キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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屁理屈推理合戦withキャプ森2

1 :吹飛の魔女モロサキーチェ ◆85KeWZMVkQ :2017/09/03(日) 23:15:38 ID:???





――この物語はどうせ幻想に決まってます。
      キャプ森本編・外伝及び「うみねこのなく頃に」本編と関係有る筈もありません――。











※このスレは、キャプテン森崎のスピンアウト作品で、「うみねこのなく頃に」とのクロスオーバー作品です。
※内容は、「うみねこのなく頃に」本編中の赤字&青字による屁理屈合戦(推理)ゲームを、独自の謎を使って行うものです。
 「うみねこ」本編ストーリーの直接的なネタバレはありませんが、「うみねこ」本編の登場人物がスレに登場します。
※現在>>1が考えたストーリーを軸に展開していますが、他の人でも出題したければこのスレを使ってください。

☆前スレ☆
屁理屈推理合戦withキャプ森
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1483036233/

☆出典☆
【うみねこのなく頃に】屁理屈推理合戦スレ@wiki
http://www19.atwiki.jp/herikutu/

115 :森崎名無しさん:2017/09/30(土) 20:40:32 ID:???
「中山達DF10人を、同クラスの実力を持つ別のDFに変えても、ソリマチ卿はほぼ確実にゴールを決めることができる」

116 :森崎名無しさん:2017/09/30(土) 21:14:15 ID:???
「ソリマチ卿のシュートは特にどこかを狙わなくてもできる(ミューラーの股下を狙うようなシュートのようなコントロール制度は必要ない」
「ソリマチ卿には協力者(このFKを決めるためのアシスト、手伝い?)をする人がいた」
「FKの時、味方の選手が何をしていたかは関係ない」
『ソリマチ卿のシュートの時、味方たちは全員相手選手を取り押さえることで
 相手のブロック、およびセービングを封じた。一人余るがそれが混乱しているすきを狙ってソリマチ卿は
 ゴールを決めて超!エキサイティン!した』

117 :森崎名無しさん:2017/09/30(土) 21:20:06 ID:???
「味方選手と相手選手の間に諍いは起こっていない、また起こっていたとしてもこのシュートには関係ない」

118 :森崎名無しさん:2017/10/01(日) 00:18:37 ID:???
「カウンターシュートの発動の有無は、得点に関係ない」
「ブロッカー達は全力でブロックの向かったのは、直接フリーキックからゴールまでの間
ソリマチ卿のシュート対してだけである」
「ブロッカー達はシュートの成否に影響を与えるような、ミスをしていない」
「ブロッカー達は、自ら失点を生み出すような行動をしていない」
「【森崎板の通常の判定ルールに即せば、ソリマチ卿は純粋なシュート力のみで(ほぼ)確実に11人抜きゴールを決められる。
なお、(ほぼ)とは、ポスト・枠外のみを指す】
とは、ソリマチ卿にシュート力とフリー補正のみ
ブロッカー達は10人分のブロック力と距離・人数補正のみ
GKにはセーブ力と距離補正であり、通常のシュートに関する判定である。その他備考はない、又はゴールの成否に関係ない。
また、ソリマチ卿はこの一回の判定でシュートを決めたとする」

119 :吹飛の魔女モロサキーチェ ◆85KeWZMVkQ :2017/10/01(日) 18:57:47 ID:Y4tQblAA
>>113
「フィールド上にはソリマチ卿のチームメイトが10人きちんと存在する」
「審判を除き、サッカーの試合に参加してフィールドにいた選手は22人である。その22人の中にソリマチ卿はもちろん含まれる」

ソリマチ卿「応じる。【フィールド上にはソリマチ卿のチームメイトが10人きちんと存在する」
       【審判を除き、サッカーの試合に参加してフィールドにいた選手は22人である。
       その22人の中にソリマチ卿はもちろん含まれる】」

>>114
「ソリマチ卿がゴールを決めたフリーキックは相手チームの反則で得たものである」

ソリマチ卿「応じる、【ソリマチ卿がゴールを決めたフリーキックは相手チームの反則で得たものである】。
       もっとも、【ソリマチ卿がフリーキックに至るまでの経緯は、シュートの成否に関係しない】のだがな」

>>115
「中山達DF10人を、同クラスの実力を持つ別のDFに変えても、ソリマチ卿はほぼ確実にゴールを決めることができる」

ソリマチ卿「……【ソリマチ卿のシュートをブロックした中山達DF10人を、彼らと同クラスの実力を持つ
        別のDFに変えても、ソリマチ卿はほぼ確実にゴールを決めることができる】。
        ――むん? 復唱要求に言葉を足して、きちんと応じているな? 問題はあるまい」

120 :吹飛の魔女モロサキーチェ ◆85KeWZMVkQ :2017/10/01(日) 18:59:57 ID:Y4tQblAA
>>116(誤字と思われるところはこちらで修正させて頂きました)
@「ソリマチ卿のシュートは特にどこかを狙わなくてもできる(ミューラーの股下を狙うシュートのようなコントロール精度は必要ない」
A「ソリマチ卿には協力者(このFKを決めるためのアシスト、手伝い?)をする人がいた」
B「FKの時、味方の選手が何をしていたかは関係ない」
『ソリマチ卿のシュートの時、味方たちは全員相手選手を取り押さえることで
 相手のブロック、およびセービングを封じた。一人余るがそれが混乱している隙を狙ってソリマチ卿は
 ゴールを決めて超!エキサイティン!した』

ソリマチ卿「@について、【ソリマチ卿のシュートは特にどこかを狙わなくてもできる。
        ミューラーの股下を狙うようなシュートのようなコントロール精度は必要ない】。
       Aについて、【ソリマチ卿には協力者はいない】
       B及び青き真実にについては既存の赤、【(反町のチームの)味方選手は反町のシュートの成否に関係ない】
       があるのだが……良いだろう、これを強化して切る。
       【味方の選手、監督、審判、観客、サトリーヌ、その他ブロックした中山達DF10名以外の存在Xは、
        ソリマチ卿による11人抜きゴールの成否に影響しない】。
       これはつまり、
       【ブロックした中山達DF10名の存在のみが、ソリマチ卿による11人抜きゴールの成否に影響している】
       ……と、言い換えてやってもいい。おっと、これは言いすぎたかな? まあ、この程度はハンデだ……ククッ」

