キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
キャプテン森崎まとめ掲示板TOP

■掲示板に戻る■ 全部 1- 101- 201- 301- 401- 501- 601- 701- 801- 901- 最新50


レス数が950を超えています。1000を超えると表示できなくなるよ。
【レイセンガ】鈴仙奮闘記29【タダシイヨ】

1 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/05/27(水) 00:27:49 ID:???
このスレは、キャプテン森崎のスピンアウト作品で、
東方Project(東方サッカー)とのクロスオーバー作品です。
内容は、東方永夜抄の5ボス、鈴仙・優曇華院・イナバがサッカーで師匠を超えるために努力する物語です。
他の森崎板でのスレと被っている要素や、それぞれの原作無視・原作崩壊を起こしている表現。
その他にも誤字脱字や稚拙な状況描写等が多数あるかと思いますが、お目こぼし頂ければ幸いです。

☆前スレ☆
【早苗】鈴仙奮闘記28【サッカー好きか?】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1428845712/
☆過去ログ・攻略ページ(キャプテン森崎まとめ@Wiki内)☆
http://www32.atwiki.jp/morosaki/pages/104.html

☆あらすじ☆
ある日突然幻想郷にやって来た外来人、アラン・パスカルと中山政男との出会いにより、
師匠、八意永琳に並ぶ選手になると決心した鈴仙・優曇華院・イナバ。

全幻想郷代表選抜大会で活躍し、代表メンバーの一員となる事を夢見てきた鈴仙はある日、
自身が『プロジェクト・カウンターハクレイ』のキャプテン候補に選ばれている事を知る。
それは霊夢や紫達幻想郷に敵対し、以て幻想郷の価値観を覆すという壮大な計画。
更に鈴仙は、全幻想郷代表の下部組織、『リアル・幻想・セブン』の一員として、
乱心した八雲紫と幻想郷を救って欲しいと紫の式・八雲藍から懇願された。

幻想郷を変える為に戦うか、幻想郷を守るために戦うか。そもそも、自分は何の為に戦うのか。
そう思い悩む鈴仙の心の隙を突く悪しき者もいた。
それは『プロジェクト・カウンターハクレイ』と『リアル・幻想・セブン』との争いに乗じ漁夫の利を狙う第三勢力。
聖徳ホウリューズの一員にして、『ハイパーカンピオーネ』計画の一翼を担う天性の詐欺師・岬太郎だった。

「鈴仙は永琳の途方も無いエネルギー蒐集計画遂行の為の道具である」
巧みな話術で彼は鈴仙を動揺させ、追い打ちとばかりに仲間への疑心をも植え付けた。
そんな中、決勝トーナメント第2回戦、永遠亭ルナティックスは聖徳ホウリューズと相対する。
野心溢れる政治家・豊聡耳神子を中心として集まった様々な悪意と戦術に、鈴仙達はどう立ち向かうのか。
そして鈴仙は疑心を振り払い、強い気持ちで仲間を信じる事ができるのだろうか――。

401 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/05(金) 23:17:09 ID:???
          
鈴仙「こ、これは……!!(霍青娥……神子の影として暗躍しているという、あの邪仙?
最近姿を見せないけれど。まさか、幻想郷に戻って来たというの……!?)」

佳歩「だ、ダメーー! これは違うんです、あの、そのっ!?」

始めは黙っていた佳歩も、話の本旨に差し掛かる頃には思わず大声をあげてしまう。
困惑するチームメンバーを尻目に、佳歩はたまらずこう暴露してしまった。

佳歩「れ、鈴仙さま……! わ、私は、その……! 鈴仙さまを信じていたから!
だから、スパイなのは鈴仙さまじゃなくって、私だって事にしたいって思って……、その……!!」

鈴仙「……は?」

鈴仙は一瞬理解が追いついていなかった。
自分は佳歩をスパイとして疑っていたのでは無かったか。
しかし、佳歩を信じたいと思って佳歩のスパイ疑惑を否定したところ――。

佳歩「ひぐっ! そ、そうです! 最初、お手洗いに行った時にこの紙と錠剤が落ちてて……。
それで私、びっくりしてポケットに隠したんですけど、鈴仙さまがこんな悪い誘いに乗るワケ無いと思ってて」

佳歩はまくしたてるように真実を語りだす。

佳歩「……だから私、ホントにスタッフさんが部屋に来て、
それで鈴仙さまが、姫様に毒見をさせようとして、ホントにびっくりしたんです!
まさか、鈴仙さまが本当にスパイだったのかも……って。でも、そんな訳ないですから!
だから、鈴仙さまに嫌疑がかからないよう、私がスパイだって言っておこうって。
でも、そしたら鈴仙さまが、私の無実を証明しようとしてきたから、混乱しちゃって……!?」

402 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/05(金) 23:18:42 ID:???
てゐ「え……えっと。纏めると。佳歩は、鈴仙をスパイだと思っていた。
だけど、そんな筈ないと信じてたから、敢えて自分がスパイの嫌疑を被る事で、鈴仙の罪を隠そうとした………って、ことかい?」

佳歩「そ、そうですっ!! だって、鈴仙さまがスパイな訳ないのに。
こんな紙が見つかったら、ひょっとしたら皆鈴仙さまを信じないかもしれないって思って……!!」

佳歩は泣きながらそう答える。鈴仙は自分も泣きたくなった。
自分を慕ってくれる少女の、あまりにも真っ直ぐな想いの強さに。

ギュッ。

佳歩「ふ、ふわっ! れ、鈴仙さま……? どうして、鈴仙さまが泣いているんですか……!?」

鈴仙「か、佳歩……! ごめんね……!
(わ、私は佳歩をスパイだと疑ってて。それでてゐに言われて漸くやる気になった位だったのに。
だけど佳歩は、不利な証拠があっても、私をスパイだとハナから考えていなかった!)」

鈴仙は佳歩をぎゅっと抱きしめた。何があっても自分を信じてくれた相棒を。
泥を被ってでも、自分を守ろうとしてくれた愛すべき部下を。
鈴仙は絶対に離したくない、信じ続けていたいと、心の底から考えるようになっていた。

佳歩「れい、鈴仙さま。私こそ、ごめんなさい。全然お役に立てなくて。それどころか、酷い事言っちゃって……」

鈴仙「良いのよ、佳歩……! だから、お願いだから。これからも、私を信じていてね!
私も、もっともっと佳歩を信じられるように、努力するから……!」

佳歩「あはは……駄目です。鈴仙さまは頑張りすぎですから。もっともっと、鈴仙さまは自分に自信を持ってください……」

鈴仙「う、うん……頑張るね!」

佳歩「もーっ、鈴仙さまったら……。――でも……。私もやっぱり、頑張りますね……! 二人で一緒に、頑張りましょ!」

403 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/05(金) 23:20:03 ID:???
中山「(――雨降って地固まる、か。これがあの冷徹で野心深いと評判の豊聡耳神子の作戦とは。
もしくは、人を人とも思わず玩具としか思っていないという、狂った邪仙の作戦とは、俄かには信じがたいな。
となると。この作戦の立案者とは、もしや……)」

一方で中山は、今回の一連の事件を一歩引いた目線で分析していた。
確かにこの作戦は永遠亭ルナティックスに精神的な動揺を与える事に成功している。
しかし、その反面、ルナティックスでもかなり厄介な選手である筈の鈴仙と佳歩との結束を深めている。
言ってしまえば、かなり手ぬるい。これは本当に神子や、もしくは手紙に宛名の記された邪仙――霍青娥の仕業なのか。
中山の思考は、第三の人物による関与の可能性を確信していた。

中山「(――岬。お前は一体、何を考えている……?)」

――試合開始があと間際まで迫っていた。スタッフの号令に従い、
ルナティックスメンバーは興奮冷めやらぬ状況で、スタジアムのフィールドへと向かっていく。


鈴仙「(それにしても……。私だけじゃなく、佳歩にまでこんな卑怯な方法で疑心を植え付けようとするなんて。
聖徳ホウリューズ。私は。私達は……やっぱり、貴女達を絶対に、許したくはない…………!!)」

そして、冷静な中山に反して。――佳歩と離れた鈴仙は、普段の暢気さを捨てて怒りを剥きだしていた。
この借りは、必ず試合で返さなくてはならない。
鈴仙には勝利への執念だの、人間と妖怪との関係だの、神子達の掲げる小難しい理念の是非は分からない。
――ただひたすら、人の心を弄ぶ彼女達のやり方に、純粋に怒っていた。


*イベント成功! 佳歩の評価値がかなり大きく上がりました。
*また、鈴仙の佳歩に対する疑心も解消しました。更に……?
*また、賢い推理を見せつけチームメンバー全員の評価値もやや上がりました。
*推理に成功したため、永琳印象値が上がります。49→51

404 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/05(金) 23:22:17 ID:???
鈴仙「私はおこったぞーーーー!! 神子ーザーーーーーーーーーーー!」
……的な展開になったところで今日は多分ここまでです。(余力があれば深夜にもう1更新したいです)

皆様、本日もお疲れ様でした。

405 :森崎名無しさん:2015/06/05(金) 23:23:27 ID:???
天狗じゃ!天狗の仕業じゃ!!

