キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
キャプテン森崎まとめ掲示板TOP

■掲示板に戻る■ 全部 1- 101- 201- 301- 401- 501- 601- 701- 801- 901- 最新50


レス数が1000を超えています。残念ながら全部は表示しません。
【板野くん】俺inキャプ森5【世界デビュー】

1 :森末(仮):2014/03/20(木) 00:25:17 ID:???
このスレは、キャプテン森崎のスピンアウト作品です。
参加者の皆さんの選択、及びカード引きによって物語が展開していきます。

他の森崎板でのスレと被っている要素や、それぞれの原作無視・原作崩壊を起こしている表現。
その他にも誤字脱字や稚拙な状況描写等が多数あるかと思いますが、お目こぼし頂ければ幸いです。

☆前スレ☆

【松山の魂】俺inキャプ森4【はためく鉢巻】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1393933809/l50

☆あらすじ☆

キャプテン森崎を心から愛する男板野住明はある日キャプテン森崎の精、
通称『森末』からキャプテン森崎の外伝スレへと参加してみないかと提案をされ外伝世界へと飛ばされる。
ふらの中学で松山達と共に鍛錬を繰り返し、1年と少しの期間を費やして臨んだ3年目の全国大会。
板野は「マグナムシュート」を武器に大暴れをし、準決勝まで進出。
対戦相手である東邦学園と熾烈な激闘を繰り広げ――PK戦までもつれ込み、惜しくも敗退。

その後、同じ中学出身である松山と共に全日本Jrユースに選出された板野は、
松山、若島津らとキャプテンとしても争う事となる。
既に合宿は6日目、果たしてキャプテン争いの行方は――。
そしてハンブルグで待ち構える新たなキャプテン候補との対決は!?

板野「世界のイタノになれるよう頑張るぞ! スレタイ的に考えて!」

753 :森崎名無しさん:2014/04/04(金) 00:30:27 ID:???
ジェンティーレがいちいちばかにしたようなこといってるけど何でだろう
そのうち退場するフラグにしか聞こえない

754 :森崎名無しさん:2014/04/04(金) 00:39:56 ID:???
たぶんそういうキャラってだけかと。

755 :森崎名無しさん:2014/04/04(金) 00:50:33 ID:???
当然三杉入れて勝負だからこう?これで井沢の穴は埋まる

−J−−− J板野
−−−H− H政夫(交代要員・新田)
−I−G− I三杉 G和夫(交代要員・小池)
−−−−−
−F−E− F中山 E松山
C−D−B C早田 D中西 B中里
−−A−− A次籐
−−@−− @若島津

756 :森崎名無しさん:2014/04/04(金) 01:10:37 ID:???
ジェンティーレって原作ではこういう性格よ
葵と直接対決するまでは日本人サッカー選手のことハナから見下しているから

757 :森崎名無しさん:2014/04/04(金) 01:11:39 ID:???
そして矢車さんと出会い地獄の日本人に懐くw

758 :森崎名無しさん:2014/04/04(金) 01:14:59 ID:???
いや、そういう性格だとは知ってたけどジェンティーレって割とどこでも
大口叩いたり相手バカにしてぼろ負けするから・・・

759 :森末(仮):2014/04/04(金) 01:17:59 ID:???
>★割と無茶なロングパス→ ダイヤ3 ★
>流石にコントロールが難しいです……ゴールラインを割ってハンブルグゴールキック。前半終了。
===============================================================================================
ヒューン……

政夫「おいおい……流石に高すぎる!」
和夫「こんなの合わせらんねぇよ!」
若林「(なんだあのデブは。 まさか本当に通るとでも思っていたのか?)」

多くの者が無謀であると断じたその結果通り、この中西の超ロングパスは通らなかった。
強く蹴ろうとし過ぎた為かボールは立花兄弟ですら合わせられない程の高所を飛び、
そのままゴールラインを大きく飛び越える。

真「あ、あー……中西くん、起死回生のロングパスを打ったけど……これは通らなかったね。
  ボールはラインを割って、ハンブルグのゴールキックだよ」
響「うーん、あと1本シュートは打っておきたかったぞ」

中西「あちゃあ……流石に通らんか」
中山「あれは無茶だよ。 まあ、一旦あちらの方にボールを押し込めただけでも良しとしよう」
早田「だな、あいつらもこの時間帯から攻めてこようとはしねぇだろ」
次藤「勝負は後半とね」

その後、全日本メンバーが予想をした通り、ハンブルグは残り時間を流し、
体力に不安の残る全日本前線メンバーも積極的にプレスはかけず、前半は終了した。

見上「(前半を終えて2−2、よくもってくれている……と言えるだろう。
    立花兄弟が体力をある程度残して前半を終えれた事も大きい。
    だが……不安要素も多いな。 さて、後半からはどうしたものか)」

760 :森末(仮):2014/04/04(金) 01:18:59 ID:???
ピッピッピィーッ!!

真「前半終了〜! 前半を終えて2−2!
  全日本は立て続けに立花くんたちのスカイラブツイン、板野くんのマグナムボレーでリードを奪ったけれど、
  ハンブルグも欧州No.1クラブチームの意地を見せるエースのシュナイダーくんがあっという間の得点劇で2得点!
  まだまだ試合はわからないね」
響「後半がすっごく楽しみだぞ! 日本も欧州No.1クラブチームを相手に前半同点って、かなり健闘してるよな!?」
真「うん! だけど、折角だから勝って欲しいよね!」

ざわ…… ざわ……

観客「うーん、同点かぁ」「まぁ最初に2失点した時はどうなるかと思ったからな、同点で折り返せたなら御の字だろ」
  「そうだな! 後半こそは逆転してくれる筈だぜ!」「頼むぞ、シュナイダー!」「カルツもなー!」

カルツ「あらら、俺はオマケ扱いかよ」
シュナイダー「(マリー……マリーはまだ来てくれないのか? お兄ちゃん泣いちゃうぞ)」
若林「(か、観客にすら期待されてない……。 ど、どうしてこうなった……!?)」

板野「同点か……(なんとか踏ん張れてる、けどハーフタイムでシュナイダーも回復する筈。
   後半はもっと点を取られると考えると……全然油断なんて出来ないな)」
松山「(前半、俺は殆ど何も出来てなかった……点を取るのも守るのもだ。 これが欧州と日本との壁なのか?
    違う、板野達は活躍をしているんだ。 俺の努力が足りないんだ……!)」
若島津「(ファイヤーショットといったか……あれがもう一度飛んできた時、俺は果たして止められるのか?)」