>>117
「味方選手と相手選手の間に諍いは起こっていない、また起こっていたとしてもこのシュートには関係ない」

ソリマチ卿「【ブロックした中山達DF10名の存在のみが、ソリマチ卿による11人抜きゴールの成否に影響している】。
       この赤がある故、味方選手の存在はシュートの成否に影響していないと言えるが、念押しの為復唱してやろう。
       【味方選手と相手選手の間に諍いは起こっていない、また起こっていたとしてもこのシュートには関係ない】」

121 :吹飛の魔女モロサキーチェ ◆85KeWZMVkQ :2017/10/01(日) 19:02:56 ID:Y4tQblAA
>>118
@「カウンターシュートの発動の有無は、得点に関係ない」
A「ブロッカー達は全力でブロックの向かったのは、直接フリーキックからゴールまでの間
 ソリマチ卿のシュート対してだけである」
B「ブロッカー達はシュートの成否に影響を与えるような、ミスをしていない」
C「ブロッカー達は、自ら失点を生み出すような行動をしていない」
D「【森崎板の通常の判定ルールに即せば、ソリマチ卿は純粋なシュート力のみで(ほぼ)確実に11人抜きゴールを決められる。
  なお、(ほぼ)とは、ポスト・枠外のみを指す】とは、ソリマチ卿にシュート力とフリー補正のみ
  ブロッカー達は10人分のブロック力と距離・人数補正のみ、GKにはセーブ力と距離補正であり、
  通常のシュートに関する判定である。その他備考はない、又はゴールの成否に関係ない。
  また、ソリマチ卿はこの一回の判定でシュートを決めたとする」

ソリマチ卿「@について、【カウンターシュートの発動の有無は、得点に関係ない】のだが……。
        これも赤を拡張してやろう。
        【このゲーム盤において為されたシュートは、ソリマチ卿の11人抜きフリーキックのみ】
        であり、
        【ソリマチ卿の11人抜きフリーキックで放たれたのは、通常のシュートである】。
        また、
        【ソリマチ卿のシュートの具体的な内容(カウンターシュートか否か等、その他細かい軌道等含む)
         は、今回の11人抜きゴールの成否に関係しない】!

       Aについては、既存の赤、【選手11人は全員がベストコンディションであり、全力でブロックに臨んでいた】、
       今しがたの赤、【このゲーム盤において為されたシュートは、ソリマチ卿の11人抜きフリーキックのみ】
       で切れていると思うが、もう少し補強してやるか。
       【選手11人は全員がベストコンディションであり、常に全力かつ、彼らの持つ最高の力でブロックに臨んでいた】。

       B、Cについても、この赤、
       【選手11人は全員がベストコンディションであり、常に全力かつ、彼らの持つ最高の力でブロックに臨んでいた】
       ……で切れている筈だ」

122 :吹飛の魔女モロサキーチェ ◆85KeWZMVkQ :2017/10/01(日) 19:11:19 ID:Y4tQblAA
ソリマチ卿「Dについては長いが、、復唱にそのまま応じてやろう。
       【【森崎板の通常の判定ルールに即せば、ソリマチ卿は純粋なシュート力のみで
       (ほぼ)確実に11人抜きゴールを決められる。なお、(ほぼ)とは、ポスト・枠外のみを指す】
       とは、
       ソリマチ卿にシュート力とフリー補正のみ。
       ブロッカー達は10人分のブロック力と距離・人数補正のみ。
       GKにはセーブ力と距離補正であり、通常のシュートに関する判定である。
       その他備考はない、又はゴールの成否に関係ない。
       また、ソリマチ卿はこの一回の判定でシュートを決めたとする】。
       『”森崎板の通常の判定ルール”とは我々の住む世界線とは別の世界線の通常の判定ルールであり、
        そのルールではソリマチ卿を超優遇するルールが存在していた』……と、いう推理もあり得るが、今回は違うぞ?

       ククク……遠い遠い。まだ我のハラワタは遠いぞォ?
       ――もっとも、惜しい復唱要求をしているヤツも以前は居たのだがな。
       我が少しはぐらかしてやるとアッサリと引いてくれたものだから、凄く助かっているぞ。
       もしもアレが、『青き真実』で語られていたら、今頃状況は劣勢だったかもしれぬがな……!
       おっと、これも言いすぎたかな? ……まぁ、この程度は問題無いだろう。

       ――良いか? 貴様等を屈服させた次の標的はニネー卿だ。あやつを我の支配下に置き、
       反町もといこの我ソリマチ卿が、日向をボコボコにして全日本ユースのキャプテンとなる新スレ、
       『キャプテンソリマチ卿』を新たに執筆して貰う。
       その時、今まで我を馬鹿にして来たヤツは全員、この我のシュートの前に吹き飛ばされるモブとなるのだ。
       ……ククク、クハーーーーーーーーハッハァ!! ハヒーーーーヒッヒィ! フヒッ、ブヒブヒッ!!」

☆ソリマチ卿に対する復唱要求「」あるいは青き真実『』をコメントしてください☆
 ※随時回答ができないので、>>1が気付いた時にレスする形式となるため、
  速度は遅くなると思いますがご了承ください。

123 :森崎名無しさん:2017/10/01(日) 20:00:12 ID:???
『中山達DFはブロックに跳ぶ瞬間になんらかの要因Xにより記憶を失い、ブロックの技術を著しく落としていた』

124 :森崎名無しさん:2017/10/01(日) 20:00:39 ID:???
「ソリマチ卿は一人しか存在しない」
「ソリマチ卿はかつて、東邦学園サッカー部にいた反町一樹と同一存在である」

125 :森崎名無しさん:2017/10/01(日) 20:10:35 ID:???
キャプテン反町か・・・普通にありじゃね?

