キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【リブタ】黄金のジノ12【始動!】
1 :
黄金のジノ
◆a5vIUIiqDI
:2012/07/23(月) 18:38:38 ID:JFlw/41o
このスレは、『キャプテン森崎』のスピンアウト作品であり、イタリアを舞台に展開されています。
主人公は、綺麗になったヘルナンデス。
本家スレより少し後の時代を舞台にしており、キャラクターの色付けも本家スレとは異なりますので、ご注意下さい。
試合については旧ルールにて進行します。
747 :
森崎名無しさん
:2012/10/19(金) 20:25:33 ID:Bxz6qyo6
B
748 :
黄金のジノ
◆a5vIUIiqDI
:2012/10/19(金) 20:56:23 ID:???
B リュカに北高校のブレザー、フローラに光陽園のブレザー
長門「依頼は、リュカは私と同じ県立北高校に潜入し、古泉一樹、朝比奈みくるの心を解きほぐす事。
フローラには、私立光陽園学院にて涼宮ハルヒと接触し、彼女の同行を私に報告して欲しい。
期限は一週間。」
リュカ「そうかー。久しぶりにヘルナンデスくんにも会いたいなぁ。」
長門「彼は、現在ポーランドにいる。週末にはイタリアにいるはず。」
リュカ「帰りにイタリア行こうかな。さて、行くか。」
――――――――――――――――
フローラ「グランバニア王国から短期留学しました、フローラですわ。ウサギ小屋でなく教室に案内して頂きたいんですが?」
………かつてのハルヒの自己紹介に匹敵する、フローラの自己紹介。こういう事態に目のないハルヒは、即刻食い付いた。
谷口「外見だけならSランクなんだけどな……」
国木田「もう、谷口は………。」
谷口「あーあ。ったく。何か違和感あんだよなぁ。国木田とくっちゃべりながら、もう一人誰かいたようなよぉ。」
国木田「確かにね。…………やったらネガティブな奴で………」
谷口「そうそう!会話はつまんねぇんだけどよ、何か…………。」
二人は溜め息をついた。
谷口「だべんのも楽しいんだけどよ………なーんか足りねぇんだよなぁ。」
国木田「まぁねー………男友達でだべるのも、何かね。」
谷口「けっ。彼女ありは言うこと違うな。」
国木田「谷口だって、阪中さんと最近仲良いじゃないか。」
二人は、溜め息をつく。
キョンがいたらなぁ。
そう二人は無意識に同時に考え………その瞬間に頭から考えが消えた。
749 :
黄金のジノ
◆a5vIUIiqDI
:2012/10/19(金) 21:31:12 ID:???
フローラは、元々の性格もあり、すぐにハルヒと打ち解けた。
外見は令嬢。しかし内面はゴミ以下。底意地の悪さは、ハルヒをして引くくらいだ。
フローラ「ねぇ、ダイスさん、私の事が好き?それとも大好き?」
橘「うわぁ……」
九曜「性格――――激――――悪。」
藤原「最悪だ…………!」
チンチロリンで小銭を巻き上げられた橘、藤原。
機関の調査員を差し向けた橘だったが…………
フローラを見張る調査員。フローラは顔をしかめ、追跡に来ていた調査員を逆に追い詰めた。
フローラ「おいたはいけませんことよ?目的はお金かしら?それともわたくし?
まぁどちらにせよ、これから死にゆくあなたに関係はありませんが。」
フローラは懐からモーニングスターを取り出した。
フローラ「脳奬ブチまけろッ!」
ゴパンッ!
路地裏に、エグい音が響き渡った………。瀕死になれば回復させられ、また殴打される地獄絵図。
調査員が、精神崩壊するまでその永久機関は続いた………。
フローラ「一人で来るなんて、全くアマチュアですわねぇ。わたくしは優しいから、命までは奪わずに勘弁してあげますわ。
貧乏人のビアンカさんや、お姉さまが相手じゃなくてよかったですわねぇ。
ビアンカさんなら丸焼き、お姉さまならミンチでしたわよ?
………あら?聞こえてませんの?態度がよろしくありませんわ。もう少しお仕置きが必要ね。」
橘「(な、何者なの?あの腹黒は………!)」
※ウチのフローラさんは、いたスト仕様です。
750 :
黄金のジノ
◆a5vIUIiqDI
:2012/10/19(金) 21:54:20 ID:vuRL3ibw
本日はここまでにします。
フローラ無双になりそうな悪寒が………w
751 :
森崎名無しさん
:2012/10/20(土) 07:43:48 ID:???
ループ乙でした(^q^)
うーんこのぐう畜ぶり…www
ルドマンさんサイドの教育のせいなのか
天空の血の為せる業なのか…
キョンは1万数千回に渡るループの結果、
非凡極まりないサッカー選手になるおそれがw
752 :
森崎名無しさん
:2012/10/20(土) 08:30:40 ID:???
修道院で一体何を学んできたのかわからないよな。この仕様のフローラは。
心の清さとはなんだったのかw
753 :
黄金のジノ
◆a5vIUIiqDI
:2012/10/20(土) 09:10:14 ID:???
>>751
乙感謝です!
フローラの、いたスト、\でのぐう畜ぶりときたら…………w
多分、天空の血でしょうねw
確かに、このままループを繰り返すと、怪物誕生ですねw
今の能力でもCBに不安のある、きらめき高校あたりならば、不動のレギュラーでしょうしw
>>752
フローラ「修道院って、体力勝負ですわよ?モン・サン・ミッシェルみたいなところでしたし。
第一が、修道院でお金を稼ぐ方法なんて、身体売るしかないですからねぇ。わたくしは除外でしたが、周りは辛い事に……。
信仰じゃパンは食べられませんわ。心の清さ?ぶっちゃけアリエナーイ!ですわ!」
なんて妄想してみましたw
同じ頃、リュカは追手を捕縛していた。
リュカ「困ったなぁ……………。フローラは無事だろうか。」
なるだけ怪我はさせたくはないが、こうした手段に打って出られたら、そうは言ってられない。
それに。自分に何かあれば、デボラ達が黙っているとは思えない。
リュカ「参ったなぁ。何とかするしかないかぁ。」
リュカは、追手の回収を待つ事にした。相手への挑発を兼ねた様子見だ。
話がわかる奴が来ればいい。そうでなければグランバニア王として、危険を排除せざるを得ない。
リュカ「……………来たみたいだね。」
森「……………………」
754 :
黄金のジノ
◆a5vIUIiqDI
:2012/10/20(土) 09:16:58 ID:lfEZJN6A
先着一名様で。
★森の状態 ! card ★
JOKER…落ち着きを取り戻していた。
ダイヤ…リュカに頭を下げた。+ハート
ハート…リュカに機関について説明した。
スペード…リュカに襲い掛かった!
クラブ…リュカ「血の臭いがする。」森「…………………」
クラブA…nice boat.
755 :
森崎名無しさん
:2012/10/20(土) 09:17:42 ID:???
★森の状態
クラブQ
★
756 :
黄金のジノ
◆a5vIUIiqDI
:2012/10/20(土) 09:25:25 ID:lfEZJN6A
★森の状態 クラブQ ★
クラブ…リュカ「血の臭いがする。」
リュカ「…………血の臭いがする。君、人を殺ったのかい?」
森「…………………」
リュカは、森の目の高さに自分の目を持っていく。
森「…………………」
森は…………次第に落ち着いていく気持ちを感じた。
リュカ「どうしたんだい?よかったら、聞かせてもらえるかな?」
森「……………………」
先着一名様で。
★古泉の運命 ! zange ★
JOKER…虫の息
クラブA…バッドエンド確定
757 :
森崎名無しさん
:2012/10/20(土) 09:26:37 ID:???
★古泉の運命
*クラブA*
★
758 :
森崎名無しさん
:2012/10/20(土) 09:27:51 ID:???
古泉…綺麗になったばっかりに
759 :
黄金のジノ
◆a5vIUIiqDI
:2012/10/20(土) 10:02:14 ID:???
