キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【レイセンガ】鈴仙奮闘記29【タダシイヨ】

1 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/05/27(水) 00:27:49 ID:???
このスレは、キャプテン森崎のスピンアウト作品で、
東方Project(東方サッカー)とのクロスオーバー作品です。
内容は、東方永夜抄の5ボス、鈴仙・優曇華院・イナバがサッカーで師匠を超えるために努力する物語です。
他の森崎板でのスレと被っている要素や、それぞれの原作無視・原作崩壊を起こしている表現。
その他にも誤字脱字や稚拙な状況描写等が多数あるかと思いますが、お目こぼし頂ければ幸いです。

☆前スレ☆
【早苗】鈴仙奮闘記28【サッカー好きか?】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1428845712/
☆過去ログ・攻略ページ(キャプテン森崎まとめ@Wiki内)☆
http://www32.atwiki.jp/morosaki/pages/104.html

☆あらすじ☆
ある日突然幻想郷にやって来た外来人、アラン・パスカルと中山政男との出会いにより、
師匠、八意永琳に並ぶ選手になると決心した鈴仙・優曇華院・イナバ。

全幻想郷代表選抜大会で活躍し、代表メンバーの一員となる事を夢見てきた鈴仙はある日、
自身が『プロジェクト・カウンターハクレイ』のキャプテン候補に選ばれている事を知る。
それは霊夢や紫達幻想郷に敵対し、以て幻想郷の価値観を覆すという壮大な計画。
更に鈴仙は、全幻想郷代表の下部組織、『リアル・幻想・セブン』の一員として、
乱心した八雲紫と幻想郷を救って欲しいと紫の式・八雲藍から懇願された。

幻想郷を変える為に戦うか、幻想郷を守るために戦うか。そもそも、自分は何の為に戦うのか。
そう思い悩む鈴仙の心の隙を突く悪しき者もいた。
それは『プロジェクト・カウンターハクレイ』と『リアル・幻想・セブン』との争いに乗じ漁夫の利を狙う第三勢力。
聖徳ホウリューズの一員にして、『ハイパーカンピオーネ』計画の一翼を担う天性の詐欺師・岬太郎だった。

「鈴仙は永琳の途方も無いエネルギー蒐集計画遂行の為の道具である」
巧みな話術で彼は鈴仙を動揺させ、追い打ちとばかりに仲間への疑心をも植え付けた。
そんな中、決勝トーナメント第2回戦、永遠亭ルナティックスは聖徳ホウリューズと相対する。
野心溢れる政治家・豊聡耳神子を中心として集まった様々な悪意と戦術に、鈴仙達はどう立ち向かうのか。
そして鈴仙は疑心を振り払い、強い気持ちで仲間を信じる事ができるのだろうか――。

736 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/18(木) 22:39:44 ID:CU23b7qI
先着2名様で、

★中山→ドリブル 53 (! card)(! dice + ! dice)=★
★石田→タックル 43 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

【攻撃側】−【守備側】
≧2→中山、ドリブル突破成功。しかし神子がその隙に……!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(鈴仙がフォロー)(てゐがフォロー)(岬がフォロー)
≦−2→聖徳ボールに。

【補足・補正・備考】
中山のマークがダイヤの時、「フローディアンフェイント(+5)」が発動します。
中山のマークがハートの時、「バニッシュドリブル(+4、吹飛3)」が発動します。
中山のマークがスペードの時、「消えるフェイント(+4)」が発動します。
中山はスキル・後天性ファンタジスタによりダイスの合計が2の時数値を10、3の時数値を9とします。

737 :森崎名無しさん:2015/06/18(木) 22:40:15 ID:???
★中山→ドリブル 53 ( スペードA )( 2 + 6 )=★

738 :森崎名無しさん:2015/06/18(木) 22:41:36 ID:???
★石田→タックル 43 ( クラブ7 )( 4 + 3 )=★

739 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/19(金) 00:13:17 ID:PKsp1INg
★中山→ドリブル 53 ( スペードA )( 2 + 6 )+(消えるフェイント+4)=65★
★石田→タックル 43 ( クラブ7 )( 4 + 3 )=50★
≧2→中山、ドリブル突破成功。しかし神子がその隙に……!

中山「――邪魔だっ!」

シュンッ!

石田「松山が……消えた……?」

実況「中山選手、大振りな動きにより石田選手の視覚を錯乱させ突破!
これはまさしく、中山選手が得意とする『消えるフェイント』です!!」

圧倒的な技巧で石田を一瞬にして抜き去った中山は、当然その結果に満足せず。
その代わりに、今回タックルに飛び出せなかった岬を一瞥してこう言い放った。

中山「――トータルフットボールを実現するには、フィールダー11人全てに途轍も無い運動量と
バランス良く高い能力が要求される。お前達の部下はそれらを何一つ兼ね備えていない。
しかし、現にトータルフットボールは存在している。何故か? 簡単だ。
聖徳ホウリューズにはその大穴を防ぐ為の何かを兼ね備えているからだ。
具体的には――十人の声を同時に聞き取るとされる稀代の政治家・豊聡耳神子。
周囲の悪意に敏感で、かつそのコントロールに長ける稀代の詐欺師・岬太郎。お前達二人の存在だろう。
お前達二人が分担して、選手の動きを全て管理していたんだ。……そりゃあ、通常の数倍は疲れるだろうさ」

岬「ご名答。……でも、僕はあの方ほど、有能じゃないよ」

岬は謙遜するように力無くそう吐き捨てた。それは真実だと中山は思った。

中山「……そうか。考えればお前とは積もる話もあるが……だが、そうしている暇もないか。
(……豊聡耳神子。あいつは俺がボールを持ってから石田のタックルを回避するまで、ピクリとも動いていない。
――よもや。『トータルフットボール』すらも、ただの目くらましだったという訳か……?)」

740 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/19(金) 00:14:31 ID:PKsp1INg
そして同時に中山は確信していた。
――今更真実を知ったところで、これから行われるであろう神子の新たなる作戦を防ぐには至らぬと。

神子「(……よし。――これだけ時間を稼げれば上出来だ!)……皆の者!」

ペナルティエリア付近へと向かう中山を尻目に、神子は余裕を持ってセンターサークル付近に立ち。
――彼女はこれまでどのチームにも見せていなかった、新たな勅を発した。


      神子「『餮(あじわいのむさぼり)を絶ち、欲(たからのほしみ)を棄(す)て』!」

          ホウリューズメンバー「「「「「  ハ ッ ! !  」」」」」



――ザッ、ザッ、ザッ……!

――ザッ、ザッ、ザッ……!

――ザッ、ザッ、ザッ……!

    ――スタタタタタタタタタタッ……!!

741 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/19(金) 00:16:51 ID:PKsp1INg
鈴仙「――え? い、今のは……何!? また新しい作戦!?」

中山よりも少し前方、聖徳ホウリューズのゴール前でボールを待っていた鈴仙は、神子の鶴の一声に素っ頓狂な声を上げる。

実況「あ……ああ〜〜〜!? こ……これは! これはどういう動きでしょうか!
神子選手がまた新たな号令を発したと思えば、聖徳ホウリューズの全選手が……!!」

佳歩「――えっ? 今までとは違う動き……?」

パスカル「聖徳ホウリューズのメンバーが、撤退している……? 即席のリトリートか?」

永琳「それにしては、やけに動きがキビキビしているわね。……元々、こうした動きも戦術として取り入れていたみたいに」

―――しかし、その動きを見て鈴仙と同じ感想を抱く者の方が多数派だった。
何故なら、これまで循環した円運動を繰り返していた神子の配下達は、あの号令一つで、
一挙になだれ打って、ゴール前へと流れ込んで来たからである。

輝夜「フ……フフフ……! どうやら敵さんも私が放つ圧倒的カリスマオーラに気圧されて、
攻撃するのを止めちゃったみたいね! 敵が勝手に私の家来になっていくわ!」

慧音「えっと……それは。あのベンチで旗代わりにポストを振ってるレナート君とかか?」

輝夜「ナチュラルにアレの話題に触れるのやめろォ!」

つかさ「――でも。普通だったら、あんなに早く守備の布陣には行けないと思います。
せめて、ラインアウトでもして軽く打ち合わせる時間があれば別かもしれませんが、
ああもノータイムで思いっきり秩序だって下がれるでしょうか……?」

妹紅「ちぇっ。本当に良く分からない連中だね。そんな作戦まであるなんて聞いて無いよ!」

ウサギB「一芸特化のフィールダーに、未だ謎多き控え選手。そして今のような隠し玉。
――聖徳ホウリューズには本当に、今までの私達の常識が通用しないチームですね……」

742 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/19(金) 00:18:08 ID:PKsp1INg
全選手が一同に守備へと向かっていく様子を、遠巻きに眺めていたルナティックスの守備陣は、
鈴仙やパスカル達以上に、その異様さをハッキリと認識していた。
これは単なる思い付きの作戦では無く、こうした局面を想定した戦術である事は明らかだった。

実況「中山選手がボールを持って、聖徳ホウリューズのゴール前に辿り着くまでに……!
オーソドックスな4−3−3だった布陣が、以下のように様変わりしてしまいました!!」

−−@−− @川上(セービング特化)
ECABJ E石田(パ) C高杉(ブ) A布都(守備万能) B大丸(ク) J岬
−−D−− D岸田(タ)
−−−−−
G−H−F G小田(スルー) H屠自古(シ) F本間(ド) 
−−I−− I神子
−−−−−
−−−−−
聖徳ホウリューズ:6−4−0
永遠亭ルナティックス:4−3−3
−−H−J H鈴仙 Jパスカル
F−−−− F佳歩
−−−−−
G−I−E Gてゐ I中山 E永琳
−−−−− 
−BDC− B妹紅 D慧音 CウサギB
−−A−− Aつかさ
−−@−− @輝夜


鈴仙「こ、こ……こんなのって、アリなの……!?」

佳歩「それに、こんなにDFが大挙してても、逆にパスコースが狭まって邪魔なんじゃ……?」

てゐ「ていうか、FWやMFが一瞬でここまで下がれるなんて。凄い脚の速さだねぇ……」

743 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/19(金) 00:19:12 ID:PKsp1INg
岬「(……当初は、彼らの運動量を高めて、今より負担の少ないトータルフットボールを目指していた。
だけど、彼らの才能が余りに足りなさ過ぎたから、今の作戦――僕や神子様が全選手を操作する方法――に切り替えた。
彼らの脚の速さは、運動量を高めようとしてた際の副産物なんだけど……。 ――ま、そこまで教えてあげる必要は無いかな?)」

神子「(我々は今一気に3〜40メートルの圏内に入った。この距離ならば、私も一人で負担なく全選手を操作できる。
……さあ、どう来るか、永遠亭ルナティックス。私の考えた第二条の布陣。お前達ならどう破って見せる?)」


鈴仙「ちょ……ちょっと。ちょっと状況を整理しましょ!」

先ほどのシュート失敗はどこへやら、不敵な笑みを称えながらゴール前に君臨する神子を尻目に、
鈴仙は一旦この激変した状況を整理するべく目を閉じた。

鈴仙「(――今は、中山さんがボールを持って前線――ゴールから30メートル地点へ上がった状態。
同時に前線には……私と佳歩と、パスカル君がシュートを撃てる位の位置まで上がって来ている。
てゐも中山さんと並んだ位置に居るから、パスが通れば『インビジブルデューパー』も撃てなくはないけど。
それでも、ここまでフィールダーが居るんじゃあ、数の暴力でタックルやらされてもおかしく無いわよね)」

鈴仙は慌てててゐや佳歩、そして中山の方を振り返る。そこには各選手2〜3名程度のマークが張り巡らされていた。

鈴仙「(――お師匠様は……うーん、守備に備えていたからか、ちょっと後方に居るみたいね。
これじゃあ、渡していきなりシュート! ……とかは難しそうだわ。ただ、その分マークは薄いみたい)」

永琳へのマークは薄い……とはいえ。
それは永琳がガチガチに固められた、聖徳ホウリューズの陣地へと辿り着いていないが為。
恐らくここでボールを渡したとしても、ゴール前の密集地帯の突破は避けられないだろう。

744 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/19(金) 00:23:55 ID:PKsp1INg
鈴仙「(……とはいえ。ここまで明確な穴熊戦法には、絶対に明確な穴がある筈よ!
今は前半31分。苦し紛れで固められた相手の鎧をはぎ取って、何としてでも同点に追いついてやらなくちゃね!
で。結局ここは……ここは、どうすれば良いのよぉ!? なんか、めちゃくちゃ選択肢がありそうな気がするんだけど……?)」

A:中山にこの位置から撃って貰う。
B:中山にドリブル突破で一対一を狙って貰う。
C:中山には『ピンポイントパス』でてゐにパスを通して貰い、『インビジブルデューパー』を目指す!

D:ショートパスを貰い、自分(鈴仙)が決める!(更に撃つシュートを選択)
E:センタリングを貰い、自分(鈴仙)が低い浮き球を処理する!(更にスルー、シュート、ポストプレイを選択)

F:佳歩にパスして貰い、佳歩に『ラビットテイル』で決めて貰う!
G:佳歩にパスして貰い、佳歩にドリブル突破からの一対一を狙って貰う!

H:パスカルにパスして貰い、パスカルに『バナナシュート』で決めて貰う!
I:パスカルにパスして貰い、パスカルにドリブル突破からの一対一を狙って貰う!

J:永琳にバックパスして貰い、永琳に右サイドをドリブルで抉って貰う!

K:暇そうなDF陣にオーバーラップして貰う!(更に上がって貰うDFを選択)
L:暇そうなDF陣にバックパス。パス回しで悠々と時間を稼ぐ!!

M:その他 自由選択枠

鈴仙のガッツ:930/970

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

745 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/19(金) 00:26:13 ID:PKsp1INg
――と、言ったところで今日の更新はここまでにしようと思います。
聖徳ホウリューズのガチガチ布陣について、普通に中山など能力の高い選手で突破するのもアリですが、
選択肢の一つ二つについては、明らかに今回の特殊な状況下で有利に働くモノもありますので、色々考えて下されば幸いです。

それでは、皆様、本日もお疲れ様でした。

746 :森崎名無しさん:2015/06/19(金) 00:31:12 ID:7dLnxV9s
H
乙なのです

747 :森崎名無しさん:2015/06/19(金) 06:21:29 ID:LAYy4g5k
A スピードに乗ったままシュートだ

748 :森崎名無しさん:2015/06/19(金) 08:03:21 ID:j8AuHDlo
K

749 :森崎名無しさん:2015/06/19(金) 08:30:24 ID:+tBMROwQ
G

750 :森崎名無しさん:2015/06/19(金) 08:33:41 ID:8s+sYUuM
K

751 :森崎名無しさん:2015/06/19(金) 09:32:35 ID:???
妹紅先生おねがいします

752 :森崎名無しさん:2015/06/19(金) 17:56:35 ID:???
乙です、ポストを振ってるってw

753 :森崎名無しさん:2015/06/19(金) 18:43:04 ID:???
シュートばかり練習しているDFがいるらしい

754 :森崎名無しさん:2015/06/19(金) 21:54:39 ID:???
決定力のありすぎるサイドバックだって現実に居たから・・・(目そらし

755 :森崎名無しさん:2015/06/19(金) 21:55:50 ID:???
めちゃくちゃ選択肢がありそう、とは書いてあるけど
リトリートが相手だからセオリーに沿えば実際はかなり削れるね

756 :森崎名無しさん:2015/06/19(金) 23:50:04 ID:???
いまさらだけど、神子のねじこみに中山さんが守備に入ってないって怖すぎですょ
その前の相手に攻めの選択を与えたのも怖い怖い。


757 :森崎名無しさん:2015/06/19(金) 23:57:32 ID:???
中山を守備に出やすくするためにアンカーに置いてパスカル下げたほうがいいのかもね
今の段階だとスリートップが失敗とは思わないけど交代選手出てきてMFが3人だと対処しづらく後手を踏みそう
来生日向松山のどのお面なのかはわからないけど

758 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/20(土) 00:47:39 ID:2eVm8rsE
こんばんは、遅くなりましたが今日も更新していきます。
>>746
乙ありがとうございます!
>>752
乙ありがとうございます。ポストはトモダチなのでどこもおかしくはありませんね。
>>756
私の頭の中では、中山さんはもうちょっと前にいるイメージでしたね。
(メタ的に、「どうせフォローに行けないんだから、カウンターに備えといた方が効率的」という考えもありました)

759 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/20(土) 00:50:44 ID:2eVm8rsE
K:暇そうなDF陣にオーバーラップして貰う!(更に上がって貰うDFを選択)

鈴仙「……そうだ。敵がここまで思いっきり引いてるって事は――!」

ガチガチに固められた前方に嫌気が差した鈴仙は、ふと思いついたように後ろを振り返る。
……当然の事ではあるが、後方はガランとしており、センターサークル以降には、
聖徳ホウリューズの選手は一名たりとも居ない。
残されたのは、妹紅や慧音をはじめとするルナティックスのDF陣。そしてGKの輝夜のみである。
その情景を見て、流石の鈴仙もひらめいた。

