キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【序戦】ファイアーモリブレム43【ラムカーネ軍団】

1 :モリブレム ◆SC4m0znkxI :2013/09/18(水) 13:24:53 ID:???
キャプテン森崎のスピンアウト作品です。『ファイアーエムブレム紋章の謎』の世界に
送り込まれた森崎が、マルスたちと共にアカネイア大陸を冒険する物語となっています。
基本は本編と同様に、選択肢の中から第三者(ロムしている人)がどれかひとつを選ぶ事によって進んでいきます。
また必要に応じてトランプを引いてもらったりしてランダムに進行していくこともあります。

【注意】
このスレの物語やキャラの性格は、中の人の都合で原作並びにキャプテン森崎本編とは異なる場合があります。
設定などもストーリーの都合上若干オリジナル要素が含まれていますので、苦手な方はご注意ください。


〜現在進行中のストーリー〜

☆FEシナリオ☆
ユベロ王子とユミナ王女がタリスの傭兵オグマによってラングの魔の手から救出されたらしい。
二人を保護するために、マケドニア軍と協力して捜索を開始する。
その途中、マルスの命を狙う暗殺組織の足取りを掴むべく山中の砦へと進軍。
僧侶リフを無事に救出することに成功したその夜。謎の仮面の男が森崎たちの前に現れた!

★キャプ翼シナリオ★
クライフォート率いるアヤックスとの試合は激闘の末に1対1の引き分けに終わった。
次なる遠征の目的地は現在世界で最も高レベルのリーグと言われているイタリア・セリエA。
チームの新戦力として隼ファイター・新田瞬を加え、
森崎たちブレーメンの戦いは新たな局面を迎えようとしていた。


☆前スレ
【俺たち】ファイアーモリブレム42【無頼男】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1359338961/l50
☆過去スレ
http://www32.atwiki.jp/morosaki/pages/44.html

159 :森崎名無しさん:2014/02/26(水) 18:16:49 ID:???
★ジュリアン→ JOKER + ドリブル39=★

160 :森崎名無しさん:2014/02/26(水) 18:17:13 ID:???
★Gローロー→ ダイヤA + タックル41=★

161 :モリブレム ◆SC4m0znkxI :2014/02/26(水) 18:28:47 ID:???
ジュリアン勝利時の結果分岐が抜けていましたね。
正しくは≧2→ジュリアンが突破!です。
==========
★ジュリアン→ JOKER+(バク宙ターン+5) + ドリブル39=☆★
★Gローロー→ ダイヤA+(テクニカルタックル+2) + タックル41=44★

【攻撃側】−【守備側】
≧2→ジュリアンが突破!
※ジュリアンがJOKERを出したので覚醒します。
==========
★ジュリアンドリブルJOKER覚醒→! card★

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→速さ+2
ハート→技+1 技+1
スペード・クラブ→ドリブル+2
JOKER→速さ+1 技+1 ドリブル+2
※どの結果でもスキル『倍速ドリブル』(ドリブル時相手の人数補正を無効化)習得

162 :森崎名無しさん:2014/02/26(水) 18:30:02 ID:???
★ジュリアンドリブルJOKER覚醒→ クラブ4

163 :モリブレム ◆SC4m0znkxI :2014/02/26(水) 19:15:20 ID:???
★ジュリアンドリブルJOKER覚醒→ クラブ4 ★
>スペード・クラブ→ドリブル+2
※ジュリアンのドリブル+1が+3に上がりました!
※ジュリアンが『倍速ドリブル』を習得しました!
==========
ジュリアン「(うおおっ、何だかいつも以上に身体のキレが抜群だァ!こいつはイケるぜ!)」

上半身だけのフェイントで相手の体勢を崩し、がら空きになった左側から大股で抜いていく。
だがGローローのマークも厳しく、粘り強く食い下がろうとして諦めない。

ジュリアン「こ、この俺が振りきれねぇだと!?くっ……あと一歩、
      いや、二歩!前に出ろ、のめり込め!転がってでもォ――!!」

カッ!!

ジュリアン「な、なにィ!?」

自分のスピードの限界まで振り切ったと思ったその瞬間。
懐に忍ばせていたイスラスの星のかけらが激しく瞬きだした。

164 :モリブレム ◆SC4m0znkxI :2014/02/26(水) 19:16:39 ID:???
暗転。そして眩いほどの青い光。ちらちらと輝く星の煌めきの中に、ジュリアンは立っていた。

イスラス「(……驚いたな。まさかこの世界にも俺と張り合うほどのスピード狂に巡り会えるとはな)」

ジュリアン「(な、何だテメェは……それに何だよここは!俺は今ドリブルで奴を振り切らなきゃいけねぇんだ!)」

イスラス「(いや、違う。アンタは振り切ってるんじゃねぇ。何かを追いかけているはずだ。
     俺には分かる。アンタのその足捌き、視線、体重移動。何をとっても俺と同じだ)」

ジュリアン「(お前と……同じ?)」

イスラス「(アンタが抱えてるもの……その重さを使え。重さに引きずられるんじゃねぇ。
     その重さで、アンタのスピードは限界を超えられる。『倍速』の領域に踏み込める)」

ジュリアン「(重さで……踏み込む。そうか、そういうことか!)」

単純な素早い身のこなしだけでは真のスピードにはたどり着けない。
トップスピードへと辿り着くまでの瞬発力。すなわちそれを補佐する『力強さ』も必要不可欠。
失った大事な何かを追いかけるため。後悔や不安を踏み台に、力強く足を地面に押し付ける。

ドバァン!!

イスラス「いつかアンタとは直にあって話をしてみたいな。……アンタが追いかけて取り戻したいもの。無事に手に入れろよ」

ジュリアン「ああ。何だかお前とはウマが合いそうな気がするぜ」

165 :モリブレム ◆SC4m0znkxI :2014/02/26(水) 19:17:56 ID:???
Gローロー「(こ、これは……このドリブルは……間違いない。彼の……イスラスの!)」

ジュリアン「うおおおおぉぉぉらああああぁぁぁぁあああああっ!!」

バッシュウウウウウウウウウウウッ!!!!

Gローローのマークを完全に振り切り、ジュリアンは前へと進む。
いつか大切なモノをこの手に取り戻すために。彼は常人の倍の力で走り続ける心の強さを手に入れたのだった。
そしてその輝きは、Gローローの心の陰りをも確かに照らしたのだった。

Gローロー「(イスラス……僕は、僕はどうしたらいいんだ。
      一時の誘惑に負けて、僕は手にしてはいけない力を求めてしまった。
      僕はその力に立ち向かう勇気も、受け入れる度胸も何もない。
      他の人にはあるはずのものが、僕には欠けてしまっている……)」

ジュリアン「イケる!今の俺なら何人向かってこようとどこまでも走り抜けられる気がするぜぇ!!」

シュタタタタタタタッ!ズダダダッ!

クライフォート「(これは……信じられん。天性の足腰のバネを持ってしても難しい
        『倍速ドリブル』をああも容易く身につけるとは……)」

自分のよく知る倍速ドリブラー。彼は幼少の頃の事故で、他人の筋繊維を多量に移植された経歴があった。
元から備わっていた才能に、さらに優れた才能を注ぎ込まれた彼の足は奇跡の領域へと踏み込めた。
そして今、あの赤毛の青年もまた、彼と同じく倍速の世界へと踏み込んでいった。

166 :モリブレム ◆SC4m0znkxI :2014/02/26(水) 19:19:34 ID:???
クライフォート「(俺もうかうかしてられんな。奴のように速くはなくとも…一歩ずつ、確実に、前へ!)」

ジュリアンが敵のバイタルエリアを蹂躙することを見越した上で、クライフォートは前線へと切り込んでいく。
その期待に応えるがごとく、ジュリアンの自慢のドリブルをとどまるところを知らない。

ラムカーネ「くっ……さっきからどいつもこいつも生意気な!D番、A番、さっさと奴を跪かせろォ!」

DローローとAローローはこれ以上好きにはさせまいとマークに向かう。
だがPA内に残っていたCローローはこのラムカーネの指示に不安を覚えた。

Cローロー「(俺の目が曇っていなければ……あの赤毛の動きはイスラスそのもの!
      倍速ドリブラー相手では複数でチェックに向かうのは無謀すぎる!)」

だが待て。きっと森崎のことだ。この判断は間違ってはいないはず。
必ず自分たちに勝利を導かせてくれた彼を疑うことは恥ずべきことだと唇を噛んだ。

ジュリアン「さぁ、行くぜ行くぜ行くぜ!止められるものなら止めてみなァ!!」

167 :モリブレム ◆SC4m0znkxI :2014/02/26(水) 19:20:38 ID:???
先着『2名』様でブロックごとに判定をお願いします。

★ジュリアン→! card+ ドリブル41=★
============
★Aローロー→! card+ タックル39=
Dローロー→! card+ タックル43=★

!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します

【攻撃側】−【守備側】
≧2→ジュリアンが突破!(奇数:そのままPAへと切り込む 偶数:センタリングを狙う)
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(マルスがフォロー)(クライフォートとEローローが競り合い)(Cローローがフォロー)
≦−2→闇の軍団がボールを奪う!

