キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【熱戦烈戦】鈴仙奮闘記37【超激戦】
1 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2016/06/28(火) 23:47:15 ID:???
このスレは、キャプテン森崎のスピンアウト作品で、東方Project(東方サッカー)とのクロスオーバー作品です。
内容は、東方永夜抄の5ボス、鈴仙・優曇華院・イナバがサッカーで世界を救う為に努力する話です。
他の森崎板でのスレと被っている要素や、それぞれの原作無視・原作崩壊を起こしている表現。
その他にも誤字脱字や稚拙な状況描写等が多数あるかと思いますが、お目こぼし頂ければ幸いです。
☆前スレ☆
【秋空模様の】鈴仙奮闘記36【仏蘭西人形】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1458962627/
☆過去ログ・攻略ページ(キャプテン森崎まとめ@Wiki内)☆
http://www32.atwiki.jp/morosaki/pages/104.html
☆あらすじ☆
ある日突然幻想郷にやって来た外来人、アラン・パスカルと中山政男との出会いにより、
師匠に並ぶ名選手になると決心した鈴仙・優曇華院・イナバ。
彼女は永琳の庇護下で実力を大きく伸ばし、幻想郷中の勢力が集まった大会でMVPを勝ち取った!
しかしその夜鈴仙は、自身の成長は永琳の計画であった事、その計画の副作用で
月に眠る大いなる厄災――「純狐」が八雲紫の身体を乗っ取り目覚めつつある事を明かされる。
そして、鈴仙は永琳に懇願される。「純狐」の純粋なる狂気を止めるべく、
次に紫が計画した大会――『幻想スーパーJr.ユース大会』に優勝し、世界を救って欲しい……と。
鈴仙は戸惑いつつも、永琳の願いを受け入れ、
幻想郷の秩序の変革を狙う新チーム・リトルウイングズの一員として、大会に優勝することを誓った。
その後、修行のため鈴仙は単身ブラジルに渡り、様々な困難や出会いを経験しつつも、
ブラジルサッカーの登竜門・リオカップにて初勝利を挙げた。
一方時を同じくして、反町、秋姉妹、そしてアリスさんの4人はフランスのサッカースクールに編入学。
彼らはピエールやナポレオン、同じく転校して来た早苗との学園生活を通して絆の大切さを学び、
鈴仙達コリンチャンスに合流すべくブラジルへと発った。
反町一行を新たに加えた鈴仙達コリンチャンスの次なる戦いは、因縁のライバル・サントスFC戦。
スウェーデン産の技術により超パワーアップしたザガロ達、そして伝説の超腹筋戦士を前に、
鈴仙達は果たして勝利できるのか。宇宙の平和と命運を掛けた超激戦が今、始まる。
673 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2016/08/25(木) 00:16:40 ID:C4Ri9Zj2
C:アリスさんにボールを託し、アリスさんの個人技による3点目を期待する!
鈴仙「(あわよくば3点目は狙いたい。でも、全員がかりでラインを上げたらカウンターが怖い。
だとしたら、誰か一人の個人技に期待するしかない。で、個人技に優れた選手といえば……)」
チラッ。
アリス「!?(鈴仙が私を見てる……!? これはもしや、トモダチ特有の『アイコンタクト』では……!?
考えるのよアリス。この場面で一番トモダチっぽい反応を取らないと……!?)」
パチッ、パチッ。
鈴仙「……いや、ウインクされても困るんだけど」
アリス「私の存在が否定された!?」
鈴仙「(いちいち主語が大きいなぁ……)アリスさん。……次にボールを受けたら、思い切りドリブル突破して。
失敗しても良い、少しでもチャンスの幅を広げたいの」
アリスさんの過剰反応を内心めんどくさいと思いつつ、鈴仙はハンドサインで意図を伝えた。
しかし、これまで仲間の輪に加われなかった事への負い目があるのか、アリスさんはすぐには頷かない。
アリス「…………」
数秒のラグがあり、アリスさんは鈴仙に対して――。
674 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2016/08/25(木) 00:18:52 ID:C4Ri9Zj2
先着1名様で、
★アリスさんの精神状態→! card★
と書き込んでください。マークで分岐します。
JOKER→アリス「――駄目ね。ここは鈴仙、貴女が行くべきよ」拒否されるも何か考えがありそうだ!
ダイヤ・ハート・スペード→アリス「――ええ、分かったわ。それが最善手ね」クールに承諾!
クラブ→アリスさん「ええ……(大丈夫……大丈夫……私は大丈夫……私はここに居ても良い存在……)」承諾するもどこか上の空だ!?
675 :
森崎名無しさん
:2016/08/25(木) 00:20:26 ID:???
★アリスさんの精神状態→
スペード7
★
676 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2016/08/25(木) 00:34:23 ID:C4Ri9Zj2
★アリスさんの精神状態→ スペード7 ★
ダイヤ・ハート・スペード→アリス「――ええ、分かったわ。それが最善手ね」クールに承諾!
アリス「……少ないリスクで最大の結果を得る。それが出来るなら、積極的にその方法を取るべきね。
了解したわ。どこまで行けるか分からないけれど、やってみる」
鈴仙の心配をよそに、アリスさんは冷静にそう応える。
トモダチ関連が介入しない限りにおいて、アリスさんは的確な分析力と高い判断力を兼ね備えた名選手。
今回においてはその正の側面が正常に働いているようだった。
反町「……アリスさん!」
バシュッ……! パシッ。
そして鈴仙の指示から30秒も待たずして、その機会は訪れた。
アリス「……よし、行くわよ!」
ダッ! タタタタタタッ……!
実況「あ〜〜っと! 反町選手からボールを受けたアリスさん選手、ここで中央に向かって猛ドリブル!
パスワークで少しでも時間を稼ぐかに見えたコリンチャンスでしたが、実はそうではない!
アリスさん選手を軸として、試合終了直前での2点差を狙っていたようです!!」
677 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2016/08/25(木) 00:36:04 ID:C4Ri9Zj2
ザガロ「……いや、違うな。飛び出しているのはあの狂った女一人だけだ。
恐らくコリンチャンスは安全な位置から攻め入ろうっていう魂胆だろうが――そうは行くか!」
サラレギ「ザガロ社長バンザーイ!」
フィーリョ「皆! アリスさんを取り囲め! 全員で掛かればきっと止められる筈だ!」
ダダッ! ダッ、ズザアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!
実況「ですが……これにはサントスも全力で止めに入ります! 中盤での小競り合いに終始していたザガロ選手、
サラレギ選手といったFWが今やアリスさん選手の射程圏内! MFと連携して4人がかりでタックルだ〜!」
アリス「(無いと思うけれど。ここで私が負けたら、少し面倒な事になりそうね)……!」
タッ!
678 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2016/08/25(木) 00:37:10 ID:???
先着3名様で、
★アリス→ドリブル 57 (! card)(! dice + ! dice)=★
★ザガロ→タックル 54 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=
サラレギ→タックル 51 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=★
★フィーリョ→タックル 51 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=
リベリオ→タックル 53 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→アリスさん、ドリブル突破。DF陣と対決!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(アヤソフィアがフォロー)(ライアがフォロー)(ディウセウがフォロー)
≦−2→サントスボールに。
【補足・補正・備考】
アリスさんのマークがダイヤで「プリズムターン(+4)」が発動します。
アリスさんのマークがハートで「都会派なドリブル(+3)」が発動します。
アリスさんのマークがスペードで「頭脳的なドリブル(+3)」が発動します。
ザガロのマークがダイヤで「イールタックル(+3)」が発動します。
679 :
森崎名無しさん
:2016/08/25(木) 00:37:59 ID:???
★アリス→ドリブル 57 (
ダイヤJ
)(
3
+
6
)=★
680 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2016/08/25(木) 00:49:20 ID:???
今日の更新はここまでにします。
681 :
森崎名無しさん
:2016/08/25(木) 00:52:18 ID:???
★ザガロ→タックル 54 (
ダイヤ4
)(
1
+
4
)+(人数補正+2)=
サラレギ→タックル 51 (
ハート7
)(
1
+
6
)+(人数補正+2)=★
682 :
森崎名無しさん
:2016/08/25(木) 01:02:28 ID:???
乙でした
★フィーリョ→タックル 51 (
ダイヤK
)(
6
+
1
)+(人数補正+2)=
リベリオ→タックル 53 (
スペードK
)(
5
+
1
)+(人数補正+2)=★
683 :
森崎名無しさん
:2016/08/25(木) 07:07:07 ID:???
Y・A・S!Y・A・S!(やはり・アリスさんは・すごい)
乙です
684 :
森崎名無しさん
:2016/08/25(木) 07:46:22 ID:???
4人がかりでタックルに来られて「私が負けたらまずいわね。ないと思うけど」って思えるのは間違いなくファンタジスタ
685 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2016/08/26(金) 01:05:20 ID:???