406 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/05(金) 23:24:28 ID:???
恐らくどうでも良い余談ですが、青娥?の書いた鈴仙への脅迫状について、色々黒塗りになってるのは、
射命丸が前の試合で小悪魔に書きかけた脅迫状をベースにしているからです。
下剤もその時と同じヤツだったりします。

407 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/06(土) 00:06:36 ID:???
>>405
天狗の仕業……と見せかけて天狗でも無かったりしますw
(書いて無かったですが、射命丸とはたてが痴話喧嘩してた後で、
射命丸がメモを破って下剤と一緒に捨てた。それを何者かが黒塗りして書き直したと思ってください)

408 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/06(土) 00:08:03 ID:SuwihlJw
――ブウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウッ!!

鈴仙「…………!!」

通常よりも少し遅れてフィールドに入ったルナティックスのメンバーは、普段とは違って歓声では無く、盛大なブーイングにより歓迎された。

実況「さあ〜! 控室で何かトラブルがあったのでしょうか! いよいよ永遠亭ルナティックスが、フィールドへと入って来ました!
メンバーの一部は試合開始直前と言うのに、既に精神的に疲弊しきった表情を見せておりますが……!
果たしてこれは、大丈夫なのでしょうか〜〜〜〜!?」

観客「ブウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウ!!!」
「出ていけー! 人を惑わす妖怪兎どもがー!」「魔女だー! 竹林の魔女が出たぞー!」「魔女は火刑だー!」
「こらー因幡てゐー! このぼったくりー! 詐欺師ー!」「カグヤ カグヤ カグヤ カグヤ」「神子様ー!」
「我々人間をお救い下さい!」「人間の結束の力、妖怪共に見せてやってくれー!」「布都ちゃんかわいい」

輝夜「あーら。今日の試合の観客さんは、愉快なエールを送ってくださるわね。
……だから、いつものアンタら! そう、アンタらよ! アンタらも普通に妖怪ディスってて良いからね!
場の空気に支配されちゃっていいからね! 私の応援なんてしなくて良いからねっ!?」

ウサギD「ひ、姫様はああ言ってるけど、こ、こわいよぉ……」

つかさ「気にしちゃダメよ、Dちゃん。外の世界のサッカーだと、
アウェーチームはこういうブーイングと共に歓迎されるのはごく当たり前の事。……だから、気を強く持って」

てゐ「ひ、ヒドイよ……私がぼったくりだとか、詐欺師だなんて……。
私は……皆が夢を追い続ける姿を……その姿を心から……応援するものなのに……!」

鈴仙「いや、それは真実でしょ……(観客達の感情が支配されている…って事は。
面霊気の妖怪……秦こころはこの試合スタメンでは無く、観客席がどこかで工作をしているみたいね。
まずはあくまでも、私達を精神面で追い詰めて行くつもりか。……ヤなヤツらね)」

佳歩「(……私達は負けない。絶対に、負けないんだから……!)」

409 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/06(土) 00:09:13 ID:SuwihlJw
それでも、鈴仙達は負けずにフィールドを行進していく。
果たして中央には既に聖徳ホウリューズが一列に並び、ルナティックスを待っていた様子だった。

神子「――やあ、随分と待ちましたよ」

その先頭に立つ、紫のマントを羽織った黄金色の華奢な少女――豊聡耳神子は、
これまでの自身の行いをさておいて、朗らかな口調でルナティックスメンバーに挨拶をした。
それも、(一応)キャプテンの輝夜だけで無く、他のメンバーに対し手短だが優しげに挨拶に回り、
子どもウサギ相手には身を屈めて丁寧に声を掛けている。

輝夜「ふん。流石は政治家のセンセーね。せせこましいイメージアップに必死なことで。
この手の連中のつまらなさは千年前から、ちっとも変わっていやしないわ」

神子「ははは。まさかそんな事を政治のカタマリである姫君に言われるなんて。
それならついでに言わせて貰うが、千年どころか、千三百年前からこんなもんさ。我々政治屋はね」

鈴仙「(――豊聡耳神子。稀代の政治家にして稀代の聖人。聖徳ホウリューズのキャプテンで、
妖夢が選んだ、『ハイパー・カンピオーネ』計画のリーダー。……生で会ってみると――ホントに、ヤなヤツっぽいわね。
常に人に見られてる事を意識してるっていうか、謙虚そうで、自分こそが世界の中心と思ってそうなトコとか)」

そんな神子の様子を口で咎める輝夜に、その後ろにて視線で咎める鈴仙。
神子は暫くは輝夜との舌戦に興味を示していたが、その後に鈴仙の方へもやって来た。

神子「……御機嫌よう、月から来た従者さん。本日は、お手柔らかに頼むよ」

神子は全ての事情を知っているかのような含み笑いで、鈴仙に対して優しく手を差し伸べる。
一見すると爽やかな仕草だが、鈴仙はその態度の全てが厭らしく思えた。

410 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/06(土) 00:11:12 ID:SuwihlJw
鈴仙「(こうやって接していると、裏では私と佳歩とで互いにスパイ疑惑を持たせたり、
卑怯な戦術を指示してフランドールやパチュリーさんを退場させたようなヤツとは、一見分からないわね。
……どうしよう。何か声でも掛けてやろうかしら?)」


A:「あんたが豊聡耳神子ね。妖夢やパチュリーさんや佳歩が、ずいぶんとお世話になったようで……!」遠回しに怒りを向ける。
B:「……さあ皆! 準決勝なんてただの通過点よ。さっさと突破しましょ!」神子を無視する。
C:「ええ。……よろしくお願いしますね」比較的友好的に挨拶する。
D:「――許さない。絶対に……!」直接的に強い怒りを向ける。
E:「聞け!貴様らの非道、天が許してもこの鈴仙が許さん!」一発ギャグをかます。
F:特に話さないまま、神子の横っ面をビンタで叩く。
G:その他 自由選択枠


先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。



*一回終わると言っておりましたが、余力がありましたので、試合開始まで続けようと思います(汗)

411 :森崎名無しさん:2015/06/06(土) 00:13:38 ID:BB1f4fQc
G
「ごめんなさい、今は誰とも話したくないの」と言ってカマをかけてみる

412 :森崎名無しさん:2015/06/06(土) 00:21:23 ID:BkQrm9Jk
G よろしく……ところで、あのブーイングだけど、あなたはこの人間と妖怪の不仲についてどう思っているのかしら?

413 :森崎名無しさん:2015/06/06(土) 00:23:41 ID:whySDG2g
C こういう手合いには反応を返すこと自体がよろしくない

414 :森崎名無しさん:2015/06/06(土) 00:26:02 ID:Kqlm3U5M
G:「あなたがかの有名な聖徳太子ね、凄いなあ!
  こちらこそよろしくお願いします!!」
  明るく有効的なあいさつをする。

415 :森崎名無しさん:2015/06/06(土) 00:33:55 ID:BkQrm9Jk
Cに変更をお願いします

416 :森崎名無しさん:2015/06/06(土) 00:34:11 ID:kVq7BuSU
Gそのヘッドフォン・・・デザイン少しださくなぁい?もうちょっとハイカラな方が似合うと思うわ

417 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/06(土) 00:51:59 ID:SuwihlJw
C:「ええ。……よろしくお願いしますね」比較的友好的に挨拶する。

鈴仙「(――くうっ。こっちはアンタの作戦のせいで、私と佳歩があらぬ疑心を持たなきゃいけなくなったってのに。
何なのよ、その『自分は清廉潔白な政治家です』的なオーラは……!)」

言われなき誹謗中傷の入ったブーイングをBGMにしていた鈴仙は、
鈴仙は神子のこれまでの様々な謀略を思い出し、思わず怒りを表面に出したくなるが……。

鈴仙「(――でも、駄目。きっとそうやって私を苛立たせる所まで含めて、奴の作戦なんだから。
だから、ここは相手に合わせて、こっちも柔和に……)――ええ。よろしくお願いしますね」

鈴仙はそれを抑えて、差し出された手に応じる。神子は一瞬だけ意外そうに目を丸くしていたが。

神子「……よろしく。いや、礼儀正しい従者が居て、私はここの主人が心底羨ましいよ」

と、再び得意の政治的な笑顔を作って鈴仙に答える。

神子「(ふうん。私の予測では、多少なりとも不機嫌さを表に出してくると思ったんだけどな。
どうやらやはり、鈴仙・優曇華院・イナバが精神的に脆いというのは過去のデータらしい)」

鈴仙「(――フフ。ちょっと意外そうにしたわね、豊聡耳神子……!
だけど、これからのプレーで、もっともっと、意外そうな顔をして貰うんだから……!)」


*神子の評価値がやや上がりました。

418 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/06(土) 00:53:18 ID:SuwihlJw

輝夜「ふふーん。どうだった、ウチのイナバは? 良くしつけられてるでしょ」

神子「ああ……とても。彼女達は、我々にとっても有益な存在になってくれそうだ」

輝夜「有益……ね。政治家連中は物事を損か得かでしか判断できないってのかしら。
頭のネジ一本か二本くらい、外れてるんじゃないの?」

神子「貴殿には言われたくないさ。――さあ、コイントスを始めよう」

実況「あっ、どうやらコイントスが始まる模様です!
神子選手の穏やかな振る舞いに、輝夜選手はタジタジになりつつも促されてコインを分捕り……!」


先着1名様で、

★コイントスの結果→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

ダイヤ・ハート→ルナティックスボール
スペード・クラブ→聖徳ボール
JOKER→そのとき、ロベルト本郷(全裸)の スポットカット が輝夜の顔面に直撃!!
       (*ヒャッホー系が出たらJOKERでなくてもこの分岐に強制的に行きます)

419 :森崎名無しさん:2015/06/06(土) 00:56:37 ID:???
LoVAやります?
★コイントスの結果→ クラブ8

420 :森崎名無しさん:2015/06/06(土) 00:57:50 ID:???
★コイントスの結果→ ダイヤ5
スポットカットがヒャッホー系に思えて仕方無い