126 :森崎名無しさん:2017/10/01(日) 20:29:11 ID:???
『ソリマチ卿はシュートを決められた十一人と同年代ではない』

127 :吹飛の魔女モロサキーチェ ◆85KeWZMVkQ :2017/10/01(日) 20:31:24 ID:Y4tQblAA
>>123
『中山達DFはブロックに跳ぶ瞬間になんらかの要因Xにより記憶を失い、ブロックの技術を著しく落としていた』

ソリマチ卿「」

>>124
「ソリマチ卿は一人しか存在しない」
「ソリマチ卿はかつて、東邦学園サッカー部にいた反町一樹と同一存在である」

ソリマチ卿「応じよう。
        【ソリマチ卿は一人しか存在しない】
        【ソリマチ卿はかつて、東邦学園サッカー部にいた反町一樹と同一存在である】。
        我は真にして一なる存在。同性同名の他者や双子の存在は認めんぞ!
        後者の赤は拒否しても良かったのだがな、まあ良いだろう。
        昔は惨めで弱弱しく、言いたい事も言えなかった我だったが、謎の異世界Gで魔王の力を得て、覚醒したのだよ」

>>125

128 :吹飛の魔女モロサキーチェ ◆85KeWZMVkQ :2017/10/01(日) 20:47:52 ID:Y4tQblAA
>>125
ソリマチ卿「ククク……そうであろう? ニネーに限らず、誰でも構わぬ。
       この我の新たなる伝説を描くべき執筆の巫女は、いつでも募集しているぞ!
       ストーリーについては、そうだな。
       まず我が日向をケンカで圧倒して奴隷とする事で、若島津とタケシが我の信者となり、
       その過程でクラスメートの秋系少女や奇跡系少女と恋仲になるという展開にしよう。
       そしてゆくゆくは1試合で67ゴール76アシストを決める最強選手となり――」

その時だった。

>>126
『ソリマチ卿はシュートを決められた十一人と同年代ではない』

ドオオオオオオオオンッ! カッ、バシュウウッ!

ソリマチ卿「ぐ、ぐおおおっ……!」

上機嫌でゲロカス妄想ストーリーを撒き散らすソリマチ卿に対し、
突如放たれた青き真実は――彼の象徴である魔王の右脚を貫いた!
これまでの傲慢な態度とは消え失せ、ここにして初めて苦悶の表情を浮かばせる。
しかし、彼もまた誇り高き無限の魔術師の一派。リザインはせず、更なる謎を問いかける。

ソリマチ卿「……ならば……以前敢えて却下した、この大駒を切らせて貰おう。
       【ソリマチ卿はストラット等世界トップクラスのストライカー及び、
        ジェンティーレ、ロブソン、肖、オワイラン、ブンナーク、次藤、
        中山、ディウセウ、ピエール、クスタの10名と同年代である】。
        ……この赤と、その青き真実は矛盾しているのではないかな?
        言っておくが、
       【11人抜きゴールは決めた相手はジェンティーレ、ロブソン、肖、オワイラン、
       ブンナーク、次藤、中山、ディウセウ、ピエール、クスタ、サトリーヌの11名】であり、
       【このゲーム盤には同性同名の人物は存在しない】のだぞ?
       この謎に対し、ある程度納得のいく説明が無ければ、我はリザインを行わぬぞ……ッ!?」

129 :吹飛の魔女モロサキーチェ ◆85KeWZMVkQ :2017/10/01(日) 20:53:37 ID:Y4tQblAA
額に脂汗を浮かべながら、ソリマチ卿はしぶとく粘り続ける。
……しかし、その抵抗が儚いものである事は、疑いようがなかった。

・【ソリマチ卿はストラット等世界トップクラスのストライカー及び、
 ジェンティーレ、ロブソン、肖、オワイラン、ブンナーク、次藤、
 中山、ディウセウ、ピエール、クスタの10名と同年代】

・【11人抜きゴールは決めた相手はジェンティーレ、ロブソン、肖、オワイラン、
 ブンナーク、次藤、中山、ディウセウ、ピエール、クスタ、サトリーヌの11名】

・【このゲーム盤には同性同名の人物は存在しない】

これらの赤に矛盾せず、『ソリマチ卿はシュートを決められた十一人と同年代ではない』
という青を突き通せる屁理屈はいくらでも存在する。
後は、その無数の屁理屈の中からもっともらしい一説を一つだけ、ソリマチ卿にぶつけてやるだけだ。
そう、例えば――

☆ソリマチ卿が掲げた赤に矛盾しない形で、
 『ソリマチ卿はシュートを決められた十一人と同年代ではない』の青き真実を補足してください☆

130 :森崎名無しさん:2017/10/01(日) 20:59:42 ID:???
 『ソリマチ卿はサトリーヌと同年代である』

131 :森崎名無しさん:2017/10/01(日) 21:01:20 ID:???
『ソリマチ卿はコールドスリープにより、中山達DFが老人になるまで眠っていた。
老人になった中山達に対して、コールドスリープによって若いままのソリマチ卿がフリーキックでシュートを決めた』

132 :森崎名無しさん:2017/10/01(日) 21:01:46 ID:???
 『ソリマチ卿はサトリーヌと同年代でない』
訂正します

133 :吹飛の魔女モロサキーチェ ◆85KeWZMVkQ :2017/10/01(日) 21:34:37 ID:Y4tQblAA
>>131
ソリマチ卿「く、クハハ……! これが真相であっても大筋としては抵触しないが、
       もう少しだけ粘らせて貰おうぞ!
       【ソリマチ卿、ストラット等世界トップクラスのストライカー、
       ジェンティーレ、ロブソン、肖、オワイラン、ブンナーク、次藤、
       中山、ディウセウ、ピエール、クスタの10名。これらは全員選手として全盛期の若者であるッ!】!」

>>132
ソリマチ卿「……その青は事実だ、認める! 【ソリマチ卿はサトリーヌと同年代でない】!
       しかし、その補足では我に勝った事にはならぬぞ。
       何故ならば、 【味方の選手、監督、審判、観客、サトリーヌ、
       その他ブロックした中山達DF10名以外の存在Xは、ソリマチ卿による11人抜きゴールの成否に影響しない】
       という赤がある故、サトリーヌが我と同年代でなかったとしても、それはゴールの成否には影響せんのだ!」


――ソリマチ卿にはまだわずかに抵抗の余地があるようだ。
年代トリックはソリマチ卿の魔王幻想の心臓ではあったが、
それを守る最後にして最強の砦は、まだ破られていない。

ソリマチ卿「我と中山達10名は全盛期の若者ッ! そして我がゴールを決めたのは、中山達とサトリーヌの11名!
        であれば何故、中山達が同年代ではない、と言えるのか!?
        まるっきり矛盾しているではないか! この矛盾をどう説明するのだ!
        説明してみろォォォォォオオオォォォオイィィィッッッ!?!!?!?!?!!!」


