キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【熱戦烈戦】鈴仙奮闘記37【超激戦】
1 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2016/06/28(火) 23:47:15 ID:???
このスレは、キャプテン森崎のスピンアウト作品で、東方Project(東方サッカー)とのクロスオーバー作品です。
内容は、東方永夜抄の5ボス、鈴仙・優曇華院・イナバがサッカーで世界を救う為に努力する話です。
他の森崎板でのスレと被っている要素や、それぞれの原作無視・原作崩壊を起こしている表現。
その他にも誤字脱字や稚拙な状況描写等が多数あるかと思いますが、お目こぼし頂ければ幸いです。
☆前スレ☆
【秋空模様の】鈴仙奮闘記36【仏蘭西人形】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1458962627/
☆過去ログ・攻略ページ(キャプテン森崎まとめ@Wiki内)☆
http://www32.atwiki.jp/morosaki/pages/104.html
☆あらすじ☆
ある日突然幻想郷にやって来た外来人、アラン・パスカルと中山政男との出会いにより、
師匠に並ぶ名選手になると決心した鈴仙・優曇華院・イナバ。
彼女は永琳の庇護下で実力を大きく伸ばし、幻想郷中の勢力が集まった大会でMVPを勝ち取った!
しかしその夜鈴仙は、自身の成長は永琳の計画であった事、その計画の副作用で
月に眠る大いなる厄災――「純狐」が八雲紫の身体を乗っ取り目覚めつつある事を明かされる。
そして、鈴仙は永琳に懇願される。「純狐」の純粋なる狂気を止めるべく、
次に紫が計画した大会――『幻想スーパーJr.ユース大会』に優勝し、世界を救って欲しい……と。
鈴仙は戸惑いつつも、永琳の願いを受け入れ、
幻想郷の秩序の変革を狙う新チーム・リトルウイングズの一員として、大会に優勝することを誓った。
その後、修行のため鈴仙は単身ブラジルに渡り、様々な困難や出会いを経験しつつも、
ブラジルサッカーの登竜門・リオカップにて初勝利を挙げた。
一方時を同じくして、反町、秋姉妹、そしてアリスさんの4人はフランスのサッカースクールに編入学。
彼らはピエールやナポレオン、同じく転校して来た早苗との学園生活を通して絆の大切さを学び、
鈴仙達コリンチャンスに合流すべくブラジルへと発った。
反町一行を新たに加えた鈴仙達コリンチャンスの次なる戦いは、因縁のライバル・サントスFC戦。
スウェーデン産の技術により超パワーアップしたザガロ達、そして伝説の超腹筋戦士を前に、
鈴仙達は果たして勝利できるのか。宇宙の平和と命運を掛けた超激戦が今、始まる。
16 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2016/06/29(水) 00:27:16 ID:???
――と、言った所でこのスレのテンプレは以上です。
スレタイを考えて下さった
>>836
さん、
>>848
さん、
>>849
さん、
>>850
さん、
>>851
さん。
本当にありがとうございました。今回は
>>836
さんのスレタイを採用させて頂きましたが、
また色々と考えて頂ければ幸いです。
今日は鈴仙の章Aの出だし位は書こうと思ったのですが、今日は少し疲れたので更新はお休みします(汗)
目標としては、来週位には試合に入れたら良いなと思ってます。
それでは、本日もお疲れ様でした。
17 :
森崎名無しさん
:2016/06/29(水) 00:44:41 ID:???
新スレ乙です
新惑星べジータと化したサントスに、パンツさんやムシケラさんがいるかどうかが次の試合の見所ですね(違)
18 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2016/06/30(木) 01:21:39 ID:???
描写だけですが更新します。
>>17
乙ありがとうございます。某惑星ベジータ感はマンマンですね。
19 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2016/06/30(木) 01:23:02 ID:???
−鈴仙の章A−
アヤソフィア「はい、行きますよー。ワーン、ツー。ワーン、ツー、ワンツースリーフォー!」
ジャン、ジャーーン、ジャンジャンジャン……
鈴仙「…………」
コリンチャンスメンバーが宿泊しているビジネスホテルから僅か五分の裏通り。
客は大体飲んだくれてるか死んでるような、見事すぎる程場末なバーに、鈴仙は立っていた。
その表情は死んだように穏やかで、しかし内心では激しい怒りを秘めている。
ジャーン、ジャジャジャジャーン……
鈴仙「…………………」
カラオケ音声からは安っぽい打ち込みのギター音が聞こえた。
あの後ろでニヤケ笑いをしているアヤソフィアが夕べ2時間で作った力作らしい。
後で必ずシメる、鈴仙は怒りを昂らせながらそう決意して――。
鈴仙「……………………………!!」
ジャジャジャジャン!
鈴仙「もみたかったー♪ もみたかったー♪ もみたかったー♪ イエス!
もみたかったー♪ もみたかったー♪ もみたかったー♪ イエス! きーみーをーー♪」
――スケスケなバニースーツを着こなしたまま、半分以上セクハラな曲を朗々と歌い上げていた。
20 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2016/06/30(木) 01:25:29 ID:???
*****
鈴仙「何なんですかあの曲!? お客さん全員ドン引きでしたよ!?」
コーチ「グホホ……やっぱワシって作詞センスあるな。
技巧的なレリックから、キャバクラで揉みたかった女の子を想う、思春期特有の切ない気持ちが溢れ出ておる」
鈴仙「ただ揉みたかったって言ってるだけでしょうが!? どこが技巧的だ!?
それと思春期の子がキャバクラに行く訳がないでしょ!?」
コーチ「え? そうなのか。でもワシらの店のはす向かいにあるキャバクラ嬢のカリーナはまだ13歳で……」
鈴仙「そういう重い話にしないで下さい!?」
コーチ「大丈夫じゃ。まだEカップじゃからそんなに重くないぞ」
鈴仙「カリーナちゃんの胸の重さなんてますます誰も聞いとらんわ! てかEカップって私より重いわね!?」
当然、鈴仙に対してこうしたセクハラを行うのはあの老人しか居ない。
コリンチャンスの監督兼コーチ、昔はロベルトやエベルトンに並ぶ名選手かつ名医だったらしいが、
今ではただのおっぱいと尻好きの変態親父はグヒグヒ笑いながら色々とのたまっていた。
アヤソフィア「あやややや。いやー、良い写真が取れましたよ。
『新感覚! いつでも揉めるアイドル、SNP48−47。リオに現る!!』
――この記事を雑誌社に持ち込んだら、中々のお金になりそうです」
鈴仙「あんたは良いわよね。そうやって火傷しない場所から色々と楽しめて。
こちとら身やらプライドやら羞恥心やら、色んなもの削って働いてるのに。あー! もうお嫁にいけないっ!」
21 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2016/06/30(木) 01:26:38 ID:???
厄介者のコーチと並んで厄介なのが、突然コリンチャンスに転がり込んで来たフリーの女記者、
自称日系ブラジル人のアヤソフィア・シェマリーである。
あのコーチの戯言に過ぎなかった『いつでも揉めるアイドル』は、彼女の多彩な才能(と鈴仙)無しには実現しなかっただろう。
アヤソフィア「でも、しょうがないですよ。私の貯金だけじゃあ、コリンチャンスの皆さん、食いっぱぐれてしまいますもの。
なんせ最近、急激に物価が上がっていまして。幾らブラジルの政況が不安定とは言え、どうしてこうなった事やら……」
鈴仙「……それは、分かってるわよ。だからイヤでもこうして、歌ってあげてるじゃない」
――とはいえ、鈴仙が彼らの暴挙に甘んじている事にも理由があった。
それが急激な物価高騰による、生活費の逼迫である。
元々金欠のコリンチャンスは、元大企業のデスクだったアヤソフィアの厚意の金のみを頼りに、
安いホテルを賃借し、辛うじてリオカップの日程分を食いつないでいる状況だ。
そんな状況下で、リオ州近辺で値上げがこれ以上続いた場合、
彼らは肝心の決勝戦前夜を、公園のベンチで寝泊まりして過ごす状況となり得る。
故に、鈴仙のアイドル稼業は決して遊びでもセクハラでも無く、歴とした仕事なのだ。
……何故サッカー選手が、自分の将来を掛けた大会の日程中にまで、金策に悩まなくてはならないのかという疑問は置いておくにしても。
コーチ「この大会が終わったら、ワシらのクラブハウスで本格活動するか、SNP48。
まずはSカップとNカップとPカップの女の子をそれぞれ16人ずつスカウトして………グヒヒ」
鈴仙「Sカップの女の子なんてそうそう居るワケ無いじゃないですか。少しは現実を見て下さいよ」
コーチ「大丈夫じゃよ。ワシの医局時代のトモダチに、豊胸手術の専門家が居るからの」
鈴仙「私は手術なんてやりませんからね!?」
コーチの妄言を華麗にスルーしながら、鈴仙ははあと溜息を吐く。
バーには観客は殆ど残っていなかった。
22 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2016/06/30(木) 01:28:40 ID:???