【補足・補正】
ジュリアンのカードがダイヤで『バク宙ターン』で+5
ジュリアンのカードがハートで『高速ドリブル』で+4
ジュリアンのカードがスペードで『粘りのキープ』で+2(こぼれ球時勝利)
Dローローのカードがダイヤ・ハートで『アーマータックル』で+2
その他は>>13を参照してください。

168 :森崎名無しさん:2014/02/26(水) 19:20:53 ID:???
★ジュリアン→ クラブ4 + ドリブル41=★

169 :森崎名無しさん:2014/02/26(水) 19:21:37 ID:???
★Aローロー→ クラブ4 + タックル39=
Dローロー→ スペード10 + タックル43=★

170 :森崎名無しさん:2014/02/26(水) 19:31:43 ID:???
お帰りなさい、心待ちにしてました。
良い位置でファウル貰えてチャンス到来、と言いたいけどラムカーネ相手にはちょっと厳しいかな。

171 :森崎名無しさん:2014/02/26(水) 19:58:51 ID:???
ジュリアン怪我、シュートは重ねて得点の布石にしていこう

172 :モリブレム ◆SC4m0znkxI :2014/02/27(木) 10:15:51 ID:???
>>170
お恥ずかしながら戻ってまいりました。
まだ更新に慣れてない部分もありますがどうぞよろしくお願いしますね!
ラムカーネの能力は現在の森崎と全く同じという特徴があります。
森崎自身の弱点が分かるのならそこを狙ってみるといいかもしれません。
>>171
ドリブルの巧い貴重なサイドハーフの怪我は痛いですね。
==========
★ジュリアン→ クラブ4 + ドリブル41=45>怪我★

★Aローロー→ クラブ4 + タックル39=44>反則
Dローロー→ スペード10 + タックル43=★

【攻撃側】−【守備側】
=1→ボールはこぼれ球に。マルスがフォロー
==========
倍速ドリブルの技術を得たジュリアンは、複数マークを物ともせずにフットワークを加速させる。
しかし闇のオーブの魔力で能力を底上げされた仮面たちは執拗なマークで追いすがる。
さながらそれは栄華に輝くジュリアンの光に群れる亡者のような不気味さだった。

ジュリアン「くっ……こ、このぉ!しつっこいぜ!」

A「………ッ!!」

コーナー際まで追い込まれ、いよいよ逃げ場なしの状況。
苦し紛れのセンタリングに逃げようとした隙をAローローは見逃さなかった。

ザシャアッ!!

ジュリアン「ぐっ……ぐわああぁぁぁ!!」

凄腕の剣豪が胴を鋭く薙ぐかの如きタックルがジュリアンの足から勢いを失わせる。

173 :モリブレム ◆SC4m0znkxI :2014/02/27(木) 10:17:42 ID:???
ピピーーーーッ!!

バーツ「は、反則!今のは反則だぞーッ!」

リフ「マリーシア、ジュリアン殿が負傷されたやもしれません。治療の準備を」

マリーシア「オッケー!マリーシアにおまかせ!」

アリティアベンチが慌ただしく動き出す最中、ジュリアンの怪我の具合が明かされる。



★ジュリアンくん倒れている→! card★

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

K→ダメージ無し!ジュリアンは頑丈だ!!
Q〜9→ちょっと派手に転んだだけだった。特に問題なし。ガッツ-50
8〜5→治療が必要な怪我 ガッツ-50 軽症未治療-2の補正
4〜2→治療が必要な大怪我(赤:速さ-1 黒:技-1)ガッツ-50 軽症未治療-2の補正
A→続行不可能の重症!選手交代!(速さ・技-1・次章出撃不可)
JOKER→健康のツボを突いたらしく全能力+1!もちろん怪我も無し!

174 :森崎名無しさん:2014/02/27(木) 10:20:44 ID:???
★ジュリアンくん倒れている→ ハート9


175 :モリブレム ◆SC4m0znkxI :2014/02/27(木) 10:29:58 ID:???
★ジュリアンくん倒れている→ ハート9 ★
>Q〜9→ちょっと派手に転んだだけだった。特に問題なし。ガッツ-50

ジュリアン「……ちいっ、やってくれるじゃねぇの!」

膝小僧を抑えながらもジュリアンは元気に立ち上がってくれた。
どうやら派手に転んだだけのようで、治療は必要ないらしい。

ライアン「よ、良かったぁ。いくら負けられない試合と言っても怪我なんてしてほしくないですもんね」

バーツ「しっかしあの仮面野郎め。抜かれるとおもいきや反則で止めるとは卑怯なやつだ!」

ピピッ!

バーツの憤りが笛を鳴らしたかのようにチャージングを取られたAローロー。
ともすればアリティア選抜が絶好の機会を得たにも関わらず、ラムカーネは下卑た笑みを崩さない。

ラムカーネ「あのA番は自分が成すべきことを分かってるなぁ。うけけっ」

Cローロー「(さすがは森崎だ。たとえ敵わない相手でも反則をすれば絶対に止められる。
      ……だけど、この違和感はなんだ。相手の攻撃を防いだことじゃなく
      相手を怪我させたことに喜んでるような……いや、そんなことあるものか!)」

胸中穏やかではないCローローは、膝にこびりついた芝を剥がすジュリアンを見て、歪んだ思考を押さえ込んだ。

176 :モリブレム ◆SC4m0znkxI :2014/02/27(木) 10:31:14 ID:???
★Aローローの運命→! card★

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

K〜8→なんとお咎めなし。
7〜4→厳重注意。次はカードが出るぞ!
3〜A→イエローカードが出される!
クラブA→一発退場!レッドカードだ!
JOKER→なんとジュリアンにイエローカードが出される!?

177 :森崎名無しさん:2014/02/27(木) 10:34:00 ID:???
★Aローローの運命→ クラブ7



178 :モリブレム ◆SC4m0znkxI :2014/02/27(木) 10:42:48 ID:???
★Aローローの運命→ クラブ7 ★
>7〜4→厳重注意。次はカードが出るぞ!

どうやらカードが出るほどの悪質な反則とは見られなかったらしい。
十分直接シュートが狙える位置からのフリーキックを得たことでアリティア選抜の士気は高まる。

クライフォート「ミドルシュートでゴールを狙うにはなかなかいい位置だな」

マルス「直接だけじゃなく、サイドに弾いてセンタリングも簡単に狙えそうだね」

パオラ「前線の人数をここで増やせば相手のマーカーを散らすことも難しくはなさそうね」

ジュリアン「森崎、お前ならこの機会をどう活かす?せっかく俺様が盗ってきたチャンスなんだぜ?」

森崎「そうだな……」


☆どうしますか?

A やはりここは直接シュートを狙わせよう
B 右サイドへのショートパスの後、センタリングを上げさせよう
C あえて手薄な左サイドに送ってDFを揺さぶり、ドリブルで突っ込んでみるのはどうだ?
D 他の仲間の案に頼ってみる
E 今のうちにチームデータを変更しておこう

2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

179 :森崎名無しさん:2014/02/27(木) 10:48:09 ID:wfwXn40M


180 :森崎名無しさん:2014/02/27(木) 10:52:09 ID:hwCNwkBs


181 :森崎名無しさん:2014/02/27(木) 11:05:33 ID:26GlZZSA


182 :モリブレム ◆SC4m0znkxI :2014/02/27(木) 11:28:16 ID:???
>A やはりここは直接シュートを狙わせよう


森崎「とにもかくにもシュートを打たなければ始まらない。
   この位置からでもシュートを狙えそうな奴はどれくらいいる?」

クライフォート「俺ならば問題なく放り込めるだろう。お前も実体験済みのはずだ」

森崎「おや?確かあの試合はうちのDF陣にことごとく叩き落とされてなかったかー?」

クライフォート「…………」イラッ

マルス「ま、まあまあ。今はこの試合のことだけに集中しようよ」

ミドルシュートを狙えそうな選手を募ったところ、以下のメンバーが手を上げた。



☆誰に蹴らせますか?