鈴仙「(ここまで誰も居ないんだったら。今ならたぶん、ノーリスクでDFやGKがオーバーラップできる!
例えば、妹紅に上がって貰って、フリーで『ネオフジヤマヴォルケイノ』を撃ってもらう事や、
ウサギBちゃんにこっそり上がって貰ってパスコースを増やして、低リスクで『インビジブルデューパー』に
繋げる事だって、もしかしたらできるかもしれない! ……これはむしろ、チャンスだったり……する?)」

敵陣を11人がかりで固められているからこそ、DFによる奇襲が際立つのではないか。
そう考えた鈴仙はもう一度目線を前に戻してから少しだけ考えて……具体的に、どう奇襲を行うかを考えた。
その結果、鈴仙が思いついた作戦は――。

A:妹紅に上がって貰い、フリーで『ネオフジヤマヴォルケイノ』を狙って貰うことにした。
B:ウサギBに上がって貰い、『インビジブルデューパー』を狙うための経由をお願いすることにした。
C:つかさに上がって貰い、彼女の底知れぬポテンシャルに期待することにした。
D:輝夜に上がって貰い、敵を挑発してもらうことにした。
E:月人の王女カグーヤにパワーボールを作らせ、慧音をハクタク化させることにした。
F:ええい! 折角だからA〜Eまで全部だ!
G:その他 自由選択枠

鈴仙のガッツ:930/970

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

760 :森崎名無しさん:2015/06/20(土) 00:55:06 ID:FNzQUhOk
B

>>その情景を見て、流石の鈴仙もひらめいた。
鈴仙「解せぬ」

761 :森崎名無しさん:2015/06/20(土) 00:55:26 ID:3YjKKxg6
B

762 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/20(土) 02:03:42 ID:2eVm8rsE
B:ウサギBに上がって貰い、『インビジブルデューパー』を狙うための経由をお願いすることにした。

鈴仙「(単純に考えたら、妹紅に上がって貰ってとりあえず一発撃ってもらうのが良さげだけど……。
それには、シュート圏内までオーバーラップをして貰う必要がある。
だけどそうしたら、聖徳ホウリューズも警戒してボールを奪いに来るでしょうし……)」

そう思って鈴仙は当初かぶりを振っていたが、ここで逆の発想に至る。

鈴仙「(……でも。逆に言えば、シュートを狙う訳でもないオーバーラップだったら、
あんまり警戒されない? 特にそれが、大した攻撃力も持っていないと思われている、無名の選手だったら……?)」

直接攻撃は有効だが目立ちやすい。
しかし、パスコースを広めることで、間接的に強敵との勝負を避ける方法もあるのではないか。
そう思いついた鈴仙は、おもむろに自陣の右サイド側を振り返り――。

鈴仙「……Bちゃん。Bちゃん! 上がって!」

ウサギB「――あれ。鈴仙さまのサインだ。え〜っと、上がって……?」

鈴仙「(Bちゃんに上がって貰う。その後、中山さんにバックパスを撃ってもらう。)
そして、神子を始めとして前方に出ている選手を極力掻い潜れるよう、ボールキープしつつ様子を見計らって、
最後に、ウサギBちゃんがてゐにパスを放つ! ……Bちゃんの能力にはやや不安があるけれど。
それでも、聖徳ホウリューズの一芸特化選手の苦手分野には負けはしない筈!)」

サッ、サッ……。

ウサギB「……と。次のサインだ。えっと……バックパスを受ける。左サイド側中央。ボールキープ。その後てゐ様へパス。……か。
(私の読みが正しかったら……鈴仙様、前半終了に1発、狙ってるみたいですね)」

鈴仙はウサギBに指示を出した。その意図については軽くサインで伝えるだけだったが、
頭の良いウサギBはそれだけで察してくれた。
ウサギBはその後、神子達が引いた頑丈な守備陣にも気圧されず、積極的に前に上がっていく。……そして。

763 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/20(土) 02:04:47 ID:2eVm8rsE
中山「(鈴仙さん。俺もあんたの作戦の意図はわかったよ。……協力しよう)――それっ!」

じり、じり……バシュウウウウッ!

実況「ああっと! これは永遠亭ルナティックス! ボールを後方へとバックパスだ〜〜!!
やはり如何に高い攻撃力を持つチームといえども、神子選手を中心とする理には敵わなかったのでしょうか!!」

バシッ。

ウサギB「(ボールが来た。ということは)…………! 行きます!」

――タッ!

実況「……ボールについては、先ほどからずっと左サイド上がり目の位置におりましたDFのウサギB選手!
ここは彼女がボールを拾った模様です! ルナティックス、ここは一旦試合を落ち着け……いや違う!?」

屠自古「……何だ。彼女、こっちに来るぞ!」

小田「……!」

ウサギB「――ちょっと、通りますよ!(――私という後方の力を活かすには、まず、
パス段階において最も有利な場所を確保する事! だったら……私だって、負けてられません!)」

実況「ウサギB選手、ドリブルだ〜〜! DFも使った巧みなボールキープで、
ルナティックスはどうやら攻撃チャンスの幅を広げていた模様です!
ですが、ここを止められては意味がない! 佳歩選手、ここは活躍できるでしょうか〜〜〜!?」

764 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/20(土) 02:10:09 ID:2eVm8rsE
ウサギB「(大丈夫。私の勝率はデータによれば80%以上。データが示す通り、私は勝つ……!)」

屠自古「(神子様! ……は、岬程でないにしても、消耗されている。ならば、ここは私たちが……!)
――通して堪るか。私には技術はないが、しかしそれでも意地だけは十分にあるつもりだぞ!!」

小田「(……………!)」

タッ……スウウッ。
――――ズザアアアアアアアアアアアアアッ!!


先着2名様で、

★ウサギB→ドリブル 48 (! card)(! dice + ! dice)=★
★小田→タックル 43 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
 屠自古→タックル 43 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→ウサギB、ボールキープ成功。次はてゐへのパスだ!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(永琳がフォロー)(本間がフォロー)(神子がフォロー)
≦−2→聖徳ボールに。
【補足・補正・備考】
特になし。

765 :森崎名無しさん:2015/06/20(土) 02:12:00 ID:???
★ウサギB→ドリブル 48 ( ダイヤ2 )( 5 + 1 )=★

766 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/20(土) 02:13:05 ID:???
……と、言ったところで短いですが今日の更新はここまでです。
明日は多めに更新したいなと思っています。
>>760
鈴仙は理屈とか理論立てて考えるのは結構得意そうですが、無から何かをひらめく事は苦手そうな気がしてます。
(結構色々奇行してたりもしますがw)いわゆる優等生的なイメージですね。

それでは、皆様、本日もお疲れさまでした。

767 :森崎名無しさん:2015/06/20(土) 02:13:52 ID:???
★小田→タックル 43 ( JOKER )( 6 + 3 )+(人数補正+1)=
 屠自古→タックル 43 ( スペード10 )( 1 + 6 )+(人数補正+1)=★


768 :森崎名無しさん:2015/06/20(土) 02:13:54 ID:???
★小田→タックル 43 ( ダイヤ8 )( 6 + 4 )+(人数補正+1)=
 屠自古→タックル 43 ( ダイヤK )( 5 + 2 )+(人数補正+1)=★

769 :森崎名無しさん:2015/06/20(土) 02:14:29 ID:???
★小田→タックル 43 ( ダイヤ2 )( 5 + 4 )+(人数補正+1)=
 屠自古→タックル 43 ( スペード4 )( 1 + 1 )+(人数補正+1)=★

770 :森崎名無しさん:2015/06/20(土) 02:23:51 ID:???
相変わらず相手の引きがすさまじい・・・格差をものともしない引きが多すぎる・・・
これは本当に流れが悪いわ、まじめに弱点つこうが流れで負けるかもしれん

さらに後半にはまためんどくさそうなこころとかがはいるんだしなぁ・・・

お面だとコンプリートフォームよりライナーフォームのほうがあってるかな?
シュートのトラオメン(日向)、ドリブルのバカオメン(天パ)
タックルのワシオメン(松山)のほかに
ブロックのエドモンドオメン(本田)、クリアのモコオメン(妹紅)とかいろいろありそう

771 :森崎名無しさん:2015/06/20(土) 03:44:36 ID:???
こんなでたらめな引きをされたら勝てる試合も勝てないな

772 :森崎名無しさん:2015/06/20(土) 05:51:09 ID:???
地獄だ、矢車の弟になりに行こう…

773 :森崎名無しさん:2015/06/20(土) 08:36:55 ID:???
乙です。矢車の元に行くなら小田も連れてかないとだった
小田「ヒャメロー」

774 :森崎名無しさん:2015/06/20(土) 21:41:48 ID:???
>E:月人の王女カグーヤにパワーボールを作らせ、慧音をハクタク化させることにした。
だからこれが正解だって言ったんだ(言ってません)

775 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/20(土) 23:07:24 ID:2eVm8rsE
★ウサギB→ドリブル 48 ( ダイヤ2 )( 5 + 1 )=54★
★小田→タックル 43 ( JOKER )( 6 + 3 )(JOKERよりダイヤ15)+(人数補正+1)=59
≦−2→聖徳ボールに。

新聞記者に憧れを持ち、高い情報収集能力とデータ分析能力を持つウサギB。
そんな彼女は勿論、この前方の小田の実力を前々から見計らっていた。
そして同時に、小田のタックル力については自身よりも格下である筈だと結論を出していた。

ウサギB「(――奇をてらった技は要らない。とにかく、基本に忠実に……!)」

しかし、ウサギBはそれでも小田を油断する事は無い。
データの分析と実際の選手のパフォーマンスとでは、しばしば誤差が生ずる事があるからだ。
データに頼りすぎる余り、逆に選手の本質を見誤り敗北するような。
ウサギBは、そんな小物っぽいデータ野郎では無かった。データに依存する事の危険性も、彼女は充分認識していた。
――が。
この時のウサギBはまだ未熟だった。彼女はまだ知らなかった。
データを知り、それに溺れぬと誓ったろうが何だろうが。
世の中には、そんなつまらぬ道理を吹き飛ばす何かが存在しているという事実を。

小田「…………! ………!」

ズザアアアアアアアアアアアアアアアアッ、シュパァァァッ、バシイイイッ!

ウサギB「――へ?」

――ウサギBのドリブルに対し、小田が何かの才能に目覚めたような視線を秘めてタックルに向かった。
これまでの小田のプレーと同一とはおよそ思えない、冴えわたったその技術を前に。
……ウサギBは、いともアッサリとボールを奪われてしまった。

776 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/20(土) 23:08:26 ID:2eVm8rsE
実況「ああ〜! 小田選手ここでファインプレイ! ウサギB選手のボールをアッサリとカットしてみせる!
どうやら奇襲を狙ったルナティックスでしたが、やはり名無し選手には荷が重かったか〜!?」

屠自古「(小田……やってくれたか。しかし、これもまた神子様の人選の妙なのだろうか。
『彼は大人しいが、日本代表メンバーに選ばれる器がある!』……と、豪語していたが)」

鈴仙「……え。う、うそぉおっ?!」

てゐ「――Bちゃんはこれでも、ヘタな名有りよか基礎力では優れてる筈なんだけどねぇ……」

ウサギB「そ、そんな……! 私のデータ……。ううん、データは悪く無い。油断していた訳でも……多分ない。
なのに、どうして、どうして……!? 理解不能、理解不能、理解不能……」

プシュ〜……

佳歩「ど、どうしよう!? 想定外過ぎる出来事にBちゃんが煙を吐いてるよっ!?」

本間「――へっ! お友達を心配するのも大事だけどな……小田!」

小田「……!」

バシュッ!

実況「おお〜っと! ここで聖徳ホウリューズの小田選手、右サイドの本間選手にパス!
どうやら、守勢に出る聖徳ホウリューズ! ここはどうやら、キープ力の高い選手にボールを預け、
時間を目いっぱい稼ぐつもりでしょうか〜〜!?」

本間「そうだ。その通りだ……この俺の、サイドアタックでな!」

タタタタッ!

777 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/20(土) 23:09:41 ID:2eVm8rsE
中山「くそっ!(ゴール前まで来ていた以上、俺は右サイドへタックルには行けない!
少し攻めッ気を持ちすぎたか……! ――しかし、右サイド側には……永琳さんが居る!)」

タタタッ……ピタッ。

永琳「貴方の狙いは何となく分かるわ。このまま右サイドを抉って、私達ルナティックスの陣地まで行く。
しかし、それ以上攻める事もせず、ひたすらコーナー付近で時間を稼ぎ、あわよくば利のあるスローインを狙う……でしょう?
……だけど。それだけは、許す訳にはいかないわね!」

タッ、ズザアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!

本間「ふん、その通りだ。だが、お前に俺のサイドアタックを破れるか!!」

シュタタタタッ!

実況「前に出て時間を稼ぎにかかる本間選手の前に、右サイドセンターライン付近にて、永琳選手が立ちはだかった〜!」

778 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/20(土) 23:10:43 ID:2eVm8rsE
先着2名様で、

★本間→ドリブル 53 (! card)(! dice + ! dice)+(サイドアタック+2)=★
★永琳→タックル 52 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→本間、ドリブル突破。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(聖徳のスローイン)(屠自古がフォロー)(パスカルがフォロー)
≦−2→ルナティックスボールに。
【補足・補正・備考】
本間のマークがダイヤ・ハートで「華麗なドリブル(+3)」が発動します。
永琳のマークがダイヤで「天文密葬法(+3、吹飛5)」が発動します。
永琳はスキル・蓬莱人により絶対に負傷しません。
永琳はスキル・月のファンタジスタによりダイスで2が出た場合、数値を12にします。

779 :森崎名無しさん:2015/06/20(土) 23:11:14 ID:???
★本間→ドリブル 53 ( ダイヤ10 )( 3 + 4 )+(サイドアタック+2)=★

780 :森崎名無しさん:2015/06/20(土) 23:11:23 ID:???
★本間→ドリブル 53 ( スペードA )( 3 + 2 )+(サイドアタック+2)=★

781 :森崎名無しさん:2015/06/20(土) 23:11:47 ID:???
★本間→ドリブル 53 ( スペード9 )( 6 + 3 )+(サイドアタック+2)=★

782 :森崎名無しさん:2015/06/20(土) 23:11:48 ID:???
★永琳→タックル 52 ( ハート6 )( 4 + 4 )+(人数補正+1)=★

783 :森崎名無しさん:2015/06/20(土) 23:11:53 ID:???
★永琳→タックル 52 ( ダイヤ6 )( 6 + 3 )+(人数補正+1)=★

784 :森崎名無しさん:2015/06/20(土) 23:13:16 ID:???
アカン

785 :森崎名無しさん:2015/06/20(土) 23:14:34 ID:???
やっぱり中山が前に出すぎて対処しづらい

786 :森崎名無しさん:2015/06/20(土) 23:16:24 ID:???
こいつら相手に3トップは柔軟性不足できつかったね

787 :森崎名無しさん:2015/06/20(土) 23:21:29 ID:???
このフォーメーションはサイドの突破在りきだからね。

788 :森崎名無しさん:2015/06/20(土) 23:24:09 ID:???
これがミスターホーリーホック(本間違い)

789 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/20(土) 23:28:19 ID:2eVm8rsE
>>773さん、おそばせながら乙ありがとうございます! 小田はせめてヒャメローくらいは喋って欲しいですね。
すみません、永琳に間違って人数補正を足していました(汗)結果にて修正しております。
★本間→ドリブル 53 ( ダイヤ10 )( 3 + 4 )+(サイドアタック+2)+(華麗なドリブル+3)=65★
★永琳→タックル 52 ( ハート6 )( 4 + 4 )=60★
≧2→本間、ドリブル突破。

本間「俺のサイドアタックは最強なんだ!」

バシュウウウウッ、ギュウウウッ、シュパパパパパパァァァァァ……!

