キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【板野くん】俺inキャプ森5【世界デビュー】

1 :森末(仮):2014/03/20(木) 00:25:17 ID:???
このスレは、キャプテン森崎のスピンアウト作品です。
参加者の皆さんの選択、及びカード引きによって物語が展開していきます。

他の森崎板でのスレと被っている要素や、それぞれの原作無視・原作崩壊を起こしている表現。
その他にも誤字脱字や稚拙な状況描写等が多数あるかと思いますが、お目こぼし頂ければ幸いです。

☆前スレ☆

【松山の魂】俺inキャプ森4【はためく鉢巻】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1393933809/l50

☆あらすじ☆

キャプテン森崎を心から愛する男板野住明はある日キャプテン森崎の精、
通称『森末』からキャプテン森崎の外伝スレへと参加してみないかと提案をされ外伝世界へと飛ばされる。
ふらの中学で松山達と共に鍛錬を繰り返し、1年と少しの期間を費やして臨んだ3年目の全国大会。
板野は「マグナムシュート」を武器に大暴れをし、準決勝まで進出。
対戦相手である東邦学園と熾烈な激闘を繰り広げ――PK戦までもつれ込み、惜しくも敗退。

その後、同じ中学出身である松山と共に全日本Jrユースに選出された板野は、
松山、若島津らとキャプテンとしても争う事となる。
既に合宿は6日目、果たしてキャプテン争いの行方は――。
そしてハンブルグで待ち構える新たなキャプテン候補との対決は!?

板野「世界のイタノになれるよう頑張るぞ! スレタイ的に考えて!」

631 :森末(仮):2014/03/31(月) 01:20:13 ID:???
本日は一旦ここで区切らせていただきます。それでは。

632 :森崎名無しさん:2014/03/31(月) 01:23:33 ID:???
乙でしたー
普通はボール回しだけどFWがさっきから中盤に顔出してくるのが怖い怖い
ぶっちゃけ、どの選択肢にもリスクあり

633 :森崎名無しさん:2014/03/31(月) 01:25:29 ID:???
不用意にオーバーラップしにくいって言われてる以上、罠選択だと思うがどうか

634 :森崎名無しさん:2014/03/31(月) 01:30:17 ID:???
中央にいると思われるカルツとシュナイダーはたぶん回避できるな

635 :森崎名無しさん:2014/03/31(月) 02:02:35 ID:???
一対一狙いなら沢田じゃなくて佐野が欲しかったな。
運良く覚醒すれば一対一シュート覚えるらしいし。

636 :森崎名無しさん:2014/03/31(月) 02:05:34 ID:???
なに早田?中里が上がるとサイドがスカスカ?早田、そう思うはリスクのない攻めをしようとするからだよ
逆に考えるんだ、だからこそ奇襲になると考えるんだ
攻撃要員として入った沢田に注意が集まりやすい今、逆サイドから俊足で上がれば効果的な攻撃ができると考えるんだ

637 :森末(全裸):2014/04/01(火) 00:14:43 ID:???
>F.「中里にオーバーラップをさせて一対一を狙わせてみるのはどうかな? 中里の突破はそう簡単に止められない筈だよ」
=================================================================================================================
板野が決断をし、その言葉を口にした瞬間、一同はギョッと驚いた。
それもその筈、井沢が抜けて沢田が追加され、守備力が落ち――SBは容易にオーバーラップが出来ない、と誰もが認識をしていた所、
そのSBである中里にオーバーラップをさせてゴールを狙わせる。
博打とも言える手段を提案したからである。

早田「おいおい、大丈夫か? 止められたら右サイドはフリーパスも同然だぞ」
和夫「なんだとぉ! どういう意味だよ!」
政夫「落ち着け、和夫。 ……実際俺達の守備力はあいつらには殆ど通じなさそうだし」
中山「……まあ、リスクはあるが確かに中里の突破はそう易々とは止められない筈だ。
   決まれば大きい。 俺も右サイド寄りにフォローはしておく」
松山「そうだな。 中盤でボールを回すのもリスクがあるし……中里なら最悪敵陣深くまでボールを運んでくれるだろう。
   頼んだぞ、中里」
中里「御意」

不安はあったものの、それでも中里の突破力の高さは周知の事実である。
そう易々と奪われない筈であるという板野の言葉にも説得力はあり、
多少難色を示す者達も現れたがこうして作戦は決まった。

638 :森末(仮)(全裸):2014/04/01(火) 00:15:59 ID:???
そして得点を挙げ、周囲に祝福をされながら自陣に帰り着いていたシュナイダーはといえば、
先ほど日本ゴール前で見せた時と同様、まるで浮かれてはいなかった。

ヤラ「やったな、シュナイダー! ワカバヤシが駄目でもお前がいればハンブルグは負けねぇ!」
クラウス「バイエルンへ移籍するのが本当に惜しいぜ……」
シュナイダー「みんな、まだ俺達は1点負けているんだぞ、あと1点を返してもようやく振り出しに戻るだけなんだ。
       浮かれるにはまだ早い」
カルツ「やれやれ、相変わらずお堅いこって。 ……で、どうするよ。
    折角1点返したはいいが、これでまた点を取られちまっちゃあ元の木阿弥だぜ」

歓喜に沸きそうになる周囲を諌めるシュナイダーにカルツは苦笑をしつつ、
それでも彼の言う事も尤もだと考えこれからの戦いについて意見を交わす。

シュナイダー「そうだな、まずはここを守る事だ。
       まずはあの2点目を上げた9番だが……奴は野放しにしない方がいいだろう」
ブリーゲル「ああ……確かに、アイツのシュートの威力はかなりのものだ。
      ワカバヤシの奴も実力が低い訳じゃないのに吹き飛ばされてたからな」

639 :森末(全裸):2014/04/01(火) 00:17:03 ID:???
シュナイダー「あの双子にしても同様だ……が、DFはあくまでも固めるのはPA内だけでいい。
       無論フリーに打たせる訳にはいかないが、強引に外から打とうとするならば打たせればいい」
カルツ「ふぅむ……ワカバヤシがミドルシュートに滅法強いのを生かそうって事か? 今日のアイツの調子は悪そうだが」
シュナイダー「それでもやってもらうしかないさ。
       ここから勝つにはこの先の失点を限りなく少なくしなければ到底無理だからな」
カルツ「(やれやれ、あんなのに頼りたかないんだが……実際計算できる守備の要がアイツしかいないからなぁ)」