審判の笛が鳴ると共に、ベンチへと引き上げていく両チームの選手たち。
ゴールマウスを守る守護神2人の足取りは重く、一方は思い通りの試合展開になっていない事に混乱をし、
もう一方は世界レベルのストライカーの実力というものをまざまざと見せつけられ自信を喪失しかける。

761 :森末(仮):2014/04/04(金) 01:20:00 ID:???
ディアス「(うん、シュナイダーって奴のファイヤーショット。 あれは確かに大した威力だな。
      ウチの守備陣じゃどう考えても止めきれねぇや。
      全日本も、あの9番をはじめにいい選手はいるけど……目立ったMFがいねぇなぁ。
      あの背番号10は飾りか?)」

ランピオン「前半終了か。 うーん、しかしここまで日本がハンブルグに食らいつくとは思わなかったな」
バンビーノ「ああ、思っていた以上に東洋のサッカーもレベルが上がってきているのかもしれない」
ストラット「だがゴールキーパーがな……。 日本ゴールを守るキーパーも、ハンブルグのワカバヤシも……。
      どちらも少し物足りないんじゃないか?」
ヘルナンデス「ワカバヤシはあれでも西ドイツNo.1と言われている筈なんだがな……不調なんだろうか?
       ……とにかく、そろそろ戻るぞ。 もう少し見たいが時間だ」

そして、この試合を偵察に来ていた者達もまた、思い思いに感想を述べる。
アルゼンチンの至宝――ファン=ディアスは目的であったシュナイダーの実力の高さを認識しつつ、
また日本の実力の高さもある程度は認めるものの……。
日本に華のあるMFが1人としていない事に少しばかり残念そうな表情を浮かべる。

一方、イタリアJrユースの主力5人衆はといえば、
こちらもまた全日本の実力の高さを認めつつも(ジェンティーレだけは頑なに否定をしていた)、
そろそろチームと合流をする時間だという事で後ろ髪を引かれるような思いをしながら試合会場から引き揚げようとする。
路上に出て、タクシーでも拾おうとする彼らなのだったが……。

762 :森末(仮):2014/04/04(金) 01:21:05 ID:???
その時、対向の路上からこちらに駆けてくる2人の少女の姿を目撃する。

少女「マリー、さぁ早く! あなたのお兄さんの試合もうとっくに始まってるよ!」
マリー「ええ」

自然と耳に入る会話から、その少女の2人の内の1人がハンブルグの選手の肉親なのだろうと予想をし、
だからといって特段話しかけようともせずそのまま見送ろうとするイタリアの面々。
しかし、その直後彼らにとって見過ごせない出来事が起こる。

マリー「きゃっ」

ドジッ子属性でもあったのか、道路を横切る途中で少女が転倒。
しかも運悪くそこに一台の車が通りかかり、今まさに少女を撥ねようとしていたのである。
これにはイタリアの面々も顔面を強張らせるのだが……。

先着1名様で、

★シュナイダーの怨敵になるのは?→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→真「あぶなーい!」 なにィ!?前半が終わってそこら辺を散歩していた真王子がマリーを颯爽と助けただと!?
ダイヤ→ヘルナンデス「危ない!」 ヘルナンデス、ロリコンの右手でマリーを助ける!
ハート→ジェンティーレ「いかん!」 ジェンティーレ、紳士的にマリーを助ける!
スペード→ランピオン「間に合え!」 ランピオン、地味だけどマリーを助ける!
クラブ→バンビーノ「助けるぞ!」 バンビーノ、マリーを助ける! けど足を痛める……
クラブA→ストラット「放っておけるか!」 ストラット、多分色々ややこしい事になりそうだけどマリーを助ける!

>>753-754 >>756-758 本編ではJrユースでのいざこざなどでイタリアが全日本に結構な敵意を持っていますが、
この時点でのイタリアからの印象は悪くないですね。
ジェンティーレは原作でも葵の事をジャポネーゼと馬鹿にしていたこともあって、こういう感じです。

763 :森崎名無しさん:2014/04/04(金) 01:21:24 ID:???
★シュナイダーの怨敵になるのは?→ スペード8

764 :森崎名無しさん:2014/04/04(金) 01:21:52 ID:???
ストラットはあかんw

765 :森末(仮):2014/04/04(金) 01:23:18 ID:???
本日は一旦ここで区切らせていただきます。それでは。

766 :森崎名無しさん:2014/04/04(金) 01:23:37 ID:???
乙でしたー
イタリア5人衆に認められれば次の相手はイタリア
駄目だったらボイコットされてブレーメンの分岐だったのかな?

767 :森崎名無しさん:2014/04/04(金) 01:24:55 ID:???
ミアータがどこからともなく現れていい船してしまうww
乱費怨か
キックオフファイアーでヘッドショットかな?ドイツと対決するときは

768 :森崎名無しさん:2014/04/04(金) 01:25:17 ID:???
三杉を出してディアスのMF評価を変えてやるぜ
っていうか試合に勝てたらサインもらいにいったろw(ミーハー)

769 :森崎名無しさん:2014/04/04(金) 01:27:50 ID:???
ジェンティーレだったら惚れられたこと気づかないんだろうな

770 :森崎名無しさん:2014/04/04(金) 01:34:15 ID:???
まさか前半だけとはいえ若林がゴール決められるだけで終わるとはw

771 :森崎名無しさん:2014/04/04(金) 08:21:52 ID:???
三杉投入のタイミングが難しいね。
タケシをもう下げるか、立花をすぐ使って交代させるか。

772 :森崎名無しさん:2014/04/04(金) 08:26:03 ID:???
良かった……
妹を亡くして、破壊皇帝と化すシュナイダーはいなかったんだね

773 :森崎名無しさん:2014/04/04(金) 09:40:54 ID:???
後半は敵の攻撃からだし早いけどタケシ下げていいと思う
やっぱりボランチは2人欲しいね

774 :森崎名無しさん:2014/04/04(金) 22:32:22 ID:???
やっぱりストラットはメガロまだないんだね。

775 :森崎名無しさん:2014/04/04(金) 22:37:37 ID:???
メガロゾーンの前はなんて名前だったのだろう

776 :森崎名無しさん:2014/04/04(金) 23:21:24 ID:???
できれば立花兄弟を使い切ってから新田と一緒に投入したかったけどねー
井沢の怪我がこんなに痛いと思うのはそうないなw


777 :森崎名無しさん:2014/04/04(金) 23:34:41 ID:???
井沢がカルツからボール奪ったおかげで失点が消えてゴールの起点にもなった
実力の差がすごいのによくやった

778 :森崎名無しさん:2014/04/04(金) 23:37:21 ID:???
ボランチとしての評価が上がる一方でトップ下が遠ざかっていくという…
だってシュート低すぎるもん…名前も守だもん…

779 :森崎名無しさん:2014/04/04(金) 23:42:43 ID:???
ドリブルとパスさえ出来ればよくね?
シュートそんなに必要?

