キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【表と裏の】もうひとつの物語5【最強】

1 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/06/29(金) 18:07:27 ID:t17zNcmk
このスレはPS2版キャプテン翼の「もうひとつの物語」モードのように、
主人公 相沢祐一が南葛中に転校して中学サッカー界の頂点を目指すお話です。

キャプ森世界をベースに進行していきたいと思いますが、
Kanonやイナイレ、ひぐらし等他アニメのキャラなども登場するごった煮クロスオーバー作品です。

前スレ
【南葛中】もうひとつの物語4【只今恋模様】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1336911945/

【前回までのあらすじ】

県大会準決勝、大友中との決戦。

中山と浦辺が身につけた能力【化身】に一時は苦しめられるものの、
みなとが敵の攻撃を止め、森崎が鉄壁を見せ、あゆみや祐一がボールを運ぶ。
後半には石崎が連続で顔面ブロックしたことにより交代、怪我を押して翼が出場。

終わってみれば、5-0という圧勝で南葛は勝利を収めた。
だが、次の対戦相手「帝国学園」は今まで以上の強さを誇る。

帝国学園との力の差を埋めるため、祐一、あゆみ、みなと、中里、石崎、滝、来生は雷門中へ特訓に、
森崎と翼は中山が力を手に入れた場所へ案内される。
特訓自体は順調そのものだったが、みなとに接近する謎の男との圧倒的な力の差を魅せつけられる。
祐一は「この借りは必ず返す!」と劇薬である超神水を飲み、見事耐え切ることに成功。
パワーアップ後、さらなる力を手に入れるため一人円堂と特訓を続ける祐一。

帝国学園の卑劣な罠をかわしつつ、果たして南葛中は県大会決勝戦に勝利することはできるのだろうか!?

65 :森崎名無しさん:2012/07/01(日) 15:09:55 ID:+V6sFUO+
中里 →D
滝 →B

66 :森崎名無しさん:2012/07/01(日) 15:24:16 ID:MAszrSo+
中里 →E 
滝 →B

67 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/07/01(日) 15:42:31 ID:A+ioP13A
中里 →E 怪しい人物を調べる
滝 →B 飲み物を調べる

中里「(拙者は少し周辺の様子をさぐってくるでござる。滝殿は飲み物を調べてくだされ)」
滝「(おい、俺にどうやって調べろっていんだ?)」
中里「(そうでござったな、これを使ってくだされ)」

そう言って筒のようなものを手渡す中里。

滝「(これは?)」

中里「(中に入れた液体が人にとって害か無害かわかる筒でござる。
    どんなものかまでは判断はできぬが、応急キットのようなものと割りきってくだされ)」

滝「(そうか…中里、気をつけろよ)」

中里「(誰に大して言っているので御座るか?おまかせあれ)」

シュンッ!!

ネイ「(むむ…猛烈に嫌な予感がするのう…)」
滝「(おいバカやめろ)」

68 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/07/01(日) 16:02:48 ID:A+ioP13A
〜11時30分頃〜

滝「よし、じゃあ早速飲み物を…って、マネージャーたちが作ってくれてるんだっけ。
  うーん…俺一人でいくのはなんだか変な感じがするな…
  お、ちょうどいい所に…!あれは…」

★だーれだ? → ! card★

ダイヤ → あゆみちゃんとみなとちゃんだ
ハート → 来生だ
スペード → 翼だ
クラブ → 高杉と小田だ

★と★に囲まれた間を先着1名様で引いて下さい。


69 :森崎名無しさん:2012/07/01(日) 16:03:42 ID:???
★だーれだ? →  ダイヤK

70 :森崎名無しさん:2012/07/01(日) 16:05:31 ID:???
まさに救いの女神現るって引きですね。

71 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/07/01(日) 16:12:32 ID:A+ioP13A
これはクリティカルボーナスを考えないとですね
★だーれだ? →  ダイヤK ★

滝「(あれは…あゆみちゃんとみなとちゃんか。
  確か、二人は祐一と仲が良かったはず…。ちょっとだけ事情を話して手伝ってもらおう)
  あ、あゆみちゃんにみなとちゃん。どこに行くんだい?」

あゆみ「あ、滝先輩。マネージャーさんたちと一緒に飲み物作るの手伝おうかと思って…」
みなと「(コク…」

滝「あぁ、ちょっとその事なんだけどさ。耳貸してくれない?」
あゆみ「ふぇ?どうしたんですか…?」

滝「(祐一からの頼みごとされたんだが、俺達が試合に出るを妨害しようとしているやつがいるらしい。
   今、俺と中里がそれを解決しようと奔走してるんだが…)」
あゆみ「!!祐一先輩、私達には何も…」
滝「あいつのことだから、君たちを巻き込むのを恐れて俺達に言ったんだと思う。
  荒事に巻き込むつもりはない。ただ、ちょっとだけ俺達が動きやすいように手伝ってくれるだけでいいんだ」
みなと「…?」

72 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/07/01(日) 16:16:41 ID:A+ioP13A
あゆみ「参加させないように…。もしかして、今から飲み物に何か仕込む輩がいるってことですか!?」
滝「しっ!声が大きい!!誰に聞かれてるかわからないんだ!」

??「(くっ…バレているのならこの作戦はやるだけ無駄…!!違う方法を考えなければ…!!)」

ざざっ…!!

みなと「…?いま、あっちのほうで物音が…」

ネイ「(そこのお嬢ちゃんの言うとおりだ、主!!今すぐやっこさんを追いかけろ!
   おそらく、今の言葉を聞いて動揺したやつが逃げ出したかしたかもしれん!!)」

滝「くっ!?あゆみちゃんとみなとちゃんは安全な場所で、二人でいてくれ!!
  俺はあっちに行ってくる!!」

ざざざ…!!

あゆみ「あ、行っちゃいましたね…」
みなと「ねーねー…なんだか…怖い…」
あゆみ「大丈夫、わたしがついているから。ね…(もしかして、この前のヒロトってやつ…!?)」

※滝が怪しい人物を追跡中!
※結果的に飲み物に異物混入を未然に防ぐことが出来ました!

73 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/07/01(日) 16:20:00 ID:A+ioP13A
〜同時刻、11時30分頃〜

中里「とはいえ、怪しい人物…。うーむ、とりあえず高いところに登るで御座るか…」

中里は三角飛びを駆使して屋上に素早く駆け上る。

シュッ、シュッ、シュパパパッ!!

中里「高いところから見張るのは久しぶりで御座るな…さて、怪しい気配は…?」

★発見できるか? → ! card★

ダイヤ → 滝の近くにいる、怪しい人物を発見!!
ハート → 滝が誰かを追いかけているのを発見!
スペード → 少し遅れてから、滝が追跡しているのを発見
クラブ → あやや…?後ろに気配が…
JOKER → なんか目の前にいた

★と★に囲まれた間を先着1名様で引いて下さい。

74 :森崎名無しさん:2012/07/01(日) 16:23:12 ID:???
★発見できるか? →  ダイヤK


75 :森崎名無しさん:2012/07/01(日) 16:24:21 ID:???
なんか凄いなw

76 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/07/01(日) 16:34:18 ID:A+ioP13A
これは凄いwwww
クリティカルボーナスで戦闘回避です。

★発見できるか? →  ダイヤK ★

ダイヤ → 滝の近くにいる、怪しい人物を発見!!

