キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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ミニ劇場
1 :
森崎名無しさん
:2022/11/11(金) 10:29:11 ID:???
超久しぶりに書く(キャプテン翼の内容はほぼ忘れたのでここに書くのもおこがましいです)
このスレが立てれば続きも書く
ちなみに私情でパソコンは一切使わず、スマホで書くのでメチャクチャ遅くなります
つまり、各キャラクターの能力等もスマホ管理なのでしません
なお、同様な理由から話は大きくしません
分かりやすくいえば、GMの義務を完全に放棄したなんとも言えないスレになります
それでも良ければ下のレスへ…
95 :
森崎名無しさん
:2023/01/06(金) 19:35:43 ID:eoAM2gHk
1
96 :
森崎名無しさん
:2023/01/07(土) 01:09:04 ID:WhZMV/7s
1
97 :
森崎名無しさん
:2023/01/07(土) 20:46:04 ID:???
1.思ったとおり単なる賊だった。
一向衆…というのは、極論ではあるが南無阿弥陀仏と唱えていれば極楽浄土に行けるという、死すら喜びである日本歴史上公的な
唯一のテロリズム集団である。
もちろんこれは思想の一部であり、本来の意味とは全く異なるのだが。
ともかく、そういう思想を持つ事は、坊主の様に高い地位にあるものは…
特に一向衆のような過激な思想を持つと簡単に宗徒から金を巻き上げる、いや向こうから寄進して来るのである。
そういう人間がいちいち市井に出向くことは非常にまれであり、それがジュニアが相手の行動のおかしさとして映ってしまい、
瞬殺という話し合いの場すら設けない理由であり、坊主の手下の行動がその行動の正しさを示していた。
98 :
森崎名無しさん
:2023/01/07(土) 21:00:02 ID:???
〜〜〜
越前
ジュニア(ふう、やっとでたどり着いたよ)
実際はその倍のスピードでたどり着けたのだが、案内の武士は普通の人間である。
既に人間の範疇から脱したジュニアにとってそれがもどかしいのだが、何はともあれ小京都と呼ばれ京被れの朝倉が統治する越前に到着する。
ジュニア「さて、では早速…」
明智光秀が住むと案内された庵の前に立ち…
1.近い将来織田信長という大名と合う機会があるだろう、と予言という予知をし相手に興味を持たせる
2.ここは薬師として呼ばれたので変なことを言わない
3.その他
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99 :
森崎名無しさん
:2023/01/07(土) 21:08:04 ID://jj4z+Y
2
100 :
森崎名無しさん
:2023/01/08(日) 00:08:32 ID:lKkOu2Ns
1
101 :
森崎名無しさん
:2023/01/08(日) 07:25:17 ID:qdBkrXn6
2
102 :
森崎名無しさん
:2023/01/08(日) 18:24:58 ID:???
2.ここは薬師として呼ばれたので変なことを言わない
さて、明智光秀という男…年は幾つだろう
1.異説はたくさんあるが正史のとおり30〜40位のオッサン
2.物語なので20歳前後のイケメン
3.なんとびっくり美少女
4.その他
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103 :
森崎名無しさん
:2023/01/08(日) 20:09:01 ID:qdBkrXn6
4.なんと、信じられないことに大友中時代の新田瞬に瓜二つだった。あれで35歳なんだから世の中どうなっているんだ?
104 :
森崎名無しさん
:2023/01/08(日) 20:28:28 ID:QCFujnlo
2
105 :
森崎名無しさん
:2023/01/08(日) 22:22:05 ID:9/vmHP4w
3
106 :
森崎名無しさん
:2023/01/09(月) 03:37:24 ID:Y2Ur+SPo
4.なんと、信じられないことに大友中時代の新田瞬に瓜二つだった。あれで35歳なんだから世の中どうなっているんだ?
107 :
森崎名無しさん
:2023/01/09(月) 08:08:39 ID:GI8E6l0Q
4.なんと、信じられないことに大友中時代の新田瞬に瓜二つだった。あれで35歳なんだから世の中どうなっているんだ?
それは意外(?)な人物だった。
ジュニア「…え〜と、あなたが明智光秀ですか?」
その男は中学時代の新田瞬にそっくりだったが生まれた年代が親子位の差があり
プロ時代の姿ならテレビ等で分かるだろうが、全く反応しきれていないジュニアだった。
明智「よくぞ参られた。そなたの作る丸薬…少々珍しいと思ってな。製法等教えてくれぬかの」
ジュニア「ああ、それだけのようですか…」
どうしますか?