>>682
乙ありがとうございます。カードの数値が豪華ですね…w
>>683
乙ありがとうございます。アリスさんは引きが良いですね。
>>684
自分と相手の実力を的確に分析した上での発言ですが、ファンタジスタらしくもありますね。
アリスさんは基本理詰めタイプ(たまにボールくんと電波交信)なイメージです。
686 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2016/08/26(金) 01:07:34 ID:tHBq4XOY
★アリス→ドリブル 57 ( ダイヤJ )( 3 + 6 )+(プリズムターン+4)=70★
★ザガロ→タックル 54 ( ダイヤ4 )( 1 + 4 )+(人数補正+2)+(イールタックル+3)=64
サラレギ→タックル 51 ( ハート7 )( 1 + 6 )+(人数補正+2)=60★
★フィーリョ→タックル 51 ( ダイヤK )( 6 + 1 )+(人数補正+2)=59
リベリオ→タックル 53 ( スペードK )( 5 + 1 )+(人数補正+2)=61★
≧2→アリスさん、ドリブル突破。DF陣と対決!
アリス「(角度40度、そこから次、角度120度を経由して0度ターン……って所かしらね)」
タッ……! ギュンッ! グッ……シュンッ! タッ、シュパッ!
ザガロ「く、くそったれ! なんて緻密な動きをしやがる!」
サラレギ「俺達がボールに触れない角度をその都度計算してやがるのか、こいつ……?
おかしいのは性格だけじゃなくて、頭の回転速度もだったって事か!」
アリス「――知らなかった? サッカーはブレイン、常識よ」
実況「アリスさん選手、一度決めると決心したら淀みない! 一切の無駄が無く変幻自在のターンで、
サントスのMF・FW連合軍を相手にもしない! そしてそのまま単身、ペナルティエリアへと入っていく〜〜!」
ディウセウ(2倍)「ようし、これが最後にしてやる! 来いアリスさん!」
ブローリン「良くここまでやったと褒めてやりたいところだ、アリスさん」
グスタポ「くそーっ! アリスさんが相手でも負けるもんかー!」
モンソン「勝負だ、アリスさん!」
アリス「………(どうしてこの期に及んでまだ私だけさん付けなの……?
――普通ならそろそろいいライバルとして、気安い関係になっちゃうんじゃないのぉ……?
ボールくん。どうして私はこうも透明な存在なのかなぁ……?)」
687 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2016/08/26(金) 01:10:02 ID:tHBq4XOY
実況「アリスさん選手、先程のクールさとは打って変わって虚ろな瞳をしており少し不安ですが……!
しかしその足元の技術は健在、……どころか、狂気を帯びてますます研ぎ澄まされている!
アリスさん選手、今度は情熱的なプレーで我々を沸かせる気なのでしょうか! 果たして勝負の行方は〜!?」
先着3名様で、
★アリスさん→ドリブル 57 (! card)(! dice + ! dice)=★
★ディウセウ→タックル 54 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)+(ブラジル拳+1)=
モンソン→タックル 52 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=★
★グスタポ→タックル 52 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=
ブローリン→タックル 55 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→アリスさん、突破成功。そして一対一に!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(鈴仙がねじ込み)(アドリアンがフォロー)(マズルカがフォロー)
≦−2→サントスボールに。
【補足・補正・備考】
アリスさんのマークがダイヤで「プリズムターン(+4)」が発動します。
アリスさんのマークがハートで「都会派なドリブル(+3)」が発動します。
アリスさんのマークがスペードで「頭脳的なドリブル(+3)」が発動します。
ディウセウのマークがクラブ以外で「パワータックル(+2、吹飛4)」が発動します。
ディウセウはスキル・ブラジル拳により、吹き飛び・負傷しませんが、ガッツ消費が1.5倍になります。
ブローリンのマークがダイヤ・ハートで「ムシケラタックル(+2、吹飛3)」が発動します。
*今日の更新はここまでにします。
688 :
森崎名無しさん
:2016/08/26(金) 01:13:34 ID:???
★アリスさん→ドリブル 57 (
クラブ8
)(
3
+
3
)=★
689 :
森崎名無しさん
:2016/08/26(金) 01:22:59 ID:???
★ディウセウ→タックル 54 (
クラブ6
)(
4
+
6
)+(人数補正+2)+(ブラジル拳+1)=
モンソン→タックル 52 (
ダイヤ9
)(
4
+
4
)+(人数補正+2)=★
690 :
森崎名無しさん
:2016/08/26(金) 01:29:13 ID:???
★グスタポ→タックル 52 (
ハート8
)(
1
+
5
)+(人数補正+2)=
ブローリン→タックル 55 (
クラブ9
)(
6
+
5
)+(人数補正+2)=★
691 :
森崎名無しさん
:2016/08/26(金) 02:25:51 ID:???
よしPKだ
これでまたハットトリック出来そうだな
692 :
森崎名無しさん
:2016/08/26(金) 14:13:08 ID:???
アリスさんに譲ればアリスさんとの友情が手に入るかもしれない。
693 :
森崎名無しさん
:2016/08/26(金) 14:47:30 ID:???
アリスさんが自力で得たんだから、アリスさんが蹴るのが順当かと
694 :
森崎名無しさん
:2016/08/26(金) 16:08:57 ID:???
アリスさんもクラブでイベントが進めばマリーシアを覚えたりするのだろうか
695 :
森崎名無しさん
:2016/08/26(金) 19:15:06 ID:???
乙なのです
原作のアリスならまだしも(それでもちょっと違和感あるけど)、
ここのアリスさんがマリーシア使う姿が想像できない。
696 :
森崎名無しさん
:2016/08/26(金) 19:56:41 ID:???
???「アリスさん、マリーシアを学びたいのならこの超絶ハンサムな宇宙の王者が極めてフレンドリーに指導してあげるよ!」
697 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2016/08/27(土) 10:33:58 ID:???
すみません、昨日はお酒が入り即落ちしてました。
今日も昼から外出するので少量更新になります。
>PKについて
選択制にしようかと思います。アリスさんは負傷してしまいましたし、
素のシュート力的にも鈴仙や反町が蹴るっていうのもアリだと考えています。
>>695
乙ありがとうございます。
これまでの積み重ね的に、今からアリスさんが自然にマリーシアを身に着ける可能性は低いです。
ただ、選択肢と判定次第では全くゼロは言い切れませんね。
>>696
宇宙の王者にですら他人行儀に扱われるアリスさんかわいそう……
698 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2016/08/27(土) 10:35:29 ID:???
★アリスさん→ドリブル 57 ( クラブ8 )( 3 + 3 )=63★*反則受&負傷!
★ディウセウ→タックル 54 ( クラブ6 )( 4 + 6 )+(人数補正+2)+(ブラジル拳+1)=67*反則!
≦−2→サントスボールに。……の筈がディウセウの反則でアリスさんが負傷!?
ディウセウ(2倍)「これはさっきアッサリ突破されたザガロのうらみだ!」
ドガッ! バギイッ!
アリス「あんぎゃーーっ!?」
ドゴオオオッ!
実況「出た〜! ディウセウ選手のドロップキックがさく裂だ〜!!
アリスさん選手、今のプレーには堪らず吹っ飛ばされてしまいます!
ですがディウセウ選手の攻撃はまだ終わらない!
瞬間移動でアリスさん選手の落下点に近づき追撃だ!」
バギイッ!
ディウセウ(2倍)「サラレギのうらみ!」
ドガァッ!
ディウセウ(2倍)「フィーリョのうらみ!!」
グンッ! ゴオオオッ……!
ディウセウ(2倍)「そして……! そしてこれは……!」
699 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2016/08/27(土) 10:44:00 ID:5poTv+bM
ディウセウ(2倍)「――前半戦、お前のせいで負傷退場してしまった、ガレリのうらみだーーーー!!」
バギイイイイイイイイイイイイイイイイイッ!!
実況「ディウセウ選手、吹き飛ばされたアリスさん選手を地面に叩き落とし、
そのまま今度は天高く突き上げ、そして最後の一押しでフェンスに激突させる!
一撃一撃が絶命級ですが、これらは全てボール越しのため反則ではありません」
アリス「ち、違うの先生! これはただのプロレスごっこなの!? イジメじゃないのよ!?」
実況「アリスさん選手も今の攻撃を受けて錯乱状態!
クラスメートからの報復を恐れるいじめられっ子のような弁解を繰り返す!
しかしそれでも最後の気力で、ボールだけはしっかりと両脚でキープしています!」
ディウセウ(2倍)「しぶてえ奴だなー。ま、いいか……それっと」
タッ、ズザアアアアアアアアッ……ガリッ!
――ピピイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイッ!!
実況「おっと、ですがここでホイッスル! ディウセウ選手、意識がもうろうとしたアリスさん選手から
ボールを奪い取ろうと思ったようですが、僅かに足を削ってしまった!
これはボール越しでは無いため悪質な反則です!!」
ディウセウ(2倍)「あっちゃー、しまったなぁ」
鈴仙「(これ……つっこんでも良いのかな……?
でもなんか、正論を許さない雰囲気がスタジアムに渦巻いてる気がするし……)」
700 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2016/08/27(土) 10:45:57 ID:5poTv+bM
先着1名様で、
★ディウセウの運命→! card★
と書き込んでください。数値で分岐します。
J〜K→お咎め無し
7〜10→厳重注意
2〜6→イエローカードが出た!
1→レッドカード!