☆ソリマチ卿が掲げた赤に矛盾しない形で、
 『ソリマチ卿はシュートを決められた十一人と同年代ではない』の青き真実を補足してください☆

134 :森崎名無しさん:2017/10/01(日) 21:59:44 ID:???
「ソリマチ卿と同年代の中山達DF10人と、ソリマチ卿がフリーキックで抜いたDF10人は全員同一人物である。
姓が同じで名が違う、または姓が違って同じ名の、原作中山達の親、祖父母、兄弟、子供などではない」

135 :吹飛の魔女モロサキーチェ ◆85KeWZMVkQ :2017/10/01(日) 22:02:09 ID:Y4tQblAA
>>134
ソリマチ卿「ふ、復唱要求……?! ええい、そんなモン復唱拒否に決まっておる!
       理由……!? 理由は、……特にない! 俺様は……俺は……魔王で……あるぞッ……!?」


☆ソリマチ卿が掲げた赤に矛盾しない形で、
 『ソリマチ卿はシュートを決められた十一人と同年代ではない』の青き真実を補足してください☆

136 :森崎名無しさん:2017/10/01(日) 22:05:03 ID:???
『ソリマチ卿は10進法で10だが中山たちは2進法で10、つまりは2歳と10歳の戦いだったから』

137 :森崎名無しさん:2017/10/01(日) 22:13:25 ID:???
『同年代とは同じ年齢という意味ではない、同じ年代に戦っただけで年齢は違う』

138 :森崎名無しさん:2017/10/01(日) 22:15:32 ID:???
『ソリマチ卿がフリーキックで抜いた中山達DF10人は、ソリマチ卿と同年代の中山達とは
同姓・別名、または別姓・同名の親・祖父・兄弟・子供などの別人。
ソリマチ卿は子供もしくは老人、はたまたサッカー初心者に対してフリーキックを決めた。
その根拠は>>119にて「ソリマチ卿のシュートをブロックした」という一文を付け加えたこと。
そうしないと、「原作の中山達」に「同クラスの実力を持つ別のDF」という言葉がかかってしまうから』

139 :吹飛の魔女モロサキーチェ ◆85KeWZMVkQ :2017/10/01(日) 22:31:27 ID:Y4tQblAA
>>136,>>137
ソリマチ卿「フーッ、フーーーッ……、【このゲーム盤において、2進法は使われていない】!
       そして……【同年代とは、同じ年齢という意味である】」

ここまでは辛うじて耐えたソリマチ卿であったが。

>>138
『ソリマチ卿がフリーキックで抜いた中山達DF10人は、ソリマチ卿と同年代の中山達とは
同姓・別名、または別姓・同名の親・祖父・兄弟・子供などの別人。
ソリマチ卿は子供もしくは老人、はたまたサッカー初心者に対してフリーキックを決めた。
その根拠は>>119にて「ソリマチ卿のシュートをブロックした」という一文を付け加えたこと。
そうしないと、「原作の中山達」に「同クラスの実力を持つ別のDF」という言葉がかかってしまうから』

カッ! ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ……ズバゴオオオッンッ!

ソリマチ卿「う、ウグ……うげ……うげごぼわーーーーーッ!!!!!!!」

最後に放たれた青き真実を前に、猛毒を食らった犬のように泡を吹きながら、
もんどり打ってぶっ倒れてしまう。これこそが、ソリマチ卿が用意した謎に対する、完璧な回答であった。

ソリマチ卿「う、うう〜ん……。おれは、俺のシュート力は67で、シュート魔王で、
       アメリカのザルGKのノーウッドどころか、その手前のDF陣相手にすら決まらないなんて。
       そんな事は、ある筈ない。あってはならないんだぁぁ……ぐふっ」

魔王幻想を否定されたソリマチ卿は――少しずつ本来の自分を取り戻していく。
幻想によるベールをはがされた先にあるのは、この事件の真実。
ソリマチ卿、いや反町一樹にとって、無情ながらも厳然たる現実だった……。

140 :吹飛の魔女モロサキーチェ ◆85KeWZMVkQ :2017/10/01(日) 23:42:47 ID:???
…と、言ったところで真相描写を書きあがらないため、今日はここまでにします。

今回の真相自体は、『反町がゴールを決めた相手は、苗字が同じなだけの保育園児だった』
というシンプルなものでしたが、赤字や立ち回りで状況を複雑にしようとしてみましたが、
どうでしたでしょうか。(不要なミスリードを招きすぎたかもしれません…)

サトリーヌの存在は、謎のとっかかりとして配置し、
年代・名称トリックの存在を推理する為のヒントとする予定でした。
(【ソリマチ卿と中山達は同年代である】【中山達とサトリーヌは同年代である】という赤を出させた上で、
 ソリマチ卿とサトリーヌは同年代である、という復唱を拒否する等)
ですが実際は、早々に【サトリーヌのの存在はシュートの成否に関係しない】と切ってしまったせいで、
サトリーヌの正体探しへの焦点が外れてしまったのはGM側のミスだった気がします。

今回についても、また感想等言って頂ければ幸いです。
ゲームにご参加いただき、誠にありがとうございました。

141 :森崎名無しさん:2017/10/01(日) 23:57:40 ID:???
>>105さんの「サトリーヌは見た目が小学生である(重要)」が実はヒントに掠めていたわけですね……
やはり真実はスモックにありですね(錯乱)
乙でしたー

142 :森崎名無しさん:2017/10/02(月) 22:41:52 ID:???
やべぇ、ネタのつもりだったのにまさかヒントにかすめていたとは・・・
案外こういうのってネタ的なもの突っ込むとものすごい推理が前進するから困る

143 :森崎名無しさん:2017/10/02(月) 23:51:51 ID:???
乙なのです
変に複雑に考えすぎました、シンプルな真相に比べて自分の>>138の分かりにくさに反省
ピエールやジェンティーレを苗字でなく名前と思い込んでいたことで余計にややこしいことに……

144 :吹飛の魔女モロサキーチェ ◆85KeWZMVkQ :2017/10/03(火) 00:33:44 ID:???
すみません、まだ書きあがらないので、お休みします。
>>141
乙ありがとうございます。>>105の復唱要求は実は切るのに物凄く苦労しました。
ここで「サトリーヌの外見は本当に小学生程度? じゃあ他の選手は?」
……と発想されたら負けだと観念してましたねw
>>142
そうですね、ネタ系は議論された内容とは全く別の角度からの切り込みがなされる事が多いのですが、
それは得てして真相に近い事が多いので、中々侮れませんw
>>143
乙ありがとうございます。>>119で出したヒントに言及して頂けたのがGM的には凄くうれしかったですw
苗字、と言うとちょっとざっくりし過ぎでしたが、要は、『同姓同名は居ない≠同じ名を持つ者は存在しない』
という事実に気付くか否かがポイントとしていました。苗字じゃなくても、同姓同名じゃなければ良いので。