1.素直に教える
2.それなりの対価を要求する
3.ここで木精の秘薬を見せて反応をみる
4.その他
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108 :
森崎名無しさん
:2023/01/09(月) 10:21:27 ID:Y2Ur+SPo
2
109 :
森崎名無しさん
:2023/01/09(月) 12:15:23 ID:lXPiyFg2
2
110 :
森崎名無しさん
:2023/01/10(火) 15:58:19 ID:A0CGcYNE
2.それなりの対価を要求する
ジュニア(なぁフラウ。本当にこの時代では普通にあり得るものだよな)
フラウ(ええ。この時代は、私の居た物語とほとんど文化は変わりません。敢えていうなら、魔法の有無でしょう)
ジュニア(そうか。それなら…せっかくここまで来たならそれなりのものをもらった方が相手も満足するだろう)
念話というものは便利である。いちいち言葉に直す必要が無いため上の会話を一瞬ですませると…
ジュニア「明智殿へ教示をする事は構わないが、それ相当の何かをこちらも必要でしょう」
ギブアンドテイク、ごく当たり前交渉に移る
明智「うむ、それは当然じゃ。ただこちらには金子はないのでそれ意外で頼むぞ」
確かに住んでる場所自体庵としか言いようが無い場所で金の無心は不可能だろう。
何を望みますか?
1.あなたの与力になりたい(明智の部下になって侍を目指す)
2.朝倉家に推挙を頼む(朝倉家の部下になって侍を目指す)
3.神社を紹介してもらい、そこから秋津姫の加護を手に入れる
4.その他(金のかからないものならなんでも)
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111 :
森崎名無しさん
:2023/01/10(火) 17:21:22 ID:on/+6RK6
3
112 :
森崎名無しさん
:2023/01/10(火) 19:18:19 ID:Gg8gPNSw
4 ジュニアが探している人の情報はないか?
113 :
森崎名無しさん
:2023/01/10(火) 22:19:17 ID:HwvnFuNE
3
114 :
森崎名無しさん
:2023/01/11(水) 00:55:32 ID:pXlvkCpM
3.神社を紹介してもらい、そこから秋津姫の加護を手に入れる
ジュニア(…ん、意外と有名人に会ったからと言っても、高揚はしないな)
もともと、戦国時代の一武将としか知らなかった人物である。もしジュニアが戦国時代オタクだったならばもっも違う反応をしただろうが
今は他にすべきことが多すぎる。そこで…
ジュニア「この辺りに神社は無いだろうか。できれば海を司る海神等がいいのだが」
ジュニアは一つこの世界のルールを知っていた。
神とは次元を1つ繰上る存在であり、本来時間は不可逆であるはずのそれを我々が3次元を普通に移動できるのと
同じように容易の実行できる者であるという事を。
明智「日ノ本は海に囲まれた国だ。そういったところなら、幾つか知っており朝倉の名を出せば神主と会わせることは難しい無いな」
そう、返事をする新田にそっくりな男は紙と筆を取り出すとサラサラと一通の手紙を作る。
ぴこーん
明智光秀は書状を手に入れました。
〜〜〜
115 :
森崎名無しさん
:2023/01/11(水) 01:05:05 ID:pXlvkCpM
明智「さて、ワシは約束を守ったぞ」
当然、今度は自分の番とばかりににじりよる。
ジュニア「はい。それでは…」
どうしますか?
1.時間が惜しい。さっさと教えて神社へ
2.手紙まで書いてくれたのだ。ちょっとだけ高性能の薬を教える
3.ちょっと明智光秀に興味を覚えた。調合をじっくり教えるため2.3日庵に泊まる
4.その他
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116 :
森崎名無しさん
:2023/01/11(水) 07:52:21 ID:gz+XC5ds
2
117 :
森崎名無しさん
:2023/01/11(水) 10:48:45 ID:ecgiqdYA
2
118 :
森崎名無しさん
:2023/01/11(水) 16:58:00 ID:pXlvkCpM
2.手紙まで書いてくれたのだ。ちょっとだけ高性能の薬を教える
フラウ「それでは…」
フラウの人に教える事の上手さと明智光秀のもとからある資質を合わせると腕はメキメキ上がっていく。
明智「なるほど。毒にしかならないものでも容量さえ間違えなければ、良薬となるのか…。
それに人の事を思って薬を作るか…なるほどなるほど、まさに信仰と同じじゃな」
ジュニアが神社へ行くことの理由として勝手に信仰心と結び付ける明智光秀
ジュニア「よし。それでは私達も急いでいるのでこれにて失礼する」
こうして明智光秀と別れた2人であった。
そして…
1.立派な秋津姫を祭っている神社へ到着した。
2.海神を祭っている神社へ到着した
3.おんぼろな廃神社…に見えるところへたどり着いた
4.その他
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119 :
森崎名無しさん
:2023/01/12(木) 21:09:44 ID:ribI7KQI
1
120 :
森崎名無しさん
:2023/01/12(木) 22:08:59 ID:n3JTgEmY
1
121 :
森崎名無しさん
:2023/01/14(土) 10:33:54 ID:SyJQVc/2
1.立派な秋津姫を祭っている神社へ到着した。
ジュニア「え〜と、この辺なんだけど…」
海岸の近くにある、そこは強力な神域を形成させられ今まで神の加護を受けていれば
地図はなくとも到着する場所である。
そこは予想より立派であり気後れしそうであったが、明智からもらった書状のおかげで気に飲まれることなく
その神秘性によりジュニアには静謐ともいえる感覚を拭う…
どうしますか?