★古泉の運命 *クラブA* ★
クラブA…バッドエンド確定
古泉が転校したらしい。
長門や朝倉に聞いても、何も教えてくれない。
俺は、すっきりしない気持ちのまま自宅に帰った。佐々木も一緒だ。
……見覚えのない手紙がある。この汚い字は…………
キョン「古泉ッ!?」
佐々木「?!」
俺は、手紙を見た。
『キョンくん。
あなたがこの手紙を読んでいるということは、何らかの理由で僕はもう、あなたのそばにいないのでしょう。
既に知っているかも知れませんが、涼宮さんの力により消滅させられつつあったあなたを救う為、僕は僕に出来る限りの事をしました。
………神に逆らうなんて、今考えたら無謀だったのですが………。
キョンくん。僕は後悔はしていません。あなたという親友に巡り会え、そして長門さん、朝倉さん、朝比奈さん、佐々木さんと巡り会い、
神に捨てられたこの世界で、僕は、生まれて初めて僕でいられたと思います。
あなた達に出逢えて良かった。涼宮さんに逆らった後悔は、微塵もありません。
お気付きかも知れませんが、この世界はループしています。あの夏休みのように。
僕はあなたが、このループを終わらせられる鍵であると信じています。
どうか心のまま、行動して下さい。僕は、いつでもあなたを見守っています。
あなたの親友 古泉一樹』
…………手紙を読み終わった俺は、泣いた。ただ、泣いた。いくら泣いても、涙は尽きなかった。
余談だが……この日、俺は佐々木を初めて抱いた。鍵である俺と、扉である佐々木との結び付きが強くなり…
ハルヒは、力に飲み込まれて消えた。
760 :
黄金のジノ
◆a5vIUIiqDI
:2012/10/20(土) 10:35:21 ID:???
………ループが終わり、長門が俺に古泉の訃報を教えてくれた。
俺は、涙を流さなかった。奴は、そんなのを望んでいない。奴の望みは、俺達が普遍的な生活を過ごす事だ。
だから、俺は泣かない。
佐々木は能力を封印した。長門、朝倉、朝比奈さんはそれぞれの場所に帰った。佐々木は……俺の側にいる。
舞い散る桜の中………………佐々木の手を握り、俺は歩き出した。
―――――――――――――――――
佐々木「くっくっ。まさかキョンがこの難関大に上がるとはね。」
キョン「努力だよ。苔の一念、岩をも通すっていうだろ!」
佐々木「くっくっ。」
そっ、と佐々木がもたれかかる。………いかん。昨日も一緒にいたのにな。
佐々木「リビドー全開の中悪いが、行くぞ、キョン。」
キョン「どこだよ?」
佐々木「何やら楽しそうな新規電波サークルがあってね。試しに見に行こうじゃないか。」
佐々木が、いたずらっぽく笑う。佐々木がこんな顔をする時は……間違いなく何かある。
まさか――――――――
そこの講義室には、長身のアルカイックスマイルを浮かべた男と、本を読む少女、黒髪の少女、愛らしい少女………
そして佐々木団がいた。
「入団希望者?ああ、私は団長の―――――――」
バッドエンド『いつかまた、巡り来る春の日』
761 :
黄金のジノ
◆a5vIUIiqDI
:2012/10/20(土) 10:49:21 ID:lfEZJN6A
長門「状況を整理する。現在判明した、このループから逃れる条件。」
1…SOS団再結成
2…キョンと佐々木の繋がりを強くする(能力譲渡含む)
長門「そして逃れられない条件」
1…ハルヒの能力
長門「判明しているのは、これだけ。…………彼の能力アップロードの後に、再開する…………」
先着三名様で。
★ドリブル 40 + ! dice
パス 39 + ! dice
シュート 39 + ! dice ★
★パスカット 44 + ! dice
ブロック 43 + ! dice
クリア 40 + ! dice ★
★習得フラグ ! waza ★
762 :
森崎名無しさん
:2012/10/20(土) 10:49:58 ID:???
★ドリブル 40 +
6
パス 39 +
2
シュート 39 +
3
★
763 :
森崎名無しさん
:2012/10/20(土) 10:52:59 ID:???
★パスカット 44 +
6
ブロック 43 +
4
クリア 40 +
5
★
764 :
森崎名無しさん
:2012/10/20(土) 10:58:20 ID:???
★習得フラグ
フライングドライブ
★
765 :
黄金のジノ
◆a5vIUIiqDI
:2012/10/20(土) 11:15:12 ID:lfEZJN6A
★ドリブル 40 + 6 =46
パス 39 + 2 =41
シュート 39 + 3 =42★
★パスカット 44 + 6 =50
ブロック 43 + 4 =47
クリア 40 + 5 =45★
★習得フラグ フライングドライブ ★
コンテニュー
『2』票にて。
A 語られなかった一週間から
B
>>754
から
C 栞を挟む(一旦終了)
D
>>718
のノーマルエンド分岐から
766 :
森崎名無しさん
:2012/10/20(土) 11:48:21 ID:VLMg5TyM
A
767 :
森崎名無しさん
:2012/10/20(土) 12:06:54 ID:JBbEWT9E
A
334,114,914週位させて、バレージ越えを目指そう(提案)
768 :
黄金のジノ
◆a5vIUIiqDI
:2012/10/20(土) 12:36:16 ID:???
>>767
特殊スキルがないだけで、現在の能力で、既に超高校クラスですからね……
あまりにループさせると、バレージどころか、人を越えてしまいますねw
A 語られなかった一週間から
キョン「月曜日か。あー、ダルい………」
教室に座る。今日は、長谷川が嫁さんに会いに行くらしく、部活は休みだ。
ったく、試合前にいい気なもんだぜ。
古泉「おはようございます。」
キョン「おはよう、古泉。」
ま、授業を受けて、あとは帰るだけだ。文芸部室に行って、将棋盤使って古泉と竜王戦もいいな。
佐々木は月曜日は塾だし、今日は久々に男同士の語らいといくか。
キョン「古泉、お前、放課後ヒマか?」
古泉「ええ。最近久しく遊んでないですし、どうです?文芸部室で将棋でもしますか?県立北高認定、竜王戦としゃれこみましょう。」
古泉は笑顔で応える。
佐々木「将棋か。いいなぁ。僕もやりたいな。………塾があるし、残念ながら時間的に無理なんだけどね………」
佐々木が机に突っ伏す。
キョン「長門、放課後部室借りていいか?」
俺の声に、長門は……
長門「可能。ただし推奨はしない。あなたと古泉一樹が二人で将棋を指す時、古泉一樹目当ての女生徒達が現れやすい。そして…………」
長門は、ゴミを見る目で俺達を見た。
長門「部室にて猥談されるのは敵わない。性的欲求を私に向けられる危険性を考慮すると、私は部室を使わせたくない。」
キョン「う………」
古泉「んっふ………」
佐々木「ほう。」
朝倉「へー。」
………朝倉達の視線が痛い。
769 :
黄金のジノ
◆a5vIUIiqDI
:2012/10/20(土) 12:51:24 ID:lfEZJN6A
佐々木「くっくっ。親友のよしみだ。聞き流してやろうじゃないか、キョン。」
わかったから黙れ、親友。
朝倉「長門さんが怯える位の猥談って、一体何を話したの?」
長門「性的嗜好。古泉一樹は年上好み。彼はムグっ」
長門の口を押さえる。オーケーわかった。光の早さで理解した。文芸部室を使うなって事だろう?
長門の口を押さえる俺。端から見たら………
変質者
なんだろうな…………。
佐々木と朝倉から制裁を受け、痛む身体を引き摺りながら俺と古泉は………
先着一名様で。
★竜王戦 ! card ★
JOKER…自宅にて開催
ダイヤ…階段の踊り場にて開催
ハート…教室にて開催
スペード…渡り廊下にて開催
クラブ…文芸部室にて開催
クラブA…長門宅にて開催
770 :
森崎名無しさん
:2012/10/20(土) 12:56:05 ID:JBbEWT9E
★竜王戦
スペード8
★
何週で人間辞めるんですかね……(興味)
771 :
黄金のジノ
◆a5vIUIiqDI
:2012/10/20(土) 13:20:18 ID:???
