キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【板野くん】俺inキャプ森5【世界デビュー】
1 :
森末(仮)
:2014/03/20(木) 00:25:17 ID:???
このスレは、キャプテン森崎のスピンアウト作品です。
参加者の皆さんの選択、及びカード引きによって物語が展開していきます。
他の森崎板でのスレと被っている要素や、それぞれの原作無視・原作崩壊を起こしている表現。
その他にも誤字脱字や稚拙な状況描写等が多数あるかと思いますが、お目こぼし頂ければ幸いです。
☆前スレ☆
【松山の魂】俺inキャプ森4【はためく鉢巻】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1393933809/l50
☆あらすじ☆
キャプテン森崎を心から愛する男板野住明はある日キャプテン森崎の精、
通称『森末』からキャプテン森崎の外伝スレへと参加してみないかと提案をされ外伝世界へと飛ばされる。
ふらの中学で松山達と共に鍛錬を繰り返し、1年と少しの期間を費やして臨んだ3年目の全国大会。
板野は「マグナムシュート」を武器に大暴れをし、準決勝まで進出。
対戦相手である東邦学園と熾烈な激闘を繰り広げ――PK戦までもつれ込み、惜しくも敗退。
その後、同じ中学出身である松山と共に全日本Jrユースに選出された板野は、
松山、若島津らとキャプテンとしても争う事となる。
既に合宿は6日目、果たしてキャプテン争いの行方は――。
そしてハンブルグで待ち構える新たなキャプテン候補との対決は!?
板野「世界のイタノになれるよう頑張るぞ! スレタイ的に考えて!」
171 :
森崎名無しさん
:2014/03/23(日) 19:06:04 ID:???
6枠あるから立花と中西を代えやすいのはありがたいね。
172 :
森崎名無しさん
:2014/03/23(日) 20:43:32 ID:???
ポジション争いが高じて、「板野と組むのは誰が相応しいか」で
新田と立花兄弟がケンカしないようにしないといけないな。
でないと↓のような展開になる。
A 「新田だな。期待できる後輩だし、立花兄弟は制約が多過ぎる」
B 「立花兄弟だ。新田にはない大技を持っている」
C 「どちらも一長一短だ。状況に応じてベストな選択があるだろう」
D 「どちらも実力不足だ。俺のパートナーになりたいならまず実力をつけてくれ」
E 「俺のパートナーになりたいと言うが、俺を超えようとする気はないのか?」
F その他 板野くんに言わせたい事を書いてください
板野、新田、立花兄弟の誰かがMFをできるようになれば万事解決だが…
173 :
森崎名無しさん
:2014/03/23(日) 21:39:07 ID:???
いずれ板野がMF兼任になっていくんじゃない?
174 :
森崎名無しさん
:2014/03/23(日) 22:40:38 ID:???
ちょっと考えすぎじゃないかな
ポジション争いって言うけど役割かなり違うしそもそも起用を最終的に決めるのは見上さんだし
175 :
172
:2014/03/23(日) 23:32:05 ID:6OoJS6GY
いや、新田も立花兄弟も板野に恩があって現在は感情値が高いけど、
どちらか一方に感け過ぎると、もう一方の感情値が下がることを危惧してるだけ。
仮にも同じFW同士なので、新田の世話をし過ぎて新田がレギュラーに定着して
立花兄弟が外されると、その原因を作った板野の感情値が下がると考えてる。
(改めて考えてみると、新田は余程のことがない限り歳上には最低限の敬意は
払うタイプなので、立花兄弟に表立ってケンカを挑んだり、板野に
「俺と立花さん達のどっちが相方に相応しいですか⁉︎」
みたいに突っ込んで来たりするタイプじゃない。スマンかった。)
176 :
森崎名無しさん
:2014/03/23(日) 23:32:34 ID:???
考えすぎすぎ
177 :
森崎名無しさん
:2014/03/24(月) 00:32:09 ID:???
とりあえず対若林だな
原作のように松山にキャプテンマークわたす事になるのかどうか
178 :
森末(仮)
:2014/03/24(月) 00:32:19 ID:???
>B.「俺達で日本サッカーの歴史を作り変えていこう!」
================================================================
板野「(俺達の手で欧州サッカーを凌辱……あ、いやいや! これは駄目だ!)」
テンパっていた板野はキャプ森ファン故か、
かの有名なる森崎の大失言を言ってしまいそうになりつつ、辛うじて踏み止まる。
一瞬口を開きかけて再び閉じた板野に一同は不思議そうな目を向けるも、板野は改めて自分なりに考えた言葉を吐きだした。
板野「日本は欧州や南米に比べて、世界では弱小国扱いだ。
ワールドカップにも出た事がないし、歴史的なものは何もない。
(俺の知る限りだと、予選突破はしてるんだけど……この世界、この時代ではまだだしね)」
全日本メンバー「「「…………」」」
板野「だけど、俺達の力で日本サッカーの歴史を作り変えていこう!
日本のサッカーは……俺達のサッカーは誰にも負けていない、どこにも負けていない!
それを証明する為にも、必ずフランス国際Jrユース大会、優勝してやろう!!」
全日本メンバー「おおお!!」「あったりまえだぜ!!」「俺達が負ける訳ねぇ!!」
板野は日本の……この世界、この時代での世界での客観的評価をまず説明した後、
しかし、自分たちならばその認識――日本サッカーの歴史を変えられる筈だと宣言。
これには気の強い者達が多く在籍をする全日本メンバーも同意、同調をし、
板野が拳を振り上げると同時にほぼ全ての者達が同じく拳を上げて闘志を燃やし口々にその意気を吐く。
見上「(やれやれ……この場に海外のサッカー関係者でもいれば鼻で笑われかねん発言だな。
だが、それくらいの意気でなければならん。
事実、こいつらならば日本のサッカーの歴史そのものを変えられるかもしれないのだ。
その為にもまずは……その鼻っ柱を遠征試合で叩き折られてもらわねばならんな)」
この光景を見て見上は小さくため息を吐きつつ、
それでも世界を舞台に戦う前に萎縮するでなくむしろ闘志を燃やす選手たちを頼もしそうに眺めるのだった。
179 :
森末(仮)
:2014/03/24(月) 00:33:37 ID:???
その後、盛り上がる一同をある程度の場所で見上が落ち着けると部屋へと戻す。
今日で合宿は終わり、いよいよ明日からヨーロッパ遠征が始まる。
準備の為にも今日は早めに就寝を……と告げられると彼らもそれに従わない訳にはいかず、
それぞれ荷造りをして明日からの戦いに備えるのだった。
石崎「いや〜、明日の今頃はハンブルグって所のホテルに泊まってるんだよな〜、俺達」
板野「パスポートは持ってる? 石崎」
石崎「あたぼうよ! この日の為に大会が終わってから急いで作ったんだからな!」
板野もまた、石崎とふざけあいながらも荷造りをし、既に準備は万端。
後は出発前にこの合宿所敷地内で隠れ住んでいる筈の森末を回収するだけである。
板野「(そういえばこの合宿中、森末には一度も会わなかったな……拗ねてないといいけど)」
石崎「ん? どうした、松山。 ぼーっとして」
松山「あ……いや、なんでもないんだ。 ちょっと考え事をしててな」
森末に対して一度も構わなかった事を思い出していた板野であったが、
石崎の言葉を聞いてふと視線を松山へと向ける。
松山は数少ない日用品などを手に取ったまま何やら考え事をしていたらしく、荷造りはまだ途中。
生真面目でこういった準備などはいつもぬかりが無い松山にしては珍しい事だと板野は思い、
一体何を考えていたのかと訝しむが――この状況で彼が考える事といえば、やはりひとつしかない。
板野「もしかして、俺がキャプテンになったのが気になる?」
石崎「んん? そうなのか?」
松山「……そうだな。 うん、その通りだ。 今正に、そのことを考えてた」
板野がキャプテンに就任した時、驚いていた者達の中には当然松山も含まれていた。
選挙が終わり、こうして自室に戻って一息つけ、ゆっくり考え事をする時間が出来た事で、
松山は何故板野がキャプテンに選ばれ、自分が選ばれなかったのか――その事について考えていたのである。
180 :
森末(仮)
:2014/03/24(月) 00:35:03 ID:???
石崎「なんだよ、板野がキャプテンになるのが気に入らないのか? そりゃお前も立候補したんだから気持ちはわかるけどよぉ」
松山「いや、違うんだ。 そんな事は全然ない。
ただ……なんていうか、少し不思議な感じがしてな」
石崎「不思議?」
松山「ふらのでは俺がキャプテンで、板野は……そういう役職はなかったけど、副キャプテンって感じだった。
だから、どうしてもまだ慣れないんだ」
全国大会制覇をめざし、板野が2年間近くを過ごした北の大地――ふらの。
全国屈指と言える能力を持つ努力家、松山光を板野は2年間近く補佐し、
長くに渡って共にふらの中学を引っ張り全国の舞台を戦ってきた。
その激戦の中で2人の絆は堅固なものとなり、互いに強い信頼関係で結ばれていたが、
あくまでも表だってのキャプテン――代表は松山であり、板野はいち選手、いちエースストライカーであった。
しかし、これからは違う。
この全日本Jrユースというチームのキャプテンに選ばれたのは板野であり、
松山はいち選手として、そしていち中盤の要として立場上は彼の下につく事となるのである。
松山「板野が転校をしてきてから、ふらのの環境は大きく変わった。
俺はそのことに感謝してたし、試合中もどんどん指示を飛ばしてくれる板野を頼もしく思ってた。
だから、板野がキャプテンになる事に納得してるんだ。 だけど……」
理解はしている、納得はしている。
だが、それでも……心のどこかで、自分は板野よりも上だと思っている部分があったのかもしれない。
それは表面化しておらず、板野の事を軽く見ている訳でもなく、
ただ、人として―― 一般的な人間として、どうしても立場の関係上、そう思っても仕方のない事であった。
松山「ごめんな、こんな風に思って……」
板野「ううん、俺も……松山を押しのけてキャプテンになれるなんて思っても無かったし。
正直、松山の気持ちもわかるよ。 それより、松山が納得をしてくれてるんなら俺は嬉しい」
181 :
森末(仮)
:2014/03/24(月) 00:36:05 ID:???
