キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【次なる戦いの】もうひとつの物語6【始まり】

1 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/11/20(火) 17:38:21 ID:BjvofPR6
このスレはPS2版キャプテン翼の「もうひとつの物語」モードのように、
主人公 相沢祐一が南葛中に転校して中学サッカー界の頂点を目指すお話です。

キャプ森世界をベースに進行していきたいと思いますが、
Kanonやイナイレ、ひぐらし等他アニメのキャラなども登場するごった煮クロスオーバー作品です。

前スレ
【表と裏の】もうひとつの物語5【最強】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1340960846/

【前回までのあらすじ】

県大会決勝戦、ついに帝国学園との対決!!

祐一の特訓が試合に間に合わず、前半戦は祐一抜きで戦うことに!
新たな力を手にした翼、森崎。猛特訓でパワーアップした他の選手達は帝国と互角に戦う。
だが、鬼道の気迫はそれ以上で鬼道は中盤を支配し続ける。
PKで1点リードの南葛だが、試合展開はどう転ぶかはその時誰も予想は出来なかった。

後半開始時になんとか祐一は到着、そして帝国はまさかの鬼道抜きの10人編成!
前半とはまるで違う彼らに、人数差があるにもかかわらず互角の試合展開を見せる。
そして途中から鬼道が戻ると立て続けに南葛は2失点してしまい一時はこれまでか、と思われたが…
翼の奇跡のカウンターシュート、バーに弾かれたボールをねじ込むオーバーヘッドで逆転!

南葛は苦戦しつつも、県大会優勝することができたが…

帝国の元監督、影山。
彼の恐ろしさを知るのは…これからである。

233 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2013/06/10(月) 17:03:58 ID:1ZpJ0gTk
来生
ダイヤ・ハート → 沖縄!次の週は九州!
スペード → 沖縄に行った後、次週は南葛
クラブ → 九州に行った後、次週は南葛
JOKER → 「ちょっとハワイ行ってくるわ」  ?????

石崎
ハート → 翼と行動を共にする
ダイヤ → 2週間、東北へ見に行く
スペード・クラブ → 東北へ、次週南葛に
JOKER → 「ちょっと中国行ってくるわ」 ?????

高杉・小田
ダイヤ → 大阪へ
それ以外 → 関東。次週は南葛に
JOKER → 「俺より強い奴に会いに行く」 ?????


それでは、>>232の★と★の間のカードを先着3名引いてください。

234 :Q513 ◆RZdXGG2sGw :2013/06/10(月) 17:07:58 ID:???
★来生 →  ハート8

235 :森崎名無しさん:2013/06/10(月) 17:08:40 ID:???
★石崎 →  スペード3

236 :森崎名無しさん:2013/06/10(月) 17:11:42 ID:???
★高杉・小田 →  スペード4

237 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2013/06/10(月) 17:17:40 ID:???
外国に高飛びする人がいなくて助かりました…
★来生 →  ハート8 ★
ダイヤ・ハート → 沖縄!次の週は九州!
★石崎 →  スペード3 ★
スペード・クラブ → 東北へ、次週南葛に
★高杉・小田 →  スペード4 ★
それ以外 → 関東。次週は南葛に

来生「俺は沖縄にいくぜ!お金は出してくれるんだろ!その後九州に行ってからこっちに帰ってくるわ!」

石崎「んー…。東北って立花だろ?まぁなんか腐れ縁みたいなところがあるから俺行ってくるよ。次の週はこっちに帰ってくる」

高杉「(あんまり遠くへ行きたくねえな…。レギュラーとして出れるかだってわかんないのに疲れるのはたまらないぜ)
    俺は翼と一緒に見てくるよ。その後はここにいる」
小田「俺も高杉と一緒だ」

森崎「じゃあ今のところこうなるのか」

【行動予定】
      (前)     (後)
森崎   南葛     南葛
翼     関東     南葛
高杉   関東     南葛
小田   関東     南葛
祐一  北海道
肖    北海道
滝    北海道
あゆみ 北海道
みなと 北海道
来生   沖縄     九州
石崎   東北     南葛

238 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2013/06/10(月) 17:25:33 ID:1ZpJ0gTk
翼「関東・北海道に集中、後は沖縄・九州・東北か。
  まだ出ていない地域は【中部】と【大阪】か。
  本音を言うと【沖縄】【九州】を周る来生に監視役が欲しいけど…」

森崎「じゃあこっちの方で割り振っちまおう。あいつらも良いっていってるんだしな。
   よし、まずは3年生から…」


〜テンプレ〜
【初週】
★中里 → 中部 or 大阪 or 沖縄・九州
長野 → 中部 or 大阪 or 沖縄・九州
岩見 → 中部 or 大阪 or 沖縄・九州 ★

投票例)
★中里 → 中部
長野 → 大阪
岩見 → 沖縄・九州 ★

先に行き先が2票入った選手から決定していきます。
投票例を参考に、メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

※選手間での偵察場所の被りがあった場合は【同じ行き先】になります。先着というわけではありません。

239 :森崎名無しさん:2013/06/10(月) 17:42:29 ID:BPQDYZ8+
★中里 → 中部
長野 → 大阪
岩見 → 沖縄・九州 ★

240 :Q513 ◆RZdXGG2sGw :2013/06/10(月) 18:02:34 ID:VrFH+VQo
★中里 → 大阪
長野 → 中部
岩見 → 沖縄・九州 ★

241 :森崎名無しさん:2013/06/10(月) 19:15:28 ID:kRgkooXM
★中里 → 大阪
長野 → 中部
岩見 → 沖縄・九州 ★

242 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2013/06/10(月) 23:08:35 ID:???
ちょっといろんなことで心労がたたって今日は休ませて頂きます−。

両家の親の関係が一番面倒臭い(ヽ´ω`)

243 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2013/06/12(水) 16:52:57 ID:???
★中里 → 大阪
長野 → 中部
岩見 → 沖縄・九州 ★

森崎「中里は大阪、長野は中部に行ってくれるか?
    初週で十分な情報が得られたのなら、あとは自由行動で構わん。
    岩見は…来生の監視役を頼む。冷静なお前ならなんとかなるだろう」

中里「御意!」

長野「おう、わかった」

岩見「偵察はともかく、ソッチの方はなかなか荷が重たいな…」

【行動予定】
                      (前)     (後)
森崎                   南葛     南葛
翼・高杉・小田              関東     南葛
祐一・肖 滝・あゆみ・みなと    北海道
来生・岩見               沖縄     九州
石崎                   東北     南葛
中里                   大阪
長野                   中部

244 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2013/06/12(水) 16:58:27 ID:FFfxMkP6
森崎「あとは山森と1年FWの二人か…」

翼「山森は手助けになりそうだが、FWの二人はまぁ数合わせ程度なもんか。
  むしろ何か【良いキッカケ】を得られそうなところに送らせるのも手かもしれない」

祐一「偵察力と考えると石崎が少々不安といったところかな…?
    山森は石崎と一緒に活かせてもいいと思うんだがさて、他の二人は…」


行き先)
南葛 北海道 東北 関東 中部 大阪 九州 沖縄

★山森 → 
細井 → 
星 → ★

先に行き先が2票入った選手から決定していきます。
投票例を参考に、メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

※選手間での偵察場所の被りがあった場合は【同じ行き先】になります。先着というわけではありません。


245 :森崎名無しさん:2013/06/12(水) 17:41:29 ID:rA9ZKDd+
★山森 →東北
細井 →中部
星 →中部 ★


246 :森崎名無しさん:2013/06/12(水) 18:52:43 ID:BCQn3ITs
★山森 →東北
細井 →中部
星 →中部 ★


247 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2013/06/13(木) 21:42:08 ID:???
★山森 →東北
細井 →中部
星 →中部 ★

森崎「…よし。山森は石崎と一緒に東北。
    細井と星は長野と中部に行ってくれ」

山森「わかりました(東北は立花兄弟…。身近でそのプレイが見られるといいんだが)」

細井「おっし!わかりました!」
星「はい!(なんかキッカケを掴まないと俺らベンチにすら入れなさそうだな…)」

【行動予定】
                      (前)     (後)
森崎                   南葛     南葛
翼・高杉・小田              関東     南葛
祐一・肖 滝・あゆみ・みなと    北海道
来生・岩見               沖縄     九州
石崎・山森               東北     南葛
中里                   大阪
長野・細井・星             中部

248 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2013/06/13(木) 21:49:13 ID:???
森崎「じゃあ早速だけど、今日のうちに出かける奴は家に帰って準備してこい!
    俺は監督に行って色々手配をしてもらう。予算があるだろうからきっと一人ひとりに迎えにいくはずだ」

森崎は予定表を持って早速職員室のほうへ走っていく。

祐一「(すっごい予算が降りてるんだな…。改めて考えると)」

滝「祐一?聞きたいんだが北海道って1週間で偵察できるほどのあれなのか?」

祐一「んー…厳しいかもな。一応2週間のつもりでいったほうがいいかもな。
   ってそうか、森崎にそのこと言っておかないと…」

そう言って森崎を追いかけようとした祐一だが、滝がそれを遮り自分がすっと立ち上がる。

滝「いや、俺がいってくるよ。お前たちは先に帰って準備でもしててくれ」

肖「すいません、じゃあ俺はお先に失礼します。じゃあまた後で!」

滝と肖はさっさと部室から出て行く。気がつけば残ったのはあゆみとみなと。そして自分だけである。

あゆみ「…」
みなと「…」
祐一「…。俺らも帰るとするか」

249 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2013/06/13(木) 21:55:15 ID:???
どこからかみーんみーんとセミの鳴き声が聞こえる帰り道。

日差しは日に日に強くなっていく。

梅雨はあけ、夏へと変わっているのだと改めて実感する。

あゆみ「…」
みなと「…」
祐一「あっついなー…」

そんなふうに独り言をつぶやきながら、流れる汗を拭う。
そうでもしないと、この空気が変わらないような気がして。

あゆみ「…」

あゆみは相変わらずどこか不安げな顔でうつむき歩いている。
その不安がどこから来るのか本人も分からない。だからこその不安なのだろう。

みなと「…」

みなとはそのあゆみを見つめて…何やら自責の念がでてきたのだろうか。
だが、彼女自身も【ヒロト】に襲われた事がどこかでトラウマになっているのだろう。
どこか周りをキョロキョロと見渡している。

250 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2013/06/13(木) 21:57:21 ID:MCJCKzck
祐一「(流石にこのままじゃ気まずいな…)」

A 「北海道は今の時期涼しいからな。暑気払いにはいいところだよ」 北海道の話題を振る
B 「あゆみちゃん、やっぱり後悔してる?」 あゆみちゃんと話す
C 「みなと…。不安か?」 みなとと話す
D いや、何もしない

先に2票入った選択肢で進みます。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください

251 :森崎名無しさん:2013/06/13(木) 22:07:22 ID:la7woMo+
A

252 :森崎名無しさん:2013/06/13(木) 22:08:13 ID:e3b/NY4w


253 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2013/06/13(木) 23:46:45 ID:???
A 「北海道は今の時期涼しいからな。暑気払いにはいいところだよ」 北海道の話題を振る

