キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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レス数が1000を超えています。残念ながら全部は表示しません。
霧雨スレ住民のアレなスレじゃね、しらんけど
1 :
◆2pV1gRdG.o
:2013/01/15(火) 02:08:59 ID:???
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747 :
◆2pV1gRdG.o
:2013/01/27(日) 01:13:38 ID:???
☆エンディング 共通
京太郎「――――ハッ!?って夢オチだとぉ!!?」
ボタンを押してその後、急転直下で目が覚めた。
京太郎は急いで携帯を探し、デッキの少女たちを探す…が。
そこには当然誰の姿もなかった。
京太郎「夢……?いや…」
携帯の日付を確認する。
日付は、トップランカーと戦った今日のものではなく…。
咲たちが消え、京太郎が一人となったその日のものだった。
京太郎「学校に行こう」
そうとわかればゆっくり寝ぼけている時間などない。
急いで急いで支度をし、もっと急いで学校へ駆ける。
もし夢でなく現実であったならば、いるはずだ。彼女たちが。
京太郎「麻雀部、この時間多分いるよな…?」
最近は朝から来て打っていることもあったはず。
少なくとも、あの日の前まではいたはず。
もどかしげに上履きに履き替え、廊下を走り、部室前に。
ワイワイ
京太郎「…………ああ」
入らなくてもわかった。愛すべき日常が、麻雀部の仲間たちは、戻ってきたのだ。
748 :
◆2pV1gRdG.o
:2013/01/27(日) 01:22:11 ID:???
☆エンディング
IH選手たちが現実世界に戻ってきてから、数日が過ぎた。
あの出来事が夢だったのではないか、そう思えるほどに部活動はいつも通り。
けれど、夢ではないと実感させてくれる確証はあった。
京太郎「菫の写メは残ってるのか……。
猫グッズも本体だけ消えて画像だけ残ってやんの。
…あ、電話だ」
京太郎「もしもし」
玄「京太郎くん!和ちゃんの写メは撮れたかな!?」
京太郎「いや、撮れませんって」
一つは松実玄、彼女の存在である。
元に戻ったその翌日に、電話が掛かってきたのだ。
職業柄、電話番号を覚えるのは得意だったとか。
玄「ちぇー、でもいいのです!近々そっちに行く用事があるんだー!」
京太郎「練習試合とかですか?」
玄「言う前に当てられたのです!…うん、そういうことで今度の3連休は清澄に行くよ!
自慢のお姉ちゃんを見せてあげるので感謝するのです!」
京太郎「おもちは確かに楽しみですけど…俺は玄さんに会えることの方が楽しみですよ」
玄「うん、私も楽しみだよ!それじゃあまた電話するのです!」
749 :
◆2pV1gRdG.o
:2013/01/27(日) 01:30:54 ID:???
家に帰り、机の上の封筒に目を向ける。
確証の最後の一つ、三尋木咏からの手紙である。
試合を見たがっていた京太郎のためにか、ロードスターズの試合のチケットが同封してあった。
京太郎「しかもS席……。これは見に行かないと行けないよな。
まあ近場でよかったよかった。遠出はさすがに日帰りは難しいもんな」
手紙にはゲームでの使用料金を返すついでに一緒に食事に行こうとの旨が書かれていた。
試合観戦後に華麗なディナー。どこのセレブだよ、と思ってしまう優遇ぶりである。
京太郎「皆、俺のことを覚えててくれたんだな……」
それは、カレーをこの前作りに行った桃子もそうだ。
一緒にお呼ばれしていたゆみも、覚えていた。
部室でニヤニヤ笑いながら女性関係について聞いてきた久も間違いなく覚えているだろう。
遠く宮守の豊音は…連絡がないが、きっと覚えていてくれているはずだろう。
京太郎「(でも………なぜか菫からは一切連絡が来ないんだよな)」
連絡してみようにも知る手立てがなく、向こうから音沙汰なし。
仲良くできていた…と思うだけに物悲しいものがある。
京太郎「(……気にしててもしょうがないな!
今度の3連休に玄さんが来るらしいし、それを楽しみにしよう!)」
750 :
◆2pV1gRdG.o
:2013/01/27(日) 01:39:04 ID:???
そして、3連休に入る夜のことである。
京太郎に来訪があった。
こんな夜に誰だよ、と面倒くさそうに京太郎が戸を開ける。
京太郎「どちら様ですか…?……あっ」
菫「その…ひ、久しぶり?だな。京太郎」
来訪者は、すっかり自分のことを忘れていたと思った菫だった。
何でもアドレスやら番号を控えるのを忘れていたらしく、連絡取れずという状態だったらしい。
やっと会えた嬉しさからか、菫は半泣き状態だった。
京太郎「そ、それで会いに来たって……宿は?」
菫「あ、ああ……照の妹さんのところが泊めてくれるから大丈夫。
でも……よかった、本当によかった。京太郎が覚えててくれて」
京太郎「俺の方も結構ドキドキだったんですけどね、菫だけ連絡ないし」
菫「私だけ?」
京太郎「はい。咏さんは手紙くれましたし、玄さんは電話とメールを」
菫「むぅぅ……。京太郎!今まで連絡できなかった分、3連休は私に長野を案内してくれ!」
京太郎「いいですけど…とりあえず1日は阿知賀との練習試合があるんで無理ですよ?」
菫「練習試合!?そうか、その手が……」
751 :
◆2pV1gRdG.o
:2013/01/27(日) 01:47:21 ID:???
京太郎「(菫、まさか練習試合にも来るとか言わないよな)」ドキドキ
久にからかわれている最中に、菫という爆弾。
ちょっと考えるだけでいじられる未来が想像できる。
ただでさえ玄がいるというのに。
菫「きょ、京太郎!白糸台の代表として私も…」
京太郎「あっ、すみません。電話が」
京太郎「あれ、咏さん?どうしました?」
咏「清澄と阿知賀が練習試合やるらしいじゃん、しらんけど。
全国トップクラス高の試合ってことで取材入るからよろしくねぃ」
京太郎「えっ!?なんですかそれ!?」
咏「私は解説として行くから雑用任せたぜ〜」
言いたいことだけ言って切れてしまう電話。
会話は丸聞こえだったらしく、菫の頬がわずかに膨らんでいる。
何を言われるのだろう。恐れつつも、ドキドキしている自分がいるのが京太郎自身にもわかった。
からかわれようとやはり、あの2人そして菫と一緒にいるのは楽しみなのだから。
菫「私も絶対に参加するからなっ!」
京太郎「や、やっぱりですかああ〜〜〜〜」
京太郎たちの時間は、まだ再開したばかりだ。
おわり
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