キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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レス数が1000を超えています。残念ながら全部は表示しません。
鈴谷の夜のエンジンはヌメヌメした甲板ニーソ

1 :◆2pV1gRdG.o :2015/04/05(日) 22:14:42 ID:???
             /: : : : : :,.ィ=-- : : : : : : --=ミ、 : : :ヽ
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             .!: :.:ト }: :八 V_ソ       じソ ソ. : : : ,: : :;
              ハ: : !:ゝ!: : |       ,      /: : : :/: : :,
            ',: !: :|: : :|           /イ: : / : : /
             ',:{: :|: : :| ヽ    ー ‐    .ィ/ : / : : /
             V从{: :|:从}>     .イ: /: :.イ/j/
              j/ }从/ _!__ ≧ ≦__{、 //}/
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             「よく来たな、瑞雲をやろう」

880 :◆2pV1gRdG.o :2015/05/20(水) 23:40:20 ID:???
提督「要するにだ、力が必要とされる状況ではないのが悪いと思う」

大鯨「つまり…?」

提督「要するに、平和な世界の人間に『力が欲しいか』をやるよりも、兵士に同じ問いかけをした方がいいという事だ」

つまり、力の必要性を我が艦隊の面々に叩きこむわけだ!
そうなれば私がどうこう言わずとも、戦う力を必要とするはず…。
これはいい作戦だなあ!

大鯨「でも、どうやるんですか?出撃は禁止されていますけど……」

提督「演習だよ。演習なら受けてもらえんという事はあるまい!」




☆敵艦隊を決めてね
1レス2隻まで、プラグイン、直接指定どちらでも可

881 :健全な名無しさん:2015/05/20(水) 23:47:30 ID:???
扶桑姉様と山城

882 :健全な名無しさん:2015/05/20(水) 23:53:14 ID:???
時雨

883 :健全な名無しさん:2015/05/21(木) 00:29:10 ID:???
陸奥と大鳳

884 :健全な名無しさん:2015/05/21(木) 00:38:07 ID:???
雪風

885 :◆2pV1gRdG.o :2015/05/21(木) 00:48:34 ID:???

カンタイロンパ
不幸と幸運の艦隊

明日に続く

886 :◆2pV1gRdG.o :2015/05/21(木) 21:54:06 ID:???
来週また一隻改二が実装されるみたいですねー

887 :健全な名無しさん:2015/05/21(木) 21:59:07 ID:???
朧……朧を………っ!!

888 :健全な名無しさん:2015/05/21(木) 22:00:30 ID:???
改二は立派なレディで確定らしいっすよ

889 :>>887新グラだけでも来てほしいですよね…>>888育ててよかった立派なレディ ◆2pV1gRdG.o :2015/05/21(木) 22:26:18 ID:???
あきつ丸「……しかし、演習でありますか」

香取「あくまで練習。命までは取られませんが…」

まるゆ「む、無理です…」カタカタ

明石「ですよねえ。敵艦隊の顔ぶれを見ましたけど、万が一にもこちらに勝ち目はないガチ艦隊でしたよ」

秋津洲「提督は一体どういうつもりなのかも…」

大鯨「(私たちに力の大切さを実感してもらうって言っていましたけど…。
     皆既に諦めムードですね……)」

演習の為、鎮守府近海へ出撃した戦えない艦隊。
しかしその士気はお世辞にも高いとは言えず、負けとしか考えていなかった。
敵艦隊の陣容は戦艦1、航空戦艦2、装甲空母1、駆逐艦2。
バランスの取れた強力な艦隊であり、彼女たちの諦めも当然のものであった。

明石「…痛くないといいんですけどねえ」

香取「実弾ではないとはいえ、衝撃はかなりのものでしょうね…」

まるゆ「」カタカタ

大鯨「(勝負を放棄していますね…。提督の言葉はどうかと思いますけど、こんな明らかにやる気がないのも失礼な――)」

890 :超艦隊級の希望 ◆2pV1gRdG.o :2015/05/21(木) 22:40:52 ID:???
大鯨が少しばかり艦隊のやる気にムッとすると同時―
空から艦載機の群れが艦隊へ襲い掛かる。
悲鳴をあげることもできず、轟音と衝撃と共に吹き飛ばされる。

秋津洲「こ、これが本物の開幕爆撃…?」

あきつ丸「…烈風を積んで喜んでいた自分がバカバカしいでありますな……」

明石「の、のんびりしている暇は…!戦艦の艦砲射撃が来ますよ!」

大鯨「あ、あわわ……とにかく散ってください!!」

広い海の上、固まっていては絶好の的だ。
大鯨の叫びの元、互いに距離を取り始める。
散るが早いか、先ほどまで固まった場所に降り注ぐ砲弾の雨霰。
演習だから大丈夫だろう、などという甘い気持ちは一瞬で吹き飛んでしまっていた。

秋津洲「む、向こうはこっちを殺す気かも!!」

香取「ま、まさかそんなことが………」

「あはは、同じ艦娘の仲間にそんなことはしないよ。僕はただ、君たちの希望が見たいだけなんだよ…」

891 :超艦隊級の希望 ◆2pV1gRdG.o :2015/05/21(木) 22:42:17 ID:???
` 、  .−= 、_ _ _ / /    _ _ _ _ ,,, -´´ /            (´ `\  (´`ヘ
/\    ` 、 _ _ ,ノ'/ ,,,,,イ ´ /   ___     \ /   /l     __    \  \ヘ  ヘ
; ; /丶、 _ _ _ _   l / /´ | /   |r≡三ミ、 ヘ {    { l     (  `  、 ヘ   ヘ   ヘ
; ;;l; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; l  リ l   l /   ゞ巛◎i》》l  l   l ヘ     `ヘ   `丶ヘ   ヘ   l
; ; \; ; ; ; ; ; ; ; ; ;;;/    l  リ|    ヾ三彡''''l  l   l _ \__    \  `l   l    l
; ; ; ; \, - - - '´    /丶 _.イ         ̄   l  l __二(、_ _  `へ  l   l   l   l
; ; ; ; ; ; \- 、    /l     l   -t- 、      l l 《巛合ミ、\ヘ   ヘ l    l   l  l
\; ; ; ; ; ; \; ;`; .- ´; ;/   /ヘ.   l丶        / l l `ゞ≡彡i  l ヘ  ヘ    l   ヘ /
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892 :健全な名無しさん:2015/05/21(木) 22:45:17 ID:???
この提督は全力で殺しに行って、全力で抗って押し返す姿を見たがってますね