祐一「北海道は今の時期涼しいからな。暑気払いにはいいところだよ」

その言葉で何気なく。そう、何気なく。
ふと、自分の覚えている北海道の景色を思い出す。

冬こそ雪の降る…雪国ならどこにでも転がっているような景色。

おばさんと…親戚の女の子と。

そして記憶に少しずつよみがえる…「名前の思い出せない女の子たち」。

ズキィ!と頭を殴られたような衝撃を受け、思わず膝をついて頭を抱え込む。


……
………

このモヤモヤした感覚は、と思った時には。
目の前には街を一望できそうな…枯れた木の前にいた。

254 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2013/06/13(木) 23:57:26 ID:???
ここはどこだ…?と疑問を浮かべた瞬間に、「あなたの心の中よ」と聞き覚えのある声が頭上から聞こえる。

見上げると「フレデリカ」が木の枝に座っている。ビラビラのいっぱいついたスカートなのに、よく登れたものだ。

「ふふ…昔取った杵柄ってやつかしら。…似ているわ、この景色。
 いえ…別にそっくりな景色というわけではないの。
 この景色から伝わる雰囲気が…。遠い昔私が大好きだった場所に似ているだけのことよ」

フレデリカは哀愁を漂わせ、遠くを見つめている。
その瞳は…異様な力を持つものの目ではなく。
純粋な少女を思い起こさせるような眼差しだ。

「あなたがこまっているようだから、助けに来てあげたわ。」

困っている…?見に覚えにないのだが…

「私とあなたは本来出会うはずの無い存在。最初にそう言ったわよね?」

あぁ…そういえば1スレ目の166でそんなことを言っていたような…

「そういうメタ発言、私は嫌いじゃないんだけれどもね。
 私とあなたには同じような【何か】がある。そんな因果律が私達を引き寄せたのかもしれないけれど」

255 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2013/06/14(金) 00:06:34 ID:???
「最初に言っておくわ。あなたの【奇跡を起こす魔法】。
 率直に言うとあなたはその魔法を使う【トリガー】の素質があるだけなの。
 あなたと縁が深い者のお陰で、あなたはそれを使うことができるわけ。
 私があなたにあげた勾玉は、たとえるならばライターのガスのような…燃料ね。
 着火をすることはできても、あなたにその燃料を作る力は本来無いの」

何がいいたいんだ…?

「不思議だと思わない?着火する素質があるという事が。
 おそらく…本来それは【あなたが持ち得ていないもの】。
 先ほどもいったように、それはあなたと縁が深いものからの借り物のようなものなの」

今、俺が見ているこの景色…。この木と何か関係があるというのか?

「ええ。察しが良くて助かるわ。
 さらに言うと…【北海道】とも縁が深い場所であるし、なにより【あなたの身近にいる人】にも縁が深い場所でもあるわ」

………なんだって????

「だから、今その人はとても不安なわけ。
 本当に人というものは不思議なものね。【最悪の結末】というのは【人の努力次第で回避できる】んだもの。
 決して意固地にならないで。そして、どう捉えるのかも【あなた次第】ってことは覚えておいて…。
 かつて同じような状況に置かれた、先人からのアドバイスよ」

256 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2013/06/14(金) 00:11:03 ID:???
「私だって悲しい結末はもうこりごりだわ。あんなのもう十分よ。
 …というわけで、私も出来る限りの【足掻き】がしたい。
 私があなたに教えた【魔法】。残り回数だけ足掻けるはず。
 おっと、そろそろ時間だわ。それじゃあね、祐一くん」

一方的に喋ったあと「バイバイなのです、み〜☆」とキャラでも崩壊したのか?と思うような仕草をした後。
目の前が急に明るくなってきて…



……
………


あゆみ「センパイ!大丈夫ですか!?センパイ!?」

目の前には、あゆみちゃんの不安そうな顔が俺をのぞき込んでいた。

257 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2013/06/14(金) 00:20:06 ID:???
あゆみ「センパイ…急に倒れちゃったんでびっくりしました。
     多分熱中症かな?って思ったので…近くの公園の木陰のベンチまで運んだんです。
     今みなとちゃんは冷たいお水を買いに行ってもらってるところです。
     あ、駄目です!まだ動いちゃ駄目です!もうしばらく休んでいてください!!」

頭にはベンチの感触とは違う、むにゅ…とした感触がある。
これはまさか…膝枕。というやつではないだろうか…

あゆみちゃんはまだ不安そうな顔で覗き込んでいる。
なんだろう…デジャブ…というのだろうか。
立場が逆でこのような事があったかもしれない。そんな感じがする。

しばらく目を瞑り、涼し気な風と感触を堪能することにする。
サァァァ…と葉っぱがこすれる音がどこか気持ちがいい。

みなと「ねーねー!お水買ってきた…って、あ!!先輩意識が戻ったんですか!?よかった!!」

みなとの声が聞こえたので目を開けてみると…そこにもやはり、手にペットボトルを持って心配そうな顔をしているやつがいる。

祐一「ふたりとも大げさだな…。俺は大丈夫だって。心配するなよ」

258 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2013/06/15(土) 17:12:41 ID:???
その後、祐一は二人に家まで送ってもらった。

先ほど自分の見たイメージはなんだったのか。

フレデリカの言う「最悪の結末」とはなんなのだろうか。

いくら自問自答をしても、それを答えてくれる人はいない。

ただ…全国大会までの2週間。

なにかが起こる。それだけは確信を持っていた。


〜〜〜〜〜北海道編〜〜〜〜〜

259 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2013/06/15(土) 17:17:54 ID:???
長旅の荷物を準備しを得た時、外からプップーとクラックションの音が鳴り響く。

窓の外から眺めると、滝と肖、あゆみにみなとが乗っているハイヤーが止まっていた。

祐一「なんだ、みんなを先に乗っけてたのか。準備が早いなぁ」

滝「俺達が早いんじゃなくて、お前が具合悪くなってて時間が過ぎちゃったんだよ。
  今から空港にいかないと今日中には北海道にはつかないからな」

祐一「悪い悪い。じゃあ直行で空港ってわけか。どこの空港にのるんだ?」

肖「羽田空港かららしいですよー」

祐一「うーん…羽田か…」


一行をのせたハイヤーは高速に乗り、羽田空港へ向かう。

羽田空港についた時には、夕方で日が沈む前の時間になっていた。

260 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2013/06/15(土) 17:22:08 ID:YfXjMU7w
滝「俺が搭乗手続きとかしてくるよ。祐一たちはここでまっててくれ」

滝が雑踏へ消えていくのを見送り、改めて周りを見渡すと…

祐一「羽田って国際便なんだよな…。
   もしかして、あいつ帰ってきてたりとかしないよな…?」


★だれがでるかな? → ! card ★

★と★の間のカードを引いてください。マークによって以下のように分岐します。

ダイヤ → 「よう!」 そ、その声は!!!
ハート → グラサンをかけた、ちょっと年季が入った人がいるぞ
スペード → あれ?あれって日向小次郎?
クラブ → グラサンをかけたパーマのおじさん?がいるぞ
JOKER → 全員ばったり!

261 :森崎名無しさん:2013/06/15(土) 17:23:33 ID:???
★だれがでるかな? →  クラブ3

262 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2013/06/18(火) 11:06:45 ID:???
★だれがでるかな? →  クラブ3 ★
クラブ → グラサンをかけたパーマのおじさん?がいるぞ

祐一があたりをキョロキョロとしていると…
グラサンにチョビヒゲ、そしてロングコートという国際空港とはいえ浮いて見える格好の男を見つけた。
その男もなにやらキョロキョロしていたようで、パッと目があったことが表情でわかった。

祐一「(やべ…変な人と目があっちゃった…)」

あゆみやみなとが後ろにいる以上、彼女らに被害が及ばないようすっと立ち上がる。

予想通り、そのグラサンの男は祐一に話しかけてきた。

グラサンの男「君…。俺は日本は3年ぶりでね。だいぶこの空港も変わったようだ。
         どこにいったらいいか全然わからないんだよ」

祐一「は、はぁ…。それで、僕にいったい何のようが…」

見た目に反して流暢な日本語で喋りかけてくる。
3年前に来たことがあると言ってることから、そこで日本語でも学んだのだろうか。

グラサンの男「なぁに。ちょっとシズオカ行きに行きたいんだけれども…。
         ここに電車できたんだろう?」

263 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2013/06/18(火) 11:10:22 ID:???
祐一「あ、すいません…。僕達車で来たからよくわからないんです。
   えーっと…。あ、多分あっちの方に行けば電車の改札があると思いますよ」

グラサンの男「そいつは悪いことをしたね。どうもありがとうお兄さん」

ペコッと頭を下げて祐一が指さしたほうへ向かっていくグラサン男。

ちょうどその時滝が航空券を持って帰ってくる。

滝「あれ…?あの後ろ姿、どっかで見たことあるような気がするな…。でもまさか、な。
  そうそう、みんな。このチケットを持って搭乗手続きをしに行くぞ」

一同「「「はーい」」」」



……
………


グラサンの男「ツバサ…。お前は一体どんな選手になったのかな。俺は楽しみだよ…」

264 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2013/06/18(火) 11:21:54 ID:???
祐一・滝・あゆみ・みなと・肖の5人を乗せた飛行機は無事新千歳空港につく。
そして、近くの手配済みのホテルの部屋で男女に分かれて宿泊することになっていた。

滝「ふー。いやー、移動するだけでも疲れるもんだなー」

肖「飛行機に乗るなんて久しぶりでした。いやー、やっぱり離陸するときはなれませんね…」

祐一「さて。じゃあ初日の夜だからなぁ。滝、おおまかなスケジュールってのは決まっているのか?」

滝「いや、どうやら明日から帰るまでハイヤーを手配してくれたようだから移動はそれでするってことくらいかな。
  俺達がみたいのは【ふらの中】と【白恋中】か」

ネイ「(システム的な面倒事があるので【場所移動は半日かかる】って事を念頭に入れておいてくれ。
    今は初日終了であと初週終了まで【6日】。
    【6日目の夜までに新千歳にいないと南葛や他の所に移動することは不可能】ってことで)」

祐一「丁寧なメタ情報ありがとう…。ってことで、さて。
    ってことは【帰りたかったら移動を含めて11回行動】ってことか。意外と少ないな…」

肖「幸い人数は多いですからね。二手にわかれて行動も可能といえば可能みたいです。
  その場合は【祐一】先輩チームと【滝】先輩チームにわかれますけれども」



265 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2013/06/18(火) 11:28:33 ID:IITfsqKg
祐一「さて、じゃあそういう事情を含めまして…。
    まず明日の行き先を決めますか」

現在地 【新千歳】

行き先候補 【ふらの】 【白恋】 【祐一の転校前の場所】 【移動しない】 【その他】


〜テンプレ〜

★祐一チーム →○○
滝チーム →○○ ★


○○の所に行きたい場所を記載してください。
祐一と滝が同じ場所の場合は一緒に行動することになります。
【移動しない】の場合は現在地から移動しません。
【その他】の場合は北海道の地名を記入してください。GMの知識の範囲内で何かしら考えるかもしれません。

