キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【レイセンガ】鈴仙奮闘記29【タダシイヨ】

1 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/05/27(水) 00:27:49 ID:???
このスレは、キャプテン森崎のスピンアウト作品で、
東方Project(東方サッカー)とのクロスオーバー作品です。
内容は、東方永夜抄の5ボス、鈴仙・優曇華院・イナバがサッカーで師匠を超えるために努力する物語です。
他の森崎板でのスレと被っている要素や、それぞれの原作無視・原作崩壊を起こしている表現。
その他にも誤字脱字や稚拙な状況描写等が多数あるかと思いますが、お目こぼし頂ければ幸いです。

☆前スレ☆
【早苗】鈴仙奮闘記28【サッカー好きか?】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1428845712/
☆過去ログ・攻略ページ(キャプテン森崎まとめ@Wiki内)☆
http://www32.atwiki.jp/morosaki/pages/104.html

☆あらすじ☆
ある日突然幻想郷にやって来た外来人、アラン・パスカルと中山政男との出会いにより、
師匠、八意永琳に並ぶ選手になると決心した鈴仙・優曇華院・イナバ。

全幻想郷代表選抜大会で活躍し、代表メンバーの一員となる事を夢見てきた鈴仙はある日、
自身が『プロジェクト・カウンターハクレイ』のキャプテン候補に選ばれている事を知る。
それは霊夢や紫達幻想郷に敵対し、以て幻想郷の価値観を覆すという壮大な計画。
更に鈴仙は、全幻想郷代表の下部組織、『リアル・幻想・セブン』の一員として、
乱心した八雲紫と幻想郷を救って欲しいと紫の式・八雲藍から懇願された。

幻想郷を変える為に戦うか、幻想郷を守るために戦うか。そもそも、自分は何の為に戦うのか。
そう思い悩む鈴仙の心の隙を突く悪しき者もいた。
それは『プロジェクト・カウンターハクレイ』と『リアル・幻想・セブン』との争いに乗じ漁夫の利を狙う第三勢力。
聖徳ホウリューズの一員にして、『ハイパーカンピオーネ』計画の一翼を担う天性の詐欺師・岬太郎だった。

「鈴仙は永琳の途方も無いエネルギー蒐集計画遂行の為の道具である」
巧みな話術で彼は鈴仙を動揺させ、追い打ちとばかりに仲間への疑心をも植え付けた。
そんな中、決勝トーナメント第2回戦、永遠亭ルナティックスは聖徳ホウリューズと相対する。
野心溢れる政治家・豊聡耳神子を中心として集まった様々な悪意と戦術に、鈴仙達はどう立ち向かうのか。
そして鈴仙は疑心を振り払い、強い気持ちで仲間を信じる事ができるのだろうか――。

520 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/08(月) 00:06:44 ID:qK4I4oJA
先着2名様で、

★佳歩→ドリブル 51 (! card)(! dice + ! dice)=★
★小田→タックル 43 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→ 佳歩、突破成功!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(鈴仙がフォロー)(てゐがフォロー)(屠自古がフォロー)
≦−2→聖徳ボールに。

【補足・補正・備考】
佳歩のマークがダイヤの時、「直情的なドリブル「(+3、吹飛3)」が発動します。
佳歩のマークがハートの時、「頭脳的なドリブル(+3)」が発動します。
佳歩のマークがスペードの時、「やや華麗なドリブル(+2)」が発動します。

521 :森崎名無しさん:2015/06/08(月) 00:08:22 ID:???
★佳歩→ドリブル 51 ( ハートQ )( 2 + 1 )=★

522 :森崎名無しさん:2015/06/08(月) 00:08:48 ID:???
★小田→タックル 43 ( ダイヤA )( 2 + 4 )=★
ヒャメロー!

523 :森崎名無しさん:2015/06/08(月) 00:08:57 ID:???
化け物になった人間は心までも腐っていくんだってどの世界でも死んでる人が言ってた
★小田→タックル 43 ( スペード3 )( 4 + 1 )=★

524 :森崎名無しさん:2015/06/08(月) 00:09:36 ID:???
★佳歩→ドリブル 51 ( クラブ6 )( 4 + 1 )=★

貴様が奪う意思を見せないのなら、俺は貴様を吹き飛ばすだけだぁ・・・!

525 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/08(月) 00:09:37 ID:qK4I4oJA
すみません、佳歩の数値や必殺技が間違っています!
佳歩のドリブル値は52で、スペード時は「華麗なドリブル(+3)」が発動します。
結果にして修正しますので、このまま引いて頂ければ幸いです。失礼いたしました。

526 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/08(月) 00:15:34 ID:???
佳歩が当然の権利の如く小田君を突破したところで、今日の更新はここまでです。

>岬って案外大したことあるんじゃね? など
まさか6ゾロが続くとは思いませんでした…引きの偏りって怖いですね。
姫様も7以上出してくれれば止められたんですが。美技に酔わせて頂きましたw
ですが、まだ慌てるような時間じゃないのですし、聖徳チームにも弱点はあるので、色々と考えて下さればうれしいです。

>小田「ヒャメロー」について
9差は流石にJOKER+ヘタレ引きが重ならないとひっくり返りませんね…w
この辺りはどうあっても隠せない穴だと思います。
無論、神子や岬もこの展開は想定済みであるとは思いますが。


それでは、皆様、本日もお疲れ様でした。

527 :森崎名無しさん:2015/06/08(月) 00:34:09 ID:???
乙です
岬はブラジルの公判では日本のメシアになっていたから仕方ないね

尚前半の引き

528 :森崎名無しさん:2015/06/08(月) 01:51:57 ID:???
>常に死に続けるような環境に置かれた場合どうなるかは気になりますね。
宇宙が一旦終了してまた再開する際に起こるエネルギーで吹き飛ばされて、
運が良ければ生存or運が悪ければ宇宙がもう一巡するまで待機とかだったらヤバそうです。

ではそんなことになった奴ら(少なくとも俺は今んとここいつらしか知らんの説明を)

カーズ様:死のうと思っても死ねないので考えるのをやめた
     自殺しようにも体か絶対零度で凍って動かないし永遠に何もないところを
     さまよい続けるという発狂しかねない状況になったため考えるのを発狂する前にやめた
     あと小説なんてなかったあったとしても好きな人がもしいるなら悪いけどあんなん俺は認めない

ユウゴ:フェニックス ファイナルタイムオールドラゴンプリーズにより強化形態になった
    相手を倒す気のない魔法使いに太陽に蹴り飛ばされて永遠に死と再生を繰り返す羽目になる
    痛みがある分カーズ様よりひどい。超弩級のドMになるしか方法はない

こんな感じの不死身の奴を倒すには文字通り塵も残さないで消滅させるか
生物である以上宇宙に放り出すのが一番だとおもわれる
多分万が一地球に戻ったころには発狂してて使い物にならないか
完全に精神が死んでるかのどっちかが大半かと

529 :森崎名無しさん:2015/06/08(月) 09:58:28 ID:???
突然長文...

530 :森崎名無しさん:2015/06/08(月) 21:54:46 ID:???
>>チーム全体に蔓延るヒーロー任せ

鈴仙「おまえが言うな」
岬(おまえが言うな)
高杉(おまえが言うな)
てゐ(神子くんのブーメランシュートだー!)