謝罪をする松山に対して、板野は気にしていないと言う。
実際、板野からしても松山でなく自分がキャプテンになった事には驚いていたのだ。
原作において、主人公から「自分よりもキャプテンに相応しいと思っている」と言われた松山。
彼こそが、この世界でも全日本を引っ張っていくのだろうとも思っていたのだから。
石崎「なんでぇなんでぇ、辛気臭ぇな! 松山も納得してっし、板野は自分がキャプテンになりたくて立候補したんだろ?
だったら板野がキャプテンになってめでたしめでたし、でいいじゃねぇか!」
そして、少し重くなりかけた空気を――これに耐えきれなくなった石崎が払拭した。
石崎「大体、キャプテンって言ったって同じ選手である事に変わりねーんだろ?
南葛は確かに井沢がキャプテンだったけど、
アイツはあくまで最終決定権があるだけで頭ごなしにこーしろあーしろって言う奴じゃなかったぜ?
ふらのも……そしてこの全日本Jrユースも、同じなんじゃねーのか?」
松山「……そうだな、その通りだ」
石崎「板野にキャプテンが務まらないってんなら、誰も言わなくても監督あたりがすぐ下ろすだろ。
だからよ、でーんと板野は構えて、俺達もそれなりに好き勝手色々言わせて貰えばいいんじゃねーか?
何をするかどうするか、最後に決めるのはキャプテンってな」
石崎の言葉は、少々乱暴ではあるが正しく理想のチーム像とも言える。
選手達の中から活発に意見が飛び、キャプテンと監督がそれをよく吟味した上で決定をする。
あくまでも最終的な決定権がキャプテンにあるというだけで、選手たちが口を噤んでしまうという事はありえないのだ。
板野「石崎もたまにはいい事言うね」
石崎「にゃにおう!?」
松山「ははは……うん、なんだか気持ちが楽になった気がする。 ……板野、これからもよろしくな!」
板野「うん、こちらこそ!」
先ほどに比べれば幾分かはマシになった顔つきをし、口を開く松山。
板野はそれに対して笑顔で返答し……こうして合宿、最後の夜は更けていくのだった。
182 :
森末(仮)
:2014/03/24(月) 00:37:09 ID:???
そして、明くる朝。
板野は早めに起きだすと朝食が始まる前に鞄を持って外へと飛び出し、森末を呼びだす。
飢え死にでもしていないだろうかと不安がる板野であったが、森末はけろりとした顔で姿を現し、
小さく手を上げて呑気に挨拶をしながら板野の名を呼ぶのだった。
森末「おはよう、板野。 よく眠れたかい?」
板野「う、うん、おはよう森末。 合宿始まってから会えなくてごめんね、ご飯とかは大丈夫?」
森末「僕はご飯食べなくても大丈夫なの。 それに、謝る事じゃないさ。
僕はあくまでも管理者――合宿が始まって、色々やりたい事もあったろう。 会えなかった事は気にしなくていいよ。
でも、ありがとうね」
板野の謝罪に森末は軽く笑いつつも、感謝の言葉を吐く。
その後、板野は自分がキャプテンに就任をした事――合宿で起こったさまざまな事などを話しつつ、
これから起こるであろう世界の強豪たちとの闘いに目をキラキラと輝かせた。
板野「いよいよこれから、ヨーロッパ遠征だよ。 世界デビューだよ、世界デビュー!」
森末「テンション高いなぁ。 うん、でも、喜んでくれるのは僕も嬉しいよ。
でも気を付けてよ? 前にも言った通り、初戦の相手はハンブルグ――シュナイダー、カルツ、そして若林が相手のチームだ。
どう考えたって勝つのは難しいよ?」
板野「わかってる。 でも、俺は勝つよ。 絶対に!」
森末「うん……僕も隠れて試合は応援するつもりだよ。 だから頑張ってね」
板野「うん!」
こうして、久方ぶりの会話を交わした後、板野は森末を鞄に押し込むと(やはり森末は苦しがっていた)、
朝食の為に食堂へとそのまま向かった。
森末「(さぁ、第二章がいよいよ幕を開くぞ。 ここからが本当の君の戦いだ。
頑張ってね、板野……にしても、この状態で飛行機に乗るのか。 きついなぁ)」
183 :
森末(仮)
:2014/03/24(月) 00:38:23 ID:???
その後、板野ら全日本Jrユース一同は一路西ドイツへと向かった。
初めての海外への長旅を経験する者も多く、中にははしゃぎだす者達もいたが、
見上の雷によってそれは収まり……一同は何事も無く、西ドイツへと到着をした。
〜 ハンブルグ市 ハンブルグJrユース練習場 〜
石崎「やってきました、西ドイツ!」
板野「ふぇ〜、疲れた〜……(何時間座りっぱなしだったんだろ……)」
反町「何もかも日本とは景色が違うなぁ」
中山「(ここがサッカーの本場、欧州の練習場か……なんとなく日本とは空気が違うように思えるのは気のせいだろうか)」
西ドイツ、ハンブルグへと到着をした一同は早速初戦の練習試合の相手であるハンブルグJrユースの施設を訪問。
日本とはまるで環境の違う練習設備に唖然とし、感嘆する。
松山「うへェ〜っ、これ全部サッカー場ですか?(雪かきする必要とかないんだろうなぁ……)」
見上「そうだ。 ラグビーやテニスコートもあるそうだが、サッカーコートだけでも15面あるそうだ」
板野「(15面もあってどうするんだろう……単純計算でも、1つのコート22人として330人分?)」
井沢「すげえな。 そうか、若林さんはこんな抜群の環境で3年も……」
内心これだけ広い必要はあるのかと思いながらも板野は口に出さず、
物珍しそうに周囲を見る一同から外れて不意に目線を自分たちが立つ正面へと向けた。
板野「(あ!)」
若林「その通りだ、皆」
その視線の先にいた帽子をかぶった男――若林源三は、板野が気づくと同時に声を張り注目を集め、
あからさまな笑顔を作りながら自分に向く視線を満足げに受け止めるのだった。
184 :
森末(仮)
:2014/03/24(月) 00:39:38 ID:???
井沢「わ、若林さん!」
滝「お久しぶりです、若林さん!」
来生「うわっ、本物だ! 帽子あるし本物の若林さんだ!」
高杉「若林さん!(やった、若林さんきた! これで勝つる!!)」
石崎「おう、若林!」
この若林の登場に、いち早く反応をしたのは井沢を筆頭とした南葛の面々であった。
普段はマイペースである来生ですら、どこか嬉しそうな表情を浮かべて若林に頭を下げ、
それにつられるようにして他の者達もしげしげと、不躾とも言える視線を若林へと向けてゆく。
全日本メンバー「(こいつが若林か)」「(ガタイはいいな、やっぱ海外育ちだからか?)」「(小学生時代の強さは残ってるんだろうか)」
立花兄弟や中西といった小学生時代からの彼を知る者達は成長した姿で登場した彼に少しばかりの警戒心を抱き、
そうでない者達はこれが合流をするという噂の西ドイツ育ちのGKかと納得をする。
若島津「…………」
若林「(ふ、若島津か。 おーおー、怖い怖い。 そんなに睨まれるとチビっちまいそうだぜ)」
そして、小学生時代からの因縁を持つとも言える若島津は明確な敵意を滲ませながら若林を睨みつけ、
若林はこれを平然と受けながら、修哲トリオらと談笑を続けていた。
板野「(若林……とうとう出てきたな、ダイス林め!
といっても、その実力は間違いなく本物だし……。
実際立ち振る舞いからも余裕綽綽って感じがあっていまいちヘタレっぽさが無いなぁ。 そう見えるだけだろうか?
それはともかく、俺も何か言っておこうかな?)」
185 :
森末(仮)
:2014/03/24(月) 00:40:47 ID:???
A.「君が若林くんだね? 俺は板野、よろしく!」 無難に挨拶しておく
B.「全日本Jrユースキャプテンの板野だよ、よろしくね」 キャプテンである事をアピールしておく
C.「ねぇ、なんで井沢達は『さん』づけで呼んでるの? 同級生だよね?」 井沢達の呼び方を指摘する
D.「えっと……誰?」 誰だろう?と疑問を浮かべておく
E.「なんだこの明らかに格下相手でも5失点しそうなキーパーは!」 とりあえず侮辱しておく
F.その他 板野くんに言わせたい事があれば書いてください
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
186 :
森崎名無しさん
:2014/03/24(月) 00:41:30 ID:Fr90D2sk
A
187 :
森崎名無しさん
:2014/03/24(月) 00:43:52 ID:C/IDXY0w
A
188 :
森末(仮)
:2014/03/24(月) 00:46:00 ID:???
本日は一旦ここで区切らせていただきます。それでは。
189 :
森崎名無しさん
:2014/03/24(月) 00:50:56 ID:/FpcxscQ
E
190 :
森崎名無しさん
:2014/03/24(月) 01:31:14 ID:???
乙です!
石崎がちゃんと石崎しているw
191 :
森崎名無しさん
:2014/03/24(月) 14:58:43 ID:???