先に2票入った選択肢で進みます。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください

※行き先が別の場合の【祐一チーム、滝チームに誰を配属するか】は後の選択肢で決定します。
ただし、滝チームには必ず【あゆみ】が配属されます。

266 :森崎名無しさん:2013/06/18(火) 15:46:12 ID:UtLCztPg
★祐一チーム →ふらの
滝チーム →白恋 ★


267 :森崎名無しさん:2013/06/18(火) 16:24:02 ID:wv+nyJtk
★祐一チーム →白恋
滝チーム →ふらの ★



268 :森崎名無しさん:2013/06/18(火) 16:39:10 ID:PMPwKrLE
★祐一チーム →白恋
滝チーム →ふらの ★

269 :もう一つの物語  ◆CaLugq8m7A :2013/06/18(火) 17:51:18 ID:znu0QY6s
>>★祐一チーム →白恋
>>滝チーム →ふらの ★

祐一「最初は別行動にしよう。
   時間が余り無い以上、情報が何もないのは避けなきゃいけない
   連絡先は南葛の森崎経由でお互いに知らせることにして…」

滝「なら、俺はふらのに面識がある。そっちは俺に任せてくれ」

祐一「じゃああゆみちゃんもふらのだな。さすがに俺一人はきついから最低でもどちらか連れて行くか…」

A 肖を連れていく
B みなとを連れて行く
C 両方連れて行く

先に2票入った選択肢で進みます。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください

270 :森崎名無しさん:2013/06/18(火) 17:51:41 ID:wv+nyJtk
B

271 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2013/06/18(火) 17:52:20 ID:???
あや、コテハン違うけど気にしないでください。
中の人はスマフォから外出先で更新中です。

272 :森崎名無しさん:2013/06/18(火) 18:05:36 ID:PMPwKrLE


273 :森崎名無しさん:2013/06/18(火) 18:05:40 ID:ikw8VFDA
A

274 :森崎名無しさん:2013/06/18(火) 18:43:20 ID:mGYoX7go
A

275 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2013/06/18(火) 22:09:34 ID:IITfsqKg
A 肖を連れていく

祐一「俺は肖を連れて行くよ。こいつの分析力は頼りになる」

滝「そうか、じゃあ女子の二人は俺が責任をもって預かるよ」

予定が決まった後、内線で明日の予定を女子を告げると彼女たちは電話ごしでぶーたれていたが、
「まだまだ日にちはあるさ」ということでひとまず納得はしてくれたようだ。

受話器を下ろして部屋のほうへ振り向いてみると、滝はごろんと横になりながらテレビを見ており、
肖は明日の支度をいそいそとしているようだ。
時刻は夜の8時を回った所。
何か行動を起こそうと思えば起こせる時間ではある。

祐一「(どうするかなー…)」

A 滝と話す
B 肖と話す
C 部屋を抜け出す(さらに選択肢分岐)
D 電話をかける(さらに選択肢分岐)
E このまま寝る!
F その他

先に2票入った選択肢で進みます。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください

276 :森崎名無しさん:2013/06/18(火) 22:16:32 ID:ikw8VFDA
A

277 :森崎名無しさん:2013/06/18(火) 22:18:54 ID:PMPwKrLE


278 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2013/06/28(金) 23:13:09 ID:pxH/PWfw
また間隔があいてしまい申し訳ありませんでした。

A 滝と話す


ごろーんと暇そうにしている滝にターゲットを決め、話そうとするが…

祐一「(といっても話題はっと…)」


A 明日の事について
B 南葛の事について
C ネイと喋る
D 適当に雑談する(カード分岐)
E その他(何か話したいことがありましたら明記してください)

先に2票入った選択肢で進みます。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください


279 :森崎名無しさん:2013/06/28(金) 23:19:06 ID:Jt3ucWgA
B

280 :森崎名無しさん:2013/06/28(金) 23:22:55 ID:HDY+plWg


281 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2013/07/03(水) 14:55:01 ID:???
B 南葛の事について

祐一「なぁ、滝。ちょっとききたいことがあるんだけどよ…」

滝「あぁん?いったいなんだってんだ?」

祐一「正直な話、だ。南葛サッカー部は全国大会優勝できると思うか?」

肖「…っ!!」

横にいる肖も思わずビクンッとなる、率直な疑問。

だが滝は驚きもせず、まぁそう思うよなといった感じで視線をこちらにむける。

滝「確かに県大会であれだけ苦戦すればそう思うのもわからなくはない。
  けど、間違いなく森崎や翼は日本トップクラスの実力者だしおれはそこまで不安にはなってないけどな。
  なにより、あいつらまだ【全力】は見せてないだろ」

祐一「…え?」

滝「調整不足なのか、それとも偵察をけむにまくためなのかはよくわからないけどな。
  あいつらの本気はあんなもんじゃない。目の前で2回も優勝を見せられた奴が言うんだ。間違いないよ」

282 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2013/07/03(水) 15:02:13 ID:???
滝「とはいえ、あいつら二人でサッカーをするわけにはいかない。
  いくら優れてたって体力は無尽蔵にあるわけじゃない。
  そのために俺たちがどれだけ頑張れるか。それが鍵になると思っている」

肖「…僕もそう思います。エース対決なら間違い無く南葛に軍配が上がります。
  ですがこの前の帝国のように【満遍なく均等に強い】となると、こちらの弱点をつかれかねません」

祐一「うん…?弱点?」

滝「あぁ。祐一が入ってきてくれたおかげでだいぶ楽にはなったが第一の弱点としては
  【森崎が体力切れを起こした場合どうしようもない】だな。
  あいつは強いシュートにはめっぽう強いんだが、如何せん一枚下のシュートをいっぱい撃たれるとどうしようもない。
  …だが石崎を含め、DFは強いからそこまで心配は無いと思うんだがな」

肖「もう一つとしては文字通りの【必殺が無い】ということでしょうか。
  先ほどのような強いシュートを打てる選手が翼先輩しかいません。
  ボール運び、守備、そしてストライカーまで兼任するとなると攻め疲れが簡単に発生します」

滝「そうならないように俺や来生、山森あたりが頑張ってはいるんだが…。
  強いシュートってのは簡単にはいかないもんだ。
  …そういった意味で東邦のような【強いGK】【強いFW】がいるチームは苦手かもしれないな」

283 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2013/07/03(水) 15:07:41 ID:???
祐一「強いシュート…か。確実な得点源は確かに欲しいところだな…
   そういえば肖、俺らが明日行く白恋中って…」

肖「ええ、円堂さんからもらったこの紙には「1試合10点を一人で叩きだした」と書いてありますね」

祐一「何かヒントが得られればいいんだがな…」



この後、明日は早いということで寝床についた祐一達。

祐一、肖は白恋へ。

滝、あゆみ、みなとはふらのへ。

行った先で果たして何かを得られるだろうか。

他のみんなは大丈夫だろうか。

284 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2013/07/03(水) 15:12:54 ID:???
…そのような事を考えているうちにいつの間にか眠っていたらしい。

窓から爽やかな日差しが差し込んできている。


ホテルの玄関にいくと車は2台。

それぞれの車の前で南葛様 白恋行き、ふらの行きとのプラカードを持っている。

祐一は白恋行きの看板を持っている人をよーくみてみると…


祐一「あれ…?肖、あれって雷門にいた古株さんだよな?」

肖「そう…ですね」

古株さんはまたあったね、といった表情でにこやかに話しかけてくる。

古株「なんだか雷門も同じ地域として君たちに協力してくれとの要請があってね。
   私はこれくらいのことしか出来ないけど、よろしく頼むよ。
   今日は君たち二人だね。それでは出発するけれどもいいかな?」

祐一「あ、ちょっと待って下さい」

285 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2013/07/03(水) 15:22:53 ID:SwB30fCs
祐一「(今日一日は離れ離れになるわけだ。滝班に何か…。
    えーっと、とりあえずは…)」

〜偵察について〜
A 個々の選手の能力について知りたい【易】 
  (強い選手に注目します)
B チームの傾向を知りたい【易】
  (チーム全体の強さ、作戦などを把握出来ます)
C 弱点を見つけてほしい【難】
  (上記2つのデータから弱点を見つけ出します。まだデータがないため成功率は低いです)
D 相手の技に注目してこい!【中〜難】
  (選手の得意技を知ることができます。能力だけを知るだけならそこまで難しくはありませんが、
   運が良かったら原理を理解する(=技術を盗む)ことができるかもしれません)

〜個人個人について〜
(話しかけた人の感情値がアップします)

α 滝に話しかける
β あゆみに話しかける
γ みなとに話しかける

A〜D、α〜γからそれぞれ一つずつ選んで投票してください。
それぞれの郡の中から先に2票入った方に決定します。
メール欄を空白にして、IDを出して投票してください

286 :森崎名無しさん:2013/07/03(水) 15:44:30 ID:JOiVwIXw
A
β
最近、イナイレのゲームを買ってやり始めたんだけど審判がけっこう頻繁にファールの笛を吹きますよね。
アニメ版しか知らなかったんで審判がちゃんと仕事してる事にびっくりしましたwww

287 :森崎名無しさん:2013/07/03(水) 16:38:57 ID:kAu999WI
D
γ

288 :森崎名無しさん:2013/07/03(水) 17:36:24 ID:NbYBsh52
A
β

289 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2013/07/03(水) 18:41:52 ID:???
A 個々の選手の能力について知りたい【易】 
β あゆみに話しかける

ちょっとだけ待ってくださいといって、横の滝チームの車へ駆け寄る祐一。

祐一「滝、富良野の個々の選手についてよーく調べておいてくれ!
   三人いるから最低三人は見れるはずだ!」

滝「おう。それだと松山と小田、GKの加藤は最低見ておくよ」

祐一「あと、あゆみちゃん!」

あゆみ「!!」

祐一「大丈夫だ、少し離れるけど心配はいらない。
   もし、君が何かあったとしても必ず俺は駆けつける。だから安心していてくれ。
   (ネイ、万が一の時は頼むぞ。あと連絡をつけることは可能か?)」

ネイ「(ちょっと大変じゃが不可能ではない。
   とはいっても虫の知らせ程度の連絡じゃ。そう感じたときは何かあったと思っておくれ)」

あゆみ「…。センパイがそう言ったら信じるしかないでもんね。
    約束、ですよ」

290 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2013/07/03(水) 19:59:02 ID:???

