キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【レイセンガ】鈴仙奮闘記29【タダシイヨ】

1 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/05/27(水) 00:27:49 ID:???
このスレは、キャプテン森崎のスピンアウト作品で、
東方Project(東方サッカー)とのクロスオーバー作品です。
内容は、東方永夜抄の5ボス、鈴仙・優曇華院・イナバがサッカーで師匠を超えるために努力する物語です。
他の森崎板でのスレと被っている要素や、それぞれの原作無視・原作崩壊を起こしている表現。
その他にも誤字脱字や稚拙な状況描写等が多数あるかと思いますが、お目こぼし頂ければ幸いです。

☆前スレ☆
【早苗】鈴仙奮闘記28【サッカー好きか?】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1428845712/
☆過去ログ・攻略ページ(キャプテン森崎まとめ@Wiki内)☆
http://www32.atwiki.jp/morosaki/pages/104.html

☆あらすじ☆
ある日突然幻想郷にやって来た外来人、アラン・パスカルと中山政男との出会いにより、
師匠、八意永琳に並ぶ選手になると決心した鈴仙・優曇華院・イナバ。

全幻想郷代表選抜大会で活躍し、代表メンバーの一員となる事を夢見てきた鈴仙はある日、
自身が『プロジェクト・カウンターハクレイ』のキャプテン候補に選ばれている事を知る。
それは霊夢や紫達幻想郷に敵対し、以て幻想郷の価値観を覆すという壮大な計画。
更に鈴仙は、全幻想郷代表の下部組織、『リアル・幻想・セブン』の一員として、
乱心した八雲紫と幻想郷を救って欲しいと紫の式・八雲藍から懇願された。

幻想郷を変える為に戦うか、幻想郷を守るために戦うか。そもそも、自分は何の為に戦うのか。
そう思い悩む鈴仙の心の隙を突く悪しき者もいた。
それは『プロジェクト・カウンターハクレイ』と『リアル・幻想・セブン』との争いに乗じ漁夫の利を狙う第三勢力。
聖徳ホウリューズの一員にして、『ハイパーカンピオーネ』計画の一翼を担う天性の詐欺師・岬太郎だった。

「鈴仙は永琳の途方も無いエネルギー蒐集計画遂行の為の道具である」
巧みな話術で彼は鈴仙を動揺させ、追い打ちとばかりに仲間への疑心をも植え付けた。
そんな中、決勝トーナメント第2回戦、永遠亭ルナティックスは聖徳ホウリューズと相対する。
野心溢れる政治家・豊聡耳神子を中心として集まった様々な悪意と戦術に、鈴仙達はどう立ち向かうのか。
そして鈴仙は疑心を振り払い、強い気持ちで仲間を信じる事ができるのだろうか――。

712 :森崎名無しさん:2015/06/17(水) 22:44:20 ID:HChpetXo
A

713 :森崎名無しさん:2015/06/17(水) 22:47:39 ID:N5Q4on3+
A

714 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/17(水) 22:58:12 ID:4Z7DOo0g
A:たすけてえーりん!(セーブ力に固定で+8されます)150消費

鈴仙「ひ、姫様っ!?」

輝夜「言われなくても分かってるわ。こんなトコで負けたら、カッコ悪いまま歴史に残っちゃうからね。
だから……たすけて、えーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーりーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーーーんーーーーーーーーーーーーー!!!!!?????!!!!?」

鈴仙「(勝ったとしてもカッコ悪いまま歴史に残っちゃいそうだけど。姫様がやる気みたいだし黙っておこっと……)」

バシュルルル……ギュウウウウウウンッ!

神子「……心配せずとも、お前達の事は私が統治する幻想郷の歴史の教科書に載せてやるさ。
この私の威光を前に為す術も無くやられていった、恥ずかしい蛮族《バルバロイ》だったとね!」

輝夜「バルバロイだかベルベル人だか知らないけど。そのセリフ、そっくりそのままブーメランしてやるわ!」

ババババッ!

実況「輝夜選手、バランスを崩したままながらも……飛んだ〜〜〜〜〜!!!」

715 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/17(水) 22:59:37 ID:4Z7DOo0g
先着2名様で、

★神子→オーバーヘッドキック 58 ( ! card )( ! dice + ! dice )=★
★輝夜→たすけてえーりん! 61 (! card)(! dice + ! dice)+(バランス崩しペナ-2)=★

と書き込んでください。カードやダイスの結果で分岐します。

【シューター】−【キーパー】
≧2→神子のオーバーヘッドキックがルナティックスゴールに突き刺さる!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(屠自古がねじ込み)(小田がねじ込み)(聖徳のコーナーキック)
≦−2→ルナティックスボールに。
【補足・補正・備考】
輝夜のマークがダイヤで、「(えーりんが)とめる!(+3)」が発動します。
輝夜はスキル・蓬莱人により絶対に負傷しません。
神子のスキル・和を以て貴しと為すにより、聖徳ホウリューズは零れ球を必ずフォローします。

716 :森崎名無しさん:2015/06/17(水) 23:00:42 ID:???
★神子→オーバーヘッドキック 58 ( クラブK )( 1 + 1 )=★

717 :森崎名無しさん:2015/06/17(水) 23:01:09 ID:???
★神子→オーバーヘッドキック 58 ( スペード4 )( 2 + 6 )=★

718 :森崎名無しさん:2015/06/17(水) 23:01:28 ID:???
★輝夜→たすけてえーりん! 61 ( ダイヤ3 )( 1 + 2 )+(バランス崩しペナ-2)=★

719 :森崎名無しさん:2015/06/17(水) 23:02:02 ID:???
★輝夜→たすけてえーりん! 61 ( ハート8 )( 4 + 2 )+(バランス崩しペナ-2)=★

720 :森崎名無しさん:2015/06/17(水) 23:03:16 ID:???
最小の目と最小+1の目の低レベル対決

721 :森崎名無しさん:2015/06/17(水) 23:14:22 ID:???
「太子! まだあなたには“ふぁんたじすた”のスキルはありませぬ!」
なのか
「太子! すぱっつを履き忘れております!」
なのか
「完全フォローだからスルーしようと思ったら間違って当たった」
という予想を立てたんだけど、どう?

722 :森崎名無しさん:2015/06/17(水) 23:45:19 ID:???
神子「――きめる!」←決まらない

そもそも「きめる!」って言って決めた例って、決まらなかった例より少ないと思うの

723 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/17(水) 23:59:41 ID:4Z7DOo0g
★神子→オーバーヘッドキック 58 ( クラブK )( 1 + 1 )=60★
★輝夜→たすけてえーりん! 61 ( ダイヤ3 )( 1 + 2 )+(バランス崩しペナ-2)+(えーりんがとめる!+3)=65★
≦−2→ルナティックスボールに。

永琳「(……姫は気丈にああ言っているけれど。姫の従者として、あの方の名誉を傷つけてはいけないわね!)」

ゴオオッ! ……グラッ。

神子「(――む。風、か……?)」

神子がシュートを撃ち放った直後にはもう、永琳は輝夜の助けに応じて飛んでいた。
そして、これまでの思わぬ苦行を恥じた永琳は、普段以上の全力を駆使してゴール前へと人知れず向かっていた。
そのせいか、神子は地上に着地する時、僅かな体勢の崩れを意識する。