145 :吹飛の魔女モロサキーチェ ◆85KeWZMVkQ :2017/10/05(木) 00:17:36 ID:???
************************************
【反町一樹の現実 〜東邦学園保育部 国際なかよしサッカー大会編〜】

保母さん「みんなー! 今日はわたしたち東邦学園の大学部で活躍している、
      反町選手にゲストとして来て貰いましたー!」

園児たち「わーい! あたらしいせんせいだー!」「そりまちってだれー!?」「せんせーもりさきこないのー!?」
      「わたしつばさせんしゅのファンなのにー!」「あれそりまちじゃなくて、みさきだよ! ワールドユースにでてた!」
      「ちがうよ、まつやまだよ! ねえまつやませんしゅ、いつものはちまきはー?」「いや、みすぎかも……」
      「ハッハァ! だれだろうとエースであるわたしのてきじゃないね!」「ママー! おなかいたい!!」
 
反町「みんなー! 今日はよろしくなー!(はぁ……俺、何やってんだろ)」

反町は爽やかな笑顔の裏で、大きく溜息をついていた。

反町「(日向や若島津は今頃世界を舞台に戦ってるし、タケシは高等部のキャプテンとして皆を率いてる。
    だけど俺は……いつまでも大学サッカーをズルズルと続けてて、今日も上層部の意向で、
    こんなイベントのゲストとして招かれて。勿論、未来を担う子ども達にサッカーの面白さを伝えるのも、
    大事な仕事だとは思うんだけど。――でも本当に、このままで良いのか……?)」

大学サッカーではかなりの名声を得ている反町だったが、海外はおろかJSLにも挑戦せず、
現状に甘んじていると言われても反論できない状況が長引いていた。
それでも、他の黄金世代には無い謙虚で従順な性格や、国内ではそこそこ高い実力、
何より女性受けする甘いマスクを理由として、東邦学園側からは客寄せパンダとしてある程度の評価は得ていたが、
それによる多数のイベント参加は逆に、彼が選手としてじっくりと成長する時間を奪う事にも繋がっていた。

ピピーーーッ!

反町「(世界中の富裕層を日本に招き入れ、サッカーの試合による交流を促す……。
     これ自体は有意義な事だと思うけど、流石に保育園児には早すぎるような気もするしなァ)」

146 :吹飛の魔女モロサキーチェ ◆85KeWZMVkQ :2017/10/05(木) 00:18:39 ID:???
今日反町が呼ばれたイベントは、東邦学園の保育部の園児と、
世界各国から集まって来た同世代の園児たちとのサッカー交流会。
ただし、単なるお遊戯だけにとどまらず、ラストには通常のサッカーコートで、通常通り試合を行うという
3〜4歳児相手には若干無理があるようなイベントが組まれていた。

保母さん「はーい、じゃあ試合ですが……なんと! 今日はあの反町選手も、一緒に試合に出てくれまーす!
      反町選手のプレーを見て、皆も上手いサッカー選手になろうね!!」

園児たち「「「「「はーーーい!」」」」」「そりまちよりもわたしのほうが、エースだからすごいのに……」

反町「ハハ。皆、今日はよろしくな!(園児たちは皆素直だな。言いたい事もハッキリ言えるし。
    俺にも、こんな時代があったのかなぁ……?)」

くじを引いて分けられた、21人の日本、各国からの園児たちに反町も大人として混じる。
選手としてのお手本、という意味も勿論だが、試合中の子供たちを監督する役割も暗に求められているのだろう。
保母さんが名前を呼ぶのと同時に、周囲の親御さんやら先生たちが勢ぞろいで、子供たちをチーム分けしていく中、
反町はある面白い事実に気付く。

反町「(相手チームの子の名前……ザルバトゥーレ・ジェンティーレ、ベッツジンダー・ロブソン、
     肖峻光、コンサラプート・ブンナーク、マイケル・オワイラン、次藤博史、中山正人、ディウセウ・ホンミョウダ、
     アール・ドシ・ピエール、タニンノソラーニ・クスタ……なんか、俺の世代の有名DFと似てるな)」

それは全くの偶然だったが、全員の名前が黄金世代の列強DF陣と同姓だった。
後で保母から話を聞いたところでは、特に列強DF陣との血縁的つながりはないらしいが、
反町はこの奇妙な偶然を面白く思った。

147 :吹飛の魔女モロサキーチェ ◆85KeWZMVkQ :2017/10/05(木) 00:20:44 ID:???
反町「(で、11人目がサトリーヌ・コメージ。……この子だけはそっくりさんじゃなくて。しかも女の子なのかぁ……)」

サトリーヌ「…………」

その中では唯一同姓に有名選手を持たないのが、11人目の選手。サトリーヌ・コメージというフランス人の少女だった。
子ども達の中でも、とりわけ人形のように細い手足と白い肌が目立っていたが、
反町はむっつりとゴールへと向かった彼女を観察して思わず、「あっ」と声を上げてしまった。

反町「腕が、短い……」

メイド「ムッシュー・ソリマチ。あの子は……サトリーヌお嬢様は、生まれつき腕が短いのですよ」

燃えるような赤毛をお下げにし、深い緑色のドレスを着こんだ若い女性
――サトリーヌのメイドが近くに居たため、反町にそう耳打ちしてくれる。

メイド「それだけじゃあない。お嬢様は病弱で結石持ちな上、精神にちょっとした疾患があって、
    お館様からも忌み子として嫌われています。ですが、それでもお嬢様は意固地で諦めないのです。
    今日の来日にしたって、『自分も皆と一緒に、普通にサッカーがしたいんだ』って。
    そう言って、仲の良いメイドを二人――そのうち一人があたいです――をお連れして、ここまで来たのですよ」

反町「そうなんですか……」

月並みな対応しかできない自分をもどかしく思いながらも、
反町は無言でゴールマウスに立つ、年端も行かぬ少女に想いを馳せる。

反町「(まだ3歳か4歳くらいなのに。そんなにしっかりとした子も居るんだな……)」

意固地で諦めない保育園児が居る一方で、煮え切らずに諦め癖のついた大学生が居るんだな。
そう自嘲するのは内心だけに留めておくことにした。

148 :吹飛の魔女モロサキーチェ ◆85KeWZMVkQ :2017/10/05(木) 00:22:02 ID:???