780 :森崎名無しさん:2014/04/04(金) 23:43:57 ID:???
トップ下任せるにはパスの値も低くね?

781 :森崎名無しさん:2014/04/04(金) 23:51:45 ID:???
ヘッドやポストプレイなら得意そう

782 :森崎名無しさん:2014/04/04(金) 23:53:10 ID:???
それ基本FWに欲しいスキル
しかも、もっとポストが得意なFWなら今試合に出てるし

783 :森崎名無しさん:2014/04/04(金) 23:59:49 ID:???
つまりだ
浮き玉の強さを活かしつつパスの低さを補うためには
空中で出せる必殺パスを作ればいいってことだろ

784 :森崎名無しさん:2014/04/05(土) 00:01:40 ID:???
トップ下の基本は地上戦を制すること、空中戦もできたらありがたいけど

785 :森崎名無しさん:2014/04/05(土) 00:03:46 ID:???
原作人気NO.1の岬犬でいいんじゃね?人気者だし

786 :森崎名無しさん:2014/04/05(土) 00:05:03 ID:???
この世界の岬ってどんな奴なんだろ

787 :森崎名無しさん:2014/04/05(土) 00:07:26 ID:???
外伝の岬は基本大したことない人物
そういや結構忘れらてたね、岬の存在


788 :森崎名無しさん:2014/04/05(土) 00:10:34 ID:???
なんらかのトラブルが起きて井沢と岬融合合体しないかな

789 :森末(仮):2014/04/05(土) 00:10:35 ID:???
>★シュナイダーの怨敵になるのは?→ スペード8 ★
>ランピオン「間に合え!」 ランピオン、地味だけどマリーを助ける!
==============================================================================
少女が車に轢かれそうになったその瞬間、1人飛び出したのはイタリアJrユースでポストプレイヤーを務める男。
地味で目立たないがエースストライカー、ストラットの相棒としてその地位を確立させていたダヴィデ=ランピオンである。
彼はその優れたジャンプ力で地面を蹴って飛び出すと、少女を抱えて車線上から離れる。
一瞬一同は何が起こったかわからず、また抱え込まれていた少女も呆気に取られてただされるがままだったのだが……。

キキィーッ!! バタンッ!!

運転手「スピードを出し過ぎた! でも撥ねてはいないはずだ!!
    大丈夫かキミ、怪我は!?」
ヘルナンデス「ハッ……お、おいランピオン! 大丈夫なのか!?」

急ブレーキをかけた車がようやく止まり、中から血相を変えた運転手が出てきた事でようやく彼らの時間も動き出した。
まずはキャプテンであるヘルナンデスがランピオンの無事を確認しようと近づき、
それに伴って他の者達も心配した様子で倒れるランピオンを囲む。
だが、幸いにしてランピオンは負傷をした様子もなく、平気である旨を手を上げて答えながら、
助けた少女――マリーをようやく腕の中から解放するのだった。

ランピオン「大丈夫だったか、キミ?」
マリー「は、はい……」
マリーの友達「マリー!」
ストラット「まったく、無茶をするなぁ」
ジェンティーレ「ふん、だが今回に限っては人命救助だからな。
        ランピオンが助けていなければ今頃そこの子供は……と考えるとぞっとするぜ」
ヘルナンデス「(な、なんとうらやまけしから……あ、いやいや!)
       怪我がないならいいが、あまり軽率に動くなよ。 ところでキミの方に怪我はないかい?」
マリー「だ、大丈夫です」

790 :森末(仮):2014/04/05(土) 00:11:38 ID:???
マリーを助け起こしながら、まずランピオンはマリーの身体に特に怪我がないかを問いかける。
これにマリーは赤面しつつも無事であると答え、ランピオンはそれならばいいとばかりに優しく頷く。
一見すると地味な風貌で、特にこれといってパッとしない男であるランピオンであるが、
ポストプレイヤーとして鍛え抜かれた体格は非常にガッシリとしており、その肉体は男性らしい美に富んでいると言っていい。

兄がフィジカルにも優れるサッカー選手である事からもマリーはそういった男性にはある程度目が慣れていたと言えるが、
ランピオンのたくましさは兄のそれ以上と言ってもよく、
そのランピオンに(事故とはいえ)抱きしめられた時から、マリーの胸にはドキドキと鳴る、
今まで彼女が人生で経験をした事のない鼓動を感じていたのだった。

なお、どさくさに紛れてヘルナンデスがマリーに声をかけていたが、こちらはあっさりとスルーされている。

運転手「ね、念のために病院に行って検査をしてもらおう」
ランピオン「いや、大丈夫ですよ。 急がないと試合に間に合わないですし……」
マリー「試合? あ、あなたもサッカー選手なんですか?」
ランピオン「ああ、俺はイタリアJrユースのダヴィデ=ランピオン」
マリー「あ、わ、私はマリー=シュナイダーです。 お兄ちゃんがハンブルグの選手で……」
ストラット「(シュナイダー……って)」
バンビーノ「(あのチームにシュナイダーなんて1人しかいないだろ……マジかよ、アイツの妹かよ)」

心配をする運転手が念のために病院に、という言葉をランピオンは丁重に断り、
そしてひょんな事から彼がサッカーをしている事が知れ、マリーと簡単な自己紹介をしあう事となる。
ランピオンとしては特に他意の無い会話だったのだが、マリーの脳には「ダヴィデ=ランピオン」の名がしっかりと刻まれていた。

ジェンティーレ「そんなに申し訳ないと思うのなら、俺達を試合会場まで運んでいってくれないか? 当然、タダでな」
ヘルナンデス「ジェンティーレ!」
運転手「うっ……ああ、いや、それくらいはさせてくれ。 スピードを出し過ぎていたこちらの落ち度だからな」
ストラット「(しかし5人も乗れるか?)」

791 :森末(仮):2014/04/05(土) 00:12:48 ID:???
ともかく、こうしてイタリアの5人衆はタクシーに乗り込み、そのまま去ろうとする。
しかし車が走り出す寸前、マリーは車の脇へと近づくとコンコンと窓を叩き、
窓を開けて顔を出したランピオンに赤面をしながら改めて声をかけた。