神子「(失敗したか。着地時までに僅かに脚を捻り、緩やかなカーブを描かせるつもりだったのに)」

岬や小田、高杉などをはじめとする外界の選手のスカウト活動の中で、
神子は外の世界のサッカーに関する知識を得ていた。
そして、力によるごり押しでは無く、磨き上げられた技術に基づく技というものは神子の性に合っていた。
故に、今自身が放った『オーバーヘッドキック』は風の要員もあったが、イマイチな完成度である事は自覚していた。
……無論、追い詰められた永琳……いや、輝夜が、そんな相手の些細な綻びを見逃す訳が無い。

輝夜「……うぉぉぉぉぉっ、ヤバいけど……(えーりんが)……と め る !!」

バァァァァッ! ――ドゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ! バシッ。 ……ポロッ。

輝夜は全力で永琳に全てを委ねていた。何とかバランスを崩した身体を持ち上げ飛んだが、
自分ではどうしようも無い位置にまでシュートが来ていたからだ。
そして、無理だと分かった時の輝夜の潔さには凄い物がある。何故なら、彼女は永琳を信じ切っていたからだ。

724 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/18(木) 00:01:10 ID:CU23b7qI

輝夜「(永琳はどんなピンチでも私を救ってくれた。永琳が私の期待を裏切るワケがない。
もしもそんな事があったとしたら――それでも、私は永琳を信じ抜くんでしょうね。打算とか利害とか関係なく。
だって、それが本当に相手を信じる事なんだから。私は、……全てを投げ打って私に尽くしてくれる永琳を、信じたい)」

そんな輝夜の想いを知ってか知らずか、素直ながらも複雑怪奇な動きをするシュートの勢いを完全に削いだ後、
フィールドへと戻る際、永琳は輝夜に向かって短く耳打ちした。

永琳「――どうですか、姫様。私は貴女の信頼に足りていますか」

輝夜「足り過ぎ。……いつもありがとね、永琳」

輝夜は永琳よりもっと短く答えた。言葉など必要ないと思っていたからだ。
こうした素っ気なさも、信頼の証であると輝夜は考えていた。

725 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/18(木) 00:03:47 ID:CU23b7qI
実況「……と、止めた〜〜〜〜〜〜! 輝夜選手、何かの力を借りて神子選手のシュートをガッチリキャッチ!
前半終了を間際にして、失点はなんとか食い止めました!」

観客「ブウウウ「ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」ウウウウ!」
「何だーインチキだろー!」「カグヤ! カグヤ! カグヤ! カグヤ! カグヤ! カグヤ! ホウライ・カグヤ!!」
「というかファン共盛り上がり過ぎだろ」「カグーヤ王女バンザーイ!!」「シュート1本止めただけだし」

輝夜「(えーりんが)守ったぞォ!!!!」

鈴仙「ひ、姫様……!? ナイスセーブです!」

ウサギB「(途中良い話っぽく見えたけど。ああまで永琳様に投げっぱなしなのって、ホントに良いのかなぁ……)」

妹紅「それより早くボールを前に! まだ前には聖徳ホウリューズのフィールダーが沢山……!」

輝夜「全く、妹紅ったら。少しは喜ばせなさいよ。……まあでも、確かに喜ぶには、ボールはちょっと邪魔かもね。……それっ!」

グワァァァッ、バゴオオオオオオオオオオオオオオオッ!

輝夜「――さあ。今度は鈴仙、アンタの番だからねっ!」

実況「そして輝夜選手、小田選手や屠自古選手に詰め寄られる前にボールを前方へと送り返しました!
前半30分! ロスタイムを含めても残り5、6分程度しかないこの前半戦!
前半戦を有利に折り返すのは、果たしてどちらなのでしょうか〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!」

岬「……ハァ、ハァ、ハァ……!」

神子「(――少し出過ぎたか。布陣の維持による負荷が、岬君に掛かりすぎたようだ。
……今の勅は解くとして。ボールが落ちた位置によっては、また『別の』勅を出す準備をした方が良さそうか)」

タッ……!

726 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/18(木) 00:11:46 ID:CU23b7qI
前半終了間際のカウンターを決めるべく、永遠亭ルナティックスが走る。
虎の子の1点を守るべく、聖徳ホウリューズが統制のとれた動きを崩して戻る。
そんな中、輝夜が出したフィードをフォローした選手は――。

先着1名様で、

★ボールの行方→! card★

と書き込んでください。数値で分岐します。

JOKER→輝夜「……おめえの出番よ、ウサギB!!」ウサギB「わ、私ですか!?」
ダイヤ→聖徳ホウリューズのペナルティエリア手前で鈴仙がフォロー! 
ハート→中盤上がり目の位置で中山がフォロー!
スペード→中盤左サイドで石田がフォロー。しかしてゐがタックルに向かう!
クラブ→中盤右サイドで岬と永琳で競り合いに!

727 :森崎名無しさん:2015/06/18(木) 00:12:54 ID:???
★ボールの行方→ ハート2

728 :森崎名無しさん:2015/06/18(木) 00:13:08 ID:???
★ボールの行方→ ダイヤA

729 :森崎名無しさん:2015/06/18(木) 00:13:45 ID:???
456賽使いまくってたらピンゾロ賽にやられたな
これはいい再現(?)だ

730 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/18(木) 00:16:36 ID:CU23b7qI
――と、言ったところで今日の更新はここまでです。岬のガッツは既に300を切っています。
>>720
欲を言えば折角神子がヘタれた分、姫様にはデカイ目を出して欲しかったですねw
>>721
普通にミスった確率が高いですねw
>>722

731 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/18(木) 00:23:30 ID:???
すみません、途中で書き込んじゃいました(汗)
>>722
若林「――とめる!」←止まらない ……みたいな感じだと思います。
>>729
神子「ノーカン! ノーーーカン!」

……それでは、皆様、本日もお疲れ様でした。

732 :森崎名無しさん:2015/06/18(木) 15:56:45 ID:???
>岬のガッツは既に300を切っています。
例のスキル、ここまできつかったのか…。乙でした

      :   _____:
    :, -―` ̄::::::::::``ー- 、_:
  :/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::゙ミ、、:
  :i:::::::::::::::::::::::::;::::::ハ:::::::::::::::::::::',.:
  :|:::::::::::i./イィ:| |/:::::::ヽ;::ヾ,ヽ;ヽ;:: 
  :||. i、|. | . (◯),三、(◯) .iイリj:      くっ……ガッツが足りない!
  :|:::::iヽ「 ! "" ,rェェェ、  "" !Y!.:
  :)::: レ」    |,r-r-|  ,.'」: 
   :レルヽ、  `ニニ´  ,イ:
        :`.ー--一 :´

733 :森崎名無しさん:2015/06/18(木) 20:49:40 ID:???
姫様ファンワロタw

734 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/18(木) 22:36:38 ID:CU23b7qI
こんばんは、今日も更新します。
>>732
乙ありがとうございます。
トータルフットボールを無理やり再現してる事もあり、代償もそこそこ大きいです。
岬の場合、ジャンピングボレーを撃って消耗した事も大きいですね。
>>733
姫様のスタンド的な存在ですね。

735 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/18(木) 22:38:22 ID:CU23b7qI
★ボールの行方→ ハート2 ★
ハート→中盤上がり目の位置で中山がフォロー!


――パシッ。

中山「さあ、取ったぞ!」

タッ!

実況「ボールをフォローしたのは中山選手!
中盤のやや上がり目の位置から、ドリブルで大きく上がっていきます!」

神子「……皆の者、ここは勅を解く! そして……E番! 前へ上がれ!
(岬はもう少し使いたい。しかしボールは中山政男の手に。
ならば――前半中は避けたかったが、次なる『勅』を出すしかないか)」

石田「そこに……そこに松山が居るのか……?」

タッ……!