>>770
このままいくと、全てのエピソードを見る頃には………w
★竜王戦 スペード8 ★
スペード…渡り廊下
渡り廊下にいた。
4月で寒いが、まぁいいだろう。野外で指す将棋もまた一興だ。
―――――――――――――――――
キョン「王手。」
古泉「んっふ。」
―――――――――――――――――
竜王戦は、俺の勝利に終わった。女生徒がギャラリーにいたが、皆、古泉目当てだ。いいんだよ、気を使わなくて………。
古泉「さーて、帰りますか………。ファミマでも行きますか?」
二人で伸びをして、欠伸を噛み殺す。ファミマでおでんを買い、近くの公園で腰を下ろす。
ここいらはカップルのメッカらしいが、まぁ気にしたら負けだな。うむ。
確か中学時代に、ここに佐々木とも来たんだよな。もう一人いたような気がするが、思い出せん。
どっかの青春ドラマのロケがあり、確かこの近くの木に愛と友情を誓い合ったんだよな。
それで佐々木と…………んー…………もう一人いたんだが。まあいいか。
キョン「古泉、昔、ここでテレビのロケがあったらしいぜ。」
古泉「ほう。テレビですか。」
キョン「ああ。近くの木に、俳優達が永遠の愛と友情を誓ったらしい。」
古泉「はぁ。………なら、僕達も誓いますか?永遠の愛でも。」
キョン「やめろバカ。」
古泉「冗談ですよ、冗談。あなたとの友情ならば、既に心に誓っていますので。」
古泉はニコリと笑う。
キョン「…………ったく。お前みたいにしていたら、さぞモテるんだろうな。」
古泉「いえいえ。」
772 :
黄金のジノ
◆a5vIUIiqDI
:2012/10/20(土) 13:43:17 ID:???
古泉「…………さて、そろそろ帰りますか。ここはカップルのメッカですし、あらぬ誤解はごめんです。」
キョン「だな。んじゃ、明日な。古泉。」
不自然にならないよう、彼を誘導した。彼は帰宅中、サイクロプス隊に護衛されている。手出しは無理だろう。
………近くにいる。機関の人間と………
古泉「……………涼宮ハルヒ…………」
口に出して驚いた。自分が想像以上に彼女を快く思わないことに。
古泉「(沸々と騒ぐものがありますね。)」
この公園で、キョンは消されかけた。彼女は悪くない、悪くないはずなのに…………
対面した瞬間…………自分が抑えきれなくなるのは、目に見えていた。
腕を組み、幸せそうな彼女。初々しいカップル。
ただそれだけの為に、あなたは彼を………!
僕は、彼女が通り過ぎるのを待った。義憤などではない。これは…………
古泉「(………憎悪、ですね。)」
ハルヒ「ねぇ、あんた。」
声をかけられているのが、自分だと知り、僕は顔を上げた。そこには………やはりあの顔がある。
ハルヒ「待ち合わせなら悪いんだけど、どいてくれない?いい加減座りたいのよ、私。」
古泉「……………それはすみませんね。」
僕は、なるだけ顔を見ないように立ち上がった。そして歩き出す。
この辺りには、機関の関係者がいるのだろう。ストレス発散にお付き合い願いますか。
歩き去る僕に……背後から声が刺さる。
ハルヒ「…………あんた、私に会った時ない?」
古泉「存じませんね。」
773 :
黄金のジノ
◆a5vIUIiqDI
:2012/10/20(土) 14:00:16 ID:lfEZJN6A
僕はそう言うと、闇に消えた。
古泉「(彼女は、思い出しつつある。)」
全て今更だ。今更、何もかも…………遅すぎる。
機関の関係者を叩きのめした後、今回の責任者を聞いてみる。その名前を聞き………僕は目を閉じた。
古泉「…………いるんですよね?森さん。」
公園の闇の中。僕は想い人の名を呼ぶ。
森「古泉……………」
森さんの手には、鉈。僕も彼女の事は言えない。僕だって最低の男だ。
森「ねぇ、死んで。」
瞳に力を感じない。森さんは……泣いている。
機関の重責に押し潰されそうになりながら、涼宮ハルヒの行動を知りながら、彼女に味方せざるを得ない自分に………。
僕は……………何回この人に殺されかけたんだろう。何回この人を愛したんだろう。
僕は……………
『2』票にて。
A 抱き寄せる
B 逃げ出す
C 戦う
D 謝る
774 :
黄金のジノ
◆a5vIUIiqDI
:2012/10/20(土) 15:22:09 ID:???
※ヒント※
今ルートは、何を選んでもSATUGAIエンドは無しです。
最大の被害者はキョンを含めたSOS団メンバーですが、ハルヒもまた、ある意味被害者です。
出掛けます。更新は後程。
775 :
森崎名無しさん
:2012/10/20(土) 17:32:43 ID:fHrbMUR+
C
776 :
森崎名無しさん
:2012/10/20(土) 17:39:28 ID:EoE37cjs
A
777 :
森崎名無しさん
:2012/10/20(土) 18:09:40 ID:fHrbMUR+
Aに変更します
778 :
黄金のジノ
◆a5vIUIiqDI
:2012/10/20(土) 20:02:53 ID:lfEZJN6A
A 抱き寄せる
退路はない。僕は、僕のやった事に責任を持つ。
森「あ…………」
一瞬、森さんの身体が強ばるのがわかった。
………抵抗はなかった。
森「こい………ずみ……………ぃっ!」
しゃくりあげ、泣き出す森さん。
古泉「………………」
応える代わりに、強く、強く抱き締める。
森さんは、耐えてきた。森さんだって年頃の女性なのだ。当たり前に幸せを夢見て、当たり前に誰かを愛して…………
自分の選択は、間違っていたのか?
鍵を犠牲に、何もかも忘れてこの人と過ごすべきだったのか?いや、森さんを連れて逃げるべきだったのか?
鉈が落ちる。
涼宮ハルヒを責める資格は、僕にはない。いや、元々なかったんだ………。
森さんに何も告げず、彼と行動を共にすると決めた時点で、僕は………涼宮ハルヒ以下の選択をした。
あらゆる責任から逃げ出し、自分の責任から目を反らした。僕は、あの女以上の馬鹿野郎だ。
森「古泉…………」
どの位、こうしていただろう。森さんは、僕を見詰めてきた。
古泉「…………」
僕がかける言葉は……………
『2』票にて。
A 「次に会う時は、容赦しません。」
B 「機関を抜けてください。」
C 言葉をかける資格などない。無言で立ち去る
D 「機関に戻ります。」
E 「愛しています。これからも、ずっと。」
F その他
779 :
森崎名無しさん
:2012/10/20(土) 20:10:02 ID:VLMg5TyM
D
780 :
森崎名無しさん
:2012/10/20(土) 20:13:26 ID:3ltmc6P+
C
781 :
森崎名無しさん
:2012/10/20(土) 20:25:56 ID:???
キョンがキョニキになってまう…(アカン)
782 :
森崎名無しさん
:2012/10/20(土) 20:48:57 ID:JBbEWT9E
C
キョンくん!
334ループして、プロに行こう!(提案)
783 :
森崎名無しさん
:2012/10/20(土) 20:54:50 ID:???
ループして強くなるって、それその分だけラスボスも強くなるワルプルギス理論じゃねーの?w
784 :
黄金のジノ
◆a5vIUIiqDI
:2012/10/20(土) 22:16:37 ID:???
>>781
(アカン)
>>782
一番伸びる一年をループしまくりですから、チートですねw
>>783
ラスボス自体がいませんw
C 言葉をかける資格などない。無言で立ち去る
古泉「…………………」
僕は森さんから身を離した。森さんもわかったのだろう。僕は、何も言う資格などない事を。森さんは、ただ、僕の頬を撫でる。
森「…………泣かないで。」
僕は泣いてなんか………………。パタパタ、と音を立てながら涙が溢れる。………僕は、泣いているようだ。
森「…………古泉……………………あんたには、機関から暗殺の命令が出ている。荒川も田丸にも………貴方を殺させない。」
森さんは、僕の目を見て………きっぱりと言った。
森「貴方は、私が殺す。」
………やはり、こうなるしかないのですね………。
決定的な訣別。今、僕は機関の敵に完全に回った。
森「さようなら。」
森さんが去っていく。僕も、背を向ける。
森「…………出来るなら…………」
古泉「………………」
森「…………私に、機関を裏切るからついてこい、と言って欲しかった……………。」
その言葉に、僕は振り返るが………………森さんの姿は既に無かった。
古泉「……………………誓いますよ。貴女以外に、この首はくれてやらない、と。」
僕の目の前には、機関の人間達がいた。やれやれ。センチメンタルに浸る暇もありませんね………。
785 :
黄金のジノ
◆a5vIUIiqDI
:2012/10/20(土) 22:27:39 ID:lfEZJN6A
先着一名様で。
★出会うのは ! card ★
JOKER…オンドゥルルラギッタンディスカー!!
ダイヤ…キョン
ハート…佐々木
スペード…朝倉
クラブ…ダディャーナザァーン!!