JOKER→きれいなアリスさん「私はきれいなアリスさん。ディウセウくん、私とトモダチになりましょう」なんかまたキャラ変した!
701 :
森崎名無しさん
:2016/08/27(土) 10:53:12 ID:???
★ディウセウの運命→
ダイヤK
★
702 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2016/08/27(土) 11:13:37 ID:5poTv+bM
★ディウセウの運命→ ダイヤK ★
J〜K→お咎め無し
実況「おっと、ここは最低カードが出ると思われましたが……審判はお咎めなしのようです!
ですがこれはPA内の反則です。つまり……!」
アリス「ペナルティキック。PKね……!」
ユラリ……。
鈴仙「あ、アリスさん! ひどい怪我じゃないの!」
アリス「……今のPKを蹴る事くらいなら、出来なくは無いわ。
ただ、純粋にキック力の高い選手に蹴らせた方が良いかもね」
鈴仙「キック力が高い選手、か……(――純粋なシュート力で言えば私か反町君だけど、
私はちょっと疲れてるし。でも反町君は『オータムスカイラブ』とかで体力を使うし、
少しでも温存させてあげたい気もする。
それに、アリスさんも何だかんだで点を決めたいような気がするし、
ここで任せて成功したら、アリスさんも皆と馴染めるようになる……かもしれない。
あまり深く考えすぎるような事じゃないと思うけど、どうしようかな?」
A:自分(鈴仙)が蹴る!(鈴仙のシュート:55-1)80消費
B:アリスさんに蹴ってもらう。(アリスさんのシュート:52-2)
C:反町に蹴ってもらう。(反町のシュート:55)
D:その他 蹴ってもらいたい人を書いてください。
鈴仙のガッツ:240/990
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
*外出するので一旦ここまでです。再開は深夜か明日の朝になります。
703 :
森崎名無しさん
:2016/08/27(土) 11:27:27 ID:xQkfJ29g
B
704 :
森崎名無しさん
:2016/08/27(土) 11:50:30 ID:8cuaCvbo
B
705 :
森崎名無しさん
:2016/08/27(土) 15:50:53 ID:???
こんなのサッカーじゃないわ! ただのDBバトルよ!
706 :
森崎名無しさん
:2016/08/28(日) 07:44:27 ID:???
でもキャプ翼ってそんな感じじゃん?(感覚麻痺)
707 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2016/08/28(日) 11:38:55 ID:n+VvQgck
こんにちは、今日はゆっくり多めに更新したいです。
>>705-706
私的なキャプ翼サッカーは、
・パスやシュートの滞空時間は数十秒〜長い物は1分以上
・選手は競り合いやヘディングのため、数メートル上空にジャンプ可能
・シュートは当然人が吹っ飛ぶ、強いものは兵器にもなる
・ボール越しなら人を殺してもOK
というイメージですね。
(あくまで描写上のイメージなので、実際の作戦や戦略として、
「ボール越しに○○を殺す(マジで殺す)」とか「超ロングパスで3分程度時間を稼ぐ」とかは出来ないし、敵もやりません)
708 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2016/08/28(日) 11:41:04 ID:n+VvQgck
B:アリスさんに蹴ってもらう。(アリスさんのシュート:52-2)
鈴仙「アリスさんが貰ったPKじゃない、蹴れば良いと思うわ。……もっとも、負傷の調子にもよると思うけど」
アリス「負傷は……そうね。きちんと枠に入れる程度なら出来そうだけど、
キック力には期待しないでよ? 私は忠告したんだから」
アリスさんはそう冷淡に言いながらも、課せられた仕事をこなす為に静かにシュート位置まで歩いていった。
高まる観客の期待と不安をよそに、アリスさんは時折よろめきながらも集中力を高めている。
実況「コリンチャンス……キッカーは、PKを貰ったアリスさん選手のようです!
鈴仙選手や反町選手と比べるとキック力には不安が残り、また、先ほどのディウセウ選手の猛攻で
僅かに負傷した様子ですが、それを押してのPKとなります」
マズルカ「くそっ、舐めやがって。……絶対に止めてやるぞ!」
――ピイイイッ!
アリス「………!」
グワァァッ、バシュウウッ!
709 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2016/08/28(日) 11:42:38 ID:n+VvQgck
先着2名様で、
★アリスさん シュート 52 (! card)(! dice + ! dice)+(軽傷未治療-2)=★
★マズルカ セーブ力 55 (! card)(! dice + ! dice)=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。
【シューター】−【キーパー】
≧1→アリスさんのシュートがサントスゴールに突き刺さる!
≦0→マズルカ、ゴールを守る!
【補足・補正・備考】
シューターとキーパーのマークが一致した時のみセーブチャンスが生まれます。
一致しなかった場合はポスト・枠外にならない限り自動的にゴールです。
ポスト・枠外判定については通常のシュートと同様となります。
710 :
森崎名無しさん
:2016/08/28(日) 11:44:23 ID:???
★アリスさん シュート 52 (
スペードQ
)(
5
+
1
)+(軽傷未治療-2)=★
711 :
森崎名無しさん
:2016/08/28(日) 11:49:49 ID:???
★マズルカ セーブ力 55 (
ハート6
)(
1
+
3
)=★
712 :
森崎名無しさん
:2016/08/28(日) 12:49:10 ID:???
ディウセウ痛恨の極みだな
普通にタックルすれば勝てたのに
713 :
森崎名無しさん
:2016/08/28(日) 16:10:18 ID:???
いいや違うね!
きっと意識朦朧のアリスさんがそのブレインを駆使して攻撃があたるポイントをわずか数ミリずらして反則にしたのさ!
……あれ?これってマリーシア?
714 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2016/08/28(日) 19:35:33 ID:n+VvQgck
>>712
ごく普通のタックル時に起きた反則なので、ディウセウは不幸でしたね…
>>713
全力でのぶつかり合いの結果のため、特に不正はありませんね。
★アリスさん シュート 52 ( スペードQ )( 5 + 1 )+(軽傷未治療-2)=56★
★マズルカ セーブ力 55 ( ハート6 )( 1 + 3 )=59★
※マーク不一致のため、自動的にゴールになります。
≧1→アリスさんのシュートがサントスゴールに突き刺さる!
マズルカ「しまった! 逆方向に飛んでしまった……!」
マズルカは決死の覚悟でジャンプをし……そして、その後すぐに狼狽した。
彼はアリスさんが放ったシュートとは真逆の方向に飛んでいた。
ズバアッ! ……ピピイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイッ!!
コリンチャンス 3 − 1 サントス
715 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2016/08/28(日) 19:37:02 ID:n+VvQgck
実況「決まった〜〜! ゴ〜ル! コリンチャンス、試合終了直前に決定的な3点目!!
これで試合は3−1となり、サントスがここからロスタイムを含め5分足らずで逆転するのはかなり厳しくなりました!
サントス、今のPKは痛かった。痛かったぞーーーーーーーー!!」
――ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!
アリス「決まったわね……あいたた」
フラリ……バタッ。
鈴仙「アリスさん、大丈夫!? 選手交代して休んだ方が……!?」
アリス「大丈夫よ、安心したら痛みがやって来ただけ。……それに、ここから応急処置をしても、
終わる頃にはもう試合が終わってしまうわ。だったら、私が立ち続けた方が良い」
静かながらにもガッツを湛えてそう言い切るアリスさんの横顔は、とても頼りがいがあるように思えた。
彼女もまた、孤独との(一方的な)戦いを経て、人知れず逞しく成長していた。
鈴仙「アリスさん……。私、アリスさんって良くキャラが掴めないし、
普段何考えてるか分かんないし、突然怒り出すかと思えばなんか重いし……。
だから、正直言って苦手だなぁ……って思ってたけど。というか、今もそうだけど……。
――でも、アリスさんが色々と凄いんだってのは、今日の試合で良く分かったわ」
アリス「鈴仙……」
その成長が今まで理解されず、周囲との孤立を進めていたアリスさんだったが、
これまでのプレー、そして今のゴールで少なくとも鈴仙は分かった。彼女の中に秘められた熱さを。
鈴仙「――ほら、後ろを見て。私だけじゃない、皆もあんたの凄さを分かって褒めてくれてるわ」
鈴仙はそう言ってアリスさんを起き上がらせ、そのまま後ろを見るよう促した。
するとそこには……。
716 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2016/08/28(日) 19:40:08 ID:n+VvQgck
先着1名様で、
★アリスさんはここに居ても良いんだ→! card★
と書き込んでください。マークで分岐します。
JOKER→穣子「おめでとう」静葉「おめでとう」反町「……おめでとう」アヤソフィア「おめでとさんです」
コーチ「めでたいのう」鈴仙「おめでとう」アリスさん「ありがとう」
陽一に、ありがとう、神主に、さようなら、そして、全てのアリスさんに、おめでとう(※BADENDです)
ダイヤ→穣子「アリスさ〜ん、ナイスシュート!!」アヤソフィア「まさしくフィールドのアーティストですね」
アリス「み、みんな……」ウルウル アリスさん、仲間達の称賛に囲まれ充実したリアルを過ごす!
ハート・スペード・クラブ→ザガロ「頑張れディウセウ……! お前がナンバーワンだ……!」反町「(あいつ…異様な雰囲気だ!)」
チームメイトはアリスさんよりもサントス勢の動向に気を取られている!
