キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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屁理屈推理合戦withキャプ森2

155 :吹飛の魔女モロサキーチェ ◆85KeWZMVkQ :2017/10/05(木) 00:37:59 ID:???
園児R「つぎはエースのばんだよ! そりまち、つぎはわたしにボールまわしてよね! ねぇ、きいてるのそりまち!」

反町「……ああ、聞いてるよ」

周囲でも一番威勢の良い女の子――保護者席で父親が申し訳なさそうにしている――の頭をくしゃりと撫でながら、
反町は意を決したように、子ども達に向かってこう宣言した。

反町「分かったか。これが魔王の実力だぞ! 皆悔しかったら11人でも22人でも壁を作って止めてみせろよ?
    でないと10−0で惨敗して、国辱扱いされて酷〜い目に遭うんだからな!
    ――さあ、これからJSLに挑戦して、そこから世界を目指すこの俺、反町……いや。大魔王、ソリマチ卿のエサとなるが良い!」

園児たち「…………うわーーーっ!」「きゃははは! まおうだってー!」「わーい、まおうだまおうだー!」「にげろー!」

今は、子ども達の間だけの魔王かもしれない。だけど、いつかは俺だって――。
彼は内心で決意しながら、懐き始めた子ども達と共にピッチを駆けまわる。
その目標はあまりにも遠く困難である事は勿論分かっている。それでも、反町は……少なくとも、諦めない事にした。

サトリーヌ「……ふふ」

子ども達とじゃれあいながら魔王を演じる反町を前に、ゴールキーパーの少女は大人っぽく微笑む。
まるで、それが彼女の目的であったかのように。心すら読み取りそうな深い彼女の眼差しは、
既に反町を離れ、秋空の眩しいサッカーコートへと向いていた。

反町「(明日、大学に休学届を出そう。そして……漕ぎ出そう。甘ったるい幻想の世界から、辛く、厳しい現実へ。
    正直嫌だし辛いし怖いけど……だけど。諦めないでいよう。あの子のように。森崎のように。……世界で戦う奴らのように。
    それから、また新しい幻想を作るんだ。俺だけじゃない、現実の皆を沸かせるような、新たな魔王の幻想を……!)」

現実の反町一樹は、ソリマチ卿のような完全無欠の魔王ではない。
しかしだからこそ、傷つきながらも成長し、新たな幻想を創る事が出来る。
今日は彼の、新しい旅立ちの日となった。
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0ch BBS 2007-01-24