乙なのです

531 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/08(月) 23:23:55 ID:qK4I4oJA
こんばんは、今日も更新します。
>>527
乙ありがとうございます。岬君は神引きするにもヘタれるにも、どっちにしろ美味しい感じですねw
>>528
普通だったら死なないにしてもそうなったらまず精神が壊れますよね。
でも永琳とかは数億歳説もありますが外面的には普通ですし、一週回って何とかなるんじゃないでしょうか。
>>530
乙ありがとうございます。まあ神子はそのあたり棚上げで言ってますねw
ただ、観客にとっては、聖徳チームは全員サッカーの結束の力で勝ってるように見えているかもです。

532 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/08(月) 23:25:19 ID:qK4I4oJA
★佳歩→ドリブル 52 ( ハートQ )( 2 + 1 )+(頭脳的なドリブル+3)=57★
★小田→タックル 43 ( ダイヤA )( 2 + 4 )=49★
≧2→ 佳歩、突破成功!

佳歩「えっと……ひょいっと」

スッ。

小田「……」

佳歩は僅かに右足でボールをはたいてやると、小田は見事にボールを綺麗に外すようなスライディングをして見せた。
頭脳を駆使するまでも無い、圧倒的かつ明確に分かり切った勝負だった。

佳歩「勝った。勝ったけど……この拍子抜け感は……? 何だか、イヤな予感がしますけど……!」

実況が小田の全力プレーを絶賛する中、佳歩はせっせと聖徳ホウリューズの左サイドを突き抜ける。
しかしそこには佳歩の予感通り強大な紫色の影があった。

――スッ。

神子「小田君、良い足止めだった。これで私もタックル勝負に向かえるよ」

タッ…!

石田「松山……? お前、松山なのか……!?」

タッ…!

佳歩「――き、来ましたね。早速……!」

533 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/08(月) 23:27:17 ID:qK4I4oJA

実況「ああ! ここで小田選手の執念の足止めが実ったか!
左サイドの石田選手に加え、トップ下の神子選手が並んでタックルに向かいます!
この最強布陣に対し、佳歩選手は絶対絶命だ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!?」

佳歩「(確かに神子さんは巧い! 気配だけでも只者じゃない雰囲気が漂ってます!!
けど……もう一人の方はやっぱり、さっきの人(小田)と殆どおんなじなような……?)」


先着2名様で、

★佳歩→ドリブル 52 (! card)(! dice + ! dice)=★
★石田→タックル 43 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
 神子→タックル 51 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→佳歩、更に突破成功! そして得点チャンスだ!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(鈴仙がフォロー)(てゐがフォロー)(聖徳のスローイン)
≦−2→聖徳ボールに。
【補足・補正・備考】
佳歩のマークがダイヤの時、「直情的なドリブル「(+3、吹飛3)」が発動します。
佳歩のマークがハートの時、「頭脳的なドリブル(+3)」が発動します。
佳歩のマークがスペードの時、「華麗なドリブル(+3)」が発動します。
神子のマークがダイヤの時、「掌の上の天道(+3)」が発動します。

534 :森崎名無しさん:2015/06/08(月) 23:27:48 ID:???
★佳歩→ドリブル 52 ( ハートQ )( 5 + 4 )=★

535 :森崎名無しさん:2015/06/08(月) 23:27:49 ID:???
★佳歩→ドリブル 52 ( ダイヤ7 )( 6 + 3 )=★

536 :森崎名無しさん:2015/06/08(月) 23:27:51 ID:???
★佳歩→ドリブル 52 ( ハート7 )( 5 + 2 )=★

537 :森崎名無しさん:2015/06/08(月) 23:28:05 ID:???
★佳歩→ドリブル 52 ( ダイヤA )( 1 + 1 )=★

538 :森崎名無しさん:2015/06/08(月) 23:30:12 ID:???
★石田→タックル 43 ( ハート10 )( 6 + 5 )+(人数補正+1)=
 神子→タックル 51 ( スペードQ )( 1 + 4 )+(人数補正+1)=★

539 :森崎名無しさん:2015/06/08(月) 23:35:07 ID:???
>神子のマークがダイヤの時、「掌の上の天道(+3)」が発動します。

つまり手乗り天道・・・かわいくもなんともないな
にしてもやっぱ聖徳引きが怖いなー・・・まぁ今回こっちも高いけど

540 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/08(月) 23:58:53 ID:qK4I4oJA
★佳歩→ドリブル 52 ( ハートQ )( 5 + 4 )+(頭脳的なドリブル+3)=64★
★石田→タックル 43 ( ハート10 )( 6 + 5 )+(人数補正+1)=55
 神子→タックル 51 ( スペードQ )( 1 + 4 )+(人数補正+1)=57★
≧2→佳歩、更に突破成功! そして得点チャンスだ!

石田「……松山ァァァァァァァァァァァアアッ!!」

ズザアアアアアアアアッ!

佳歩「なんのっ!」

クルンッ、スパァァッ!

神子「ほう。石田のタックルをこうも容易く」

佳歩「バカにしないでくださいっ! あんな勢いだけのタックルに、負けはしませんっ!」

神子「それは失礼。では――これならどうかな!」

シュ、クウッ、バギュウウウウウウウウウウウウッ!

実況「神子選手、石田選手への対応で足が止まった佳歩選手に対して、
容赦なく鋭く力強いタックルを狙います! その素早さはまさしく獲物を狩る鷹のよう!」

佳歩「……貴女が鷹だと言うならば。私は人になります! 空高く飛んだ貴女を撃ち落とす人間にっ!」

タッ、ピタッ。 ――バシッ!

神子「!?(急停止からのチップキック! 何という機転の早さだ!)」

541 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/09(火) 00:01:06 ID:dtGoFRj6
実況「ああ〜! 神子選手の素晴らしいタックルに佳歩選手も耐える!
やけっぱちでボールを蹴り出して繰り出された脚を避け、そこから回ってボールキープ!
佳歩選手、神子選手にも負けていない『頭脳的なドリブル』で、聖徳ホウリューズの中盤を突破していきます!」

岬「(まさか、あの単純で騙されやすい少女に、あそこまでの機転と知恵が隠れていたとは。
しかし――神子様を抜いたところで、我々の守備は未だ盤石。さあ。君達はどうするつもりだ?)」

岸田「ヤベ、マジかよ。さーて、俺は何としてもストップしないとな……」

タッ……。

鈴仙「(佳歩が突破して、得点チャンスになった……けど。未だ得点には厳しそうね。
私の傍にはタックルに長けるという岸田君がいるし、
DF陣には万能DFの布都を中心に、ブロックに長けた高杉っていうスイーパーがいる。
そしてGKの川上も、流石に萃香さんとか程じゃないと思うけど、かなり強そう!
てゐも後ろに居るし。MF陣を待っていたら、神子が体勢を立て直したりしてくるかしら?

