キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【MAKEは続くよ】ライ滝第二五話【どこまでも】
1 :
ラインライダー滝
◆lLi06nuZOA
:2012/11/08(木) 22:40:39 ID:???
『キャプテン森崎』のスピンアウト作品。
色々あってサッカー部のない高校に入ってしまった滝一がサッカー部を創って全国を目指すお話です。
基本的には本編と同じくカードを引いたり選択肢の中から皆さんに一つを選んでもらう事で進行していきます。
サッカー選手権大会も三回戦に突入。頑張って高校サッカー界を制してください
【これまでのあらすじ】(正宗一成さんあたり)
片桐にそそのかされ南葛高校への進学を止め独り立ちをした滝。だが入学した生田(仮)高校はサッカー部のない高校だった。
色々あって無事仲間を集めサッカー部を創部した滝だったが、裏で練習施設の使用許可と引き替えに世にはびこる悪と戦うことになる。
その後幾度もの戦いや合宿を経、遂に冬の高校サッカー選手権の予選が開幕。生田(仮)は見事全国へと駒を進める。
そして全国大会準決勝、滝達はPKまでもつれこむ接戦の末紙一重で南葛に勝利したのだった。
行け、滝。戦え一。変身せよ、仮面ライダーザビー! こいつは凄いぜ!
てな感じで進んでいます。
さらに簡単なあらすじ
井沢「パルパル! ジェラシット! パルシット!」
光太郎「今日の俺は絶好調だぜ! トゥア!」
二三「イヤリング貰っちゃった。えへへ」
ゲン「イヤァッ!」
来生「おぶっ!?」
岬「おい誰だ僕の事をみ…なんとかさんとか言った奴。表出ろ」
石崎「け、結構頑張っただろ? 俺」←顔面でパワーシュート止めまくってズタボロ
滝「容赦がないとか参加者に褒められた途端にヘタレ始めたよ俺の引き。これがフラグか」
あい「お兄様が活躍しなかったように見えたのはヴェイガンの非道な行いのせいですわ」
衛子「ヴェ……? ごめんあいちゃんちょっと何言ってるのか分からない」
田岡「最初から浦辺出しときゃよかった」
枠外神「普段出番がない分PKでは思いっきり荒ぶらせて頂きました」
67 :
森崎名無しさん
:2012/11/12(月) 21:54:16 ID:???
ばっらばら
68 :
森崎名無しさん
:2012/11/12(月) 21:55:03 ID:y1jngkrU
魚住
69 :
森崎名無しさん
:2012/11/12(月) 22:22:03 ID:???
未決age
70 :
森崎名無しさん
:2012/11/12(月) 22:32:55 ID:???
何?投票がばらばらで決まらなくて困るって?
逆に考えるんだ、決まらなくてもいいさと
71 :
森崎名無しさん
:2012/11/12(月) 22:34:15 ID:QaGvMH+g
じゃあ井沢で。
72 :
森崎名無しさん
:2012/11/12(月) 22:35:10 ID:???
(インタビューされている)田岡監督
73 :
ラインライダー滝
◆lLi06nuZOA
:2012/11/12(月) 23:17:05 ID:???
>>67
こういう所も流石は南葛といった感じでしょうか
>>69
あざっす!
>>70
いやそれは勘弁してくださいw
>>72
敗因聞く気満々っすねw
井沢
滝「井沢、ちょっと話があるんだが――」
やはりと言うべきか、ここで滝が話しかけに行ったのは井沢の元であった。
今回は敵としてぶつかったが、試合が終われば滝にとって井沢は竹馬の友の一人なのである。
井沢「……妬ましい。勝ったからといって浮かれて敵チームの選手に話しかけてくるその性根が妬ましい。
俺を見下すな! ジェラシット!」
だが、この試合で嫉妬パワー的な意味で一線をフルアクセルでぶっちぎってしまった井沢は試合が終わってもこんな感じであった。
ガリガリと爪を噛みながら、井沢は射抜くような視線で滝を睨みつける。
滝「……悪かった。やっぱ話すのはなしって事で。そんじゃ」
井沢「ちょっ、待て! そんなすぐに諦めるな! 話くらいなら聞いてやる!」
が、これに冷静に対処して踵を返した滝を慌てて呼び止める辺り、まだ少々の理性は残っているようだった。
74 :
ラインライダー滝
◆lLi06nuZOA
:2012/11/12(月) 23:18:11 ID:???
井沢「で、話ってなんだ? 妙な話だったら容赦なくジェラシットするからな」
滝(……井沢の奴、どうしてこうなったんだろうか? 昨日まではマトモだった気がするんだけど)
自分の事は棚に上げて変わり果てた友人の姿に天を仰ぎつつ、滝は話を切り出す事にした。
行動を選択して下さい
A:いや、今日の試合最初は逆サイドだった事を謝ろうと思ってさ
B:試合中から気になってたんだが、ジェラシットってなんだ?
C:っていうかそもそも俺お前の事見下してないからな。
D:ちょっとお前以外の選手について聞きたい事があるんだが……(更に分岐します)
E:その他
先に二票入った選択肢で続行します
ID表示でお願いします。非表示ではカウント出来ません
【補足・補正】
▼Dを選ぶ場合、井沢から話を聞きたい南葛の選手一人の名前を一緒に書き込んで下さい
▼あと2回会話できます
といった所で今日はここまで
ではでは〜
75 :
森崎名無しさん
:2012/11/12(月) 23:19:21 ID:M81af+xA
C
76 :
森崎名無しさん
:2012/11/12(月) 23:40:50 ID:???
E C+「むしろ岬のことを見下している」m9(^Д^)プギャー
77 :
森崎名無しさん
:2012/11/12(月) 23:48:48 ID:???
E >>76
78 :
森崎名無しさん
:2012/11/12(月) 23:51:22 ID:???
C
79 :
森崎名無しさん
:2012/11/12(月) 23:53:39 ID:???
まぁそりゃあ、井沢に来生はずっと一緒にやって来た仲間だけど
岬は突然やって来てチームのエースといきなりコンビ組んで
その後いきなり居なくなったりしてる訳で好きな筈が無い
80 :
森崎名無しさん
:2012/11/12(月) 23:54:58 ID:???
>>78
sageでござるよ
81 :
森崎名無しさん
:2012/11/12(月) 23:55:34 ID:ZpHqLsHI
C
82 :
森崎名無しさん
:2012/11/12(月) 23:56:17 ID:4N+m5lpQ
D 来生について、あいつからは危機感って奴を感じないからかなり不安なんだが
83 :
ラインライダー滝
◆lLi06nuZOA
:2012/11/13(火) 20:45:36 ID:???