1.神主さんに会いにいく
2.いきなり本殿に向かう
3.手水舎で手を洗う
4.その他
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122 :
森崎名無しさん
:2023/01/14(土) 12:10:54 ID:X076NV0E
3
123 :
森崎名無しさん
:2023/01/14(土) 16:29:08 ID:j0HyZWj2
3
124 :
森崎名無しさん
:2023/01/15(日) 10:16:52 ID:2PTbbY7o
3.手水舎で手を洗う
ジュニアには変わった一面がある。
それは、神社にくるとどんなに急ぎの用事だろうが必ず手水舎で手を洗い、必ず心の中で手水舎の水は飲み物じゃないよ。
と、誰にいうでもなく言い聞かせてしまう面である。それはドラミという娘がいるときは実際に言葉にするのだがそれによって、
以前起きた幾つかの奇跡を起こした前段階だったと思われた事だとその行動をトレースしているのである。
閑話休題
さて、冷たい水で心の潤いを満たしたジュニアは明智の書状を手渡すため、宮司さんがいるであろう社務所へと歩むと…
宮司は?
1.ドラコ?なんでこんなところで!?
2.年老いた男の宮司だった
3.見目麗しいまだ若い女性だった
4.その他
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125 :
森崎名無しさん
:2023/01/15(日) 10:44:38 ID:4XBLjR1g
2
126 :
森崎名無しさん
:2023/01/15(日) 10:53:01 ID:XxLucxqs
2
127 :
森崎名無しさん
:2023/01/15(日) 11:59:03 ID:2PTbbY7o
2.年老いた男の宮司だった
さて、規模の大きさに比例された社務所の奥座敷に通されると、一人の老人がやうやうしやってくる。
ジュニアはよく知らないの黒袍を身に纏う、彼は眼光は一見すると好好爺に見えるがその奥は老年の巧みとでもいうのか、
他人に心の隙を見せない完全な拒絶が入っていた。
ジュニア(…変な舌戦によるやり込める事は無理だな)
そう考えると、明智の書状を渡し…
1.本殿の中へ入る事を願い立てた
2.その他
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128 :
森崎名無しさん
:2023/01/15(日) 18:47:32 ID:XxLucxqs
1
129 :
森崎名無しさん
:2023/01/16(月) 03:23:46 ID:rWypMiJs
1
130 :
森崎名無しさん
:2023/01/18(水) 16:00:51 ID:mTHLeT4w
1.本殿の中へ入る事を願い立てた
ここは素直に対応しなくてはダメだと直感したジュニアは宮司にヘタな舌戦は抜きに要件を申し出た。
宮司「フム、一般人を本殿に入れるなぞ本来許されないのだが…
そなたの守りの気は間違いなく秋津姫またはその眷属のものならば、赦さなければいかぬな」
この時代、魔法とはまた異なる力が存在しており、年老いた男はそれをはっきりと認識できる一人だった。
ジュニア「それはよかった。それでは…」
〜〜〜
131 :
森崎名無しさん
:2023/01/18(水) 16:02:08 ID:mTHLeT4w
〜〜〜
本殿の前
宮司「〜かしこみかしこみものもうす」
榊で作った玉串を霊水に軽く浸し、それを振り撒き結界を作ると…
…ブン…
秋津姫「ふん、そう言うことか…まぁ、そう言うことなら手伝ってやろう」
ジュニアの知る秋津姫より更に冷徹に冷ややかにまるで人間が蟻を見るようにそうあしらう。
ジュニア(俺を認識できるのはやはり時間軸を移動できる存在か…しかし俺の知る神様とは結構な違いがあるようだけど)
ジュニアが僅かに狼狽しつつ逡巡していると…
秋津姫「…さて、それでは何を望むか」
ジュニアの反応よりも早く姫は言葉を紡ぐ。
1.春名姫の居場所を訪ねる
2.仲間の居場所を訪ねる
3.なんでそんなにつっけんどんなのか聞く
4.その他
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132 :
森崎名無しさん
:2023/01/19(木) 11:54:53 ID:3RLNCm1U
2
133 :
森崎名無しさん
:2023/01/19(木) 14:22:57 ID:uNEpJV4E
2
134 :
森崎名無しさん
:2023/01/19(木) 17:52:42 ID:Gm/t1CBk
2.仲間の居場所を訪ねる
3.なんでそんなにつっけんどんなのか聞く
4.その他
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135 :
森崎名無しさん
:2023/01/19(木) 17:55:10 ID:Gm/t1CBk
ミス、書き込むボタンに手が当たったですm(__)m
136 :
森崎名無しさん
:2023/01/19(木) 18:29:16 ID:Gm/t1CBk
2.仲間の居場所を訪ねる
ジュニア「秋津姫様、俺たちの仲間の居場所分かりませんか?」
ここで長話をする雰囲気ではないと感じたジュニアは最低限の会話で最高の結果を出せる一言をいう。
秋津姫「そうやの。そなたの妹達は富士の頂上で祭られておる木花咲耶姫の元に保護を得ておるようじゃな。
そしてティルと言ったか…あれは…諦めよ…」
ジュニア「……!ど、どうしてです」
秋津姫「あれは大神…須佐之男命の加護を得ておる。どうしてもというならば根の国へと通じる出雲へ向かえ」
ジュニア「スサノオって俺でも知ってる三貴子じゃないか…そんな神様の力が借りられるなら…」
思わず叫ぶジュニア。
秋津姫「須佐之男はな…天津神から国津神へと姿を変えておる。そなたの歴史ではどうなったか…忘れてはいまい」
そう、天津神と国津神は敵対していた。最低でもジュニアからはそう見えていた…
どうしますか?