実況「そして中山選手には石田選手が向かいますが……岬選手は向かわない!
持ち場の右サイド際で息を整えているようです! これはどうしたのでしょうか!」

中山「(成程。聖徳ホウリューズが創り上げた『トータルフットボール』。
そのからくりの全容が漸く読めてきたぞ! だが、ここはひとまず……)――抜かせて貰うよ」

石田「……松山。俺のタックルを食らえ!」


タタッ、ズザアアアアアアアアアアアアアアアアッ!

736 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/18(木) 22:39:44 ID:CU23b7qI
先着2名様で、

★中山→ドリブル 53 (! card)(! dice + ! dice)=★
★石田→タックル 43 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

【攻撃側】−【守備側】
≧2→中山、ドリブル突破成功。しかし神子がその隙に……!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(鈴仙がフォロー)(てゐがフォロー)(岬がフォロー)
≦−2→聖徳ボールに。

【補足・補正・備考】
中山のマークがダイヤの時、「フローディアンフェイント(+5)」が発動します。
中山のマークがハートの時、「バニッシュドリブル(+4、吹飛3)」が発動します。
中山のマークがスペードの時、「消えるフェイント(+4)」が発動します。
中山はスキル・後天性ファンタジスタによりダイスの合計が2の時数値を10、3の時数値を9とします。

737 :森崎名無しさん:2015/06/18(木) 22:40:15 ID:???
★中山→ドリブル 53 ( スペードA )( 2 + 6 )=★

738 :森崎名無しさん:2015/06/18(木) 22:41:36 ID:???
★石田→タックル 43 ( クラブ7 )( 4 + 3 )=★

739 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/19(金) 00:13:17 ID:PKsp1INg
★中山→ドリブル 53 ( スペードA )( 2 + 6 )+(消えるフェイント+4)=65★
★石田→タックル 43 ( クラブ7 )( 4 + 3 )=50★
≧2→中山、ドリブル突破成功。しかし神子がその隙に……!

中山「――邪魔だっ!」

シュンッ!

石田「松山が……消えた……?」

実況「中山選手、大振りな動きにより石田選手の視覚を錯乱させ突破!
これはまさしく、中山選手が得意とする『消えるフェイント』です!!」

圧倒的な技巧で石田を一瞬にして抜き去った中山は、当然その結果に満足せず。
その代わりに、今回タックルに飛び出せなかった岬を一瞥してこう言い放った。

中山「――トータルフットボールを実現するには、フィールダー11人全てに途轍も無い運動量と
バランス良く高い能力が要求される。お前達の部下はそれらを何一つ兼ね備えていない。
しかし、現にトータルフットボールは存在している。何故か? 簡単だ。
聖徳ホウリューズにはその大穴を防ぐ為の何かを兼ね備えているからだ。
具体的には――十人の声を同時に聞き取るとされる稀代の政治家・豊聡耳神子。
周囲の悪意に敏感で、かつそのコントロールに長ける稀代の詐欺師・岬太郎。お前達二人の存在だろう。
お前達二人が分担して、選手の動きを全て管理していたんだ。……そりゃあ、通常の数倍は疲れるだろうさ」

岬「ご名答。……でも、僕はあの方ほど、有能じゃないよ」

岬は謙遜するように力無くそう吐き捨てた。それは真実だと中山は思った。

中山「……そうか。考えればお前とは積もる話もあるが……だが、そうしている暇もないか。
(……豊聡耳神子。あいつは俺がボールを持ってから石田のタックルを回避するまで、ピクリとも動いていない。
――よもや。『トータルフットボール』すらも、ただの目くらましだったという訳か……?)」

740 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/19(金) 00:14:31 ID:PKsp1INg
そして同時に中山は確信していた。
――今更真実を知ったところで、これから行われるであろう神子の新たなる作戦を防ぐには至らぬと。

神子「(……よし。――これだけ時間を稼げれば上出来だ!)……皆の者!」

ペナルティエリア付近へと向かう中山を尻目に、神子は余裕を持ってセンターサークル付近に立ち。
――彼女はこれまでどのチームにも見せていなかった、新たな勅を発した。


      神子「『餮(あじわいのむさぼり)を絶ち、欲(たからのほしみ)を棄(す)て』!」

          ホウリューズメンバー「「「「「  ハ ッ ! !  」」」」」



――ザッ、ザッ、ザッ……!

――ザッ、ザッ、ザッ……!

――ザッ、ザッ、ザッ……!

    ――スタタタタタタタタタタッ……!!

741 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/19(金) 00:16:51 ID:PKsp1INg
鈴仙「――え? い、今のは……何!? また新しい作戦!?」

中山よりも少し前方、聖徳ホウリューズのゴール前でボールを待っていた鈴仙は、神子の鶴の一声に素っ頓狂な声を上げる。

実況「あ……ああ〜〜〜!? こ……これは! これはどういう動きでしょうか!
神子選手がまた新たな号令を発したと思えば、聖徳ホウリューズの全選手が……!!」

佳歩「――えっ? 今までとは違う動き……?」

パスカル「聖徳ホウリューズのメンバーが、撤退している……? 即席のリトリートか?」

永琳「それにしては、やけに動きがキビキビしているわね。……元々、こうした動きも戦術として取り入れていたみたいに」

―――しかし、その動きを見て鈴仙と同じ感想を抱く者の方が多数派だった。
何故なら、これまで循環した円運動を繰り返していた神子の配下達は、あの号令一つで、
一挙になだれ打って、ゴール前へと流れ込んで来たからである。

輝夜「フ……フフフ……! どうやら敵さんも私が放つ圧倒的カリスマオーラに気圧されて、
攻撃するのを止めちゃったみたいね! 敵が勝手に私の家来になっていくわ!」

慧音「えっと……それは。あのベンチで旗代わりにポストを振ってるレナート君とかか?」

輝夜「ナチュラルにアレの話題に触れるのやめろォ!」

つかさ「――でも。普通だったら、あんなに早く守備の布陣には行けないと思います。
せめて、ラインアウトでもして軽く打ち合わせる時間があれば別かもしれませんが、
ああもノータイムで思いっきり秩序だって下がれるでしょうか……?」

妹紅「ちぇっ。本当に良く分からない連中だね。そんな作戦まであるなんて聞いて無いよ!」

ウサギB「一芸特化のフィールダーに、未だ謎多き控え選手。そして今のような隠し玉。
――聖徳ホウリューズには本当に、今までの私達の常識が通用しないチームですね……」

742 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/19(金) 00:18:08 ID:PKsp1INg
全選手が一同に守備へと向かっていく様子を、遠巻きに眺めていたルナティックスの守備陣は、
鈴仙やパスカル達以上に、その異様さをハッキリと認識していた。
これは単なる思い付きの作戦では無く、こうした局面を想定した戦術である事は明らかだった。

実況「中山選手がボールを持って、聖徳ホウリューズのゴール前に辿り着くまでに……!
オーソドックスな4−3−3だった布陣が、以下のように様変わりしてしまいました!!」

−−@−− @川上(セービング特化)
ECABJ E石田(パ) C高杉(ブ) A布都(守備万能) B大丸(ク) J岬
−−D−− D岸田(タ)
−−−−−
G−H−F G小田(スルー) H屠自古(シ) F本間(ド) 
−−I−− I神子
−−−−−
−−−−−
聖徳ホウリューズ:6−4−0
永遠亭ルナティックス:4−3−3
−−H−J H鈴仙 Jパスカル
F−−−− F佳歩
−−−−−
G−I−E Gてゐ I中山 E永琳
−−−−− 
−BDC− B妹紅 D慧音 CウサギB
−−A−− Aつかさ
−−@−− @輝夜


