キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【貴族の傲慢】異邦人モリサキ2【傭兵の意地】
1 :
異邦人
◆ALIENo70zA
:2012/07/25(水) 23:41:56 ID:bpgysf+M
本作は恋愛SLG『みつめてナイト』を基にした二次創作です。
騎士の時代が終わりつつある南欧は架空の小国、ドルファン王国。
戦火の迫るこの国に傭兵として降り立った東洋人、森崎有三の体験する
波乱万丈の三年間を描きます。
210 :
さら
◆KYCgbi9lqI
:2012/08/08(水) 19:56:22 ID:???
ジュトーリオの撹乱は消費練度が表示されてませんが使用可能ですかね?
211 :
異邦人
◆ALIENo70zA
:2012/08/08(水) 19:58:37 ID:???
>>210
はい、可能です。
現在使用可能なアクティブスキルは以下の通りです。
ネイ
所持スキル:
鼓舞Lv1(所属する部隊の士気を+10する)
ジェトーリオ
所持スキル:
撹乱Lv1(ランダムで敵一部隊の行動をキャンセルする。成功率は1/3)
212 :
さら
◆KYCgbi9lqI
:2012/08/08(水) 20:27:32 ID:???
左上に移動
ジュトーリオの撹乱使用します。
森崎隊の攻撃後出来るなら本隊1を攻撃させてから、ヤング隊に突撃して欲しいですね。
213 :
森崎名無しさん
:2012/08/08(水) 20:37:37 ID:???
ランダムかぁ。殲滅させときゃ良かったね。
214 :
◆9OlIjdgJmY
:2012/08/08(水) 20:39:38 ID:???
その場で待機
練度の関係で相手が先に移動してくるので、迎え撃つ形を取りたいです。
215 :
◆W1prVEUMOs
:2012/08/08(水) 21:37:33 ID:???
▲戦争のコツ
主人公たちは故国を守る兵士ではなく、あくまでお金で雇われている傭兵です。
勝てそうな戦いで評価とお金を稼ぐことを生業としています。
雇い主は傭兵を便利な駒として使い捨てようとするでしょうが、むざむざそれに従う必要はまったくありません。
強大な敵を相手に立派に討ち死にしたところで涙も拍手もなくまとめて共同墓地に放り込まれるだけですし、
そんな戦いを強いる隊長は見る見るうちに支持を失い、常に背中に気を付けなければならなくなってしまうでしょう。
そうならないよう、「勝てそうな相手に」「無理をせず」戦っていくのがこの世界での上手い生き方と言えます。
仕事は要領よく、余力を残して終えましょう。
戦争パートはこれがキモだな
戦闘になるとどんなに名有りが多く居ても【必ず】兵数ダメージを受けるので常に死亡の恐怖が付きまとう
軽めの部隊目標を達成したら即撤退するというのも賢い生き方かも
216 :
異邦人
◆ALIENo70zA
:2012/08/10(金) 20:20:39 ID:???
皆様、ご回答ありがとうございます。
それでは早速、>>208の選択については……
>>212 さら ◆KYCgbi9lqI様の案を採用させていただきます!
あらゆる可能性を検討、追求する姿勢はとても重要ですね。
CP3を進呈いたします。
>>214
はい、待機しても敵はおそらく射程に入ってきますね。
スキルを考慮しなければこの選択で問題ないかと思います。
>>215
はい、この戦争パートがチュートリアルであるというのは各種の流れを体験していただく他に、
ヤング隊の行く末から今後の戦争パートにおける傭兵隊の編成や動かし方をお考えいただければ、
というところでもあります。
GMの動かすヤング隊は、損耗率を顧みずにかなりの深追いをしています。
知略の限りを尽くし、かつ運が味方してようやく勝てるかどうかというバランスであり、
また最終的に勝利を収めるとしても何度かの死亡判定を潜り抜ける必要があったでしょう。
戦争パートにおける「大活躍」は常にそういったリスクと隣り合わせですので、
得られる評価と天秤にかけて判断していただければと思います。
217 :
異邦人
◆ALIENo70zA
:2012/08/10(金) 20:22:08 ID:dFLJQeq2
***
・左上に移動、ジェトーリオ『撹乱』使用。
「夜明け、か。ジェトーリオ、手はずはどうなってる」
「……そろそろ、だと思うけどね〜」
薄靄に煙る平原を見やって言う森崎とジェトーリオである。
そんな二人の様子に、ネイが怪訝な顔を浮かべる。
「……?」
*チェック
スキル成功判定
目標値【67】 → ! numnum
※ ! と numnum の間のスペースを消して数値を出して下さい。
スキル固有値を目標値とし、目標値以上の値が出れば成功。
00が出た場合は難易度にかかわらず成功となります。
結果によって展開が分岐します。
成功→ スキル発動! 対象選択へ。
失敗→ 何も起こらない。失敗したようだ……。
218 :
さら
◆KYCgbi9lqI
:2012/08/10(金) 20:33:05 ID:???
目標値【67】 →
48
219 :
さら
◆KYCgbi9lqI
:2012/08/10(金) 20:38:26 ID:???
【数値加算】
CP12を使用して数値を+20します。
220 :
傍観者
◆YtAW.M29KM
:2012/08/10(金) 20:40:12 ID:???
代理消費、CP2。
221 :
異邦人
◆ALIENo70zA
:2012/08/10(金) 20:42:07 ID:???
***
成功→ スキル発動! 対象選択へ。
と。
地鳴りのような音が朝の静寂を揺るがしたのは、その時であった。
立て続けに、三回。
「なんだァ!?」
驚いて音の出処へと目を向けたネイが見たのは、遥か彼方、敵陣から濛々と上がる煙である。
「……ビックリした。ホントに成功したみたいだね」
「……。よくやってくれたぜ」
ジェトーリオの言葉に若干の間を置いて、森崎が彼を労う。
目を白黒させたネイが、二人に詰め寄った。
「お、おい、お前ら、何を落ち着き払ってんだ! ……まさか、アレはお前らが!?」
「俺は何もしてねえよ。ジェトーリオが、ちょいとな」
「コイツが!?」
「まあ、ちょいと、ね。砲弾の火薬で仕掛けを」
森崎の口真似をするように言ったジェトーリオが、ネイを見てニヤリと笑う。
その顔に、ネイの表情が変わった。
222 :
異邦人
◆ALIENo70zA
:2012/08/10(金) 20:43:12 ID:dFLJQeq2
「……! お前、まだそんな……!」
「ま〜昔のコトはいいじゃない、ネイくん。今はそれより大事なコト、あるでしょ」
血相を変えるネイを軽くいなしたジェトーリオが、森崎の方へと向き直る。
心得ているとばかりに、森崎があえて話を続けた。
「これで敵は混乱する。昼までは動けねえだろ」
「だといいけどね……え〜っと、仕掛けが上手くいったのは……」
*ドロー
どっち? → ! card
※ ! と card の間のスペースを消してカードを引いて下さい。
結果によって展開が分岐します。
スペード・ハート→ 敵本隊は混乱に陥っている!