永琳「!?(信じられない。この子……本当に人間? 前の地霊殿戦で見た矢車想のような。
人間なのに妖怪染みた、病的な気質を持っているような気がするわね……)」

実況「本間選手、信じられない動きであの永琳選手をも圧倒!
そしてそのまま彼は単身、ルナティックスの陣地へと切り込んで行きます!!
試合時間は前半33分! ロスタイムを含めても残り5分足らずとなったこの局面!
ルナティックスは同点に持ち込む事がかなり困難となっておりますが……!?」

鈴仙「(し、師匠まで負けちゃうなんて……! うーん。これはマズいわね……。
――試合時間を考えると、今ここで本間からボールを奪っておかないと、前半中に同点にするのはかなり困難そう。
だけど、だからと言って妹紅や慧音さんをタックルに突っ込ませて失敗したら、
これ隙よと言わんばかりに、本間がもう一度、姫様との一対一を狙ってくるかもしれない。
それを防ぐためにはこっちも戻っておく必要があるけれど……。そうなると、今度は1点を返す時間が無くなっちゃう。

……ここはちょっと重要な判断かも。
同点を狙って、ルナティックスの陣地まで単身ドリブルで切り込んだ本間に対し、DFの皆に今すぐタックルに行って貰うか。
同点を諦めて、私達全員が下がって本間の攻撃に盤石の体勢を築いておくか。
……それとも中間。中山さんや師匠を下がらせボールを刈り、そのまま縦ポンで私にまで持って来て貰うか。
これは一見良さげに見えるけど。――あの賢い神子が、『オフサイドトラップ』を仕掛けて来ない訳が無いでしょうね。
大体で、この3つくらいの選択肢が考えられるけど。 ――ここは、どうするのが正解かしら……?)」

790 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/20(土) 23:35:29 ID:2eVm8rsE
――折角の奇策も潰され、永琳も突破され、いよいよ追い込まれた感の永遠亭ルナティックス。
この重苦しい状況に気圧されそうになりながらも、鈴仙は必死にうんうん唸って考えて―――。

A:同点を狙い、速攻で妹紅と慧音には本間にタックルへと向かって貰う。
B:同点を諦め、MF・FW含めた全員で本間の一対一に備える。(※無判定で前半が終了します)
C:ワンチャンス狙い! MFを下がらせボール奪取の後、鈴仙まで縦ポンを上げて貰う。
D:その他 何か名案があればこちらでお願いします。

鈴仙のガッツ:930/970

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

791 :森崎名無しさん:2015/06/20(土) 23:36:36 ID:wLdgXlbk
C オフサイドにならないことを祈る

792 :森崎名無しさん:2015/06/20(土) 23:37:43 ID:ObK93Qpg
D 「ひとやすみひとやすみ」 へそで茶を沸かす

793 :森崎名無しさん:2015/06/20(土) 23:38:57 ID:wJ5vwgr+


794 :森崎名無しさん:2015/06/20(土) 23:42:13 ID:mxkxqHKc
C

795 :森崎名無しさん:2015/06/20(土) 23:48:58 ID:???
D 本間に神子の幻を見せて、そこ(中山の位置)にバックパスさせるw

796 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/21(日) 00:10:22 ID:mvW/tvXk
C:ワンチャンス狙い! MFを下がらせボール奪取の後、鈴仙まで縦ポンを上げて貰う。

鈴仙「……やるなら、これしかないわね」

狂気の瞳で本間を幻覚にあてさせる……等も考えたりはしたが、
流石にそこまでやってしまっても良いのだろうかと思いとどまった鈴仙は、
考慮の末に折衷案を取る事にした。

鈴仙「……師匠、中山さん! 下がってボールを取りに向かってください!」

永琳「……分かったわ。もう、そうするしか無いわね」

中山「了解だ!」

タッ!

実況「鈴仙選手の指示を受け、サイド際でのボールキープに終始する本間選手に対し、
まずは中山選手と永琳選手が下がってタックルに向かって行きました!
しかし試合はもう既にロスタイムに差し掛かろうとしている!
もしもここでボールを奪えなかったら、聖徳ホウリューズは最後に一対一を仕掛けて来る可能性も高い!
同点に追いつくか、2点差で前半を終えるか。どちらにしても苦しい展開ではありますが、
後者だけはなんとしても避けたいところ! さあ、一体どうなるか〜〜〜!!」

797 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/21(日) 00:11:54 ID:mvW/tvXk
本間「何度来ても同じだ。俺のサイドアタックは無敵なんだ。俺は……無敵なんだ!」

先着2名様で、

★本間→ドリブル 53 (! card)(! dice + ! dice)+(サイドアタック+2)=★
★永琳→タックル 52 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
 中山→タックル 54 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→本間、ボールキープ成功。そして……!?
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(聖徳のスローイン)(ルナティックスのスローイン)(つかさがフォロー)
≦−2→ルナティックスボールに。
【補足・補正・備考】
本間のマークがダイヤ・ハートで「華麗なドリブル(+3)」が発動します。
永琳のマークがダイヤで「天文密葬法(+3、吹飛5)」が発動します。
永琳はスキル・蓬莱人により絶対に負傷しません。
永琳はスキル・月のファンタジスタによりダイスで2が出た場合、数値を12にします。
中山のマークがダイヤで「アッシュタックル(+4)」が発動します。
中山のマークがハートで「バーニングタックル(+3、吹飛2)」が発動します。
中山はスキル・後天性ファンタジスタにより、ダイスが2の時数値を10、3の時9とします。

798 :森崎名無しさん:2015/06/21(日) 00:12:23 ID:???
★本間→ドリブル 53 ( クラブ6 )( 6 + 6 )+(サイドアタック+2)=★

799 :森崎名無しさん:2015/06/21(日) 00:12:43 ID:???
★永琳→タックル 52 ( クラブ8 )( 6 + 4 )+(人数補正+1)=
 中山→タックル 54 ( クラブJ )( 5 + 4 )+(人数補正+1)=★

800 :森崎名無しさん:2015/06/21(日) 00:12:46 ID:???
★本間→ドリブル 53 ( クラブ7 )( 1 + 4 )+(サイドアタック+2)=★

801 :森崎名無しさん:2015/06/21(日) 00:19:57 ID:???
なんだこいつら・・・

802 :森崎名無しさん:2015/06/21(日) 00:20:43 ID:???
ただのクラブ活動です

803 :森崎名無しさん:2015/06/21(日) 00:25:11 ID:???
本間「やっぱり俺の人生ライン際だったよ……」

804 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/21(日) 00:34:15 ID:mvW/tvXk
★本間→ドリブル 53 ( クラブ6 )( 6 + 6 )+(サイドアタック+2)=67★*反則!
★永琳→タックル 52 ( クラブ8 )( 6 + 4 )+(人数補正+1)=63*負傷無効!
 中山→タックル 54 ( クラブJ )( 5 + 4 )+(人数補正+1)=64★
≧2→本間、ボールキープ成功。そして……!? と思いきや本間の反則!

本間「サイドォ! サイドサイドサイドォ〜〜〜〜!!」

ダダダダッ、バビュンッ!

永琳「(!? 明らかに様子がおかしい。運動によるものとは別な興奮、過呼吸、顔の上気。
まさか……麻薬? ドーピング薬の副作用? いや、違う。これは――)……っ!?」

ドガァァァァァァッ、ズザアアアアアアアッ!
 ……ピピィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイッ!!

本間「しまった。サイドアタックに興奮しすぎて我を忘れてしまった! 俺の悪い癖だ……!」

永琳「……別に良いのよ(本間君を始めとする、聖徳ホウリューズの選手達の強さの秘密も気になるけれど。
何はともあれ。……今の一件は文字通り怪我の功名。もしも彼が平静を失っていなければ、
私達は今頃彼に突破されていたでしょうね。――恥ずかしいけれど、これで命拾いしたのは確かみたい)」

実況「ああ……っとぉ! 本間選手鬼気迫るドリブルでしたがここはホイッスル!
どうやら、永琳選手の足を同時に削ってしまったようです!
幸い永琳選手に負傷は無いようですが、ともすれば大けがもあり得た今のプレー!
流石に審判の裁定も、厳しくならざるを得ません! 今、審判が本間選手の元へと歩み寄り……!」

805 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/21(日) 00:36:01 ID:mvW/tvXk

先着1名様で、

★本間の運命→! card★

と書き込んでください。カードのマークや数値で結果が分岐します。

JOKER→フランス審判「(我々審判はいつでも公平だ)いや、今のは永琳選手の反則です!」
J〜K→お咎め無し
7〜10→厳重注意
2〜6→イエローカードが出た!
1→レッドカード!

806 :森崎名無しさん:2015/06/21(日) 00:36:48 ID:???
★本間の運命→ クラブ10

807 :森崎名無しさん:2015/06/21(日) 00:37:03 ID:???
★本間の運命→ クラブ5

808 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/21(日) 01:03:58 ID:mvW/tvXk
★本間の運命→ クラブ10 ★
7〜10→厳重注意

審判「……君。興奮する気持ちは分かるが、それで人を傷つけてはダメだ。
今回は幸い何事も無かったから良いものの、次も同じような事をしたら、カードと思いなさい」

本間「はい、すみません(くそっ、このままでは俺のサイドアタックが……!)」

実況「審判は本間選手を厳重注意! 幸いカードは出なかったようですが、ドリブラーである本間選手、
これで少しは切り込み辛くなってしまった〜! そして、ボールは反則を受けたルナティックスの元に渡ります」

観客「ブウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウ!」
「こらークソ審判ー!」「本間は悪く無いだろ!」「どうせ永琳の策略だよ! アイツをレッドにしてよ!」
「審判、ルナティックス贔屓じゃない?」「もしかして審判を買収してるとか……」「なんだと! だとしたら許せないな!」

永琳「……なんだか、この清々しいまでに敵さんよりの観客にも慣れて来たわね」

鈴仙「師匠、今は暢気に慣れてる場合じゃないですってば。この局面、どうしましょうか?」

永琳「――今の反則を受けての、私達のフリーキックの事ね。
キックの位置は……ルナティックス側のゴール前右サイド。まあ、流石に直接狙いは出来ないわね。
――別に、やりたきゃやってもいいけど。どうなっても知らないわよ?」

鈴仙「や、やりませんよ!」

そして鈴仙達ルナティックスは、前半ロスタイムで辛くも得たこのフリーキックをどう活かすかについて考える。
先ほどは相手の陣営中に縦ポンを仕掛けるという作戦だったが、反則で試合が止まった事もあり、
相手はますますしっかりとした守備の布陣を張って来ている。

809 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/21(日) 01:05:08 ID:mvW/tvXk
永琳「……さっきならいざ知らず。今だったら、敵のクリアやタックルを連続で掻い潜らないと、
シュートには行けないかもしれないわね。……とりわけ、敵に最も警戒されてるウドンゲだったら」

鈴仙「うーん……。でしたら、ここは佳歩やパスカル君にすべき、という事でしょうか?
それかもしくは、師匠か中山さんに上がって貰って、ロングボールを受けて貰うとか」

永琳「――普通の4バックとかならありでしょうけどね。
10人全員で守りに来てるチームに守備の穴を開けるのは、中々に難しいと思うわよ。
正面突破も――完全絶対に不可能では無いけれど、時間が無いから、一切のミスは許されないし。
まあ、それでもどうしても同点を狙いたければ、やるしか無いのだけれど」

鈴仙「……はい」

鈴仙は永琳と相談しながら次のフリーキックの具体的な方針を考えていた。
従来通り、鈴仙への縦ポンを飛ばすか。それとも比較的警戒の薄い佳歩やパスカルに渡すか。
もしくはあるいは、永琳や中山と言った、突破力に優れた選手に預け、正面突破を図るか。

鈴仙「(――正直、もうここまで来たらやれる事は少ないし。
やれる事にしても、それは『オフサイドトラップ』に引っかからない前提で考えなくっちゃいけない。
だから、もういっそ前半は諦めて、後半に希望を持つのもアリかもしれないけれど……)」

810 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/21(日) 01:13:25 ID:mvW/tvXk
――間違い無く、これが前半戦最後のチャンス。そして、ルナティックスは0−1という苦境にある。
故に、ここでの判断は出来る限りに正確なものにしていきたい。
永琳の意見を聞きながら、鈴仙はしっかりと考えて……。

A:「……攻めましょう。さっきの手筈通り縦ポンで、私に持って来て下さい」(鈴仙の高い競り合い:53、鈴仙のドリブル:52)
B:「……攻めましょう。しかし決めるのは佳歩です。佳歩がトラップをし、ドリブルで一対一を狙います」
C:「……攻めましょう。しかし決めるのはパスカル君です。パスカル君がトラップをし、ドリブルで一対一を狙います」
D:「……攻めましょう。しかし決めるのはお師匠様です。お師匠様がトラップをし、ドリブルで一対一を狙います」
E:「……突っ込みましょう。師匠、右サイドから聖徳ホウリューズの守備陣を抜いてください」
F:「……突っ込みましょう。中山さんに、中央真正面から聖徳ホウリューズの守備陣を抜いて貰います」
G:「……突っ込みましょう。成功確率は落ちますがてゐに、左サイドから聖徳ホウリューズの守備陣を抜いて貰います」
H:「……突っ込みましょう。敵のリトリートは変わらない。ですから妹紅に、可能な限り距離を詰めて貰い、シュートを撃たせます」
I:「……一旦退きましょう。今戦い続けるのは体力的にも良く無い。後半戦に、全力を注ぎましょう」
J:その他 自由選択枠

鈴仙のガッツ:950/970

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

811 :森崎名無しさん:2015/06/21(日) 01:14:29 ID:ppGGLens


812 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/21(日) 01:16:17 ID:mvW/tvXk
……と、言ったところで今日の更新はここまでです。
>>801-802
すごいクラブ率でしたね…w
>>803
もしもここでクラブじゃなかったら、ルナティックスが人生ライン際になってたかもですw

それでは、皆様、本日もお疲れ様でした。

813 :森崎名無しさん:2015/06/21(日) 01:17:18 ID:2gBsYhj6
C

814 :森崎名無しさん:2015/06/21(日) 01:30:05 ID:lYTPGNs2
C

815 :森崎名無しさん:2015/06/21(日) 01:46:31 ID:AdIS/QAs
J 「時間も少なく、突破は特化守備がそれぞれ担当するとなると見込みはシビア
  そうなると出来ることはほぼない、ならば挑発しましょう師匠。
  守備が崩れたら儲けものです。」

816 :森崎名無しさん:2015/06/21(日) 02:48:52 ID:???
乙です!
自分より弱いから安全だと思ってたら足元救われるというのは小悪党には実にふさわしい無様な負け方ですね!

まだ0−1だから大丈夫だよね?本編サンパウロやレンスターみたいになってないから大丈夫だよね?
引きは完全に負けてるけど

817 :森崎名無しさん:2015/06/21(日) 12:53:25 ID:???
J:「……ここから打ちましょう。魔王の力を右足に宿したウサギCちゃんのオータムドライブで」火力76

818 :森崎名無しさん:2015/06/21(日) 20:29:15 ID:???
J 月人の王女カグーヤにパワーボールを作らせ、慧音をハクタク化させてから直接狙い。シュート力10倍!

819 :22スレの988:2015/06/21(日) 20:50:25 ID:???
話を切ってしまうようで悪いのですが、前スレ【早苗】鈴仙奮闘記28【サッカー好きか?】
での守矢チームの能力値公開はいつ頃に行う予定となっていますでしょうか?
もしよろしければ、来週あたりにまた咸氏の文章から借用・改造した駄文を投稿させてもらってもよろしいでしょうか?
勿論、豊姫様の出番をうば……失礼、守矢チームの能力値公開は私も首を長くして待っておりますものでして、公開される
という事でしたら一週間はおろか二週間でも三週間でもお待ちいたします。


妄想:西行寺亡霊連合の能力値紹介後の姉妹喧嘩
八雲紫の戦闘力を1とした場合

1回戦:綿月豊姫( 53 )VS綿月依姫( 61
2回戦:とよちゃん( 44 )VSよっちゃん( 48
3回戦:美少女戦士トヨチャーン( 97 )VSヒント神ヨッチャン( 80

おまけ:彼女ら2人のお師匠様の100%戦闘力: 1010

820 :森崎名無しさん:2015/06/21(日) 21:07:23 ID:???
>>819
個人スレ立てちゃおうよ、楽しみにしてる!

821 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/21(日) 21:27:31 ID:mvW/tvXk
こんばんは、今日も更新します。
>>816
乙ありがとうございます。ウサギBは結局良く居るデータ野郎的な感じになっちゃいましたね。
まだ1点差なので、多分なんとかなると思います。
……引きが普通だったら、2−0とかになっててもおかしく無かった筈ですが(汗)
>>817
ルナティックスゴール前どころか、ゴール前150メートルくらいから撃っても入りそうですねw
>>818
流石に10倍にはなりませんね。
もしなったら、シュート魔王もビックリのシュート力440ですが……w
>>819
埋めネタ投稿ありがとうございます! 能力値公開遅くなっててすみません(汗)
そういう事でしたら、守矢チームの能力公開はこのスレの末でも行えますので、
気にせず書いて頂ければ大変嬉しいです。
紫は紫で、実際のところはかなり強いと思いますが、永琳達が規格外って感じですよね。
>>820
スピンオフしてくだされれば、作者としては大変うれしいですねw
もしも万一、拙作のキャラクターやその要素を使いたい方がおられましたら、どうぞご自由に使って頂ければと思います。
(私自身、ほぼ無許可で色々出してる事もありますので……(汗))

822 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/21(日) 21:28:42 ID:mvW/tvXk
C:「……攻めましょう。しかし決めるのはパスカル君です。パスカル君がトラップをし、ドリブルで一対一を狙います」

鈴仙「……攻めましょう。しかし、決めるのはパスカル君です。佳歩はフィジカルに不安があるけれど。
パスカル君だったら、ある程度の相手だったら無事ボールをトラップできる筈ですし」

永琳「……成程。確かに、彼なら布都や大丸がクリアに来ない限りは、
多少の人数で来られても問題無いでしょうね。そして、隙を突いてあわよくば一対一を狙う……と」

鈴仙「はい。……もちろん、それは『オフサイドトラップ』に引っかからなければ、という前提の上ですが」

永琳「……厳しい道だけれど。でも、これが通れば有利になる。
幸か不幸か、敵にボールを支配され続けていたから、私達は体力的にも余裕がある。
今の場面は、とりあえず賭けに出るのも、悪く無いかもしれないわね」

鈴仙「は、はい! ……でしたら、そう指示を出して来ます」

永琳が前向きな姿勢を示した事にホッとした鈴仙は、
パパパとパスカルやキッカーのウサギBに一連の作戦の概要を説明する。
ウサギBはブツブツと「こんなの、データに書いてなかった……」などとやや打ちひしがれていた様子だったが、
それでも鈴仙の提案には頷いてくれたため、敢えて心配は一旦棚に上げておく事にした。
そして―――。


……ピィイイイイイイイイイイイイイイイッ!