――ギィ。 カツン、カツン、カツン……。
金髪の少年「フン。……貴様等がメオンをやったゴミ共か」
――そんな時に、鈴仙達の眼前に現れたのは、金髪でシャツをめくった獰猛そうな少年だった。
後ろに護衛のように大柄の男二人を従えた彼は、まさしく王国のプリンスの如し。
アヤソフィア「――あやや。 これはどうやら、招かれざる客人のようですね」
この少年が誰かを瞬時に察したアヤソフィアは、一転して警戒を強め、
敵意の籠った瞳で彼らを射止めた。しかし、この王子様に彼女の視線は通用しない。
金髪の少年「こんな所でお遊戯ごっこをしている時点で、貴様等の実力など高が知れている。
今の内に言っておこう。次の試合、死にたくなかったら、さっさと棄権する事だな」
彼は逆にギロリと鈴仙達を睨み返しながらそう言った。
そうだ。彼を鈴仙はどこかで見た事がある。この傲慢な少年の名は――。
アヤソフィア「マルシオ・パッソス・ザガロ。今世代随一のストライカーにして、国内最大手貿易会社の取締役。
埋没しかけた弱小チーム・サントスを金の力で優勝候補にまで押し上げた立役者。……ですね」
ザガロ「そうだ。……今から尻尾を巻いて、サンパウロのあの豚小屋クラブハウスに帰ると良い。
そうしたら、命だけは助けてやるぞ? 俺は寛大だからな」
鈴仙「(サッカーで死ぬとか命を助けるとか。頭のおかしいコーチから解放されたと思ったら、
また頭のおかしい人に絡まれちゃってるよぉ……)」
自信満々にそう言い放つザガロの姿に、鈴仙の耳はいよいよ枯れ草のようにしおれ始めた。
23 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2016/06/30(木) 01:29:57 ID:???
ザガロが強襲して来たところで今日の更新はここまでです。
明日か明後日には恐らく、鈴仙の練習パートに入れるのではないかと思います。
それでは、本日もお疲れ様でした。
24 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2016/07/01(金) 00:54:34 ID:???
アヤソフィア「……愚問ですね。私達コリンチャンスは、あんた達のような小物に興味無いわ。
さっさと帰って、ウナギのお好み焼きでも作ってなさい」
場末のバーを舞台に始まったザガロの挑発に応えたのはアヤソフィアだった。
靡く黒髪をクールに掻き上げ、彼女は更なる挑発で返した。
ザガロ「ホウ……?」ギロリ
アヤソフィア「――って、あっちの鈴仙さんが言ってました!!」
――で、それを鈴仙にブン投げた。いつもの事である。
鈴仙「ちょ、あんたブン屋! どーみても私は関係なかったでしょうが!?」
アヤソフィア「いやー、だって面白そうでしたもん」
鈴仙はたまらずこのトラブルメーカーの胸倉を掴みかかるが、当の本人は楽しそうにとぼけてみせる。
わりかし非常事態であるにも関わらずどこか暢気なのは、鈴仙もアヤソフィアも似ている所がある。
ザガロ「……フン」
――一方、自分そっちのけでそんな見苦しい光景を見せられたザガロは、最初こそ不機嫌そうな表情を見せていたが、
やがて何か良い事を思いついたように顔を歪めて。
ザガロ「……まぁ良い。丁度ここらで、ピーピー五月蠅いウサギ共に挨拶してやりたかった所だ。
おいブローリン、ボールを持て」
ブローリン「はい……」
彼は後ろに控える護衛の男――大柄だが寡黙で大人しそうな印象を受ける――から、
サッカーボールを受け取った。バーの店主や残った客が何事かとザガロを見た時にはもう遅く、
彼はその右脚を大きく振り上げていた。そして――。
25 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2016/07/01(金) 00:56:03 ID:???
ザガロ「コリンチャンスのクズ共よ、見るが良い。これが俺の実力だ!」
グワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!
ザガロ「くらえ! これが最新式科学トレーニングで鍛え上げた超ザガロの!
『ビッグバンイール』だーーーーーーっ! ちゃあーーーーーーーーーっ!!
――ドゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオンッ!
――ザガロは全く惜しむ事無く、鈴仙のどてっぱらに向かって全力のシュートを放ってみせた。
ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ……!!
鈴仙「(相変わらずとてもシュートとは思えない轟音と爆音がするのは気にしないけどさ……!?)」
唐突に放たれたにしては、そのシュートは精度・パワー・速度全てにおいて優れていた。
ボールの周囲には青色の爆発波が帯びており、触れる物全てを消し炭にする程度の威力は十二分に秘めている。
実際、シュートは巻き込まれたバーの主人の悲鳴をよそに店内を粉々に破壊し、一瞬で鈴仙の心臓付近にまで迫っていた。
鈴仙「な、なんなのよこれ!? 何で私が、シュートで殺されなくっちゃいけないのよぉ〜〜!?」
コーチ「……わざと薄くカーブさせる事で、空気抵抗を殺し、更なる速度を得たか。
パワー一辺倒の弾丸シュートでは無く、理論と技術に裏打ちされたこのシュートはまさしく職人芸。
成程。ワシらの現役時代には思いも付かなかった、斬新な技じゃな」
鈴仙「コーチは冷静に解説役やってないで助けてください!?」
鈴仙は妖怪だが、心臓を撃ち抜かれれば死ぬ。それが周囲を破壊の渦に巻き込んだ弾丸であれば確実にだ。
肝心な時に助けてくれないコーチを恨みつつ、死を覚悟した鈴仙は眼をつぶってその時を待とうとしたが――。
26 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2016/07/01(金) 01:00:03 ID:???
ダダダダダダダッ! ガチャッ!
「――やっぱりここに居たわ。大丈夫、まだ間に合う!」
「……! ……君を土台にして、飛んで! ブロックに行って!」
「…………!!」「うん、わかったよ。みんな!」
ガシイイッ、バーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ!
―――――バチイイイイッ!! ポーンッ……。
鈴仙「(あ、あれ……!? し、死んでない……!?)」
周囲で騒がしい音がしたと思えば、そのシュートは鈴仙の心臓を貫かなかった。
不思議に思った鈴仙が目を開けると、そこに移ったのは今日初めて焦りを見せたザガロ。
そして――久しぶりに見た、懐かしい顔ぶれの一部がそこに揃っていた。
反町「はぁ、はぁ……なんとか成功したな。『オータムスカイラブブロック』!」
静葉「流石のコンビネーションね、二人とも。今なんか、秋の風が吹いていたように感じたわ」
穣子「えっへへー。何だか照れちゃうねぇ、一樹くんっ!
だけどまず間に合ったのは、鈴仙の命が終末的状況なのを察知した、お姉ちゃんの能力のお蔭だよ!!」
アリス「(あ、分かった。これ、状況証拠でこの場所を割り出した私の功績は評価されない流れね……!
ウフフ、でもいいの。私にはボールくんさえ傍に居てくれれば……)」
鈴仙「……反町君、それに秋姉妹の二人と、えーっと、あと、アリスさんも……」
アリス「(でもやっぱり、とってつけたかのような扱いをされると傷つくのよ……? 私だって、道化じゃないのよぉ……!)」
鈴仙をザガロの凶弾から救ったのは、フランスでの修行を終えて合流した、反町達一行だった。
彼らは協力して鈴仙達のピンチに駆けつけ、強力なコンビプレーで超一流のシュートであったザガロの新技、
『ビッグバンイール』を止めてみせたのだった。
27 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2016/07/01(金) 01:01:33 ID:???
今日はここまでにします。
28 :
森崎名無しさん
:2016/07/01(金) 01:21:09 ID:???
掛け声がしっかりと王子にwww
乙でした
29 :
森崎名無しさん
:2016/07/01(金) 02:35:41 ID:???
これは前半グミ撃ちからのガッツ切れのかませ犬パターンですね
30 :
森崎名無しさん
:2016/07/01(金) 20:38:46 ID:???
「決まったか!?」→決まってない
31 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2016/07/02(土) 00:10:52 ID:???
>>28
乙ありがとうございます。
シュート防がれた後に「ダニィ!?」って言わせるの忘れました。
>>29
これは連続オーバーヘッドとか習得してそうですね…
>>30
このあたりの展開はいわゆるお約束って感じです。
32 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2016/07/02(土) 00:12:09 ID:???
ザガロ「チイッ……! ゴミも集まると鬱陶しい……!」
静葉「――だとしたら、その鬱陶しいゴミにシュートを防がれた貴方は何かしらね?」
穣子「ねぇ、今日は帰ったら……? 決着ならフィールドの上で! だよ!!」
ザガロ「……フン。もとよりその心算だ。興が削がれた。お前等、帰るぞ」
ブローリン「はい……」
――シニカルな笑みを浮かべる静葉に、仲間を傷つけられかけた事に対し純粋に怒る穣子を前に、
ザガロは撤退を余儀なくされた。側近と思わしき大柄なチームメイトも、あくまでも忠実に付き従うのみだ。
アリス「(……ザガロ君のシュートは中々の物だった。だけど、驚くべき程の威力では無かった。
精々が反町君の『ポイゾナスオーバー』や、鈴仙の『マインドエクスプロージョン』に、
ほんの少し毛が生えた程度。サントスの最高戦力が彼だとしたら、恐れるに足りないわね)」
アリスさんはザガロのシュートを冷静に評価し、確かに彼のシュートは一流であるが、超一流では無いと断言していた。
そのため、涼し気な表情ですごすごとバーを立ち去るザガロ達を見送っていたのだが……。
33 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2016/07/02(土) 00:13:11 ID:???
ブローリン「……………」
ギュピッ、ギュピッ……
アリス「……………――――!?」
ゾクッ……!!
アリスさんの表情は、取り巻きの一人が横切った時に豹変した。
静かに足音を立てながら穏やかに通り過ぎる彼からは――およそ人間とは思えない程の魔力が溢れていると感じた。
それを例えるならば、妖怪。……いや、そんなものではない。あれはまさしく悪魔……。
アリス「(……いや。気のせいよ。気のせい気のせい。私の勝手な予想で皆を混乱させちゃいけないわ。
空気を読まない発言で、和やかな場を凍りつかせるのはもう嫌なのよぉ……!!)」
――と、ここまで考えて、フランスで空気を読む技術を少しは学んだアリスさんは、
その的確な思考をストップさせてしまった。が、それも仕方なかった。
34 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2016/07/02(土) 00:17:40 ID:???
