリフト「わかりました。」
クリフトの手から、暖かい光が漏れる。
クリフト「頭木さん。貴方に神の御加護を…………。ベホマ。」
光は、部屋を照らし……頭木に吸い込まれていく。その瞬間……頭木が呻き声を上げた。
頭木「全身が、いてぇ………………!先生、一体何を…………」
クリフト「身体の組織が活性化し、元にあるべき姿に戻っているのです。祈りなさい、頭木さん。神は、貴方を見放してはおられません。
ああ…………皆様、私と頭木さんのみにしてください。」
ブルノ達が部屋を出させられる。頭木の姿は、余りに痛々しく、正視に耐えきれないと判断したからだ。
部屋からは、頭木の呻き声が聞こえる………。体内の細胞の異常活性。骨の軋み。頭木は、呻き声しか出ない。
クリフト「(相当、無理をされてきたみたいですね。)」
怪我は直せる。しかし…………経年劣化してしまった身体からは、負傷癖は取れない。
いつか……そう遠くない将来、頭木の身体は限界を迎え……スポーツ選手として通用しなくなるだろう。
せめて、その時までの、残り火が全てを燃やし尽くす焔となるまでの力を、クリフトは頭木に与えた。
848 :
黄金のジノ
◆a5vIUIiqDI
:2012/07/17(火) 03:49:05 ID:vIWeGWOA
クリフトは、脂汗と涙と鼻水を出す頭木を、ハンカチで拭う。
クリフト「頭木さん。もう少しです。」
頭木「………………!」
部屋の外では…………
先着一名様で。
★部屋の外 ! card ★
JOKER…ジョアン(人間)「む?ブルノ?」
ダイヤ…ソロが来た。
ハート…アリーナが来た。
スペード…ミネアが来た。
クラブ…ブライが来た。
クラブA…トルネコが来た………
849 :
森崎名無しさん
:2012/07/17(火) 04:33:56 ID:???
★部屋の外
クラブ9
★
850 :
黄金のジノ
◆a5vIUIiqDI
:2012/07/17(火) 09:58:09 ID:???
★部屋の外 クラブ9 ★
クラブ…ブライ
ブライ「ブルノ殿。」
ブルノ「ブライさん。」
ブライが戻って来たようだ。
ブライ「最近の若者は、全く………。」
ブライの衣服は、所々焦げている。
ブライ「情事に及ぶなとは言わぬが、時と場所を考えろと…………。全く。」
ぶちぶちと愚痴をこぼすブライ。ブルノ達が知らない所で、何かあったようだ。
―――――――――――
キュルケ「見事な氷像ねぇ。」
タバサ「(………ルイズを正面から……。何者?あのお爺さん……)」
ルイズ、松山「」カチコーン
老いたりといえ、サントハイムの重鎮。魔法力勝負では、まだ若い者に遅れを取らないようだ。
―――――――――――
スナイル「頭木は大丈夫なのかな………」
スナイルが不安を口にするが……ブライは、笑い飛ばした。
ブライ「あやつは(人格はともかくとして)、神官としては大神官でも屈指の魔法力と、実力を備えておる。
我がサントハイム王国の次期国王とも、または一歩引いて外戚となる男。心配は要らぬ。」
今回の一件で、アリーナは怒った。怒髪天を衝いた。退屈な城を抜け出し、大義名分を従えて暴れられる。そんな機会だったのだ。
それをクリフトがぶち壊しにしたのだ。アリーナの怒りは、ブライにとって察するに余りある。
この世界との通用口を開いたのも、彼。全てはアリーナの為。アリーナだけの為に、彼は悪魔にでも何にでもなる。
ブライ「(まぁ、姫様も今は城に軟禁されておるから、こうしてワシが使いに出とるわけじゃが。)」
何だかんだと思い合う二人ではある。…………爆発しろ。
851 :
黄金のジノ
◆a5vIUIiqDI
:2012/07/17(火) 11:19:26 ID:???
治療が終わり、クリフトが頭木を伴い、部屋から出る。
クリフト「お待たせしました。」
その表情は、柔和であり………とても神聖であった。神官として犯し難い威厳を備えたクリフト。
ブルノ(とても、あの悪魔神官だとは思えないってばよ………)
他者に対するクリフトは、おそらく、これが素なのだろう。
頭木「………これは、奇跡か………」
頭木が、足を叩く。
クリフト「貴方に、神の御加護があらん事を。」
クリフトが、再度祈りを捧げた。
―――――――――――
ユギト「さて、頭木も合流したし、対一軍の練習を行うか。」
ブライはクリフトを伴い、一軍のビデオを見ている。
クリフトは、身体能力は並みであり、辛うじて選手として使えるかというレベルである。
頭木は、期待以上のプレイをし、練習ではブルノ、シカマル達をぶっ飛ばしまくっている。
何より圧巻なのは、頭木のダイレクトシュート。パワフルな一撃は、フーリアにも匹敵するだろう。
塩鮭「ムリムリ!こんな奴、どうやって止めるのさ!」
塩鮭すら音を上げる。
カトリン「しかし、仮想フーリアにはもってこいだな。」
比良野「因みに頭木の能力だ。」
ピエルルイジ・頭木
ドリブル 62 パス 63 タックル 61 シュート 73 ブロック 65 パスカット 62 せりあい 78 高/低 5/5
必殺技
ダイビングヘッド(低+3)
ブラストヘッド(高+5)
強引なドリブル(ドリブル+3、吹飛2)
スキル
ダイハード(ゴールを決めると、チームが勢いづく)
ポストの名手
スペランカー(怪我をしやすい。)
852 :
黄金のジノ
◆a5vIUIiqDI
:2012/07/17(火) 11:47:09 ID:???
ユギト「頼もしいストライカーだ。これで勝ち目が出てきたな。」
頭木「もう一本!」
ブルノ、シカマル「おう!」
どこーん。 ギャアアアアアア×2
宙を舞う二人………。頭木とは基礎能力が違いすぎる。今の状態は仕方がない事だろう。
ミキー「出番がない…………鬱だ………」
YOU☆「鳴り物入りの実力を見せてやる!」
達者、ゴン者レス、バッピ、M永「炎上ポイント、稼ぐは今!」
マキマキ「そして俺は薪者に!」
ハサン、スナイル、フレディ「おいィ!」
練習に活気が出る。頭木の効果だろうか。
ユギト「(…………一軍、またか…………)」
ユギトは新聞を見る。
『俺達、またもや背信!わずか10分で3失点!』
着々と炎上する俺達。初代、二代目、三代目総帥が守る守備だ。炎上しないわけがない。
ユギト「(うまく一軍の勝ちパターンに運ばせたら、ウチにも勝機が出る。)」
例え5―0だとしても、うまくやれば、5―6で勝てる可能性がある。
俺達の炎上。それが一つの鍵であるが…………
ユギト「(勝つだけなら、それでいいが………一軍に危機感を与えるには、勝つよりも追い詰めないといけない。)」
課題の重さに、ユギトは溜め息をついた……。
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