キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【見上様vs】見上という名将の軌跡5【腐乱ス審判】

1 :見上とかいう名監督:2016/01/24(日) 20:00:57 ID:vffGLg9Q
○●○このスレの説明○●○
・日本がJrユース大会とワールドユース大会で優勝したのは
 森崎達のおかげではなく見上様が名監督だったからと証明する外伝です。
・見上様には、本編の代表選手からレギュラー格11名を抜いたメンバーで戦ってもらいます。
 要するに縛りプレイのアレです。
 離脱メンバー:森崎、日向、翼、三杉、岬、松山、中山、早田、次藤、中里、若林
 ※森崎はFW扱い。
・基本的に敗北リセットはありません。
 あまりにも成績が酷いと見上様が途中で解雇される恐れがあります。
・国際大会の組み合わせや日本戦以外の試合結果はダイスで決め直します。
 運がよければ、強豪国と当たらずに上位進出できますし、
 運が悪ければ、予選グループで西ドイツやブラジルと当たります。

【目 指 せ ! W 杯 ア ジ ア 予 選 突 破 ! ! 】


〜前回までの3行あらすじ〜
・フランス国際Jr.ユース大会予選リーグ開催中。日本は第1試合でポーランド戦に2対1で勝利!
・マッハーとかいういまがぴーくのぷれいやー
・現在の主役はヤラです。


前スレ【出番ですよ】見上という名将の軌跡4【ご乱心】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1445771649/


48 :見上とかいう名監督:2016/01/28(木) 22:32:37 ID:/qUHt6Ek
>★アルゼンチン ( ハートA )( 1 + 3 )+(チーム力差+3)+(有力選手+2)=★ 9
>★イタリア ( スペード10 )( 2 + 4 )+(有力選手+2)+(カティナチオマステリー+1)=★ 9
>【アルゼンチン】−【イタリア】0→引き分け

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

実況「またもやディアス君が単独でボールをイタリア陣内に持ち込みます!
    イタリアのDF陣は、今度こそディアス君からボールを奪うことができるのか!?」

シュシュッ! フワ…!

バサレロ「フェイントが2回…っ!と見せて、今度はヒールリフトかよ!?」

ゴルバデ「この野郎!何てテクニックをしてやがるんだ!」

ヘルナンデス「落ち着けお前達!マリーニョ!今だ、一気に距離を詰めるんだ!」

マリーニョ「お前1人におちょくられたままで終わってたまるかよ!!」ダダッ!

ディアス「…!パスカル!」

バシィッ!

パルカル「(よし、完全に裏をとった!このままボレーシュートで決める!!)」

ザシュウゥゥゥン!!


49 :見上とかいう名監督:2016/01/28(木) 22:34:18 ID:/qUHt6Ek
ヘルナンデス「これ以上、ゴールは割らせない!」

バゴォッッ!!

実況「ディアス君のキラーパスからのシュートでしたが、
    守護神のヘルナンデス君がパンチングで大きくクリア!
    ボールは中央付近まで押し戻されます!イタリア、このピンチも何とか脱しました!」

初老の男「(ふむ、これは…。)」

バルバス「(ディアスの奴、相当梃子摺っているな。)」

ディアス「(チッ…想像以上に面倒な守備連携だぜ…。)」

ピイイイイイイイィィィィィ!!!

実況「ここで前半戦終了のホイッスル!!
    試合は前半7分にディアス君のドリブルゴールでアルゼンチンが先制しましたが、
    イタリアも前半16分にランピオン君のロケットヘッドで同点!
    その後はアルゼンチンが攻め込むものの、イタリア守備陣の前にゴールが割れず、
    一方のイタリアもランピオン君がガルバン君達にカウンターを潰されるという展開が続き、
    1対1のまま後半戦を迎えます!」


50 :見上とかいう名監督:2016/01/28(木) 22:36:00 ID:/qUHt6Ek
@観客席
初老の男「ここまでの試合の印象はどうだ?――――?」

金髪碧眼の男「…お互いかなりのストレスを溜めていることでしょうね。」

初老の男「ほう?」

金髪碧眼の男「ディアスの個人技によってイタリアの組織的な守備が明らかに乱されています。
          …だが、ディアスもまたイタリアの守備を完全に崩し切れているわけではない。 
          その結果、前半戦最後のプレーのように味方にパスを出さざるをえない状況に陥っている。
          つまり、お互い思うような戦いができない状況が続いているということです。」

初老の男「そうじゃな。本来ならば相手を引き付けた時点で、
       ディアスの役割としては十分なはずじゃが、相手はあのヘルナンデス。
       奴から点を奪うには前半1点を獲った時のように、
       ディアス自身がチャンスに顔を出したい所を、イタリアの守備がそれを許さないという状況じゃ。」

金髪碧眼の男「ええ。イタリアの守備を完全に崩壊させるのは、俺でも骨が折れるでしょう。
          あのカティナチオがあるからこそ、俺のイタリア加入に向けて動いたということですか?」

初老の男「(いや違う。ワシが認めていたイタリアは、
       ヘルナンデスに加え、ストラットとジェンティーレという3本柱がいることを前提としていた。
       正直な所、奴らの抜けたイタリアではアルゼンチンに完敗すると考えていたが、
       JYユース世代でまさかここまで高い連携を持った守備を仕上げてくるとはな。
       そしてその根幹を成すのは、守護神ヘルナンデスのDFに対する的確な指示。
       例え―――――が加入したとしても、チームの中心はおそらく奴で変わらんじゃろうな。)」


51 :見上とかいう名監督:2016/01/28(木) 22:37:55 ID:/qUHt6Ek
初老の男「(…とはいえ、それでも今のイタリアの力ではディアスを何とか防ぐのが精一杯。
       しかし一方のアルゼンチンもディアス以外の力のある攻撃手がパスカル位では、
       おそらく後半もパワーバランスが大きく崩れることはないじゃろう。
       同点で引き分け…あるいは差がつくにしても1点差勝負というところか。)」

観客席の男の予想は当たり、イタリアとアルゼンチンは後半も接戦のまま凌ぎを削ることになる。
そして後半戦半ばにイタリアのカルネバーレがランピオンのスルーから値千金のゴールを挙げたものの、
試合終了直前にディアスが前転シュートを決め、アルゼンチンが辛くも同点に追いついたのだった。

ピッ、ピッ、ピッイイイイイィィィ!!!

ディアス「(フン…この俺が同点どまりとはな。…消化不良だぜ。)」

ヘルナンデス「(最後の最後で1点を守りきれなかった…。俺もまだまだ甘いな。)」

パスカル「(俺はこの試合、ディアスから何本パスを貰っていた?
       俺がヘルナンデスから1点でもゴールを奪っていれば…畜生!)」

@観客席
ジェンティーレ「……………」ギリッ!

ストラット「(…俺かジェンティーレのどちらか一方でも出ていれば勝てた試合だった。
       くそっ!ここに来て俺が仕出かしたことの重大さが嫌でも胸に刻みつけられる!)」


52 :見上とかいう名監督:2016/01/28(木) 22:39:41 ID:/qUHt6Ek
こうして予選リーグ最注目の試合は2対2の引き分けで幕を閉じる。
各陣営の選手達にとっては決して満足したといえる内容でなく、
各々の胸中に複雑な感情を残したまま、アルゼンチンとイタリアの対戦は終了した。

-----------------------------------------------------
【予選リーグB組第2試合 結果】
アルゼンチン 2−2 イタリア

得点者:ア:ディアス(2)、イ:ランピオン、カルネバーレ

アシスト:ア:パスカル、イ:マンチーニ、コンティ

-----------------------------------------------------

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


53 :見上とかいう名監督:2016/01/28(木) 22:41:20 ID:/qUHt6Ek
今日はここまで&明日は更新できません。

あと、ここで日本対フランス戦について先に話をしたいと思います。
フランス戦では、腐乱す審判は当然のごとく出てきます。
見上様の御威光も審判団の前には通用しません。

