キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【目指せ】ミサト監督の挑戦3【J2】
1 :
地獄のミサト
◆lHjY1XBi4o
:2014/06/09(月) 18:43:39 ID:???
このスレは、キャプテン森崎の二次創作スレです。
主役は葛城ミサト。
SSG東京アルバトロスを率いて戦う彼女の物語となります。
オリジナル要素が強いスレになりますので、そちらはご了承下さい。
872 :
森崎名無しさん
:2014/07/18(金) 23:25:32 ID:???
★若田部 パスカット 63 +
クラブ9
★
873 :
地獄のミサト
◆lHjY1XBi4o
:2014/07/18(金) 23:46:38 ID:???
★織屋 スルーパス 62 + ハート5 ★=67
★若田部 パスカット 63 + クラブ9 ★=72
ー2…これはゴールデンルーキーですわ。
織屋のスルーパスを若田部が止める。
ボールは直ぐに藤本に繋がれた。高見は位置的にカットは不可能である。
高見「…っと。頼むぜキャプテン。」
オルランド「おう!」
藤本にオルランドが当たる。
先着二名様で。
★藤本 パス 62 + ! card ★
★オルランド パスカット 65 + ! card ★
攻撃側ー守備側が
≧2…ペニーさんがパスキャッチ!
1…ペニーさんがフォロー!
0…こぼれ球だ!
ー1…歩撫琉閃がフォロー
ー2…止めた!
874 :
森崎名無しさん
:2014/07/18(金) 23:48:13 ID:???
★藤本 パス 62 +
クラブA
★
875 :
森崎名無しさん
:2014/07/18(金) 23:49:15 ID:???
★オルランド パスカット 65 +
クラブJ
★
876 :
森崎名無しさん
:2014/07/18(金) 23:49:34 ID:???
★オルランド パスカット 65 +
クラブ8
★
877 :
地獄のミサト
◆lHjY1XBi4o
:2014/07/18(金) 23:54:19 ID:???
★藤本 パス 62 + クラブA ★=63
★オルランド パスカット 65 + クラブJ ★=76
≧2…止めた!
藤本の精度もクソもないパスをオルランドはあっさりとカットした。
一気呵成にドリブルで上がるオルランド。
高見にショートパス、ゼロトップの動きを見せるギュネイにクロス、奥山にサイドチェンジ…
オーバーラップするノーマークのシンジへのパス。どれでも出来そうだ。
『2』票にて。
A 高見にショートパス
B ギュネイにクロス
C 奥山にサイドチェンジ
D シンジにパス
E オルランドの判断に任せる
F その他
878 :
森崎名無しさん
:2014/07/18(金) 23:55:49 ID:qIr/81VE
D
879 :
森崎名無しさん
:2014/07/18(金) 23:59:07 ID:B+VZIhmA
B
880 :
森崎名無しさん
:2014/07/19(土) 00:02:38 ID:Xxkcmsek
B
881 :
地獄のミサト
◆lHjY1XBi4o
:2014/07/19(土) 00:17:20 ID:???
B ギュネイにクロス
オルランド「(よし、少し試すか…)」
オルランドはクロスをディフェンスラインとキーパーの間に上げる事にした。
オルランド「(精度と呼吸の問題だ。)」
先着二名様で。
★オルランド クロス 65 + ! card ★
★飛び出しは ! zange ★
JOKER…キーパーが飛び出した!
クラブA…飛び出さない
882 :
森崎名無しさん
:2014/07/19(土) 00:18:53 ID:???
★オルランド クロス 65 +
スペードQ
★
883 :
森崎名無しさん
:2014/07/19(土) 00:19:08 ID:???
★オルランド クロス 65 +
ハート8
★
884 :
森崎名無しさん
:2014/07/19(土) 00:19:23 ID:???
★飛び出しは
*JOKER*
★
885 :
地獄のミサト
◆lHjY1XBi4o
:2014/07/19(土) 00:24:35 ID:zh+ISdnk
★オルランド クロス 65 + スペードQ ★=77
★飛び出しは *JOKER* ★
JOKER…飛び出した!
オルランドのクロスに吉永は飛び出した。
球足の速いクロス…抜ければギュネイは押し込むだけで良い。
★オルランド クロス 65 + スペードQ ★=77
先着一名様で。
★吉永 飛び出し 65 + ! card ★
攻撃側ー守備側が
≧2…ギュネイが捩じ込みに行く!
1…シンジがダイビングヘッドだ!
0…こぼれ球だ!
ー1…ゴッセージがクリア!
ー2…止めた!
886 :
森崎名無しさん
:2014/07/19(土) 00:25:05 ID:???
★吉永 飛び出し 65 +
スペード2
★
887 :
地獄のミサト
◆lHjY1XBi4o
:2014/07/19(土) 00:30:13 ID:???
★オルランド クロス 65 + スペードQ ★=77
★吉永 飛び出し 65 + スペード2 ★=67
≧2…ギュネイが捩じ込む!
クロスは吉永を抜き、ギュネイの足元にピタリと当たる。
押し込むだけの状況だが、そこに来たのはゴッセージである。
先着二名様で。
★ギュネイ ボレーシュート 64 + ! card ★
★ゴッセージ ブロック 64 + ! card ★
攻撃側ー守備側が
≧2…勝ち越し弾!
1…シンジがねじ込んだ!
0…こぼれ球だ!
ー1…吉田がクリア!
ー2…止めた!クリアだ!
888 :
森崎名無しさん
:2014/07/19(土) 00:31:01 ID:???
★ギュネイ ボレーシュート 64 +
ハート10
★
889 :
森崎名無しさん
:2014/07/19(土) 00:32:01 ID:???
★ゴッセージ ブロック 64 +
スペードK
★
890 :
地獄のミサト
◆lHjY1XBi4o
:2014/07/19(土) 00:47:02 ID:???
★ギュネイ ボレーシュート 64 + ハート10 ★=74
★ゴッセージ ブロック 64 + スペードK ★=77
ー2…止めた!