――で。具体的に考えられる手段としては、このまま試しに佳歩に『ラビットテイル』か一対一を狙わせるか。
それとも、ボールを貰った私が、岸田君を潜り抜けて『マインドエクスプロージョン』を撃つか。
あるいは、後方のてゐを待って、前線に来次第ボールを預けて『インビジブルデューパー』に賭けるか。
その三択だと思うけれど……今はどれが最適解かなぁ)」

A:佳歩に『ラビットテイル』を撃って貰う。
B:佳歩には一対一でゴールを狙って貰う。
C:自分(鈴仙)でボールキープしてから、『マインドエクスプロージョン』を狙う!(鈴仙のドリブル:52)
D:てゐを待って、『インビジブルデューパー』の発動に賭ける!
E:佳歩の判断に任せる。
F:その他 自由選択枠

鈴仙のガッツ:950/970

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

542 :森崎名無しさん:2015/06/09(火) 00:03:06 ID:TY6TjxKo


543 :森崎名無しさん:2015/06/09(火) 00:06:46 ID:VBfsz+BA
F 佳歩と鈴仙のワンツーで突破、佳歩の一対一狙い

544 :森崎名無しさん:2015/06/09(火) 00:07:01 ID:/Z7YZ68M
D

545 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/09(火) 00:09:37 ID:???
Dに決まった! ……と、言った所で短いですが、今日の更新はここまでにしようと思います。

余談ですが、ルナティックスメンバーの能力値が公開された事で、
昨日試しに鈴仙以外の選手の能力値を選択肢に表示させてみせましたが、手間だったので、今回はナシとします(汗)
能力値については、http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1428845712/747-756にあります。

>>539
空に指を突きたてずとも、自分の道が天の道そのものだよって感じですね。
技のイメージとしては大回りに回ってボールを掠め取る、スパイラルタックル的な感じだと思います。

それでは、皆様、本日もお疲れ様でした。

546 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/09(火) 23:42:04 ID:dtGoFRj6
D:てゐを待って、『インビジブルデューパー』の発動に賭ける!

鈴仙「(敵に盤石の体勢を作られちゃうかもしんないけど。それでもここは溜める!
そして――てゐが上がって来たら、『インビジブルデューパー』で仕留めるわ!)……佳歩!」

スッ、スッ!

佳歩「(あの合図は……!)――はいです、鈴仙さま!」

タッ! ……タタタッ!

実況「あ〜っと、佳歩選手はそのままシュートにも行かず、鈴仙選手にも渡さない!
左サイドを一番最後まで抉って、フィールド隅でのボールキープに努めます!
これはどうやら、中山選手に永琳選手、てゐ選手と言ったMFの上がりを待っているのでしょうか!」

神子「(――成程、分かり易い。『インビジブルデューパー』を狙っているのか。ならば私は――)」

タタタッ……ピタッ。

鈴仙「(あ、あれっ、止まった。てっきり神子は、パスカットやらタックルやらに来ると思ったのに)」

鈴仙は体勢を整えた神子が戻って来る事を覚悟して、佳歩に溜めの指示を出した。
しかし神子は予想とは違って動かない。代わりに、フィールドの中央に立った状態で一言勅を発した。

神子「皆の者、『和を以て尊しと為す』! そして敵のシュートを未然に防げ!」

聖徳ホウリューズメンバー「「「「「「 ハ ッ ! ! 」」」」」」

タッ、グルングルン…………タタタタタッ………。

547 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/09(火) 23:43:04 ID:dtGoFRj6
てゐ「あ、あれは……! またさっきのだ!」

中山「(トータルフットボール……の、ような形をした何かか。これは厄介だが……少し、不自然な点も見えたな)」

実況「ああ〜! しかしルナティックスの侵略に対し、聖徳ホウリューズは全員サッカーで迎え撃つ!
神子選手の合図を受けて、全選手が完璧な動きでボールとボールとのスペースを埋めていきます! そして〜!!」

布都「――皆の者、我はタックルに出るぞ! F番(佳歩)を真っ先に撃ち落とす!」

ダッ!

岸田「あっ、待て。俺はどうすりゃいい!?」

布都「お主は着いて行ける限りで構わぬ! だがとにかく、撃たせる前に取る。
それだけは神子様が言わずとも、肝要中の肝要じゃ!」

岸田「……ちぇっ。それってつまり、着いて来いってワケじゃないか」

……タタタタッ!

実況「岸田選手と布都選手が揃って、ルナティックスの前衛に向かってプレスを掛けていきます!
どうやら聖徳ホウリューズは、撃たせる前にタックルやパスカットで奪い取る心算のようです!」

548 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/09(火) 23:45:15 ID:dtGoFRj6
鈴仙「(――むむむ。自分が上がるよりも布陣を整える事を優先したみたいね!
だけどそれなら、布都とD番(岸田)の猛追を避けて、今の局面を耐えてみせるのみよ!
でも、具体的にはどうやって耐える事ができるかしら。堅いのは佳歩のドリブル力を生かしたキープでしょうけど……。

無論出来るなら、てゐへのバックパスから、必殺パスを使って貰うのが理想だけど。
敵は当然、てゐの凄いパスを撃たれる前にタックルに行きたがるでしょうしね。
運が悪かったら、佳歩にボールキープさせるよりも不利な勝負になっちゃうかも。

――さて。ここはどう指示をしようかな……?)」

A:「佳歩、ドリブルでボールキープよ!」
B:「佳歩、てゐとのワンツーで耐えて!」
C:「佳歩、私とのワンツーで耐えるわよ!」
D:「てゐに渡して! てゐのボールキープ力に期待しましょう!」
E:「てゐに渡して! 『エンシェントデューパー』を出して貰って、私が即打ち返すから!」
F:佳歩の判断に任せる。
G:その他 自由選択枠

鈴仙のガッツ:950/970

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

549 :森崎名無しさん:2015/06/09(火) 23:49:43 ID:pIYqLvyg
A

550 :森崎名無しさん:2015/06/09(火) 23:53:25 ID:6RWGHSM2
A

551 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/10(水) 00:16:42 ID:br59Feqg
A:「佳歩、ドリブルでボールキープよ!」

鈴仙「(……物部布都は守備において万能。岸田とかいう奴はタックルに長けたDF。
でも――佳歩のドリブルだって決して負けていない。だったらここは……!)
――佳歩、このままボールをキープしてて!」

佳歩「はっ、はい! 分かりました!」

タッ……シュッ、ククッ……!

布都「ふむ。逃げぬとは勇気のある奴だ!」

岸田「刈らせて貰うぜ。この俺の『シャークタックル』で!」

タッ、ズザアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!

実況「佳歩選手、布都選手達の猛攻も恐れず果敢にボールキープを続けます!
ここで耐え凌げば、ルナティックスは一気に大チャンス! しかし、聖徳ホウリューズの布陣も盤石です!
前半も間もなく10分を越えようとしている中、軍配が上がるのはどっちだ〜!!」

佳歩「……くっ。ま、負けないんですから……!」

タッ!