C:っていうかそもそも俺お前の事見下してないからな
滝「っていうかお前試合中から見下すな見下すな言ってたけど、そもそも俺はお前の事見下してなんていないからな。
まずはそこだけははっきりと言っとくぞ」
やはり友人からいわれのない言いがかりをつけられるのは気分の良い物ではない。
滝はきっぱりと井沢を見下している事はないと面と向かって口にした。
井沢「……」
【分岐】
先着一名様で、
【どう出る井沢→! card】
!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの絵柄で分岐します
【〜】が最初から最後まで正確にコピペされていない書き込みは無効になります
ダイヤ、ハート、スペード→じゃあなんでお前今日は左サイドで試合に出てたんだ?
クラブ→嘘だ!
JOKER→きれいな井沢
84 :
森崎名無しさん
:2012/11/13(火) 20:46:00 ID:???
【どう出る井沢→
ダイヤ6
】
85 :
ラインライダー滝
◆lLi06nuZOA
:2012/11/13(火) 21:38:29 ID:???
どう出る井沢→ダイヤ6
→じゃあなんでお前今日は左サイドで試合に出てたんだ?
井沢「じゃあお前、なんで今日は右じゃなくてわざわざ左サイドに回ってたんだよ。
俺より岬の方が手強いと思ったから逆サイドに回ったんだろ?」
この滝の言葉に、井沢は率直にそう疑問をぶつけてきた。
滝「それは――(監督の指示だったから。って答えたら間違いなく怒るよなぁ……どうしよう)」
なんとか井沢の逆鱗に触れる事のない返答をせねばと滝は必死になって頭を回転させ始める。
※井沢の問いに対する返答を自由に書き込んで下さい。先に二票入った選択肢で続行します
ID表示でお願いします。非表示ではカウント出来ません
【補足・補正】
▼14日の17時までに決定しなかった場合、自動で「監督の指示だったから」と井沢に返答します
申し訳ありませんが今日はちょっと体調が良くないので更新はこれだけです
それが理由ではありませんが、今回の行動選択は少し特殊な方法を採らせて頂きました
それではまた明日
86 :
森崎名無しさん
:2012/11/13(火) 21:40:51 ID:???
お大事に
87 :
森崎名無しさん
:2012/11/13(火) 21:43:55 ID:???
滝「正直弱いほう(岬)と当たった方がチームにはプラスになると思ったんだよな。
実際井沢にはボール取られて大変なことになっちゃたし」
チームのため理論でごまかす
88 :
森崎名無しさん
:2012/11/13(火) 21:45:32 ID:saiBfxVM
逆だろ。俺じゃなきゃ突破がきつそうだから左サイドに回されたんだ
井沢を持ちあげておく
89 :
森崎名無しさん
:2012/11/13(火) 22:09:30 ID:+jeKbJ+Q
俺の仕事はドリブル突破だが、小中一緒だった井沢には癖が盗まれてると思ってな
さりげなく仲良しだったアピール
90 :
森崎名無しさん
:2012/11/13(火) 22:12:32 ID:???
でもその理由じゃ同じ仲良しだった来生のいるサイドに行ってしまったことと矛盾してしまう
91 :
森崎名無しさん
:2012/11/14(水) 00:19:17 ID:???
来生が癖を盗むとか考えてるとか思えないでござる
92 :
森崎名無しさん
:2012/11/14(水) 02:24:53 ID:yviREvLM
89かな
現にまともに止めたのは井沢だけだし
93 :
ラインライダー滝
◆lLi06nuZOA
:2012/11/14(水) 22:39:43 ID:???
>>86
どもです
どうにもまだ本調子ではないので今日も更新一回だけになりますがご容赦下さいませ
皆さん投票ありがとうございました
それでは>>89さんの案で進めさせていただきます
俺の仕事はドリブル突破だが、小中一緒だった井沢には癖が盗まれてると思ってな
滝「単純に言えばお前より岬の方が相手にし易かったからだ。
お前も知っての通り俺の仕事はドリブル突破だが、小中と一緒にサッカーやってきたお前には俺の癖が盗まれてると思ってな。
現に最後の勝負じゃお前俺の動きを完璧に読み切ってたじゃないか」
井沢「……まあ、確かにな」
事前に資料を読んでいたとはいえ、やはりボールを奪えたのは長い付き合いによって滝の癖を理解していたのが大きい。
身をもってそれを理解していた井沢は、滝の主張にある程度の理解を示した。
井沢「けどそれなら来生だって似たようなもんだと思うんだが……」
滝「あいつはこの大会じゃスタメン確定じゃなかっただろ。それに、来生が俺の癖とか考えてプレイするタイプだと思うのか?」
井沢「思わない」
これに関しては即答であった。
94 :
ラインライダー滝
◆lLi06nuZOA
:2012/11/14(水) 22:40:54 ID:???
滝「まあそういうことだよ。
最初から勝負したがってたお前には悪かったと思うし、
俺も本当言えば最初からお前と戦いたかったけど、今回は勝つ事を優先させてもらったんだ」
最後にこう締めくくった滝に対し、井沢は――
【分岐】
先着一名様で、
【一回ドリブル止めてるのが大きいです→! card】
!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの絵柄で分岐します
【〜】が最初から最後まで正確にコピペされていない書き込みは無効になります
ダイヤ、ハート、スペード→納得した!
クラブ4以上→少々訝しみながらも納得した
クラブ3以下→納得なんてしないぞ! パルシット!
JOKER→出たら考えます
短いですが今日もここまで
最近急激に寒くなっておりますが皆さんも健康にはくれぐれもご用心下さいませ
ではでは〜
95 :
森崎名無しさん
:2012/11/14(水) 22:41:08 ID:???
【一回ドリブル止めてるのが大きいです→
スペード6
】
96 :
森崎名無しさん
:2012/11/15(木) 01:18:02 ID:???
ディウセウ
「おつおつ〜」
97 :
ラインライダー滝
◆lLi06nuZOA
:2012/11/15(木) 21:32:50 ID:???
>>96
戦闘民族さんどもどもっす!
一回ドリブル止めてるのが大きいです→スペード6
→納得した!
滝の言い分を聞いた井沢は少々考え込むような素振りを見せた後、ゆっくりと口を開いた。
井沢「……まあ実際お前の突破を阻止出来たのは癖を知ってたからってのも大きかったしな。
サイドを変えてきた理由については納得したよ。悪かったな、変に突っかかったりして」
滝「いや、分かってくれたならいいさ。そもそも誤解されるような事をしたのは俺なわけだし」
どうにも若林の事といい微妙なすれ違いが続いていただけに、井沢の敵意を解けた事に滝はホッと胸を撫で下ろす。
滝(さて、言い方は悪いが井沢もマトモになったし俺の話をちゃんと聞いてくれそうな感じになったな。
……そろそろ引き揚げる時間だけど、その前に井沢とまだ何か話をしとこうかな?)