鈴仙「こ、こ……こんなのって、アリなの……!?」

佳歩「それに、こんなにDFが大挙してても、逆にパスコースが狭まって邪魔なんじゃ……?」

てゐ「ていうか、FWやMFが一瞬でここまで下がれるなんて。凄い脚の速さだねぇ……」

743 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/19(金) 00:19:12 ID:PKsp1INg
岬「(……当初は、彼らの運動量を高めて、今より負担の少ないトータルフットボールを目指していた。
だけど、彼らの才能が余りに足りなさ過ぎたから、今の作戦――僕や神子様が全選手を操作する方法――に切り替えた。
彼らの脚の速さは、運動量を高めようとしてた際の副産物なんだけど……。 ――ま、そこまで教えてあげる必要は無いかな?)」

神子「(我々は今一気に3〜40メートルの圏内に入った。この距離ならば、私も一人で負担なく全選手を操作できる。
……さあ、どう来るか、永遠亭ルナティックス。私の考えた第二条の布陣。お前達ならどう破って見せる?)」


鈴仙「ちょ……ちょっと。ちょっと状況を整理しましょ!」

先ほどのシュート失敗はどこへやら、不敵な笑みを称えながらゴール前に君臨する神子を尻目に、
鈴仙は一旦この激変した状況を整理するべく目を閉じた。

鈴仙「(――今は、中山さんがボールを持って前線――ゴールから30メートル地点へ上がった状態。
同時に前線には……私と佳歩と、パスカル君がシュートを撃てる位の位置まで上がって来ている。
てゐも中山さんと並んだ位置に居るから、パスが通れば『インビジブルデューパー』も撃てなくはないけど。
それでも、ここまでフィールダーが居るんじゃあ、数の暴力でタックルやらされてもおかしく無いわよね)」

鈴仙は慌てててゐや佳歩、そして中山の方を振り返る。そこには各選手2〜3名程度のマークが張り巡らされていた。

鈴仙「(――お師匠様は……うーん、守備に備えていたからか、ちょっと後方に居るみたいね。
これじゃあ、渡していきなりシュート! ……とかは難しそうだわ。ただ、その分マークは薄いみたい)」

永琳へのマークは薄い……とはいえ。
それは永琳がガチガチに固められた、聖徳ホウリューズの陣地へと辿り着いていないが為。
恐らくここでボールを渡したとしても、ゴール前の密集地帯の突破は避けられないだろう。

744 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/19(金) 00:23:55 ID:PKsp1INg
鈴仙「(……とはいえ。ここまで明確な穴熊戦法には、絶対に明確な穴がある筈よ!
今は前半31分。苦し紛れで固められた相手の鎧をはぎ取って、何としてでも同点に追いついてやらなくちゃね!
で。結局ここは……ここは、どうすれば良いのよぉ!? なんか、めちゃくちゃ選択肢がありそうな気がするんだけど……?)」

A:中山にこの位置から撃って貰う。
B:中山にドリブル突破で一対一を狙って貰う。
C:中山には『ピンポイントパス』でてゐにパスを通して貰い、『インビジブルデューパー』を目指す!

D:ショートパスを貰い、自分(鈴仙)が決める!(更に撃つシュートを選択)
E:センタリングを貰い、自分(鈴仙)が低い浮き球を処理する!(更にスルー、シュート、ポストプレイを選択)

F:佳歩にパスして貰い、佳歩に『ラビットテイル』で決めて貰う!
G:佳歩にパスして貰い、佳歩にドリブル突破からの一対一を狙って貰う!

H:パスカルにパスして貰い、パスカルに『バナナシュート』で決めて貰う!
I:パスカルにパスして貰い、パスカルにドリブル突破からの一対一を狙って貰う!

J:永琳にバックパスして貰い、永琳に右サイドをドリブルで抉って貰う!

K:暇そうなDF陣にオーバーラップして貰う!(更に上がって貰うDFを選択)
L:暇そうなDF陣にバックパス。パス回しで悠々と時間を稼ぐ!!

M:その他 自由選択枠

鈴仙のガッツ:930/970

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

745 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/19(金) 00:26:13 ID:PKsp1INg
――と、言ったところで今日の更新はここまでにしようと思います。
聖徳ホウリューズのガチガチ布陣について、普通に中山など能力の高い選手で突破するのもアリですが、
選択肢の一つ二つについては、明らかに今回の特殊な状況下で有利に働くモノもありますので、色々考えて下されば幸いです。

それでは、皆様、本日もお疲れ様でした。

746 :森崎名無しさん:2015/06/19(金) 00:31:12 ID:7dLnxV9s
H
乙なのです

747 :森崎名無しさん:2015/06/19(金) 06:21:29 ID:LAYy4g5k
A スピードに乗ったままシュートだ

748 :森崎名無しさん:2015/06/19(金) 08:03:21 ID:j8AuHDlo
K

749 :森崎名無しさん:2015/06/19(金) 08:30:24 ID:+tBMROwQ
G

750 :森崎名無しさん:2015/06/19(金) 08:33:41 ID:8s+sYUuM
K

751 :森崎名無しさん:2015/06/19(金) 09:32:35 ID:???
妹紅先生おねがいします

752 :森崎名無しさん:2015/06/19(金) 17:56:35 ID:???
乙です、ポストを振ってるってw

753 :森崎名無しさん:2015/06/19(金) 18:43:04 ID:???
シュートばかり練習しているDFがいるらしい

754 :森崎名無しさん:2015/06/19(金) 21:54:39 ID:???
決定力のありすぎるサイドバックだって現実に居たから・・・(目そらし

755 :森崎名無しさん:2015/06/19(金) 21:55:50 ID:???
めちゃくちゃ選択肢がありそう、とは書いてあるけど
リトリートが相手だからセオリーに沿えば実際はかなり削れるね

756 :森崎名無しさん:2015/06/19(金) 23:50:04 ID:???
いまさらだけど、神子のねじこみに中山さんが守備に入ってないって怖すぎですょ
その前の相手に攻めの選択を与えたのも怖い怖い。


757 :森崎名無しさん:2015/06/19(金) 23:57:32 ID:???
中山を守備に出やすくするためにアンカーに置いてパスカル下げたほうがいいのかもね
今の段階だとスリートップが失敗とは思わないけど交代選手出てきてMFが3人だと対処しづらく後手を踏みそう
来生日向松山のどのお面なのかはわからないけど

758 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/20(土) 00:47:39 ID:2eVm8rsE
こんばんは、遅くなりましたが今日も更新していきます。
>>746
乙ありがとうございます!
>>752
乙ありがとうございます。ポストはトモダチなのでどこもおかしくはありませんね。
>>756
私の頭の中では、中山さんはもうちょっと前にいるイメージでしたね。
(メタ的に、「どうせフォローに行けないんだから、カウンターに備えといた方が効率的」という考えもありました)

759 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/20(土) 00:50:44 ID:2eVm8rsE
K:暇そうなDF陣にオーバーラップして貰う!(更に上がって貰うDFを選択)

鈴仙「……そうだ。敵がここまで思いっきり引いてるって事は――!」

ガチガチに固められた前方に嫌気が差した鈴仙は、ふと思いついたように後ろを振り返る。
……当然の事ではあるが、後方はガランとしており、センターサークル以降には、
聖徳ホウリューズの選手は一名たりとも居ない。
残されたのは、妹紅や慧音をはじめとするルナティックスのDF陣。そしてGKの輝夜のみである。
その情景を見て、流石の鈴仙もひらめいた。

