キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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ガラスの艦これ

1 :◆2pV1gRdG.o :2014/11/14(金) 01:20:19 ID:???
ヽ、__ /         `ヽ/  `ヽ  \
`ー,.   /  /      ヾ〃ヽ   ヽ  〉  
/   〈   {   { {  i'ヽ/`i/ /  / }  {  _、
     ヽ  `ーj } } {   { /  ノ /  `ー' i
  ノ  ノ`ー-‐'ノ ノ ノノ   !_l i { {   _,./    エ凡
 `ー-‐' \__,/ノノ‐-' ,,.-‐''`‐-`!`ー`-- 'ヽ     ハ_ヽヽ
    i/ / / ((_j }  / ,.-‐‐‐‐,'/i i | } ヽヽ
     {  { ゝ、_,.ノ  l| `‐--‐'、i/ ノ ノ ノ ノ ノ   |
    `ヽ`ニ-‐ノ   l|    il|||jノノ ノ- ' /   `ー '
   ノ  `---'"   ili;    ||ヽ__,./`ー-'{      l
、__/ ノ ノ ノ }  ,.   '" ヽ /||ヽ__,./i / ヽ_,.i   レ  ヽ
ヽ__/_/ .ノ-'   { { ̄ ̄} } / /ヽ__,./ヽ{ i  ノ    フ
`、_/_/ノ-'ヽ.    '、___,ノ  /| ヽ ヽ  } ヽ"    ‐┼‐
  `ー-‐'‐-‐' ヽ    --  / l  }  }  }  |     '
   `‐-----‐' `ヽ ___ /   l / /  /  /     | |
    ヽ _____ノ |         l' /  /  {     ・ ・

提督「…私がリストラだと!?」

比叡「月影先生!」

244 :◆2pV1gRdG.o :2014/11/25(火) 23:08:09 ID:???
間宮「じゃなくて……ど、どうしましょう…」おろおろ

まさかこんなあけすけに対決を打ち出してくる艦娘がいるとは。
確かに提督は艦娘たちに慕われていると思っていたが…。

間宮「ええと、とりあえず食堂に戻って…それから……」


☆みつどもえ

1. 提督
2. 瑞鶴
3. 舞風
4. 翔鶴
5. 川内
6. 霧島
7. その他

245 :名無しの紅天女:2014/11/25(火) 23:14:20 ID:???
3 今の舞風はリュウタロス並に踊りまくってそうだなあ

246 :◆2pV1gRdG.o :2014/11/25(火) 23:14:58 ID:???
ミス
霧島さんの提督への呼び方は「司令」でした

霧島さんファンすみません

247 :名無しの紅天女:2014/11/25(火) 23:21:16 ID:???
超許す!

248 :◆2pV1gRdG.o :2014/11/25(火) 23:32:38 ID:???
間宮「(どうしよう、どうしたら……)」

間宮にとって、恋というものは縁が遠いものだった。
提督のお蔭でこうしてケッコンし、かりそめの妻という立場にいるが…。
誰かと好きな人を争ったこともないのだ。

舞風「あれ?間宮さん?どーかしたの?」

間宮「…舞風ちゃん?」

舞風「なんかぼーっとしてたじゃん、何か悩みでもあるのかなーって」

間宮「ええと……」


1. そういう舞風ちゃんって悩みなさそうよね
2. 恋ってしたことある?
3. そのジャケット…まさか!?
4. 自由記述欄

249 :名無しの紅天女:2014/11/25(火) 23:44:05 ID:???
3

250 :◆2pV1gRdG.o :2014/11/25(火) 23:58:03 ID:???
悩みを話そうにも、舞風はまだ子供である。
こんなドロドロした話をしていいものか…と視線を向けたその瞬間。
間宮の視線がその服装で止まる。
ほんのりDQN風味のジャケットは確かに見たことがあり、しかもそれは…。

間宮「ま、舞風ちゃん…?」

舞風「ん?なあに?」

間宮「そのジャケットって…」

舞風「ああ!」

間宮「(答えになってないけどわかった…あの人ね……)」

舞風「間宮さんも欲しいの?」

間宮「え、遠慮しておくわね…」

舞風「満足〜♪Dancing in the 満足〜♪」

間宮「(何あの歌…)」

251 :◆2pV1gRdG.o :2014/11/26(水) 00:00:23 ID:???
間宮は舞風に毒気を抜かれたのか、一時的にだが悩みを忘れて仕事に打ち込むことができた。
そしてそろそろ、閉店の時間に近づいて来ていた。


☆満足しようぜ

1. 衣笠
2. 瑞鶴
3. 舞風
4. 長門
5. 川内
6. 榛名
7. その他

252 :名無しの紅天女:2014/11/26(水) 00:18:13 ID:???
6

253 :◆2pV1gRdG.o :2014/11/26(水) 00:52:49 ID:???
間宮「(あっ、榛名さん……)」

満足ジャケットを着こんだ榛名が閉店間際に食堂に入ってきた。
まさか夕食を食べないまま、よくわからない催しに参加しているのでは…。
その予想は当たっていたようで、榛名はすみませんと謝りながら定食を注文した。

間宮「霧島さん、熱は引いたんですか…?」

榛名「あ、はい。さっき間宮さんと話している時にはもうすっかりいつも通りでしたよ」

間宮「熱は引いてたんですね」

榛名「ええ。一体、あの不調は何だったんでしょうか…」


1. 霧島さん、何か変じゃありませんでしたか?
2. …榛名さん、実は提督の事好きなんじゃ…?
3. 熱……
4. 榛名さん、そのジャケット似合ってませんよ
5. 自由記述欄

254 :名無しの紅天女:2014/11/26(水) 01:07:54 ID:???
3

255 :◆2pV1gRdG.o :2014/11/26(水) 01:28:43 ID:???
間宮「熱……」

榛名「間宮さん?」

間宮「…そういえば、翔鶴さんも昨日熱を出したなあって」

榛名「え、そうなんですか?とても元気そうでしたけれど……」

間宮「(翔鶴さんについて、神通さんの説が正しいとすると……。
     謎の熱って…提督を好きになる病気なのでは…?)」

であれば、霧島と翔鶴の間宮に向けての言葉が同じことなのにも納得が出来る。
だが、そう仮定した場合にも問題はいくつかある。
病気なのだとすれば、他の艦娘にも感染する可能性がある。
そして、何故その病気に掛かったのが霧島と翔鶴なのか。

間宮「うーん………」

間宮「(……明日、どちらかと話してみた方がいいのかもしれませんね…)」

256 :◆2pV1gRdG.o :2014/11/26(水) 01:31:28 ID:???
間宮「おはようございます!…ってあら?あなた、起きていらしたんですか?」

提督「書類とか夜戦とかあってな…」

間宮「(夜戦は趣味じゃ…)」


☆翌日の朝

1. 衣笠
2. 瑞鶴
3. 翔鶴
4. 霧島
5. 神通
6. 提督
7. その他

257 :◆2pV1gRdG.o :2014/11/26(水) 01:37:29 ID:???
今日はここまでです

提督が好きになる病気だなんてこわいなあ
戸締りしておこう

258 :名無しの紅天女:2014/11/26(水) 15:22:35 ID:???