板野と松山、キャプ森本編の森崎と翼を恐ろしく仲良くさせたような関係みたいね
………Jrユース編終了後は板野vs松山なんて展開もあるんだろうか
192 :
森末(仮)
:2014/03/24(月) 21:54:03 ID:???
>A.「君が若林くんだね? 俺は板野、よろしく!」 無難に挨拶しておく
========================================================================
若林「(ん? ああ、こいつが若島津からゴールを奪ったとかいう奴か)」
ここは無難に挨拶をする事にした板野が若林に声をかけると、
若林は一瞬板野を値踏みするかのように見つめた後、板野の差し出した手を取り握手を交わす。
これにつられるようにして、他の者達も若林と改めて挨拶を交わすのだが、
ある程度それも終わった所で見上は腕時計をちらりと見やった後、そろそろ時間だとして切り上げるよう告げる。
見上「よし、みんな。 今日は軽く肩慣らしをして明日の若林のいるハンブルグとの遠征第一戦に備えるぞ」
全日本メンバー「「「はい!!!」」」
長旅による疲れを考慮し、あくまでも軽く体を動かす程度の練習を勧める見上。
これには一同も納得をしておりそれぞれ見上の指示を受けて早速したくを整えようとするのだが、
そんな中で不意に若島津はこの光景を見守っていた若林に詰め寄ると明らかな敵意を隠そうともせず口を開いた。
若島津「若林……! 明日の試合、貴様にだけは負けんぞ……!」
若林「フッ……話は聞いてるぜ。 どうやら今年の全国大会は東邦が優勝をしたそうじゃないか。
井沢達のいる南葛によくぞ勝った……と言いたい所だが、俺も伊達に3年間この西ドイツにいた訳じゃない」
見上「(殆ど練習には出ず、喧嘩に明け暮れていただけだがな……)」
小学生時代、互いに天才キーパーとして名を馳せていた若島津と若林。
しかし、常に若島津は若林よりも一段格下の選手であるという扱いを受けてきた。
その汚名を返上する為に、と明日戦うハンブルグとの試合には並々ならぬ闘志を燃やしているのだが、
若林はあくまでも涼しい顔のまま余裕を浮かべて応対をするのみだ。
193 :
森末(仮)
:2014/03/24(月) 21:55:08 ID:???
若林「言っておくが世界のサッカーは日本のものとはレベルが違う!
日本で3年間を過ごしたお前たちと、西ドイツで3年間を過ごした俺とでは天と地ほどに実力が違うんだよ!
ハッキリ言って……お前たちに100パーセント勝ちは無いぜ!!」
全日本メンバー「「「な、なにィ!?」」」
井沢「わ、若林さん……」
高杉「(い、いいんですかそんな事言って……思いっきり反感買っちゃうかもしれませんよ)」
若林「(若島津如きがシュナイダーのファイヤーショットを止められるとは思えんし、
俺を抜けるFWもいなさそうだしな。 余裕だろ。 圧勝をして俺の力を見せつけんとな)」
そして、若林は明日の試合――自分たちハンブルグが必ず勝つと宣言をし、全日本メンバーを驚かせた。
無論、ここには若林が己の実力を誇示して全日本と合流をした時に彼らを支配しやすくしたいという考えがあり、
全日本に危機感を抱かせたいという思いは皆無であったのは言うまでもない事である。
若林「まァ、明日はお互いベストを尽くそう」
板野「(うわぁ、明らかに笑ってないのに笑顔を作って握手を若島津に求めてる……。
どうしよう、何か言っておこうかな?)」
A.「みんな、明日は俺達の実力を見せて驚かせてやろうぜ!」 士気を上げる
B.「馬鹿にされたままでたまるか! 明日は圧勝してやろうぜ、皆!」 もっと士気を上げる
C.「うん、明日はよろしくね」 一触即発の空気を打破だ! 俺が若林と握手をしよう
D.「みんな、気にするな! 大口をたたく奴は案外大したことが無いって相場が決まってる!」 案外大した事無さそう
E.「今の内に威張れるだけ威張ってるといいさ。 お前のSGGK伝説を崩すのはこの俺だ!」 PA外からのゴールを宣言!
F.「(いや、若島津と若林の会話なんだ。 首を突っ込まない方がいいだろう)」 あえて黙っておく
G.その他 板野くんに言わせたい事を書いてください
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
>>190
どうも乙ありです。石崎は実に石崎ですね。
>>191
板野と松山はお互いにかなりの信頼関係がありますね。対決の機会があるかどうかはちょっと考え中です。
194 :
森崎名無しさん
:2014/03/24(月) 21:56:44 ID:K7eJIogU
A
195 :
森崎名無しさん
:2014/03/24(月) 21:57:08 ID:NFgTFljs
A
196 :
森崎名無しさん
:2014/03/24(月) 22:08:14 ID:???
G「若島津、お前が競い合うのは若林じゃない、ハンブルグのエースストライカーだ」
とやる前に終わってた
197 :
森末(仮)
:2014/03/24(月) 22:26:01 ID:???
>A.「みんな、明日は俺達の実力を見せて驚かせてやろうぜ!」 士気を上げる
============================================================================
全日本メンバー「おう!」「舐められてたまるかってんだ!」「日本サッカーの底力を見せてやるぜ!」
板野が全員の反発心を煽ると、一同からも明日の試合に負けてたまるかという声が上がり始める。
キャプテン就任時に板野が日本サッカーの歴史を塗り替えようと宣言をした時に同調をした際と同様、
やはり気の強い選手たちが多く在籍する全日本Jrユースにとっては、このような発言が効果的である。
一同の士気が高まる中、それらの輪に入り損ねていたのは2名。
松山「(凄い自信だ……俺達の3年間を知らなかったから、というだけであれだけの発言を出来るとは思えない。
となると……それだけ自分が力をつけたという自信があるのか?
だとしても、負けられない……! 明日は気合を入れて臨まないとな!)」
その内の1人である松山は、若林の言い知れぬ自信に若干恐怖を抱きながらも気合を入れた。
実際には若林は練習の多くをサボっていたが為に然程日本の選手たちとレベルが離れているという訳ではなかったのだが、
それでも強敵には違いなく、松山の考え自体は当たらずとも遠からずといった所である。
若島津「…………!」
パシンッ!
反町「わ、若島津……」
沢田「若島津さん……」
そしてもう1人は若島津である。
全国大会優勝の立役者となり、名実ともに日本一のサッカー選手となった彼は大きな自信を持っていた。
当然ながら今の自分ならば若林にも勝てると思っていたのだが、その若林から出た言葉は自身を警戒するようなそれではなく、
むしろ格下であると断じているかのような舐めきったものである。
血気盛んな彼がこの言葉を聞いてまともに握手を交わせる筈がなく、若林の差し出した手を払いのけると、
くるりと身を翻して背を向け、静かに闘志を燃やす。
198 :
森末(仮)
:2014/03/24(月) 22:27:03 ID:???
若島津「(いいだろう、若林……明日はお前の西ドイツの成長ぶりをとくと見せてもらおうじゃないか!
そして……この俺の成長もまた見せてやる!!
俺はお前には負けん……! 明日の試合、俺達が必ず勝つ……!)」
若林「(明日がお前が全日本の正GKとして出場する最後の試合だ。 精々頑張る事だな)」
松山「(若林からゴールを奪える可能性が高いのはやはり板野だ。
明日は上手く板野にシュートを打たせられる環境をつくる必要があるな……)」
板野「(うーん……やっぱりピリピリした空気だ)」
全日本を代表する4人の選手たちが、それぞれの思いを抱く中。
こうして全日本Jrユースと若林源三との出会いは終わりを迎えるのだった。
※若島津の若林に対する感情 若島津→(ライバル心)→若林 が判明しました。
※若林の若島津に対する感情 若林→(格下)→若島津 が判明しました。
199 :
森末(仮)
:2014/03/24(月) 22:28:10 ID:???
その後、軽く流す程度の練習を終えた一同は滞在するホテルで休みを取っていた。
長旅で疲れていたのか、中には到着するなり寝てしまう者もおり、
各々は夕食を終えるとそれぞれの部屋で明日の試合に備えて疲労を取り払う事に努めていた。
板野「ドイツの料理っていうのも美味しいね」
石崎「そうだな、特にソーセージは本場って感じがしてやっぱ美味かったぜ!」
松山「俺は故郷の味が恋しくなってきたよ。 合宿も含めれば、もう1週間以上も北海道のものを口にしてないからなぁ……」
板野「(松山の郷土愛も本当に異常だよね……)」
部屋割りは合宿の際のメンバーと同じであり、板野は松山達と談笑をしながら過ごしていた。
鞄に詰め込んでいた森末はドイツに到着するなりすぐさま外へと出しており、
今はこのホテルの外で過ごしている事だろう。
板野「(さて今日はどうしようかな……。 試合前だし、やっぱり見上さんに相談しに行った方がいいかな?
それともこのまま部屋でのんびりしていようか)」
A.同室メンバーと過ごす
B.談話室に行ってみる
C.他の部屋に行ってみる(更に分岐)
D.森末と話してみよう
E.見上に明日の練習試合の話をしに行く
F.疲れたし寝る
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
200 :
森崎名無しさん
:2014/03/24(月) 22:28:33 ID:Fr90D2sk
E 出発
201 :
森崎名無しさん
:2014/03/24(月) 22:30:05 ID:gI8IlkJQ
E
202 :
森崎名無しさん
:2014/03/24(月) 22:30:33 ID:???
シュナイダー達ハンブルグの情報を持ってるって
先に話したほうが話がスムーズに回る回る
203 :
森末(仮)
:2014/03/24(月) 23:13:42 ID:???