A パオラ
B マルス
C クライフォート
D 森崎

1 オーラブースト+10(消費+200)
2 リザイアブースト+6(消費+120)
3 サンダーブースト+3(消費+60)
4 ブーストは使わない

アルファベットと数字を組み合わせて投票してください。【例:A+1】
2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

183 :森崎名無しさん:2014/02/27(木) 11:50:54 ID:hwCNwkBs
最初だし
C1

184 :森崎名無しさん:2014/02/27(木) 12:23:06 ID:w3ONipz2
C1

185 :モリブレム ◆SC4m0znkxI :2014/03/02(日) 09:40:57 ID:???
C1
>C クライフォート
>1 オーラブースト+10(消費+200)


森崎「それじゃあお前に蹴ってもらおうかクライフォート。
   リンダ、一緒に前線に上がってブーストで援護をしてやってくれ」

リンダ「ええ、任せて!」

クライフォート「ブースト…?それは一体何のことだ?」

森崎「ああ、そういえばお前はこの戦術を体験するのは初めてだったかもな。簡単にいえばだな…」

森崎からブーストの説明を受けたクライフォートはにわかには信じられない顔をしたが、
魔法の助力によるシュート精度の向上の原理と理屈は納得してくれたようだ。

クライフォート「体力の消耗が格段に跳ね上がるのことには注意しなくてはな。
        ……リンダといったか。協力、感謝するぞ」

リンダ「うん。とびっきりの援護をしてあげるから遠慮無くやっちゃいなさい!」

クライフォート「(……だが、その前に。俺には一つだけどうしても確認しておかなければならないことがある)」

それは自分自身の流儀と吟二を大きく揺るがすことにもなったこと。
あの仮面の男が放った反則タックルはかつての自分が迷いの末に掴みとった選択肢の一つだったことなのだから。
クライフォートは無骨な仮面の男の後頭部から覗く鮮やかな金髪が映える男に近づく。

クライフォート「貴様。一つだけ聞く。先ほどのタックルによる反則は貴様の意思で仕掛けたものか?」

186 :モリブレム ◆SC4m0znkxI :2014/03/02(日) 09:42:31 ID:???
相手にわざと怪我をさせ、戦力の低下を狙うとても紳士のスポーツとは形容しがたい戦術を
クライフォートはアヤックスの、ひいてはオランダサッカーの栄誉のためにとなりふり構わず構築してきた。
その効果は確かに絶大であり、今季のエールディヴィジの優勝の足がかりであったことは否めない。

クライフォート「(だが……その暴挙と呼ばれても仕方ない行為の果てに掴んだ栄光に何の意味がある?
        勝者を祝福するのはその勝利に栄華を、感動を、誇りを見出したものだけだ。
        さもなくばそれは敗者による恨み妬みにまみれた黒い感情に塗りつぶされる)」

まぐれ。たまたま。運が良かった。環境が悪い。天候が悪い。風向きが悪い。
言い訳にまみれた勝利を汚す雑多な問答。
勝者を祝福せずにはいられなくなる敗者などいるはずがない。
試合が終わればノーサイドなどという皮を被ったフィールド外での争いは終わることはないだろう。

クライフォート「(……だが、誰かが見せなくてはいけないのだ。俺が、俺達が愛したサッカーは
        そんなモノに塗りつぶされる程度の穢れた遊戯ではないということを!)」

前に進むことを放棄し、他者を引きずり下ろすことに囚われていた自分はもういない。
クライフォートは目の前の金髪の仮面に詰め寄る。過去の自分の意思へと挑戦するかのように。

Aローロー「…………」


★Aローローの反応→! card★

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ・ハート→「ミディア……許してくれ……」許しを請うような震え声を確かに聞き取る
スペード→「貴様…アカネイア剣士の誇りを侮辱する気か!」どうやらわざとではないらしい。
クラブ→仮面の魔力はAローローの意思を完璧に乗っ取っている。反応は無い……
JOKER→そのころ闇の軍団のベンチでは……

187 :森崎名無しさん:2014/03/02(日) 09:49:32 ID:???
★Aローローの反応→ クラブ3

188 :森崎名無しさん:2014/03/02(日) 12:37:07 ID:???
ダメみたいですね(諦観)

189 :モリブレム ◆SC4m0znkxI :2014/03/02(日) 12:40:34 ID:???
>>188
彼を呪縛から解き放てるのは相当後になりそうですね…
==========
★Aローローの反応→ クラブ3 ★
>クラブ→仮面の魔力はAローローの意思を完璧に乗っ取っている。反応は無い……


Aローロー「………」

クライフォートの問いかけに対し、Aローローは何の反応もなく守備へと戻っていく。
反感することも憤ることも後悔することも嘆くこともない。
ただただボールを追いかける駒の一つとして動く彼は人形のようだった。
不気味な仮面よりも不気味な、人の形をしたその存在を前にクライフォートの肩が震える。

クライフォート「……いや、人形ですらまだ他人に愛嬌や不気味さを振りまくものだ。
        貴様はそれすら感じさせん。貴様は、屍同然の空っぽの器だ。
        不愉快だ、吐き気がする。死体は火葬場にでも行け!」

Aローロー「………」

クライフォート「(くそっ……イスラスの話では奴らこそ世間を騒がせている
        将来有望株の選手失踪事件の黒幕だという。
        一体何を企んでいる。あのような空虚な状態の選手を集めて一体何を…!)」

若干虚勢混じりの皮肉や罵倒にも動じないAローロー。そもそも言葉という概念すら存在していないのかもしれない。
ならばこれ以上無駄な時間や体力を浪費する訳にはいかない。
この魔法ブーストという戦術は想像を超える疲労が伸し掛かってくるらしいのだから。

クライフォート「(ブーストを使う以上、ある程度消費を抑えた必殺シュートを選択するべきだな)」

190 :モリブレム ◆SC4m0znkxI :2014/03/02(日) 12:41:55 ID:???
クライフォートは鋭いスピンをかける変化形シュート『スライスショット』を撃つべく、ボールの位置を確認して振りかぶる。
それと同時にリンダは深いスリットの入ったローブをはためかせながら極大の魔力を放出する。

リンダ「極光の輪を我が両手に!かのものに闇を打ち払う力を授けよ……!」

クライフォート「今から俺が見せるのは真の栄華に輝く勝利の光だ!
        真の『キャプテン』を目指す者として……貴様の暴挙は見過ごすことはできん!」

ラムカーネ「けったいな理想を掲げるのは勝手だがな。勝たなきゃただの言葉なんだよそんなもの!
      俺は常に勝ち続けてきた!沢山のクズみてぇな敗者の上に跨ってきた!この意味がわかるか?
      テメェが言う暴挙だろうと何だろうと全てが正当化できちまうんだよぉ!うけけけけっ!」

Cローロー「(そうだ。森崎は負けない。負けるわけがない。アイツは負ければ全てを失う覚悟を背負っている。
      だから俺は森崎のことを信じられるし信じてもらいたいんだ。
      たとえこの手が汚れようとも、俺は最後の最後までアイツを…トモダチを信じるだけだ!!)」

クライフォートの見せる光か、ラムカーネが放つ闇か。前半15分、試合の流れが動き出そうとしていた。


★フリーキックシュート判定→! dice★

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

奇数→壁はシュートを防げない!ラムカーネとのタイマンバトル!
偶数→ブロックの壁がシュートを阻む!通常判定に

191 :森崎名無しさん:2014/03/02(日) 12:42:49 ID:???
★フリーキックシュート判定→ 6

192 :モリブレム ◆SC4m0znkxI :2014/03/02(日) 13:08:57 ID:???
★フリーキックシュート判定→ 6 ★
>偶数→ブロックの壁がシュートを阻む!通常判定に


先着『3名』様でブロックごとに判定をお願いします。

★クライフォート→! card+ スライスショット47+(オーラ+10)+(フリー補正+2)=★
============
★Aローロー→! card+ ブロック36+(人数補正+3)=
Cローロー→! card+ ブロック42+(人数補正+3)=
Dローロー→! card+ ブロック45+(人数補正+3)★
============
★ラムカーネ→! card+ がんばりセービング改58=★

!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します

193 :森崎名無しさん:2014/03/02(日) 13:09:51 ID:???
★クライフォート→ クラブ9 + スライスショット47+(オーラ+10)+(フリー補正+2)=★

194 :モリブレム ◆SC4m0znkxI :2014/03/02(日) 13:10:20 ID:???
【攻撃側】−【守備側】(ディフェンダー)
≧5→そのままキーパーとの対決へ
≧4〜2→威力を減衰しながらキーパーとの対決へ
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(パオラがフォロー)(カチュアがフォロー)(マルスがフォロー)
≦−2→ブロック成功。ボールを奪った!

