キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【新章】きれぼしサッカー3【突入!?】

1 :きれぼしサッカー ◆5qvYBJdbJQ :2015/08/13(木) 17:19:34 ID:???
この作品はフィクションです。実在の人物・団体等とは一切関係がありません。
バグゲーム動画などを投稿し、現在は引退したヒテッマン氏が
ウイニングイレブン5ファイナルエヴォリューションにて制作した、架空の日本代表チーム
「きれぼしJAPAN」を相手に、全日本の選手達が激闘する物語です。

【前スレまでの簡単なあらすじ】
ワールドユース優勝後、全日本ユースは謎のチームきれぼしJAPANと、
親善試合という名目で日本代表の座を賭けた戦いを強いられる事となった。
後半に入って迷いの吹っ切れた翼が放ったブーストサイクロンが決まり早苗としたのを皮切りに乱打戦となり、
現在は三杉の新必殺技でついに逆転に成功!といったところまで進んでいます。

☆前スレ☆
【一筋の】きれぼしサッカー2【光明】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1420258617/

【裏話】
当初のきれぼしJAPAN側の能力設定が甘く、そのために試合展開に著しい不公平が生じたため、
異例ではありますが、前スレにて両チームの能力補正、具体的には
全日本選手に新技付加、きれぼしJAPANには能力値下降修正、一部必殺技削除・弱体化を行いました。
甘い見込みで話を進め皆様を混乱させてしまった事をお詫び申し上げると共に、
今後同様の事態が発生しないよう心掛けてまいります。

【ルールについて】(本編と原則として同じです。これ以降は変更点を記します)
※1試合につき6名まで交代可能。
※キックオフ浮き球シュートは認められない。

21 :森崎名無しさん:2015/09/22(火) 11:26:51 ID:???
★ボールは間に合うか  クラブ2

22 :きれぼしサッカー ◆5qvYBJdbJQ :2015/09/22(火) 11:39:25 ID:GeyZ072A
★ボールは間に合うか  ハートQ ★ボールと共に三杉が追いつく。そのままココススモンメンと対決。
-----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
ココススモンメン「よっ、と、おっ」
三杉「悪いけど、このままボールを持っていかせるわけにはいかないな(こっちの具合が厳しいからね)」

カビラ「ココススモンメンくんに三杉くんが素早く詰め寄る!さあ、ここで敵の攻撃を防げるか!」
ココススモンメン「(ひえーもう!?もう少しでこっちの得意場所で戦えたのに…まあ、ここでもそこそこはドリブルはできるんだ)」


先着(順番通りではない書き込みは無効、1人1選手ずつ)で
★ココススモンメン ドリブル 70(! card) +(! dice +! dice)=★
★三杉 タックル 74(! card) +(! dice +! dice)=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→ココススモンメン、ドリブル突破!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(よしとがフォロー)(葵がフォロー)(松山がフォロー)
≦−2→三杉、敵の流れを断ち切る!

【補足・補正・備考】
ココススモンメン:ダイヤで「クライフターン(+4)」、ハートでで「ヒールリフト(+4)」、スペードでで「(スキルステップ+3)」
三杉:ダイヤ・ハートで「クレセントタックル(+2)」

23 :森崎名無しさん:2015/09/22(火) 11:44:04 ID:???
★ココススモンメン ドリブル 70( ハート3 ) +( 1 + 2 )=★

24 :森崎名無しさん:2015/09/22(火) 11:45:10 ID:???
★三杉 タックル 74( ダイヤJ ) +( 3 + 2 )=★

25 :森崎名無しさん:2015/09/22(火) 11:47:08 ID:???
岬の誤算はズバリ三杉を敵に回したことだな

26 :きれぼしサッカー ◆5qvYBJdbJQ :2015/09/22(火) 12:02:48 ID:GeyZ072A
少し文章が進みづらくなってきましたので、いったんここまでにいたします。
都合がつきましたら、本日中に再開したいです。

27 :きれぼしサッカー ◆5qvYBJdbJQ :2015/09/22(火) 17:19:47 ID:GeyZ072A
お待たせいたしました。これからおおよそ午後7時ぐらいまで投稿を行っていきたいです。

28 :きれぼしサッカー ◆5qvYBJdbJQ :2015/09/22(火) 17:23:35 ID:GeyZ072A
★ココススモンメン ドリブル 70( ハート3 ) +( 1 + 2 )+(ヒールリフト+4)=77★
★三杉 タックル 74( ダイヤJ ) +( 3 + 2 )+(クレセントタックル+2)=81★
≦−2→三杉、敵の流れを断ち切る!
-----------------------------------------------------------------------------------------
ココススモンメン「(き、来た!ええい、このまま行けっ!)」

得意の場所にも行けずに相手の突撃を受け、やけっぱちになりながらも三杉をかわそうと応戦する。

ガシッ。フ……

ココススモンメン「(間に合った!後はこのままボールを浮かせ……あれ、ボールが無い!)」

踵でボールをはさみ、浮き上げさせる。
そのまま敵に頭上を通過させて抜き去ろうとしたのだ。だが、上に見えるはずのボールが無い。

三杉「悪い、君とは遊んでいられない(息が荒くなってきた、さて、残りの体力で何ができるか)」
ココススモンメン「あ、あわお〜っ!?(ぜ、全然見えなかった……)」

踵からボールを浮き上げた瞬間、三杉によってボールが刈り取られてしまった。
言葉にしてわずか1行の一連の行為が行われた時、対戦相手であったはずのココススモンメンは
三杉淳のプレイ傍観者、いや鑑賞者と化してしまっていた。


*三杉のガッツが300を切りました!以後、ガッツが回復するまで
「ガッツ300未満ペナ(−1)」が発生します。

29 :きれぼしサッカー ◆5qvYBJdbJQ :2015/09/22(火) 17:25:22 ID:GeyZ072A
カビラ「いよぉし!やってくれました!三杉君、流れるような弧をえがいてボールを薙ぎ取る!
その鮮やかにココススモンメンくんは反応さえできませーん!」

観客「良いぞ三杉!そのまま行っちまえー!!」「岬なんかいなくてもこっちは屁でもねーぞ!」
  「淳様ーーーっ!」「ご主人様……ああーーーー♡」「貴様……大好き!」

攻守におよび活躍を見せる自身に対する声援が聞こえていないかのように、反応なく次の手に試案をめぐらす。

三杉「さて、どうするかな。この体力じゃ積極的な動きは自殺行為だ。そうなると……」


先着で
★三杉のパス先 ! card★
と書き込んで下さい。マークで分岐します。!とcardの間のスペースは埋めてください。

ダイヤ:早田「三杉、こっちだ!」早田がオーバーラップしてこっちに来た!
ハート:あずみ「三杉くん!」三杉「よし、彼女なら安全にボールを運んでくれるだろう」(A〜3で岬が併走している)
スペード:松山「こっちだ!」三杉「(一抹の不安はあるが、渡すか)」(A〜3で岬が併走している)
クラブ:「(誰もいないか。仕方ない、こちらでパスを出すしかない)」
JOKER:岬「おっと、このまま通す訳にはいかないよ」 岬との1対1となってしまう!

30 :森崎名無しさん:2015/09/22(火) 17:27:00 ID:???
★三杉のパス先  スペード5

31 :きれぼしサッカー ◆5qvYBJdbJQ :2015/09/22(火) 17:57:21 ID:GeyZ072A
★三杉のパス先  スペード5 ★松山「こっちだ!」三杉「(一抹の不安はあるが、渡すか)」
-------------------------------------------------------------------------------------------
誰に渡そうか逡巡している間に松山が現れ、ボールを要求している。
それを受ける三杉の頭には、彼らしくもない根拠なき不安が漂っていた。

三杉「(何故かはわからないが、彼にボールを渡しちゃいけない気がする。
    さっきのコーナーキックの時は胸騒ぎさえした)」

ただ、三杉の鋭敏な頭脳はそうした靄のようなためらいをすぐに吹き晴らした。

三杉「(もっと相手を信用しろ、彼が無能な証拠は何もない。オランダ戦でも良い戦術眼をみせたじゃないか)」

パンッ。

松山「(おっし、この後は……)」

パスを受け取った松山はしばらく考えた後……


先着で
★懸念は吹き払われるか ! card★
と書き込んで下さい。マークで分岐します。!とcardの間のスペースは埋めてください。

ダイヤ・ハート:「(ここは早田に戻そう、パス回しで少しずつ上がっていけばいい)」
スペード:「(中央に戻って早川さんとワンツーで行く。少なくとも岬を消耗させられる)」
クラブ:「(日向に渡そう、チャンスがあれば即1点だ)」
クラブA:「(そうだ翼に渡そう。翼の突破力なら大丈夫だ)」
JOKER:「(よし、このまま岬と勝負だ!)」

32 :森崎名無しさん:2015/09/22(火) 17:58:23 ID:???
★懸念は吹き払われるか  ハートJ

33 :きれぼしサッカー ◆5qvYBJdbJQ :2015/09/22(火) 18:27:42 ID:GeyZ072A
★懸念は吹き払われるか  ハートJ ★「(ここは早田に戻そう、パス回しで少しずつ上がっていけばいい)」
------------------------------------------------------------------------------------------------------------
松山「(慌てるな。こっちは1点リードしているんだ。翼と三杉が疲れている以上。戦線を上げる必要はない)早田!」

パシュッ!