893 :>>892を見て狛枝提督もアリだなと思った私。艦娘にはハードモードになりそうですがね! ◆2pV1gRdG.o :2015/05/21(木) 22:56:09 ID:???
まるゆ「ひ、ひいいっ」

明石「貴女は…時雨さん!」

狂気じみた笑みを浮かべ、砲塔をこちらに向ける駆逐艦。
目測で確認できるのは彼女だけだが、チャンスとはまるで思えない。
死神が目の前に現れた…。彼女たちの気持ちはただそれだけであったろう。

時雨「さあ…君たちの希望を僕に見せてくれ!!」

時雨「ふふふ…あははは……あははははははははははははははははははは!!!!」

あきつ丸「頭おかしいのであります…!」

香取「大鯨さん!命令を!抗戦しなければ、私たちは…!」

大鯨「い、一応旗艦ですけど…!」


☆時雨「所詮僕はこの艦隊の中でも一番の劣等…どうしようもないクズなんだ。
     そんな僕に負けるようでは希望だなんてとても名乗れない…そうは思わないかな?」

1. か、艦隊!応戦してください!
2. と、とにかく逃げましょう!鎮守府まで全速力です!
3. 時雨さんを説得しましょう…!
4. 諦めましょう
5. ほか

894 :健全な名無しさん:2015/05/21(木) 23:07:50 ID:???
1

895 :健全な名無しさん:2015/05/21(木) 23:40:00 ID:???
なるほど、幸運つながりか・・・分かんなかったwww
過去スレ見返してきます

896 :健全な名無しさん:2015/05/21(木) 23:42:48 ID:???
こーうん!こーうん!こーうん!こーうん!


897 :>>895そんな手間掛けなくていいのよ>>896テンテンくんやめい ◆2pV1gRdG.o :2015/05/21(木) 23:46:35 ID:???
大鯨「お、応戦してくださいっ!!」

いくら目の前の脅威が大きかろうが、自分たちは軍属なのだ。
ここで逃げ出す事は出来はしない。
大鯨の号令に、香取とあきつ丸が時雨に向かって砲弾を撃ち出す。

あきつ丸「やらせんのであります!」

香取「動きを鈍らせるぐらいは…!!」

時雨「ふふふふ…。素晴らしい…素晴らしいよ……!
    さあ!もっと僕に希望を見せてよ!!」

小柄なその身を翻し、こちらの攻撃をことごとく回避する時雨。
狂気じみているのはその性格だけではない。
その性能もまた駆逐艦としての極限に近く、また操る時雨の豪運が被弾を許さない。

明石「あいつ運の値がバグってますよ!なんで一発もカスダメでさえ与えられないんですか!」

時雨「僕の運如き突破できないようじゃ、本物の幸運には勝てはしないよ?
    さあ!さあ!!!僕を打ち倒して君たちの希望を見せてくれ!!!」

まるゆ「こ、この人以上に頭おかしい人が…?」カタカタ

秋津洲「もうダメかもー!」


898 :戦え大鯨ちゃん ◆2pV1gRdG.o :2015/05/21(木) 23:54:22 ID:???
大鯨「攻撃が当たらない…!」

時雨の回避性能は高く、またその勘は恐ろしいほどに冴えわたっている。
駆逐艦の装甲、一発クリティカルを与えれば撤退させられそうなものだが…。

大鯨「どうしましょう…」

香取「……一つ提案があります、大鯨さん」

大鯨「は、はい。なんでしょう」

香取「彼女の動きは確かに規格外ですが…。その動きの規則自体は、基本に則ったものです。
    …その逆手を突く作業、私に任せていただけないでしょうか?」

秋津洲「そうなの!?」

明石「よく見てますねえ…」


☆どうする?

1. 香取の進言に従う
2. 従わない!皆で時雨を倒す!
3. やっぱり逃げましょう
4. 大鯨「(力が…欲しい…!)」
5. ほか

899 :健全な名無しさん:2015/05/22(金) 00:00:29 ID:???
1

900 :戦え大鯨ちゃん ◆2pV1gRdG.o :2015/05/22(金) 00:07:31 ID:???
大鯨「…はい!香取さん、お願いします!」

香取「ええ、任されました!」


香取「(……なんて、私も嘘を平然とつけるようになりましたね。
     いえ、嘘というよりは、大事な事を何も言っていないのですが)」

練度が低い香取が、練度極まった時雨を一方的に撃てるだろうか。
答えは否。
例え動きがわかっていたとしても、避けられるだけの力がなければ避けることは出来ない。
…つまり香取は、最初から相討ち覚悟で提案をしたのだった。

時雨「おや?皆はもう撃ってこない…香取さんだけかな?」

香取「…ええ。私が貴女を沈めます、時雨さん」

時雨「フフフ……素晴らしい」

煽りなどではなく、事実本音で時雨は感嘆していた。
弱い艦隊だと提督に言われていたがとんでもない。
この劣勢において素晴らしい輝きを見せている。
紛れもなく、彼女たちも艦隊の希望たる存在。

901 :戦え大鯨ちゃん ◆2pV1gRdG.o :2015/05/22(金) 00:13:30 ID:???
時雨「どちらがより大きい希望なのか……。
    クズな僕にはわからないな。でも、この対決は素晴らしい未来への号砲だね!」

香取「(……言動はふざけていますが、タチが悪いぐらいに彼女は強い…。
     読んだ動き、その一撃で沈めます…!)」

仕掛けるのは時雨。
狂笑と共に海上を跳ね、空を駆ける。
その動きは予想通り。回避のその先も見据え、砲弾を置く。

香取「……行きます!!!」




香取vs時雨→! card

数字が高いほど香取にもダメージ
クラブの場合香取さん大敗北

902 :健全な名無しさん:2015/05/22(金) 00:17:38 ID:???
香取vs時雨→ スペード3

903 :健全な名無しさん:2015/05/22(金) 00:17:42 ID:???
香取vs時雨→ スペード9


904 :健全な名無しさん:2015/05/22(金) 00:18:23 ID:???
香取vs時雨→ ダイヤ7

905 :戦え大鯨ちゃん ◆2pV1gRdG.o :2015/05/22(金) 00:27:03 ID:???
香取先生大勝利!