中里のタカのような目は滝やあゆみ、みなとの周辺に潜んでいる怪しげな人物を発見する。
とても巧妙に溶けこんでおり、一見しただけではわからない腕前だ。

中里「(これはトーシロというわけではないで御座るな…
    あの場所で逃げるコースは…だいたい予測がつくでござる。
    先回りし、罠をはっておくでござるか)」

シュッ!!とすぐに下におり、逃走経路をいくつか先回りして
簡単なトラップ(枝や草を結んで、足を引っ掛ける程度)を作る。
そのようなことをしていると…

あゆみ「参加させないように…。もしかして、今から飲み物に何か仕込む輩がいるってことですか!?」
滝「しっ!声が大きい!!誰に聞かれてるかわからないんだ!」
ざざっ…!!

中里「(むむっ!動き出したか!)」

77 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/07/01(日) 16:37:48 ID:A+ioP13A
少し離れた所に避難し、聞き耳をたてる中里。
どうやら滝も気がついたようで、その怪しい人物を追っているようだ

ザザザッ…という音を立てながら、逃走者が発する音はだんだん近くなってきて…

??「うわっ!?」

という声を立てて中里が仕込んだトラップに足を引っ掛ける。
しめしめ…と思いながら、中里は滝に「追い詰めたで御座るよ、滝殿」と声をかける。

中里がその逃走者の顔を見ようと近づいてくと…



★犯人だーれだ? → ! card★

ダイヤ、ハート、スペード、クラブで犯人が変わります。
右に行けば行くほど、このあとの展開が…?

★と★に囲まれた間を先着1名様で引いて下さい。


78 :森崎名無しさん:2012/07/01(日) 16:39:24 ID:???
★犯人だーれだ? →  ダイヤ10

79 :森崎名無しさん:2012/07/01(日) 16:39:27 ID:???
★犯人だーれだ? →  ダイヤ5

80 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/07/01(日) 16:55:20 ID:A+ioP13A
夏のダイヤ祭りってやつでしょうか?
ダイヤだと士気は一切合切さがりません。
クラブとかだと「まさか…お前が!?」という展開でした。

★犯人だーれだ? →  ダイヤ10 ★
ダイヤ → いかにも怪しそうな黒服の男だ

中里「誰かは知らないが…立派な不法侵入だ。
    悪いけど、身柄がわかるまで縛らせてもらうよ」

そう言って、どこからともなく縄を取り出し手慣れた手つきでシュルシュル…と男の手首を縛る。

滝「こいつは…」
中里「どれどれ…免許証かなにかはもっているのでござろう?」
男「くっ…」

男の懐をあさると、「帝国学園」と書かれたパスキーのようなものを発見する。

中里「予想はしていたが…やはり帝国学園のものか。
    さて、おとなしく話すつもりはあるでござるかな?」

男「くっ…作戦に失敗した今、俺は処分される…!!
  だが、絶対に口はわらんぞ!!」

滝「…だってさ。何か考えでもあるの?」

中里「うーむ…」

81 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/07/01(日) 17:18:47 ID:A+ioP13A
中里「(この男は中々意志の強そうな男だの…さて、どうするでござるかな?)」

A 皆の前に連れ出す
B 公衆の前で恥ずかしい目に合わせる
C 帝国学園に凸電だお!
D ここはお色気の術で…!! (要3票)
E その他

先に2票入った選択肢で進みます。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください

82 :森崎名無しさん:2012/07/01(日) 17:41:20 ID:Eht7oprs
B

83 :森崎名無しさん:2012/07/01(日) 18:12:51 ID:8wpuHSxE
B

84 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/07/01(日) 20:33:01 ID:St7aYFZs
B 公衆の前で恥ずかしい目に合わせる

中里「ふふふ…」

男「…!?」
滝「!?(ぞわっ」

端から見たら綺麗な顔つきをしている中里(♀)が不気味にニヤけ始めるのを見て、
男だけではなく滝も背筋がゾクッっとする。
「あぁ…この顔はロクでも無いこと考えてるな…」と

中里「別にあなたがどうなっても、私達は関係ないんだけど…」

男「けど…?」

中里「流石にすっぽんぽんで警察沙汰…いえ、新聞の一面記事に載るようなマネ…したいかしら?(ニコッ」

滝「(ひ、ひぇぇ…)」

男「ちょ、ちょっと待ってくれ!?な、なんだそりゃ!?」

85 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/07/01(日) 20:37:47 ID:St7aYFZs
中里「マジックペンでいろいろ落書きしてあげるのもいいかもね…
   あと、大人の道具も持たせてあげたほうがいいかしら?
   警察が来る前に、その手の人があなたを助けてくれるかも…ね?(ニコォ」

男「わわわわわ…わかった!!わかった!!喋るから!!!
  それだけはしないでくれ!!頼む…!!死んでも死にきれん!!!」

中里はそれを聞くと、ちょっと残念そうな顔で「じゃあさっさと話しなさい」と促す。

滝「(あの目…超怖い…中里怒らせないようにしよ…勝てる気がしないや…)」


男はひと通り洗いざらい喋り、要約すると以下のようになる。

・妨害を頼んだのは「影山」
・帝国学園は影山が全ての権利を握っており、逆らうことができない
 (弱みを握られている、裏切ったら処分されるetc)
・工作員は自分ひとり
・試合会場内にもなんらかの細工がされている(が、この男には知らされていない)

86 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/07/01(日) 20:43:00 ID:St7aYFZs
男「お、俺の知っていることは全部話した…!だから、この縄を…」

中里「あら?別に私【話せ】ともいってないし、【開放する】ともいってないわよ。
   しばらくそのままでいなさい」

男「そ、そんなぁ…」

中里は男をそのままにして、滝に「行きましょ」と目で促す。

部室へ向かう途中で…

滝「なぁ、中里…お前、ああいった事なれてるのか?」

そう言って中里の横顔を見ると…。
さっきまでとはまったく違う印象の、普通の少女が横にいた。

中里「いや、ははは…まぁ、仕事柄ああいったことは日常茶飯事でござるからな。
   なぁに、さっきまでのは悪い夢だと思って忘れてくだされ」
滝「口調も変わるのな…。オンオフはっきりしてるというかなんというか…」
中里「この口調がなんだか落ち着くのでござるよ。似非っぽくてよいでござろう?」

滝「…。いや、さっきの普通の言葉使いのほうが、俺好きだよ」

中里「…え?(///」

ネイ「(主も中々やるのう…。もっとも、父上殿と同じでこやつも天然のたらし系か…)」

87 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/07/01(日) 20:47:31 ID:???
今日はちょっとはやいですけどここまでー。

88 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/07/02(月) 19:55:57 ID:???
今日の更新はおやすみいたします

89 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/07/03(火) 12:45:40 ID:GjggUr1+
※探索イベントクリアしたので、12時まで進みます

