キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【板野くん】俺inキャプ森5【世界デビュー】
1 :
森末(仮)
:2014/03/20(木) 00:25:17 ID:???
このスレは、キャプテン森崎のスピンアウト作品です。
参加者の皆さんの選択、及びカード引きによって物語が展開していきます。
他の森崎板でのスレと被っている要素や、それぞれの原作無視・原作崩壊を起こしている表現。
その他にも誤字脱字や稚拙な状況描写等が多数あるかと思いますが、お目こぼし頂ければ幸いです。
☆前スレ☆
【松山の魂】俺inキャプ森4【はためく鉢巻】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1393933809/l50
☆あらすじ☆
キャプテン森崎を心から愛する男板野住明はある日キャプテン森崎の精、
通称『森末』からキャプテン森崎の外伝スレへと参加してみないかと提案をされ外伝世界へと飛ばされる。
ふらの中学で松山達と共に鍛錬を繰り返し、1年と少しの期間を費やして臨んだ3年目の全国大会。
板野は「マグナムシュート」を武器に大暴れをし、準決勝まで進出。
対戦相手である東邦学園と熾烈な激闘を繰り広げ――PK戦までもつれ込み、惜しくも敗退。
その後、同じ中学出身である松山と共に全日本Jrユースに選出された板野は、
松山、若島津らとキャプテンとしても争う事となる。
既に合宿は6日目、果たしてキャプテン争いの行方は――。
そしてハンブルグで待ち構える新たなキャプテン候補との対決は!?
板野「世界のイタノになれるよう頑張るぞ! スレタイ的に考えて!」
571 :
570
:2014/03/30(日) 20:45:24 ID:???
失礼しました。
572 :
森末(仮)
:2014/03/30(日) 23:07:32 ID:???
>★カルツ→ドリブル 57 ( ダイヤ9 )( 3 + 1 )+(ハリネズミドリブル+3)=64★
>★井沢→タックル 53 ( クラブ6 )( 1 + 4 )+(人数差補正+1)=59★ *吹っ飛び* *負傷発生*
>★中山→タックル 55 ( スペード4 )( 3 + 3 )+(人数差補正+1)=62★ *吹っ飛び*
>≧2→カルツが中央突破に成功! そのままゴール前のシュナイダーにパス!
>※井沢が「軽傷未治療Lv1」になりました。
================================================================================================
井沢「今度も奪ってやる……!」
カルツ「(お、こいつは頭に血が上り易そうだな。 ならこうやって……)」
スイッ
井沢「!? 馬鹿め、隙だらけだ!」
中山「あっ、駄目だ井沢! 行くな!!」
カルツ「遅いぜよ!」
ガシャーンッ!!
井沢「うぎゃああっ!?」
中山「うわあああああっ!!」
プレイに感情を乗せ、闘志を燃やしながらディフェンスに取り組む事に定評のある井沢。
そのディフェンス技術は全日本でも高位に位置するものだったが、今回は相手が悪すぎた。
仕事師として相手をよく見、観察をしてプレイに生かすカルツ。
彼は井沢の癖や性格を一瞬で見ぬくと、あえて自らに隙を作り出し相手のタックルを誘う。
だが、これこそがカルツの狙いであり――中山が注意をするも一歩遅く、
カルツは井沢の力をそのまま利用するかのようにして弾き飛ばし、その吹き飛んだ井沢は後方に控えていた中山をも巻き込んで倒れ込む。
井沢「痛……っ!(くそっ!!)」
井沢は更に倒れ込んだ際に足を捻り、痛めてしまうのだが、
軽率過ぎた自分のせいかと思うと誰を恨む事も出来ず、悔しそうに歯噛みをするのだった。
573 :
森末(仮)
:2014/03/30(日) 23:08:32 ID:???
響「あー!! ぬ、抜かれちゃったー!! っていうかまたカルツくんが吹っ飛ばしたー!!」
真「本当に凄いね……同じ体格で吹き飛ばす選手なら、日本には板野くんがいるけど、
カルツくんはそれに加えてテクニックもあるもんね。 って、ああ!?」
カルツ「それっ、こいつで決めな!」
シュナイダー「ああ……そろそろサポーターたちを安心させなくてはな」
グワアアアアアアアアアッ!!
そして井沢達を抜き去ったカルツは、そのままシュナイダーへとパスを出す。
既に中盤は崩壊し、誰もそのパスコースに入れない以上、シュナイダーがこのボールをトラップするのは自明の理。
ボールを受け取ったシュナイダーはくるりと反転をしてゴールに向き直ると同時、
その右足を大きく振りかぶってシュート体勢に入る。
板野「あ……あわわ……!(ま、まずい……来る! 来るぞ!! とうとうシュナイダーのファイヤーショットが!!)」
この光景を見て、板野は感動に近いものを覚えながらも、それと同時に恐怖を覚える。
何度も敵として立ちふさがり、そのたびに主人公を苦しめてきた男――シュナイダー。
彼の代名詞とも言える燃えるシュート、ファイヤーショットの恐怖はキャプテン森崎ファンの彼としても重々理解をしており。
顔を蒼白とさせながらゴール前に残ったDF陣へと視線を向ける。
中西「(なっ、なんやこの悪寒は……! 来る……とんでもないのが来る……!!)」
次藤「誰が相手じゃろうと、びっしゃいでやるタイ!!」
シュートコースを阻むようにと位置取りをするのは、全日本が誇る巨漢2人――中西と次藤。
その後方では若島津が冷や汗を垂らしながら、シュナイダーの右足に視線を送り神経を集中させる。
若島津「(今度は先ほどのボレーシュートのような生半なものは来ない……!
俺のキーパーとしての勘が告げている……。
これは……板野のマグナムシュートが可愛く思える程のシュートだ!!)」
574 :
森末(仮)
:2014/03/30(日) 23:09:38 ID:???
☆どのセービング方法でいきますか?
A パンチング セーブ力:60(1/4で+2) ガッツ消費80
B キャッチ セーブ力:57 ガッツ消費40
シュナイダーのファイヤーショットの威力:66+(皇帝の怒り+1)
若島津ガッツ 830/850
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
575 :
森崎名無しさん
:2014/03/30(日) 23:09:46 ID:yIHrwX6Y
A
576 :
森崎名無しさん
:2014/03/30(日) 23:09:54 ID:BL5alems
A
577 :
森崎名無しさん
:2014/03/30(日) 23:11:07 ID:???
C 死んだふり
578 :
森崎名無しさん
:2014/03/30(日) 23:11:26 ID:???
シュナが本編のようにヘボい判定だせば助かりそうだ
579 :
森崎名無しさん
:2014/03/30(日) 23:12:43 ID:???