ダイヤ・クラブ→ 潰走する敵部隊が足を止めている!
JOKER→ 敵本隊は大混乱だ! 今日一日は動けない!
223 :
◆W1prVEUMOs
:2012/08/10(金) 20:49:40 ID:???
どっち? →
ダイヤ8
224 :
◆W1prVEUMOs
:2012/08/10(金) 20:50:47 ID:???
【リドロー】
どっち? →
クラブ8
225 :
◆9OlIjdgJmY
:2012/08/10(金) 20:51:40 ID:???
【リドロー】します
どっち? →
ダイヤJ
226 :
◆W1prVEUMOs
:2012/08/10(金) 20:54:15 ID:???
もう一回
【リドロー】
どっち? →
クラブA
227 :
傍観者
◆YtAW.M29KM
:2012/08/10(金) 20:54:49 ID:???
【リドロー】します。最近投票してないからそろそろCPきついなあw
どっち? →
ハート3
228 :
さら
◆KYCgbi9lqI
:2012/08/10(金) 21:07:23 ID:???
【リドロー】した人達のCPを1ずつ代行します。
229 :
◆9OlIjdgJmY
:2012/08/10(金) 21:21:50 ID:???
ちょっとした希望なのですが
戦争パートだけでも
「>>○○と同意見です」といった投票を解禁することはできないでしょうか?
追従した人はCP獲得なし、EPのみ獲得ということで。
いろいろ複雑ですし、戦争パート。
230 :
異邦人
◆ALIENo70zA
:2012/08/10(金) 22:27:08 ID:???
>>229
なるほど。
日常パートの心情などと違って、戦争パートでは同じ選択をする際に
大きく違った理由は出難いでしょうしね。
この戦争はそろそろ終わりに差し掛かりつつありますが、試験的にその運用を
採り入れさせていただきます。
231 :
異邦人
◆ALIENo70zA
:2012/08/10(金) 22:28:23 ID:???
また>>229で重要なシステム案を提示していただきましたので、CP5を進呈いたします。
***
スペード・ハート→ 敵本隊は混乱に陥っている!
「よし、狙い通りだな」
「敵の本隊はこっちの目の前で釘付け、だね〜」
「お前ら……こんな手を隠してやがったのか」
呆然と言うネイに、ジェトーリオが片目を瞑ってみせる。
「惚れ直した?」
「……やっぱお前は、どうしたってお前だよ」
渋面にもいつもの力がない。
そんな様子を横目に、森崎が停めておいた馬に馬具を付け始める。
「さて……打てる手は打った。あとは出たとこ勝負、だな。……全軍、前進準備!
敵本隊が射程に入り次第、射撃を開始するぞ!」
もしかしたら、遅きに失したのではないか。
そんな不安も、森崎の中にはある。
しかしまた同時に、それぞれの時点では最善の判断を下してきたという自負もあった。
吉凶の結果が出る時が、迫っていた。
***
232 :
異邦人
◆ALIENo70zA
:2012/08/10(金) 22:29:41 ID:???
・移動処理
敵1……行動をキャンセルされました。
敵5……北西へ潰走。撤退……。
自軍2……北西へ移動。射程内に敵影!
自軍1……動きませんでした。
味方1……北東、東へ移動。会敵!
***
233 :
異邦人
◆ALIENo70zA
:2012/08/10(金) 22:30:42 ID:???
「な……あれはモリサキ隊の仕業だと仰るのですか!?」
仮に設けられた狭い幕舎の中に谺したのは、トニーニョの声である。
「他にいないだろう。俺たちに覚えがないのなら、な」
事も無げに頷いてみせるヤング。
「この森で待ち受けるという作戦は少し先延べになったが……混乱が収まれば、
奴は再び俺たちに向かってくる。全隊に、気を緩めるなと伝えておけ」
「はい……。しかし、なぜ隊長はそこまで敵の行動を読めるのですか。まるで……」
「まるで昔からよく手の内を知っている相手のようだ、か?」
「……」
沈黙は肯定である。
「フ……俺とて、昔はハンガリアの狼と呼ばれた男だ。いくさ場には色々と断ち切れぬ縁もあるさ」
「……」
「さ、わかったら行け。モリサキたちが作った時間、無駄にするな」
「……はい」
促され、幕舎から出ていくトニーニョ。
「……断ち切れぬ、か」
故にヤングの呟きは、その耳には届かない。
「俺はこの時が来るのを願っていたのか、それとも来ないことを祈っていたのか……。
貴様はどうだ、なあ、セイルよ」
***
234 :
異邦人
◆ALIENo70zA
:2012/08/10(金) 22:31:47 ID:???
◎戦闘処理
自軍2 vs 敵1
自軍2 傭兵大隊2
弓114/150、練度0、士気43(森崎有三)
の射撃!
[兵種20+練度0]*[兵数比1]+[! dice]=
※! と dice の間のスペースを消して判定して下さい。
235 :
傍観者
◆YtAW.M29KM
:2012/08/10(金) 22:33:33 ID:???
[兵種20+練度0]*[兵数比1]+[
6
]=
236 :
異邦人
◆ALIENo70zA
:2012/08/10(金) 22:59:44 ID:???
自軍2 傭兵大隊2
弓114/150、練度0、士気43(森崎有三)
の射撃!
[兵種20+練度0]*[兵数比1]+[6]=26
兵数与ダメージ26、士気与ダメージ5
敵1 第三大隊1
馬200/200、練度50、士気50(疾風のネクセラリア)
は反撃できない!
結果:
自軍2 傭兵大隊2
弓114/150、練度0、士気43(森崎有三)
敵1 第三大隊1
馬174/200、練度50、士気45(疾風のネクセラリア)
***
237 :
異邦人
◆ALIENo70zA
:2012/08/10(金) 23:01:28 ID:???
◎戦闘処理(NPC)
味方1 vs 敵1
味方1 第四大隊1
馬100/100、練度5、士気50(カイル・コーツ)
の突撃!
[兵種25+練度0]*[兵数比1]=25
兵数与ダメージ25、士気与ダメージ5
敵1 第三大隊1
馬174/200、練度50、士気45(疾風のネクセラリア)
の突撃!
[兵種25+練度5]*[兵数比1.74]=52.2
兵数与ダメージ52、士気与ダメージ10
結果:
味方1 第四大隊1
馬48/100、練度5、士気40(カイル・コーツ) *死亡判定発生!