259 :レア駆逐は人生 ◆2pV1gRdG.o :2014/11/26(水) 22:32:31 ID:???
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.   マゝ_!:::::::::l、:::\V:∨::ll、.      'ニ    `"7l:::/:::r '´/
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.  ,ィヘ:::!  /  l YV / ',:.:.:l l !  ! ヘ   /゙ト、L _    >' ゝ_
. {::::::::゙| /   l .!  ∧,、!:.:.l 丿 _,,..lーr'"´ \::ヽ>-‐ '    〉 l
  ',::::::,ィ./   l .! /./ }:.:.:!`"´   l:|l      V::}、     /   !
  V' イ    .,' .l .〃 /! :.:.l_     l:ll ,> <´:.:.!./L -‐ ' /   .l!
   ヽ  __r‐'-=、イ゙ //:.:.:.:/ `"' ‐--l:l´     V:.:|ヘ        |l

260 :名無しの紅天女:2014/11/26(水) 22:55:52 ID:???
レア駆逐当たんないかな。

261 :名無しの紅天女:2014/11/26(水) 23:02:24 ID:???
もうちょっとだけロリコンだったらE-1で困らずに済んだのになあ
……


262 :名無しの紅天女:2014/11/26(水) 23:05:49 ID:???
3-2対策として50まで育ててたおかげでE-2は困らなかった
でも今E-3で困ってる、第2艦隊用の駆逐あと一人どうしよう…

263 :名無しの紅天女:2014/11/26(水) 23:07:16 ID:???
E-1はこの世の地獄じゃ……

264 :レア駆逐は人生 ◆2pV1gRdG.o :2014/11/26(水) 23:15:20 ID:???
>>260 当たって欲しいですよねえ  舞風 山城 涼風 木曾
>>261 まるで私がロリコンのような物言いはやめないか!
>>262 基本的には運のいい艦娘がお勧めです。何故かというと、E-3ボスのダイソンは装甲が高く
     夜戦でも駆逐艦の攻撃では装甲を突き破るのは中々に困難です。
     夜戦カットインであればこの点を軽減できますので、ダメージがそこそこ通るようになります。
     運の低い方の駆逐艦(もしくは雷巡)を第二艦隊の旗艦にするといいと思いますよ
>>263 夏の方が酷かったと思います(真顔)


では始めていきます〜

265 :レア駆逐は人生 ◆2pV1gRdG.o :2014/11/26(水) 23:22:38 ID:???
霧島「では、そういうことで」スタスタ

神通改二「………」

食堂への道すがら、何やら会話している二人を見つける。
しかし、間宮に気付いたからではないだろうが、すぐに霧島は立ち去ってしまう。
昨日敵対宣言をした相手に話しかけるのは躊躇われ、間宮は神通に話しかけてみることにする。

間宮「おはようございます、神通さん」

神通改二「あっ…おはようございます、間宮さん」ペコ

間宮「さっきまでいたのは霧島さんですよね?何を話していたんですか?」

神通改二「特には何も。間宮さんと同じで、朝の挨拶ぐらいでした」

間宮「(そうだったのかしら…)」


1. 翔鶴について聞いてみる
2. 昨日の質問に答える
3. 嘘だと決めつけて更に深く聞いてみる
4. 病気の仮説を伝えてみる
5. 自由記述欄

266 :名無しの紅天女:2014/11/26(水) 23:25:42 ID:???
4

267 :レア駆逐は人生 ◆2pV1gRdG.o :2014/11/26(水) 23:41:57 ID:???
間宮「…その……霧島さん、何か様子がおかしくなかったですか?」

神通改二「そうですね…。いつもよりも……いえ、なんでも…」

間宮「…その、答えにくいかもですけど、提督について何か言っていたり……」

神通改二「………」


神通さんは→! zange

JOKER→はい
クラブA→いいえ

268 :名無しの紅天女:2014/11/26(水) 23:42:43 ID:???
実戦レベルで考えて夕立Lv55(ステほぼ初期値、運20)と暁Lv43(ステMAX、運12)に希望を見出しましたので頑張ります(白目)

269 :名無しの紅天女:2014/11/26(水) 23:44:15 ID:???
神通さんは→ *JOKER*

270 :>>268戦力的に劣る艦は旗艦にするとややマシですかね…? ◆2pV1gRdG.o :2014/11/27(木) 00:17:28 ID:???
神通改二「はい。提督の話をしました。…霧島さんも諦めないから、私にも諦めるなと」

間宮「……!」

頭をガツーンとやられるような感覚、しかし間宮はこらえた。
なるほど、敵に回った霧島はこのような手に出るのか。
しかし、諦めない。負けられないと言葉を絞り出す。

間宮「…神通さん、霧島さんはそれほど提督の事を好きだったんですか?」

神通改二「好意は持っていると思っていました。ずっと秘書艦でしたから」

間宮「でも、ここまでのものだと思っていましたか?」

神通改二「間宮さん。仰りたいことがあるなら、誤魔化さずにどうぞ。聞きはしますから」

間宮「………」

目の前の神通は、霧島に傾きかけている。
向けられる、研ぎ澄まされた日本刀のような冷たい威圧感にそれを強く感じる。
彼女に駆け引きは無用。通じるのは、貫くと決めた自分の意思。

間宮「私は、翔鶴さんと霧島さんは何らかの病気に掛かったのではないか…そう思っています」

271 :推奨BGM:Blade arts1 ◆2pV1gRdG.o :2014/11/27(木) 00:29:07 ID:???
神通改二「…続けてください」

間宮「…私も、昨日神通さんが言っていた、翔鶴さんが提督が好きではないかということを考えたんです。
    そんな気はする、しかし理由はわからない。だから、そうだと考えることはできませんでした」