ゴッセージの身を投げ出すようなブロック。
アメリカ代表の最終ラインを支えた男のプライドだ。
ゴッセージはクリアし、守備を立て直すとアルバトロスの猛攻を何とか凌ぎ…後半に望みを繋げた。
前半終了
金沢ゴリックス 1 ー 2 東京SSGアルバトロス
前半8分 ゴリックス 若田部 フリーキック
前半24分 アルバトロス 奥山→高見 ロビングシュート
前半36分 アルバトロス 奥山→ギュネイ ファンネルシュート
前半は完全な力負け。ゴリックスのサポーター達は絶望感に浸り…
若田部の名を叫んだ。
根本「…監督の差だな…」
根本は頭を抱えた。
ペニーさん「肩が痛い。」
若田部「…あの高校生二人、レベルが違いすぎる…」
ペニーさん「肩が痛い。」
吉永「あの左サイドバックも冗談じゃねぇぞ…。フリーにしたら最悪だ。」
ペニーさん「肩が痛い。」
ブーマー「センターバックのコンビが嫌らしい。フィジカル野郎と狡猾な野郎のコンビだ。」
ペニーさん「肩が痛い。」
891 :
地獄のミサト
◆lHjY1XBi4o
:2014/07/19(土) 00:58:58 ID:???
奥山「いい調子だ。」
歩撫琉閃「オルランド、いいクロスだったな。ったく、下手くそが。」
ギュネイ「あ?あれは相手がうまかったんだよ!」
オルランド「侮れんという事だな。」
アルバトロスの雰囲気は最高潮だ。
高見「シンジにしても歩撫琉閃にしても、あれだけ相手を牽制してくれるとやりやすい。
攻撃に専念出来る。」
ブッキ「お前に守備なんか誰も求めん。」
氷野「高見も守備下手じゃないけどな。」
シンジ「活躍できなかったなー…」
アスカ「アンタはオフザボールで動いているから、活躍してないわけじゃないわよ。」
坂崎「織屋、気負い過ぎだ。」
織屋「いいとこ無しだぜ…。」
アモロ「同じく…」
サポーター達は…
先着一名様で。
★サポーターのコール ! card ★
JOKER…アモロ
ダイヤ…ギュネイ
ハート…高見
スペード…奥山
クラブ…アモロ(ゴリックスからのコール)
892 :
森崎名無しさん
:2014/07/19(土) 01:00:01 ID:???
★サポーターのコール
クラブ8
★
893 :
地獄のミサト
◆lHjY1XBi4o
:2014/07/19(土) 01:10:39 ID:???
★サポーターのコール クラブ8 ★
クラブ…アモロコール
スタンドではアモロコールが響いていた。
アルバトロスサイドからではない。ゴリックスからだ。
アモロ! アモロ! アモロ! アモロ! アモロ! アモロ!
インデックス「フランス野郎!ハゲちゃえ!ハゲちゃえ!って感じのコールなんだよ。
フランス野郎、ハゲちゃえ!ハゲちゃえ!」
インデックスの頭に拳骨を落とし、アモロは俯いた。
インデックスはまだ良い。自分がインデックスと同じ立場なら、同じ事を言うだろう。
そもそもがイギリスシスターに品性を求めてなどいない。
不出来はアモロが一番理解している。
そこでこの屈辱的なコール…。
アモロの肩が震える…。
ボッシ「あ、アモロ?」
先着一名様で。
★アモロ ! zange ★
JOKER…アモロ「な、なんでもないよ、なんでも…」ボッシ「(無数の青筋が…!)」
クラブA…魔 王 降 臨
894 :
森崎名無しさん
:2014/07/19(土) 01:11:32 ID:???
★アモロ
*JOKER*
★
895 :
森崎名無しさん
:2014/07/19(土) 01:11:53 ID:???
★アモロ
*JOKER*
★
896 :
地獄のミサト
◆lHjY1XBi4o
:2014/07/19(土) 01:27:08 ID:???
★アモロ *JOKER* ★
JOKER…魔王降臨ならず
アモロは必死に自制し、ボッシを向いた。
アモロ「な、なんでもないよ…なんでも…」
無数の青筋が彼の苛立ちを物語っている。
インデックス「…ねぇ、フランス野郎って、何か昔、魔物と関わった?」
アモロ「え?いや…それはないけど…」
インデックス「エルフとか、魔術師とか。エルフの神聖な加護もついてるけど…
魔術師とエルフのすんっごい強い怨念を感じるんだよ。黒魔術系の。」
神聖な加護を黒魔術系の怨念が帳消しにしている感じだ、とインデックスは指摘した。
アモロ「ん〜…心当たりがない。」
インデックス「何にしても、用心に越した事はないんだよ。
ハゲちゃえどころか、殺意系の怨念だから。」
アモロ「…一体誰だろう…。」
ーホンダロック座ー
BMG「アルバトロス、失点ですねー。」
金髪の美女が人形に針を刺しながらテレビを見る。
ヒトデ「他を見ている暇があるか!」
エルフの士「ざまぁみやがれってんだ。」
カイバーマン「どけ、どたまかなづち。」
凡骨「最低だな、エルフの士。」
897 :
地獄のミサト
◆lHjY1XBi4o
:2014/07/19(土) 01:33:50 ID:zh+ISdnk
キャプアモさんごめんなさいというところで、本日はここまで。
900からスレ末をやりますので、次スレタイを募集します。
【】ミサト監督の挑戦4【】
こちらをお使い下さい。
898 :
森崎名無しさん
:2014/07/19(土) 07:14:54 ID:???
【名将の】ミサト監督の挑戦4【条件】
【春の】ミサト監督の挑戦4【抜擢祭り】
【ヘボロとは】ミサト監督の挑戦4【言わせない!?】
【歩撫琉閃】ミサト監督の挑戦4【復活!】
899 :
森崎名無しさん
:2014/07/19(土) 07:33:48 ID:???
【正しい】ミサト監督の挑戦4【ゲンドウポーズ】
【綾波レイ】ミサト監督の挑戦4【危機一髪】
【飛翔せよ】ミサト監督の挑戦4【アルバトロス】
【チームの】ミサト監督の挑戦4【○○○】
900 :
森崎名無しさん
:2014/07/19(土) 11:56:49 ID:???
【迷将】ミサト監督の挑戦4【対決】
901 :
地獄のミサト
◆lHjY1XBi4o
:2014/07/19(土) 16:01:31 ID:zh+ISdnk
最近恋愛要素を読みたい方がおられるようで…
そんな声にお答えし、報われない路線のものをピックアップしようかとw
『2』票にて。
A イケメン童帝あまとうさん
B フラグブレイカー守伊
C 報われない事は請け合いの火津さん
D ザラキ教神官苦理府徒さん
E ペトレスクさんの過去の恋バナ
F その他読まれたいものがあれば。
902 :
森崎名無しさん
:2014/07/19(土) 16:03:21 ID:ygb7RF0I
E
903 :
森崎名無しさん
:2014/07/19(土) 16:17:07 ID:fDjObQJY
A
904 :
森崎名無しさん
:2014/07/19(土) 17:50:11 ID:wUDDY4oQ
A
905 :
地獄のミサト
◆lHjY1XBi4o
:2014/07/19(土) 21:30:20 ID:???