悟りセービングがあればなぁ。
580 :
森崎名無しさん
:2014/03/30(日) 23:14:27 ID:???
あれはハンブルガーで大活躍だったもんな
やっぱ森崎って強いんだなと改めて実感
581 :
森末(仮)
:2014/03/30(日) 23:22:33 ID:???
>A パンチング セーブ力:60(1/4で+2) ガッツ消費80
==================================================================================
若島津「(決まっている……全力で阻みに行くしかない!!)」
拳を握りしめてセービングの構えを取った若島津。
シュナイダーが大きく振りかぶった右足を振りおろすのは、それとほぼ同時であった。
ビリビリビリ――!
ストラット「こ、これは……!?」
ジェンティーレ「(確かに、この観客の中で眺めているだけでも凄まじいプレッシャーを感じる。
だが……問題はそれを決められるかどうかだ。 どうだ?)」
ヘルナンデス「(ジャッポネーゼでは取れる筈がないと思うが……どうなる?)」
ディアス「(おー、すげーすげー)」
この光景を見ただけで、この試合を観戦している一流と言える選手たちはシュナイダーの凄まじさを思い知った。
それほどまでにシュート体勢に入ったシュナイダーが放つ威圧感は尋常ではなく、
しかし問題はこのシュートが決まるか否かに注視される。
若林「(決まる! 若島津如きではシュナイダーのファイヤーショットは止められん筈だ!!)」
板野「わ、若島津! 頑張れ!!」
若島津「(止めてみせる……! 俺が若林より上である事を証明する為にも!!)」
シュナイダー「 F I R E ! ! 」
582 :
森末(仮)
:2014/03/30(日) 23:23:34 ID:???
先着4名様で、
★シュナイダー→ファイヤーショット 66 ( ! card )( ! dice + ! dice )+(皇帝の怒り+1)=★
★中西→ブロック 55 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=★
★次藤→ブロック 56 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=★
★若島津→パンチング 60 (! card)(! dice + ! dice)=★
と書き込んでください。カードやダイスの結果で分岐します。
【シューター】−MAX【ブロッカー】
≧5→シュートは邪魔される事無く放たれた!GKとの勝負へ。
=4〜2→シュートは放たれた。しかしこの数値差の人数分威力が落ちてGKとの勝負へ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に(コーナーキック)(早田がフォロー)(中里がフォロー)
≦−2→全日本ボールに。
【シューター】−【キーパー】
≧2→シュナイダーのファイヤーショットが全日本ゴールに突き刺さる!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に(コーナーキック)(早田がフォロー)(中里がフォロー)
≦−2→全日本ボールに。
【補足・補正・備考】
シュナイダーの「ファイヤーショット」には吹っ飛び係数2がついています。
シュナイダーがダイヤで「ノン・ファイヤー(+2&吹っ飛び係数除去)」
次藤がダイヤ・ハートで「パワーブロック(+4&100消費)」
若島津がダイヤで「手刀ディフェンス(+2)」
583 :
森崎名無しさん
:2014/03/30(日) 23:23:51 ID:???
★シュナイダー→ファイヤーショット 66 (
ハート5
)(
3
+
3
)+(皇帝の怒り+1)=★
584 :
森崎名無しさん
:2014/03/30(日) 23:24:26 ID:???
★中西→ブロック 55 (
スペード3
)(
6
+
6
)+(人数差補正+1)=★
585 :
森崎名無しさん
:2014/03/30(日) 23:24:30 ID:???
★次藤→ブロック 56 (
ダイヤ9
)(
2
+
6
)+(人数差補正+1)=★
586 :
森崎名無しさん
:2014/03/30(日) 23:25:10 ID:???
★若島津→パンチング 60 (
ハート10
)(
6
+
4
)=★
587 :
森崎名無しさん
:2014/03/30(日) 23:25:31 ID:???
★若島津→パンチング 60 (
ハートA
)(
2
+
1
)=★
588 :
森崎名無しさん
:2014/03/30(日) 23:25:47 ID:???
皆精一杯頑張ったな
589 :
森崎名無しさん
:2014/03/30(日) 23:26:10 ID:???
惜しかった
590 :
森崎名無しさん
:2014/03/30(日) 23:26:26 ID:???
手刀さえあれば・・・
591 :
森崎名無しさん
:2014/03/30(日) 23:26:36 ID:???
これ若島津に必殺セービングあれば止まってたんじゃね!?
592 :
森崎名無しさん
:2014/03/30(日) 23:29:55 ID:???
ダイヤで正拳、ハートで手刀なら止まってたね
593 :
森崎名無しさん
:2014/03/30(日) 23:30:05 ID:???
若島津と特訓ってのは有りかな?
板野は新型マグナム開発、若島津は対ミドル用の必殺セーブ習得ってことで
594 :
森崎名無しさん
:2014/03/30(日) 23:31:14 ID:???
若島津に必殺セーブなんてあるの?正拳ディフェンス止まりだと思うけど
595 :
森崎名無しさん
:2014/03/30(日) 23:34:40 ID:???
4のがりゅうさんかくとび。
使ってる外伝もあったはず。
596 :
森崎名無しさん
:2014/03/30(日) 23:34:54 ID:???
他所のスレでそうだったからって
ここでもそうだとは限らない
597 :
森崎名無しさん
:2014/03/30(日) 23:36:32 ID:???
三角飛びが必殺技扱いだったら、このスレでもとっくに出てるはず
598 :
森崎名無しさん
:2014/03/30(日) 23:37:03 ID:???
原作準拠だからあることはあるだろうな
だが我流△跳びも確率技の可能性もある
599 :
森崎名無しさん
:2014/03/30(日) 23:37:09 ID:???
だから板野と特訓なんだ
メタ視点からの助言とか中国の拳法キーパーの技とかいろいろあるし
滝スレとか必殺セーブ習得してる所もある
こういうのもありじゃないかな?
600 :
森崎名無しさん
:2014/03/30(日) 23:39:04 ID:???
若島津を集中的に強化出来れば牙龍三角飛び習得あるだろうけど、
あれ4での習得だからかなり難易度高そうなんだよな
601 :
森崎名無しさん
:2014/03/30(日) 23:39:54 ID:???
練習するとしたら本当に覚えられるかわかってからだろうけど
でも話合う位はしてもいいかもな
602 :
森崎名無しさん
:2014/03/30(日) 23:42:37 ID:???
キャプ森では三角飛びは零した直後のバランスペナ無しというスキルだっけ
牙龍三角飛びはテクモ版4ではカルロス、コインブラの必殺シュート止める程の技だから
あるとしたら任意発動技だろうけど。
どっちにしても試合後に話して強化の道を探りたい。
シュナイダーとの実力差を痛感した後なら話を聞いてくれるだろうし
603 :
森崎名無しさん
:2014/03/30(日) 23:42:51 ID:???