552 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/10(水) 00:18:37 ID:br59Feqg
先着2名様で、

★佳歩→ドリブル 52 (! card)(! dice + ! dice)=★
★布都→タックル 52 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
 岸田→タックル 53 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→佳歩、ボールキープ成功! そしててゐにボールが渡り……!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(大丸がフォロー)(高杉がフォロー)(石田がフォロー)
≦−2→聖徳ボールに。
【補足・補正・備考】
佳歩のマークがダイヤの時、「直情的なドリブル「(+3、吹飛3)」が発動します。
佳歩のマークがハートの時、「頭脳的なドリブル(+3)」が発動します。
佳歩のマークがスペードの時、「華麗なドリブル(+3)」が発動します。
布都のマークがダイヤ・ハートの時、「太乙真火(+2、吹飛4)」が発動します。
岸田のマークがクラブ以外の時、「シャークタックル(+2、吹飛2)」が発動します。
神子のスキル・和を以て貴しと為すにより、聖徳ホウリューズは零れ球を必ずフォローします。

553 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/10(水) 00:20:12 ID:br59Feqg
……と、言ったところで今日の更新はここまでです。
皆様、本日もお疲れ様でした。

554 :森崎名無しさん:2015/06/10(水) 00:20:30 ID:???
★佳歩→ドリブル 52 ( ダイヤQ )( 4 + 1 )=★

555 :森崎名無しさん:2015/06/10(水) 00:20:44 ID:???
★佳歩→ドリブル 52 ( ハート10 )( 1 + 1 )=★

556 :森崎名無しさん:2015/06/10(水) 00:21:28 ID:???
★布都→タックル 52 ( ダイヤK )( 4 + 4 )+(人数補正+1)=
 岸田→タックル 53 ( クラブ10 )( 4 + 1 )+(人数補正+1)=★

557 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/10(水) 22:42:58 ID:br59Feqg
★佳歩→ドリブル 52 ( ダイヤQ )( 4 + 1 )+(直情的なドリブル+3)=60★
★布都→タックル 52 ( ダイヤK )( 4 + 4 )+(人数補正+1)+(太乙真火+2)=63
≦−2→聖徳ボールに。

佳歩「でりゃーーーっ!」

ダダダダダダッ!

実況「佳歩選手、果敢に『直情的なドリブル』で突っ込んでいく! ですが……!」

布都「その程度の激情で、我の熱情が消せるかァ! 炎符・『太乙真火』!」

バシュンッ! ゴオオオオッ!

佳歩「ふぃ、フィールドが燃えた! まるで妹紅さんみたい!」

布都「ふはははー! かつて中臣家に風水術を授けたのは我らが物部よ!
この程度造作も無いわ! ――くらえええっ!!」

ゴォッ、バギュゥゥゥゥゥウウウウッ!!

佳歩「キャァッ!」

実況「布都選手も負けてはいない! そのあまりのパワーとスピードによる摩擦力でフィールドに火柱を発生させながら、
佳歩選手からボールを強引に奪い取ります! 永遠亭ルナティックス、攻撃失敗か〜〜!?」

558 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/10(水) 22:47:21 ID:br59Feqg
神子「良くやった、布都。さあ、ボールを前へ!」

布都「ええ、太子様。 我にお任せを!」

グワァァァァッ……!

実況「ボールを奪った布都選手、ここは大きくフィードの体勢を取ります!」

鈴仙「くっ……!(布都は佳歩を追って、コーナーギリギリの位置にまで来ている。
ペナルティエリア手前でてゐのパスを待っていた私が布都に追いつくのは難しい。
得意のかけっこを最大限に駆使して全力ダッシュしたら、追いつかない事もないかもだけど……。
完璧に追いつく確率は大体4回に1回、ってトコかしら。
ここは仕方ない、攻撃失敗だと割り切るしかないかな……!?)」

A:あきらめん。あきらめん。あきらめんと言ったらあきらめん! タックルに向かう!(鈴仙のタックル:50)※ガッツ80消費
B:まだ慌てるような時間じゃない。タックルに向かわず、次の攻撃に備え体勢を整える!
C:「てゐー! あんたも頑張りなさいよー!」てゐに頑張らせてみる。
D:その他 自由選択枠 A+Cも出来ます。


鈴仙のガッツ:950/970

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

*Aを選んだ場合、1/4で万全の状態でタックルに行けます。1/4で体勢を大きく崩した状態でのタックルになります。
 1/2でタックルに行けず失敗します。

559 :森崎名無しさん:2015/06/10(水) 22:48:36 ID:QfExveEA
A

560 :森崎名無しさん:2015/06/10(水) 22:49:51 ID:kisuL5hQ


561 :森崎名無しさん:2015/06/10(水) 22:52:43 ID:1ML+z4Vg


562 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/10(水) 23:11:38 ID:br59Feqg
A:あきらめん。あきらめん。あきらめんと言ったらあきらめん! タックルに向かう!(鈴仙のタックル:50)※ガッツ80消費

鈴仙「――いや。諦めてなるもんですか! 早々に試合を同点に出来るこのチャンス! 絶対に見逃しはしない……!」

タッ……ビュンッ!

実況「鈴仙選手、ペナルティエリア手前から左コーナーへと全力疾走!
自慢の足の速さを活かしたがんばりあふれるプレーです!
しかし対する布都選手はボールを蹴り出す寸前! 果たして間に合うのでしょうか!?」

鈴仙「間に合うかどうかじゃない……間に合わせるのよ!」

神子「(――理解できんな。そんな不合理で甘い筋で、私達に勝とうとでも思っているのか……?)」

布都「ふんっ! 今さら貴様が来ても遅い事よ! 我の想いこそが勝つ!」

てゐ「(ちいいっ。あいつ等の所業を腹立たしいとか思っていながら、打算溢れる私は無駄だと思って走れなかった……!
――こうなりゃしょうがない。鈴仙、私の分まで走っとくれよ)」

先着1名様で、

★がんばりダッシュ→! card★

と書き込んでください。数値で分岐します。

JOKER→佳歩「―――!」ビュンッ! 佳歩が鈴仙よりも早く高速でタックルに向かっていた!
ダイヤ→体勢を崩す事なく、鈴仙は布都にタックルへ向かう!
ハート→体勢を大きく崩し転倒! しかしそれでもがむしゃらにタックルへ向かう!
スペード・クラブ→全力のダッシュも虚しく、布都はボールを前線へと蹴り出した。
クラブA→鈴仙「あいたっ!」鈴仙、フィールド上の小石にぶつかり転ぶ。ガッツが更に−20!

563 :森崎名無しさん:2015/06/10(水) 23:12:22 ID:???
★がんばりダッシュ→ スペード2

564 :森崎名無しさん:2015/06/10(水) 23:27:32 ID:???
まあガッツ余らせてもしかたないと割りきろう
それにプレッシャー与えられるかもしれないし

565 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/10(水) 23:29:04 ID:br59Feqg
★がんばりダッシュ→ スペード2 ★
スペード・クラブ→全力のダッシュも虚しく、布都はボールを前線へと蹴り出した。

鈴仙「ま、間に合え……っ!」

タタタタッ……!

布都「間に合って堪るか! この世は娯楽劇では無い! 都合良く奇跡は起こらぬし、意地で道理は覆らん!
つまりは、我の太子様への想いこそが最強という事だーーーーっ!」

佳歩「な、何ですかそれ。結局それも意地みたいなものじゃない!」

布都「ま、まあ……そうとも言うが。 細かい事は気にするな! つべこべ言わんと黙っとれ!
……そりゃーーーーー!!」

グワァァァッ、バゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!

鈴仙「――くうっ! ま、間に合わなかった……!」

神子「(当たり前だ。確かに布都の弱点であるオフェンスを突く事自体は有効かもしれんが。
それに固執し自ら消耗していくのは、本末転倒の愚行だろうに)」

実況「鈴仙選手の努力もむなしく、布都選手! 大きく前へとボールを打ち上げた〜〜!
中盤へと上がっていくボールは、神子選手と石田選手が守りに戻っていたために取れず。
必然的にボールは……中央に寄り気味の右サイドハーフ、岬選手がトラップ!
そしてそのまま、ボールを前線へと繋いで行こうと、大きくその右脚を振りかぶり〜〜!」

岬「――通す!」

グワァァッ、バギュウウウッ!