    〜少年移動中〜

古株さんがいうには昼前にはつくとのことで、肖ははじめて見る北海道の大地を窓から堪能していた。
祐一はというと、かつて自分が住んでいた「あの街」を思い出しながら同じように外を眺めていた。


……
………

肖「それにしても、祐一先輩。聞きたいことがあるんですけど…」

祐一「うん?なんだ?」

肖「…あゆみちゃんとみなとちゃん。ふたりとどういう関係なんですか?」

祐一「ど、ど、どういう関係って…!!先輩と後輩の関係だよ、うん…」

肖「そう思いこむのはいいんですが、周りの人たちからはそうみえませんよ…(ニヤ」

祐一「な、なにニヤけてるんだよお前!たく…って、あれ?古株さん、あそこ見てください」

291 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2013/07/03(水) 20:03:14 ID:SwB30fCs
もう少しで白恋中につくといった矢先、周りには民家ぐらいでとくに何もない田舎道。
そんな場所のバス停に、人が一人立っているのが見えた。

その人物とは…

★普通ならあの人なんですけど → ! card★

クラブ以外 → こんな夏の日にマフラーをしてる男の子が立っている
クラブ → 大きなカバンを持った、男の人だ
JOKER → あの特徴的な丸坊主姿は…

★と★の間のカードを引いてください。マークによって分岐します。

292 :森崎名無しさん:2013/07/03(水) 20:04:00 ID:???
★普通ならあの人なんですけど →  スペード2

293 :森崎名無しさん:2013/07/03(水) 20:04:28 ID:???
★普通ならあの人なんですけど →  クラブ5

294 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2013/07/03(水) 20:10:37 ID:???
マークの優先順位まちがえたかなー?と思いましたけどまぁ普通の色引いてくれてよかったです

★普通ならあの人なんですけど →  スペード2 ★
クラブ以外 → こんな夏の日にマフラーをしてる男の子が立っている

祐一「北海道とはいえ、夏の日にマフラーしてるなんて変わったやつだなぁ…」

古株「こんな車通りの無い所で待ってるなんて大変だ。道中だったら乗せてっても構わんかね?」

断る理由も特にないので、祐一はすぐに頷く。

バス停の前に車を止め、古株さんは少年に声をかける。

古株「おおい、そこの少年よ。私たちはこれから白恋中に行くんだが君はどこに行く予定なんだい?
   もし途中の道だったら乗せて行ってあげようと思うのだが」

少年「えっ、白恋中にいくんですか?ちょうどよかった、僕もそこに行こうとバスを待ってたんです。
    乗せてもらってもよろしいんですか?」

祐一「いいよいいよ。座席に余裕はあるから、さぁ早く乗りなよ」

少年「ありがとう、じゃあさっそく乗せてもらうね」

295 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2013/07/03(水) 20:23:40 ID:???
少年「君たち、こういってはなんだけどさ。こんな田舎の白恋中に何の用事なんだい?」

肖「白恋中のサッカーの見学をしにきたんです。巷で噂になっているようでして…」

少年「ふぅん…わざわざこんなトコロまで来るなんて、物好きだね」

祐一「うん?でもお前のそれ、サッカーのスパイクだよな。お前もサッカーやるのか?」

少年「そうだよ。よかったら見学なんて言わないでさ、後で君たちも一緒に練習しないかい?
   僕から頼めばみんなからOKもらえると思うんだ」

祐一「え、本当にいいのか?それは願ったりだけど…って、うわぁ!?」

キキーッ!!というブレーキ音と衝撃に驚いて、祐一はあわてて前方を見る。
すると、道のどまんなかに大きなクマがのっそのっそと歩いているではないか。
幸いこちらには気づいてないようだが…

古株「く、クマだっ!?こんなところまで下山してくるとは…!いったん引き返そう!!」

少年「ちょっと待っててください、僕がなんとかします」

祐一「な、なんとかするってお前…!あぶない、おいっ!!」

肖「も、もしかして先輩…熊殺しって…!!」

296 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2013/07/03(水) 20:33:44 ID:SwB30fCs
少年「ふぅ。ちょっと悪い気がするけど、ここは人里だからね…」

少年はいつの間にか足元にあったサッカーボールをちょん…と浮かせた後…

ギンッ!!

クマ「ッッッ!!!」

少年「エターナル…ブリザードッッ!!」

〜バトル発生!!〜

クマの体力 → 100

★少年 → エターナルブリザード ??+! card +不意打ち(! card)★
★クリティカル判定 → ! card★

★と★に囲まれた間を先着2名様で引いて下さい。

クマの体力−MAX【攻撃】側
クマの体力が30以上 → クマは怒り狂っている!
クマの体力が10〜29 → クマは怯んでいる!
クマの体力が10以下 → クマは気絶した!
クマの体力が0以下 → パパパパーパーパーパッパパー!!

※クリティカル判定が赤札の場合威力は2倍、JOKERの場合威力が3倍になります
※エターナルブリザードの威力は現在マスクドデータとなっております。

297 :森崎名無しさん:2013/07/03(水) 20:35:39 ID:???
★少年 → エターナルブリザード ??+ スペード3 +不意打ち( ハート3 )★

298 :森崎名無しさん:2013/07/03(水) 20:39:24 ID:???
★クリティカル判定 →  JOKER

299 :森崎名無しさん:2013/07/03(水) 20:39:29 ID:???
★クリティカル判定 →  ダイヤJ

300 :森崎名無しさん:2013/07/03(水) 20:49:40 ID:???
殺る気満々ですね・・・(汗)

301 :森崎名無しさん:2013/07/03(水) 21:22:37 ID:???
誰かと思えばエリート熊さんじゃないですか

302 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2013/07/03(水) 21:31:53 ID:???
さすが吹雪んオーバーキルやでぇ…!!
オーバーキルボーナス入りまーす

★少年 → エターナルブリザード ??+ スペード3 +不意打ち( ハート3 ) = ??+6★
★クリティカル判定 →  JOKER (3倍)★

エターナルブリザードの威力 ………… 178
クマの体力が0以下 → パパパパーパーパーパッパパー!!

シュバババババババッッッ!!

クマ「グモォ!?」

クマが殺気に気づいて振り向いた時、すでにボールはクマの顔面を捉え…
こともあろうか何百キロもあろう巨体を軽々と吹き飛ばす。

バキャキャキャキャ!!!!

祐一「なんっ!?」
肖「!!??」

…いや、目の前で起こった事実は吹き飛ばすといった表現をはるかに超えていた。
そのシュートはクマ毎後ろにあった木々をなぎ倒していったのだ。

しゅるしゅるしゅるとボールの回転が止まってこぼれ落ち。
少年は何事もなかったかのように呟く。

少年「エターナルブリザード…」

相手は死ぬ。

303 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2013/07/04(木) 01:18:50 ID:???
祐一「…」

肖「…」


あまりにも非現実な光景を目の当たりにして二人は目を点にするしかなかったが…


祐一・肖「「いくらなんでもそれはねーよ(ないです)!!!」」

少年「あははは…でもこれが僕にとっての日常だからさ…」

祐一「精々荒波をうち破るとかコンクリ壊すとかはまだわかるけどよ…」

〜〜某所〜〜

??「ヘックシッ。誰だ俺の噂をしたやつは…」

〜〜〜〜〜〜

少年「あははは…。ともあれ、あのクマが落としてったこれを君たちに上げるよ」

肖「ゲームの世界じゃないんですから…」

祐一「…なんか知らんが受け取っておこう。あとが怖い」

※【ごくじょうのおでん】を手に入れました!使用するとガッツが全回復します! (使い捨て)
※吹雪のレベルがあがりました!(各パラメータ+1)

304 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2013/07/04(木) 01:37:55 ID:???
…だが、祐一達は驚愕しながらも素晴らしいシュートを一挙一動見ることができたのだ。
彼らの脳内では色々な思考が交差する。

祐一「(…今のシュートの威力はシュート技術云々の前に彼の凄まじい身体能力があってこその技だ。
    威力再現は難しいが、シュート自体は難しいレベルではなそうだ。
    シュート原理自体はタメを作っての…静から動への瞬発力と真芯をとらえる集中力。
    居合い抜きのようなシュートか。
    空中でうつ分にはシュートコントロールが多少大変になるが、それでも十分な威力だろう。
    ボレーシュート、もしくは今のように地上でフリーの状態で撃てるシュートか?
    あのクマを軽々と吹き飛ばせるほどだ…。かなりの破壊力はもっているんだろうな…)」

肖「(なぜだろう…。あれほどの威力のシュートを見たのにもかかわらず考えるのは
   「打ち返したらどのようになるのだろう」。そんなことばかりだ。
   見える気がする…空を舞う氷竜の姿が…)」

出来るかどうかはまた別として、各々の中で何かしらのイメージを浮かべることは出来たようだ。


※「エターナルブリザード」の原理を理解することが出来ました。(習得するためには必須です)
※エターナルブリザードの特徴
・地上、空中(高・低)可。ただし 高 の場合は若干威力が減少する
・地上で撃つにはほんの少しのタメが必要
・吹き飛ばし能力は強い部類
・「瞬発力」と「集中力」が必要
・必殺シュート自体の威力は中〜高

※肖の反動蹴速迅砲経験値が上昇!(1/4)
強烈なシュートを見る、反動蹴速迅砲・偽を発動する、反動蹴速迅砲・偽が成功するのいずれかで経験値が上昇します

305 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2013/07/05(金) 18:41:08 ID:???
何事もなかったかのように再び車に乗り込んでくる少年。
流石に鈍い祐一でも、もしやと思い彼に訪ねてみる。

祐一「なぁ…お前ってもしかしてさ、もしかして【熊殺し】とかそういう異名をもった選手じゃないだろうな…?」

少年は屈託のない笑顔で隠そうともせずにあっさりと「うん、そうだよ」といってのける。

少年「なんかそういうのが一人歩きしちゃっててさ…。大男だと思ってみんな勘違いしてくるんだよね。
    ごめんね、なんだかそういう期待してた人じゃなくて」

祐一「いや、あぁ、それは別にいいんだけど…」
肖「(この人、絶対に天然だな…。来生先輩に負けず劣らずの…)」


……
………

先ほどのようなトラブルは特になく無事白恋中についた一行。

少年は「練習は午後からだから、それまでにユニフォームに着替えててね♪」と言ってどこかへ言ってしまった。

306 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2013/07/05(金) 18:51:38 ID:GBp4pD52
祐一「なぁ、肖。成り行きで練習に参加することになっちまったみたいだけどさ…」

肖「まぁ…。情報収集と言った意味ではこれ以上ないってぐらいの成り行きですけどね。
  …そうですね。強いて言うのなら【祐一先輩がどこのポジションで練習に参加するか】ってのと、
  【僕に対する指示】をしていただければ嬉しいかなとは思います」

祐一「んー、ちょっと詳しくきいていいか?」

肖「はい。GKの練習に参加すれば必然的に「GKの能力上昇」と「対シュートの知識」は自然とわかるはずです。
  フィールダーで練習すれば「基礎値」や「彼らの使う必殺技」を間近で見れるわけですから、
  知識なり習得なりも考えられるでしょうね。
  僕に対する指示としましては、先ほど滝先輩にいったようなものと同じですね。
  (>>285参照)」

祐一「なるほどなぁ。それを踏まえて、どうしようかな…」

〜祐一のポジション〜

A GKとして参加する
B フィールダーとして参加する

〜肖への指示〜
α 個々の選手の能力について知りたい【易】 
β チームの傾向を知りたい【易】
γ 弱点を見つけてほしい【難】
δ 相手の技に注目してこい!【中〜難】

※肖は偵察力【高】です。【易】は無条件で成功。中、難はカードマーク次第です。

それぞれ一つずつ選んで投票してください。
郡の中から先に2票入った方に決定します。
メール欄を空白にして、IDを出して投票してください

307 :森崎名無しさん:2013/07/05(金) 19:04:45 ID:a2Xk0xfk
A
δ

308 :森崎名無しさん:2013/07/05(金) 21:22:42 ID:9g7+ktxQ
A
δ

309 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2013/07/06(土) 01:05:40 ID:???
A GKとして参加する
δ 相手の技に注目してこい!【中〜難】