敵1 第三大隊1
馬149/200、練度50、士気40(疾風のネクセラリア)
238 :
異邦人
◆ALIENo70zA
:2012/08/10(金) 23:02:28 ID:dFLJQeq2
***
*死亡判定
対象(ドルファン第四大隊長 カイル・コーツ)
損耗率 52%、目標値【2】 → ! numnum
※! と numnum の間のスペースを消して判定して下さい。
目標値以上で判定回避。
目標値未満が出た場合は対象キャラクターが死亡します。
***
239 :
傍観者
◆YtAW.M29KM
:2012/08/10(金) 23:03:18 ID:???
対象(ドルファン第四大隊長 カイル・コーツ)
損耗率 52%、目標値【2】 →
90
これで1引いたら大笑いだな
240 :
異邦人
◆ALIENo70zA
:2012/08/10(金) 23:05:12 ID:???
>>239
助かりましたw
***
「俺たちにできるのは、おそらくここまでだ……あとはアンタたち次第だぜ、ヤングのおっさん」
「トニーニョ……死ぬなよ、トニーニョ」
「天運が味方しますように……」
飛び行く矢を見やりながら、それぞれの思いを口にする森崎たち。
彼方では手傷を負った赤い鎧の一団が、とうとうその牙を剥こうとしていた。
***
241 :
異邦人
◆ALIENo70zA
:2012/08/10(金) 23:08:56 ID:???
***
・ターン9 終了
******
・ターン10(三日目、昼)
◎マップ提示
ttp://www39.atpages.jp/msaki/iriha10.png
自軍:
自軍1 傭兵大隊1
馬108/150、練度30、士気43(ヤング・マジョラム)
自軍2 傭兵大隊2
弓114/150、練度0、士気43(森崎有三)
味方:
味方1 第四大隊1
馬 48/100、練度5、士気40(カイル・コーツ)
敵軍:
敵1 第三大隊1
馬149/200、練度50、士気40(疾風のネクセラリア)
242 :
異邦人
◆ALIENo70zA
:2012/08/10(金) 23:11:30 ID:???
・ターン10 行動指示フェイズ
***
「ヴァルファの赤備えどもは第一分隊に突っ込んでくる気だ!
俺たちにできることは―――」
***
自軍2の行動方向を選択して下さい。
現時点でユニットがいるマスも指定可能ですが、移動処理フェイズ時に進行方向にユニットがいる場合は
移動がキャンセルされますので注意して下さい。
またアクティブスキルを使用する場合にはこの時点で指定して下さい。
その際【行動理由】を必ず付記していただくようお願いいたします。
期限は『8/12 24:00』です。
***
243 :
異邦人
◆ALIENo70zA
:2012/08/10(金) 23:13:07 ID:???
******
といったところで、本日の更新はこれまでとさせていただきます。
遅くまでのお付き合い、ありがとうございました。
今週末は少しお休みをいただきまして、次回更新は週明けになるかと思います。
それではまた、次回更新にて。
244 :
見てる人
◆S/MUyCtQBg
:2012/08/11(土) 00:08:06 ID:???
乙でしたー。
戦争パート、日常と違って苦手なので、同意見〜と言えると助かります。
余裕のあるときは考えて意見出したいのですが、なかなか難しい時もあるのでw
245 :
Q513
◆RZdXGG2sGw
:2012/08/11(土) 05:25:05 ID:???
右下に移動
理由。第1分隊に攻撃してくるであろう敵1を狙い打つ
しかし、もし攻撃されたら味方1の兵数が0になりそうなんですが。
この戦、ヤングとネクセラリアとの因縁がなかったらもう負けてます……
246 :
Q513
◆RZdXGG2sGw
:2012/08/11(土) 05:55:11 ID:???
森崎視点の選択と理由とは別に、私見。
まあ、自分としましては、これまでの描写から「ネクセラリアが勝利を優先して、
ヤング隊より味方1を狙うことはありえない」とずっとふんでましたけれどね!
247 :
さら
◆KYCgbi9lqI
:2012/08/11(土) 10:47:18 ID:???
右下に移動
敵はヤング隊に向かって行くそうなのでこの場所に迎え撃ちたいと思います。
248 :
◆9OlIjdgJmY
:2012/08/12(日) 17:26:48 ID:???
右上に移動
敵がヤング隊に向かってくるなら包囲・背後から矢を射ってやるぜと考えて
>>230の件ありがとうございます!
249 :
異邦人
◆ALIENo70zA
:2012/08/14(火) 00:19:09 ID:???
皆様、ご回答ありがとうございます。
それでは早速、>>242の選択については……
>>246 Q513 ◆RZdXGG2sGw様、>>247 さら ◆KYCgbi9lqI様の案を採用させていただきます!
セオリーですね。事ここに至れば囲碁でいうヨセ、勝敗を直接左右する一手ですので、
失着のないよう堅実にいきたいところです。
CP3を進呈いたします。
また>>245-246のご指摘ですが、はい、確実に敗北条件を満たしてしまいますねw
首の皮一枚、ヤングの過去に救われた……といった感じでしょうか。
>>248
右上移動のデメリットは、もし万が一(そういうインチキな引っ掛けはなるべくしないように
心掛けてはいますが)敵1が真東に向かって森崎隊に攻撃してきた場合、その後の移動によって
更に隣接しての戦闘が継続してしまう点ですね。
そうなってしまうと非常に厳しい戦いを強いられますので、今回は安全策を採用させていただきました。
システムの件につきましては、むしろ改善案を出していただいたこちらがお礼を申し上げるところです。
重ねてありがとうございました!
250 :
異邦人
◆ALIENo70zA
:2012/08/14(火) 00:21:40 ID:???
>>244
はい、皆様には皆様の生活時間帯などもありますからね。
無理をセず参加できる範囲で楽しんでいただければと思います。
それに伴う改善案なども常時募集しておりますので是非お寄せください。
251 :
異邦人
◆ALIENo70zA
:2012/08/14(火) 00:23:16 ID:???
***
・右下に移動
「このまま森の中を南下する! 第一分隊に仕掛けてくるヴァルファを確実に狙い撃ちするぞ!」
言うが早いか、森崎が馬の腹を軽く足で叩く。
手綱を握る手の、革手袋の中は汗でじっとりと濡れている。
夏の暑さのためばかりではない。
次の交錯で喪われかねぬものを、思うが故であった。
(ヤングのおっさん、トニーニョ……こんなところでくたばるんじゃねえぞ!)
***
・移動処理
敵1……南東へ移動。会敵!
自軍2……南東へ移動。射程内に敵影!