間宮「けれど、昨日霧島さんと話し…同じ症状を発症していたことがわかったんです」

神通改二「熱を発したということですか?」

間宮「はい。彼女たちは、熱で倒れた後、その数時間後にすっかり回復しています。
    これはいくら艦娘でもありえない事であると思います」

そして、その後に急に提督への慕情を露わし始めたこと。
この共通点を考えれば、二人は同一の状態なのではないかと推測できる。
つまり、熱は初期症状であり、提督に対し恋慕の情を抱く病気に掛かっているのではないかと。

神通改二「そんな病気が本当にあると思っているんですか?」

間宮「でも、そうだと考えると納得できるんです」

神通改二「……………」


神通さん、まだ揺れ動く→! numnum

70〜→…わかりました。翔鶴さんと話し、確かめてみましょう
30〜69→…信じられません……けれど、霧島さんの態度に不審なものがあるのは確かです
〜29→……そうであったとしても、私ももう諦めるつもりはありません

272 :名無しの紅天女:2014/11/27(木) 00:30:45 ID:???
神通さん、まだ揺れ動く→ 93

273 :◆2pV1gRdG.o :2014/11/27(木) 00:34:26 ID:???
確かに…。
霧島の言葉に頷いてしまったものの、彼女はここまで提督を愛していただろうかと言えば疑問符がつく。
そして、翔鶴に対してはもっと納得がいかない。これらを総合すると、突飛な案ではあるが間宮の言葉は一理あるのではないか。

神通改二「…わかりました。では、本人と直接対決して確かめてみるとしましょう」

間宮「本人…?」

神通改二「……はい、翔鶴さんとです」

間宮「え゛っ」



1. やめよう!
2. 行こう!

274 :名無しの紅天女:2014/11/27(木) 00:40:20 ID:???
2

275 :◆2pV1gRdG.o :2014/11/27(木) 00:49:28 ID:???
そうだ。今の自分なら…。
覚悟を持った自分なら、翔鶴とも向き合えるはずだ。
恐れないで行くべきだと、間宮は強く頷く。
今彼女がいるという鎮守府の港に向け、二人はゆっくりと歩いて行った。

――

翔鶴は、海をじっと見ていた。その瞳には、複雑な何かが浮かび―すぐに消える。
そして、振り向かないままに二人に向けて声を掛ける。

翔鶴「お二人で、私に何か御用ですか?」

神通改二「はい。お話があります。……間宮さん」

間宮「…はい」

しっかりと、目の前の翔鶴の背を見つめる。
まず、ぶつけるべき言葉は――


1. あなたは病気なんです!
2. あなたは提督の事が好きなんですか?
3. 霧島さんが、あなたと同じことを聞いてきました
4. 降参します、命だけは助けてください
5. 自由記述欄

276 :◆2pV1gRdG.o :2014/11/27(木) 01:42:15 ID:???
実は病気じゃないよ(ネタバレ)

今日はここまでです。そろそろ溶鉱炉を開いて矢矧建造を目指そうか…

277 :名無しの紅天女:2014/11/27(木) 16:22:33 ID:???
3

278 :◆2pV1gRdG.o :2014/11/27(木) 21:53:25 ID:???
翔鶴さんのaaはもっと充実すべき
と思ったけど、立ち絵以外の書下ろしってあんまりなかった気が…

きたはじ

279 :名無しの紅天女:2014/11/27(木) 22:05:02 ID:???
います

280 :◆2pV1gRdG.o :2014/11/27(木) 22:37:51 ID:???
間宮「…翔鶴さん、あなたは数日前に私に質問しましたよね?提督との未来を考えているかどうかを」

翔鶴「そうでしたか?」

間宮「ええ、そうです。そして、昨日…霧島さんにも同じことを聞かれました」

翔鶴「あら」

その言葉を聞くと、ようやく翔鶴はこちらに振り向いた。
柔和な表情、口元に湛えた薄らとした笑みを浮かべる彼女は、まるで邪気を感じさせない。
しかし、覚悟を決めた今ならわかる。目の前の彼女は、自分にとって壁になるものだと。
次の言葉を吐くよりも早く、彼女の右腕の艤装、飛行甲板から音もなく数機の艦載機が彼女から飛び立つ。

神通改二「間宮さん、下がってください!」ザッ

翔鶴「警戒させてしまったでしょうか、すみません。神通さんたちを攻撃するつもりなんてありませんよ」

いやだなあ、と苦笑する翔鶴。
彼女の言葉通り、艦載機達は間宮たちを通過していく。
神通も考えすぎであったかと、翔鶴に頭を下げる。

翔鶴「構いませんよ。それよりも、霧島さんに提督との将来について聞かれたんですか」

間宮「…はい」

翔鶴「なるほど。私だけかと思ったらそうではなかったということでしたか」

281 :◆2pV1gRdG.o :2014/11/27(木) 22:42:01 ID:???
霧島の話を聞いても、翔鶴は凪いでいる。
激した様子も見せず、むしろ苦笑のような余裕も見て取れる。

間宮「(この人は…一体……)」

翔鶴「貴重なお話、ありがとうございました。
    ところで、どうして私にわざわざ教えて下さったのですか?」

神通改二「(…間宮さん)」チラ

神通はそっと視線で、病気について話していいかと許可を求めてくる。
間宮は少し考え……。


1. 神通に許可を出す
2. 病気の話はしない
3. ここで翔鶴を倒せば勝利は目前です!いきますよ!
4. それよりも艦載機が気になる
5. 自由記述欄


282 :名無しの紅天女:2014/11/27(木) 22:52:45 ID:???