823 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/21(日) 21:29:52 ID:mvW/tvXk
実況「さあ、永遠亭ルナティックスのフリーキックから試合再開です!
ボールはルナティックスのゴール前で、キッカーはウサギB選手! さあ、今右脚を大きく振りかぶって〜〜!」

グワァァァッ、バゴオオオオオオオオオオオッ!

パスカル「(……よし!)」

タッ!

神子「(――時間が無いから、大きく前に上げて来たか。
諦めようとしないその姿勢は立派だが……その諸君たちの悪足掻き、この私が否定してみせよう)」

……スッ!

先着1名様で、

★聖徳チームのオフサイドトラップ→! card★

と書き込んでください。数値で分岐します。

JOKER→ウサギB「……フフ。誰も気づいていないようね。この私がゴールを直接狙っている事に……!!」
ダイヤ・ハート→神子の『オフサイドトラップ』は発動しない。パスカルが高いボールに動きを合わせる!
スペード・クラブ→神子の『オフサイドトラップ』が発動! 聖徳ボールになり、そのまま前半終了!
クラブA→ウサギB「あ、あれっ……!」なんとフィールドに大風が吹き、ボールはサイドアウト! そして前半終了!

824 :森崎名無しさん:2015/06/21(日) 21:30:49 ID:???

★聖徳チームのオフサイドトラップ→ ダイヤQ

825 :森崎名無しさん:2015/06/21(日) 21:30:56 ID:???
★聖徳チームのオフサイドトラップ→ ダイヤK

826 :森崎名無しさん:2015/06/21(日) 21:30:58 ID:???
★聖徳チームのオフサイドトラップ→ スペード9

827 :森崎名無しさん:2015/06/21(日) 21:32:33 ID:???
他の選手、鈴仙永琳とかが囮になってるはずな分いけるか?

828 :森崎名無しさん:2015/06/21(日) 21:33:54 ID:???
流れ変わった?

829 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/21(日) 21:54:24 ID:mvW/tvXk
★聖徳チームのオフサイドトラップ→ ダイヤQ ★
ダイヤ・ハート→神子の『オフサイドトラップ』は発動しない。パスカルが高いボールに動きを合わせる!

ヒュルルル……

神子「(――よし。この辺りで……)――皆、上がれ!」

バッ!

ホウリューズメンバー「「「「「 ハ ッ ! ! 」」」」」

タタタタタッ……!

パスカル「(……よし。やはり来たな! 俺が敵陣深くでボールを拾うと予測し、早々にDF陣を上げて来た!
この辺りは流石の統率力と認めざるを得ないが……広い視点で見れば、
必ずどこに穴――僅かに歩調を乱している選手――が居る筈だ! 俺はそこを突く!)」

タッ、シュバァァッ!

神子「(……む。何だと。戦術を読まれる事は想定内だが、それを読んだ上で、飛び込んで行くとは!)」

聖徳ホウリューズのゴール前に駆けこんでいたパスカルは同時に、
自慢の広い視野を活かして、自身がオフサイドにならない位置及びトラップを狙える地点を突く事にしていた。
そして幸運な事に、パスカルにとって容易にその穴は見つかった。

パスカル「――動きが鈍いようだが。どうした、ミサキ!」

バァァッ!

830 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/21(日) 21:56:19 ID:mvW/tvXk
岬「……し、しまっ、った……!! そっちか!」

大丸「ヌ、ヌウッ……! 鈴仙を警戒していたせいで、マークに行けぬ!」

布都「(我は行けんでも無いが……大人数で向かえる、タックルで刈りに行く方が上策か)」

――『和を以て尊しと為す』に伴う多量の情報処理に疲労した岬は、
神子の指示を受けても僅かに数歩分前に行きそびれていた。
オフサイドとは、相手選手の最終ラインよりも前方に選手に居た場合に発生するため、
パスカルは、オフサイドギリギリの位置で岬に勝負を挑んだ事になる。

パスカル「(とはいえ。疲労したとは言えども、競り合いにおいてミサキは今の俺とほぼ互角の選手!
折角繋いだこのチャンス、何としても無駄にするわけにはいくまい……!)」

実況「……パスカル選手、右サイド深くの岬選手を相手にトラップへと向かった〜〜!」



先着2名様で、

★パスカル→高いトラップ 51 (! card)(! dice + ! dice)=★
★岬→高いクリア 52 (! card)(! dice + ! dice)+(ガッツ300未満ペナ-1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→パスカル、トラップ成功!次はドリブルだ!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(中山がフォロー)(鈴仙と大丸でせりあい)(岸田がフォローし前半終了)
≦−2→聖徳ボールになり、前半終了。
【補足・補正・備考】
特になし。

831 :森崎名無しさん:2015/06/21(日) 21:58:09 ID:???
★パスカル→高いトラップ 51 ( クラブJ )( 4 + 6 )=★

832 :森崎名無しさん:2015/06/21(日) 21:58:28 ID:???
★岬→高いクリア 52 ( ハートJ )( 4 + 2 )+(ガッツ300未満ペナ-1)=★

833 :森崎名無しさん:2015/06/21(日) 21:58:30 ID:???
★岬→高いクリア 52 ( ハート6 )( 4 + 2 )+(ガッツ300未満ペナ-1)=★

834 :森崎名無しさん:2015/06/21(日) 21:59:36 ID:???
岬犬、現実のジュビロと一緒で本日はボロボロ

835 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/21(日) 22:18:21 ID:mvW/tvXk
★パスカル→高いトラップ 51 ( クラブJ )( 4 + 6 )=61★
★岬→高いクリア 52 ( ハートJ )( 4 + 2 )+(ガッツ300未満ペナ-1)=57★
≧2→パスカル、トラップ成功!次はドリブルだ!

パスカル「――先ほどはお前に後塵を拝したが。次は負けんぞ!」

バッ! ババッ! ……ポンッ!

岬「……くっ!(この差……純粋な実力じゃない。彼らの言葉を借りるとしたら、まさしく意地の勝利、かな)」

実況「パスカル選手、岬選手のクリアを躱してトラップ成功!
しかし、一対一でゴールを狙いたいルナティックスとしては、ここからが本番! なぜなら……!」

高杉「ここは通さん、我らが神子様の名に懸けて!(グフフ……。俺は他の有象無象とは違うんだ。
他の一芸特化のザコ共と違い、俺は全日本Jr.ユースの一員! 世界クラスのタックルを魅せてやるぜ……!)」

大丸「……通さんぞ!」

布都「――ここまで運よく潜り抜けて来たようだが。しかし、ここでおわりだ!」

岸田「どいつもこいつも敵いやしないよ。この俺の『シャークタックル』の前にはな!」

タッ!ズッザアアアアアアアアアアアアアッ!
    ズザアアアアアアアアアアアアアアッ!
    ズザアアアアアアアアアアアアアッ!!
    ズザアアアアアアアアアアッッッッ!!!

パスカル「――ちっ、4人がかりか!」

実況「パスカル選手の前に現れるのは、高杉選手、大丸選手、布都選手、岸田選手の4名!
今大会最強クラスの布陣を前にドリブル突破を試みるパスカル選手ですが……果たして、
パスカル選手はここを潜り抜ける事ができるでしょうか〜〜〜!!?」

836 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/21(日) 22:20:34 ID:mvW/tvXk
鈴仙「……パスカル君……頑張って!(――敵の数がやっぱり多いから、
中山さんや師匠も簡単にねじ込みには行けなさそうね。
でも、私だったら――! 私だったら、最後の瞬間に一発『マインドスターマイン』を撃ちに行けるかも……!)」

タッ!

パスカル「レイセン……! ――心配するな、とは言わないが。……出来る限りの事はやってみせるさ!」

タタタタタッ……!!

先着3名様で、

★パスカル→ドリブル 52 (! card)(! dice + ! dice)=★
★高杉→タックル 47 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=
 大丸→タックル 43 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=★
★布都→タックル 52 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=
 岸田→タックル 53 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→パスカル、ドリブル突破! 川上と一対一だ!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(鈴仙がねじ込み)(小田がフォローし前半終了)(石田がフォローし前半終了)
≦−2→聖徳ボールに。

【補足・補正・備考】
パスカルのマークがダイヤ・ハートの時、「華麗なドリブル「(+3)」が発動します。
高杉のマークがダイヤの時、「パワーチャージ(+2)」が発動します。
布都のマークがダイヤ・ハートの時、「太乙真火(+2、吹飛4)」が発動します。
岸田のマークがクラブ以外の時、「シャークタックル(+2、吹飛2)」が発動します。
神子のスキル・和を以て貴しと為すにより、聖徳ホウリューズは零れ球を必ずフォローします。

837 :森崎名無しさん:2015/06/21(日) 22:21:08 ID:???
★パスカル→ドリブル 52 ( JOKER )( 2 + 3 )=★

838 :森崎名無しさん:2015/06/21(日) 22:23:53 ID:???
やったか!?
★高杉→タックル 47 ( ダイヤK )( 6 + 4 )+(人数補正+2)=
 大丸→タックル 43 ( ハート4 )( 1 + 5 )+(人数補正+2)=★

839 :森崎名無しさん:2015/06/21(日) 22:24:05 ID:???
★高杉→タックル 47 ( ダイヤK )( 4 + 6 )+(人数補正+2)=
 大丸→タックル 43 ( スペード9 )( 4 + 6 )+(人数補正+2)=★

840 :森崎名無しさん:2015/06/21(日) 22:24:15 ID:???
★布都→タックル 52 ( ハートK )( 6 + 1 )+(人数補正+2)=
 岸田→タックル 53 ( スペードQ )( 5 + 3 )+(人数補正+2)=★

841 :森崎名無しさん:2015/06/21(日) 22:29:20 ID:???
風が・・・くる!

842 :森崎名無しさん:2015/06/21(日) 22:29:21 ID:???
安心と信頼のパスカル

843 :森崎名無しさん:2015/06/21(日) 22:31:55 ID:???
あれ?完全フォローなのに鈴仙ねじ込み?
・・・まさか鈴仙はやはり聖徳のスパイだったのか!

844 :森崎名無しさん:2015/06/21(日) 22:34:00 ID:???
いや、完全フォローの陣形ではないってことでは・・・?たぶんきっとおそらく

845 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/21(日) 22:36:07 ID:mvW/tvXk
>>843-844
すみません、神子のスキル〜は消し忘れです(汗)
『和を以て尊しと為す』は体力を浪費するデメリットがあるので、今のリトリートにする際に同時に解いています。

846 :森崎名無しさん:2015/06/21(日) 22:42:47 ID:???
クリップジャンプくるか?

847 :森崎名無しさん:2015/06/21(日) 22:44:24 ID:???
ストリートサッカー仕込みの南米式ドリブルか

848 :森崎名無しさん:2015/06/21(日) 22:45:25 ID:???
趣向返しと言うか何と言うか、天才のパートナーは見せてくれるねえ。
……ウドンチャンノコトハミテナイヨ

849 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/21(日) 23:23:51 ID:mvW/tvXk
★パスカル→ドリブル 52 ( JOKER )( 2 + 3 )(JOKERよりダイヤ15)+(華麗なドリブル+3)=70★*フラグ習得&回収!
★高杉→タックル 47 ( ダイヤK )( 6 + 4 )+(人数補正+2)+(パワーチャージ+2)=61
 大丸→タックル 43 ( ハート4 )( 1 + 5 )+(人数補正+2)=51★
★布都→タックル 52 ( ハートK )( 6 + 1 )+(人数補正+2)+(太乙真火+2)=63
 岸田→タックル 53 ( スペードQ )( 5 + 3 )+(人数補正+2)+(シャークタックル+2)=65★
≧2→パスカル、ドリブル突破! 川上と一対一だ!

パスカル「……俺は前に言った。レイセンのミスは俺が帳消しにしてやると。
しかし、その時はミサキに敗れて敵わなかった。だから……今、その埋め合わせをしなくちゃな!」

高杉「プッ! なんだよなんだよ! お前、あのひょろくて精神病んでそうな女に惚れてんのかよ!
埋め合わせ? そんなクソみたいな気持ちで、全日本Jr.ユース代表DFの高杉様に勝てると……!」

パスカル「本大会で一度たりともピッチを踏んで居ない奴が、よくもそこまで言えたモンだな……」

高杉「同じような物だろ? そういうお前だって、ディアスの相棒を嘯いておきながら、
ディアスのトップスピードには全く敵わず、却って足を引っ張っていたのにさァ!!」

高杉はタックルに出る前、以前の試合で来生にやってみせたようにパスカルを口汚く挑発していた。
無論、理知的なパスカルを相手に、熱っぽいバカである来生並みの効果――逆上させて退場を狙う事
……までは出来ないにしても、多少なりともプレーを乱させる効果はあると踏んでいた為だ。

パスカル「……ああ。そうだ。俺は確かにアイツにとって足手纏いだった。
努力をしてもしても尚、俺とアイツには目には見えないが、とても分厚く高い壁があった。
そして、それは今も変わっちゃいない」

高杉「……カッコつけやがって。要するに、才能が無いって事じゃないか!」

パスカル「――ああ、そうだ。俺には才能が無い」

850 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/21(日) 23:25:05 ID:mvW/tvXk
パスカルは高杉の指摘に深く頷いた。しかしそれは当然、パスカルが高杉に屈服した訳では無かった。
彼はタックルに向かう4名の選手を前に、静かにこう呟く。

パスカル「俺には才能が無い上……しかも厄介なことに、俺はナカヤマのような努力の才能も無い。
あれこれ理由を付けて、自分の才能の無さを、相棒への負担を正当化し続ける、性質の悪い輩だ」

鈴仙「ぱ、パスカル、君……?」

彼は自嘲するようにそう言いはしたが、その一方で瞳には強い意志が宿っていた。
パスカルは今の言葉を自分自身だけではなく、鈴仙にも向けて言っているのではないか。
少し離れた位置に居た鈴仙は、何故かそんな気がしてならなかった。

ゴ オ ッ……!

中山「(……これは。鈴仙さんの『狂気の瞳』のような。見る者の心を惑わすような、不思議な意志の力を感じる……!)」

パスカル「――だがな。……そんな普通の凡才だからこそ。
つまらない事に悩んだり、頻繁に壁にぶち当たる凡才だからこそ。見えて来る物が、ある筈だ!」

――カッ!

パスカルは駆けた。そして、自身の気持ちを整理しながら高杉達と真正面から対峙し――。

パスカル「(この技は、今まで俺が敢えて使用を避けて来た技。
天才という壁に真正面からブチ当たるのが怖くて、逃げ道を探しつつも終ぞ見つからなかった俺の弱さの象徴。
だが――今の俺は違う。今の俺はディアスのパートナーであるだけじゃない。
俺は、永遠亭ルナティックスを支えるエースであり、未だに頼りないレイセンを支える兄貴分でありたい。
――だから、今さら何を怖がる必要がある!)……ディアス! ――技を借りるぞ!!」


ガシッ。      …………バァァァァァン!!

851 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/21(日) 23:26:56 ID:mvW/tvXk
高杉「ケケ、今更天才に助けを乞うのか? ――って、……!?」

大丸「……と、飛んだ……? アラン・パスカルが……飛んだ?」

パスカルは、その次の瞬間、ボールを両脚に挟み、大きく空中を闊歩していた。

布都「な、何……! 今の世の中は、人間も空を飛びうるのか!」

岸田「フライング・ダッチマン……って、それとはまた違ぇよ。……た、多分な」

高杉と大丸の力強いタックルはパスカルが元居た地上を掠り、
布都と岸田の鋭いタックルは、それぞれあまりの威力にフィールドに傷を付けたが、
しかし、それでも彼らが空へと至る事は敵わなかった。


中山「これは……『クリップジャンプ』……!!」

――中山は、パスカルがこの局面で放った技を熟知していた。
天才ファン・ディアスが習得し、来生が何故か覚えており、
翼も遠いブラジルの地で身に付けつつあるというこの大技を、
あのアラン・パスカルが再現してみせた事に、中山は少なからず驚いていた。
……が、その直後に、彼はある意味で納得もしていた。

中山「(ディアスの影に隠れていたパスカルは、これまで彼と共に居続けた事による弊害で、
自身の実力をどこか信じられずに居たのかもしれない。
そしてそれが、単身幻想郷に入り、そこでエース的な存在として頼られる内に、
彼が無意識に封じ込めていた、自身の真のポテンシャルを解放したのかもしれないな……)」


川上「……く、くそっ! だが……お、おれが。俺が……止めてやる!!」

バッ!