祐一「俺はGKとして参加するよ。あいつのシュート…。
    仮に北海道ブロックであいつが出てきた場合俺や森崎が止められるかどうか…。
    判断材料は多い方がいい。
    肖は吹雪のさっきのシュートをよーく見てくれ。他にも何か面白い技があったらそれをよく見てくれ」

肖「はい、わかりました。さっきの人はよーく観察しておきます」

祐一「頼んだぞ、お前の観察眼に期待して連れてきたんだからな。
    じゃあ服着替えて準備体操でもしてようか」

二人はぱっと着替え、誰もいない校庭で準備運動を始めた。


〜〜1日目・午前終了〜〜


310 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2013/08/09(金) 11:52:32 ID:???
無事中間テストも問題なく終わりましたので少々息をつくことが出来ました。
更新再開いたします。

〜〜〜〜〜〜〜

怪我をしないように念入りに行った準備運動がちょうど終わった頃、校舎の方からぞろぞろとと人影が見える。

??「ねぇねぇ、吹雪くんが言ってた子ってあの子たちかな!?」
??「あれ…もしかしてあのユニフォームって…日本一の南葛中じゃない!?」
??「え、うそでしょ!?あんな有名なところがわざわざこんなところに来ないよ−」

肖「…改めて、南葛中の凄まじさってのが離れるとわかりますね」
祐一「連続優勝だからな…。もっとも、その原動力になった森崎と翼はいないけどなっ…と」

その集団に少し遅れて、先ほどのマフラーをした少年がこっちに走ってくる。

少年「ごめんごめん、僕らサッカーは好きだけど練習が好きってわけじゃなくてさ、ははは…。
   自己紹介がまだだったね。君たちが言ってた【熊殺し】とか、そういう噂。
   多分…僕、吹雪士郎のことを言ってると思うんだ。今日はよろしくね」

祐一「あ、ああ…よろしく…」

肖「(部全体として練習嫌いなのかな?だとしたらあの身体能力は別の所で培われたのかな?)」

311 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2013/08/09(金) 12:02:28 ID:???
祐一「今日は練習に誘ってくれてありがとう。えっと…俺が相沢祐一。こっちは肖 勝利。
   …よろしくな」

名前を言うと、後ろの集団のほうで「誰だろう…」「うーん、名前聞いたこと無いなぁ…」とヒソヒソ声がこちらにも届いてくる。
少々気を悪くするものの、転校生だから仕方ねーよな…と思い直し、吹雪へ相談をする。

祐一「俺、一応GKやってるんだ。今日はGKとして参加させてくれないかな?
   あと、こいつはDFやってるんだ。DFの練習に入れてやっていいかな?」

吹雪「うん、それは構わないよ。けど、それだと【僕】が暇になっちゃうな…。
    ねぇねぇ、一旦僕と勝負しよう!」

祐一「勝負…?」

吹雪「一旦君たち二人で僕達白恋中へ攻めてみて。で、ボールを取られたりしたら攻守交代。
   僕とキーパーが抜けるから、君たちはそこに入ってちょうだい」

肖「僕とキーパー…って。吹雪さん抜けてどうするんですか?」

次の瞬間、祐一に背筋が震えるほどの寒気が走る。
結託のない笑顔で、あっさりと言ったのだ…この温厚そうな少年が。

「君たちくらいなら攻めるのは僕一人で十分だよ」、と。

312 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2013/08/09(金) 12:21:35 ID:4w69RxcU
ハーフコートを使ってのミニゲーム。
各々が各位置につき…そして肖も祐一へ疑問をぶつける。

肖「吹雪…さん。スイーパーなんですかね?GKの前にいますよ」
祐一「様子を探ってる、のかもしれないな。しかしまぁ…やるしか無い。いけるな、肖」
肖「はい、いつでもいけます!」

祐一「(この勝負、なるべくなら勝ちたいが…互いに手の内を見せてもらおうか!)」

肖がセンターサークルから祐一へとボールを渡すとすぐにFWの二人がボールを奪いに来る。

氷上「ボールはいただき!」
喜多海「…させない」

祐一「GKだからって甘く見るなよっ!」

★祐一→ドリブル 45+! card = ★
★氷上→タックル 40+人数補正(+1)+! card =
喜多海→タックル 41+人数補正(+1)+! card = ★

★と★に囲まれた間を先着2名様で引いて下さい。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧1→祐一、ボールキープ成功!
=0→肖がフォロー
≦−1→ボールキープならず、攻守交代

※祐一は怪我しにくい体のおかげで怪我判定が1段階減少します

313 :森崎名無しさん:2013/08/09(金) 12:23:09 ID:???
★祐一→ドリブル 45+ クラブ5 = ★


314 :森崎名無しさん:2013/08/09(金) 12:39:22 ID:???
★氷上→タックル 40+人数補正(+1)+ ハート6 =
喜多海→タックル 41+人数補正(+1)+ スペード6 = ★

315 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2013/08/09(金) 12:48:57 ID:4w69RxcU
再開直後にヒヤヒヤさせますねこの主人公…

★祐一→ドリブル 45+ クラブ5 = 50★
★氷上→タックル 40+人数補正(+1)+ ハート6 = 47
喜多海→タックル 41+人数補正(+1)+ スペード6 = 48★
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧1→祐一、ボールキープ成功!

息のあった氷上と喜多海の連携タックル。
だが、本調子とはいえなくともこのタックルを祐一は強引に突破する。

肖「(いきなりヒヤヒヤさせるなぁ。でも、他の選手はもしかしたらそれほど強くないのかも…なら!)
  祐一さん、ワンツーで突破しましょう!」

祐一「おっし、いくぜ!肖」

紺子「相手が南葛だって!」
居屋「簡単には!」
空野「させません!」

★祐一→ワンツー 45+! card =
肖→ワンツー 39+! card = ★
★紺子→パスカット 42+人数補正(+1)+! card =
居屋→パスカット 40+人数補正(+1)+! card =
空野→パスカット 41+人数補正(+1)+! card =★

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧1→祐一、ワンツー突破!
≦0→ボールキープならず、攻守交代


316 :森崎名無しさん:2013/08/09(金) 12:57:06 ID:???
★祐一→ワンツー 45+ スペード9 =
肖→ワンツー 39+ スペード4 = ★


317 :森崎名無しさん:2013/08/09(金) 13:06:04 ID:???
★紺子→パスカット 42+人数補正(+1)+ スペード9 =
居屋→パスカット 40+人数補正(+1)+ クラブQ =
空野→パスカット 41+人数補正(+1)+ ダイヤA =★

318 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2013/08/09(金) 19:31:00 ID:???
★祐一→ワンツー 45+ スペード9 = 54
肖→ワンツー 39+ スペード4 = 43★
★紺子→パスカット 42+人数補正(+1)+ スペード9 = 52
居屋→パスカット 40+人数補正(+1)+ クラブQ = 53
空野→パスカット 41+人数補正(+1)+ ダイヤA =43★

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧1→祐一、ワンツー突破!

いつもあゆみや山森たちとワンツーをする間隔でパスを出した祐一。
だが、今回のワンツーのパートナーは…

肖「え、えと…てい!!」
祐一「(くっ、スピードは遅いしパスコースも悪い!!これじゃ…)」

カバーリングに四苦八苦。さらに…

紺子・居屋「でぇぇぇいいい!!」

チッ!!

気合満々の二人のカットはボールに触れることが出来たものの、それは勢いを弱めることしか出来なかった。

祐一「あ、あぶねぇ…!!」

319 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2013/08/09(金) 19:39:27 ID:4w69RxcU
吹雪「ふぅん…なかなかやるね。紙一重、ってとこだけども…」

祐一「(あの時俺たちの目の前で熊を退治した時とはまったく違う雰囲気だ…!!
    それでも…まともに勝負したら叶わない。そんな予感しかしない…!!)」

残るは下がり気味だったMF1人とDF。
彼らを抜けばゴールは目の前…なのだが、祐一自身は如何せん攻撃が得意、というわけではない。

祐一「(くそ、俺が使えるのは隼シュートとあゆみ達がいて初めて使えるツインシュート…!!
    空中戦で使えるシュートなんて俺は持ってないし、かといってドリブルだってそんな技術も持ってない…!!
    どうすりゃいいんだ…!!)」

必至に頭の中でシミュレートする祐一。
そして、彼が次に取った行動は…

★ハンサムの祐一は突如反撃のアイデアがひらめく→ ! card ★

★と★に囲まれた間を先着1名様で引いて下さい。
マークによって以下のように分岐します。

JOKER → ????
ダイヤ → 「(ええい、なんとでもなれ!!)シュート体制に入るぞ!!」
ハート → 「隼シュートで決めるッ!!」
スペード → 「もっかいワンツーだ!」
クラブ → 「ドリブルで無理やり突破してやる!!」


320 :森崎名無しさん:2013/08/09(金) 19:46:09 ID:???
★ハンサムの祐一は突如反撃のアイデアがひらめく→  クラブ4
答えB答えB答えB



321 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2013/08/09(金) 19:53:07 ID:4w69RxcU
★ハンサムの祐一は突如反撃のアイデアがひらめく→  クラブ4 ★
答えB何も思い浮かばない。現実は非情である(ドリブル突破)

何をするにも八方塞がりの現状。
さらに吹雪が猛スピードで迫ってくるのを見て、祐一は冷静な判断を失った。

祐一「くそ、やるしか無い!!お前を抜き去ってシュートを決めてやる!!」
肖「せ、先輩!!」

吹雪「君は…風になれるかな?」

★祐一→ドリブル 45+! card = ★
★吹雪→タックル 49+人数補正(+1)+! card =
雪野→タックル 43+人数補正(+1)+! card = ★
押矢→タックル 42+人数補正(+1)+! card = ★

★と★に囲まれた間を先着2名様で引いて下さい。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧1→祐一、ボールキープ成功!
=0→肖がフォロー
≦−1→ボールキープならず、攻守交代

※祐一は怪我しにくい体のおかげで怪我判定が1段階減少します
※吹雪のマークがダイヤ、ハートでアイスグラウンド(+3)、吹き飛ばし係数3 が発動します


322 :森崎名無しさん:2013/08/09(金) 19:54:32 ID:???
★祐一→ドリブル 45+ ダイヤ5 = ★


323 :森崎名無しさん:2013/08/09(金) 19:57:26 ID:???
★吹雪→タックル 49+人数補正(+1)+ ハートK =
雪野→タックル 43+人数補正(+1)+ ダイヤ2 = ★
押矢→タックル 42+人数補正(+1)+ クラブ3 = ★

324 :森崎名無しさん:2013/08/09(金) 19:58:54 ID:???
Aでもいいのにこの敵の引きである

325 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2013/08/09(金) 20:05:42 ID:???
★祐一→ドリブル 45+ ダイヤ5 = 50★ ※吹っ飛び!
★吹雪→タックル 49+人数補正(+1))+アイスグランド(+3)+ ハートK = 66 ※タックルフラグ取得
雪野→タックル 43+人数補正(+1)+ ダイヤ2 = ★
押矢→タックル 42+人数補正(+1)+ クラブ3 = ★
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≦−1→ボールキープならず、攻守交代

祐一「俺の全速力のスピードで抜き去って…」

吹雪「…遅いよ!アイスグランド!!」

祐一「なな…うわぁぁっ!?!?」

まるでフィールドの上を滑っているかのような急加速で祐一からボールを奪い去る吹雪。
あまりのスピードに祐一は呆気無く当たり負けしてしまい吹き飛ばされてしまう。

吹雪「残念、君は風になれなかったね。さぁ、攻守交代だね。君の本当の実力、見せてもらおうか(ニッコリ」

祐一「く…くそっ…!!」

肖に手を借りてなんとか起き上がる祐一。
だが、その肖は目の前で素晴らしい技を見れてほくほく顔だった。

肖「(先輩には悪いけど…目の前でこの技を見ることが出来てよかったかもしれない…)」

※肖がアイスグランドのフラグ1を手に入れました!