鈴仙「反町君。穣子さん、静葉さん。それにアリスさんも。皆、見違える位強くなったじゃない! 私、びっくりしちゃった!」
反町「フランスは本当に良い環境でした。お蔭で、FWとして一回り強くなれたと思います」
穣子「私も、ブロックだけなら世界トップクラスかも……って、教官さんからお墨付き貰っちゃった!
さっきみたいなシュートが来ても、キッチリ防いであげるんだから!
――ところでなんで、山の天狗さんまでチームに居るの?」
静葉「私は穣子程何かに突出した武器は持っていない。
けれど、中盤のバックアップ役として全力を果たす所存よ。これから宜しくね、鈴仙。
――ところで射命丸さんはどうした経緯でブラジルに?」
アヤソフィア「あーややや。何かまた人違いされてますねぇ。私の名前は日系ブラジル人のアヤソフィア・シェマリー。
そのシャメイマルさんってのとは別人の設定だから宜しくお願いしますよ?」
鈴仙「別人の設定で良いのか……。もはや隠す気ゼロじゃないの」
アヤソフィア「はて? 隠し事が大嫌いな私に向かって、一体何を仰ってますやら。理解不能状態です」
鈴仙「どの口がそれを言うって感じね。……まぁ、別に良いけどさ」
コーチ「ワシは揉める女の子が増えれば大歓迎じゃぞ。できれば次は、Zカップ小悪魔系ロリっ子で頼むゾイ」
アヤソフィア「ロリっ子でZカップって。それってもはや、クリーチャーか何かな気がしますね」
アリス「(私にはこのリアルが充実した会話に混じる能力は無い。だけど、このリアルが充実した雰囲気を守る力ならある。
そう、私は余計な事を言わない方が良いの。ボール君とおしゃべりしてるだけで、それでいいの……)」
再開してから一瞬で打ち解けた鈴仙達と反町一行を前に、
アリスさんの居場所は既に失われつつあったのだから……。(アリスさんの主観的に考えて)
*反町、穣子、静葉、アリスさんがコリンチャンスに合流しました。
35 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2016/07/02(土) 00:23:07 ID:jfy5S9VE
<<<鈴仙の章A・基礎練習フェイズその1>>>
鈴仙「――夕べは色々と大変だったわね。セクハラソングを歌わされるわ、シュートで殺されかけるわ……。
でも、今日は流石にゆっくりできそう。折角だから、少し自主練でもしようかしら?」
今週重点的に鍛える能力を選んで下さい。カッコ内は現在の能力値です。
A:ドリブル(54) 上がりにくい
B:パス(54) 上がりにくい
C:シュート(55) とても上がりにくい
D:タックル(52) 上がりにくい
E:パスカット(51) 普通
F:ブロック(47) 上がりやすい
G:せりあい(53) 上がりにくい
H:フラグの開発をする。(更に選択)
所持中のフラグ:ドリブル(15/20)、スルー(15/20)、低シュート(10/20)、タックル(10/20)
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
36 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2016/07/02(土) 00:30:45 ID:???
…と、言った所でやや中途半端ですが、今日の更新はここまでにします。
それでは、本日もお疲れ様でした。
37 :
森崎名無しさん
:2016/07/02(土) 00:47:19 ID:ZRiR7pJ6
E
38 :
森崎名無しさん
:2016/07/02(土) 02:05:51 ID:QxR5usL6
H
39 :
森崎名無しさん
:2016/07/02(土) 07:51:46 ID:ZRiR7pJ6
Hに変更します。
40 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2016/07/02(土) 18:48:06 ID:jfy5S9VE
H:フラグの開発をする。(更に選択)
鈴仙「基礎能力も頭打ち感があるし。ここは新技の開発でもしてみようかしらね」
今回開発するフラグを選択してください。(括弧内は現在の経験値)
A:ドリブルフラグ(15/20)
B:スルーフラグ(15/20)
C:低シュートフラグ(10/20)
D:タックルフラグ(10/20)
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
41 :
森崎名無しさん
:2016/07/02(土) 19:03:03 ID:uJwBALJU
B
42 :
森崎名無しさん
:2016/07/02(土) 19:41:05 ID:ZRiR7pJ6
B
43 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2016/07/02(土) 20:04:19 ID:jfy5S9VE
B:スルーフラグ(15/20)
鈴仙「そういや、スルーの練習が暫くほったらかしになってたわね。
自主練としてもやりやすいし、ちょっとやってみようかしら」
鈴仙は効果的なスルーの方法を模索してみることにした。
先着1名様で、
★鈴仙のスルー練習→! dice★
と書き込んでください。数値の合計が経験点にプラスされます。(現在15ポイント)
44 :
森崎名無しさん
:2016/07/02(土) 20:21:15 ID:???
★鈴仙のスルー練習→
5
★
45 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2016/07/03(日) 13:42:41 ID:9TZvDKbw
★鈴仙のスルー練習→ 5 ★
→5ポイント獲得、フラグ回収!
タタタッ、ブン、ブンブンッ!
鈴仙「……よし。これね! 月の軍隊で鍛えたスニーキングテクニックを活かした、見事なスルー!
『玉兎スルー』……とでも名付けておきましょうか」
鈴仙は短期間ながら効果的な練習に取り組み、強力なスルー技を習得する事に成功した。
*鈴仙が「玉兎スルー(スルー+3)150消費」を習得しました。
46 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2016/07/03(日) 13:45:04 ID:???
ドンドンドン、ガチャッ!
アヤソフィア「鈴仙さーん! た、大変、大変。大スクープですよ!!」
――自主練習を終えた鈴仙がビジネスホテルの私室でくつろいで居ると、
珍しく血相を変えたアヤソフィアがドアを蹴破り飛び込んで来た。
鈴仙「……何なのよ、突然。今日大会は休養日だってのに」
アヤソフィア「知ってますよ、その位。だから私、サントスFCの非公開練習に忍び込んで情報収集してたんです。
でもそしたら、何か……もう。――兎に角、このビデオを見て下さい!」
面倒がる鈴仙を尻目に、アヤソフィアは勝手に鈴仙の部屋にあるビデオデッキに、
自分が持参したテープを押し込んだ。
鈴仙「……まぁ。敵チームの情報を知っておくのは確かに重要だけどさ。
だからって、そんなに慌てなくても――って。
な、ななな……なんじゃこりゃーーーーーーーーーーーーーーーっ!?」
鈴仙は不満たらたらだったが、やがて流れてくる映像を見ていると、
アヤソフィアの狼狽っぷりの理由がハッキリと分かった。
ブラウン管の向こう側には、こんな光景が繰り広げられていた。
47 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2016/07/03(日) 13:46:36 ID:???
*****
ザガロ「ちゃあーーーーっ!」
まず最初に映ったのは昨日も人外じみたシュートを放っていたザガロだった。
ただし、今彼が見せているのはあの『ビッグバンイール』では無い。
グワァァァァ、バシュッ! バシュバシュバシュバシュバシュッ!!
空中に滞空して、連続して回転しオーバーヘッドの体勢でボールを蹴り続けている。
それだけでも滞空時間とか連続してボールを蹴り続けるとか言う意味では充分に凄いが、
特筆すべきはその際に溢れている高密度のエネルギー波だった。
アヤソフィア「連続エネルギー波……いや、一応サッカー風に言うと『連続オーバーヘッド』、
という所でしょうか。あれだけ無駄撃ちしてるんで、コスパは悪いでしょうが、
地上シュートだけじゃない、ってのは厄介ですよ」
鈴仙「ねじ込みのリスクが大きいものね……。特に今の時点だと、頼れる壁が穣子しかいないから。
ブロック失敗からのねじ込みで、アレをされると厳しいと思うわ」
アヤソフィア「そうですねぇ。後は、これと比べたら派手じゃないですが、
強引だけじゃない『華麗なドリブル』とか、ウナギのようにヌルっとした動きでボールを刈り取る
『イールタックル』なる技も覚えてまして。この辺りも結構厄介かと思われますね」
エネルギー波云々のくだりはもはや突っ込む気力が無いにしても、
これは確かに昨日までには無かった主軸選手の情報である。
そして、次に映った情報はこれ以上に重要な、かつメチャクチャなものだった。
アヤソフィア「さあ、次が問題のコイツです、ディエゴ・デ・オリヴェイラ・セウジーニョ!
通称ディウセウ君ですが、彼のプレーはザガロ君以上ですよ、色んな意味で」
48 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2016/07/03(日) 13:50:23 ID:???
ディウセウ「うりゃあああああーーー!」
――そう紹介されたディウセウは画面上で大きな叫び声を上げて飛翔していた。
一体何事かと思って見てみると、高いセンタリングに対しシュートに向かっているようだった。
ゴオオオオッ……バリバリバリバリバリッ!!
ディウセウ「キャー! ノー! ンー! ヘーッ!」
ザガロにも負けない気を周囲にばら撒きながら、
ディウセウは空中で身体を弓なりにしならせてヘディングを試みて――。
ディウセウ「ドォーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!」
ドッゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!
気を一点に集めた超強烈なエネルギー砲が、サントスの練習場に突き刺さった。
鈴仙「ふむん……大ジャンプからの強烈なヘディングか。
確かに凄い威力だけど、そこまで慌てる程じゃないんじゃないの?」
――が、様々な修羅場を潜り抜けて来た鈴仙は、この程度の技で驚かない。
威力としてもザガロの『ビッグバンイール』と比べて劣るようだし、
エネルギー波が云々とかについても、落ち着いて考えてみればこの位やってみせる選手など、
幻想郷の内外にゴロゴロ居る。この程度のパワーインフレ等慣れっこだった。
アヤソフィア「甘いですね。私だってこの程度にスクープにはしませんよ。
第一、ディウセウ君のかめ……もとい『キャノンヘッド』は元々有名な大技。
問題なのは、この次のプレーですよ」
49 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2016/07/03(日) 13:53:09 ID:???