421 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/06(土) 01:50:11 ID:???
★コイントスの結果→ クラブ8 ★
スペード・クラブ→聖徳ボール

輝夜「――私は別にタジタジになってないっての! ……って、あら」

神子「……おや。これは僥倖。表は私の目だったな」

輝夜が実況にイチャモンを付けている間に、コインの目は表を向いていた。
神子はそれを見て丈長のマントをもう一度大きく羽織り直し、喜色満面に頷く。
たったそれだけの行為。しかしそれだけで、神子の周囲に纏う気力が大きく増していた。

神子「――天道、常に我が掌中にあり。……今日は、勝たせて貰うぞ」

輝夜「セコい政治家風情が天道だなんて、笑止千万! こちとら、そのアンタ等が信望してる天からやって来たのよ。
だから試してあげるわ。アンタの天道が、果たして是であるか非であるかをね! ……えーりんとイナバ達が」

鈴仙「ひ、姫様……!(――いつもだったら、「私に振らないで下さいよ……」とか言うけれど。
今日ばっかりは姫様に同調してやるんだから!)――ええ、頑張ります!」

神子「フフ……それでこそ面白い」

先程の柔和で女性的な雰囲気は鳴りを潜め、中性的な鋭さを秘めつつ、神子は不敵に微笑む。
観客のブーイングは絶えず、何時もなら顔を見せる筈の鈴仙のライバルたちも、不思議な事に姿を認識できない。
前の試合と同じ守矢スタジアムでありながら、まるで魔王の島に単身乗り込んだような錯覚を覚える。

中山「(……豊聡耳神子。俺はあんたの行動を裁ける程偉くは無い。ただ、俺はあんたと戦いたい。
そして、あんたのその研ぎ澄まされた強さ。その秘密を探りたい!!)」

佳歩「(鈴仙さま……。佳歩は絶対に……絶対に鈴仙さまのお役に立ってみせます……!)」

422 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/06(土) 01:51:29 ID:???
岬「……あらら。中山は神子様に夢中か。ちょっとだけ残念だな」

てゐ「同業者として忠告しとくよ。あんたらはちょっと、調子に乗り過ぎだ」

ウサギB「(データ分析。危険度……極高! これは要注意ですね……!)」



布都「我には神子様の考えの全ては分からん。しかし、神子様の前に塞がる者は全て潰す。それが我の使命だ」

永琳「殊勝な心がけね。……だけどその使命、今ここで終わりにしてあげるわ」

パスカル「――ある人物を信望し追い続ける事は大変だ。お前にその覚悟はあるのか?」



屠自古「やって、やんよ……!」

妹紅「(コイツ……できる奴だ。言葉こそ少ないが殺気に溢れている。さて、今日の私は――何回死ねば良いのかな)」

慧音「(私とて、ここで終わってたまるか。……防ぐ。防いでみせる。子ども達と――幻想郷の歴史の為にも)」

つかさ「やってやんよ。良い響きですね。……私も使おうかしら?」

――そして、鈴仙や輝夜以外のチームメイト達も、それぞれ聖徳ホウリューズの中心選手と対峙し、
互い互いにその想いの強さを探り合っているように見えた。
こうして、短いようで長い試合開始前の時間が過ぎていき――――。

……ピィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイッ!!

――全幻想郷選抜大会、決勝トーナメント準決勝。
永遠亭ルナティックス対聖徳ホウリューズとの戦いの火蓋が、切って落とされた。

423 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/06(土) 01:52:35 ID:???
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ヨッチャン「皆さん、お久しぶり……じゃないですが。ヒント神ヨッチャンです。
今回の試合は、第二章のセミファイナル! 聖徳ホウリューズとの試合になります!
長かった第二章もあとこの試合と、博麗チームとの決勝戦。
それともしかしたらドイツチームとの試合だけと思えば、何だか感慨深い気がしますね。

聖徳ホウリューズは、これまで戦ったどのチームよりも尖ったチームです!
フィールダーの半分以上は一芸特化、中心選手は特殊戦術持ち、更に隠し玉ありと、
まさしく、これまでの常識が通用しないチームと言っても過言では無いでしょう!

頑張って追い詰めたと思ったら、謎戦術、新選手が現れてご破算……みたいな展開も、
全く無いとは言い切れないような、そんな意地悪なチームでもありますが、
それでも、チーム力ではレイセンたちの方がずっと上。皆との結束の力で、敵の工作を跳ね返して、勝ちましょう!」

−−@−− @川上(セービング特化)
C−A−B C高杉(ブロック特化のスイーパー) A布都(守備万能型) B大丸(クリア特化のスイーパー)
−−D−− D岸田(タックルが得意、ストッパー)
−−−−− 
E−I−J E石田(パサー) I神子(万能型) J岬(万能型、パスカットが得意)
−−−−− 
−−−−F F本間(サイドアタックに長けたウインガー)
G−H−− J小田(スルー役兼セカンドストライカー) H屠自古(ダイレクトシュート特化)
聖徳ホウリューズ:4−3−3
永遠亭ルナティックス:4−3−3
−−H−J H鈴仙 970/970 Jパスカル 840/840
F−−−− F佳歩 800/800
−−−−−
G−I−E Gてゐ 680/680 I中山 820/820 E永琳 900/900
−−−−− 
−BDC− B妹紅 910/910 D慧音 750/750 CウサギB 540/540
−−A−− Aつかさ 660/660
−−@−− @輝夜 730/730

424 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/06(土) 01:53:38 ID:???
解説すべき中心選手は少なめです。
OMFの豊聡耳神子選手は案外大した事なさそうなオーラもありますが、全方面に優れた万能トップ下。
能力値は文句なしの一流クラスで、特に攻撃面の数値が中々物凄いです。
運動量もあるので色々な場面で顔を出して、レイセンたちの邪魔をしてくるでしょう。

同じくMFの岬太郎選手は、更に案外大した事なさそうなオーラもありますが、実力はかなり高いです。
松山選手や藍選手をも上回る能力値に、早苗選手にも迫る数々の必殺技。
流石に風見幽香程では無いですが、これまでのトップ下と比べてもかなりの強敵ですので、油断禁物です!

DFの物部布都選手は、まんま某赤信号君的な能力値ですが、見た目に反して頭は悪く無い。
これまた油断していては足元を掬われ得る、要注意選手でしょう。

CFの蘇我屠自古選手は職人気質のエースストライカー。その決定力は中々のものですが、
鍛え抜かれた輝夜ならば防げない事も無い程度です。恐れず全力でセーブしに行きましょう!

その他の一芸特化選手は、それぞれ上述した特徴には気を付けましょう。
多いので特に紹介はしませんが、どの選手も癖のある強敵ですよ?

――また、聖徳ホウリューズには他にも選手の控えがあるようです。
一番分かり易いのは、被った面によって能力を大きく変えるらしい秦こころ選手ですが……。
彼女が参戦するかは、まだ分かっておりません。こうした可能性についても、警戒は必要ですね。


最後に。この試合は【ルナティックスが負けたらゲームオーバー】となります!
負けた場合ではストーリーが続かない事となりますので、リセットが必要となりますが。
……その場合、多少のペナルティを取らせて頂こうと思います。
そのため、緊張感を持ったまま、時には慎重に、時には大胆に選択をして頂ければ幸いです」
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

425 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/06(土) 01:58:30 ID:???
……と、言った所で中途半端ですが、今日の更新は今度こそここまでです。
>>419
今のところは仕事が忙しいですし、他にもやりたい事(スレ更新とか読書とか)もありますし、様子見ですね。
>>420
ロベルト本郷(全裸)って書いたら、どんな技でもヒャッホー系に見えるような気がしますw
例:
ロベルト本郷(全裸)の 黄金コンビプレイ
ロベルト本郷(全裸)の 三勇断球
ロベルト本郷(全裸)の 二枚刃カミソリ

それでは、皆様、本日もお疲れ様でした。

426 :森崎名無しさん:2015/06/06(土) 02:09:10 ID:???
乙でした

黄金コンビプレイはちょっと大人の世界過ぎる

427 :森崎名無しさん:2015/06/06(土) 06:09:21 ID:???
てつを乱入とか天道乱入とか色々ネタ考えてたけど間に合わなんだ

428 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/06(土) 20:24:55 ID:???
こんばんは、今日も更新していきます。
>>426
乙ありがとうございます。
黄金コンビプレイはヤバそうですね。三勇断球も二枚刃カミソリも大分意味深な気がしますw
>>427
このスレではクライフォート的な要素やら初期の森崎的な要素も入ってますが、
神子様って結構天道っぽいところあると思います。

429 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/06(土) 20:26:17 ID:SuwihlJw
神子「……」


スッ……。パシッ、パシッ。

実況「さあ、キックオフでボールを受け取った神子選手は……。
まずは様子見か、前線の選手とパス交換を繰り返し、まずはルナティックスの出方を伺っているようです!」

鈴仙「(タックルに来るなら来い、行けるものならね――とでも、言いたいのかしら!
そんな挑発には乗りはしない……けれど。ここで早々にボールを奪えれば僥倖なんだけどね。
――幸いに、今回FWは3トップ。私だけじゃなく、ボール刈りに長けたパスカル君も居るし、
フォロワーとして佳歩も居る。だから、タックルに行ってもムダでは無い……かな?)」

A:タックルに向かう!(鈴仙のタックル:50)
B:パスカルにタックルに行って貰い、自分はフォローに備える。
C:パスカルと二人でタックルに向かう!
D:佳歩とパスカルと三人でタックルに向かう!
E:ここは様子を見る。
F:その他 自由選択枠

鈴仙のガッツ:970/970

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

430 :森崎名無しさん:2015/06/06(土) 20:29:05 ID:+Btn4Bh+
A 臆せず行ってみる

431 :森崎名無しさん:2015/06/06(土) 20:33:43 ID:???
ところでこのチーム相手にフォローって意味あるの?