つーか新型マグナムをどう習得するかが問題なんだ
日向にはブラックボールがあったけど板野には無いし
604 :
森崎名無しさん
:2014/03/30(日) 23:44:01 ID:???
あにきぃ…地獄ボールくれよぉ…
605 :
森末(仮)
:2014/03/30(日) 23:44:15 ID:???
>今後の技習得について
技などについては、本編でもそうであったようにこの試合の後に自動的にある程度習得をする予定はあります。
(とはいえ、これはある程度選手間によって差異があったりします)
板野くんについても、このスレでマグナムシュートやマグナムボレーを編み出したように、
イベント的にシュートは覚える予定です。
これは他の一部の選手にしても同じです。イベントで技を覚えたりします。
ただ、以前も言ったようにJrユース編でも技や能力の限界はあります。
中学生編で板野くんがドリブル技を強引なドリブルまでしか覚えなかったのと同じ感じです。
その点はご了承ください。
606 :
森崎名無しさん
:2014/03/30(日) 23:44:43 ID:???
三角飛びシリーズはアイデア伝えるだけで物になると思うんだがな
スカイラブみる限り
そしてついでに原作の若林がやった四角飛びも伝授だ
607 :
森崎名無しさん
:2014/03/30(日) 23:45:06 ID:???
ヒント乙ですー
608 :
森崎名無しさん
:2014/03/30(日) 23:46:12 ID:???
やっぱ牙龍三角飛びは厳しいかな
正拳突きと手刀ディフェンスだけだと弱いので何か独自のセービングがあると良いけど
609 :
森崎名無しさん
:2014/03/30(日) 23:46:26 ID:???
牙龍三角飛びのアイデアってどんなの?そもそも技の原理がわからないー
雷斬脚とかはわかりやすいけど
610 :
森崎名無しさん
:2014/03/30(日) 23:49:07 ID:???
それはそうと中西いいブロック値してるね
高杉フォーエバー
611 :
森崎名無しさん
:2014/03/30(日) 23:51:00 ID:???
そもそも若林を使うという選択肢はw
まあジャパンカップとかアジア予選とか若島津の出番も多そうだけど。
612 :
森崎名無しさん
:2014/03/30(日) 23:51:43 ID:???
なんだかんだで能力的には絶対若林なのにな
613 :
森崎名無しさん
:2014/03/30(日) 23:54:55 ID:???
若林合流後に若島津がリアルファイト仕掛けそうだしw
614 :
森崎名無しさん
:2014/03/30(日) 23:55:29 ID:???
だからサッカーで勝負しろってw
615 :
森崎名無しさん
:2014/03/31(月) 00:01:36 ID:???
サッカーは格闘技だから問題ない
616 :
森末(仮)
:2014/03/31(月) 00:34:31 ID:???
>★シュナイダー→ファイヤーショット 66 ( ハート5 )( 3 + 3 )+(皇帝の怒り+1)=73★
>★中西→ブロック 55 ( スペード3 )( 6 + 6 )+(人数差補正+1)=68★
>★次藤→ブロック 56 ( ダイヤ9 )( 2 + 6 )+(人数差補正+1)+(パワーブロック+4)=69★ *吹っ飛び* *減衰*
>★若島津→パンチング 60 ( ハート10 )( 6 + 4 )+(減衰効果+1)=71★
>≧2→シュナイダーのファイヤーショットが全日本ゴールに突き刺さる!
==============================================================================================================
中西「(ワイはこのDFで一花咲かせるんや!! ここで活躍して、アピールせなんだらアカン!!)」
迫りくるボールを前に、中西は臆することなく奮起をして挑みかかった。
若島津との力量差というものを彼は誰よりも理解しており、GKとしての地位の確立は不可能であると考え、
その上でフィールダーとして出場をする事を希望した。
GKに対する未練はあったが、それでも第三キーパーとしてベンチで燻るよりはマシだと考えて。
そして、DFとしての地位を確立する為にも――。
立花兄弟の土台役としてだけではなく、単体でも使えるという点を見せようと意気込みブロックに向かった。
次藤「(ごつか相手であればあるほどやりがいがあるタイ!! ワシが防ぐ!!)」
迫りくるボールを前に、次藤は臆することなく――むしろ笑みを浮かべながら挑みかかった。
強い相手と戦う事を何よりも楽しみとし、ストリートファイトからサッカーへと戦いの舞台を移した次藤。
彼は板野と戦った時と同じように、この対決を心から楽しんでいた。
楽しみながら、しかし、止めてみせると強い闘志を胸にしてブロックに向かった。
バゴガガガァアアアッ!!
中西「な、なんやてぇ!? ぐはぁああっ!!」
次藤「ご、ごふぅぅっ!? (い、板野のマグナムシュートとは……くらべものにならんタイ!!)」
だが、それでも彼らはボールを止める事は出来なかった。
辛うじてボールの威力自体は幾分か弱まったかもしれないが、それでも尚、ボールはゴール目がけて一直線に突き進む。
若島津「(行ける……見える……! これなら……)届く!!」
617 :
森末(仮)
:2014/03/31(月) 00:35:57 ID:???
そして、若島津は飛んだ。
長髪を振りかざし、横っ飛びになりながら拳を突きだしてセービングに向かった。
次藤と中西が吹き飛ばされたお陰といってはなんだが、その余波でボールの軌道は見え、
これならば正面から弾き返す事も出来るだろうと思いながらギリギリまでボールの弾道を見守る。
彼の計算ならば、十分に間に合う筈だった。少なくとも、今までの経験則からして――その判断は間違っていなかった。
ギュンッ!!
若島津「なにィ!?」
しかし、シュナイダーのファイヤーショットは、彼が今まで受けてきたシュートとは違った。
若島津が最初に受けたシュナイダーのボレーシュート同様、
放たれたファイヤーショットはゴールに近づくにつれてぐんぐんと加速をし――伸びた。
バギャンッ!!
若島津「ぐはあああっ!?(なんだ……このシュートは……!!)」
計算が外れ、ボールを真正面から捉える事の出来なかった若島津は横から弾き返そうとするも、
そのボールの威力に負けてあっさりと吹き飛ばされる。
ピィィーッ!!
シュナイダー「(まずは1点……が、まだ負けているんだ。 そう容易く喜べんな)」
間に入った巨漢たちの――そして、日本が誇る空手キーパーの決死の覚悟や闘志を嘲笑うかのように"燃やしつくし"、
ゴールを決めたシュナイダーは倒れ伏す守備陣を一瞥した後、軽く仲間たちに手を上げてゴール前から去って行った。
1点を決め、1点差にした程度では……当然彼は満足をしていなかった。
全日本 2−1 ハンブルグ
618 :
森末(仮)
:2014/03/31(月) 00:37:06 ID:???