クラブA…ハルヒ
786 :
森崎名無しさん
:2012/10/20(土) 22:28:19 ID:???
★出会うのは
ハート5
★
787 :
黄金のジノ
◆a5vIUIiqDI
:2012/10/20(土) 23:09:46 ID:???
★出会うのは ハート5 ★
ハート…佐々木
機関の人間を片付け、古泉が帰路につこうとした時、キミドリさんが騒ぎだした。この騒ぎ方は………
キョン、または佐々木だ。
佐々木「やあ、古泉くん。」
古泉「ああ、佐々木さんですか。」
顔中ボコボコ、そして服もボロボロ。そして涙の跡。何があったか、佐々木は一目で察した。
佐々木「…………損な役回りだ。」
古泉「………………そう、ですね。」
古泉は、荒事において相手に殴らせるような事はない。それは相手が機関の人間でもだ。
しかし、今回は………相手に散々に殴らせた。そうする事により、心の痛みが軽くなる気がしたからだ。
佐々木「せっかくだ。少し治療をしよう。それでは明日に差し支えるだろう。」
古泉「お言葉に甘えますよ。身体中痛くて仕方がないですから。」
近くのベンチに座る。佐々木は古泉の頬にオキシドールを塗った。
古泉「貴女なら、傷を治す事も出来るでしょうに。」
佐々木「くっくっ。僕はそんなに野暮じゃないよ。君にとって名誉の負傷じゃないか。」
古泉「敵いませんね。」
ある程度の治療が終わる。佐々木は、ベンチの後ろの木を指差した。
佐々木「この木を知っているかい?」
古泉「………先程、彼から聞きましたよ。」
佐々木「そうか。なら、話は早い。」
佐々木は、木を見た。
佐々木「この木はね、僕と国木田くんとキョンの友情を誓った木なんだ。」
古泉「…………………」
佐々木は、目を細めた。
788 :
黄金のジノ
◆a5vIUIiqDI
:2012/10/20(土) 23:36:10 ID:???
佐々木「昔話になるけど、僕は………この木にまつわる話が好きでね。三人で、友情を誓った時は嬉しかったよ。」
古泉「………………」
佐々木の目は、過ぎた時間を懐かしむものだったが、暫くすると剣呑なものに変わった。
佐々木「今では、裏切りの象徴だが。」
佐々木は、そう吐き捨てると下を見た。
佐々木「………古泉くん。僕は、ある意味、涼宮さんよりも罪深い。」
古泉「…………え?」
佐々木は、下を向いたまま呟いた。
佐々木「僕はね、力を意識する前から、キョンと繋がりあう事をずっと願った。思春期の乙女にありがちな、甘ったるい願望さ。」
古泉「………………」
佐々木「察しのいい君なら判るだろう?それがどんな結果を招いたか。」
古泉「……………!」
ハルヒがキョンに不信感を抱いた時。佐々木の力はキョンに向いた。つまりは……………
佐々木「僕は涼宮さんからキョンを奪う積もりはなかった。ただ、彼との繋がりがあれば、それで幸せだったんだ………」
古泉「………………!」
最悪のタイミングで、最悪の出来事が起きた。不幸な事故である。
古泉「不要となった鍵は、新たなる扉に呼ばれた。そして、その鍵は…………………作り替えられる事なく、新たなる鍵となった………」
なんて事だ、と古泉は天を仰いだ。
佐々木「結果、鍵が作り出したものは、鍵に渡った。僕達が消滅を免れた理由として………仮説を立てると、こうなる。」
古泉「…………なんて…………ことだ…………!」
古泉は、唖然とした。
789 :
森崎名無しさん
:2012/10/20(土) 23:55:03 ID:???
古泉「なんてことだ…なんてことだ…」
790 :
黄金のジノ
◆a5vIUIiqDI
:2012/10/21(日) 00:07:57 ID:V9T99FGk
佐々木「更に仮説を立てるとすると………真に力があるのは、鍵なんだと考えている。
考えてみてくれ。僕にしろ涼宮さんにしろ、鍵がなくては力が安定して発揮出来ない。
涼宮さんは、ジョン・スミス。僕は、キョン。扉に合わせ、鍵は作れても、力の源は一つの鍵だ。」
古泉「!」
佐々木「つまりが、今の涼宮さんの限界が、新たなる鍵と出会った時。
それ以前に鍵が作り出したものは、彼女から離れていく運命だったんだ。
長門さん、朝倉さん、古泉くん、朝比奈さん。
この4人は、ジョン・スミスによって引き合わされた。となれば、そうも解釈出来るわけだ。」
古泉「……………そう、だったんだ……………僕は……………一体、何を…………」
古泉の目から、涙が落ちる。
古泉「……………………ッ!」
佐々木は、目を反らし、耳を塞いだ。古泉の号泣が、あまりに悲痛なものだったからだ。
必死に声を押し殺し、頭を抱え…………。
古泉は、ただ泣いた……………。
※本日はここまでにします。
ハルヒが悪役過ぎて、キョンがぐう畜過ぎてもうね…………。
力の自覚あるだけに、佐々木のほうが、より一層質が悪いという捉え方もあるわけですが……。
しかし、ここまで古泉をまともに書く日が来るとは。ホ泉の予定だったのに、どうしてこうなったw
791 :
森崎名無しさん
:2012/10/21(日) 00:10:21 ID:???
>>789
橘
「佐々木さんに力を最初から渡しておけば、こんな事にはならなかったのに」(ヒヒーン
乙でした
792 :
森崎名無しさん
:2012/10/21(日) 00:39:29 ID:???
>791
ハルヒ「黙れ素人が!
私はSOS団を作りたいんじゃない、【頑張りセービング】を晒したいのよ!
さあみくるちゃん、校門ジョイナスするわよ!」
これだけエンドレスエイトがあるなら古泉が「裁くのは僕のスタンドですッ!!(ふんもっふ)」
とか言ってスタープラチナ発動させるルートとかありそうで怖いです…
793 :
黄金のジノ
◆a5vIUIiqDI
:2012/10/21(日) 05:10:13 ID:V9T99FGk
>>791
乙感謝です!
まぁ、最悪の可能性という事で。あと、報われなかった本編佐々木補完を私なりに。
>>792
ハルヒちゃん的なノリの、ギャグループも面白そうですね。
シリアスは、楽しいんですが、書いているとキャラクターに感情移入してしまい、ダメージが………w
『2』票にて。
A 普段ホ泉とか言われてんだし、救い位やろうぜ?
>>778
からのグッドエンドのコンテニューでさ。
B ホモに女はいらぬ!明日だ、明日!長門!長門!
794 :
森崎名無しさん
:2012/10/21(日) 05:19:06 ID:UJ+UY2k6
B
割と救われて無いですかね古泉君。
いや、原作だと機関とSOS団に挟まれて恋愛する自由すら…
795 :
森崎名無しさん
:2012/10/21(日) 05:43:34 ID:tmg3fT0M
A
森さんへの愛に生きたっていいじゃない
796 :
森崎名無しさん
:2012/10/21(日) 05:52:12 ID:DROEs736
A
797 :
黄金のジノ
◆a5vIUIiqDI
:2012/10/21(日) 11:44:28 ID:???
A 普段ホ泉とか言われてんだし、救い位やろうぜ?
>>778
からのグッドエンドのコンテニューでさ。
佐々木さんと別れた後、恥ずかしい話だけど、僕は涙が止まらなかった。
誰も悪くない。悪いのは――――――――僕だ。
何もわかっちゃいなかった。森さんの気持ちも。機関の皆が、今まで僕のマークを緩くしていた理由も。
散々な気持ちで、僕は家に帰りついた。
もう、何もしたくない。倒れるように布団に入ったが……………僕は、何かおかしな空間に入っていた。
――――――――――――――
何もない空間………。響くのは、キミドリさんの声だ。
キミドリさん「これは、緊急脱出プログラム。」
古泉「緊急……脱出プログラム?」
僕は、目の前にいるバルーンドックを見た。
キミドリさん「全く、普段賢い子に限って、いざとなるとダメダメですねぇ。」
古泉「割りますよ?」
キミドリさん「ジョークですよ、ジョーク。極上の笑顔で殺害予告は止めてください。」
…………かなりくだけた人(?)柄のようだ。
キミドリさん「とりあえずは、現状としては私達としてもヤバいんですよねぇ。誰かさんが、後先考えないで機関に喧嘩ふっかけて。」
古泉「………………」
キミドリさん「ぶっちゃけると、皆殺しエンド寸前。絶賛バッドエンド進行中なんですよ。」
キミドリさんは、僕の前に座る。
キミドリさん「まぁ、というわけで、特例なんですが………緊急脱出プログラムです。」
古泉「……………?」
キミドリさん「ま、決めるのはあなた次第。今から3時間前に行って、
森さんとのバッドコミュニケーションを、パフェコミュに変えようってわけですよ!」
798 :
黄金のジノ
◆a5vIUIiqDI
:2012/10/21(日) 17:43:59 ID:???