>E.見上に明日の練習試合の話をしに行く
==============================================================
板野「(そうだなぁ、やっぱり……しに行った方がいいよね)」
試合前の見上とのスタメンを決めるやり取りは、キャプテン森崎においても恒例化されているものである。
自分の贔屓する者や成長を期待したい者を先発出場させる為に提案をし、
そのたびに見上から許可をされるか否定されるかは運や提案の中身次第。
無論、行かなくても見上が見上なりに最適と思える布陣を敷く事はわかっているのだが……。
しかし、全てを他人任せにするよりは自分で少しでもスタメンを決定出来た方が気のもちようとしてもやはり違うものである。
今日は見上とスタメンを決める事にしようと板野が立ち上がると、石崎達は何処に行くのかと問いかけてくるが、
これには素直に監督に会ってくると説明。
明日のスタメンについて話してくると伝えると松山は納得した面持ちだったが、
石崎は思わず板野に手を合わせて唾を飛ばしながら御願いを始める。
石崎「な、なぁ! 俺をレギュラーで使ってくれるように言ってくんねぇか!?
前にも言ってたように、敵のシュナなんとかって奴に対抗出来んの俺しかいねぇんだろ!?」
板野「え、えっと……」
松山「まぁ落ち着けよ石崎。 他にも使うべき選手はいるかもしれないし、それを決める為に話し合いに行くんだろ」
石崎「う、うぐ……けどよぉ……」
松山「俺達は人事を尽くして天命を待つしかないさ。 板野、ちゃんと監督と話し合ってきてくれよな」
板野「う、うん!」
石崎の剣幕に思わず板野は驚き萎縮してしまうが、
これを松山は宥めて板野に早く見上の下へ行くよう促した。
尚も石崎は未練があったようだが、板野としても彼の出場を約束出来る訳ではないので、逃げるようにして監督室の前へ。
ノックをするとややあってから入るように言われ、板野は失礼しますと一言断りを入れてから中に入るのだった。
204 :
森末(仮)
:2014/03/24(月) 23:14:42 ID:???
見上「板野か……どうした、何かトラブルでもあったか?」
板野「いえ、明日の練習試合について話をしたいんです」
見上「ふむ……いいだろう、椅子にかけろ」
机の上にあった書類を一旦脇に寄せると、見上は板野に椅子に座るよう促し、
これに素直に従って板野は緊張しながらもかけ、見上と対面をする。
見上「話というのは、明日のスターティングメンバーについてか」
板野「そうですね。 簡単な作戦と、スタメンをどうするかを決めたいと思って……」
見上「監督とキャプテンの間での意志疎通は重要だからな。
しかし、具体的な作戦を決めるといってもお前はハンブルグの情報は若林の事くらいしか知らんだろう。
まずは他の選手について説明を……」
板野「あ、大丈夫です。 知ってます」
見上「……何?」
作戦やスタメンを決めるには、まず相手をよく知る事から。
そう考えた見上が先にハンブルグの情報について説明しようとするも、これを板野は遮り既に知っていると明言をした。
訝しむ見上であったが、板野がシュナイダーやカルツの名とそのプレイスタイルや実力の高さを物語ると、
今度は表情を驚きに変えながらも板野の情報に間違いはないとしつつ、一体どこでこんな情報を知ったのかと問いかける。
見上「シュナイダーは西ドイツの若き皇帝と言われ、地元ではかなりの注目を集めているのは確かだ。
しかし、奴はあくまでもJrユースの選手――。
サッカーの情報が殆ど入ってこない日本においては、知る手段というのも限られているが……」
板野「えっとその、知り合いにサッカー通の人がいて、それで……(うう、一々言い訳するの面倒だなぁ……)」
見上「……まあ、いいだろう。 ともかく、知識については問題ないようだ。 それでは早速話を始めるか」
205 :
森末(仮)
:2014/03/24(月) 23:15:45 ID:???
本当は「読み物」としてシュナイダー達の事を知っている板野であったが、
やはりこれをそのまま言える筈はなく適当にごまかし、見上も少し気になる様子であったがスルー。
いよいよ、具体的な明日の戦い方について2人は話し始める。
見上「明日のハンブルグ戦……勝利の鍵は即ち3つだ。
『若林からゴールを奪う』 『カルツに中盤を支配させない』 『シュナイダーに撃たせない』」
板野「はい」
見上「お前と松山、中山、若島津の4人は先発出場が確定している。 ここは実力的に外せんからな。
その上で……まずは『若林からゴールを奪う』方法を考えるか。 お前としても一番気になる所だろう」
まず見上は、3つの問題点を強調した上でその1つの解決策を模索した。
練習試合とはいえ、見上としても勝つ気は当然あるらしく、その表情は真剣そのものである。
見上「具体的に取れる方法は3つか。 1つは立花兄弟を入れる……実力的には奴らは申し分ないからな。
2つめは新田か来生、つまり単独で出場出来る者を入れておく。 中盤や最終ラインに人数を割きたいならツートップがいい。
3つめは、点を取らせるのは板野に集中させ、サポート出来るメンバーを入れる。
これは……佐野、もしくは反町になるな。 反町を入れるならば、中盤には沢田を自動的に入れる事になる」
板野「立花兄弟は片方をMFとして使う事も可能ですよね?」
見上「ああ……ただそうなるとスタミナの問題も懸念される。 3トップならば攻撃に専念してもらってもある程度は問題ないが、
MFとして出場をするなら最低限の守備参加もしてもらわねば困る」
板野「(人数補正をかけるだけになりそうだけど、まあそりゃそうだよね……)」
206 :
森末(仮)
:2014/03/24(月) 23:16:59 ID:???
見上「加えて、立花兄弟を先発出場させる場合は中西を使うかどうかという問題も発生する」
板野「……人数的に問題がありますか」
見上「それもあるが、それ以上に問題なのがサブキーパーの不在だ。
練習試合であるからして、若島津が負傷した場合は私は即座に若島津を下げるつもりでいる。
……言っている意味はわかるな?」
板野「(中西を先発出場させたら……下げないつもりでいる、って事か? 万一を考えて)」
あくまでも練習試合である以上、負傷をした上で継続して戦わせるつもりは見上にも当然無い。
実力的に見劣りしようと、若島津が負傷をすれば中西を投入する予定がある。
つまり、いつでも中西がサブキーパーとして交代出来る状態に持っていきたい、というのが見上の弁である。
板野「中西の方が先に体力切れを起こしたり、負傷をした場合はどうするんです?」
見上「その場合は交代させる……が、なるべくならばそのような事態には陥ってほしくないな」
板野「(負傷みたいな不慮の事態はともかく、意図して体力切れはさせて欲しくないって事か……。
って、それって立花兄弟のスカイラブツインをギリギリまで使い切れないって事?
うわぁ……辛いなぁ……)」
見上「……無論、状況次第だがな。 決定機でねじ込み、などを考えればそういった体力切れも致し方ない。
若島津が負傷や体力切れを起こさなければ、結果論としても問題無しと言える。
……シュナイダーのファイヤーショットを前にして、負傷や体力切れをしないと断言はできないだろうがな。
それを踏まえた上で、どうするかだ。 板野、何か言ってみろ」
板野「そ、そうですね……」
207 :
森末(仮)
:2014/03/24(月) 23:18:02 ID:???
A.「立花兄弟と中西を使いましょう。 スカイラブツインでなければ若林には敵わない」
B.「立花兄弟を使いましょう。 中西はサブキーパーとしてベンチにいて貰った方がいい」
C.「新田を使いましょう。 あいつは合宿で大きく成長しました」
D.「来生を使いましょう。 あいつならドリブルゴールを狙えるかもしれません」
E.「佐野を使いましょう。 突破力の高い選手が相方に欲しいです」
F.「反町を使いましょう。 無難ですが」
G.「三杉ってFW出来ませんか?」
H.「俺には判断しきれません……監督はどうするつもりですか?」
I.その他 板野くんに言わせたい事を書いてください
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
208 :
森崎名無しさん
:2014/03/24(月) 23:18:46 ID:Fr90D2sk
A
209 :
森崎名無しさん
:2014/03/24(月) 23:19:08 ID:K7eJIogU
B
210 :
森崎名無しさん
:2014/03/24(月) 23:20:00 ID:NyIt3tFk
A
211 :
森崎名無しさん
:2014/03/24(月) 23:38:24 ID:???
まあここまでは安定だよなー
とりあえず、中山さんのボランチ起用を通したいかな?
212 :
森末(仮)
:2014/03/24(月) 23:38:25 ID:???
>A.「立花兄弟と中西を使いましょう。 スカイラブツインでなければ若林には敵わない」
======================================================================================
板野「あいつらの火力がなければ、若林からゴールを奪うのは難しいでしょう」
見上「ふむ……いいだろう、ではあの3人を起用するとしよう。
しかし、こうなると当然ながら立花兄弟をどこで使うかという問題が出てくるな……」
言いながら、見上は難しい顔をしながら唸り紙に出場メンバーを書き記していく。
現時点で出場が確定しているのは板野、松山、中山、若島津、そして立花兄弟と中西の7人。
残るメンバーは僅か4人ばかりである。
見上「その為にも、DF陣をどうするかを決めるのがいいか」
板野「? どういう事ですか?」
見上「中盤の人数次第で、立花兄弟をMFとして出場させる。
中盤は松山以外に小粒な選手が多い以上、主として考えるべき事は少ないからな。
削るか増やすかを考えるのはDF陣だ。 よってDF陣から考える」
すると見上は紙に書いた中西、中山の名の部分を丸で囲み、残りをどうするかと思案をする。
見上「どちらもCBだ。 中山をDFとして使うならば、DFの形も想定が変わってくる」
板野「次藤を使うかどうか、ですか」
見上「その通りだ。 3バックにして全員CB、という訳でもない限り次藤の出場機会は無い。
その為にもまずは中山をどこで使うか、これを決めるか」
板野「(DFに置いて、最終ラインを補強するか前で中盤の支配に貢献してもらうか、か)」
A.「DFに置きましょう。 シュナイダーに対抗する為にもDFを補強しておきたい」
B.「中盤に置きましょう。 カルツに対抗する為にも中盤の守備力を補強しておきたい」
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
213 :
森崎名無しさん
:2014/03/24(月) 23:39:17 ID:Fr90D2sk
B 撃たせる前に止める
214 :
森崎名無しさん
:2014/03/24(月) 23:41:01 ID:pAdhYrFI
B
215 :
森崎名無しさん
:2014/03/24(月) 23:44:03 ID:???