ここまで2失点とまるでいいところのない若林であるが、その実力の高さ自体はハンブルグのメンバーも認めている。
そうでなければ高慢で不真面目な彼をスタメンで起用させることなど、周囲の者達が許さないだろう。
腹立たしい事ではあるが、ここから勝利を収めるには彼の奮起を期待するより他にない。

シュナイダー「(マリーにお兄ちゃんが負ける所を見せる訳にはいかないもんな……。
        今は見に来てくれてないみたいだけど、必ず来てくれるって信じてると、マリー……ああマリー)」

640 :森末(全裸):2014/04/01(火) 00:18:10 ID:???
響「さ〜、前半18分! シュナイダーくんのもっのすごいシュート! ファイヤーショットで1点を返したハンブルグ!
  だけどまだ全日本が1点リードで、有利なのには変わりないさ〜!」
真「残り時間の中で、上手く追加点を取ってもう一度突き放したい所だね。
  2−1でハーフタイムを迎えるのと、3−1でハーフタイムを迎えるのとでは全然違うよ」
響「全日本には1点目、2点目を奪った立花くんや板野くんがまだいるんだから大丈夫さ〜!
  それに、負傷をした井沢くんの代わりに入った沢田くんにも期待したいしね!」
真「全国大会優勝の影のMVPだね。 なんだか僕が持ってる事前の情報とは、沢田くんなんか肌の色が違うんだけど……。
  それはともかく、彼が入ってくれたんなら攻撃力のアップは間違いないよ!」
響「さぁ前半残り10分、どうなるかな? いよいよ試合再開だぞ!」

ピィーッ!!

松山「よしみんな、落ち着いてボールを回していこう!」
全日本メンバー「「「おう!!」」」
板野「(中里が上がるまでの隙を作らないとね……)」

試合再開の笛が鳴り、全日本のボールでキックオフ。
ボールを受け取った板野はまず後ろの松山へと流すと、これを松山もまた入ったばかりの沢田へとパス。
まずはゆったりとしたペースでボールを回し、意識を中央へと向けて中里のオーバーラップを気取られないようにする。

クラウス「なんだ、時間稼ぎか? そんな単調なパス回しで……」
シュナイダー「(入った24番(沢田)は左SHか。 加えてFW達もパス回しに参加をしてるとカルツ達だけでは追い切れんか?)」
沢田「あわわ、中山さん!」
中山「おっと。 (さて……そろそろいいか?)」

シュタタタタッ

中山「! 行ってこい、中里!」

バシィッ!!

シュナイダー「むっ……!?」

641 :森末(全裸):2014/04/01(火) 00:19:17 ID:???
そして、焦れたハンブルグFW達がパスコースを遮断しようと前がかりになった瞬間、
ボールを持っていた中山は即座に右サイド――丁度SHの和夫、の更に前方……誰も届かないかのような位置へのボールを送った。
これを見た瞬間にシュナイダーは顔色を変え、そしてそれ以外のハンブルグの者達はミスキックかと困惑をする。

タタタッ! シュタンッ!!

中里「ナイスパス、中山!」
カルツ「は? あ、アイツ……どこから現れやがった!?」

しかし、この"パス"を駆けあがってきていた右サイドバック――中里正人はなんら問題もなくトラップをした。
先ほどまで自陣の奥深くまでいた筈の中里が、どうしてこの場にいるのか。
何故あのパスをトラップ出来たのか……更に困惑をするハンブルグのメンバーだったが……。

シュナイダー「ブリーゲル、ヤラ、挟み込め! DFが自分から1枚抜けてくれたぞ!!」
ヤラ「あっ……お、おう!!」
ブリーゲル「そうだ、ここで奪ったらチャンスだ!」

シュナイダーの声を聞き我に返ると、即座に中里へと詰め寄る。
ここで奪えば、相手はDFが1人抜けた分守備に穴が空き突破がしやすくなる。
その為にも、前目のこの位置で止めねばと……ヤラとブリーゲルは両者揃って中里からボールを奪いに向かった。

シュナイダー「(問題は……何故奴らがここでDFのオーバーラップなどをさせたかという事だ。
        2−1、奴らからしてみれば焦る状況ではない。 それほどまでにあのDFの突破力に自信があるという事か?)」
中里「(ニンニン!!)」

642 :森末(全裸):2014/04/01(火) 00:20:21 ID:???
先着2名様で、

★中里→ドリブル 56 (! card)(! dice + ! dice)=★
★ヤラ→タックル 51 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=
 ブリーゲル→タックル 52 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→中里が素早く2人を抜き去った! そのまま中央に出つつ更に突破を狙う。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(政夫がフォロー、全日本スローイン、カルツがフォロー)
≦−2→ハンブルグボールに。

【補足・補正・備考】
中里がダイヤ・ハートで「分身ドリブル(+4)」

643 :森崎名無しさん(全裸):2014/04/01(火) 00:20:38 ID:???
★中里→ドリブル 56 ( スペードA )( 1 + 2 )=★

644 :森崎名無しさん(全裸):2014/04/01(火) 00:20:43 ID:???
★中里→ドリブル 56 ( スペード9 )( 4 + 5 )=★

645 :森崎名無しさん(全裸):2014/04/01(火) 00:20:47 ID:???
★中里→ドリブル 56 ( ダイヤ5 )( 2 + 4 )=★

646 :森崎名無しさん(全裸):2014/04/01(火) 00:21:05 ID:???
な、なにィ!?