A あまとう
花と散る初恋。
それは女でなく男であったーーーー
冬馬「不幸だ…」
主人公違いの事を言い、嘆息する冬馬。
冬馬「セイバー…お前は何て可愛いんだ…俺みたいなキモヲタが恋愛なんて…」
近くにあるフィギュアを手に取り愛でる。これでも天下に名高いアイドル、天ヶ瀬冬馬である…。
恋愛にロマンスを求めるのは、女でなく男だ。
冬馬はある意味、女以上に恋愛に夢見た。
女以上に夢見、その夢が叶う刹那に最悪のバッドエンド。
冬馬「ああ…今日も可愛いよみのりん…」
ブツブツ言いながらフィギュアを磨いていく。どこから見ても立派なキモヲタだ。
太田「よーっす。差し入れ持って来てやったぜ。」
チームメイトであり八百黒の店長、太田明彦が冬馬を訪ねた。
冬馬は部屋の隅に縮こまり…
冬馬「不幸だ…」
と再度呟いたのであった。
906 :
地獄のミサト
◆lHjY1XBi4o
:2014/07/20(日) 11:04:05 ID:???
太田「失恋ねぇ…」
冬馬「お前はいいよな…鬼丸と…」
太田は肩を落としながらぽつりと言った。
太田「…おかみさんから消去法で選ばれ、かつ本人も『貰い手無いから太田さんでいいか』だぞ?
ロマンスのカケラもねぇ…」
太田。彼もまた女性にロマンスを求めたい男だった。が。現実は全く違った。
美輝の母、真紀子の軽口に「美輝ちゃんが承諾すれば。」と返したのが間違いだったのだ。
まさか美輝が承諾するとは思わなかった。
太田の誤算はその一言に尽きる。
冬馬「そ、そうか…すまん…」
どんより落ち込む二人。
太田「…戦隊モノみたいな出会いでなくていい…もっとロマンスを感じさせるような…」
冬馬「普通に…守ってやりたくなるような女でなくていい…ロマンスを感じさせる恋愛がしたい…」
恋愛のれの字もない。
アーバックル「Hello.Toma,Akihiko.」
冬馬「監督…」
ぽてぽてと冬馬の膝の上に乗る。この猫監督にとって冬馬の膝は寝心地の良い枕のようなものらしい。
アーバックル「Romance?」
ぐちぐちと話し合う二人に、アーバックルが顔を上げる。
太田「監督はどう思います?ロマンスについて。」
アーバックルの答えは、単純極まりなかった。
アーバックル「Sex.」
これ程明白な答えもあったものではない。
最終目的はそれであるにしても…。しかし、アーバックルのように動物であれば行為に価値を見出し、過程に価値は見出さないものだろう。
猫の雄は、発情期の雌に求婚する義務がある。アーバックルにしたら、それを言ったに過ぎない。
二人は肩を落とし…アーバックルにラザニアをやると花見町をぶらついた。
907 :
森崎名無しさん
:2014/07/20(日) 11:15:13 ID:???
神無月のめぐみさんは元気ですか(小声)
ナパームだかダイナマイトになる前のなら全巻持ってますよ〜
908 :
森崎名無しさん
:2014/07/20(日) 11:20:17 ID:???
常時アルコールを投与すればロマンス出来る
909 :
地獄のミサト
◆lHjY1XBi4o
:2014/07/20(日) 11:28:49 ID:???
春というだけに、花見町は花見の準備で大慌てだ。
冬馬「花見町ってだけはあるよな。」
太田「まぁな…。しかしいい陽気だ。」
店番すら忘れてしまいそうだ、と太田は伸びをする。
八百黒に戻り、太田と別れる。
冬馬「さて…どうすっかね…」
『1』票にて。
A ラーメンでも食うか…
B 小腹が空いた程度だし、パンでいいか…
C 河川敷で個人練習でもするかね。
D このまま街をぶらつくか…
E 961の事務所にでも行くかな…
F その他
910 :
森崎名無しさん
:2014/07/20(日) 11:47:59 ID:VgJf3HK+
F A+美輝の母から頼まれていた『アルバトロスの裸写真集』を届けに行く
911 :
森崎名無しさん
:2014/07/20(日) 11:54:54 ID:fQ5oW69+
D
912 :
森崎名無しさん
:2014/07/20(日) 12:20:21 ID:aeDsrwrk
D
913 :
地獄のミサト
◆lHjY1XBi4o
:2014/07/20(日) 12:45:31 ID:???
>>907
元気です。私も全巻持ってます。
>>908
だからこそそれをしない、男太田ですw
>>911-912
一票決です。
F A+美輝の母から頼まれていた『アルバトロスの裸写真集』を届けに行く
冬馬「さて、おかみさんから頼まれていたこいつを渡すか。」
アルバトロスの裸写真集。濃いもんばかり撮されているが…評判は上々だ。
とても理解は出来ないが、女子はこうした細い感じだが筋肉がついているのが良いのだろう。
真紀子「あら、冬馬くん。いらっしゃい。」
鬼丸飯店。美輝は出前らしい。
冬馬「おかみさん、頼まれていたもん持って来たぜ。」
冬馬はアルバトロスの裸写真集を手渡す。
真紀子「あら、ありがとう。いやいや、年甲斐なくファンになっちゃってねぇ。」
真紀子は思春期の娘のような可愛い微笑みを見せた。
アイドルだけにこうした表情は見慣れているが…美輝がいたら大惨事だったに違いない。
冬馬「へぇ。ところで誰のファンなんだ?」
試合の時にサイン貰っといてやるよ、と冬馬がラーメンを啜りながら言った。
先着一名様で。
★不幸 ! card ★
JOKER…高見
ダイヤ…坂崎
ハート…奥山
スペード…氷野
クラブ…守伊
クラブA…クラブ+ジュルリ
914 :
森崎名無しさん
:2014/07/20(日) 12:48:21 ID:???