響「き、きま……決まっちゃったぞ〜!? え、ええええ!? っていうか、なになに今のシュート!?
早すぎて全然見えなかったぞ!」
真「あ、あれが噂のシュナイダーくんのファイヤーショットか。
うん、僕も全然見えなかった……っていうか、次藤くんや中西くん、若島津くんが吹き飛ばされるっていうのが驚きだよ。
前半18分、2−1……まだ試合は全然わからないね。 このシュートを見ちゃうと」
ワアアアアアアアアッ!!
観客「よーし、やれば出来るじゃないか!」「そうだ!シュナイダーがいる限りハンブルグが負ける筈がねぇ!!」
「カルツもナイスアシスト!!」「このまま前半で追い越しちまえ!!」
ジェンティーレ「流石に決めるか。 ジャッポネーゼに止められていたら笑っていた所だぜ」
ヘルナンデス「(今のはベストショットとは言えない威力だったかもしれないが……。
それでもやはり驚異的だな。 だが、対戦をする時には俺が必ず止める)」
ストラット「(……これが西ドイツのストライカー、シュナイダーか)」
ディアス「(こりゃ点の取り合いになるかな、ウチと当たったら)」
あまりにも驚異的、あまりにも暴力的な一撃。
とうとう爆発をしたシュナイダーのファイヤーショットが決まると同時に、
これまで鬱憤を溜めこんでいたサポーターたちは一斉に歓喜の声を上げる。
偵察をしていた者達も、やはりシュナイダーの実力は確かなものだと認識をし――。
逆に全日本メンバーは2点のリードを奪って盛り上がっていた所に手痛い失点を喫してしまい、その意気を下げる。
石崎「あわわわ……(い、板野……本当にこいつに俺が対抗策になると思ってたのかよぉ!?)」
三杉「凄い……先ほど見せたドリブル突破、それにボレーシュートも凄かった。
でも、これは……このシュートは……!」
見上「そう、これが西ドイツの若き皇帝――カール=ハインツ=シュナイダー、その真の実力だ。
(とうとう決められたか。 だが、この程度は予想の範囲内……む? 井沢の様子が……!)」
ベンチメンバーの中には萎縮をする者も発生しかけるが、
見上はそれらに注意をするより前にフィールドで蹲り、足を抱えている井沢へと視線を向ける。
619 :
森末(仮)
:2014/03/31(月) 00:38:10 ID:???
若島津「ぐ……くそっ……!(なんて威力だ……! これが、世界レベルだという事か!?)」
次藤「たまげたタイ……まさか、ワシらを吹き飛ばすとはな」
中西「(ワイがGKやっても同じように吹き飛ばされてたんやろな……話にならんわ)」
そしてフィールドでは地面に倒れ伏した者達がようやく起き上がり始めていたのだが……。
彼らが目にしたのはゴール前に集まりこの失点を悔いるメンバー達の姿ではなく、
まだ起き上がれていない井沢の周囲に集まり彼を心配している者達の姿であった。
中山「井沢、大丈夫か?」
井沢「……酷い怪我じゃないとは思う、削られた訳でもない。 ただ、足を捻って……」
松山「一旦治療をしてこいよ、無理をしちゃ駄目だ!」
板野「うん。 練習試合なんだから……下手に悪化させたら本末転倒だよ」
先ほどのカルツとの接触プレイの際、吹き飛ばされた影響で足を痛めた井沢。
練習試合である以上は無理をする必要は無く、板野を含め多くの者達が治療に行くことを促す。
井沢もこれを受けて治療を受けようとするのだが……。
板野「(ん? 監督がこっちを見てる……)」
見上「…………」
先着1名様で、
★どんぐりの背比べ→! card★
と書き込んでください。マークで分岐します。
JOKER→見上「山森、いけるな? 井沢の代わりに入れ」
ダイヤ・ハート→見上「(井沢の守備力は必要だ。 ここで交代させる訳にはいかんか)」
スペード→見上「小池、いけるな? 井沢の代わりに入れ」
クラブ→見上「沢田、いけるな? 井沢の代わりに入れ」
620 :
森崎名無しさん
:2014/03/31(月) 00:38:20 ID:???
★どんぐりの背比べ→
クラブQ
★
621 :
森崎名無しさん
:2014/03/31(月) 00:39:35 ID:???
吉と出るか凶と出るか
622 :
森崎名無しさん
:2014/03/31(月) 00:41:41 ID:???
守備弱いし凶っぽいか?
中山さんの人数補正役になってもらおう
623 :
森崎名無しさん
:2014/03/31(月) 00:42:45 ID:???
サイドハーフ解禁だろうからカルツや皇帝を避けやすくはなるけど
見るからにサイドの守備軽そう
624 :
森崎名無しさん
:2014/03/31(月) 00:55:20 ID:???
しかし、このスレはキャプテン投票にハンブルグ戦でいい感じに盛り上がりまくってるなぁ
625 :
森末(仮)
:2014/03/31(月) 01:06:18 ID:???
>★どんぐりの背比べ→ クラブQ ★
>見上「沢田、いけるな? 井沢の代わりに入れ」
===============================================================================
見上「(負傷をしているならば井沢の守備力はハンブルグ相手に通用をせんだろう。
ならばここは沢田を入れて、中盤の攻撃力を高めるか。 松山一本ではやはり苦しい)沢田、いけるな?」
沢田「は、はい!(選ばれちゃった……が、頑張るぞ!)」
こうして見上がメンバーチェンジを決断すると、すぐさま交代を指示。
これを受けてフィールドにいた井沢はガーン!と背後に大きな文字が出かねない程、見るからにショックを受けるものの、
ただの練習試合である以上は負傷をした自分を交代させるという選択に文句がある筈もなく。
自分の負傷が悪化するのを心配してくれているだけだ、と前向きに考え納得をし、下がるしかなかった。
井沢「……後は頼むぜ、沢田(くそっ、結局ちょっとしか出場出来なかった……くそっ!!)」
沢田「は、はい(うぅ、顔が怖い……恨まれてないかな……)」
井沢とタッチをして入れ替わりにフィールドに立った沢田は、
そのまま板野達に合流をすると簡単に監督からの指示について説明をする。
沢田「監督は中盤の形をダブルボランチから中山さん1人のボランチに変えて、
僕を左のサイドハーフ、和夫さんを右のサイドハーフとして使おうって言ってました」
若島津「タケシにボランチは……やれん事はないだろうが、それなら純粋に攻撃要員として使った方がいいからな」
板野「それじゃあ、こういう形になるのかな」
−J−−− J板野
−−−H− H政夫
F−I−G F沢田 I松山 G和夫
−−−−−
−−E−− E中山
C−D−B C早田 D中西 B中里
−−A−− A次籐
−−@−− @若島津
626 :
森末(仮)
:2014/03/31(月) 01:07:38 ID:???