【攻撃側】−【守備側】(キーパー)
≧2→クライフォートのシュートが闇の軍団のゴールに突き刺さる!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(パオラがねじ込みに。ラムカーネはバランス崩し)(ラインを割りアリティアのCK)(Bローローがフォロー)
≦−2→森崎がキャッチ!ボールを奪った!

【補足・補正】
クライフォートのカードがダイヤ・ハートでGKのバランスを崩す(-3の補正)
Cローローのカードがダイヤで『デスペレイトブロック』+10(減衰効果+3)
Cローローのカードがハート・スペードで『シャドーブロック』で+4
Dローローのカードがダイヤで『鉄壁ブロック』で+8(減衰効果+1 減衰範囲-1)
Dローローのカードがハート・スペードで『アーマーブロック』で+4
その他は>>13を参照してください。

195 :森崎名無しさん:2014/03/02(日) 13:11:37 ID:???
★Aローロー→ ダイヤ8 + ブロック36+(人数補正+3)=
Cローロー→ ハート7 + ブロック42+(人数補正+3)=
Dローロー→ クラブ7 + ブロック45+(人数補正+3)★

196 :森崎名無しさん:2014/03/02(日) 13:11:55 ID:???
★ラムカーネ→ クラブK + がんばりセービング改58=★

197 :森崎名無しさん:2014/03/02(日) 13:53:35 ID:???
>>193
悪気はないんだろうけどカード引く前にスレ主さんが全部判定張り付けたか確認するために一呼吸おこうよ
どのスレでも判定張り付け途中で引くのはもめる原因になりやすいから

198 :193:2014/03/02(日) 14:00:32 ID:???
>>197
何の問題も無いと思うけど?
まだ引いちゃ駄目ならその旨書いてあるだろうし

199 :森崎名無しさん:2014/03/02(日) 14:40:02 ID:???
まだ引かないでください
ていうときに引かなければ俺もいいと思う
にしてもラムネK出しやがったか・・・

200 :森崎名無しさん:2014/03/02(日) 15:05:58 ID:???
森崎も能力アップしたと思って前向きに考えるか。
それにしても、ロースコアゲームになりそうだな。根気よく撃ち続けるしか無さそう。
森崎とラムカーネの一騎討ちあるかな。

201 :森崎名無しさん:2014/03/02(日) 19:43:21 ID:OjiZdgLQ
森崎なのにK引きで止めるなんてやはり偽者だわー

202 :モリブレム ◆SC4m0znkxI :2014/03/03(月) 07:06:33 ID:???
>>197-199
判定を引くタイミングに関しては、このスレでは今回のような形でも特に問題はないです。
判定の順序さえ合っていれば、分岐判定を貼り付ける前でも構いません。
>>200
森崎とラムカーネは同じ能力を共有していますのである意味ラッキーかもしれません。
しかしセーブ力に関する速さと守備は既にカンストしてますのであまり旨味は無いかも…。
>>201
Cローローの半分でもいいので森崎のことをもうちょっと応援してあげてくださいね!
==========
★クライフォート→ クラブ9 + スライスショット47+(オーラ+10)+(フリー補正+2)=68★

★Aローロー→ ダイヤ8 + ブロック36+(人数補正+3)=47
Cローロー→ ハート7 + ブロック42+(人数補正+3)+(シャドーブロック+4)=56
Dローロー→ クラブ7 + ブロック45+(人数補正+3)=55★

【攻撃側】−【守備側】(ディフェンダー)
≧5→そのままキーパーとの対決へ

★ラムカーネ→ クラブK + がんばりセービング改58=71★

【攻撃側】−【守備側】(キーパー)
≦−2→ラムカーネがキャッチ!ボールを奪った!
==========
※ラムカーネがKを出したので覚醒します


★Aラムカーネセービング覚醒→! card★

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

JOKER→スキル『対フリーキック』(フリーキック時に相手のフリー補正を無効化)
それ以外→セーブ力+1

203 :森崎名無しさん:2014/03/03(月) 07:07:28 ID:???
★Aラムカーネセービング覚醒→ クラブ10

204 :モリブレム ◆SC4m0znkxI :2014/03/03(月) 07:44:50 ID:???
★Aラムカーネセービング覚醒→ クラブ10 ★
>それ以外→セーブ力+1
==========
ビシュウッ!シュパアァァァァ!!

Aローロー「……」

Cローロー「く、くそっ!眩しくてコースが見極められない!」

Dローロー「…ッ!」

クライフォートの蹴りこんだボールに鋭いスピンと眩しい光が加わっていく。
大きくカーブのかかったシュートは壁を乗り越え、枠内隅へと狙い済ましたように向かう。

クライフォート「(あのコースならば、奴の体格では余程のことがない限り届かないはず…!?)」

ガッシィッ!!

ネットが激しく揺らされることを確信するクライフォートの笑みが、次の瞬間驚愕に染まる。
初めからシュートコースを予測していたかのように、
ラムカーネはダイナミックなジャンピングキャッチを見事決めたのだった。

森崎「(なるほど。今のタイミングで飛び込めば俺の腕の長さでもあの距離まで対応できるのか。参考になるな。
   ……って、なんで俺はアイツの憎たらしい活躍で勉強しなくちゃいけねぇんだ!)」

しかし、全く同じ体格、同じ運動力であるならばこれほど参考になる教材はないだろう。
森崎はラムカーネのキャッチの姿を鮮明に記憶して自分の技術に還元するのだった。

ラムカーネ「へへへ……この程度のシュートで何を偉そうなことをほざいてやがる。
      そぉら、カウンターだ!今なら奴らの中盤はスカスカ、
      魔法ブーストを守備に使うこともできやしねぇぞ!」

205 :モリブレム ◆SC4m0znkxI :2014/03/03(月) 07:46:22 ID:???
バコォッ!!

カチュア「し、しまった!」

パオラ「これは……マズイわね」

マルス「みんな、戻れ!少しでも相手の攻撃を遅らせないと!」

クライフォート「(無様だな……こんなものなのか、俺は)」

魔法ブーストによる体力の消耗が、自身の失敗による落ち込みを加速させているようだ。
だが、ここで足を止めては自分は一生イスラスのように前に進み続けることはできない。

クライフォート「なんとしてでも食い止めろ!こぼれ球は必ず俺がフォローしてみせる!」

ラムカーネからのパスを受け取ったIローローはがら空きのフィールド中央を駆けていく。
しかしセシルとジュリアンが俊足を活かして詰め寄っていく。

セシル「アタシたちのスピードでなんとか抑えこむわよ!」

ジュリアン「左右同時に仕掛ければなんとかなるだろうさ!」

Iローロー「(邪魔をするならたとえ女性だろうと容赦はしない。ボクは願いを……夢をかなえるんだから!)」

206 :モリブレム ◆SC4m0znkxI :2014/03/03(月) 07:48:41 ID:???
先着『2名』様でブロックごとに判定をお願いします。

★Iローロー→! card+ ドリブル47=★
============
★セシル→! card+ タックル39+(人数補正+2)=
ジュリアン→! card+ タックル29+(人数補正+2)=★

!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します

【攻撃側】−【守備側】
≧2→Iローローが突破(奇数:さらにドリブル 偶数:シュートを狙う)
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(Fローローとロディが競り合い)(ルークがフォロー)(ドーガがフォロー)
≦−2→アリティア選抜がボールを奪う!

【補足・補正】
Iローローのカードがダイヤ・ハートで『オーロラフェイント』で+4
セシルのカードがダイヤで『スピードタックル』で+2
ジュリアンのカードがダイヤで『バク宙タックル』で+5
ジュリアンのカードがハートで『スピードタックル』で+2
その他は>>13を参照してください。

207 :森崎名無しさん:2014/03/03(月) 07:51:34 ID:???
★Iローロー→ クラブ5 + ドリブル47=★

208 :森崎名無しさん:2014/03/03(月) 08:05:39 ID:???
★セシル→ ダイヤ10 + タックル39+(人数補正+2)=
ジュリアン→ ダイヤA + タックル29+(人数補正+2)=★

209 :モリブレム ◆SC4m0znkxI :2014/03/03(月) 12:40:35 ID:???
★Iローロー→ クラブ5 + ドリブル47=52★

★セシル→ ダイヤ10+(スピードタックル+2) + タックル39+(人数補正+2)=53
ジュリアン→ ダイヤA + タックル29+(人数補正+2)=★

【攻撃側】−【守備側】
=−1→ボールはこぼれ球に。ドーガがフォロー
==========
セシル「待ちなさいよこのぉ!待て待て〜!」

ジュリアン「待ちやがれこんちきしょう!」

Iローロー「(くっ……おかしい。動きが予測できない?)」

Iローローはドイツブンデスリーガで活躍するトッププレイヤーの一人である。
故に、まだサッカー歴の浅い二人の運動能力だけを素直に発揮する動きに対応できないでいた。

セシル「追いついたわよ。もらった!」

ガガゴッ!