ざわざわざわ…っと、荷物を持って部室に集まる生徒たち。
「美味しく出来ましたよ♪」とあゆみがベタ褒めする特製ドリンクを飲み、
一行はバスへ乗り込む。

(先ほどの偽バスは、中里が先ほどの男から入手した帝国学園のパスケースを見せて運転手達に帰るよう命令してきた。)

ブルンブルン…とバスのエンジンがかかり、バスはまっすぐ試合会場の方向へむかう。

中里「はぁ…(なんとか祐一殿との約束は守れたで御座るが…)」

滝「どうした、中里?」

中里「さっきの男がいっていたでござろう?【会場内になんらかの細工がしてある】と」

滝「確かにそれを見つけるのは大変だけど…」

中里「いや、重要なのはそこではない。
   影山という男が失敗した時のことも考えている【用心深い男】というのが厄介なので御座る」

滝「それは…どういう…」

90 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/07/03(火) 12:49:14 ID:GjggUr1+
中里「さっきの男は嘘を付いているようには思えなかった…
   それもそのはず…おそらく【本当のことを教えてもらっていない】…」

滝「お、おい…それって…」

中里「【工作員は自分一人】。実行者はそうなのでござろう。
   だが、おそらくでござるが…内通者がこの中にいる」

滝「…!!」

中里「おそらく、先ほどミーティングした作戦や能力などはあちらにつつもれでござろうな」

滝「それじゃあどうすれば…」

中里「祐一殿は、我々にも動向がつかめない。
   逆に言えば、あちらにも祐一殿の実力は測れない、ということ。
   (間に合ってくだされ、祐一殿…)」

91 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/07/03(火) 12:56:06 ID:GjggUr1+
翼「(帝国学園…鬼道といったな。
   この前みた時…俺以上の選手がいることに素直に驚愕したよ。
   だが、今は違う。俺の手に入れた新しい力で…
   完膚なきまでに叩き潰す!!俺が…俺達が、全国1位なんだ!)」

森崎「(全国1位…。いや、その先を見据えれば俺はこんなところで負けるわけにはいかない。
    どんな手を使っても勝つ!
    てめえらが汚い手を使おうと、な…!見てな…凍りつかせてやる…!!)」

あゆみ「(センパイ…。やっぱりちょっと不安です。あなたがいないと…。
      わたし、みなとちゃんを守りきれるか…)」

みなと「(大舞台で初めてのポジション…。
     でも、横にはねーねーがいる。怖くない!!)」

ボゥ…

みなと「(それにあの時もらったこの石…。なんだろう、これを身につけてると不安感が薄れていく…
     今の私なら、きっと大丈夫!!)」

それぞれの思惑を胸に、バスは走る。
そして、今日の試合会場である「帝国学園」が見えてきた…

★隠し判定 → ! card ! card★

★と★に囲まれた間を先着1名様で引いて下さい。

92 :森崎名無しさん:2012/07/03(火) 12:57:48 ID:???
★隠し判定 →  クラブ9 ダイヤ6

93 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/07/03(火) 16:10:00 ID:GjggUr1+
★隠し判定 →  クラブ9 ダイヤ6 ★
>>判定内容はちょっと秘密…

帝国学園に無事着いた事に安堵する中里と滝。
しかし、祐一や円堂たちが先に着いているかと思ったが彼らの気配はまったくといっていいほど感じなかった。

バスを降りると、今日戦う帝国学園キャプテン…
天才MFと云われる『鬼道 有人』が直々に待っていた。

鬼道「はじめまして…南葛中サッカー部の皆さん。帝国学園キャプテン、鬼道有人です。
   この帝国学園はとても広い…万が一があってはならぬと、私が道案内をしたいと思います」

滝「(中里…罠だと思うか?)」
中里「(いや、祐一殿から聞いた話では、こやつこそが情報をリークしてくれた張本人らしい…
    あくまでもフィールド上で戦うつもりだろう)」

コソコソ…っと後ろのほうで話す二人とは対照的に、森崎と翼は前にでて直接鬼道と向かい合う。
じーっとゴーグルの奥にある視線を見ようとするが…
残念ながら彼の真意までは覗けない。

森崎「…南葛中キャプテン正GKの森崎有三だ」
翼「南葛10番を任されている大空翼だ…といっても、もう俺らのことは研究し尽くしているんだろう?」

94 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/07/03(火) 16:16:06 ID:GjggUr1+
鬼道「ええ、表の全国優勝校を研究しないほど…我々もマヌケではありませんからね。
    さて、話している時間が惜しいでしょう。控え室へ案内します。
    さぁ、こちらへ…」

ざっざっざっざ…

翼「(彼の後ろ姿からでもわかる…今まで戦ったやつらとはレベルが違う…!)」

数分ほど歩いた所で鬼道は立ち止まる。
その前の扉には「南葛中控え室」とかいてある。

鬼道「飲み物は持参してきましたかな?
    水が合わないということも限りません。
    なるべくそちらが用意してくれたものを使ってくれたほうが我々も都合がよいので…
    試合開始は13時から。それまでグラウンドで準備練習をしていても構いません。
    それでは、またフィールドで…」

中里・滝 「「…」」

95 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/07/03(火) 16:21:15 ID:GjggUr1+
控え室にはホワイトボード、給水器、コップ、サッカーボールなどひと通りの備品は揃っていた。

石崎「おい、給水器があるじゃん。中身はいってるし。
   ああはいったけど、別に使うなっていってるわけじゃないし…」

中里「や、やめるでござるよ石崎殿!」
滝「そ、そうだよ!俺達の準備してきた奴があるだろ?」

石崎「まぁそうだけどよぉ…ってか、なんでそんなに止めるんだ?
   別に毒が入ってるわけじゃないだろ?はっはっは…」

それもそうだよなーと言って、給水器に群がりに行く何も知らない野郎ども。
こちらの気もしらずに、「お前も呑めよー、共犯になろうぜー」と差し出してくる。

中里・滝「「(くっ、どうする…!?)」」

A 「そのとおり、毒が入ってるかもしれん!飲むのはやめろ!」皆に公開する
B 「お腹の調子がね…」なんとか理由をつけて飲むのを止める
C 「うわっ、足がすべったー(棒」ドジを踏んで、給水器ごと阻止する
D 「高杉、ちょっと飲んでみ?」毒見させよう
E その他

96 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/07/03(火) 16:23:24 ID:???
書き忘れてました…(汗

先に2票入った選択肢で進みます。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください


97 :森崎名無しさん:2012/07/03(火) 17:00:26 ID:NbYBsh52
D
許せ高杉

98 :森崎名無しさん:2012/07/03(火) 17:58:22 ID:jLB4B4zI


99 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/07/03(火) 18:40:37 ID:GjggUr1+
D 「高杉、ちょっと飲んでみ?」毒見させよう