鈴仙「(ここまで誰も居ないんだったら。今ならたぶん、ノーリスクでDFやGKがオーバーラップできる!
例えば、妹紅に上がって貰って、フリーで『ネオフジヤマヴォルケイノ』を撃ってもらう事や、
ウサギBちゃんにこっそり上がって貰ってパスコースを増やして、低リスクで『インビジブルデューパー』に
繋げる事だって、もしかしたらできるかもしれない! ……これはむしろ、チャンスだったり……する?)」

敵陣を11人がかりで固められているからこそ、DFによる奇襲が際立つのではないか。
そう考えた鈴仙はもう一度目線を前に戻してから少しだけ考えて……具体的に、どう奇襲を行うかを考えた。
その結果、鈴仙が思いついた作戦は――。

A:妹紅に上がって貰い、フリーで『ネオフジヤマヴォルケイノ』を狙って貰うことにした。
B:ウサギBに上がって貰い、『インビジブルデューパー』を狙うための経由をお願いすることにした。
C:つかさに上がって貰い、彼女の底知れぬポテンシャルに期待することにした。
D:輝夜に上がって貰い、敵を挑発してもらうことにした。
E:月人の王女カグーヤにパワーボールを作らせ、慧音をハクタク化させることにした。
F:ええい! 折角だからA〜Eまで全部だ!
G:その他 自由選択枠

鈴仙のガッツ:930/970

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

760 :森崎名無しさん:2015/06/20(土) 00:55:06 ID:FNzQUhOk
B

>>その情景を見て、流石の鈴仙もひらめいた。
鈴仙「解せぬ」

761 :森崎名無しさん:2015/06/20(土) 00:55:26 ID:3YjKKxg6
B

762 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/20(土) 02:03:42 ID:2eVm8rsE
B:ウサギBに上がって貰い、『インビジブルデューパー』を狙うための経由をお願いすることにした。

鈴仙「(単純に考えたら、妹紅に上がって貰ってとりあえず一発撃ってもらうのが良さげだけど……。
それには、シュート圏内までオーバーラップをして貰う必要がある。
だけどそうしたら、聖徳ホウリューズも警戒してボールを奪いに来るでしょうし……)」

そう思って鈴仙は当初かぶりを振っていたが、ここで逆の発想に至る。

鈴仙「(……でも。逆に言えば、シュートを狙う訳でもないオーバーラップだったら、
あんまり警戒されない? 特にそれが、大した攻撃力も持っていないと思われている、無名の選手だったら……?)」

直接攻撃は有効だが目立ちやすい。
しかし、パスコースを広めることで、間接的に強敵との勝負を避ける方法もあるのではないか。
そう思いついた鈴仙は、おもむろに自陣の右サイド側を振り返り――。

鈴仙「……Bちゃん。Bちゃん! 上がって!」

ウサギB「――あれ。鈴仙さまのサインだ。え〜っと、上がって……?」

鈴仙「(Bちゃんに上がって貰う。その後、中山さんにバックパスを撃ってもらう。)
そして、神子を始めとして前方に出ている選手を極力掻い潜れるよう、ボールキープしつつ様子を見計らって、
最後に、ウサギBちゃんがてゐにパスを放つ! ……Bちゃんの能力にはやや不安があるけれど。
それでも、聖徳ホウリューズの一芸特化選手の苦手分野には負けはしない筈!)」

サッ、サッ……。

ウサギB「……と。次のサインだ。えっと……バックパスを受ける。左サイド側中央。ボールキープ。その後てゐ様へパス。……か。
(私の読みが正しかったら……鈴仙様、前半終了に1発、狙ってるみたいですね)」

鈴仙はウサギBに指示を出した。その意図については軽くサインで伝えるだけだったが、
頭の良いウサギBはそれだけで察してくれた。
ウサギBはその後、神子達が引いた頑丈な守備陣にも気圧されず、積極的に前に上がっていく。……そして。

763 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/20(土) 02:04:47 ID:2eVm8rsE
中山「(鈴仙さん。俺もあんたの作戦の意図はわかったよ。……協力しよう)――それっ!」

じり、じり……バシュウウウウッ!

実況「ああっと! これは永遠亭ルナティックス! ボールを後方へとバックパスだ〜〜!!
やはり如何に高い攻撃力を持つチームといえども、神子選手を中心とする理には敵わなかったのでしょうか!!」

バシッ。

ウサギB「(ボールが来た。ということは)…………! 行きます!」

――タッ!

実況「……ボールについては、先ほどからずっと左サイド上がり目の位置におりましたDFのウサギB選手!
ここは彼女がボールを拾った模様です! ルナティックス、ここは一旦試合を落ち着け……いや違う!?」

屠自古「……何だ。彼女、こっちに来るぞ!」

小田「……!」

ウサギB「――ちょっと、通りますよ!(――私という後方の力を活かすには、まず、
パス段階において最も有利な場所を確保する事! だったら……私だって、負けてられません!)」

実況「ウサギB選手、ドリブルだ〜〜! DFも使った巧みなボールキープで、
ルナティックスはどうやら攻撃チャンスの幅を広げていた模様です!
ですが、ここを止められては意味がない! 佳歩選手、ここは活躍できるでしょうか〜〜〜!?」

764 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/20(土) 02:10:09 ID:2eVm8rsE
ウサギB「(大丈夫。私の勝率はデータによれば80%以上。データが示す通り、私は勝つ……!)」

屠自古「(神子様! ……は、岬程でないにしても、消耗されている。ならば、ここは私たちが……!)
――通して堪るか。私には技術はないが、しかしそれでも意地だけは十分にあるつもりだぞ!!」

小田「(……………!)」

タッ……スウウッ。
――――ズザアアアアアアアアアアアアアッ!!


先着2名様で、

★ウサギB→ドリブル 48 (! card)(! dice + ! dice)=★
★小田→タックル 43 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
 屠自古→タックル 43 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→ウサギB、ボールキープ成功。次はてゐへのパスだ!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(永琳がフォロー)(本間がフォロー)(神子がフォロー)
≦−2→聖徳ボールに。
【補足・補正・備考】
特になし。

765 :森崎名無しさん:2015/06/20(土) 02:12:00 ID:???
★ウサギB→ドリブル 48 ( ダイヤ2 )( 5 + 1 )=★

766 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/20(土) 02:13:05 ID:???
……と、言ったところで短いですが今日の更新はここまでです。
明日は多めに更新したいなと思っています。
>>760
鈴仙は理屈とか理論立てて考えるのは結構得意そうですが、無から何かをひらめく事は苦手そうな気がしてます。
(結構色々奇行してたりもしますがw)いわゆる優等生的なイメージですね。

それでは、皆様、本日もお疲れさまでした。

767 :森崎名無しさん:2015/06/20(土) 02:13:52 ID:???
★小田→タックル 43 ( JOKER )( 6 + 3 )+(人数補正+1)=
 屠自古→タックル 43 ( スペード10 )( 1 + 6 )+(人数補正+1)=★


768 :森崎名無しさん:2015/06/20(土) 02:13:54 ID:???
★小田→タックル 43 ( ダイヤ8 )( 6 + 4 )+(人数補正+1)=
 屠自古→タックル 43 ( ダイヤK )( 5 + 2 )+(人数補正+1)=★

769 :森崎名無しさん:2015/06/20(土) 02:14:29 ID:???
★小田→タックル 43 ( ダイヤ2 )( 5 + 4 )+(人数補正+1)=
 屠自古→タックル 43 ( スペード4 )( 1 + 1 )+(人数補正+1)=★