行動を選択して下さい
A:ところで、試合中から気になってたんだが、ジェラシットってなんだ?
B:ちょっとお前以外の選手について聞きたい事があるんだが……(更に分岐します)
C:で、お前はいい加減青春し始めたりとかはしてないのか?
D:その他
先に二票入った選択肢で続行します
ID表示でお願いします。非表示ではカウント出来ません
【補足・補正】
▼Bを選ぶ場合、井沢から話を聞きたい南葛の選手一人の名前を一緒に書き込んで下さい
▼あと1回会話できます
98 :
森崎名無しさん
:2012/11/15(木) 21:34:05 ID:Bp5Rk79I
C
99 :
森崎名無しさん
:2012/11/15(木) 21:37:58 ID:a1YTAeCQ
B 来生
100 :
森崎名無しさん
:2012/11/15(木) 21:44:46 ID:kJ554lPA
B 来生
101 :
森崎名無しさん
:2012/11/15(木) 21:56:37 ID:???
とりあえず来生は一点でもいいから尖った何かを見つけなきゃ落選確定だからな
井沢はテンション次第で半端ない性能になるからスーパーサブとかありかも
そういえばバウンドショットはどっちが覚えたんだろうか
102 :
ラインライダー滝
◆lLi06nuZOA
:2012/11/15(木) 21:57:50 ID:???
B:ちょっとお前以外の選手について聞きたい事があるんだが……【対象:来生】
滝「そうだ、ちょっとお前に聞きたい事があったんだよ。来生の事で」
井沢「来生の? あいつがどうかしたのか?」
滝「ああ」
当の本人がベンチに引っ込んでしまった以上、話を聞くのなら井沢が一番だと、滝は井沢に来生についての疑問をぶつける事にした。
聞きたい話を選択して下さい
A:あいつ相変わらずスタミナないみたいだけど、体力づくりとかはしてないのか?
B:結局新技はネオ・シルバーコンビとローリングヘッドだけなのか?
C:あいつはまだ若林を信奉してるのか?
D:その他
先に二票入った選択肢で続行します
ID表示でお願いします。非表示ではカウント出来ません
103 :
森崎名無しさん
:2012/11/15(木) 22:00:38 ID:a1YTAeCQ
B
104 :
ラインライダー滝
◆lLi06nuZOA
:2012/11/15(木) 22:49:44 ID:???
投票の途中ですが今日はここまで
ではでは〜
105 :
森崎名無しさん
:2012/11/15(木) 22:53:37 ID:bsZ+ne3Q
C
106 :
森崎名無しさん
:2012/11/15(木) 22:53:43 ID:plQfA3C6
A
107 :
森崎名無しさん
:2012/11/15(木) 23:10:33 ID:werxdwiI
B
108 :
ラインライダー滝
◆lLi06nuZOA
:2012/11/16(金) 23:25:53 ID:???
B:結局新技はネオ・シルバーコンビとローリングヘッドだけなのか?
滝「ちょっと気になったんだけどさ、あいつ今回増やしてきた新技は結局ネオ・シルバーコンビとローリングヘッドだけ――」
井沢「ツインタックル忘れんな」
滝「……ああ、すまん」
井沢の鋭いツッコミに、そういえばそんなんあったなと思い出す滝であった。
滝「で、結局新技は試合中に使ったその三つだけなのか?」
井沢「俺の知ってる限りじゃそのはずだぞ。アイツに技を隠しとくなんて真似出来ないだろうし間違いないな。
今回は体力づくりを重点的にやってたから技を増やす余裕がそこまでなかったんだろ」
滝「いやちょっと待て。体力づくりを重点的にやってた?」
井沢「ああ」
滝「……で、あの結果か?」
井沢「ああ……ハァ……」
やはりチームメイトとしては頭が痛いのか、溜息をつきつつそう答える。
109 :
ラインライダー滝
◆lLi06nuZOA
:2012/11/16(金) 23:27:30 ID:???
滝「まあ今は敵だし技を増やしてないのは喜ばしい事だったけど……この先の事を考えると少し不安ではあるな」
昨今のFW不足何それ美味しいの状態な国内の事を考えると今の来生ではWユースメンバーへの選出が厳しいのではないか?
滝の言葉にはそんな不安が現れていた。
やはり来生とも古い付き合いである以上、出来る事なら一緒に代表に選ばれたいというのが滝の偽らざる気持ちなのである。
そしてそれは井沢も同じのようだ。
井沢「確かにな。お前ん所のFWも結構やり手だったし、長野もこの一年で爆発的に強くなったしなあ。
……あ、でもそう悪い事ばっかりでもないぞ。贔屓目かもしれないけどパワーアップの兆しは見えてきてる……と思う」
滝「パワーアップの兆し? どんなんだ?」
井沢「それは――」
【分岐】
先着一名様で、
【どう転んでも最低一つはスキルが追加されます→! card】
!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの絵柄で分岐します
【〜】が最初から最後まで正確にコピペされていない書き込みは無効になります
ダイヤ、ハート、スペード→スペード、クラブの結果+「福田さんの影響でこぼれ球に対する嗅覚が鋭くなってる気がするな」
スペード、クラブ→「たまにぶっ倒れる寸前まで動きのキレが落ちなくなる事があるんだよ」
JOKER→ダイヤ、ハートの結果+「たまにアイツのプレイにファンタジーな物を感じる事があるんだ」
110 :
森崎名無しさん
:2012/11/16(金) 23:41:19 ID:???
スペードどっち?
111 :
森崎名無しさん
:2012/11/16(金) 23:44:09 ID:???
【どう転んでも最低一つはスキルが追加されます→
ダイヤA
】
112 :
ラインライダー滝
◆lLi06nuZOA
:2012/11/16(金) 23:46:29 ID:???
>>110
正しくは以下の通りでした。混乱させてしまってごめんなさい
ダイヤ、ハート→スペード、クラブの結果+「福田さんの影響でこぼれ球に対する嗅覚が鋭くなってる気がするな」
スペード、クラブ→「たまにぶっ倒れる寸前まで動きのキレが落ちなくなる事があるんだよ」
JOKER→ダイヤ、ハートの結果+「たまにアイツのプレイにファンタジーな物を感じる事があるんだ」
そして短いですが今日はここまでです
明日はちゃんと更新できるはずなのでご容赦下さいませ
113 :
ラインライダー滝
◆lLi06nuZOA
:2012/11/17(土) 22:31:26 ID:???