Iローロー「(凄いな。ラーソンにも勝るとも劣らないスピードだった……)」

胸の奥底が僅かに熱くなる。しかしその熱さは濁った沼の中で掻き消えるように収束していく。
その熱さに触れることは許されない。自分はもう後戻りするつもりはないのだから。

Iローロー「(だからどうした。次こそはボクが……ボクが勝つ。そして必ずあの星の輝きを手に入れるんだ!)」

セシルの鋭いタックルによって掻き出されたボールはセンターバックのドーガがキープする。
前からはHローローとJローローが詰め寄ってくる。ドーガは慌てて森崎に指示を仰いだ。

210 :モリブレム ◆SC4m0znkxI :2014/03/03(月) 12:42:31 ID:???
ドーガ「森崎、どうすればいい!?俺のキープ力じゃロクに時間稼ぎなんかできやしないぞ!」

森崎「(なんとか敵の速攻は食い止められたがまだまだ油断はできないぞ。さて、どうする?)」


☆どうしますか?

A お前ならできる!そのままドリブルキープに徹してくれ
B ロディとワンツーパスでやり過ごせ
C ルークとワンツーパスでやり過ごせ
D ジュリアンにパスしてくれ
E 前方に大きくクリアーしてくれ
F 来い!俺に持ってこい!森崎のオーバーラップだ!
G ドーガの判断に任せる

2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

211 :森崎名無しさん:2014/03/03(月) 12:44:18 ID:c4xtRrx6


212 :森崎名無しさん:2014/03/03(月) 12:44:24 ID:???
ジュリアンの怪我って未治療のままだっけ?
突破できる確率は高いけどどうしよ

213 :森崎名無しさん:2014/03/03(月) 12:49:53 ID:???
ガッツ50消費だけで怪我してないはず

214 :森崎名無しさん:2014/03/03(月) 13:00:26 ID:zTbwcvvU
ども。さっきはクラブで止められたけどもう一度。

D

215 :森崎名無しさん:2014/03/03(月) 13:07:17 ID:QV3DERr2


216 :モリブレム ◆SC4m0znkxI :2014/03/03(月) 14:06:37 ID:???
>>212-213
怪我の治療が必要ない程度の軽症だったので大丈夫ですね。
===========
>E 前方に大きくクリアーしてくれ

森崎「(ジュリアンの倍速ドリブルなら一気にラインを押し戻せる。
   だが、ドーガのパスじゃアイツまで届かせるのは難しすぎる)」

Jローローの守備がどの程度かは分からないが、
お世辞にもボールコントロールが巧いとは言えないドーガのパスに頼ることは厳しいだろう。

森崎「ここは大きくクリアーさせるのが無難だな。ドーガ、頼んだぞ!」

ドーガ「よし、それなら任せてくれ!どおおおおりゃあっ!」

バコーーーーン!!

鋭く踏み込んだ大きなキックで、ボールはセンターラインをも越えて飛んで行く。
ボール権こそ確保できなかったが、味方が戻って守備のラインを整える時間は十分稼ぐことが出来た。
時計は前半の18分を過ぎた所。今だ得点の機会を掴めない闇の軍団に焦りの色が見えてきた。

Eローロー「(ちっ……イライラしやがるぜ。いい加減こっちもシュートチャンスを作りやがれってんだ)」

クリアボールを確保したのはEローロー。仮面の軍団の中では新参者だが、
その燃え盛る炎のような凶暴なプレイスタイルと、
センスが煌めく天性の才能は間違いなくトッププレイヤーの素質を秘めていた。
彼は母国のサッカー連盟の要請を受け、大手を振って南米のトップクラブへと移籍する予定のはずだった。

217 :モリブレム ◆SC4m0znkxI :2014/03/03(月) 14:09:34 ID:???
Eローロー「(それもこれも俺の力を認めなかったサンパウロのクソ共のせいだ。
      実力なら俺のほうが圧倒的に上のはずなのに。金払いのいいだけの
      日本とか言うサッカー後進国の連中の採用を優先するだなんて許せねぇ……!)」

彼の採用は様々な理由の上で見送られた。失意の下で母国に帰還した彼の心は以前よりも荒んでしまった。
彼の業火の如き復讐心は闇のオーブの格好の的だった。簡単に心を支配されたこの少年は
自分という存在を否定されたこの世界に、不条理なまでの現実にただひたすら抗うことで
湧き上がる感情の一つ一つを沈下させることしかできないでいたのだった。

サッカーマスク「(……彼もまた『真実』を追い求める者の一人。彼を導ける光の存在を、どうかどこかで見つけて欲しい……)」

ジェイガン「(間違いない。この男はやはりあの仮面の男たちと何かしらのつながりがある。
      それがどのような関係かどうかは定かではないが……な)」

Jローローと同様に、Eローローにも鋭くもどこか穏やかな視線を向けるサッカーマスク。
ジェイガンは彼の動向を観察しつつも、この後の試合展開について尋ねた。

ジェイガン「ふむ……サッカーマスク殿。あのE番はどのような形で攻め込んできますでしょうかね」

サッカーマスク「え。あ、そうですね。私の予想ではおそらく……」


★Eローローの判断→! card★

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ・ハート→ドリブルて突き進んでくる
スペード→Hローローにロビングを送り競り合わせる
クラブ→Jローローにロビングを送り競り合わせる
JOKER→そのころ闇の軍団のベンチでは……

218 :森崎名無しさん:2014/03/03(月) 14:13:51 ID:???
★Eローローの判断→ ハートJ

219 :モリブレム ◆SC4m0znkxI :2014/03/04(火) 05:52:12 ID:???
★Eローローの判断→ ハートJ ★
>ダイヤ・ハート→ドリブルて突き進んでくる

サッカーマスク「おそらくドリブルて突き進んでくるでしょう。
        彼のプレイスタイルは得点の狙える万能型MF。
        未だ得点機が訪れないことに辟易しているようですし
        シュートレンジまで自ら突き進み、撃ってくる可能性が高い…!」

ジェイガン「むぅ……森崎殿の体力にも限りがある。できればシュートを撃たせる前に止めなくては」

アンナ「あ、見て見て!クライフォート君がもうここまで戻って守備に徹してくれてるわ!」

魔法ブーストを受けた影響で、クライフォートの足の負担が思った以上に重い。
しかし責任感という力で腕を振り、腿を上げ、Eローローの真横へと張り付く。

クライフォート「自分のミスは自分で取り戻す。ここでお前を止めてみせるぞ」

Eローロー「俺を止めるだって?アンタ、寝言は寝てから言うものだぜ!」

生意気な口調と共に肩を巧みに押し当ててプレッシャーを跳ね除けてくるEローローにクライフォートは驚く。

クライフォート「! ほう。貴様は意思の疎通ができるのだな。
        仮面をつけているとはいえ、先ほどの死骸とは違うようだな」

Eローロー「面白いこと言うじゃねぇか。だったらお前もその死骸の仲間入りにしてやるかぁ?ギャハハハハッ!!」

クライフォート「(狂気に触れている……だが、生気にも満ち溢れているだけまだ救いがあるのだろうな)」

クライフォートは背筋に寒いものを感じつつも、熱い魂を持ってぶつかってくる目の前の少年に立ちはだかる。

220 :モリブレム ◆SC4m0znkxI :2014/03/04(火) 05:58:02 ID:???
先着『2名』様でブロックごとに判定をお願いします。

★Eローロー→! card+ ドリブル42=★
============
★クライフォート→! card+ タックル43=★

!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します

【攻撃側】−【守備側】
≧2→Eローローが突破
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(Bローローがフォロー)(Fローローとセシルが競り合い)(ジュリアンがフォロー)
≦−2→アリティア選抜がボールを奪う!