古泉「……………はぁ。」
パソコンを前に力説するバルーンドック。それを聞く僕。端から見たら、さぞかし異様な光景だろうな。
キミドリさん「というわけで、スイッチを入れるにはこのパソコンのエンターキーを。そうでない場合は、違うキーを。
なお、このプログラムは、24秒後に消滅します。」
古泉「……………はい?」
キミドリさん「あ、10秒経ちましたね。あと14、13、12…………」
考える暇なしですか!この底意地の悪さは、間違いなく朝倉さん似だ!
僕は、慌ててエンターキーを押した。
キミドリさん「…………あ、まだお決まりのセリフ言ってませんでしたね。」
やたらと勿体つけ、キミドリさんは、口を開いた。
キミドリさん「ready?」
readyもなにも………既に起動しているでしょうに………。
…………そんな事を思いながら、僕の意識は消えていった…………。
…………ここは、公園……………。
前から、泣きながら歩んでいる女性がいる。この人は………………見間違えるはずがない。
古泉「森さん。」
森さんは、一度、身体が跳ねた。そして、僕を見ると、信じられないものを見た、といわんばかりに泣き出した。
森「…………なんで?あんた、なんで?」
古泉「んっふ。………答える前に、森さんが向こうに行くからですよ。」
森「……………………」
一瞬だけ、森さんは昔の森さんの表情を見せた。………嬉しい時の、はにかんだ顔。僕が、恋した表情。
しかし、森さんはすぐに表情を戻した。
森「古泉。言ったはずよね。貴方は機関の敵だと。」
古泉「重々存じてますよ。」
僕は、森さんの前に立った。
799 :
黄金のジノ
◆a5vIUIiqDI
:2012/10/21(日) 18:10:37 ID:V9T99FGk
古泉「森さん。」
森「何よ。無警戒も過ぎるんじゃないの?私のナイフは、あんたを射程距離につけているのよ?
それに、スナイパーだっている。あんた、わざわざ死にに来たの?」
脅しではない。周りには殺気が漂っている。
古泉「嫌ですね。僕の思いを告げて、貴女に返事を頂けるまでは、死にたくはないです。」
森「はぁ?古泉、あんた頭大丈夫?」
古泉「ええ。こんなに冷静な気持ちは、生まれて初めてです。」
…………余裕?あるわけがないでしょう?
ただ、本心からの言葉を告げるだけでいい。
森「………上司だったよしみで、少し聞いてあげるわ。答えなさい。」
古泉「わかりました。では。」
大きく息を吸い込む。こんなバカな真似をするとは、我ながら思わなかった。きっと、あの親友の悪影響だろう。
古泉「愛しています。森さん。」
森さんは………唖然茫然。
茂みから物音がし、走り去る音が聞こえる。
森「あ、あ、あんたね…………!あんた…………!いい、私はあんたを殺すのよ?」
古泉「そこまで愛して頂いて、ありがとうございます。」
森「だから、私があんたを………」
古泉「愛の告白にしか、僕には聞こえません。」
森「……………………」
森さんは、真っ赤になり、口をパクパクさせている。
僕は………森さんを抱き締めた。抵抗などなく、森さんは僕にされるがままだ。
考えてみたら………森さんは、最大級の愛情表現をしていたんだ。
※出掛けます。更新は、出来たらやりたいです。
800 :
黄金のジノ
◆a5vIUIiqDI
:2012/10/22(月) 08:10:21 ID:???
僕は自分で殺す。誰の手にかけたくない位に思う相手。歪んではいますが、これは一種の愛ですね。
愛の反対は無関心。現在のキョンくんと涼宮さんの状態……いえ、面識が無くなっているだけに、そんな関係ではありませんか。
森さんが、いや、機関の皆が僕を本心から嫌うならば、今頃僕は棺桶にいるだろう。
そして、佐々木さんの仮説を信じるならば……今、機関は……………
古泉「……質問があります。機関は、今……組織に乗っ取られた状態なんですか?」
森「…………………」
無言………つまりは肯定だ。
古泉「佐々木さんが、面白い仮説を聞かせてくれましてね。幾つか思い当たる節があるんですよ。
機関としては、キョンくんから国木田くんに鍵が変わるだけで、キョンくんが消滅するのを黙認する方針だった。
しかし、『新しい鍵』になった時点で、組織の人間が台頭した。
僕の離脱もあり、機関は組織に対抗出来ず、組織に組み込まれた。
閉鎖空間ならともかく………森さんが護衛にいる事自体が、考えられない事ですから。」
森「……………当たりよ。機関の皆は、昔の記憶を引き継いでいる。だから………貴方の裏切った理由も知っている。」
森さんは、僕の身体をぎゅっ、と掴む。
森「皆、貴方についていきたかったのよ。私も………新川も、田丸兄弟も…………」
………僕は、本当に馬鹿なんだな。自分の考えだけで突っ走って、後の事を何も考えちゃいなかった。
古泉「森さん………。すみませんでした。」
その言葉に…………森さんは泣き崩れた。
801 :
黄金のジノ
◆a5vIUIiqDI
:2012/10/22(月) 08:55:21 ID:???
森「……………なら、責任取りなさいよ?」
泣きやんだ後、森さんは僕を睨んだ。
古泉「…………というと?」
森さんの目は、僕が知る森さんに戻っていた。んっふ。どんな無理難題を言われる事やら。
森さんは機関に電話している。
森「組織の長、森園生の名において宣言するわ。
現時点を持って、涼宮ハルヒの警護及び観測を打ち切り、機関を解散すると。」
古泉「?!」
なんですと?
森「機関の資料は全て破棄。機関に残る人間は、後の指示は橘京子に従う事。以上。」
森さんは、電話を切ると僕を向いた。
周りから殺気が引いていく。そして……………
田丸「こいずみぃぃぃぃ!」
茂みから飛び出したのは、田丸兄弟…………!ぐえっ!
押し倒され、引き回され…………。泣かれながら、どつき回され………。
田丸(兄)「馬鹿野郎が!」
田丸(弟)「お前、どんだけ俺達を信用してねぇんだよ!」
いや、いい加減止めてください。男に泣きながら殴られるなんて、僕はどこのDVを受ける女ですか。
新川「僭越ながら、私も。」
あ、新川さん…………!森さん、笑っていないで止めて…………
…………あ、いいところに入った…………意識が………………
―――――――――――――――――――
古泉「…………………僕の部屋の天井ですね。」
どうやら、全て夢だったようだ。全身が痛む。昨日の機関との喧嘩だろう。
しかし、何か懐かしい暖かさと香りが。僕は横を向いた。
古泉「………………」
そこには、森さんがいた………………。
802 :
黄金のジノ
◆a5vIUIiqDI
:2012/10/22(月) 09:48:41 ID:???
テーブルの上には、身分証。
『県立北高校 体育科目教諭 森園生』
これは………………
森「起きた?」
古泉「森さん…………」
森さんは、にっこり笑った。
森「古泉。」
古泉「………………」
森「あんた、キョンくんと猥談していて、そんなよいものでもない、って言ったんですってね?」
古泉「」
こ、これはまさか……………………
森「誰との比較対象か、よーく教えてもらいましょうか?」
森さんの背から、黒いオーラが………あ、ちょ、待っ……………………
ふんもっふ
長門「…………言葉足りないだけで、相手の真意を見失う。」ペラッ
長門「信じたい相手と、信じるものが同じなのに、相手を敵と見なしてしまう。」ペラッ
長門「古泉一樹は、信じるものに。森園生は、信じたい相手に。相手を考え過ぎて、結果最悪の結果になった。」ペラッ
長門「言語という共通のツール。ただ、使い方の違い一つで、未来はこうも変わる。」ペラッ
長門「ユニーク。」
―――――――――――――――――
803 :
黄金のジノ
◆a5vIUIiqDI
:2012/10/22(月) 10:23:34 ID:???
