キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【再び】キャプテンEDIT37【全国へ】
387 :
キャプテンEDIT
◆EUWFb5QXUg
:2012/06/19(火) 02:30:58 ID:???
世界への挑戦。
先月に菱野から言われた、日本一の更に先の舞台。
まだ数年は先かと思われたそれが、意外にもすぐ先に現れたことに、大前は何とも言えない感慨を抱く。
そしてそれは、他の幾人かも共通して抱いたビジョンらしい。
比良山「世代別代表。そんなものに手が届くチャンスが巡ってくるとはな」
雪村「何人かは確実に呼ばれるね。でも、どうせだったら――」
本多「――全国での大仕事を、確実にやりとげてから、だな」
渡会「ははっ! 今年南葛をブッ倒しちまったらさ、もしかして俺が日本一のGKって肩書で呼ばれんのかな?」
輝林「…………」
チームの中でも、各ポジションの集中といわれる面子は、確実にその情報に何かを感じていた。
そんな中、菱野がそっと大前に囁く。
菱野「……多分これが、最初のチャンスですね」
大前「えっ?」
菱野「大前さんの、未来の……ですわ」
サッカーを続ける上で、そして世代の挑戦に挑み続ける選手となる上で、決して避けることの出来ない――いや、絶対に得るべき未来。
プロデビュー。菱野に示唆された大前の可能性の中で、最も大きく難解な未来
それを掴むための最初の階が、不意に姿を現した。その事を言っているのだ。
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0ch BBS 2007-01-24