政夫「俺達の体力も不安だったし、松山も中央のカルツって奴を突破するのは難しそうだったからな。
沢田が入って突破力が強化されるのはありがたいぜ」
中山「(問題は守備力が大きく下がった事か……俺でカバーできる範囲にも限度があるが)」
早田「(こりゃ俺は当然として、中里も不用意にオーバーラップしにくいな。 サイドがスカスカだぜ)」
和夫「体力と言えば、中西、大丈夫か? あんだけ吹っ飛ばされてよ」
中西「しょうみ、かなりキツいな……お前らをもっぺん飛ばせん事はないけど、そしたらワイの体力スッカラカンやわ」
メンバーチェンジ、そしてフォーメーション変更を終えた所で、一同は改めて現状を確認し合う。
井沢が抜けてボランチが1人になった事で中山の負担は増加……カバー出来ない部分も出てくるだろうし、
そうなればSBも易々とオーバーラップは出来ず守備に注力をせざるを得ない。
また、シュナイダーのファイヤーショットで吹き飛ばされた中西の体力も不安が残る。
前半でもう一度立花兄弟にスカイラブツインをさせようと思ったら、一気に底をついてしまうだろう。
中西「ワンプレイもせなんだら、ハーフタイムで休んだらなんとかなるかもしれへんけど……。
そういう訳にもいかんしな」
和夫「だな。 ……それで、どうするんだ板野?」
松山「残り時間は……10分強はあるか。 点を奪いに行くには十分だな。 問題は速攻か、遅攻か……」
中山「誰に打たせるかも問題だぞ。 板野にしろ立花兄弟にしろ、あと一発打ったらスタミナが持たない。
板野はまだマシかもしれないが、立花兄弟はロクに動けなくなると思うぞ」
松山「俺はまだ元気だぞ。 マークは板野達に集中するだろうし、俺がこの中だと一番打ちやすいかもしれない」
中西「やけど北国シュートが若林に通用するか? ……いや、しそうやけど」
板野「うーん……」
627 :
森末(仮)
:2014/03/31(月) 01:08:41 ID:???
A.「立花兄弟にデルタツインを打ってもらおう。 中西まで一緒にダウンしたら、外れた時に動けないのが3人になるし」
B.「もう一度スカイラブツインを打ってもらおう。 とにかく追加点が欲しい場面だし」
C.「俺がもう一度マグナムボレーを打つよ。 俺に低いボールをくれ」
D.「俺が地上から狙ってみるよ。マグナムシュートかそのまま突っ込むかはその時の判断でいく」
E.「体力にある程度余裕のある松山に打ってもらおう。 決まればいいし、決まらなくてもチャンスが続くかもしれない」
F.「中里にオーバーラップをさせて一対一を狙わせてみるのはどうかな? 中里の突破はそう簡単に止められない筈だよ」
G.「いや、まずは落ち着いてボールを回して時間を稼ごう。 攻撃するのは最後の5分だ」
H.その他 板野くんに言わせたい事を書いてください
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
>>624
そう言っていただけると、嬉しいです。
628 :
森崎名無しさん
:2014/03/31(月) 01:09:22 ID:8tyTftoI
F リスク高いけど
629 :
森崎名無しさん
:2014/03/31(月) 01:09:54 ID:N9D8AvU2
F
630 :
森崎名無しさん
:2014/03/31(月) 01:09:59 ID:KYgArJSw
G
631 :
森末(仮)
:2014/03/31(月) 01:20:13 ID:???
本日は一旦ここで区切らせていただきます。それでは。
632 :
森崎名無しさん
:2014/03/31(月) 01:23:33 ID:???
乙でしたー
普通はボール回しだけどFWがさっきから中盤に顔出してくるのが怖い怖い
ぶっちゃけ、どの選択肢にもリスクあり
633 :
森崎名無しさん
:2014/03/31(月) 01:25:29 ID:???
不用意にオーバーラップしにくいって言われてる以上、罠選択だと思うがどうか
634 :
森崎名無しさん
:2014/03/31(月) 01:30:17 ID:???
中央にいると思われるカルツとシュナイダーはたぶん回避できるな
635 :
森崎名無しさん
:2014/03/31(月) 02:02:35 ID:???
一対一狙いなら沢田じゃなくて佐野が欲しかったな。
運良く覚醒すれば一対一シュート覚えるらしいし。
636 :
森崎名無しさん
:2014/03/31(月) 02:05:34 ID:???
なに早田?中里が上がるとサイドがスカスカ?早田、そう思うはリスクのない攻めをしようとするからだよ
逆に考えるんだ、だからこそ奇襲になると考えるんだ
攻撃要員として入った沢田に注意が集まりやすい今、逆サイドから俊足で上がれば効果的な攻撃ができると考えるんだ
637 :
森末(全裸)
:2014/04/01(火) 00:14:43 ID:???
>F.「中里にオーバーラップをさせて一対一を狙わせてみるのはどうかな? 中里の突破はそう簡単に止められない筈だよ」
=================================================================================================================
板野が決断をし、その言葉を口にした瞬間、一同はギョッと驚いた。
それもその筈、井沢が抜けて沢田が追加され、守備力が落ち――SBは容易にオーバーラップが出来ない、と誰もが認識をしていた所、
そのSBである中里にオーバーラップをさせてゴールを狙わせる。
博打とも言える手段を提案したからである。
早田「おいおい、大丈夫か? 止められたら右サイドはフリーパスも同然だぞ」
和夫「なんだとぉ! どういう意味だよ!」
政夫「落ち着け、和夫。 ……実際俺達の守備力はあいつらには殆ど通じなさそうだし」
中山「……まあ、リスクはあるが確かに中里の突破はそう易々とは止められない筈だ。
決まれば大きい。 俺も右サイド寄りにフォローはしておく」
松山「そうだな。 中盤でボールを回すのもリスクがあるし……中里なら最悪敵陣深くまでボールを運んでくれるだろう。
頼んだぞ、中里」
中里「御意」
不安はあったものの、それでも中里の突破力の高さは周知の事実である。
そう易々と奪われない筈であるという板野の言葉にも説得力はあり、
多少難色を示す者達も現れたがこうして作戦は決まった。
638 :
森末(仮)(全裸)
:2014/04/01(火) 00:15:59 ID:???