432 :森崎名無しさん:2015/06/06(土) 20:35:10 ID:BkQrm9Jk
C

433 :森崎名無しさん:2015/06/06(土) 20:36:36 ID:bQUPD3BE


434 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/06(土) 21:20:25 ID:SuwihlJw
C:パスカルと二人でタックルに向かう!

鈴仙「(油断か、それとも作戦かは分からないけど……神子はまだあの号令
――『和を以て尊しと為す』を実行していない。 だとしたら、神子を討ち取るならまさしく今!)
……パスカル君! 加勢して! 一気にボールを奪うわよ!」

パスカル「ああ、分かった!」

タッ、タタッ! ズザアアアアアアアアアアアアアアッ!

実況「さあ、そして試合開始から1分を過ぎてようやくルナティックスも動く!
FWの鈴仙選手が、パスカル選手と共に神子選手へとプレスを掛けに向かった!」

神子「(……ここはみだりにメンバーを動かす必要も無いか)――良かろう、正々堂々と勝負だ!」

タッ!

鈴仙「な、何が正々堂々よ……! この私が、正義の鉄槌を下してやるんだから!」

パスカル「レイセン、意気込むのは良いが気を付けろよ。 ――彼女は、強い!」

435 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/06(土) 21:21:43 ID:SuwihlJw

神子「……抜く」

―――タッ、タタタタッ……。シュンッ!

先着2名様で、

★神子→ドリブル 53 (! card)(! dice + ! dice)=★
★鈴仙→タックル 50 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
 パスカル→タックル 52 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→神子、ドリブル突破。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(本間がフォロー)(石田がフォロー)(佳歩がフォロー)
≦−2→ルナティックスボールに。
【補足・補正・備考】
神子のマークがダイヤで「スパイラルターン(+4)」が発動します。
神子のマークがハートで「頭脳的なドリブル(+3)」が発動します。
神子のマークがスペードで「華麗なドリブル(+3)」が発動します。
神子はスキル・聖人により、鈴仙のスキル・狂気の瞳は無効化されます。
鈴仙のマークがダイヤの時、「アイドリングウェーブ(+2)」が発動します。
パスカルのマークがダイヤ・ハートで「クリップタックル(+3)」が発動します。

436 :森崎名無しさん:2015/06/06(土) 21:22:14 ID:???
★神子→ドリブル 53 ( ハート9 )( 2 + 6 )=★

437 :森崎名無しさん:2015/06/06(土) 21:23:36 ID:???
★鈴仙→タックル 50 ( ハート5 )( 1 + 2 )+(人数補正+1)=
 パスカル→タックル 52 ( ダイヤQ )( 3 + 5 )+(人数補正+1)=★

438 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/06(土) 21:59:29 ID:SuwihlJw
★神子→ドリブル 53 ( ハート9 )( 2 + 6 )+(頭脳的なドリブル+3)=64★
★鈴仙→タックル 50 ( ハート5 )( 1 + 2 )+(人数補正+1)=54
 パスカル→タックル 52 ( ダイヤQ )( 3 + 5 )+(人数補正+1)+(クリップタックル+3)=64★
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして石田がフォロー

鈴仙「――く、くらぇぇぇぇっ!」

ズザアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!

スッ……。

鈴仙「って、か。躱された!」

神子「君は怒りを力に変えるのが下手だな。感情を操るのにまだ慣れていないのかい?」

感情的な鈴仙をタックルに対し、神子は闘牛士の如く、マントをひらりとはためかせて回避する。
その理知的かつ必要最小限の動きはまさしく『頭脳的なドリブル』だった。

パスカル「おいおい、しっかりしてくれよレイセン。――それっ!」

バッ! ババッ!

神子「――さて、もう一人か!」

タッ、クルンッ!

そして後続のパスカルのタックルを、神子は大きなターンでダイナミックに回避しようとする。

パスカル「瞬時にその動きが出来るとは。少なくとも油断の類は無いみたいだな。
だが、だったら――実力的に俺とお前は……互角の筈だ!」

ダッ……… ガシイイイイイイッ!

439 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/06(土) 22:00:47 ID:SuwihlJw
神子「! 『クリップタックル』か……!」

そして神子は、パスカルが接近と同時に両脚を大きく開き、
自身のボールを掠め取ろうとしていた事を瞬時に察知していた。
その為、ここから先は完全なる反射神経と髄力の問題だったが――。

ガシイッ………ポロッ……コロコロコロ……。

神子「……押し負けたか」

パスカル「悪いな。レイセンがトチった時は俺の出番なんだ」

実況「ああ〜! 神子選手と鈴仙選手、パスカル選手との勝負は一旦引き分け!
ボールはこぼれ球となり、左サイド後方へと転がっていきます! そのボールをフォローしたのは……!」

石田「……松山。俺を視ろ」

佳歩「(ヘ、ヘンな人です……!)」

実況「つぶらな瞳をぎょろりと光らせた坊主頭の少年……えっと、名前は……石田鉄男選手です!
聖徳ホウリューズの左サイドハーフの彼は、早速右脚を大きく振りかぶって……!」

石田「……松山ァァァァッァァアアア!!」

グワァァァッ、パコン!

実況「石田選手、大きく左から右へと『ピンポイントパス』だ! ウインガーの本間選手に繋げていきます!
パスカットに向かえるのは……パスカル選手と鈴仙選手がタックルに向かったため、佳歩選手一人だけ!
これは……果たして大丈夫なのでしょうか〜〜〜!?」

440 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/06(土) 22:02:21 ID:SuwihlJw
佳歩「あ、あんまり大丈夫じゃないような気が……。――ま、負けませ〜〜〜んっ!」

バッ!

先着2名様で、

★石田→ピンポイントパス 55 (! card)(! dice + ! dice)=★
★佳歩→パスカット 49 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→本間、パスキャッチ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(岬がフォロー)(小田がフォロー)(中山がフォロー)
≦−2→ルナティックスボールに。
【補足・補正・備考】
特になし。

441 :森崎名無しさん:2015/06/06(土) 22:09:05 ID:???
★石田→ピンポイントパス 55 ( スペードA )( 5 + 3 )=★


442 :森崎名無しさん:2015/06/06(土) 22:09:57 ID:???
★佳歩→パスカット 49 ( クラブ7 )( 4 + 1 )=★

443 :森崎名無しさん:2015/06/06(土) 22:10:16 ID:???
★佳歩→パスカット 49 ( ダイヤ2 )( 2 + 4 )=★

444 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/06(土) 22:51:41 ID:SuwihlJw
★石田→ピンポイントパス 55 ( スペードA )( 5 + 3 )=63★
★佳歩→パスカット 49 ( クラブ7 )( 4 + 1 )=54★
≧2→本間、パスキャッチ。

バシュルルルル……!

佳歩「う、うま過ぎですっ……!」

実況「佳歩選手、石田選手の素晴らしいパスに、やはりと言うべきか手も足も出ない〜〜!
ボールは大きく右サイド中盤へと流れ、スムーズに本間選手のサイドアタックへとつながります!」

本間「見てろ……。俺の、俺だけのサイドアタックを……!!」

タッ!

永琳「……そう豪語するだけあって、巧いわね。――中山君」

中山「ああ、助力します、永琳さんっ!」

タタタッ! ズザアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!

実況「そして迎え撃つルナティックス、今回の試合右サイドハーフの永琳選手に加え、
劇的な復活と成長を果たしたトップ下の中山選手がタックルに向かっていきます!」

神子「(……中山政男か! ――ここは流石に、動かさねばまずいか)……岬君、勅を」

岬「……分かりました。――皆! 神子様より勅令――『和を以て尊しと為せ』!」

ホウリューズメンバー「「「「 ハ ッ ! ! 」」」」


タッ……クルン…クルン……タタタタタタタタッ………。

445 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/06(土) 22:52:59 ID:SuwihlJw
実況「だがしかし、聖徳ホウリューズも負けてはいない〜〜!
ここぞとばかりに、全メンバーの運動量を増やしてボールの支配率を向上させる戦術、
『和を以て尊しと為す』を発動させて、チーム全員で本間選手をサポートします!!」

中山「……む!」

永琳「……惜しげも無く出して来たわね。中山君、分かっているとは思うけれど――」

中山「ええ。『和を以て尊しとなす』……即ち『トータルフットボール』を相手に、零れ球は許されない。
奪うならば――完璧に奪い取る!」

本間「やれるものなら、やってみろ……!!」

446 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/06(土) 22:54:46 ID:SuwihlJw
先着2名様で、

★本間→ドリブル 53 (! card)(! dice + ! dice)+(サイドアタック+2)=★
★永琳→タックル 52 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
 中山→タックル 54 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→本間、ドリブル突破。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(神子がフォロー)(岬がフォロー)(岸田がフォロー)
≦−2→ルナティックスボールに。
【補足・補正・備考】
本間のマークがダイヤ・ハートで「華麗なドリブル(+3)」が発動します。
永琳のマークがダイヤで「天文密葬法(+3、吹飛5)」が発動します。
永琳はスキル・蓬莱人により絶対に負傷しません。
永琳はスキル・月のファンタジスタによりダイスで2が出た場合、数値を12にします。
中山のマークがダイヤで「アッシュタックル(+4)」が発動します。
中山のマークがハートで「バーニングタックル(+3、吹飛2)」が発動します。
神子のスキル・和を以て貴しと為すにより、聖徳ホウリューズは零れ球を必ずフォローします。