283 :◆2pV1gRdG.o :2014/11/27(木) 23:10:12 ID:???
間宮「…お願いします」

神通改二「……翔鶴さん、あなたと霧島さんは、似た状態にあるのではないかと間宮さんは考えています」

翔鶴「似た状態…。まあ、間違ってはいない気はしますけれど、それで?」

神通改二「突如倒れるほどの熱が作用し、今の翔鶴さん及び霧島さんは正常ではないと。
       …提督を好きになるというか、精神的に不安定になる病気の類ではないかと」

翔鶴「……………」

その言葉に、翔鶴の表情が一瞬変わる。
変わったその目に湛えていたのは、凄まじい怒り。
間宮だけではなく、神通もその目に怯え後ずさる。

翔鶴「…ああ、傍から見るとそう見えるのかもしれませんね」

間宮「しょ、翔鶴さん…?」

翔鶴「それならご心配なく。この想いは病気でもなんでもありませんから。
    それと、その事は霧島さんには伝えない方がいいと思いますよ?」

翔鶴「だって、間宮さんだって、あなたが提督を好きなのはあなたがそういう病気だからでただの思い込みなんですよ…。
    なんて、そう言われたら怒ってしまうでしょう?」

翔鶴「霧島さんはあれで激しやすい方ですから。
    うっかりそんな事を言おうものなら…その細首が、千切れ飛んでしまうかもしれませんね」クス

284 :◆2pV1gRdG.o :2014/11/27(木) 23:22:40 ID:???
間宮「…………」カタカタ

気付けば、知らずに足が震えていた。
目の前の翔鶴に恐怖しているのか。
彼女が何気ない調子で言った、その予想図に怯えたのか。
それとも、自分が他人の想いを病気と呼んだことの迂闊さに気付いたのか。
翔鶴はそんな彼女に一瞬視線を向け…。

翔鶴「霧島さんの事をわざわざ話した、ということはジュウコンは認めないという方針なのですね。
    間宮さんを見直しました。……だから、ですよ」

間宮「………はい」

病気などとふざけた事を言ったことを許し、あまつさえ忠告を与えたのは―
言わずとも、その言葉の続きはありありと想像出来た。
………

神通改二「…すみませんでした、間宮さん。私の都合で連れ回して」

間宮「いえ、こちらこそついて来てもらってありがとうございました。
    一人ではきっと、翔鶴さんに直接話そうなんて思いませんでしたから」

神通改二「はは…。でも、どうやら翔鶴さんが提督の事を好きなのは間違いはないみたいですね」


1. …ああは言っていたけれど、やっぱり病気なのでは
2. ジュウコンを認めない以上、彼女も私が倒……せるといいなあ…
3. うえええええんもうやだあああ
4. …ところで、神通さんも提督のこと好きですよね?
5. 自由記述欄

285 :名無しの紅天女:2014/11/27(木) 23:36:57 ID:???
2

286 :◆2pV1gRdG.o :2014/11/27(木) 23:54:13 ID:???
間宮「…はい!でも、ジュウコンを認めない以上…。私は翔鶴さんにも負けません!」

神通改二「(そうか……なら…私は……なんのために…)」

間宮「足がこんなに震えてたら、説得力ないんですけどね…」アハハ

神通改二「それじゃあ…私も訓練に戻りますね、それでは……」

間宮「はい、ありがとうございました!」

……こうして、間宮は彼女たちの想いを受け止め、その上でも戦うことを誓ったのだった。
間宮たちの戦いはこれからだ!

間宮「間宮の甘味所、開店です!」

287 :◆2pV1gRdG.o :2014/11/27(木) 23:56:17 ID:???

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           \ヽ, ,、
                `''|/ノ
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         {: /.! :|.:.:..::|:/ -- _}:/ノ' /十/,「:..ハ:.i
        rぅ' ,|::.|::.:.|:;{z≦三    三ミメ.|:/|:.ト{
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     ://::.:.:.:.:.:.:{ fノ       |!    人.}:.{          d⌒)   し   つ

288 :名無しの紅天女:2014/11/28(金) 00:07:23 ID:???
久しぶりに戻ってきたらなんだこの展開は・・・
スレを遡らなくては

289 :◆2pV1gRdG.o :2014/11/28(金) 00:10:40 ID:???
あとがきコピペを貼らない勇気

ということで、ノーマルエンドということになりました。
ノーマルエンド後は色々とお察しください。
というか霧ちゃんも解禁とか皆鬼畜すぎィ!


☆というわけでこちらをどうぞ おしながき

1. こんてにゅー
2. 今こそ本編に帰る時
3. 一周目のあの後に行こうぜ
4. はやりんと足柄さんのコンビが見たい
5. 麻雀がしたいです…!
6. 自由記述欄

2ひょうだよ

290 :名無しの紅天女:2014/11/28(金) 00:10:57 ID:???
これが愛なのね

291 :名無しの紅天女:2014/11/28(金) 00:12:24 ID:???
2

292 :名無しの紅天女:2014/11/28(金) 00:13:29 ID:???
4

293 :名無しの紅天女:2014/11/28(金) 00:15:51 ID:???
4

294 :名無しの紅天女:2014/11/28(金) 00:18:56 ID:???
6 一狩りいこうず

295 :名無しの紅天女:2014/11/28(金) 00:22:38 ID:???
2

ここらへんで本編に戻らないと次スレまで行ってしまいかねないからねw
というか展開的に間宮さん大勝利の絵が全然想像できなくて悲しい…

296 :>>290せやで ◆2pV1gRdG.o :2014/11/28(金) 00:23:46 ID:???
足柄「はー……」

はやり「どうしたのさ☆なんかブルーじゃん☆」

足柄「妹にケッコン先越された」

はやり「ぷっ☆やーい嫁ぎ遅れー☆」

足柄「鏡見てこいや」

今日は足柄とはやりの休日が珍しく一致した久しぶりの日。
お互い先日のナンパには触れないのがマナーである。
ちなみにケッコンした彼女の妹は羽黒といい、彼女らと違い清廉な乙女である。