717 :
森崎名無しさん
:2016/08/28(日) 19:46:26 ID:???
★アリスさんはここに居ても良いんだ→
ダイヤ2
★
718 :
森崎名無しさん
:2016/08/28(日) 20:32:12 ID:???
カードもアリスさんの友達だ!
719 :
森崎名無しさん
:2016/08/28(日) 20:40:44 ID:???
幸運の女神はひたむきに努力する者に微笑むっていうからな
その一方で、幸運の女神は己の強さに奢る者を嫌うとか
720 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2016/08/28(日) 21:40:34 ID:n+VvQgck
★アリスさんはここに居ても良いんだ→ ダイヤ2 ★
ダイヤ→穣子「アリスさ〜ん、ナイスシュート!!」アヤソフィア「まさしくフィールドのアーティストですね」
アリス「み、みんな……」ウルウル アリスさん、仲間達の称賛に囲まれ充実したリアルを過ごす!
穣子「アリスさ〜ん、ナイスゴール! カッコ良かったよ〜!!」
静葉「……貴女のプレーに賭ける姿勢。ある程度は見習いたいわ」
反町「(アリスさんってやっぱり、熱い人なんだな……。
皆から慕われたいが為にキャラを作ってたんじゃないか、と疑ってた自分が恥ずかしいよ)」
アヤソフィア「まさしくフィールドのアーティストですな。観客全員が貴女の美技に酔ってますよ」
鈴仙「――ほらね。皆だって、貴女の事を歓迎しているでしょ?(サントス勢に気を取られて皆無視、とかじゃなくて良かった……)」
内心でホッとしながら、鈴仙はそうアリスさんを元気づける。
鈴仙はアリスさんの心の闇をそこまで理解してはいなかったが、
自分もどちらかと言えば気難しい方である(特に昔は)ことは認識していたため、
多少の共感や同情心は持っているつもりだった。
アリス「…………」
鈴仙「アリスさん?」
アリス「……称賛……自身に対する評価……懐かしい……何もかもが懐かしい……」
鈴仙「(晴れやかな顔で泣いてる……)」
……あくまで多少であって、未だ鈴仙はアリスさんの心が分かる気はしなかったが。
それでも、今のPKは鈴仙がアリスさんをもっと知りたいと思えるきっかけとなった。……たぶん。
*鈴仙のスキル・アリスさん操作のフラグが進行しました。
721 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2016/08/28(日) 21:42:13 ID:???
ザガロ「も、もうだめだぁ……おしまいだぁ……!!」
ガタ、ガタガタ……!!
そしてその頃、ザガロは生まれて初めて心の底から震えあがっていた。
敗北への恐怖と決定的な挫折に、恐ろしさと絶望に涙すら流していた。
これまではチームの副キャプテンとして、そして大企業の社長として絶対の自信を持っていた彼も、
実力面、戦術面から敗北を繰り返したことで揺らぎ。
そして今、試合終了直前での覆しがたい点差を突きつけられ、そのプライドは粉々に打ち砕かれていた。
ザガロ「逃げるんだぁ……あいつらは伝説のコリンチャンス人なんだ……勝てるはずがないょ」
観客「ブウウウウウウウウウウウウウウウウウ!!」「なんなんだぁザガロー!」「あれだけ威勢を張ってこれかー!」
「死ねー! 今すぐ宇宙のゴミとなってしまえー!」「グミでも食って生きてろ!」「ザガーロ社長バイバーイ!!」
当然そんな弱腰な態度が観客に歓迎される訳が無い。
これまでザガロの剛腕に期待していた観客達も騙されたと手の平返しで彼を糾弾し始める。
比較的穏健派だったディウセウとは違い、ザガロは力をもって敵を押し込んで来た。
そのため、一度その力に疑問を持たれると――彼には、何も残されていなかった。
ディウセウ「ザガロ……すまねえ、オラのせいで」
ザガロ「ディウセウ……!」
ディウセウとて、決して褒められた立場では無かった。
今の失点の原因を創ったのは勿論として、自身やブローリンを軸としたオーバーラップは奏功せず、
間接的にではあるが、何度もピンチを招いて来た。現にザガロ程当たりは強く無いにせよ、
キャプテンとしてディウセウの責任を問う声は客席からも充分聞こえてくる。
そんなディウセウに対し、ザガロは息も絶え絶えに、泣きながらこう言った。
722 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2016/08/28(日) 21:44:15 ID:???
ザガロ「た……たのむ。コリンチャンスを……コリンチャンスを倒してくれ。頼む。サントスの手で……倒して……!」
フラリ……ドサッ。
サラレギ「しゃ、社長ーー!」
ディウセウ「でぇじょうぶだ。ちょっとめまいがして倒れただけだ。体力には問題ねぇ。ザガロはこのまま戦わせる」
周囲のサントスメンバーがザガロを救護室へと運ぼうと駆け寄るのをディウセウは制する。
ザガロの意志を汲み取ったディウセウは……誰に対するのでも無く、こう決意した。
ディウセウ「おめぇは正直厄介だと思ってたけど……サントス人の誇りは持っていた。
オラにも少し分けてもらうぞ、その誇りを」
ガレリ(ベンチ)「フフ。地獄に行ってもこんなお涙頂戴の茶番のショーは見られんぞ」
ブローリン「ガレリィ……」
ガレリ(ベンチ)「俺達がリオカップで優勝し、ブラジルに王国を創るのはきっともう終わりだ。
だが、もう一つの目的は叶えさせて貰うぞ、ザガーロ社長……」
――そして、その光景を後ろから嘲笑と共に見守る影がいた。
この地球の命運は、もう間もなく始まるであろう最終決戦を前に、いよいよ誰にも分からぬものとなりつつあった。
723 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2016/08/28(日) 21:45:40 ID:???
――ピイイイイイイイイイイイイイイイイイイッ!
実況「さあ! 恐らくはこの試合最後となるであろうキックオフです!
後半27分に辛うじて意識を取り戻したザガロ選手がボールをフォローします!」
ザガロ「ディウセウ……たのむ!」
バシュウッ!
実況「そしてザガロ選手はボールを後方に……いや! 違う! これは……!」
ディウセウ(2倍)「うおおおおおおおーーーーーっ!!」
ダダダダダダッ!
鈴仙「……え!?」
アヤソフィア「これはこれは……最後にドデカイ花火を打ち上げてくれますねぇ」
実況「これは……オーバーラップ! ですがこれは、先陣を切ってボールをフォローしたディウセウ選手だけではありません!」
ブローリン「この俺が2点差くらいで死ぬと思っていたのかぁ!!」
ダダダダッ!
静葉「(サントスの攻撃手段はCFザガロによる単独突破と、CBのディウセウ、もしくはブローリンによるオーバーラップ。
これまではその三者のいずれかが一人で攻撃していたけれど……今は違う!)」
724 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2016/08/28(日) 21:47:43 ID:???
ディウセウ(2倍)「オラ達のパワーを食らえっ!」
鈴仙「あ……あんただって今にやっつけてあげるわ! さっきぶっ倒れてたあの副キャプテンみたいにね!」
ディウセウ(2倍)「あの副キャプテンみたいにだと? ……ザガロのことか?
ザガロのことかーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!」
ギュンッ!
鈴仙「(し、しまったわ! ペースに乗せられないよう虚勢を張ってみせたけど……!
なんか絶妙にディウセウ君の琴線に触れる台詞を言っちゃったみたい。これは……避けられない!!)」
アヤソフィア「鈴仙さん、お助けしますよ。……もっとも、命が危なくなったら逃げますけどね」
鈴仙「サッカーで命のやり取りをするっていう状況が、既に色々とおかしいけどね……。でも、頼りにしてるわ」
実況「ディウセウ選手が鈴仙選手とアヤソフィア選手を相手にします! ディウセウ選手の攻撃だ〜!!」
725 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2016/08/28(日) 21:49:30 ID:n+VvQgck
先着2名様で、
★ディウセウ→ドリブル 54 (! card)(! dice + ! dice)+(ブラジル拳+1)=★
★鈴仙→タックル 52 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
アヤソフィア→タックル 53 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)+(軽傷治療済-2)=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→ディウセウ、ドリブル突破。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(ザガロがフォロー)(ブローリンがフォロー)(反町がフォロー)
≦−2→コリンチャンスボールに。
【補足・補正・備考】
ディウセウのマークがダイヤで「瞬間移動フェイント(+4)」が発動します。
ディウセウのマークがハート・スペードで「強引なドリブル(+2、吹飛2)」が発動します。
ディウセウはスキル・ブラジル拳により、吹き飛び・負傷しませんが、ガッツ消費が1.5倍になります。
鈴仙のマークがダイヤで「マインドストッパー(+3)」が発動します。
鈴仙のマークがハートで「アイドリングウェーブ(+2)」が発動します。
鈴仙のマークと敵スートが一致時、スキル・狂気の瞳により敵の数値が−2されます。
アヤソフィアのマークがダイヤ・ハートで「ハイスピードタックル(+3)」が発動します。
726 :
森崎名無しさん
:2016/08/28(日) 21:50:20 ID:???