770 :森崎名無しさん:2015/06/20(土) 02:23:51 ID:???
相変わらず相手の引きがすさまじい・・・格差をものともしない引きが多すぎる・・・
これは本当に流れが悪いわ、まじめに弱点つこうが流れで負けるかもしれん

さらに後半にはまためんどくさそうなこころとかがはいるんだしなぁ・・・

お面だとコンプリートフォームよりライナーフォームのほうがあってるかな?
シュートのトラオメン(日向)、ドリブルのバカオメン(天パ)
タックルのワシオメン(松山)のほかに
ブロックのエドモンドオメン(本田)、クリアのモコオメン(妹紅)とかいろいろありそう

771 :森崎名無しさん:2015/06/20(土) 03:44:36 ID:???
こんなでたらめな引きをされたら勝てる試合も勝てないな

772 :森崎名無しさん:2015/06/20(土) 05:51:09 ID:???
地獄だ、矢車の弟になりに行こう…

773 :森崎名無しさん:2015/06/20(土) 08:36:55 ID:???
乙です。矢車の元に行くなら小田も連れてかないとだった
小田「ヒャメロー」

774 :森崎名無しさん:2015/06/20(土) 21:41:48 ID:???
>E:月人の王女カグーヤにパワーボールを作らせ、慧音をハクタク化させることにした。
だからこれが正解だって言ったんだ(言ってません)

775 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/20(土) 23:07:24 ID:2eVm8rsE
★ウサギB→ドリブル 48 ( ダイヤ2 )( 5 + 1 )=54★
★小田→タックル 43 ( JOKER )( 6 + 3 )(JOKERよりダイヤ15)+(人数補正+1)=59
≦−2→聖徳ボールに。

新聞記者に憧れを持ち、高い情報収集能力とデータ分析能力を持つウサギB。
そんな彼女は勿論、この前方の小田の実力を前々から見計らっていた。
そして同時に、小田のタックル力については自身よりも格下である筈だと結論を出していた。

ウサギB「(――奇をてらった技は要らない。とにかく、基本に忠実に……!)」

しかし、ウサギBはそれでも小田を油断する事は無い。
データの分析と実際の選手のパフォーマンスとでは、しばしば誤差が生ずる事があるからだ。
データに頼りすぎる余り、逆に選手の本質を見誤り敗北するような。
ウサギBは、そんな小物っぽいデータ野郎では無かった。データに依存する事の危険性も、彼女は充分認識していた。
――が。
この時のウサギBはまだ未熟だった。彼女はまだ知らなかった。
データを知り、それに溺れぬと誓ったろうが何だろうが。
世の中には、そんなつまらぬ道理を吹き飛ばす何かが存在しているという事実を。

小田「…………! ………!」

ズザアアアアアアアアアアアアアアアアッ、シュパァァァッ、バシイイイッ!

ウサギB「――へ?」

――ウサギBのドリブルに対し、小田が何かの才能に目覚めたような視線を秘めてタックルに向かった。
これまでの小田のプレーと同一とはおよそ思えない、冴えわたったその技術を前に。
……ウサギBは、いともアッサリとボールを奪われてしまった。

776 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/20(土) 23:08:26 ID:2eVm8rsE
実況「ああ〜! 小田選手ここでファインプレイ! ウサギB選手のボールをアッサリとカットしてみせる!
どうやら奇襲を狙ったルナティックスでしたが、やはり名無し選手には荷が重かったか〜!?」

屠自古「(小田……やってくれたか。しかし、これもまた神子様の人選の妙なのだろうか。
『彼は大人しいが、日本代表メンバーに選ばれる器がある!』……と、豪語していたが)」

鈴仙「……え。う、うそぉおっ?!」

てゐ「――Bちゃんはこれでも、ヘタな名有りよか基礎力では優れてる筈なんだけどねぇ……」

ウサギB「そ、そんな……! 私のデータ……。ううん、データは悪く無い。油断していた訳でも……多分ない。
なのに、どうして、どうして……!? 理解不能、理解不能、理解不能……」

プシュ〜……

佳歩「ど、どうしよう!? 想定外過ぎる出来事にBちゃんが煙を吐いてるよっ!?」

本間「――へっ! お友達を心配するのも大事だけどな……小田!」

小田「……!」

バシュッ!

実況「おお〜っと! ここで聖徳ホウリューズの小田選手、右サイドの本間選手にパス!
どうやら、守勢に出る聖徳ホウリューズ! ここはどうやら、キープ力の高い選手にボールを預け、
時間を目いっぱい稼ぐつもりでしょうか〜〜!?」

本間「そうだ。その通りだ……この俺の、サイドアタックでな!」

タタタタッ!

777 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/20(土) 23:09:41 ID:2eVm8rsE
中山「くそっ!(ゴール前まで来ていた以上、俺は右サイドへタックルには行けない!
少し攻めッ気を持ちすぎたか……! ――しかし、右サイド側には……永琳さんが居る!)」

タタタッ……ピタッ。

永琳「貴方の狙いは何となく分かるわ。このまま右サイドを抉って、私達ルナティックスの陣地まで行く。
しかし、それ以上攻める事もせず、ひたすらコーナー付近で時間を稼ぎ、あわよくば利のあるスローインを狙う……でしょう?
……だけど。それだけは、許す訳にはいかないわね!」

タッ、ズザアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!

本間「ふん、その通りだ。だが、お前に俺のサイドアタックを破れるか!!」

シュタタタタッ!

実況「前に出て時間を稼ぎにかかる本間選手の前に、右サイドセンターライン付近にて、永琳選手が立ちはだかった〜!」

778 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/20(土) 23:10:43 ID:2eVm8rsE
先着2名様で、

★本間→ドリブル 53 (! card)(! dice + ! dice)+(サイドアタック+2)=★
★永琳→タックル 52 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→本間、ドリブル突破。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(聖徳のスローイン)(屠自古がフォロー)(パスカルがフォロー)
≦−2→ルナティックスボールに。
【補足・補正・備考】
本間のマークがダイヤ・ハートで「華麗なドリブル(+3)」が発動します。
永琳のマークがダイヤで「天文密葬法(+3、吹飛5)」が発動します。
永琳はスキル・蓬莱人により絶対に負傷しません。
永琳はスキル・月のファンタジスタによりダイスで2が出た場合、数値を12にします。

779 :森崎名無しさん:2015/06/20(土) 23:11:14 ID:???
★本間→ドリブル 53 ( ダイヤ10 )( 3 + 4 )+(サイドアタック+2)=★

780 :森崎名無しさん:2015/06/20(土) 23:11:23 ID:???
★本間→ドリブル 53 ( スペードA )( 3 + 2 )+(サイドアタック+2)=★

781 :森崎名無しさん:2015/06/20(土) 23:11:47 ID:???
★本間→ドリブル 53 ( スペード9 )( 6 + 3 )+(サイドアタック+2)=★

782 :森崎名無しさん:2015/06/20(土) 23:11:48 ID:???
★永琳→タックル 52 ( ハート6 )( 4 + 4 )+(人数補正+1)=★

783 :森崎名無しさん:2015/06/20(土) 23:11:53 ID:???
★永琳→タックル 52 ( ダイヤ6 )( 6 + 3 )+(人数補正+1)=★

784 :森崎名無しさん:2015/06/20(土) 23:13:16 ID:???
アカン

785 :森崎名無しさん:2015/06/20(土) 23:14:34 ID:???
やっぱり中山が前に出すぎて対処しづらい

786 :森崎名無しさん:2015/06/20(土) 23:16:24 ID:???
こいつら相手に3トップは柔軟性不足できつかったね

787 :森崎名無しさん:2015/06/20(土) 23:21:29 ID:???
このフォーメーションはサイドの突破在りきだからね。

788 :森崎名無しさん:2015/06/20(土) 23:24:09 ID:???
これがミスターホーリーホック(本間違い)

789 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/20(土) 23:28:19 ID:2eVm8rsE
>>773さん、おそばせながら乙ありがとうございます! 小田はせめてヒャメローくらいは喋って欲しいですね。
すみません、永琳に間違って人数補正を足していました(汗)結果にて修正しております。
★本間→ドリブル 53 ( ダイヤ10 )( 3 + 4 )+(サイドアタック+2)+(華麗なドリブル+3)=65★
★永琳→タックル 52 ( ハート6 )( 4 + 4 )=60★
≧2→本間、ドリブル突破。

本間「俺のサイドアタックは最強なんだ!」

バシュウウウウッ、ギュウウウッ、シュパパパパパパァァァァァ……!