………なるほど。理解しました。
緊急脱出プログラムは、機関を解散した未来へと導くものだったのですね。
しかし。長門さん。キミドリさん。
これはあんまりでしょう………………………
結局、僕は森さんに一晩付き合わされ…………次の日の太陽がやたらと黄色く見えました。
首筋の鬱血を見られ、皆から冷やかされるのは、きっと今日ですね…………。
小さい改変は、佐々木さんの仮説を裏付ける結果になりました。
恐らく、涼宮さんの力によるループは、一年が限界。
疑念があるのは、彼女から一枚一枚、彼と知り合った人間を剥いでいくと、彼女に何が残るのか、ですね。
ある意味、裸の王様ですが……彼女にも新しい関係が芽生える事を祈りますか。
―――――――――――――――――
報われるというよりは、古泉が完全に主人公でしたねw
ハルヒいじめに近くなってきていますので、長門編では、ハルヒの良い面も上げたいと思います。
804 :
黄金のジノ
◆a5vIUIiqDI
:2012/10/22(月) 11:37:44 ID:CqGuY1P2
火曜日。
どっかのヤツのイメージは、宇宙人らしいが。
古泉「おはようございます。」
古泉が、俺に声をかける。
キョン「キスマークをつけた男に知り合いはいない。」
古泉「おやおや。」
こいつ、体育の森先生といい関係なんだよなぁ。皆、知っているけど口に出さないだけで、学校公認ってヤツだ。
新川校長は何をしている。不純異性交遊の現場がいるんだぞ。
俺は、絆創膏を古泉の首筋に貼った。こいつ、案外筋肉質なんだよな。サッカーやるなら、ウチだとすぐにレギュラーだろう。
なんせウチの部ときたら、まともな選手は部長の新八位で、あとは本当に十把一絡だからな。
頼れる奴はいないし、本当にやれやれだ。
さて。授業が終わり、俺は文芸部室に足を運んだ。
特に何かあるわけでない。しかし、習慣というのは恐ろしい。
キョン「ノックしてもしもーし。」
朝倉「……………誰がこんな事を………………」
ん?朝倉がいる。まぁこいつがいても不思議でないが…………
キミドリさん「恐らくは長門さん自身。チートコードを使用されていますね。」
チートコードって……………この床に落ちている紙か?こいつは………
『2』票にて。
A 消失長門チートコード
B ハイテンション長門チートコード
C ハルヒちゃん長門チートコード
805 :
森崎名無しさん
:2012/10/22(月) 11:40:50 ID:fnRyrI9c
C
どれもこれも、甲乙付けがたく使いたくないチーとコードなんですがそれは
806 :
森崎名無しさん
:2012/10/22(月) 11:47:11 ID:egOaCiKo
C
807 :
黄金のジノ
◆a5vIUIiqDI
:2012/10/22(月) 12:08:39 ID:CqGuY1P2
C ハルヒちゃん長門チートコード
とりあえず、状況を見よう。俺の目の前には、うさぎさんのイヤホンをつけた長門が、パソコンを持っている。
朝倉「ああ、キョンくん!長門さんを止めて!」
朝倉が涙目でこっちを見る。
画面を覗きこむと………………
先着一名様で。
★ゲーム ! card ★
JOKER…凌辱系鬼畜エロゲー
ダイヤ…クラナドっぽいが、何か違う!
ハート…カロ奈
スペード、クラブ…ネオロマンスか?ロボットが…………
クラブA…くそみそテクニック?
808 :
森崎名無しさん
:2012/10/22(月) 12:09:05 ID:???
★ゲーム
クラブA
★
809 :
森崎名無しさん
:2012/10/22(月) 12:19:13 ID:???
あぁ^〜いいっすねぇ
810 :
森崎名無しさん
:2012/10/22(月) 12:52:10 ID:???
よっしゃ!ホモスレやんけ!!
811 :
黄金のジノ
◆a5vIUIiqDI
:2012/10/22(月) 15:20:20 ID:CqGuY1P2
★ゲーム クラブA ★
クラブA…くそみそテクニック?
キョン「?!」
俺は、後ろに転げ落ちた。そこには………♂×♂のエロ画像があったからだ。
長門は、ゆっくりと立ち上がる。
長門「あなたは古泉一樹の肛門の中で、小便するべき。」
キョン「ひっ?!」
長門の目に、感情を感じない。
長門「同性愛は素晴らしい。」
長門はゆっくりと立ち上がった。ど、どうなっているんだ?!
キョン「待て!長門、確かに俺は古泉の事は好きだが、友情だ!」
長門「…………………そう。」
至極残念そうな長門。
先着一名様で。
★長門の行動 ! zange ★
JOKER…長門「私の体を、XXからXYに変更する。」
クラブA…長門「情報操作を行い、あなたをXYからXXに変更する。」
812 :
森崎名無しさん
:2012/10/22(月) 15:22:52 ID:???
★長門の行動
*JOKER*
★
813 :
黄金のジノ
◆a5vIUIiqDI
:2012/10/22(月) 15:54:51 ID:???
★長門の行動 *JOKER* ★
JOKER…長門ユウキ爆誕!
長門「私の体をXXからXYに変更する。」
長門…………………?!
そうこうしているうちに、俺は長門に引き倒された。朝倉は?!いない!教室のドアも消えた?!ここは………トイレの個室だと?!
長門「『それじゃ、とことん喜ばせてやるからな。』」
な、長門?長門は服を脱ぐ。平らな胸に、筋肉質の体………みまごう事なき男の体……………
あ、あ……………………
アッー!
―――――――――――――――――
長門「『腹ん中がパンパンだぜ。』」
キョン「」
こうして男に目覚めた俺は、長門と付き合った。
佐々木?ああ、長門の力によって男になり、名実と共に大親友になった。たまにヤッちまうのが問題だがね。
ついでに国木田も巻き込んで、谷口と一緒に違う世界の向こう側を見せたら、あっさりとこっちに来たぜ。
ハルヒ?リハビリ施設で焼死した。わざわざ国木田と助けに行ったのに『やっぱり神様なんかいなかったね』だと。
神様はお前だろうが、バカめ。
古泉?ああ、奴は森さんと順調に愛を育んでいる。妬ける位ラブラブだが、二人には幸せになってもらいたい。
何が言いたいかって?そんなん長門に聞いてくれ。こうなっちまったのは、長門のせいだからよ。
―――――――――――――――――
長門カオスエンド 『女にとって最大の屈辱とは』
814 :
黄金のジノ
◆a5vIUIiqDI
:2012/10/22(月) 16:02:55 ID:CqGuY1P2
コンテニュー
『2』票にて。
A
>>804
から
B
>>807
から
C 栞を挟む(一旦終了。続きは次スレ)
D
>>718
のノーマルエンド分岐から
815 :
森崎名無しさん
:2012/10/22(月) 16:25:10 ID:ifxG3uPQ
B
816 :
森崎名無しさん
:2012/10/22(月) 16:25:19 ID:r4iikzIY
C
817 :
森崎名無しさん
:2012/10/22(月) 16:32:28 ID:egOaCiKo
B
818 :
黄金のジノ
◆a5vIUIiqDI
:2012/10/22(月) 16:38:13 ID:CqGuY1P2
B
>>807
から
とりあえず、状況を見よう。俺の目の前には、うさぎさんのイヤホンをつけた長門が、パソコンを持っている。
朝倉「ああ、キョンくん!長門さんを止めて!」
朝倉が涙目でこっちを見る。
画面を覗きこむと………………
先着一名様で。
★ゲーム ! card ★
JOKER…凌辱系鬼畜エロゲー
ダイヤ…クラナドっぽいが、何か違う!
ハート…カロ奈
スペード、クラブ…ネオロマンスか?ロボットが…………
クラブA…朝倉カオスエンドへ
819 :
森崎名無しさん
:2012/10/22(月) 16:54:08 ID:???
★ゲーム
ハート2
★
820 :
黄金のジノ
◆a5vIUIiqDI
:2012/10/22(月) 17:19:12 ID:???
★ゲーム ハート2 ★
ハート…誰がいつ加奈だと言った?
キョン「…………これ、パソゲーか?大分グラフィックが古いが…………」
長門「カロナ………」
キョン「?」
長門「カロ奈。パソコンゲーム加奈〜いもうと〜の二次創作。」
キョン「?!」
待て。所謂同人ゲームというものか?