はやり「ナレーションムカつくー★」

足柄「そんなん触れなくていいでしょ…。つか、今日は何をするために集まったのよ?」


1. あの熱さを再び!ナンパだ!
2. 私の仕事は覚えているか!麻雀だ!
3. ナンパはもう古い、合コンだ!
4. なんかそのほか

297 :名無しの紅天女:2014/11/28(金) 00:25:00 ID:???
1

298 :◆2pV1gRdG.o :2014/11/28(金) 00:32:15 ID:???
はやり「もちろん男漁りだよ☆」

足柄「んなことだろうと思った。ま、いいわよ。
    もう12月だし、クリスマスに向けて彼氏は欲しいもんね」

はやり「去年みたいな惨めなパーティはマジ勘弁★」

足柄「私だってもう嫌よあんなの…」

ちなみに去年ははやりと足柄は二人っきりで夜を過ごした。
二人はラブジェンガを酒を飲みつつやり、男がいるようにふるまって過ごしたという。

足柄「まあ、ダラダラとしてもアレだし、3人まででいいわよね。各自」

はやり「いいよ☆それじゃあ私のターン☆」



ナンパするぞナンパするぞナンパするぞ↓
指定についての注意は前回>>122を参照

299 :名無しの紅天女:2014/11/28(金) 00:34:48 ID:???
松山

300 :名無しの紅天女:2014/11/28(金) 00:34:57 ID:???
アルシオン

301 :名無しの紅天女:2014/11/28(金) 00:35:11 ID:???
高杉

302 :◆2pV1gRdG.o :2014/11/28(金) 00:44:28 ID:???
はやり「あっ☆なんか幸薄そうな男の子発見☆」

足柄「あっ、本当ね…。あいつきっとまるゆ食っても運上がらないわ」

はやり「優しくすればコロッといくタイプだね☆行ってくる☆」ダッ


この松山君は?→! numnum

60〜→不幸な松山くん
〜59→地獄兄弟松山くん
ゾロ目→藤沢とヨリを戻した松山くん

303 :名無しの紅天女:2014/11/28(金) 01:02:13 ID:???
この松山君は?→ 16

304 :名無しの紅天女:2014/11/28(金) 01:04:50 ID:???
まるゆ食ってもどころか××がゆ食ってる猛者なんですがそれは

305 :◆2pV1gRdG.o :2014/11/28(金) 01:29:00 ID:???
松山くんは果たしてどうなってしまうのか!?
というところで今日はここまでにしとうござます


>>295 否定できませんね…。
     間宮さんは個で勝ち目がない以上、絆パワーしかないと思うんですよね
>>304 アレ食べたら運が30くらい下がると思うんですよ

306 :◆2pV1gRdG.o :2014/11/28(金) 21:43:36 ID:???
            /              __
        /            .  ´        `  :、
      __∧__    (⌒ヽ .:'    ..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/  ̄ ̄)
      `i,.、i´    ゝ /  .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: f⌒ヽ  /
               /廴/ .:.:.:.∧.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.\.:.:.: ト、_,ノ ⌒ヽ
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          / イ人{.:.|.:.:.: |   \:.:.:.\.:.:.:.:.:.:|.:.:.:|`¨´ У.:.::.:.:.
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        ///.:.:.:.:.:.|.:l: 〉{ んハ     ん ハ Y}-、l.:.:.: | |.:.:.:.:.:.:.|
        〃 { .:.:.:.:.:.|.:| ハ 弋rソ    弋_rソ :|:|ん} .:.: | |.:.:.:.:.:.:.!
        {{  ヽ.:.:.:.:.|人 } .:.:.  '    .:.:.:.  }:}, イ.:.:.:.:| | .:.:.:. /
         ヾ.  } .:.:.:| .:.:.込、   ( ̄ )    イ/:|.:.|.:.:.:. | |.:.:.: /         /
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              |.:.:.:/ .:..:/.:.:.:.:.ハ ‘┴─/ /`ヽ .:|.:.:.:. |人:.{   <  〈
            ノ .:/ 厂二ニ=┘}  }.........{  {   }‐く二二「}\、    {/ ̄
            /: / .:辷ニ=7 人__丿......人__廴ノ { てYV〉 \ 、_, イ
    ー==彡'  /:/ {_,7 /........................ , ┘  {__)....ヽ   `ー一'′
          /:〈...../    \.....Y....../     `ヽフ........〉

307 :名無しの紅天女:2014/11/28(金) 21:56:50 ID:???
世界一かわいいよ!

308 :名無しの紅天女:2014/11/28(金) 22:00:08 ID:???
「あんたはいいよな。ちやほやされちゃってさ」
と出るべきか
「この人は俺が守る」
といってブッ飛ばされるべきか

309 :世界一可愛いコンビの話 ◆2pV1gRdG.o :2014/11/28(金) 22:34:12 ID:???
はやり「ねえねえ、そこの君☆ちょっといいかな☆」

松山「………は…?なんだよあんた…」

はやり「今日はこれから何か用事とかあるのかな?☆」

松山「フフフ…兄貴とサッカーするんだよ…。邪魔するなよ…」

はやり「はややー!ねえねえ、サッカーに混ぜてもらってもいいかな☆」

松山「(な、なんだよこの女…兄貴とサッカーと言った途端に食いついて…)」

はやり「(やったぜ☆イケメン兄弟と3ピーなんてなかなかできないよ☆)」

松山「(この女、兄貴を狙っているに違いない…。俺が守らなきゃ…)」

松山「あんた……泥を食った事あるかい?」

はやり「えっ☆」

足柄「(えっ何この展開)」

310 :世界一可愛いコンビの話 ◆2pV1gRdG.o :2014/11/28(金) 22:36:26 ID:???
松山「フフフ…ないだろ……。地獄を見たことのない女はオコトワリだぜ…フフフ…」

フフフフ…
アーッハッハッハ
スタスタ

はやり「………」

足柄「………」

はやり「…何あいつ★」

足柄「私に聞かないでよ。さーて、私もナンパに行くかな!」



足柄、抜錨します!↓

311 :名無しの紅天女:2014/11/28(金) 22:37:15 ID:???
サルバトーレ

312 :名無しの紅天女:2014/11/28(金) 22:37:18 ID:???
翼パパ

313 :世界一可愛いコンビの話 ◆2pV1gRdG.o :2014/11/28(金) 22:50:43 ID:???
足柄「おっ、あそこにチョロそうなのいるじゃない。あーいうのでいいのよ、あーいうので」スタスタ


足柄「はーい、そこのお兄さん。ちょっとご飯でもどう?おねーさんが奢るわよ」

サルバトーレ「マジで!?」

実にあっさりとレストランにサルバトーレを連れ込んだ足柄。
あまりの自分との落差に、はやりは歯ぎしりが止まらない。

はやり「うぎぎぎぎ……★」

アノヒトオモチスゴイナー
ハヤリンナノデス!
マジデ!?シャシントラナキャ
ソノマエニワタシモトルノデス!
モーショーガナイナー

はやり「お前らも死ね★」

314 :世界一可愛いコンビの話 ◆2pV1gRdG.o :2014/11/28(金) 22:57:49 ID:???
足柄「あんた結構食べるわねえ」

サルバトーレ「まあな。…にしても、中々いいレストラン知ってるじゃねえかお姉さん」

足柄「まあね。…というか、スポーツマンだったらもっといい店知ってるわよ?
    オシャレじゃなくて、ガッツリいく感じのさ」

サルバトーレ「おお、マジかよ!連絡先交換しようぜ!ぜひ教えてくれ!」

足柄「いいわよー。えーっと携帯携帯…」ガサゴソ

携帯を探すためにサルバトーレから視線を外し…。
ふと、何か怨念を感じて視線を向けてみた。
足柄はどうせはやりだと思っていたのだが……。

小柄な少女「………」ジー

足柄「(あれ、違った……。あの子、ずっとこっち見てるわよねえ…)」


1. まあいいや、彼氏ゲッツ
2. しょうがない、キューピッドやってやりますか!
3. なんかそのた

315 :名無しの紅天女:2014/11/28(金) 22:58:51 ID:???
1

316 :名無しの紅天女:2014/11/28(金) 22:59:53 ID:???
ナズェミデルンディス!?