1.まずは妹達に合流しよう。富士へ
2.根の国…確かに死者の国だよな…出雲へ
3.その他
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137 :
森崎名無しさん
:2023/01/20(金) 16:10:03 ID:sPOd+ekQ
2
138 :
森崎名無しさん
:2023/01/22(日) 12:59:38 ID:sKz9lo2A
2
139 :
森崎名無しさん
:2023/01/22(日) 14:19:59 ID:BDaMbuUA
2.根の国…確かに死者の国だよな…出雲へ
ジュニア(俺の…歴史ではどうなったか…?)
なんとなく秋津姫の機嫌が悪くなっている理由を察知したジュニアは、その事の答え合わせをするという
虎の尻尾を踏むという愚かなことをせず、秋津姫の示した二つの道からおそらく困難だと思われる方へ向かうと決める
ジュニア(出雲…記憶が正しいなら島根県の方…ちょっと遠いな…)
ジュニアもフラウも飛ぶという手段が無いため陸路か海路を選ばないとならず…
1.陸路を選び…事件発生!
2.何事もなく陸路を進む
3.海路を選び…事件発生!
4.何事もなく海路を進む
5.その他
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140 :
森崎名無しさん
:2023/01/22(日) 15:34:19 ID:sKz9lo2A
4
141 :
森崎名無しさん
:2023/01/22(日) 19:27:52 ID:UAZ2i2Zk
4
142 :
森崎名無しさん
:2023/01/22(日) 20:25:43 ID:BDaMbuUA
4.何事もなく海路を進む
ジュニア(さぁて、今川領から朝倉領までほとんど休みなく移動したんだ。少し休憩がてら
船で出雲まで行こう。同じ日本海なら近道だし、道銀も使い道がなかったから余裕残ってる。)
腰に着けた財布をポンポン叩き、そう考えると港から出雲へ向かう船を探しだすと早速乗り込む事を決める。
ジュニア「ふぅ、気も休まって一段落だな、フラウ」
常に隣でジュニア邪魔にならないように控えている、美少女に声をかける。
フラウ「あの…この時代のこと…前の世界で少しだけ勉強してたんですけど…」
実は敢えてフラウの様子に変化が有ることには無視していたのだが…
声をかけてしまった事で変化を無視する事が出来なくなってしまった。
143 :
森崎名無しさん
:2023/01/22(日) 20:27:11 ID:BDaMbuUA
ジュニア「うん。どうかしたか?」
あえて、素知らぬ顔で聞いてみると、翠色の髪を持つ少女は頬を真っ赤にしながら…
フラウ「えっと…男性はこの時代では12歳でお嫁さんを貰う事はあり得る時代だと…そして私の年の15歳は丁度熟れごろだと…」
つまり、そう言うことである。正確には武士が嫁のという名の政治の道具、
良く言っても跡継ぎを作るため道具としてあるだけで
そこまでは2人とも知らず、一瞬でピンク色の世界を作ってしまう。
何故ならば彼女の本質は妖精…つまりニンフォマニアを語源としてしまう色情性であり、
本来人間になる時にある程度は改善したとはいえ、初期は一月会わなくなるだけで精神が砕けそうになるか弱い存在である。
そして何より…今の彼女はその時の能力とスキルを遺憾なく使える…つまりは妖精としての気質を最大に発揮している事は…
フラウ「あの…もうキスだけじゃ…」
それは彼女の持つスキル魅了を全開で発揮させながら蠱惑の吐息をジュニアの頬に振りかける。
どうしますか?
1.それでもキスまで!