★ディウセウ→ドリブル 54 (
スペード3
)(
1
+
2
)+(ブラジル拳+1)=★
727 :
森崎名無しさん
:2016/08/28(日) 21:55:19 ID:???
★鈴仙→タックル 52 (
ハート3
)(
6
+
3
)+(人数補正+1)=
アヤソフィア→タックル 53 (
ハート2
)(
4
+
4
)+(人数補正+1)+(軽傷治療済-2)=★
728 :
森崎名無しさん
:2016/08/28(日) 21:56:03 ID:???
★鈴仙→タックル 52 (
クラブ4
)(
4
+
1
)+(人数補正+1)=
アヤソフィア→タックル 53 (
ハートQ
)(
6
+
5
)+(人数補正+1)+(軽傷治療済-2)=★
729 :
森崎名無しさん
:2016/08/28(日) 23:03:02 ID:???
やっぱガレリィがいなくなったおかげもあるからか結構楽な試合になったな
最初はどうなることかと思ったが
730 :
森崎名無しさん
:2016/08/28(日) 23:10:57 ID:???
サントスは要所要所でツキに見放されていたからね
731 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2016/08/29(月) 00:26:38 ID:Fncuvy1E
>>729-730
もうちょっとだけ続くんじゃよ(延長フラグ)
★ディウセウ→ドリブル 54 ( スペード3 )( 1 + 2 )+(ブラジル拳+1)+(強引なドリブル+2)=60★
★鈴仙→タックル 52 ( ハート3 )( 6 + 3 )+(人数補正+1)+(ガッツ300未満ペナ-1)+(アイドリングウェーブ+2)=63
≦−2→コリンチャンスボールに。
ディウセウ(2倍)「はーーーーっ!」
ドガッ! バギドガグシャッ! ドゴオオッ!
実況「ディウセウ選手猛烈なラッシュ! ボール越しで鈴仙選手の心臓目がけて強烈な一撃が飛び交います!」
鈴仙「……分かったわよ」
もはやサッカーである意味が分からないディウセウの武術を見て、鈴仙は吹っ切れた。
鈴仙「――これまでは私だって、良識人の立場から突っ込ませて貰ってた。
だけど、この期に及んでそう来るなら――真正面から、受けてやろうじゃないの!!」
バッ!
アヤソフィア「れ、鈴仙さん!? あなた、一体何を!?」
鈴仙「アヤソフィア、止めないで! 私はもう、なんか、こう……!
この試合全体に漂う雰囲気全体に対して一発当ててやりたい気分なの!」
反町「(普段は温厚(?)な鈴仙さんがとうとうキレた……)」
周囲の戸惑いをよそに、鈴仙はディウセウの蹴りに対し――。
732 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2016/08/29(月) 00:28:18 ID:???
鈴仙「ハッ!」
ガシィィィィィッ!
ディウセウ(2倍)「おっ?」
身体全体を使った見事な回し蹴りをもって、受け止めてみせた。
鈴仙「……サッカーのルールは3つ。
ボールはGK以外、手で掴まない、
ボールがラインから出たらスローイン、
ボールはトモダチ、――つまり、ボール越しなら相手を殺したって構わないのよね!?
そっちがそう言う理論なら、こっちだって歯には歯を、よ!」
ドガッ! バギッ! ドガガガガガッ!
実況「こ、これは……なんという事でしょう! これまで良いようにやられていた鈴仙選手が反撃!
ディウセウ選手のパワーあふれる蹴りに対し、的確かつ正確に急所を狙った一撃を食らわせていきます!
元軍人という経歴は伊達では無かった〜〜〜〜!」
ディウセウ(2倍)「くそーっ! おめえ、中々やるじゃねぇか! どうして今まで隠してたんだよー」
鈴仙「普通サッカーではマーシャルアーツだとか古武術だとかシステマだとかクラヴマガを使う機会が無いからよっ!」
ディウセウ(2倍)「え? そうかぁ? ……ま、いいか。それじゃこれでも食らえーーっ!」
バギュウウウウン!
鈴仙「エネルギー波位で今頃私が驚くと思って? 飛び道具がアリのルールなら、こっちだって使わせて貰うわ!
怠惰に停まってなさい、『アイドリングウェーブ』!!」
ギュウウウウウウウウウンッ! ピタッ!
733 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2016/08/29(月) 00:32:08 ID:???
ディウセウ(2倍)「んなっ、身体が動かねぇ! これって超能力か!?」
鈴仙「『師匠、私の超能力が効かない!』……とかいうシーンに出くわした事はこれまで無いけどね。
人間だろうと妖怪だろうと、波長を発している限りは皆私の掌中だもの。さあ、これでトドメよ!」
グワァッ、バギイイイイイイイイイイイイイイッ!! ……ポムッ。
ディウセウ(2倍)「あ、あっちゃー。オラ、まだまだ強くならねぇと……な……」
ドサッ……。
実況「決まった〜〜! 鈴仙選手、アリスさん選手のうらみを返す鮮やかな空中飛び膝蹴り!!
ディウセウ選手の巨体を地面に沈めます! そしてその隙にボールを奪取しました!
なお今の一連のプレー、ビデオ判定によると全てボール越しであったため、反則ではありません!!」
穣子「や、やったぁ! 決まった! 鈴仙のパワーが勝ったーーっ!」
アヤソフィア「まさかあの巨魁をやっつけてしまうとは。
やはり兎の騎士である父親の血を濃く受け継いでいるという事でしょうか……」
鈴仙「そこ、ここぞとばかりにしれっと嘘設定を盛らない! ――はぁ、でも漸く終わったわね……」
静葉「試合は残り5分足らず。後は出来る限りパスワークで時間を潰しましょう。
そうすれば、逆転される可能性はほぼ無い筈……」
反町「――いや。待って下さい……! まだだ、まだ来ます! あいつらはまだ死んでいなかった!!」
鈴仙「どうしたのよ反町君、ここぞとばかり饒舌になって……って、あっ!」
ザガロ「まだだ……! まだ終わりじゃない!!」
ブローリン「カグロットォーーーーーー!!」
734 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2016/08/29(月) 00:36:46 ID:Fncuvy1E
実況「鈴仙選手、ボールを奪って一安心でしたが……まだ決着はついていない!
ザガロ選手とブローリン選手が二人そろってボールを奪いに来た〜〜!!
サントスはここで即ボールを奪いゴールを決め、ロスタイムで追いつく事を諦めていなかった!
がんばれ鈴仙選手、これが本当のラストバトルだ〜〜〜〜!!」
鈴仙「……自分の為にも、チームの為にも私は負けない。それはサッカーであっても異次元格闘バトルであっても同じ。
さあ行くわよサントス! サントスにも負けないコリンチャンスの誇り、見せてあげる!」
先着2名様で、
★鈴仙→ドリブル 54 (! card)(! dice + ! dice)+(ガッツ300未満ペナ-1)=★
★ザガロ→タックル 54 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
ブローリン→タックル 55 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→鈴仙、ボールキープ成功。そして試合終了!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(反町がフォローし試合終了)(静葉とリベリオで競り合い)(パエスがフォロー)
≦−2→サントスボールに。
【補足・補正・備考】
鈴仙のマークがダイヤで、「ルナティックブラスト(+4)」が発動します。
鈴仙のマークがハートで、「ラビットスターター(+2、吹飛2)」が発動します。
鈴仙のマークと敵スートが一致時、スキル・狂気の瞳により敵の数値が−2されます。
ザガロのマークがダイヤで「イールタックル(+3)」が発動します。
ブローリンのマークがダイヤ・ハートで「ムシケラタックル(+2、吹飛3)」が発動します。
735 :
森崎名無しさん
:2016/08/29(月) 00:42:18 ID:???
★鈴仙→ドリブル 54 (
スペードQ
)(
3
+
6
)+(ガッツ300未満ペナ-1)=★
736 :
森崎名無しさん
:2016/08/29(月) 00:45:53 ID:???
★ザガロ→タックル 54 (
ダイヤ3
)(
4
+
5
)+(人数補正+1)=
ブローリン→タックル 55 (
ハート4
)(
4
+
1
)+(人数補正+1)=★
737 :
森崎名無しさん
:2016/08/29(月) 00:46:08 ID:???
★ザガロ→タックル 54 (
クラブA
)(
2
+
3
)+(人数補正+1)=
ブローリン→タックル 55 (
ダイヤ5
)(
2
+
1
)+(人数補正+1)=★
738 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2016/08/29(月) 00:53:22 ID:???
ザガロにボールを奪われたところで、今日の更新はここまでにします。
奪われはしましたが、ここから先は半イベント的な感じで消化し、明日には試合終了になると思います。
>>718
アリスさん結構ダイヤ引いてる気がします。
>>719
大口叩くとダイスということですね、わかります。
それでは本日もお疲れ様でした。
739 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2016/08/29(月) 23:59:18 ID:Fncuvy1E
★鈴仙→ドリブル 54 ( スペードQ )( 3 + 6 )+(ガッツ300未満ペナ-1)=62★
★ザガロ→タックル 54 ( ダイヤ3 )( 4 + 5 )+(人数補正+1)+(イールタックル+3)=66
≦−2→サントスボールに。
ザガロ「……俺は、俺達はサントスだ! 俺達は全世界で一番強いんだぞーーーーーっ!!」
ダダダッ、ズザアアアアアアアアアアアアアアッ!!
