キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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感謝の課金 the dawn of gacha
1 :
◆2pV1gRdG.o
:2015/07/05(日) 21:01:16 ID:???
/ __
/ . ´ ` :、
__∧__ (⌒ヽ .:' ..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/  ̄ ̄)
`i,.、i´ ゝ / .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: f⌒ヽ /
/廴/ .:.:.:.∧.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.\.:.:.: ト、_,ノ ⌒ヽ
/ .:{ / .:.:.:.:/⌒ :.:.\.:.:.:.:.:.:.:ヽ.:.\ ト-イ.:\
/ イ人{.:.|.:.:.: | \:.:.:.\.:.:.:.:.:.:|.:.:.:|`¨´ У.:.::.:.:.
/// .:.:ハ`|人≫=ミ、 `¨≫=ミ、 .:!.:.: |.:.:.:.| i.:.:.:.:.:.:.|
///.:.:.:.:.:.|.:l: 〉{ んハ ん ハ Y}-、l.:.:.: | |.:.:.:.:.:.:.|
〃 { .:.:.:.:.:.|.:| ハ 弋rソ 弋_rソ :|:|ん} .:.: | |.:.:.:.:.:.:.! はややー☆
{{ ヽ.:.:.:.:.|人 } .:.:. ' .:.:.:. }:}, イ.:.:.:.:| | .:.:.:. /
ヾ. } .:.:.:| .:.:.込、 ( ̄ ) イ/:|.:.|.:.:.:. | |.:.:.: / /
| .:.:.:|.:.:.:.:./.:.:`> . __ イ‐/、:|.:.|.:.:.:. | |.:.:./ ∧_/
|.:.:.:/ .:..:/.:.:.:.:.ハ ‘┴─/ /`ヽ .:|.:.:.:. |人:.{ < 〈
ノ .:/ 厂二ニ=┘} }.........{ { }‐く二二「}\、 {/ ̄
/: / .:辷ニ=7 人__丿......人__廴ノ { てYV〉 \ 、_, イ
ー==彡' /:/ {_,7 /........................ , ┘ {__)....ヽ `ー一'′
/:〈...../ \.....Y....../ `ヽフ........〉
京太郎「世界一!!可愛いよ!!」
那珂ちゃん「おかしい、こんなことは許されない」
952 :
◆2pV1gRdG.o
:2015/08/06(木) 23:01:43 ID:???
那珂ちゃん「そうだ!番組を収録してるスタジオに行って勝負を挑むよ!」
利根「では今日のニュースを始めるのじゃ!」
観客「利根ねーさん!」「利根ちゃん!」「ねーさん!ねえさん!!ねえさん!!!!」
「かわいい!!」「アルティメットプリティーキュートクールパッションアイドル利根ちゃん!」
那珂ちゃん「すごい…ニュースを読み上げるだけでなんであんなに歓声が……」
那珂ちゃん「尻ごみしてる場合じゃないよ!勝負を挑む!」ザッ
カメラさん「あっ君、一体何を…!?」
ババーン!
利根「な、那珂!どうしてここに…」
那珂ちゃん「……」
那珂ちゃん「↓!!!」
953 :
はやり王国民
:2015/08/06(木) 23:04:43 ID:???
SUMOU
954 :
はやり王国民
:2015/08/06(木) 23:04:53 ID:???
ずっと前から好きでした。ケッコンカッコガチして!
(月影提督仕込みの演技で軽いジャブ)
955 :
はやり王国民
:2015/08/06(木) 23:06:52 ID:???
ヒャッハー!死のダンスといこうぜ!
956 :
◆2pV1gRdG.o
:2015/08/06(木) 23:30:32 ID:???
那珂ちゃん「SUMOU!!!」
利根「なんじゃと……?」
那珂ちゃん「YOU!Battle SUMOU!!!」
観客「な、何言ってんだあいつ…」「頭おかしい…」「逃げて、姉さん…!」
「あいつ…SUMOUを知っているのか!?」「あの人那珂ちゃんじゃない?」
利根「那珂、何を言っておるのじゃ…」
那珂ちゃん「SUMOU Wrestling!!Start!!」ダッ!