どう転んでも最低一つはスキルが追加されます→ダイヤA
→「たまにぶっ倒れる寸前まで動きのキレが落ちなくなる事があるんだよ」
+「福田さんの影響でこぼれ球に対する嗅覚が鋭くなってる気がするな」
井沢「あいつ、ここ最近の練習だとたまにぶっ倒れる寸前まで動きのキレが落ちなくなる事があるんだよ」
滝「キレが落ちなくなる? それってつまり、疲れてきても脚に来たりしないって事か?」
井沢「まあそういう事だ」
滝(要は最後の最後までコストパフォーマンスが落ちなくなる、って事か。
まあ厄介な能力だけど来生の体力の低さを考えればそこまで脅威じゃないか)
仮に体力が尽きるまでペナルティを背負う事がないとしても、そもそもの最大値が低い来生なら問題ないだろう。
井沢の話を聞いた滝はそう判断するが、どっこい井沢の話はまだ終わっていたかった。
井沢「後は……ああ、そういや福田さんと一緒に練習してる内にこぼれ球に対して妙に反応が良くなってきてるぞ。
こっちもその内福田さんみたいにこぼれ球は全部ねじ込みに行ける様になるかも知れないな」
滝「なにィ」
井沢が続けて放った言葉は、滝を驚かせるのに十分なものであった。
もし井沢の言うように来生が福田ばりのこぼれ球フォロー率を持つようになるとすれば脅威所の話はない。
滝(あいつFWとしてはスタミナ以外相当優秀だし、こぼれ球全ねじ込みなんて出来るようになればかなりの戦力になるぞ)
これは次戦う時注意しなければ。と、来生の実力を十分理解している滝はそう警戒するのだった。
114 :
ラインライダー滝
◆lLi06nuZOA
:2012/11/17(土) 22:32:28 ID:???
こうして井沢と話をしている内に時間は過ぎて行き、引き揚げる時間となる。
滝「さて、と。そんじゃあ時間も大分発ったし、そろそろ戻るとするか」
井沢「そうだな。決勝、頑張れよ。出来ればPKに行く前に勝ってくれるとこっちとしても助かる」
滝「おう。そのつもりだぜ」
最後にそう言葉を交すと、滝と井沢は各々の控え室へと戻って行くのだった。
▼次回の勝負以降、来生がスキル「疲労忘却」、「ごっつあんゴーラー」を習得した状態で登場するようになりました
―生田(仮)、控え室―
矢的「今日の試合、わざわざ僕が言う必要はないだろうけど前半はともかく後半は良くなかったな。
特に終盤勝ちを確信したのか動きに油断が見られた。勝てたから良かったものを試合中に気を緩めるのは駄目だ。
きちんと決勝前までに気を引き締め直しておくんだぞ」
滝「……はい」
控え室で滝達を待っていたのは矢的からの厳しい言葉であった。
その指摘はまったくもってごもっともであり、選手一同としてはぐうの音も出ない。
矢的「ともかく、明日の決勝に悔いを残さないよう各々行動するように。僕から言えるのはそれだけだ」
そう言った所で矢的は手を叩き、話を切り替える。
115 :
ラインライダー滝
◆lLi06nuZOA
:2012/11/17(土) 22:33:47 ID:???
矢的「――それじゃあこの試合に関する反省はここまでにして、この後の話をしようか。
皆も知っての通り、この後すぐに準決勝の第二試合がこの会場で行われる事になっている。
これについては明日に備えて休みや練習をしたい者もいるだろうし、観戦するかどうかは各人の自由にしようと思う。
残って観戦する者は挙手してくれ」
滝(ふむ、日向と岩見の試合の観戦か。どうしようかな……)
行動を選択して下さい
A:観戦する!
B:観戦しない!
先に二票入った選択肢で続行します
ID表示でお願いします。非表示ではカウント出来ません
【補足・補正】
▼どちらを選んでも試合の勝敗は変わりません
▼「観戦する」を選んだ場合日向の得点数が変化する可能性があり、またその他イベントが発生する可能性があります
▼「観戦しない」を選んだ場合、自由行動回数が+1され、日向の得点数が3に固定されます
▼「観戦する」を選んでも自由行動がなくなる事はありません
116 :
森崎名無しさん
:2012/11/17(土) 22:41:18 ID:VMb4sxq2
A
117 :
森崎名無しさん
:2012/11/17(土) 22:47:00 ID:mV4gcwqE
A
118 :
ラインライダー滝
◆lLi06nuZOA
:2012/11/17(土) 23:10:43 ID:???
A:観戦する!
滝(敵を知り、己を知ればなんとやら、だ。ここは観戦するとしよう)
そう決め挙手をしようとする滝だったが、突如それを遮る様に横から何者かの言葉が飛び込んで来た。
???「悪いが、その前に少し時間をもらえないだろうか?」
滝「ん?」
一体何者だろうかと滝が声のした方を見ると、そこには――
【分岐】
先着一名様で、
【どちらさまですか→! card】
!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの絵柄で分岐します
【〜】が最初から最後まで正確にコピペされていない書き込みは無効になります
ダイヤ、ハート→ハヤタ達ダンディ4がいた!
スペード、クラブ→ギリアムが壁にもたれかかっていた!
JOKER→両方だ!
119 :
森崎名無しさん
:2012/11/17(土) 23:26:21 ID:???
【どちらさまですか→
ダイヤ4
】
120 :
ラインライダー滝
◆lLi06nuZOA
:2012/11/18(日) 00:40:26 ID:???
どちらさまですか→ダイヤ4
→ハヤタ達ダンディ4がいた!
ダン「久しぶりだな、皆」
ゲン「隊長!」
矢的「それに他の兄さん達も……一体どうしたんですか?」
声のした先にいたのはダンを含めた四人の男達であった。
滝「ミライ、この人達が前に聞いた残りの兄さん達なのか?」
ミライ「はい。ハヤタ兄さんに郷兄さん、北斗兄さんです」
ミライに紹介されたダンを除く三人は滝達に軽く笑みを向けると、単刀直入に話を切り出す。
ハヤタ「いきなり押しかけてすまない。少々ミライに用が出来たものでな」
ミライ「僕に用、ですか?」
郷「ああ。一回戦から見させてもらっているが、今のお前の力では決勝に出ても相手と互角以上に戦うのは難しいだろう」
北斗「そこで、俺達で明日の試合までお前を特訓しようと思ってな」
ミライ「特訓……やります! やらせて下さい!」
やはり本人としても今のままではいけないという意識があったのであろう。
ミライは真剣な表情でハヤタ達の言葉を反芻し、迷うことなく特訓を受けるという決断を下した。
121 :
ラインライダー滝
◆lLi06nuZOA
:2012/11/18(日) 00:42:01 ID:???