早田「(ようやくボールが来たかい。さて、このままボール渡しをするには、
    当たり前だがボールカットの上手い奴に当たらんようにしないとな。
    この場合の相手は、岬だ。そしてパスの上手い奴となると……)」

ギョロリと四方に目玉を動かして布陣を見回した後、山森を見つけてニヤリとする。

早田「(あいつなら大丈夫だろう。パスは上手い、体力は有り余っている。
    何より岬にマークされていないながら岬に近い。
    岬を封じながらのパス回し第1手をやってのけるだろ)行くぜ、山森!」

バシュッ!
ギュグルウウウウウッ!

カビラ「早田くん山森くんへパス!相も変わらず
    鋭いカミソリパスに向かっていくは岩見くんのみ!さあ、無事に通せるか!」

岩見「キツイな、だが、止めればこっちのものだ」


34 :きれぼしサッカー ◆5qvYBJdbJQ :2015/09/22(火) 18:31:49 ID:GeyZ072A
先着(順番通りではない書き込みは無効、1人1選手ずつ)で
★早田 カミソリパス 76(! card) +(! dice +! dice)=★
★岩見 パスカット 71(! card) +(! dice +! dice)=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→山森にボールが通り、パス攻勢が始まる
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(あずみがフォロー)(翼がフォロー)(岬がフォロー)
≦−2→岩見にボールが奪われてしまう

35 :森崎名無しさん:2015/09/22(火) 18:41:47 ID:???
★早田 カミソリパス 76( スペードJ ) +( 6 + 2 )=★

36 :森崎名無しさん:2015/09/22(火) 18:43:06 ID:???
★岩見 パスカット 71( スペードJ ) +( 2 + 1 )=★

37 :きれぼしサッカー ◆5qvYBJdbJQ :2015/09/22(火) 19:20:08 ID:???
山森にパスが通ったところで、本日はこれまでにいたします。

38 :きれぼしサッカー ◆5qvYBJdbJQ :2015/09/23(水) 15:39:51 ID:eGniMrd+
本日も投稿を開始いたします。ただ、本日最初のカード分岐による
自動選択肢は複雑なものとなってしまったため、
解説が終わった後で投稿してもらえるようお願いいたします。

>>25
実力差を除いては、偶然ながらアナカンさんの岬と三杉に近くなったような気がします。
カードの引き次第では岬がこっそり下剤を盛る事態になるかもしれませんw

39 :きれぼしサッカー ◆5qvYBJdbJQ :2015/09/23(水) 15:40:59 ID:eGniMrd+
★早田 カミソリパス 76( スペードJ ) +( 6 + 2 )=84★
★岩見 パスカット 71( スペードJ ) +( 2 + 1 )=74★
≧2→山森にボールが通り、パス攻勢が始まる
----------------------------------------------------------------------------------------
シュルルルルルルルルルルッ!

岩見「(無理だ、相手にならない)」

スピード、回転速度、岩見を避ける急軌道。
岩見は相対峙しようとする気も失せてしまい、ただボールを眺めるまま、
山森にボールが届くのを見守るだけとなってしまった。

その後、山森からパス回しが始まる。
前線・中盤において人数・パス技量共に全日本はきれぼしJAPANを上回っている。
如何に岬が奮戦しようとも、しばらくの間は成すすべなくパスワークによって全日本が優位に立つのは当然といえた。
こうして遅攻を行い、かつ自軍の疲労を緩和させる全日本の戦法は上手くいったかというと……

40 :きれぼしサッカー ◆5qvYBJdbJQ :2015/09/23(水) 15:43:34 ID:eGniMrd+
【注!まだ判定は引かないでください!】

先着で
★稼げた時間 ! dice分★

同じく先着で
★全日本が有利 ! card★
と書き込んで下さい。マークと数字で分岐します。!とcardの間のスペースは埋めてください。

JOKER:葵がソッカットトノシンと1対1に挑む!
ダイヤK:日向がソッカットトノシンと1対1に挑む!
ダイヤ5〜Q:全日本の選手がシュートチャンスを得る!
     (J ・Qで日向、9・10で葵、7・8で松山、5・6で山森。
      シュートするかの事前選択肢あり、敵DFは判定)(さらに分岐)
ダイヤ・ハート:全日本の選手( スペードK )が センターライン付近右サイド にてボールを受け取るも、
        きれぼし側選手 3 /2人とわたり合わざるを得なくなる
スペード:全日本の選手( スペード2 )が仲間であり 自陣PA付近 にいる( スペード6 )にパスを送る途中で、
     きれぼしJAPANの選手 4 /2人がカットに向かう
クラブ絵柄:きれぼしJAPANの選手( ダイヤQ )が仲間である( クラブ9 )にパスを送る途中で、
      全日本の選手 2 /2人がカットに向かう
クラブ4〜10:きれぼしJAPANの選手( ダイヤ6 )が
       自陣右サイドスローイン にてボールを受け取ってしまうも、全日本側選手 6 /2人が対処できる
クラブA〜3:きれぼしJAPANの選手がシュートチャンスを得てしまう!
     (Aで王家ノノン、2でよしと、3で岬。味方DFは判定)(さらに分岐)

41 :きれぼしサッカー ◆5qvYBJdbJQ :2015/09/23(水) 15:45:05 ID:eGniMrd+
混戦についての説明その1
(選手番号とカード数についての今回の対応表は以下のようになっております。
なお、この対応表は選手の疲労度や実力差、試合状況などを考慮して、
試合ごとに若干の変化が起こる可能性があります)

・全日本
カード数:選手名、選手番号
1:若林
2:若島津
3:次藤
4・5:早田
6:翼
7・8:山森
9・10:あずみ
11:松山
12:日向
13:葵

・きれぼしJAPAN
カード数:選手名、選手番号
1:ソッカットトノシン
2:フハハジーチャ
3:伯疲レイ
4:バチスタ
5:門門
6・7:ホホッモモ
8:岩見
9・10:岬
11:ココススモンメン
12:王家ノノン
13:よしと

42 :きれぼしサッカー ◆5qvYBJdbJQ :2015/09/23(水) 15:46:36 ID:eGniMrd+
【参考、きれぼしJAPAN及び全日本の後半17分時点のフォーメーション】

−−@−−  @ソッカットトノシン               
−A−B−  Aフハハジーチャ B伯疲レイ
C−D−E  Cバチスタ D門門 Eホホッモモ    
−−−−−      
F−I−G  F岩見 I岬 Gココススモンメン           
−−−−−            
−−−J−  Jよしと             
−H−−−  H王家ノノン
きれぼしJAPAN 5−3−2

全日本ユース 3−7−0
−−−−− 
−−−−− 
−I−J− I日向 J葵
−FGH− F山森 Gあずみ H松山
D−−−E D翼 E三杉
A−B−C A若島津 B次藤 C早田
−−−−− 
−−@−− @若林

43 :きれぼしサッカー ◆5qvYBJdbJQ :2015/09/23(水) 15:47:49 ID:eGniMrd+
混戦についての説明その2

カード値の端数は切り上げとします。
また、対応選手は原則として該当する全日本選手に近い選手が当たるものとします。
例えば上の★全日本が有利 ! card★でダイヤ3、
ダイヤA〜8の全日本選手の(!card)が6、きれぼし側選手の!dice値が3だった場合は、以下のようになります。

全日本:6→翼
きれぼしJAPAN:5/2→3人、フォーメーションより、近い位置の岩見・岬・バチスタが相手

【以上で説明は終了いたしました。これよりどうかご遠慮なく判定を投稿してください】

44 :森崎名無しさん:2015/09/23(水) 15:50:02 ID:???
★稼げた時間  5 分★

45 :森崎名無しさん:2015/09/23(水) 16:00:12 ID:???
★全日本が有利  クラブ2

46 :きれぼしサッカー ◆5qvYBJdbJQ :2015/09/23(水) 16:36:02 ID:eGniMrd+
★稼げた時間  5 分★
★全日本が有利  クラブ2 ★よしとがシュートチャンスを得る!(さらに分岐)
---------------------------------------------------------------------------------------------------
先着で
★よしとの初シュート舞台 ! card★
と書き込んで下さい。マークで分岐します。!とcardの間のスペースは埋めてください。