326 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2013/08/09(金) 20:13:18 ID:4w69RxcU
祐一「で…攻守交代っていっても…」

吹雪「肖くん…だっけ。僕にタックルで挑むか…。それともシュートブロックするか。君が決めていい。
   勝てる確率が高い方を選ぶといいよ」

肖「…ッッ!!随分な自信ですね…。僕はともかく、祐一さんのセービングを甘く見ないでください!」

祐一「おめおめとゴールを奪われるわけにはいかないんだ。このユニフォームにかけてもな!!」

吹雪「…。出番だよ、【アツヤ】」

そう言って、マフラーを触る吹雪。一陣の風とともに…吹雪の雰囲気が豹変する。


吹雪?「いくら1軍じゃないとはいえ…俺をがっかりさせないでくれよ…!」

肖「(くっ…!!あの時…!!クマを退治した時の…あの雰囲気だ…!!)」

祐一「…!!」

A シュートを撃たれる前に肖にボールを奪いに行くよう指示する
B ブロックに参加するよう要請する
C 怪我をしないように離れるよう支持する

先に2票入った選択肢で進みます。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください

327 :森崎名無しさん:2013/08/09(金) 20:19:02 ID:8Rd5mVPY
A

328 :森崎名無しさん:2013/08/09(金) 20:37:07 ID:3n71oVH+
A

329 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2013/08/09(金) 20:57:19 ID:4w69RxcU
A シュートを撃たれる前に肖にボールを奪いに行くよう指示する

祐一「(いくら肖がブロック得意になったと言ったからって、あいつのあのシュートを受けて無事なはずがない!)
    肖、ボールを取りに行け!!」

肖「…勝負です!」

吹雪?「どけぇええええ!!!」

★吹雪?→ドリブル 48+! card = ★
★肖→タックル 42+! card = ★

★と★に囲まれた間を先着2名様で引いて下さい。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧0→吹雪、ボールキープ成功!シュート体制へ!
≦−1→肖、見事ボール奪取!

※吹雪のマークがダイヤでオーロラドリブル(+3)、
 ハートでアイスグラウンド(+2)、吹き飛ばし係数2が発動します

330 :森崎名無しさん:2013/08/09(金) 20:58:55 ID:???
★吹雪?→ドリブル 48+ スペード10 = ★


331 :森崎名無しさん:2013/08/09(金) 21:00:33 ID:???
★肖→タックル 42+ クラブ3 = ★

332 :森崎名無しさん:2013/08/09(金) 21:19:03 ID:???
システム的には初期吹雪は超化みたいにモードチェンジしてるのかなやっぱ

333 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2013/08/09(金) 21:25:25 ID:???
>>332さん
ゲーム版イナイレ2を参考にさせてもらってます。
体力のみ共通の独立パラという事になってますね。

★吹雪?→ドリブル 48+ スペード10 = 58★
★肖→タックル 42+ クラブ3 = 45★
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧0→吹雪、ボールキープ成功!シュート体制へ!

吹雪?「お前なんざ技を使わなくても!!」

ビュンッッ!!

肖「そ、そんな!?」

祐一「速い…っ!!あいつ、シュートだけじゃねえのかよ!!
    くそ…ッッッッ!!絶対に負けてたまるかってんだ!!」

334 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2013/08/09(金) 21:32:41 ID:4w69RxcU
☆どのセービング方法でいきますか?
魔法使用の選択・セービングの選択をしてください。
同じ票が2票入った選択肢で進みます。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

祐一の奇跡ゲージ 【2】
・勝利するまで何度でも引き直せる 『絶対という名の奇跡』 消費【1】

吹雪? エターナルブリザード 58 (スピード・パワー) 吹き飛ばし係数3
祐一のセーブ力 45

現在の祐一のガッツ 680

α 魔法を使用する
β 魔法を使用しない
-----------------------------------------------------------------------------
A ゴッドハンド(セーブ力に固定で+10します。) ガッツ消費200
必殺セービングです。パワー、テクニカルシュートに対しても効果的ですが、
バランスや体勢を崩している、不意を付かれるなどの場合はセービング力は半分になります。
また、一定条件下で判定に負けた場合…?

B 熱血パンチ (セーブ力に固定で+7します。) ガッツ消費160
パワーのあるシュートに効果的です。

C 先読みキャッチング (セーブ力に固定で+5します。) ガッツ消費150
テクニカルなシュート、スピードのあるシュートに効果的です。

D パンチング (セーブ力に固定で+5します。)  ガッツ消費80
ランダムで「するどいセービング(1/4)」が発動し、さらに(+2)される可能性もあります。

E キャッチング (セーブ力に固定で+2します。) ガッツ消費40
ランダムで「するどいキャッチング(1/4)」が発動し、さらに(+2)される可能性もあります。
-----------------------------------------------------------------------------

335 :森崎名無しさん:2013/08/09(金) 21:35:07 ID:UXP1reG+
β A

336 :森崎名無しさん:2013/08/09(金) 21:49:57 ID:8Rd5mVPY
β A

337 :森崎名無しさん:2013/08/09(金) 21:57:07 ID:???
今の試合とは関係ない質問いいですか。
吹雪たちは松山以外のふらの中の面々の本性に気づいてるのでしょうか?

338 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2013/08/09(金) 22:01:46 ID:4w69RxcU
β 魔法不使用
A ゴッドハンド(セーブ力に固定で+10します。) ガッツ消費200

祐一はギリッっと目前の吹雪を見据え、右手に全精神力を集中させる。

吹雪もまた、それに呼応するかのように両足へ力を込め…ボールと共に宙を舞う。

吹雪?「吹き荒れろ…エターナル…ブリザァァァァァァド!!」

祐一「(くるっ!!)」

★吹雪? → エターナルブリザード 58+! card = ★
★祐一 → ゴッドハンド 55+! card = ★

★と★に囲まれた間を先着2名様で引いて下さい。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧1→吹雪のエターナルブリザードがゴールへ突き刺さる!
≦0→祐一、ゴール死守!

※吹雪のエターナルブリザードには吹っ飛ばし係数3がついています
吹雪のカードがダイヤだった場合、対スピードのセービングを持ってないセービングの場合
セービングの不発やセービング値の低下などのバッドステータスを相手に与えます。
(今回の場合はゴッドハンドの修正値が+10 → +5となります)

339 :森崎名無しさん:2013/08/09(金) 22:02:54 ID:???
★吹雪? → エターナルブリザード 58+ ハート8 = ★

340 :森崎名無しさん:2013/08/09(金) 22:03:37 ID:???
★祐一 → ゴッドハンド 55+ ダイヤQ = ★


341 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2013/08/09(金) 22:04:01 ID:???
>>337さん
滝達がふらのに偵察に行ってるためわかりますが、吹雪とふらのの接触はまだありません。
また吹雪が参入した場合でも実力を買われての助っ人としての参戦になるため、
相手チームの内情に深く入ることはないと思います。

342 :森崎名無しさん:2013/08/09(金) 22:04:11 ID:???
★祐一 → ゴッドハンド 55+ ダイヤK = ★

343 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2013/08/09(金) 22:10:50 ID:???
YOU1くん急に本気ダシスギィ!

★吹雪? → エターナルブリザード 58+ ハート8 = 66★
★祐一 → ゴッドハンド 55+ ダイヤQ = 67★
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≦0→祐一、ゴール死守!

吹雪?「もらったっっ!!!」

吹雪自身からみても十分手応えのあるシュートだった。
今まで吹雪は北海道内では自分のシュートを止められる相手には出会ったことがなかった。
エターナルブリザードが強力なシュートであるのはもちろんだが、優れたGKと対峙した経験がなかったというのも原因のひとつである。

祐一「(見える…見えるぞ!シュートの軌道は読める!これなら、あとはパワー負けさえしなければっっ!!)
    うぉぉぉおおおおお!!ゴッド…ハンドォォォォォォ!!!」

祐一はこの強烈なシュートに反応して右手の力を開放することに成功する。
1度間近で見た経験もあり襲いかかる衝撃は凄まじいものではあったが、それも祐一の想定内であった。

祐一「…ぐぅぅぅぅぅあああ!!!」

バチィィ!!!

それでも完全にシュートの勢いを殺すことはできずキャッチングこそできなかったが…

ボールはてんてんてん…と肖の元へと転がっていった。

344 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2013/08/09(金) 22:19:41 ID:???
吹雪?「な…なんだと…!?エターナルブリザードが…っ!?」

動揺は吹雪はもちろん、白恋中の選手にも伝わっていく。

「うそ…吹雪くんのエターナルブリザードが…!?」
「初めて見た…止められるの…」
「あれが全国優勝の力か…」

肖「(す、凄い…!今のシュート…俺には目で追うことも出来なかったのに…!!)」

吹雪は止められて衝撃を受けたのだろうか。
マフラーを握りしめぶつぶつ…と下を向いて何かつぶやいている。

祐一「(ふぅ…。面子はなんとか保てたな…。)
   吹雪、いいシュートだったよ。お世辞抜きで危ないところだった。
   クマを倒すシュートってのもまんざら嘘じゃないな…おー、いてて…」

右手をぶんぶん振りながら、吹雪の元へ歩く祐一。
見ると、吹雪を纏っていた先ほどまでのトゲトゲしい雰囲気が消えたような感覚がする。

吹雪「…。凄いね、さすが全国優勝校のGKだ。僕の風を…止められるとは思わなかったよ」

祐一「褒め言葉として受け止めておくぜ、吹雪」

345 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2013/08/09(金) 22:22:14 ID:???
とりあえず今日の更新はここまでー。
不定期ではありますが、また近々更新いたします。

346 :森崎名無しさん:2013/08/09(金) 22:35:57 ID:???
久しぶりの更新乙でしたー
祐一たちのことも気になるけど東京勢の動向がとても気懸かりです。
ヒューガーが全国大会専用会場・・・の名を借りたテーマパークを建設してやいなかろうかってことを

347 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2013/08/10(土) 12:23:20 ID:J2XgCZTQ
………
……