長門「ストーリーは、まさにカオス。しかし興味深い。」
キョン「…………。」
長門が突然ギャルゲーにハマる…………朝倉はチートコードだといっていたが…………。
………文芸部室も様変わりしている。あれだけあった文学書が、全てゲームに…………。
とりあえず、朝倉に聞いてみるか。この状況は何なのか。
キョン「朝倉。とりあえず分かる範囲内でいいから教えてくれ。バグか?ウイルスか?情報統合思念体の指示なのか?」
朝倉は、泣きそうな顔だ。
朝倉「チートコード。つまり、長門さんは自分にチートコードを入力した。」
え?
朝倉「後で記憶を消させてもらうけど、状況を説明するわ。この世界は、ループし続けている。」
はい?
朝倉「既に10年以上はループし、平凡だった、いや、最下層だったキョンくんのサッカー能力が、今や超高校級になったのは、
このループが原因。」
ループ?いや、待て。どういう意味だ?
朝倉「10年以上成長期のスピードで、成長したというわけ。学問はともかくとして、サッカーに関してはキョンくんは最下層だったわ。」
サッカーと長門に何が……………
朝倉「繰り返される一年。蓄積されるエラー。彼女は疲れたのよ。」
キョン「………………」
821 :
黄金のジノ
◆a5vIUIiqDI
:2012/10/22(月) 17:41:48 ID:???
朝倉「涼宮ハルヒの起こした改変。SOS団の再結成の為に、私達がどう動くかは私達に一任された。
結果、私達が取った方法は、涼宮ハルヒとの真っ向からの対立。
小さい改変を繰り返しながら、私達は何とか皆が無事にループから逃れる方法を探った。
結果は、殆どがダメ。ループを逃れた時に、古泉くんが死んだり、あなたが男に走ったり、佐々木さんがおかしくなったり。
そんな結果が続いて、長門さんにもエラーが蓄積したのよ。」
キョン「ストレス発散の手段が、ゲームか………。」
とりあえずは…………あれ?思い出せない。ループさせているヤツのせいで、長門はおかしくなったんだな?
朝倉「そうとばかりは言えないけどね。あとは、古泉くんと森さんの件かしら。」
キョン「古泉の?」
朝倉「機関を無くした未来が、今。機関があった未来だと…………彼は森さんに殺されたり、機関に皆殺しにされたりで大変だったの。
現在の状況において、長門さんが古泉くんと森さんの状況に興味を持った、と言っても正しいわね。」
キョン「意味がわからん。つまりは…………長門が人の心について興味を持ったということか?」
朝倉「そ。さすがに人をモルモットにするつもりはないみたいだけど。」
キョン「さらりと怖い事言うな。」
人の心をぶっ壊すなんて、長門なら朝飯前だろうな。しかしわからんな。何故に?
朝倉「有機生命体のいう、愛の概念じゃないの?さっき言ったように、古泉くんが殺され続けた未来があるわけなんだから、
現状、下手人と愛し合う未来なんて考えられないわ。」
822 :
黄金のジノ
◆a5vIUIiqDI
:2012/10/22(月) 17:58:39 ID:???
愛、ねぇ。
朝倉「疑念から、今回のループは始まった。で、あなたを救う為に力を貸した私達。
その私達は、涼宮ハルヒにとって不要じゃない。なのに、彼女は私達を求める。意味がわからない。」
キョン「………まぁ、なんだ?とにかく、事象が違えば、違った結果もある、という事じゃないか?」
花も咲く未来だけでないという事だ。様々な可能性がある、という………ん?
まさか、これは…………
キョン「…………これは、長門のひとつの可能性、なのか?」
朝倉「チートコードが?」
キョン「ああ。長門は、その話が事実とすれば、自分にチートコードを使用して状況がどうなるかを見極めようとした、というのは?」
朝倉「解除も自力で出来ないのに?この長門さんは、長門さんであって長門さんじゃないのよ?」
キョン「うーん……………………仮説は色々なんだが…………つーか何の話してたっけ?
とりあえず長門がストレスでおかしくなった。で、ゲームで解消している、と。」
朝倉「(記憶を消しすぎたかな?)」
キョン「なら、机上の心理学でもやらせたらどうだ?佐々木なら、喜んで付き合うぞ。」
朝倉「…………………(こんのにぶちん)」
あれ?朝倉?
朝倉「ひとまずは、長門さんにゲームをやめてもらいましょうか。」
823 :
黄金のジノ
◆a5vIUIiqDI
:2012/10/22(月) 18:19:54 ID:CqGuY1P2
予定がありますので、本日はここまでにします。
古泉を幸せにしたら、長門が真っ黒になったでござるの巻き。
古泉は、やさぐれさせる位で良かったですかねw
あと、最近『消失』を見たせいか、やたらとおでんが食べたいです。
850から、スレ末ブルノをやりますので、そろそろ次スレのスレタイを募集します。
【】黄金のジノ13【】
こちらの雛型をお使い下さい。
824 :
黄金のジノ
◆a5vIUIiqDI
:2012/10/22(月) 21:29:53 ID:CqGuY1P2
捕捉。
実質的なバッド2回でしたので、キョンの能力を向上させます。
ループを繰り返しても、今のところ、ガッツは平均以下、特殊スキルもないので、然したる脅威にはならないかと。
特殊スキルは、誰かのベストエンドを見たら獲得しますが、ガッツは現状、これ以上は伸びません。
因みに全員のベストエンドを見たら、ガッツ以外はバレージ以上の、怪物DFのいっちょあがりですw
先着三名様で。※バッド2回ボーナス
★ドリブル 46 + ! card
パス 41 + ! card
シュート 42 + ! card ★
★パスカット 50 + ! card
ブロック 47 + ! card
クリア 45 + ! card★
★習得フラグ ! waza ★
※ブロック、シュートでK、JOKERを引くと、ヒグマブロック、フライングドライブを習得します。
また、習得フラグの技が、覚醒と同系統ならば、技を習得します。
予定は早く終わりましたが、地域のイベントの練習が必要な為、本日は本当にここまで。明日は更新は微妙です。
誰か私にケンスミスのベースを下さいw
825 :
森崎名無しさん
:2012/10/22(月) 21:32:32 ID:???
★ドリブル 46 +
ダイヤQ
パス 41 +
ハート4
シュート 42 +
クラブ4
★
826 :
森崎名無しさん
:2012/10/22(月) 21:33:34 ID:???
★パスカット 50 +
ハート7
ブロック 47 +
スペード2
クリア 45 +
クラブK
★
827 :
森崎名無しさん
:2012/10/22(月) 21:34:48 ID:???
★習得フラグ
大空中ローリングスパイク
★
タックルの項目がないな
828 :
黄金のジノ
◆a5vIUIiqDI
:2012/10/23(火) 01:10:58 ID:xZ4ydlKw
>>827
すみません。補完します。
先着一名様で。
★タックル 38 + ! dice + ! dice + ! card ★
829 :
森崎名無しさん
:2012/10/23(火) 01:13:27 ID:???
★タックル 38 +
1
+
1
+
ダイヤ5
★
830 :
黄金のジノ
◆a5vIUIiqDI
:2012/10/23(火) 01:40:34 ID:???
★ドリブル 46 + ダイヤQ =58
パス 41 + ハート4 =45
シュート 42 + クラブ4 =46★
★パスカット 50 + ハート7 =57
ブロック 47 + スペード2 =49
クリア 45 + クラブK =58★
★タックル 38 + 1 + 1 + ダイヤ5 =45★
★習得フラグ 大空中ローリングスパイク ★
………なんか、本当にバレージっぽくなっていますね。ドリブルが無駄ですが。
イメージとしては、フィジカルコンタクトよりも、読みと勘で勝負するクレバーなCBでしょうか。
高校なら、無双のCBですね。
―――――――――――――――
長門からゲームを取り上げる。
長門「……………返して。」
身長が低い長門は、俺の胸に向かう。可愛いが、ノーパソって重いな………
キョン「なぁ、長門。人間の心理を学びたいなら、心理学なんてどうだ?フロイトとか。」
長門「私はゲームで学んでいる。」
ゲームで学ぶ真理などないだろうに。
831 :
黄金のジノ
◆a5vIUIiqDI
:2012/10/23(火) 01:46:10 ID:xZ4ydlKw
『2』票にて。
A どうだ?佐々木と話してみないか?少しは人間の心理を学べるかも知れないぞ?
B どうだ?図書館に行かないか?ゲームの情報もあるぞ?