ただ、ホームタウンディシジョンの前に見上様があまりにも無策なのもアレなので、
選択で腐乱す審判対策をできるようにするかどうか現在思案中です。

因みに対策案はこんな感じ。

○本来の腐乱す審判
・ドリブル・タックル・競り合いでは、クラブで勝った場合に反則。
・パスカット・ブロックでは、クラブの偶数で勝った場合に反則。
・フランスPA内もしくはPA付近で撃ったシュートは、どのマークでも偶数でゴールした場合に反則

○対策後の腐乱す審判
・ドリブル・タックル・競り合いでは、クラブの偶数で勝った場合に反則。
・パスカット・ブロックでは、どのマークでも反則なし。
・フランスPA内もしくはPA付近で撃ったシュートは、スペード・クラブの偶数でゴールした場合に反則
・練習判定の結果により対策に慣れない選手の能力が試合中−1〜−3下がる。
 (ダイヤでペナなし、ハートで−1、スペードで−2、クラブで−3)
・キーパーへの対策不慣れペナはなし。
・見上と住友が重点指導をすることで、各自選手1人のペナを軽減可。
 (見上は完全軽減。住友は一段階軽減。対象者は選手のペナが確定してから任意で選べる。)

きっちり決めて案を出したけど、
これならやらない方が良いと言われるのも悲しいので先に紹介して、意見を聞いてみます。


54 :森崎名無しさん:2016/01/28(木) 23:16:31 ID:???
わかりやすくてよいと思います!
腐乱す対見上様の戦い…楽しみだぜ!

55 :森崎名無しさん:2016/01/29(金) 00:23:41 ID:???
ただでさえピエールが常時怒りシュナイダー並の性能で日本は森崎達11人欠けっていう前提条件なので、
試合中の能力を下げるのはさすがにやりすぎかと
強い相手にやられるのはまだしもペナルティ食らったせいで負けた場合、消化不良に思う

56 :森崎名無しさん:2016/01/29(金) 00:45:13 ID:???
見上様の威光でどうにかできそうな気がしなくもない

57 :森崎名無しさん:2016/01/29(金) 04:24:11 ID:???
カードでの反則を緩和するか、味方の能力を下げるのか、二者択一でいい気がする

58 :森崎名無しさん:2016/01/29(金) 07:23:43 ID:???
-3が何人も出たら試合にならないのでは

59 :森崎名無しさん:2016/01/29(金) 08:37:21 ID:???
さすがの見上様も蛇とのコネクションは持ってないか

60 :森崎名無しさん:2016/01/29(金) 10:07:15 ID:???
クラブで-1
他はペナ無しぐらいにしてほしい

61 :森崎名無しさん:2016/01/29(金) 11:56:24 ID:???
原作も本編も後半は腐乱具合が減ったり(フランスにも反則を取る)無くなったり(日向)したので
後半からは通常になるのでいいかもです

62 :森崎名無しさん:2016/01/29(金) 14:05:38 ID:???
主力のファウルトラブルのリスクは下げたいから対策できるのはありがたい
能力ペナの-3はきついけど練習期間1日であることと、控えに出場機会を与える可能性を考えると許容範囲かな

63 :森崎名無しさん:2016/01/29(金) 15:20:37 ID:???
シュートやドリブルが-3してアモロ抜ける?
そもそもアモロまで届く?

64 :森崎名無しさん:2016/01/29(金) 15:25:27 ID:???
ボルドーより弱いわけだし大丈夫では?
というか-3になったのを主力に備えてる時点でダメでは。

65 :森崎名無しさん:2016/01/29(金) 16:19:21 ID:???
見上→浦辺、住友→新田で攻守の形は保てるでしょ、立花兄弟は-3でもデルタツインで5分以上だし
残りの面子は練習でクラブを引かないこと祈るだけ

66 :森崎名無しさん:2016/01/29(金) 23:01:20 ID:???
能力ー3は無謀だ
ボルドー時よりモブは弱くてもピエールは超強化でナポレオンもいる、島津でも失点は不可避
一方新田はアモロでも1不利、立花のデルタツインはPA内で1/4でゴール無効、スート一致の1/4でポストの二重苦状態
MF陣で-3を引くとパスが前まで通らなくなって詰む
控えを出す機会とかいってるけど代わりになる控えが-食らってない保障もないんだぞ


67 :森崎名無しさん:2016/01/29(金) 23:14:59 ID:???
まぁ元々ここで予選落ちでも残当なメンバーでやりくりするわけだし
この難易度くらいで丁度よく感じます。
勝ちたいけど敗北もやむなしの精神で挑むべきかと。

68 :森崎名無しさん:2016/01/30(土) 00:07:47 ID:???
その残当なメンバーでさえまともな状態で使わせてもらえないのは勝ち負けとは別問題で嫌だ

69 :森崎名無しさん:2016/01/30(土) 00:26:08 ID:???
うーん、いっそのこと開始初っ端から一部を除いて皆能力値-3から開始して、
時間が経ったり、腐乱す判定が多数あったりすると慣れて段々に軽減されていくのはどう?
開始だけは辛いけど、後半巻き返ししやすくなる感じで。
マスター側もそこまで負担にならないと思うけど、どうかな。


70 :森崎名無しさん:2016/01/30(土) 01:10:08 ID:???
-3が大量に出たら大変だが、逆にペナ無しが大量に出る可能性もあるんだぜ(楽観)
あんまり極端な結果にならないように、powerか何かで数値の低い順に
数人ずつペナ大〜ペナ低とかしたらどうかと思います。

71 :森崎名無しさん:2016/01/30(土) 01:23:44 ID:???
フランスとドイツが戦った時に、ランクとA級S級の合計値から
ドイツ側の審判を気にしてマイナス補正とファウル率のアップで
NPC戦をしたときにどれだけの差があるのかわからない
その数値が例えばドイツと互角なら不利な試合でも致し方なしだと思う

72 :森崎名無しさん:2016/01/30(土) 12:52:18 ID:???
ペナが重いと面白くない
無理ゲーやらせたいのはわかるがやってて苦痛になる調節は意味無い

73 :森崎名無しさん:2016/01/30(土) 13:26:56 ID:???
本編どおりが一番いい
救済措置も本編同様で

74 :森崎名無しさん:2016/01/30(土) 14:15:37 ID:???
ぜひGMさんの案でやってほしい。
自チームが不利になることに抵抗を示す人が一部いるのは
何をどうしても避けられないことなので
GMがやりたいことを優先して下さい。

誰がペナなしになるか、ランダム姓があってかなり楽しみです。

75 :森崎名無しさん:2016/01/30(土) 14:29:57 ID:???
ドイツとかアルゼンチンとかのAランクに当たってたのと
ハンデありのフランスでそこまで数値変わんないんじゃないの?
それこそ予選でBグループ引いてたら今頃お通夜ムードだったろうし

76 :森崎名無しさん:2016/01/30(土) 16:17:24 ID:???
クラブAを引いてー3なら受け入れる
でも1/4でー3はやめて
選手じゃなくて腐乱す審判を強化するのホントやめて

77 :森崎名無しさん:2016/01/30(土) 16:43:17 ID:???
能力がマイナスの変わりに反則やノーゴールが普通になるなら
-3もありだと思うけどな

78 :森崎名無しさん:2016/01/30(土) 16:52:40 ID:???
逆に言うと最悪-3のリスクを取らせるなら反則のカード判定は完全に普通にしてほしい

79 :森崎名無しさん:2016/01/30(土) 17:03:48 ID:???
そりゃそうだ、見上さんでなくてもファウル回避のために
動きが重傷者並(ー3を怪我で言うなら)になる選手がいたら普段通りに接触プレイだけは避けるように指示だすよ

80 :森崎名無しさん:2016/01/30(土) 19:43:25 ID:???
9、8、8、7、7、7、6、6、6、6、
5、5、5、5、5、4、4、4、4、4、4、
3、3、3、3、3、2、2、2、2、
1、1、1、0、0、-1
しか出ないダイス渡されて、敵は普通にテコ入れされた強敵で、反則はこっちだけ厳しめに取ります。
って条件で参加者全員に理不尽感じさせないで楽しくプレイさせるのは相当なGMとしての技量がいると思う。
ましてや負けた時に参加者に「まぁしょうがないよね。残念だったけど楽しい試合だったね」って思わせるのは更に。

81 :森崎名無しさん:2016/01/30(土) 19:50:18 ID:???
私は全然理不尽だと思わないので、個人の感想かと。
まあ、マッタリやるのがGMさんの本意ということなら
本編通りの仕様(ただしフルタイム審判腐乱す)
でもいいかもしれません。

そっちのほうが難易度高いと思うけどね。


82 :見上とかいう名監督:2016/01/30(土) 19:55:10 ID:o8T/oP62
ペナを重くすればピエールとナポレオンに蹂躙される一方で、
ペナを軽くしすぎればアモロとポーランド以下のモブ達がフルボッコされかねないというジレンマ。

とりあえず妥当と厳しすぎるという両方の意見が出ているので、
今の対策案のまま選択肢を出し、票数を5票決くらいに増やして決めたいと思います。
多数決はもう少し場面が進んでからやります。どちらになっても決定した後の文句や愚痴は厳禁な!