というところで今日はここまで。
次の敵には陸奥&大鳳だ!

906 :戦え大鯨ちゃん ◆2pV1gRdG.o :2015/05/22(金) 00:29:53 ID:???
あ、それと次スレをそろそろ立てたいのでスレタイになりそうなネタをお願いします。
このままだと『ローマが取れなかった提督たちの愚痴広場スレ』になってしまいます!

907 :健全な名無しさん:2015/05/22(金) 00:39:21 ID:???
ローマ
ください
くるしい

908 :健全な名無しさん:2015/05/22(金) 00:52:10 ID:???
・「眼鏡戦艦は霧島! ただお前がいればそれでいい!」
・艦これメモリアル 〜金剛の復讐〜
・立派にするレディ、暁
・パーフェクトコーディネイター、妖精さん
・シティーハンターの主人公みたいな提督が見たい人集まれー
・勉三さんが受かった大学の報告スレ

909 :戦え大鯨ちゃん ◆2pV1gRdG.o :2015/05/22(金) 22:56:14 ID:???
>>908 一瞬、准将な妖精さんが見えたような……

>>907 未 実 装 で す

910 :健全な名無しさん:2015/05/22(金) 23:25:46 ID:???
います

911 :健全な名無しさん:2015/05/22(金) 23:27:14 ID:???
妖精さんの今一番の活躍が実況でしたから……

912 :戦え大鯨ちゃん ◆2pV1gRdG.o :2015/05/22(金) 23:49:35 ID:???
どれほど狂気的な性情をしていようが、時雨は軍属である。
その動きの基礎はしっかりしており、変態的に見える機動もその延長線に過ぎない。
香取が言った通り、時雨はそのような艦娘だった。
故に、その言動に惑わされ奇策に走った者は例外なく彼女に討ち取られてきた。

時雨「あははははははははははははは!!!」

笑いながらの突進。しかし、まだ速度は低い。
ここで溜めを作り、機関を吹かせ更に加速。
低速の移動を思い描けば、必ず攻撃は外れる。
だが、香取は狙いをその教科書通りの動きに合わせている。
つまり砲弾は、高速で移動するであろう時雨、その軌道に置いてあるのだ。

香取「読み通りです…!」

時雨「……!!!!」

避けきれない衝突を目の前に、時雨は笑みを浮かべる。
素晴らしい。これこそ希望だと。
だが、このまま大人しく倒れる彼女ではない。
最後に喰らえと、魚雷を香取に向けて射出。

時雨「最高だね…!でも、覚えておくといいよ…。この艦隊には、僕みたいなクズじゃない…。
    本物の幸運が存在しているってことを…!」

香取「(本物の…幸運)」

913 :戦え大鯨ちゃん ◆2pV1gRdG.o :2015/05/22(金) 23:57:07 ID:???
機関を止めたところで、もはや勢いは止まらない。
約束された敗北に時雨は笑い。
砲弾を放った香取も、時雨の魚雷を避けることは出来ない。
ただ魚雷の行き先が外れることを祈るだけ。

ドォン!!
ボォン!!

大鯨「……着弾音!?」

明石「やったあ!香取さん、あのバケモノぶっ倒しましたよ!」

まるゆ「ほ、本当にそうなんでしょうか……」

秋津洲「縁起でもないかも!」

あきつ丸「そうでありますな…」

あきつ丸「(着弾音ともう一つ、炸裂音……。恐らくはお互いに手傷を負ったはず。
       問題は、どちらが致命的な傷を負ったか…)」

轟音と共に水柱を立てた海が静まり、そこに立っていたのは…。

香取「ふぅ……。この程度で済んでよかったですわ」

小破状態の香取。
魚雷の被弾は最小限であり、戦闘行動に支障はまだない。
一方の時雨は機関部に香取の放った砲弾が炸裂し、戦闘続行不能。
戦えないと言われた艦隊は、第一の敵艦を見事撃退してみせたのだった…。

914 :戦え大鯨ちゃん ◆2pV1gRdG.o :2015/05/23(土) 00:01:32 ID:???
だが。

ドォン!!
ドォン!!

明石「ひええ!?敵艦隊の砲撃……!?」

大鯨「ひゃあああ!?」

まるゆ「も、もうダメ…です…」ガク

勝利の余韻に浸っている暇は彼女たちにはなかった。
演習とはいえ仲間をやられ、冷静でいられるわけがない。
とりわけ縁の深い仲間、扶桑型の姉妹であればそれは当然。

扶桑改二「山城……」

山城改二「ええ、姉様。時雨をやった奴ら…ただでは済ませませんよ!!」

怒れる航空戦艦姉妹が、今戦えない艦隊に牙を剥く――!

915 :戦え大鯨ちゃん ◆2pV1gRdG.o :2015/05/23(土) 00:07:37 ID:???
あきつ丸「怒っているでありますな」

香取「時雨さんと縁の深い艦娘……仇討ちのつもりなのでしょうね」

明石「降りかかる火の粉を振り払っただけなのに…」トホホ

秋津洲「でも、どう戦う?」

香取「大型艦には潜水艦で挑むのが通常の作戦ですが…。
    彼女たちは航空戦艦。潜水艦であろうが殺しえます」

まるゆ「」カタカタ

大鯨「お、怯えさせてどうするんですか」

香取「ともかくも…。この場にただ留まるのは危険です」

大鯨「(確かに…。ここは彼女たちの砲撃圏内ですものね…)」


☆vs扶桑姉妹

1. とにかく逃げよう!
2. いや、逆に突っ込むぞ!
3. 謝って許してもらおう
4. 降参です!降参します!
5. ほか

916 :健全な名無しさん:2015/05/23(土) 00:09:37 ID:???