852 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/21(日) 23:31:55 ID:mvW/tvXk
実況「んな〜〜〜〜っと! これはどうした事か! パスカル選手の新技ドリブルを前に、
聖徳ホウリューズの屈強なDF陣が軒並みやられてしまいました!
そして残すはGKの川上選手ただ一人! ロスタイムはもう僅か!
パスカル選手のゴールが決まるかどうかで、この前半戦の様相は大きく変わります!!」

パスカル「……決める。俺は――決めてみせる!」

タッ!


先着3名様で、

★パスカルの選択→! card ダイヤかハートかスペードならドリブル、クラブならシュート
 川上の選択→! card ダイヤかハートかスペードならドリブルに備える、クラブならシュートに備える★
★パスカル ドリブル/シュート 52/50 (! card)(! dice + ! dice)=★
★川上 そなえる 47 (! card)(! dice + ! dice) =★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→パスカルが貴重な同点弾を決める!
=1〜−1→ボールはこぼれ球に。そして前半終了!
≦−2→川上、ゴールを守る! 前半終了!

読みが一致すればGKに+2の補正、読みが不一致ならGKに−2の補正です。

【補足・補正・備考】
パスカルがドリブルで、マークがダイヤの時、「クリップジャンプ(+5)」が発動します。
パスカルがドリブルで、マークがハートの時、「華麗なドリブル(+3)」が発動します。

*パスカルがドリブルフラグを所得&回収。『クリップジャンプ(1/4でドリブル+5)』を習得しました。
*その際、華麗なドリブルの1/4がスポイルされました。

853 :森崎名無しさん:2015/06/21(日) 23:32:45 ID:???
★パスカルの選択→ ハートQ  ダイヤかハートかスペードならドリブル、クラブならシュート
 川上の選択→ クラブ6  ダイヤかハートかスペードならドリブルに備える、クラブならシュートに備える★

854 :森崎名無しさん:2015/06/21(日) 23:33:14 ID:???
★パスカル ドリブル/シュート 52/50 ( ハートA )( 5 + 4 )=★

855 :森崎名無しさん:2015/06/21(日) 23:33:15 ID:???
★パスカルの選択→ ダイヤA  ダイヤかハートかスペードならドリブル、クラブならシュート
 川上の選択→ ダイヤ4  ダイヤかハートかスペードならドリブルに備える、クラブならシュートに備える★

856 :森崎名無しさん:2015/06/21(日) 23:33:20 ID:???
★パスカルの選択→ クラブ5  ダイヤかハートかスペードならドリブル、クラブならシュート
 川上の選択→ クラブA  ダイヤかハートかスペードならドリブルに備える、クラブならシュートに備える

857 :森崎名無しさん:2015/06/21(日) 23:33:40 ID:???
★川上 そなえる 47 ( スペードK )( 1 + 1 ) =★

858 :森崎名無しさん:2015/06/21(日) 23:34:24 ID:???
なにィ!?

859 :森崎名無しさん:2015/06/21(日) 23:36:34 ID:???
ドリブルならポストはないはず翼の時本編で話したはず

860 :森崎名無しさん:2015/06/21(日) 23:36:41 ID:???
いやいや、ドリブルの場合はポストないはず(本編通りならね)

861 :森崎名無しさん:2015/06/21(日) 23:37:11 ID:???
流れが変わったなぁ

862 :森崎名無しさん:2015/06/21(日) 23:37:18 ID:???
ドリブルでポストあるスレもあるんだよね

863 :森崎名無しさん:2015/06/21(日) 23:37:32 ID:???
ポストかと思ってびびりまくったよ、よかった

864 :森崎名無しさん:2015/06/21(日) 23:39:05 ID:???
ポストがあるならそれはそれで面白かったけどなwww

865 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/21(日) 23:40:34 ID:???
>>858-860
ドリブルでのポスト判定については、このスレでは明記されていない事は原則、
本編に準拠するとしているので、本編で無いならば無しとして、パスカルのゴールとして扱おうと思います。
ただ、本編のどこでそうだったか忘れちゃいましたので、もう一度ソースを調べてみようと思います。
(もし、このスレのここだ! ……とすぐに出て来る方がおられましたら、教えて下されば幸いです(汗))

866 :森崎名無しさん:2015/06/21(日) 23:46:59 ID:???
本編の41スレ目で2さんが回答しています。
>>http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1299155886/754
>一対一の枠外判定についてですが、ドリブルの場合は枠外判定は起きないとしています。

867 :森崎名無しさん:2015/06/21(日) 23:47:22 ID:???
見つけました
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1305965431/301-400
ドイツ戦の42スレで349のレスでドリブルはポストになってないです

868 :森崎名無しさん:2015/06/21(日) 23:51:32 ID:???
本編ジャパンカップ編のハンブルガー戦では
カルツの(ロビング)シュートには枠外判定されてたね

869 :868:2015/06/21(日) 23:55:25 ID:???
いかん、途中送信……


ポスト・枠外について、若しくは、「その他表記されてないルールは本編に準拠する」旨は明記した方がいいかも

870 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/21(日) 23:56:51 ID:???
>>866-867
すみません、情報提供ありがとうございます!(大汗)
翼がミューラーから一対一でゴールしてたのを失念していました。
それではやはり、未記載事項は本スレに準拠という事で、パスカルが同点ゴール!
……という事で進めようと思います。

――と、流れが大きく変わったところで、今日の更新はここまでにしようと思います。
前半戦で同点に追いつけたのは本当に大きいですね。
明日は、ゴール後の描写と選択をやりつつ、ルナティックスのハーフタイムに入れればと思います。

それでは、皆様、本日もお疲れ様でした。

871 :森崎名無しさん:2015/06/21(日) 23:58:32 ID:???
乙ロットォー!

872 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/22(月) 00:26:01 ID:???
>>868-869この書き込みをみて、今更ですがテンプレに漏れがある事に気づきました(汗)
ここのNに未記載事項についての記載があります。どうも大分前のスレから漏れていたようです……。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
Jシュート時ポストに当たったり枠外に行く確率
シューターとキーパーのカードの数字の和が14の場合シュートはゴールポストに当たり、
更にカードのマークまで一致した場合は枠外になります。
ただし、ツインシュート等の場はシューター同士のマークが一致でポスト、数字も一致で枠外となります。
キーパーとの和が14になってもシューター同士のマークが違えばポストに当たりません。
また、これは一対一においても適用されます。しかし、ゴールが空っぽの時はポスト・枠外はありません。

KPKについて
PKでは、シューターとキーパーのマークが一致時のみ、
キーパーにセービングのチャンスが与えられることとします。
ポスト・枠外判定については通常のシュートと同様となります。

Lブロック失敗時のシュート威力減少
ブロック時・クリア時にシュートをブロック(クリア)しきれなかった場合でも、
シュート力−ブロック(クリア)力=2〜4だった場合は
シュートの威力が−1されます。この効果は重複されます。

M判定の順番について
このスレでは、『地上における守備判定は上から優先、空中戦における判定は同時に判定をする』こととします。
(ワンツーやツインシュート等攻撃判定は最大値を採用します)
上から優先の場合、二番目以降の判定の結果の方が一番目の結果よりも良い結果であったとしても、
一番目の判定結果が優先されます。
その場合、二番目以降の判定は行われないため二番目以降のキャラのガッツ消費等はありません。
同時に判定をする場合、順番に関わらず最大値を出したキャラの判定を有効とします。

N未記載事項について
その他未記載事項は、原則として本スレに準拠することとします。
また、それだけでは対処しきれない場合が生じた場合には、他の外伝スレや慣例、参加者様のご意見などを
参考としながら、スレ主が決定することとします。

873 :森崎名無しさん:2015/06/22(月) 22:11:17 ID:???
ロスタイムで失点、失点した側からするとこれは嫌な展開

874 :森崎名無しさん:2015/06/22(月) 22:45:00 ID:???
なんというパスカル無双
乙なのです

875 :22スレの988(改名すべき?):2015/06/22(月) 22:58:51 ID:???
鈴仙奮闘記様、埋めネタ許可ありがとうございます。それではさっそく前スレにて
失礼させていただきます(途中で容量を超えてしまったら済みませんが、途中で終わらせていただきます)

>>820
こちらの東方知識は殆どは二次創作か掲示板の雑談での拾い集めであり、まだ1回も実際にプレイしたことのない者です。
後は考察系同人誌(『東方化学会誌』など)を数冊ななめ読みした程度で、とても満足いく知識状態ではなく、
申し訳ありませんが、当分の間新しい物語を書きあげる事はできそうにありません。
今回もあちこちで不備や勘違いがあると思いますが、どうか大目に見てもらえるとありがたいです。

今回の駄文の主題は「使命の重要性」です。なお、ここで出てくる東方キャラの人格や行為が、
鈴仙奮闘記さんのものと若干ずれているかもしれませんが、どうかご容赦ください。

876 :森崎名無しさん:2015/06/22(月) 23:11:22 ID:???
>>875
抽出して見たいのでトリップ付けて頂けないでしょうか?

877 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/23(火) 01:10:01 ID:???
すみません、今帰った上明日がすこぶる早いので、
さすがに今日は更新をお休みします(汗)

878 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/24(水) 00:12:39 ID:A01Q4WSI
こんばんは、今日は早く帰れたので更新します。
>>871
乙ロットありがとうございます!!
>>873
ルナティックスにとっては一気に良い展開になりましたね。
>>874
乙ありがとうございます。
前の試合はひたすら中山さんだったので、この試合ではパスカル君にも光が当たって良かったかもです。
>>875
埋めネタ投稿ありがとうございます。
忙しくて元ネタの文章は読めてないのですが、拙作においても、自分や参加者さまにとってより面白い創作になるよう、
物語全体や1試合1試合のテーマだとか主題を大事にしていきたいですね。
知識についてはやってく内にどんどん深まる所もあるので、東方に限らずですが、そこまで気にしなくて大丈夫だと思いますよ。
私は未だにキャプ翼・キャプ森と森崎板での雑談の拾い集め程度のサッカー知識しかないですが(爆)

879 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/24(水) 00:13:59 ID:A01Q4WSI
★パスカルの選択→ ハートQ  ハートならドリブル
 川上の選択→ クラブ6  クラブならシュートに備える★
★パスカル ドリブル/シュート 52/50 ( ハートA )( 5 + 4 )+(華麗なドリブル+3)=64★
★川上 そなえる 47 ( スペードK )( 1 + 1 ) +(読み外しペナ-2)=47★
≧2→パスカルが貴重な同点弾を決める!

川上「……くそっ。止めてやる……。止めて、俺があの時のように。森崎と互角のゴールキーパーである事を、証明してやる……!」

――先程パスカルが急造の『クリップジャンプ』で、
聖徳ホウリューズの強豪タックラー達を抜いた時点で、勝負の大勢は既に決していた。
小学生時代はかの森崎に『まさにこの俺と対等に渡り合うに相応しい男』とまで言わしめた川上。
しかし、翼に敗北してからの彼は大きく荒れ、中学時代には監督の保身による陰謀もあり、思うような活躍ができず。
今や過去の栄光に縋りつくだけの、セービング技術は高いが、精神的に脆いゴールキーパーの烙印を押されていた。
……そして、技術はともかくその気質は、神子によるスカウトを受けても尚、変わる事は無かった。

川上「(……さ、さあ! どっちだ! シュートか、それともドリブル……?)」

川上は追い詰められて鬼気迫る表情でパスカルに対峙するが。

パスカル「――それっ!」

シュンッ! ……フワァァァッ、シュパァァァッ!

川上「(……ええい、シュートにそな……)えっ……!」

――その並々ならぬ意気込みにも関わらず、川上はパスカルの絶妙かつ華麗なドリブルを前に、狼狽する事しかできなかった。
結局、彼のメンタリティの弱さは一対一の弱さという、ゴールキーパーとしては致命的な弱点として今なお発露し続けていた。
パスカルが動いてから漸く、彼は判断を下してゴール前を飛び出したが遅すぎた。
パスカルは川上よりもゴールの奥深くにまで潜り込んでおり。

880 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/24(水) 00:17:13 ID:A01Q4WSI
パスカル「――終わりだ!」

バシッ……。ファサッ。
―――ピピィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイッ!
ピッ、ピィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイッ!!

川上「そ、そんな……!!」

神子「……!(川上が一対一で敗北するのは想定内。だが、そこまでの過程が不可解過ぎる。
観客席を掌握し、私達はこれまで試合を優勢に進めて来た筈だったが。――その状況が、変わって来ている……?)」

パスカルは、まるでゴール前にキーパーなど居なかったかのように、優しいキックでボールをゴールネットへと転がした。
審判から二種類の力強い笛の音が鳴る。後者は恐らく前半戦の終了を告げるもの。
……そして、後者は間違い無く、永遠亭ルナティックスの今試合初得点を告げるものだった。



永遠亭ルナティックス 1 − 1 聖徳ホウリューズ  前半終了!

881 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/24(水) 00:18:38 ID:A01Q4WSI

大会得点ランキング(表記はメインキャラのみ):
12ゴール レミリア
11ゴール 鈴仙
9ゴール  フランドール、射命丸
8ゴール  魔理沙
7ゴール  勇儀
6ゴール  来生
5ゴール  屠自古、星、諏訪子
4ゴール  森崎、神子、反町、霊夢
3ゴール  早苗、謎の向日葵仮面
2ゴール  神奈子、ピエール、メルラン、天子、赤蛮奇、空、佳歩、岬
1ゴール  妹紅、咲夜、美鈴、サニー、リリーB、ぬえ、響子、永琳
       影狼、藍、幽々子、幽香、針妙丸、パチュリー、小田、椛、パスカル


大会アシストランキング(表記はメインキャラのみ):
6アシスト パチュリー、霊夢
5アシスト 小町
4アシスト てゐ、神子
3アシスト 早苗、ピエール、小悪魔、マミゾウ
2アシスト 森崎、反町、はたて、岬、空、お燐、ウサギB、レミリア、アリス
1アシスト 鈴仙、影狼、大妖精、橙、諏訪子、
       衣玖、針妙丸、リリーW、ルナサ、ぬえ、永琳、妹紅

882 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/24(水) 00:23:28 ID:A01Q4WSI
実況「ゴ……ゴーーーール! 永遠亭ルナティックスのシャドウストライカー!
アラン・パスカル選手が、圧倒的なドリブルで聖徳ホウリューズのDF陣を抜き去り、今大会初ゴールを決めました!
そして同時に前半終了のホイッスル! 聖徳ホウリューズ、同点で後半戦を戦うこととなりました!!」

観客「ウワアアアアアアアアアアアアアアア!?」「神子さまーーー!?」
「なんだ、あの大技!?」「パスカルめ、そいつは悪魔の技だ!」「いや、でも……凄かったような…」

パスカル「――ふう。まさかここまで上手く行くとはな……」

パスカルはゴール前で大きく溜息をついて、明らかにほっとしたような表情をしている。
ゴールを決めた喜びよりも、今までの厳しい戦いを勝ち抜いた事への安堵が勝っているようだった。

鈴仙「(……パスカル君。これは……これは凄い! 一度もミスしたらダメな局面で、一度もミスせず、
トラップからドリブル、ゴールまでの一連の流れを間違い無くやってくれた!
これは……もう。パスカル君には感謝してもしたりない位ね!! 本当に凄い……! すごいよぉぉ……!)」

そして、ねじ込みに備えてパスカルの近くに上がっていた鈴仙も、冷静さを装いつつも、人知れずパスカルの一連のプレイに感動していた。
何か、何でも良いからパスカルに声を掛けてあげたい。声を掛けたい。
そんな風に思った鈴仙は、おもむろに惚けた様子のパスカルを見つめ――。

A:「パスカル君、ナイスゴール! 素晴らしいプレーだったわ」普通に良い感じで声を掛ける。
B:「すごいよぉ。パスカル君、凄すぎるよぉ……!」パスカルを尊敬の眼差しで見つめる。
C:「…………」スッ 黙って手を差し出し、ハイタッチを促す。
D:「きゃぁ〜〜っ、パスカルく〜〜〜ん!」感極まってパスカルに抱きつく。
E:「今のゴールを見たかしら、聖徳ホウリューズ! これが私達の……絆の力よ!!」敵チームに絆アピールする。
F:「パスカル君。この試合、50点差を目指しましょう」ウィットに富んだジョークで、パスカルの緊張を吹き飛ばす!
G:その他 自由選択枠

鈴仙のガッツ:950/970

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

883 :森崎名無しさん:2015/06/24(水) 00:26:28 ID:7lDqEsoE
G 「Y・P・S!Y・P・S!」(やっぱり・パスカルは・信頼できる!)