永琳「!?(信じられない。この子……本当に人間? 前の地霊殿戦で見た矢車想のような。
人間なのに妖怪染みた、病的な気質を持っているような気がするわね……)」

実況「本間選手、信じられない動きであの永琳選手をも圧倒!
そしてそのまま彼は単身、ルナティックスの陣地へと切り込んで行きます!!
試合時間は前半33分! ロスタイムを含めても残り5分足らずとなったこの局面!
ルナティックスは同点に持ち込む事がかなり困難となっておりますが……!?」

鈴仙「(し、師匠まで負けちゃうなんて……! うーん。これはマズいわね……。
――試合時間を考えると、今ここで本間からボールを奪っておかないと、前半中に同点にするのはかなり困難そう。
だけど、だからと言って妹紅や慧音さんをタックルに突っ込ませて失敗したら、
これ隙よと言わんばかりに、本間がもう一度、姫様との一対一を狙ってくるかもしれない。
それを防ぐためにはこっちも戻っておく必要があるけれど……。そうなると、今度は1点を返す時間が無くなっちゃう。

……ここはちょっと重要な判断かも。
同点を狙って、ルナティックスの陣地まで単身ドリブルで切り込んだ本間に対し、DFの皆に今すぐタックルに行って貰うか。
同点を諦めて、私達全員が下がって本間の攻撃に盤石の体勢を築いておくか。
……それとも中間。中山さんや師匠を下がらせボールを刈り、そのまま縦ポンで私にまで持って来て貰うか。
これは一見良さげに見えるけど。――あの賢い神子が、『オフサイドトラップ』を仕掛けて来ない訳が無いでしょうね。
大体で、この3つくらいの選択肢が考えられるけど。 ――ここは、どうするのが正解かしら……?)」

790 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/20(土) 23:35:29 ID:2eVm8rsE
――折角の奇策も潰され、永琳も突破され、いよいよ追い込まれた感の永遠亭ルナティックス。
この重苦しい状況に気圧されそうになりながらも、鈴仙は必死にうんうん唸って考えて―――。

A:同点を狙い、速攻で妹紅と慧音には本間にタックルへと向かって貰う。
B:同点を諦め、MF・FW含めた全員で本間の一対一に備える。(※無判定で前半が終了します)
C:ワンチャンス狙い! MFを下がらせボール奪取の後、鈴仙まで縦ポンを上げて貰う。
D:その他 何か名案があればこちらでお願いします。

鈴仙のガッツ:930/970

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

791 :森崎名無しさん:2015/06/20(土) 23:36:36 ID:wLdgXlbk
C オフサイドにならないことを祈る

792 :森崎名無しさん:2015/06/20(土) 23:37:43 ID:ObK93Qpg
D 「ひとやすみひとやすみ」 へそで茶を沸かす

793 :森崎名無しさん:2015/06/20(土) 23:38:57 ID:wJ5vwgr+


794 :森崎名無しさん:2015/06/20(土) 23:42:13 ID:mxkxqHKc
C

795 :森崎名無しさん:2015/06/20(土) 23:48:58 ID:???
D 本間に神子の幻を見せて、そこ(中山の位置)にバックパスさせるw

796 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/21(日) 00:10:22 ID:mvW/tvXk
C:ワンチャンス狙い! MFを下がらせボール奪取の後、鈴仙まで縦ポンを上げて貰う。

鈴仙「……やるなら、これしかないわね」

狂気の瞳で本間を幻覚にあてさせる……等も考えたりはしたが、
流石にそこまでやってしまっても良いのだろうかと思いとどまった鈴仙は、
考慮の末に折衷案を取る事にした。

鈴仙「……師匠、中山さん! 下がってボールを取りに向かってください!」

永琳「……分かったわ。もう、そうするしか無いわね」

中山「了解だ!」

タッ!

実況「鈴仙選手の指示を受け、サイド際でのボールキープに終始する本間選手に対し、
まずは中山選手と永琳選手が下がってタックルに向かって行きました!
しかし試合はもう既にロスタイムに差し掛かろうとしている!
もしもここでボールを奪えなかったら、聖徳ホウリューズは最後に一対一を仕掛けて来る可能性も高い!
同点に追いつくか、2点差で前半を終えるか。どちらにしても苦しい展開ではありますが、
後者だけはなんとしても避けたいところ! さあ、一体どうなるか〜〜〜!!」

797 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/21(日) 00:11:54 ID:mvW/tvXk
本間「何度来ても同じだ。俺のサイドアタックは無敵なんだ。俺は……無敵なんだ!」

先着2名様で、

★本間→ドリブル 53 (! card)(! dice + ! dice)+(サイドアタック+2)=★
★永琳→タックル 52 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
 中山→タックル 54 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→本間、ボールキープ成功。そして……!?
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(聖徳のスローイン)(ルナティックスのスローイン)(つかさがフォロー)
≦−2→ルナティックスボールに。
【補足・補正・備考】
本間のマークがダイヤ・ハートで「華麗なドリブル(+3)」が発動します。
永琳のマークがダイヤで「天文密葬法(+3、吹飛5)」が発動します。
永琳はスキル・蓬莱人により絶対に負傷しません。
永琳はスキル・月のファンタジスタによりダイスで2が出た場合、数値を12にします。
中山のマークがダイヤで「アッシュタックル(+4)」が発動します。
中山のマークがハートで「バーニングタックル(+3、吹飛2)」が発動します。
中山はスキル・後天性ファンタジスタにより、ダイスが2の時数値を10、3の時9とします。

798 :森崎名無しさん:2015/06/21(日) 00:12:23 ID:???
★本間→ドリブル 53 ( クラブ6 )( 6 + 6 )+(サイドアタック+2)=★

799 :森崎名無しさん:2015/06/21(日) 00:12:43 ID:???
★永琳→タックル 52 ( クラブ8 )( 6 + 4 )+(人数補正+1)=
 中山→タックル 54 ( クラブJ )( 5 + 4 )+(人数補正+1)=★

800 :森崎名無しさん:2015/06/21(日) 00:12:46 ID:???
★本間→ドリブル 53 ( クラブ7 )( 1 + 4 )+(サイドアタック+2)=★

801 :森崎名無しさん:2015/06/21(日) 00:19:57 ID:???
なんだこいつら・・・

802 :森崎名無しさん:2015/06/21(日) 00:20:43 ID:???
ただのクラブ活動です

803 :森崎名無しさん:2015/06/21(日) 00:25:11 ID:???
本間「やっぱり俺の人生ライン際だったよ……」

804 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/21(日) 00:34:15 ID:mvW/tvXk
★本間→ドリブル 53 ( クラブ6 )( 6 + 6 )+(サイドアタック+2)=67★*反則!
★永琳→タックル 52 ( クラブ8 )( 6 + 4 )+(人数補正+1)=63*負傷無効!
 中山→タックル 54 ( クラブJ )( 5 + 4 )+(人数補正+1)=64★
≧2→本間、ボールキープ成功。そして……!? と思いきや本間の反則!