ダイヤ:次藤がブロックに回っている。他はフォローに回っている
ハート:DF全員がブロックに回っていて、フォロー要員はいない
スペード:若島津がブロックに回る、他はフォローに回っている
クラブ絵柄:次藤がブロックに回る、他は誰もいない
クラブ8〜10:若島津がブロックに回る、他は誰もいない
クラブ5〜7:早田がブロックに回る、他は誰もいない
クラブ3・4:味方DFは誰もおらず、シュートを撃たれてしまう!(Aならでマッシュート、2ならロックすマッシュ)
クラブA・2:味方DFは誰もおらず、フリーでシュートが撃ててしまう!(Aならでマッシュート、2ならロックすマッシュ)
JOKER:「(あれ、なんかひらめいちゃったかも?)」思いつきの新技を披露!(さらに分岐)

47 :森崎名無しさん:2015/09/23(水) 16:48:15 ID:???
★よしとの初シュート舞台  ハート8

48 :きれぼしサッカー ◆5qvYBJdbJQ :2015/09/23(水) 16:53:02 ID:eGniMrd+
全日本に有利なはずが敵のシュートチャンスになってしまった、といったところで
本日の投稿はこれまでにいたします。

49 :きれぼしサッカー ◆5qvYBJdbJQ :2015/09/30(水) 23:17:38 ID:J5P4tiSQ
今晩は、先週も投稿できず済みませんでした。

明日はこの物語を立ち上げるきっかけとなりました
ヒテッマン氏の引退3周年となります。それに重ねてという訳ではありませんが、
私もこの試合が終わり次第、物語の終了を決意いたしました。

速くても週1、数回ずつという森崎板一の超遅筆ではありますが、それでも執筆に
かなりの時間がかかってしまっていて、日常生活及び仕事において支障をきたしている状態となってしまいました。
何とかして続きが書きたかったのですが、どうにも気力が持たなくなりかけていて、
満足な文章を書く自信が無くなりつつあります。
私自身としてはまだまだ続けていきたかっただけに、大変無念です。

次のレスにて、これからどうすべきかについて皆さんに質問いたしたいと思います。
本日は回答を行う事はできないと思いますが、今度こそ遅くとも
今週の土日に返答するつもりです。

最後に、皆様の期待を裏切る形になってしまった事を、深くお詫び申し上げます。

50 :きれぼしサッカー ◆5qvYBJdbJQ :2015/09/30(水) 23:18:50 ID:J5P4tiSQ
A それでいい、試合終了まで続けてほしい
B いや、このまま第2部第3部と続けてほしい
C 面白くないのですぐやめてほしい
D やめるならこちらで続きが書きたいのでそのままにしてほしい
E 続きが書きたいので、参考として予定していた筋書きを教えてほしい(すぐやめる希望)
F この話はいいが、埋めネタは終わらせてほしい(本筋はすぐ止めてほしい)
G 数か月程間をおいてから続きを書けばいい
H その他、自由回答

4票選ばれた選択肢で続行します。ID欄は空白にしてください。

51 :森崎名無しさん:2015/10/01(木) 04:25:29 ID:P6VwLaIM
H スレ主にはご負担をおかけしますが、
この試合は、試合終了まで書いて欲しいのと、埋めネタも終わらせて欲しいです。
両方は無理ということでしたら、Aの方(本編のこの試合優先)でお願いします。

52 :森崎名無しさん:2015/10/01(木) 19:28:58 ID:m/PSx0Ps
A

53 :森崎名無しさん:2015/10/01(木) 19:32:48 ID:CY0XLPQg
H AまたはGまたはここでエピローグ的なものを書いて終了

作者さんの都合でいいと思います

54 :森崎名無しさん:2015/10/01(木) 19:52:35 ID:oTjTcvkQ


55 :森崎名無しさん:2015/10/01(木) 21:18:31 ID:JQC4FCSA
G

56 :森崎名無しさん:2015/10/01(木) 22:20:57 ID:Jc954CfI
H 作者さんの都合で決める

書くのを止めるか、もうちょっと頑張って書いてみるか、暫く休んでみるか……。
そうした事は作者さんがご自分で決めれば良いと思いますよ。
参加者はいずれにしても、その判断を尊重する以上の事しか出来ないですし。

57 :森崎名無しさん:2015/10/02(金) 00:53:56 ID:6L1S72RY
H
事情がよく分からないため、何とも言えませんが、
もしゲームにするのが辛いのであれば選択肢や判定を無くして小説みたいにする。
文章を作ること自体難しい、と言うのであればリアル(とガッツ)大事にということで、
畳んでしまった方がいいかもしれません。
その内戻ってくるつもりなのであればこのまま残しておけばいいですし、
名乗り出た人に譲ってもいいのであれば、その方に譲ってもいいと思います。
他の方と同じように、作者の都合で決めるのが一番です。

58 :森崎名無しさん:2015/10/02(金) 16:09:31 ID:k33UqVo2
G

59 :森崎名無しさん:2015/10/02(金) 16:40:48 ID:tvQ4M+ak


60 :きれぼしサッカー ◆5qvYBJdbJQ :2015/10/04(日) 10:43:40 ID:d1VYNt0w
こんにちは、突然の終了予定宣言に対し様々なお気遣いの言葉をいただき、
誠にありがとうございます。

ご意見を伺いましたところ、無理をしないで書いていればいい、
ただ少なくともこの試合は終わりまで見たいという意見が主流となっていました。
こちらもだいぶ様子が落ち着いてきましたので、とりあえずこの試合だけは少しずつ、
現実の方を優先しながら書き進めてまいります。

それから書き進めていくかは、その時の状態から判断いたします。
それでは、本日も投稿を開始いたします。

61 :きれぼしサッカー ◆5qvYBJdbJQ :2015/10/04(日) 10:45:00 ID:d1VYNt0w
★よしとの初シュート舞台  ハート8 ★DF全員がブロックに回っていて、フォロー要員はいない
--------------------------------------------------------------------------------------------------
翼と三杉という全日本の中核の疲労を緩和させ、なおかつ時間を稼いで
相手の動揺を誘うパスワーク戦術は、しばらくの間は有効に機能していた。

ココススモンメン「(そろそろ何とかしないと)る、ループを勝ち抜くぞーっ!」
松山「あっ」

様相の変化は松山のバックパス失敗から始まった。
ミスキックをココススモンメンがかろうじて弾いた事で全日本の攻勢は終了する。
そしてそのこぼれ球がさらに後ろ、つまり全日本のゴール側にて別のきれぼしJAPAN選手へ渡った事で、
一気に全日本はピンチへと陥ってしまった。

よしと「(わぁいボールだぁ!ようやく僕にも活躍の機会が!)」
岬「(頼むからみっともないマネだけは、やめてね)」
王家ノノン「儂がいるから心配するな、思いっきり撃て!」

彼の素っ頓狂な失敗癖に一部心配を寄せられている間、全日本は大急ぎで守備に向かっていた。
日向「(あの野郎、こんな所でミスしやがって!)」
翼「(マズい、こんな位置じゃ誰もフォローに行けない!)」
あずみ「(あたし達が来るまで何とかしのいで!)」

早田「こりゃあこいつのシュートは俺らだけで防がねえといけないな」
次藤「ここらで防げば問題なか、きばるとね!」
若島津「(今からではノノンのマークに間に合わん以上、ここで止める他ない)」
若林「パンチは……敵に渡るだけだ、何とかキャッチで行くしかない、か」

62 :きれぼしサッカー ◆5qvYBJdbJQ :2015/10/04(日) 10:46:19 ID:d1VYNt0w
先着(順番通りではない書き込みは無効、1人1選手ずつ)で
★よしと でマッシュート 82(! card) +(! dice +! dice)=★
★早田 ブロック 71(! card) +(! dice +! dice)+(人数補正+1)=★
★次藤 ブロック 75(! card) +(! dice +! dice)+(人数補正+1)=★
★若島津 ブロック 74(! card) +(! dice +! dice)+(人数補正+1)=★
★若林 キャッチ 81(! card) +(! dice +! dice)=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。


【シューター】−MAX【ブロッカー】
≧5→シュートは邪魔される事無く放たれた!GKとの勝負へ。
=4〜2→シュートは放たれた。しかしこの数値差の人数分威力が落ちてGKとの勝負へ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(岬がフォロー)(岩見がフォロー)(王家ノノンがフォロー)
≦−2→全日本ボールに。

【シューター】−【キーパー】
≧2→よしとのでマッシュートがゴールに突き刺さる!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(岬がねじこみに)(王家ノノンがねじこみに)(ゴールラインを割り、コーナーキック)
≦−2→若林、キャッチング成功。

【補足・補正・備考】
よしと:「でマッシュート」に吹飛係数5
スペード・クラブで「スキル・レタスプレイ」(発動時のみ全能力−10)
次藤:ダイヤで「ギガントブロック(+8)」、ハートで「ヘビーブロック(+6)」、
   スペードで「パワーブロック(+4)」
若島津:ダイヤ・ハートで「受け身ブロック(+6)」