884 :森崎名無しさん:2015/06/24(水) 00:26:53 ID:nr4+V70c
C

885 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/24(水) 00:27:40 ID:A01Q4WSI
――と、言ったところで短いですが今日の更新はここまでにしようと思います。
選択肢については、気軽に選んで頂ければと思います。
もしもパスカル以外の人と話したい場合は、自由選択枠を使えば一応会話できます。

それでは、皆様、本日もお疲れ様でした。

886 :22スレの988:2015/06/24(水) 00:35:36 ID:???
唐突ですが、これまで勝手な事をして迷惑をかけてしまった事を、作者及び読者の方々にお詫び申し上げます。
なんでも雑談版でも申し上げましたが、他の方々か迷惑している事に気づかずに書き込んでしまいました。
今後は二度と同様の書き込みを行わない事を、遅れながら誓います。大変申し訳ありませんでした。

887 :森崎名無しさん:2015/06/24(水) 00:39:09 ID:jqzrVu9g
D

888 :森崎名無しさん:2015/06/24(水) 00:40:31 ID:wqt9StXg


889 :森崎名無しさん:2015/06/24(水) 00:58:49 ID:???
乙なのです
パスカル君初ゴールだったのか、ともかくなにより。
神子の反応が若干意外、まだ計算の内とか余裕綽々だと思ったんだけど

890 :森崎名無しさん:2015/06/24(水) 20:47:58 ID:???
今案で活躍しまくってたヒーローが決めるとでも思ってたんだろう
パスカルが決めるとはこの神子の眼をもってしても読めなかった!
そして参加者の目をもってしても大半が見えなかったに違いない
流れ的にもパスカルの能力的にも

891 :森崎名無しさん:2015/06/24(水) 20:53:00 ID:???
流れ関係なく唐突にパスカルが決めたからな。

892 :森崎名無しさん:2015/06/24(水) 20:59:58 ID:???
急に
パスカルが
来たので

893 :森崎名無しさん:2015/06/24(水) 21:03:37 ID:???
QPK

894 :森崎名無しさん:2015/06/24(水) 22:10:22 ID:???
こういう嫌な膠着状態を特のは一番苦汁を味わった一番の努力家やで(キリッ)

895 :894:2015/06/24(水) 22:14:02 ID:???
漢字間違えた、泣ける

896 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/25(木) 01:01:27 ID:kI0O2jU+
こんばんは、遅くなりましたが少しだけ更新します。
>>889
乙ありがとうございます。
流石の神子でも、パスカルが、1/2のオフサイドトラップに掛からず、
数値的に同値の岬に競り勝ち、4人がかりのタックルに完勝してゴールというのは予想できなかったと思いますw
>>890
同じことをやったのが永琳や中山さんだったら、想定の範囲だったかもですね。
>>891
流れを断ち切りましたね。
>>892-893
鈴仙あたりが使って来そうな言い訳ですね…w
>>894
中山さんや森崎とはまた違う意味で、パスカルも強い人間だと思います。

>埋めネタについて
作者である私としては、拙作の内容に関連して何かを書いて下さることは、
作品やキャラクター、もしくは私自身へのあまりにも口汚い誹謗中傷でない限り、歓迎しております。
そのため、私に対しては謝罪される必要はございませんし、宜しければ、これからも書いて下さっても構いません。

ですが一方で、他の読者さんが埋めネタについてどう思われるかについては、やはり内容への好き好きはあると思います。
その好き好きについてまで、私が口出しできる権利は無いと考えますし、
埋めネタであるといえ創作は創作ですから、その内容への批判があっても、ある程度は仕方の無い事だと思います。
(無論、根拠の無い暴言や作者への人格批判など、作品批判の域を超えたものはあってはならないですが)

ただ、私としては、それでもう書き込まないとせずに、より良い文章を書いてくださるよう、奮起して頂けた方が嬉しいです。
「批判が無い」を突き詰めていけば、誰も何も書けなくなってしまいますし……。

それでも気が引けるようでしたら、自分でスレを作ったり。それが難しくても、独立しない前提で、
外伝スレに短編SSを掲載したり(過去にやってた方がいるので、OKだと思います)と、
他にも発表手段がありますので、今回の事で恐れず、自由に何でも書いて頂ければと思います。

……要するに、私的には拙作のスピンオフは大歓迎という事です。良ければ他の方もどんどんやってくださいw

897 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/25(木) 01:03:07 ID:kI0O2jU+
C:「…………」スッ 黙って手を差し出し、ハイタッチを促す。

鈴仙「(いや。これはもう言葉で言うべき事ですら無い。ここは態度で――)」

……スッ。

鈴仙は飛び出したい気持ちを抑え込み、パスカルの傍で黙って右手を高くに掲げた。
手のひらを大きく広げて、パスカルに向かってニコリと笑顔を見せると、彼もすぐにその意図を察した。

パスカル「……フッ、悪いな。先に手柄を上げてしまって」

鈴仙「……べっつに。最後は私が勝つから良いのよ」

パスカルは照れ隠しか、長くのびた前髪を掻き揚げながら気障っぽくそう言いつつも、
力強く汗まみれの右手を大きく開いて鈴仙に応じる。
鈴仙もそんなパスカルの姿に感化されたのか、少しだけカッコ付けた風に肩を竦めてみせながら――。

パチーン!

……と、パスカルが振りだした右手に全力で応えた。
これまでの重苦しく湿った雰囲気を吹き飛ばすような、乾いて軽い音が響いた。

*パスカルの評価値が上がりました。

898 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/25(木) 01:08:53 ID:kI0O2jU+
大丸「……そ、そんな。折角守り切った1点だったのに……!」

布都「――大丈夫じゃ。どんな時になっても、きっと神子様が我々を救ってくださるだろうよ」

岬「……ハァ、ハァ。前半戦が、終わったか。……あの陣形を維持するだけに、ここまで消耗するとは……!」

一方で前半終了直前で点を奪われた聖徳ホウリューズは、辛うじて平静を保ってはいたが、それでも明らかな動揺が感じられた。
神子が如何に万能と言えど、どんな場合でも一人で人心を完全に掌握できる訳では無い。
とりわけ、この前半戦のみで、『和を以て貴しと為す』――聖徳ホウリューズのトータルフットボール様戦術――
の制御により大きく消耗した岬は、今回の状況をとてもでは無いが、余裕を持って見れなかった。

岬「(前半ロスタイムで1−1の同点。後半戦は、疲弊した僕と神子様でチームを指揮しなくてはいけない。
……いや、無理だ。僕は……僕だけじゃない。神子様もまた、前半戦で大きく消耗した!
観客席を先導している秦こころを選手登用する手があるとはいえ、このままではジリ貧だけど……)」

神子「――岬君。君はよもや、我々がここで終わるとは思っていないね?」

岬が消耗しても明晰な思考を打ち切るように、神子が岬に声を掛けていた。
試合は既に前半終了の笛が鳴っており、神子と岬以外の聖徳ホウリューズメンバーは控室へと戻っている。

岬「……はい。もちろんです」

岬は神子の問いに深く頷いた。そして同時に彼は、神子がこれから自分に何を言い放つかを大体感じ取っていた。


神子「……岬君。前にもやった通りだ。君は後半――」

岬「…………!」

神子と岬との会話は僅か数瞬。耳元で囁きかけた為、観客席はおろかフィールド上の誰にも聞こえない。
そんな風に発された神子の発言を聞いた、常に能面のような笑顔を絶やさない岬太郎。
――彼の笑顔が、ほんの僅かに歪みかけた。

899 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/25(木) 01:10:17 ID:???
……と、言ったところで力尽きたので今日の更新はここまでです。
明日こそ、何か選択や判定が出てくると思います。

それでは、皆様、本日もお疲れ様でした。

900 :森崎名無しさん:2015/06/25(木) 01:30:16 ID:???
乙なのです
ウサギB「今度はオラがやる!」
ウサギC「ウサギBちゃん!? しっかりして!?」
佳歩「よっぽどショックだったんだね……」

実際他のメンバーと違って、脅されて無理やり協力されている上にあくどいことさせられて、
いざとなったら神子に切り捨てられることを、なまじ頭がいいから理解できちゃう
岬くんって松山くんレベルに不幸なんじゃ・」

901 :森崎名無しさん:2015/06/25(木) 01:32:51 ID:???
ミサキーヌ、そんなチームはやめて矢車の弟におなり…

902 :森崎名無しさん:2015/06/25(木) 20:17:33 ID:???
どうせならウサギM(背番号11)として、うちのチームに迎え入れたるw

903 :森崎名無しさん:2015/06/25(木) 20:25:08 ID:???
ミサト監督「岬君、我がアンコーナに来ない?」
ミサキーヌ「(セリエBのチームか…。悪くないな)」
ミサト監督「カードコレクターに重症のマゾにナチかぶれに童顔妖怪にヘタレと、粒揃いのメンバーが揃っているわよ♪」

904 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/26(金) 00:14:30 ID:???
こんばんは、更新します。
>>900
乙ありがとうございます。
これはCちゃんの方がしっかりしてほしいですね。いつものキャラ的に考えてw
岬と神子との頭脳派バトル的なのは書きたいですね。
>>901
どっちに転んでも地獄っぽい気がします…w
>>902
ウサギMちゃんは美子が発狂するのでNGですね。
>>903
私はその中に鈴仙を入れて、メンタルがどうなるかを見てみたいですね。
岬君だったら……案外うまく纏め上げれるかも?

905 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/26(金) 00:17:25 ID:tAfAbqNU
【ハーフタイム】

輝夜「みんな おつかれさま このあとも がんばってね」

鈴仙「何時もの事ですけど、なんでそんな風にポカンと口を開けて遠くを見るような目線なんですか、姫様は」

中山「まあ。今回の試合に限っては、そうなる気も分からんでも無いが……」

慧音「そうだな。試合開始早々に1点を入れてから、聖徳ホウリューズはひたすらに中盤でのボールキープに徹していた。
……そして、私達は為す術も無く、試合を彼女達のペースにし続けてしまった」

永琳「パスカル君の1点は本当に、不幸中の幸いかしら。
あれが無ければ、今のここの空気はもっと酷い物になっていたでしょうね」

一昔前のゲームキャラのような表情をする輝夜を放っておいて、
永遠亭ルナティックスのメンバーは真剣に後半戦の作戦について思いを巡らせていた。
前半終了間際に辛うじて一点は決められたものの、それだけで試合を楽観視する者は少なかった。

中山「……たぶん、運気と言うか場の流れと言うか。
聖徳ホウリューズが観客を通じてそうしたものを操っていたのかもしれない。
しかしそれを差し引いても、俺達は前半戦、長い時間中盤を支配され続けて来た」

鈴仙「そうね……」

それは鈴仙も分かっていた。
自分自身大きく格下と思われる岸田のドリブルに敗北した事もあるため偉そうには言えないが、
今日の前半戦の出来は良いとはお世辞にも良いとは言い難い。
慧音・つかさと輝夜は、本来なら防げた筈の岬のシュートを防げず、
永琳、中山は勝つべき神子との勝負に勝てず、鈴仙も絶好の得点機を逃し、
ウサギBによる奇襲も失敗してしまっている。

永琳「……これは後半に向けて、作戦を少し再考すべきかしらね」

906 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/26(金) 00:19:48 ID:tAfAbqNU
永琳は控えめにそう提案した。チームメイトは無言だったが、全体の空気が永琳の発言に同意しているように感じた。
その空気を受けて、珍しく妹紅が饒舌に意見を述べる。

妹紅「確かに、神子達が後半どう攻めてくるかは分からないとはいえ。
それでもあいつ等の一番の売りはあの秩序立ったフォーメーションと、中盤の支配力になるんじゃないかな?
ヘンなフォーメーションや奇策で来るかもしれないけれど、それはどう考えても対策しようが無い。
だったら、ひとまずは神子達が前半のような……えーっと、全員サッカー? みたいな戦法で来ると仮定して、
色々考え直してみた方が良いかもしれないね」

輝夜「異議あり!!」

慧音「えっと。……身内びいきではないが、今の妹紅のは割と良い意見だったと思うぞ?」

輝夜「え? 妹紅の発言だからとりあえず異議ありって言っただけよ!」

つかさ「(このお方は一体何を喚いているのだろう)」

てゐ「つっても、前半は単純に運が悪かっただけな気もするしねぇ。このままでも戦えない事は無いと思うけど」

ウサギB「前半はMFが3人と少な目で、攻守のどちらかにMFの穴が空いてしまう事がありましたね。
聖徳ホウリューズの一芸特化を打ち破るには、3トップも手数が多くて苦手分野に引きずり易くなり、魅力的に見えますが……」

そして永琳の提案から端を発した議論は、妹紅とウサギBの発言を前に一旦ストップする。
聖徳ホウリューズの布陣に合わせて陣形を変えるか、それともこのままの陣形で戦うか。
前者については未だ聖徳ホウリューズの布陣には謎が多いという不安要素もあるが、
しかし後者にしても、実際に前半で上手く身動きが取れなかった点もある。

鈴仙「(う〜ん。なんだか話が煮詰まって来たわねぇ。ここは実質的キャプテン代理たる私が、
何かリーダーシップを取った方が良さげ……って、師匠の目には書いてあるわね。
――でも実際、布陣を変えるとしても、どう変えれば良いのかしら?)」

907 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/26(金) 00:30:45 ID:tAfAbqNU
今の陣形を変えざるか、変えざるべきか。変えるとしたら、どう変えるべきか。
鈴仙は両者のメリット・デメリットを頭の中で整理した上で――こう提案した。

A:「陣形を変えましょう。師匠をトップ下、パスカル君をサイドハーフ、中山さんをボランチにした4−4−2です」
B:「陣形を変えましょう。パスカル君をトップ下、師匠はサイドハーフのまま、中山さんをボランチにした4−4−2です」
C:「陣形を変えましょう。中山さんをトップ下、パスカル君をサイドハーフ、師匠をボランチにした4−4−2です」

D:「陣形を変えましょう。中山さんはトップ下のまま、佳歩とパスカル君をサイドハーフ、てゐと師匠をボランチにした4−5−1です」
E:「陣形を変えましょう。てゐと師匠がトップ下、佳歩とパスカル君をサイドハーフ、中山さんをリベロにした5−4−1です」
F:「陣形を変えましょう。私(鈴仙)がトップ下、中山さんがCF。後は前半のままの4−3−3なんてどうかしら?」

G:「……ううん。後半戦も今のままの陣形で行きましょう。付け焼刃の新布陣よりも、案外いいかもしれない」
H:その他 ご自由に組みたいフォーメーションをどうぞ。


先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。


(参考:今のルナティックスの配置図)
永遠亭ルナティックス:4−3−3
−−H−J H鈴仙 970/970 Jパスカル 830/840
F−−−− F佳歩 800/800
−−−−−
G−I−E Gてゐ 680/680 I中山 820/820 E永琳 900/900
−−−−− 
−BDC− B妹紅 910/910 D慧音 750/750 CウサギB 540/540
−−A−− Aつかさ 660/660
−−@−− @輝夜 700/730

*ハーフタイムで、全員のガッツが150回復しています。

908 :森崎名無しさん:2015/06/26(金) 00:32:55 ID:sgawxvUE


909 :森崎名無しさん:2015/06/26(金) 00:34:10 ID:EQpINcVQ
B

910 :森崎名無しさん:2015/06/26(金) 00:36:01 ID:XEvMuoxI
B

911 :森崎名無しさん:2015/06/26(金) 00:36:23 ID:???
H:残り時間を全員で全力プレス、ボールを奪ったらすぐカグロットに渡す。カグロットゾーンプレスだ!