★不幸
スペード4
★
915 :
地獄のミサト
◆lHjY1XBi4o
:2014/07/20(日) 13:17:27 ID:69h2mhLw
★不幸 スペード4 ★
スペード…氷野
真紀子「氷野くんだよ。彼の冷静〜なプレイに見惚れちゃってねぇ。」
冬馬「ふ〜ん…」
試合で当たった時は、単なるスピード自慢のどこにでもいるサイドバックだったが。
冬馬「(冷静なプレイ、か。コンバートしてセンターバックにでもなったのか?どちらにせよ楽勝だぜ。)」
奥にいるにせよフォアリベロにいるにせよ、氷野自身が立ち向かう状況にすればいい。
ラーメンを食べて暫く店内にいたが、待てど暮らせど美輝は来ない。
冬馬「…どこで道草食ってんだか。」
真紀子「さぁね。…少しは落ち着いて欲しいもんだよ。折角あきちゃんに拾ってもらったってのに。」
冬馬「あ?太田さん、寧ろ鬼丸が承諾した事が意外だった、と言ってたぜ?」
真紀子はやっぱりね、という表情を見せた。
真紀子「男さんには女の微妙な機微は分からんもんだよ。あと、娘の不幸を願う母もいない。
あの子の想いが誰に向いているのか、私には分かってたよ。だからああして美輝に行きやすい形を取り繕った。
美輝も素直でないからねぇ。」
真紀子の表情は、年輪を経た大樹を思わせる。
冬馬「つ、つまり、太田さんと鬼丸って…鬼丸が…太田さんを…」
真紀子「好きだったんだろうねぇ。昔から。」
ぷつん。と、冬馬のアタマの中で素敵な音がした。
冬馬「うおおおおおおおおおおおお!幼馴染ものか!幼馴染ものかぁぁぉぉぁぁぁぉ!」
真紀子「ちょっ…冬馬くん、お勘定!」
血の涙を流し八百黒に突入していく冬馬。真紀子は呆れ果てながら…
真紀子「…ありゃ童貞だね。恋愛を自分本位で捉え過ぎているよ…」
と、ポツリと言ったのであった…。
先着一名様で。
★八百黒 ! zange ★
JOKER…太田「落ち着けェェェ!」
クラブA…冬馬「俺はこの八百黒を破壊し尽くすだけだぁ!」
916 :
森崎名無しさん
:2014/07/20(日) 13:19:06 ID:???
★八百黒
*クラブA*
★
917 :
森崎名無しさん
:2014/07/20(日) 13:19:19 ID:???
★八百黒
*JOKER*
★
918 :
森崎名無しさん
:2014/07/20(日) 13:19:44 ID:???
★八百黒
*クラブA*
★
919 :
地獄のミサト
◆lHjY1XBi4o
:2014/07/20(日) 13:51:31 ID:69h2mhLw
★八百黒 *クラブA* ★
クラブA…冬馬「俺はこの八百黒を破壊し尽くすだけだぁ!」
八百黒には美輝がいた。
美輝は単に少年野球に乱入し、ホームランを打った話をしていただけだったが…
真紀子の話を聞いたあとでは、二人がいちゃついているようにしか見えなかったのである。
冬馬「裏切り者めぇぇぇぅぇぇ!」
太田「…え?」
冬馬は近くにある商品を片っ端から口に入れる。
太田「や、やめ…お、落ち着け、冬馬!」
美輝「な、何があったんだい、冬馬!」
冬馬は二人を見て叫んだ。
冬馬「お前達がいちゃつくのを辞めない限り、俺はこの八百黒を破壊し尽くすだけだぁ!」
二人とも表情は「?」である。
美輝「え、えーと、つまりは、どういう事だい?私達に野球の話をやめろ、と?」
太田「美輝ちゃんに、仕事をしろ、って事か?」
冬馬はゆらりと立ち上がり…太田に叫んだ。
冬馬「何がロマンスのカケラもないだぁぁぁぁあ!幼馴染ものじゃねぇかぁぁぉぁぁぁ!」
太田「幼馴染もの?!確かに美輝ちゃんとは幼馴染だが…」
冬馬「鬼丸も…!普段が普段なのに、一途な女気取りかぁぁぁぁぉぁぁあ!
素直でない女と、鈍感な男!どこのギャルゲーだ!二次創作だ!
どうせ太田さんに『太田さんのバナナ美味しい』とかあまつさえ(表記不可。以下略)」
真っ赤になった美輝が冬馬の頭に一撃を喰わすまで、冬馬の叫びは続いたのであった…。
美輝「…あのなぁ、冬馬。私は婚前交渉を許す位、軽い女じゃないぞ?」
美輝が赤くなりながら、地面に倒れた冬馬に言う。
冬馬「…すまん…取り乱した…。」
太田に抱えられ、立ち上がる冬馬。
先着一名様で。
★果たして ! zange ★
JOKER…真紀子「さて、仕事に戻りな美輝。」
クラブA…めぐみ「嘘です!全部嘘です!」
920 :
森崎名無しさん
:2014/07/20(日) 13:53:00 ID:???
★果たして
*クラブA*
★
921 :
森崎名無しさん
:2014/07/20(日) 13:55:25 ID:???
素敵な修羅場はここよ
922 :
森崎名無しさん
:2014/07/20(日) 14:07:59 ID:???
冬馬じゃなくて太田の修羅場になってますがね
923 :
地獄のミサト
◆lHjY1XBi4o
:2014/07/20(日) 14:10:08 ID:69h2mhLw
★果たして *クラブA* ★
クラブA…めぐみ「嘘です!全て嘘です!」
冬馬「ハハ…取り乱しちまった。まさか太田さんと鬼丸がなんて…」
一件隣のパン屋…ユエットのドアが開く。
太田「めぐみちゃん。」
美輝「めぐみ…何しに来やがった?」
めぐみは毒蛇のような視線と共に、ラジカセを取り出す。
めぐみ「真実を教えて差し上げますわ!」
美輝と太田の顔が青くなる。そこから流れたのは…
『美輝ちゃん…っすげぇいい…』
『太田さん…っ!あたし…もう…』
美輝「だぁぁぁぁぁぁあ!今すぐその音を止めろぉぉぉぉぉあ!」
太田「ってか、いつ隠しどったぁぁぁぁあ!」
めぐみ「声は小さめが良くなくて〜♪」
めぐみは店内に避難する。
冬馬「…帰る…」
フラフラと力ない足取りで冬馬は自宅に向かったのであった…。
優しい嘘はよく分かる。
太田、美輝なりに冬馬の意思を汲んだのもよく分かる。
だが。この裏切られた感は何だろう…。
先着一名様で。
★行き道トラブル ! card ★
JOKER…素敵なメインヒロイン(笑)はここよ
ダイヤ…権藤
ハート…若菜
スペード…敏之
クラブ…茅原先生
クラブA…素敵な涼ちんはここよ
924 :
森崎名無しさん
:2014/07/20(日) 14:11:28 ID:???