63 :森崎名無しさん:2015/10/04(日) 11:02:08 ID:???
★よしと でマッシュート 82( スペード6 ) +( 2 + 3 )=★

64 :森崎名無しさん:2015/10/04(日) 11:28:55 ID:???
★早田 ブロック 71( クラブK ) +( 4 + 2 )+(人数補正+1)=★

65 :森崎名無しさん:2015/10/04(日) 11:41:53 ID:???
★次藤 ブロック 75( クラブ3 ) +( 3 + 5 )+(人数補正+1)=★

66 :森崎名無しさん:2015/10/04(日) 11:43:15 ID:???
★次藤 ブロック 75( ダイヤ10 ) +( 3 + 4 )+(人数補正+1)=★
これはさすがに止まったな

67 :森崎名無しさん:2015/10/04(日) 12:10:36 ID:???
★若島津 ブロック 74( スペード8 ) +( 5 + 1 )+(人数補正+1)=★

68 :森崎名無しさん:2015/10/04(日) 12:13:52 ID:???
★若林 キャッチ 81( ダイヤ9 ) +( 1 + 1 )=★

69 :森崎名無しさん:2015/10/04(日) 12:20:39 ID:???
若林の安定感

70 :きれぼしサッカー ◆5qvYBJdbJQ :2015/10/04(日) 12:36:35 ID:d1VYNt0w
★よしと でマッシュート 82( スペード6 ) +( 2 + 3 )+(レタスプレイ−10)=77★
★早田 ブロック 71( クラブK ) +( 4 + 2 )+(人数補正+1)=78★
★次藤 ブロック 75( クラブ3 ) +( 3 + 5 )+(人数補正+1)=84★
≦−2→全日本ボールに。
----------------------------------------------------------------------------------
よしと「でマーーーーーーッシュ!」

初めての見せ場が回って来て意気揚々としている。こうした時の結果から分類して、
人間は3種類に分けられるという。
1つ目は有言実行、必ずやり遂げる人間。
2つ目はそもそも信頼されておらず、そういった場面を迎えられない人間。
そして3つ目は、信頼され実力はありながら、なぜか成功できない人間。

よしとはこの3番目に分類される人間であった。

バシュッ!

よしとの右足から蹴り出されたボールは勢いよく、やや後ろ向きに上がっていった。

よしと「やぶるく!?」

ズブバンッ!ヒュン!

自らの顔面をしこたま強打した後、奇跡的にもボールはゴールへと向かってくれていった。
だが、既に勢いを失ったシュートである。

71 :きれぼしサッカー ◆5qvYBJdbJQ :2015/10/04(日) 12:37:41 ID:d1VYNt0w
早田「ほっ!」

ガシイッ!

ブロックが得意でない筈の早田にやすやすと弾かれ、

次藤「ひゃかひゃか、かえってこそばいか」*1

何の苦労もなく、次藤の胸へと収まってしまったのであった。

カビラ「次藤くん難なくボールトラップ!全日本、相手のミスに助けられました!」
岬「(ああ、やっぱり……)」
王家ノノン「(ちゃんと撃てれば決められただろうに、惜しいわい)」
次藤「(何故かよかパスが出せるきがするばい、今ならきっと大丈夫じゃ、さて……)」


先着で
★4年ぶりのバックスピンパス ! card★
と書き込んで下さい。マークで分岐します。!とcardの間のスペースは埋めてください。

ダイヤ:「(山森に渡して、このまま継続じゃ)」
ハート:「(翼と日向が近くにいんの。ちいとどうすんか聞かせるか)」
スペード:「(あんおなごに渡して、岬をきゃまぐらせるばい)」
クラブ:「(日向に渡して、試合の進め方を探ってみるばい)」
JOKER:「(ん、日向が……撃つ気じゃ)」


*1:「弱い弱い、くすぐったいわい」

72 :森崎名無しさん:2015/10/04(日) 12:43:17 ID:???
★4年ぶりのバックスピンパス  スペードA

73 :きれぼしサッカー ◆5qvYBJdbJQ :2015/10/04(日) 12:56:30 ID:d1VYNt0w
★4年ぶりのバックスピンパス  スペードA ★「(あんおなごに渡して、岬をきゃまぐらせるばい)」
---------------------------------------------------------------------------------------------
ギュルルルウウウン!

カビラ「次藤くんパス!これは早川さんに向けてのものです」

岬「(あのパスの回転……次藤もパワーアップしているか)」
岩見「(パスカットは苦手だが、俺しか近くにいない、やるしかないか)」

カビラ「しかし当然敵も黙って通してくれません!
    このパスに岩見くんが向かっている!無事にパスは通るでしょうか!?」


先着(順番通りではない書き込みは無効、1人1選手ずつ)で
★次藤 バックスピンパス 72(! card) +(! dice +! dice)=★
★岩見 パスカット 71(! card) +(! dice +! dice)=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→無事あずみへとボールは渡る
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(山森がフォロー)(松山がフォロー)(岬がフォロー)
≦−2→岩見にボールが奪われてしまう

74 :きれぼしサッカー ◆5qvYBJdbJQ :2015/10/04(日) 12:58:59 ID:d1VYNt0w
一旦本日はここまでにいたします。都合がつきましたら再び投稿いたします。

>>69
よしとさんがミスってくれなければ同点ゴールでした。
本当に若林さんは緊迫感を維持してくれる名選手ですね(違)

75 :森崎名無しさん:2015/10/04(日) 13:16:24 ID:???
★次藤 バックスピンパス 72( ダイヤ2 ) +( 3 + 6 )=★

76 :森崎名無しさん:2015/10/04(日) 13:44:22 ID:???
★岩見 パスカット 71( ダイヤQ ) +( 6 + 2 )=★

77 :きれぼしサッカー ◆5qvYBJdbJQ :2015/10/04(日) 17:00:45 ID:d1VYNt0w
★次藤 バックスピンパス 72( ダイヤ2 ) +( 3 + 6 )=81★
★岩見 パスカット 71( ダイヤQ ) +( 6 + 2 )=79★
≧2→無事あずみへとボールは渡る
-------------------------------------------
ギュウウウウウウウン!

岩見「(あ、あとちょっとだっていうのに!)」

つま先をかすめるようにして岩見の元から去っていったボールは、無事にあずみへとたどり着く。
そして……


先着で
★ボールの行方はどうなるか ! card★
と書き込んで下さい。マークで分岐します。!とcardの間のスペースは埋めてください。

JOKER:次藤「早川よ、飛ぶタイ!」オーバーラップしてやって来た!(さらに分岐)
ダイヤ・ハート:「(やっぱりここはパスよ、作戦には従わないと)」
スペード・クラブ:「(あいつにはパス勝負は厳しいし、吹き飛ばせば体力を削れる)」

78 :森崎名無しさん:2015/10/04(日) 17:04:33 ID:???
★ボールの行方はどうなるか  JOKER

79 :森崎名無しさん:2015/10/04(日) 17:36:23 ID:???
ここに来て新技とは。

80 :森崎名無しさん:2015/10/04(日) 17:37:21 ID:???
さすがは次藤さん!

81 :きれぼしサッカー ◆5qvYBJdbJQ :2015/10/04(日) 17:45:01 ID:d1VYNt0w
★ボールの行方はどうなるか  JOKER ★次藤「早川よ、飛ぶタイ!」オーバーラップしてやって来た!(さらに分岐)
----------------------------------------------------------------------------------------------------------
どうしようかとあずみは逡巡した。とりあえずボールを確保しようとしたところで、
ぐらりとボールが揺れ、動きを鎮め損ねた。

あずみ「(地震!?……いや!)」
次藤「早川ァ!ボールを飛ばしてこっちに飛べえ!」

轟然と地響きを上げて向かってくる次藤に対し、反射的にボールを高く上げた後
地に背をおろし丸太のような両脚をたたんでいる発射台へ、あずみは飛びこむ。

ガギッ!
バイイイイイン!