C オーケー、わかった。しかしな、ゲームは所詮虚構だ。実際にカップルを見てみたらどうだ?
D よし、なら実践だ。俺を口説いてみろ。
E その他
832 :
森崎名無しさん
:2012/10/23(火) 01:47:07 ID:DkbEr4hM
A
833 :
森崎名無しさん
:2012/10/23(火) 01:48:39 ID:tJ/IZMTY
A
834 :
黄金のジノ
◆a5vIUIiqDI
:2012/10/23(火) 02:10:42 ID:???
A どうだ?佐々木と話してみないか?少しは人間の心理を学べるかも知れないぞ?
キョン「どうだ?佐々木と話してみないか?少しは人間の心理を学べるかも知れないぞ?」
長門「彼女もまた机上の論理しか知らない。」
ん?
長門「私が知りたいのは、人間心理と愛について。彼女が答えを持つとは思えない。」
キョン「え?どういう意味だ?」
佐々木「こんにちはー…………って、長門さん、何を…………」
おお、佐々木。渡りに船とはこの事だ。よし、長門を二人で説得………
長門「彼女は、好意を持つ異性に対し、凄まじく臆病。『親友』というオブラートに包み、自分の存在をそこはかとなく伝えるだけ。」
佐々木「」
さ、佐々木?顔が真っ赤なんだが?
長門「今月、彼女がこれまであなたを思って行った自慰回数は、
1
回。
これは正確な数値ではないかも知れないが、月平均に
32
回はしていると推測される。
これだけの発情傾向にありながら、彼女はあなたに手出しどころか、何のアクションも取らない。
情報統合思念体にアクセスを行い、行動を分析するも返答はエラーのみ。牡に対する行動としては適切とは理解はした。
そんな彼女と会話して、何か有益な情報が得られるとは考え難い。」
佐々木「ぼ、僕は用事を思い出したよ!じゃ、じゃあ、ね!」
キョン「おい、佐々木…………いっちまいやがった…………。」
取り残されしは、俺と朝倉か。さて………どうしたもんかな?
835 :
黄金のジノ
◆a5vIUIiqDI
:2012/10/23(火) 02:23:45 ID:xZ4ydlKw
長門「しかし、あなたの言い分も一理ある。」
おお?長門が乗り気だ。
長門「彼女との会話をしてみたい。彼女を呼んで欲しい。」
いや、さっきお帰りになりました。顔真っ赤でしたが。それでも呼ばないとダメですか?
…………笑顔の朝倉が怖いんですが、呼ばないとダメなんですか?
長門「……………はやく。」
デスヨネー
絶対に出ないと思うが、俺は佐々木に電話をかけた。
先着一名様で。
★佐々木は ! card ★
JOKER…佐々木「………軽蔑しただろ?」
ダイヤ…デスヨネー
ハート…佐々木「なんだい?何か用かい?」機嫌最悪だ!
スペード…古泉「特大の閉鎖空間ですよ!一体何をやらかしたんですか?!」長門「うかつ。」
クラブ…長門「となればあなたの実践を観測する。」
クラブA…長門「やはり私が自身の身体で実践を。」
836 :
森崎名無しさん
:2012/10/23(火) 02:24:02 ID:???
★佐々木は
ハート10
★
837 :
黄金のジノ
◆a5vIUIiqDI
:2012/10/23(火) 02:41:03 ID:xZ4ydlKw
★佐々木は ハート10 ★
ハート…機嫌最悪だ!
8コール目で佐々木は出た。
佐々木「なんだい?何か用かい?」
厳しい言葉だ。これだけでも佐々木が怒っていると判断出来る。
キョン「あ、あー、佐々木。何か長門が人間心理について教えて欲しいと言っているんだが………」
佐々木「では言う。人のプライバシーまで言及すれば、人は怒る。長門さんにそう伝えてくれ!」
佐々木の怒りは収まらない。やれやれ。
佐々木「キョン!君もだ!あのような悪趣味な話題をしないでくれ!僕を失望させてくれるな!
君が僕と向かい合ってくれるなら、僕はいつでも吝かでないんだ!
ああ、恥ずかしい!顔から火が出そうだよ!」
電話は、あっさりと切られた。
キョン「……………すんっげー怒ってた。」
長門「うかつ。」
朝倉「(………佐々木さんが可哀想になってきた…………。)」
長門「かくなる上は、机上の論理已む無し。………調べたいものがある。一緒に図書館へ。許可を。」
『2』票にて。
A よし、やっちまえ!
B さすがに部活があるから無理だ。
C その前に佐々木に謝っておけ。
838 :
森崎名無しさん
:2012/10/23(火) 02:46:20 ID:UcvQxBYI
B
Cはほとぼりが冷めた後でも遅くない
839 :
森崎名無しさん
:2012/10/23(火) 07:53:39 ID:2PyeWrQY
B
840 :
黄金のジノ
◆a5vIUIiqDI
:2012/10/23(火) 13:15:31 ID:xZ4ydlKw
B さすがに部活があるから無理だ。
キョン「いや、さすがに部活があるから無理だ。」
部活を試合前にサボるのは避けたい。新八から何と言われるか、わかったものでないからだ。
長門は、つい、と俺の袖を引き、上目遣いで見てきた。
長門「…………ダメ?」
う、む…………反則的にかわいい。長門め、いつの間にこんな高等技術を……………
キョン「…………と思ったが、どうやら図書館に行かないとダメなようだ。」
長門「(ニヤリ)」
朝倉「(ダメ男ッ!ダメ男ーッ!)」
だろ?こんなかわいい子が、俺を頼りにしてんだぜ?言うこと聞かないとバチが当たるぜ。
…………こうして俺は、玄関で…………
新八「コラアァアアア!サボるなぁぁぁぁあ!」
新八に捕まり、部活に行く羽目になったのである。
先着三名様で。
★モブGKの練習 ! card
キョンの練習 ! card
モブDFの練習 ! card
モブDFの練習 ! card ★
★モブDFの練習 ! card
モブDFの練習 ! card
モブMFの練習 ! card
モブMFの練習 ! card ★
★モブMFの練習 ! card
白石の練習 ! card
新八の練習 ! card ★
※JOKER、Kで名有り昇格。マモノで怪我
841 :
森崎名無しさん
:2012/10/23(火) 13:19:44 ID:???
★モブGKの練習
ハートJ
キョンの練習
ハート4
モブDFの練習
スペード9
モブDFの練習
ダイヤ9
★
842 :
森崎名無しさん
:2012/10/23(火) 13:33:12 ID:???
★モブDFの練習
クラブ9
モブDFの練習
スペードJ
モブMFの練習
ハートJ
モブMFの練習
ダイヤK
★
843 :
森崎名無しさん
:2012/10/23(火) 13:33:38 ID:???
★モブDFの練習
クラブJ
モブDFの練習
クラブQ
モブMFの練習
ダイヤQ
モブMFの練習
クラブ10
★
844 :
森崎名無しさん
:2012/10/23(火) 13:41:38 ID:???
★モブMFの練習
ハート5
白石の練習
クラブK
新八の練習
クラブ5
★
845 :
黄金のジノ
◆a5vIUIiqDI
:2012/10/23(火) 13:47:57 ID:xZ4ydlKw
★モブGKの練習 ハートJ
キョンの練習 ハート4
モブDFの練習 スペード9
モブDFの練習 ダイヤ9 ★
★モブDFの練習 クラブ9
モブDFの練習 スペードJ
モブMFの練習 ハートJ
モブMFの練習 ダイヤK ※覚醒!名有り昇格!★
★モブMFの練習 ハート5
白石の練習 クラブK ※覚醒!初期値プラス
新八の練習 クラブ5 ★
※モブMF(DMF)の名前を募集します。能力は同好会クラスの為、最下層です。
846 :
黄金のジノ
◆a5vIUIiqDI
:2012/10/23(火) 17:24:30 ID:???
20時まで案がない場合、過去に募集した名前、基本設定をランダムで使用します。
基本フォーメーションは、以下の通りです。
県立北高校
5―3―2(スイーパー型)
――〇―〇――新八、白石
―――――――
―――〇―――モブMF
―――――――
――〇―〇――モブMF、名前募集中
〇―――――〇モブDF、モブDF
――〇―〇――モブDF、モブDF
―――〇―――キョン
―――――――
―――〇―――モブGK
847 :
森崎名無しさん
:2012/10/23(火) 17:39:30 ID:???
同好会クラスのモブの名前を考えつくのは難しいな。
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