447 :森崎名無しさん:2015/06/06(土) 22:56:22 ID:???
★本間→ドリブル 53 ( クラブQ )( 2 + 4 )+(サイドアタック+2)=★

448 :森崎名無しさん:2015/06/06(土) 22:56:43 ID:???
★永琳→タックル 52 ( ダイヤJ )( 1 + 3 )+(人数補正+1)=
 中山→タックル 54 ( クラブJ )( 2 + 6 )+(人数補正+1)=★

449 :森崎名無しさん:2015/06/06(土) 23:20:54 ID:???
助かったか

450 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/06(土) 23:42:35 ID:SuwihlJw
★本間→ドリブル 53 ( クラブQ )( 2 + 4 )+(サイドアタック+2)=61★
★永琳→タックル 52 ( ダイヤJ )( 1 + 3 )+(人数補正+1)+(天文密葬法+3)=60
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして神子がフォロー

本間「俺が一番巧く、サイドアタックを使えるんだ……!」

ダッ! タタタタッ―――――ブウン、ガシイイイイッ!

永琳「だからと言って、ゴリ押しに頼るのは感心しないわ。――実力はあっても、それを使いこなす知恵が無くてはね!」

実況「あっと、永琳選手! 目にも見えない巧みな技術で、本間選手からボールを零す事に成功します!
ですが聖徳ホウリューズの攻撃はまだ終わらない!」

パシッ。

神子「……D番(岸田)、もう少し前へ。G番(小田)は下がって、H番(屠自古)にセンタリングを出せるように。
E番(石田)、C番(高杉)、もう少しサイドに寄って。 スペースが空いているぞ」

実況「中盤の神子選手! 部下のミスは上司がフォローせんと、今度は彼女自らがパスでボールを前線へと運んで行きます!」
しかも他のメンバーにも的確に指示を出しながら! この器用さと頭脳、まさしく超幻想郷級だ〜〜!!」

中山「……次は奪う!」

てゐ「私も加勢するよ〜!」

実況「そしてそんな神子選手にパスカットへ向かうのは、
先ほどタックルに向かいつつも、すぐに体勢を戻した中山選手! そして右サイドハーフのてゐ選手です!
二人ともパスカットの名手として知られていますが、神子選手のパスも、さっきの石田選手に負けず劣らず強力!
ここを通せば聖徳ホウリューズは早速得点チャンスとなりますが、果たして〜〜〜!?」

451 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/06(土) 23:43:53 ID:SuwihlJw
先着2名様で、

★神子→十七条レーザーパス 55 (! card)(! dice + ! dice)=★
★中山→パスカット 53 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
 てゐ→パスカット 50 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→小田、パスキャッチ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(岬がフォロー)(屠自古がフォロー)(石田がフォロー)
≦−2→ルナティックスボールに。
【補足・補正・備考】
中山のマークがダイヤ・ハートで「クイックダッシュカット(+2)」が発動します。
中山はスキル・後天性ファンタジスタにより、ダイスが2の時数値を10、3の時9とします。
てゐのマークがダイヤ・ハートで「フラスターエスケープ(+3)」が発動します。
神子のスキル・和を以て貴しと為すにより、聖徳ホウリューズは零れ球を必ずフォローします。

452 :森崎名無しさん:2015/06/06(土) 23:44:39 ID:???
★神子→十七条レーザーパス 55 ( スペードJ )( 6 + 3 )=★

453 :森崎名無しさん:2015/06/06(土) 23:47:12 ID:???
★中山→パスカット 53 ( ダイヤJ )( 3 + 4 )+(人数補正+1)=
 てゐ→パスカット 50 ( クラブK )( 5 + 4 )+(人数補正+1)=★

454 :森崎名無しさん:2015/06/07(日) 00:09:31 ID:???
カグヤ カグヤ カグヤ カグヤ(そろそろスタンバイ

455 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/07(日) 00:27:05 ID:???
★神子→十七条レーザーパス 55 ( スペードJ )( 6 + 3 )=64★
★中山→パスカット 53 ( ダイヤJ )( 3 + 4 )+(人数補正+1)+(クイックダッシュカット+2)=63★
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして岬がフォロー

ギュンッ!

神子のパスはまるでシュートのような鋭利さで前線へと貫かれる。
てゐすらも反応できない水準で放たれたそのパスに、中山は単身俊敏な身のこなしで割り込んで―――。

中山「――疾きこと、風の如く!」

バビュンッ! ――バチイイッ!

実況「なんと〜〜! 中山選手、俊足を生かしたパスカット……『クイックダッシュカット』を活用し、
神子選手のレーザーパスをこぼれ球にして見せた! これは確かにファインプレー……ですが!
永遠亭ルナティックスは少しずつ、どんどん、ボールを自身深くに押されております!
このこぼれ球は、てゐ選手よりも更に後ろ! ゴールからおよそ30メートル時点で……!」

てゐ「あっ、しまった……!」

パシッ!

岬「よし。――F番(本間)、センタリングは僕がするから君はサイド際で万一のボールキープに専念して。
G番(小田)は一応のねじ込みに向かうこと。そしてH番。屠自古さんはシュートを狙って下さい!」

本間「……了解だ」

小田「…………」

屠自古「――よし、待ちくたびれたよ」

タッ!

456 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/07(日) 00:28:49 ID:/zGx75J6
実況「……ゴールから30メートル時点で岬選手がボールをフォローし、そして指示を出すと、
FWの三人はいよいよ得点に向けて臨戦態勢! そして岬選手自身も、失敗時のフォローやねじ込み要員として、
ややスペースのあるルナティックスの右サイドを駆け上がっていきます。そして……!」

岬「――それっ!」

バシュルルルルッ……!

実況「そして岬選手! 右サイド深くで大きく高い浮き球を上げた! それに向かっていくのは、勿論H番の蘇我屠自古選手です!
亡霊の彼女は軽い身のこなしを活かして大きくジャンプ! そのボールに狙いを定めていきます!」

妹紅「あっ……! さ、させないわ!」

バァァァァァァァァァァッ……!!

慧音「――つかさ。来るぞっ!」

つかさ「分かっています、慧音さん。……やってやんよ!」

ウサギB「……私も行きます。どうせどんなシュートでもフォローされてしまうなら、せめて人数合わせには!」

バッ! ババババッ!

実況「そしてルナティックスは、4名のDFが総動員でそれぞれクリアとブロックに向かいます!
特に妹紅選手は自身の身体を燃やしながら、跳ぶというよりは飛ぶがごとく、
高空高く上げられたセンタリングを撃ち落とさんと追撃している!
雷の妖気を纏いながら上昇する屠自古選手とも合わせて、これは凄い迫力だ〜〜!」

輝夜「くっ、思ったより厄介な敵さんじゃないの……!」

鈴仙「(――ど、どうしよう! ここまでずっと、相手のペースに押されっぱなしなんだけど……!
と、とりあえずここは! ここは何とか妹紅や慧音さん達。そして姫様に守って貰わなくちゃ……!)」

457 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/07(日) 00:40:48 ID:/zGx75J6
屠自古「さあ食らえ、永遠亭ルナティックス! これが私の――『ガコウジサイクロン』だッ!」


              バアアアアアアアアアアアアアアアアアッ! グルンッ!
        バギュウウッ、ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!


実況「そして出た〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!
蘇我屠自古選手の必殺ダイレクト! 『ガコウジサイクロン』!
超高空での撃ちおろしヘディングはシンプルながら、鬼にも負けぬ破壊力を持って、
輝夜選手の守るルナティックスゴールへと突き刺さろうとグングン進んでいきます!
前半5分! 聖徳ホウリューズ、ここはまず第一の正念場だ〜〜〜〜!!」

観客「ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!」
「いけー! 屠自古様ー!」「神子様の名の下、悪の妖怪をやっつけろー!」「でも決まるかなぁ……?」
「大丈夫だろ。ルナティックスって案外大した事なくね?(笑)」「カグヤ カグヤ カグヤ カグヤ」「ひめしね」
「慧音さん、悪の妖怪の肩を持つとは幻滅しましたよ!」「妹紅さんもだ。あいつ、昔から怪しいって思ってたんだけどね?」

輝夜「(やっぱし、ブーイングが多いわねぇ……。
――でもだからと言って、その中でもただひたすらいつも通り私を応援?してるヤツらに、ウルっと来たりとかしないからね!
これフリでも何でもなく、事実だからね!!!!)」

鈴仙「(姫様、何言ってんですか……)」

意地のような何かを見せる輝夜に鈴仙は首を傾げつつ、セービングについて指示をする事にした。

458 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/07(日) 00:41:52 ID:/zGx75J6
☆どのセービングをしてもらいますか?
 先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

A:たすけてえーりん!(セーブ力に固定で+8されます)150消費
必殺キャッチです。1/4で「(えーりんが)とめる!」(+3)が発動します。
成功時獲得カリスマポイント:0

B:パンチング(セーブ力に固定で+4されます)80消費
ボールを弾きます。勝利しても自陣深くにボールが残ることが多いです。
1/4で「ブリリアントドラゴンバレッタ(+2)」が発動します。
成功時獲得カリスマポイント:1

C:キャッチング(セーブ力に固定で+2されます)40消費
ボールを掴みます。成功率が低い分、勝利時はこちらにより有利な判定となります。
成功時獲得カリスマポイント:3

D:カリスマセーブ(セーブ力に固定で+0されます)40消費
カリスマにワンハンドキャッチします。属性はキャッチと同じですが、成功したらカリスマ度が急上昇します。
また、JOKERが出た場合は数値差に限らず強制勝利となります。
成功時獲得カリスマポイント:5(失敗時でも+1)

E:ライフスプリングインフィニティ(セーブしません)100消費
輝夜が何か凄いオーラを発します。基本的には何も起きませんが2/13(+JOKER)でシュートを防ぎます。
吹き飛び判定はなく、ポスト判定は存在します。絶体絶命の時に一か八かで。
成功時獲得カリスマポイント:4

*ここでの「成功時」とは、こぼれ球以上の結果を指します。ポストの場合は成功とはみなしません。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
輝夜セーブ力:53
屠自古の『ガコウジサイクロン』の威力:62
輝夜のガッツ:730/730
輝夜のカリスマポイント:1/10(ポイントが溜まると難題が解放され、輝夜がパワーアップします。現在:LV2)

459 :森崎名無しさん:2015/06/07(日) 00:42:38 ID:BmrOjl+E
Aカグロットォー!ウルっと来てもいいのよ?