中里「(く…しからば…)高杉どの!ちょっと皆を代表して味見していただきたいのだが?」

高杉「お、俺?なんでそんな…罰ゲームじゃあるまいし…」

中里「あ、あとでいい事してあげるから!だから…ね…(ツン」

高杉「(うひっ!?いいこと…!?)じゃ、じゃあ男高杉!飲ませて頂きます!」

「いっき」のコールと共に一気飲みする高杉。
はたして、その結果…

★飲み物は果たして… → ! card★

ダイヤ → 「ウンマァーイ!もう一杯!!」 どうやら普通に美味しい飲み物のようだ
ハート → 「ん…。普通の水だ…」 ただの水だったようだ
スペード → 「うん…(グギュルルルル)」 即効性の下剤!?(高杉のみ)
クラブ → 「普通に美味しいじゃーん」 だが…(高杉以外は判定)
JOKER → 「ドーピングコンソメスープだ…!」はい、ドーピング検査で違う意味でアウトー

★と★に囲まれた間を先着1名様で引いて下さい。


100 :森崎名無しさん:2012/07/03(火) 18:43:16 ID:???
★飲み物は果たして… →  ハートJ

101 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/07/03(火) 18:47:52 ID:GjggUr1+
★飲み物は果たして… →  ハートJ ★
ハート → 「ん…。普通の水だ…」 ただの水だったようだ

高杉「うん?これ、ふつうのみずだなー」

中里「水?ちょっと貸してくだされ」

そう言って高杉のコップをひったくるようにとって、中里も残りをチロッと舐める。

高杉「(うひょひょ!?ラッキー!!間接キッスだお!!)
   ただの水だろ、それ?」

中里「むむむ…確かに普通の水でござるな…」

滝「なぁ中里…考え過ぎじゃないか?」

森崎「おまえら、飲むのはいいが飲み過ぎて動けないとかやめろよ!」


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

鬼道「(おそらく下剤か何か入ってた給水器だが…。
    流したあと、怪しまれないよう水道水を入れたが…大丈夫かな?)」


102 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/07/03(火) 18:50:52 ID:GjggUr1+
時刻が試合開始まであと数十分といった頃合いになったとき、
古尾谷監督も流石にコレ以上はまてない…といった表情で森崎に言う。

古尾谷「祐一が来ない以上…森崎、お前にGKを任す。
     相手は今まで以上に強い相手だ。最初から全力でいって構わん」

森崎「へへ…腕がなるぜ!」

あゆみ「(センパイ…)」
みなと「(間に合う…よね。絶対に…!)」

翼「よし、それじゃあみんな、行くぞ!!」

一同「「「「「おう!!!」」」」」


ダダダダダダダッ…!!

103 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/07/03(火) 18:59:31 ID:GjggUr1+
石崎「う、うわぁ…」
肖「ひ、ひろい…!?」
来生「これ、本当に学校付属のスタジアムかよ!?市民競技場より広いぜ!?」
山森「それに、観客も凄い人数ですね…!!といっても、半分以上あちらの応援のようですが…」

翼「アウェーの歓声にはいまのうちになれておけ。
  みなと、肖。
  君たちはまだこのような大舞台での経験がないが、落ち着いていつもどおりの実力が出せれば大丈夫だ。
  周りを信じ、自分を信じ…そして勝つぞ!」

肖・みなと「「はい!!」」

森崎「へへ…こんな大観衆のなかであいつらを叩きのめせるとはな…腕がなるぜ!!」

中里「(く…いかん、この広さは想定外…!?
    大勢の観客が見ている以上、拙者も迂闊な行動はできぬ…!)」
ネイ「(おい、お嬢ちゃんが困ってるぞ、主。なんとかしてやらんのか?)」
滝「(とはいってもよ…。本当にトラップがはられてるのか?
   気のせいなんじゃ…)」
ネイ「(お主、お嬢がここの学校のやつをとっちめたのを忘れてないだろうな?
   確実に、何かしらやらかしてくるよ)」
滝「むむ…」

滝のガッツ 740/740
A 仕方がない、結界を貼ろう(発動時ガッツ200消費、発動中は5分経過ごとにガッツ40消費)
B ネイ、お前いつでも発動するように気をはってればいいんじゃないか?
  (バッドイベント発動時に自動発動、ガッツ半分消費)
C いや、使わないでおこう。手をだすなよ
D その他

先に2票入った選択肢で進みます。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください

104 :森崎名無しさん:2012/07/03(火) 19:05:21 ID:77tId2UE
A

105 :森崎名無しさん:2012/07/03(火) 19:35:30 ID:F+uvb1Wg
A

106 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/07/03(火) 19:54:12 ID:GjggUr1+
A 仕方がない、結界を貼ろう(発動時ガッツ200消費、発動中は5分経過ごとにガッツ40消費)

滝「(仕方ないな…)
  中里、気にするな。後は俺とネイに任せろ」

中里「しかし、それは体力が…!?」

滝「祐一と約束したんだ。俺がなんとかすればいいだけだろ?な?
  (よし、ネイ…頼んだぞ!)」
ネイ「了解した…!因果逆転(Reversal of C&E )!!」

ヒュウゥゥゥゥウウウウウウ!!!

ネイ「(よし…結界展開完了!今このスタジアムにはマイナスをプラスに変える結界が施されている。
    これがある限りは大丈夫じゃ)」

滝「ふぅ…ちょっとつかれたな…」

滝 ガッツ 540/740

107 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/07/03(火) 19:58:31 ID:GjggUr1+
〜帝国学園 総帥室〜

鬼道「総帥…!俺たちの本当の実力で…やつらと戦わせてください!」

影山総帥「そんなもので…本当に、100%勝てると…。お前はいいきれるのか?」

鬼道「そ、それは…」

影山「1%でもあるのなら、それを排除せねばならん。
   今、やつらは練習中だな…?」

鬼道「(くっ、頼む…!!)」

★影山の罠 → ! card★

ダイヤ、ハート → 鉄骨が落ちてきた!
スペード → 金盥が落ちてきた!
クラブ → あれ、ボタンが壊れてる…?
JOKER → 『おしおきだべぇ〜』 影山・鬼道「「え?」」

108 :森崎名無しさん:2012/07/03(火) 19:58:59 ID:???
★影山の罠 →  ハート9

109 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/07/03(火) 22:23:58 ID:???
ちょっと偏頭痛酷いので今日はおやすみしまーす

110 :森崎名無しさん:2012/07/03(火) 22:29:35 ID:???
お大事に

111 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/07/08(日) 12:38:52 ID:rOnMIJKw
更新間隔をあけてしまい申し訳ありませんでした。

★影山の罠 →  ハート9 ★
ダイヤ、ハート → 鉄骨が落ちてきた!

「フッ…」と影山はニヤッっと笑い、目の前にあるスイッチを押す。
同時に、周辺のモニターがパッと明るくなり、南葛の練習の様子が映し出される。

影山「これでわれわれの優勝は…確実だ!」

そう言って、別の赤いボタンを押す影山。
別のモニターに映るスタジアムの鉄骨は、ボタンを押した後ギシギシギシ…と少しづつ揺れ動き…

鬼道「(くっ!?どうにもならんのか!?円堂!?)」

…鬼道の心の叫びも虚しく多数の鉄骨は落下し、モニターからカメラアウトする。

グラウンドを映し出しているモニターからは…大勢の悲鳴と絶叫がこだまし、
砂煙で南葛の様子はよくは分からないが、「担架だ!」「警察を呼べ!」「まずは救急車だ!」
との声が聞こえている以上、影山の策は成功したといえる。

112 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/07/08(日) 12:44:44 ID:rOnMIJKw
影山「ふっふっふ…はっはっは!!」

鬼道「総帥ッ…やはり、あなたは…間違っている!!」

鬼道がそういうのと同時に…

ドンッ!ドンドンドンッ!!
バキィィ!!