647 :森崎名無しさん(全裸):2014/04/01(火) 00:21:26 ID:???
★ヤラ→タックル 51 ( ハートK )( 1 + 2 )+(人数差補正+1)=
 ブリーゲル→タックル 52 ( ハートK )( 4 + 4 )+(人数差補正+1)=★

648 :森崎名無しさん(全裸):2014/04/01(火) 00:24:00 ID:???
アカン

649 :森末(全裸):2014/04/01(火) 00:24:53 ID:???
短いですが本日はここで区切らせていただきます。
森末は、多分外見的には全裸と言っても不思議ではないと思います。見たまんまQBみたいな姿ですので。
それでは。

650 :森崎名無しさん(全裸):2014/04/01(火) 00:25:39 ID:???
ここで完全にとられるとは思わなかった…orz

651 :森崎名無しさん(全裸):2014/04/01(火) 00:30:34 ID:???
引きが悪かったけど、中里のドリブルは有効だ。
ここを凌ぐのが第一だけど

652 :森崎名無しさん(全裸):2014/04/01(火) 00:32:31 ID:???
ファイヤーはもう仕方ないと見て
節約してゴールを奪われるのだけは回避したほうがいいかも
乱打戦なら板野、双子、新田、三杉で数では勝ってるこっちに分があるし
本音は当然ここを凌ぎたいけど

653 :森崎名無しさん(全裸):2014/04/01(火) 00:40:14 ID:???
ペース配分を考えるとここでファイヤー系は来なくて
来るのは1対1かオーバーヘッド?

654 :森崎名無しさん(全裸):2014/04/01(火) 01:36:06 ID:???
こ…この結果はエイプリルフールなんだから嘘か幻なんだよ…(現実逃避)

655 :森崎名無しさん(全裸):2014/04/01(火) 01:42:23 ID:???
ところがどっこい‥‥‥‥夢じゃありません‥‥‥‥! 現実です‥‥‥! これが現実‥!

656 :森崎名無しさん(全裸):2014/04/01(火) 01:55:13 ID:???
ざわ...ざわ...!


657 :森崎名無しさん(全裸):2014/04/01(火) 14:35:59 ID:???
リスクのない攻撃なんて存在しないから・・・(震え声)

658 :森崎名無しさん(全裸):2014/04/01(火) 15:14:13 ID:???
残りガッツ考えたら普通にファイヤー撃ってきそう。

659 :森崎名無しさん(全裸):2014/04/01(火) 16:30:09 ID:???
撃たせる前に止めるも井沢と中里がいない以上は限界が見えるし
特に1対1だけは避けたくGKのガッツはまだ大丈夫だから
わざと空いたサイドを突かせて浴びせ蹴り勝負は?
オーバーヘッドでケチったら返り討ち
ゴールされるシュートで来られたら皇帝には大きな負担が絶対かかるし

660 :森末(仮):2014/04/02(水) 00:29:50 ID:???
>★中里→ドリブル 56 ( スペードA )( 1 + 2 )=59★
>★ヤラ→タックル 51 ( ハートK )( 1 + 2 )+(人数差補正+1)=55
> ブリーゲル→タックル 52 ( ハートK )( 4 + 4 )+(人数差補正+1)=61★
>≦−2→ハンブルグボールに。
==================================================================================
中里正人。
地味な風貌で、どこから見てもモブキャラの一員にしか見えない彼。
事実、南葛中学時代もあまり目立とうとはせず、井沢達主力の影に隠れて過ごしていた。
しかし、実際の彼の実力の高さは――全国大会の決勝で見せたように、井沢達を遥かに凌駕するレベルである。
幼い頃より忍者として育てられ、その結果並の中学生からは計り知れない程の身体能力を身に着けた彼。
特にことスピードに関しては全日本でもNo.1と言え、
そのスピードを生かしたドリブルはタックルを得意とする松山や早田、中山ですらも容易には止められるものではなかった。

中里「(松山らが敵を引きつけている間に素早くゴールを奪わねば……!
    その為にもここは素早くかわす……フェイントを入れず、一気に抜き去る!!)」
ヤラ「うっ!? は、はやい……!!」

そして実際、中里のドリブルはヤラには止められなかった。
後方から追いすがるようにして中里に向かったヤラは一気に振り切られてしまう。
だが中里がヤラを振り切った次の瞬間、全日本にとって信じられない事が起こった。

バシィッ!!

ブリーゲル「よし、貰った!」
中里「な、なんとっ!?」

早くゴール前に向かう事を意識しすぎたせいか、それともブリーゲルが中里の思っていた以上の実力者だったのか。
真相は定かではないが、ともかく、中里がボールを足元から離した一瞬の隙を突き、ブリーゲルが見事にボールを奪ったのだ。
中里は思わず信じられないとばかりに叫び、そして周囲の者達も驚きに目を瞬かせる。
しかし、どれだけ目を擦っても、事実は事実――中里は攻撃に失敗し、再びハンブルグの攻撃が開始される事となる。

661 :森末(仮):2014/04/02(水) 00:30:54 ID:???
響「わ、わー!? 中里くん、凄いスピードでオーバーラップしてドリブルを始めたと思ったら……。
  い、いきなり奪われちゃったぞー!!」
真「全国大会の決勝戦ではあれほど活躍してたのに……こ、これが世界のレベルなのかな?」

板野「そ、そんな……(中里が止められちゃうの!? こんなの嘘だろ!?)」

驚いていた全日本メンバーであるが、中でも一番驚いたのは板野である。
中里の突破力の高さの程を全国大会で数値化してよく把握しており、
更には元いた世界でも知識として認識していたが故にこの攻撃失敗を上手く飲み込めなかったのだが……。
実際のサッカーは数値では表せる程単純なものではないのかもしれない、と、少しだけ骨身に染みるのだった。

板野「(実際能力高い人でもダイスが振るわずまともに働かないって時もあるしね……バヤシさんとか)」
早田「だから言わんこっちゃねぇ!!」
板野「(うっ、早田が怒ってる……でも宥めるのはあとだ)みんな、戻れ! 中山、サイドをカバーして!!」
中山「わかってる!」

一転してピンチになった全日本は、板野の指揮の下に急いで守備体系を整える。
だが、当然ながらこれを見逃すハンブルグではなく、
彼らは守備の整えが終わるより先に手を打ち、攻勢に出た。

シュナイダー「(好機だ……!)ブリーゲル、前に出せ!」
ブリーゲル「おうっ!」

バゴッ!

662 :森末(仮):2014/04/02(水) 00:31:55 ID:???
真「あ、あーっ!! この中里くんが上がった左のスペースに……ハンブルグ、シュナイダーくんが入ってる!
  こ、これはウイングをするつもりかな?」

ストラット「シュナイダーがウイング? それなら素直にシュートを打ちに行った方がいいんじゃないか?」
ヘルナンデス「いや、あれは恐らくチャンスメイクが目的じゃないぞ。
       フリーでボールを受ける為の動きだ」
ジェンティーレ「ハンブルグの他のFWは殆ど役に立ちそうにないからな。 結局得点はシュナイダーに任せるより他にない」

中里が上がり空いたスペースに向けて猛然と走り込んだのは、CFWのシュナイダーである。
ブリーゲルが繋げたパスは放物線を描きながらそのシュナイダーの走り込む先に飛び、
シュナイダーはそれをちらりと見やりながらトラップの為にと高く飛翔をする。

バッ! バッ!!