460 :森崎名無しさん:2015/06/07(日) 00:43:21 ID:3j8cgyG2
A

461 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/07(日) 00:51:20 ID:/zGx75J6
A:たすけてえーりん!(セーブ力に固定で+8されます)150消費

輝夜「でええい! 選択肢なんて設けんでもいいわよイナバ!
こんなの勿論、たすけてえーりん一択でしょうが! 私が一人であんなん防げるワケないでしょう!?」

鈴仙「(偉そうに情けない事言わないで下さい、姫様……。まあ確かに、予想以上に凄そうなシュートですけど)」

鈴仙は輝夜の態度に辟易としつつも、全力でのセービングをお願いする事にした。
そして、輝夜が観客のブーイングを掻き消す絶叫で永琳を呼び出すのを確認した後、鈴仙は全てを天命に捧げて祈った。


*姫様の一存で選択肢が消える事は無いので、ご安心?ください。

462 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/07(日) 00:52:40 ID:/zGx75J6
先着4名様で、

★屠自古→ガコウジサイクロン 62 ( ! card )( ! dice + ! dice )=★
★妹紅→フェニックス再誕 60 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=
 ウサギB→ブロック 46 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=★
★つかさ→ブロック 49 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=
 慧音→ブロック 51 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=★
★輝夜→たすけてえーりん! 61 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んでください。カードやダイスの結果で分岐します。

【シューター】−MAX【ブロッカー】
≧5→シュートは邪魔される事無く放たれた!GKとの勝負へ。
=4〜2→シュートは放たれた。しかしこの数値差の人数分威力が落ちてGKとの勝負へ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(岬がねじこみ)(小田がねじ込み)(本間がフォロー)
≦−2→ルナティックスボールに。

【シューター】−【キーパー】
≧2→屠自古のガコウジサイクロンがルナティックスゴールに落ちる!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(岬がねじこみ)(小田がねじ込み)(聖徳のコーナーキック)
≦−2→ルナティックスボールに。
【補足・補正・備考】
妹紅の「フェニックス再誕」には吹飛係数3があります。
つかさのマークがダイヤで、「ソウルブロック(+8、250消費)」が発動します。
つかさのマークがダイヤで、「顔面ブロック(+6、150消費)」が発動します。
慧音のマークがダイヤで「三種の神器 鏡(+4、100消費)」が発動します。
輝夜のマークがダイヤで、「(えーりんが)とめる!(+3)」が発動します。
輝夜・妹紅はスキル・蓬莱人により絶対に負傷しません。
神子のスキル・和を以て貴しと為すにより、聖徳ホウリューズは零れ球を必ずフォローします。

463 :森崎名無しさん:2015/06/07(日) 00:53:10 ID:???
★屠自古→ガコウジサイクロン 62 ( クラブ8 )( 6 + 6 )=★

464 :森崎名無しさん:2015/06/07(日) 00:53:32 ID:???
★屠自古→ガコウジサイクロン 62 ( クラブ9 )( 4 + 6 )=★

465 :森崎名無しさん:2015/06/07(日) 00:53:52 ID:???
★妹紅→フェニックス再誕 60 ( ハートJ )( 6 + 5 )+(人数補正+2)=
 ウサギB→ブロック 46 ( クラブ4 )( 6 + 2 )+(人数補正+2)=★

466 :森崎名無しさん:2015/06/07(日) 00:54:33 ID:???
なにィ!?とまった!

467 :森崎名無しさん:2015/06/07(日) 00:55:03 ID:???
★つかさ→ブロック 49 ( ダイヤ7 )( 6 + 6 )+(人数補正+2)=
 慧音→ブロック 51 ( スペードJ )( 5 + 4 )+(人数補正+2)=★

468 :森崎名無しさん:2015/06/07(日) 00:55:48 ID:???
★輝夜→たすけてえーりん! 61 ( ハート9 )( 5 + 1 )=★

469 :森崎名無しさん:2015/06/07(日) 00:56:47 ID:???
流石もこ島津タックル以外は頼りになるぜ

470 :森崎名無しさん:2015/06/07(日) 00:57:30 ID:???
いきなりカグーヤ王女バイバーイ!かと思いましたよ

471 :森崎名無しさん:2015/06/07(日) 01:01:06 ID:???
ん?トータルフットボール互換だとシュート時はフォロー無しじゃ?
前の試合は発動してなかったはずけど

472 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/07(日) 01:02:55 ID:/zGx75J6
屠自古渾身のガコウジサイクロンは、妹紅の鬼引きによって零れ球!
しかしそれには岬が向かっており……?
――と、言った所で良い所ですが、今日の更新はここまでにしようと思います。
明日は慧音先生やつかさの活躍シーンになる! ……かもしれません(汗)

妹紅はこれでせりあいフラグ回収ですが、低い浮き球補正のプラスとなるので、案外大した効果じゃないかもです。
また、これで(流石に)妹紅のせりあいフラグは第一部の成長限界です。

>>466
私も屠自古が6ゾロ出した時点で決まったと思ってたので、ここは完全に想定外でした(びっくり)
>>469
後は姫様を蹴落としてGK復帰ですね(違)
>>470
妹紅が居なかったら、姫様の失点率はかなり上がっていたと思います。

それでは、皆様、本日もお疲れ様でした。

473 :森崎名無しさん:2015/06/07(日) 01:07:33 ID:???
乙でした
つかさ「やってやんよ!」

しかしけーね先生や妹紅さん、えーりん師匠に世話になっている人里の人も多いはずなのに……
その中でも応援団がいる姫様は格が違った

474 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/07(日) 01:08:00 ID:???
>>471
トータルフットボールと完全イコールじゃないです。
シュートについても全フォロー位のが丁度良いかな?と思って、こんな仕様にしています。

また、鈴仙の最初の判定では全フォローで無かったように、発動には神子か岬の号令が必要になります。
また、『詔を承けては必ず慎め』など、『和を以て尊しと為す』と同時に発動できない技・戦術があります。

475 :森崎名無しさん:2015/06/07(日) 01:38:47 ID:???
乙です
そいつは厄介な戦術ですね。本編もGK行動フォロー有りで良かったと言ってましたが、
決定力が欠ける、ガッツと1対1補正の安定性、二束三文の敵守備陣、どれも無いこの試合は何が起こるか分かりませんね
逆に言えば戦術自体、つまり岬神子に負担がかかれば儲けが弱点でしょうか。見開きにするには時間はかかりそうですね

476 :森崎名無しさん:2015/06/07(日) 01:42:15 ID:???
>>473 いつ牙をむくかわからない自分より強いと分かってる化け物共は
    駆除しておかないと怖いから仕方ない
    ゲームでは厄介なやつから基本つぶすのとおんなじよ
    多分岬がひょっとしたら神子を倒してほしいのもそれだと思う
    自分に従わなかったり無駄に頭が良かったり間の働く
    可能性のある駒は危ないからね。ある程度信用得たら
    多少は無理矢理でも岬に罪かぶせて始末できるし
    岬も速いとこ抜けたいと思ってるんだろう

    まず姫様とモコシマヅはフィナーレがないから人々の希望を守るため
    太陽に蹴り飛ばさないと

477 :森崎名無しさん:2015/06/07(日) 01:46:44 ID:???
重力の井戸の底へ突き落とすのも有効そう(SF並みの感想)

478 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/07(日) 20:43:06 ID:/zGx75J6
こんばんは、本編が完結してめでたいところですが、こちらは平常運転で更新していきます。
>>473
乙ありがとうございます。そう言いつつ姫様がJOKER引いたりするかもしれませんw
慧音や妹紅や永琳に頼っている筈の人間が今回掌返しで批判しているのは、
>>476さんも言っていますが、心の奥底ではやはり自身とは違う存在への畏怖があったのだと思います。
>>475
乙ありがとうございます。
(守矢チームは少し拍子抜けだったかもですが)決勝トーナメントという事で、強敵感を出していければと思っています。
ただ、オランダとは別な観点から聖徳チームには穴もあったり、戦術の弱点もあったりするので、
最終的には何とかなるのではないかと思っています。
>>476-477
常に死に続けるような環境に置かれた場合どうなるかは気になりますね。
宇宙が一旦終了してまた再開する際に起こるエネルギーで吹き飛ばされて、
運が良ければ生存or運が悪ければ宇宙がもう一巡するまで待機とかだったらヤバそうです。

479 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/07(日) 20:44:31 ID:/zGx75J6
★屠自古→ガコウジサイクロン 62 ( クラブ8 )( 6 + 6 )=74★
★妹紅→フェニックス再誕 60 ( ハートJ )( 6 + 5 )+(人数補正+2)=73
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に岬がねじこみ

バギュルルルルルルッ、バリバリバリッ!