566 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/10(水) 23:31:05 ID:br59Feqg
永琳「――サイド際へのパス、か。巧いわね」

中山「(岬。やはりお前も実力を上げていたか! しかし、俺は負けんぞ……!)」

岬「(……さて。これは厳しい面子に好かれちゃったな。まあ良い。ここは通れば儲け。零れ球に出来れば上等さ)」

先着2名様で、

★岬→グリーンカットパス 54 (! card)(! dice + ! dice)=★
★永琳→パスカット 52 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
 中山→パスカット 53 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→本間、パスキャッチ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(神子がフォロー)(聖徳のスローイン)(大丸がフォロー)
≦−2→ルナティックスボールに。
【補足・補正・備考】
永琳のダイスの合計が2の時、スキル・月のファンタジスタが発動し数値を12とします。
永琳のマークがダイヤで「天網蜘網捕蝶の法(+2)」が発動します。
中山のマークがダイヤ・ハートで「クイックダッシュカット(+2)」が発動します。
中山はスキル・後天性ファンタジスタにより、ダイスが2の時数値を10、3の時9とします。

567 :森崎名無しさん:2015/06/10(水) 23:32:01 ID:???
★岬→グリーンカットパス 54 ( クラブ3 )( 2 + 6 )=★

568 :森崎名無しさん:2015/06/10(水) 23:32:24 ID:???
★永琳→パスカット 52 ( ダイヤ5 )( 2 + 3 )+(人数補正+1)=
 中山→パスカット 53 ( クラブA )( 3 + 5 )+(人数補正+1)=★

569 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/10(水) 23:32:39 ID:br59Feqg
すみません、記載が漏れていましたが…。
*神子のスキル・和を以て貴しと為すにより、聖徳ホウリューズは零れ球を必ずフォローします。
*全力疾走したので、鈴仙のガッツが減少します。950→870

570 :森崎名無しさん:2015/06/10(水) 23:32:51 ID:???

★岬→グリーンカットパス 54 ( ハート6 )( 3 + 1 )=★

571 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/11(木) 00:28:20 ID:g7O751QI
★岬→グリーンカットパス 54 ( クラブ3 )( 2 + 6 )=62★
★永琳→パスカット 52 ( ダイヤ5 )( 2 + 3 )+(人数補正+1)+(天網蜘網捕蝶の法+2)=60
 中山→パスカット 53 ( クラブA )( 3 + 5 )+(人数補正+1)=62★
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして聖徳のスローイン

ギュウウウウウウウウウウウウッ!

永琳「(――あのパスは恐らく、バウンド時に軌道を大きく変えるタイプ。ならば、地面に辿り着く前に奪うべきね)――それっ!」

バッ! フワァッ………。 スカッ!

永琳「!」

岬「その程度の小手先では、残念ながら通用しないよ!」

中山「ならば。小手先では無く、正攻法で挑ませて貰おうか!」

ダッ! ――バシィイッ! コロコロコロ……。 ―――ピィイイイッ!

中山「くっ、スローインか!(岬の奴。あの豊聡耳神子には一歩及ばんにしても上手くなっている!)」

実況「岬選手の強烈な軌道を描くパスに、ルナティックスでは文句なしの最大戦力トップ2であろう、
中山選手と永琳選手すらもが手も足も出ません! 中山選手は辛うじてボールに足を付ける事ができましたが……。
しかしそれでも漸く、ルナティックスはボールをサイドアウトさせる程度しか出来ません!」

鈴仙「(本当に厄介ね、あの岬って言うのも……! ――でも、スローインだったら、取りあえず試合は落ち着くかしら?)」

聖徳ホウリューズのゴール近くで、中山と永琳のプレーを見ていた鈴仙は、
この時聖徳ホウリューズの高い実力に苛立ちを覚えながらも、ひとまずは安心していた。
確かにボールは聖徳ホウリューズのままであるが、神子など危険な選手に渡った訳でも無く、スローインである。
スローインならばこちらも体勢をある程度整えられるため、状況は多少はマシになる。そう思っていたのだが――。
この状況を舌なめずりして喜ぶ奸雄が一人、聖徳ホウリューズに所属していた。

572 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/11(木) 00:29:42 ID:g7O751QI
高杉「グフ、グフフ……! この時を待っていたぞ……! さあ神子様! 我にご指示を!!」

神子「息が臭いから、そう近づくな。……しかしお前の言う通り、ここは絶好の機会だな。
世界に、国内に、そして友人に忘れられた貴様が、今ここに居るという証。我が元で明かして見せよ」

高杉「ハッ!(――ケッ。小娘風情が偉そうに。まあ今は気分良くさせてはいるが、コイツの次は俺の天下だぞ……?
今や若林さん、いや若林をも超えた、神の力を得た俺のな……グフフ、グフ、グフフフフフ……!)」

神子「(野心だけは人一倍強いが、それに至るまでの努力が足りなさ過ぎる。
うんざりする位見慣れた類の欲だ。まあ、こういう手合いの方が捨て奸には相応しいか)
――皆、今のうちに勅を解いておきなさい」

聖徳ホウリューズメンバー「「「「「 ハ ッ ! ! 」」」」」

神子がメンバーに指示を出している様子を横目で見ながら、スローインの指名を受けた高杉は、
自分がその神子にどれだけの低評価を付けられているかにも気づかず、嬉々揚々としていた。
次のプレーで、自分は世界に復讐できる。そして、自分が世界の王となる。
そんな荒唐無稽な神子のお伽噺を、彼は誰よりも一番純粋に信じていた。 ――そして。

ピィイイイッ!

実況「さあ! スローインのホイッスルが鳴りました。ボールをスローイングするのは、高杉選手、です、が……!?」

ダダダダダダダダ!


高杉「うおおおおおおっ! 俺は生きてた! 俺は……今ここに生きているんだぁぁぁぁ!!」


ドーン、ドーーーーン、ドーーーーーーーーーンッ! グルンッ! グルグルグルッ!

鈴仙「……ん? 何? この音は……!?」

573 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/11(木) 00:31:54 ID:g7O751QI

ホイッスルの後、鈴仙が右サイド中央付近を振り返ると。
――ボールを持った高杉が、長い長い助走を付けながら数回回転しつつ、サイドラインへと猛進していた。
この行為が一体何であるか、鈴仙には当初分からなかったが――彼はどうやら、『スローイン』を行うつもりだったらしい。
彼はラインギリギリの位置でピン、と空中で体勢を伸ばして真っ直ぐになり。
そしてそのまま、真っ二つに割れん勢い大袈裟な動きをしてから――最後に、そのボールを投擲した。

――ドギュルルルルルルルルッ!

パスカル「な、何だ。今の……! あれが、スローインだと言うのか!!?」

妹紅「で、でも。ボールがどんどんこっちに向かって来てる! どうしよう……!?」

より間近な位置で見ていたルナティックスメンバーは早々に気付いていた。このスローインはおかしい事を。
いよいよ前線・ペナルティエリアの高空まで飛んでいくボールの姿は明らかに、単なる試合の再開手段では無く――。

小田「………!」

屠自古「来たか。決められる時に、何点でも決めさせてもらおう」

ダッ! ババッ!