そう言って流れて来たのは、今度は通常の実戦練習の光景だった。
ディウセウのポジションはCBで守備の要。昨日見た大人しそうな大柄の少年と並んで、
ザガロへのセンタリングを防ぎにパスカットしようとジャンプしていたのだが……。
ディウセウ「それっ!」
フワーーーーッ、 バシイッ!
鈴仙「え……?」
――ディウセウは、空を飛んでボールをカットした。
大ジャンプでは無い。実際に『空中を飛翔して』、ボールをカットした。
アヤソフィア「……これは、彼がスウェーデンの科学トレーニングで身に着けた『舞空術』だそうです。
流石に毎回毎回は飛べないっぽいですが、調子が良いとこうして最大30秒間、空中を浮遊できます」
鈴仙「……こいつ、妖怪か何か?」
アヤソフィア「そう思って戸籍やら家庭状況やら色々調べました。普通の人間でした。
純粋に、スウェーデン式トレーニングが彼の体質に合致していたと。そう思うしかないですね。
あっ、ほら! 次見てください、次!」
そう言われて画面をもう一度見てみると、ディウセウはカットしたボールをキープしていた。
体格の割りに器用なドリブルで、並み居るタックラーを回避する腕前は中々だったが、
他に特筆すべき技術は無く、精々が中の上程度の実力。と、思った矢先に――。
50 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2016/07/03(日) 13:54:55 ID:???
グスタポ「喰らえ、ディウセウ!」
ズザアアアアアアアアアアアアッ!
ディウセウ「――お。こりゃあ中々マズいな! それっ!」
タッ! シュピンッ! ……タッ。
鈴仙「き、消えたっ!? 消えるフェイントとかそんなんじゃなく、物理的に消えた!?」
グスタポ「畜生、後少しだったのに!」
ディウセウ「へっへへー。わりいな!」
ごく当然の如くに言葉を交わし合うチームメイトとは真逆に、鈴仙は腰を抜かしていた。
アヤソフィア「スウェーデンのヤードラット地方に古くから伝わる技術らしいです。
どうやら、仲良くなった科学トレーニングの技術スタッフから独学で勉強したとか」
鈴仙「一体どんな国なのよ、スウェーデンって……」
映像はまだ少しだけ続いていた。
場面は代わって自主練習。ザガロとディウセウが互いにぶつかりあうシーンだった。
ボールとかも無いので、もはやサッカーとあまり関係なかった。(強いて言えばフィジカル練習か)
51 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2016/07/03(日) 13:56:43 ID:???
ザガロ「いくぞディウセウ!」
ディウセウ「うおおおお〜〜〜っ!!」
バリバリバリバリッ! バギイッ、ドゴオッ!
秒間に数十連発のラッシュが繰り広げられる中、鈴仙はディウセウが時折赤いオーラを纏う事に気付いた。
そして、そのオーラがある時、ディウセウの戦闘力はザガロを圧倒していた。
これまた先の舞空術レベルにおかしい現象だったが、これに似た現象に、鈴仙は覚えがあった。
鈴仙「全幻想郷選抜大会で見せた、森崎の不可解なファインプレー時も、こんなんだったような……」
アヤソフィア「察しが良いですね、鈴仙さん。ですけど、森崎有三の本気程に、
ディウセウ君の身体能力の向上は緩やかです。大体素の戦闘力から1.5倍から4倍程度かな。
私はこれを勝手に、かいお……『ブラジル王拳』と名付けました」
鈴仙「酷いネーミングね……」
アヤソフィア「だって、他に良いのが思いつかなかったですもん。
文句あるなら、鈴仙さんから何か出して下さいよう」
鈴仙「うーん……。短時間に限り自らの身体能力を向上する技だから。
――『百倍神拳(ワンハンドレットパワー)』とか、どうかしら」
アヤソフィア「……もう二度と、鈴仙さんのネーミングセンスには期待しない事にします。
というか、なんで100倍にインフレしてるんですか」
52 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2016/07/03(日) 14:06:26 ID:???
映像は何時の間にか終わっていた。
恐らく、先の二人の衝突の衝撃でカメラが破壊されてしまったのだろう。
鈴仙とアヤソフィアは半分茫然としながら、もう半分では暢気にサントスチームの戦力を整理していた。
スウェーデン式のトレーニングでパワーアップしたFWのザガロ。
そのザガロ以上に劇的なパワーアップを遂げたCBのディウセウ。
その他スウェーデン式トレーニングで総合力・持久力を鍛え上げられた選手達。
なお、スウェーデン本国から派遣されたCB・GKも居たが、
練習風景を見る限り、彼らの実力はあくまで中堅クラスだった。
鈴仙「……まぁ。確かにディウセウ君は色々と凄かったけど、私達だってパワーアップした
反町君や秋姉妹、アリスさんも居るんだし。戦力的にはこっちの方が上かしらね」
アヤソフィア「そうですね。ゴールキーパーのガレリ君はそこそこ以上のGKでしたが、
それでも、実力的にはメオン君に一回り劣る感じでしたし。
ここから『実はあの目立たない選手が伝説の超サッカー選手でした!』……的なふざけた展開が無い限り、
私達が圧勝できると思いますよ」
鈴仙「それもそうよねぇ。最初はどうしようかと思ったけど、逆に安心したかも。情報提供ありがと」
慌てふためいていたアヤソフィアも、冷静な実力差を考察すると大分冷静になっていた。
確かに人間離れした種々のプレーは一見恐ろしいが、それを言えばそもそも自分だって人間じゃないか。
そう思った鈴仙はアヤソフィアと暢気な雑談を交わして、そのまま穏やかな午後を送るのだった。
――そして、鈴仙は後に後悔する事となる。
これだけの機会を与えられていながら、あの悪魔の存在に直前まで気付けなかった事を。
53 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2016/07/03(日) 14:09:57 ID:9TZvDKbw
<<<鈴仙の章A・基礎練習フェイズその2>>>
鈴仙「――さて。サントスの試合は明日ね! 今日は調整だからチームとしての練習は無いけれど。
それでも私に出来る事を、ケガしない程度でやっていこうかしら」
今回重点的に鍛える能力を選んで下さい。カッコ内は現在の能力値です。
A:ドリブル(54) 上がりにくい
B:パス(54) 上がりにくい
C:シュート(55) とても上がりにくい
D:タックル(52) 上がりにくい
E:パスカット(51) 普通
F:ブロック(47) 上がりやすい
G:せりあい(53) 上がりにくい
H:フラグの開発をする。(更に選択)
所持中のフラグ:ドリブル(15/20)、低シュート(10/20)、タックル(10/20)
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
54 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2016/07/03(日) 14:12:40 ID:???
……と、言った所で外出するので一旦ここまでです。
今の練習が終わり次第、早速サントスの試合に移りたいと思います。
また、紹介が漏れてましたが、リベリオ君もきちんと所属し、
ドリブルやパスにおいて、技の追加等やや強化が入っています。
55 :
森崎名無しさん
:2016/07/03(日) 14:20:20 ID:cbW0E0rI
E
56 :
森崎名無しさん
:2016/07/03(日) 14:58:17 ID:cHGkRqsE
E
乙ロットー!
57 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2016/07/04(月) 07:46:25 ID:5V3MgnUk
E:パスカット(51) 普通
鈴仙「最近、パスカットがちょっと心もとないし。穴を埋める為にも練習しておきましょうか」
鈴仙はゆっくりと時間をかけ、パスカットについて基礎を固める事にした。
先着1名様で、
★鈴仙のパスカット練習→! card★
と書き込んでください。数値・マークで分岐します。
JOKER→+2&必殺フラグ習得!(フラグがある場合は回収)
13→+2!
2〜12→+1!
1→効果が無かった。
58 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2016/07/04(月) 07:50:55 ID:???
>>56
乙ロットありがとうございます!
59 :
森崎名無しさん
:2016/07/04(月) 07:55:21 ID:???
★鈴仙のパスカット練習→
ダイヤ2
★
60 :
森崎名無しさん
:2016/07/04(月) 15:22:38 ID:???
パスカット練習ならアリスさんを呼ぶんだ!
61 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2016/07/05(火) 00:58:34 ID:???
>>60
鈴仙「アリスさんと一緒に練習してるって噂されると恥ずかしいし……」
62 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2016/07/05(火) 02:46:47 ID:???
★鈴仙のパスカット練習→ ダイヤ2 ★
2〜12→+1!
鈴仙「よっ、よっ……! ふう。これで何とか、最低限レベルにはなったかしらね」
鈴仙は堅実にパスカットの技術を伸ばす事に成功した。
*鈴仙のパスカットが+1されました。51→52
63 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2016/07/05(火) 02:47:55 ID:???
〜スタジアム・控室〜
コーチ「あー。ゴホン。よし、みんなきけ」
――そして、あっという間に試合直前になった。
サントス戦を前に、鈴仙達コリンチャンス一行はスタジアムの控室にて、最終ミーティングを残すのみとなっていた。
アヤソフィア「サントスの情報については、さっき私が流したビデオの通りです。
私らが言うのもヘンですが、まぁ……見た通り、常識が通用しないチームです。色々と」
反町「…………」パクパク
穣子「た、たいへんっ!? 一樹君が死んだお魚みたいに口をパクパクさせてるよっ!?」
静葉「恐らく、ザガロ君のめくれたシャツから日向小次郎を連想してしまったのね。
でも大丈夫。彼は強くなったもの。じきに治るわ」
鈴仙「(ホントに大丈夫なのかなぁ……)」
敵チームの情報は、昨日鈴仙も見たアヤソフィアのビデオが役に立った。
初見では謎のエネルギー波やら謎の瞬間移動やらが目立つが、
しっかりと映像を良く見ると、相手のおおよそのサッカー力を測る事はできる。
64 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2016/07/05(火) 03:07:55 ID:???