――幼児同士の試合ながらも、世界からわざわざ集まって来ただけあって、
子ども達は全員、サッカーに対して強い情熱を持っていた。

園児R「はっはぁ! くらえ、りぐるきーっく!」

サトリーヌ「……とめます!」

バァァァッ、ドンッ!

園児R「うわぁぁぁああんっ、サトリーヌちゃん、押さないでよぉ!」

保母さん「うわ〜〜っ! サトリーヌちゃん、Rちゃんのジャンプキックに向かって、
     オーバーラップしてペナルティエリアを飛び出した! 凄い気力だねー! んー、でも!
     これはサトリーヌちゃんの反則かな! ペナルティエリアの外だから、
     反町お兄さんチームのフリーキックだね!」

園児R「うえぇええええんっ! これは、ほうめいのわざだよーーっ!」

サトリーヌ「ごめん、なさい……」

……とはいえ、所詮は幼児同士のお遊戯だ。皆、サッカーに関する深い造形がある訳もない。
ペナルティエリアを飛び出してまで突進し、反則を取られたサトリーヌも子どもらしいが、
反町の味方側の園児Rも、危険なドロップキックをしようとしていたのだから、完全には庇えない。

保母さん「ほらほらRちゃん。直接フリーキックなんだから泣いちゃだめよ?
     それとさっきは、孔明の罠って言おうとしたのかな?」

園児R「うわぁぁぁん! これはエースにたいするぼうとくだよぉおおっ!」

149 :吹飛の魔女モロサキーチェ ◆85KeWZMVkQ :2017/10/05(木) 00:23:24 ID:???
その上、反則を取った筈の園児は、ゴールを決められなかった悔しさや押された時の痛さで、
所かまわずわんわんと泣きだしてしまう。保母さんは必死にあやし付けるが、言う事を聞いてくれない。

保母さん「困ったわねぇ……。反町さん、次のフリーキック、貴方にお願いできるかしら?
     この子、いつも泣き出したら中々止まらないのよ」

反町「え、俺がですか!? 別にまあ、良いですけど……」

――そこで、反町に白羽の矢が立ったのである。
形式的には試合に参加していた反町だったが、大分手を抜いていた上に、
怪我の恐れがあるシュートは封印して来たが故に、腰が引けてしまう。

保母さん「良かった。この子も他の皆も、日本代表のサッカー選手のシュートが見れたら、
     きっと凄い凄いって喜んでくれると思うから。よろしくお願いしますね?」

反町「は、はぁ……(日本代表って……俺、ワールドユースにすら出れてないんだけど……)」

サッカーについてどこまで詳しく分かっているのかすら怪しい保母さんに従って、
反町はペナルティエリアの少し手前にボールを置き、フリーキックに備える。
ライバルの子ども達は11人全員で壁を作ろうとしているが、背の低い子どもが作る壁など、たかが知れている。

反町「(どうしよう。軽〜いループシュートを撃つにして、わざとポストか枠外にしといた方が良いのか……)」

保母さんはああ言ったものの、何かが起きた場合に責任を取るのは自分だし、
そもそも保育園児相手に全力になるのもばかげている。そう考えて緩く右脚を振り上げようとした反町だったが――。


150 :吹飛の魔女モロサキーチェ ◆85KeWZMVkQ :2017/10/05(木) 00:25:57 ID:???
サトリーヌ「……………」

ギンッ!

ゴールマウスでシュートに備えている小柄な幼女は、そんな反町の考えを見透かしたかのように、彼を強く睨んでいた。

反町「(……あの子。さっきメイドさんが言っていた子だったな……小さいのに、凄い眼力だ……)」

そう意識を向けると、サトリーヌは反町に対して幼い敵意をますます強く発信する。
私を侮らないで下さい。彼女は反町の心を読んだ上で、そう言っているように思えた。
――お嬢様は意固地で諦めないのです。
彼女のメイドが、幼き主をそう評している理由が、今はよく理解できる。
そして同時に、かつて敵として対峙し、肩を並べ、今や遥か彼方の高みに居る男の名を、反町は思い出す。

反町「(……諦めない、か。まるで森崎みたいだな。あいつも保育園児だか幼稚園児の時から、そうだったのかな)」

そいつは、自分とまるで正反対だと思った。
サッカーの名門・東邦学園のホープとして温室育ちだった自分と、当時は無名の南葛SCから這いあがった森崎。
日向に対して屈服し、その舎弟と成り下がった自分と、その牙を力づくで引っこ抜き、自らの天下取りの礎とした森崎。
全日本のナンバーFWとして一定の位置に居た筈が凋落し、ワールドユースでは選抜すらされなかった自分と、
若島津・若林というライバルに蹴落とされる危機を乗り越え、不動の正GKとして輝き続けた森崎。
――その大きな違いは何だったのか?
反町はこの違いが分からずにずっと苦しんで来たが、今、自分よりもずっと幼い少女の眼差しを見て、はっきりと分かった。
……試合前にちくりと抱いたあの自嘲こそが、自分の停滞の正体だったのだ。

151 :吹飛の魔女モロサキーチェ ◆85KeWZMVkQ :2017/10/05(木) 00:27:04 ID:???
反町「(そう。俺はいつでも諦めていた。……自分ではクレバーな紳士を気取っていたが、
    全日本や世界という戦場の中では、俺は単なる臆病なチキン野郎だった。
    こんな小さな子すら出来る覚悟を、俺はずっとずっと、諦めて、保留して、後回しにし続けていたんだ……!)」

そして、自分は今も、世界の舞台で活躍する事を諦めて、JSLからのスカウトの声を保留し、
自分はどう在りたいか、という問いについて後回し続けている。

反町「(――三杉のような天才ですら、手術とリハビリに費やした3年の壁は分厚いと嘆いていた。
     だとしたら、俺が諦め始めた、全国サッカー大会からの5年以上の壁はもっと分厚いだろうな。
     ……だけど、だからと言って嘆いてちゃいられない、か)」

サトリーヌ「………………」

彼の逡巡を知ってか知らずか、ゴール前に立つサトリーヌは不敵な笑みすら漏らした。
反町もいつの間にか、笑っていた。他者に合わせる為の愛想笑いでは無い、こんな爽やかな笑い方をしたのは、
果たして何年ぶりだっただろうか。
――彼は、自分の眼前に立つ小さくて大きく分厚い壁に、挑戦を始める事にした。

反町「……さあ、これからが本番だ!」

グワァァァァァァァァァァ……ッ!