中里もMFで使える?敵と戦術の両方と合いそう。
216 :
森崎名無しさん
:2014/03/24(月) 23:50:42 ID:???
正直DF()起用するのが楽だからなあ
217 :
森末(仮)
:2014/03/24(月) 23:50:53 ID:???
>B.「中盤に置きましょう。 カルツに対抗する為にも中盤の守備力を補強しておきたい」
=====================================================================================
見上「……そうすると、SBを早田と中里に当て、CBは次藤と中西に任せるとするか」
板野「(次藤……でシュナイダーのファイヤーショット止められるかなぁ?)」
見上「中西がオーバーラップをした際のフォロー役も必要だから、な」
中山を中盤に置くとした事で、残りのDF陣については簡単に決まった。
板野、松山、中山、若島津、立花兄弟、中西、次藤、早田、中里。
これで10人が埋まり、残るは1人。 最後のプレイヤーをどうするかが最大の焦点となる。
見上「中盤でボール運びが出来る小池、沢田。 更に守備を強化するなら井沢、といった所か。
この中では山森は力不足だな」
板野「(山森より沢田や井沢の方が実力が上っていうのが割と新鮮だったりする。
それはともかく、最後の1人か……どうするべきだ?)」
A.「小池を使いましょう。 なんせ優勝チームのキャプテンだった奴ですし」
B.「沢田を使いましょう。 ドリブル技の発動率は高いみたいですからね」
C.「井沢を使いましょう。 とにかく相手に攻め込まれる数を少なくしたいです」
D.「石崎を使ってみたりとか……。 5バックにしてガン守りしましょう!」
E.「監督はどうお考えなんですか?」
F.その他 板野くんに言わせたい事を書いてください
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
218 :
森崎名無しさん
:2014/03/24(月) 23:51:59 ID:NFgTFljs
C
219 :
森崎名無しさん
:2014/03/24(月) 23:52:19 ID:NyIt3tFk
A
220 :
森崎名無しさん
:2014/03/24(月) 23:52:27 ID:C/IDXY0w
C
221 :
森崎名無しさん
:2014/03/24(月) 23:52:27 ID:Fr90D2sk
C
222 :
森崎名無しさん
:2014/03/25(火) 00:02:09 ID:???
しかし本当に中西をスタメンフィールダーで使うとは
合宿当初だと全然想像できなかったな
223 :
森崎名無しさん
:2014/03/25(火) 00:02:54 ID:???
中西がスカイラブツインの土台って発想が無かったw
224 :
森末(仮)
:2014/03/25(火) 00:26:36 ID:???
>C.「井沢を使いましょう。 とにかく相手に攻め込まれる数を少なくしたいです」
==================================================================================
見上「……いいだろう。 では、井沢と中山をダブルボランチで使うとして……フォーメーションはこうなるか」
−J−−− J板野
−−−H− H政夫
−I−G− I松山 G和夫
−−−−−
−F−E− F井沢 E中山
C−D−B C早田 D中西 B中里
−−A−− A次籐
−−@−− @若島津
4−4−2の、中盤はボックス型。
ややサイドが手薄とも思えるが、早田のボールカット力は随一である為にこちらの守備も決して軽くはなく、
逆サイドも中里のオーバーラップという奥の手が使える。
225 :
森末(仮)
:2014/03/25(火) 00:27:37 ID:???
板野「(ただこれだと、俺も自分で切り込む事を考えないといけないな……)」
見上「…………」
板野「? あ、あの、なんです監督?」
見上「お前の戦術眼、試させてもらうぞ」
板野「(うげっ……もしかして、殆ど異論なく聞いてくれてたのって俺を試す為!?)」
ここまで板野の提案を全て聞き入れ、スタメン起用に生かしてくれた見上。
これを板野は見上が自分を信頼してくれているのか、はたまた見上と自分との意見が合致していたのだろうと考えたのだが、
こちらを見る見上の視線は実に冷たく、そのような事はないのだろうという事がよくわかる。
板野「(そういえばこの人そういう人だった……)」
見上「では話は終わりだ。 明日の試合に備え、ゆっくり休んでおけ」
板野「はい……」
とにもかくにも、こうして話は一段落。
板野は少しばかりのショックを受けながらも素直に自室へと戻り、長旅の疲れもあったのかすぐに寝息を立てるのだった。
226 :
森末(仮)
:2014/03/25(火) 00:28:39 ID:???
そして決戦の朝がやってきた。
板野達は予定通り朝食を終えた後、試合前に軽く汗を流して備える。
いよいよ間近に迫った、恐らく今まで戦ってきた中で最強の敵に会いまみえる事を考え、板野は緊張をするのだが……。
松山「ん? なんだ? 監督が誰かと話してるぞ」
滝「しかもその後ろにはトラックがあるし……なんか機材運び出してるんだが」
石崎「ちょ、ちょっと待て! その後ろにはなんかえらいかわいこちゃんがいるぜ!」
板野「(あ、あれは……)」
練習を終えて見上の下に戻ろうとした板野達が見たのは、日本のテレビ局のクルーであった。
マイナースポーツであるサッカー、しかもJrユースという世代をTVが取材するというのは、
冷静に考えればありえない事なのかもしれないが……それだけこの黄金世代が注目をされているという事なのだろう。
ここまでは、板野も原作を読んで知っていた事だからそこまで驚かなかった。
見上「皆こちらの方々は東京テレビの人達で、
ドキュメント番組を作る為これからの私たちのヨーロッパ遠征をずっと取材してくれる事になったんだ」
全日本メンバー「「「えっ、取材!?」」」
取材班A「そう、そういう訳だからこれからの間、協力よろしく頼むよ」
取材班B「今日の試合もバッチリカメラで取って日本に送るつもりだから頑張ってくれたまえ」
全日本メンバー「「「えっ、日本に!?」」」
響「自分も応援するから、負けちゃ駄目だぞ!」
真「西ドイツの人たちに、日本のサッカーの強さをガツーンッ!と見せつけてよね!」
全日本メンバー「「「(で、この人達は誰!?)」」」
板野「(我那覇さんと菊地さんだー!!)」
227 :
森末(仮)
:2014/03/25(火) 00:29:45 ID:???
合宿開始前、多田野に再開をした際に初めて出会った女性アイドル――我那覇響と菊地真。
板野はなりゆきで彼女たちに初めて取材を受け、その時に彼女たちがヨーロッパ遠征の際に取材陣として参加すると聞いていたのだが、
合宿で色々とあった為にすっかり忘れており、彼女たちの姿を見てようやくその事実を思い出したのである。
板野「(他の取材班の人たちに比べれば、明らかに我那覇さん達は同年代っぽいから皆も困惑してるな。
アイドルで、持ってる番組で使う取材をする為にやってきたらしいけど……どうしよう、何か言っておこうかな)」
A.「皆、彼女たちは765プロ所属のアイドルさんだ!」 とりあえず響たちを紹介しておく
B.「お久しぶりです、我那覇さん、菊地さん!」 まずは響たちに挨拶だ
C.「みんな、恥ずかしい戦いは出来ないぞ! 気合入れて行こうぜ!」 知らない振りをしておこう。なんか恥ずかしい
D.いや、ここは静観しておこう
E.その他 板野くんに言わせたい事を書いてください
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
228 :
森崎名無しさん
:2014/03/25(火) 00:30:00 ID:O6WTEfWI
A
229 :
森崎名無しさん
:2014/03/25(火) 00:30:29 ID:K4lwdl4c
A カカロットの息子?
230 :
森崎名無しさん
:2014/03/25(火) 00:31:05 ID:J4oS5yes
A
231 :
森末(仮)
:2014/03/25(火) 00:57:23 ID:???
>A.「皆、彼女たちは765プロ所属のアイドルさんだ!」 とりあえず響たちを紹介しておく
===========================================================================================
中西「んん? アイドル?」
板野「向かって左が、我那覇響さん。 ダンスが得意で、沖縄出身の16歳。
向かって右が、菊地真さん。 同じくダンスが得意で男の人に見えるかもしれないけど、女性アイドルだ。
(……だったよね?)」
以前その取材を受けた際、ドルオタピッチマンであった野球部員Cの言葉を思い出しながら説明する板野。
これを受けて響たちも自己紹介がまだだったか、と慌てて自分たちでも取材に参加をするアイドルであると説明し、
それによって選手たちの疑問も氷解していくのだが……。
小池「しかしお前、アイドルヲタクなのか?」
板野「へ?」
政夫「結構詳しかったみたいだしな。 まあ、趣味なんだから口出しする気はしないけどよ」
板野「あっ! いや、違うんだよ? 前に一度会った事があって……」
しかし、板野が彼女たちを紹介した事で、少しばかり誤解が生じる。
まだあまり知名度がなく、メジャーアイドルとは言えない響たちのプロフィールなどを詳しく知ってるとあってか、
全日本メンバーの多くは、板野をアイドルオタクなのだと認識してしまうのだ。
無論、慌てて板野は以前に取材を受けた事があるのだと説明するが、やはり彼らの中の認識はそう簡単に覆らない。
取材を受けただけにしても、プロフィールなどを知ってるのは異常とも言えたからである。
早田「まあ、どこに所属してるかなんてよっぽどでねーと知らねーよ。 お笑い芸人なら吉本か松竹か俺もわかるけどな」
板野「ぬぐぐ……(く、くそー! 恨むぞ野球部員C!)」
松山「(でも確かに可愛い子たちだな……いやいや、俺には藤沢がいるんだ!)」
こうして板野が言われのないレッテルを貼られる中……。
232 :
森末(仮)
:2014/03/25(火) 00:58:23 ID:???