アリス「総合力では、私達と概ね互角、と言った所かしら」
アヤソフィア「そうですね。ただ、タレントの数で言えばこっちが圧倒的に優位ですよ」
コーチ「敵チームのA級選手は、ザガロ、ディウセウ……それにギリギリリベリオが入るくらいか。
一方、こっちには鈴仙とアヤソフィアくんをはじめ、今回から合流してくれる4人さんがおるしの。
タレントの数勝負で言えば、3対6。一見、こっちが二倍程度は有利そうじゃ……グヒヒ」
そしてアヤソフィアをはじめ多くの選手は、サントスは確かに一件度肝を抜かれるものの、
コリンチャンスも決して負けてはいない、いや、むしろ有利であるという結論を出していた。
成程確かに、それはあのビデオの映像や雑誌の前評判を見る限り、間違いないようだった。
アリス「――あのビデオの内容が間違いないとして。こんな陣形はどうかしら」
この情報を元にして、具体的なフォーメーションを組んだのはアリスさんだった。
頭脳派を自認する彼女は、トモダチが絡まない場面においては非常に冷静で心強い。
周囲もそんな信頼感を持って、彼女の描く陣形を見守っていて――。
静葉「3−4−3の攻撃的な布陣……成程ね」
このメンバーの中ではアリスに次いで冷静な静葉が、彼女の意図を汲んで頷いた。
−H−J− H鈴仙 990/990 J反町 870/870
F−−−− Fアヤソフィア 800/800
−I−G− Iアリス 800/800 G静葉 830/830
−−−−−
−E−D− Eライア 700/700 D穣子 880/880
C−A−B Cデ・ラーダ 700/700 Aニータ 700/700 Bミャージ 700/700
−−−−−
−−@−− @ピュジェ 700/700
控え:クラウディ(FW)、ゲーノス(FW)、ナバイロ(MF)、マギッシ(MF)、ビベス(DF)
備考:ライアは必殺パス、ミャージは必殺タックル、ニータは必殺ブロック持ち
65 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2016/07/05(火) 05:00:47 ID:enKkIoQg
静葉「敵チームの守り手はディウセウ一人。だから、彼を崩すべくシューターを前面に大量に配置。
攻めにおいてはシュートを撃ちまくって崩して行く作戦を取る。
敵チームの攻め手はザガロ一人。だから、最終ラインは薄くしつつ、中盤で人数を掛けて、
『オータムスカイラブ』も活用しながら集中して奪う。
……サントスのチーム評価を良く見た、良い戦術だと思うわ」
アリス「フフ。サッカーはブレイン。常識よ?(フフフ……これ決まったわね、私。
これはもうハーレム系主人公ルート間違い無しだわ……ウフフ!)」
鈴仙「(アリスさん、良い顔してるなぁ……。
――でも、何はともあれしっかりとした陣形案を作ってくれるのが有り難いわね。
ここは一つ、アリスさん案を参考にして、私なりの意見も言っていこうかな?)」
A:アリスさんの考えた布陣で問題ない!
B:いや、穣子はDFに置いて4−3−3にし、最終ラインの守りも重視するべきだ。
C:いや、静葉はDFに置いて4−3−3にし、中盤底のカット力を高めるべきだ。
D:いや、アリスさんと反町を入れ替えて、アリスさんのドリブル突破力を活用すべきだ。
E:いや、自分(鈴仙)がMFに行って3−5−3にし、中盤の支配力を高めるべきだ。
F:その他 他に陣形が思いついたらどうぞ。
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
―――――――――――――――――――
昨日は更新途中に寝落ちしてました(汗)
すみませんが、今回の選択肢でご協力お願いします。
66 :
森崎名無しさん
:2016/07/05(火) 07:33:09 ID:SmrPrzv6
A
67 :
森崎名無しさん
:2016/07/05(火) 08:03:15 ID:O8eEwhlY
A
68 :
森崎名無しさん
:2016/07/05(火) 12:53:42 ID:???
フュージョンしてディガロとか出てきたらどうしよう
69 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2016/07/06(水) 00:08:57 ID:lgxgWXGk
A:アリスさんの考えた布陣で問題ない!
鈴仙「…………」
アリス「ど、どうしたのよそんな沈黙して……!? 私、受け入れられなかった!?」
鈴仙「……いや。何か意見を言おうとして、やっぱり特に何も無かっただけだけど……」
アリス「はぁ、はぁ……!! 空気を壊しちゃったかと思って、焦っちゃったじゃないのよ……!
私はもう、あの暗いトイレでお昼ご飯は食べたくないのよぉ……!?」
鈴仙「(相変わらずめんどくさい人だなぁ……)」
慣れない環境に過剰反応を示しちゃうアリスさんに鈴仙は一抹の不安を抱きつつ、
しかし具体的にどうする事もできずに、試合開始を待つのだった。
そして――。
70 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2016/07/06(水) 00:10:31 ID:lgxgWXGk
*****
〜マラカナンスタジアム・フィールド〜
……ワアアアアアアアアアアアアアアアッ!!
実況「さあ〜〜! 間もなく始まります、リオカップ予選リーグ第二回戦!
今日のカードはコリンチャンス対サントスです!
両チームともに第一回戦では勝利を挙げており、リーグトップタイ。
まさにこの試合が両チームの今後の明暗を分けると言っても過言では無いでしょう!!」
観客「レーイーセン! レーイーセン!」「アヤソフィアさーん! 今日も綺麗ですー!」
「てか、何か可愛い女の子増えてね?」「僕は静葉さん派かなー」「いや、俺は穣子さんだな」
アヤソフィア「いやー、今日も大入りですな。関心感心」
鈴仙「感心してる場合じゃないわ。もうちょっと緊張感を持って……」
穣子「う、うわああーーい! 人が沢山いるよ、お姉ちゃん!」
静葉「穣子、はしゃぎすぎるのは止めなさい。恥ずかしいでしょ!」チャキッ
反町「(妹を止める為に躊躇なくカッターナイフを取り出すのも恥ずかしいです、静葉さん……)」
アリスさん「これが私とボールくんとの友情物語の新章と思うと、燃えて来たわね。フフフ……!」
コーチ「ホッホッホ。皆良い具合に力が抜けてて良いゾイ。後は油断だけが大敵じゃな」
鈴仙「――いや。この方が私達らしい、のかな……」
71 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2016/07/06(水) 00:12:53 ID:lgxgWXGk
実況「まず入って来たのはコリンチャンス! ならず者にバニーガールに変態老人と、
一見するとサッカーを侮辱しているかのような集団ですが、彼らの実力は本物であると、
先のグレミオ戦で証明されました! ハットトリックを達成した鈴仙選手を始め、
更なる助っ人選手が加入している事から、ますます目が離せなさそうです!」
実況「そして次に……サントスのメンバーがぞろぞろと入ってきました。
スウェーデン式の科学トレーニング及び選手交流を経て超強化されたこのチームは、
本大会の優勝候補の一つでもあります。FWのザガロ選手、MFのリベリオ選手、
DFのディウセウ選手を中心に、高い総合力で勝ちを狙いに来るでしょう」
観客「ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!」「ザガロー! やり過ぎるなよー!」
「ディウセウー! お前がナンバーワンだー!」「あ、あくまたん……」
ブローリン「…………カグロットの手下ァ……?」
ガレリ「こっちですザガロ社長!!(おかしい。ブローリンの制御装置の具合が悪いような……)」
ザガロ「フン、その位分かっている。俺も愚弄するな」
ディウセウ「ひゃー、人いっぺぇだなぁ。こりゃ、間違えてやっちまわないように注意しねえと」
大勢の観客が見守る中、両チームの選手はフィールドに一斉に並び立った。
試合開始までのカウントダウンが始まる中、鈴仙に対して挑発的な視線を送って来る選手が居る。
その視線を辿ってみれば、それはキャプテンのディウセウ……ではなく、
先日も鈴仙達に絡みに来ていた誇り高きサントスの副キャプテン、ザガロ社長だった。
ザガロ「よう。貴様がコリンチャンスの腑抜けキャプテンだな?」
ザガロは前に会った通りの不敵な笑みを浮かべながら、堂々と腕を組み鈴仙へと近づく。
やや小柄ながらもその威風堂々とした佇まいは、
メオンのような小物とは違う、彼の高貴さを表すに充分だった。
72 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2016/07/06(水) 00:15:52 ID:lgxgWXGk
鈴仙「(こないだは負けてるのに、相変わらず鼻もちならない奴ね!