とドアが強引に開かれ、多数の警官が乗り込んでくる。

初老の警察官「動くな!影山!!そこの鬼道くんから全て話しは聞かせてもらっていたぞ!
         彼の持っていた盗聴器から、お前のしたことは全部記録させてもらった!」

影山「…」

鬼道「総帥…。俺はもう…あなたの指示では戦いません!」

キッっと鬼道は自分の想いを影山にぶつけるが…

影山「勝手にするがいい…私はもう、お前など必要ない」

鬼道「…!!」

113 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/07/08(日) 12:49:31 ID:rOnMIJKw
初老の警察官「影山…。お前の話は詳しく署で聞かせてもらおう。
         さぁ、鬼道くん。あとは我々に任せて試合に行きたまえ」

鬼道「…!し、しかし…」
影山「いったい誰と試合をするというのかね?対戦相手は今、鉄骨に下敷きになっているはずだが?」

初老の警察官「…もう一度、そのモニターで様子を見てみるがいい」

影山「…なに?」


影山がモニターに目を移すと、そこには…


石崎「ひ…ひぇぇぇええええ…あ…危ないところだった…」

翼「間一髪…ってところだったな。
  最初に落ちてきた鉄骨が次々と誰もいないところにささって…あげくテント状になったおかげで、
  その後に落ちてきた鉄骨に潰されないですんだよ…
  一旦ミーティングで集まろうと固まってたのも幸いになったな。」

滝「(おいおい…ここまでするもんかよ…帝国ってやつは…)」
ネイ「(我の結界がなかったら大惨事になるところだったな。危ない危ない)」

114 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/07/08(日) 12:54:03 ID:rOnMIJKw
警察官じゃなくて刑事ですよ。ばっかでー(滝汗

〜〜〜〜

初老の刑事「…わかったな。試合会場を移して、決勝戦は決行される。
         お前のしたことはまったくの無駄になったわけだ。
         さぁ、一緒に来てもらおうか!」

影山「…」

影山は諦めた表情でも、懲りた表情でもなく。
ただ、あるがままの表情で刑事についていく。

鬼道はその後姿を見送り…

影山「…(ニヤッ」
鬼道「!!」

最後に影山が不気味に笑うのを見逃さなかった。

鬼道「(いったい、何を企んでいる…影山!
    まぁいい…。俺の仕事は…今から始まる)」

影山の意図を一旦頭の中から追い出し…
くるりとマントを翻し、鬼道はフィールドへ向かっていった。

115 :森崎名無しさん:2012/07/08(日) 13:03:09 ID:???
影山は下手すると猛虎と結託しそうだよな、あっちもこの頃はスナイパーを差し向けたりやらなかったとはいえ審判の買収も考えたりしてから

116 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/07/08(日) 13:25:28 ID:???
今日の更新はこのへんでー。明日からまた通常通りに戻りたいとおもいます。

>>115さん
ちょっとそのネタ(ry

117 :森崎名無しさん:2012/07/08(日) 13:28:58 ID:???
影山め、次会ったときはザ・サッカーカットにしてやる!
後乙でした

118 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/07/14(土) 08:45:20 ID:???
更新のペースがガタ落ちで大変申し訳ありませんが、
来週しっかりと更新したいと思いますので、よろしくお願いします。

あと、この県大会編が終わったら一旦充電期間を置いてから続きを書こう思います。
申し訳ありません。

119 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/07/18(水) 20:25:16 ID:kLq5AKZs
フィールドでは、先ほど起こった鉄骨落下騒ぎで大変なことになっていた。
…だが、試合は場所を変えて行われるらしい。

翼「みんな、先ほどのアクシデントで少なからず動揺していると思うが…。
  だが、サッカーの試合はあくまでサッカーだ。
  気持ちを落ち着かせて、この決勝戦を挑もう!」

石崎「あ…あぁ…」
あゆみ「(たかがサッカーで…なぜここまで…)」
みなと「…」
肖「…」
岩見「そうはいっても…なぁ」
山森「…」

来生「おいおい、なに皆お通夜みたいな顔してるんだ?あぁん?」
滝「いいすぎだぞ、来生。一歩間違えば危ないところだったんだ…」
中里「(怪我はなかったにしろ、普段通りのプレイをできるのは一握り、でござるか。
    仕方がないといえば仕方がないで御座るが…)」

森崎「…」

★森崎の行動 → ! card★

ダイヤ → 「鉄骨のシャワーだ!!」俺達は今、無数の鉄骨が振ってこようが突き刺さらない強運にある…
ハート → 「覚悟はいいか?俺はできている」 弱気になってる皆を励まさなきゃいけないのがキャプテンの辛いところだな
スペード → 「おまえ達が決めるんだ…自分の「歩く道」は…自分が決めるんだ…」 最も難しいことは自分を乗り越えることさ!
クラブ → 「逃げるんだよォー!!」 戦略的撤退!
JOKER → 「おれが時を止めた…9秒の時点でな…」 !!??

120 :森崎名無しさん:2012/07/18(水) 20:26:26 ID:???
★森崎の行動 →  ダイヤ8

121 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/07/18(水) 20:39:10 ID:kLq5AKZs
★森崎の行動 →  ダイヤ8 ★
ダイヤ → 「鉄骨のシャワーだ!!」俺達は今、無数の鉄骨が振ってこようが突き刺さらない強運にある…

ゴゴゴゴゴゴゴゴ…

森崎「何が起こったのか、俺達には知る由もない…。
    だが、俺らと帝国学園の間にたゆたっていた…
    【ツキ】というべきもの。どんな形であろうが俺達は無傷でいられた。
    なんでもいい、手段は選ばない。
    地獄を一度くぐっちまうことさ
    ツキの女神はいつだって、その先にしゃがみこんでいる…」

中里「(ほんの数日前までは…どこか甘さのある男だった…が…
    まるで10年も修羅場をくぐりぬけて来たような…
    スゴ味と…冷静さを感じる目だ…たったの数日でこんなにも変わるものか…!)」

森崎のその【スゴ味】は、瞬く間に不安がっていたものたちへ波及し…

石崎「そ…そうだよな!俺達は今、絶好調だ!」
あゆみ「(凄く…精神的に強くなった…!キャプテンは…!)」
みなと「(す…凄い…!)」
肖「そうだ…俺達は負けない!」
岩見「お前がそういうのなら、そうなんだろうな。わかったぜ、キャプテン!」
山森「…そのツキとやらに、乗っていきますか!!」

翼「(俺は…。この男に…いや、勝てるかじゃない、勝つんだ。
   こいつ自身がいったように…俺も手段は選ばん!)