慧音「(……これは。直接私達のゴールが……狙われて、いる!?)」

鈴仙「(――そ、そんな! いきなりサイドからゴール前にボールを飛ばすだなんて、ムチャ過ぎるわ!
しかも聖徳ホウリューズの前線にはほぼ消耗無しの小田君と、消耗はあるけど鬼にも負けないシュートを撃てる屠自古。
どっちにボールが来てもおかしくない連中が揃っている!
どうしよう。ここはどっちを特に警戒すべきなのかしら。小田君の方が御しやすそうではああるけれど、
いざ通してしまったら、その分屠自古の必殺ヘディング――『ガコウジサイクロン』の危険度が増すし……!?
――と、というか。本当に神子はここでゴールを狙っているのかしら? 攻め疲れも見えて来そうな気もするけど……!?)」

574 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/11(木) 00:34:05 ID:g7O751QI

鈴仙は慌てながらも、凄い勢いで飛んで行くボールを前に、チームメンバーに対しこう指示を出した。

A:スルーや奇襲に備えて、小田をマークして!
B:直接狙いに備えて、屠自古をマークして!
C:聖徳は本当にゴールを狙って来るだろうか? 前線より中盤を警戒して!
D:高杉はネオローリングスローによる直接ゴールを狙っているのでは? 姫様頑張って!!
E:その他 自由選択枠

鈴仙のガッツ:870/970

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

*すみませんが、どちらにも警戒しない(どっちにも警戒する)というのは今回ナシでお願いします。
 Eでそうした旨の選択が選ばれた場合、自動的にB(屠自古を警戒)として扱います。

575 :森崎名無しさん:2015/06/11(木) 00:36:43 ID:???
勝負どころだと是非トータルフットの効果を使いたいところだけど実際は解いているからC?

576 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/11(木) 00:36:55 ID:g7O751QI
……と、言った所で今日の更新はここまでです。
今回、聖徳チームは高杉のスキル・ロングスローパワー20倍により、
スローインを直接セットプレイに持ち込んでいる形となります。普通はこんなのできません。

それでは、皆様、本日もお疲れ様でした。

577 :森崎名無しさん:2015/06/11(木) 00:36:58 ID:QeR38Y2Q
C

578 :森崎名無しさん:2015/06/11(木) 00:40:19 ID:???
スローインから直接ゴールした場合は得点にならずゴールキックになるウサ

乙なのです

579 :森崎名無しさん:2015/06/11(木) 00:42:07 ID:pMQG8KNo


580 :森崎名無しさん:2015/06/11(木) 00:42:40 ID:g8pOwNC+
E守備陣はゴール前付近に待機!下手にマークしても裏をかかれるだけよ!

581 :森崎名無しさん:2015/06/11(木) 01:08:32 ID:0qQfuQ7w
A

582 :森崎名無しさん:2015/06/11(木) 23:11:39 ID:???
輝夜ファンは必見です
http://www.nicovideo.jp/watch/sm9708343
http://www.nicovideo.jp/watch/sm9847553
http://www.nicovideo.jp/watch/sm18709175




うん、かぐや姫だけどね

583 :森崎名無しさん:2015/06/11(木) 23:28:03 ID:???
カグーヤ王女バイバーイ!

584 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/12(金) 00:30:24 ID:UbMhtnEM
こんばんは、ほんの少しだけ更新していきます。
>>578
乙ありがとうございます。いわゆる罠選択肢ですねw
>>582-583
見てましたけど姫様と桃鉄CPUのかぐや姫って似てますね。けっこう強いところとか、貧乏神(ブルノさん達)が大嫌いな所とかw
しかし姫様すらこうも借金まみれだったら、不渡り手形が大変な事になりますね。

585 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/12(金) 00:32:47 ID:UbMhtnEM
C:聖徳は本当にゴールを狙って来るだろうか? 前線より中盤を警戒して!

鈴仙「(……いや。おかしい! 幾ら拾ったスローインとはいえ、ここまで積極的に攻めて来るものかしら?
ただでさえ、聖徳ホウリューズのシューターは限られていると言うのに。ひょっとして――)皆! ここは……!」

サッ、ササッ!

妹紅「(ん? 鈴仙のサインだ。何々……)」

慧音「(ダイレクトシュートだけじゃなく、バックパスにも気を付けて……か。
成程、普通では考え難い方向ではあるが――)」

ウサギB「(確かに今の聖徳ホウリューズは、本気で攻めに行ってるようには見えない。
どんなリスクがあるのか分からないけれど。本気で攻めるんだったら、便利過ぎる布陣
――『和を以て尊しと為す』を封じる訳が無いんだから!)……分かりました、鈴仙さま!」

タッ……!

神子「(うん……? 思ったより執拗に小田や屠自古をマークして来ないな。
ボールは前に置きたいが攻め疲れは避けたいという、私の真意に気付いたか)」

実況「ルナティックスのDF陣、高杉選手のサプライズプレーを前にしてもひるまず、
冷静に前目で陣形を維持しております! ですがボールは今! 今、小田選手の方向へと渡りまして……!?」

586 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/12(金) 00:34:14 ID:UbMhtnEM
小田「…………」


先着1名様で、

★ボールの行方→! card★

と書き込んでください。数値で分岐します。

JOKER→スローインされたボールはルナティックスのゴールを突き破る! 凄いけどこっちのゴールキックだ!
ダイヤ・ハート・スペード→鈴仙の読みは的中! 小田はボールを後方へと送りだすが、そこには慧音とウサギBが!
クラブ7以上→鈴仙の読みは外れ、小田が直接狙っている! しかしブロック体制は充分だ!
クラブ2〜6→鈴仙の読みは外れ、小田がスルーに向かう! クリアへ行けるのは妹紅一人だけ!
クラブA→鈴仙の読みは大ハズレ! DF陣は全く対応できない中、小田はボールをスルー。
       輝夜がバランスを崩した状態で、屠自古がダイレクトシュートに向かう!

587 :森崎名無しさん:2015/06/12(金) 00:35:28 ID:???
★ボールの行方→ スペード3

588 :森崎名無しさん:2015/06/12(金) 00:35:34 ID:???
ハリケーンボンビーが一番嫌いでした(俺を巻き込むんじゃねぇ!)
★ボールの行方→ クラブ4

589 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/12(金) 00:44:05 ID:UbMhtnEM
★ボールの行方→ スペード3 ★
ダイヤ・ハート・スペード→鈴仙の読みは的中! 小田はボールを後方へと送りだすが、そこには慧音とウサギBが!

小田「…………!」

パシッ。ポーン!

実況「あっと小田選手、ここはスルー……では無く! ボールをダイレクトに右後方へと押し戻しました!
そしてそこには本間選手が! どうやら聖徳ホウリューズ、ここは攻めるよりも時間稼ぎに向かっていたようです!
しかし………!?」

慧音「――これは凄い。鈴仙の予想通りになったな」

ウサギB「今のはデータでも読み取れませんでした!」

タッ。バッ! ババッ!