本間「サイドォ! サイドサイドサイドォ〜〜〜〜!!」

ダダダダッ、バビュンッ!

永琳「(!? 明らかに様子がおかしい。運動によるものとは別な興奮、過呼吸、顔の上気。
まさか……麻薬? ドーピング薬の副作用? いや、違う。これは――)……っ!?」

ドガァァァァァァッ、ズザアアアアアアアッ!
 ……ピピィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイッ!!

本間「しまった。サイドアタックに興奮しすぎて我を忘れてしまった! 俺の悪い癖だ……!」

永琳「……別に良いのよ(本間君を始めとする、聖徳ホウリューズの選手達の強さの秘密も気になるけれど。
何はともあれ。……今の一件は文字通り怪我の功名。もしも彼が平静を失っていなければ、
私達は今頃彼に突破されていたでしょうね。――恥ずかしいけれど、これで命拾いしたのは確かみたい)」

実況「ああ……っとぉ! 本間選手鬼気迫るドリブルでしたがここはホイッスル!
どうやら、永琳選手の足を同時に削ってしまったようです!
幸い永琳選手に負傷は無いようですが、ともすれば大けがもあり得た今のプレー!
流石に審判の裁定も、厳しくならざるを得ません! 今、審判が本間選手の元へと歩み寄り……!」

805 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/21(日) 00:36:01 ID:mvW/tvXk

先着1名様で、

★本間の運命→! card★

と書き込んでください。カードのマークや数値で結果が分岐します。

JOKER→フランス審判「(我々審判はいつでも公平だ)いや、今のは永琳選手の反則です!」
J〜K→お咎め無し
7〜10→厳重注意
2〜6→イエローカードが出た!
1→レッドカード!

806 :森崎名無しさん:2015/06/21(日) 00:36:48 ID:???
★本間の運命→ クラブ10

807 :森崎名無しさん:2015/06/21(日) 00:37:03 ID:???
★本間の運命→ クラブ5

808 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/21(日) 01:03:58 ID:mvW/tvXk
★本間の運命→ クラブ10 ★
7〜10→厳重注意

審判「……君。興奮する気持ちは分かるが、それで人を傷つけてはダメだ。
今回は幸い何事も無かったから良いものの、次も同じような事をしたら、カードと思いなさい」

本間「はい、すみません(くそっ、このままでは俺のサイドアタックが……!)」

実況「審判は本間選手を厳重注意! 幸いカードは出なかったようですが、ドリブラーである本間選手、
これで少しは切り込み辛くなってしまった〜! そして、ボールは反則を受けたルナティックスの元に渡ります」

観客「ブウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウ!」
「こらークソ審判ー!」「本間は悪く無いだろ!」「どうせ永琳の策略だよ! アイツをレッドにしてよ!」
「審判、ルナティックス贔屓じゃない?」「もしかして審判を買収してるとか……」「なんだと! だとしたら許せないな!」

永琳「……なんだか、この清々しいまでに敵さんよりの観客にも慣れて来たわね」

鈴仙「師匠、今は暢気に慣れてる場合じゃないですってば。この局面、どうしましょうか?」

永琳「――今の反則を受けての、私達のフリーキックの事ね。
キックの位置は……ルナティックス側のゴール前右サイド。まあ、流石に直接狙いは出来ないわね。
――別に、やりたきゃやってもいいけど。どうなっても知らないわよ?」

鈴仙「や、やりませんよ!」

そして鈴仙達ルナティックスは、前半ロスタイムで辛くも得たこのフリーキックをどう活かすかについて考える。
先ほどは相手の陣営中に縦ポンを仕掛けるという作戦だったが、反則で試合が止まった事もあり、
相手はますますしっかりとした守備の布陣を張って来ている。

809 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/21(日) 01:05:08 ID:mvW/tvXk
永琳「……さっきならいざ知らず。今だったら、敵のクリアやタックルを連続で掻い潜らないと、
シュートには行けないかもしれないわね。……とりわけ、敵に最も警戒されてるウドンゲだったら」

鈴仙「うーん……。でしたら、ここは佳歩やパスカル君にすべき、という事でしょうか?
それかもしくは、師匠か中山さんに上がって貰って、ロングボールを受けて貰うとか」

永琳「――普通の4バックとかならありでしょうけどね。
10人全員で守りに来てるチームに守備の穴を開けるのは、中々に難しいと思うわよ。
正面突破も――完全絶対に不可能では無いけれど、時間が無いから、一切のミスは許されないし。
まあ、それでもどうしても同点を狙いたければ、やるしか無いのだけれど」

鈴仙「……はい」

鈴仙は永琳と相談しながら次のフリーキックの具体的な方針を考えていた。
従来通り、鈴仙への縦ポンを飛ばすか。それとも比較的警戒の薄い佳歩やパスカルに渡すか。
もしくはあるいは、永琳や中山と言った、突破力に優れた選手に預け、正面突破を図るか。

鈴仙「(――正直、もうここまで来たらやれる事は少ないし。
やれる事にしても、それは『オフサイドトラップ』に引っかからない前提で考えなくっちゃいけない。
だから、もういっそ前半は諦めて、後半に希望を持つのもアリかもしれないけれど……)」

810 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/21(日) 01:13:25 ID:mvW/tvXk
――間違い無く、これが前半戦最後のチャンス。そして、ルナティックスは0−1という苦境にある。
故に、ここでの判断は出来る限りに正確なものにしていきたい。
永琳の意見を聞きながら、鈴仙はしっかりと考えて……。

A:「……攻めましょう。さっきの手筈通り縦ポンで、私に持って来て下さい」(鈴仙の高い競り合い:53、鈴仙のドリブル:52)
B:「……攻めましょう。しかし決めるのは佳歩です。佳歩がトラップをし、ドリブルで一対一を狙います」
C:「……攻めましょう。しかし決めるのはパスカル君です。パスカル君がトラップをし、ドリブルで一対一を狙います」
D:「……攻めましょう。しかし決めるのはお師匠様です。お師匠様がトラップをし、ドリブルで一対一を狙います」
E:「……突っ込みましょう。師匠、右サイドから聖徳ホウリューズの守備陣を抜いてください」
F:「……突っ込みましょう。中山さんに、中央真正面から聖徳ホウリューズの守備陣を抜いて貰います」
G:「……突っ込みましょう。成功確率は落ちますがてゐに、左サイドから聖徳ホウリューズの守備陣を抜いて貰います」
H:「……突っ込みましょう。敵のリトリートは変わらない。ですから妹紅に、可能な限り距離を詰めて貰い、シュートを撃たせます」
I:「……一旦退きましょう。今戦い続けるのは体力的にも良く無い。後半戦に、全力を注ぎましょう」
J:その他 自由選択枠

鈴仙のガッツ:950/970

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

811 :森崎名無しさん:2015/06/21(日) 01:14:29 ID:ppGGLens


812 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/21(日) 01:16:17 ID:mvW/tvXk
……と、言ったところで今日の更新はここまでです。
>>801-802
すごいクラブ率でしたね…w
>>803
もしもここでクラブじゃなかったら、ルナティックスが人生ライン際になってたかもですw

それでは、皆様、本日もお疲れ様でした。

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