那珂ちゃんパウァ→! card
JOKER→那珂ちゃんは利根ちゃんを倒した
ダイヤ→ガードマンに止められた
ハート→屈強な利根ちゃんファンに止められた
スペード→黒髪の痴女の利根ちゃんファンに止められた
クラブ→本物の暴力を教えてくれそうな利根ちゃんファンに止められた
957 :
はやり王国民
:2015/08/06(木) 23:33:26 ID:???
那珂ちゃんパウァ→
ダイヤ7
958 :
はやり王国民
:2015/08/06(木) 23:39:22 ID:???
SUMOUしたいならMAWASHIいっちょで出て行かねばそりゃ止められますわ
959 :
はやり王国民
:2015/08/06(木) 23:43:14 ID:???
神聖な儀式である塩撒きを忘れた時点で那珂ちゃんの負け
960 :
◆2pV1gRdG.o
:2015/08/06(木) 23:43:20 ID:???
ガードマン「やめないか!」
那珂ちゃん「プグェ」
バタリ
利根「い、一体なんだったのじゃ……」
ディレクター「あー、放送再開するよー」
利根「任せるのじゃー!」
那珂ちゃん「」
961 :
◆2pV1gRdG.o
:2015/08/06(木) 23:47:06 ID:???
那珂ちゃん「この作戦は失敗だったね……」
☆で、どうやって利根ちゃんに近づく?
1. 友達なんだし普通に連絡取ろう
2. 誰かに相談する
3. 誘拐する
4. 脅迫状を送り付ける
5. ボディーガードのフリをして近づく
6. ほか
962 :
はやり王国民
:2015/08/06(木) 23:47:45 ID:???
1
963 :
◆2pV1gRdG.o
:2015/08/06(木) 23:55:11 ID:???
那珂ちゃん「利根ちゃん、会えないかな!」
利根「………ええと…」
那珂ちゃん「(凄い歯切れ悪い!)」
それも当然であった…。
乱心し襲い掛かった友人が日も変わらぬうちに連絡してきたのだ。
そして会いたい……
どう考えてもオコトワリ路線です、ありがとうございました。
利根「…その、他のメンバーもおるなら別に……」
那珂ちゃん「他のって天龍ちゃんとか?」
利根「そうじゃ」
1. いいよ
2. 私と二人っきりにはなれないんだ ふーん
3. ほか
964 :
はやり王国民
:2015/08/06(木) 23:56:33 ID:???
1
965 :
◆2pV1gRdG.o
:2015/08/07(金) 00:16:41 ID:???
那珂ちゃんはこの願いを承諾した。
かつて艦ライブで共にアイドルとして活躍した仲間たち。
彼女たちの目の前こそ戦う場に相応しい…そう那珂ちゃんも思ったのである。
利根ちゃんは実際那珂ちゃんに怯えているだけなのだが。
大和「那珂さん……」
大井「正直早く帰って北上さんドレスショーをしたいのよ!」
北上「いや、そんなのする気ないんだけどー」
蒼龍「先輩、帰ろうとしないでくださいよ…」
加賀「私オフなのだけれど」
天龍「(怖ェ!静かにキレてやがる!)」
長門「これで呼ばれた7人は揃った…か。一体何で勝負する気なんだ…?」
966 :
◆2pV1gRdG.o
:2015/08/07(金) 00:18:19 ID:???
那珂ちゃん「利根ちゃん!」
利根「」ビク
那珂ちゃん「な、なんで怯えてるのかわからないけど…勝負だよ!」
利根「しょ、しょうぶ…?」
長門「おいおい、穏やかではないな。私たちはアイドル仲間ではないのか?」
那珂ちゃん「……」
☆何で勝負する?
1. SUMOU
2. 遊☆戯☆王
3. アイドルとしての総合力
4. 人気
5. 料理
6. ほか
967 :
◆2pV1gRdG.o
:2015/08/07(金) 00:25:32 ID:???
今日はここまで
長いメンテでしたね……
ミニチャットの件ですが、了承いただきました。
土曜の夜8時からスタートとなります。
お暇な方は是非どうぞ。それではー
968 :
はやり王国民
:2015/08/07(金) 01:22:56 ID:???
2
お疲れ様ー
スレタイ候補
アイドル路線は続くのどこまでも?