あとは参考までに…
・腐乱す審判補正は、! dice/2の端数繰上げとなっております。(要するに+1〜+3のランダム補正)
・見上ジャパンには、ヒューガーも、スネークも、ないんだよ!

それでは本章の続きからどうぞ。


83 :見上とかいう名監督:2016/01/30(土) 19:57:07 ID:o8T/oP62
岩見「…というわけで最終的なスコアは2対2だったよ。
    試合後の評価を聞いた感じだと、イタリアの組織的守備が予想以上に堅くて
    格上のアルゼンチンが手を焼かされたと話す奴が多かったな。」

滝「イタリアとアルゼンチンは同点か。」

井沢「これでB組はどちらが勝ち上がってくるか、わからなくなったな。」

若島津「(ヘルナンデスが2点も奪われるとは。あの黒い来生も口だけの男ではなかったということか。)」

予選リーグB組の試合結果を聞いた選手達は、その報告を比較的冷静に受け止める。
国内合宿でヘルナンデスのビデオを見ていた者達にとっては、
彼が2点獲られたことにそれなりの驚きがあったが、
ピエールやシュナイダーのような恐るべき実力を持つ選手達の存在をすでに知っており、
その失点も不思議ではないという納得が心の中にあったのだ。

見上「…よし、もう試合の報告はいいな、お前達。
    今日はこれで解散とする!明日はフランスとポーランドの試合を観戦した後、
    予選リーグ最終戦に向けての練習を行うぞ!」

選手達「はいっ!」

見上の号令とともに選手達がパラパラとグラウンドを離れて宿舎に戻りだす。
そして練習場には見上と住友の2人だけが残り、選手達が帰る姿を眺めていた。


84 :見上とかいう名監督:2016/01/30(土) 20:02:41 ID:o8T/oP62
見上「西ドイツ。アルゼンチン。そしてイタリア。
    どの代表チームも評判に違わずなかなか手強い相手のようだな。」

住友「はい。今日の試合を見た限りでは、西ドイツの実力が完全に抜けていました。
    しかし、それに続くアルゼンチンとイタリアも相当の力を持つチームです。
    高杉達も言っていましたが、ウチとは反対のブロックで幸運だというしかありませんね。」

見上「ああ。我々と同組の第1ポット国のフランスは、西ドイツに比べると明らかに力は落ちる。
    ピエールの存在とナポレオンという隠し球こそ脅威だが、
    他の選手達ははっきり言って第2ポット国の選手にすら劣る始末だからな。
    しかし、それ以上に厄介な問題があるが…。」

住友「ホームタウンディシジョン…ですか。」

見上「開催国のフランスがまさか予選リーグ敗退という訳にはいかないだろう。
    おそらく奴らとの試合では、フランス贔屓の裁定が下される場面も多くなるだろうな。」

住友「そうですね。見上監督は何か対策をお考えで?」

見上「今からホームタウンディシジョンを想定した練習をさせても付け焼刃にしかならんだろう。
    合宿ではそんな暇があるなら、選手達個々の力を上げる練習を優先させてきた。
    そのお陰で予選リーグ突破も視野に入ったが、
    ここに来て、審判対策を疎かにしたツケが回ってきたのは皮肉な話だがな。」

住友「……………」

見上「付け焼刃を承知で、短い練習期間でも根本的な対策を指導するのか。
    あるいはパスを多用するなどの表面的な戦術の運用で対処するのか、思案のしどころだな。
    とにかく今日はポーランド戦の休養に充て、明日の午前はフランス戦の偵察だ。
    どちらを選ぶかは、C組第2戦の結果を見てから決断を下そう。」


85 :見上とかいう名監督:2016/01/30(土) 20:05:09 ID:o8T/oP62
こうして日中の練習は終わり、
見上も自室に戻って住友からA組とB組の詳細な試合報告を聞くことにする。
一方の選手達は、自主練習あるいは歓談と思い思いの時間を過ごすのだが、
ここである選手の様子を見てみよう。

★唐突に始まる小イベント→(! dice)(! num)★

※当たった選手の小イベントが始まります。
 判定により若干の能力強化があるかもしれませんが、元々強い選手は低い能力が上がるなどの調整が入ります。
 (おまけイベント程度に思ってください。)
※ダイスとナンバーの数字で当たる選手の対応者は以下の通りになります。
 >>3の名簿順に1:政夫〜10:山森、11:井沢〜20:小田、21:若島津〜23:加藤
 ダイスの数字が
 1or2→numの1〜10の選手
 3or4→numの11〜20の選手
 5or6→numの21〜23の選手
※diceが5or6で、numが4〜0の場合は、誰かに当たるまで振り直しをお願いします。


86 :森崎名無しさん:2016/01/30(土) 20:06:30 ID:???
★唐突に始まる小イベント→( 4 )( 6 )★


87 :森崎名無しさん:2016/01/30(土) 20:09:26 ID:???
振り直しなのでどうぞ

88 :森崎名無しさん:2016/01/30(土) 20:13:52 ID:???
★唐突に始まる小イベント→( 3 )( 7 )★

89 :森崎名無しさん:2016/01/30(土) 20:17:43 ID:???
浦辺さん……だと……

90 :森崎名無しさん:2016/01/30(土) 20:23:35 ID:???
水を差すけど>>86は振り直しじゃなく高杉じゃない

91 :森崎名無しさん:2016/01/30(土) 20:31:12 ID:???
ダイスと番号反対にしてた
天パが決まってないのにゴールパフォーマンスする位に恥ずかしいです

92 :森崎名無しさん:2016/01/30(土) 20:33:57 ID:???
ぬか喜びとか浦辺君また可哀想に・・・

93 :見上とかいう名監督:2016/01/31(日) 19:50:04 ID:9MG5w9iU
>★唐突に始まる小イベント→( 4 )( 6 )★
>選ばれた選手→高杉

監督室でA組とB組の試合分析を終えた頃には、もう夕食の時間が過ぎていた。
見上は選手達のいない食堂で少々遅めの食事を済ませると、
明日の練習方針を考えるべく監督室に戻ろうするが、廊下でボールを持った高杉とバッタリ出会う。

見上「うん?…高杉か。その様子だとこれから自主練習か?」

高杉「あっ見上監督。
    はい、まだ試合まで日がありますし、石崎達と夕食後に練習しようという話になって。」

見上「南葛の選手達も一緒か。
    自主練習は構わんが、明日の練習に響かないよう程々にしておくんだぞ。」

高杉「…わかりました。」

代表チームにおける見上と高杉の関係であるが、
決定的な亀裂があるわけではないものの、どちらかといえば疎遠に近いと言える。

最初の顔合わせの時に日本代表を国際大会のお荷物呼ばわりし、
厳しい監督の顔をのぞかせた見上に対する南葛の選手達の第一印象はあまり良いものではない。
その中で山森や石崎とは個人練習などでやや関係改善の兆しが見られたものの、
高杉とは練習で接する機会も多くはなく、ここまでお互いに接点が少ないという状況だった。


94 :見上とかいう名監督:2016/01/31(日) 19:55:25 ID:9MG5w9iU
そんな2人の関係である以上、後に続く言葉はなかなか出てこない。
お互いに話題を出しにくい雰囲気を察したのか、ここで年長者の見上が先に口を開いた。