先着1名様で、
★アイドル達のリアクション→! card★
と書き込んでください。マークで分岐します。
JOKER→見上「板野、中々見どころがあるな。 実は私も彼女たちのファンなのだ」 響と真ですし!
ダイヤK→Pさん「参ったね、どうも。ウチのレディーにファンがついてくれるのは嬉しいけどねぇ」 許される筈もないPさんラブ!
ハートK→Pさん「よくぞ我が事務所のアイドルを知っていたと褒めてやりたい所だぁ」 ブロPさん!
それ以外→響「おっ、板野は自分たちの事調べてくれたのか?」 真「嬉しいね」 アイドルさんが喜んだ!
233 :
森崎名無しさん
:2014/03/25(火) 00:58:47 ID:???
★アイドル達のリアクション→
スペード9
★
234 :
森末(仮)
:2014/03/25(火) 00:59:52 ID:???
本日は一旦ここで区切らせていただきます。それでは。
235 :
森崎名無しさん
:2014/03/25(火) 01:10:11 ID:???
乙でした。悪い大人達が分別あってヒャッホーしてくれないのが寂しいです。
そういえば片桐さんが板野の戦術観ついてプッシュしてたっけな。
前半うまくいかなくても、ハーフタイムにもしっかり発言するほうがいいかな。
236 :
森崎名無しさん
:2014/03/25(火) 01:12:03 ID:???
乙ですー
ちょっと運びで不安を感じるけど試合やってみて修正するしかにい
237 :
森崎名無しさん
:2014/03/25(火) 02:52:01 ID:???
松山のドリブルがどこまで通用するかな
守りはボランチ2人に任せればいいし
238 :
森崎名無しさん
:2014/03/25(火) 03:39:22 ID:???
神様仏様ダイス様お願いします
どうか若林をザルバヤシにしてください・・・
間違いなく若島津はガッツ切れになるだろうね
そうなったら石崎をGKにして顔面ブロックしてもらうかな
239 :
森崎名無しさん
:2014/03/25(火) 09:05:23 ID:???
無くなって初めてわかるスキル・メカボディのありがたみ
主人公が森崎(GK)じゃないってのもあるけど
240 :
森崎名無しさん
:2014/03/25(火) 09:11:05 ID:???
あびせ蹴りの消費は100なのか200なのか
241 :
森崎名無しさん
:2014/03/25(火) 09:14:58 ID:???
そいや結局若島津にはPK用スキルってついたのだっけ?
一度リセットしたから無し?
242 :
森崎名無しさん
:2014/03/25(火) 14:34:44 ID:???
ないはず。
シュナのオーバーヘッドくらいまでは対抗できそうだし
空手には力の限り浴びせ蹴って貰おう。
243 :
森末(仮)
:2014/03/25(火) 21:56:20 ID:???
>★アイドル達のリアクション→ スペード9 ★
>響「おっ、板野は自分たちの事調べてくれたのか?」 真「嬉しいね」 アイドルさんが喜んだ!
============================================================================================
(誤解ではあるものの)板野が自分たちの事を調べ、知ってくれていたという事で響たちは喜んだ。
まだまだ無名であり、弱小である765プロ。最近は少しずつメディアにも露出をしているが、その知名度は決して高くなく、
こうして身近な所にファンの1人がいてくれるというのは、それだけでも嬉しい事実である。
響「今日は自分たちも応援してるから、皆頑張ってね!」
板野「は、はい……(うぅ、そうじゃないんですなんて言える空気じゃなくなってしまった)」
真「日本に格好いい皆の映像をバッチリ送るからね!」
井沢「(……この人に格好いいって言われると、全力で否定したくなるな)」
ざわ……!
来生「ん? なんだなんだ?」
見上「ふむ……やってきたか。 皆、見ておけ」
しばらく響たちと談笑をし、リラックスをする一同であったが、
不意にこの練習試合に詰めかけていた観客たちが騒然とし空気が一変して張りつめたものとなる。
一体何事かと一同が困惑する中、見上はフィールドにジャージ姿で現れた男――。
金の髪に蒼い瞳を持ち、見ているだけで威圧感を与えてくるかのような西ドイツの若き皇帝に注目をするよう告げる。
見上「今日の試合、勝利の為には奴を止められるかどうかが肝だ。 DFはよく注意をしておけ。
奴はハンブルグの……いや、西ドイツのエースストライカー、カール=ハインツ=シュナイダー。
ハンブルグが西ドイツ一のチームとして名を馳せているのも、彼の力によるものが大きい」
中山「(シュナイダー……西ドイツのエースストライカー、か)」
次藤「(見てるだけでつよそうな気配がビンビン感じるタイ。 ばってん、そうでなくちゃ面白くなか)」
早田「(へっ、どんだけ凄い相手だろうと撃たれる前に止めりゃいいだけよ)」
中里「(さて、西ドイツのエースストライカーとは如何ほどの猛者なのか)」
中西「(体格は……まぁ、ワイや次藤に比べれば普通ってトコやな。 せやけどがっしりしてて油断はでけん感じや)」
若島津「(誰が相手だろうと、ゴールは許さん……!)」
244 :
森末(仮)
:2014/03/25(火) 21:57:35 ID:???
その後、全日本Jrユース一同は改めて試合開始前のミーティングを開く。
まずはスタメン発表からであったが、これには板野を除く殆どの者達が驚きを隠せなかった。
見上「今日の先発メンバーとフォーメーションは、これでいく」
−J−−− J板野
−−−H− H政夫
−I−G− I松山 G和夫
−−−−−
−F−E− F井沢 E中山
C−D−B C早田 D中西 B中里
−−A−− A次籐
−−@−− @若島津
全日本メンバー「中西が本当にフィールダーで出場かよ」「確かにスカイラブツインは凄いけど……」
その驚きの原因となったものは、やはり中西のフィールダー起用であった。
先日の練習試合で既に一度フィールダー経験があり、更にそのフィールダーとしての出場でも決して悪い動きはしていなかった中西。
それでも本来ならばGKである彼がDFとして出場する事は、多くの者を驚かせるに十分たるインパクトを与えた。
見上「よし、みんなきけ。 改めて説明をするぞ。
まずFWは板野と政夫、しかし実質的には松山と和夫も含め、この4人で攻撃を成功させる事を目的としている。
それぞれがミドル、ダイレクトとシュートを持っている以上、積極的にゴールは狙って行け。
ただし、当然ながら松山と和夫は中盤でのボール争いにも参加をするように」
松山「はい(俺のボールキープがどこまで通用するか……だな)」
和夫「はい(んー、守備は苦手なんだけどな。 まあ松山のフォロー役くらいは出来るか)」
見上「ダブルボランチは上がる必要はないが、機を見て攻撃参加する事も視野には入れておくように。
ただし、あくまでもお前たちを起用するのは守備を盤石にする為だ。
後ろの中西がオーバーラップをする事も考えられる以上、そのフォローの為にもな」
井沢「はい……(くそっ、やっぱりトップ下は無理かよ……!)」
中山「はい(俺の出来次第で、相手のシュートチャンスは減らせる筈だ)」
245 :
森末(仮)
:2014/03/25(火) 21:58:38 ID:???
見上「DFもまた、中西のオーバーラップを考慮してフォローに努めろ。
中西はよく状況を見て、上がるべきか下がるべきかを考えるように。 お前の判断次第でチャンスはピンチに変わるぞ」
中西「はい(難しい事言うなぁ。 ま、やれるだけやるしかあらへんか)」
次藤「はい(中西のオーバーラップの機会が多くなるんじゃったら、実質3バックと考えた方がいいタイ)」
見上「いいか、先ほども言ったが守備ではストライカーのシュナイダーを要警戒だ。
ダイレクトにミドルとどちらでもシュートが打て、自分で運び打ってくる事も可能だ。
奴を好き勝手させていたら、勝てるもんも勝てん。
中盤ではCMFのヘルマン=カルツに注意をするように。 小柄だが非常に巧みな動きをするテクニシャンだ。
相手の守備はGKの若林源三が中心。 当然ながら生半可なシュートでは通用せんから、心してかかれ。
日本での合宿でやるべき事は全てやった! さァ、思い切って行ってこい!」
全日本メンバー「「「はい!!!」」」
板野「(いよいよ始まる……原作、本編共に最大の難関であったハンブルグ戦が!)よし、いこう! いこうぜ、みんな!!」
全日本メンバー「「「おう!!!」」」
見上「(上手く行けば5−3で敗北。 そうでなければ5−1程で敗北といった所か。
いずれにせよ、乱打戦になる。 板野達、FWの出来次第か)」
こうして全日本メンバーがミーティングを終えてフィールドに駆けだしていた頃、
ハンブルグもまたミーティングを終えていた。
ハンブルグ監督「ハンブルグの伝統を汚すな。 絶対に負けは許さんぞ!」
ハンブルグメンバー「「「はい!!!」」」
若林「いいかお前ら、手筈通りにやれよ」
ハンブルグメンバー「「「はいはい……」」」
246 :
森末(仮)
:2014/03/25(火) 21:59:59 ID:???