317 :世界一可愛いコンビの話 ◆2pV1gRdG.o :2014/11/28(金) 23:05:05 ID:???
足柄「(ねだるな、奪い取れ)」ビッ

自分に恨みがましい視線を送る暇があるのなら、さっさとアタックしろ。
恋とは戦いなのだ。譲ってもらえると思ったら大間違い。
足柄は、そう単純に割り切っていた。この点においてははやりと概ね同じと言えよう。

足柄「はい、連絡先送信っと」

サルバトーレ「サンキュー!またメシに行こうな!」

足柄「はーい、また楽しみにしてるわねー」


足柄「あと何回か会えば落ちるわね、あれは」

はやり「どいつもこいつもムカつくぜ★」


はやりん第二ターン↓




318 :名無しの紅天女:2014/11/28(金) 23:06:07 ID:???
ディアス

319 :名無しの紅天女:2014/11/28(金) 23:07:20 ID:???
シャーク岸田

320 :世界一可愛いコンビの話 ◆2pV1gRdG.o :2014/11/28(金) 23:16:19 ID:???
はやり「うーん、あの男の子にしてみようっと☆」

足柄「えっ…意外ね。あんたってもっと面食いとばかり思ってたわ」

はやり「いつもスイーツばかり食べてるとたまにお肉が食べたくなる感じかな☆」

足柄「(そんなもんかしら…)」


はやり「やっほー☆ちょっといいか……な…」

ディアス「ん?なんだアンタ」

その顔を見た瞬間、はやりのはやりん☆スマイルが固まる。
…心音が、やけに遠くに聞こえる。
…耳鳴りが、やけに五月蝿く脳に鳴り響く。
全身が警告を出しているようなこの感覚を、はやりは知っている。

小鍛治健夜。

かつて日本で怪物的な強さを誇ったアラサー。
彼女と同じオーラ…紛れもない『怪物』の空気を目の前の少年は纏っていた。

はやり「(な、なにこれ☆)」


1. 頑張って食事に誘う
2. すこやんを思い出して吐き出す
3. 逃げる
4. 自由記述欄


321 :名無しの紅天女:2014/11/28(金) 23:21:27 ID:???


322 :世界一可愛いコンビの話 ◆2pV1gRdG.o :2014/11/28(金) 23:26:03 ID:???
はやり「うっぷ★」

ディアス「おい、なんだよ。声掛けてきたと思ったら顔青くしやがって」

なんだこいつ、とつまらなそうな視線を向けてくる少年。
その姿は、昔の小鍛治健夜を想起させ――

はやり「うッ……おえぇっ…げぼぉっ…」

ディアス「!?」

足柄「!?」

はやり「うぐぇっ…げぇっ……ごふ、ごほ…げぇぇぇっ…」

ディアス「(あ、新手の嫌がらせかコレ)」

はやり「げぽぉ……げっ、げぼ…げふぇっ……うぐっ…」

足柄「ご、ごめんね君!ゲロ掛かんなかった!?こいつ酔っぱらいで!」

ディアス「…クリーニング代」

足柄「…もってけドロボウ!」

323 :世界一可愛いコンビの話 ◆2pV1gRdG.o :2014/11/28(金) 23:29:55 ID:???
足柄「ちょっとあんた!何やってんのよ!」

はやり「…ご、ごめん……☆」

足柄「クリーニング代で一万も取られたし…はー…」

はやり「それはさすがにはやりが払うよ…☆」

足柄「いいっての。んじゃ、アンタが調子戻るまでナンパでもしてくるわよ」ヒラヒラ


足柄「さーて、誰に声掛けたもんかしらね…」


足柄さんセカンドチャンス↓

324 :名無しの紅天女:2014/11/28(金) 23:30:19 ID:???
ブローリン

325 :名無しの紅天女:2014/11/28(金) 23:33:05 ID:???
須賀京太郎

326 :世界一可愛いコンビの話 ◆2pV1gRdG.o :2014/11/29(土) 00:49:52 ID:???
.         ', ヽ--─     / / ∠___   , -、  /  /  ,/
.         ',   ─>'"¨¨7 // .i  _>  i i^. ヽ/   /,. -‐' i
           \  //¨二入/i´  ヽ、 ゙''ー┘`)、i } ̄¨゙゙゙゙'''''<,i
            7′  ./ , -‐ゝ'  ,/>     ν.〈、       .i
          /  /i  /¨',  ! | / i       `<0)       |
.          / ,//i  i/.〉、 i_i// ,、 ヽ   ',     、__|
          __i_,∠-'" ,i   |_.ノ.∧,>i¨ ./入      i; i.   >`i
.          |/ ̄¨¨ ̄,ゝ i,.. -''"¨7 ,// ./〉     ,|; |: .  /彳|
          !      ̄',.|   '‐べミ_'‐', '¨  /!. |. ./ /¨: . ._===
                    ヽ!     / //>、__,.ノ i  .|/ /: : : : : :
                     `     / i ' ./! | | / ./  /: : :
                   / _,.-i i |  /.//  /:
                   ̄ ̄_,,.....l...l.,,l_/i/  ./
                _,. -‐''"¨_,.. -‐ /;(⌒); ; /
                /´  /¨´ . .,;;.〈;;;;; ̄;/: .