917 :戦え大鯨ちゃん ◆2pV1gRdG.o :2015/05/23(土) 00:22:21 ID:???
逃げようとする大鯨だが、あることに気付く。
そう、それは将来的に空母たる彼女だからこそ気付いたこと。

大鯨「(砲撃圏内を離れても、扶桑さんたちの爆撃機が来る…!)」

加えて、この艦隊に超長距離を攻撃できるような者はいない。
遠くに逃げることは、逆に負けを確定させるような行為だ。
大鯨は扶桑姉妹を指差し、叫ぶ。

大鯨「皆さん!あの二人の近くへ!彼女たちにアウトレンジは危険です!」

香取「――!」

あきつ丸「なるほど…!そうでありますな!」

その大鯨の判断を肯定する二人。
ともなれば全員が扶桑型への距離を詰める。

ドォン!

秋津洲「ひぃーっ!」

ドォン!

明石「ああもう!提督!帰ったら覚えててくださいよ!!」



918 :戦え大鯨ちゃん ◆2pV1gRdG.o :2015/05/23(土) 00:40:27 ID:???
山城改二「ええい!ちょこまかと!!」

扶桑改二「砲戦では負けないわ…」

ドォン!ドォン!ドォォン!!

近づくなと言わんばかりに激しくなる砲撃。
しかし、逆を言えば近接ではこちらにも戦う目があるという事。
問題は、敵の装甲。

大鯨「(こちらの攻撃で抜くことはできるんでしょうか…)」

逆にあちらの砲撃を受ければ、ほぼ一撃で終わり。
この圧倒的な戦力差をどうひっくり返せばいいのか。
確実に負けという目は潰した。
後はどうやって勝率を上げるべきか…?


☆どうする大鯨ちゃん

1. 一人に集中攻撃だ!
2. 一人囮を作る
3. 力が…力が欲しい…!
4. 誰かに相談する
5. ほか

919 :今日はここまで ◆2pV1gRdG.o :2015/05/23(土) 01:07:12 ID:???
この戦いは

第一回戦:時雨
第二回戦:扶桑&山城
第三回戦:陸奥&大鳳
第四回戦:雪風

の全四回戦でお送りいたします。
途中での降参も可!

920 :健全な名無しさん:2015/05/23(土) 08:12:02 ID:???
5
明石「あの艤装、抜けるぞ」(日向並みの感想)

921 :戦う明石さん ◆2pV1gRdG.o :2015/05/23(土) 21:23:10 ID:???
明石「大鯨さん」

大鯨「はい?」

明石「彼女たちの艤装、抜けるかもしれません。あくまで私の勘なのですが…」

明石の理論はこうである。
扶桑山城と言えば、艦橋が不安手に見えるほど高いことで有名である。
それを反映したのか、扶桑山城の艤装は非常に重量的バランスが悪い。
つまり…。

明石「艤装のバランスが崩れれば、そのまま彼女たちも沈没してしまいます。
    そうならないために、安全装置があるはずなんです」

大鯨「安全装置…とは、えっと。脱出装置みたいな?」

明石「まあ、そうですね。この場合は艤装解除装置だと思います」

明石「だから、その装置を無理矢理に押してしまうか…。もしくは、彼女らの重量バランスを崩しましょう。
    艤装さえ解除されれば扶桑だろうと山城だろうとか弱い女の子ですからね!」


☆どちらの作戦で行く?

1. 装置を押す
2. 重量バランスを崩す
3. 他の作戦で行く

922 :健全な名無しさん:2015/05/23(土) 21:24:08 ID:???


923 :戦う明石さん ◆2pV1gRdG.o :2015/05/23(土) 21:42:55 ID:???
現実的に考え、扶桑たちに取り付きスイッチを起動させるのは至難の業だ。
明石の予想が正しかったとしても、スイッチの位置は大鯨たちにはわからない。
だとすれば、そのスイッチは本人に押してもらうのが一番だ。

大鯨「…重量バランスを崩します!」

明石「わっかりました!」

香取「そういうことであれば…。艤装のどこか一か所の隅に攻撃を集中させましょう。
    一撃でバランスを崩すことは出来ませんが、反復することで…」

秋津洲「やるしかないかも…!」

あきつ丸「動いている的の一か所に当て続けるなど…難しいでありますな」

明石「深く考えなくてもいいですよ。要は四隅のどこかに過重量を掛ければいいわけですからね」

狙うは艤装の左下と決め、更に扶桑と山城への距離を詰める。
主砲のレンジでは既になく、攻撃は速射に優れる副砲へ切り替わる。

山城改二「ええいっ…!沈め、沈めえええええ!!!」

ドォンドォンドォン!!

明石「っぐ…!まずいですね…。主砲は装弾、発射までにインターバルがありましたが…!」

まるゆ「よ、避けきれません…!」ゼェゼェ

香取「いえ、一撃一撃の威力は下がっています!貰っても終わりでは!」

924 :戦う明石さん ◆2pV1gRdG.o :2015/05/23(土) 21:49:30 ID:???
大鯨「そうです…!ひるんでいる暇はありません!砲撃を開始してください!!」

秋津洲「や、やってやるかもー!!!」

ドムドム

扶桑改二「効きはしないわ…」

必死に攻撃を避けつつ、豆鉄砲のような砲弾で反撃を始める艦隊。
扶桑と山城、高い装甲を誇る戦艦姉妹は避ける必要さえない。
攻撃など効かないと、その砲弾を受け続ける。
思えば、それが慢心。

グラッ

扶桑改二「…?」

僅かにバランスが崩れ、揺れる。それが脅威と誰が思おうか。
それ以前に彼女らは冷静な精神状態ではない。
目前の敵を打ち砕いてやろうと、揺らいだ艤装。その砲塔から砲弾を放ち――

ドォォォン!
…グラァッ!