そして得点を挙げ、周囲に祝福をされながら自陣に帰り着いていたシュナイダーはといえば、
先ほど日本ゴール前で見せた時と同様、まるで浮かれてはいなかった。
ヤラ「やったな、シュナイダー! ワカバヤシが駄目でもお前がいればハンブルグは負けねぇ!」
クラウス「バイエルンへ移籍するのが本当に惜しいぜ……」
シュナイダー「みんな、まだ俺達は1点負けているんだぞ、あと1点を返してもようやく振り出しに戻るだけなんだ。
浮かれるにはまだ早い」
カルツ「やれやれ、相変わらずお堅いこって。 ……で、どうするよ。
折角1点返したはいいが、これでまた点を取られちまっちゃあ元の木阿弥だぜ」
歓喜に沸きそうになる周囲を諌めるシュナイダーにカルツは苦笑をしつつ、
それでも彼の言う事も尤もだと考えこれからの戦いについて意見を交わす。
シュナイダー「そうだな、まずはここを守る事だ。
まずはあの2点目を上げた9番だが……奴は野放しにしない方がいいだろう」
ブリーゲル「ああ……確かに、アイツのシュートの威力はかなりのものだ。
ワカバヤシの奴も実力が低い訳じゃないのに吹き飛ばされてたからな」
639 :
森末(全裸)
:2014/04/01(火) 00:17:03 ID:???
シュナイダー「あの双子にしても同様だ……が、DFはあくまでも固めるのはPA内だけでいい。
無論フリーに打たせる訳にはいかないが、強引に外から打とうとするならば打たせればいい」
カルツ「ふぅむ……ワカバヤシがミドルシュートに滅法強いのを生かそうって事か? 今日のアイツの調子は悪そうだが」
シュナイダー「それでもやってもらうしかないさ。
ここから勝つにはこの先の失点を限りなく少なくしなければ到底無理だからな」
カルツ「(やれやれ、あんなのに頼りたかないんだが……実際計算できる守備の要がアイツしかいないからなぁ)」
ここまで2失点とまるでいいところのない若林であるが、その実力の高さ自体はハンブルグのメンバーも認めている。
そうでなければ高慢で不真面目な彼をスタメンで起用させることなど、周囲の者達が許さないだろう。
腹立たしい事ではあるが、ここから勝利を収めるには彼の奮起を期待するより他にない。
シュナイダー「(マリーにお兄ちゃんが負ける所を見せる訳にはいかないもんな……。
今は見に来てくれてないみたいだけど、必ず来てくれるって信じてると、マリー……ああマリー)」
640 :
森末(全裸)
:2014/04/01(火) 00:18:10 ID:???
響「さ〜、前半18分! シュナイダーくんのもっのすごいシュート! ファイヤーショットで1点を返したハンブルグ!
だけどまだ全日本が1点リードで、有利なのには変わりないさ〜!」
真「残り時間の中で、上手く追加点を取ってもう一度突き放したい所だね。
2−1でハーフタイムを迎えるのと、3−1でハーフタイムを迎えるのとでは全然違うよ」
響「全日本には1点目、2点目を奪った立花くんや板野くんがまだいるんだから大丈夫さ〜!
それに、負傷をした井沢くんの代わりに入った沢田くんにも期待したいしね!」
真「全国大会優勝の影のMVPだね。 なんだか僕が持ってる事前の情報とは、沢田くんなんか肌の色が違うんだけど……。
それはともかく、彼が入ってくれたんなら攻撃力のアップは間違いないよ!」
響「さぁ前半残り10分、どうなるかな? いよいよ試合再開だぞ!」
ピィーッ!!
松山「よしみんな、落ち着いてボールを回していこう!」
全日本メンバー「「「おう!!」」」
板野「(中里が上がるまでの隙を作らないとね……)」
試合再開の笛が鳴り、全日本のボールでキックオフ。
ボールを受け取った板野はまず後ろの松山へと流すと、これを松山もまた入ったばかりの沢田へとパス。
まずはゆったりとしたペースでボールを回し、意識を中央へと向けて中里のオーバーラップを気取られないようにする。
クラウス「なんだ、時間稼ぎか? そんな単調なパス回しで……」
シュナイダー「(入った24番(沢田)は左SHか。 加えてFW達もパス回しに参加をしてるとカルツ達だけでは追い切れんか?)」
沢田「あわわ、中山さん!」
中山「おっと。 (さて……そろそろいいか?)」
シュタタタタッ
中山「! 行ってこい、中里!」
バシィッ!!
シュナイダー「むっ……!?」
641 :
森末(全裸)
:2014/04/01(火) 00:19:17 ID:???
そして、焦れたハンブルグFW達がパスコースを遮断しようと前がかりになった瞬間、
ボールを持っていた中山は即座に右サイド――丁度SHの和夫、の更に前方……誰も届かないかのような位置へのボールを送った。
これを見た瞬間にシュナイダーは顔色を変え、そしてそれ以外のハンブルグの者達はミスキックかと困惑をする。
タタタッ! シュタンッ!!
中里「ナイスパス、中山!」
カルツ「は? あ、アイツ……どこから現れやがった!?」
しかし、この"パス"を駆けあがってきていた右サイドバック――中里正人はなんら問題もなくトラップをした。
先ほどまで自陣の奥深くまでいた筈の中里が、どうしてこの場にいるのか。
何故あのパスをトラップ出来たのか……更に困惑をするハンブルグのメンバーだったが……。
シュナイダー「ブリーゲル、ヤラ、挟み込め! DFが自分から1枚抜けてくれたぞ!!」
ヤラ「あっ……お、おう!!」
ブリーゲル「そうだ、ここで奪ったらチャンスだ!」
シュナイダーの声を聞き我に返ると、即座に中里へと詰め寄る。
ここで奪えば、相手はDFが1人抜けた分守備に穴が空き突破がしやすくなる。
その為にも、前目のこの位置で止めねばと……ヤラとブリーゲルは両者揃って中里からボールを奪いに向かった。
シュナイダー「(問題は……何故奴らがここでDFのオーバーラップなどをさせたかという事だ。
2−1、奴らからしてみれば焦る状況ではない。 それほどまでにあのDFの突破力に自信があるという事か?)」
中里「(ニンニン!!)」
642 :
森末(全裸)
:2014/04/01(火) 00:20:21 ID:???