シュナイダー「(フリーでパスを通される機会は少ない。 このチャンスはものにしなければ……む!?)」
中山「好きにはさせない!」

そして中里のフォローの為にと空いたスペースに走り込んでいた中山が飛び上がるのも、それと同時であった。

先着2名様で、

★シュナイダー→高いトラップ 60 (! card)(! dice + ! dice)+(皇帝の怒り+1)=★
★中山→高いクリアー 58 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→シュナイダーがボールをトラップ! そのままPAへと侵入をする!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(ハンブルグスローイン、全日本スローイン、和夫がフォロー)
≦−2→全日本ボールに。

663 :森崎名無しさん:2014/04/02(水) 00:32:39 ID:???
★シュナイダー→高いトラップ 60 ( スペード3 )( 6 + 4 )+(皇帝の怒り+1)=★

664 :森崎名無しさん:2014/04/02(水) 00:32:43 ID:???
★中山→高いクリアー 58 ( ハート4 )( 5 + 4 )=★

665 :森崎名無しさん:2014/04/02(水) 00:32:56 ID:???
★中山→高いクリアー 58 ( ハート9 )( 2 + 5 )=★

666 :森崎名無しさん:2014/04/02(水) 00:34:00 ID:???
早田と逆から突っ込んできた

667 :森崎名無しさん:2014/04/02(水) 00:47:51 ID:???
今更だが中山さん基礎値高いなあ。
たぶんパスとシュートが54、他全部55

668 :森崎名無しさん:2014/04/02(水) 00:49:12 ID:???
シュナイダーが引き良いなぁ

669 :森末(仮):2014/04/02(水) 00:51:05 ID:???
>★シュナイダー→高いトラップ 60 ( スペード3 )( 6 + 4 )+(皇帝の怒り+1)=71★
>★中山→高いクリアー 58 ( ハート4 )( 5 + 4 )=67★
>≧2→シュナイダーがボールをトラップ! そのままPAへと侵入をする!
======================================================================================
シュナイダー「はっ!」
中山「くっ……(と、届かない!)」

ジャンプ力、そして体の強靭さ共に全日本でも屈指のものを持つ中山であったが、
当然ながら西ドイツの皇帝――シュナイダーの頑強さは随一である。
空中戦で完全に押し負けた中山は尻もちをつきながら着地をし、シュナイダーはそれを一瞥しながらも胸でワントラップ。
そして着地と同時に再び走り出し、そのまま一気にPAへと侵入を開始する。

ワアアアアアアアッ!!

響「と、取ったー! シュナイダーくん、中山くんとの競り合いに勝っちゃったぞ!!
  ちょっとやばくないか、真ー!?」
真「め、めちゃめちゃやばいよこれ!」

観客「よーし、いけいけシュナイダー!!」「そのまま同点だー!!」

このシュナイダーの突撃を受けて実況の2人は一気に旗色が悪くなった事を理解し顔面を蒼白とさせ、
逆に観客たちは一気に同点に……とシュナイダーに向けて声援を送る。
前半21分、全日本にとって恐らくはここが前半最大のターニングポイントである。

次藤「ぬがっ……思い通りになどさせんタイ!!」
早田「あいつはやべぇ……! 中西、11番(クラウス)にはお前がついとけ! 俺がいく!」
中西「た、頼むで!!」

670 :森末(仮):2014/04/02(水) 00:52:05 ID:???
このシュナイダーの突破を阻もうと果敢に向かって行ったのは、
全日本が誇る壁――次藤洋と、カミソリサッカーが信条の男――早田誠である。
本編、そして原作共に活躍を続ける彼らであるが、果たしてシュナイダーの脅威を食い止める事が出来るか否か。
3者は視線を交錯させながら、互いに距離を詰めていく。

次藤「(早田のアシストになればよか……まずはワシから仕掛けるタイ!)」
早田「(俺がいる場所を通れると思うなよ……!)」
シュナイダー「(抜く……!)」

先着3名様で、

★シュナイダー→ドリブル 57 (! card)(! dice + ! dice)+(皇帝の怒り+1)=★
★次藤→タックル 53 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=★
★早田→タックル 56 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→シュナイダーが次藤たちを抜き去った! 若島津と一対一に!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(クラウスがフォロー、カルツと松山で競り合い、和夫がフォロー)
≦−2→全日本ボールに。

【補足・補正・備考】
シュナイダーがダイヤで「クライフターン(+4)」
シュナイダーがハートで「強引なドリブル(+2&吹っ飛び係数2)」
次藤がダイヤ・ハートで「パワータックル(+2&吹っ飛び係数4)」
早田がダイヤ・ハートで「カミソリタックル(+2)」

671 :森崎名無しさん:2014/04/02(水) 00:52:19 ID:???
★シュナイダー→ドリブル 57 ( ダイヤ4 )( 2 + 5 )+(皇帝の怒り+1)=★

672 :森崎名無しさん:2014/04/02(水) 00:52:24 ID:???
★次藤→タックル 53 ( ダイヤK )( 6 + 2 )+(人数差補正+1)=★

673 :森崎名無しさん:2014/04/02(水) 00:53:05 ID:???
★早田→タックル 56 ( ハート7 )( 5 + 1 )+(人数差補正+1)=★

674 :森崎名無しさん:2014/04/02(水) 00:53:22 ID:???
★早田→タックル 56 ( ハートJ )( 2 + 1 )+(人数差補正+1)=★

675 :森崎名無しさん:2014/04/02(水) 00:53:40 ID:???
ファイヤーショットで流れを持ってかれてたのか

676 :森崎名無しさん:2014/04/02(水) 00:54:37 ID:???
正体知らないやつからみると中里に回すよう指示した板野の大失態

677 :森崎名無しさん:2014/04/02(水) 01:01:06 ID:???
流石に中里の実力は知られてるんじゃない?
合宿で手を抜いてたなら別だけど。

678 :森末(仮):2014/04/02(水) 01:18:19 ID:???
>★シュナイダー→ドリブル 57 ( ダイヤ4 )( 2 + 5 )+(皇帝の怒り+1)+(クライフターン+4)=69★
>★次藤→タックル 53 ( ダイヤK )( 6 + 2 )+(人数差補正+1)+(パワータックル+2)=64★
>★早田→タックル 56 ( ハート7 )( 5 + 1 )+(人数差補正+1)+(カミソリタックル+2)=65★
>≧2→シュナイダーが次藤たちを抜き去った! 若島津と一対一に!
=================================================================================================
タンッ