それだけ精神的に図太い奴、とも評価できるけど。――さて。ここはなんて挨拶してやろうかしら)」
そんなザガロに対し、鈴仙は返すべき言葉を考えて――。
A:「今日は宜しく。私、負けませんから」礼儀正しいキャラで。
B:「ふんだ。不敵に笑っていられるのも今の内よ!」勝気な熱血キャラで。
C:「スウェーデンよりも、月の技術の方が優れている事を証明してあげるわ!」スウェーデンに張り合う。
D:「ヤツメウナギこそがキング・オブ・鰻よ!!」鰻論争をふっかける。
E:その他 自由選択枠
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
73 :
森崎名無しさん
:2016/07/06(水) 00:17:15 ID:URy7FNcA
B
74 :
森崎名無しさん
:2016/07/06(水) 00:21:34 ID:nRdyuDcU
E 「きえろぶっとばされんうちにな」
75 :
森崎名無しさん
:2016/07/06(水) 00:53:38 ID:qNzD0iME
B
76 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2016/07/06(水) 01:03:45 ID:lgxgWXGk
B:「ふんだ。不敵に笑っていられるのも今の内よ!」勝気な熱血キャラで。
鈴仙「ふーんだ! 不敵に笑っていられるのも今の内なんだからね。覚悟しなさいよ!!」
ザガロの勢いに押されないよう、鈴仙も強気を演じてそう応えた。
ザガロ「フン。可愛気のない。下品な女だ……」
鈴仙「ど、どこが下品よ! むしろ毎日セクハラ三昧で困ってる位なんだから!」
アヤソフィアやコーチの方を見ながら鈴仙は反論するが、ザガロはその余裕ぶった減らず口を絶やさない。
ザガロ「そんな事を恥ずかし気も無く言って回るのが、下品と言っているんだ。
まあ良い。どうせ貴様はこの俺の『ビッグバンイール』を受け、この星もろとも消し炭と化すのだからな」
鈴仙「(地球まで消し炭になったら、サッカーどころじゃないような気が……。
――って、冷静に突っ込んでる場合じゃないわ。この試合、絶対に勝ってやるんだから!!)」
鈴仙の言葉を気にも留めず、最後にそう言い残して自身のポジションへと戻るザガロ。
前哨戦では受け流されたが、試合ではそうはいかないと、鈴仙は改めて戦意を燃やすのだった。
77 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2016/07/06(水) 01:07:17 ID:lgxgWXGk
ディウセウ「お。そういや挨拶がまだだったな。オッス、オラディウセウ! よろしくな!」
鈴仙「よ、よろしく……」
――ザガロが去った後、コイントスの為に中央までやって来たサントスのキャプテン・ディウセウは、
鈴仙二人分くらいの大柄な背丈にピンク色の長髪をたなびかせ、そう朗らかに挨拶した。
が、既に彼のハチャメチャっぷりを知っている鈴仙はどうしても一歩引いてしまう。
そんな鈴仙の態度を、先ほどザガロに絡まれた為かと勘ぐったディウセウは、
ディウセウ「あー。もしかしておめえ、ザガロに何かされてたか?
わりいな。あいつ最近、ちょっと調子に乗っちまっててさ。
後でオラが言っとくから、何とか機嫌なおしてくれよ」
そう紳士的な物腰で鈴仙に詫びを入れてくれる。
髪の色やら身体能力やら色々とツッコミどころのある彼だが、少なくとも善人である事は間違い無さそうだった。
ディウセウ「ところでさ。オラの髪、まっピンクでさ、かわいいだろ? これ毎日三時間も掛けて染めてるんだぁ、ヘヘヘ……。
色合いとか艶感にも拘りがあってさ。アメリカから染料を特注してるんだぞ〜」
鈴仙「(……いや、やっぱりちょっとヘンな人かも)」
……その厳つい身体にそぐわぬ美的センスさえ無ければ。
自分の髪質を自慢しながら身体をくねらせるディウセウをなるべく見ないようにしながら、
鈴仙はコイントスに向かう事にした。その結果は―――。
78 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2016/07/06(水) 01:09:21 ID:lgxgWXGk
先着1名様で、
★コイントスの結果→! card★
と書き込んでください。マークで分岐します。
ダイヤ・ハート→コリンチャンスボール
スペード・クラブ→サントスボール
JOKER・クラブA→??「そーーーーーーーーーーーーーーーーーん!!」その時、マラカナンに緑色の助っ人あらわる!!
79 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2016/07/06(水) 01:13:17 ID:lgxgWXGk
……と、言った所で今日の更新はここまでです。
>>68
その発想は忘れてましたwあっても良いかもですね。
静葉と穣子も合体してパーフェクト秋姉妹になれば戦力的に拮抗しそうです。
本日もお疲れ様でした。
80 :
森崎名無しさん
:2016/07/06(水) 01:43:12 ID:???
★コイントスの結果→
ハート8
★
◯飯「ピッコ◯さん! 来てくれたんだ!」
81 :
森崎名無しさん
:2016/07/06(水) 19:57:57 ID:???
パーさんはフュージョンしても戦闘力たったの5なんやで・・・
82 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2016/07/07(木) 01:33:15 ID:NvvO+QKI
更新しようと思ったら寝落ちしてこんな時間になってしまいました(汗)
最近どうにも寝てしまって困ります…
>>80
人違いですね。
>>81
すみません、忘れてました(爆)
83 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2016/07/07(木) 01:34:51 ID:NvvO+QKI
★コイントスの結果→ ハート8 ★
ダイヤ・ハート→コリンチャンスボール
ディウセウ「あっちゃー。コイントスでは負けかぁ。ま、いいか」
鈴仙「……それじゃ、私達はボールを貰うわね」
実況「コイントスの結果、コリンチャンスが先攻となりました!
先の試合ではハットトリックを決めた鈴仙選手、早々に先制点を取れるでしょうか!
そしてサントス、ここはしっかりと守り切ってカウンターを仕掛けて行きたい所です!」
鈴仙「(大丈夫。……いくらザガロ君やディウセウ君が非常識なプレーをすると言っても、
私達の戦いはあくまでサッカー。これまで練習して来た事の延長線である事は変わりないのよ)」
色々と紆余曲折はあったが、鈴仙は前向きに、この試合を真剣に頑張りたいと思っていた。
エネルギー波が出ようが瞬間移動が出ようが、それはあくまでサッカーという紳士的なスポーツの中だけの話だ。
きっと試合では、ボールを通して通じあえるに違いない……無理やりにでもそう思おうとしていた。
が。
ブローリン「ぐおおおおおおっ……どぅおおおおっ……!」
ガレリ「お、落ち着けブローリン!」ピロリロリロ
ブローリン「で、できぬうううっ……!! ぐおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!」
84 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2016/07/07(木) 01:36:45 ID:NvvO+QKI
実況「――ちょっとお待ちください! サントスのDF……スウェーデン出身のブローリン君が苦しそうに蹲っています!
同郷の友人のガレリ君が制御装置を用いて鎮めようとしていますが、ブローリン君は止まらない!」
鈴仙「え」
鈴仙が間抜けな声を上げた頃にはもう遅かった。遅すぎた。
これまで目立たぬ一DFだったブローリンは、試合を前にしていよいよその魔性を明らかにしつつあった。
元々大柄だった彼の肉体は、叫び声と共に爆発的に膨張していき――。
ブローリン「カグロッ……トォーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!」
ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!
バリバリバリバリバリッ!
実況「ああ〜〜!! ブローリン君がおぞましい叫び声と共に覚醒!!
彼が……彼こそ伝説の超腹筋戦士だったのか〜〜〜〜!?」
ブローリン「カグロットの手下ァ……。まずはお前から血祭りに上げてやるぅ……!
どぅおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ! おおおおおおおっ!!」
実況「そしてブローリン君、意気揚々と鈴仙選手を指さし血祭り宣言! これは大丈夫なのでしょうか!?」
ディウセウ「でぇじょうぶだ! 何かあったらオラがこの地球を守る! 審判さん、いっちょ試合初めてくろーー!!」
審判「わ、分かった」
ピピイイイイイイイイイイイイイイイイイイッッ!
実況「あーっと、ここでディウセウ君のGOサイン! そして試合開始のホイッスル!
黄金のオーラを身に纏い叫び続けるブローリン君を中心とした殺戮ショーが始まってしまうのか〜〜!?」
85 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2016/07/07(木) 01:38:01 ID:NvvO+QKI
鈴仙「ごめん、やっぱりもう無理……」フラリ
アヤソフィア「れ、鈴仙さーん! まだ試合は始まってすらいませんよー! しっかりしてくださーい!!」
試合開始のホイッスルが鳴る頃には、鈴仙の意志は早くも折れ掛けていた。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ヨッチャン「……えー、はい。それではまたも約2か月ぶりのヒント神・ヨッチャンです。
今回は鈴仙の章その2、リオカップ第二試合・サントス戦を紹介していきますね。
ネタ成分を抜きにしても、サントスの強さは第一試合のグレミオとは段違い!
とはいえ、こちらも反町君を始め強力な仲間が次々と加入しているので、
ここからが本当の地獄だ……! ――という展開にはならないと思いますよ」
−−@−− @ガレリ
B−C−A Bグスタポ Cブローリン Bモンソン
−−D−− Dディウセウ
−−−−−
G−I−E Gフィーリョ Iリベリオ Eアドリアン
−−−−−
J−−−F Jサラレギ Fパエス
−−H−− Hザガロ
サントス:4−3−3
コリンチャンス:3−4−3
−H−J− H鈴仙 990/990 J反町 870/870
F−−−− Fアヤソフィア 800/800
−I−G− Iアリス 800/800 G静葉 830/830
−−−−−
−E−D− Eライア 700/700 D穣子 880/880
C−A−B Cデ・ラーダ 700/700 Aニータ 700/700 Bミャージ 700/700
−−−−−
−−@−− @ピュジェ 700/700
86 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2016/07/07(木) 01:40:20 ID:NvvO+QKI
ヨッチャン「キャプテンのディウセウ君、副キャプテンのザガロ君の実力はまさしく超戦士と呼ぶに相応しく、
それぞれDF、FWとして世界トップクラスと言っても良いでしょう。
トップ下を務めるリベリオ君も総合力ではかなりのものです。
そして、異様な存在感を誇る伝説の超スウェーデン人・ブローリン君!