自軍1……南西へ移動。
味方1……南西、南西へ移動。
***
252 :
異邦人
◆ALIENo70zA
:2012/08/14(火) 00:24:16 ID:???
「ヤング……よもや貴様と刃を交える日が来ようとは、な」
陽光の灼熱を映したような真紅の鎧に身を包んだ男が、呟く。
ハンガリア人に特有の緑がかった黒髪の下から覗く瞳は、鷹の如き鋭さで眼前の部隊、
その先頭に立つ男の姿を捉えていた。
「子飼いの兵……よくもこれだけ削ってくれたものだ。狼の牙、鈍ってはいないか」
重い口調とは裏腹に、口元に浮かぶのはしかし、笑みであった。
敵を前に口角を吊り上げ牙を剥く、肉食獣の笑み。
ヤングを狼と呼ぶこの男もまた、獣である。
「あの日に違えた道の行く末……今日ここで確かめてやる! 全軍、正面敵部隊に突撃!
俺に続け!!」
その背丈ほどもある長大な槍を掲げた男が号令するや、周りの兵が雄叫びを上げる。
全欧最強の一角を担う傭兵団の、突撃が始まった。
***
253 :
異邦人
◆ALIENo70zA
:2012/08/14(火) 00:25:44 ID:???
◎戦闘処理
敵1 vs 自軍1
敵1 第三大隊1
馬149/200、練度50、士気40(疾風のネクセラリア)
の突撃!
[兵種25+練度5]*[兵数比1.37]*[地形0.9]+[
2
]=
254 :
異邦人
◆ALIENo70zA
:2012/08/14(火) 00:27:03 ID:yygd7N7A
敵1 第三大隊1
馬149/200、練度50、士気40(疾風のネクセラリア)
の突撃!
[兵種25+練度5]*[兵数比1.37]*[地形0.9]+[2]=38.99
兵数与ダメージ38、士気与ダメージ7
自軍1 傭兵大隊1
馬108/150、練度30、士気43(ヤング・マジョラム)
の突撃!
[兵種25+練度3]+[! dice]=
※! と dice の間のスペースを消して判定して下さい。
255 :
◆9OlIjdgJmY
:2012/08/14(火) 00:28:34 ID:???
[兵種25+練度3]+[
6
]=
256 :
異邦人
◆ALIENo70zA
:2012/08/14(火) 00:46:31 ID:???
自軍1 傭兵大隊1
馬108/150、練度30、士気43(ヤング・マジョラム)
の突撃!
[兵種25+練度3]+[6]=34
兵数与ダメージ34、士気与ダメージ6
結果:
敵1 第三大隊1
馬115/200、練度50、士気34(疾風のネクセラリア)
自軍1 傭兵大隊1
馬 70/150、練度30、士気36(ヤング・マジョラム) *死亡判定発生!
***
257 :
異邦人
◆ALIENo70zA
:2012/08/14(火) 00:47:50 ID:yygd7N7A
***
*死亡判定
対象(ドルファン傭兵隊1 トニーニョ)
損耗率 53%、目標値【23】 → ! numnum
※! と numnum の間のスペースを消して判定して下さい。
目標値以上で判定回避。
※※目標値未満が出た場合は、イベントが発生します。
このイベントはスキル『トニーニョへの加護・A』の発動に優先します。
258 :
源氏
◆rLDAH8Hy8Y
:2012/08/14(火) 00:48:11 ID:???
損耗率 53%、目標値【23】 →
76
259 :
森崎名無しさん
:2012/08/14(火) 00:51:08 ID:???
あと115人削るのは辛いなあ…どうしたもんか。
260 :
異邦人
◆ALIENo70zA
:2012/08/14(火) 00:51:44 ID:yygd7N7A
>>258
セーフ!
厳しい判定が続きますが、是非その調子でお願いいたします!
ただ、この戦争パートに限ってはもし判定に失敗してしまっても……?
***
*死亡判定
対象(ドルファン傭兵隊長 ヤング・マジョラム)
損耗率 53%、目標値【3】 → ! numnum
※! と numnum の間のスペースを消して判定して下さい。
目標値以上で判定回避。
※※目標値未満が出た場合はイベントが発生します。
261 :
源氏
◆rLDAH8Hy8Y
:2012/08/14(火) 01:02:17 ID:???
損耗率 53%、目標値【3】 →
03
262 :
◆9OlIjdgJmY
:2012/08/14(火) 01:02:22 ID:???
損耗率 53%、目標値【3】 →
47
263 :
源氏
◆rLDAH8Hy8Y
:2012/08/14(火) 01:03:31 ID:???
うははw
「出る時は出るんだよな……」とか書こうとしてフラグ臭いので止めたらw
264 :
異邦人
◆ALIENo70zA
:2012/08/14(火) 01:05:22 ID:???
>>263
目標値「以上」なのでこちらもセーフです!
これで厄払いができたと前向きに考えましょうw
***
「ヤング! ヤング・マジョラム!」
声と共に、通常の槍の穂先に刀を据え付けたような、奇妙に刃の反り返った槍が奔る。
正面から薙がれたそれを、僅かに身を逸らすことで躱したヤングが、すれ違いざまに長剣を振るう。
ぎいん、と硬い音はヤングの剣が槍の柄に弾かれて鳴ったものである。
柄までが鉄でできた槍を軽々と振るう真紅の鎧の男を見やって、ヤングが叫び返した。
「久方振りだな、セイル! ……今はヴァルファ八騎将『疾風』、か!」
「思い出すかよ、ヤング! 茶番の革命に身を投じた、愚かなあの頃を!」
交錯は一瞬。
視線と言葉と、そして刃を叩きつけ合った二騎はすぐに遠ざかり、馬群に消えていく。
最早、率いる兵の数は両軍とも半数を割り込もうとしている。
それでも雌雄を決するには、まだ周囲に邪魔が多すぎる。
そのことを互いに理解しているかのような、刹那の邂逅であった。
***
265 :
異邦人
◆ALIENo70zA
:2012/08/14(火) 01:06:51 ID:yygd7N7A
***
「出し惜しみは無しだ! これから射る一本一本がこの戦を分けると思え!」
森の中、梢のざわめきと虫たちの鳴き声を圧するように森崎の号令が響き渡る。
きりきりと引き絞られた百を超える弦から、一斉に矢が飛んだ。
***
◎戦闘処理
自軍2 vs 敵1
自軍2 傭兵大隊2
弓114/150、練度0、士気43(森崎有三)
の射撃!
[兵種20+練度0]+[! dice]=
※! と dice の間のスペースを消して判定して下さい。
266 :
◆9OlIjdgJmY
:2012/08/14(火) 01:16:43 ID:???
[兵種20+練度0]+[
1
]=
267 :
異邦人
◆ALIENo70zA
:2012/08/14(火) 01:42:24 ID:???