足柄「……なによ…あいつ…」

まるでその地点だけ穴が開いているようだ、と足柄は思った。
日常漫画の中で、突然魔王が現れるような荒唐無稽さ。
白いキャンバスに落ちた墨の雫のような存在感。
この前の戦闘では、熱く戦うことが出来た。しかし、アレは違う。

足柄「はぁー、なんで休日まで人類の為に戦わなきゃいけないのかしらね……ま、そういう道を選んだのは私か」

抜錨
そう心の裡で唱えると同時に、全身に艤装が顕現する。

327 :世界一可愛いコンビの話 ◆2pV1gRdG.o :2014/11/29(土) 00:53:23 ID:???
ブローリン「………」

突然現れた高戦闘力の存在に、彼もまた気付く。
視線は人並みの中からその相手…足柄を射抜く。

足柄「来なさい。ここは壊したくない」


     ̄/    /'''''''''''''';;;;;;;;;;;;;;;,,,, ! ,,,;;;;;;;;'''''''\    ヽ、..::: \    ',
.     /   /    .i         ¨         \    ',    \  ',
\.  ./  /;;;;;;;;;;;,,,,,.i .i                 i i;;\   ',  .....:: \ \
  \_/ / '''''''';;;,-、;;i__ |                  | _| /ヽ、  i::::''''''     `>‐-
‐-  ,'/ニ>--‐┤,、 ',/ ' ,.、   `::..    ..:::´ .>、 ∨/ !::..i  .i ''''':::;;;<二_
___  ´/      i !λ', く..__\  `:::::::::::´./ __.」 /(  /,,,¨ i  |       ___  \
  /_____', 〈' ',.  ',\ヽ、`::::´ / ./,'  i__.! /\_,,.i i-‐‐''""´   ̄ ̄
  ¨ ̄  |.|   !   \___.i   \\__.}|{.__//  /、_,/   ! |/||  ,:
      :|.|   ',  ((ノノ'!、.   ̄.゛⌒" ̄   /(())  .! ' .|| ,:'     ___
‐‐- .,,   ||:.   `  `.´', i',  ト、 ..:i  ,.イ  /. `.´       :||ノ´ ̄
     ``゙.||ヽ.....      ', i',  ';ー ̄ ̄-/ .イ ,'       ./:ii
       .'',, \      ', .i \ `ー--‐´// .i    /  :ii
. : ¨´ ̄ ̄.'',, ̄`¨ニ=:、..::i '., \'''''''/ /  .|_...,,, -´¨  ̄,,'' ̄¨¨""''''''‐
       「¨\     `゙゙''‐-\  ̄  / . : ´     ノ ̄!
  '''''''''''''''' !.  \        \   ./´      /   ! ''''''''''''''''''''''''


足柄の誘いに、ブローリンは獰猛な笑みで応える。
戦闘民族としての闘争本能が、この先には極上の闘争が待っていると告げていた…!!

328 :世界一可愛いコンビの話 ◆2pV1gRdG.o :2014/11/29(土) 00:58:24 ID:???
............... ..ヽ . ;: . / .⌒ _,,..__ ヽ  ) ;. :ノ......... .........
:::::::::::::::::::::::::::ゞ (.   (::.! l,;::) .ノ ノ ./::::::::::::::.......:::::
        ._ゝ,,. .-ー;''""~ ';;; − .._´,
       ._-" ,.-:''ー''l"~:|'''ーヾ  ヾ
      ::( ( .     |:  !     )  )
        ヾ、 ⌒〜'"|   |'⌒〜'"´ ノ
          ""'''ー-┤. :|--〜''""
              :|   |
              j   i
            ノ ,. , 、:, i,-、 ,..、
      _,,  ,. -/:ヽ::::::::ノ::::Λ::::ヽ::::-- 、ト、
,,/^ヽ,-''"::::\::::::/:::::|i/;;;;;;/::::;;;;ノ⌒ヽノ:::::::::ヽ,_Λ


熱戦・激戦・超激戦→! numnum

70〜→足柄、ブローリンを撃破する!
〜69→ブローリン、足柄を追い詰める!
ぞろ目→恋が芽生える

329 :名無しの紅天女:2014/11/29(土) 01:03:09 ID:???
熱戦・激戦・超激戦→ 51

330 :名無しの紅天女:2014/11/29(土) 01:03:50 ID:???
岩盤浴

331 :世界一可愛いコンビの話 ◆2pV1gRdG.o :2014/11/29(土) 01:13:06 ID:???
.     | \/       ∨. /  /  /  _// /       /   Z__   ,、
.     |.  /    i  ∨  .∠二ニ=-‐=≦     /      /     / //
.     | 〈     _{  / /       /  ./      /    / / /
    八  \> ´ `//, -‐==ニニ≦=‐-∠ _ -‐=≦´   / /   /
      > ´.   `ヾ//ー=≦二三三三三三二ニ=‐-     / ∠ _/
 \ー=≦  /`丶、/´      `丶、          _  ´ ∠二ニ=-‐=ア
.   `ー―/    {r≦二三_     \     _  ´ / /  ,  ´ーァ'´
      /   . ヘ_}__ノ   二ニ=‐- _ \=≦二> '´    / ,  ´
.      /  /  |    /   . ヘ  jノ}`丶、、  -‐≦二∠ /
 ≧=‐/ ./-‐=≦|  {  /.  //    〈`{ i\`ヽ、-‐=≦二二二≧=‐- _
.    ,'  /      ト、  {  //〉 __     }ノ }   ハ   ', `ヽ、      `丶、
   i. / `>ー‐-ヘ、\从∧/"~´  /  i爪/     }.   }   \
   | / / >―‐>ー| {{ ` =ミ   〈  |し'      \  ,'      \ __
   i/. //   / ∧ {_ノ _ノ⌒}     /          /   ,   ´    `丶
         /   /\くー=彡'    / }        /  /
     _   -‐/      /\´r=ミ   /           ∨  /〉
 ,  ´   _//.   __/  /\__/    ,'  {  _ -‐/=7 /
   ,  ´ j/   ,  ´. /` <  ハ ヽ.  / ,   ´  /  / 〈
      /  /    {{     `丶}  }  //     /  ,'   、
      { /        .{{         /    /  }.    |     \

戦況は、足柄の防戦一方だった。
しかしそれでも持ちこたえていたのは、艦娘の中でも武闘派で鳴らした足柄だからこそだろう。
それほどまでにブロリーのパワー・スピードは圧倒的だった。
一撃一撃が凄まじい重さを誇る打撃、まるで戦艦の主砲を思わせるイレイザーキャノン。

足柄「(まずい…!これ以上は…!)」

332 :世界一可愛いコンビの話 ◆2pV1gRdG.o :2014/11/29(土) 01:16:56 ID:???
ブローリン「ハァッ…!」

足柄「しまっ…!」


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333 :世界一可愛いコンビの話 ◆2pV1gRdG.o :2014/11/29(土) 01:20:49 ID:???
壁に叩きつけられ、艤装が大破する。
伸ばす手にも、もう力は入らない。
このまま自分はここで負けるのか……。