扶桑改二「えっ……なっ…!?」

山城改二「扶桑姉様!?」

明石「…かかった!」

925 :戦う明石さん ◆2pV1gRdG.o :2015/05/23(土) 21:53:38 ID:???
バランスの崩れた砲で、更に後ろへの反動。
僅かな揺れは大きな崩壊へと繋がる。
明石の予想通り、扶桑にはバランスの崩れた艤装を起こす力がない。
何もしなければ、このまま沈む。

扶桑改二「(こんなっ……!一体どうして…!不幸…)」

山城改二「姉様!艤装の!艤装の解除を…!早く!」

その事実を知っているだけに、山城は慌てて扶桑を助けようと飛び出す。
しかし…。迫る彼女の沈没を救える距離に彼女はいない。
ただ手を伸ばすだけだ。


扶桑怒りのテーマ→! card

クラブで艤装解除の前に主砲ぶっぱ
他で艤装解除

926 :健全な名無しさん:2015/05/23(土) 21:55:07 ID:???
扶桑怒りのテーマ→ スペード7

927 :健全な名無しさん:2015/05/23(土) 21:55:07 ID:???
扶桑怒りのテーマ→ クラブA

928 :健全な名無しさん:2015/05/23(土) 21:55:29 ID:???
扶桑怒りのテーマ→ スペード2

929 :戦う明石さん ◆2pV1gRdG.o :2015/05/23(土) 22:05:47 ID:???
扶桑は気付かなかった。
己の敗北が明石たちの計算の果ての必然であったことを。
偶然、あくまで自身の艤装の整備ミスによる不幸だと片づけてしまった。
最後の一撃など脳裏に浮かぶはずもなく、安易に艤装の解除を行う。

扶桑改二「ごめんなさい、山城…」

山城改二「姉様……よくもっ、姉様を…!」


艤装を解除し、戦線を離脱する扶桑。
怒りに大鯨たちを睨みつける山城。
その姿は。

香取「戦場で激情は禁物…!駆け寄る貴女は、隙の塊です!」

あきつ丸「明石殿の言う通り…やるのであります!」

戦いにあるまじき、大きな隙。

大鯨「いきますっ…!!」

明石「私の砲が…まさか役に立とうとはね!」

山城改二「そんな豆鉄砲で、この私が沈むわけが…!」

集中砲火を受け、僅かによろめく山城。
ダメージと扶桑・時雨の離脱で彼女は更に怒りを増していた。

930 :戦う明石さん ◆2pV1gRdG.o :2015/05/23(土) 22:13:59 ID:???
山城改二「許さない…!吹き飛ばしてやる!」

距離など関係ない。
主砲を撃ってやろうと、山城は構える。
揺れる。
その状況が彼女に飲み込めていたのか。

ドォォォォォォォン!!!!

轟音と共に、山城は海中へ沈んだ。
呆気ない最後。

明石「………はぁ…。何とか二人片付きましたね…」

まるゆ「あ、あの…最後のは一体?」

明石「ああ。扶桑さんは副砲でバランスを崩したでしょう?
    より反動の大きい主砲なら、そんなもんでは済まないって事ですよ」

秋津洲「…怖いかも……」

あきつ丸「しかし、相手がこちらの意図に気付かなくてよかったでありますな」

大鯨「不幸だったというのが、彼女たちの敗因だったんでしょうかね…」

もし、不幸が重なったと認識していなければ…。
山城はこちらの意図に気付き、慎重に戦っていたかもしれない。
そうなれば、こちらに勝ち目はなかっただろう。

931 :戦う明石さん ◆2pV1gRdG.o :2015/05/23(土) 22:22:28 ID:???
「あらあら、結構やるじゃない。もう艦隊の半数よ?」

「ええ。それでこそ、私たちも全力で戦えるというもの」

だが。
重ねて言うが、大鯨たち戦えない艦隊に休息はない。
感想戦をしている暇などありはしないのだ。
扶桑姉妹に任せろと言われ静観していた二隻が、とうとう動き出す。

香取「! いけません!」

大鯨「ぜ、全艦散ってください!!!」

陸奥「それじゃあ……まずは挨拶から始めようかしら!!」スッ

長門型の一隻にして、ビッグセブンに名を連ねる大戦艦。
長門型戦艦2番艦、陸奥。

大鳳「装甲空母の本当の力…見せてあげます!」ガシャ

技術の粋を集めた傑作空母、翔鶴型に更に改装を重ねた装甲空母。
大鳳型装甲空母1番艦、大鳳。



二人の暴威は、先までの航空戦艦姉妹を越える。

932 :戦う明石さん ◆2pV1gRdG.o :2015/05/23(土) 22:30:02 ID:???
ブォーン…

あきつ丸「な、なんという……!」

大鯨「(艦載機…羨ましいようなっ…!)」

艦攻・艦爆・艦戦。大鳳が艦載機の波を作り出す。
それらが芸術的な飛行技術を見せつけながら、各艦を攻撃していく。
逃げようとしたところで、そこは計ったように陸奥のレンジ内。
一撃喰らえば即轟沈レベルの砲弾が雨霰と降ってくる。

秋津洲「も、もう無理かもっ……!!」

あきつ丸「……彼女たちには、怒りも油断もないのであります…」

香取「彼女たちの運は、艦隊でも低い方ですが……」

そもそも運が勝負に絡むレベルにまで到達していない。
多少向こうがツイておらず、こちらに幸運の女神が振り向こうが意味がない。
もし戦力差をひっくり返すとするなら、死の運命を覆し一人生き残るレベルの幸運の持ち主だろう。

大鯨「(攻撃が苛烈すぎます……。近づくことも、できないのでは…?)」


☆絶対絶命か…?

1. 誰か!案を出してください!
2. とにかく応戦です!
3. 待ってください!この戦況を覆せる人がいます!
4. 降参する
5. ほか

933 :健全な名無しさん:2015/05/23(土) 22:48:36 ID:???
1

934 :戦う明石さん ◆2pV1gRdG.o :2015/05/23(土) 23:05:14 ID:???
この絶体絶命の状況…。
大鯨は何も思い浮かばず、悲痛に叫ぶ。
誰か案を出してくれ、と。

あきつ丸「正直…!考え事している余裕もあんまりないのであります!!」

香取「戦艦と空母のコンビネーション…これほどとは……!!」

秋津洲「だ、大偵ちゃんもやられたかもっ…!」

明石「艤装も完全にメンテされてやがりますねえ!向こうのメカニックは素晴らしいんだろうなあ!」ヤケクソ

大鯨「(そんな……。もう、ダメなんですか…!)」

ここまで細い糸を手繰るように3隻まで撃破した。
しかし、ここまでなのだろうか……?