2.この世界じゃ当然と言えば当然か…Bまで
3.まぁ、これだけスキになってもらえば…ねぇ
4.その他
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144 :
森崎名無しさん
:2023/01/24(火) 19:25:26 ID:X0NNEAiI
2
145 :
森崎名無しさん
:2023/01/24(火) 21:30:16 ID:Z0WI9jzg
2
146 :
森崎名無しさん
:2023/01/25(水) 17:02:09 ID:9aV5BhH6
2.この世界じゃ当然と言えば当然か…Bまで
妖精種はジュニアの知る限り、ティル、ブラウニーのルネ、フラウ、あとは常若の国と思っていた異世界で見た妖精である。
それらの共通項に存在概念の希薄さと言うものがあった。
ティルは春名姫から力をもらったり不思議な木に共生することによって解消しており
ルネは当初はジュニアからダイレクトに存在概念を得たりそれからはマリーさんのトンデモ能力で解消していた
そして、フラウは人間に転生してそもそも存在概念を自分で生成出来るようになった…
と、思っていた…が、魔法をこの世界で使えると言う事は、妖精としての能力が復活していると言う事で
そんな都合良くものが動くだろうか…いや、一つ変わった点として胸に着けた真っ赤なペンダントがあり、それは『あの』あの
147 :
森崎名無しさん
:2023/01/25(水) 17:35:51 ID:9aV5BhH6
『あの』老人、ドロッセルマイヤーから貰ったという、逸品である。
しかし、今はそんな事は話に関係なく…目の前の少女は頬を真っ赤にしながら口を寄せる。
全ては真剣な少女の前で一瞬でも、他の事…といっても妖精の事なので他の事とは言えないのだが…
その一瞬の間に白磁のような肌色というにはあまりにも透明な肌が近付き、両の腕がしなやかに首に巻き付き
そして、毎朝の恒例となったキスをしてくる…だが、何時もより扇情により深くより愛を込め、その唇から赤いものが入ってくる。
そしてそのまま押し倒される形になると、ジュニアのボロの様な衣服に腕が入り………
ジュニア「ん、っぱぁ、こ、ここまでだ…」
ジュニアの唇を抑え込んでいた舌からようやく逃れてそれだけを呟く。
フラウ「ここまで…ですか?この世界に2人しか残っていない同じ時代でそれでもですか?」
ジュニア「本当に2人とは限らない。それどころか秋津姫からこっちの世界に何人かいると情報をもらったから
それはないはずだ」
フラウの暖かい腕を胸にダイレクトに感じることに喜びにも似た感情を得ながら、それでも最後の閂をあけることなく、
どうにか、自分の嫁の所作から逃れる。
148 :
森崎名無しさん
:2023/01/25(水) 17:51:23 ID:9aV5BhH6
フラウ「…分かりました…」
まだ足りないという感情を殺す事をせず、半ば不満の声で返事をする。
こうして、長いというにはあまりにも短い船旅は終わってしまう
〜〜〜
出雲
今は瀕死とはいえ尼子氏が抑えている領だと、港のおやじから教わる。
ジュニア(尼子が瀕死!?これって山中鹿之助とドンピシャじゃないか)
戦国時代でも指折り上位の出来事に僅かながら胸期待しながらも…今は、遣ることがあると感じると…
どうしますか?
1.今は根の国への道を探す
2.山中鹿之助…明智光秀の次だし…どうにか会えないだろうか
3.その他
先にID表示で二票入ったものを選択します。
149 :
森崎名無しさん
:2023/01/25(水) 21:04:10 ID:Ut/6KkF6
3.ちょうど港を視察していた領主の尼子晴久に出くわす。なんで晴久はラクダに乗ってアラビア風の服装をしているんだ?つーかなんで金髪?
150 :
森崎名無しさん
:2023/01/25(水) 21:09:20 ID:MWW0aLUQ
1
151 :
森崎名無しさん
:2023/01/26(木) 09:51:26 ID:S2RFofkI
3.ちょうど港を視察していた領主の尼子晴久に出くわす。なんで晴久はラクダに乗ってアラビア風の服装をしているんだ?つーかなんで金髪?
152 :
森崎名無しさん
:2023/01/26(木) 11:35:19 ID:yBT5Cfas
3.ちょうど港を視察していた領主の尼子晴久に出くわす。なんで晴久はラクダに乗ってアラビア風の服装をしているんだ?つーかなんで金髪?
港で根の国の情報を得ようと、ついでに丸薬を通常より安めで売っていると交渉していると…
渡船場近くでざわざわ人だかりがあった。
ジュニア「あれ、なんだろう?」
フラウがティルのように透明化してこっそり出来れば簡単だろうが、
人間であるフラウには出切ることの上限がありそれを望むことは酷だろう。
ともかく、そんなことを考えていると人だかりはこちらの方に用があるようで眼前にまでやってくる。
???「ほう。そなたも相当に傾奇者じゃな」
丁度人だかりの中心からそんな声がかかってくる。もちろん、傾奇者なんて言葉全く聞き覚えがなく呆けていると
白磁の肌と翠の髪、外国特有のハッキリした目鼻立ち…何よりその美しさをもつ少女に言葉をかけたようで
そのラクダに乗った男の命によって、フラウの腕を引っ張る下人。
どうにかしますか?