屠自古「(――決まった……!)」

普段は冷静沈着、しかし交戦時には激情家でもある神子の片腕・蘇我屠自古はこの時、
自らの放ったシュートが最高の出来であると確信していた。

屠自古「(電圧に換算して35億ボルト、速度はマッハ5……。私が持てる全ての妖力を、このシュートに叩き込んでやった!)」

触れれば並の人妖ならば蒸発。そうでない妖怪としても、身体に直径22センチの風穴を創る事位は覚悟すべき。
鬼クラスの強豪妖怪であっても、当たれば暫く残る青痣を創らざるを得ない。
そんな化け物染みた威力のヘディングを、屠自古はしかも高空50メートルから撃ち落とす事に成功していた。

永琳「(――これは不味いわね。重力加速度を考慮すると、姫様の居る地面に到達する時に発生するジュール数は……。
――!! 1京6000兆ジュール! 原子爆弾250個以上分に相当する熱エネルギー!
これを受けてしまえば、流石にしぶとい輝夜も……!)」

バァァッ!

輝夜の指示を受けシュートブロックへと飛来していた永琳すら、
今屠自古が放った会心のシュートの出来に舌を巻きつつ危惧していた。
このままでは、輝夜の命が危ないかもしれない。従者として、輝夜が無為に命を落とす事はして欲しくなかった。
――しかし、そう思っていたのは、どうやら永琳一人だけではないようだった。


ゴオオオオオオッ!!

480 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/07(日) 20:46:42 ID:/zGx75J6

妹紅「私の祖父に負けた蘇我氏如きが、輝夜を殺せると思うな。輝夜を殺して良いのは……この私だけだ!!」

ギュンッ!! バサァァァァァァッ!

神子「(あれは――鳳凰! いや、違う……これは――!)」

太陽よりも高温の炎の翼を生やして、妹紅は幾度となくその身を灰にしながらも、
その度に温度と速度とを増して屠自古の放ったプラズマ砲へと突っ込んでいく。
そして―――。

妹紅「うおおおおおおおっ、燃えよ、フェニックスーーーー!!」

カッ! ――――ドゴオオオオオオン!!

幻想郷上空で、巨大な轟音が発生した。
真っ赤な炎が燃えさかり、花火のように燃え広がって空中を赤く染めて行く。
やがて、その赤の中から三つの影が落ちていき――。

ヒュウウウウッ……ドサッ、ドサッ。 ……ポーン、ポーーン……。

妹紅「くっ……強いな、お前」

屠自古「あんたこそ。不比等の娘が、ここまでやる奴とは思わんかった」

481 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/07(日) 20:48:07 ID:/zGx75J6
実況「ああ〜〜〜〜!! なんと! 蘇我屠自古選手が満を持して放ったシュート!
それは……永遠亭ルナティックスの名スイーパー! 藤原妹紅選手により弾かれてしまった〜!
一体誰が、こんな展開を予測しえたでしょうか〜〜〜〜!!」

観客「う、ウワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!?」
「そ、そんな! 屠自古様のシュートが防がれるなんて……」「ちくしょー! インチキだ! こんなのインチキだ!」
「普通サッカーで50メートルも飛んだり爆発したりしないだろ!!」「カグヤ カグヤ カグヤ カグヤ」

輝夜「(いや、妹紅の実力なら悔しいけど割とありえるような……って!)」

――そして、実況と観客がどよめき、妹紅と屠自古がかつての家柄を越えて互いの強さを認め合う中。
輝夜はいち早く気付いた。

輝夜「(ヤバい! 私のクソファン共がまだ何かを期待したかのようなカグヤコールを続けているわ!
これはつまり―――!)……け、慧音先生! つかさ! たたた、頼んだわよ!!」

聖徳ホウリューズの攻撃は、これで終わっていない。
輝夜は震えながら取り急ぎ慧音とつかさに指示を出して、見えざる方向からのねじ込みに備えていた。
果たして、輝夜の読みは的中し。

バッ、グワアアアアアアアアアアアッ!

岬「……まだ終わっていないよ!」

バッ、シィィィィイイイイイイイイイインッ!!

――先程のシュートと比べては些か地味な、しかし堅実かつ華麗な『ジャンピングボレー』が、
ねじ込みに備えた位置へと上がっていた岬の脚から放たれた。

482 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/07(日) 20:50:26 ID:/zGx75J6
☆どのセービングをしてもらいますか?
 先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

A:たすけてえーりん!(セーブ力に固定で+8されます)150消費
必殺キャッチです。1/4で「(えーりんが)とめる!」(+3)が発動します。
成功時獲得カリスマポイント:0

B:パンチング(セーブ力に固定で+4されます)80消費
ボールを弾きます。勝利しても自陣深くにボールが残ることが多いです。
1/4で「ブリリアントドラゴンバレッタ(+2)」が発動します。
成功時獲得カリスマポイント:1

C:キャッチング(セーブ力に固定で+2されます)40消費
ボールを掴みます。成功率が低い分、勝利時はこちらにより有利な判定となります。
成功時獲得カリスマポイント:3

D:カリスマセーブ(セーブ力に固定で+0されます)40消費
カリスマにワンハンドキャッチします。属性はキャッチと同じですが、成功したらカリスマ度が急上昇します。
また、JOKERが出た場合は数値差に限らず強制勝利となります。
成功時獲得カリスマポイント:5(失敗時でも+1)

E:ライフスプリングインフィニティ(セーブしません)100消費
輝夜が何か凄いオーラを発します。基本的には何も起きませんが2/13(+JOKER)でシュートを防ぎます。
吹き飛び判定はなく、ポスト判定は存在します。絶体絶命の時に一か八かで。
成功時獲得カリスマポイント:4

*ここでの「成功時」とは、こぼれ球以上の結果を指します。ポストの場合は成功とはみなしません。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
輝夜セーブ力:53
岬の『ジャンピングボレー』の威力:57
輝夜のガッツ:730/730
輝夜のカリスマポイント:1/10(ポイントが溜まると難題が解放され、輝夜がパワーアップします。現在:LV2)

483 :森崎名無しさん:2015/06/07(日) 20:52:16 ID:BmrOjl+E
A これをとってカウンター

484 :森崎名無しさん:2015/06/07(日) 20:53:37 ID:3j8cgyG2
A

485 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/07(日) 21:01:24 ID:/zGx75J6
A:たすけてえーりん!(セーブ力に固定で+8されます)150消費

鈴仙「(厳しいけれど……ここで防いだらこっちのものよ!)――姫様!」

輝夜「ええ、分かってるわ! ……たすけてえーーーりーーーーーんっ!?」

バババッ!

実況「輝夜選手、相変わらず情けない叫び声を上げながら……他のDF陣と共に飛んだ〜〜!!」

486 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/07(日) 21:03:49 ID:/zGx75J6

先着3名様で、

★岬→ジャンピングボレー 57 ( ! card )( ! dice + ! dice )=★
★つかさ→ブロック 49 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
 慧音→ブロック 51 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★
★輝夜→たすけてえーりん! 61 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んでください。カードやダイスの結果で分岐します。

【シューター】−MAX【ブロッカー】
≧5→シュートは邪魔される事無く放たれた!GKとの勝負へ。
=4〜2→シュートは放たれた。しかしこの数値差の人数分威力が落ちてGKとの勝負へ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(神子がねじ込み)(小田がねじ込み)(本間がフォロー)
≦−2→ルナティックスボールに。
【シューター】−【キーパー】
≧2→岬のジャンピングボレーがルナティックスゴールに突き刺さる!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(小田がねじ込み)(本間がフォロー)(聖徳のコーナーキック)
≦−2→ルナティックスボールに。
【補足・補正・備考】
つかさのマークがダイヤで、「ソウルブロック(+8、250消費)」が発動します。
つかさのマークがダイヤで、「顔面ブロック(+6、150消費)」が発動します。
慧音のマークがダイヤで「三種の神器 鏡(+4、100消費)」が発動します。
輝夜のマークがダイヤで、「(えーりんが)とめる!(+3)」が発動します。
輝夜はスキル・蓬莱人により絶対に負傷しません。
神子のスキル・和を以て貴しと為すにより、聖徳ホウリューズは零れ球を必ずフォローします。

487 :森崎名無しさん:2015/06/07(日) 21:04:59 ID:???
★岬→ジャンピングボレー 57 ( クラブK )( 6 + 6 )=★

案外たいしたことあるところを見せられるのか!?

488 :森崎名無しさん:2015/06/07(日) 21:05:21 ID:???
★つかさ→ブロック 49 ( クラブJ )( 5 + 2 )+(人数補正+1)=
 慧音→ブロック 51 ( ハート8 )( 2 + 2 )+(人数補正+1)=★

489 :森崎名無しさん:2015/06/07(日) 21:06:00 ID:???
★輝夜→たすけてえーりん! 61 ( スペード8 )( 2 + 1 )=★

490 :森崎名無しさん:2015/06/07(日) 21:06:30 ID:???
カグーヤ王女バイバーイ!まさかここで失点するとは

491 :森崎名無しさん:2015/06/07(日) 21:07:39 ID:jkMhw4Lo
たいしたことあった!