メンテなしでも快適サクサクなスレ
勝利というものがわからなくなってきた
969 :
スレネタありがとうございます
◆2pV1gRdG.o
:2015/08/07(金) 22:00:35 ID:???
>>968
まあメンテがない代わりに書く人がいないと進まないわけですが…。
どなたか私の代わりに書いてもいいのよ
安定の予告なしのメンテ
変わらないガチャの確率
これが…これがクソ運営…!
970 :
はやり王国民
:2015/08/07(金) 22:12:07 ID:???
クソ運営は免停で
971 :
はやり王国民
:2015/08/07(金) 22:38:39 ID:???
あなたの代わり?またまたご冗談を(AA略
自分は最近クッキー焼くのが忙しいです
ガチャなんて回してないでクッキー、焼こう!
972 :
審議拒否
◆2pV1gRdG.o
:2015/08/07(金) 22:40:18 ID:???
那珂ちゃん「デュエルだあ!」
天龍「デュエル…?」
大和「ええと……」
利根ちゃん→! card
大和ちゃん→! card
北上さん→! card
いいなりっち→! card
天龍ちゃん→! card
長門さん→! card
加賀さん→! card
蒼龍ちゃん→! card
3以下で存在を知っている
Aで決闘者
クラブAで千年アイテムの所持者
973 :
はやり王国民
:2015/08/07(金) 22:41:08 ID:???
利根ちゃん→
ダイヤ3
大和ちゃん→
クラブ3
北上さん→
スペードQ
いいなりっち→
クラブ5
974 :
はやり王国民
:2015/08/07(金) 22:42:19 ID:???
天龍ちゃん→
ハートJ
長門さん→
スペード10
加賀さん→
クラブ6
蒼龍ちゃん→
スペード2
千年アイテム懐かしー、今もあるのかな
975 :
はやり王国民
:2015/08/07(金) 22:46:29 ID:???
今は多くの次元が超融合してるんだっけ?(うろ覚え)
遊戯王も長いよなぁ、アニメが5代目に突入したからなぁ
976 :
審議拒否
◆2pV1gRdG.o
:2015/08/07(金) 22:50:23 ID:???
>>971
クッキーはなんかアプデあったんですかね?私はプリズムを大量導入してからやめてしまったなあ…
>>974
初代のみの設定です でも遊戯王といえばこれという自分がいるのです
>>975
長編がこれだけ息がながく続いているのは凄い事ですよねー
977 :
◆2pV1gRdG.o
:2015/08/07(金) 23:19:48 ID:???
蒼龍「(なんだっけ…。どこかの提督がはまってたような……)」
利根「(筑摩から聞いたことがあるのじゃ…伝説のチームナイトファイト…)」
大和「(榛名さんがそんなことを言っていたような……)」
那珂ちゃん「なんか皆結構知ってるんだね」
天龍「いや俺知らねえけど」
那珂ちゃん「まあ私も神通ちゃんと川内ちゃんから聞いただけなんだけどね!」
利根「でっき…というのはあるのじゃ?」
加賀「私たちは一応艦娘じゃないかしら」
蒼龍「多分そっちのデッキじゃないです」
978 :
◆2pV1gRdG.o
:2015/08/07(金) 23:28:44 ID:???
那珂ちゃん「ふっふっふ…神通ちゃんから借りて来たこれがね!」
那珂ちゃんのデッキ→! card
ダイヤ→舞風デッキ
ハート→榛名デッキ
スペード→提督デッキ
クラブ→伊19デッキ
マーク関係なくA→紙束
979 :
はやり王国民
:2015/08/07(金) 23:29:41 ID:???
那珂ちゃんのデッキ→
スペード5
980 :
はやり王国民
:2015/08/07(金) 23:35:19 ID:???
那珂ちゃんにスキドレSinなんて扱えるんだろうか
いや割と単純なパワーデッキだしなんとかなるか
981 :
◆2pV1gRdG.o
:2015/08/07(金) 23:43:07 ID:???
那珂ちゃん「このデッキの力で!利根ちゃんに勝つ!!」
利根「吾輩の分はあるのじゃ?」
天龍「そういやそうだよな」
大和「利根さんはデッキとかお持ちでは…ないですよね」
加賀「そんな暇もないでしょう。やれやれ、想像力が欠如しているわね…」
大和「」イラ
長門「どうするんだ?那珂、お前だけデッキを持っていてもしょうがない」
☆そうだね
1. 遊戯王は諦める
2. 神通ちゃんからまだ借りてきましたー!