***
その用兵は、いまだ戦場に立つ者の殆どすべてを瞠目させた。
森崎隊の援護射撃によって作られた敵軍の隙、その一点へ向けて総攻撃をかけると見せたその時、
ヤング・マジョラムは、自身の隊に後退を命じたのである。
「……何年経っても一本気は変わらんな、セイル。木を見て森を見ず、目先の感情に衝き動かされる……。
だから貴様は、いつだって最後に道を誤る……!」
正面の敵に突撃を敢行すると誰もが、もし戦闘に突入していれば相当な不利を強いられたはずの
ヤング隊の傭兵たちですらがそう確信していたにもかかわらず、であった。
退きながら、ヤングが傭兵たちに檄を飛ばす。
「次の攻撃さえ凌げば、この戦は俺たちの勝ちだ! 全員、隊列を崩すな!
……生きて、帰るぞ!」
敵陣との間にぽっかりと空いた距離は、果たして勝利を引き寄せるものとなるか。
神のみぞ知る、それは未来であった。
***
・ターン10 終了
***
268 :
異邦人
◆ALIENo70zA
:2012/08/14(火) 01:43:37 ID:???
すみません、>>267の前に以下の1レスが入ります。
***
自軍2 傭兵大隊2
弓114/150、練度0、士気43(森崎有三)
の射撃!
[兵種20+練度0]*[兵数比]+[1]=21
兵数与ダメージ21、士気与ダメージ4
敵1 第三大隊1
馬115/200、練度50、士気34(疾風のネクセラリア)
は反撃できない!
結果:
自軍2 傭兵大隊2
弓114/150、練度0、士気43(森崎有三)
敵1 第三大隊1
馬 94/200、練度50、士気30(疾風のネクセラリア)
***
269 :
異邦人
◆ALIENo70zA
:2012/08/14(火) 01:45:34 ID:???
・ターン11(三日目、夕方)
◎マップ提示
ttp://www39.atpages.jp/msaki/iriha11.png
自軍:
自軍1 傭兵大隊1
馬 70/150、練度30、士気36(ヤング・マジョラム)
自軍2 傭兵大隊2
弓114/150、練度0、士気43(森崎有三)
味方:
味方1 第四大隊1
馬 48/100、練度5、士気40(カイル・コーツ)
敵軍:
敵1 第三大隊1
馬 94/200、練度50、士気30(疾風のネクセラリア)
***
270 :
異邦人
◆ALIENo70zA
:2012/08/14(火) 01:49:50 ID:???
・ターン11 行動指示フェイズ
「何だ!? どうしてヤング隊長たちは退いたんだ!?」
泡を食って狼狽えるネイに、森崎がちらりと目をやってから言う。
「決まってる。……勝つためだ」
「……?」
顔に疑問符を浮かべるネイにはそれ以上を語らず、森崎はぎり、と手綱を握り締める。
(俺たちの射撃が通れば……勝ちは、決まる。ただ、その時は―――)
***
自軍2の行動方向を選択して下さい。
現時点でユニットがいるマスも指定可能ですが、移動処理フェイズ時に進行方向にユニットがいる場合は
移動がキャンセルされますので注意して下さい。
またアクティブスキルを使用する場合にはこの時点で指定して下さい。
その際【行動理由】を必ず付記していただくようお願いいたします。
期限は『8/14 23:30』です。
***
271 :
異邦人
◆ALIENo70zA
:2012/08/14(火) 01:51:05 ID:yygd7N7A
******
あとはどうにかして判定を乗り越えるだけ……といったところで
本日の更新はこれまでとさせていただきます。
夜遅くまでのお付き合い、ありがとうございました。
それではまた、次回更新にて。
272 :
◆W1prVEUMOs
:2012/08/14(火) 10:55:50 ID:???
戦争で一番重要なのは兵数かな
プレイヤー側で兵数を増やすことは出来ないのかなあ
273 :
異邦人
◆ALIENo70zA
:2012/08/14(火) 11:56:41 ID:???
>>272
勿論、戦争のたびに兵数が減っていく一方ではゲームになりませんので
定期的に補充されることにはなっておりますが、そうですね。
プレイヤー側からのアプローチということであれば、訓練時コマンドで
その方向も考えてみますね。
訓練回数のバランスとの兼ね合いもありますので、どういった形とするかは
これから調整させていただきます。
274 :
傍観者
◆YtAW.M29KM
:2012/08/14(火) 11:58:52 ID:???
うーん、所詮は雇われ兵士だし、難しいんじゃないかな。結局のところ「金がなければ兵士は雇えない」ので。
リアルに即して考えれば「国と予算交渉をする」「傭兵隊内部で資金繰りをする」とかはあるが…。
あと味方全体を増やすという意味ではそれこそ政治の世界の話になって、森崎にはちょっと荷が重いかな。
275 :
異邦人
◆ALIENo70zA
:2012/08/14(火) 12:04:06 ID:???
>>274
はい、ですので、おそらく「ゲームとしての最重要パラメータ」である
『評価値』との引き換えという部分が落としどころかなと考えております。
イメージとしては戦功による発言力で上と交渉する、といったところでしょうか。
勿論まだ構想段階のシステムですので、異論ご意見、お待ちしております。
276 :
傍観者
◆YtAW.M29KM
:2012/08/14(火) 12:09:43 ID:???
非常に現実的ですし、ゲーム的にも面白いと思います。これが導入されると
「稼いだ戦功で兵数をガリガリ増やして突撃して犠牲の代わりに大活躍、
損耗率からの即死判定はCPEPぶち込んで全力回避して生き残り、
そうした増やした戦功でまた部隊を強化し……な【血を吐きながら続けるマラソン】」
ができるわけで。そういうルートを通るかどうかは置いておいて、
英雄を目指すなら面白いのではないかと(一将功成りて万骨枯る…)。
277 :
Q513
◆RZdXGG2sGw
:2012/08/14(火) 19:33:57 ID:???
左上に移動
相手の退路をふさぐ位置に動く
278 :
◆9OlIjdgJmY
:2012/08/14(火) 20:23:36 ID:???
左下に移動
確実に射程に捉えるにはこの位置に移動する必要があるので。
接近の危険はありますが、それならそれでヤング隊の負担が減りますし。
兵数増員も面白そうですね。
シンプルにCP1で○人増員なんてのもありかと。
増員限界を定めればゲームバランスも保てますし。
279 :
さら
◆KYCgbi9lqI
:2012/08/14(火) 20:55:46 ID:???
その場で待機
敵がヤング隊に突撃して来るのであれば移動する必要ないかなと思います。
280 :
さら
◆KYCgbi9lqI
:2012/08/14(火) 20:58:55 ID:???