彼は総合力ではディウセウ君に劣りますが、腹筋を活かした伝説の超ブロックや、
腹筋を活かした伝説の超シュートを数々身に着けているため、派手さではナンバーワンかもしれません。
また、GKのガレリ君も鋭いパンチングを持っており、レナート君と互角かやや上回る陰の実力者です。
ディウセウ君とブローリン君、そしてガレリ君の守る守備を如何に崩すか。
ザガロ君と直線的な攻撃、リベリオ君の巧みなパスワークを如何に耐えるか。
これらをしっかり考えて戦わないと、レイセンが「もうだめだぁ……おしまいだぁ……」と泣いちゃうかもしれませんよ?
最後に一点。【この試合は、負けた場合はゲームオーバーでリセット】となります。
特に数値的なペナは設けないですが、緊張感を持って戦えるよう描写等は工夫したいと思いますので、
時には気楽に、時には真剣にゲームに参加して頂ければ嬉しいです!」
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
アヤソフィア「鈴仙さん、鈴仙さん! 今こっちのボールでキックオフですよ! 分かってますか!?」
鈴仙「そ……その位は分かってるわよ」
アヤソフィア「――敵チームに未知の戦力が居るのを見抜けなかった。
その事でショックを抱いているのは私だって同じです。
ですが、覆水盆に返らず。ここは冷静に、前線の突破方法を考える必要があるでしょう」
鈴仙「ショックなのはブローリン君の非常識っぷりにだけどね……。
――でも、まあ。あんたの言ってる事は正しいわ」
アヤソフィアの介助を受けて何とか一人で立ち上がる鈴仙。
試合が始まり、早速CFWのザガロが物凄い勢いで前進しボールを奪わんとしている事もあって、
悠長にショックを受けている暇は無かった。
87 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2016/07/07(木) 01:42:20 ID:NvvO+QKI
鈴仙「(FWは私と反町君、そしてアヤソフィアの三人。私は狂気の瞳を活かした諸プレーで。
反町君はパスで、アヤソフィアはドリブルで、それぞれ突破能力は持っている。
だから、折角の先攻権を活かして、FW中心に一気に点を取りに行く事は比較的容易と言えるわ。
……だけど、必ずしも速攻が良いとは限らない。
ここはアリスさんに戻して、ゆっくりとゲームを組み立てていく事も選択肢としては充分アリよね。
さて、どうしたものかしら……)」
鈴仙は短い時間で思考をフル回転させ、この試合最初のプレーをどうすべきか考えた。
そしてその結果――。
A:ここは自分で突破する!(鈴仙のドリブル:54)
B:反町とのワンツーで戦線を一気に前に押し上げる。(鈴仙のワンツー:54)
C:WGのアヤソフィアに預け、左サイドをドリブル突破してもらう。
D:隣の反町に預け、『オオゼリパス』で鈴仙まで繋いでもらう。
E:後ろのアリスさんに預け、アリスさんの判断でゲームメイクして貰う。
F:その他 キックオフシュートしたい場合はこちらで
鈴仙のガッツ:990/990
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
88 :
森崎名無しさん
:2016/07/07(木) 01:43:43 ID:6rcDIGTU
D
89 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2016/07/07(木) 01:43:49 ID:???
……と、言った所で短いですが今日の更新はここまでです。
本日もお疲れ様でした。
90 :
森崎名無しさん
:2016/07/07(木) 12:45:35 ID:EnvxghcU
D
91 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2016/07/07(木) 23:20:26 ID:NvvO+QKI
D:隣の反町に預け、『オオゼリパス』で鈴仙まで繋いでもらう。
鈴仙「(ビデオで見た情報だと、ザガロ君に必殺タックルはあっても、パスカットは並レベルだった。
だとしたら、ここはタックルじゃなくって……)――反町君、フランス仕込みのパス、早速見せて貰うわよ!」
バシッ……。
実況「鈴仙選手、ここは進まず横に流す! 反町選手にパスを出しました!」
反町「(よし。早速ボールが渡ったぞ。フランスで鍛えた俺らしい強さ、見せてやる!)………!!」
ザガロ「どこに逃げようが無駄だ! 一人残さず焼き尽くしてやる!!」
反町「(――よし、ここだ!)」
グワァァァァッ、バシュウウウ……ッ!!
実況「そして反町選手、それを受け取り暫くボールキープし、ザガロ選手と右側FWのパエス選手が
近寄り様にパス! ボールは先に走り出した鈴仙選手の下へ飛んでいきます!」
パエス「くっ、パスか! だがこの程度の威力も無い棒パスくらい……!」
ザガロ「――馬鹿め! これがどういう技か見切れんのか!!」
パエス「えっ!?」
バシュルルルル……ギュンッ!
92 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2016/07/07(木) 23:22:16 ID:NvvO+QKI
反町「(俺の『オオゼリパス』。そう簡単に取らせはしないぞ……!!)」
先着2名様で、
★反町→オオゼリパス 57 (! card)(! dice + ! dice)=★
★ザガロ→パスカット 51 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
パエス→パスカット 50 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→鈴仙、パスキャッチ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(アヤソフィアがフォロー)(サラレギがフォロー)(リベリオがフォロー)
≦−2→サントスボールに。
【補足・補正・備考】
特になし。
93 :
森崎名無しさん
:2016/07/07(木) 23:26:36 ID:???
★反町→オオゼリパス 57 (
JOKER
)(
2
+
3
)=★
94 :
森崎名無しさん
:2016/07/07(木) 23:29:21 ID:???
★ザガロ→パスカット 51 (
ダイヤ9
)(
4
+
6
)+(人数補正+1)=
パエス→パスカット 50 (
クラブ10
)(
4
+
1
)+(人数補正+1)=★
95 :
森崎名無しさん
:2016/07/08(金) 00:16:44 ID:???
これは野菜王子らしい負け
96 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2016/07/08(金) 00:41:27 ID:qOUweKoE
★反町→オオゼリパス 57 ( JOKER )(*JOKERよりダイヤ15)=72★
★ザガロ→パスカット 51 ( ダイヤ9 )( 4 + 6 )+(人数補正+1)=62
パエス→パスカット 50 ( クラブ10 )( 4 + 1 )+(人数補正+1)=56★
反町「(言いたい事は言わなくて良い。行動で示すッ!)」
ギュルルルッ……グンッ!
パエス「な、なんて鋭さだ……本当にFWの出したパスか!?」
ザガロ「パス力57だと……スカウターの故障では無いのか!?」
実況「ファーストプレーはコリンチャンスが魅せました!
反町選手、超絶技巧のピンポイントパスでザガロ選手率いる前線を突破!
ボールは無事に鈴仙選手へと渡ります!」
反町「(よし。俺は通用する。ブラジルのサッカーが相手でも、俺の技術は通用するんだ……!)」
東邦学園で、全日本Jr.ユースで、幻想郷で、そしてフランスで磨き続けて来た
反町のキックコントロールは、まさにそれ一芸のみでは世界でも上位に立てるクラスまでに成長していた。
そしてそれだけでは無い。自分の技術が世界に通用する事を実感した反町は、自身に秘めたる更なる才能を覚醒するに至っていた。
先着1名様で、
★反町のパスフラグ回収→! card★
と書き込んでください。マークで分岐します。
ダイヤ・ハート→スキル・アシスト○(アシストに繋がるパスが通った際、シューターのシュート力+1)
スペード・クラブ→スキル・ポイゾナスセンス(反町のパス時(ワンツーは含まない)、敵の人数補正に−1)
JOKER→スキル・魔王の視点(自分のパスからのオフサイドが絶対に起きなくなる)
97 :
森崎名無しさん
:2016/07/08(金) 00:43:31 ID:???
★反町のパスフラグ回収→
クラブ8
★
98 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2016/07/08(金) 00:52:14 ID:qOUweKoE
★反町のパスフラグ回収→ クラブ8 ★
スペード・クラブ→スキル・ポイゾナスセンス(反町のパス時(ワンツーは含まない)、敵の人数補正に−1)
反町「(敵のパスカットコースが見える。どこに蹴れば相手は取れないのかが分かる。そんな感覚だ……!)」
*反町がパスフラグを習得&回収。パス力が+1され、
更にスキル・ポイゾナスセンス(反町のパス時(ワンツーは含まない)、敵の人数補正に−1)を習得しました。
99 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2016/07/08(金) 00:55:20 ID:qOUweKoE
鈴仙「(今の反町君のパス。怖い位に丁寧だったわね。まさしくキックの天才……いや秀才と言った所かしら)」
ボールを受け取った鈴仙も反町の才能の覚醒を認め目を丸くするが、そう悠長に構えてはいられない。
コリンチャンスがゴールを決めるまでに立ちふさがる壁は、まだまだ沢山ある。
鈴仙「(――さて。FWは突破出来たけど、次の関門はMFね! 左サイドハーフのフィーリョ君、
そしてトップ下の選手が私に向かって来ている。基本的にはドリブル突破が妥当だと思うけど、
一応他の選択肢も検討してみようかしら。何か面白そうな動きは無いかなぁ……?)」
A:当然ドリブルで突破だ!(鈴仙のドリブル:54)
B:アヤソフィアにスルーパスだ!(鈴仙のパス:54)
C:アヤソフィアとワンツー突破だ!(鈴仙のワンツー:54)
D:アリスさんにバックパスだ!