マリー「ラ、ランピオンさん! あの……ありがとうございました!」
ランピオン「ああ、いや、気にする事はないよ。 それより道路を渡る時は気を付けるんだよ」
マリー「はい! あの……国際Jrユース大会、応援してますから!」
ランピオン「(あれ? あの子シュナイダーの妹なら西ドイツの応援するんじゃないのか?)
      うん……でも、西ドイツのついでくらいでいいからね。 それじゃあ」

ブロロロロロロ

マリー「(ランピオンさん……)」

マリーとしては精一杯の勇気を出して声をかけたつもりであるが、
しかし、やはりマリーの年齢のせいもあるのかランピオンはあくまでもマリーを年下の子として扱い、
優しく注意をして別れを告げるだけであった。
だが、そのような行為すらもマリーにとっては自分を心配してくれている、と好意的に捉えるに十分なものであった。
恋は盲目である、という事は中学サッカー大会編の藤沢の松山への思いなどからみても明らかである。
タクシーが見えなくなるまでマリーはそれを見つめ続け……そしてやっと見えなくなった所で、ほぅ、と小さく息を吐いた。
もう完全に恋する乙女であった。

792 :森末(仮):2014/04/05(土) 00:13:52 ID:???
バンビーノ「やるなぁ、ランピオン。 あんな小さい子を落とすなんてな」
ジェンティーレ「ボールを落とすのも女を落とすのも得意ってか?」
ランピオン「やめろよ、相手は子供だぞ? そんな色恋沙汰になんてなる訳がないだろ」
ヘルナンデス「うらやま……いやいや、確かにその通りだ。 さっき赤面していたのだって多分あれだ、今日ほら、暑いからだ」
ストラット「(……なんか知らないけど、俺が助けなくて本当に良かった気がする!)」

因みに少女を助け出した英雄、ランピオンは乗車中一同にからかわれ(一部からは羨ましがられ)続け……。

シュナイダー「なんだろう……非常にムカムカしてきたぞ。 なんだか鷹を思い切り燃やし尽くしたい気分だ」

ベンチで休憩を取っていたシュナイダーは、妹の危機(本人視点)にいち早く感づいていたのだった。

※マリーのランピオンに対する感情が マリー→(ステキ)→ランピオン になりました。

793 :森末(仮):2014/04/05(土) 00:14:57 ID:???
−J−−− J板野 815/830
−−−H− H政夫 685/800
F−I−G F沢田 750/750 I松山 850/850 G和夫 685/800
−−−−−
−−E−− E中山 850/850
C−D−B C早田 800/800 D中西 650/750 B中里 750/750
−−A−− A次籐 800/800
−−@−− @若島津 850/850

残り交代人数:5人

※ハーフタイムでのガッツ回復分を含んだ全員の残りガッツです。

こうして試合の外で一悶着があったものの、当然ながら試合には一切関係がない。
全日本のベンチでは試合に出場をしていた者達が思い思いに体を休め、
ある程度落ち着いた所で監督である見上が手を叩いて注目を集め口を開いた。

見上「前半、まずは2−2で折り返せた事をよくやったと言っておこう。
   だがお前たちもわかっている通り、この内我々が奪った1点は開始直後、若林が油断をしていたからこそ取れた点だ。
   最初からハンブルグが本気を出していればこうはならなかったかもしれない、という点はよく覚えておけ」

全日本メンバー「「「はい」」」

和夫「(ちぇっ、あくまでも俺達は若林が手加減してたからゴールを奪えたとでも言うのかよ)」
政夫「(手を抜いてた事はわかっちゃいるけど……釈然とはしねぇよな)」

794 :森末(仮):2014/04/05(土) 00:16:07 ID:???
まず見上は同点でハーフタイムを迎えられた事を褒めながらも、
相手が手を抜いていた事……そして本気を出してきてからは上手く攻撃が繋げていない事を指摘し、一同の気を引き締めさせた。
先取点を上げた立花兄弟としては面白くない事であるが、事実であるために言い返す事は出来ない。

見上「ではこれから後半戦の戦い方について話していく。 まず立花……体力は?」
政夫「結局スカイラブツインは一本しか打ってませんから、バッチリ残ってますよ」
見上「(中西もほぼ同等と考えていいか……)板野はどうだ?」
板野「俺はマグナムボレーしかしてませんし、ピンピンしてます」

次に見上は全日本の貴重な得点源である立花兄弟、板野の体力を確認。
立花兄弟は何度も攻守に顔を出していたが、消耗の激しいシュートは1本しか打っておらずまだ余裕はあり、
板野に至ってはマグナムボレーくらいしかプレイをしていない為、殆ど全快と言っていいレベルであった。

見上「(前半で2本しかシュートを打てていない、というのは情けない話だが、体力が温存出来ていると考えるか。
    さて、とすると立花をまだ下げる必要は無いか……)」
板野「(メンバーチェンジに関して口を挟むならこのタイミングだな。 何か言っておこうか?)」

A.よし、メンバーチェンジについて意見をしよう(更に分岐します)
B.いや、監督の様子を見よう

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

>>766 乙ありです。次の練習試合についてはまだシークレットです。

795 :森崎名無しさん:2014/04/05(土) 00:16:18 ID:ZkoCuzX+


796 :森崎名無しさん:2014/04/05(土) 00:16:51 ID:BUh2HIBU
B

797 :森崎名無しさん:2014/04/05(土) 00:16:52 ID:5BAVT3B6
A

798 :森末(仮):2014/04/05(土) 00:20:37 ID:???
>A.よし、メンバーチェンジについて意見をしよう(更に分岐します)
=========================================================================
板野「(そうだな、積極的に意見を言うのは悪い事じゃない筈だ。
    問題は誰を投入するよう言うかだな。 うーんと……)」

☆選びたい選手を1人明記して投票してください。

新田、反町、佐野、来生、滝、山森、小池、石崎、高杉、三杉

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

799 :森崎名無しさん:2014/04/05(土) 00:20:49 ID:5BAVT3B6
三杉

800 :森崎名無しさん:2014/04/05(土) 00:21:11 ID:ZkoCuzX+
三杉

801 :森崎名無しさん:2014/04/05(土) 00:21:19 ID:???
前半で二本しか撃ててないけど日本とも入っちゃってるんだよね

802 :森崎名無しさん:2014/04/05(土) 00:23:01 ID:???
それでもシュート2本しか撃ててないのは痛い
実質シュートチャンス作れたのは1本だけだし

その2本で2点取られた人はもっと痛いけど

803 :森末(仮):2014/04/05(土) 00:30:47 ID:???
>三杉
=======================================================================
板野「監督、三杉を入れましょう」