鈴仙「くっ……!」
実況「ザガロ選手、ディウセウ選手の激戦を見て戦意を復活させました!
地を這うロングタックル・イールタックルで鈴仙選手から鮮やかにボールを奪います! そして……!」
ザガロ「(ディウセウ……お前は最後まで良く戦った……ブローリンも……。
ならば……社長であるこの俺が逃げ隠れていてどうする……!
他の雑魚共と同じようにヒーローに頼り切りでどうする……!!
そうだ。俺が……俺が……)――この俺が、全てを支配する! 王となるのはこのザガロ様だーーーーっ!!」
ギュインギュインギュイン! ゴオオオオオオオオオオオオッ!!
ザガロ「この地球もろともこなごなに打ち砕いてくれるぞーーーーー!!」
グワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ……!!
740 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2016/08/30(火) 00:00:23 ID:zZwAxU+k
鈴仙「しゅ、シュートォ!? こんなセンターサークル付近で!?」
アヤソフィア「いや……でもこれは案外……決まっちゃうかも……!?」
静葉「そうはさせないわ……。――穣子、私の脚に乗って!」
穣子「そっか。もう温存する必要も無いもんね! いくよ、『オータムスカイラブブロック』!」
アリス「これが最後の戦いね……!」
反町「(本当に地球が砕けそうなパワーを感じるぞ……!? 本当に大丈夫なのか……コレ!?)」
鈴仙「み、皆……! 守って! 動ける全員でゴールを防いで……!
(私は……行けない! 後は皆が止めてくれる事を祈るだけね……!)」
実況「ザガロ選手、ボールを奪ったや否やその右脚を大きく振り上げた〜〜!
周囲の気が昂り草木が焼け落ちる! そう、これはザガロ選手の必殺技〜〜!!」
ザガロ「これが最後だ……『ビッグバンイール』!!」
バッ、………ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオンッ!
ザガロ「ちゃあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!」
741 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2016/08/30(火) 00:02:21 ID:zZwAxU+k
先着5名様で、
★ザガロ→ビッグバンイール 65 ( ! card )( ! dice + ! dice )=★
★反町→ブロック 49 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+3)=
アリスさん→ブロック 52 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+3)+(軽傷未治療-2)=
ライア→ブロック 50 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+3)=★
★穣子→オータムスカイラブブロック 62 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+3)+(30m補正+2)=
デ・ラーダ→ブロック 52 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+3)+(30m補正+2)=★
★ニータ→ブロック 52 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+3)+(30m補正+2)=
ミャージ→ブロック 52 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+3)+(30m補正+2)=★
★ピュジェ→パンチング 58 (! card)(! dice + ! dice)+(40m補正+3)=★
と書き込んでください。カードやダイスの結果で分岐します。
【シューター】−【ブロッカー】
≧5→シュートは邪魔される事無く放たれた!GKとの勝負へ。
=4〜2→シュートは放たれた。しかしこの数値差の人数分威力が落ちてGKとの勝負へ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(ディウセウがねじ込み)(ブローリンがねじ込み)(アヤソフィアがフォローし試合終了)
≦−2→コリンチャンスボールに。試合終了。
【シューター】−【キーパー】
≧2→ザガロの『ビッグバンイール』がコリンチャンスゴールを破壊する!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(ディウセウがねじ込み)(ブローリンがねじ込み)(サントスのコーナーキック)
≦−2→コリンチャンスボールに。試合終了。
【補足・補正・備考】
ザガロの「ビッグバンイール」には吹飛係数1があります。
ニータのマークがダイヤで「ダイビングブロック(+4、100消費)」が発動します。
742 :
森崎名無しさん
:2016/08/30(火) 00:13:33 ID:???
★ザガロ→ビッグバンイール 65 (
ハートJ
)(
6
+
1
)=★
743 :
森崎名無しさん
:2016/08/30(火) 00:17:00 ID:???
★反町→ブロック 49 (
クラブ5
)(
1
+
2
)+(人数補正+3)=
アリスさん→ブロック 52 (
クラブ8
)(
1
+
5
)+(人数補正+3)+(軽傷未治療-2)=
ライア→ブロック 50 (
ダイヤ6
)(
5
+
5
)+(人数補正+3)=★
744 :
森崎名無しさん
:2016/08/30(火) 00:17:57 ID:???
★反町→ブロック 49 (
クラブ10
)(
3
+
4
)+(人数補正+3)=
アリスさん→ブロック 52 (
クラブK
)(
3
+
3
)+(人数補正+3)+(軽傷未治療-2)=
ライア→ブロック 50 (
ハート9
)(
4
+
3
)+(人数補正+3)=★
745 :
森崎名無しさん
:2016/08/30(火) 00:19:54 ID:???
★穣子→オータムスカイラブブロック 62 (
スペード10
)(
6
+
5
)+(人数補正+3)+(30m補正+2)=
デ・ラーダ→ブロック 52 (
クラブ6
)(
5
+
2
)+(人数補正+3)+(30m補正+2)=★
746 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2016/08/30(火) 00:26:18 ID:???
穣子達のオータムスカイラブブロックがザガロの最後の一発を止めた!
…と、言った所で今日の更新はここまでにします。
これでサントス戦は試合終了にして、明日は残りの試合描写+試合後イベントに入っていきます。
また、試合後イベントの後は、そろそろ全幻想郷サイドの描写も入れていこうかな、と思っています。
本日も遅くまでお疲れ様でした。
747 :
森崎名無しさん
:2016/08/30(火) 00:50:56 ID:???
乙でしたー
748 :
森崎名無しさん
:2016/08/30(火) 07:00:43 ID:???
ところでアリスさんが重傷負ってしまったんですが
次の試合に間に合うんですかね?
彼女がいないと攻守両面で厳しくなりますが…
749 :
森崎名無しさん
:2016/08/30(火) 07:04:06 ID:???
★ニータ→ブロック 52 (
JOKER
)(
6
+
3
)+(人数補正+3)+(30m補正+2)=
ミャージ→ブロック 52 (
ハート9
)(
5
+
5
)+(人数補正+3)+(30m補正+2)=★
750 :
森崎名無しさん
:2016/08/30(火) 07:06:34 ID:???
★ピュジェ→パンチング 58 (
ハートQ
)(
1
+
5
)+(40m補正+3)=★
751 :
森崎名無しさん
:2016/08/30(火) 07:06:34 ID:???
★ピュジェ→パンチング 58 (
クラブA
)(
5
+
1
)+(40m補正+3)=★
752 :
森崎名無しさん
:2016/08/30(火) 15:29:34 ID:???
あくまで個人的な意見なのですが
区切りもいいしそろそろ人気投票の結果発表の続きをした方がいいんじゃないですか?
753 :
森崎名無しさん
:2016/08/30(火) 21:25:58 ID:???
752の意見にはどちかというと大賛成だな
せめて1日1りでもいいから紹介すべきそうすべき
754 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2016/08/31(水) 00:21:56 ID:???
>>747
乙ありがとうございます。
>>748
重傷から次の試合無傷で出るのは本来難しいですが、
少なくともリオカップ編では負傷の持ち越しはナシという事にします。
理由は…サントスからスウェーデン製メディカルマシーンを押収したとか、そんな感じでいきますw
>>752-753
そうですね、ここ最近は少しでも話を進める事を優先していましたが、区切りも良いので、
そろそろ休止していた人気投票結果発表もやっていこうと思います。
ただ、最近は更新時間が中々多く取れていないのも現状ですので、毎日どちらも更新…とは言えないです。
その際は、気分で好きな方を更新させて頂きます。ご了承ください。
755 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2016/08/31(水) 00:23:36 ID:???
★ザガロ→ビッグバンイール 65 ( ハートJ )( 6 + 1 )=72★
★反町→ブロック 49 ( クラブ5 )( 1 + 2 )+(人数補正+3)=55*吹き飛び!
アリスさん→ブロック 52 ( クラブ8 )( 1 + 5 )+(人数補正+3)+(軽傷未治療-2)=59*吹き飛び&負傷悪化!
ライア→ブロック 50 ( ダイヤ6 )( 5 + 5 )+(人数補正+3)=63★*吹き飛び!
★穣子→オータムスカイラブブロック 62 ( スペード10 )( 6 + 5 )+(人数補正+3)+(30m補正+2)=78
≦−2→コリンチャンスボールに。試合終了。
カッ! ゴゴゴゴゴゴッ……!!
反町「(な、なんて熱量だ! まるで太陽が地球に落ちて来たみたいだ……!!)」
アリス「ダメね。私じゃあ単なる壁にもならないわ……!」
ライア「う、うわあああああーーーっ!?」
ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオンッ!