1.なんだ?怒りから凄く不躾な男を切る
2.とりあえず、フラウを取り返す
3.唖然を成り行きを確認する
4.その他
先にID表示で二票入ったものを選択します。
153 :
森崎名無しさん
:2023/01/26(木) 15:12:45 ID:S2RFofkI
2
154 :
森崎名無しさん
:2023/01/27(金) 03:31:31 ID:MkAEJcaA
2
155 :
森崎名無しさん
:2023/01/27(金) 13:23:32 ID:foWKl7/I
2.とりあえず、フラウを取り返す
ジュニアの目からはよくはわからないが、たった今起きたのは単なる人攫いである。
ヒュン…とんとん…
ジュニア「腕一本で手をうってやる」
人攫いはそれくらいの覚悟で連れ去ったのだろう、とジュニアは勝手に思い西洋剣で日本刀のように真っ二つにする。
ちなみに西洋剣は切れ味よりもその重さによって引き裂く能力、叩き潰すが高い…
つまりジュニアの剣技だけではなくその一振が逸品である証拠でもある。
手下「うわっ…ち、血だぁーこっこいつ、狂人か!?」
当たり前だが腕一本をこんなことで失うとは思いもよらず男はのたまわる。
ジュニアはそれを無視してフラウを助け出すと…
1.フラウが男の手当てをする
2.奥から金髪の奇妙な姿の男が現れる
3.その他
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156 :
森崎名無しさん
:2023/01/27(金) 17:23:40 ID:MkAEJcaA
2
157 :
森崎名無しさん
:2023/01/27(金) 18:06:02 ID:k+QEVdi2
2
158 :
森崎名無しさん
:2023/01/27(金) 22:27:41 ID:foWKl7/I
2.奥から金髪の奇妙な姿の男が現れる
チャキ!
一旦得物を広げてしまったジュニアに隙はなかった。手を出したのは向こうだが、結果的には迎撃として腕一本を捧げ差せたのだ。
このまま無事にすまされないと臨戦態勢を続けていると
???「むぅ、よき座興じゃ。」
という声と共にラクダに乗った金髪の男が笑いながらこちらへと近く。
ジュニア「座興?座興で貴様は部下の腕を差し出したのか!」
???「部下?あれは部下ではなく下男、下僕じゃ。それに斬ったのはそなたじゃ、我ではない」
ジュニア「……それよりおまえのそのアラビア風の奇妙な格好はなんだ?
???「ほう。そなたはその顔立ち、そのツガイ…なるほど異国人か。我は面白いものを拾ったものじゃ。来るがよい」
ラクダの蹄の方向を変えると、まるで『はやくこい』とでも言わんばかりに人だかりをモーゼの如く真っ二つにしながら先に向かう。
どうしますか?
1.金髪の男について行く
2.根の国へ急がなくっては…別れる
3.その他
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159 :
森崎名無しさん
:2023/01/28(土) 01:41:15 ID:6EjcUcHs
1
もしかしたら根の国の情報を知っているかもしれない
160 :
森崎名無しさん
:2023/01/28(土) 11:29:03 ID:UXRHqMPk
2
161 :
森崎名無しさん
:2023/01/29(日) 02:20:35 ID:CxrsIRuE
1
162 :
森崎名無しさん
:2023/01/29(日) 12:21:51 ID:pke5lCYE
1.金髪の男について行く
???「のう?貴様は着物姿をアラビア風と申していたな?何故じゃ?ペルシアもインドも我らの観点から見て違いはわからぬはず。
そなたは元々の姿が日ノ本とは大きく異なる、密航か?」
ラクダで一番先頭に立ちながら振り替えもせず、あまり興味に乗った風には見えず世間話のように聞いてくる。
1.単に偶然知っていたから、と、曖昧に答える
2.密航です。ウソをつく
3.実は未来からやって来ました。本当のことを話す
4.その他
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163 :
森崎名無しさん
:2023/01/29(日) 12:32:57 ID:CxrsIRuE
1
164 :
森崎名無しさん
:2023/01/29(日) 13:41:32 ID:oDqpXnpM
3
165 :
森崎名無しさん
:2023/01/29(日) 15:32:13 ID:CxrsIRuE
済みません、3に変更して下さい
166 :
森崎名無しさん
:2023/01/29(日) 16:59:46 ID:pke5lCYE
3.実は未来からやって来ました。本当のことを話す