互いに初めての相手だったにも関わらず、さも当然のようにドッキングした後
大空高く飛びあがっていった。

和夫「兄ちゃん、あれは!」
政夫「俺達の技だ!」

岬「(バカな、あずみちゃんはあんな事も出来るのか!?)」

カビラ「な、なんとぉーっ!飛んだ!早川さんが飛んだあーっ!!
    立花兄弟が得意としていたスカイラブハリケーンがこの人もできるとは!」

82 :きれぼしサッカー ◆5qvYBJdbJQ :2015/10/04(日) 17:46:50 ID:d1VYNt0w
あずみ「(トランポリンの練習で出来てはいたけれど、ホントに飛ぶ方がやっぱり凄いわ。
     空を飛ぶってこんなにスカッとするのね!
     ……それにしてもあの九州人、なんであたしが出来るって分かったのかしら?)」
次藤「(読み通りタイ、岬との競り合いで見せた身ごなしの速さやジャンプ力、
    体重の軽さから出来ると思ったけ、一か八か走りこんだ甲斐があったタイ)」
カビラ「一転してやってきた全日本の得点チャンスに、きれぼしJAPANは―――」


先着で
★きれぼし守備陣の反応 ! card★
と書き込んで下さい。マークで分岐します。!とcardの間のスペースは埋めてください。

JOKER:きれぼしJAPANは誰も間に合わない、シュートしたら後はGKだけだ!
ダイヤ:バチスタを除く全員がブロックに向かってきた!
ハート・スペード: 門門・フハハジーチャ・伯疲レイはブロック、バチスタとホホッモモはフォローに回った
クラブ:普通に対応してきた。なお、シュート位置からゴールまで若干の距離あり。

83 :森崎名無しさん:2015/10/04(日) 17:48:26 ID:???
★きれぼし守備陣の反応  クラブ9

84 :森崎名無しさん:2015/10/04(日) 17:48:49 ID:???
★きれぼし守備陣の反応  ダイヤ5

85 :きれぼしサッカー ◆5qvYBJdbJQ :2015/10/04(日) 18:11:17 ID:d1VYNt0w
★きれぼし守備陣の反応  クラブ9 ★普通に対応してきた。なお、シュート位置からゴールまで若干の距離あり。
---------------------------------------------------------------------------------------------------------
門門「来ましたよ!バチスタさんとホホッモモさんはこぼれ球を、それ以外は私と一緒に防いでください!」
バチスタ「おう!」
ホホッモモ「……王家!」
フハハジーチャ「へっ、蝶が華麗に舞ったところで、見とれて通すとでも思ったか!」
伯疲レイ「その程度でゴールを許すと思う見識、片腹痛いわ」

先の三杉のファインプレイで目が慣れたか、事前にビデオで学習したためか、
きれぼしJAPANに動揺は見られず、粛々と守りを固めていた。

一方、全日本側では不利な要素が1つ発生していた。

あずみ「(うっ、やっぱりぶっつけ本番だったから上手く飛べていないわ……ちょっと遠い)」

撃ちだし角度とボールとの調整が不十分だったせいで、シュート位置がゴールから少々離れてしまっていたのだ。
だがすぐに気を取り直し、気合十分にボールを天高く撃ち放った。

あずみ「見てなさい岬!あんたのみみっちぃ企みなんか……」

バッコオオオオオオン!

あずみ「このあたしが、何度でも砕いてみせるわーーーーっ!!」

86 :きれぼしサッカー ◆5qvYBJdbJQ :2015/10/04(日) 18:12:17 ID:d1VYNt0w
先着(順番通りではない書き込みは無効、1人1選手ずつ)で
★あずみ スカイラブハリケーン 82(! card) +(! dice +! dice)=★
★門門 ブロック 74(! card) +(! dice +! dice)+(人数補正+1)+(20m補正+1)=★
★伯疲レイ ブロック 77(! card) +(! dice +! dice)+(人数補正+1)+(20m補正+1)=★
★フハハジーチャ ブロック 77(! card) +(! dice +! dice)+(人数補正+1)+(20m補正+1)=★
★ソッカットトノシン パンチング 80(! card) +(! dice +! dice)+(人数補正+1)+(30m補正+2)=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。


【シューター】−MAX【ブロッカー】
≧5→シュートは邪魔される事無く放たれた!GKとの勝負へ。
=4〜2→シュートは放たれた。しかしこの数値差の人数分威力が落ちてGKとの勝負へ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(葵がフォロー)(バチスタがフォロー)(ホホッモモがフォロー)
≦−2→きれぼしJAPANボールに。

【シューター】−【キーパー】
≧2→あずみのスカイラブハリケーンがゴールに突き刺さる!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(葵がねじこみに)(バチスタがフォロー)(ホホッモモがフォロー)
≦−2→ソッカットトノシン、パンチング成功。

【補足・補正・備考】
門門:ダイヤ・ハートで「餅はさみブロック(+6)」

87 :きれぼしサッカー ◆5qvYBJdbJQ :2015/10/04(日) 18:16:49 ID:d1VYNt0w
あずみちゃんがJOKERだして目出度く死に技となっていた
スカイラブハリケーンを解禁したところで、本日はこれまでにいたします。

それにしてもブーストサイクロンといい今回といい、ここぞという時にJOKERが
出るような気がしました。ひょっとしたら、まろうじんがこのスレを見ている……?

88 :森崎名無しさん:2015/10/04(日) 18:18:25 ID:???
★あずみ スカイラブハリケーン 82( ハートQ ) +( 2 + 1 )=★

89 :森崎名無しさん:2015/10/04(日) 18:36:53 ID:???
★門門 ブロック 74( クラブA ) +( 1 + 4 )+(人数補正+1)+(20m補正+1)=★

90 :森崎名無しさん:2015/10/04(日) 18:43:50 ID:???
★伯疲レイ ブロック 77( ダイヤ3 ) +( 4 + 5 )+(人数補正+1)+(20m補正+1)=★

91 :森崎名無しさん:2015/10/04(日) 19:04:04 ID:???
★フハハジーチャ ブロック 77( ダイヤQ ) +( 4 + 4 )+(人数補正+1)+(20m補正+1)=★

92 :森崎名無しさん:2015/10/04(日) 19:17:18 ID:???
★ソッカットトノシン パンチング 80( ダイヤQ ) +( 3 + 1 )+(人数補正+1)+(30m補正+2)=★

93 :森崎名無しさん:2015/10/04(日) 23:46:29 ID:???
ないわー

94 :きれぼしサッカー ◆5qvYBJdbJQ :2015/10/05(月) 23:35:02 ID:dH0FxJDA
本日読み返して気づいたのですが、早川あずみの【補足・補正・備考】について、
「スキル・ファンタジスタ」があるのを忘れておりました。
(1スレ目【バグサッカー】きれぼしサッカー【やりまーす】の711レス及び719レス参照)
この事を考慮して計算し直しますと、見事彼女はきれぼしJAPANからゴールを奪う事ができると判明いたしました。
見落としにより93さんをはじめ誤解を与えてしまい、申し訳ありませんでした。
なお、最後に訂正後の結果を記して終わらせていただきます。


★あずみ スカイラブハリケーン 82( ハートQ ) +( 2 + 1 →11)=93★
★門門 ブロック 74( クラブA ) +( 1 + 4 )+(人数補正+1)+(20m補正+1)=81★
★伯疲レイ ブロック 77( ダイヤ3 ) +( 4 + 5 )+(人数補正+1)+(20m補正+1)=88★
★フハハジーチャ ブロック 77( ダイヤQ ) +( 4 + 4 )+(人数補正+1)+(20m補正+1)=87★
【シューター】−MAX【ブロッカー】
≧5→シュートは邪魔される事無く放たれた!GKとの勝負へ。

★あずみ スカイラブハリケーン 82( ハートQ ) +( 2 + 1 →11)=93★
★ソッカットトノシン パンチング 80( ダイヤQ ) +( 3 + 1 )+(人数補正+1)+(30m補正+2)=86★
【シューター】−【キーパー】
≧2→あずみのスカイラブハリケーンがゴールに突き刺さる!


95 :きれぼしサッカー ◆5qvYBJdbJQ :2015/10/11(日) 17:59:59 ID:???
こんばんわ、これより本日の投稿を開始いたします。
なお、本日は都合により終了宣言ができない可能性がありますので、どうか
その点につきましてはご容赦を願います。

96 :きれぼしサッカー ◆5qvYBJdbJQ :2015/10/11(日) 18:01:35 ID:PO3CBzys
あずみ「(ダメ、このままじゃ決まらない)」

額にボールを接触させる直前、あずみは自らの不利を悟る。

あずみ「(高度が足りないから敵DF到着前に撃っておく事はできなくなった。
     飛び出し速度も遅いから振り切りもできず、相手に対応されちゃう。なら)」

あずみは発想を逆転した。どう撃っても敵の抵抗にあうなら、その抵抗を利用できないかと。

あずみ「(なら、あんた達をちょっと使わせてもらうわよ、いっけええっ!)」

バッコオオオン!
スヒギュウウウウウン!

門門「(ん?何か回転がかかっているような……)」

カビラ「早川さん大空からヘディング!門門くんの足元をすり抜けるも、伯疲レイくんがその後ろで待っている!」

伯疲レイ「(フン、下を掻い潜らせようとして焦ったか、これではキーパーまでは届かんわい)」

あずみの撃ったボールの軌道は滑空というよりは墜落という位の急角度であり、
キーパーに届かず芝でバウンドする事になるのは確実であった。

伯疲レイ「(とは言え、下で敵にボールを奪われると厄介。大した勢いでもなし、儂がボールをさらってくれる)」

全日本が拾えば手薄になる守備を危惧し、脚を伸ばしてボールを止めようとする。
その足がボールに触れた瞬間、

ギュバシイイイイイッ!