3. その辺で買ってきたデッキを渡す
4. ほか
982 :
はやり王国民
:2015/08/07(金) 23:56:11 ID:???
2
983 :
◆2pV1gRdG.o
:2015/08/07(金) 23:58:35 ID:???
あっ
次スレ立ててきますね
984 :
◆2pV1gRdG.o
:2015/08/08(土) 00:27:48 ID:???
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1438960764/l50
次スレデース!
金剛ネタが多かったのでメインは金剛さんデース!
985 :
◆2pV1gRdG.o
:2015/08/08(土) 00:32:27 ID:???
那珂ちゃん「神通ちゃんからもう一つデッキを借りてきたんだ!」
天龍「用意いいな」
那珂ちゃん「えーっと確かこれ!」
利根「受け取るのじゃ」
利根ちゃんのデッキ→! card
ダイヤ→舞風デッキ
ハート→榛名デッキ
スペード→あの鎮守府には新たな決闘者が!?
クラブ→伊19デッキ
マーク関係なくA→紙束
986 :
はやり王国民
:2015/08/08(土) 00:35:11 ID:???
利根ちゃんのデッキ→
ダイヤQ
987 :
◆2pV1gRdG.o
:2015/08/08(土) 00:47:04 ID:???
利根「むむ?あんまりモンスターカードがないのじゃ」
那珂ちゃん「(これは勝ったよ!)」
初心者にも使いやすい舞風デッキと…。
使いやすくはあるものの、慣れが少し必要な提督デッキ。
二人の明暗は既にこの時に別れていたのだ…!!
大和「それでは…デュエル!!」
那珂ちゃん「利根ちゃんに…勝つよ!!」
利根「なんだかよくわからんが、負けないのじゃ!」
デュエル!→! numnum
80〜 那珂ちゃんの勝ち
それ以外 負け
988 :
はやり王国民
:2015/08/08(土) 00:49:54 ID:???
デュエル!→
20
語弊のある言い方になるけど、バーンデッキは勝手にモンスターが強くなるからなあ
989 :
◆2pV1gRdG.o
:2015/08/08(土) 00:53:59 ID:???
那珂ちゃん「え?フィールド魔法?シンクロ?融合?」
利根「とにかくダメージなのじゃ!」
那珂ちゃん「うわあああああああ」
天龍「那珂にリアルダメージが!?」
加賀「ソリッドビジョンよ」
こうして那珂ちゃんはまたしても負けてしまった。
やはり利根ちゃんの高みへと至ることは出来ないのか……?
1. 諦める
2. 諦めない
990 :
はやり王国民
:2015/08/08(土) 01:01:25 ID:???
2 リアルダイレクトアタック(SUMOU)
991 :
◆2pV1gRdG.o
:2015/08/08(土) 01:07:18 ID:???
今日はここまで。
明日はよろしくですー
992 :
698
◆wb0CAXq5IA
:2015/08/08(土) 20:11:24 ID:???
おまたせー
http://capmori.net/chat/
993 :
◆2pV1gRdG.o
:2015/08/08(土) 20:16:24 ID:???
奇蹟のカーニバル
開 幕 だ
n: ___ n:
|| / __ \ .||
|| | |(゚) (゚)| | ||
f「| |^ト ヽ  ̄ ̄ ̄ / 「| |^|`|
|: :: ! ]  ̄□ ̄ | ! : ::]
ヽ ,イ / ̄ ̄ハ ̄ ̄\ ヽ イ
というわけで
まったり始めたりしていきます
次スレでな!
このスレの残りは埋めとします
994 :
◆2pV1gRdG.o
:2015/09/06(日) 21:21:57 ID:???
埋めに来た
995 :
オータムクラウド先生の応援をヨロシク!
◆2pV1gRdG.o
:2015/09/06(日) 22:24:58 ID:???