492 :森崎名無しさん:2015/06/07(日) 21:08:16 ID:???
ぼっちゃま属性を持つらしい姫様だからミサキーヌには弱かったか
まだ取り返す時間はたっぷりあると前向きに行きましょうか

493 :森崎名無しさん:2015/06/07(日) 21:10:25 ID:???
相手が456賽使ってるのかと思うぐらい理不尽な引きなんだが

494 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/07(日) 22:00:45 ID:/zGx75J6
★岬→ジャンピングボレー 57 ( クラブK )( 6 + 6 )=69★
★つかさ→ブロック 49 ( クラブJ )( 5 + 2 )+(人数補正+1)=57
 慧音→ブロック 51 ( ハート8 )( 2 + 2 )+(人数補正+1)=56★
★輝夜→たすけてえーりん! 61 ( スペード8 )( 2 + 1 )=64★
≧2→岬のジャンピングボレーがルナティックスゴールに突き刺さる!

―――シュンッ!

それは先ほど屠自古が放った『ガコウジサイクロン』と比べて、
間違い無く威力、速度、破壊力。その全てにおいて大きく劣るシュートだった。

つかさ「……?」

慧音「――ど、どこだ! どこからだ!?」

しかし、それらを引き換えにして、岬の放ったジャンピングボレーは……芸術的だった。
位置取り、タイミング、軌道。周囲の雰囲気を察知しそれに合わせる事にかけて天賦の才を持っていた岬は、
つかさと慧音を完璧に出し抜いてシュートを放つ事に成功する。

輝夜「え、ちょ……! アンタら、何してんのよ!? え、えーりん! えーりんは!?」

永琳「(輝夜! 私を呼ぶ前にまずは手を出し、て…………!?)」

そしてこの際に至って輝夜は気が付く。自身が心の奥底で、『このJ番(岬)って、案外大したことないんじゃね?』
――と、根拠の無い慢心と油断を抱いていたことに。
彼女が必死に永琳を呼んでも、その時には岬のシュートはゴール際で跳ねながら、
ポストの内側に当たって更に跳ね返り、ネットへと優しく包まれていって――。

495 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/07(日) 22:01:52 ID:/zGx75J6
ポーン、コン、コロコロコロ………、ファサッ。

………。

――ピピィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイッ!!

岬「……やあ、これは僥倖。どうやら、入っちゃったみたいだね」

――と、ニコリと人畜無害な笑顔を見せながら。
その裏で永遠亭ルナティックスのメンバー全員を見下すような視線で、岬は自身の功績を誇った。
前半6分。岬太郎の『ジャンピングボレー』が、永遠亭ルナティックスのゴールに突き刺さった。



永遠亭ルナティックス 0 − 1 聖徳ホウリューズ

496 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/07(日) 22:03:05 ID:/zGx75J6
大会得点ランキング(表記はメインキャラのみ):
12ゴール レミリア
11ゴール 鈴仙
9ゴール  フランドール、射命丸
8ゴール  魔理沙
7ゴール  勇儀
6ゴール  来生
5ゴール  屠自古、星、諏訪子
4ゴール  森崎、神子、反町、霊夢
3ゴール  早苗、謎の向日葵仮面
2ゴール  神奈子、ピエール、メルラン、天子、赤蛮奇、空、佳歩、岬
1ゴール  妹紅、咲夜、美鈴、サニー、リリーB、ぬえ、響子、永琳
       影狼、藍、幽々子、幽香、針妙丸、パチュリー、小田、椛


大会アシストランキング(表記はメインキャラのみ):
6アシスト パチュリー、霊夢
5アシスト 小町
4アシスト てゐ、神子
3アシスト 早苗、ピエール、小悪魔、マミゾウ
2アシスト 森崎、反町、はたて、岬、空、お燐、ウサギB、レミリア、アリス
1アシスト 鈴仙、影狼、大妖精、橙、諏訪子、
       衣玖、針妙丸、リリーW、ルナサ、ぬえ、永琳、妹紅

497 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/07(日) 22:04:30 ID:/zGx75J6
観客「ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!」
「流石だ! 流石は岬さんだ!」「神子様の一番弟子と称されるだけはある!」「ああー、人間もこれで安泰じゃあ!」
「ザマァねえな、ルナティックス!」「ですよねー」「ポストの方がまだマシだぜ!」「なにィ」「神子様のチームは最強だー!」
「屠自古様のシュートを、岬さんがねじ込んでみせる。これぞ結束の力だな!」「どうだ参ったかー! これが俺達の結束の力だぞーーー!」

輝夜「く、くううっ……! 何時もの奴らにですよねーとか言われるのもムカつくけど、
こうやってあけすけに言われても、やっぱし普通にムカつくわね……。ま、別に良いけど」

慧音「姫君は強いな。……私は正直、普段は親しい筈の里の人間にここまで言われて、少し来ている」

つかさ「いくら人間の感情が操られてるからだと言っても、これは堪えますよね……」

パスカル「恐ろしい。これが、聖徳ホウリューズの実力なのか……?」

中山「…………」

てゐ「畜生。私ともあろうものが、こんな何もできないまま、ブザマに失点するなんて……」

鈴仙「(ま、まずいわ……。明らかに皆の士気が……特にDF陣の士気が下がっている!
ど、どうしよ、どうしよ……! 何か励ます言葉を考えなくっちゃ……!?)」

――岬がゴールを決めた直後、観客達は悪の妖怪を倒した英雄達を褒め称えていた。
紳士的な者はひたすらに岬のファインプレー、屠自古との連携を絶賛し。
一方そうでない者は鬼の首を取ったようにルナティックスを貶めている。
普段の平和な幻想郷では考えられない口汚い言葉を受けた仲間達は多少なりとも消沈しており。
こうした罵詈雑言に慣れている者についても、神子を中心とする聖徳ホウリューズというチームの強さに驚愕し震えていた。
そして、そんな周囲の状況を見てオタオタしている鈴仙に追い打ちを掛けるように。

498 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/07(日) 22:06:17 ID:/zGx75J6
……パチパチパチパチ!

神子「いや、残念だったな。しかし絶好のショーだった!」

鈴仙「ショー、ですって……!」

鈴仙に対して、神子が尊大な拍手を送りながら声を掛けた。

神子「ああ、ショーだ。チーム全体に蔓延るヒーロー任せが引き起こしたドタバタの喜劇も、ここまで来ると素晴らしい。
前線は恐らく君が居るから平気、中盤は中山政男が居るから平気、そして最後列は八意永琳が居るから平気!
口には出さずとも、皆がそう思っているのが私には透けるように見て取れたよ」

鈴仙「……それは挑発かしら? 行き過ぎた行為は、審判にチクらせてもらうけど」

神子「これは手厳しい。私としては、互いに切磋琢磨するライバルとして、君達のチームの問題点を指摘しただけなのに」

鈴仙「……!!(こ、こいつ。言わせておけば……!)」ギリッ

――無論、それは鈴仙を労う為では無い。
極力角の立たない言葉遣いで、神経を逆なでする事が意図であるように鈴仙には思えた。
それを補足するかのように、神子は更にこう付け加えてチームへと戻っていく。

神子「……私達の戦術は無敵さ。弱点などありはしない。
我らが『和を以て尊しとなす』とは、まさしく11人全員の結束により生まれた、完全無欠の戦術。
――まあ、今回の得点は運が良かった事も多少は認めざるを得ないが。
それでも、このまま行けば……君たちは私達の手中に嵌ったままやられるだろうよ」

鈴仙「…………(だ、だけど……! 確かにこのままじゃ危ないのは言うとおり。どうすれば……)」

審判にも聞こえない程度の小声。しかしそれには確かに絶対の自信が込められているような気がした。
鈴仙の思考は自然、神子への反発から、如何にしてその戦術を崩せるかについて傾いていく。
――神子に話しかけられる前の考えは、当の昔にどこかへと行きかけていた。

499 :森崎名無しさん:2015/06/07(日) 22:07:11 ID:???
昨日の試合のミサキーヌのジュビロ、最高に強かったからなぁ
その勢いに押されて6ゾロ出たのかもね

500 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/07(日) 22:09:48 ID:/zGx75J6
鈴仙「(……くっ。早く、早く同点にしなくちゃ。でも、その為には神子の戦術を崩さなくちゃいけない。
だけど、弱点なんて思いつかないわ。どうすれば良いの……)」

一度脳内に生まれたあての無い思考はぐるぐると渦を巻く。
今の状況を打破するには、一体何が大事なのだろうか。まずは何をすべきなのだろうか。
審判に急かされて試合開始を控え、鈴仙は――。


A:「…………(神子の布陣。あれに弱点があるとしたら……)」神子の布陣の弱点について考えていた。
B:「…………(今の、審判に伝えたら警告くらい貰えるかしら……?)」神子を告発するかについて考えていた。
C:「――私達は、ヒーロー任せのチームなんかじゃない!」神子の背中にそう叫んでいた。
D:「――皆、今の失点は事故よ。気にしちゃダメ!!」神子よりもチームメイトを労った。
E:「くぉら姫様! 今のはどう考えても防げてたでしょ! ポストの方が まだ マシだぜ!」ポストの方がマシだと言った。
F:その他 自由選択枠

鈴仙のガッツ:950/970

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

497KB
続きを読む

掲示板に戻る 全部 前100 次100 最新50
名前: E-mail(省略可)

0ch BBS 2007-01-24