次藤「(!! パス!?)」
早田「(この期に及んでパス!? 俺達を引き寄せる為だったってのか!?)」

そしてシュナイダーと次藤がぶつかる寸前、シュナイダーは小さく蹴り足を振りパスを構えを見せた。
次藤、早田の両者はこれにつられ、不意に視線をそのパスコースと思しき方向へと向けてしまう。
それは時間にして一瞬、正に刹那とも言えるべき時間であったが……それだけで十分だった。

トンッ タタタターッ!!

次藤「ぬ、ぬわぁんじゃとぉ!?」
早田「こいつぁ……クライフターンって奴か!?」

次藤たちの意識を外した瞬間、振りかぶった足を使って軸足の後ろにボールを通し、
そのまま反転をするようにしてサイドステップで次藤たちをかわしていくシュナイダー。
それは俗に『クライフターン』と呼ばれるテクニックであり、かの有名な選手が最初に使い出したと言われるフェイントである。
言葉にしてみれば簡単ではあるが、しかし実際に行うのは相当なセンスと練習が必要であり、
少なくとも次藤たちはこのような技術を使うものを日本サッカー界においてみた事は無かった。

パワーだけでなく、スピード、テクニック、全てを兼ね備えた皇帝――カール=ハインツ=シュナイダー。
改めてその選手の恐ろしさ、脅威を刷り込まれた気になる彼らであったが……。
シュナイダーのプレイはこれで終わった訳では当然なかった。

679 :森末(仮):2014/04/02(水) 01:20:38 ID:???
真「あ、あーっ!! まずい、まずい!!
  次藤くん、それに早田くんまで抜かれたー!! これは……シュナイダーくん、若島津くんと一対一だ!!」
響「一対一って……1人であんなに大きなゴール守るなんて無理だよ!?」
真「祈るしかないよもう! 頑張れ……頑張れ若島津くん!!」

観客「よーし、あと一人だシュナイダー!!」「そのまま突っ込めー!!」

ディアス「(日本のキーパーは……なんだあのへっぴり腰は。 あれで止められる気でもいるのか?)」

早田達を抜き去り、中西はクラウスにつき……そして中里はまだ戻れていない。
この状況では既にゴール前にはGKである若島津、ただ一人。
彼は脂汗を滲ませながら、目の前に迫る圧倒的な"本物"に単身挑もうとしていた。

若島津「(最後に頼れるのは己のみ……! わかっていた事だ、覚悟を決めろ若島津健!!)」
シュナイダー「これで同点だ!」

680 :森末(仮):2014/04/02(水) 01:21:39 ID:???
先着4名様で、

★シュナイダーの判断→(! dice + ! dice)偶数でドリブル、奇数でシュート★
★若島津の判断→(! dice + ! dice)偶数でドリブル、奇数でシュート★
★シュナイダー→ドリブル/シュート 57/58 (! card)(! dice + ! dice)+(皇帝の怒り+1)=★
★若島津→そなえる 55 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→シュナイダー、ゴールイン!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(クラウスがねじ込み、カルツと松山で競り合い、中里がフォロー)
≦−2→全日本ボールに。

【補足・補正・備考】
シュナイダーがドリブル時ダイヤで「クライフターン(+4)」
シュナイダーがドリブル時ハートで「強引なドリブル(+2&吹っ飛び係数2)」

681 :森崎名無しさん:2014/04/02(水) 01:21:55 ID:???
★シュナイダーの判断→( 2 + 5 )偶数でドリブル、奇数でシュート★

682 :森崎名無しさん:2014/04/02(水) 01:22:48 ID:???
★若島津の判断→( 6 + 1 )偶数でドリブル、奇数でシュート★

683 :森崎名無しさん:2014/04/02(水) 01:23:20 ID:???
★シュナイダー→ドリブル/シュート 57/58 ( クラブ9 )( 1 + 6 )+(皇帝の怒り+1)=★

684 :森崎名無しさん:2014/04/02(水) 01:23:25 ID:???
★若島津→そなえる 55 ( スペード10 )( 2 + 2 )=★

685 :森崎名無しさん:2014/04/02(水) 01:23:38 ID:???
★若島津→そなえる 55 ( ダイヤJ )( 5 + 6 )=★

686 :森崎名無しさん:2014/04/02(水) 01:27:30 ID:???
一つずれてればなあ。
そこそこガッツ使わせられたのは幸いかな。

687 :森崎名無しさん:2014/04/02(水) 01:27:52 ID:???
めっちゃ節約されてゴールされてる…

688 :森崎名無しさん:2014/04/02(水) 01:28:52 ID:???
どう攻めましょうか、遅攻、スルー、普通に攻める

689 :森末(仮):2014/04/02(水) 01:32:10 ID:???
本日は一旦ここで区切らせていただきます。

>>676-677
中里の実力の高さについては、全国大会の決勝や合宿中に知れ渡っていますね。
今回の場合は「2−1でリードしていて焦る場面ではない事」
「井沢が抜けて守備力が低下したのに更に中里を上げたら守備の負担が増える事」
として、早田あたりはちょっと不安視していました。
ハイリスクハイリターンな選択肢(と思ってGMは用意しました)なので、リスクが出てしまえばの典型になってしまいましたね。

それでは。

690 :森崎名無しさん:2014/04/02(水) 01:32:53 ID:???
乙でした

691 :森崎名無しさん:2014/04/02(水) 01:36:16 ID:???
乙です!

前半最後の攻撃になるだろうし
スカイラブツイン撃ってもいいかもね。

692 :森崎名無しさん:2014/04/02(水) 02:03:16 ID:???
>>686,687
シュナイダーの行動は、高いトラップ、ドリブル2回なので、180(60×3)だよね。
オーバーヘッドキック1発(消費120)で決められるよりは、ガッツを使わせたけど、
ファイヤーショット(消費250)ほどではない、これをどう見るか・・・。

693 :森崎名無しさん:2014/04/02(水) 02:08:28 ID:???
トラップ、ドリブル、シュートだから40+40+80じゃなか?