見上「…ポーランド戦の疲労は残っていないか?」

高杉「え…、あ、はい大丈夫です。問題ありません。」

見上「昨日の試合、見えない所で一番汗をかいてもらったのは、お前だからな。
    本来のDFの仕事に加えて、スカイラブツインを撃つための前線へのオーバーラップ、
    後半からはマッハーのマークする役割も任せた。
    お前の存在は守備面でも攻撃面でも大きな鍵となる。これからも頼むぞ。」

高杉にかけるのは、昨日の試合の労いと今後への期待の言葉。
見上としては、いずれも世辞ではなく客観的な視点からの正当な評価だった。
それを聞いた高杉の様子は…、

先着1名様で

★高杉の反応!→(! card)+(信頼度-2)= ★

と書き込んでください。数字の合計によって分岐します。

数字の合計が
JOKER→高杉「監督に相談があります。実はスカイラブで石崎を飛ばせないかと…」↓+スクランブルフラグ
9以上→高杉「…監督。今の俺にとって足りない部分は何でしょうか?」↓+任意の能力が+1
4〜8→高杉「(見上監督は俺をちゃんと評価してくれているんだな。)」信頼度+1
3以下→高杉「(ぐふふ…日本は俺がいないと駄目なようだな。)」高杉、調子に乗る。


95 :森崎名無しさん:2016/01/31(日) 19:56:15 ID:???
★高杉の反応!→( クラブ7 )+(信頼度-2)= ★

96 :森崎名無しさん:2016/01/31(日) 19:56:44 ID:???
★高杉の反応!→( ダイヤQ )+(信頼度-2)= ★

97 :森崎名無しさん:2016/01/31(日) 20:55:47 ID:???
どこかで他の誰かが言ってそうだけど・・・
高杉なら誰かを投げ飛ばして昇竜脚出来るんじゃね?
極めればローリングスローも・・・

98 :森崎名無しさん:2016/02/01(月) 15:44:54 ID:???
スカイラブを行った後、もう一人を投げ飛ばして
更に2段ロケットのように空中スカイラブ…これだ

99 :森崎名無しさん:2016/02/01(月) 16:52:59 ID:???
まあ、そうなるな

100 :見上とかいう名監督:2016/02/01(月) 21:13:29 ID:YxTpb/yw
>★高杉の反応!→( クラブ7 )+(信頼度-2)= ★→5
>4〜8→高杉「(見上監督は俺をちゃんと評価してくれているんだな。)」信頼度+1

高杉「はいっ!次の試合も頑張りますので、指示があれば何でも言ってください!
    (そうか…見上監督は俺をちゃんと評価してくれているんだな。)」

どんな人間でも褒められれば気分が良くなる物。
しかもそれが自分の仕事に対する正当な評価となれば喜びもひとしおだった。
高杉は真面目な顔で返事をしたつもりなのだろうが、それでも少し口元が緩んでいる。

高杉「それでは、石崎達を待たせているので失礼します!」

高杉は頭を下げると、小走りで練習場の方に向かっていく。
その様子を無言で見つめる見上はというと…、

見上「(ふむ…勘違いして調子に乗る危険性も憂慮したが、どうやら吉と出たな。
    あれ位でやる気になってくれるなら安いものだ。
    まあ私が奴を評価しているのもあながち嘘ではない。
    私からの評価をさらに上げられるように、今後も努力しろよ高杉。)」

目薬を使った泣き真似くらいなら簡単にやってのける
見上という大人は日本サッカーのためならどこまでも汚くなれるのだった。

※高杉の信頼度が1上がりました。


101 :見上とかいう名監督:2016/02/01(月) 21:14:48 ID:YxTpb/yw
――フランス国際Jr.ユース大会4日目

大会4日目の試合日程は、
第1試合でフランス対ポーランド、第2試合でウルグアイ対イングランドが予定されている。
開催国フランスの登場とあって、観客席には昨日以上の多くの人間が詰めかけており、
彼らは試合の始まりを今か今かと待ちわびていた。

そして観衆達の中には、見上率いる日本代表チームの姿も見える。

@観客席
見上「……………」

観客A「おい。アレひょっとして、日本チームと見上様じゃないか?」ヒソヒソ
観客B「ほんとだ。フランス戦の偵察に来たんだろうな。」ヒソヒソ
観客C「マジかよ!俺、見上様のサインが欲しいんだけど…」ヒソヒソ
観客A「おい止めろ、バカ!見上様は真面目な方だ。仕事の邪魔をしたら無礼討ちされるかもしれないぞ!」ヒソヒソ
観客B「ああ…魔将と呼ばれる御方だからな。いきなり斬られても文句は言えないぜ!」シソヒソ
観客C「す、すまねえ…。つい身近で見上様を見れて興奮しちまった…。」ヒソヒソ
観客A「良いってことよ。見上様のカリスマ性は半端ないからな。」ヒソヒソ
観客B「目を合わせないように、注意しながら見上様のご尊顔を拝しようぜ。」ヒソヒソ
観客C「おう!ああ…フランスの試合と生見上様が見られるなんて今日は何て幸運な日なんだ…。」ヒソヒソ

観客達「(俺達、フランス国民はいつも見上様のことを見守っていますよ!!)」


102 :見上とかいう名監督:2016/02/01(月) 21:23:45 ID:YxTpb/yw
周囲が見上様の登場に大興奮していることなど知るはずもない
日本チームの一団はフランス人達に囲まれた観客席の中段辺りに腰を落ち着ける。

石崎「ふぃ〜。それにしても人が集まってるな。俺達が戦った時より観客の数が遥かに多いぜ。」

高杉「そりゃ開催国の試合だからな。注目度なんかも全然違うだろ。」

小田「(おいおい、これフランスが負けそうになったら暴動とか起きないよな?)」

近藤「(俺達も次はこの観衆の中で試合をするのか。うう…凄いプレッシャーだ。出番はないと思いたいけど。)」

加藤「(何かあった時には、試合機会のない俺が見上監督をお守りせねば!)」

浦辺「(とうとうピエールの出番か。前の試合では奴を研究していたアドバンテージもあった。
    次の予選リーグ最終戦こそが本当の勝負だ。今日はしっかりと奴の調子を見ておくぜ。)」

若島津「(どれだけ観客が集まろうが関係ない。
     試合をするのは所詮俺達だけ。そして次のフランス戦で俺達が勝てば良いだけだからな。)」

試合を見に集まった観客の多さに圧倒される選手もいるが、
予選リーグを突破するには彼らが味方するフランスを倒さなければならない。
選手達は改めてフランス打倒に向けた闘志を燃やすのだった。


103 :見上とかいう名監督:2016/02/01(月) 21:24:58 ID:YxTpb/yw
浦辺「それで、実際の所フランスの強さはどうなんだ?
    以前に個別ミーティングで監督と話したときには、
    西ドイツ、アルゼンチンと並んで優勝候補の一角に挙げられてるって聞いたけどさ。」

新田「ただでさえサッカー強国と言われてる上に、あのピエールがいるチームですからね。
    あんなのが他にもいたんじゃ堪ったもんじゃないですよ。」

佐野「うーん。それが思ったよりチーム評価は高くないような。
    ほら、ココを見てくださいよ。フランス代表の紹介ページですけど…。」

佐野は以前に購入したサッカー雑誌をパラパラとめくると、
フランス代表の紹介が書かれた記事のところでページをと止めて仲間に見せる。
そこに書かれていた内容は次のようなものだった。


○フランス:総合評価B
フォーメーション:4−4−2
ディフェンスタイプ:プレス
チーム紹介:
次代の将軍の呼び声高いエル・シド・ピエールが大黒柱となるチーム。
攻守に卓越した実力を持つピエールの存在は将来に渡って我らフランスの希望となるだろう。
反面、他の選手達はやや物足りない面も多い。必然的にピエールにかかる期待がより大きくなるが、
彼自身も練習試合で日本に敗れており、予選突破にはチームの立て直しが急務だ。
また、代表監督のカルボナーラが国際大会に向け、
目をかけた選手を抜擢して代表入りさせたとの話があり、監督の慧眼にも期待したい。