先着2名様で、
★中里→ドリブル 56 (! card)(! dice + ! dice)=★
★ヤラ→タックル 51 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=
ブリーゲル→タックル 52 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→中里が素早く2人を抜き去った! そのまま中央に出つつ更に突破を狙う。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(政夫がフォロー、全日本スローイン、カルツがフォロー)
≦−2→ハンブルグボールに。
【補足・補正・備考】
中里がダイヤ・ハートで「分身ドリブル(+4)」
643 :
森崎名無しさん(全裸)
:2014/04/01(火) 00:20:38 ID:???
★中里→ドリブル 56 (
スペードA
)(
1
+
2
)=★
644 :
森崎名無しさん(全裸)
:2014/04/01(火) 00:20:43 ID:???
★中里→ドリブル 56 (
スペード9
)(
4
+
5
)=★
645 :
森崎名無しさん(全裸)
:2014/04/01(火) 00:20:47 ID:???
★中里→ドリブル 56 (
ダイヤ5
)(
2
+
4
)=★
646 :
森崎名無しさん(全裸)
:2014/04/01(火) 00:21:05 ID:???
な、なにィ!?
647 :
森崎名無しさん(全裸)
:2014/04/01(火) 00:21:26 ID:???
★ヤラ→タックル 51 (
ハートK
)(
1
+
2
)+(人数差補正+1)=
ブリーゲル→タックル 52 (
ハートK
)(
4
+
4
)+(人数差補正+1)=★
648 :
森崎名無しさん(全裸)
:2014/04/01(火) 00:24:00 ID:???
アカン
649 :
森末(全裸)
:2014/04/01(火) 00:24:53 ID:???
短いですが本日はここで区切らせていただきます。
森末は、多分外見的には全裸と言っても不思議ではないと思います。見たまんまQBみたいな姿ですので。
それでは。
650 :
森崎名無しさん(全裸)
:2014/04/01(火) 00:25:39 ID:???
ここで完全にとられるとは思わなかった…orz
651 :
森崎名無しさん(全裸)
:2014/04/01(火) 00:30:34 ID:???
引きが悪かったけど、中里のドリブルは有効だ。
ここを凌ぐのが第一だけど
652 :
森崎名無しさん(全裸)
:2014/04/01(火) 00:32:31 ID:???
ファイヤーはもう仕方ないと見て
節約してゴールを奪われるのだけは回避したほうがいいかも
乱打戦なら板野、双子、新田、三杉で数では勝ってるこっちに分があるし
本音は当然ここを凌ぎたいけど
653 :
森崎名無しさん(全裸)
:2014/04/01(火) 00:40:14 ID:???
ペース配分を考えるとここでファイヤー系は来なくて
来るのは1対1かオーバーヘッド?
654 :
森崎名無しさん(全裸)
:2014/04/01(火) 01:36:06 ID:???
こ…この結果はエイプリルフールなんだから嘘か幻なんだよ…(現実逃避)
655 :
森崎名無しさん(全裸)
:2014/04/01(火) 01:42:23 ID:???
ところがどっこい‥‥‥‥夢じゃありません‥‥‥‥! 現実です‥‥‥! これが現実‥!
656 :
森崎名無しさん(全裸)
:2014/04/01(火) 01:55:13 ID:???
ざわ...ざわ...!
657 :
森崎名無しさん(全裸)
:2014/04/01(火) 14:35:59 ID:???
リスクのない攻撃なんて存在しないから・・・(震え声)
658 :
森崎名無しさん(全裸)
:2014/04/01(火) 15:14:13 ID:???
残りガッツ考えたら普通にファイヤー撃ってきそう。
659 :
森崎名無しさん(全裸)
:2014/04/01(火) 16:30:09 ID:???
撃たせる前に止めるも井沢と中里がいない以上は限界が見えるし
特に1対1だけは避けたくGKのガッツはまだ大丈夫だから
わざと空いたサイドを突かせて浴びせ蹴り勝負は?
オーバーヘッドでケチったら返り討ち
ゴールされるシュートで来られたら皇帝には大きな負担が絶対かかるし
660 :
森末(仮)
:2014/04/02(水) 00:29:50 ID:???
>★中里→ドリブル 56 ( スペードA )( 1 + 2 )=59★
>★ヤラ→タックル 51 ( ハートK )( 1 + 2 )+(人数差補正+1)=55
> ブリーゲル→タックル 52 ( ハートK )( 4 + 4 )+(人数差補正+1)=61★
>≦−2→ハンブルグボールに。
==================================================================================
中里正人。
地味な風貌で、どこから見てもモブキャラの一員にしか見えない彼。
事実、南葛中学時代もあまり目立とうとはせず、井沢達主力の影に隠れて過ごしていた。
しかし、実際の彼の実力の高さは――全国大会の決勝で見せたように、井沢達を遥かに凌駕するレベルである。
幼い頃より忍者として育てられ、その結果並の中学生からは計り知れない程の身体能力を身に着けた彼。
特にことスピードに関しては全日本でもNo.1と言え、
そのスピードを生かしたドリブルはタックルを得意とする松山や早田、中山ですらも容易には止められるものではなかった。
中里「(松山らが敵を引きつけている間に素早くゴールを奪わねば……!
その為にもここは素早くかわす……フェイントを入れず、一気に抜き去る!!)」
ヤラ「うっ!? は、はやい……!!」
そして実際、中里のドリブルはヤラには止められなかった。
後方から追いすがるようにして中里に向かったヤラは一気に振り切られてしまう。
だが中里がヤラを振り切った次の瞬間、全日本にとって信じられない事が起こった。
バシィッ!!
ブリーゲル「よし、貰った!」
中里「な、なんとっ!?」
早くゴール前に向かう事を意識しすぎたせいか、それともブリーゲルが中里の思っていた以上の実力者だったのか。
真相は定かではないが、ともかく、中里がボールを足元から離した一瞬の隙を突き、ブリーゲルが見事にボールを奪ったのだ。
中里は思わず信じられないとばかりに叫び、そして周囲の者達も驚きに目を瞬かせる。
しかし、どれだけ目を擦っても、事実は事実――中里は攻撃に失敗し、再びハンブルグの攻撃が開始される事となる。
661 :
森末(仮)
:2014/04/02(水) 00:30:54 ID:???