ハヤタ「良い返事だ。だが、私達の都合だけで滝君達に迷惑をかけるわけにはいかない。
まずは滝君達の都合を聞き、それから特訓を始めるつもりだ」
ダン「滝、今からミライを連れ出しても構わないだろうか? 無論明日の試合開始までには必ず間に合わせる。
今が無理だと言うのなら特訓の開始は夜まで待とうと思っているが……」
滝「え、俺が答えて良いんですか?」
監督じゃなくて自分が決めても良いんですか?と滝が矢的に目配せすると、矢的は無言で首を縦に振った。
どうやら自分に一任してくれるようである。
滝(となると、どうするかな。ここでダン隊長達にミライを預けると自由行動の時にミライと行動出来なくなるわけだけど……)
行動を選択して下さい
A:許可する
B:許可しない
先に二票入った選択肢で続行します
ID表示でお願いします。非表示ではカウント出来ません
【補足・補正】
▼どちらを選んでも夜にミライのパワーアップ判定は発生しますが、ここで許可した方が成長率は上がります
▼許可した場合、試合観戦後の自由行動フェイズでミライ及びゲンを同行等に選択できなくなります
といった所で今日はここまで
ではでは〜
122 :
森崎名無しさん
:2012/11/18(日) 00:44:51 ID:qI2nJ3XQ
A
123 :
森崎名無しさん
:2012/11/18(日) 00:46:18 ID:Ne8ljU2I
A
124 :
ラインライダー滝
◆lLi06nuZOA
:2012/11/18(日) 21:46:00 ID:???
A:許可する
滝「ミライもやる気みたいですし、構いませんよ。よろしくお願いします」
そもそもこの先は試合開始までほぼ自由時間も同然である。滝に止める理由はなかった。
ハヤタ「ありがとう滝君。必ずミライを成長させると約束しよう」
ダン「ゲン、時間があるようならお前の協力も頼みたい。良いか?」
ゲン「ええ。試合の方であまり約に立てなかった分、出来る限りの協力は惜しまないつもりです」
郷「では早速行こう。時間が惜しい」
北斗「俺達の特訓は厳しいぞ。今の内に十分覚悟しておけよ」
ミライ「臨む所です! 皆さん、僕は必ず強くなって帰って来ます。また明日会いましょう!」
そう言うと、ミライとゲンはハヤタ達と共に控え室を後にするのだった。
▼ミライとゲンが離脱しました。決勝前の自由行動フェイズで選ぶ事が出来なくなりました
125 :
ラインライダー滝
◆lLi06nuZOA
:2012/11/18(日) 21:47:05 ID:???
こうして突然の闖入者が去って行った所で、矢的は再び選手達の方に視線を向けた。
矢的「さて、それじゃあ改めて……この後第二試合の東邦学園と集英高校の試合を見るつもりの者は挙手をしてくれ」
滝「はい」
これにまずは滝が手を挙げる。
そして――
※試合観戦をさせたい者を下記の中から【三名】選んで下さい
天道、光太郎、魁、良太郎、橘、剣崎、電、始、士、明石、巧、闘破、ユウスケ、ジロー、大、真司
票は個別でカウントし、先着で二票入った選手三名が試合観戦に同行します
ID表示でお願いします。非表示ではカウント出来ません
【補足・補正】
▼試合観戦に参加した場合、決勝戦で補正が発生したり何かしらのイベントが発生する可能性があります
126 :
森崎名無しさん
:2012/11/18(日) 21:59:06 ID:BwdGDfaY
天道 魁 巧
127 :
森崎名無しさん
:2012/11/18(日) 22:09:08 ID:???
橘 ギャレン 速水校長
128 :
森崎名無しさん
:2012/11/18(日) 22:38:51 ID:/zRxT9Bg
光太郎 魁 天道
129 :
ラインライダー滝
◆lLi06nuZOA
:2012/11/18(日) 23:22:53 ID:???
投票途中ですが今日はここまで
ではでは〜
130 :
森崎名無しさん
:2012/11/18(日) 23:24:50 ID:jjm2Ytng
良太郎
131 :
森崎名無しさん
:2012/11/19(月) 06:12:40 ID:EUWJEsuw
真司
132 :
森崎名無しさん
:2012/11/19(月) 07:55:24 ID:wCMVL0bM
始
133 :
森崎名無しさん
:2012/11/19(月) 12:34:52 ID:jKWfy8UE
光太郎
134 :
ラインライダー滝
◆lLi06nuZOA
:2012/11/19(月) 23:08:16 ID:???
すいません。ちょっと今日は所用で時間の余裕がないので更新を休ませて頂きます
135 :
森崎名無しさん
:2012/11/19(月) 23:09:14 ID:???
おつおつ〜
136 :
ラインライダー滝
◆lLi06nuZOA
:2012/11/21(水) 00:00:28 ID:???
>>135
どもども〜
魁、天道、光太郎
魁「俺も観戦しようかな。日向がどれだけ強くなったか直接見てみたし」
光太郎「俺も付き合うぜ!」
滝に続けて挙手をしたのは、魁と光太郎という部創設以前からサッカーに馴染みのある二人だった。
やはり経験が長い分こういうことへの意識が高いのだろう。
そして、この二人に加えもう一人手を挙げる者がいた。
天道「俺も行こう」
滝「え、お前もか? 意外だな」
俺様を体現したような存在である天道が率先して相手チームの偵察に参加するという事態に、率直にそう口にする滝。
それに対し、天道は右手の人差指を天に掲げるいつものポーズで何事か語り始める。
天道「お婆ちゃんが言っていた。店の本当の味は伝聞ではなく自分の舌で確かめなければ分からない、ってな」
滝「……まあ言わんとしてる事はわかった」
結局、あまり大所帯で行っても動きづらいという事で観戦に行くメンバーの立候補はここで打ち止めとなる。
これにマネージャー代表の神(「こいつが代表で大丈夫なのか?」とは滝の言)を加えた五人は、
矢的が解散を告げると共に早速観客席の方へと向かって行くのだった。
137 :
ラインライダー滝
◆lLi06nuZOA
:2012/11/21(水) 00:01:30 ID:???
神「という事で久々の出番だー! うひゃっほい!」
滝「メタ発言はやめろ。にしても……」
試合中出番がなかった故か妙にハイテンションな神の姿にヤレヤレと溜息をつきつつ、滝は周囲の観客達を見渡す。
ヒャッハー共『ヒャッハーッ!!!』
滝「わかっちゃいたけど見事なまでに世紀末だのう」
観客席は案の定大量のモヒカンやスキンヘッドが溢れかえっており、サッカーをやる会場の観客席とは思えない光景となっていた。
光太郎「弱肉強食の手本のような日向のプレイスタイルに加えてこういうのに受けの良さそうなふらのが台頭してきたからな」
天道「今や東邦の試合会場は大体がヒャッハー達で埋め尽くされるそうだ」
魁「本当に世も末、って感じだなあ」
そんな事を言いながら、空いている席を探しゴミのように群がっているヒャッハー達の間を進んで行く一行。
すると――
138 :
ラインライダー滝
◆lLi06nuZOA
:2012/11/21(水) 00:03:44 ID:???