※南葛中は強運に包まれました!失点するまで強運補正が入ります

122 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/07/18(水) 20:53:49 ID:kLq5AKZs
士気を取り戻した南葛中に、帝国キャプテン鬼道が彼らに話しかける。

鬼道「この度は、我々のスタジアムに不備があり…大変申し訳無い。
   謝罪をすることしか出来ないが…怪我がなくて本当に幸いだった。
   …大会の規約で、どうしても今日中に試合をしなければならないらしい。
   ここより設備は悪いが…いや、かえってそのほうがそちらも安心していただけると思うが…
   近くにある、屋外の市営スタジアムに移動して試合をはじめるようだが…」

森崎「あぁ、アンタはそんなに気にしなくてもいい。
   不慮の事故…なんだろ?」

鬼道「…あぁ」

森崎「なら簡単だ。ホイッスルが鳴る前まではよろしく頼むぜ?」

鬼道「…フッ。その言葉を聞いて、心の重荷が少し軽くなったよ。
   ここから歩いてそう遠くはない。一緒に行こう」


…こうして、勝負は近くの屋外スタジアムで行われることになった。

123 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/07/21(土) 20:59:57 ID:ow77PmKI
近くのスタジアムに移動した南葛中、帝国学園。

試合開始の時間まで伸びたためもしかして…とあゆみやみなとは期待していたが、
未だ祐一や円堂たち雷門中の姿は見えず、このままの布陣で挑むことになった。

古尾谷「さて、気をとり直して試合に挑むぞ。
     ここで勝たねば全国大会は無い。
     そして、相手は今監督こそいないものの今まで戦った中でトップクラスの実力だと考えていい」

一同「「「…」」」

古尾谷「だが、私はお前たちを信じている。さぁ、行ってこい!!」

森崎「日本一の実力…魅せつけてやろうぜ!さぁ、行くぞ!」

一同「「「おう!!」」」

翼「(鬼道…同じポジションとして、お前には負けん!)」

124 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/07/21(土) 21:02:56 ID:ow77PmKI
〜帝国学園〜

鬼道「総帥は捕まった…。いつかはああなるだろう、とは思っていたが…」

一同「「「…」」」

鬼道「確かに、あの人の非道なやり方には俺達はついていけなかった。
    だが、サッカーの技術や勝つための精神…。そこは受け継いでいくべきだと俺は思う」

一同「「「…!」」」

鬼道「俺達の…本当のサッカーは今から始まる!
    まずは日本一の南葛中からだ!俺達が真の日本一だと、証明するぞ!」

一同「「「おう!!」」」


こうして、南葛対帝国の試合の幕が開けた…

125 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/07/21(土) 21:05:13 ID:ow77PmKI
〜両チームフォーメーション〜

−−@−− @源田
−B−A− B万丈 A大伝 
D−−−C D五条 C成神
−−E−− E辺見
−−−−− 
G−I−F G洞面 I鬼道 F咲山
−−−−−
−H−J− H寺門 J佐久間

−J−H− J来生 H滝
−−−−−
−−I−− I翼
F−−−G F岩見 G山森
−D−E− Dあゆみ Eみなと
−−−−−
A−B−C A中里 B石崎 C肖
−−@−− @森崎

角馬「先程大変なハプニングがありましたが…
    県大会決勝戦が今から始まろうとしています!
    下馬評では南葛と帝国はまったくの五分と五分!
    さぁ、勝利の女神はどちらに微笑むのでしょうか?
    今、コイントスが行われようとしています!!」

126 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/07/21(土) 21:08:37 ID:ow77PmKI
鬼道「よろしく」

森崎「…よろしく」

森崎にしては珍しく挑発するのでもなく、じっと鬼道を観察するかのように見ている。

翼「(森崎も測っているか…彼の実力を…)」

審判「では、コイントスをおこうなう。両キャプテン、どっちを選ぶ?」

森崎「もちろん【表】だ」
鬼道「フッ…【裏】」

ピィン!と審判はコインを弾き…

★コイントス → ! card ★

★と★に囲まれた間を引いて下さい。カードのマークで分岐します。

ダイヤ、ハート → 南葛ボールからスタート!
スペード、クラブ → 帝国ボールからスタート!
JOKER → ????

127 :森崎名無しさん:2012/07/21(土) 21:08:55 ID:???
★コイントス →  クラブ4

128 :森崎名無しさん:2012/07/21(土) 21:09:03 ID:???
★コイントス →  ダイヤA


129 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/07/21(土) 21:24:41 ID:ow77PmKI
スペード、クラブ → 帝国ボールからスタート!
★コイントス →  クラブ4 ★

鬼道「マイボールもらいます。さて、全力でいかせてもらいますよ?」

森崎「…望むところだ」

角馬「どうやらボールは帝国学園がとった模様!
   そして、試合開始前に南葛中、円陣を組みます!」

森崎「(さて、前半はあちらさんボールだ。何か皆にいうことはあるか?)」

〜攻め〜
A 翼にボールを集めろ!(翼を起点に攻撃します)
B ドリブルでドンドン切り込んでいけ!(ドリブル多用)
C パスで攻め上がれ!(パス多用)
D ファストブレイクを心がけろ!(カウンターを心がけ、守備参加を控えます)
E その他

〜守備〜
α 相手にキープさせるな!積極的に奪いに行け!(タックル多用)
β 冷静にパスを狩りに行け!(パスカットを狙いに行きます)
δ PA外で止めに行け!(DFがシュートを撃たせる前に止めに行きます)
γ シュートコースを防ぐよう心がけろ!(ブロック、センタリングを警戒します)
λ その他(明記してください)

先に2票入った選択肢から決定します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください

130 :森崎名無しさん:2012/07/21(土) 21:30:48 ID:MxYzHeAM


131 :森崎名無しさん:2012/07/21(土) 21:32:23 ID:/Xwj/DME

まずは勝てる見込みが高い翼で相手の能力値と技をある程度確認しときたいな

132 :森崎名無しさん:2012/07/21(土) 21:46:03 ID:0laPDWQI


133 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/07/21(土) 22:31:27 ID:ow77PmKI
>>Aβ
A 翼にボールを集めろ!(翼を起点に攻撃します)
β 冷静にパスを狩りに行け!(パスカットを狙いに行きます)

森崎「翼、あの鬼道と勝負したくないか?どちらが本当に上か、証明したくないか?」

翼「…!!」

森崎「率直に言おう。あの鬼道ってのとまともに戦えるのは俺は翼位だと思っている。
   この試合は両エースの出来不出来で変わると俺は見ている」
あゆみ「…確かに、あの人の迫力…相当です」
山森「わかりました…僕たちは翼先輩のサポートにまわります」

岩見「ならば、パスカットを重点とした布陣でいったほうが翼に託しやすい。
   攻める分にもやりやすいだろう」

翼「皆…」

134 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/07/21(土) 22:35:33 ID:ow77PmKI
森崎「俺はお前らが点を取ってくれると信じてその点を守りきってやる」

翼「…なら、こっちが点を取る前に失点はヤメテくれよ」

森崎「馬鹿野郎…誰に言ってやがる」

互いにふてぶてしい笑いを上げる両エース。

だが、不思議と以前までのような毒々しいものを感じさせるやり取りではなく…
信頼した上での皮肉にすぎないことを、周りは重々理解した。

森崎「よし、話は以上だ。いくぞお前ら!!」

一同「おう!!!」


一方、帝国は…

★鬼道の考え → ! card ★

★と★に囲まれた間を引いて下さい。カードのマークで分岐します。

ダイヤ、ハート →  「最初から全力で行くぞ!」
スペード、クラブ → 「最初は様子をみながら攻めるぞ」
JOKER → ???