★行き道トラブル
クラブ4
★
925 :
森崎名無しさん
:2014/07/20(日) 14:12:06 ID:???
★行き道トラブル
クラブ9
★
926 :
森崎名無しさん
:2014/07/20(日) 14:13:32 ID:???
黒いカードしかでねぇw
927 :
森崎名無しさん
:2014/07/20(日) 14:18:39 ID:???
なんでや!
悪い人じゃないだろ!
928 :
地獄のミサト
◆lHjY1XBi4o
:2014/07/20(日) 14:23:19 ID:69h2mhLw
★行き道トラブル クラブ4 ★
クラブ…茅原先生
神社に腰を落ち着け、冬馬は木を蹴った。
冬馬「(…童貞って…まさか俺だけなのか…?西山にしても…)」
考えるとキリがない。小鉄は関西人の女と仲がいいし、高坂は変態だ。
冬馬「はぁ…不幸…」
だ、と言いかけた冬馬だが、木が犇いている音が響き、木を見る。
そこから落下してくる人間がいる…!
冬馬「だぁぁぁぁぁぁあ!」
冬馬が何とか人を避け、地面を転がった。
茅原「…もう少しで死ねたのに…。不幸だわ…。」
ジャージ姿の女性が立ち上がる。
冬馬「あ、あんたは…」
茅原「…誰かと思えば…あなた太田さん達のチームメイトの天ヶ瀬くんじゃない…」
すっかり腰を抜かした冬馬。
茅原はゆっくり歩き…
茅原「…何か悩み事かしら。私で良ければ相談に乗るわよ…」
と冬馬に言った。
『2』票にて。
A 相談する
B 相談しない
929 :
森崎名無しさん
:2014/07/20(日) 14:24:39 ID:fQ5oW69+
B
930 :
森崎名無しさん
:2014/07/20(日) 14:27:06 ID:VgJf3HK+
B
931 :
森崎名無しさん
:2014/07/20(日) 14:33:27 ID:???
誤認逮捕され、国辱に襲われ、シンジとのフラグもなし、給料は食費に消える。綾波の不幸っぷりに比べたら…。
932 :
地獄のミサト
◆lHjY1XBi4o
:2014/07/20(日) 14:35:41 ID:69h2mhLw
B 相談しない
冬馬「…すまねぇ。プライバシーに関わる話だ。相談は出来ねぇ…」
茅原「そう…。」
冬馬は立ち上がると、自宅に戻った。
留守電には涼からのメッセージが入っている。
騙した事への謝罪、そして自分も犬リザーブスに入り、片桐に弟子入りした、と。
冬馬「…そっか…。」
無性に涙が出る。冬馬は台所に向かい、玉ねぎを手に取った。
冬馬「俺が今泣いているのは、玉ねぎが目に染みるからだ!泣いてねぇ!」
出来た
ビックリマンチョコ
を寛ぐアーバックルに出す。
冬馬「うおおおおおおおおおおおお!」
冬馬も一気にかきこみ、立ち上がると叫んだ。
冬馬「童貞で悪いか、畜生がぁーッ!」
アーバックル「Stupid.」
アーバックルは窓から出ると、器用に尻尾で窓を閉めたのであった…。
『2』票にて。
A 仕事とサッカーに熱中するぜ!
B こうなりゃ、フラグ構築をやってみるぜ!
C 幼馴染の
助さん
に連絡するぜ!
D もうダメだ…おしまいだぁ…!
E その他
933 :
森崎名無しさん
:2014/07/20(日) 14:38:14 ID:5IO6P/Yw
C
934 :
森崎名無しさん
:2014/07/20(日) 14:38:17 ID:46B80dVU
C
935 :
森崎名無しさん
:2014/07/20(日) 14:38:46 ID:VgJf3HK+
A
936 :
地獄のミサト
◆lHjY1XBi4o
:2014/07/20(日) 14:41:15 ID:69h2mhLw
C 幼馴染の助さんに連絡するぜ!
先着一名様で。
★助さんは ! card ★
JOKER…そら黄門様よ。
赤札…そらサマルよ。
黒札…そらドラゴンボールよ。
937 :
森崎名無しさん
:2014/07/20(日) 14:43:58 ID:???
★助さんは
クラブJ
★
938 :
地獄のミサト
◆lHjY1XBi4o
:2014/07/20(日) 14:59:39 ID:69h2mhLw
確かにレイも不幸ですね…
あまとうの不幸話って、書いていて身につまされる話もあり、過去の自分を見ているかのようですw
一旦はここまで。まだまだスレタイ募集しています。
939 :
地獄のミサト
◆lHjY1XBi4o
:2014/07/20(日) 19:36:52 ID:69h2mhLw
予定が潰れたのでちと更新。
★助さんは クラブJ ★
クラブ…そらドラゴンボールよ
冬馬は幼馴染の透明人間の助さんに連絡を取った。
冬馬「よう。元気か?」
助さん「ああ、冬馬。久しぶり。」
先着一名様で。
★助さんは ! card ★
JOKER…超絶美少女
ダイヤ…我儘な美少女
ハート…僕ッ子
黒札…男に決まってんだろ?…ん?
940 :
森崎名無しさん
:2014/07/20(日) 19:38:49 ID:???
★助さんは
ダイヤ2
★
941 :
地獄のミサト
◆lHjY1XBi4o
:2014/07/20(日) 20:40:18 ID:???
★助さんは ダイヤ2 ★
ダイヤ…我儘な美少女
助さんは透明人間であり、一度ペンキを被った姿を見た冬馬だが、なかなかの美少女だった。我儘ではあるが。
助さんのそうした側面は、久々に連絡があった幼馴染との会話にも活かされた。
助さん「今忙しいから。」
冬馬「え?」
電話は切られた…。
『2』票にて。
A しつこく電話。次は
アイシンカグラ溥儀
だ!
B …サッカーに仕事に…頑張ろう…
C もうダメだ…おしまいだぁ…
D 女だなんて、その気になっていた俺の姿は最高にお笑いだったぜ。
E いいぜ…女が出来ないというのなら、その幻想をぶっ殺す!