【分岐】
先着一名様で、
【エンカウント→! card】
!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの絵柄で分岐します
【〜】が最初から最後まで正確にコピペされていない書き込みは無効になります
ダイヤ、ハート→二三「あ、兄さん」 妹達に遭遇したぞ!
スペード→我夢「滝じゃないか。君達も直接観戦に来たんだ」 我夢達偵察組と出会った!
クラブ→なにもなかったよ!
JOKER→???
今日はこれだけ
どうもしばらくこんな感じで超牛歩更新になってしまいそうですがご容赦下さい
139 :
森崎名無しさん
:2012/11/21(水) 00:04:07 ID:???
【エンカウント→
スペードJ
】
140 :
森崎名無しさん
:2012/11/21(水) 00:06:09 ID:???
乙ヒャッハーッ!!!
141 :
ラインライダー滝
◆lLi06nuZOA
:2012/11/22(木) 00:36:06 ID:???
エンカウント→スペードJ
→我夢「滝じゃないか。君達も直接観戦に来たんだ」 我夢達偵察組と出会った!
我夢「あれ、滝じゃないか」
翔一「こんにちわ〜」
滝「ん? おお、我夢と翔一じゃないか」
犬も歩けばなんとやら。
空いている席を探し会場を進んでいた滝一行は、偶然にも偵察を行おうとしていた我夢、翔一とぱったり出くわしたのである。
我夢「後で撮影した映像と資料を持ってくつもりだったんだけど、君達も直接試合を見る事にしたのか」
滝「気を悪くしたんなら謝る。けど、お前には悪いけど撮影された映像だけじゃ分からない事もあるんだよ」
我夢「謝る事はないさ。滝の言うことも最もだ。撮影だとどうしてもボールを中心に映しがちになるしね。
ボールを持ってない他の選手の動きなんかは僕じゃいまいち凄さが分からないし、やっぱり経験者が全体を見るのは大事だよ」
特に気にした様子もなくそう答える我夢。本質が学者な為か情報収集の重要さには理解があるようだ。
翔一「あ、そうだ。折角会えたんですし皆で試合見ませんか? 俺お弁当持って来ましたし」
神「お弁当!?」
天道「ほう……」
一方、滝達の横では翔一達がそんなのほほんとした会話を繰り広げていたという。閑話休題。
142 :
ラインライダー滝
◆lLi06nuZOA
:2012/11/22(木) 00:37:15 ID:???
我夢「まあ弁当はともかくとして、翔一の言う通り一緒に観戦する?
僕としては経験者がいてくれた方が有用なデータを集められるし臨む所なんだけど」
滝「ふむ……」
行動を選択して下さい
A:良いぜ
B:嫌だぜ
先に二票入った選択肢で続行します
ID表示でお願いします。非表示ではカウント出来ませ
今日もこれだけ
どうでも良いかもしれませんが今日の相棒の犯人が個人的にタイムリー過ぎて色々笑ってしまいましたw
ではでは〜
>>140
乙感謝ヒャッハー!
143 :
森崎名無しさん
:2012/11/22(木) 00:41:09 ID:k6vf9htE
A
144 :
森崎名無しさん
:2012/11/22(木) 06:05:06 ID:vN43Jr3Q
A
145 :
森崎名無しさん
:2012/11/22(木) 08:13:31 ID:???
おつおつ〜
146 :
ラインライダー滝
◆lLi06nuZOA
:2012/11/24(土) 19:47:09 ID:???
>>145
どもども〜
A:良いぜ
滝「まあ別に断わる理由もないし、俺は良いぜ」
魁「同じく。それにデータ収集ってちょっと興味あるし」
光太郎「人数は多い方が色々と楽しいもんな!」
天道「こいつの弁当は中々興味深い。同行するのに異論はない」
神「お弁当が食べられるなら大歓迎です」
滝「……まあ後ろ二人の目的はアレだが、とりあえず問題はなさそうだな」
我夢「みたいだね。それじゃあとりあえず座れる所を探そうか」
一部不純な動機を持つ者もいたがこうして滝一行と我夢、翔一の二人は合流し、揃って試合観戦する事を決めるのだった。
147 :
ラインライダー滝
◆lLi06nuZOA
:2012/11/24(土) 19:48:35 ID:???
―同刻、東邦学園控え室―
といった感じで滝達がヒャッハー達を掻き分け空いている席を探し始めていたのと同じ頃、
同じ会場内の東邦学園控え室の中は異様に剣呑な雰囲気に包まれていた。
そもそも試合前の東邦学園控え室は大体こんな感じなのだが、今日はその中でも一際である。
その原因は只一つ。
日向「……おい、もう一度言ってみろ」
デビルねこ「うん。僕が今日明日の助っ人としてヴァンプ様に派遣されたデビルねこだよ。よろしくね」
日向「……」(イライラ)
日向の眼前にちょこんと立ちお辞儀をするぬいぐるみ型怪人の存在であった。
自分にまるで物怖じせず平然と対応を返してくるデビルねこに青筋を浮かべつつ、日向はデビルねこに質問を続ける。
日向「……俺はお前の所の上司に出来るだけ出来る奴(怪人)を寄こせと伝えたはずだが?」
デビルねこ「この辺りのヒーローは容赦がないって話だし、
普通の怪人を呼ぶとその場で消される危険があるから無害そうなぬいぐるみ怪人の僕が選ばれたんだって」
日向「……」
デビルねこ「ちなみに本当はウサちゃんが派遣される予定だったんだけど、
ヴァンプ様が今日の事をうっかり忘れててウサちゃんがもう遊びに行っちゃったから急遽僕が派遣されたんだ」
日向「………………」(イライライライライライラ)
沢田(はわわ……日向さんの怒りのボルテージがどんどん上がってる!)
148 :
ラインライダー滝
◆lLi06nuZOA
:2012/11/24(土) 19:50:18 ID:???
どんどんと怒りを溜めこみ不機嫌になっていく日向。と、そこに横から三年の藤川が口を挟んで来た。
藤川「で、こいつを使うのか? 正直助っ人にはあんまり期待してなかったしこちとら10人でやる覚悟は最初から出来てるが」
さて、ここで東邦学園の現状について説明しておこう。
暴力的なプレイで相手を破壊しまくっている東邦学園であるが、練習の過酷さにプレイの荒さの反動で自分達の故障率も抜群に高かった。
結果都大会の頃からモブの故障が続発し、準々決勝を終えた所で気付けば試合に出られる選手は10人にまで減ってしまったのだ。
そこで、日向がスポンサーをしている悪の組織から怪人を一体派遣させる運びとなったのだが――結果はごらんの有り様である。
日向「……おい、ねこ。お前サッカーの方はどうなんだ?」
とはいえいつまでもイラついているわけにもいかない。
こめかみをひくつかせながら日向はデビルねこにそう尋ねた。
デビルねこ「サッカーなら前にやった事はあるからルールは分かってるよ。でも――」
【分岐】
先着一名様で、
【ぶっちゃけハンデをしょい込んだ東邦学園→! card】
!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの絵柄で分岐します
【〜】が最初から最後まで正確にコピペされていない書き込みは無効になります
ダイヤ、ハート→糖尿病の発作ですぐに退場しちゃったし、それに加えて最近膝が悪くなって来てるから長時間プレイは出来ないよ
スペード、クラブ→糖尿病の発作ですぐに退場しちゃったけどね
JOKER→10分動いたらドクターストップがかかるよ
149 :
森崎名無しさん
:2012/11/24(土) 19:55:47 ID:???