104 :見上とかいう名監督:2016/02/01(月) 21:26:25 ID:YxTpb/yw
新田「ピエール以外は特に選手の名前も出ていないか。
    意外だけど、他の選手は大したことないみたいですね。浦辺さん。」

浦辺「フランスの監督が抜擢した選手って部分が気になるが、
    少なくともこの書かれ方じゃ大会の優勝候補という感じはしないよなぁ。」

佐野「大黒柱のピエールがいたFCボルドーが俺達に負けたって点が響いてるんじゃないですか?
    実際、記事の中にも日本との試合のことが書かれてるし。」

石崎「俺達に負けたことが評価を落とした原因かよ。それはそれでムカつくぜ!」

山森「それでも総合評価はポーランドよりも上ですよ。
    ピエールの実力は前の試合で嫌というほど味わってますし、
    俺達が1点差で勝ったポーランドより実力が上なら決して油断ができる相手じゃないと思いますけど。」

佐野「ケケ。まあ実際に試合を見た方が早いだろ。ほら、そろそろ選手入場が始まる時間だぜ?」

見上「(ナポレオンを加味していないとすれば、総合評価Bでも高いくらい。
    大会を盛り上げるため、開催国の評価に下駄を履かせたというところか。
    だが、警戒すべきはフランスの実力だけではない。この試合でソレを見極めねばな。)」


105 :見上とかいう名監督:2016/02/01(月) 21:28:23 ID:YxTpb/yw
――同時間帯、競技場内某所

選手入場の時間が迫る中、競技場に設けられた一室では、
とある4人が本日試合を行うフランスとポーランドのメンバー表を確認している。

ピエール、ボッシ、アモロ、マッハー、ジャイッチ…、
彼らは両陣営の主力選手達を中心に名前と顔を照らし合わせ、チェックを入れる。
それは機械的な作業だったが、その仕草は同時に威厳すら漂わせるものだった。

??「…今日はフランスの実力を確認することが最優先か。」

??「ああ。ポーランドも予想外にやるようだが、ピエールには及ばないだろう。
    フランスにこの大会を勝ち抜くだけの力があるのか注目だな。」

??「だが、万が一ということもある。その時は我々の出番もあり得るぞ。」

??「フフフ…皆さんわかっていらっしゃるようで。精々私の出番がないように頼みますよ。」

係員「そろそろ時間ですので、移動をお願いします!」ガチャ!

??「ふむ…出番か。」


腐乱す審判団「我々審判は(どんな試合でもフランスの味方という意味で)いつでも公平だ!!!」


そう彼らの正体は、本日のフランスvsポーランド戦をジャッジする審判団。
ついに…予選リーグ最大の宿敵、腐乱す審判が大会に姿を現すのだ!!


106 :見上とかいう名監督:2016/02/01(月) 21:29:51 ID:YxTpb/yw
○フランス国際Jrユース大会4日目 C組 第2試合○

【フランス】チーム力:C S級選手:ピエール
【ポーランド】チーム力:C 注目選手:なし

先着2名様で

★フランス (! card)(! dice + ! dice)+(有力選手+2)+(我々審判はry ! dice/2)=★
★ポーランド (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んで下さい。カードとダイスの結果で分岐します。

【フランス】−【ポーランド】
≧1→フランスの勝利
0→引き分け
≦−1→ポーランドの勝利

【補足・補正・備考】
※フランスのカードのマークがダイヤかハートの時、ピエールの「ネオスライダーシュート」が発動して+1の補正があります。
 (この補正は1回目の発動時のみ有効です。)
※特殊スキル「ホームタウンディシジョン」によりフランスのチーム力にdice/2(端数繰上げ)の補正があります。
※フランスの試合結果が引き分け以下の場合、ナポレオンが途中出場し、
 補正をさらに+4した状態(チーム力+3と有力選手+1)で再計算が行われます。
※数字の差により試合結果の得点差が変わります。
 得点差はある程度基準を作っていますが、得点と失点は作者が適当に決定します。
※カードは特殊スキルがある場合の判定用です。
 今回の場合、引いた数字は関係ありません。(ただしJOKER=6ゾロは有効)


107 :森崎名無しさん:2016/02/01(月) 21:30:47 ID:???
★フランス ( ハート5 )( 4 + 4 )+(有力選手+2)+(我々審判はry 2 /2)=★

108 :森崎名無しさん:2016/02/01(月) 21:31:07 ID:???
★フランス ( ハート6 )( 5 + 1 )+(有力選手+2)+(我々審判はry 2 /2)=★

109 :森崎名無しさん:2016/02/01(月) 21:31:10 ID:???
★フランス (! card)( 1 + 4 )+(有力選手+2)+(我々審判はry 5 /2)=★

110 :森崎名無しさん:2016/02/01(月) 21:32:15 ID:???
★ポーランド ( ハート6 )( 5 + 2 )=★

111 :森崎名無しさん:2016/02/01(月) 21:32:28 ID:???
★ポーランド ( スペード10 )( 3 + 2 )=★

112 :森崎名無しさん:2016/02/01(月) 23:14:25 ID:???
ネオスライダーシュートも見せたし我々審判団が働くまでもないって所か

113 :森崎名無しさん:2016/02/02(火) 00:09:56 ID:???
次のフランス戦、引き分けじゃ敗退か・・・

114 :森崎名無しさん:2016/02/02(火) 01:21:45 ID:???
見上様が負けるわけないだろ

115 :見上とかいう名監督:2016/02/02(火) 21:41:14 ID:dqYX4YjU
>★フランス ( ハート5 )( 4 + 4 )+(有力選手+2)+(我々審判はry 2 /2)+(ネオスライダーシュート+1)=★ 12
>★ポーランド ( ハート6 )( 5 + 2 )=★ 7
>【フランス】−【ポーランド】≧1→フランスの勝利 数値差5

ピイイィィィィィィ!!!

競技場に詰め掛けたフランス人の大歓声が響く中、
フランス対ポーランドの試合開始のホイッスルが鳴らされる。
コイントスの結果、ボールはポーランドが確保してキックオフが行われた。

実況「さあ試合はポーランドの攻撃から始まります。
    一旦ボールはトリプル君から後方のマイケル君に送られる。
    ポーランド陣営、今日はじっくりと攻めようという所で…おおっと、これは!?」

マイケル「なにぃ!?」

マッハー「コイツら初っ端からかよぉ〜!」

試合開始直後、早速ポーランドはフランスの作戦に驚かされることとなる。
前線に上がるマッハーに対して、
中盤のジョルジュとDFのブラボー、ルストの3人が囲むようにしてマーク。
日本がポーランド戦の後半途中から敷いたマッハーへの3人マークシフトを、最初から使ってきたのだ。

カルボナーラ「(日本との試合はしっかり研究させてもらった。ポーランドで一番怖いのはマッハーだからな。)」


116 :見上とかいう名監督:2016/02/02(火) 21:42:50 ID:dqYX4YjU
実況「フランス、マッハー君を取り囲んで絶対にパスを通さないという構えです!
    ボールをキープするマイケル君は、ここをどうパスを繋ぐのか!?」

マイケル「ウチの攻撃がマッハーだけだと思うなよ!もう1人頼れるFWがいるんだぜ!」バシイ!

トリプル「………!(駄目だマイケル!こっちには「奴」がいる!)」

ピエール「…もらった!」

…ガシッ!

実況「駄目です!このパスはピエール君がカット!
    マッハー君には3人、そしてトリプル君にはピエール君がついています!」

ポーランド監督「(トリプル君の相手がピエール君ですか…。むう…これは厳しい。)」

ピエール「……………」ダダダ!

実況「ボールを奪ったピエール君!
    すかさずドリブルを開始してポーランド陣内に入り込みます。
    さあ今日も彼の芸術的なドリブルテクニックが見られるのでしょうか!!」

ウワアアアアアアッッ!!


117 :見上とかいう名監督:2016/02/02(火) 21:44:29 ID:dqYX4YjU
@観客席
観客A「いいぞ〜ピエール!このままゴールまで一直線だ!!」
観客B「ポーランドの奴らなんか簡単にかわしてやれ!」
女性ファン「ピエール〜!貴方の芸術的なドリブルを見せてちょうだい!」
女性ファン「最初だからアシストでもいいわよ〜!