ガラスのエース――三杉淳。
心臓病というハンデを背負ってしまっているが為に、30分しか試合に出場出来ないという枷こそあるものの、
彼の実力の高さについては全日本の誰もが知っている事だった。

見上が考えていたように前半で2本しかシュートを打てていないという事は、上手くチャンスを作れていない……。
つまり攻撃を繋げる事が出来ていないという事である。
松山もまた実力の高いMFであるがそれではハンブルグとの中盤争いで勝つ事は難しい。
ならば、その松山よりも攻撃能力の高い三杉を投入すれば事態は改善されるのではないかと考えての板野の発言である。

この板野の発言内容については見上も同様の事を考えていたのか無言でうなずき、
しかし板野をじっと見つめながら片眉を上げて板野を試すかのように質問をする。

見上「それは私も考えていた事だ。 ここまで上手くチャンスを作れていない……故に中盤を強化するしかない。
   その為にも三杉を投入する、が、問題は誰と変更するかだ。
   板野、考えがあるならば言ってみろ」
板野「(うっ……これは……試されてるのかな? どうしよう……なんて答えよう)」

A.「沢田と変えましょう。 入ったばかりですけど、弄れる場所はそこしかないと思います」
B.「中西と変えましょう。 スカイラブツインでなく、デルタツインでも若林には通用しそうです」
C.「次藤と変えましょう。 シュナイダーには打たせる前に止める作戦が有効です」
D.「……誰と変えるかまでは考えてないです。 監督の考えは?」
E.その他 板野くんに言わせたい事を書いてください

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

804 :森崎名無しさん:2014/04/05(土) 00:31:18 ID:ZkoCuzX+


805 :森崎名無しさん:2014/04/05(土) 00:35:01 ID:5BAVT3B6
A

806 :森崎名無しさん:2014/04/05(土) 00:36:35 ID:BUh2HIBU
A

807 :森崎名無しさん:2014/04/05(土) 00:36:39 ID:p2CPUIe2
A

確かにシュナイダーに関してはその通りだけど、他の奴が撃ってくることもあるだろうしね。

808 :森末(仮):2014/04/05(土) 00:37:07 ID:???
本日は一旦ここで区切らせていただきます。それでは。

809 :森崎名無しさん:2014/04/05(土) 00:42:50 ID:???
乙でしたー
後半はFWのガッツ0になる位派手にやったるでえ!

810 :森崎名無しさん:2014/04/05(土) 07:21:18 ID:???
ヘルナンデス本当にロリコンナンデスになってしまってるのか…
シュナイダーの敵補正でランピオン強化されるんかな、燃やされないように

811 :森崎名無しさん:2014/04/05(土) 07:31:28 ID:???
バンビだったら足怪我してそのうえ皇帝から恨みを受けてたのか?
だとするとかわいそうすぎる

812 :森崎名無しさん:2014/04/05(土) 11:38:50 ID:???
>>805
板野→マグナムボレー×2+マグナム×1or一対一
立花→スカイラブツインとデルタツインを一発ずつ、後はジェミニアタック一回
これを全部防いだらバヤシさん復権だなw

813 :森崎名無しさん:2014/04/05(土) 11:39:54 ID:???
>>809でした。

814 :森崎名無しさん:2014/04/05(土) 12:08:50 ID:???
本編の鬼い様見た後にここのランピオン見ると笑えるw

815 :森崎名無しさん:2014/04/05(土) 12:10:01 ID:???
なんというタイムリーなww

816 :森崎名無しさん:2014/04/05(土) 12:12:15 ID:???
よーし打倒鬼い様だ!

817 :森崎名無しさん:2014/04/05(土) 12:51:53 ID:???
ジノがロリコンなのも確定したしねw

818 :森崎名無しさん:2014/04/05(土) 21:19:46 ID:???
長身FWでポストプレイと強力なヘディングシュートが特徴となると……
マーガスに何かフラグが立ったような気がするw

819 :森末(仮):2014/04/05(土) 22:00:51 ID:???
>A.「沢田と変えましょう。 入ったばかりですけど、弄れる場所はそこしかないと思います」
=========================================================================================
沢田「ひぇっ……」
若島津「(タケシか……三杉と比較をすれば、妥当とも思える判断だが……)」

今現在残っているフィールダーの中で、板野・松山は実力的な観点から見て外せない。
立花兄弟、中西もスカイラブツインという大技で若林からゴールを奪う為には欠かせなく、
中山、早田、中里、次藤は守備の要として必要である。
ならば三杉を入れるとしたら、残った唯一のフィールダー……沢田と変えるより他ないと板野は判断し、そう発言した。
これには沢田が交代させられてしまうのかと怯え、
しかし他の者達も沢田と三杉を比較すればどう考えても後者の方が優れていると考え特に口を挟まなかったのだが……。

見上「…………」

先着1名様で、

★見上さんの判断→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→見上「いや……三杉は松山と変えて投入する」 なにィ!?
ダイヤ・ハート→見上「……いいだろう。 沢田と三杉を変えて後半に臨むぞ」
スペード・クラブ→見上「いや、沢田は外さん。 三杉と変えるのは次藤だ」

820 :森崎名無しさん:2014/04/05(土) 22:01:36 ID:???
★見上さんの判断→ クラブ10

821 :森崎名無しさん:2014/04/05(土) 22:05:01 ID:???
やはり次藤か

822 :森崎名無しさん:2014/04/05(土) 22:07:21 ID:???
JOKERだけはやめてw

823 :森崎名無しさん:2014/04/05(土) 22:43:28 ID:???
タケシもカルツシュナ以外なら普通に抜けそうだもんね。

824 :森崎名無しさん:2014/04/05(土) 22:45:12 ID:???
三杉が引きつけてサイドに叩けば十分活躍が見込めるしね

825 :森崎名無しさん:2014/04/05(土) 22:46:49 ID:???
これは敗北イベントらしいけど、ここまできたら勝ちたいよな

826 :森崎名無しさん:2014/04/06(日) 00:04:39 ID:???
翼がいないから三杉の切り札感が増してるように見える

827 :森末(仮):2014/04/06(日) 01:21:23 ID:???
>★見上さんの判断→ クラブ10 ★
>見上「いや、沢田は外さん。 三杉と変えるのは次藤だ」
============================================================================
板野「えっ……!?」
次藤「ぬ……ぬなっ!?」

しかし、板野の提案は却下された。
見上はただ首を横に振って沢田と変える事を否定し、次藤と変えると宣言をしたのである。
これには一同もざわめき、当事者である次藤は大きく狼狽をしたように声を上げる。
全国大会では板野のマグナムシュートを止め、合宿でも幾多のFWのシュートを阻む場面を見せた次藤。
まさか彼が外されるとは思っていなかったのか、誰しもが困惑をするのだが、
見上はあくまでも涼しい顔をしたまま、メンバーチェンジの真意を説明し始める。