ダレカタスケテー→! card

ダイヤであの人の助言が!

935 :健全な名無しさん:2015/05/23(土) 23:09:46 ID:???
ダレカタスケテー→ ハート8
それでもまるゆさんなら、まるゆさんならきっと何とかしてくれる!

936 :戦う明石さん ◆2pV1gRdG.o :2015/05/23(土) 23:11:45 ID:???
大鯨の呼びかけに答えはない。
敵の攻撃の激しさは増す一方。
もはや、打って出るしかないか……。


☆行くか引くか

1. 全員、突撃です!
2. 降参です!
3. ほか

937 :健全な名無しさん:2015/05/23(土) 23:21:23 ID:???
3
香取さん助けて!

938 :戦う明石さん ◆2pV1gRdG.o :2015/05/23(土) 23:23:44 ID:???
☆CAUTION!☆
今、誰に呼びかけても有効な策はもらえません!


それでも香取さんに救いを求めますか?↓

939 :健全な名無しさん:2015/05/23(土) 23:27:54 ID:???
もしかしたら、艦載機を使った観測射撃してない……?
3 まるゆに視界を封じてもらう

940 :戦う明石さん ◆2pV1gRdG.o :2015/05/23(土) 23:31:11 ID:???
大鯨「ま、まるゆさん!何とか陸奥さんたちの気を散らしてください!」

まるゆ「し、死んじゃいますよぉ!」ヒグッ

それは破れかぶれの作戦だった。
大鯨にしても、何らかの意図があったかと言えば疑わしい。
ただ偶然まるゆを選び、旗艦として命令を下したのだ。


そして、奇跡は起きた。


明石「……あれ?」

あきつ丸「あれは……」

香取「…そうか!こんな単純な事も忘れていたなんて…!」

941 :戦う明石さん ◆2pV1gRdG.o :2015/05/23(土) 23:35:31 ID:???
まるゆ「あ、あれ……?」

まるゆ自身が一番驚いていただろう。
近づく者全てを殺しかねない嵐。
それは海上のみの出来事であり、水中にはほとんど破壊を成さない事を。

大鯨「……あ!さっきの香取さんの…!」

香取『大型艦には潜水艦で挑むのが通常の作戦ですが…。
    彼女たちは航空戦艦。潜水艦であろうが殺しえます』

大鯨「(すっかり忘れていましたけど、まるゆさんは潜水艦なんです!
     だから…陸奥さんと大鳳さんは、まるゆさんを狙って攻撃できない!)」

香取「私としたことが、すっかり気が動転していましたね…。申し訳ありません」

明石「そうと決まればまるゆさん!攻撃をお願いします!」

まるゆ「………あ、あのぉ」

見えた光明に、盛り上がる戦えない艦隊。
勝てる、勝てるんだと喜ぶが…。
水を差したのは当のまるゆであった。

942 :戦う明石さん ◆2pV1gRdG.o :2015/05/23(土) 23:40:59 ID:???
まるゆ「……ま、まるゆ…。どうやって陸奥さんたちを攻撃すればいいんですか…?」

あきつ丸「…あっ」

明石「ああっ!」

まるゆには一応魚雷は積んではあるが、全て撃ち尽くしても陸奥と大鳳を撃破できないだろう。
撃破出来ない以上、彼女らは必ずまるゆを除いたこの艦隊を殲滅するだろう。
気弱なまるゆがそんな戦況で降参しないはずもなく、このままでは…。

大鯨「ど、どうしましょう…」

香取「私たちの魚雷も渡しますか?過積載になってしまいますが…」

まるゆ「そうなると一体…?」

明石「最悪の場合、沈んだまま浮上できません」

まるゆ「」

あきつ丸「むぅ…。しかし、リスクを取らなければ戦えないのであります。
      まるゆ、陸軍魂を見せてやるのであります!」

まるゆ「」

943 :戦うまるゆさん ◆2pV1gRdG.o :2015/05/23(土) 23:44:59 ID:???
大鯨「(それは可哀想なような…)」

大鯨「他に案はないんですか?」

秋津洲「弱点とか狙い撃ち出来たらいいかも!」

明石「…いや、さっきの二人じゃないんですし。弱点は多分ないんじゃ?」

香取「……ううむ。まるゆさんの火力が問題ですね。一方的に全弾注いでも二人はビクともしなさそうなのが…」


☆どうする、まるゆさん

1. まるゆさんに魚雷を満載
2. まるゆさんに弱点を見つけてスナイプしてもらう
3. ほか

944 :健全な名無しさん:2015/05/23(土) 23:48:46 ID:???
3 まゆる「陸奥さんが悲鳴をあげているようですが…。どうしたのでしょうか?」

945 :健全な名無しさん:2015/05/23(土) 23:52:42 ID:???
3水中に引きずりこんで溺死させる

946 :戦うまるゆさん ◆2pV1gRdG.o :2015/05/23(土) 23:52:48 ID:???
まゆる『陸奥さんが悲鳴をあげています!今がチャンスです!』

大鯨「もらいました!」

ダッ!

まるゆ「えっ…?た、大鯨さん…!?」

大鯨「あっ」

シュュォォォォォッ…!

目の前には迫る砲弾。
すいません。多分コレペイント弾だから大丈夫ですよねうん大丈夫。
そんなグロなことにはならな―――




BAD END

947 :戦うまるゆさん ◆2pV1gRdG.o :2015/05/23(土) 23:53:56 ID:???
☆どうする 2票けつ

1. 提督のコンティニュー(はじめから)
2. >>943からコンティニュー
3. そろそろ次に行こう

948 :健全な名無しさん:2015/05/23(土) 23:57:57 ID:???
2

949 :健全な名無しさん:2015/05/24(日) 00:00:01 ID:???
2 雪風のキャラを見てみたい

950 :戦うまるゆさん ◆2pV1gRdG.o :2015/05/24(日) 00:03:11 ID:???
大鯨「…ともかく、普通の手段じゃ陸奥さんたちは撃破できない…と」