自分の言葉が相手の警戒にも友愛にも成り得る事を十分に知っているジュニアは自分のアラビアと言ってしまった失態を
少しでも取り返そうと考える。
ジュニア「簡単な話です。私は今から400年後からやって来たからです」
つまみジュニアの答えは明解だった。故に相手の次の質問も予想出来るものだった。
???「ほう…それは面白い。それではここから尼子家は尼子晴久はどうなる」
どうしますか
1.毛利家に滅ぼされます。普通に史実と現状から答える
2.適当なウソをつく(内容もお書きください)
3.それより日本は織田信長、羽柴秀吉(木下)、徳川と世は落ち着いて来ます…と、話をずらす
4.その他
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167 :
森崎名無しさん
:2023/01/29(日) 17:33:46 ID:oDqpXnpM
1
168 :
森崎名無しさん
:2023/01/29(日) 18:54:18 ID:CxrsIRuE
1
169 :
森崎名無しさん
:2023/01/29(日) 20:39:15 ID:pke5lCYE
1.毛利家に滅ぼされます。普通に史実と現状から答える
ジュニア「今の状況からもお分かりでしょう。」
おそらく目の前の男が尼子家の系譜か、もしくはその配下の一人だと思ったジュニアは間接的に答える。
???「ハッハッハ、そなたの未来人と言う話、どうやら偽言のようだな」
遠回しに滅びると言われたにも関わらず一笑で吹き飛ばす男。そして続ける…
???「石見銀山を取られてより、確かに我が軍が不利じゃな。しかし…このラクダがここにある、
この状況…意味する事…未来人と言うのならわからぬであろう。」
そう、ジュニアはそこがわからなかった。正史では聞いたことが全くない話だからだ。
ジュニア「何故か?と言う意味では貿易でしょう。しかも相手は隣の国でもバテレンでもなく…第3の国ですか」
170 :
森崎名無しさん
:2023/01/29(日) 20:40:23 ID:pke5lCYE
ジュニアはいつの間にか話し手から聞き手に変わっていることに気づかず、話におけるイニシアチブを取られてしまう。
???「ほれ、わかったじゃろ。そなたは未来人ではない。そなたは所詮一つの可能性であろう」
ジュニア(な、なんだ!たった二言、三言、言葉を交わしただけで世界の有りようが変わった!?)
いや、実は秋津姫との会話や表情からも近いことは感じたのだが、まさか人間ごときに言い当てられるのに驚かされるジュニア。
???「まぁ、貴様が未来人であろうが外つ国人だろうが、面白いことよ。
どうじゃ、この出雲を治めている尼子晴久に使えぬか?」
どうしますか?
1.不思議な人だ。尼子家に使える
2.断る
3.その他
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171 :
森崎名無しさん
:2023/01/29(日) 20:45:39 ID:pke5lCYE
169と170の間に
???「そうじゃ。じぁがなそちはその事をしらぬ。知っておればこの状況にはせぬはずじゃ」
が挿入しないとちょっと変なので…珍しく文章追加でお願いいたします
172 :
森崎名無しさん
:2023/01/29(日) 21:21:24 ID:CxrsIRuE
3.根の国に行く方法を知っていないか尋ねる
173 :
172
:2023/01/29(日) 21:33:24 ID:CxrsIRuE
済みません間違えました
3.根の国に行く方法を知っているか尋ねる
174 :
森崎名無しさん
:2023/01/29(日) 21:38:53 ID:oDqpXnpM
2
175 :
森崎名無しさん
:2023/01/30(月) 05:09:26 ID:LEUwHOZE
2
176 :
森崎名無しさん
:2023/01/30(月) 10:59:28 ID:AHYzqJPk
2.断る
ジュニア「申し訳ありません。私は用があるので、誰かに使えることはありません」
それはきっぱりとした断絶であり別れの言葉だった。
ちなみに尼子家はこれから中東との貿易で石見銀山をもつ毛利家と互角の戦いをして行くのだがそれはまた別のお話。
〜〜〜
ジュニア「さて、思わぬとことで時間取られてしまったけど、根の国か…」
フラウ「イメージとしては死者の国ですからそういったものに関連するとことでしょうか?」
ジュニア「と言うことは黄泉比良坂かな?」
小五の男はマンガ好きである。つまり、知っていて当然の知識として黄泉比良坂がある。
…秋津姫と言う神と接触して少しは日本の伝説に興味が出てきており、その中にあるものは多少の知識があると言うことだが。
フラウ「それでは出雲にあると言っていた秋津姫様の言葉に間違いなければ簡単ですね」
どうなった?