見上「今回の三杉の起用の根本的な目的は中盤を強化し、攻撃力を高めてシュートチャンスを作る事だ。
   そこで沢田を外しては本末転倒。 3−5−2の形にし、中盤での支配力を高める」
和夫「ま、待って下さいよ! でも、次藤を変えるってのは……」
見上「ハッキリ言うぞ、シュナイダーを止めるのにはシュートを打たれてからでは不可能に近い。
   よってブロックを得意とする次藤は、この試合においては不要なのだ」
次藤「!!」

それは非常に厳しい言い方であったが、次藤としても決して否定しきれない言葉であった。
事実、次藤は前半でシュナイダーのファイヤーショットを受けた際に抗いきれない力量差というものを感じており、
次にシュナイダーが打ってきた時に防げるかと問われれば自信を持って"YES"と答える事は出来なかっただろう。
故に次藤はこの見上の言葉に反論出来ず、ただ悔しそうに歯噛みをする事しか出来ない。

次藤「(ワシのパワーディフェンスは、世界レベルじゃ通用せんとか……?)」
佐野「(次藤さん……)」
見上「では変更した後のフォーメーションを発表するぞ」

828 :森末(仮):2014/04/06(日) 01:22:24 ID:???
−J−−− J板野
−−−H− H政夫
F−I−G F沢田 I三杉 G和夫
−−−−−
−D−E− D松山 E中山
C−A−B C早田 A中西 B中里
−−−−− 
−−@−− @若島津

ざわ…… ざわ……

全日本メンバー「松山がボランチ……」「いや、あのタックルの威力を考えれば松山は適任かもしれない」
       「でも攻撃力を使えないのはもったいないな」

板野「(松山がボランチか。 でも本編だと実績は十分だから、心配はいらないだろうな)」

見上「見ての通り、先ほど言ったように3−5−2だ。
   攻撃の主軸は三杉、お前だ。 だが全てを自分一人で行おうとするな、お前のいる中央にはシュナイダーとカルツがいる。
   お前でも抜くのは相当難しいと考えるならば、サイド攻撃を織り交ぜて行け」
三杉「はい(武蔵と違い、使える駒が優秀であるというのは楽でいいな……)」

見上「シューターは板野、そして立花兄弟だ。 お前たちの決定力次第で試合は決まると思え。
   三杉にはなるべく長くフィールドに立っていて貰わねばならん、そうでなければ中盤が一気に崩壊する恐れがある。
   よって三杉には極力打たせないように……ただし、チャンスと見ればその限りではない。 そのあたりの判断は任せるぞ」
板野「はい!(この時代の三杉は心臓病でロクに体力も自然回復しないだろうしな……消耗が大きいシュートは打たせたくないか)」

見上「守備については松山、中山を中心として前目で止めるよう意識しておけ。 絶対にシュナイダーに打たせるな。
   また、ダブルボランチは中西がスカイラブツインの為に上がる際はそのカバーを意識するように。
   攻撃参加は基本的に考えなくていいが……松山、いざとなったら自分が上がってシュートを打つ事も考えておけ」
松山「はい!(三杉がトップ下か……やはり、俺の攻撃能力は世界レベルだと通用をしないのか?
   ……やっぱり、まだまだ努力が足りない。 くそっ! このまま終われないぞ!)」

829 :森末(仮):2014/04/06(日) 01:23:27 ID:???
その後、簡単に一同に作戦を説明した所で見上は彼らを見回し、再び口を開く。

見上「ヨーロッパNo.1クラブチームを相手に、このまま同点で終えられれば御の字……などと甘ったれた事は考えるなよ!
   ここまで来たのならば、必ずや勝て!
   その為の整えは、このハーフタイムで全てした。 後はお前たちの頑張り次第だ!
   さぁ、行ってこい! まずはこのヨーロッパ遠征の初戦を勝利で飾れ!」

板野「よし、行こう! 行こうぜ、みんな!」

全日本メンバー「「「おう!!!」」」

こうして見上の鼓舞を聞いた後、続けて出た板野の恒例の台詞を聞いて選手たちはフィールドに飛び出す。
彼らも既に30分戦い、ハンブルグの面々の実力の高さの程については重々わかっている。
だが、それでもここまで競った戦いが出来ている自分たちの実力なら、勝てない事はないとも踏んでいた。
世界の壁にぶつかろうとも、試合をするのならば狙うは勝利のみである。
残り30分、全てを出し尽くすつもりで彼らは戦場へと散っていくのだった。

板野「(勝つ為には最低でもあと1点は必要。 シュナイダーの事を考えれば2点は取りたい。
    俺と立花兄弟の出来が、勝敗を左右するな……)」

松山「(与えられた役目をまずはしっかりこなす事だ。 負傷交代された井沢、それに次藤の分まで俺が頑張らないとな)」

若島津「(……今は試合に集中するだけだ。 この試合、勝って俺が若林よりも優れていると証明する為にも!!)」

三杉「(ようやく出番だ……! 相手はヨーロッパNo.1クラブチーム、ハンブルグ。 相手にとって不足はない!)」

830 :森末(仮):2014/04/06(日) 01:24:33 ID:???
こうして全日本のメンバーがハーフタイムでの休憩を終え、フィールドに顔を出していた頃。
ハンブルグの面々もあらかたの作戦を決め終わり、試合再開に臨もうとしていた。

ハンブルグ監督「作戦は今言ったように、シュナイダーの体力を極力気遣うようにしろ。
        シュナイダーの体力が切れれば、相手は恐れずラインを上げて攻勢に出てくる可能性が高い。
        シュナイダーがいるからこそ、相手にも強く守備を意識させる事が出来るんだからな。

        よって後半は……カルツ、お前の存在が鍵となるぞ」

カルツ「はい(シュナイダーちゃんにはシュートに専念してもらえれば……って感じなんだが、そうも言ってられんねぇ。
    結構無理をしてもらわんといかんかもしれんぜ)」

ハンブルグ監督「最後に……クラウス、怪我の具合は大丈夫か?」

改めて作戦を確認し終えた所で、ハンブルグ監督は前半戦で沢田とのプレイで負傷をしたクラウスの怪我の具合を心配した。
シュナイダー程の実力者ではないとはいえ、彼もハンブルグスタメンの一員である。
出来る事ならば交代はさせたくない所であったが、かといって練習試合である以上はそうそう無理も出来ない。