アレク「くそっ拙い!奴のドリブル突破が来るぞ!」

オーブ「1対1で対応しようとするな!ゴール前を固めて、数で対処するぞ!」

ガンバー「パスへの警戒は最低限で良い!他の選手が相手ならジャイッチがきっと止めてくれる!」

ボールを奪ったピエールの攻め上がり。
プレースタイルを知る観客達の注目度は、圧倒的な個人技を持つドリブルへの期待が一番。
次いで司令塔としての華麗なパス回しであった。
ポーランドの選手達も当然ピエールの攻め口は熟知しており、
ジャイッチを中心としてゴール前を固め、相手のドリブル突破に備える。

しかしその予測は、フランスの観客達にとっては最高の形で、
そしてポーランドの選手達と見上達にとっては最悪の形で裏切られることとなった。


118 :見上とかいう名監督:2016/02/02(火) 21:45:49 ID:dqYX4YjU
ピエール「(ナポレオンが出場しない以上、今日の試合の得点源は限られる。
       そして今の俺には、切り札を隠し続けるだけの余裕も油断もない。
       全ては日本に勝つため…最終戦に向けて有利な状況を確実に作り出す!)」

シュォォッ!!

ボッシ「(ピエール!まさかいきなりアレを使うのかよ!?)」

アモロ「(練習で俺が1本も捕れなかったあのシュートだ…!)」

@フランスベンチ
ナポレオン「(フン、早速1点もらったな。)」

カルボナーラ「(その貪欲さ…日本戦の敗北はそこまでお前を変えたか。)」

実況「ああっピエール君!PAの外側で大きく足を振りかぶったァ!
    ここからミドルシュートにいくようです!
    相手は名手ジャイッチ君!これはやや強引すぎる攻撃ではないでしょうか!?」

ミャーゼン「シュートか…それなら助かっ…。」

ジャイッチ「(いや違う!このシュート…ただのミドルじゃあない!!)」

ピエール「(見ているか日本!これが俺のネオスライダーシュートだぁ!!)」

バゴオォンン!! 


119 :見上とかいう名監督:2016/02/02(火) 21:48:14 ID:dqYX4YjU
ギュオオォォォ!!

ジャイッチ「(何というスピード…!だが、対応できない速さじゃない!)」

ピエールの強烈なシュートに対して、
ジャイッチは咄嗟にゴールバーに登りローリングセーブを繰り出す。

データにはないピエールのミドルシュートは、
確かにPA外からゴールを狙ったことが不思議ではない威力のものだったが、
それでもなおジャイッチの渾身のセービングの前には及ばない。
そう…スピードと威力だけであれば捕れるはずだったのだ。

        ギュルルルルルルッッ…グググ……ガクゥン!!!

ジャイッチ「(…!!このスピードで…、落ちるのか!?)」

両手がシュートに触れようかという瞬間、ボールが離れていくようにガクン!と落ちる。
猛烈なスピードからの急降下は、ジャイッチの反応すら許さなかった。
ボールはゴールマウスの中でワンバウンドすると、そのままネットに突き刺さる。

前半開始からわずか2分。
ピエールの新たな必殺技、ネオスライダーシュートが日の目を浴びた瞬間だった。

ピイイィィィ!!!

フランス 1−0 ポーランド


120 :見上とかいう名監督:2016/02/02(火) 21:49:18 ID:dqYX4YjU
判定までいけませんが、今日はここまで

121 :森崎名無しさん:2016/02/03(水) 11:43:10 ID:???
『アモロ「(練習で俺が1本も捕れなかったあのシュートだ…!)」』
お前は、ネオじゃなくても1本も取れないだろww


122 :森崎名無しさん:2016/02/03(水) 12:37:47 ID:???
>>121
確かにw
シュートを撃つのがピエールだから助けてピエールも使えないし。
ピエールがシュートを撃って、同時にそのタイミングをわざわざアモロに
伝えてるのだとしたら笑える。

123 :森崎名無しさん:2016/02/03(水) 12:45:54 ID:???
ピエールならできる気がする

124 :森崎名無しさん:2016/02/03(水) 15:52:00 ID:???
メンタル弱いだけだから、練習とかでは結構いい動きするんじゃないか?

125 :森崎名無しさん:2016/02/03(水) 19:47:44 ID:???
一人称が俺になってるし本編森崎よりもメンタルは強いんじゃないかな?
まぁそうなると根本的に実力が足りないだけになってしまうが

126 :見上とかいう名監督:2016/02/03(水) 22:55:18 ID:Ih+U+9F2
ざわ…   ざわ…
           ざわ…     ざわ…

@観客席
観客A「何なんだよ…今のシュートは?ピエールのあんなシュート見たことねえぞ。」
観客B「ここからでも分かるほど、ボールが急激に変化したぜ。」
観客C「アレは…、ピエールの新技?」

観客達「〜〜〜ッッ!!」

ウオオオオオオオオォォォォーーーッッッ!!

観客A「最高だぜピエールッ!やっぱりお前こそがフランスサッカー界の希望の星だ!!」
観客B「見たかポーランド!これが俺達の英雄ピエールだ!!」
女性ファンA「ピエール〜!やっぱり貴方は私達の王子様だわ!!」
女性ファンB「華麗にして、強烈!素敵過ぎますわ、ピエール様!!」

「ピエール!」「ピエール!」「ピエール!」「ピエール!」「ピエール!」

一時のどよめきを経た後、競技場は割れんばかりの大歓声に包まれる。
観客達全員の注目がピエールに集まり、その賞賛の全てが彼1人に送られるのだった。
その一部始終を日本の選手達は、動揺と驚愕が入り混じった表情で見つめている。


127 :見上とかいう名監督:2016/02/03(水) 22:56:44 ID:Ih+U+9F2
新田「まだあんな技を隠し持っていやがったのか…!」

石崎「しかもあの野郎!俺達と戦った時以上に動きが良くなってやがる!」

浦辺「まさかピエールの奴、俺達との試合では本気を出して…」

見上「いや、何かを隠していた素振りはあったが、
    少なくともあの試合でのピエールに手を抜くだけの余裕は見えなかった。
    ボルドー戦で、奴が本気で戦っていたことに疑いの余地はない。」

浦辺「…見上監督!」

若島津「監督、それはつまり…。」

見上「そうピエールがこの短期間で一段上のステージに登ったということだ。
    お前達が戦った時以上の力を身につけてな。」

@フランスベンチ
カルボナーラ「(この試合を見ているのだろう?日本代表チーム。
         ピエールの成長は日本戦での屈辱の結果。いわばお前達が今のピエールを作り上げたのだ。
         フフ…日本の選手達、そして浦辺には本当に礼を言わなければならないな。)」

カルボナーラ「(サッカーを生業とする者ならば、
          この大会のフランスは西ドイツやアルゼンチンに劣る…No.1のチームではないことを知る者は多いだろう。
          だが、彼らに宣言しよう。しかしながら大会No.1の選手は、フランスのエル・シド・ピエール。
          シュナイダーでもディアスでもない、ピエールこそが世界最高の選手だとな!)」


128 :見上とかいう名監督:2016/02/03(水) 22:59:01 ID:Ih+U+9F2
ピエールの衝撃的な先制ゴールから始まった試合だが、
その後の展開は開始当初から打って変わって落ち着いたものとなった。

1点をリードしたフランスはピエールが守備重視のポジショニングを行い、
対するポーランドはマッハーとトリプルが前線で味方のパスを待つ。
中盤は、両陣営の主力以外の選手達がどんぐりの背比べといったボール争奪戦を行い、
どちらに主導権が移ることもなく、試合時間が流れていった。

そんな中、早く同点に追いつきたいポーランドは、
何度かマッハーへのパスを試みるものの、多くはマークについたルスト達にカットされる。
それでも何とか前線に通したパスは、オフサイドに阻まれた。

バシッ!

マッハー「うっし!やっと繋がったぜ!んじゃ、これで同点…」

ピピピーーーッ!!