E:この位置からシュートだ!(更に選択)※現在ゴールから40m地点
F:その他 「笑えよ、ザガロ」とか挑発したい方はこちらで
鈴仙のガッツ:990/990
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
100 :
森崎名無しさん
:2016/07/08(金) 00:58:12 ID:7tD7ovgQ
A
101 :
森崎名無しさん
:2016/07/08(金) 01:11:04 ID:ZBW56puo
A
102 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2016/07/08(金) 01:16:33 ID:qOUweKoE
A:当然ドリブルで突破だ!(鈴仙のドリブル:54)
鈴仙「ここは逃げる訳にも行かない。速攻で決める為にも真っ直ぐ行く!」
ダダダダダッ!
実況「鈴仙選手、ここは果敢にドリブルで攻めます!」
フィーリョ「くそっ! やらせるかっ!」
先着2名様で、
★鈴仙→ドリブル 54 (! card)(! dice + ! dice)=★
★リベリオ→タックル 53 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
フィーリョ→タックル 51 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→鈴仙、ドリブル突破。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(アヤソフィアがフォロー)(アリスさんとザガロで競り合い)(アドリアンがフォロー)
≦−2→レジスタンスボールに。
【補足・補正・備考】
鈴仙のマークがダイヤで、「ルナティックブラスト(+4)」が発動します。
鈴仙のマークがハートで、「ラビットスターター(+2、吹飛2)」が発動します。
鈴仙のマークと敵スートが一致時、スキル・狂気の瞳により敵の数値が−2されます。
103 :
森崎名無しさん
:2016/07/08(金) 01:17:23 ID:???
★鈴仙→ドリブル 54 (
スペードJ
)(
6
+
1
)=★
104 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2016/07/08(金) 01:18:26 ID:???
今日の更新はここまでにします。
本日も遅くまでお疲れ様でした。
105 :
森崎名無しさん
:2016/07/08(金) 01:21:02 ID:???
★リベリオ→タックル 53 (
ダイヤ8
)(
3
+
3
)+(人数補正+1)=
フィーリョ→タックル 51 (
クラブ4
)(
6
+
5
)+(人数補正+1)=★
106 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2016/07/09(土) 00:28:37 ID:kEXKEZig
★鈴仙→ドリブル 54 ( スペードJ )( 6 + 1 )=61★
★リベリオ→タックル 53 ( ダイヤ8 )( 3 + 3 )+(人数補正+1)=60
≧2→鈴仙、ドリブル突破。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そしてアヤソフィアがフォロー
タタタッ……バシイッ!
鈴仙「し、しまったわ!」
実況「鈴仙選手、ここは一気に抜きたかったがドリブル失敗! ボールを左サイド側へと零してしまいます!」
アヤソフィア「鈴仙さん、後は私に任せて下さい!」
シュンッ……パシッ。タタタタタタタッ……!
実況「しかし、零れたボールはウインガーのアヤソフィア選手がしっかりフォロー。
コリンチャンスの攻撃は続きます!」
ディウセウ「へへっ。あいつパワーはねぇけどはええな! ワクワクして来たぞ!」
ギュインギュインギュイン……!
ブローリン「また一匹ムシケラが死にに来たか……!」
ギュピッ……!
実況「対するサントスはCBのディウセウ選手、そしてブローリン選手が互いに気を高めながら、
アヤソフィア選手の動向を見守る恰好です。サントスに立ちはだかる巨大な壁を、
コリンチャンスはどう打ち砕いて行くのでしょうか!?」
アヤソフィア「あやや……ちょびっと困りましたね。相手のDFは彼らも含めて4人。
無鉄砲に突っ込んで行ったら、流石の私もクソマァーされちゃいそうです」
107 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2016/07/09(土) 00:29:50 ID:kEXKEZig
鈴仙「(ブン屋……アヤソフィアが困ってるわね。でも確かに、幾らアヤソフィアがドリブルの名手とは言え、
密集地帯でディウセウ君とブローリン君を一度に相手取るのは、容易じゃないでしょうね。
とはいえヘタにパスをして貰っても、ディウセウ君あたりがパスカットに来るリスクもあるし。
より突破力のあるアリスさんに渡すにしても、今度はその隙に敵のMFが戻ってきちゃう。
どの選択肢も、間違い無く正解とは言い辛そうね。だったら、少しでもベターな手を考えるしかないけれど……)」
A:アヤソフィアにドリブル突破させ、一対一を狙う!
B:アヤソフィアからグラウンダーのパスを貰い、自分(鈴仙)で決める!
C:アヤソフィアから反町までパスして貰い、反町に決めてもらう!
D:アリスさんにバックパス。アリスさんにドリブル突破して貰う!
E:その他 静葉に渡したい場合はこちらで
鈴仙のガッツ:950/990
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
108 :
森崎名無しさん
:2016/07/09(土) 00:50:05 ID:diGy+mtU
B
109 :
森崎名無しさん
:2016/07/09(土) 00:59:50 ID:5zOdYOX+
B
110 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2016/07/09(土) 01:21:05 ID:kEXKEZig
B:アヤソフィアからグラウンダーのパスを貰い、自分(鈴仙)で決める!
鈴仙「――アヤソフィア、私にパスを頂戴!」
アヤソフィア「……成程。そういう事ですか、了解です!」
グワァッ、バシュウウッ!
実況「お〜っとアヤソフィア選手、ここはドリブル突破と見せかけ、
少しだけ後方の鈴仙選手にグラウンダーのパスを出しました!」
鈴仙「(――そう。これがきっとこの場面で一番ベターな選択肢。
このままパスが通ればこっちに有利なのは勿論、仮にディウセウ君がカットに出たとしても、
こっちは強力なブロッカーを釣り出せたという点で、優位性が残る! さあ、どう来るかしら、サントス!?)」
ディウセウ「ふーん。ここでパスを出すのかぁ。折角あのはええのと戦ってみたかったのになぁ」
鈴仙の判断に、すぐ傍を守るディウセウはつまらなそうに腕を組んでいた。
やがてアヤソフィアが出したパスがディウセウの横を通り過ぎた時、彼は――。
先着1名様で、
★ディウセウの動向→! card★
と書き込んでください。マークで分岐します。
JOKER→ガレリ「シュワット!!」目立ちたかったガレリがパスカットに飛び出した!
ダイヤ・ハート→ディウセウ「今度はオラがやる!」ディウセウがパスカットに向かった!
スペード・クラブ→ディウセウ「ま、いいか」ディウセウは動かない。ブロックに備えている!
111 :
森崎名無しさん
:2016/07/09(土) 01:23:41 ID:???
★ディウセウの動向→
スペード10
★
112 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2016/07/09(土) 02:12:56 ID:kEXKEZig
★ディウセウの動向→ スペード10 ★
スペード・クラブ→ディウセウ「ま、いいか」ディウセウは動かない。ブロックに備えている!
バシュルルル……
ディウセウ「(わりと早いけど、案外てえしたことねぇパスだな。取れそうだけど……ま、いいか。
オラがブロックしちまえば、いっしょだしな)」
実況「アヤソフィア選手のパスにディウセウ選手は動かない!
そしてボールは、バイタルエリアで無事鈴仙選手がパスキャッチ!
試合は前半2分で、コリンチャンスが早くも速攻でゴールにアプローチだ!」
観客「ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」
「レーイーセンっ!」「レーイーセンっ!」「またハットトリックだー!」「ディウセウ、ちゃんと防げよ!!」
鈴仙「(……観客達は調子良いけれど、ここからが本当の地獄って感じよね。
パスは無事渡ったけれど、ディウセウ君とブローリン君両方を攻略しないといけないワケだし。
ここは……やっぱり全力、よね!?)」
A:「マインドエクスプロージョン」だ!(威力:64+1/4で敵GKに転倒ペナ(−4))250消費
B:「マインドブローイング」だ!(威力:62+1/4で敵GKにバランス崩しペナ(−2))200消費
C:「マインドシェイカー」だ!(威力:60+1/4で敵GKにバランス崩しペナ(−2))150消費
D:普通のシュートだ!(威力:55)80消費
鈴仙のガッツ:950/990
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
113 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2016/07/09(土) 02:24:10 ID:???
今日の更新はここまでにします。
明日はちまちま多めに更新したいと思っています。
本日も遅くまでお疲れ様でした。
114 :
森崎名無しさん
:2016/07/09(土) 02:24:45 ID:diGy+mtU
A
115 :
森崎名無しさん
:2016/07/09(土) 02:35:55 ID:5zOdYOX+
A
116 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2016/07/09(土) 10:50:47 ID:kEXKEZig
A:「マインドエクスプロージョン」だ!(威力:64+1/4で敵GKに転倒ペナ(−4))250消費
鈴仙「(――世界最高クラスのDFが2枚。そんな相手に生半可なシュートは通用しないわ!
ここは私が持てる全力で行くしかない!)」
グワァァァァァァァァァァァァァッ!
実況「鈴仙選手、やはりこのチャンスは見逃さない! 全力で右脚を振り上げて、
グラウンダーの必殺シュートへと向かいます! これは……!」
鈴仙「……行くわよ化け物達! これが、今の私の全力だぁぁぁぁっ!!」
バッ……ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!
ギュン……ギュンギュンギュン……!!
実況「鈴仙選手の『マインドエクスプロージョン』だ〜〜〜〜〜〜〜!!」
鈴仙「決まれぇぇぇ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!」
ディウセウ「うへー。こりゃあすげえ気の高まりだなぁ。よし! オラもいっちょ本気だすか!」
ギュインギュインギュイン!!
ブローリン「俺が化け物……? 違うな、俺は悪魔だ。
うはははははははっ! ぐははははははははははははっ!!」
ゴオオオオオオオオオオオオッ! バギュンッ!
ガレリ「(ブラジルの中で一番環境の整ったサンパウロを本拠地として、
俺とブローリンの帝国を建設するのが俺の狙いだ。その為には、ここでゴールを決められる訳にはいかんな)」
グッ……!
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