あきつ丸「機関の出力・装甲…いずれでもまるゆは彼女たちに勝ち目はないのであります」

香取「出来るのは、水中下からの魚雷攻撃…そのぐらいですね」

大鯨「……」


☆どうする、まるゆさん

1. まるゆさんに魚雷を満載
2. まるゆさんに弱点を見つけてスナイプしてもらう
3. ほか

951 :健全な名無しさん:2015/05/24(日) 00:12:17 ID:???
2 的の懐に入ってからこそが陸軍魂じゃあ!(多分)

952 :健全な名無しさん:2015/05/24(日) 00:19:09 ID:???
  .|  〉,,・^'' - .,,      ~  i ~    __,,.- ^`・、.〈  |
./ ̄|  /,/~ヽ、  `'' ‐--‐ ,.| 、‐-‐'' "~   _ノ~\,ヽ | ̄ヽ
| (` | / ヽ,,_____`‐-、_、..,,___ノ八ヽ___,,.._-‐_'"´___,, ノ ヽ .|'´) |
| }.| ./'   \二二・二../ ヽ  / ヽ、二・二二/  'ヽ | { |   ……出番か……
.| //| .|          / |  |. \         | |ヽヽ|
.| .| | .|        /    |  |.    \       | | | .|


かわいいまるゆちゃん

953 :戦うまるゆさん ◆2pV1gRdG.o :2015/05/24(日) 00:34:27 ID:???
>>951 陸軍魂!見せてやるのであります!
>>952 これはスナイパーの目をしてますわ……。


950超えたので再びしばらくスレタイネタ募集期間

954 :健全な名無しさん:2015/05/24(日) 11:20:58 ID:???
提督はローマを探し途方に暮れる。

955 :健全な名無しさん:2015/05/24(日) 22:36:25 ID:???
〜ローマより愛を込めて〜

956 :健全な名無しさん:2015/05/24(日) 23:53:31 ID:???
ローマは一日にして奈良漬けにして食べてポーイ(負け惜しみ

957 :健全な名無しさん:2015/05/24(日) 23:55:39 ID:???
ローマなんてないさ
ローマなんてないさ
ねぼけた人が
魅魔ちがえたのさ

だけどちょっと
だけどちょっと
ローマちゃん欲しいんじゃあ^〜

958 :戦うまるゆさん ◆2pV1gRdG.o :2015/05/24(日) 23:56:53 ID:???
ローマだらけじゃないか(憤怒)


昨日書いた山城さんのような転倒をしてしまい、携帯端末がぶっ壊れてしまいました。
不幸だわ……

959 :健全な名無しさん:2015/05/25(月) 00:15:27 ID:???
眼鏡戦艦は霧ちゃんがいれば充分だって言ってるじゃないか(バンバン)

960 :健全な名無しさん:2015/05/25(月) 00:28:27 ID:???
きりしま〜

961 :戦うまるゆさん ◆2pV1gRdG.o :2015/05/25(月) 00:31:35 ID:???
新スレを立てたよハルトオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!


http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1432481189/

962 :健全な名無しさん:2015/05/25(月) 00:33:48 ID:???
構わず叫ぶにいさんはきらいだ・・・

963 :健全な名無しさん:2015/05/25(月) 00:34:57 ID:???
実際にローマ取れなくて苦しんでる人はどれくらいいるのか

964 :健全な名無しさん:2015/05/25(月) 00:36:35 ID:???
武蔵「提督よ、ローマと言うのはこの武蔵では代わりにならないのか」

965 :>>959貴女は大事な人を一人忘れていないだろうか!>>963意外にいなさそうな気もします ◆2pV1gRdG.o :2015/05/25(月) 00:40:27 ID:???
大鯨「…まるゆさんを犠牲にするような作戦は取れません。
    まるゆさんには、魚雷で弱点を狙い撃ちにしてもらいます」

まるゆ「そ、その弱点って…?」

あきつ丸「何を言っているでありますか。まるゆが見つけるべきものであります」

まるゆ「」エッ

そう。まるゆに死を強いなどしない。
より過酷な運命を背負ってもらう。そういうことだ。
…もちろん、大鯨たちも楽なわけでは決してない。
まるゆに飛ばない攻撃は全て彼女たちに向かう。

香取「まるゆさんが攻撃を終えるまで…何としても耐え凌がなければ」

秋津洲「それも十分無理ゲーかも!」

明石「で、でも…やるしかないんですよね」

大鯨「はい…!皆さん、死なないでくださいね!」

966 :>>964武蔵改二で高速になれば… ◆2pV1gRdG.o :2015/05/25(月) 00:57:01 ID:???
さて、耐え凌ぐ艦隊から視点を離しまるゆである。
彼女は大鯨たちのもくろみ通り、打撃を受けず陸奥、大鳳に接近出来ていた。
しかし、小心者の彼女の心臓は破裂せんばかりに鼓動していた。

陸奥「へぇ!結構避けるじゃない!!」

ドォォォォン!

まるゆ「(も、もし余波なんて受けたら…消し飛んじゃいます…)」カタカタ

逃げてしまいたい。
そう思うも、逃げることは出来なかった。
大鯨たちは必死に戦ってきた、しかし自分はどうだろうか。
ほとんど役に立てず、逃げ回っていただけだ。

まるゆ「………私が…潜れない私でも…!」

一目でまるゆは狙いを陸奥に決める。
理由は簡単。大鳳だけの制圧ならば、実はそう難しくはない。
何故なら彼女は空母。懐に近づけば、大鯨たちの集中砲火でも撃破可能だろう。
しかし陸奥はそうはいかない。
砲撃のみならず、均整の取れた身体から放つ格闘攻撃も脅威足りえる。
そんな彼女に本当に弱点はあるのか。迷いながらも、まるゆは魚雷を放つ。

まるゆ「弱点………ここかも…!?」


狙い撃て!→! numnum

数値が90以上、もしくはぞろ目で一発撃破!


967 :健全な名無しさん:2015/05/25(月) 01:00:22 ID:???
狙い撃て!→ 30
第三砲塔

968 :戦うまるゆさん ◆2pV1gRdG.o :2015/05/25(月) 01:11:16 ID:???
ドォン!