実況「おっと、これはどうやらオフサイド!
    マッハー君、マークを振り切ってボールを受けましたが、
    少々飛び出すタイミングが早すぎたようです!」

マッハー「…へ、今のオフサイド?そりゃないって!ちゃんと最終ラインより下がってたよっ!」


129 :見上とかいう名監督:2016/02/03(水) 23:01:14 ID:Ih+U+9F2
反町「あれ?今のオフサイドだったか?マッハーが完璧に裏をとったように見えたぞ?」

沢田「うーん。パスを出す前にマッハーが飛び出してたような。
    あの人の動きが速すぎるので、そこまで自信はないですけど。」

若島津「どちらにもとれる微妙なプレーだな。今のはポーランドに運がなかったということだ。」

見上「……………」

ロングパスが審判によりオフサイドをとられる。
同じようなシーンが前半戦に数回発生し、
飛び出してボールを受けるプレーが得意なマッハーにとってはイライラの募る展開が続いた。

前半の残り時間が少なくなると、
前線にパスを通せない状況に業を煮やしたポーランドがDFラインを上げるのだが、
この展開を待っていたピエールがボールカットからのカウンター攻撃。
華麗なドリブル突破から、GKのジャイッチもかわして前半終了間際に2点目を挙げる。

そうして2対0で前半戦を折り返したのだった。


130 :見上とかいう名監督:2016/02/03(水) 23:02:59 ID:Ih+U+9F2
後半戦も同じような展開が続き、ピエールが守備に重点を置きつつも、
守備の甘くなったポーランドの隙を突いて要所要所で突破を仕掛けるシーンが見られたが
ここでちょっとした事件が起こった。

マッハー「ちっくしょー!ハットトリックなんてさせるかよ!」

ピエール「……ッ!」

スザザザアアッッ!! ガッ!

ピピピピピッッ!!

実況「ああ〜〜!!これはPA内でファウル!PKです!
    ドリブル突破を図ったピエール君に対して、
    マッハー君がカバーに駆けつけましたが、タックルが足にいってしまいました!」

マッハー「はぁ!?これが反則!?何だよ、さっきから!この審判いくらなんでも…!」

ジャイッチ「止めろマッハー!今のは、お前のファウルだ!!」

マッハー「…!…ちっくしょう。」

見上「(さっきのプレーは明らかにマッハーの反則だったな。
    何度かフランス有利の微妙な判定をしているが、この試合ではあからさまな誤審はない。
    点差がついた以上、そこまでの必要はないということか。
    しかしマッハーは思った以上に波のある選手のようだ。
    前の試合の出来ならフランスも苦労したのだろうが、今日は少々精彩を欠いているな。)」


131 :見上とかいう名監督:2016/02/03(水) 23:04:55 ID:Ih+U+9F2
ジョルジュ「ピエール!大丈夫なのか!」

ピエール「問題ない。足に軽く接触しただけだ。」

マルセル「そうか…そりゃ良かったぜ。」

ボッシ「それでPKだけど、やっぱハットトリックを狙えるお前が…。」

ピエール「…いや、万が一外してカウンターを食らうリスクを考えると、俺は後方にいるべきだろう。」
      ボッシ、キッカーはお前に任せて良いか?」

ボッシ「え?お、俺!?」

ピエール「ああ、頼む。
      (2点差がついてプレッシャーも大したものではない。
       ウチは攻撃も守備も不安だが、流石にPKなら決められる…よな?)」

ボッシ「よ…よし、わかったぜ…!」

実況「さあ、PKを獲得したフランス。どうやらキッカーはストライカーのボッシ君のようです。
    ここで点差を3点に広げられるのでしょうか?」

ボッシ「………」ドキドキ


132 :見上とかいう名監督:2016/02/03(水) 23:06:23 ID:Ih+U+9F2
バシィッ!  …ズバァァン!

ボッシ「(やったー!俺も公式戦で1点獲れたよ!…PKだけど!)」

こうしておそらく今大会で最後とだろうボッシのゴールという珍事件が発生。
試合はその後ポーランドが意地を見せて、マッハーのドリブルゴールで1点を返すのだが、
それ以上得点の動きはなく、最終的にフランスが3対1で逃げ切ったのだった。

-----------------------------------------------------
【予選リーグC組第2試合 結果】
フランス 3−1 ポーランド

得点者:フ:ピエール(2)、ボッシ、ポ:マッハー

アシスト:ポ:マイケル

-----------------------------------------------------


カルボナーラ「(ナポレオンを最後まで温存。日本戦にも優位に臨める。今日は理想的な試合展開だったな。)」

見上「(展開がフランスに嵌った試合だったが、やはりピエールの実力は脅威だ。
    そしてこのチームにはまだナポレオンというFWの存在がいる。
    …フランスに向けた練習内容について、そろそろ決断を下す時か。)」


133 :見上とかいう名監督:2016/02/03(水) 23:07:50 ID:Ih+U+9F2
フランスとポーランドの試合終了後、
見上と日本の選手達はフランス戦に向けた準備のため競技場を離れるだが
会場では、本日第2試合のウルグアイvsイングランド戦が行われる。

日本が予選を突破すれば、決勝トーナメント初戦で当たるD組の試合。
ここの勝者がおそらく予選を突破すると予想されるウルグアイvsイングランドの結果は…

○フランス国際Jrユース大会4日目 D組 第2試合○

【ウルグアイ】チーム力:B A級選手:ビクトリーノ、サルバトーレ
【イングランド】チーム力:B A級選手:ロブソン

先着2名様で

★ウルグアイ (! card)(! dice + ! dice)+(有力選手+2)=★
★イングランド (! card)(! dice + ! dice)+(有力選手+1)=★

と書き込んで下さい。カードとダイスの結果で分岐します。

【ウルグアイ】−【イングランド】
≧1→ウルグアイの勝利
0→引き分け
≦−1→イングランドの勝利

【補足・補正・備考】
※ウルグアイのカードのマークがダイヤかハートの時、
 ビクトリーノの「パンサーストリーム」が発動して+1の補正があります。
 (この補正は1回目の発動時のみ有効です。)
※数字の差により試合結果の得点差が変わります。
 得点差はある程度基準を作っていますが、得点と失点は作者が適当に決定します。


134 :森崎名無しさん:2016/02/03(水) 23:10:10 ID:???
★ウルグアイ ( スペード8 )( 5 + 2 )+(有力選手+2)=★

135 :森崎名無しさん:2016/02/03(水) 23:11:25 ID:???
★イングランド ( ハート7 )( 2 + 5 )+(有力選手+1)=★

136 :森崎名無しさん:2016/02/03(水) 23:11:54 ID:???
★イングランド ( クラブ3 )( 6 + 6 )+(有力選手+1)=★

137 :森崎名無しさん:2016/02/03(水) 23:43:43 ID:???
サルバトーレが加入した分、僅かな差でウルグアイが競り勝ったか。
それにしても>>136ェ…

138 :見上とかいう名監督:2016/02/04(木) 22:22:08 ID:WmL8smxY
>★ウルグアイ ( スペード8 )( 5 + 2 )+(有力選手+2)=★ 9
>★イングランド ( ハート7 )( 2 + 5 )+(有力選手+1)=★ 8
>【ウルグアイ】−【イングランド】≧1→ウルグアイの勝利 数値差1

予選リーグD組、ウルグアイとイングランドの対決。
B組のアルゼンチンvsイタリア戦が予選リーグで最も注目すべき対戦であれば、
この試合は勝者が予測できない最も面白い対戦であると言われていた。

試合は期待に違わず一進一退の白熱した攻防が続く中、
前半25分を過ぎたところでイングランドがロリマーのバウンドショットにより先制。
一方のウルグアイは、ロブソンの壁を崩しきれないまま、ハーフタイムを迎えた。

@ウルグアイ控え室
ビクトリーノ「1点ビハインドか…。」

ダ・シルバ「どうやら思ったよりも早くパンサーストリームを使う時が来そうだな。」

ウルグアイ監督「…いや、その必要はない。」

ビクトリーノ「…監督?」

ウルグアイ監督「イングランドの守備力の大半はロブソンという個の力に頼ったものだ。
          逆に言えば、奴の守備範囲さえ避ければ他のDF達は何とでもなる。
          わざわざ馬鹿正直にお前達の切り札を使って、真正面からロブソンと戦う必要なない。」