912 :森崎名無しさん:2015/06/26(金) 00:48:05 ID:???
アンコーナに鈴仙さん……
中山さん達のおかげでメンタルは成長
決定力はピカ一、ボールキープや守備もそれなり、苦手なのはブロックくらい
コンピプレイの適正もあり、チーム戦術もマスターの元で学習して理解あり。
無茶な状況も師匠や姫様などで慣れっこ。
秀才タイプでひらめきは苦手だが、堅実な考えができる
佳歩を始めとしてチームメイトの信頼も高い
周りへの配慮もできる(もこたんのサイドバック問題解決、松山への中のハチマキ譲渡など)
かと言ってたまに危なっかしいところもあり、決して完璧人間ではない。
上位妖怪なので荒事にも対処可能。

……あれ? これって喉から手が出るほどの人材じゃないか?(錯乱)


913 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/26(金) 01:11:39 ID:tAfAbqNU
B:「陣形を変えましょう。パスカル君をトップ下、師匠はサイドハーフのまま、中山さんをボランチにした4−4−2です」

鈴仙「……皆。後半戦は陣形を変えましょう」

鈴仙はそれだけ言うと、前半戦に配置したホワイトボードの図面を少しだけ弄って、
以下のような布陣を作ってみせた。

永遠亭ルナティックス:4−3−3
−F−H− H鈴仙 970/970 F佳歩 800/800
−−−−− 
−−J−− Jパスカル 830/840
G−−−E Gてゐ 680/680  E永琳 900/900
−−I−− I中山 820/820
−BDC− B妹紅 910/910 D慧音 750/750 CウサギB 540/540
−−A−− Aつかさ 660/660
−−@−− @輝夜 700/730

パスカル「これは……。――これは、何かの意趣返しかい、レイセン?」

これまでに無いその布陣を見て、一番先に声を上げたのはパスカルだった。
長い前髪を掻き揚げておどけた風を見せているが、その実驚きが見え隠れしている。
そんなパスカルの様子を敢えて無視するかのように鈴仙は続ける。

鈴仙「パスカル君は元々広い視野を持っている。それはFWだけではなく、トップ下としての適性にも繋がる。
そう思ったのと、後は前半最後の『クリップジャンプ』があったからね。だから、意外と適任かと思ったんだけど」

パスカル「……それはどうも」

中山「(パスカル……。あいつはトップ下として途轍もないお手本をずっと近くで見てたからなァ。
あいつらしくはないが、少し気おくれか、緊張しているのかな)」

914 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/26(金) 01:13:08 ID:tAfAbqNU
パスカルはこれまでも良くSHやSBとしての出場機会はあった。
しかし彼は彼なりにそれらとは違う「トップ下」に関する思い入れがあるのだろうか、中山でなくても、彼の緊張は容易に見て取れた。

永琳「――パスカル君」

……そして少し意外な事に、そんなパスカルを激励したのは、鈴仙でも中山でも無く、永琳だった。

永琳「貴方なら出来るわ。必ずしもファンタスティックでド派手なプレーをする事だけがトップ下の使命では無い。
むしろ、本質はその逆。攻撃において、自分では無く、広い視野で仲間を目立たせられるような。
守備において、仲間を助けるために泥臭く走り回れるような。……貴方は、貴方らしくしていれば良いのよ」

パスカル「エイリンさん……。分かりました。何とかやってみます」

永琳の真意は分からない。
しかし、もしかしたら、コンプレックスに囚われながらも奮闘するパスカルの姿に、愛弟子の姿を重ねたのかもしれない。
そう考えると、これまで半年間永遠亭で共に過ごして来たパスカルに対し、そんな言葉が出る事は不思議では無い。

鈴仙「師匠……(良ければその優しさやお気配りの一割。いや一毛くらいは、私にも分け与えてくれませんでしょうか……?)」

……当の愛弟子は師の心知らずか、それとも事実か。
永琳のパスカルに対する態度にどこか不公平感を覚えてもいたのだが……。
――ともかく、パスカルの承諾も得た事もあり、鈴仙が提案した陣形案はチームメイトに受け入れられた。

*フォーメーションを変更しました。

915 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/26(金) 01:14:13 ID:tAfAbqNU
鈴仙「(……さて。時間が余ったから、少し小休止と行きたいところだけど……。
――いつもと違って、ボールにロクに触れて無かったからか、体力は有り余っているのよねぇ。
だから、色々出来るチャンスはあると思うけれど……?)」


A:選手の誰かと話す(選択肢の後に選手名を記入してください。例:A 輝夜)
B:折角だから、観客席を回ってみる。(判定で他チーム選手と交流できます)
C:何も話さず、ゆっくり休む(ガッツが100回復します。ハーフタイム中一回まで)
D:その他 自由選択枠

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

鈴仙のガッツ:970/970

*後2回まで行動できます。

(参考:今のルナティックスフォーメーション)
永遠亭ルナティックス:4−3−3
−F−H− H鈴仙 970/970 F佳歩 800/800
−−−−− 
−−J−− Jパスカル 830/840
G−−−E Gてゐ 680/680  E永琳 900/900
−−I−− I中山 820/820
−BDC− B妹紅 910/910 D慧音 750/750 CウサギB 540/540
−−A−− Aつかさ 660/660
−−@−− @輝夜 700/730

916 :森崎名無しさん:2015/06/26(金) 01:17:07 ID:XEvMuoxI
A ウサギB

917 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/26(金) 01:18:06 ID:tAfAbqNU
……と、言ったところで今日の更新はここまでです。
>>911
カグロットに(シュートで)渡すですね、わかります。
>>912
こうやって書いて頂くと鈴仙が割と凄い人なような気がしますねw
いえ、お蔭さまでそこまで成長したという事なのでしょうが。
ただ、私のイメージ的には、成長しても現状はまだまだ未熟なとこもある感じですね。

それでは、皆様、本日もお疲れ様でした。

918 :森崎名無しさん:2015/06/26(金) 01:19:01 ID:sgawxvUE
A ウサギB

919 :森崎名無しさん:2015/06/26(金) 11:13:37 ID:???
ちょっと待った、フォーメーションのHとFを交換お願いしたい
鈴仙とてゐが絶対離れすぎ

920 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/27(土) 01:04:19 ID:tcYxABRU
こんばんは、遅くなりましたが少しだけ更新します。
>>919
すみません、あまり意識してませんでした(汗)
確かにそうですね。ここで鈴仙を右のFWにする理由も無いですし、こちらの方で以下のように変えておきます。
他にも佳歩をウイングにしたいなど、変更希望がある場合は、次の行動選択時に行動回数消費無しで枠を設けたいと思います。

921 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/27(土) 01:05:21 ID:tcYxABRU
(参考:今のルナティックスフォーメーション)
永遠亭ルナティックス:4−3−3
−H−F− H鈴仙 970/970 F佳歩 800/800
−−−−− 
−−J−− Jパスカル 830/840
G−−−E Gてゐ 680/680  E永琳 900/900
−−I−− I中山 820/820
−BDC− B妹紅 910/910 D慧音 750/750 CウサギB 540/540
−−A−− Aつかさ 660/660
−−@−− @輝夜 700/730

922 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/27(土) 01:10:48 ID:tcYxABRU
A ウサギB

鈴仙「……そうね。Bちゃんに声でも掛けてみようかしら」

鈴仙はふと思い立ち、ウサギBの姿を探すことにした。
ウサギBは先ほどの前半戦、小田のファインプレーに阻まれて折角の活躍機会を失っている。
あれを今も引きずっていないか、作戦を指示した鈴仙としては心配でもあったが――。

ウサギB「お呼びですか、鈴仙さま」

鈴仙「あっ、……う、うん」

ウサギB「どうされましたか。敵チームのデータの分析だったら、ある程度はお任せくださいですけど」

ウサギBはいつも通りの冷静な雰囲気を保っていた。
……それはある意味で、冷静さを失った過去の自分を埋めようとしてる風にも見えた。
虚勢を張るとは少し違うが、なんとなく無理をしているようにも思えなくもない。

鈴仙「……Bちゃん。前半戦のこと、気にしてる?」

ウサギB「べ、別に……気にしてないですよ。統計学的に考えて、あの位の結果の偏りは良くある事ですし。気にしてない率85%です」

鈴仙「あっ、そう……(やっぱり気にしてるんだ……)」

そして、その辺りはウサギBと言えどまだまだ子どもである。
鈴仙が少し聞いてみると、いとも容易く本音らしきものがポロリと零れてしまう。
新聞好きでデータマン、特技は諜報活動とかなり子ども離れした才能を持つ彼女だが、このあたりは可愛らしい。
……ここまでもが計算ずくの演技だったとしたらゾッとするが、そうした可能性は考えない事にしている。

923 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/27(土) 01:12:38 ID:tcYxABRU
鈴仙「(なんとなく気軽に話しにくい空気が漂っているような、漂っていないような……。
藪蛇にもなったらイヤだけど、普段は隙が無さそうなBちゃんとの交流を深めるチャンスな気もするし……。
えーっと。ここは、どんな話題を振ってみようかな?)」

A:「……ううん。ちょっと気晴らしがてら、雑談でもしてみない?」雑談する。
B:「そうねぇ。聖徳ホウリューズが後半、どんな風に攻めてくるかとか、予想できる?」聖徳チームについて聞く。
C:「試合後の夜とか、暇だったりしない? 良ければ一緒に練習でもどうかな?」練習に誘ってみる。
D:「今のあんたはまるで、耳を抜かれたウサギのようね!」良く分からない例えで喝を入れる。
E:「世の中、データで分析しきれない事もある。あんたなら、分かっているでしょう?」冷静に諭してみる。
F:「ウサギBちゃんって案外大したことなくね?」射命丸リスペクトしてみる。
G:その他 自由選択枠


先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

924 :森崎名無しさん:2015/06/27(土) 01:15:45 ID:0ZkUpzHs
A

925 :森崎名無しさん:2015/06/27(土) 01:22:31 ID:/TMioYQ6
A

926 :森崎名無しさん:2015/06/27(土) 01:25:50 ID:???
Bちゃんは言われなくてもデータ至上主義ではないだろうし、大丈夫そう

927 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/27(土) 01:48:08 ID:tcYxABRU
A:「……ううん。ちょっと気晴らしがてら、雑談でもしてみない?」雑談する。

鈴仙「(ここは妙に突っついても可哀想かしら……)――別に。ちょっと雑談でもしたいと思ってね」

ウサギB「えっ。ざ、雑談ですか?」

鈴仙の提案に対し、ウサギBは目を丸くしていた。
前半戦の奇襲失敗は別にしても、彼女なりに全体的な自分のパフォーマンスを気にしていたのか。
どうやら鈴仙から、何らかの叱責が来るのではないかと考えていたようである。

鈴仙「だってBちゃん、統計学的な偏りからか、15%の方を引いちゃってたみたいだから。
とは言っても、私もそこまで話題溢れる女じゃなかったりするから、具体的な雑談テーマは考えて無いんだけど……。
――そこは私、ウサギBちゃんのトレンドさに期待したいかな」

鈴仙はそんなウサギBの緊張を解きほぐすように、優しく意図を伝える。
そうすると、やはり先程まではある程度虚勢を張っていたのか、ウサギBはくしゃっと年相応っぽい笑顔を作って。

ウサギB「……ありがとうございます。――じゃ、鈴仙さま。今から私とギリシャ経済の行く末についてお喋りしましょ!」

鈴仙「……ごめん。トレンドすぎて良く分かんない」

やっぱり年相応で無い、どこか末恐ろしさを感じるテーマについて、鈴仙と楽しく(?)雑談をしたのだった。

*ウサギBの評価値がやや上がりました。

928 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/27(土) 01:54:19 ID:tcYxABRU
鈴仙「(試合再開まであと少し。あと少しだけに……さっきのミーティングで話しそびれた、
選手の配置とか交代についても、もう一度考えてみる必要があるかも。
ウサギDちゃんは、つかさと協力して放てる大技――『ムーンラブタックル』とかを覚えたみたいだし。……未完成だけど。
――ただ、ウサギBちゃんの安定性やパス力も活かしたいし。この辺りは、要相談って感じかしら)」

A:選手の誰かと話す(選択肢の後に選手名を記入してください。例:A 輝夜)
B:折角だから、観客席を回ってみる。(判定で他チーム選手と交流できます)
C:何も話さず、ゆっくり休む(ガッツが100回復します。ハーフタイム中一回まで)
D:先ほど話せなかった、細かい戦術や選手交代について確認する。具体的には…※行動回数消費無し
  (更に具体的な内容を記載願います。例:D 佳歩をウイングにする、D ウサギBとウサギDを交代する など)
E:その他 自由選択枠

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

鈴仙のガッツ:970/970

*後1回まで行動できます。
*Dは行動回数を使用しません。

(参考:今のルナティックスフォーメーション)
永遠亭ルナティックス:4−3−3
−H−F− H鈴仙 970/970 F佳歩 800/800
−−−−− 
−−J−− Jパスカル 830/840
G−−−E Gてゐ 680/680  E永琳 900/900
−−I−− I中山 820/820
−BDC− B妹紅 910/910 D慧音 750/750 CウサギB 540/540
−−A−− Aつかさ 660/660
−−@−− @輝夜 700/730

929 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/27(土) 02:00:19 ID:tcYxABRU
……と、言ったところで短いですが、今日の更新はここまでにしようと思います。
>>926
実はFが大正解でした(たぶんうそ)


それでは、皆様、本日もお疲れ様でした。

930 :森崎名無しさん:2015/06/27(土) 02:01:23 ID:???
私は特に思い付かないけど、変更案ある人いるかな?
しかし評価値10(だっけ?)が意外に遠い
(と言うと特訓狙いがあからさま過ぎて、ウサギBちゃんに申し訳ない気分に。
もちろん愛着はあるのよ? 上手くいけば命名に近づくし)

931 :森崎名無しさん:2015/06/27(土) 02:28:42 ID:???
乙でした

相手の対策は突けば勝手に崩壊するほど岬がボロボロだし、佳歩をウイングすると良いと思う
ただこころの残りに岬お面があれば、あんまり旨みは無いかな。まあほぼない可能性だけど

932 :森崎名無しさん:2015/06/27(土) 02:57:35 ID:???
乙なのです
他の子は届かないだろうけど、ウサギBちゃんには名前つけてあげたいなあ。

933 :森崎名無しさん:2015/06/27(土) 05:58:06 ID:DAnKl0Pk
Aつかさ

934 :森崎名無しさん:2015/06/27(土) 09:53:35 ID:ttuEBjdY
Aつかさ

935 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/27(土) 12:20:17 ID:tcYxABRU
こんにちは。今日は(も?)夜が遅いので、昼ですがちょっと更新します。
>>930
雑談だとちょっとずつしか上がらないので、それだけで即特訓は厳しいですね。
基本は各キャラと深く交流して評価値を積んでいき、試合前の雑談で微調整…という感じになると思います。
(とはいえ、細かい交流を積み重ねた結果、評価値9とか9.5まで行ってるキャラも割といますが)
評価値については香霖堂等で販売のアイテムで開示できます。
>>931
乙ありがとうございます。判定回数を増やす事は大事かもですね。
>>932
乙ありがとうございます。なんとなく前半戦で覚醒しそうな気がしたのですが、気のせいでしたね…。

936 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/27(土) 12:22:06 ID:tcYxABRU
Aつかさ

鈴仙「(……まあ。布陣については相手の出方を見てからでも変えられるし。
ここは気分転換に努める事にしようっと)……そういえば、つかさ」

鈴仙は無理やりにでも楽観的にそう考えて、メンタルのケアを優先することにした。
具体的には、ひたすらに多変量解析法の課題について語りたがるウサギBとの会話を止め、
もう少し包容力のある大人であるつかさと会話しようと思い立った。

つかさ「ええ……。どうされましたか、鈴仙さま」

恭しくちょこんと一礼して、つかさは鈴仙の元へと駆け寄る。
たとえばロッカールームで 口笛 を始めたウサギCなどとは違って、
つかさはどこか生まれ育ちが違うような、貴族の令嬢のような上品さがある気がする。

鈴仙「(皆おんなじ永遠亭の、おんなじ風に育った筈の妖怪ウサギなんだけどね。
……さて。つかさを呼んだは良いけれど。何についてお喋りしようかな……?)」

A:「別に。ちょっと気晴らしがてら、雑談でもしたいなって思って」雑談する。
B:「Dちゃんとのコンビプレイ、私も参考にしてみたいんだけど……」コンビプレイについて助言を仰ぐ。
C:「試合後の夜とか、暇だったりしない? 良ければ一緒に練習でもどうかな?」練習に誘ってみる。
D:「最近どう? 悩み事とかない?」悩み事について聞いてみる。
E:「つかさちゃん。貴女も聖書を読みなさい! そうしたらきっと人間になれるわ!!」神に目覚めてみる。
F:その他 自由選択枠


先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

937 :森崎名無しさん:2015/06/27(土) 12:26:19 ID:mBaNvSO6
B

938 :森崎名無しさん:2015/06/27(土) 12:30:38 ID:DAnKl0Pk


939 :森崎名無しさん:2015/06/27(土) 12:41:37 ID:ttuEBjdY


940 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/27(土) 13:06:59 ID:tcYxABRU
D:「最近どう? 悩み事とかない?」悩み事について聞いてみる。

鈴仙「(そういや、私ってばつかさの事、あんまり分かって無いような……)」

永遠亭の他のウサギ達の中でもとりわけ大人で、言ってしまえば「手のかからない子」だったつかさ。
人並み以上に努力家で熱情家である事もあり、多少の困難があっても自力で何でもこなしてしまうような。
そんなイメージがあったからこそ、鈴仙はこれまでつかさの深くに立ち入ろうとしなかった気がする。

つかさ「悩み……ですか。そうですね……」

そしてつかさ自身も、これまで自身の悩みについてあまり思いを馳せた事が無かったのか。
鈴仙にこう問われて初めて、ふと振り返って考えている様子だった。
暫くの沈黙の後、つかさは鈴仙に対して――。

先着1名様で、

★つかさの悩み→! card★

と書き込んでください。数値で分岐します。

JOKER→つかさ「ヘンなアメリカ人少年に絡まれて困ってる事ですね」謎のアメリカ人「オー マイ ガーッ!」
ダイヤ→つかさ「……少し、気になる選手が居て。その子と会って、一度話してみたい事が……」
ハート→つかさ「Dちゃんの事が心配です。あの子だけ一人、チームから浮いているようで……」
スペード→つかさ「サッカーの技術的では悩んでますね。ブロック以外にも、使える分野を増やしたいです」
クラブ→つかさ「……特にありませんね。今は毎日が充実していますし」
クラブA→ウサギD「鈴仙さま。何私の許可も取らず、つかさちゃんと仲良く話してるんですか? ……この泥棒兎!」チャキッ

941 :森崎名無しさん:2015/06/27(土) 13:08:38 ID:???
★つかさの悩み→ ダイヤJ

942 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/27(土) 13:11:29 ID:tcYxABRU
……と、言ったところで一旦ここまでです。
続きは寄る更新したいですが、もしかしたら明日になるかもしれません。
また、940レスと結構なところまで行ったので、今のうちに新スレのスレタイも募集したいと思います。

【】鈴仙奮闘記30【】

の形で考えて下さると幸いです。
次スレは、丸々聖徳ホウリューズ戦とそれに係るイベントになるか、
もしかしたら準決勝第二試合、紅魔スカーレットムーンズVS博麗連合戦にもちょっと入るかもしれません。
それでは、一旦失礼いたします。

943 :森崎名無しさん:2015/06/27(土) 13:47:11 ID:???
【因幡つかさ】鈴仙奮闘記30【やってやんよ!】
【岬太郎の】鈴仙奮闘記30【憂鬱】
【激闘】鈴仙奮闘記30【準決勝】
【太子の策謀】鈴仙奮闘記30【鈴仙の奮闘】

多変量解析法? ああ、あれおいしいよね(震え声)
まさかウサギDちゃんまでヤンデレ分岐があるとか……
ええい、まともなのはつかさちゃんとKちゃんだけか!(汗)

944 :森崎名無しさん:2015/06/27(土) 14:54:52 ID:???
【岬くん】鈴仙奮闘記30【危機一髪】
【僕は故あれば】鈴仙奮闘記30【寝返るのさ!】

乙ロット!