秋雲は絵を描くことが好きだった。
乞われれば誰の絵でも描いたし、戦闘中も暇さえあればスケッチブックを開いていた。
その絵をどうこうしようと思った事はない。
艦娘の絵は売ろうと思えば売れるのだろうが、写真がある今、その需要は薄いものだと思っていた。
提督の絵なんか売れることもまずなさそうだった。
つまるところ、その日まで秋雲はただ趣味で絵を書いていた。
見せるのは同室の仲間、時々提督ぐらいのものであった。
その内輪では非常に評価が高かったのだが、秋雲は特段それを嬉しいとは感じなかった。
ひょっとしたら私は、そういう感性がないのかもしれない。
などと、少しばかり不安になったこともあったが、考えてみればそれは人格の欠損とは直ちにつながる話でもなかった。
秋雲は自身の絵というものに価値をそれほど感じていなかったのだ。
だから褒められても首を捻るばかりで、嬉しさはさほどこみあげて来なかったのだろう。
しかし。
その日、運命と出会う。
996 :
オータムクラウド先生の応援をヨロシク!
◆2pV1gRdG.o
:2015/09/06(日) 22:26:39 ID:???
この日も秋雲は特に何も考えずに自主練に精を出す空母たちのスケッチを描いていた。
たわわに揺れる九九艦爆…裾から覗く、健康的な太腿。
男が見れば劣情を催したであろうが、いつも通りに彼女は別段それに感想を持たなかった。
秋雲にとってみれば、ただそういう風景というだけであり、そのままに描くだけ。
秋雲「あっ…」
しかし、その作業は突然に中断させられる。
いつもの事で失念していたのか、画材が切れたのである。
仕方がないな、と秋雲は鎮守府から出て買い物をすることに決める。
明石の雑貨屋には専門的な画材は置いていないし、取り寄せでは時間が掛かりすぎる。
となれば、鎮守府の外で画材を買うのが普通だった。
提督も秋雲の趣味については理解を示しているので、申請が却下されるということもない。
さっさと席を立ち、許可を得に執務室へ向かうのだった。
997 :
オータムクラウド先生の応援をヨロシク!
◆2pV1gRdG.o
:2015/09/06(日) 22:27:55 ID:???
秋雲「あったあった。切らさないように、ちょいと多めに買っておこうかねー」
それから数時間して、秋雲は一人画材を買いこんでいた。
そして。
その隣に平積みにされていたそれに気付いた。
秋雲「ん?なにこれ」
秋雲「えっと……」
秋雲「 う ら ○ イ ? 」
それの表紙に描かれていたのは鎮守府の仲間。
しかし明らかにピンクな表紙なのだ。
これは一体どういうことだ、と秋雲は多いに混乱する。
確かに。確かに、鎮守府の艦娘は自分は度外視するとして美少女の集いだ。
そういう対象にするのも、わからなくはないが…。
998 :
オータムクラウド先生の応援をヨロシク!
◆2pV1gRdG.o
:2015/09/06(日) 22:29:26 ID:???
秋雲「そ、それにしてもさあ………」ペラッ
秋雲「……」ペラッ
秋雲「…」ペラッペラッ
興味、好奇心。ちょっとばかりの後ろめたい心と共に、ソリッドブックのページをめくる。
開く前は、ほんの数ページを眺めるだけ、と。そんな風に思っていたのに。
気付けば何かに憑かれたようにのめり込んでいた。
描かれる肉感、躍動する欲望。
直感的に、これだ。と思った。
今までの絵に対する無関心さの理由はそれだ。
綺麗な一場面を切り取るのも、絵の一側面である。
だが自分が書きたいのは違う。
情欲が蕩け、本性が現れるこういう場こそ書きたかったものなのだ!!
秋雲「よしっ、財布にまだお金はある!!!」
秋雲は汗で滲んだ掌でそのソリッドブックを掴み、真っ直ぐレジへ駆け―
999 :
オータムクラウド先生の応援をヨロシク!
◆2pV1gRdG.o
:2015/09/06(日) 22:30:32 ID:???
レジ「あー。年齢確認できるものはお持ちですかー?」
秋雲「あっ、いや……その」
持ち帰ることを断念することになったのであった。
オータムクラウド先生誕生秘話
おわり
1000 :
オータムクラウド先生の応援をヨロシク!
◆2pV1gRdG.o
:2015/09/06(日) 22:31:54 ID:???
オータムクラウド先生の夏の新作→
伊168
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