135 :森崎名無しさん:2012/07/21(土) 22:36:48 ID:???
★鬼道の考え →  ダイヤQ

136 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/07/21(土) 22:42:26 ID:ow77PmKI
★鬼道の考え →  ダイヤQ ★
ダイヤ、ハート →  「最初から全力で行くぞ!」

鬼道「最初から全力で行く。今までの相手とはひと味も二味も違うからな」
佐久間「じゃあ鬼道さん…」
鬼道「ああ…フォーメーション【スノースライド】でしかけるぞ!」


角馬「さぁ、両者円陣を組み終わり、いよいよ試合開始です…!!
   今、試合開始のホイッスルが、鳴り響きましたァァあああああ!!!」


ピピーーーーーーーーーー!!



鬼道「佐久間、俺にボールを!」
佐久間「はい、鬼道さん!!」

パシィ!!

137 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/07/21(土) 22:50:02 ID:ow77PmKI
角馬「まずはFWの佐久間選手、鬼道選手へバックパス!
   日本一の司令塔と噂の鬼道選手!どのような戦術を見せてくれるのか!?」

来生「よっしゃぁ!ボールをよこせぇ!!」
滝「あ、あの馬鹿!!」

鬼道「フッ、勢いだけではボールは奪えんぞ!」

翼「(来生を抜いた後…おれも仕掛ける!!)」


肖「(うん、なんだ…?帝国のやつらの動きに違和感が…)」

★鬼道→ドリブル 47+! card = ★
★来生→タックル 41+! card = ★

★と★に囲まれた間を先着2名様で引いて下さい。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→鬼道、ボールキープ成功!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(咲山がフォロー)(洞面がフォロー)(辺見がフォロー)
≦−2→来生、ボールを奪う!

※鬼道のカードのマークがダイヤ、ハートでイリュージョンボール(+3)が発動します
※帝国学園は必殺タクティクス【スノースライド】発動中です

138 :森崎名無しさん:2012/07/21(土) 22:51:46 ID:???
★鬼道→ドリブル 47+ ダイヤ10 = ★

139 :森崎名無しさん:2012/07/21(土) 22:51:54 ID:???
★来生→タックル 41+ クラブ7 = ★

140 :森崎名無しさん:2012/07/21(土) 22:56:51 ID:???
翼くんそこは「来生が抜かれた後」って言おうよ
まるで来生とは別チームみたいじゃないか

141 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/07/21(土) 22:59:27 ID:ow77PmKI
★鬼道→ドリブル 47+(イリュージョンボール+3)+ ダイヤ10 = 60★
★来生→タックル 41+ クラブ7 = 48★
≧2→鬼道、ボールキープ成功!

鬼道「コイツの動きは俺でも予測しがたい…手加減はせん!」
来生「なにィ!?」
鬼道「イリュージョンボール!!」

ふわっとボールを持って浮いたと思った瞬間、巧みなボールさばきで複数ものボールの幻影を作り出す鬼道。
ガムシャラに突っ込んだ来生のタックルは、カスることもできずに空振った。

角馬「おおーっと、ボールがいくつにもみえるような華麗なドリブルに来生選手為す術もない!
    だが、このボールを奪おうと翼選手が詰めているぞ!両雄早くも激闘だァァァアア!!」

翼「くっ!だがまだだ!!岩見、山森!パスコースを防げ!
  俺が止めてみせる!!」

鬼道「この瞬間を…楽しみにしていたぞ!大空翼!!」

★鬼道→ドリブル 47+! card = ★
★翼→タックル 45+! card = ★

★と★に囲まれた間を先着2名様で引いて下さい。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→鬼道、ボールキープ成功!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(咲山がフォロー)(洞面がフォロー)(辺見がフォロー)
≦−2→翼、ボールを奪う!

※鬼道のカードのマークがダイヤ、ハートでイリュージョンボール(+3)が発動します
※帝国学園は必殺タクティクス【スノースライド】発動中です

142 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/07/21(土) 23:00:28 ID:???
>>140さん
おっと、久しぶりの試合描写でいきなり誤字を…(;´Д`)
失礼しました、「来生が抜かれた後」ですね。

143 :森崎名無しさん:2012/07/21(土) 23:01:27 ID:???
★鬼道→ドリブル 47+ スペードK = ★

144 :森崎名無しさん:2012/07/21(土) 23:05:01 ID:???
★翼→タックル 45+ クラブQ = ★

145 :森崎名無しさん:2012/07/21(土) 23:05:47 ID:???
>鬼道「最初から全力で行く。今までの相手とはひと味も二味も違うからな」
なんという有言実行

146 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/07/21(土) 23:10:58 ID:ow77PmKI
鬼道さんの覚醒判定どうしましょう?ちょっとご意見聞かせて欲しいです。
とりあえず保留で進めます。

★鬼道→ドリブル 47+ スペードK = 60★
★翼→タックル 45+ クラブQ = 57★
≧2→鬼道、ボールキープ成功!

二人の一瞬の判断はほぼ互角だった。
が、彼らはどちらも攻撃が得意な選手である。
それが勝負の分かれ目となった。

鬼道「(流石大空翼…!攻め手の急所を痛いほどわかっている…)
   だが、詰めが甘いぞ!」

翼「くっ!?」

シュパッ!!

角馬「おっと、先ほどの華麗なドリブルテクではなく、今度はやや強引に翼選手を抜き去ったぞ!」

肖「この流れは…まずい!」

147 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/07/21(土) 23:15:21 ID:ow77PmKI
あゆみ「(私とみなとの二人がかりならきっと…!!
     サイドのMFには岩見さん、山森くんがついてますけど…
     でも、両FWさんも上がっている以上流石にパスを出すかもしれません…どうしましょう?)」

A 「みなと!一緒にいくよ!」二人でボールを奪いに行く
B 「(いえ、焦っちゃダメ…!様子を見ましょう)」 見!
C 「私が奪いに行く!みなとはここで様子を!」 自分ひとりで行く
D 「みなと、彼のマークはまかせたわ!」 岩見のところへフォローしにいく
E 「(縦パスが…くる!?)」FWのパスコースを防ぎに行く
F その他

先に2票入った選択肢から決定します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください


148 :森崎名無しさん:2012/07/21(土) 23:19:32 ID:0laPDWQI
B

149 :森崎名無しさん:2012/07/21(土) 23:21:55 ID:/Xwj/DME
B
鬼道の覚醒判定は雷門入りしてからにしとこうよ

150 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/07/21(土) 23:38:58 ID:???
今日のところはココらへんで。
それではまた明日〜

引き続き、鬼道さんの件どうするかよろしくお願いします。

151 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/07/22(日) 11:23:58 ID:adX2TCwM
B 「(いえ、焦っちゃダメ…!様子を見ましょう)」 見!