694 :森崎名無しさん:2014/04/02(水) 02:09:34 ID:???
オーバーヘッドなら止めれる

695 :森崎名無しさん:2014/04/02(水) 04:19:25 ID:???
シュナのガッツが950だとして
このままだとおそらく750くらいで後半開始。
どうにかして失点せずにガッツを削れるといいんだけど。

696 :森崎名無しさん:2014/04/02(水) 15:31:03 ID:???
このスレだと腐乱す審判フルタイム出場か
さすがハードモード、と昨日の広島の試合見て思った

697 :森崎名無しさん:2014/04/02(水) 16:02:54 ID:QZ35JNNQ
本編では蛇がやってくれた、ここでやるとしたら誰がやるんだろうね

698 :森崎名無しさん:2014/04/02(水) 16:03:28 ID:???
もう現実の審判全員がマスターアンパイアなのが理想だよな(錯乱

699 :森崎名無しさん:2014/04/02(水) 16:12:06 ID:???
買収不可能、戦闘は勝利確定、分身可能、ワープ可能、誤審しない
理想的過ぎる

700 :森崎名無しさん:2014/04/02(水) 16:29:32 ID:???
スカイラブツインが使いづらいのは中西の事情が大きいから
板野でスルー援護かけてからデルタツインとか

ディアスに見られたらガルバンに狂気のラリアット対策されちゃうけど
ポストにラリアットってなんだよw

701 :森崎名無しさん:2014/04/02(水) 16:36:54 ID:???
ウリアッ上?

702 :森崎名無しさん:2014/04/02(水) 18:27:38 ID:???
そして日向がいないからディアスも止まらない...
まさにハード

703 :森崎名無しさん:2014/04/02(水) 18:28:14 ID:???
ディアスは来生とトレードすることで対処できる

704 :森崎名無しさん:2014/04/02(水) 19:29:52 ID:???
まあ日向はいないけど中山さんいるし。
翼はいないが本編でもw

705 :森崎名無しさん:2014/04/02(水) 19:31:01 ID:???
若林で中を固めるが普通に見えてマリーシアの罠もあるという

706 :森崎名無しさん:2014/04/02(水) 19:55:40 ID:???
高杉の手紙に名前さえ書いてなかった新田
若林くん絶対油断してくるし面白いものが見れるかもね

707 :森末(仮):2014/04/02(水) 23:17:35 ID:???
>★シュナイダーの判断→( 2 + 5 )偶数でドリブル、奇数でシュート★→シュート
>★若島津の判断→( 6 + 1 )偶数でドリブル、奇数でシュート★→シュート *読み一致*
>★シュナイダー→ドリブル/シュート 57/58 ( クラブ9 )( 1 + 6 )+(皇帝の怒り+1)=66★
>★若島津→そなえる 55 ( スペード10 )( 2 + 2 )+(読み一致+2)=61★
>≧2→シュナイダー、ゴールイン!
============================================================================================
若島津「(こいつはストライカーだ……! 確かにドリブルは凄まじいが、その本質はシュートを狙うストライカー。
     ならばここは必ずシュートで来る筈だ!)」

判断に難しい場面、若島津はそれでもシュナイダーはシュートを打ってくると断定し、
シュートコースを防ぐよう体を大きく広げてシュナイダーを待ち構えた。
次藤や中西には劣るものの、長身であり大柄な体型であると言える若島津。
シュナイダーが近づくにつれてどんどんとシュートコースが狭まるのは自明の理だったのだが……。

シュナイダー「 H A ! 」
若島津「!?」

シュパァッ!! バシュウッ!! ピピィーッ!!

立ちはだかる若島津を前にして、シュナイダーは迷わず右足を小さく振ってボールを蹴り込んだ。
その動作の素早さ、そこから繰り出されるシュートのコントロールとスピード。
いずれも若島津が反応出来るものではなく、ボールはあっさりと若島津の右脇を抜け、ゴールネットへと突き刺さる。

若島津「み、見えなかった……ボールが、まるで……」
シュナイダー「フッ……(判断は間違っていないぞキーパー。 だが、俺を止めるには実力がまるで足りていない)」

茫然と立ち尽くし、譫言のようにつぶやく若島津を尻目にシュナイダーは颯爽と身を翻し、
同点ゴールを喜ぶサポーター、そしてチームメイト達に向けて高々と手を上げて答えるのだった。

全日本 2−2 ハンブルグ

※誰も何も出来なかった為、誰の支持率も下がりません。

708 :森末(仮):2014/04/02(水) 23:18:36 ID:???
ワアアアアアアアアアアアアアッ!!

観客「よっしゃあ、これで同点だ!」「流石はシュナイダーだぜ!」「バイエルンに行かないでくれ〜!」

響「き、きまっ……ちゃった。 前半23分、ハンブルグがあっさりと同点にしちゃったぞ!
  最初に2点リード出来た時は楽勝だと思ったのに」
真「今のは守備の一瞬の隙を上手く突かれた感じだね……中里くんが止められて、完全に流れを持ってかれた。
  これがヨーロッパサッカーのその真の実力なのかな」

三杉「確かに隙は突かれた……だけど、中山と競り勝ち、早田を抜き去り、若島津からゴールを決める。
   こんな事は、相当な実力者でなければ不可能だ」
反町「(若島津がこんなに簡単に失点するなんて……信じられないな……)」
小池「こらー! 何やってんだ若島津ー!! 東邦魂を見せてやれー!!」
見上「(同点か……だが、これでシュナイダーの奴もある程度はスタミナを消耗してくれていると思うしかない。
    そうでなければこの試合、このまま一気にひっくり返される)」

ヘルナンデス「流石はシュナイダーだ。 相手が隙を見せれば、決してそれを逃さない。
       決めるべき所でキッチリ決める……流石だな」
ストラット「(あれだけの華麗なテクニックは俺は身に着けていない。
       なら、俺はシュナイダーをも超えるだけのシュートを身に着けなければならないのに……)」
ランピオン「これは決まったか? シュナイダーが本腰を入れ始めたとなれば、日本もなすすべはないだろう」
バンビーノ「どうだろうな。 ハンブルグのワカバヤシとやらもあまり大したことないキーパーのようだし、
      日本のFWがここから再び突き放せればまだわからない」
ヘルナンデス「相当な乱打戦になりそうだな、この試合は」