F その他
942 :
森崎名無しさん
:2014/07/20(日) 20:42:12 ID:fQ5oW69+
D
943 :
森崎名無しさん
:2014/07/20(日) 20:46:33 ID:46B80dVU
B
944 :
森崎名無しさん
:2014/07/20(日) 20:49:23 ID:VgJf3HK+
B
945 :
地獄のミサト
◆lHjY1XBi4o
:2014/07/20(日) 22:45:35 ID:69h2mhLw
B …サッカーに仕事に…頑張ろう…
冬馬「…サッカーに仕事に…頑張ろう…」
ゆらりと立ち上がり…先日の片桐の結婚式に誓った言葉を思い出す。
この世代に先鞭を取り付ける。
そのためにはサッカーを頑張らないといけない。
ジュピターをトップアイドルにしたい。
そのためには仕事を頑張らないといけない。
冬馬「…女なんか…女なんか…女なんかなんだぁーッ!」
*冬馬がスキル『地獄の住人』を得ました。
クラブで補正ありです。
…なんか、救いもクソもない話になりましたな…
めぐみに騙されて美輝達にめぐみが制裁を受ける、ムテカンの黄金パターンを目指したはずですが…。
『2』票にて。
A 折角だし綾波をシンジと少し幸せにしようぜ!
B 折角だし奥山を由乃に会わせようぜ!
C 折角だしペトレスクさんに過去を語って貰おうぜ!
D 折角だし涼ちんを冬馬と幸せにしてやろうぜ!
E その他
946 :
森崎名無しさん
:2014/07/20(日) 22:47:46 ID:fQ5oW69+
C
947 :
森崎名無しさん
:2014/07/20(日) 22:48:12 ID:5IO6P/Yw
B
948 :
森崎名無しさん
:2014/07/20(日) 22:52:45 ID:VgJf3HK+
B
949 :
地獄のミサト
◆lHjY1XBi4o
:2014/07/20(日) 23:11:01 ID:???
Bに決まった所で、本日はここまでにします。
奥山も地獄の住人にならなければ良いな、と思います(震え声)
ヤンデレ気質とヤンデレ気質ですから、気が合えばうざったいカップルになると思いますが…
奥山、由乃「うおおおおおおおおおおおおお!」
高見「落ちつけェェェェェ!」
となる未来しか見えないのは気のせいですかね…_| ̄|○
高見も高見で
メイ「お前の下にいるのはお兄様でない!髪を染めた藤崎詩織だ!」
高見「ダニィ!?」
詩織「やっと能天気なお前にも飲み込めたようだな。
伊集院レイを抱いているつもりだったお前の姿は、最高にお笑いだったぜ。」
伊集院レイ「……」
♪かな〜しみの〜
となりそうな気もしますw
シンジにしても、アスカ、レイ共にヤンデレやメンヘラ気質はありますね…_| ̄|○
明日には次スレを上げたいと思います。
まだまだスレタイ募集中です。
950 :
地獄のミサト
◆lHjY1XBi4o
:2014/07/21(月) 20:45:39 ID:???
B 折角だし奥山を由乃に会わせようぜ!
物事には多分のifが存在する。
例えばこの世界のように、奥山が清水でなく興津に在住し、ミサトが東京SSGアルバトロスを設立したように。
例えば。雪輝が存在せず、造物主すら義務を放棄した世界であれば。
平和に満ちた世界を、普通の家庭環境に恵まれ謳歌する由乃がいる世界であれば。
果たして彼女は平凡な少女として、シリアルキラーとならず生きられたのだろうか。
これは、交わる事のない世界に置ける、交わる事のない人間が交わる事となった恋物語。
先着一名様で。
★由乃 ! zange ★
JOKER…そら三周目よ。
クラブA…そら一、二周目よ。
951 :
森崎名無しさん
:2014/07/21(月) 20:51:47 ID:???
★由乃
*JOKER*
★
952 :
地獄のミサト
◆lHjY1XBi4o
:2014/07/21(月) 21:32:30 ID:VHDVWJgk
★由乃 *JOKER* ★
JOKER…そら三周目よ。
我妻由乃。どこにでもある中流家庭で育ち、両親の愛情を過不足なく受けて育った女の子である。
由乃「ふふ。今日いるかな、良ちん。」
彼女の想い人。それは同じ高校に通う奥山良である。
…爆弾揃いの興津高校。芹沢、龍之介といった軟派男達が、校内で浮名を流さない理由はお察しだ。
良ちん、などと言っているが、彼女と奥山に接点はほぼない。
完全なる由乃の片想いである。
たまたま見に行った、埼玉ガラパゴス戦。
奥山は16歳にしてチームの中盤でタクトを振るい、活躍をしていた。
由乃は奥山に、少女特有の憧れを抱き…
アルバトロスが裸写真集を出したと聞き、一にも二にもなく飛び付き
62
部購入した。
更に同級生と知り、憧れは強く、深くなり…今ではすっかり恋する乙女である。
先着一名様で。
★奥山 ! card ★
JOKER…トシに電話しながら登校
ダイヤ…氷野と登校
ハート…一人で音楽を聴きながら登校
スペード…華織と氷野とアルバトロスについて話しながら登校
クラブ…たまきにまとわりつかれ、迷惑そうに登校
クラブA…モブ女子にまとわりつかれ、かなり迷惑そうに登校
953 :
森崎名無しさん
:2014/07/21(月) 21:34:32 ID:???
★奥山
スペード9
★
954 :
地獄のミサト
◆lHjY1XBi4o
:2014/07/21(月) 21:50:52 ID:???
★奥山 スペード9 ★
スペード…華織、氷野とアルバトロスについて話しながら登校
奥山「花澤がアルバトロスの宣伝部か。」
華織「ガッハッハ!任せておきなさいよ!」
氷野「花澤不動産ホールディングスの跡取りが宣伝部というのは心強いな。」
華織「ガッハッハ!褒めても何も出ないわよ!」
華織は二人に熱っぽくこれからの営業について語る。
まだまだ経験不足で、迷惑をかけてしまう時はすまない、とも言う。
奥山「そんなもんだろ。僕だって試合でやらかす時もある。」
高校生の男女というよりは、完全にビジネスライクな話である。
つかさ達を見た華織が二人に別れを告げ、七瀬と通学していた織屋が二人に合流し…
織屋「試合してぇー!良はいいよな、レギュラーで!」
奥山「アホ。僕だって結果を残さないといつ落とされるか分からないんだぞ。」
氷野「センターバックのコンバートって難しいな。良、何かないか?」
サッカー談義に興じながら教室へと向かったのであった…。
先着一名様で。
★由乃の判断 ! card ★
JOKER…由乃「…今日一日の予定が分かる、奥山日記…」
ダイヤ…由乃「…サッカーに詳しくならないとなぁ…」
ハート…由乃「…さっきの会話を保存、と。」
スペード…由乃「…花澤さん、アルバトロスにいるのかぁ…」
クラブ…由乃「花澤…」
クラブA…由乃「良ちんにつく害虫は、手早く始末しないと♪」
955 :
森崎名無しさん
:2014/07/21(月) 21:51:49 ID:???