【補足・補正】
Eローローのカードがダイヤ・ハートで『フレームドリブル』で+4(吹っ飛び係数2)
クライフォートのカードがダイヤで『ブレイクタックル』で+4(吹っ飛び係数2)
クライフォートのカードがハートで『スピードタックル』で+2
その他は>>13を参照してください。

221 :森崎名無しさん:2014/03/04(火) 06:01:02 ID:???
★Eローロー→ ダイヤ6 + ドリブル42=★

222 :森崎名無しさん:2014/03/04(火) 06:22:42 ID:???
★クライフォート→ スペード6 + タックル43=★

223 :森崎名無しさん:2014/03/04(火) 08:57:41 ID:???
『フレームドリブル』で+4(吹っ飛び係数2)
今思ったけどこのポブは割と平和だな。


224 :モリブレム ◆SC4m0znkxI :2014/03/04(火) 11:12:25 ID:???
>>223
このスレのポブルセンは黄金世代よりやや下(沢田やマウリシオと同期)の設定です。
なのでほんのり甘目の能力になっていますが、その分成長の余地があるとも言えますね。
==========
★Eローロー→ ダイヤ6+(フレームドリブル+4) + ドリブル42=52★

★クライフォート→ スペード6→18+(有利+2) + タックル43=63★

【攻撃側】−【守備側】
≦−2→アリティア選抜がボールを奪う!
==========
Eローロー「じゃまするな!」

グワオォッ!ドガガッ!

クライフォート「(体格に頼るのでもなく、ここまでのパワーを繰り出せるとは。しかし!)」

Eローローのドリブルは凄まじく、安易なマークでは体ごと吹き飛ばされてしまうだろう。
クライフォートは接触は最小限に、力で対向するのではなく『速さ』で勝負を挑む。

シュパァ!バシュッ!

Eローロー「こ、こしゃくなぁ!」

クライフォート「(そのセンスは間違いなく本物だ。だが、少々荒削りすぎたな)」

ボールを奪ったクライフォートは再び後ろを振り向き森崎に指示を仰いだ。
彼の中盤の指揮は頼もしく、ボール支配率で上回っているのは間違いなく彼の功績の一つだろう。

森崎「(だけどそろそろ体力に陰りが見えてきやがったな。魔法ブーストの負担が思った以上にきつそうだ。
   どうする?アイツだけに頼った戦い方だけではこれから厳しくなってきそうだが……)」

225 :モリブレム ◆SC4m0znkxI :2014/03/04(火) 11:14:40 ID:???
☆どうしますか?

A パオラにアーリークロスを送ってシュートを撃たせろ
B カチュアにパスし、左サイドから攻めさせろ
C マルスにパスし、右サイドから攻めさせろ
D そのままドリブルで上がって攻撃の厚みを増せ
E そこからミドルシュートを狙っていけ
F ボールをセシルに預けて攻めさせろ
G ボールをジュリアンに預けて攻めさせろ
H 来い、俺に持ってこい!森崎のオーバーラップだ
I クライフォートの判断に任せる

2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

226 :森崎名無しさん:2014/03/04(火) 12:07:57 ID:+sxCeqmo


227 :森崎名無しさん:2014/03/04(火) 12:25:46 ID:a2AAKntc


228 :モリブレム ◆SC4m0znkxI :2014/03/05(水) 12:39:02 ID:???
>A パオラにアーリークロスを送ってシュートを撃たせろ

森崎「(さっきのラムカーネの派手なジャンピングキャッチ。
   ほぼ全力のあのセービングが出来るのは一試合に3〜4回が限度のはず。
   ……俺のスタミナ不足という弱点はそのまま奴に跳ね返っていくんだ!)」

森崎はとにかくシュートを撃たせるべく、縦のクロスからのダイレクトシュートを命じた。
もちろん相手DFのマークは厳しくなるだろうが、運良くGKまで届いてくれれば
ラムカーネのスタミナはほぼ枯渇するという判断である。

クライフォート「分かった。それっ!」

バコッ!シュルルル……

パオラ「(シュートチャンスが来たわね。私に割り振れられたこのかけらは
    炎神ファーラが宿るような熱い魔力を感じるわ。
    きっと強力な必殺シュートを撃てる技術を私に授けてくれるはず)」

バッ!ババッ!

CローローとDローローのチェックを避けるべく空中に飛び上がるパオラ。
彼女を追ってクリアーに飛び上がる二人の仮面。
そしてパオラが見下ろすのは頼もしい指揮官と瓜二つでありながら
醜悪に顔を歪ませる男が守るゴールマウスだ。

パオラ「もらったわ。これで決めます!」

Cローロー「(ぐっ…この女から奴の気配を感じる。俺は奴には……奴だけには負けたくない。負けるものかァ!)」

Dローロー「…………」

ラムカーネ「(ちっ…魔力が体から漏れてきやがった。だが、前半さえ乗り切れば!)」

229 :モリブレム ◆SC4m0znkxI :2014/03/05(水) 12:41:24 ID:???
先着『3名』様でブロックごとに判定をお願いします。

★パオラ→! card+ バイシクルファイヤー49=★
============
★Cローロー→! card+ クリアー45+(人数補正+3)=
Dローロー→! card+ クリアー43+(人数補正+3)★
============
★ラムカーネ→! card+ 飛び出す50=★

!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します

【攻撃側】−【守備側】(ディフェンダー)
≧5→そのままキーパーとの対決へ
≧4〜2→威力を減衰しながらキーパーとの対決へ
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(カチュアがフォロー)(Aローローとマルスが競り合い)(Bローローがフォロー)
≦−2→クリアー成功。Fローローがフォロー

【攻撃側】−【守備側】(キーパー)
≧2→パオラのシュートが闇の軍団のゴールに突き刺さる!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(カチュアがねじ込みに。ゴールは空っぽ)(マルスがねじ込みに。ゴールは空っぽ)(Bローローがフォロー)
≦−2→ラムカーネがキャッチ!ボールを奪った!

【補足・補正】
『バイシクルファイヤー』(吹っ飛び係数2)
Cローローのカードがダイヤ・ハートで『シャドークリアー』で+4(吹っ飛び係数2)
Dローローのカードがダイヤ・ハートで『アーマークリアー』で+5(吹っ飛び係数4)
その他は>>13を参照してください。

230 :森崎名無しさん:2014/03/05(水) 12:44:07 ID:???
★パオラ→ ダイヤQ + バイシクルファイヤー49=★

231 :モリブレム ◆SC4m0znkxI :2014/03/05(水) 12:44:52 ID:???
※ラムカーネの判定に(人数補正+3)の追加を忘れていました。判定後改めて計算いたします。

232 :森崎名無しさん:2014/03/05(水) 12:53:03 ID:???
★Cローロー→ スペード5 + クリアー45+(人数補正+3)=
Dローロー→ ハート2 + クリアー43+(人数補正+3)★

233 :森崎名無しさん:2014/03/05(水) 12:57:10 ID:???
★ラムカーネ→ ダイヤQ + 飛び出す50=★

234 :森崎名無しさん:2014/03/05(水) 13:01:25 ID:???
必殺で先制とはなかなか幸先良いね。

235 :モリブレム ◆SC4m0znkxI :2014/03/05(水) 13:04:53 ID:???
★パオラ→ ダイヤQ + バイシクルファイヤー49=61★

★Cローロー→ スペード5+(有利+2) + クリアー45+(人数補正+3)=55>吹っ飛び
Dローロー→ ハート2+(不利-2)+(アーマークリアー+5) + クリアー43+(人数補正+3)=51>吹っ飛び★

【攻撃側】−【守備側】(ディフェンダー)
≧5→そのままキーパーとの対決へ

★パオラ→ ダイヤQ→36 + バイシクルファイヤー49=85★

★ラムカーネ→ ダイヤQ + 飛び出す50=62>吹っ飛び★

【攻撃側】−【守備側】(キーパー)
≧2→パオラのシュートが闇の軍団のゴールに突き刺さる!
※パオラに50の経験値が入りパオラのレベルが12に上がった!
==========
先着『1名』様で

★パオラ ペガサスナイト レベル12
     成長率
H 27 70+! numnum=
力 13 50+! numnum=
技 13 80+! numnum=
速 16 20+! numnum=
運  9 10+! numnum=
武 12 30+! numnum=
守 12 20+! numnum=
魔  6 3+! numnum=★

!と cardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。

※合計が100を超えれば1アップです。

236 :森崎名無しさん:2014/03/05(水) 13:05:19 ID:???
★パオラ ペガサスナイト レベル12
     成長率
H 27 70+ 26 =
力 13 50+ 51 =
技 13 80+ 74 =
速 16 20+ 98 =
運  9 10+ 11 =
武 12 30+ 94 =
守 12 20+ 50 =
魔  6 3+ 63 =★

237 :230:2014/03/05(水) 13:24:37 ID:???
よっしゃ、久しぶりのいい引きだ。
しかしこれは、あれか? ラム公は森崎の被必殺癖も引き継いだか?