ディアス「(問題はやっぱシュナイダーのスタミナだよなぁ。 俺も他人事とは思えねーや)」

この同点ゴールを受けて全日本メンバー、及び実況をする者達は悲痛な叫びを上げ絶望をし、
逆にサポーターたちはシュナイダーの圧倒的なプレーに拍手喝采。
そして第三者である偵察する者達は、それでもまだ試合の結果は予想が出来ないと慎重な姿勢でフィールドを見やる。

709 :森末(仮):2014/04/02(水) 23:19:39 ID:???
早田「くそっ……! だから言ったろうが、下手にDFをオーバーラップさせんなってよ」
中山「落ち着け早田。 ……止められなかった俺達も悪いんだからな」
早田「だが中里が上がってなきゃアイツは中央から来てたんだ。 人数かけて奪いにも行けてたんだ。
   俺が不甲斐ないってのもあるだろうが、そういう状況作られて黙ってられっかよ」
中里「すまぬ早田、これに関しては拙者の失態にござるよ……」
板野「(うぅ……早田、やっぱり怒ってる。 中里なら突破出来ると思ったんだけど……裏目に出たなぁ)」

得点を決められた全日本ゴール前では、早田が悪態をつきながら板野の作戦を非難するも……。
それでも中山や中里らに宥められ、またシュナイダーを止められなかった自分も悪いとわかっているのか、
苦々しげな表情を浮かべながらそっと地面を蹴り鬱憤を晴らした。
ただそれだけではやはり納得はしきれないらしく、板野の作戦立案力に関しては疑問を持ってしまう。

中西「しっかし、堪らんなぁ……なんやあいつは、パワーだけやのうてスピードもテクニックもある。
   板野と三杉と中里を足したようなやっちゃで」
沢田「む、無茶苦茶ですよぉ……どうやったら止まるんですか」
松山「みんな落ち着け、まだ同点だ。 それにアイツもあれだけ激しく動いているのなら、相当疲労がたまってる筈だ。
   前半戦、残り時間は積極的にゴールは狙ってこないだろうさ」

そして早田の怒りがある程度収まると、今度は全日本の者達の中に不安や恐怖の感情が鎌首をもたげる者が出てくる。
それ程までにシュナイダーの実力は圧倒的であり、自信を喪失させるだけに十分なものであった。
弱音を吐こうとする沢田達を松山は健気にも励ましつつ、さてどうするかと振り返り板野に意見を聞く。

710 :森末(仮):2014/04/02(水) 23:20:49 ID:???
松山「残り時間は……ロスタイムを入れても10分もないだろうな。 どうする板野、どう攻める?」
政夫「シュナイダーが積極的に動けないってんなら、ノーリスクで攻撃出来る……か?」
中山「いや、下手に隙を作ればまた狙ってくるかもしれない。 向こうとしても点は決めておきたい時間帯だからな」
板野「(それにシュナイダーが駄目でもカルツもいる。 アイツに一対一させたら絶対ヤバイ……)」
和夫「俺達のスカイラブツインでもう一度突き放すか? 速攻で決めてハーフタイムに交代しても俺達はいいぜ」
板野「(ただそうなると中西も一緒にガス欠になっちゃうんだよな……どうしよう。 うーん……)」

A.「立花兄弟にデルタツインを打ってもらおう。 中西までダウンさせるのは厳しいよ」
B.「もう一度スカイラブツインを打ってもらおう。 とにかく1点が欲しい場面だ」
C.「俺がもう一度マグナムボレーを打つよ。 俺に低いボールをくれ」
D.「俺が地上から狙ってみるよ。マグナムシュートかそのまま突っ込むかはその時の判断でいく」
E.「体力にある程度余裕のある松山に打ってもらおう。 決まればいいし、決まらなくてもチャンスが続くかもしれない」
F.「今度こそ中里のオーバーラップだ。 次こそは必ず突破出来る筈だ」
G.「いや、ここは待ちだ。 体力を温存して時間を潰そう。 反撃は後半からだ」
H.その他 板野くんに言わせたい事を書いてください

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

※早田の板野への好感度が−1されました。
※板野のガッツ 580/830

>>690-691 乙感謝です。
>>706 新田は大会優秀選手には選ばれていなかったので、高杉は特別に招集されるとは思っていなかったようです。

711 :森崎名無しさん:2014/04/02(水) 23:21:06 ID:mH3NU16A
A

712 :森崎名無しさん:2014/04/02(水) 23:22:34 ID:2N2ZSJVE


713 :森崎名無しさん:2014/04/02(水) 23:22:39 ID:Zzo+kjaA
E

714 :森崎名無しさん:2014/04/02(水) 23:23:01 ID:BYdjHTXw
E

715 :森崎名無しさん:2014/04/02(水) 23:24:12 ID:???
中里は割りと分の良い賭けなのだけど、ここで提案するのは難しいよな

716 :森崎名無しさん:2014/04/02(水) 23:30:40 ID:???
早田の支持下がんなくてよかった

717 :森崎名無しさん:2014/04/02(水) 23:31:45 ID:???
そういやジノがマリー助けるイベントは変わるのかな?

718 :森崎名無しさん:2014/04/02(水) 23:35:21 ID:???
板野の一対一もそれなりに勝算あるよね?