945 :森崎名無しさん:2015/06/27(土) 19:10:48 ID:???
【ボクは】鈴仙奮闘記30【岬太郎】

946 :森崎名無しさん:2015/06/27(土) 21:36:16 ID:???
【影の役者】鈴仙奮闘記30【天才の相棒】
【ワトソン】鈴仙奮闘記30【ワトソン】
【やっぱり岬は】鈴仙奮闘記30【大した事あった】
【岬「妹以外は】鈴仙奮闘記30【怖くない!」】

947 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/28(日) 00:17:17 ID:???
すみません、今日はやっぱり更新できなさそうです(汗)
明日の夕方以降、また更新します。
頂いたコメントやスレタイ提案にも、また明日返信したいと思います。

948 :森崎名無しさん:2015/06/28(日) 19:09:16 ID:???
【天覆う網を】鈴仙奮闘記30【切り開け】
【知略に】鈴仙奮闘記30【勝るもの】

後半で聖徳側に人員補充があるとしたら、今以上に厳しくなるだろうな
守矢戦みたいな楽勝試合にはそうならないだろうし(フラグ)

スレタイ決定したらとよちゃん登場か、なんか最近、出番をほしがる姉の姿が
妙にかわいく思えてくるから不思議www

949 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/29(月) 00:04:11 ID:wP/RU7UA
こんばんは、今日は少しこのスレで更新しようと思います。
本当は新スレを立てたかったのですが、うかうかしてたら時間が無くなってしまいました(汗)
>>943
スレタイ提案ありがとうございます。
2変量分析とかは昔ちらっと勉強した気がしますが、完全に忘れましたねw
Dちゃんは割と前からチャキらせてた記憶がありましたが、つかさだったかもしれません。
>>944
乙ロットとスレタイ提案ありがとうございます!
>>945-946
スレタイ提案ありがとうございます!
>>948
スレタイ提案ありがとうございます!
守矢戦はせめてもう少し三杉やフライハイトが活躍するようにすれば良かったかもですね…。
豊姫「け、計画通りね」依姫「お姉様、声が震えてますよ」

950 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/29(月) 00:05:19 ID:wP/RU7UA
★つかさの悩み→ ダイヤJ ★
ダイヤ→つかさ「……少し、気になる選手が居て。その子と会って、一度話してみたい事が……」

つかさ「……別に悩み、という程深刻な訳では無いのですが」

つかさは暫く考え込んでから、ポツリとそう鈴仙に漏らす。

つかさ「……少し、気になる選手が居て。その子と会って、一度話してみたい事があるんです」

鈴仙「気になる子……? それって、ルナティックスの選手以外で、って事?」

鈴仙の問いかけに対し、つかさは恥ずかしそうに黙ってうなずく。
鈴仙にとって、あのつかさにそこまで興味を持つ選手が居たこと自体が驚きだったが、
更につかさがその選手の名前を上げた時、鈴仙は思わず口にしたスポーツドリンクを零してしまいそうになった。

つかさ「はい。実は、その……私、チルノに興味があるんです。
あの妖精大連合のキャプテンだった、馬鹿で無鉄砲だけど、とてつもない熱さを秘めていたあの子の事が」

鈴仙「ち、チルノぉ? なんでまた、どうして?」

鈴仙は思わず思いっきり訝しむようにつかさに訊きかえしてしまった。
確かに彼女はかつて、妖精大連合のCBとして鈴仙のシュートを何度も防いで来たし、
シュートブロック以外にしても、下手な妖怪以上の技術と才能があったと思う。
しかし、あの良くも悪くも熱くて馬鹿で喧しいチルノと、冷静で理知的で淑やかなつかさとの共通点は一見浮かびにくいが。
つかさの発言の趣旨をくみ取ろうとした鈴仙は、何となく妥当な理由が思い浮かんだ。

951 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/29(月) 00:06:31 ID:wP/RU7UA
鈴仙「いやまあ。確かに、つかさの試合中のプレースタイルはチルノと似てなくも無い……のかな?
気合を重視したボールキープにブロックとかは、あのチルノに通ずる所があるかもしれないけれど」

つかさ「……そうですね。プレースタイルもそうですけれど。
私とあの氷精……チルノとは何だか近い所があるような気がして。だから、聞いてみたいんです。
先の妖精大連合の試合で私が感じた彼女の心の強さ。その原動力が一体なんであるか……と」

つかさはここで一旦話を切る。そして、もう一度その大きな瞳で鈴仙をじっと見つめてから大きく頭を下げた。

つかさ「――鈴仙さま。もし宜しければ、今度私をチルノの所まで連れて行ってくれませんでしょうか。
本当は私が単身、彼女の住処まで行ければ良いんでしょうけれど、私もそう強い妖怪では無くって。
……竹林の見知った獣たちを相手取るのに精いっぱいですから、遠くまで一人で行く自信が無くて……」

鈴仙「べ、別に良い……と思うけれど。いつが良いとか、都合はあるの?」

つかさ「いいえ。別にありません。ただ、強いて言えば……今日から大会終了後数日までの間には行きたいと思います。
メタ的に言えば、【今から第二章終了まで】の間に一度チルノに遭えれば大丈夫です。
もしも無理そうでしたら、今の約束は忘れて下さってかまいません。
その事で、私、鈴仙さまへの評価を下げたりはしませんから」

鈴仙「(メタ的にってどういう意味かしら……)――ああ、まあ。
私が空いた時だとかそういう事だったら、良いわよ。一緒に連れて行くわ、つかさ」

つかさ「……本当にありがとうございます、鈴仙さま。このご恩は、必ず形に変えて報いてみせます……!」

鈴仙「ちょ、ちょっと。そこまで恐縮してお辞儀しなくていいってば!
(……でも、つかさにこうもお願いされるなんて、ちょっと珍しいわね。
チルノは気まぐれだから、必ずしも霧の湖に居るかは自信が無いけれど。
それでも、一度遭わせてみるのも、つかさにとって更なる成長を促す為の刺激になるかも!)」

つかさ「(鈴仙さまはこうもきめ細やかに私達の面倒を見て下さっている。
だとしたら、私もそのご厚意に甘えている訳には行かない。私も、もっともっと強くならなくては……!)」

952 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/29(月) 00:07:39 ID:wP/RU7UA
*つかさの評価値がやや上がりました。
*つかさの評価値が一定以上になりました。今日の終了後、特訓イベントが発生します。
*つかさを【第二章終了まで】に、【チルノ】と遭わせる約束を取り付けました。


〜敵チームミーティング〜

神子「――さて。諸君。ごらんのとおり、我々はそこまで優勢では無い」

鈴仙達が手短に終えたハーフタイムのミーティングを、
神子率いる聖徳ホウリューズのメンバーはしっかりと時間を掛けて行っていた。

岬「……………」

そして、そのミーティングの結論をいち早く先に聞かされていた岬は、
手渡された分厚い資料を捲りながら、静かに黙って彼女の話を聞いている。

神子「当初の予定を変更し、後半戦も暫くは『和を以て尊しと為す』の布陣を維持する。
出来る限りだ。そして、岬君の方に限界が生じたら――私が、『たわむれはおわりじゃ!』……と指示を出す。
そうしたら、後は……分かるね、岬君?」

岬「……重々、心得ております。神子様(……ルナティックスの核となるべき選手を潰せ、か)」

そして岬は決して、そんな彼女の命に逆らう事は出来ない。
神子は岬の抱いた欲望を熟知している。そして同業者として、そんな彼を潰す方法を幾らでも知っている。
当初、神子に従わざるを得ないと悟った時から、岬は自分の末路がどうなるかをしっかりと思い描いていた。

神子「(――岬太郎。彼は私の想像以上に良く働いてくれた。
しかし、彼は一方で私の想像以上に賢過ぎた。これ以上彼を持っていては、一矢報われてしまうかもしれん。
幸い、青娥は外界で良いコネクションを多く得たと報告しているし、情報を見るに信頼性もある。
……君には悪いが、私の築く千年帝国の為の、尊い犠牲となって貰うよ)」

953 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/29(月) 00:08:42 ID:wP/RU7UA
……そして、岬の読みはまったく正しかった。
更に神子は、岬がそう考えている事をも把握した上でなお、彼に過酷な命令を強いている。
彼女にとって手段は関係が無い。必要なのはその目的を達成できるか否かであった。

屠自古「秦こころはどうされますか。
先程のゴールを見るに、彼女の能力の効きも、少しずつ弱くなっていると思われますが」

神子「暫くは観客席に配置させる。あれがいなくては、我々も道理を通しづらい」

屠自古「分かりました、伝えておきます。それと他にもう少々、会計の事で確認しておきたいのですが……」

大まかな打ち合わせを済ませた神子は、屠自古との事務的な連絡調整に入っていた。
そんな中、退屈げにしていた布都がぽつりと言葉を漏らす。

布都「……皆の者が、太子様のお言葉を支持すれば話が早いのに。
何故人里の者どもの多くは、ああも変化を恐れるのでしょうな。変化せんでは、自らが惨めになるばかりなのに」

布都も神子には及ばずとも聡い。こうした問いかけへの答えなど無い事は知っていつつも、
純粋な神子への忠誠から何となくそう言葉を漏らしたに過ぎない。
しかし、そう分かっていても何となく、岬はそんな布都の子どもらしい素朴な疑問に答えたくなった。

954 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/29(月) 00:10:27 ID:wP/RU7UA
岬「……それは。人間にとって最も苦痛なのが、変化だからですよ。妖怪はもっとかもしれないけれど」

布都「そうかな? 人間とは蓋し、変わりゆくもの。変化への指向こそが、人間を強くする一因と思っていたが」

岬「でも、人間だって別に好きで変化している訳じゃないでしょう。
できることなら、今のままの自分で居たい。だけど、それは社会が、環境が、自身の肉体が、精神がそれを許さない。
だから、仕方なく人間は変わろうとする。「努力は報われる」とか、「自分にはサッカーしかないから」だとか、
変化を許容し好むような言い訳をして、自分の本心を騙しながらね」

布都「変化して良くなる事よりも、今の惨めさに耐える方が良いと言うのか?」

布都は難しい事を考えるように細い首をちょこんと傾げる。流れるような銀髪がふわりと揺れた。
神子はそんな布都を諭す母親のように、彼女の銀髪を撫でつけてこう言った。

神子「――多くの人間は、私のように聡明では無いのだよ。悲しい事ながらね。だから、導いてやらねばならぬ」

神子の横顔には、今まで観客や敵チームの選手にも見せた事の無い、悲壮な使命感が漂っているように見えた。
彼女は布都の長い髪を梳かしながら、ハッキリと意志の籠った瞳でこう述べる。

神子「多くの人間は、いわば洞窟の壁に移った稚拙な絵を見て、それだけで現実を理解した風に、満足気に振る舞う。
実際は、真実の世界が放つ光を照らし返した、儚げな影を見ているだけに過ぎないのに。
……彼らが幸せならば、それで良いと君たちは思うか? 影だけを見て終える生涯に、意味はあるのか?」

神子の呼び掛けに答える者はいない。それを知っていたかのように彼女は続けた。

神子「……それで良いと認める事は、道を究めし仙人にとって。選ばれし賢人王にとっては恥ずべき行為だ。
何故なら、彼らは洞窟から大衆を引きずり出し、真実の光が溢れる世界に導ける能力を持つ、数少ない人間なのだから。
そう。聖徳王たる私には、諸君を始め人間達を導く使命がある」

955 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/29(月) 00:23:54 ID:wP/RU7UA
ポツリと呟いた風の言葉は、何時の間にか演説のようになっていた。
聖徳ホウリューズの神子を信望する者達は彼女の凛とした言葉に陶然と聞き入っていた。
最後に神子は、メンバー全員の瞳をじっと見つめながらこう締める。

神子「……その大いなる大義の為には、如何なる行為も許容されなくてはならない。
たとえ外道や下衆の道に走ったとしても、私は。私達は真実のため、戦う必要がある!
我こそが天道なり! 我こそが唯一、妖怪による迷妄の闇から人間を救える唯一の者なり!」

パチパチパチパチ……と、要求もしていないのに、聖徳ホウリューズのメンバーから拍手が漏れた。
布都は流行りの歌手を見つけた町娘のような熱っぽい視線を神子に向けつつ、大きく両手を叩いている。
屠自古は感情が見られない冷徹な表情で、事務的な拍手を送っている。
岬はそんな中……素直に神子へと拍手をする気にはなれなかった。

岬「(豊聡耳神子。貴女は僕が辛うじて自分に及ばぬと高く評価してくださっているようだけど。
どうせここでお別れなのだとしたら。本当に僕が貴女に及ばないか。
――折角の記念として、知恵比べを挑んでも、別に恨みはしないでしょうね?)」

何故なら岬はこの時必死にその聡明な頭を巡らせていたからだ。
策謀を巡らせるとしても自分から自発的に他者を貶める事はしなかった岬太郎。
そんな彼が今、必死に思考していた。――豊聡耳神子を貶める策は、どこかにありはしないか……と。

――それは今まで利用されて来た事に対する「怒り」の感情によるものか。
それとも、知恵でも武勇でも問わず、戦いを挑む際に覚える「楽しみ」の感情によるものか。
残念なことに、そのどちらの感情ともこれまで無縁だった岬には、自身の発想の元が何であるか分からなかった。

岬「(損得とか周囲の評価は関係ない。僕は、僕の出来る限界を探ってみせる……)」

ただし、少なくとも岬はこの時、図らずも変化しつつあった。
豊聡耳神子という、岬よりも賢く、黒く、より大きい理想を抱く同業者に出会った事で、
彼は自身の知能の高さと限界を知り。
……そしてその上で、より賢くなりたいという、これまでとは別種類の、純粋な欲望を抱くようになっていた。

956 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/29(月) 00:26:41 ID:???
……と、言ったところで今日の更新とこのスレでの更新はここまでです。
明日は新スレに移行ののち、聖徳ホウリューズ戦の後半に移っていければと思います。
また、もしも追加でスレタイを思いついた方、新しく募集したい方がおりましたら、まだまだ募集しておりますので、

【】鈴仙奮闘記30【】

の形で考えて下さると幸いです。
次スレは、丸々聖徳ホウリューズ戦とそれに係るイベントになるか、
もしかしたら準決勝第二試合、紅魔スカーレットムーンズVS博麗連合戦にもちょっと入るかもしれません。

それでは、皆様、本日もお疲れ様でした。

957 :森崎名無しさん:2015/06/29(月) 01:28:19 ID:???
乙なのです
特訓、やってやんよ!
(気に入ったっぽい。つかさちゃんが言ったのが意外性あって、けどよく考えたらしっくり来た)
チルノ……なにやら捕まらないような気がするのう

狂気度って二章終了時に廃止されるんでしたっけ?
それならドイツ戦に届かなければ浮き玉か紫用に洗脳取得しておくべきかなあ。

958 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/08/25(火) 01:02:05 ID:???
ごめんなさい、スレ容量を埋めてしまったので、こっちに書き込みさせていただきます。
今日の拙作の更新はここまでにして、明日は新スレを立てていこうと思います。
もしもスレタイを追加・新規で提案してくださる方が居れば、

【】鈴仙奮闘記31【】

の形で考えて、このスレに書き込み下さると幸いです。
次スレは、紅魔VS博麗戦を終わらせた上で、決勝前最後の自由行動。
そして、永遠亭ルナティックス最後の試合である、大会決勝戦へと入っていければと思っています。

それでは、皆様、本日もお疲れ様でした。

959 :森崎名無しさん:2015/08/25(火) 02:25:53 ID:???
乙です

【負けず嫌い王】鈴仙奮闘記31【決定戦】

960 :森崎名無しさん:2015/08/25(火) 23:48:51 ID:???
毎日お疲れ様です。いつも奮闘なされているスレ主様へ
串カツバナナジャムパン を、主人公である鈴仙様には
キリマンジャロの雪解け水ロースカツ 及び不渡り手形義捐金として 993 万円を進呈いたします。


【ついに来た】鈴仙奮闘記31【最強の敵】
【才の博麗】鈴仙奮闘記31【衆の鈴仙】
【鈴仙よ】鈴仙奮闘記31【意志を見せよ!】
【楽園の未来】鈴仙奮闘記31【映す試合】


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