彼は思いっきりその右脚を振り上げる。普段夢想しているような、魔王の如きキレは無い。
破壊的な威力も速度も技術も無い。しかしそれは、彼にとって乾坤一擲の一撃だった。

反町「(これは、恐怖の記憶(トラウマ)から目覚めて起き上がった俺の、初めてのシュート……!)」

反町が放とうとしていたシュートは、これまで公式試合でも一度も見せた事は無い。
自分では到底成功しないと思っていたし、無理に使わずとも大学サッカー程度では充分に活躍出来たからだ。
また、これは反町にとって、森崎と同じ位に畏敬の念を抱く選手の代名詞たる技だった故に、
自分如きが使いこなせる筈はない、という諦観が残り続けていたシュートでもあった。
――しかし、今の自分ならば問題ない。むしろ、誰も注目されない中での新たな一歩を踏み出すに相応しい。

152 :吹飛の魔女モロサキーチェ ◆85KeWZMVkQ :2017/10/05(木) 00:28:34 ID:???

反町「――いくぞ。これが俺の……『ドライブシュート』だぁぁぁッ!」

バッ……ドゴオオオオオオオオオオオンッ! ――ギュウウウウウウウウウウウンッ……!

サトリーヌ「…………!」

保母さん「えっ、ええっ……! まさかミスキック?! なんかすごーい高い場所にボールが飛んでるんだけど……!?」

……反町が満を持して放ったシュートは、今の世界トップクラスのサッカーを知る者にとっては取るに足らない。
何のひねりもない、ただの『ドライブシュート』。
黄金世代の活躍はあっても、未だその中身への理解が乏しい今の日本では珍しがられるかもしれないが、それだけ。
世界では下位クラスのストライカーである新田よりも更に下位のキック力しか持たない反町が放ったところで、
脅威になるのは精々国内と、アジアでも下位クラスの一部チーム位だろう。しかし。

ギュウウウウウウウンッ、ゴオオオオオオオオオッ……!

園児たち「えー!? うそーっ!?」「ボールが急に落ちて来る!!」「とりさんみたい!」「まおうだ! これまおうだよ!」
      「これしってる! りょうじょくせいさんきっていうんだよ! まえテレビでみすぎがいってた!」

――生まれて初めてドライブシュートを間近で見る3、4歳児相手には、
これはまるで御伽噺の魔王が使った、魔法のシュートのように見えているようだった。
子ども達はまるでシュートをUFOか何かのようだと思って、ブロックしようとする発想すら浮かばない。
高空からドライブ回転と共に急降下するシュートは、11人もの壁を易々と飛び越えて。

サトリーヌ「……止めますっ!」

サトリーヌも短い腕を懸命に伸ばすが、当然の如くにシュートには届かない。
反町と近い年代の少女であったならばともかく、彼女はあまりにも幼過ぎた。


スカッ! ……バスッ。 ――ピピイイイイイイイイイイイイイイイイイッ!!

153 :吹飛の魔女モロサキーチェ ◆85KeWZMVkQ :2017/10/05(木) 00:30:45 ID:???

反町「……決まったか(蹴り損じだったけど、まあ保育園児が相手なら、俺でも決まるのも当然か……)」

前人未踏の11人抜きゴールを決めた反町は、苦笑いでホイッスルの音を聞く。
幾ら自分の実力が世界では取るに足らないものであっても、
幼児達の世界では、多少の蹴り損じをしても、確実にゴールを挙げられる。
そんなごく当たり前かつ滑稽な事実を前にして笑える程、反町は子供では無かった。

園児R「え、えぇ……そりまちがゴールをきめてる?」

とはいえ、当の子どもにはそうした反町の微妙な気持ちは理解できない。
11人を抜いた奇跡的なゴールを前に、始めは茫然としていた味方や敵、
そして観客だった子ども達は揃って湧き始める。

園児M「すっごーい! わたしワイルドなおとこのひとががタイプなの! そりまち、だいて!」

園児S「みのりこちゃんずるい! じょうしきてきにかんがえて、そりまちさんのかれしはわたしですっ! だいて!」

園児F「いやー、あついシュートだったねぇー! だいて!(←よくわかってない)」

園児R「ふ、ふんっ……! そりまちはエースのつぎにすごいね。 だいて!(←よくわかってない)」

園児?Y「生ぬるいわね。この試合50点差を目指しましょう。抱いて!(←園児サッカー界を凌辱したい)」

反町「は、ハハ……抱いて、って。今どきの子はマセてるんだな……」


154 :吹飛の魔女モロサキーチェ ◆85KeWZMVkQ :2017/10/05(木) 00:31:59 ID:???

――キャッキャッと、反町の回りで園児がはしゃいでいる。
一部は対抗心を燃やす子も居たが、彼の熱いシュートは間違いなく、園児たちの心を掴んだのだ。
始めは「誰?」と言った風の園児達も、今は全員が疑いなく、反町を「すごい人」だと信じて疑っていない。

保母さん「いやー、やっぱり日本代表は凄いんですねぇ。私、次のワールドカップも期待してますよ!
      やっぱり日向社長とのツートップの相方は、反町選手なんですもんね?
      だってこんなに凄いシュートが打てて、大学サッカーでも得点王の常連らしいですし!」

反町「い、いや、それは……(ワールドカップだって? ベンチ入りはおろか、出場だって怪しいってのに……)」

そしてそれは、反町にとっては本来あり得ない、過剰すぎる評価である事を自分自身が良く知っていた。
だからこそ、目を輝かせて本気で的外れなエールを送ってくれる保母さんの言葉にも素直に頷けない。
頷けないが故に、反町は淡々と正論を口にする。