【ぶっちゃけハンデをしょい込んだ東邦学園→
ハートA
】
150 :
ラインライダー滝
◆lLi06nuZOA
:2012/11/24(土) 22:25:32 ID:???
ぶっちゃけハンデをしょい込んだ東邦学園→ハートA
→糖尿病の発作ですぐに退場しちゃったし、それに加えて最近膝が悪くなって来てるから長時間プレイは出来ないよ
デビルねこ「前試合に出た時は糖尿病の発作ですぐに退場しちゃったんだ。
それと、どうも最近膝が悪くなって来てるから長時間プレイは出来ないよ」
日向「あ゛あ゛っ!?」
とてもじゃないが助っ人など務まらなさそう、というか試合に出したら足手纏い確定なデビルねこの発言に日向、遂にキレる。
日向「チェンジだチェンジ! 普通の怪人を今すぐ呼んで来い!」
デビルねこ「今から呼ぶとここに着くまで大体二時間かかるけど、それでも良い?」
日向「……」
沢田(二時間後にはもう試合終わってますけど)
反町(なんか今初めて日向の事を可哀想だと思った)
結局、東邦に残された選択肢は二つしかなかった。
デビルねこを加えて11人(途中でねこ離脱の危険大)で戦うか。この際最初から10人で戦うか、である。
吉良「ふーむ、悩ましい。どうしたもんかのう」
ここで、今まで完全に空気と化していた吉良がようやく動き出した。
なお彼はいつも通り一升瓶をぐびぐびと煽っており、悩んでいるような様子は欠片も見られなかったという。
151 :
ラインライダー滝
◆lLi06nuZOA
:2012/11/24(土) 22:26:57 ID:???
【分岐】
先着一名様で、
【キラッ→! card】
!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの絵柄で分岐します
【〜】が最初から最後まで正確にコピペされていない書き込みは無効になります
ダイヤ、ハート、スペード→まあ壁くらいにはなるじゃろ
クラブ→どうせ出しても役にはたたん。最初はベンチに置いとくぞ
JOKER→そんなもん○造とギルモアに改ぞ……治療してもらえば五分で直るわい
152 :
森崎名無しさん
:2012/11/24(土) 22:27:09 ID:???
【キラッ→
スペード4
】
153 :
ラインライダー滝
◆lLi06nuZOA
:2012/11/24(土) 22:56:56 ID:???
キラッ→スペード4
→まあ壁くらいにはなるじゃろ
吉良「まあ入るポジション的はDFじゃ。下手に動かず壁に徹すればどうにかなるじゃろ。今日はこいつを使うぞ」
デビルねこ「うん。頑張るよ」
吉良「うむ。まあ期待はしておらんがの。頑張って人数補正役を務め切ってくれい」
最後に容赦なくデビルねこ切って捨てると、吉良は次に無言で壁にもたれかかっていた若島津に視線を向けた。
吉良「そういえば若島津。準決勝まで来たがお前さん、【アレ】を使う気はあるのか?」
若島津「……」
【分岐】
先着一名様で、
【ここで決勝最初の難易度がちょっと変わります→! card】
!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの絵柄で分岐します
【〜】が最初から最後まで正確にコピペされていない書き込みは無効になります
ダイヤ、ハート、スペード→雑魚相手に【アレ】を使う気はありませんよ
クラブ→ここまで来た以上油断する気はありません。機会があれば【アレ】を使う気です
JOKER→……監督、思わせぶりな事言ってますが【アレ】って何ですか? 全く心当たりないんですが
154 :
森崎名無しさん
:2012/11/24(土) 22:57:42 ID:???
【ここで決勝最初の難易度がちょっと変わります→
クラブJ
】
155 :
ラインライダー滝
◆lLi06nuZOA
:2012/11/24(土) 22:59:24 ID:???
まあ使用も決まりましたしちゃっちゃとカミングアウトしますが、
皆さん大体お分かりかと思いますが【アレ】っていうのは4の【アレ】です
といった所で今日はここまで
ではでは〜
156 :
ラインライダー滝
◆lLi06nuZOA
:2012/11/25(日) 22:01:54 ID:???
ここで決勝最初の難易度がちょっと変わります→クラブJ
→ここまで来た以上油断する気はありません。機会があれば【アレ】を使う気です
若島津「ええ、そのつもりです。然程大した相手だとは思いませんがここまで来た以上油断する気はありませんから。
機会があれば【アレ】を使う気です」
吉良の問いに、若島津は至って平静にそう答えた。
吉良「ふむ。それで良いぞ若島津。虎は兎を狩るにも全力を尽くすものじゃ」
反町(いや虎じゃなくて獅子だから)
相変わらず反町が言いたい事も言えないでいる中、吉良は一升瓶を傾けながら話を続ける。
吉良「で、今日の試合じゃが準決勝とはいえ敵は雑魚。
いつも通りのフォーメーションで攻めて攻めて相手を完膚なきまでに叩き潰せば良い。以上じゃ」
デビルねこ「ねえ、おじさん全然作戦とか言ってないけどいる意味あるの?」
日向(言われてみれば確かに……これなら北詰と変わらねえな。上から目線じゃない分、奴の方が扱いやすかったか?)
吉良(このネコ……)
最後にデビルねこの空気の読めない一言で微妙な雰囲気に包まれながら、東邦学園の選手達はグラウンドへと向かって行くのだった。
157 :
ラインライダー滝
◆lLi06nuZOA
:2012/11/25(日) 22:03:07 ID:???