★由乃の判断
クラブA
★
オカルトと日常が溶け合う!
956 :
森崎名無しさん
:2014/07/21(月) 21:51:56 ID:???
★由乃の判断
ダイヤ7
★
957 :
森崎名無しさん
:2014/07/21(月) 21:54:26 ID:???
溶け合った結果がこれだよ!
958 :
森崎名無しさん
:2014/07/21(月) 22:07:45 ID:???
不幸のおすそ分けかな
959 :
地獄のミサト
◆lHjY1XBi4o
:2014/07/21(月) 22:17:43 ID:VHDVWJgk
★由乃の判断 クラブA ★
クラブA…BAD END
由乃「良ちんにつく害虫は、手早く始末しないと♪」
翌日…
克夫「うおおおお…!華織……!」
華子「何故…どうして…!」
変わり果てた娘と再会した花澤夫婦は、世を悲観して命を絶った。
これにより、花澤不動産ホールディングスは崩壊し…
資金繰りが悪化したアルバトロスも、赤字に転落し、借金苦にミサトとリツコは泡に堕ちたのであった…。
BAD END 1 『鮮血の結末』
書けるかゴルァー!
『2』票にて。
A 折角だし綾波をシンジと少し幸せにしようぜ!
B 折角だしもう一回由乃にチャンスやろうぜ!
C 折角だしペトレスクさんに過去を語って貰おうぜ!
D 折角だし涼ちんを冬馬と幸せにしてやろうぜ!
E その他
960 :
森崎名無しさん
:2014/07/21(月) 22:19:35 ID:+ECGAmpk
C
961 :
森崎名無しさん
:2014/07/21(月) 22:41:38 ID:VvzbgLBk
E ゴリックス戦の前夜、雑談混じりの恋愛話で盛り上がる大人組の選手達
重いのが続いたので、軽めで
962 :
森崎名無しさん
:2014/07/21(月) 22:41:43 ID:xvU/3/8M
C
963 :
地獄のミサト
◆lHjY1XBi4o
:2014/07/21(月) 23:35:34 ID:???
C ペトレスクの過去
*鬱展開はもう嫌ですので、判定少なめに綺麗に書いていきます。
…まぁ過去ですので、多少の苦さはあるでしょうが。
埼玉から東京に来ても、桜の美しさは変わらないようだ。
クラブハウス兼選手寮が廃校だけに、校庭には桜が咲き誇っている。
ペトレスク「やあ、レイ。桜の手入れか?」
綾波は頷くと桜の枝を切っている。
ペトレスク「……」
切り口をそのままにし、去って行く綾波にペトレスクは声をかけた。
ペトレスク「レイ。切り口に木工用のボンドを当てておけ。」
綾波「…何故?」
綾波はペトレスクを向いた。どうやら興味を引いたらしい。
ペトレスク「桜は弱い木だ。傷口からばい菌が入ると、そこから枯れてしまう事がある。」
綾波「…そう…。」
綾波は事務所に木工用のボンドを取りに行き、場を離れた。
ペトレスク「…桜、か。」
日本人にとって桜は特別な郷愁がある木だという。
オランダ人にとって、チューリップや風車のようなものなのだろう。
ペトレスク「…そういえば、桜は弱い木だと教えてくれたのは誰だったかな…。」
オランダを離れて10年以上。
ペトレスクは桜を見ながら過去に思いを馳せていった…。
964 :
地獄のミサト
◆lHjY1XBi4o
:2014/07/21(月) 23:55:50 ID:???
ペトレスクは、日本に特別な関心は無かった。
日本といえば、オランダ軍がインドネシアで日本軍から手痛い目に遭わされた、という位の認識だった。
それでもその自分が、まさか日本に留学する事になろうとは考えもしていなかった事である。
大学生活は楽しかった。
白人というだけでそれなりにモテたし、そうした軽薄な女性と関係する事は、ペトレスクの男としての満足もあった。
サッカーも楽しかったし、当時の日本は全く大したレベルでなかったので、本国で落ちこぼれだった自分でも十二分に通用した。
…中には本物もいるもので、一度大会で犬の前身と当たり、片桐にコテンパンにのされた事もあったが。
ペトレスク「(あのFWは、試合中の事故で引退したと聞いたな…。)」
犬リザーブス戦でマッチアップした、天ヶ瀬冬馬。彼は何故かそのFWとダブる。
不真面目であった自分が、これまでサッカーを続けてこれた原動力は、あの悔しさからだろう。
当時の自分を考えると随分勿体無い事をしていたものだ。
女性と関係を持つより、自分を高める方向に向いていれば今より良い選手であっただろうに。
ペトレスク「(…確か大学の四年の時だったか。彼女と会ったのは。)」
大学のサッカー部の花見の席。酔った自分が桜の枝を折った時に強かに一撃を貰ったのだ。
ペトレスク「(今思い起こしても笑える。)」
そこにいた田舎娘…少なくとも、自分が関わり合った女性とは異質な存在が、自分に一撃を喰わせたのだ。
965 :
地獄のミサト
◆lHjY1XBi4o
:2014/07/22(火) 00:07:35 ID:???
木工用ボンドを買いに行かされ、木の補修をさせられ…
何故こんな田舎娘に良いようにこき使われなければならないのか。と憤慨したものだ。
「桜は弱い木なんだよ!」
と言われ
「ばい菌で枯れたら、あなたが植え直すの?!」
と怒られ…。
後に仲良くなった時に聞いたが…この子も怖かったという話を聞き、思わず噴き出したものだ。
学内で顔を合わせる機会があり、それまで付き合いのあった女性と異質な彼女が自分の気を引いた。
機会がある度に口説き、それでも頑として受け付けない彼女に負けん気をそそられ…
少なくとも友人というポジションを手にするまで、気が付くと半年かかっていた。
いつしか自分も放蕩をやめて彼女を好きになり、それまでとは違う真摯な態度に出ていた。
周囲は散々コケにしてくれたが。
クリスマスに皆で集まり、打ち上げをした帰り道。
公園で寂しそうに桜を見ていた彼女の姿に、思い切って声をかけてみた。
彼女は自嘲気味に笑いながら…
「ねぇ、桜の染料って何から採れるか知ってる?」
と言うばかりであった。
966 :
地獄のミサト
◆lHjY1XBi4o
:2014/07/22(火) 00:22:18 ID:???