719 :森崎名無しさん:2014/04/02(水) 23:36:24 ID:???
1対1発生するとしたら三杉じゃないかな

720 :森末(仮):2014/04/03(木) 00:00:09 ID:???
>E.「体力にある程度余裕のある松山に打ってもらおう。 決まればいいし、決まらなくてもチャンスが続くかもしれない」
==================================================================================================================
松山「俺か?」
和夫「そうだな、そういえば松山はまだ打ってなかったし……相手の意表もつけるかもしれねぇ」
中山「いいんじゃないか? 折角必殺シュートを持ってるのに体力を余らせるのも勿体ない」
松山「わかった、それじゃあ積極的に狙っていくよ」

板野が提案をしたのは、ここまで一度もシュートを打っていない松山に打たせるというもの。
ふらの中学時代はその剛脚で板野と共に多くのゴールを量産し、
全日本においても貴重なシュートを打てるMFとしてこの試合にトップ下で臨んだ松山。
板野から指名をされた松山は、彼自身も若林からゴールを奪ってみたいという欲求があるのか満更でもない様子であり、
他の者達からも特に異論は出なかった為にこうして作戦が決まる。

一方、同点ゴールを上げ自陣に帰り着いていたシュナイダーは仲間たちから手荒い祝福を受けつつも、
尚も油断は出来ない状況であると一同を戒めつつ全日本の攻撃に対策を練った。
ここで再び得点を許してはシュナイダーの奮闘も水泡に帰す、
同点のままハーフタイムを迎える為にも対策は万全にしておかなければならない。

シュナイダー「とはいえ、やる事は同じだ。 9番、そして双子を警戒する。
       ただしPA外からならば奴らに好きに打たせても問題はない……フリーにさせるのは当然いかんがな」
カルツ「あのサイドバックはどうするよ? さっきは上手く止められたが、もう一度こられちゃわからんぜ?」
シュナイダー「当然ながら警戒の必要がある。 ヤラ、お前が常に奴を監視していろ。 上がりはじめたら知らせるんだ」
ヤラ「ああ、わかった」
シュナイダー「残り時間の関係上、もう一度得点をし3−2で折り返す……というのは難しいが、
       上手く前線でボールを奪えたらカルツに回せ。
       カルツ、攻めに関してはお前の判断に任せるぞ」
カルツ「へいへい(シュナイダーちゃんも体力が心配だからなぁ。 ま、やってみますか)」

721 :森末(仮):2014/04/03(木) 00:01:18 ID:???
響「前半23分、ハンブルグのエース、シュナイダーくんの同点ゴールで2−2になっちゃったぞ!
  日本、ここはなんとしてももう1点を取ってリードしたまま後半に行きたい所だぞ!」
真「うん、だけどハンブルグもここで点を決められる訳にはいかないと当然思ってる筈だよ」
響「このまま同点で後半に行くのか、それともスコアが動くのか! もう一度キックオフだぞ!」

ピィーッ!!

先ほどのキックオフから僅か5分。
再び日本のボールで試合開始となり、ボールは板野から松山へと渡る。
受け取った松山は軽く前方を見やり、その視線の先にいるハンブルグのエースを睨みつける。

松山「(シュナイダー……やはり守備にも顔を出すつもりか。 厄介だな。
    後ろにいるカルツっていう奴も危険だし、このまま中央突破はまず厳しい。 なら……)沢田!」
沢田「は、はい!」
シュナイダー「(代わって入ったサイドハーフを使うか)」

松山は自身のキープ力に自信を持っていたが、それでもシュナイダーやカルツを相手に戦うには分が悪いだろうと冷静に分析をしていた。
それを悔しく思う気持ちが無い訳でもなかったものの、元々彼はチームプレイを重んじる性格である。
自分の意地を通して分の悪い勝負をするのではなく、仲間を頼り、使い、全員の力を合わせて勝つ事を信条としていた。
故にここで松山はシュナイダー達に比べれば比較的守備が緩いと思われるサイドにボールを振った。
これを受け取った沢田は緊張した面持ちでトラップをするも、小さく深呼吸をしてから単身突破を図る。

真「ボールは左サイドの沢田くんへ! そして沢田くん、このボールを持つと同時に一気に突破を始める!
  1年生ながら東邦学園の中盤の要として優勝に大きく貢献をした沢田くん!
  小さなテクニシャンの異名を持つ彼の技術は、ハンブルグに通用するのかー!?」

クラウス「あの9番と双子といい、日本人は本当にチビが多いな」
インメル「油断するなよ、クラウス! そのチビ達にここまでいいようにされてるんだからな!」
沢田「(なんとか活躍しないと……頑張るぞ!)」

722 :森末(仮):2014/04/03(木) 00:02:29 ID:???
先着2名様で、

★沢田→ドリブル 54 (! card)(! dice + ! dice)=★
★クラウス→タックル 51 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=
 インメル→タックル 52 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→沢田が左サイドを突破! 更にそのまま突き進む!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(板野がフォロー、全日本スローイン、シュナイダーがフォロー)
≦−2→ハンブルグボールに。

【補足・補正・備考】
沢田:ダイヤで「頭脳的ドリブル(+3)」、ハート・スペードで「強引なドリブル(+2&吹っ飛び係数2)」

723 :森崎名無しさん:2014/04/03(木) 00:02:45 ID:???
★沢田→ドリブル 54 ( スペード4 )( 5 + 5 )=★

724 :森崎名無しさん:2014/04/03(木) 00:03:59 ID:???
★クラウス→タックル 51 ( クラブQ )( 1 + 1 )+(人数差補正+1)=
 インメル→タックル 52 ( スペード8 )( 2 + 3 )+(人数差補正+1)=★

725 :森崎名無しさん:2014/04/03(木) 00:04:32 ID:???
スコアも怪我も荒れてきた

726 :森崎名無しさん:2014/04/03(木) 00:05:08 ID:???
クラウスが怪我した

727 :森崎名無しさん:2014/04/03(木) 00:07:34 ID:???
練習試合で怪我人多発となったら笑えません

728 :森末(仮):2014/04/03(木) 00:18:49 ID:???
短いですが本日は一旦ここで区切らせていただきます。それでは。

729 :森崎名無しさん:2014/04/03(木) 00:56:32 ID:???
森崎って本当にすごかったんだな、いないとマジで困るし
乙でした

730 :森崎名無しさん:2014/04/03(木) 07:31:41 ID:???
いや、すごいよなぁ。
この時代だとブラジル編まで、ドリブルとセービングが
上位層だったから、簡単に失点しない→負けない
なんだかんだで大量失点する→リセットだったからな。
本当に守備力がGK頼りの世界だと思うよ


731 :森崎名無しさん:2014/04/03(木) 08:14:44 ID:???
ガッツさえあれば森崎はどんなストライカーとも互角以上に戦えるからね。
本編の若林にも言えることだけど、正直今の若島津がGKだと敵のストライカーに
ボールが渡ると絶望感しかなくなるので、マーカーが必要不可欠になる。
それさえも振り切られたら、はっきり言って失点確定である。
(基本的にストライカーはドリブルも高いので、できればパスカットでマークしたい。)

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