伯疲レイ「んなっ!?軌道が変わった!?」


97 :きれぼしサッカー ◆5qvYBJdbJQ :2015/10/11(日) 18:03:24 ID:PO3CBzys
フハハジーチャ「(サンタさんミスったか?なら)俺が止めるまでよ!」
門門「(もしや)注意して!ただのシュートじゃありません!」
フハハジーチャ「んお?」

急激に動きを変えて伯疲レイの股下をすり抜けたボールに向かうフハハジーチャに対し、
門門が警告するも、既に遅く、

ギュバジイイイイイイッ!

フハハジーチャ「な、なんだこりゃ!(何て回転だ、弾けねえ!)」
門門「やはりそうか!あのシュートは私達の動きに回転を合わせる事で
   運動のモーメントを変化させている!そして」

ギュウウウウウウウウウウウウン!

邪魔なDFを抜き去った後、一直線にゴールへと向かうボールに釘付けになりながら、門門は叫んだ。

門門「我々の運動エネルギーを利用して、本来の実力以上のエネルギーを持たせているんだ!」

ギュウウウウウウウウウウウウウン!
ピイイイイイイッ!

敵のエネルギーで加速したボールに、ソッカットトノシンは反応さえできず、
ホイッスルが鳴り響くまで、ポストのように呆然と立ち尽くすばかりであった。



全日本 4−2 きれぼしJAPAN

98 :きれぼしサッカー ◆5qvYBJdbJQ :2015/10/11(日) 18:04:40 ID:PO3CBzys
カビラ「ゴールゴールゴールゴールゴールゴールゴールゴールゴールゴーーーールッ!
    決めましたっ!群がり迫るきれぼしJAPANに対し、
    まるでピンボールのようにボールを跳ね返させて突破するという神業を見せてくれました!
    これまで一度もユース代表で姿を見せなかった謎の女性スーパーサブ、早川あずみ!これ程までの選手とは!」

ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!

更なる追加点を挙げた事で、スタジアム内が有頂天までせり上がったかと思われる程、
歓喜の絶頂に支配された。

同時に、岬の絶望もガンと、胸中に撃ち響いていた。
残り後半も半分を切った中での2点差、負ければ待っている日本の地にいられなくなる程の四面楚歌となっては、
いかに岬であっても動揺が生まれるのは無理もなかった。

岬「(そうだというのに、何ていうざまだ!)」

ジクジクと胸がうずき、思考もままならない。戦術を立て直すどころでなく、
動揺を隠す事ももう少しで忘れてしまう位に、岬は追いつめられていた。
その岬に、かつての恋人であったあずみが現れた。

99 :きれぼしサッカー ◆5qvYBJdbJQ :2015/10/11(日) 18:06:01 ID:PO3CBzys
急用のため、少々お待ちください。

100 :きれぼしサッカー ◆5qvYBJdbJQ :2015/10/11(日) 18:26:10 ID:PO3CBzys
お待たせいたしました、これより投稿を再開いたします。




あずみ「あら、アンタもそんな顔をするのね」

わざわざ腰を落として下から顔を眺めたり、立ち上がった後に横に回って横顔を舐めるように見回したりと、
珍しいものを観察しているといった風情で岬の周りをうろつくあずみに対し、
随分楽しそうだと言葉を返すのが、今の岬にはやっとであった。

あずみ「ええ面白いわ、こんな顔は見たことないから」
岬「そう、僕だって驚いたりした事はあったし、そっちもそういった顔は見た事はある筈」
あずみ「いや、ないわ。こんな風に自分のした事に後悔したり、
    出口が見えずにいる時の顔なんて見た事なかったから。アンタもこれでお終いね」

勝ち誇った顔つきとなり嘲笑う。そうした感情になってまだ言う事があるらしく、話を続ける。
そしてそれが、岬を立ち直らせる転機となってしまった。

あずみ「昔のように、分別付けてサッカーと付き合っていればよかったのにね……」
岬「昔のように……」

101 :きれぼしサッカー ◆5qvYBJdbJQ :2015/10/11(日) 18:27:44 ID:PO3CBzys
――――――
―――――――――
―――――――――――――
あずみ「お邪魔します、あ、ホントにいないんだ」
岬「そうだよ。父さんは絵画取引の関係者との打ち合わせで遅くなるって言ってたんだ」
あずみ「へえー、絵描きでもそんな面倒くさい事するの。それじゃ、シャワー借りるわね。襲っちゃダメよ」
岬「分かってるって、安心して浴びて。僕は後でいい
 (早いとこ父さんの「仕事」の痕跡を消しておかないと、あーあ、一杯散らかってるよ)」

フランス留学中のある日、岬は初めてあずみを自分の家へと招き入れていた。
それも自身の保護者がいない、2人きりでの招待である。
あずみが言うとおり、その気になりさえすれば襲いかかって事に及ぶことさえ可能である状態であった。

岬の名誉のために言えば、この招待は意図したものでは無い。天気雨で両者ともずぶ濡れになり、
やむなく岬の家に退避せざるを得なかったのが実情である。

そうした予期せざる出来事であったために、岬には相手の肢体鑑賞といった某忍者的趣味行為を行う暇は無かった。
岬の父、岬一郎が「裏」の稼業で使用する偽造書類、贋作品、暗号メモ等の機密品を
隠蔽する時間を取らねばならず、隠し終えた時には既に相手はシャワーを浴び終えてしまっていた。

102 :きれぼしサッカー ◆5qvYBJdbJQ :2015/10/11(日) 18:29:40 ID:PO3CBzys
あずみ「気持ち良かったわ。お次にどうぞ」

とは言え、入浴後のあずみの姿も岬にとってかなりの刺激となった。
胸元から股上までをバスタオルで巻いただけ、それもさほどに大きいものでは無いため、
歩くたびにヒップまでバスタオルの縁がそよぎ、岬を困惑させてしまっていた。

岬「そんな恰好でよく平気でいられるね。心配とかしないの」

声に震えはなく表情も平静を保ったまま、明日の天気はどうだといった様に答えたのは
同年代の少年で岬でしかできなかっただろう。
そうした澄ましぶった岬に対し、あずみは小悪魔然とした笑みと口で答える。

あずみ「そりゃあ、相手が岬くんだもの。紳士で優しい岬くんはそんな事しないって信じているから」

ニヒヒと言った擬音が文字になって浮かびそうな笑顔を見せられた岬は、
心の動揺を苦笑いで押えつつ、その後の彼女の揶揄も聞かずに風呂場に向かった。
シャワーを浴びながら混乱を抑え暴発を阻止するかのように、岬はあずみへの愚痴をこぼす。

岬「(知ってはいたが、なんという女だろうか。僕といえど思春期の青年、
あんな事をすれば望む想いも出てくる。それを完全にキープできる事も知っていて、
反応を楽しむために、傍目にはあんな危険な事を平然とやってのけるなんて)」

103 :きれぼしサッカー ◆5qvYBJdbJQ :2015/10/11(日) 18:32:43 ID:PO3CBzys
ようやくにして冷静になり、服も着替えて居間に戻ると、
隅に置かれたアップライトピアノの鍵鍵盤を開こうとしているあずみが見えた。
岬に気づいたあずみは他人の私物を扱っている事に頓着する事もなく、尋ねる。

あずみ「岬くん家にもピアノってあったんだ、ここに来る前はよく引越ししてたって聞いてたけど」
岬「ああ、あれは来客が来た時にお客さんへのおもてなしで使うんだよ」
あずみ「おもてなし?親の仕事を助けようっていうの?さすが岬くん、親孝行ねー」

棒読みでニコニコと笑いながらからかうあずみに、岬もムッとしはじめた。
未だに彼女はバスタオルのまま、しかも下から仰ぎ見るような形で岬を見つめているため、
少しでも視線を外すと彼女の胸元が見えそうになり、余計に平静を失わせた。

岬「ふん、そんな媚を売るばかりでピアノを使ってるわけじゃないさ。自分の趣味にも使ってる」
あずみ「趣味にも?じゃあ岬くんに好きな曲とか、得意な曲とかあるの?」

興味深げに目を光らせたあずみを見て、しまったと岬は後悔した。
この分だと必ず、演奏のリクエストを求められるに違いない。別に技量で不安を感じているわけではないが、
気になっている相手の前でピアノを弾くのは、どうにも気恥ずかしい感じがした。

104 :きれぼしサッカー ◆5qvYBJdbJQ :2015/10/11(日) 18:34:28 ID:PO3CBzys
あずみ「お願い、ちょっとでいいから」
岬「あのねえ……」
あずみ「お願い、お願い、お願ーい!」

ニコニコとして懇願する女の子を見て、クラリとしかける岬。
こんなふうに異性の相手から頼み事をされて心が動かない男など、男ではないであろう。
だが岬には大望がある。
いずれは自分の知略と技能を存分に用いてサッカー界を一手に握ろうと夢見ている青年である。
それが自分と同い年の小娘に良いようにされたままに終わるなど、到底許されざることであった。