第一陣として切り込んだ反町達は、何も出来ずにザガロの右腕から放たれた閃光に飲み込まれるしかなかった。
シュートの威力のあまりの大きさに、周囲の磁場は大きく乱れ、数千Gの重力波が辺りを支配していたため、
彼らはまずその場から動くことすらままならなかった。
ディウセウ「へへっ……やるときゃやるじゃねぇか、ザガロ」
ザガロ「当たり前だ。俺様を何だと思っている……!(――だが、これでもディウセウの全力には敵わないがな。
あいつめ……後少しで『ブラジル拳4倍・キャノンヘッド』をぶちかませていたというのに、小娘に負けやがって)」
シュートを撃ったザガロも、それを脇で見ていたディウセウも、せめて今のゴールは決まったと思っていた。
仮に負けるとしても、1点差で負けると思っていた。それだけに、ザガロのシュートの威力は凄まじかったのだ。
40メートルの距離をも諸共せずに、必ずやコリンチャンスのゴールを粉々に出来るだろう。
……そんな彼らの最後の期待を奪ったのは、重力をも気にせず空を飛ぶ、一人の少女だった。
756 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2016/08/31(水) 00:25:02 ID:???
穣子「てーーーーーい!」
バァァァッ! ガキイイイイイイイイイイイイイイイイイイインッ!!
ザガロ「……ダニィ?」
実況「穣子選手〜〜〜! シュート前に静葉選手を土台にして高く飛んでいたため、重力波の影響を受けていなかった!
彼女は一人大ジャンプして右脚を突きだし、シュートに向かって突っ込んでいきます! そして……そして!!」
ガシイイイッ…ポーンッ!! ……パシッ。
穣子「えへへ……取ったよ!!」
――ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!
実況「し、信じられません! 穣子選手、あのシュートを完全に止めた〜〜!! ザガロ選手、ここで万策尽きる!
ザガロ選手が必死の修行で編み出した『ビッグバンイール』が通じなければ、もはや彼らに勝ちはありません……!!」
757 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2016/08/31(水) 00:26:10 ID:???
ザガロ「な、何故だ……! 何故……! 聞いているぞ、貴様等は確か、落ちこぼれの下級神だった筈じゃないのか……!!
俺の……俺のシュートが駄目だったというのか……!?」
穣子「違うよ。貴女のシュートは凄かった。私達が焼き芋屋さんの経営すらままならない、落ちこぼれのダメ神様なのは本当だけどね」
ザガロ「ならば……何故……!?」
穣子「……」
鈴仙「……!」
穣子はここで鈴仙の方をチラリと見て。そして、鈴仙の考えを代弁するかのように、穣子は確かな自信を秘めてこう言った。
穣子「――落ちこぼれだって。必死に努力すれば、エリートを超える事があるかもよ?」
*穣子がブロックフラグを回収。スキル・丈夫な身体(必殺ブロック発動時、吹き飛び・負傷無効)を習得しました。
*穣子のブロックが第二部の成長限界に達しました。
758 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2016/08/31(水) 00:28:05 ID:???
*****
ピッ、ピッ。……ピイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイッ!!
コリンチャンス 3 − 1 サントス 試合終了!!
……それから程なくして試合は終わった。これ以上、サントスは攻めきれなかった。
アリスさんがザガロのシュートで重傷を負うというハンデこそあったが、
反町や静葉のパスが、アヤソフィアのドリブルが、そしてそれをサポートする鈴仙の動きが、その穴を数分間の間防ぎ切った。
実況「――試合終了〜〜! 試合は3−1で、コリンチャンスの勝利です!!
リオカップが始まる前は大会優勝候補と目されていたサントス、まさかの敗北〜〜!!
そして大会が始まる前までは存在すら認知されていなかったコリンチャンスが、
ここに来て2連勝! これは、もしかしたらの大番狂わせがあるかもしれません!!」
観客「ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」
「いやー、今日の試合も凄かったな」「俺、コリンチャンスのファンになろうかな」
「サントスは引っ込め―、金返せー!」「何が伝説の超スウェーデン人だーー!」
――そして、兵どもが夢の跡。スタジアムにはいつも通り実況の針小棒大な煽り文句と、
観客席からの歓声と罵声が残されるのみだった。
鈴仙「(試合が終わった……。私は大きく活躍出来たとは言えなかったけれど、
それでも皆の頑張りやサポートもあってゴールを2度決める事が出来て……。
――そして、今回もなんとか勝てた)」
759 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2016/08/31(水) 00:29:56 ID:???
試合が終わり、疲労がどっと出た鈴仙はぼうと空を見上げる。……今回も、自分は生き残れた。
大袈裟では無く、そんな感想しか思い浮かばなかった。
鈴仙「(グレミオ戦の時も感じたけれど。ブラジルの……プロのサッカーは、幻想郷のサッカーとはやっぱり違う。
それぞれがそれぞれのプライドと未来を賭けた、命がけの戦い……)」
ザガロは確かに傲慢で嫌な奴だったし、ディウセウは温厚ながらも狂っている。ブローリンは殺意を剥きだしにした悪魔だった。
しかし、彼らもまた、彼らなりの信念に基づき、それを限界まで燃焼させて最後まで戦っていた。
それだけはどうしても認めざるを得ない。
ザガロ「この俺が……まさか……敗退する事になるとはな……!」
精神的なショックからか、ザガロはボロボロになり倒れていた。
鈴仙は無意識に、そんなザガロの足元に歩み寄っていた。
その時、自分が彼を哀れに思ったのか、それとも無様だと思ったのか……それすらも分からない。
760 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2016/08/31(水) 00:32:33 ID:fL7Dn6aU
鈴仙「……………」
混濁とした考えが頭を渦巻く中で、鈴仙は思わずこう呟いた。
A:「あんた達の誇り。この私達が受け継いで勝ってあげるわ」
B:「……あんた達は強かった。それだけは保障するわ」
C:「私も、昔はエリート戦士のつもりだったんだけどね」
D:「怖いのよ。私も……いつかこうなるんだ、って思うと」
E:「ギャルのパンティおくれーーーーーーーっ!!」
F:その他 自由選択枠
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
*今日の更新はここまでにします。
761 :
森崎名無しさん
:2016/08/31(水) 00:43:23 ID:LCVJs/bs
F「辛い時も苦しい時も、どんな時でも光陰矢のごとし、よ」
762 :
森崎名無しさん
:2016/08/31(水) 00:46:47 ID:Jr7lFRig
C
763 :
森崎名無しさん
:2016/08/31(水) 00:54:17 ID:DKcz1TOU
C
乙なのです
764 :
森崎名無しさん
:2016/08/31(水) 00:55:42 ID:/WQMIGGc
F
「そうだ! アリスさん大丈夫なの!?」
ザガーロ社長、バイバーイ!!
765 :
森崎名無しさん
:2016/08/31(水) 01:14:46 ID:21TEfbJ6
Fそんなことよりブローリンがザガロに近づいたぞ・・・?
766 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2016/09/01(木) 00:36:52 ID:???
すみません、今日は更新をお休みします(汗)
予定では明日か明後日には鈴仙の章サントス編を終え、
その後に、幕間(全幻想郷チームの描写)か人気投票の結果発表をしたいと思っています。
>>763
乙ありがとうございます。
>>764
ザガーロ社長はカグーヤ王女のようにはなれませんでしたね…
767 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2016/09/02(金) 01:20:00 ID:nDfqGhJk
C:「私も、昔はエリート戦士のつもりだったんだけどね」
鈴仙「………私も、昔はエリート戦士のつもりだったんだけどね」
鈴仙は、ザガロの事を笑う気にはなれなかった。
地面に這い蹲って涙を流す彼は、どこか昔の自分と似ている気がしたからだ。
鈴仙「小さい頃は勉強もスポーツもいつも一番。軍事学校でも首席。
そのまま玉兎の中でも最たる名誉の一つとされる、綿月家の従者となって――。
あの頃の私ほど、痛々しかったヤツはいないと思うわ」
ザガロ「……」
鈴仙「だからこそ。そこから逃げ出してしまった後――私には何も無いように思えた。
周囲から評価される自分こそが全てだと、信じて疑わなかったから」
そう思っていたのは決して大昔の事ではない。
僅か1年ほど前――中山やパスカルと出会う少し前までは、
卑屈さで外面は取り繕っていても、鈴仙の内面は空虚さで溢れていた。
鈴仙「だけど……人は。いや、私を人って言うべきなのかは置いといて。
いやいや、でもエネルギー波を出したり瞬間移動する奴らと比べると大分人間よね……私。
まあ、それは置いといて。――人は、環境によって変わるもの。
だから、自分はエリートだとか、凡人だとか、下級戦士だとか。そんな風に区切っても意味が無いと思うわ」
768 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2016/09/02(金) 01:21:32 ID:???
ザガロ「貴様……この俺に説教を垂れる気か?」
鈴仙「そんな偉そうなモンじゃないってば。ただの感想よ」
ザガロ「……フン。だとしたら、随分とお節介な感想だな。
ならば俺からもお節介な感想をくれてやろうか。貴様のような奴は異質だ。
少なくともここ、ブラジルのサッカー界においてはな。
今は良い顔をしていられるが、――今に必ず、その足を掬われるぞ」
ザガロの眼から涙はもう止まっており、確かな意思の光が戻っていた。
鈴仙は、彼のその忠告は決して単なる負け惜しみでは無いとハッキリと分かった。
だが、その上でこう呟いた。
鈴仙「……だったら、良いよ。私は異質でも」
ザガロ「………」
ザガロは、もう一言何かを言おうと口を開いていた。――が、それが紡がれる事は無かった。何故なら。
ガレリ「――楽しいお遊びはそこまでですぞ、ザガーロ社長」
スウェーデン人の軍団「「「「「「――――!!」」」」」
ザッ! ザッザッザッザッザッ……! チャキッ!