238 :森崎名無しさん:2014/03/05(水) 15:25:47 ID:???
これは大きいな

239 :森崎名無しさん:2014/03/05(水) 17:54:36 ID:???
うーむ正しく森崎を相手にしているかのようだ

240 :森崎名無しさん:2014/03/05(水) 19:59:35 ID:???
シュナイダー(かけらだけど)といいクライフォートといい、
キャプテン格は頼りになるね。カッコいい。

241 :モリブレム ◆SC4m0znkxI :2014/03/07(金) 08:09:09 ID:???
>>237-238
必殺で泣かされてきたことが多かっただけにこれは嬉しい展開ですね!
>>239
まさかそんなところまで同じようになってしまうとは思わなんだ…w
>>240
ここぞというところで何かしら形を残せるものが優れたキャプテン像のような気がしますね。
==========
★パオラ ペガサスナイト レベル12
     成長率
H 27 70+ 26 =96
力 13 50+ 51 =101+1
技 13 85+ 79 =154+1
速 16 20+ 98 =118+1
運  9 10+ 11 =21
武 12 30+ 94 =124+1
守 12 20+ 50 =70
魔  6 3+ 63 =69★

パオラ   ペガサスナイト  レベル12 EXP10 3戦3勝0敗
        成長率
HP27/27     70
力 14       50
技 14      85
速 17       20
運  9      10
武 13      30
守 12      20
魔  6       3

以上のようになりました

242 :モリブレム ◆SC4m0znkxI :2014/03/07(金) 08:11:00 ID:???
パオラ「(体が熱い。いえ、心が、魂が熱く震えている。
    仲間から託されたという責任感。自分の技がどこまで通用するのか試したい挑戦心。
    目の前に立ちふさがるDFたちからの威圧感。外してしまうのではないかという恐怖心。
    このかけらの持ち主は、シュートを撃つ瞬間に
    いつもこのような熱さに耐えながら気力を振り絞っているのね……)」

きっと希望が切り開けると信じてやまない赤い炎。自身をも焦がしかねない黒い炎。
2つの炎の温度がパオラの体を熱くさせ、溶かし、されども頭の思考は真逆のように冷却化していく。

パオラ「(カール・ハインツ・シュナイダー……若き皇帝と呼ばれる気高き貴方の力を今こそ私に!)」

Cローローの長身を活かした頭から突っ込むクリアーは打点こそ高いものの圧力はさほどでもない。
鋭く振りぬいたパオラの右足の前に、あっけなく道を譲るしか無かった。

ドシュウッ!!

Cローロー「(そんなァ……まだ、足りないっていうのか。俺の平凡な才能では
      いくら体を、心を闇に染めてでも一流の選手だけが見える景色は見えてこないのか……!?)」

Cローローは身を投げ出されながら空を仰ぐ。そのときパオラと一瞬だが目があった。
その燃え盛る瞳には見覚えがある。自分がトモダチのために。森崎のためにと
決死の思いで迫り、右足に深く根強く研ぎ澄まされたスパイクの歯を食い込ませたあの男の瞳そのものだった。
タンカで運ばれていく弱々しい姿。しかしその鬼の形相は今でも夢に見るほどに竦み上がるほどだった。


              『この借りは、必ず返す』


勝利を確信しながらも相手に敬意を払う優雅なパオラの笑みも、今のCローローにとっては恐怖を煽る氷の微笑だ。

Cローロー「う……うわぁ……うあ……ぁぁ……うああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

243 :モリブレム ◆SC4m0znkxI :2014/03/07(金) 08:12:45 ID:???
嫌だイヤだイヤだ。憎いニクいニクい。森崎を傷つけ、苦しませたあの男の存在は許せない。
ゴールを許されながらも憎まれ口を叩かれずに健闘を讃えられたあの男の存在が許せない。
今の自分の闇の深さで足りないのならば、もっともっと色を濃くするまで。
Cローローは一瞬意識を失い、そして地面に叩きつけられた衝撃で意識を取り戻す。
その瞳の濁りは以前よりも更に黒く染まり、赤い月に照らされて不気味に輝き出すのだった。


パオラ「てえぇぇりゃああああぁぁぁぁっ!!!」

Dローローの体全体を広げた決死のクリアーも貫いたそのパワーは、
一緒に飛び出してきたラムカーネの小柄な体格ではとても抑えきれるものではなかった。

ドゴボゴォオッ!!

Dローロー「……ぁっ!」

ラムカーネ「う、うぎゃああああぁァァァ!?」

ズッシャアアアアアゴロゴロドザァッ!バリバリィッ!

ゴールネットに二人の人間を叩き込みつつ、煤けたボールはネットをその情熱の温度で焼き切ったのだった。


ピピーーーーーーーーッ!!



アリティア選抜  1  −  0  闇の軍団

前半24分 パオラ(クライフォート)

244 :モリブレム ◆SC4m0znkxI :2014/03/07(金) 08:14:38 ID:???
カチュア「やったわ!さすがはパオラ姉さん、きっちり決めてくれたわね!」

クライフォート「決めてもらわなくては困る。そのための俺のパスなのだからな」

妹のパオラは姉の値千金の先制点に拳を握り、アシストのクライフォートも言葉とは裏腹に笑みを浮かべている。

バーツ「うおっしゃああああっ!パ・オ・ラ!パ・オ・ラ!P・A・O・R・A!」

マリーシア「きゃあああっ!さすがはお姉さまだわ〜!素敵ぃ〜」

ジェイガン「うむ!意地でも先制点が欲しかったこの状況をよく決めた。
      マケドニア白騎士団の長として恥ずかしくないゴールである」

サッカーマスク「(すごいな……これがアカネイア大陸のサッカーなのか。
        俺も早くフィールドに立ちたい。仮面の力でも抑えきれないこの俺の感情は間違いなく本物だ…!)」

森崎「(俺と同程度の能力を持つラムカーネ相手からよくゴールを奪ってくれたぜパオラ)」

アリティアベンチも活気に溢れ、仲間たちの士気も上がっている。
森崎も適度に緊張感は保ちつつも、とりあえずは一息ついて胸をなでおろす。そして…


☆どうしますか?

A 先制点を決めたパオラを褒める
B 決死の守備からのアシストを決めたクライフォートを褒める
C このまま押せ押せムードを持続してさらに積極的に攻めさせる
D まだまだ油断はできないぞと気を引き締めさせる
E 情けなく吹き飛ばされたラムカーネ一派を挑発する
F チームデータ変更を要請する

2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

245 :森崎名無しさん:2014/03/07(金) 08:37:53 ID:Ya01v5v+


246 :森崎名無しさん:2014/03/07(金) 08:39:15 ID:VTWE3XfM


247 :森崎名無しさん:2014/03/07(金) 08:42:52 ID:wKb1EcKQ
B

248 :森崎名無しさん:2014/03/07(金) 09:14:23 ID:b06/DC2s
B

249 :森崎名無しさん:2014/03/10(月) 00:28:10 ID:???
この試合で出たデータと前に闇の軍団と試合した時【38スレ35〜572】とを比べて
現在のローローたちについて予想・考察しようとしたが、いまだ不明点が多い。
Aアストリア:
ドリブル46〜47『華麗なドリブル』(1/4 +3)『素早いフェイント』(1/4 +2)
カット43〜44『ローリングフローカット』(1/4 +4)『ハイジャンプカット』(1/2 +2)
と推計されるので要注意。
Bはまだ出番なし。
C中山は前回ブロック=クリアーだったのに今回は違う(42<45)のが謎。
Dはアーマナイト系だが、前回のロジャーよりもずっとタックルが強く、タックルとブロックとの数値差が異なる。クリスかロレンスだろう。
Eはポブルセン。
Fもまだ出番なし。
Gは口ぶりからするとバビントンだろうか。しかしタックル41に比べせりあいが45と妙に高い。
これと中山の件があるので、あらゆる推計の信憑性が心もとない。
タックル41を基準にするとド41パ43シ42カ43でせりあいは41となるはずだが、せりあい45基準ならこの値に+4される。
技は『華麗なドリブル』(1/4 +3)『ローリングパス』(1/4 +4)『華麗なパス』(1/4 +3)『テクニカルタックル』(1/2 +2)
Hはナポレオンだろう。『メガキャノン』は披露されるか。
Iはレヴィン。
Jはストラットかな。『タックル恐怖症』(3/4 -5)持ち。【31-100】では背番号10に固執していたが……

250 :249:2014/03/10(月) 02:14:56 ID:???
 訂正。アストリアはドリブル46、カット43で決まる……はず。

 前の試合を読み直していてちょっと混乱したのは
おそらくローローDとすべきところをBと書いてある部分。
分かりやすいのは
【38スレ目-169, 174】で反町がBを抜いてセンタリングしたらBがクリアーに来たところ。
【38-207, 234】ではDがブロックに行っているのにBの技について書かれている。
思うに、本来は
B=パワー系の技を使って「ウキキ」「兄弟」等と言う:「本物」のローロー?
D=アーマー系の技を使うオルレアンの重騎士:ロジャー
であり、DをときどきBと誤記しただけなんだろうけど、全員ローローなせいでややこしい