兵数増員も良いですが戦場で生き残った傭兵達が精鋭になっていくってのも面白いかなと思います。
281 :
異邦人
◆ALIENo70zA
:2012/08/17(金) 18:18:22 ID:???
皆様、ご回答ありがとうございます。
それでは早速、>>270の選択については……
>>278 ◆9OlIjdgJmY様の案を採用させていただきます!
そうですね、このターンで万一森崎隊が攻撃できないと詰みますので、左もしくは左下で正解だと思います。
CP3を進呈いたします。
またシステム案、ありがとうございます。
CPでの増員については少しお手軽に強化できすぎてしまうので、そうですね、仰る通り
「その時点での想定兵数までの補充」とするか、もしくは交換レートを上げるかですね。
>>276
ハードでピーキーな遊び方ですが、面白いですね。
ゲーム戦略の一つとしては充分にありだと思います。
やり過ぎるとゲーム期間が終わる前にギエロン星獣が襲ってくるかも知れませんがw
>>277
相手としても逃げに回ってもじり貧なので後退はしてこないですが、移動が敵からなので
全力で左上に逃げられてしまうと、いずれにせよ射程外になってしまいますね。
>>279-280
敵が地形効果の恩恵を無視して全力で南西に移動してしまうと、森崎隊が攻撃できないまま
ヤング隊が全滅の危機に陥ってしまいます。相手も必死ですね。
またシステム案、ありがとうございます。
なるほど、成長システムは楽しそうですね。
ちまちまクラスチェンジさせていくようなのはGMとしても大好物です。
現在の戦争システムにどう入れ込むかが問題ですが、良い案がありましたら是非!
282 :
異邦人
◆ALIENo70zA
:2012/08/17(金) 18:19:24 ID:???
***
・左下に移動
「敵さんは虫の息……この局面、俺たちに射掛けられるのが何より怖いはずだ!
野郎ども、絶対に逃がすなよ!」
応、の声は少ない。
丸三日を戦い通した男たちは疲弊の極地にあった。
特に初陣、いくさを知らず、付け焼刃でない専門の訓練を受けたというわけでもないごろつきどもは
どんよりと曇った、どこか焦点の合っていない目で遠くを見つめている有様だった。
(限界……か。だが、さすがにもう日をまたぐことはねえ。……どちらが勝つにせよ、だ)
ずるずると足を引きずるようにして動き出す傭兵たちを見やりながら、森崎はそんな確信を抱くのだった。
***
・移動処理
敵1……南西、南西へ移動。会敵!
自軍2……南西へ移動。射程内に敵影!
自軍1……動きませんでした。
味方1……南東、東へ移動。会敵!
***
283 :
異邦人
◆ALIENo70zA
:2012/08/17(金) 18:20:24 ID:???
***
「―――巫山戯るなよ、ヤング・マジョラム……!」
ぎり、と噛み締めた唇から鮮血が垂れ落ちる。
怒髪天を衝く勢いで馬を駆るのはセイル・ネクセラリア。
ヴァルファバラハリアン第三大隊の将である。
「いくさを、俺たちのいくさを穢すかよ……野に下り、誇りを忘れたか、ハンガリアの狼が!」
いよいよ勝負をつける時であると臨んだ眼前、その覚悟をあざ笑うように転進したヤングの姿が
その瞼の裏に焼き付いて離れない。
将として、その意味は分かる。
東に位置する弓兵で、こちらを限界まで削ろうというのだ。
だがそれは、
「俺たちの決着など、いくさの勝ち負けの前に価値がないとでもいうか……!
その思い上がり、正してやろう……ヤング、貴様の首でな!!」
イリハ会戦、最後の猛攻が始まる。
***
284 :
異邦人
◆ALIENo70zA
:2012/08/17(金) 18:21:27 ID:???
***
◎戦闘処理
敵1 vs 自軍1
敵1 第三大隊1
馬 94/200、練度50、士気30(疾風のネクセラリア)
の突撃!
[兵種25+練度5]*[兵数比1.34]*[地形0.9]+[
1
]=
285 :
異邦人
◆ALIENo70zA
:2012/08/17(金) 18:23:20 ID:mjNDdThI
敵1 第三大隊1
馬 94/200、練度50、士気30(疾風のネクセラリア)
の突撃!
[兵種25+練度5]*[兵数比1.34]*[地形0.9]+[1]=37.18
兵数与ダメージ37、士気与ダメージ7
自軍1 傭兵大隊1
馬 70/150、練度30、士気36(ヤング・マジョラム)
の突撃!
[兵種25+練度3]+[! dice]=
※! と dice の間のスペースを消して判定して下さい。
286 :
さら
◆KYCgbi9lqI
:2012/08/17(金) 18:44:51 ID:???
[兵種25+練度3]+[
6
]=
287 :
異邦人
◆ALIENo70zA
:2012/08/17(金) 19:03:28 ID:???
***
自軍1 傭兵大隊1
馬 70/150、練度30、士気36(ヤング・マジョラム)
の突撃!
[兵種25+練度3]+[6]=
兵数与ダメージ34、士気与ダメージ6
結果:
敵1 第三大隊1
馬 60/200、練度50、士気24(疾風のネクセラリア)
自軍1 傭兵大隊1
馬 33/150、練度30、士気29(ヤング・マジョラム) *死亡判定発生!
***
288 :
異邦人
◆ALIENo70zA
:2012/08/17(金) 19:05:14 ID:mjNDdThI
***
*死亡判定
対象(ドルファン傭兵隊1 トニーニョ)
損耗率 78%、目標値【48】 → ! numnum
※! と numnum の間のスペースを消して判定して下さい。
目標値以上で判定回避。
※※目標値未満が出た場合は、イベントが発生します。
このイベントはスキル『トニーニョへの加護・A』の発動に優先します。
***
※システムメッセージ※
この判定における【数値加算】は期間を通常より延長し、
「最初の判定が行われてから2時間以内」といたします。
289 :
ノータ
◆JvXQ17QPfo
:2012/08/17(金) 19:23:23 ID:???
対象(ドルファン傭兵隊1 トニーニョ)
損耗率 78%、目標値【48】 →
91
290 :
異邦人
◆ALIENo70zA
:2012/08/17(金) 22:30:14 ID:mjNDdThI
***
*死亡判定
対象(ドルファン傭兵隊長 ヤング・マジョラム)
損耗率 78%、目標値【28】 → ! numnum
※! と numnum の間のスペースを消して判定して下さい。
目標値以上で判定回避。
※※目標値未満が出た場合はイベントが発生します。
***
※システムメッセージ※
この判定における【数値加算】は期間を通常より延長し、
「最初の判定が行われてから2時間以内」といたします。
291 :
源氏
◆rLDAH8Hy8Y
:2012/08/17(金) 22:31:21 ID:???