大学を卒業し、就職しようとしていたら、たまたま埼玉で新チームを作るという事になり、そこに入団した。
それが埼玉ガラパゴスだった。
当時の自分としては、好きなサッカーでメシを喰えるというだけだったが…
今考えると、彼女を口説く為に結果を残そうと努力をしてきた結果だった。そう思う。
ガラパゴス入団を彼女に伝えると、彼女はとても喜んでくれた。
またあの公園で花見をしないか、と言ったところ、了承され…気持ちが浮き立った事をよく覚えている。
花見は盛り上がり、彼女を送って帰ろうと申し出たが、そこは断られた。
少し飲み直しをし、帰ろうとした自分の前にいたのは…彼女が男と二人でいる姿だった…。
ペトレスク「(今考えると間抜けだよなぁ。)」
よせば良いものを、わざわざ物陰に隠れ二人の会話を聞いてしまった。
単なるアホだ、と自分でも思うが…若かったのだ。
彼女は桜を見上げながら、男に言った。
「坂口安吾?『近頃は桜の花の下といえば人間がより集って酒をのんで喧嘩していますから陽気でにぎやかだと思いこんでいますが、
桜の花の下から人間を取り去ると怖ろしい景色になりますので、
能にも、さる母親が愛児を人さらいにさらわれて子供を探して発狂して桜の花の満開の林の下へ来かかり見渡す花びらの陰に
子供の幻を描いて狂い死して花びらに埋まってしまう
(このところ小生の蛇足)という話もあり、桜の林の花の下に人の姿がなければ怖しいばかりです。』
とあるね。」
967 :
地獄のミサト
◆lHjY1XBi4o
:2014/07/22(火) 00:43:06 ID:???
男「春の日に咲く、桜については坂口安吾と同意見だ。桜についてはあまり良いイメージがない。」
男も女も、どこにでもいるような二人だ。楽しそうに会話する二人。
男「それだって花見をしちまうんだからな。人間なんて不思議なもんだ。」
女「桜の染料って何から採れるか知っている?」
男は首を振る。
女「桜の木の皮よ。」
男「……へぇ。」
冬の寒い間に耐え、桜は樹皮に桜色を蓄える。寒梅のような凛々しさではないが、花を咲かす為に耐えているという見方も出来る。
女はそう言うとにっこりと笑い…
女「……私ね。桜って大嫌いなの。」
と言った。男も自分も驚き、女を見る。
女「私にとって桜は別れの象徴よ。大切な人と離ればなれになる象徴。」
男「…あの話していた外人さんか。」
女「いや、そうじゃない。ペトレスクは桜が連れてきてくれた人よ。」
心臓が鳴り響く。ということは…
男「…そうかい。俺にとって桜ってのは…
中学の卒業式の時に離れちまった奴と、今、また再会させてくれた木でな。」
…そこからはあまり覚えていない。
偶々会った風を装いながら、二人を冷やかして別れた事は覚えている。
考えると、最初からノーチャンスの恋愛だったのだ。
彼女は自分を一人の友人としてしか見ていなかった…。
それを形として突き付けられただけだ。
桜舞い散る季節。
苦い思い出と切なさのみ残る、片想い…
968 :
地獄のミサト
◆lHjY1XBi4o
:2014/07/22(火) 01:01:56 ID:???
ペトレスクの回想を破ったのは、綾波だった。
綾波「…教えてほしい。」
綾波はボンドを出すとペトレスクを見る。
ペトレスク「これはな、こうして…」
ボンドを消毒した枝の切り口に貼り、桜が舞い散る。
淡いピンクの喝采の中、ペトレスクは再び回想の海に身を浸した。
ペトレスク「(…それから、サッカーを死ぬ程頑張ったな。)」
あの時が自分の立志だったのだろう。
桜が連れて来た男が、桜を好きになった彼女の自慢になってやろう、と。
あれから十年近く、少なくとも自分はサッカー選手として必要とされている。
彼女の住む埼玉から離れたが、現在もサッカーを続けられている。
不器用な男の不器用な片想いの終わらせ方である。
ペトレスク「(女々しい男だ。男の思い出はフォルダだとよく言ったもんだぜ。
それとも、日本在住が長すぎて日本人の感覚が伝染しちまったか?)」
ペトレスクは自嘲気味に笑い、枝の補修を終えた。
先着一名様で。
★彼女は ! card ★
JOKER…未だ独身
赤札…男と結ばれ、ペトレスクを男と一緒に心から応援している。
スペード…ああ、そういやそんなのいたね。
クラブ…俺様には関係ない!
クラブA…覚えていない
969 :
森崎名無しさん
:2014/07/22(火) 01:04:31 ID:???
★彼女は
ダイヤ6
★
970 :
地獄のミサト
◆lHjY1XBi4o
:2014/07/22(火) 01:22:40 ID:???
★彼女は ダイヤ6 ★
ダイヤ…男と結ばれ、男と一緒にペトレスクを心から応援している
幸せな親子が、ペトレスクのレプリカユニフォームを着てスタジアムにいたら、彼らにペトレスクの事を尋ねるといい。
彼等はペトレスクについて、こう言うはずだ。
「誇り高き男」
だと。
ペトレスクの愛用するバッグには、必ず桜の花弁を模したキーホルダーがついている。
それもまた、彼の心意気なのだろう。
回想の海から出たペトレスクが、綾波の頭に桜の花弁を何枚もつけた。
綾波「…取って。」
ペトレスクはニヤリと笑い、綾波に耳打ちをする。
綾波は頷くと走って寮に戻っていった…。
「シンジに取ってもらいな。」
だがあのペースでは寮につく頃には桜は綺麗に取れているだろう。
大きく伸びをし、ペトレスクは桜を見上げた。
ペトレスク「さて、今日も頑張りますかいのう。」
元埼玉ガラパゴスのバンディエラ。現アルバトロスの精神的主柱はそう呟き、練習グラウンドに向かうのであった…。
END
971 :
地獄のミサト
◆lHjY1XBi4o
:2014/07/22(火) 01:37:03 ID:???
…またもや重い…。
恋バナを志したはずが
あまとう→地獄行き
由乃→原作スピリットを余す所なく発揮
ペトレスク→不器用な愛
明日こそは、笑えて尚且つ軽いノリの話を書けますように…。
よくよく考えてみると、アルバトロスの面々って一筋縄でいかない連中ばかりですね。
972 :
森崎名無しさん
:2014/07/22(火) 07:44:49 ID:???
乙でした! ペトレスクさんには幸せになってもらいたいなぁ。
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