251 :モリブレム ◆SC4m0znkxI :2014/03/18(火) 18:24:47 ID:???
>>249-250
今回の闇の軍団の布陣は前回と少し違っていますね。能力値も若干上昇しています。
それとサッカーマスクも言っていますが、闇の軍団との試合はただ勝利することだけが目的ではありません。
セリフや技などから推理して特定のキャラクターで接触し、闇の呪縛から解放することも大切です。
原作での絡みだけでなく、試合を重ねることで因縁が生まれて新たな説得ラインが生まれることも…?
ゲストキャラの召喚人数も今後増える予定なので、今回の試合はダメでも諦めずに色々試してみましょう!
==========
>B 決死の守備からのアシストを決めたクライフォートを褒める


森崎「(さすがは強豪アヤックスの司令塔。味方にするとやはり心強いな)」

シェスターに勝るとも劣らない智将であり、仲間を強く引っ張れるキャプテンシーも併せ持つ。
中盤での鬩ぎ合いを押し勝ち、得点機に繋げられたのは間違いなく彼の活躍によるものだ。
いつか訪れるであろう彼らとの再戦を待ち望む気持ちの昂ぶりを、声にして投げかけた。

森崎「ナイスファイトだクライフォート!この後も頼りにしてるぜ!」

クライフォート「……フッ」

先ほどの魔法ブーストによる疲労の色が見え隠れするが、軽く微笑みながらサムズアップを返してくれた。


※クライフォートの評価が上がりました!

252 :モリブレム ◆SC4m0znkxI :2014/03/18(火) 18:27:10 ID:???
ラムカーネ「そっ……そんな馬鹿な……こ、これは何かの間違いだァ〜〜〜!!!」

先制点を決めたアリティア選抜に対して、痛い失点を喫した闇の軍団。
しかし闇の軍団内でこのフィールド上において表立って感情を表せる存在は彼しかいない。
試合を優位に進めた時の嬉しさや、苦戦を強いられる悔しさや焦りすらも一人で抱え込まなければならない。
10人の忠実なる仮面の駒を操る孤独な王は、歯をギシギシ唸らせて感情を噛み殺す。

ラムカーネ「(……まぁいい。せいぜい喜んでおくことだな。
      どうせお前らに『勝利』というシナリオを通る過程は与えられないんだからな。うけけっ)」

自分が勝つ過程を見つけられるまで何度でもやり直せる。絶対に諦めずに何度でも立ち向かうのだ。
それこそが『キャプテン森崎』の吟二であり、自分こそが本物の森崎である唯一の証明でもあるのだから。

ラムカーネ「(しかしこのまま奴らにいい思いはさせるわけにはいかねぇな。
      後半戦までに奴らの戦意を根こそぎ奪うような裏工作を考えておかねぇと…ブツブツ…)」


ピーーーーッ!!

試合再開。闇の軍団はIローローにボールを預け、ラインを上げつつ攻撃を組み立てていく。

セシル「あのI番、さっきはなんとかボールをこぼせたけどかなりの実力者よ。気をつけて!」

ジュリアン「人数をかけて潰すか、もしくはドリブルの下手な奴に渡してくれればこちとらありがたいんだがな……」

マルス「よし、各自パスコースに注意を向けつつ間合いを取って守備を展開だ!」

クライフォートの疲労を知ってか知らずか、各々が的確な指示で闇の軍団を迎え撃とうとしている。
サッカー歴の浅い、異界の土地での素人の集団だと思っていたクライフォートは少し驚きを見せた。

253 :モリブレム ◆SC4m0znkxI :2014/03/18(火) 18:28:44 ID:???
クライフォート「(……凄いな。彼らは飲み込みの早さもそうだが、なにより順応力がすさまじいな。
        本来長期にわたって訓練しなければとても実行できそうにない俺の『トータルフットボール』戦術も
        場合によっては後半戦には行動に起こせそうかもしれん)」

それまで自分のスタミナが保ってくれればの話だが。そう独りごちながら、クライフォートは守備に走る。

Iローロー「(……敵のI番の呼吸が乱れ始めている。もうひと押しで『壊れ』てしまいそうだな……)」

仮面の奥の瞳を妖しく光らせながら、闇の軍団の司令塔による悍ましい反撃が始まる。


★Iローローの判断→! card★

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→ドリブルによる中央突破だ
ハート→Fローローからのサイドアタック狙いだ
スペード→Gローローからのサイドアタック狙いだ
クラブ→味方の上がりを待ちつつボールキープだ
JOKER→そのころ闇の軍団のベンチでは……

254 :森崎名無しさん:2014/03/18(火) 18:29:02 ID:???
★Iローローの判断→ クラブK

255 :モリブレム ◆SC4m0znkxI :2014/03/18(火) 18:41:04 ID:???
★Iローローの判断→ クラブK ★
>クラブ→味方の上がりを待ちつつボールキープだ


Iローロー「…………」

IローローはJローローとHローロー、そしてFローローを前線に上げさせるよう指示を出す。
そして自分はセンターサークルより少し進むと立ち止まり、ボールキープに徹するようだ。

パオラ「……こちらの意図はお見通しのようですね。ボールがほしいならどうぞ自分から奪えと」

カチュア「よほどキープ力に自信があるのかしら。セシルのように奪ってあげるわ!」

息のあったコンビネーションによるプレスディフェンスを仕掛ける白騎士姉妹。
一気に間合いを詰め寄られたIローローは少しもたじろぐことなく彼女たちに立ち向かう。

Iローロー「(美しいものが砕け、崩れ去る瞬間に見せる儚さを君たちは知ってるかい?
      ボクは知ってるよ。痛いほどにこの心に、頭に刻み込まれるほどにね……!)」

256 :モリブレム ◆SC4m0znkxI :2014/03/18(火) 18:43:04 ID:???
先着『2名』様でブロックごとに判定をお願いします。

★Iローロー→! card+ ドリブル47=★
============
★パオラ→! card+ タックル39+(人数補正+2)=
 カチュア→! card+ タックル32+(人数補正+2)=★

!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します

【攻撃側】−【守備側】
≧2→Iローローが突破!(奇数:そのままドリブル前進 偶数:前方にロビング)
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(Gローローがフォロー)(Fローローとセシルが競り合い)(マルスがフォロー)
≦−2→アリティア選抜がボールを奪う!

【補足・補正】
Iローローのカードがダイヤ・ハートで『オーロラフェイント』+4
パオラのカードがダイヤで『エンペラータックル』で+5(吹っ飛び係数2)
カチュアのカードがダイヤで『波動旋風脚』で+4(吹っ飛び係数4)
カチュアのカードがハート・スペードで『疾風迅雷脚』で+2
パオラとカチュアのマーク一致で『ツインタックル』で二人に+5
その他は>>13を参照してください。

257 :森崎名無しさん:2014/03/18(火) 18:47:13 ID:???
★Iローロー→ ハート10 + ドリブル47=★

258 :森崎名無しさん:2014/03/18(火) 18:48:00 ID:???
★パオラ→ クラブ6 + タックル39+(人数補正+2)=
 カチュア→ スペード7 + タックル32+(人数補正+2)=★

259 :モリブレム ◆SC4m0znkxI :2014/03/18(火) 19:31:41 ID:???
★Iローロー→ ハート10+(オーロラフェイント+4) + ドリブル47=61★

★パオラ→ クラブ6 + タックル39+(人数補正+2)=47
 カチュア→ スペード7+(不利-2)+(疾風迅雷脚+2) + タックル32+(人数補正+2)=41★

≧2→Iローローが突破!前方にロビング
==========
ヒュンヒュン……ビュワワァン!!

パオラ「えっ」

カチュア「そんなァ」

レヴィンは白騎士姉妹の激しいチャージをご丁寧に幾つものフェイントを織り交ぜてやり過ごした。
跨ぎから始まり、リフティングをこなしつつ、頭、かかと、体のあらゆる部分で魅せるその動きは
見るものに不思議な幻を見せるような妖しさを放っていた。

ドーガ「お、俺の分身ドリブルのような技か!?」

森崎「ああ、そういえばそんな技使えたなお前。まったくもって死に技だけど」

レヴィン「(……さて。問題はこれからだ)」

Iローローに見えていた『美しいものが砕け散るビジョン』は二通り。
それは『自ら壊してしまう』か『壊れるのをただ眺めている』かである。

Iローロー「(ボクが壊してきたものは全て振り返れば美しく、眩しすぎるものばかりだった)」

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