あゆみ「みなと、焦って突っ込んだらダメよ!確実に止めに行きましょう!」
みなと「うん…!ねーねー!」


鬼道「(無理に突っ込んではこないか…なら!)」

★鬼道さんの判断 → ! card★

ダイヤ → 「距離など関係ない!くらえ!!」シュート体勢!?
ハート → 「(こっちのサイドが若干甘いな!)」洞面へパス!
スペード → 「鬼道さん!」上がってきた辺見とワンツー!
クラブ → 「寺門!」アーリークロスを放ってきた!
JOKER → ????

★と★に囲まれた間を先着1名様で引いて下さい。



152 :森崎名無しさん:2012/07/22(日) 11:24:27 ID:???
★鬼道さんの判断 →  クラブ4

153 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/07/22(日) 11:39:04 ID:adX2TCwM
★鬼道さんの判断 →  クラブ4 ★
クラブ → 「寺門!」アーリークロスを放ってきた!

鬼道は開いたスペースを即座に見つけ、左サイドへ走り出す。
あゆみがその鬼道につこうとし、後ろの中里もそれをフォローしようとするが…

肖「中里先輩、駄目だ!!FWに上げてくる!!」
中里「!?」

鬼道「見に回ったのが命取りになったな!それ、寺門!!」

バシュゥウ!

角馬「鬼道選手の華麗なアーリークロス!オフサイドラインぎりぎりを通したこのボールは寺門選手に!
   いや…中里選手!このボールに反応しているぞ!」

中里「ここでカットをしないと…!!」

★鬼道→パス 46+! card = ★
★中里→パスカット 45+! card = ★

★と★に囲まれた間を先着2名様で引いて下さい。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→寺門に高いボールが渡る!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(佐久間がフォロー)(洞面がフォロー)(咲山がフォロー)
≦−2→中里、ボールカット!

※鬼道のカードのマークがダイヤ、ハートでキラーパス(+2)が発動します
※中里のカードのマークがダイヤで韋駄天の術(+3)、ハートで縮地法(+2)が発動します
※帝国学園は必殺タクティクス【スノースライド】発動中です

154 :森崎名無しさん:2012/07/22(日) 11:41:17 ID:???
★鬼道→パス 46+ ハート3 = ★

155 :森崎名無しさん:2012/07/22(日) 11:42:19 ID:???
★中里→パスカット 45+ スペード9 = ★

156 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/07/22(日) 11:46:25 ID:adX2TCwM
★鬼道→パス 46+(キラーパス+2)+ ハート3 = 51★
★中里→パスカット 45+ スペード9 = 54★
≦−2→中里、ボールカット!

中里がそこに割り込んでこれるとは思っていなかった鬼道。
その為、寺門が受け取りやすいように少し弱めにパスを出した。
その油断が、中里のボールカットへとつながった。

中里「これなら!!ハッ!!」

シュパッ!
バシィ!!

鬼道「なにィ!」

森崎「ナイスカット!中里!」

中里「今…あっちは全員攻撃で上がっている…!翼殿へのロングパス、通るかもやしれん!
   翼殿、頼んだ!!」

バシュゥ!!

157 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/07/22(日) 11:53:39 ID:adX2TCwM
クリアのような形のロングパスに、落下地点でボールを競り合おうと密集する。

翼「空中戦なら…負けんぞ!」
五条「ククク…」
成神「(五条さんこぇぇ…)」

バババッ!と3人が空を舞い…

★翼→高い競り合い 50+! card = ★
★五条→高い競り合い 45+! card =
成神→高い競り合い 44+! card = ★

★と★に囲まれた間を先着2名様で引いて下さい。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→翼がボールに競り勝つ!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(来生がフォロー)(ボールはこぼれ球に)(辺見がフォロー)
≦−2→帝国、競り勝つ!

※五条がクラブ以外でスキル「ジャッジスルー」が発動します。
接触プレイ時相手の能力が(-2)になり吹き飛ばし係数3が追加されます。
が、クラブ時は強制的にファールとなります。

158 :森崎名無しさん:2012/07/22(日) 11:54:10 ID:???
★翼→高い競り合い 50+ クラブ10 = ★

159 :森崎名無しさん:2012/07/22(日) 11:54:39 ID:???
★五条→高い競り合い 45+ クラブQ =
成神→高い競り合い 44+ スペード8 = ★

160 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/07/22(日) 12:00:41 ID:???
クラブで強制反則ェ…(;´Д`)
翼くん怪我なくてよかったです。

ちょっとお昼食べてきます。更新はまた夜にでも。

161 :森崎名無しさん:2012/07/22(日) 12:02:39 ID:???
乙です
流石は五条ですねw後付けとは言えすごい影響だ

162 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/07/23(月) 00:07:58 ID:KEC4SRHA
★翼→高い競り合い 50+ クラブ10 = 60★
★五条→高い競り合い 45+ クラブQ = 57  【ファール発生!】
成神→高い競り合い 44+ スペード8 = 52★
≧2→翼がボールに競り勝つ!…のはずが、五条のファール!

翼は持ち前の跳躍力で誰よりも早く、ボールへ飛びだつ。
このまま競り勝てば、南葛はカウンターの大チャンスだったであろう。
それを敏感に察して、五条は無理やり体をねじ込みに行く。
巧妙にユニフォームの裾を引っ張りながら…

翼「ぐっ…!?き、きさま!?」
五条「クククク…」

ドサッ!!

翼はボールをトラップはできたものの空中でバランスを崩し落下、尻もちをつく。
審判もこの一見不可思議な様子を一瞬で理解し、笛を即座に鳴らす。

ピピーーー!!

審判「君!気持ちはわかるが、ラフプレイはほどほどにしなさい!!」
五条「はい…(ククク…)」

163 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/07/23(月) 00:14:11 ID:KEC4SRHA
滝「翼!!大丈夫か!?」
翼「ああ…尻もちをついたくらいで、怪我はしてないよ」
来生「やろぉ…ピンチだからってファールで逃げやがったな!!」

笛がなった位置はセンターサークルから少し帝国寄りといった中盤であり、
直接フリーキックを狙えるような位置ではない。
結果的に、あちらが守備を立て直す時間になってしまった。

山森「ひとまず、ピンチを乗り切ったと考えましょう…
   あっちはFW二人を残してボールを奪いにくるようですね。
   先輩、何か考えはありますか?」

翼「そうだな…」

A 「滝、お前にボールを渡す。サイドアタックで攻め上がれ」滝にパスを渡す
B 「山森、軽く横にはたいて俺にボールをくれ」山森に蹴らせ、自分で切り込みに行く
C 「来生に渡して、突っ込ませよう。俺は後ろをカバーする」来生に切り込みませる
D 「ゆっくりパス回しをしながら攻め上がろう」遅攻を決行する
E 「森崎にバックパスだ!」森崎にオーバーラップさせる
F その他

先に2票入った選択肢から決定します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください

164 :森崎名無しさん:2012/07/23(月) 00:16:28 ID:1/q/v1BM
A

165 :森崎名無しさん:2012/07/23(月) 00:18:53 ID:QK/OVEIY
D
滝は結界でガッツ消費してるし

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