森末「やぁみんな、久しぶり! いよいよ始まったJrユース編、その最初の試合だよ!
相手は原作、本編共に主人公たちを苦しめたハンブルグだ。 当然ながらこのスレでも強敵なのには違いない。
現時点では世界トップのストライカーと言えるシュナイダーに、仕事師カルツ。
守備ではサボっていたとはいえ、あの若林もいる。 それぞれのポジションに主要選手がいて、穴が無いチームと言えるだろう。
このチームに勝つには運、実力、知力、全てが必要となる筈だ。
かなり厳しい戦いだけど、最後まで頑張ってくれ! それじゃあ両チームのスタメンを貼っておくよ」
ハンブルグ 4−3−3
−−@−− @若林
−−D−− Dマイヤー
B−C−A Bリンツ Cハーネス Aゴンゲルス
−−−−−
G−I−E Gインメル Iカルツ ブリーゲル
−−−−−
J−H−F Jクラウス Hシュナイダー Fヤラ
−−−−−
−−−−−
−J−−− J板野 830/830
−−−H− H政夫 800/800
−I−G− I松山 850/850 G和夫 800/800
−−−−−
−F−E− F井沢 700/700 E中山 850/850
C−D−B C早田 800/800 D中西 750/750 B中里 750/750
−−A−− A次籐 800/800
−−@−− @若島津 850/850
全日本Jrユース 4−4−2
森末「キャプテン候補である若林に合流後にいい顔をさせる、させないという運命の分かれ道でもある。 気合を入れて臨もうね!
グッドラック!」
247 :
森末(仮)
:2014/03/25(火) 22:01:14 ID:???
響「さー、全国中学生サッカー大会の中から選び抜かれた精鋭22人!
えーと、見上さんっていうえらーい監督に率いられてのヨーロッパ遠征第一戦!
西ドイツNo.1Jrユースチームとの対戦だぞ! わっくわくするな!」
真「ハンブルグには3年前に留学をしたっていうGKの若林くんがいるからね。
その若林くんとの対決も楽しみな一戦だよ」
板野「(あれっ!? 我那覇さん達が実況するの!?)」
フィールドに出た板野達が目にしたのは、観客席の中に交じってテーブルの上にマイクを置き、
ふんすと鼻息を荒くしながら試合開始を待ちつつ実況をしているアイドル2人の姿である。
取材だけでなく実況までこなすとは大変だなと板野は思いつつも……。
すぐに意識をフィールドへと戻し、これから対戦をするハンブルグの面々の顔を見る。
板野「(……見るからに余裕綽々って感じだな。 島国のサッカー後進国相手って、馬鹿にしてるんだろうなぁ。
どうしよう、折角だから何か話しかけておこうか?)」
A.シュナイダーに話しかけてみる
B.カルツに話しかけてみる
C.若林に話しかけてみる
D.実況席の響たちに手を振ってみる
E.観客席を見てみる
F.いやいや、じっと試合を待つぞ
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
>>235-236
乙ありです
>>241-242
PK用スキルは消失してますね。
248 :
森崎名無しさん
:2014/03/25(火) 22:01:32 ID:K4lwdl4c
A
249 :
森崎名無しさん
:2014/03/25(火) 22:02:44 ID:w8KsoP3A
C
250 :
森崎名無しさん
:2014/03/25(火) 22:03:07 ID:f4Ac6QIo
E
251 :
森崎名無しさん
:2014/03/25(火) 22:05:43 ID:???
C
252 :
森崎名無しさん
:2014/03/25(火) 22:06:32 ID:gRraZkO6
C
253 :
森崎名無しさん
:2014/03/25(火) 22:12:18 ID:???
最初の舐めプレイの時に板野を温存して得点できれば
少しは楽になりそうだな
254 :
森崎名無しさん
:2014/03/25(火) 22:13:14 ID:???
最初だけは中西上げるリスクないんだったな
255 :
森崎名無しさん
:2014/03/25(火) 22:15:29 ID:???
来生がいないのか、じゃあ本編のアレはできないかな?
来生が若林のゴールを揺らしたあの珍事件はwww
256 :
森末(仮)
:2014/03/25(火) 22:26:00 ID:???
>C.若林に話しかけてみる
=====================================================================
板野「(うーん……やっぱり外国人の人と話すのはなんか怖いな。
ここはバヤシさんと話をしよう)」
こうしてごく一般的とも言える日本人的な思考に陥りながら、板野は若林に話しかける事にした。
ちょこちょこと板野が歩み寄っていくと、若林は怪訝な顔をするも、
板野の腕にキャプテンマークが巻かれている事を知ると一瞬にしてその表情を笑みに変える。
若林「(プッ、若島津の野郎こんな奴にキャプテン取られてやがるのか。
まあ相手がストライカーなら俺もキャプテンの座を奪い取るのが楽だ。 コイツにゴールを奪われなければいい)
よう、板野……だったな」
板野「うん(うわぁ、滅茶苦茶嫌な笑顔だ……どうしよう、なんて話そうかな?)」
A.「今日は正々堂々、いい試合にしようね」 無難にベストを尽くそうと話す
B.「今日の試合、お前からゴールを奪ってみせるぞ!」 若林からゴール宣言!
C.「今日の試合、PA外からゴールを奪ってみせるぞ!」 SGGK伝説を崩壊させるぞ宣言!
D.「今日の試合、ハットトリックを決めてやるぞ!」 ハットトリック宣言!
E.「西ドイツでの3年間の練習の成果、期待してるよ」 それとなく皮肉を言う
F.「ところであの実況席のアイドル2人を見てくれ、こいつをどう思う?」 我那覇さん達に注目を向けてみる
G.「あのシュナイダーって奴とお前、対戦したらどっちが勝つんだ?」 シュナイダーを引きあいにしてみる
H.「なんかオッサンが混じってるんだけど……」 カルツを指さしながら言ってみる
I.その他 板野くんに言わせたい事を書いてください
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
257 :
森崎名無しさん
:2014/03/25(火) 22:26:15 ID:gRraZkO6
B
258 :
森崎名無しさん
:2014/03/25(火) 22:27:03 ID:O6WTEfWI
F
259 :
森崎名無しさん
:2014/03/25(火) 22:27:26 ID:K4lwdl4c
E くらえ
260 :
森崎名無しさん
:2014/03/25(火) 22:27:30 ID:OEqC7bk+
B
261 :
森崎名無しさん
:2014/03/25(火) 22:27:30 ID:cSDUtO/2
B
262 :
森崎名無しさん
:2014/03/25(火) 22:30:17 ID:???
大団旗のお姉さんはいるんだっけ?
263 :
森崎名無しさん
:2014/03/25(火) 22:31:59 ID:???
ああおねいさんいるのか、完全に忘れてた
264 :
森末(仮)
:2014/03/25(火) 23:20:33 ID:???
>B.「今日の試合、お前からゴールを奪ってみせるぞ!」 若林からゴール宣言!
==================================================================================
若林「なにィ!?」
ここで板野は、あえて強気に若林からゴールを奪ってみせると高らかに宣言をした。
この宣言は板野が思っていた以上に声が出ていたのか、全日本のメンバーやハンブルグのメンバーにも聞こえており、
全日本メンバーは頼もしそうに板野を見つめ、ハンブルグのメンバーはどこか苦笑交じりに板野を見やる。
しかし、ここで一番驚いたのは若林である。
事前に高杉から板野を注意人物であるとして報告されていた若林は彼の事を警戒していたが、
昨日の初対面の際の反応や、その小柄な見かけから決して強気な者でもないと判断していたのである。
そこでいきなりゴールを宣言されたのだから驚愕をしても仕方がないと言え……。
それでもすぐに気を取り直すと、逆に若林もまた不敵な笑みを浮かべながら板野を指さし宣言をする。
若林「ならば俺も宣言してやろう! 今日の試合、お前の攻撃をシャットアウトしてやるとな!」
カルツ「(大丈夫かのう。 確かにワカバヤシの実力ならそんじょそこらの奴にゴールは許さんとは思うが、
あいつよくポカをするからなぁ)」
シュナイダー「(どうでもいい……それよりマリー……見に来てくれないのか?)」
この若林の宣言もまた、周囲の者達の注目を集めるだけの声量があり、
彼らの中では板野と若林、どちらが勝つかという勝負に興味が出てくる。
この勝負に唯一興味を示さなかったのは、愛する妹(文字通り)がまだ観客席に姿を見せない事で、
テンションがガタ落ちしているシュナイダーだけであった。
265 :
森末(仮)
:2014/03/25(火) 23:22:09 ID:???
ピィーッ!!
響「さー、試合開始の笛が鳴ったぞ! 日本のボールで試合開始……あっ!
ボールは板野くんが持って一気に中央突破だー!」
真「凄いね、ハンブルグの選手たちは全然反応出来てないよ」
観客「なんだなんだ!?ハンブルグの動きが悪いぞ!?」「日本の9番が真っ直ぐ突破してくる!」
板野「(ああ……やっぱり最初は手を抜いてくれてるんだな)」
試合開始と同時、政夫からボールを受け取った板野はそのまま中央突破を選択した。
本編、原作を知っている板野はハンブルグは当初手を抜いてくれているだろうと読んだのだが、
この予想があたりハンブルグはロクにプレスをかけないままするすると板野が突破を成功させてしまう。
板野「(あ、シュナイダーだ。 一応警戒して……)松山!」
松山「おう!」
バシッ! バシッ!
響「おーっ! すっごいぞー! 板野くんと松山くんのふらのゴールデンコンビのワンツーリターンだぞ!」
観客「シュナイダー、何故動かない!?」「何故動かないんだ!?」
シュナイダー「(やっぱり……やっぱり来てないのかマリー。 ああ、マリー……)」
板野「(……これ完全に俺の事眼中にないよね)」
松山「(なんだ……? ハンブルグの動きが相当悪い。 要注意と言われていたシュナイダーだけじゃなく、他のメンバーまでも)」
266 :
森末(仮)
:2014/03/25(火) 23:25:19 ID:???