という事でグラウンドであるが、滝一行がようやく座席を確保したのと時を同じくして両チームの選手達がフィールド上に姿を現した。
滝「ギリギリのタイミングだったな。さて、スタメンはどうなってるかなっと」
魁「岩見のチームの方はインハイの映像で見たのと変更ないみたいだ」
天道「……む?」
早速両チームのスタメンを確認しだした一行は、当然すぐに東邦学園のメンバーに混じっているデビルねこの存在に気付く。
神「あのねこ、前に士の痴話喧嘩で試合した時に相手チームに混ざってたねこ、だよね?」
光太郎「ああ。そのようだが……何故東邦学園に混ざっているんだ?」
我夢「東邦は予選から負傷者が続出していて選手不足一歩手前まで追い込まれていたからね。
どこからかつてを使って補充したのかもしれない」
滝「それにしてもわざわざあの生活習慣病ねこを呼び寄せる意味が分からんが……」
翔一「へぇ〜、あのねこ生活習慣病を患っちゃってるんですか」
まあ決勝まであれを使う気なら=向こうが穴を自分で用意してくれるも同じ。
そういった意味では突破口が見えたと言っても良いだろう。
魁「他にも夏の練習試合やインハイの時とは色々変わってるな。沢田と……見た事ないFWが一人加わってる」
滝「うーむ、あのFWは俺も見た事ないな。誰だ?」
見た事のない新選手の存在に滝が首を傾げると、すかさず我夢が横からフォローに入った。
158 :
ラインライダー滝
◆lLi06nuZOA
:2012/11/25(日) 22:04:17 ID:???
我夢「彼は宇都宮虎丸(うつのみや とらまる)。本来は沢田と一緒に中等部に所属してるFWの選手だ。
沢田と同じく実力は下手な高校プレイヤーを遥かに凌ぐみたいで、レギュレーション変更に伴って沢田共々招集されたらしいよ」
光太郎「成程なあ。東邦はこれで前より更に攻撃的なチームになったって事か」
光太郎が言う通り、東邦は以前よりも分かりやすく攻撃的なフォーメーションに変化を遂げていた。
尚、両チームのフォーメーションは以下の通りである。
【集英高校・フォーメーション】
−−○−− ○氷河
−−○−− ○瞬
○−−−○ ○越前 ○遊戯
−−○−− ○岩見
○−−−○ ○悟空 ○一輝
−−○−− ○星矢
−−−−−
○−○−○ ○一護 ○ルフィ ○紫龍
○−○−○ ○反町 ○日向 ○虎丸
−−−−−
○−○−○ ○大河(丈) ○沢田 ○大河(瀬文)
−−−−−
−−○−− ○東條
○−−−○ ○藤川 ○デビルねこ
−−○−− ○大河(真須駆)
−−○−− ○若島津
【東邦学園高等部・フォーメーション】
159 :
ラインライダー滝
◆lLi06nuZOA
:2012/11/25(日) 22:05:39 ID:???
神「同じ3-4-3でも本当に東邦は攻守綺麗に分かれてるねえ」
翔一「でもあれだけ後ろを薄くしてるのに東邦学園って未だに無失点で勝ち続けてるみたいですよ。凄いですね〜」
魁「なーに、もし決勝で当たったら無失点記録なんてすぐに終わらせてやるぜ!」
天道「相変わらず根拠もなく自信満々な奴だ」
両チームのフォーメーションを見ながら各人が思い思いの事を口にする中、不意に我夢が滝に向けて疑問を投げかけてきた。
我夢「そういえば滝、君はこの試合誰か注目してる選手とかいるのかい?」
滝「へ? そうだな……」
以下の選手の中からこの試合で注目している選手を一名選択して下さい
試合後の判定如何で選んだ選手の能力値や技が判明する可能性があります
日向、反町、沢田、若島津、大河丈、大河瀬文、大河真須駆、東條、藤川、虎丸、デビルねこ
先に二票入った選択肢で続行します
ID表示でお願いします。非表示ではカウント出来ません
今日はこれだけです
どうも文章多めな場面に行くと遅筆なせいで中々進まなくなりますね。申し訳ありません
ではでは〜
160 :
森崎名無しさん
:2012/11/25(日) 22:07:36 ID:2P3vONXI
日向
おつおつ〜
161 :
森崎名無しさん
:2012/11/25(日) 22:12:48 ID:aEZCELxs
若島津
162 :
森崎名無しさん
:2012/11/25(日) 23:14:34 ID:???
未決age
163 :
森崎名無しさん
:2012/11/25(日) 23:19:20 ID:H7FDjYuA
若島津
164 :
ラインライダー滝
◆lLi06nuZOA
:2012/11/27(火) 21:37:13 ID:???
>>160
どもども〜
若島津
滝「日向も気になるけど、やっぱ一番は直接戦う事が多くなりそうな若島津だな。
ここまで無失点で切り抜けてきたって事は油断しまくりで弛み切ってた夏の練習試合の時とは別人になってるだろうし」
我夢「弛み切ってた? 今の若島津からは想像できないなあ。スコアは?」
魁「6-1でこっちの勝ち。あの試合は良太郎やら剣崎が全力全開で全く容赦無しだったんだ」
我夢「……そりゃ一念発起もするよ」
仮にも全国屈指の強豪校の正GKが御覧の有り様とあっては体を鍛え直す無理もない。
我夢は可哀想な者を見るような眼でグラウンド上の東邦イレブンを見やる。
そこでは、丁度コイントスを行う為にキャプテンである日向と岩見が一歩前に歩み出ていた。
岩見「久しぶりだな日向。お前達にも南葛と同じようにここで消えてもらう。二強時代はもう終わりだ」
日向(誰だっけこいつ)
尚、両者の相手に対する意識には天と地ほどの差があったという。
岩見「(……こいつ、俺の事なんて全く覚えてないって面だな。まあいい。すぐに目に物見せてやる)審判、コイントスを」
審判「ああ。早速始めよう」
審判はそう言うと、キィーンという金属音と共にコインを宙へと弾いた。
165 :
ラインライダー滝
◆lLi06nuZOA
:2012/11/27(火) 21:38:19 ID:???
【分岐】
先着一名様で、
ここで最初の展開が少し変わります→! dice
と!とdiceの間のスペースを埋めて書き込んで下さい
奇数で東邦ボール
偶数で集英ボールになります
166 :
森崎名無しさん
:2012/11/27(火) 21:40:00 ID:???
ここで最初の展開が少し変わります→
3
167 :
ラインライダー滝
◆lLi06nuZOA
:2012/11/27(火) 22:10:17 ID:???
ここで最初の展開が少し変わります→3
→東邦ボール
審判「――裏だな」
日向「じゃあボールを貰うぜ」
岩見(ちっ、先手を取られたか)
コイントスの結果、ボールを確保したのは東邦だった。
滝「キックオフは東邦ボールか。岩見達にとっちゃ少し厳しい展開だな」
光太郎「ああ。東邦相手に最初に攻撃をされるというのは中々のプレッシャーのはずだ」
ピィィィィィィィィィィッ!!
そして、両チームの選手達が配置に着くと、試合開始を告げるホイッスルが高らかに鳴り響く。
反町「そらっ」
日向「……」
ホイッスルと共に反町からボールを受け取った日向は――
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