139 :見上とかいう名監督:2016/02/04(木) 22:23:41 ID:WmL8smxY
ダ・シルバ「理屈は分かりますが、ロブソンは前半ずっとビクトリーノを最警戒していましたよ?
       アイツの守備を避けてゴールを狙うなんて、簡単にできるとは…。」

ウルグアイ監督「こういう時こそ奴の出番だ。サルバトーレ!後半は最初からお前を出すぞ!
          お前の力でイングランドから得点を奪ってこい!!」

サルバトーレ「ヒャッハー!この時を待ちわびたぜー!」

ウルグアイ監督「ビクトリーノ。お前には囮役としてロブソンを釣り出す役目を担ってもらう。
          不本意かもしれんが、これもエースとしてのやくわ…」

サルバトーレ「ヤー!ハー!見てろよ、イングランド!マシンガンシュートでぶっ殺してやる!!」

ウルグアイ監督「ダ・シルバ。ゲームメイクはお前に任せる。イングランドのしゅび…」

サルバトーレ「YA−!俺のマシンガンが火を噴くぜ!ズダダダダダダッッ…!!」

ウルグアイ監督「…あの、サルバトーレ君。静かにしてくれないかな?」

こうしてウルグアイの監督が胃を痛める中、ハーフタイムは終了する。
そして後半戦。試合の流れはもう1人のストライカーを投入したウルグアイへと徐々に傾くのだった。




ピッ、ピッ、ピイイイイィィィィィッッ!!!


140 :見上とかいう名監督:2016/02/04(木) 22:25:36 ID:WmL8smxY
実況「ここで試合終了ーー!!点の取り合いとなった後半戦!
    ウルグアイが3対2でイングランドを振り切り、この激闘を制しました!!
    何と言っても今日の勝利の立役者は後半から出場したサルバトーレ君でしょう!
    2得点と1アシスト!全ての得点に絡む大活躍を見せてくれました!!」

@観客席
住友「…ウルグアイが勝ったか。結局、あの途中出場した選手が全て持っていったな。」

岩見「ええ。後半アイツが出てきたせいで、ロブソンの手が回らなくなりましたからね。
    あそこからイングランドの守備が機能不全に陥りました。
    攻撃の方も1点は返しましたが、強力なFWを2枚揃えたウルグアイの方が力は上。
    ビクトリーノ以外にもあんな無名の実力者がいたなんて…。」

住友「それだけ世界は広いということだ。南米の雄ウルグアイ…決して侮れるチームではない。
    だが、予選が終わるまではこの話は控えるようにな。まずは目の前のフランス戦に集中だ。」

岩見「ええ。わかっています。」

奇しくもイングランドは、この世界でも強豪国の隠し玉によって敗北を喫した。
そして一部始終を偵察した住友と岩見は、ウルグアイのデータを纏め、会場を去るのだった。

-------------------------------------------------------------------
【予選リーグD組第2試合 結果】
ウルグアイ 3−2 イングランド

得点者:ウ:サルバトーレ(2)、ビクトリーノ、イ:ロリマー、リネカー

アシスト:ウ:ビクトリーノ、サルバトーレ、ダ・シルバ、
      イ:リネカー、ウィルソン

-------------------------------------------------------------------


141 :見上とかいう名監督:2016/02/04(木) 22:29:20 ID:WmL8smxY
大会4日目終了時点 成績表

○予選リーグA組 成績表

           勝ち  負け  引分  勝ち点   得点  失点  得失差
西ドイツ       1    0    0     3      5    0    +5

ベルギー      0    1    1     1      0    5    −5

マレーシア     0    0    1     1      0    0     0


○予選リーグB組 成績表

           勝ち  負け  引分  勝ち点   得点  失点  得失差
イタリア       1    0    1     4      6    2    +4

アルゼンチン    0    0    1     1      2    2     0

ポルトガル     0    1    0     0      0    4    −4


142 :見上とかいう名監督:2016/02/04(木) 22:32:01 ID:WmL8smxY
○予選リーグC組 成績表

           勝ち  負け  引分  勝ち点   得点  失点  得失差
フランス       1    0    0     3      3    1    +2

全日本        1    0    0     3      2    1    +1

ポーランド      0    0    0     0      2    5    −3


○予選リーグD組 成績表

           勝ち  負け  引分  勝ち点   得点  失点  得失差
イングランド     1    1    0    3      6    3    +3

ウルグアイ      1    0    0    3      3    2   +1

カナダ        0    1    0    0      0    4    −4


大会得点ランキング
4ゴール ランピオン
3ゴール シュナイダー、ロリマー
2ゴール マーガス、ディアス、ピエール、カルネバーレ、サルバトーレ、マッハー
1ゴール 和夫、新田、ボッシ、リネカー、テイラー、ビクトリーノ

大会アシストランキ
3アシスト マンチーニ、
2アシスト シェスター、カルツ、コンティ、テイラー、ウィルソン
1アシスト 政夫、山森、ミレウス、パスカル、ビクトリーノ、サルバトーレ、ダ・シルバ、
       フレッド、リネカー、トリプル、マイケル


143 :見上とかいう名監督:2016/02/04(木) 22:33:57 ID:WmL8smxY
――D組第2戦の試合と同時刻帯 全日本キャンプ練習場

ウルグアイとイングランドが火花を散らしている頃、
見上と全日本の選手達はすでにキャンプ地への移動を終えていた。

練習のための着替えを済ませ、グラウンドでのストレッチは終了済み。
今は見上を取り囲むように並んで、フランス戦に向けた練習の指示に耳を傾けている。

見上「(大会6日目のフランスとの試合。
    ホームタウンディシジョンへの対策をどうすべきか、
    細かい練習指示を行う前にまずはそこから始めなければならん。
    すでに私の中で結論は出ている。それは――)」

これから伝えるのは、フランス戦の勝敗を大きく左右するであろう練習方針。
見上は選手達をグルリと見渡してから軽く息を吐くと、彼らに練習内容を伝えた。


144 :見上とかいう名監督:2016/02/04(木) 22:35:15 ID:WmL8smxY
フランス戦に向けたホームディシジョン対策を選んでください。

A 特別な練習は行わない。パス多用などの戦術で対応する。
B ホームディシジョン対策用の特訓を行う。

先に【5票】入った選択肢で進行します。メル欄は空白でお願い致します。


※投票開始は【2月5日の午前0時】からとします。

※AとBで、次のような違いがあります。
○A 通常練習時(本来の腐乱す審判)
・ドリブル・タックル・競り合いでは、クラブで勝った場合に反則。
・パスカット・ブロックでは、クラブの偶数で勝った場合に反則。
・フランスPA内もしくはPA付近で撃ったシュートは、どのマークでも偶数でゴールした場合に反則

○B 特訓実施時(対策後の腐乱す審判)
・ドリブル・タックル・競り合いでは、クラブの偶数で勝った場合に反則。
・パスカット・ブロックでは、どのマークでも反則なし。
・フランスPA内もしくはPA付近で撃ったシュートは、スペード・クラブの偶数でゴールした場合に反則
・特訓判定の結果により対策に慣れない選手の能力が試合中−1〜−3下がる。
 (ダイヤでペナなし、ハートで−1、スペードで−2、クラブで−3)
・キーパーへの対策不慣れペナはなし。
・見上と住友が重点指導をすることで、各自選手1人のペナを軽減可。
 (見上は完全軽減。住友は一段階軽減。対象者は選手のペナが確定してから任意で選べる。)


145 :森崎名無しさん:2016/02/05(金) 00:00:09 ID:IdlvWrnM


146 :森崎名無しさん:2016/02/05(金) 00:00:48 ID:ivzt2WmA
B

147 :森崎名無しさん:2016/02/05(金) 00:05:33 ID:1lwlxNXg


148 :森崎名無しさん:2016/02/05(金) 00:07:38 ID:tSnnHcMA
B

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