クラウス「まだ痛みますけど、余程の事が無い限りは再発はしないと思います。
     後半もいけますよ」
ハンブルグ監督「ふむ……(プレイの質は落ちるかもしれんか……)」

先着1名様で、

★後半からのハンブルグメンバー→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER・クラブA→???「お ま た せ」 ファッ!?ヤラくんの相棒(意味深)的キャラが後半に間に合っただと!?
ダイヤ・ハート→ハンブルグ監督「では後半も任せたぞ」 クラウスくん出場!
スペード・クラブ→ハンブルグ監督「いや、後半からはナイカ、お前が出ろ」 ヤラくんの相棒(意味深)的キャラが出ます(モブ)

831 :森崎名無しさん:2014/04/06(日) 01:25:09 ID:???
★後半からのハンブルグメンバー→ クラブ5
ナイカってw

832 :森末(仮):2014/04/06(日) 01:27:08 ID:???
本日はここで区切らせていただきます。それでは。

>>831 モブのメンバーの名前は、割と適当に考えていたりします。

833 :森崎名無しさん:2014/04/06(日) 01:27:22 ID:???
よしみんなきけ 乙ヤラナイカ?

834 :森崎名無しさん:2014/04/06(日) 01:36:21 ID:???
うほ! 乙

835 :森崎名無しさん:2014/04/06(日) 01:44:49 ID:???
乙です!
相手の戦力がちょっと落ちるなら正直ありがたい

836 :森崎名無しさん:2014/04/06(日) 02:37:22 ID:???
乙でした。
今更ながらド鈍い事言うけど、板野が知らない展開・イレギュラーの存在も当然のようにあるのか。
原作知ってるだけじゃ対応できない場面もあるかもしれないから、決め付けてかかるのは痛い目見るかも。


837 :森崎名無しさん:2014/04/06(日) 18:38:08 ID:???
JYのイタリアは雑魚だ!
と決めつけるとかね。

しかし試合開始前に観客見なくてよかったね。

838 :森崎名無しさん:2014/04/06(日) 18:49:55 ID:???
本大会はたったの4試合で終わりじゃなくて
更に試合数が増えてたりするような変化もあったりして
予想じゃなくて願望だけど

839 :森崎名無しさん:2014/04/06(日) 18:51:19 ID:???
ウルグアイの火野のドラゴンショットとか
いくらなんでもトルネードはまだないよね?

840 :森崎名無しさん:2014/04/06(日) 20:38:37 ID:???
本編通りの4試合でも十分密度濃そうだけどね。
なるべく24人全員試合で使ってみたいけど、高杉山森あたりは厳しいかな?

841 :森末(仮):2014/04/06(日) 23:16:31 ID:???
>★後半からのハンブルグメンバー→ クラブ5 ★
>ハンブルグ監督「いや、後半からはナイカ、お前が出ろ」 ヤラくんの相棒(意味深)的キャラが出ます(モブ)
===================================================================================================
ナイカ「は、はい!」

ハンブルグの監督はここで無理にクラウスを継続して使う事はなく、
サブメンバーであったFWのナイカを起用する事を選択した。
シュナイダーには大きく劣るFWのクラウス、そしてヤラであったが、
その長身を生かした前線での楔としての働きは決して過小評価出来るものではなく、
全日本にとっては十分驚異と言って差し支えないものだった。

しかし、ここで起用したナイカは……小柄とは決して言えないが、長身ともまた言えない選手。
実力的にもクラウスの一段下と言える程度であり、彼の代わりに前線での楔としてのプレイは期待が出来ない。

シュナイダー「(だがあくまでも練習試合ならば無理をする必要がない……という監督の指針はわかる。
        ならば妥当な采配だな)」
ヤラ「頑張ろうぜ、ナイカ!」
ナイカ「おう!」

こうしてハンブルグもハーフタイムを終え、フィールドへと戻って行った。
果たして彼らが欧州No.1クラブチームとしての誇りと意地を見せつけられるのか、
それもまた残り30分で答えが出る事である。

842 :森末(仮):2014/04/06(日) 23:17:50 ID:???
真「さぁ、ハーフタイムが終わって両チームの選手たちがフィールドに戻ってきたよ!
  ……おっと、どうやら両チームにメンバーの交代があったみたいだね」
響「ハンブルグは……前半で負傷をしたらしいクラウスくんに代わって、ナイカくんを起用したみたいだぞ。
  そして全日本は……あっ! 真、三杉くんだぞ!! ガラスのエース、三杉くんが出場してる!!」
真「次藤くんに変えての投入だね。 フォーメーションは3−5−2……中盤をとにかく強化したいという考えなのかな。
  とにかく、三杉くんの実力の高さについては僕たち日本から来た皆は誰よりも知ってるよね。
  これは後半、中盤の支配率に関してはかなり有利になりそうだよ」

板野「(ハンブルグはメンバーチェンジか……でも、聞いた事のない選手だし多分大した事ないんだろうな)」

シュナイダー「(あの大柄な5番(次藤)を変えて、中盤を強化……か。
        だが、果たしてどれほどの実力者なんだ?
        負傷をした15番(井沢)の代わりに投入されなかった事を考えると、その程度の実力者……と考えるべきか?)」

フィールドに戻った両チームが、両チーム共にメンバーチェンジを行っている事に気づき、
彼らはそのメンバーチェンジの真意について推理を始める。
しかし、これに関しては既に"知識"としてハンブルグの主力は、
シュナイダー、カルツ、若林の3名のみであると事前に知っている板野は、
すぐさま変わって入ったナイカはただのモブFWであると結論付け、大した危機感は抱かない。

逆にシュナイダーとしては、代わって入った三杉の実力の程について見当もつかず眉を顰めるのだが……。

843 :森末(仮):2014/04/06(日) 23:18:51 ID:???
先着1名様で、

★若林の記憶力→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→若林「(ふふふ、そろそろ奴に仕込んでおいた下剤が効き始める頃だな)」 ゲ、ゲェー!? 下剤!?
クラブ→若林「(なんだあいつは? 高杉の報告には無かったな)」 三杉の事をこれっぽっちも覚えてなかった!
それ以外→若林「あいつは……! 気をつけろシュナイダー、奴は相当な実力者だぞ」 小学生時代の記憶は残ってた!