投下するレスを間違えました。
>>265
は無視して下さい。
のと投下予定のレスが消えてしまったので書き直してきます。お待ちください。
267 :
森末(仮)
:2014/03/25(火) 23:42:03 ID:???
改めて始めから貼り直させていただきます。
>B.「今日の試合、お前からゴールを奪ってみせるぞ!」 若林からゴール宣言!
==================================================================================
若林「なにィ!?」
ここで板野は、あえて強気に若林からゴールを奪ってみせると高らかに宣言をした。
この宣言は板野が思っていた以上に声が出ていたのか、全日本のメンバーやハンブルグのメンバーにも聞こえており、
全日本メンバーは頼もしそうに板野を見つめ、ハンブルグのメンバーはどこか苦笑交じりに板野を見やる。
しかし、ここで一番驚いたのは若林である。
事前に高杉から板野を注意人物であるとして報告されていた若林は彼の事を警戒していたが、
昨日の初対面の際の反応や、その小柄な見かけから決して強気な者でもないと判断していたのである。
そこでいきなりゴールを宣言されたのだから驚愕をしても仕方がないと言え……。
それでもすぐに気を取り直すと、逆に若林もまた不敵な笑みを浮かべながら板野を指さし宣言をする。
若林「ならば俺も宣言してやろう! 今日の試合、お前の攻撃をシャットアウトしてやるとな!」
カルツ「(大丈夫かのう。 確かにワカバヤシの実力ならそんじょそこらの奴にゴールは許さんとは思うが、
あいつよくポカをするからなぁ)」
シュナイダー「(どうでもいい……それよりマリー……見に来てくれないのか?)」
この若林の宣言もまた、周囲の者達の注目を集めるだけの声量があり、
彼らの中では板野と若林、どちらが勝つかという勝負に興味が出てくる。
この勝負に唯一興味を示さなかったのは、愛する妹(文字通り)がまだ観客席に姿を見せない事で、
テンションがガタ落ちしているシュナイダーだけであった。
268 :
森末(仮)
:2014/03/25(火) 23:43:26 ID:???
こうしてフィールドで熾烈な口撃が繰り広げられている最中、
観客席では板野に連れられてやってきていた生物――森末が隅の隅の方で隠れるようにしつつ、
板野達を応援しながら、観客席の方へと目を向けていた。
森末「(頑張れ、板野。 若林は強いけど……君ならゴールを奪う事だって難しくない筈なんだ。
君の出来次第で、今日の試合の結果は変わってくると言い換えても過言でもないんだよ。
……さて、それはそれとして……あ、いたいた)」
ディアス「ここか。監督が是非見ておけと言った西ドイツJrユース代表、
カール・ハインツ・シュナイダーが試合をしていると言う所は」
森末「(出たー! ディアスだー!! 本編でも原作でも大活躍の天才だー!!)」
森末が視線を向けた先――観客席の更に後方、木の傍で目立たないようにして試合を観戦していたのは、ご存知ファン=ディアス。
原作、本編共にその天才ぶりを遺憾なく発揮した彼がこの試合を偵察に来ることは想定内。
これは森末の予定通りの出来事であり、森末はうんうんとどこか満足げにディアスを見やりながら更に視線を移動させる。
森末「(ここでもディアスが天才っぷりを発揮してくれるといいなぁ。
っと、次はヘルナンデスだ。 彼は確か群衆の中にいた筈だけど……えっ)」
続いて森末はイタリアJrユースキャプテン――ジノ=ヘルナンデスの姿を探した。
彼もまた、ディアスと同様この試合の偵察に来ていた筈であり、まずはその姿を確認しようとしたのである。
そして、森末はあっさりとヘルナンデスの姿を見つけ……言葉を失った。
否――正しくは、ヘルナンデスと共にいる、"4人"の姿を見て、言葉を失ったのである。
269 :
森末(仮)
:2014/03/25(火) 23:44:44 ID:???
ヘルナンデス「さて、今年のシュナイダーはどれだけレベルアップをしているかな」
ジェンティーレ「ふん、いずれにせよ、俺達の敵ではない。
ヘルナンデス1人に1点しか取れないようでは、俺を含んだディフェンス陣に敵う筈がないさ」
ランピオン「まあそう言うなって、西ドイツは大会では一番の俺達の対抗馬だろうからな」
バンビーノ「仮にシュナイダーがどれほど強くなっていようと、西ドイツの穴は守備力だ。
よりこちらが点を多く取れば、負ける筈がないな」
ストラット「ああ、その通りだバンビーノ」
森末「(な、なんで……? なんで……あいつらがここにいるんだ……?)」
森末の視線の先にいたのは、ヘルナンデスを中心として固まっていた4人の少年たち。
彼らが"和やかに"この場で会話をする事はありえなく、
そしてその中の一人がまるで"怪我をした様子もない"事もまたありえない。
少なくとも、森末の"予定"には、このような事は決して起こりえなかった。
森末「(また……また、誰かが何かをやったっていうのか……? でも、これはやりすぎだぞ……!?
一体……何を考えてるんだ……!?)」
以前から起こっていた、森末が予定していない事が現実として現れるという現象。
森末はその事に頭を痛めながらも、必死に板野をサポートしここまで支え続けた。
その多くの予定していない出来事は、板野には直接的に関係が無いと言える事だったのだが……。
しかし、これは――今回の予定外の事態は、あまりにも大きすぎる。
森末「(アルシオンがいないけれど、殆どベストメンバーじゃないか……。
こんなのと一戦目で戦うなんて、ありえない! あっちゃいけない!
ストーリーが無茶苦茶にも程がある!)」
だが、どれだけ森末が嘆いても事実は曲げる事は出来ない。
今の森末には、そのような力すらも残っていないのだから。
そして、どんな出来事があろうと、時間が止まる事はない。
森末が頭を抱える中で、フィールドでは試合開始を告げる笛が鳴り響くのだった。
270 :
森末(仮)
:2014/03/25(火) 23:45:48 ID:???
ピィーッ!!
響「さー、試合開始の笛が鳴ったぞ! 日本のボールで試合開始……あっ!
ボールは板野くんが持って一気に中央突破だー!」
真「凄いね、ハンブルグの選手たちは全然反応出来てないよ」
観客「なんだなんだ!?ハンブルグの動きが悪いぞ!?」「日本の9番が真っ直ぐ突破してくる!」
板野「(ああ……やっぱり最初は手を抜いてくれてるんだな)」
試合開始と同時、政夫からボールを受け取った板野はそのまま中央突破を選択した。
本編、原作を知っている板野はハンブルグは当初手を抜いてくれているだろうと読んだのだが、
この予想があたりハンブルグはロクにプレスをかけないままするすると板野が突破を成功させてしまう。
板野「(あ、シュナイダーだ。 一応警戒して……)松山!」
松山「おう!」
バシッ! バシッ!
響「おーっ! すっごいぞー! 板野くんと松山くんのふらのゴールデンコンビのワンツーリターンだぞ!」
観客「シュナイダー、何故動かない!?」「何故動かないんだ!?」
シュナイダー「(やっぱり……やっぱり来てないのかマリー。 ああ、マリー……)」
板野「(……これ完全に俺の事眼中にないよね)」
松山「(なんだ……? ハンブルグの動きが相当悪い。 要注意と言われていたシュナイダーだけじゃなく、他のメンバーまでも)」
271 :
森末(仮)
:2014/03/25(火) 23:46:54 ID:???
そして、エースであるシュナイダーは心ここに非ずといった様子で観客席を見つめ、微動だにしない。
これには板野はやっぱりと納得をし、松山は訝しみながらも一気に敵陣に攻め込む。
他の者達にもまるで邪魔されず、一気にシュートチャンスが全日本へとやってきた。
真「さぁ、全日本は一気にバイタルエリアに切り込む!
板野くんがボールを持ったまま、ここはマグナムシュートで先取点を上げるのか!?
それとも松山くんや立花くん達に上げるのか!? 試合開始からまだ1分しか経過してないから、ここで取れれば勢いに乗れるぞ!」
若林「(ふっ、さぁ俺の独り舞台の開幕だ!)」
政夫「なんだなんだ? こんなに楽に行っていいのかよ」
和夫「へへへ、国内の高校生の方がまだマシだったぜ!」
松山「フリーで打てそうだな……相手のチェックがあまりに甘すぎる。
板野、ここはボレーでなくマグナムシュートを打つのも手だぞ」
板野「(確かにフリー補正を受けたマグナムシュートを打てそうだな。 マグナムボレーだとフリー補正はかからないし。
それとも、立花兄弟や松山にまずは打たせようか? 中西は……上がってきてるから、スカイラブツインは打てる。
ここは……)」
A.食らえ若林! PA外からマグナムシュートだ!(威力:61+フリー補正+2) 200消費
B.食らえ若林! PA内からマグナムシュートだ!(威力:61+フリー補正+2) 200消費
C.いや、マグナムボレーでいく! 松山、パスをくれ!(威力:64) 300消費
D.早速立花兄弟のスカイラブツインで驚かせてやろう! 立花兄弟に撃たせるぞ!
E.松山に北国シュートを撃ってもらおう! 本編でもゴール奪ってたし!
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
※板野のガッツ 830/830
※忘れていましたが合宿効果により板野を含む全メンバーの全能力が+1されました。
>>262-263
おねいさんはいませんね。
そもそも山森と出会ってないのか、森崎がいなかったので山森の素性を調べられてないのかは不明です。
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