足柄「勝利だけが、私の誇りだったのに……」

霞む視界。
悔しげに、足柄は敵を見上げる――

         ./  ,./    /ヽヽ\  /// \ヽ \   ∠,. -‐'"´
    -‐/  //  /      ` '´    |: ,」\  i  ′ , /
     /  / ./  /i |       l    , へ`i /´i\i   ∠___
      .∠- ./ ./ ,、 |_ |   \  | / /, 个' i /i i_  _,.,.,.-‐''''"_,
.     /,  // .i.i^\l. i‐- 、 ヽ 〈._// / .i,-l./   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄_.ノ
.       /´   ヘ .(ノヘ `ヘニ 三テ'-^ヘ─'  i,く/   _,.,.-─''''"
      / ̄_, ' 〉、_,,ヘ       i|  ,、   .iゞノ. _二ニ=‐-
     / '"´∠_,...イ   i_リヽ、ヽ   ,≧.ノi   /   \
    ̄¨゙'<//i !  :i     ヽ. \ ヽ `ー─'  / i ',   ヽ
       \ ヽ\:|.     ',   i\ ´ ̄`,イ .i  i',   1
         \ \\.___ ',  \.ヽ--‐' :|.  i  i ヽ   |
    _,. -‐'"´ ` ‐→/¨゙'ニ二‐-、\   :| i ト、 i  \ |
.          i.    \     ゙̄'二ヽ、 :| ', \\  ヾ  ,.=-‐-=、_
          ./       \       ゙̄'‐<二¨゙'一`>‐〈´_ ,.-──=ニ= 、



増援が…!?↓
指定した艦娘が6隻まで助けに来てくれます なお増援なしにすることもできます

334 :名無しの紅天女:2014/11/29(土) 01:24:18 ID:???
夕立
ピッコロさん枠はくるかなー?

335 :名無しの紅天女:2014/11/29(土) 01:27:19 ID:???
妙高
羽黒
那智
時雨


336 :名無しの紅天女:2014/11/29(土) 01:29:20 ID:???
4姉妹がそろった!気合いは十分だ!

337 :世界一可愛いコンビの話 ◆2pV1gRdG.o :2014/11/29(土) 01:40:32 ID:???
???「助けに来たっぽい!」

    , '´(>ry<)-、_
  /    ハ   、\ア
<,_彡 ハ_八_/リ\//ハ
  |i │ l |リ\     /レノ
  |i | 从 ●    ● l小
  |i (| ⊂⊃ 、_,、_, ⊂li|ノ
  | i⌒ヽ j   (_.ノ   ノi|__/⌒)
  | ヽ  ヽx>、 __, イ\::::ヽ/.
  | ∧__,ヘ}\__/   |',:::::ハ
  | ヾ_:::ッリ:《人》:::|  / >'''´

足柄「…いや、あんた一人じゃ無理だって」

ブローリン「クズの仲間は所詮クズなのだぁ…!」

まずい、と足柄は痛む身体を無理矢理に稼働させる。
目の前の男は容赦なく夕立にも攻撃を叩きこむだろう。如何に攻撃性能が尖っている夕立とはいえ、守備力は駆逐艦相応。
血祭りに挙げられるのは目に見えている。

足柄「……らああああああああああッ!!!」

まだ無事な砲塔から、牽制用に砲弾をひり出す。
一瞬の隙は作ることに成功。しかし、反動で足柄は無防備に宙を舞い――


1. >>335の艦娘が助けに来てくれたぞ!
2. 助けなど来ないのです バッドエンドなのです
3. 助けに来た艦娘を改めて指定
4. 自由記述欄

338 :名無しの紅天女:2014/11/29(土) 01:42:11 ID:???
1

339 :世界一可愛いコンビの話 ◆2pV1gRdG.o :2014/11/29(土) 01:56:00 ID:???
妙高「…全く、無茶をするわね」

足柄「妙高姉さん…?」

温かい感触に抱き留められる。
その声はよく知っている姉の声で…知らず、涙が流れる。
負けに際して、涙腺でも脆くなったのだろうか。

那智「全く、何故鎮守府に連絡を寄越さないのだ。そんなことでは満足できんぞ」

羽黒「姉さん、無茶しすぎです…!」

妙高型重巡洋艦、その姉妹たちが足柄を助けるべく集まっていた。
そしてその左手の薬指には、一様に銀色の輝きが。
足柄、君は泣いていい。

ブローリン「なんだ貴様らはぁ…!」

那智「名乗るほどのものではないが、お前が痛めつけたそこの女の姉妹だ。
    ただの私闘なら回収して帰るだけでよかったが…。
    お前のようなものをそのままにして帰るわけにはいかんのでな」

羽黒「時雨ちゃん、曙ちゃん…。足柄を…」

時雨「うん、任せてよ」

曙「…ったく、しょうがないわね…」

340 :世界一可愛いコンビの話 ◆2pV1gRdG.o :2014/11/29(土) 02:02:24 ID:???
妙高「…いくわよ、那智、羽黒」

羽黒「はい、妙高姉さん!」

那智「こっちはいつでもいい」

妙高「お覚悟を」

ブローリン「ぐ、ぐわああああああああああああああ!!!!!」



                                            __
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                    /:.∧                    \_∠_/
                  〈_/ .:〉  。
                      \_/
            《〉                    /\
              。                | ̄\〉
           \〉 U :. ‖                   L_/
           ̄\|  、从_/  ゚
             ‖:.⌒  .:⌒)、/  o
            |! .:|!     .:⌒)‖       rく ̄〉              __
         ∧ l!l .:‖从    : 从_      L/             /: : :.,/ ̄\
         〈  i!l| .:,|l⌒:.、_从   ::⌒)、                    / ̄ ̄\  .:: :〉
       ..:┴: l!l|  .:⌒≫―(⌒:.   ,;:从                  くミ:;   ::: :.,>./
  `´゙゙´゙゙゙゙''` ゙''  `´゙゙´゙゙゙゙''` ゙'' `´゙゙´゙゙゙゙''`  `´゙゙´゙゙゙゙''` ゙'' `´゙゙´゙゙゙゙''`  \__∠/'

341 :世界一可愛いコンビの話 ◆2pV1gRdG.o :2014/11/29(土) 02:03:25 ID:???









はやり「………ナンパしろよ☆」





そんなはやりんのナンパ相手最後↓

342 :名無しの紅天女:2014/11/29(土) 02:05:01 ID:???
ミハエル

343 :世界一可愛いコンビの話 ◆2pV1gRdG.o :2014/11/29(土) 02:06:56 ID:???
何故みんなはやりんに難易度高い相手ばかりあてがうのか


はやりんの点数→! numnum

344 :名無しの紅天女:2014/11/29(土) 02:07:42 ID:???
はやりんの点数→ 99

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