損耗率 78%、目標値【28】 →
58
292 :
異邦人
◆ALIENo70zA
:2012/08/17(金) 22:46:14 ID:???
***
「ヤング! ヤング、ヤング! 出て来い……!」
欧州最強の一角の名にし負う、それは槍捌きである。
大きく刀身の反った片刃の、東洋圏の刀に近いその穂先が閃くたびに血飛沫が飛び、
骸がどう、と地に落ちる。
見開かれた目に宿るのは憤怒の一色である。
文字通り鬼気迫るその真紅の人馬の前に、敵はない。
しかし、その頭上に降り注ぐものがある。
森崎隊の放った、矢の雨であった。
***
293 :
異邦人
◆ALIENo70zA
:2012/08/17(金) 22:47:14 ID:???
皆さん、素晴らしい引きですね!
この感じで最後までお願いいたします!
***
◎戦闘処理
自軍2 vs 敵1
自軍2 傭兵大隊2
弓114/150、練度0、士気43(森崎有三)
の射撃!
[兵種20+練度0]*[兵数比1.9]+[! dice]=
※! と dice の間のスペースを消して判定して下さい。
294 :
さら
◆KYCgbi9lqI
:2012/08/17(金) 22:53:02 ID:???
[兵種20+練度0]*[兵数比1.9]+[
1
]=
295 :
さら
◆KYCgbi9lqI
:2012/08/17(金) 22:55:30 ID:???
ヤング隊の兵の減りが凄いな。
296 :
異邦人
◆ALIENo70zA
:2012/08/17(金) 23:44:55 ID:???
>>295
今回の射撃で五分以上に戻しましたね。
次が部隊戦闘としてはラストです!
***
自軍2 傭兵大隊2
弓114/150、練度0、士気43(森崎有三)
の射撃!
[兵種20+練度0]*[兵数比1.9]+[1]=39
兵数与ダメージ39、士気与ダメージ7
敵1 第三大隊1
馬 60/200、練度50、士気24(疾風のネクセラリア)
は反撃できない!
結果:
自軍2 傭兵大隊2
弓114/150、練度0、士気43(森崎有三)
敵1 第三大隊1
馬 21/200、練度50、士気17(疾風のネクセラリア)
***
297 :
異邦人
◆ALIENo70zA
:2012/08/17(金) 23:46:07 ID:mjNDdThI
***
「……もう、邪魔はいないぞ、セイル。さあ―――望み通り、決着をつけよう」
***
◎戦闘処理
自軍1 vs 敵1
自軍1 傭兵大隊1
馬 33/150、練度30、士気29(ヤング・マジョラム)
の突撃!
[兵種25+練度3]*[兵数比1.57]+[! dice]=
※! と dice の間のスペースを消して判定して下さい。
298 :
森崎名無しさん
:2012/08/17(金) 23:46:48 ID:???
[兵種25+練度3]*[兵数比1.57]+[
4
]=
299 :
源氏
◆rLDAH8Hy8Y
:2012/08/17(金) 23:46:55 ID:???
[兵種25+練度3]*[兵数比1.57]+[
5
]=
300 :
異邦人
◆ALIENo70zA
:2012/08/18(土) 00:18:10 ID:???
自軍1 傭兵大隊1
馬 33/150、練度30、士気29(ヤング・マジョラム)
の突撃!
[兵種25+練度3]*[兵数比1.57]+[5]=48.96
兵数与ダメージ48、士気与ダメージ9
敵1 第三大隊1
馬 21/200、練度50、士気17(疾風のネクセラリア)
の突撃!
[兵種25+練度5]*[地形0.9]+[
3
]=
301 :
傍観者
◆YtAW.M29KM
:2012/08/18(土) 00:20:23 ID:???
ぎりぎり全滅は免れた?
302 :
異邦人
◆ALIENo70zA
:2012/08/18(土) 00:23:56 ID:???
敵1 第三大隊1
馬 21/200、練度50、士気17(疾風のネクセラリア)
の突撃!
[兵種25+練度5]*[地形0.9]+[3]=30
兵数与ダメージ30、士気与ダメージ6
結果:
自軍1 傭兵大隊1
馬 3/150、練度30、士気23(ヤング・マジョラム) *死亡判定発生!
敵1 第三大隊1
馬 0/200、練度50、士気11(疾風のネクセラリア) *全滅!
***
303 :
異邦人
◆ALIENo70zA
:2012/08/18(土) 00:25:54 ID:ab6Q1276
>>301
はい、これで戦争パートの勝利条件は達成です。
それでは最後の判定、どうぞ!
***
*死亡判定
対象(ドルファン傭兵隊1 トニーニョ)
損耗率 98%、目標値【68】 → ! numnum
※! と numnum の間のスペースを消して判定して下さい。
目標値以上で判定回避。
※※目標値未満が出た場合は、イベントが発生します。
このイベントはスキル『トニーニョへの加護・A』の発動に優先します。
***
304 :
異邦人
◆ALIENo70zA
:2012/08/18(土) 00:27:13 ID:???
追記:
敵1の全滅により強制イベントが発生します。
ヤング・マジョラムへの死亡判定はキャンセルされました。
305 :
ノータ
◆JvXQ17QPfo
:2012/08/18(土) 00:45:54 ID:???
対象(ドルファン傭兵隊1 トニーニョ)
損耗率 98%、目標値【68】 →
84
306 :
異邦人
◆ALIENo70zA
:2012/08/18(土) 01:12:53 ID:???
エクセレント! この最終ターン、神がかった引きでポイントを使わず
自軍を勝利に導いて下さった>>286,289,291,294,299,305の皆様に
それぞれCP1を進呈いたします!
***
*強制イベント (敵本隊壊滅)
「―――ヤング! ヤング・マジョラム!」
荒野を駆ける、敗軍の将がいる。
手勢のすべてを喪い、己自身も無数の手傷を負いながらしかし、追いすがる兵の悉くを斬り捨てて
ただ一騎、因縁浅からぬ男の名を呼ぶその将を、セイル・ネクセラリア。
人は彼を『疾風』と呼んだ。
「ヤング……!」
その二つ名の通りに疾風の如く戦場を駆けるネクセラリアが叫ぶ、その行く手に一人の男がいる。
その鉄鎧は返り血にまみれて赤黒い斑模様に塗り替えられ、髪は乱れ顔は泥と垢とで汚れきり、
しかし、見紛うはずもない。
求めた、敵である。
「……久しぶりだなセイル。どうした、虫の居所が悪いのか?」
迎えるヤングはしかし、口の端を上げて笑みさえを浮かべてみせる。
その余裕に、ネクセラリアが激昂の度合いを増す。
「ヤング! 貴様はどこまで俺を虚仮にする……!」
ぎり、と手綱を引き絞れば駿馬が応えて地を駆ける。
巨躯が、優美に跳ねた。
307 :
異邦人
◆ALIENo70zA
:2012/08/18(土) 01:13:54 ID:???