小田「……!!」

実況「なんと! 小田選手のバックパスはある程度読まれていたのか!
そこには前目の位置でブロックに備えていたウサギB選手。そして慧音選手がパスカットにも動ける体制に!
小田選手、ここは何とか乗り切れるか〜〜!?」

590 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/12(金) 00:45:38 ID:UbMhtnEM

先着2名様で、

★小田→パス 45 (! card)(! dice + ! dice)=★
★ウサギB→パスカット 45 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
 慧音→パスカット 50 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→本間、パスキャッチ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(屠自古がフォロー)(つかさがフォロー)(妹紅がフォロー)
≦−2→ルナティックスボールに。
【補足・補正・備考】
慧音のマークがダイヤで「三種の神器 玉(+2)」が発動します。

591 :森崎名無しさん:2015/06/12(金) 00:47:32 ID:???
★小田→パス 45 ( スペード5 )( 2 + 5 )=★

592 :森崎名無しさん:2015/06/12(金) 00:47:34 ID:???
★小田→パス 45 ( ダイヤ6 )( 6 + 2 )=★

593 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/12(金) 00:47:45 ID:???
――と、言ったところで今日の更新はこれだけです。
明日はたくさん更新出来ればいいなぁと思っています。(出来るとは言ってない)
>>588
私はブラックボンビーが一番印象深いですね。

それでは、皆様、本日もお疲れ様でした。

594 :森崎名無しさん:2015/06/12(金) 00:49:50 ID:???
★ウサギB→パスカット 45 ( クラブJ )( 4 + 6 )+(人数補正+1)=
 慧音→パスカット 50 ( クラブ2 )( 4 + 3 )+(人数補正+1)=★

乙なのです

595 :森崎名無しさん:2015/06/12(金) 14:52:44 ID:???
ヒャメロー

596 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/12(金) 22:45:30 ID:UbMhtnEM
こんばんは、更新を再開します。
>>594
乙ありがとうございます!
>>595
ヒャメロー

597 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/12(金) 22:47:08 ID:UbMhtnEM
★小田→パス 45 ( スペード5 )( 2 + 5 )=52★
★ウサギB→パスカット 45 ( クラブJ )( 4 + 6 )+(人数補正+1)=56
≦−2→ルナティックスボールに。

ウサギB「――そこっ!」

バシッ!

小田「…………」

実況「おしいっ! 小田選手のバックパスは事前に動きを察知していたウサギB選手により掠め取られた!」

慧音「でかした、ウサギB!」

ウサギB「はい!(だけど、のんびりしていたら豊聡耳神子や岬太郎が飛び出して来る!
ここは兎に角前へ。少しでも早く前へ――!)」

グワァァッ、バゴオオッ!

実況「そしてウサギB選手は間髪入れずに前方へとパス!
今試合右寄りのDFとして出場しているウサギB選手の前方とは即ち……右サイドハーフの八意永琳選手!
これが通ればルナティックスは再び攻勢に出られそうですが……!」

本間「俺のサイドアタックは、カウンターにも役立つ!」

バァァッ!

実況「サイドアタックに定評のあるウインガー、本間選手がパスカットに向かう!
ここを止めれば聖徳ホウリューズは大きく有利ですが、果たして〜〜〜〜!?」

598 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/12(金) 22:50:16 ID:UbMhtnEM
ウサギB「(この前の試合。てゐ様とのワンツーで掴みかけた特別なパス感覚。あれをもう一度使えれば――!)」

先着2名様で、

★ウサギB→パス 46 (! card)(! dice + ! dice)=★
★本間→パスカット 41 (! card)(! dice + ! dice)+(サイドアタック+2)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→永琳、パスキャッチ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(妹紅がフォロー)(慧音がフォロー)(岬がフォロー)
≦−2→聖徳ボールに。
【補足・補正・備考】
特になし。

599 :森崎名無しさん:2015/06/12(金) 22:50:58 ID:???
★ウサギB→パス 46 ( ハート5 )( 4 + 3 )=★

600 :森崎名無しさん:2015/06/12(金) 22:51:31 ID:???
★本間→パスカット 41 ( ハート5 )( 4 + 3 )+(サイドアタック+2)=★

601 :森崎名無しさん:2015/06/12(金) 22:58:25 ID:???
えっと、サイドに居ればとりあえず全ステ+2って解釈でいいんですか?

602 :森崎名無しさん:2015/06/12(金) 22:59:42 ID:???
サイドアタックなのに守備でも使えるの?

603 :森崎名無しさん:2015/06/12(金) 23:06:19 ID:???
本編の滝君もサイドアタックで全能力+2されてますよ

604 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/12(金) 23:08:38 ID:UbMhtnEM
>>601-603
本スレ準拠です……と思っていましたが、
今確認したら能力値公開スレだと(ライン際でボール『所有』時のみ、全能力+2)になっていますね(汗)

ただ、本間と同じスキルを持っているお燐は、能力値公開(http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1423234639/933)にて
スキル・サイドアタック○(ライン際に居る時、全能力+2)という能力を持っているとしており(○の有無は関係ありません)、
本間の能力値は、『サイド際で全能力+2』という想定で設定したこともあるので。

とりあえず、この試合中は申し訳ないですが『ライン際に居る時、全能力+2』と扱わせて頂きます。
この辺りについては、第一部終了後にでも、ルール変更させて頂こうと思います。
私の勘違いが理由なので申し訳ないですが、ご理解願います。

605 :森崎名無しさん:2015/06/12(金) 23:10:12 ID:???
この勘違いも鈴仙って奴の仕業なんだ

606 :森崎名無しさん:2015/06/12(金) 23:12:02 ID:???
本間「俺の人生ライン際なんだ!文句あっか!」
ゆるすしかねえ

607 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/12(金) 23:30:22 ID:UbMhtnEM
★ウサギB→パス 46 ( ハート5 )( 4 + 3 )=53★
★本間→パスカット 41 ( ハート5 )( 4 + 3 )+(サイドアタック+2)=50★
≧2→永琳、パスキャッチ。

バシュルルルッ……スカッ!

本間「そ、そんな! 俺のサイドアタックは最強なのに!?」

ウサギB「幾らライン際の動きが巧いからって。それだけで、サッカーはできません!
っていうか、パスカットだったらサイドアタックじゃなくて、サイドディフェンスじゃないですか?」

実況「ウサギB選手の精密なパスに、本間選手は速度で対抗しますが……だが届かない!
ボールは前方の永琳選手へと渡ってしまいます!
前半13分、今度こそルナティックスは1点のビハインドを返す事ができるのでしょうか〜!!」

神子「(――流石にこれは不味いか)――岬、私は勅を出す。そして……ここは『必ず取れ』」

岬「(……………!)――はい。分かりました。太子様」

サッ! ――タッ、グルングルン…………タタタタタッ………。

永琳「(また例の布陣――『トータルフットボール』もどきの全員サッカー。
それは良いとして、二つ程不可解な点があるわね。
一つは、一向に岬君に加勢しない豊聡耳神子。そしてもう一つは――)」

岬「――頼むから、僕を恨まないでくれよ? 僕はただ皆と楽しく、サッカーをしたいだけなんだ」

タタタッ、ズザアアアアアアアアアアアアアッ!