響「わ、わー!? 中里くん、凄いスピードでオーバーラップしてドリブルを始めたと思ったら……。
い、いきなり奪われちゃったぞー!!」
真「全国大会の決勝戦ではあれほど活躍してたのに……こ、これが世界のレベルなのかな?」
板野「そ、そんな……(中里が止められちゃうの!? こんなの嘘だろ!?)」
驚いていた全日本メンバーであるが、中でも一番驚いたのは板野である。
中里の突破力の高さの程を全国大会で数値化してよく把握しており、
更には元いた世界でも知識として認識していたが故にこの攻撃失敗を上手く飲み込めなかったのだが……。
実際のサッカーは数値では表せる程単純なものではないのかもしれない、と、少しだけ骨身に染みるのだった。
板野「(実際能力高い人でもダイスが振るわずまともに働かないって時もあるしね……バヤシさんとか)」
早田「だから言わんこっちゃねぇ!!」
板野「(うっ、早田が怒ってる……でも宥めるのはあとだ)みんな、戻れ! 中山、サイドをカバーして!!」
中山「わかってる!」
一転してピンチになった全日本は、板野の指揮の下に急いで守備体系を整える。
だが、当然ながらこれを見逃すハンブルグではなく、
彼らは守備の整えが終わるより先に手を打ち、攻勢に出た。
シュナイダー「(好機だ……!)ブリーゲル、前に出せ!」
ブリーゲル「おうっ!」
バゴッ!
662 :
森末(仮)
:2014/04/02(水) 00:31:55 ID:???
真「あ、あーっ!! この中里くんが上がった左のスペースに……ハンブルグ、シュナイダーくんが入ってる!
こ、これはウイングをするつもりかな?」
ストラット「シュナイダーがウイング? それなら素直にシュートを打ちに行った方がいいんじゃないか?」
ヘルナンデス「いや、あれは恐らくチャンスメイクが目的じゃないぞ。
フリーでボールを受ける為の動きだ」
ジェンティーレ「ハンブルグの他のFWは殆ど役に立ちそうにないからな。 結局得点はシュナイダーに任せるより他にない」
中里が上がり空いたスペースに向けて猛然と走り込んだのは、CFWのシュナイダーである。
ブリーゲルが繋げたパスは放物線を描きながらそのシュナイダーの走り込む先に飛び、
シュナイダーはそれをちらりと見やりながらトラップの為にと高く飛翔をする。
バッ! バッ!!
シュナイダー「(フリーでパスを通される機会は少ない。 このチャンスはものにしなければ……む!?)」
中山「好きにはさせない!」
そして中里のフォローの為にと空いたスペースに走り込んでいた中山が飛び上がるのも、それと同時であった。
先着2名様で、
★シュナイダー→高いトラップ 60 (! card)(! dice + ! dice)+(皇帝の怒り+1)=★
★中山→高いクリアー 58 (! card)(! dice + ! dice)=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→シュナイダーがボールをトラップ! そのままPAへと侵入をする!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(ハンブルグスローイン、全日本スローイン、和夫がフォロー)
≦−2→全日本ボールに。
663 :
森崎名無しさん
:2014/04/02(水) 00:32:39 ID:???
★シュナイダー→高いトラップ 60 (
スペード3
)(
6
+
4
)+(皇帝の怒り+1)=★
664 :
森崎名無しさん
:2014/04/02(水) 00:32:43 ID:???
★中山→高いクリアー 58 (
ハート4
)(
5
+
4
)=★
665 :
森崎名無しさん
:2014/04/02(水) 00:32:56 ID:???
★中山→高いクリアー 58 (
ハート9
)(
2
+
5
)=★
666 :
森崎名無しさん
:2014/04/02(水) 00:34:00 ID:???
早田と逆から突っ込んできた
667 :
森崎名無しさん
:2014/04/02(水) 00:47:51 ID:???
今更だが中山さん基礎値高いなあ。
たぶんパスとシュートが54、他全部55
668 :
森崎名無しさん
:2014/04/02(水) 00:49:12 ID:???
シュナイダーが引き良いなぁ
669 :
森末(仮)
:2014/04/02(水) 00:51:05 ID:???
>★シュナイダー→高いトラップ 60 ( スペード3 )( 6 + 4 )+(皇帝の怒り+1)=71★
>★中山→高いクリアー 58 ( ハート4 )( 5 + 4 )=67★
>≧2→シュナイダーがボールをトラップ! そのままPAへと侵入をする!
======================================================================================
シュナイダー「はっ!」
中山「くっ……(と、届かない!)」
ジャンプ力、そして体の強靭さ共に全日本でも屈指のものを持つ中山であったが、
当然ながら西ドイツの皇帝――シュナイダーの頑強さは随一である。
空中戦で完全に押し負けた中山は尻もちをつきながら着地をし、シュナイダーはそれを一瞥しながらも胸でワントラップ。
そして着地と同時に再び走り出し、そのまま一気にPAへと侵入を開始する。
ワアアアアアアアッ!!
響「と、取ったー! シュナイダーくん、中山くんとの競り合いに勝っちゃったぞ!!
ちょっとやばくないか、真ー!?」
真「め、めちゃめちゃやばいよこれ!」
観客「よーし、いけいけシュナイダー!!」「そのまま同点だー!!」
このシュナイダーの突撃を受けて実況の2人は一気に旗色が悪くなった事を理解し顔面を蒼白とさせ、
逆に観客たちは一気に同点に……とシュナイダーに向けて声援を送る。
前半21分、全日本にとって恐らくはここが前半最大のターニングポイントである。
次藤「ぬがっ……思い通りになどさせんタイ!!」
早田「あいつはやべぇ……! 中西、11番(クラウス)にはお前がついとけ! 俺がいく!」
中西「た、頼むで!!」
670 :
森末(仮)
:2014/04/02(水) 00:52:05 ID:???
このシュナイダーの突破を阻もうと果敢に向かって行ったのは、
全日本が誇る壁――次藤洋と、カミソリサッカーが信条の男――早田誠である。
本編、そして原作共に活躍を続ける彼らであるが、果たしてシュナイダーの脅威を食い止める事が出来るか否か。
3者は視線を交錯させながら、互いに距離を詰めていく。
次藤「(早田のアシストになればよか……まずはワシから仕掛けるタイ!)」
早田「(俺がいる場所を通れると思うなよ……!)」
シュナイダー「(抜く……!)」
先着3名様で、
★シュナイダー→ドリブル 57 (! card)(! dice + ! dice)+(皇帝の怒り+1)=★
★次藤→タックル 53 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=★
★早田→タックル 56 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→シュナイダーが次藤たちを抜き去った! 若島津と一対一に!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(クラウスがフォロー、カルツと松山で競り合い、和夫がフォロー)
≦−2→全日本ボールに。
【補足・補正・備考】
シュナイダーがダイヤで「クライフターン(+4)」
シュナイダーがハートで「強引なドリブル(+2&吹っ飛び係数2)」
次藤がダイヤ・ハートで「パワータックル(+2&吹っ飛び係数4)」
早田がダイヤ・ハートで「カミソリタックル(+2)」
671 :
森崎名無しさん
:2014/04/02(水) 00:52:19 ID:???
★シュナイダー→ドリブル 57 (
ダイヤ4
)(
2
+
5
)+(皇帝の怒り+1)=★
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