反町「……いや。世界の壁は厚いです。今俺が子ども達に見せたドライブシュートだって、
    強豪国では小学生や遅くても中学生になると、もう使えて当たり前。
    そして大学生にもなってようやくこれを習得した俺は、世界の場では、それこそ幼稚園児レベルだ。
    日向――それに森崎、翼、三杉、若林、岬、松山、葵……。
    日本代表をしょって立つ奴らは、それに早々に気付いていたから世界で戦えたけれど、
    いつまでも大学サッカーという、井の中の蛙でノンビリしていた今の俺は……奴らと、世界と戦う資格は無い」

保母さん「反町……さん?」

愛想笑いでお茶を濁す事が上手い好青年は居ない。
彼女の前に立っているのは、温厚で気弱な、頼りない一人の男だった。
――だが、今の彼を支配するものは、そうした弱さだけではない。


155 :吹飛の魔女モロサキーチェ ◆85KeWZMVkQ :2017/10/05(木) 00:37:59 ID:???
園児R「つぎはエースのばんだよ! そりまち、つぎはわたしにボールまわしてよね! ねぇ、きいてるのそりまち!」

反町「……ああ、聞いてるよ」

周囲でも一番威勢の良い女の子――保護者席で父親が申し訳なさそうにしている――の頭をくしゃりと撫でながら、
反町は意を決したように、子ども達に向かってこう宣言した。

反町「分かったか。これが魔王の実力だぞ! 皆悔しかったら11人でも22人でも壁を作って止めてみせろよ?
    でないと10−0で惨敗して、国辱扱いされて酷〜い目に遭うんだからな!
    ――さあ、これからJSLに挑戦して、そこから世界を目指すこの俺、反町……いや。大魔王、ソリマチ卿のエサとなるが良い!」

園児たち「…………うわーーーっ!」「きゃははは! まおうだってー!」「わーい、まおうだまおうだー!」「にげろー!」

今は、子ども達の間だけの魔王かもしれない。だけど、いつかは俺だって――。
彼は内心で決意しながら、懐き始めた子ども達と共にピッチを駆けまわる。
その目標はあまりにも遠く困難である事は勿論分かっている。それでも、反町は……少なくとも、諦めない事にした。

サトリーヌ「……ふふ」

子ども達とじゃれあいながら魔王を演じる反町を前に、ゴールキーパーの少女は大人っぽく微笑む。
まるで、それが彼女の目的であったかのように。心すら読み取りそうな深い彼女の眼差しは、
既に反町を離れ、秋空の眩しいサッカーコートへと向いていた。

反町「(明日、大学に休学届を出そう。そして……漕ぎ出そう。甘ったるい幻想の世界から、辛く、厳しい現実へ。
    正直嫌だし辛いし怖いけど……だけど。諦めないでいよう。あの子のように。森崎のように。……世界で戦う奴らのように。
    それから、また新しい幻想を作るんだ。俺だけじゃない、現実の皆を沸かせるような、新たな魔王の幻想を……!)」

現実の反町一樹は、ソリマチ卿のような完全無欠の魔王ではない。
しかしだからこそ、傷つきながらも成長し、新たな幻想を創る事が出来る。
今日は彼の、新しい旅立ちの日となった。
********************************

156 :吹飛の魔女モロサキーチェ ◆85KeWZMVkQ :2017/10/05(木) 00:52:13 ID:???
……と、言ったところでソリマチ卿のエピソードはこれで終了です。
真相描写はちょっとしたネタにするつもりが、力が入って17.5kbまで膨らんでしまいましたw
本スレエンディング後の反町くんに明るい未来があれば良いなぁ、というifのつもりです。
次の更新は未定ですが、流石にそろそろ鈴仙スレの続きをやりたいなぁと思っていますので、
また気長に参加等して頂ければ幸いです。ゲームに御付き合いいただき、ありがとうございました。

157 :吹飛の魔女モロサキーチェ ◆85KeWZMVkQ :2017/10/05(木) 00:54:22 ID:???
読み返して気付きましたが、>>154で反町が選手名挙げてるシーン、
我らが中山さんの名前が無いのはおかしいですね(滝汗)
申し訳ないですが脳内保管をお願いします…

158 :森崎名無しさん:2017/10/05(木) 00:56:56 ID:???
乙でした!
どん底の反町を救ったのは彼の憧れを救ったのと同じ次世代の笑顔だった……いやはや感慨深い
虚構の魔術師、ソリマチ卿がますます好きになりました

159 :森崎名無しさん:2017/10/05(木) 01:06:50 ID:???
乙なのです

シュート魔王ではなかろうと、我らのソリマチ卿を讃えるのだ乙

160 :森崎名無しさん:2017/10/05(木) 10:34:15 ID:???
ソリマチ卿の信徒になってよかった
やはりソリマチ卿は偉大過ぎる!
我らが偉大なる毒々しいソリマチ卿を崇めるのだ乙

161 :森崎名無しさん:2017/10/05(木) 21:43:02 ID:???
反町「(…言えない。実は相手チームは十二人いたなんて言えない…)」

162 :森崎名無しさん:2017/10/05(木) 22:36:50 ID:???
謎の手羽先仮面「園児Rのシュートはやっぱり反則じゃないと止められないか」

163 :吹飛の魔女モロサキーチェ ◆85KeWZMVkQ :2017/10/15(日) 21:38:37 ID:???
遅くなってすみませんが、皆さん、沢山の感想をいただきありがとうございます!
>>158
乙ありがとうございます!
そう言えば翼も子ども達がスランプ脱出のカギになっていましたね。
ただ、そこで見せる大技が前代未聞なサイクロンじゃなくて、
今やありふれているドライブシュートなのが、反町くんらしさだと思います。
>>159
乙ありがとうございます。
そう言って貰えるソリマチ卿はシュート魔王ではなくとも立派な魔術師ですね。
>>160
乙ありがとうございます。
最初のソリマチ卿は自己満足の為にアリを踏みつぶすだけの魔術師でしたが、
今回は魔法を使いながらも前向きに進もうとしている所が立派だと思います。
>>161
>>152で11人もの壁を飛び越えた上でサトリーヌが止めてますね。
リグルパパか謎の手羽先仮面が乱入したのかな?(適当)
>>162
リグルエース幻想を語る謎の魔術師トゥバーサが出て来てもおかしくないですね…

次回の屁理屈推理ゲームについては、前回更新時のとおり未定ですが、
また面白い謎が思いついたら、別スレの更新の合間にでもやっていきたいと思います。
なので、それまでに『もしも自分もGM(魔女役)をやってみたい』!
と言う方が居りましたら、是非このスレを使って頂ければ幸いです。

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