永琳「(――どうして彼はよりによってこの私に対し、こうも分かり易い悪意をぶつけているのか……ね)」

608 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/12(金) 23:31:59 ID:UbMhtnEM
先着2名様で、

★永琳→ドリブル 54 (! card)(! dice + ! dice)=★
★岬→ダーティディフェンス 54 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→永琳、ドリブル突破。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(岸田がフォロー)(大丸がフォロー)(神子がフォロー)
≦−2→聖徳ボールに。

【補足・補正・備考】
永琳のマークがダイヤで「月の頭脳的ドリブル(+5)」が発動します。
永琳のマークがハートで「月面リフトターン(+4)」が発動します。
永琳のマークがスペードで「月面ドリブル(+3)」が発動します。
永琳は、スキル・蓬莱人により絶対に負傷しません。
永琳のダイスの合計が2の時、スキル・月のファンタジスタが発動し数値を12とします。
岬の「ダーティディフェンス」はクラブの時失敗し、強制的に反則を取られます。
神子のスキル・和を以て貴しと為すにより、聖徳ホウリューズは零れ球を必ずフォローします。

609 :森崎名無しさん:2015/06/12(金) 23:32:59 ID:???
★永琳→ドリブル 54 ( スペード7 )( 2 + 3 )=★

610 :森崎名無しさん:2015/06/12(金) 23:35:59 ID:???
★岬→ダーティディフェンス 54 ( ダイヤ8 )( 4 + 6 )=★

611 :森崎名無しさん:2015/06/12(金) 23:40:19 ID:???
岬「俺は天才だ!」(CV:土師孝也)
永琳がヘタれればアミバ対決になる、なる!

612 :森崎名無しさん:2015/06/12(金) 23:58:05 ID:???
これが893ディフェンス

613 :森崎名無しさん:2015/06/13(土) 00:00:20 ID:???
893なら接触時顔面にパンチをこっそり入れる+相手が反則になるからまだまだ甘い

614 :森崎名無しさん:2015/06/13(土) 00:02:22 ID:???
岬神と福西、ジュビロ繋がり

615 :森崎名無しさん:2015/06/13(土) 00:04:49 ID:???
師匠も強いはずなのに、最近圧倒的な存在感を出せてないね
それだけ相手も強くなっているということだろうけど

岬「そうだ。マリーシアとダーティディフェンスを組み合わせれば最強じゃないか?」(無理です)

616 :森崎名無しさん:2015/06/13(土) 00:07:48 ID:???
岬「そうだ。これからマリーシアの時は! zangeで判定しよう」

617 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/13(土) 01:14:33 ID:iBouIFOo
★永琳→ドリブル 54 ( スペード7 )( 2 + 3 )+(月面ドリブル+3)=62★
★岬→ダーティディフェンス 54 ( ダイヤ8 )( 4 + 6 )=64★
≦−2→聖徳ボールに。

この時の永琳には、神子の挙動を観察していた事で一瞬の隙が生じていた。
それは時間にしてわずかコンマ数秒程度の隙だったが、
周囲の空気を読み取る事に長けた岬は、その隙とも言えぬ僅かな瞬間を読み切っていた。

岬「(ダーティディフェンスは本来僕が好むプレイでは無い。
リターンに反してリスクが大きすぎるし、何よりも僕の美学――誰からも嫌われない――に真っ向から反する。
でもその実、もしも僕がこのプレーを始めたとしたら。僕はことダーティプレーに掛けて誰にも負けない自信がある!)」

周囲の好意を得る為には、逆に言えば周囲の悪意を避ける必要がある。
故に、周囲から好かれていた彼は、自身への悪意に対するコントロールにも長けていた。
だから、この僅かな隙で永琳の服をサッ、と引っ張り――

スッ……。 ……グィッ!

永琳「……!(やはり来たわね……)」

岬「――さよならだ、月の女神様!」

タッ、スパァァァァァァァァァァァァァァンッ!!

618 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/13(土) 01:15:36 ID:iBouIFOo
実況「あ〜〜〜っと! これは大物食いだ〜〜〜!!
岬選手、華麗なタックルでなんと! 永琳選手の変則的で天才的なドリブルを軽々突破〜〜!!
これは凄い! 天才・八意永琳が見る方もありません!
やはり時代は今、聖徳ホウリューズに来ているのでしょうか〜〜〜〜〜〜〜!?」

観客「ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」
「岬様ー! カッコいいー!」「お前は人間の誇りだ、岬!」「華麗なプレーだったね!」「おれならとれたな(ハンド)」

永琳「くっ……!(私は一体。今まで何度姫様の顔に泥を塗って来た事だろうか……)」

岬「(……はぁ。今のプレーの怪しさにも気づけない、国内以上に見る目の無い観客も気になるけれど。
でも、今はとりあえず喜んでおこうかな)――さあ、取りましたよ、神子様」

神子「当然だ。私はこの結果を予期していたよ」

岬「それはどうも。……では、当初の手筈通り」

バシッ……。

神子「ああ、そうだ。我々は優美な敗北など望まんさ。如何なる手段を以てしてでも、勝つ事にこそ、意味があるのだからね。
……それっ、石田! ここからはパスワークで様子見だ!」

バシッ……。

石田「分かった、松山……!」

バシッ……。

実況「そして聖徳ホウリューズは、手堅いパス交換で試合を落ち着かせに向かった!
1点のリードを貴重に守り切る手堅い戦術はまさしく一流の証!
今大会が初出場のチームではありますが、まるで王者の戦いだ〜〜〜〜!!」

619 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/13(土) 01:17:16 ID:iBouIFOo
鈴仙「な、何が王者の戦いよ……! 私達が同じ事をやったら卑怯だとかセコいだとか言うクセに!」

てゐ「鈴仙、怒っちゃいけないよ。相手はすべからく、ウチらをイラつかせる為に動いてると思った方が良いね」

鈴仙「で、でも。こうやって1点のビハインドがある状態でパスワークをされたら、実際堪ったモンじゃないわよ……!」

永琳を刈り取り、安定してボールを得た聖徳ホウリューズは、中山を避けながらのパスワークに向かっている。
聖徳ホウリューズは攻め疲れているとする、先のスローインにおける鈴仙の予想は的中していたのか、
彼らは前線でボールを得ても、ひたすらに辛抱強くボールを離そうとしない。

鈴仙「(――てゐはああ言ってるけれど。このまま時間を稼がれたら困るような気がするなぁ。
今の局面、相手は得意の布陣――『和を以て尊しと為す』をキープしたままだし。
多分全力で時間を稼ぎたいんだろうなぁ、ってのがミエミエね……)」

――鈴仙はキャプテンとして考える。今のもどかしい局面をどうすべきか。
相手の様子を見て綻びが生じるのを待つのか、それとも、積極的にパスカットやタックルに向かって、
限られた時間を最大限有効に使おうとするか。

鈴仙「(聖徳ホウリューズは一芸特化の選手が多いチーム。
このまま放置していてもいずれスキは生じるでしょうけど、神子と岬の能力を舐めてはいけない。
積極的にボールカットに行くって言うのは一見軽率だけど、相手にとって圧力を掛けるという効果もある。
ここはどんな風に指示を出すべきかしら――?)」

A:ここは待ちだ。パスワークを静観し相手が隙を見せるのを待つ。
B:ここは攻めだ。パスワークに積極的に割り込み、果敢にボールを奪っていく。
C:ここは判定だ。ダイヤ・ハートが出たら待ちで、スペード・クラブが出たら攻めにしよう。
D:ここは奇策だ!姫様にオーバーラップを指示し、11対10で支配力を高める!!
E:その他 自由選択枠

鈴仙のガッツ:870/970 (参考)鈴仙のタックル:50、鈴仙のパスカット:49

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

620 :森崎名無しさん:2015/06/13(土) 01:20:10 ID:2GwL14+o
B

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