「我こそはヴァルファバラハリアン第三大隊長、セイル・ネクセラリア!
敵将に一騎討ちを所望する!」
叫ぶや、大槍を翳して突っ込むネクセラリア。
ヤングはそれを正面から見据え、
「応!! 我はドルファン王国陸軍、外国人傭兵大隊長ヤング・マジョラム!
その申し出、受けようぞ!!」
大音声をもって、応えた。
腰の剣はいまだ抜き放たれてすらいない。
「いい度胸だ、ヤング!」
奔るのは茜色の弧である。
夕陽に照らされた、ネクセラリアの槍であった。
風を巻いた刃が、ヤングの騎乗する馬を捉える。
重く濡れた音と、掠れた嘶き。
槍の穂先が、馬の首筋を切り裂いたのである。
否。嘶きは、二つ。
「なにィ……!?」
驚く間もあらばこそ、鐙から足を抜き、鞍上から飛び降りるネクセラリア。
ずうん、と。倒れて足掻くのは、二頭の馬であった。
地響きを立てる愛馬を見やれば、その目に深々と短刀が突き刺さっている。
ヤングの、投擲したものであった。
308 :
異邦人
◆ALIENo70zA
:2012/08/18(土) 01:15:06 ID:???
「……やってくれるな、ヤング」
「教導官暮らしで衰えていると思ったか?」
「ハンガリアの狼とまで呼ばれたお前が、ドルファンでヒヨコの世話か……見るに堪えん。
それ以上の生き恥、晒さずに済むようにしてやろう」
「育てるのが鷹の雛なら、その名にも恥じないさ」
言ったヤングが、剣を構える。
ブロードソードとしては刃渡りや柄の長い、片刃の直剣である。
盾を持たぬ軽装は欧州一般のそれとは距離を置くものであったが、しかし下段の構えに隙はない。
迂闊に踏み込めば一刀のもとに斬り捨てんとする威圧感が、その全身に満ちていた。
「ヴァルファの『疾風』の名を耳にしたときは驚いたぞ、セイル。お前らしいとも思ったがな」
「あの下らない革命の後、俺は再びいくさに身を投じた。それだけだ。
……そして貴様は、ドルファンという安寧に逃げた!」
吐き棄てるようなネクセラリアの言葉に、ヤングが苦笑する。
「逃げたのはお前だろう、セイル。確かに革命の後に残ったのは下らない鞘当てと醜い利権争いさ。
俺たちが命を懸けて得たのは結局、密告で地位を奪い賄賂で家を買うような日常だ。
だから……お前はそれに耐えられなかった」
「……! 違う!」
ネクセラリアが、槍を振りかざして間を詰める。
「俺はクレアを護ったのだ! あいつの父親はボルキア人だった! だから!」
「腐れ豚の大佐殿がクレアを所望した、ボルキア人は革命で奴隷同然にまで落ちたからな」
「豚は言った―――支配層だったボルキア女を犯す度に革命が実感できる、とな!」
「それで斬ったか!」
309 :
異邦人
◆ALIENo70zA
:2012/08/18(土) 01:16:07 ID:???
振り下ろされる穂先に退くことなく、ヤングがその縦の軌道から半身を逸らしつつ一歩。
下がれば二の槍三の槍が襲う、そのことをヤングは熟知している。
間合いが、槍から剣のそれにまで縮まった。
「斬って悪いか!」
「逃げていれば世話はない! 残されたクレアがどれほど悲しむか、考えもせずに!」
下段から斬り上げるヤングの剣を、しかしネクセラリアが石突で右へと弾く。
そのまま左の肘を支点として逆回しに回転した槍の柄が、ヤングの頭上へと迫る。
すんでのところで上体を反らしたヤングがバックステップ。
二歩を飛び退いて、しかしそこは槍の間合いである。
「ならば貴様はクレアを豚の慰み者に差し出せばよかったというのか!」
「護るということの意味を考えたのかと言っている!」
「貴様にはそれができたというのか!」
電光石火の突きを弾いて一度、踏み込もうとしたヤングの足元が薙ぎ払われる。
重心移動の瞬間を狙われ、下がるのが遅れた。
辛うじて届いた剣先が槍の軌道を僅かに変え、脛を断ち割ろうとしていた刃は
ヤングの膝下を浅く裂くに留まった。
槍の伸びきるのを感じたヤングが、鮮血を噴く足を強引に踏み出す。
右の半身を前に、跳ね上げるような片手の払い。
体重を乗せず遠心力と剣の重量だけで斬撃する、奇策であった。
しかし、浅い。
下がろうとしていたところからの踏み出しは、ほんの拳半個、遠かった。
縦に半円を描くような軌道の剣は、ネクセラリアの顔に届かず、その長い前髪を幾房か切り飛ばすだけである。
そのまま踏み込み、体を入れ替える。
交錯の刹那、柄での打撃は空振り。
互いに三歩を駆け抜けて、振り返る。
310 :
異邦人
◆ALIENo70zA
:2012/08/18(土) 01:20:36 ID:???
「できたさ……今、クレアを護っているのは、俺だ」
「なにィ……!?」
「今のクレアは俺の妻だ。いつまで恋人気取りでいる」
「フン……風の噂には聞いていたが、横恋慕を実らせて満足か?
それが貴様の言う、護るということか!」
構えは互いに正眼。
じり、と摺り足が左右に、そして前後に滑り、間合いを僅かずつ変えていく。
ヤングが右に指一本を動けば、ネクセラリアは前に小石ひとつ分。
応じてヤングは剣先を指の腹一つ上へ。ネクセラリアが、元の位置にまで下がる。
息の詰まるような、駆け引きであった。
「―――人を斬って姿を消せば、それで何もかもが解決するとでも思ったか。
お前は何もわかっちゃいない……残された者の苦しみも、悲しみもな」
呟くような声音には、襞がある。
積み重なった時という、襞であった。
「知った風な口をきくなよ、ヤング」
「言ったろう、今の俺は教導官でな。ガキを見れば説教の一つもしたくなる」
「老いを誇るか、いくさ場で……!」
それきり、互いが口を噤んだ。
「……」
「……」
きいん、と。
周囲の音が消えていく。
一撃必殺の気構えが、互いの内側を満たし、溢れ、辺りを染め上げているかのようだった。
張り詰めた静寂が、その頂点に達した瞬間。
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