仕返しをしなければならない。

岬「よし、弾いてみる。その代わり、あずみちゃんには歌ってもらうよ」
あずみ「えっ!?」

突然の提案に鳩が豆鉄砲を食らったような顔になり、次いで真顔で否定した。
あずみ「だ、だめよ!あたしそんなに歌は上手くないし、だいたい歌のレパートリーなんて全くないもの。
    学校の歌を除けば古いフランスの歌だし、岬くんも知らないわ」

これでようやく互角になった、と岬は思った。
あずみの歌のレパートリーが乏しいのは事実であった。
休み時間や放課後に彼女が他の女友達と、日本での流行歌などをうたっている時、
彼女だけは音程がずれ、テンポが遅くなっている事をからかわれているのをよく見ていた。

だがそれは単に彼女がそうした歌に興味が薄く、あまり歌う機会が無いからだと岬は考えている。
音楽の授業では彼女の謙遜とは反対に、良く澄んで豊かな声をして歌っている彼女を見ている。
である以上、知っている歌ならばどうにかなると岬は見ていた。

105 :きれぼしサッカー ◆5qvYBJdbJQ :2015/10/11(日) 18:36:31 ID:PO3CBzys
岬「ま、シャワーのお礼と思って歌ってよ」
あずみ「お礼って、もう岬くんに出してるじゃない」

わずかに胸部を前に突き出しながら顔を軽く膨らませて顔を岬に近づける。
そうしたあずみを可愛いと思いながらも、ヤレヤレといった表情を浮かばせて、あずみに返事をする。

岬「僕はあずみちゃんを信じている。乙女で正直なあずみちゃんは、
  きちんと折り目正しく相手に借りを返してくれるってね」

際どい恰好ではお礼にならない。ちゃんと歌ってくれ。
そう相手の意図を受け取ったあずみは、うーと軽く文句をたれ、ますます顔を膨らせた。

岬「大丈夫、きっとあずみちゃんも知ってる歌さ」

あずみの不興を気にする事無く、岬は演奏をはじめる。
メロディが耳に届き始めるにつれ、あずみの頬は緩み、次に目を丸くして尋ねた。

あずみ「これ、シルヴィ・バルタンの『あなたのとりこ』じゃない。大ヒットしたとはいえ、もう20年は前の歌よ」

岬「そう、でも僕はこの歌が好きだからね。この歌を歌うと、どんな困難にも負けないような気がする」

あずみ「そうよね。あたしも好き。岬くんも好きだなんて知らなかった」
岬「ほら、もう歌が始まるよ、早く準備して」

106 :きれぼしサッカー ◆5qvYBJdbJQ :2015/10/11(日) 18:44:19 ID:PO3CBzys
Tout m'entraine, irresistiblement vers toi comme avant
Tout m'enchaine, irresistiblement a toi je le sens
(すべてが私を引きずって行く、どうしようもなくあなたへと、今までどおり
すべてが私をつなぎとめる、どうしようもなくあなたに、私はそう感じる)


予想通り、あずみの歌は素晴らしかった。
最初の節こそ緊張でやや固かったものの、その後の歌は
のびのびとして一かけらの声詰まりもなく、かといって間延びした声にはならず
誰にも負けないといった意志を感じさせる抑揚と張りがあり、岬の心を楽しませた。


Comme le jour revient apres la nuit
Et le soleil toujours apres la pluie
Comme un oiseau qui revient vers son nid
Vers mon amour je vais aussi
(夜のあとに朝が
そして雨のあとにいつも太陽が戻ってくるように
巣へと戻る鳥のように
恋人のもとへと私も向かう)


すっかり緊張も解け、両手を広げて歌い、
嬉しげな顔を岬に向けてウィンクする。
岬も澄ましながらウィンクを返す。
この時の2人は、幸せだった。

―――――――――――――
―――――――――
――――――


107 :きれぼしサッカー ◆5qvYBJdbJQ :2015/10/11(日) 18:45:24 ID:PO3CBzys

今この場、霞ヶ丘陸上競技場で2点差の劣勢に追い込まれた岬太郎の中にも、
在りし日に演奏した名曲が再び響いていた。


Comme la joie revient apres les pleurs
(涙のあとに喜びが戻ってくるように)

岬「(そうだ、いつまでも押しつぶされたままなんて事があるものか)」

泥濘にそよ風が吹き込んできたように、岬の心に希望がそよぎはじめた。


Après l'hiver revient le temps des fleurs
(冬のあとに花の季節が戻ってくるように)

岬「(必ず時は来る。絶対に来る)」

岬は信じた。信じるという行動をした。
必ず逆転する。自分の意志を貫く事はできると。

108 :きれぼしサッカー ◆5qvYBJdbJQ :2015/10/11(日) 18:46:55 ID:PO3CBzys
Au moment où l'on croit que tout se meurt
(人が、すべては無くなってしまうと思っているその時に)

岬「(絶望から立ち上がれるのが人間だ。絶望を知る事が出来るのが人間だ)」

名曲からの法悦的な興奮からくる、一種の幻覚であったかもしれない。
実際、岬は考えていた訳ではなかった。


L'amour revient en grand vainqueur
(愛は勝利者となって戻ってくる)

岬「(そして、絶望から立ち上がった後、振り返ってその絶望を愛おしむことが出来るのも、人間だけだ。
   僕はそうなる、なれる、なってみせる!)」

偉大な人間でありたい、上をめざして自らが目指す物をつかみ取っていきたい。

負けたら終わりといった絶壁に追いやられる中で岬から余計な雑質がはぎ取られ、
彼の意志がむき出しとなった解放感からの絶頂で、岬は闘志を取り戻した。
そうして意欲を取り戻し、心も落ち着いた後で、岬はあずみに向き直り、

岬「ありがとう」

ただ一言の礼を告げた。

109 :きれぼしサッカー ◆5qvYBJdbJQ :2015/10/11(日) 18:49:23 ID:PO3CBzys
あずみ「な、な…なによ、今さら遅いわよ」

突然の豹変ぶりに驚きながらも、努めて冷淡に言葉を返す。
まるで憑き物がおちたかのように、かつての分け隔てない恋人同士の時のように
平明で温和、そして意志が宿った瞳に戸惑ったからだ。

あずみ「今度は何の手?改心したように見せかけたつもり?
それともパフォーマンスで混乱を誘う気かしら?」

自分でも違うと思いながら、毒々しく言葉を投げつける。
ダメだ。もう昔ではない、岬くんのした事は許される事ではないと。
そうした心情を知ってか知らずか、構わずに岬は口を開く。

岬「いや、何て言うか……言いたい事が多すぎて難しいな。そうだなあ」

岬らしくもない間延びした声で言いよどんだ後。あずみはハッとさせられた。

岬「あずみちゃんに出会えて本当に良かった。出会わなければ僕はとっくに獣にでもなっていたさ。
  少なくとも今立ち直る事はできなかった。ありがとう」

軽く頭を下げた後、あずみの横を通り抜けて走り去ってしまった。あずみはそれを受けて……


先着で
★清算完了 ! card★
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JOKER:「それでこそ、あたしが愛した岬くんよ!負けないわ!」 特殊スキル発動(さらに分岐)
ダイヤ・ハート・スペード: 「(ふ、ふん!岬くんが今さらどうしたって、あたしのする事に変わりは無いわ)」
クラブ:「(……あたしは岬くんと戦ったらいいのか、どうか)」 迷いが生じ始めた
クラブA:「待って!あたしも連れてって!」 衝動的にあずみは岬の手をつかんだ!(さらに分岐)

110 :森崎名無しさん:2015/10/11(日) 18:51:08 ID:???
★清算完了  クラブK


111 :きれぼしサッカー ◆5qvYBJdbJQ :2015/10/11(日) 19:18:48 ID:PO3CBzys
★清算完了  クラブK ★ 「(……あたしは岬くんと戦ったらいいのか、どうか)」 迷いが生じ始めた
-----------------------------------------------------------------------------------------------------
あずみ「(もしかしたら、岬くんは改心したのかもしれない)」

常識から、そして今までの岬を知るこれまでのあずみからは笑い種でしかない思いが、彼女の頭をよぎった。

余りにも晴れやかでさっぱりとした、素直になったように見える元恋人の姿を見て、
否定の声より信じたいという声の方が強くなってきてしまったのだ。

あずみ「大した……人たらしね。分かってるんだからね。分かってるんだから」

強がりを言おうとしても強がりにもならなかった。もう以前のように岬へ憎しみをぶつけて戦う事はできなかった。
それ以前に、もう一度岬を前にして、戦えるかどうかも分からなくなっていた。

*あずみの感情が以下のように変化しました。
・あずみ→(???)→岬
なお、この変化により、以後岬との対戦時に、判定次第で戦いを避けてしまいます。
ただ、仲間の介入次第では解消の可能性もあります。