>>833-836 乙ありです。そうですね、これから先、板野くんが知らない展開も起こるかもしれません。
ただ、キャラクターなどの知識などはあるので、やはり板野くんが大きなアドバンテージを持ってる事は変わりないですね。

844 :森崎名無しさん:2014/04/06(日) 23:19:10 ID:???
★若林の記憶力→ ダイヤ2

845 :森崎名無しさん:2014/04/06(日) 23:19:14 ID:???
★若林の記憶力→ クラブ8


846 :森崎名無しさん:2014/04/06(日) 23:19:23 ID:???
JOKERwww

847 :森崎名無しさん:2014/04/06(日) 23:39:19 ID:???
バヤシさんこの試合初めて役に立ったなw

848 :森末(仮):2014/04/06(日) 23:50:34 ID:???
>★若林の記憶力→ ダイヤ2 ★
>若林「あいつは……! 気をつけろシュナイダー、奴は相当な実力者だぞ」 小学生時代の記憶は残ってた!
===================================================================================================
既に数年前となる小学生時代の出来事であるが、若林は三杉淳という男の事をよく覚えていた。
全国小学生サッカー大会の準決勝、南葛SC対武蔵FCの一戦。
この試合において若林は先発出場をし確かにチームを勝利へと導いたのであるが、
しかし、武蔵FCキャプテンである三杉には危うくゴールを許しそうになってしまい、
相当苦戦をしたという記憶が彼の脳裏にこびり付いていたのだ。

シュナイダー「ほう……だが、何故こんな形で投入をしてくるんだ? 実力者ならば先発出場をしていいだろう」
若林「俺も記憶がおぼろげだが……確か奴は病を患っている筈だ。
   事実、俺が小学生時代に対戦をした時も後半はかなり苦しそうにプレイをしていたからな」
ブリーゲル「なるほど、だからハーフタイムからの出場って訳か……だが、そんな奴が本当に強いのか?」
カルツ「そんな事なら練習だってロクに出来ん筈だしな」
若林「奴のセンスはずば抜けている……それが中学生になってもそのままだとしたら、十分脅威だ。
   それにここで奴を出場させる事をお前らが説明できるのか?
   シュナイダーのファイヤーショットを見て、DFを減らしてMFを増やしたんだぞ?」

これに感づいた若林が警告をしても、当初若林に対してあまりいい印象を持っていないハンブルグのメンバーは否定しようとするのだが、
いつになく強烈な若林の注意を聞くと流石に考えを改めざるを得なく、
加えて彼の言うように、シュナイダーのファイヤーショットを見てDFの枚数を減らすというのは相手にとって自殺行為。
つまりはDFの数を減らしてまで投入するだけの価値がある男であると三杉は思われているのだと説明されると、
確かに腑に落ちる説明である。

シュナイダー「いいだろう。 カルツ、ブリーゲル、インメル、あの14番(三杉)によく注意をしておけ。
       俺も警戒はしておく」
インメル「ああ、わかった」
カルツ「しかし後半はこっちからのキックオフだぜ。 どうするよ?」
シュナイダー「そうだな……ここは……」

849 :森末(仮):2014/04/06(日) 23:51:38 ID:???
真「泣いても笑っても残り30分!
  練習試合だから延長戦もPKも無しだから、いずれにせよこの30分で決着がつくんだよね!」
響「だけどどうせだったらやっぱり日本に勝って欲しいぞ! フレー! フレー! に・ほ・ん!!」

ディアス「(さーて、大番狂わせで日本が勝つか。 それとも順当にハンブルグが勝つか。
      どっちだろうな……全然読めねーや)」

森末「(頑張れ板野……頑張れ日本。 僕が思っていた以上に、試合はかなりいい形で折り返せた。
    勝てる……この試合、勝てるよ! だから頑張れ、板野!)」

見上「(まずはこの攻撃を止める事だ。 前半を同点で終えた事で、いい形で三杉を投入する事が出来た。
    頼むぞ三杉……この試合、お前と松山、中山がどれだけ中盤で競り合えるかが最大の鍵になる)」

ハンブルグ監督「(ハンブルグが負ける事は許されない。
         欧州No.1クラブチームとしての名誉、誇り、全てに賭けても負ける事は出来ないんだ!
         頼むぞシュナイダー、カルツ!)」

板野「(ここまで来たら勝たなきゃ駄目だ! 見ててね森末! 絶対勝つよ!!)」

シュナイダー「(……この試合が俺のハンブルグでの最後の試合だ。
        センチメンタルな思いなど戦場には不要だが、この試合……勝たせてもらうぞ、全日本!)」

ピィーッ!!

バムッ ダンッ

シュナイダー「頼むぞ、カルツ!」
カルツ「はいはい、任せなさいって」

完全な第三者、管理者を名乗る者、チームを指揮する者、そしてフィールドに立つ戦士たち。
彼らが様々な思いを混じり合わせる中でも後半開始の笛は鳴り、
ハンブルグボールで残り30分の激闘の火蓋が切って落とされる。

850 :森末(仮):2014/04/06(日) 23:52:38 ID:???
まずボールを受けたシュナイダーは、これをすぐさま後方のカルツへと戻し……。
そしてカルツはそのまま一気にシュナイダーを追い越さんばかりの勢いで中央突破。
その左前前方をヤラは併走するように上がっていくが、代わって入ったFWのナイカはやや後方に位置し、
攻め入る気配はまるで見せていない。

板野「(これは……カルツ、シュナイダー、ヤラの3人だけで攻め入るつもりか?)」
政夫「まーた中央突破かよ! いい加減通用しないって事を教えてやるぜ!!」
三杉「(前半戦、井沢を負傷させ中山達を抜いたカルツ。 だが僕ならば勝つ事も不可能では無い筈だ)」
板野「(ヤラは大きく左に開いて、シュナイダーはカルツの前……あ、俺を通り過ぎた。
    やっぱり3人だけで攻め入るつもりみたいだな。 他の皆はカウンターを警戒か。
    ここは……)」

A.「政夫、三杉! あいつを止めに行こう!」 カルツに3人がかりでプレスをかける!
B.「三杉、頼む! 俺達は体力を温存したい!」 カルツに三杉単独でプレスをかけさせる!
C.「ここは深く守るぞ! 松山達と連携をして中央を厚くしよう!」 松山達のラインまで下がり、人数をかけて止めに行く
D.「(何も言わずちょろっと横に避けよう)」 フォローに備え、板野はカルツにプレスはかけない

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。 

851 :森崎名無しさん:2014/04/06(日) 23:53:32 ID:h8DhreyQ


852 :森崎名無しさん:2014/04/06(日) 23:54:47 ID:DYyy+FuY
A

853 :森崎名無しさん:2014/04/06(日) 23:55:11 ID:meNyX85I
B

408KB
掲示板に戻る 全部 前100 次100 最新50

0ch BBS 2007-01-24