鈴仙「(け、拳銃……本物だ!)」
――鈴仙の周囲は、既に数千もの軍隊により包囲されていたのだから。
実況「あ〜〜〜っと! これはどうした事か!!
いつの間にやら、これまで試合をしていたフィールド上に、多数のスウェーデン人が現れた!
そして中央に居るザガロ選手に向かって、揃って拳銃を突きつけています!! これはクーデターでしょうか!?」
769 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2016/09/02(金) 01:23:01 ID:???
ザガロ「――どういうつもりだ、ガレリ」
ガレリ「どうも何も、こういう事でございます」
ブローリン「…………」
神聖なるサッカーフィールドを埋め尽くす軍人の中から、一人の男が現れた。
目に瑕を負った壮年の男性――のような雰囲気を持つ少年。スウェーデンの助っ人GK・ガレリだった。
後ろに相棒であるブローリン(今はもう大人しい)を侍らせながら、
彼はその反応を楽しむように、慇懃無礼な笑みを浮かべて続けた。
ガレリ「クズ揃いの貧乏チームにすら負ける、こーんな最低のチームには何の未練もない。
俺はこれまで、貴様のやってきた違法な独占商業行為を記録して来た。
それをこの場で――数万人もの民衆が集うここで暴露して、貴様を会社から追放させる。
そして貴様という悪を追放した俺様が、新社長として会社を、そしてチームを引き継ぐのだ。
サントスの副キャプテンなどとその気になっていたお前の姿はお笑いだったぜ」
ザガロ「ダニィ!? 貴様……はじめからその心算で、俺達に手を貸していたのか……!」
ガレリ「当たり前だぁ。だからこそ俺は金を持っているお前達のチームに目を付けた。
だが……もう貴様は用無しだ、ザガーロ社長。スウェーデン製のプラズマガンで焼かれるが良い!」
スッ…ダダダダダダダダダダダダッ!!
ガレリが腕を上げると、数千もの兵隊は一斉に銃口から光弾を打ち出された。
鈴仙「ひ、ひえぇぇーーっ!? なんでブラジルに来てまで弾幕ごっこやらなくちゃいけないのー!?」
その性能と威力は戦い慣れた鈴仙でも軽くビビる程度であり、辛うじて避けるのが精いっぱい。
地面に伏せているザガロが避けられる筈が無かった。しかし――。
シュンッ! ガシイッ!
770 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2016/09/02(金) 01:24:24 ID:???
ディウセウ「ザガロォ! おめえ、しっかりしろ!」
ザガロ「ディウセウ……助けてくれたのか」
そこは彼の腐れ縁の相棒、ディウセウが黙っていなかった。
得意の瞬間移動でベンチ際からフィールドまで移動すると、そのままザガロを抱えて空を飛び銃弾を回避させた。
ディウセウ「……なんとなーく、怪しい気はしてたけどな。でも、そうやって馬脚を現したなら別だぁ!
悪い奴らは皆、オラがやっつけてやる!! ザガロ、おめえも手伝え!!」
ザガロ「……フン! 貴様に言われるまでも無い! 俺は超ザガロ様だぞ!!」
バッ! ギュインギュインギュイン!
ディウセウ(3倍)「キャ! ノ! ン! ヘーッ!……ドォーーーーーッ!!」
ザガロ「これが超ザガロのビッグバンイールだーー! ちゃあーーーーっ!」
そこから先は、戦意を取り戻したザガロとディウセウが一転を攻勢させた。
二人は気を高めるとそれぞれ全力の必殺シュートを放つ。
それだけで数千いたスウェーデン兵の大半は吹き飛ばされてしまい、
残された残党も所詮は金でガレリに雇われた傭兵のため、すぐに退散してしまう。
ガレリ「あのデカブツは戦闘力24000……。そしてザガロの方は18000……予想通りだ。
それと近くに戦闘力1200ぽっちの兎が居るが……まあ奴は関係ないし放っておこう」
鈴仙「(今なんか、意味不明な尺度から馬鹿にされた気がする……)」
――ディウセウとザガロの力により、後僅かに鈴仙の体術によりスウェーデン兵があらかた片付いてもなお、
ガレリはその笑みを絶やさなかった。
771 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2016/09/02(金) 01:25:48 ID:???
ディウセウ(3倍)「さあ、後はおめえだけだ! 神聖なサッカースタジアムで暴力だなんて、オラゆるさねえぞ!!」
ザガロ「貴様は見る限り、戦士タイプのスウェーデン人とは思えん。
ブローリンに頼るのは明白だろうが、俺とディウセウが力を合わせれば、奴とて無事ではいられまい」
ガレリ「フフフ……果たしてそうかな? ――ブローリン、気を高めろぉ!」ピロリロリロ
ブローリン「ぬ、ぬうううん……! カグロッ……トォーーーーーー!!」
ゴオオオオオオオオオオオオオオッ!
ザガロ「ダニィ……! こ、この気は……! ――貴様、試合中はまだ手加減していたというのか!?」
ディウセウ(3倍)「な、なんだとぉ……!」
ガレリ「奴が本気を出すと地球が壊れてしまうからな。無傷でサッカーをさせる為にこの俺が制御装置を仕込ませているのだよ。
さて……本気を出した奴のパワー。戦闘力に換算すると……そうだな、1575億と言ったところかぁ」
ザガロ「そ、そんなぁ……! もうだめだぁ、おしまいだぁ……!? 勝てる訳がないょ」
ディウセウ(3倍)「へ、へへ……!(おかしいな。もうちょっとで死んじまいそうなのに……。
地球だって壊れちまいそうなのに……。オラなんだか、ワクワクがとまんねえぞ!!)」
鈴仙「(……あ、頭が痛い。地球よりも先に、この非常識なバトルに私の頭が割れそう)」
幻想郷とかとはまた別次元な意味で常識に囚われない状況下に置かれて……。
鈴仙はいよいよ頭痛が酷くなっていた。
772 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2016/09/02(金) 01:27:02 ID:???
実況「み、みなさん! ブローリン選手の気が高まっています! このままではこの地球が破壊され尽くしてしまう!
危ないので一刻も早く避難してくださーい!!」
ワアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!? キャーーーッ!
静葉「逃げましょう、皆! ここに居ると気の高ぶりで蒸発してしまうわ!」
穣子「そ、そんなぁ……鈴仙がまだ、あのスタジアムに残ってるんだよ!? 一樹君、離してよぉ!?」
反町「(駄目だ。俺だって鈴仙さんが心配だけど……。それ以上に、穣子さんが居なくなって欲しくない……!)」
アリス「(鈴仙……貴女の事は忘れない。私の……始めての……トモダチ)」
アヤソフィア「いやはや、ただのサッカー大会だった筈なのに。大変な事になっちゃいましたねぇ」
鈴仙よりも先に控室に戻っていた他のコリンチャンスメンバーは何とか難を逃れ、
観客達と一緒にこの最終決戦会場から脱出出来ていた。
無論、仲間の一人を置き去りにしてしまった事への罪悪感はぬぐえない。
だが――その中でもコーチだけは穏やかにスケベな笑みのまま、確信を持ってこう言った。
コーチ「なーに。ワシは心配しとらんよ。あやつの心が、あの悪魔にも、間違い無く届いとる筈じゃ。
だったら、みーんな上手くいく。鈴仙の人参柄パンティを賭けてもええゾイ」
773 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2016/09/02(金) 01:33:48 ID:???
***
ガレリ「さあいけブローリン! この生意気なブラジル人共を消し去ってしまえ〜!!」
ブローリン「ど……どぅおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!」
――カッ! ドゴオオオオオオオオオオオオオオオオンッ!!
ザガロ「終わりだ……!」
ディウセウ(3倍)「へへ……! すげえな、こんなにつええ奴がいるなんてよ……!」
鈴仙「(だ、駄目……! あまりにも爆発の衝撃がデカすぎる! これじゃ、コンマ数秒後には私達、ミンチよ……!!)」
しかし、コーチの確信とは裏腹に、スタジアムではたった今、無慈悲にもブローリンの爆発波が放たれていた。
スタジアムの中にあるあらゆる物が吹き飛ぶ中で、鈴仙の命の灯もまた掻き消されそうでいて――。
………オオオオオオッ。
鈴仙「あ、アレ? 死んでない!?」
――それはいつまで経っても訪れなかった。
何故なら、ブローリンは鈴仙達に対して害意を持っていなかったからだ。
ガレリ「な、何故だ……ブローリン!?」
ブローリン「ガレリィ……勘違いするなぁ。俺はカグロットをこの手で地獄に叩き落したいだけだ。
決して貴様の言いなりになどにはならぬぅ!」
かつて悪魔と呼ばれていた少年は、……今、鈴仙達の前に、一時的な味方として立ってくれていた。
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