一方、全日本のキャプテンとなっている日向はというと……


A 「やってくれたな、お前」 命令を無視した事を責める
B 「よし!これで2点差だよくやった」 得点をほめる
C 「いよいよ厳しくなってきたな」 あずみには話しかけず、全日本に作戦案を求める
D 「ん、どうした、元彼が忘れられなくなってきたのか?」 からかってみる
E  その他、自由回答(要3票)
2票選ばれた選択肢で続行します。ID欄は空白にしてください。

112 :きれぼしサッカー ◆5qvYBJdbJQ :2015/10/11(日) 19:20:10 ID:PO3CBzys
本日は以上で失礼いたします。
何だか繰り言ばかりで無駄に長くなってしまったような気がしますが、
お読みいただきありがとうございました。

113 :森崎名無しさん:2015/10/11(日) 19:32:27 ID:4lubXL7g
D

114 :森崎名無しさん:2015/10/11(日) 19:41:30 ID:FHBJSOZo
D

115 :きれぼしサッカー ◆5qvYBJdbJQ :2015/10/12(月) 11:59:28 ID:VL1uqif+
D 「ん、どうした、元彼が忘れられなくなってきたのか?」 からかってみる
----------------------------------------------------------------------------------------
岬とあずみのやり取りは当然、全日本のメンバーにも見えていた。
取り分け、(臨時)全日本のキャプテンである日向は役職上、
チームメイトの異常を放置しておくわけにもいかず、あずみの元へ向かって行った。

とはいえ、日向出発の動機にはキャプテンとしてだけではなく、野次馬のような興味にそそのかされて出向いた面も否めない。

日向「(あの女の目から岬への敵意が無い。それどころか、瞬きを増やしてあらぬ所を眺めているな。
    赤嶺と違って震えてはいないが、似ている。これが乙女の思い悩みってやつか?)」

そう思った途端、ちょっとしたいたずら心が日向の心理に働いたのか。日向らしからぬ軽口がたたいかれていた。

日向「ん、どうした、元彼が忘れられなくなってきたのか?」
あずみ「!」

我に返ったといった具合に、慌てて日向の方へ向き直す。しかしまだ感情を抑えきれていないのか、
まるで日向が恋人であるかのように恥じらい、目をそらしてしまう。

日向「(ほーう、さっきまで親の仇の様に啖呵を切っていたとはとても思えねえさまだ。いずれは赤嶺にも……
    おっと、いつまでもいじくってる暇はない。このままフヌケにさせてる余裕はねえ。どうやって調子を戻すのが、良いか)」


A 「岬の事をどう思っている?」(思うままに吐き出させてストレス解消させるか)
B 「こんなところをうろつくな!このあばずれ」(すぐ解決できるとは思えん、交代させよう)
C 「あずみ、ボールを撃ち出してもっとも遠くまで届く角度は何度だ?」(気分を転換させておけ)
D 「心配するな、この試合で勝ったらあいつを引っさらって、お前とくっつかさせてやる」(飴を約束させれば落ち着くだろ)
E 「それで、お前はこれからどう試合を進めるべきだと思う?」(気分転換も兼ねて、戦術案を聞くとするか)
F その他、自由回答(要3票)
2票選ばれた選択肢で続行します。ID欄は空白にしてください。

116 :森崎名無しさん:2015/10/12(月) 12:27:29 ID:GeT57m2k
A

117 :森崎名無しさん:2015/10/12(月) 12:58:24 ID:LPVMm3VY
F
「いいか、これから話すのは、俺の独り言だ。岬の事ならお前が一番よく知っているはず。」
「本当にヤツを想っているのなら、完膚なきまでに叩き潰すのも優しさだぞ。男にとって一番の屈辱は、憐れみで手を抜かれることだ。」
「お前は、フランスの未来を担うガスパール・ルブランでもあるんだ。よくよく考えるんだな。」

118 :森崎名無しさん:2015/10/12(月) 13:04:41 ID:OEGZ/4sw
>>117

119 :きれぼしサッカー ◆5qvYBJdbJQ :2015/10/12(月) 15:25:58 ID:VL1uqif+
F「いいか、これから話すのは、俺の独り言だ。岬の事ならお前が一番よく知っているはず。」
「本当にヤツを想っているのなら、完膚なきまでに叩き潰すのも優しさだぞ。
 男にとって一番の屈辱は、憐れみで手を抜かれることだ。」
「お前は、フランスの未来を担うガスパール・ルブランでもあるんだ。よくよく考えるんだな。」
-------------------------------------------------------------------------------------------------------
日向「(動揺はしている。だが、それだけだ。別に裏切ろうなんて考えているわけじゃあるまい)」

戸惑いの色はあれど、よどみや邪気を発しないあずみの顔を一瞥して、即座に検討をつける。

日向「(なら、さっさと覚悟を固めさせるだけだ)いいか、これから話すのは、俺の独り言だ」
あずみ「えっ?あ、あの……」
日向「岬の事ならお前が一番よく知っているはず(気楽に聞け、そしてさっさと立ち直れ。時間もないんだからな)」

あずみの声を右から左に聞き流し、構わずに話を続ける。

日向「お前達の話を聴いていた訳じゃないが、表情の変化から見て大体は分かる。
   大方、見た目上岬が真人間になったように見えて、恨みがぼやかされ昔の感情が蘇ったんだろう」

あずみ「そ、それは……」
日向「違うというなら悩む必要はない。悩んでいる以上は、よくは分からんがなんかの未練がまだ燻っているって事だろう。
   だが、それも悩む必要はない。どっちにしろ、叩き潰してやるのが岬のためでもある」

あずみ「岬くんのため?」
日向「そうだ。ヤツがクズのままならさっさと引導を渡した後で、更生させるなりなんなりすればいい。そして」

120 :きれぼしサッカー ◆5qvYBJdbJQ :2015/10/12(月) 15:28:25 ID:VL1uqif+
話の途中で一呼吸置き、あずみの反応をうかがう。食い入るように聞き入る顔を確認して、再開した。

日向「本当に真人間になり、お前が想うに足る相手でも変わらん。
   本当にヤツを想っているのなら、完膚なきまでに叩き潰すのも優しさだぞ。
   男にとって一番の屈辱は、憐れみで手を抜かれることだ」

あずみ「……」

あずみは日向に向き合うまま、一言も発しない。
いや、わずかに唇の先が動いているあたり、話の内容を復唱し、吟味しているのかもしれない。

日向「そして、これはお前の問題でもある。お前は一体誰だ」

あずみ「えっ、あたしは……」

日向「早川あずみであると共に、ガスパール・ルブランであったはずだ。
   フランスの宝剣と讃えられ、ナポレオンを凌ぎピエールに並ぶフランス第3の星ではなかったのか。
   そんなヤツがたった1人の男にためらい、勝負ができないなら、フランスはこれからもお笑い草のままだな」

あずみ「……随分言ってくれるわね」

「祖国」とその仲間をけなされる事になったあずみの胸中に火がついたらしく、ムッとしながら問い返した。

121 :きれぼしサッカー ◆5qvYBJdbJQ :2015/10/12(月) 15:30:11 ID:VL1uqif+
あずみ「これから日本と敵対するかもしれないのに、随分な余裕ね。塩どころか刀剣までわたすものよ」

日向「心配するな、剣の1本や2本渡ったところで、日本はフランスを踏みつぶす。
   だが、骨なしのクラゲを潰したところで面白くもなんともない。
   万夫不当の将軍と伝家の名刀であってこそ、踏みつぶす甲斐も出てくるもんだ。ま」

ここまでいった後、日向としては非常に珍しい事に、自信をみなぎらせながらも
どこかさっぱりとした顔で、あずみへの言を終えた。

日向「お前は、フランスの未来を担うガスパール・ルブランでもあるんだ。よくよく考えるんだな」
あずみ「(岬くんに勝つのが彼のため……あたしはガスパール・ルブラン……)」

こうした日向の忠告をあずみはどう受け止めていたであろうか……


先着で
★目覚めよあずみ ! card★
と書き込んで下さい。マークで分岐します。!とcardの間のスペースは埋めてください。

JOKER:ダイヤ+あずみ「(勝つ!勝って岬くんを取り戻して見せる!)」
    スキル「岬への怒り」が変更されて発動!(さらに分岐)
ダイヤ:あずみ「はあああーーーーーーーっ!!」日向「(み、岬が裏切った時と同じだ!)」(さらに分岐)
ハート・スペード・クラブ:あずみ「戦わなきゃ、どうなったかは分からないからね」
             日向「(よし、ともかく良くなったぞ)」
クラブ2〜3:あずみ「ごめんなさい、岬くんとは戦えない……」日向「(チッ、そこまで女々しくなっていたか)」
クラブA: あずみ「あたしと岬くんとの中なんて分かって無いくせに、勝手な事言わないでよ!」
日向「はっ、そこまで性根が腐っていたか!」(さらに分岐)

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