肖「先輩、飲み物とってきました。はい、吹雪さんもどうぞ」

先ほどの勝負の後精魂使い果たした祐一が結局練習を辞退したため、
白恋中の部員たちは半分ずつにわかれてミニサッカーをして遊んでいる。

吹雪も同様につかれたといってコート近くの草むらに一緒に腰掛け、
彼らのサッカーを遠目から見ている。

祐一「ありがとう、肖」
吹雪「ありがとう。早速いただくね」

ゴクッ、ゴクッと美味しそうにスポーツドリンクを飲み干す吹雪を見ていると、
あまりの雰囲気の違いに戸惑いを隠せない。

飲み終わる頃合い見計らって、祐一は吹雪に話しかける。

A 「さっきまでと雰囲気がまるで違うんだけど…。どういうことなんだ?」 率直な疑問を投げかける
B 「なぁ…。フットボールフロンティアとか、今年のサッカー全国大会について知ってるか?」 探りを入れる
C 「お前って本当に凄いよな!」 吹雪とサッカーの話で盛り上がる
D その他

先に2票入った方を受け取ります。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください


348 :森崎名無しさん:2013/08/10(土) 12:34:10 ID:DzLm/xyo
A

349 :森崎名無しさん:2013/08/10(土) 12:37:42 ID:gofUdP/+


350 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2013/08/10(土) 13:19:52 ID:J2XgCZTQ
A 「さっきまでと雰囲気がまるで違うんだけど…。どういうことなんだ?」 率直な疑問を投げかける

祐一「…さっきまでと雰囲気がまるで違う。今のお前には先程までの迫力がない。
   そして、FWと聞いていたけど、最初は守備からやったな?
   FWってのはえてして得点を取りたがる目立ちやがりやだ。お前には不自然な行動が多すぎる…」

吹雪「そう…だね…。どこまで話そうか…」


★シュート止めたので好感度は高い→ ! card ★

★と★に囲まれた間を先着1名様で引いて下さい。
マークによって以下のように分岐します。

クラブ → 「僕の中には【アツヤ】っていう弟がいてね…」 アツヤの事が聞ける
スペード → 上記 + 「アツヤになるためには条件があって…」 アツヤになるための条件を聞ける
ダイヤ → 「僕とアツヤの役割は…」 吹雪のステータス開示
ハート・JOKER → 「僕…一人になるのが怖いよ…」 な に か 違 う フ ラ グ が


※祐一の【一級フラグ建築士】が発動中!!

351 :森崎名無しさん:2013/08/10(土) 13:22:56 ID:???
★シュート止めたので好感度は高い→  ダイヤ4

352 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2013/08/10(土) 13:32:39 ID:???
記載忘れましたが、ダイヤはスペードの結果も+されてます

★シュート止めたので好感度は高い→  ダイヤ4 ★
ダイヤ → スペードの結果+「僕とアツヤの役割は…」 吹雪のステータス開示

吹雪「…僕の中には【アツヤ】って弟がいてね。アツヤは…FWだったんだ」

肖「(せ、先輩…もしかしてこれが噂の…)」
祐一「(茶化すな、本人は真面目なんだ)」

吹雪「アツヤが点を取り…僕が守る。…二人で完璧な選手、なんだ。
    アツヤは…ちょっと熱血漢というか、そういう気があってね。フォールにつっぱしちゃうことも多々あるんだけど…
    でも実力は君が体で体験したとおり、さ。君が来るまでアツヤのエターナルブリザードを止める人なんていなかったんだ」

祐一「お、おう…」

吹雪「僕からアツヤに交代するタイミングは【僕がボールを奪った時】かな。
    一応、自分から交代することもできるけど…【ちょっと疲れちゃう】。
    アツヤから僕には基本的に【自分の力でゴールを奪った時】かな…」

祐一「(その為に俺からボールを奪ったのか?)」

353 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2013/08/10(土) 13:44:02 ID:???
…その後も色々と吹雪から話を聞くことが出来た。
俺と肖の見立てと、吹雪自身の発言をまとめたのが次になる。


吹雪(士)
ド  パ シ  タ  パ ブ せ  高 低  ガッツ
45 43 45 49 49 49 48  4  4   900

吹雪(ア)
ド  パ シ  タ  パ ブ せ  高 低  ガッツ
48 ?? 51 44 44 44 48  4 4   900

必殺技
【エターナルブリザード】(スピード・パワー) シュート力+7 (空中時+3) 消費200 (アツヤのみ)
吹き飛ばし係数 3
ダイヤ時、スピード耐性の無いものはシュートブロック・セービングに支障が発生

【アイスグランド】(スピード・テクニック)
守備時 発動時+3 吹き飛ばし係数3 (士郎のみ)
ドリブル時 発動時+2 吹き飛ばし係数2 (アツヤのみ)

【オーロラドリブル】(スピード・テクニック)
発動時 +3 (アツヤのみ)

354 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2013/08/10(土) 13:50:25 ID:???
祐一「(シンプルだが、確かに弱点と及ばしきものは見当たらない。相当厄介だな…)」
肖「(強いて言えばパスが弱い、と言えますがパスを出す必要性が無いってことですもんね…)」

吹雪「でも、今日シュートを止められて…。アツヤ、すっごい悔しがってたから。
    次に合う時はもっと凄いシュートになってると思うよ!(ニッコリ」

祐一「お、おう…次の機会を…楽しみに待ってるぜ…」

肖「(噂に聞く小さい頃の翼先輩にそっくり、だなぁ…。あの無邪気さが…)」

じゃあ僕、みんなのところに行ってくるね♪とミニサッカーにまじりに行く吹雪。
校舎に取り付けられている時計を見ると、もう少しで3時になりそうだ。

肖「先輩、吹雪さんのことは十分調べられたと思います。
  今後の予定ですが…まだ白恋中に滞在しますか?
  それとも滝先輩たちと合流するか。それとも違うところに行くか…。
  ある程度決めておいてくださいね。
  …とりあえず、僕もあのサッカーに混じってきます」

祐一「…。どうしたもんかねぇ」

355 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2014/01/23(木) 00:06:22 ID:N5XwpvBU
半年ほど更新がとどまってしまい申し訳ありません。
私事が本当に忙しかったというのと、創作意欲とそれを行うための労力のバランスがとれなかったというのがあり
中々こちらへ足を運ぶことができませんでした。

エターナルするのも正直な話処女作ですからやはり心苦しい部分もありますし、
とはいえ作業量をいたずらに増やすのも考えものですので一部イベントを省略・簡略化して
「全国大会決勝」を物語終点としてまた始めたいと思うのですがよろしいでしょうか?

とりあえず生存報告ということでageさせていただきます。



以上とは全然関係ないお話ですが、>>175の件で>>698さんには大変感謝しております…。
ハートのおかげで今年入籍できそうです(はぁと

356 :森崎名無しさん:2014/01/23(木) 02:30:12 ID:???
書いて頂けるのであればそれで良いと思います。

357 :森崎名無しさん:2014/01/23(木) 23:19:03 ID:???
私も構わないですよ。

358 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2014/01/23(木) 23:52:13 ID:???
それでは、気を取り直して再開させていただきます。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

祐一「…肖、そろそろホテルへ帰るぞ。滝たちと合流してから明日以降のことを改めて相談したいと思う。
   十分収穫はあったと思うしな」

肖「わかりました。それでは白恋中のみなさん、ありがとうございました」

吹雪「あれ、もう帰っちゃうんだ。残念だけどしかたがないね。
    また会えることを楽しみにしてるよ。それじゃあお元気で」


挨拶もそこそこに、二人は車に乗って宿泊していたホテルへ戻る。

数時間ほど車に揺られホテルへ帰ってきたところ、滝たちはロビーの休憩所で雑談をしていた。


滝「おや、ふたりとも汗と埃まみれだな。俺達の報告より先にシャワーでも浴びてきたほうがいいんじゃないか?」

祐一「そうだな…。もうすぐ食事の時間だし、その時お互いに調べてきたことを報告しあおう」

359 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2014/01/24(金) 00:08:37 ID:???
祐一たちはシャワーを浴びてさっぱりした後、夕食の北海道の幸を堪能しつつ今日の収穫の話題へ移った。

祐一「まず、俺達の方から。噂の【熊殺し】は華奢な見た目からは想像できないほどの実力だったよ。
   詳しくは肖が纏めたこのレポート(>>353)を見てくれ」


滝たちはその渡された紙を覗くと、なんじゃこりゃ…といったような顔つきになる。


滝「守備意識がある分、日向よりヘタすると厄介かもな。この燃費でこの威力を連発されたら敵わん」

あゆみ「でも、多分出場しても助っ人です。それを考えたら…」


祐一「んで、ソッチの方はどうだったんだ…?」

滝「…」

★ 偵察の結果 → ! card ★

★と★に囲まれた間を先着1名様で引いて下さい。
マークによって以下のように分岐します。

JOKER → 滝「あぁ、ちょっとあいつに頼んでな…」 なんかリストを渡してきたぞ
ダイヤ → 滝「お人好しの松山くんがペラペラと喋ってくれてな」 Oh…
ハート → 滝「バレないように色々と見てきたよ」 
スペード → 滝「バレちゃってさ、手の内まではわからなかったよ」
クラブ → 滝「今日、あいつら練習休みだったみたいでさ…」

360 :森崎名無しさん:2014/01/24(金) 00:10:08 ID:???
★ 偵察の結果 →  ダイヤQ

361 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2014/01/24(金) 16:10:14 ID:???
★ 偵察の結果 →  ダイヤQ ★
ダイヤ → 滝「お人好しの松山くんがペラペラと喋ってくれてな」 Oh…

滝「お人好しの松山くんがベラベラと面白いくらいに喋ってくれてな…」

祐一「へぇ…具体的にはどういうことを話してきたんだ?」

その質問には、横にいたあゆみが口を出してくる。

あゆみ「なんでも『チームワーク重視は当然だが、それにスパイスとなるキープレイヤーがいてもいいんじゃないか』
     みたいな意見を当のチームメイトから言われたみたいで。
     スーパーサブはおそらく相当何かしらに突出した人を誘うんでしょうね」

みなと「確かに個々の実力は大したことがない…と思う。
     けど、松山って人以外の選手は凄い手抜きがうまかった。
     簡単にはバテるってのはなさそう。こっちが攻め疲れしちゃうかもね」

肖「手抜きが上手いってなんだかすごい話だな…」

362 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2014/01/24(金) 16:18:57 ID:???
あゆみ「確かに手抜きといえば手抜きなんですが、逆に言えば疲れないで守る術を知っているということですからね。
     非常に厄介です」

滝「あと、攻撃力がないってのは自覚してるみたいだな。何か秘策を練習中っていってたぜ」

祐一「…。
   北海道だけじゃなく、全国に名を轟かすくらいの吹雪の異名を考えたら、
   松山がそれを知らないわけはないだろうからなぁ。スーパーサブの可能性は大だろうな…」

肖「そういえば、明日からの予定を決めるって言ってましたけど。
  何か妙案があるんですか?」

祐一「…一度俺が暮らしていた街に行ってみてもいいかな。
   そこで、何か得られる。そんな予感がするんだ」

みなと「そこになにかあるの、先輩?」

祐一「そこには俺がサッカーを始めたきっかけになった親友がいる…
   あいつに、一度あってみたいんだ」

363 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2014/01/26(日) 01:42:09 ID:???
一方その頃、他の全国各地へ散らばった偵察者たちはというと…