陸奥「…っと、当たった?」

先述したように、陸奥に慢心はない。
例え微少な魚雷の衝撃だろうと認識し、自身の状態をチェックする。
なるほど、さすがは姉よりもクレバーな大戦艦だろう。

しかし、今の行動はまるゆに真実を伝えていた。
臆病な彼女であるからこそ、今の行動の意図をしっかりと掴んでいたのだ。

まるゆ「(陸奥さん……。本当に、弱点があるんだ…!)」

明らかにどこか、という事までは流石に見せない。
だが、微細な衝撃にも気を遣うということは…。
その微少な衝撃で、大きなダメージを受ける何か…弱点があるということだ。



そして一方。砲撃を受け続けている大鯨たちは……。


定めじゃ…→! zange

JOKERで回避 クラブAで誰かが被弾

969 :健全な名無しさん:2015/05/25(月) 01:12:53 ID:???
定めじゃ…→ *JOKER*

長門「私に弱点は無いぞ」
酒匂「さすが!」
プリンツ「すごいね!」

970 :>>969これは鬱作品ですね…間違いない ◆2pV1gRdG.o :2015/05/25(月) 01:20:39 ID:???
大鯨「ひぃ……はぁ…」

香取「な、なんとか…避けられていますね……」

明石「攻撃諦めてますからねっ!」

練度の足りない彼女たちが、戦艦と空母の暴力を避け続けている理由。
明石の言う通り、攻撃を諦めていること。
そしてもう一つは、秋津洲の持つ二式大偵の力だった。

秋津洲「あきつ丸さん!次はそっち狙ってるかも!」

あきつ丸「わかったのであります!」バッ

陸奥と大鳳の情報を絶えず送り続けている偵察機のお蔭で、彼女たちは被弾を避け続けていたのだ。
とはいえ、大鳳の艦載機の波をいつまでも耐えきれるわけではない。
偵察機が沈んだ時。
その時こそ、彼女たちの回避が真に問われるだろう。

秋津洲「(まるゆさんっ…!なんとかその前にどうにかして欲しいかも!)」

971 :実際ここ長門赤城コンビなら死んでたと思うよ! ◆2pV1gRdG.o :2015/05/25(月) 01:26:03 ID:???
まるゆ「(弱点は…ある……けど)」

一体それはどこなのか。
まるゆは必死で考え続ける。
そういえば……。

まるゆ「(陸奥さん、決まった砲でしか撃たないような……)」

というよりは、明らかに撃つことを避けている砲がある。
それは…第三砲塔。
陸奥は攻撃に遊びを入れている様子はない。
となれば、使わないのではなく……使えないのではないか?

まるゆ「(狙ってみます……当たってえ!!)」

残り3発の魚雷。そのうちの1発を、第三砲塔に向けて放つ!



第三砲塔…何してるの?→! numnum

6以下で攻撃失敗

972 :健全な名無しさん:2015/05/25(月) 01:27:33 ID:???
第三砲塔…何してるの?→ 28
運ひっく!

973 :なお大鳳ちゃんは更に低い ◆2pV1gRdG.o :2015/05/25(月) 01:39:44 ID:???
ドォン!

陸奥「う、そっ……!」

まるゆ「あ、当たりました…!」

ドォン!ボォン!ドォォォン!

陸奥「くっ……!またこの砲塔が…!済まないわ、離脱!」

まるゆの魚雷は、陸奥の第三砲塔に命中する。
使用されていなかった第三砲塔は隠し武器…などではない。
睨んだ通り、戦艦の時の沈没の理由であり、隠したかったウィークポイント。
連鎖的に他の砲塔が火を噴き、艤装は破壊音に包まれる。

大鳳「陸奥さん!?」

突然の爆破炎上に、大鳳は驚く…が、その手は止まらない。
ボウガン状の艦載機射出装置で、次々と艦載機を繰り出している。
動揺こそあるが、それを戦線への影響としない。

大鯨「や、やりましたっ!」

あきつ丸「よくやった!それでこそ陸軍魂であります!」

明石「じゃ、弱点本当にあったんだ!」

香取「なんにしても…」

秋津洲「後は大鳳さんだけかも!」

974 :なお大鳳ちゃんは更に低い ◆2pV1gRdG.o :2015/05/25(月) 01:42:15 ID:???
大鳳「ええいっ…!それでも、負けませんから!!」

ドシュッ!バシュッ!

これ以上はやらせないと、艦載機を更に繰り出す大鳳。
近づくには、この艦載機を群れ…その攻撃を避けなければ。

大鯨「でも、陸奥さんはいません!」

明石「ですよね。さっきより、避けやすいですよ!」


ほんと?→! card

クラブで被弾

975 :なお大鳳ちゃんは更に低い ◆2pV1gRdG.o :2015/05/25(月) 01:46:23 ID:???
バックアップは大事


今日はここまで。山城さんにTSUGUNAIしないと…

976 :健全な名無しさん:2015/05/25(月) 02:01:44 ID:???
ほんと?→ スペードJ

977 :なお大鳳ちゃんは更に低い ◆2pV1gRdG.o :2015/05/26(火) 22:34:22 ID:???
うめでやること↓

978 :健全な名無しさん:2015/05/26(火) 22:42:51 ID:???
霧ちゃん主役でほのぼの

979 :ほのぼの…? ◆2pV1gRdG.o :2015/05/26(火) 23:14:52 ID:???
金剛さんの四姉妹は仲良し。
長女の金剛さんを筆頭に一枚岩を形成しており…。
その結束力は某神威家にも匹敵するほどであった!

さて、そんな金剛姉妹には一つの恒例行事があった。
その名もお茶会。
それぞれお菓子や美味しい紅茶(紅茶以外は断じてNO!なんだからネ!)を持ちより、わいわいと話すだけの時間である。
この恒例行事が金剛姉妹の絆の力を高めるのに一役買っているのは明らかであろう。


で。
そんな金剛姉妹の末妹である霧島さんはこのお茶会について悩んでいた。
というのも………。



1. 次のお菓子は霧島が用意することになったのだ
2. 出席しないと言い張る姉妹が出たのだ
3. 実は緑茶派だったのだ
4. ほか

980 :健全な名無しさん:2015/05/26(火) 23:36:48 ID:???
4
まさかのコーヒー派だったのだ

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