★翼・高杉・小田(関東)→ ! card
来生・岩見(沖縄) → ! card
石崎・山森(東北) → ! card★
★中里(大阪)   → ! card
長野・細井・星(中部) → ! card★

★と★の間のカードを先着2名様、上から順に引いてください。
関東・大阪はダイヤで大成功、ハート・スペードで成功。
その他はダイヤで大成功、ハートで成功、スペードで若干の情報を得られます。
クラブの場合は失敗に終わりますが、偵察人数が多いところは失敗時は再度人数分引き直しとなります。

364 :368:2014/01/26(日) 01:45:26 ID:???
★翼・高杉・小田(関東)→  スペードJ
来生・岩見(沖縄) →  スペード10
石崎・山森(東北) →  ハート4


365 :森崎名無しさん:2014/01/26(日) 01:46:28 ID:???
★中里(大阪)   →  スペードJ
長野・細井・星(中部) →  ダイヤA

366 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2014/01/26(日) 13:56:48 ID:???
★翼・高杉・小田(関東)→  スペードJ (成功)
来生・岩見(沖縄) →  スペード10 (やや成功)
石崎・山森(東北) →  ハート4 ★ (成功)
★中里(大阪)   →  スペードJ  (成功)
長野・細井・星(中部) →  ダイヤA ★ (大成功)

関東視察組はまず最大のライバル、東邦学園を偵察しようと考え向かったのだが…
同じ考えをしていた他校の偵察者たちの集まりが何やらざわめいている。
その偵察者の中には、あの三杉もいた。

翼「三杉くん…!いったい何があったんだい…?」

三杉はさほど驚いた様子もなく、翼に返事をする。

三杉「知っての通り、今大会から他校の選手を選手登録出来るようになったのは知っているだろう?
   まだサッカーを出来るチャンスがあるなら、例え日向と手を組んだとしても出場したい。
   君と…もう一度勝負をしたいからね」

淡々と語るその三杉の奥底にある燃え上がるような熱い闘志を見た翼も、また闘志を掻き立てられる。

翼「三杉くんのことだ…どうせこの前の試合をご丁寧に偵察しに来てたんだろう?あの会場の何処かで…」

367 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2014/01/26(日) 14:05:57 ID:???
三杉「もちろん。君と森崎の不思議な技術もバッチリ見させてもらったよ。
    …その御礼というわけではないけど、このままでは不公平だからね。
    これが僕のみた、『東邦+α』の実力の見立てのリストだよ。
    あと、今日向は沖縄に秘密特訓という名目で出かけてるみたいだね」

その三杉の秘密特訓発言に周囲の人間もギョッとしたようだが、翼はリストを受け取りながら…

翼「 (こういう駆け引きは森崎のほうが得意だったな…連れてくればよかったかな。
    口撃されっぱなしも癪だし、なんて返そうかな)」

A 「正々堂々と戦おう、三杉くん!」 捻らないで真面目に返そう
B 「僕達の秘密兵器、楽しみにしててね」 (秘密兵器なんてないけど)
C 「東邦学園強いよね。序盤 中盤 終盤 隙がないと思うよ」 どっかで聞いた台詞…
D ビリビリビリッ!! 翼は突然、世の中が嫌になってしまったようです。
E その他(何か言わせたい台詞がありましたら明記してください)

先に2票入った選択肢で進みます。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください

368 :森崎名無しさん:2014/01/26(日) 15:05:55 ID:PYCkm/No
E 「調子はどう?」と聞く 口滑らせてくれればもうけもの

369 :森崎名無しさん:2014/01/26(日) 15:18:10 ID:tpmw6dCw
A

370 :森崎名無しさん:2014/01/26(日) 15:29:25 ID:zWB+O+SA


371 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2014/01/26(日) 17:11:55 ID:???
A 「正々堂々と戦おう、三杉くん!」 捻らないで真面目に返そう

策が苦手な自分が下手に小細工を弄しても三杉は崩せないと判断。
ならば逆に直球勝負をかける、ということで…

翼「ありがとう、三杉くん!このメモはありがたくいただくよ!
  正々堂々、フィールドで戦おう、三杉くん!」

と少し大げさなアクションをとりながら右手を差し出す。

それに対する三杉の反応は…


★綺麗な翼に対して三杉は… → ! card★


★と★の間のカードを引いてください。

ダイヤ → 「一つだけ、警告しておくよ」 まだ何かあるようだ
ハート → 「よろしく、翼くん(何か策をがあるのか…?)」 少し疑心暗鬼な三杉。
スペード → 「よろしく、翼くん」 素直に握手。
クラブ → 「握手は試合の時にしておくよ。またね、翼くん」 去って行ってしまった
JOKER → ????

372 :森崎名無しさん:2014/01/26(日) 17:17:14 ID:???
★綺麗な翼に対して三杉は… →  ハート8

373 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2014/01/26(日) 17:50:54 ID:???
★綺麗な翼に対して三杉は… →  ハート8 ★
ハート → 「よろしく、翼くん(何か策をがあるのか…?)」 少し疑心暗鬼な三杉。

三杉「(おかしい。いくらサッカー馬鹿の翼くんとはいえこの目がキラキラ光ってるようなあからさまな態度はなんだ。
    一体何の策があるんだ…!?)」

策士、策に溺れるというのはこのことであろうか。
普段策を弄するが故に、他人の行動には何かしら裏があると深読みしてしまう。

三杉「(だが、ここで握手を否定しては僕のイメージに一方的に傷がつく。それを見越してか、翼くん…やるじゃないか!!)
    よろしく、翼くん」

差し出した手をギュッと握り返す三杉。
翼も決して馬鹿ではない。三杉の手汗や握る強さから、三杉の動揺を伺うことが出来た。

翼「(何も武器無しの状態での選択肢としては上出来、といったころかな)」


※三杉が翼に対して苦手意識を抱きました。
試合中、三杉が翼が絡む行動に対してマイナス判定が発生します。

374 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2014/01/26(日) 17:56:46 ID:???
高杉「…完全に蚊帳の外だな、俺達」

小田「そうだね…。東邦の練習風景をしっかり見て帰ろう、うん…」


〜〜そして同じ時刻、来生と岩見のいる沖縄では…〜〜


来生「やっとついたぜ沖縄!いやぁあっちいなぁ!」

岩見「確かに暑いな。この猛暑になれていれば、本土の気候くらいではバテたりはしないだろうな」

メモに記載された大海原中近くまできた二人。
だが、校舎のグラウンドではどうやら野球部が練習しており、サッカー部の影も形もない。

岩見「今日は練習は休みか?少し聞いてくる。
    来生、おとなしく待ってろよ」

来生「へいへい、おとなしく待ってますよ」

375 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2014/01/26(日) 18:05:38 ID:???
そうやって校門前で来生が待っていると…
酔っぱらいが酒瓶をもったままフラフラしている。
その酔っぱらいは一瞬来生の方を見ていたが、すぐ気にも留めずに海のほうへ向かっていってしまった。

来生「うん…?どっかで見たことあるような気がするん誰だっけ…」

来生が思い出そうとしていたところに岩見が帰ってくる。

岩見「今日は台風が接近しているからサッカー部の練習は休みみたいだな。
   確かに天気も悪くなってきたし、風も強くなってきた。
   泊まる予定のホテルへ帰ろう」

来生「うん…まぁ一旦ホテルへ行くか」

ホテルについて岩見は電話を借り、南葛は森崎のところへ事の報告をする。
運が悪く、滞在予定の間はどうやら台風の影響を受けるようで練習風景を見ることは叶わないと告げると、
動く航空便があれば九州に渡ってもいいとの事。

岩見「来生、どうする?九州へ行ってもいいってさ」

来生「うーん…そうだな…」

A 「もうちょっとここにいよう。あと俺散歩に行ってくる」
B 「九州行くか。美味しい明太子食べたいな」
C 「いっその事南葛に戻ろうぜ」

先に2票入った選択肢で進みます。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください

376 :森崎名無しさん:2014/01/26(日) 18:37:40 ID:tpmw6dCw
A

377 :森崎名無しさん:2014/01/26(日) 18:58:27 ID:YPzlc5sc


378 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2014/01/26(日) 19:16:35 ID:???
A 「もうちょっとここにいよう。あと俺散歩に行ってくる」

岩見「散歩はいいけどな、海はほんとうに危ないから気をつけろよ」

来生「お、おう。夕飯前には帰るよ(こいつエスパーかよ)」


来生は先ほどの酔っぱらいがどうしても気になって海辺の方へ行くことにした。
海へ向かう途中の酒屋に立ち寄り、その人物のことをさり気なく聞いてみたが
「地元の人間じゃない」ということくらいしかわからなかった。

来生「俺の第六感…いや、セブンセンシズが言ってるぜ!何かあるってな!!」

そして意気揚々と海へ向かった来生が見たものは…

★天パは見た → ! card★

★と★の間のカードを引いてください。

JOKER → ????
ダイヤ・ハート → 来生「あ、あいつは…!!」 来生はバレずに練習風景を目撃!
スペード → 来生「なんだありゃ、サッカー部…?」 遠目から練習風景を目撃
クラブ → 来生「お、お前は…!!」 ??「見られたからにはタダでは帰さんぞ」
マモノ → 大津波!?

379 :森崎名無しさん:2014/01/26(日) 19:23:16 ID:???
★天パは見た →  スペードA

380 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2014/01/26(日) 23:10:55 ID:???
★天パは見た →  スペードA ★
スペード → 来生「なんだありゃ、サッカー部…?」 遠目から練習風景を目撃

風が轟々と唸る中、海辺のほうへ出た来生。
海は大時化で大荒れ。
だが、その荒れた海の中で来生は信じられないようなものを見る。

来生「…なんだありゃ。人とボールが見えるぞ。もしかしてサッカー部か…??」

そんなバカな、と思いながらその場でマジマジと目を細める来生。
実は、下手に近寄らないことが幸いしてその人影の人物が仕掛けた赤外線センサーに引っかからなかったのは知る由もない。

来生「俺の見間違いだといいんだが…ありゃ日向か?…ってことは。
    そうだ、あのおっさん小学校の時日向の監督やってた人だ!」

視界が悪い中でも日向だと認識できたのは、彼特有の腕まくりと日焼けで真っ黒なその肌である。
彼が荒波に向かってボールを蹴っているということ、そして同じようなことをしている者が数人程いる、
ということしか今の彼にはわからなかった。

来生「あんなことして波に揉まれたり、風邪ひいたらどうするんだか。
    それよりこの事岩見に話しても信じてくれるかな…。
    ってか海辺に近寄ってるってバレたら怒られるじゃん。困ったなぁ…」

…結局、彼は洗いざらい岩見に話し、翼の話を先に聞いていた森崎からそれは限りなく真実に近いということはわかった。
翌日、来生が見たという場所に岩見も行ったものの、波の仕業だろうか。
日向達の痕跡は何一つとして残っておらず、その後練習にも現れることはなかった。

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