1.普通に見つかった
2.あれ?見つからない…
3.その他
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177 :
森崎名無しさん
:2023/01/30(月) 16:21:16 ID:LEUwHOZE
1
178 :
森崎名無しさん
:2023/01/30(月) 19:43:50 ID:7DxPD4Mk
1
179 :
森崎名無しさん
:2023/02/01(水) 02:00:37 ID:Y2s05GKg
1.普通に見つかった
ジュニアも人外と言っても過言ではないほどの力を手に入れており、鑑定眼の別の使い方であるサーチで自分がいる地点からある程度
離れていても、それが異質なものであれば感知できるという便利な能力も獲ていた。
ジュニア「うん、明らかに瘴気に似たものが渦巻いているな、フラウはどう思う?」
元々の妖精の力でものを視る事でこちらも異能の能力を探っている。
フラウ「瘴気…言い得え妙ですね。邪念とは異なる力の源みたいですね」
つまり、昔…あれだけ苦労した探し物を探す力を今ならば、簡単に使用できる成長…であろうか。
とにかく、簡単過ぎるほど簡単にそれは見つかったのだ。
〜〜〜
180 :
森崎名無しさん
:2023/02/01(水) 02:01:43 ID:Y2s05GKg
〜〜〜
根の国入り口
ジュニア「…ここまで来ると息すら厳しくなるな…」
空気は濁り、不快な臭いは通常の人間が耐えられるものではないレベルであった。
フラウ「私自身は自動回復がありますし、普段はあまり役立たずですら、こんなときに先行しましょうか?」
そう、純粋な攻撃といった面ではジュニアに大きく劣り、その面でも前の世界では他の面子が人間離れの力を持っていたり
空を飛ぶことが出来たりと…彼女の役割は有り体にいえばサブの回復くらいだった。
その回復すら途中に入ってきた春名姫には勝てない…まぁ、神様に勝とうなどと不謹慎であるのだが…
つまり、自動回復を持っている自分がようやく役にたつ場面だと息巻いているようだった。
どうしますか?
1.先行して様子を見てもらう
2.離れるのは危険。一緒に行動する
3.その他
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181 :
森崎名無しさん
:2023/02/01(水) 15:12:29 ID:PfzWPII6
1
182 :
森崎名無しさん
:2023/02/01(水) 20:34:15 ID:4+Ju9e5c
1
183 :
森崎名無しさん
:2023/02/04(土) 15:08:06 ID:BhS67+22
1.先行して様子を見てもらう
ジュニア「…そうだな。すまないが先行して辺りを調べてくれ」
普段なら空を飛ぶ人物に頼むのだが、ドラコもちろん春名姫も紫乃もいないのだ…考えてみると、
5人パーティーで空を飛べない2人がここにいるのだ。運が悪いといえば悪いのだ…
仕方ない…体力から考えればジュニアの方が適任だが、この瘴気の渦である。
その中で多少は中和と大地と接していればその加護を得られるフラウが移動には適任と感じられる。
フラウ「わかりました!では参ります…2.3時間で戻って来るのでご安心を」
そういうと出掛けて行く
1.やった!目的のティルとスサノオを見つけた!
2.ここは…地獄?十王の閻魔様と出会ってしまう
3.あんまり成果は無かった。とぼとぼ帰ってくる
4.その他
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184 :
森崎名無しさん
:2023/02/05(日) 11:13:21 ID:B02JAPms
1
185 :
森崎名無しさん
:2023/02/06(月) 02:32:25 ID:vZXSxftU
3
186 :
森崎名無しさん
:2023/02/06(月) 06:24:42 ID:uUxqAq1w
1
187 :
森崎名無しさん
:2023/02/06(月) 17:51:15 ID:hdSflqk2
1.やった!目的のティルとスサノオを見つけた!
フラウは無理をしていた。
フラウ「もう少しだけ…もう少しだけ…」
フラウの自己回復能力は地面の精気を少しだけもらう力…つまり黄泉比良坂に精気などあるはずもなく、
単なるやせ我慢でしかなかった…だが、元妖精は元妖精と引き合うのかもしれない。
???「本当に貴女は…マスターに格好付けるためにこんなところでは人間も妖精も生きてられないのに…」
パタリと倒れこむフラウを支える何か。
???2「珍しいな。己の感情を思い出したか?」
その何かを守るように立つもう一つの何かは面白そうに???の行動を見ていた。
???「それより、早くここの風は生者には毒です。貴方ならこのような小さきものを助けるなぞ簡単でしょう!」
のんびり構えている???2へ冷たく怒鳴り散らす。
???2「怖い怖い。ワシはお主の今のご主人なのだぞ。いや、だからこそ御前を高く買ったのだがな」
???2は???の言葉にそう答えるとフラウの額に手をあてぶつぶつ唱えると…
フラウ「う、うーん。何故生きてるの?」
フラウは自分の無力感に耐えながらも、辺りを見渡す
フラウ「ティル!!なぜここに?貴女は根の国にいると…ここはまだ黄泉比良坂でしょう!!」
188 :
森崎名無しさん
:2023/02/06(月) 17:54:18 ID:hdSflqk2
確かにそこに彼女はいた。姿は大きく変わっていたが、妖精の場合、姿、形はそこまで重要ではない。
ティル「貴女とマスターがこちらにやってくる、
なんて知ってしまえば根の国て待っておくことなんてできますか!」
ティルは9割を魔の物に喰われ、同じ量を魔の者の因子で補完している…いわば、9割魔物になっている。
それでも自分をティルだと認識し、魔物の狂暴さを押さえ込んでいるのは…
スサノオ「すまんの。これが根の国でしか、まともに動けんのは一目で分かったからこっちへ連れてしもうた」
スサノオ…三貴子であり現在であれば最強の神である。
その男神は顕現という形を採らず、ダイレクトに人間界(下天)に降りており天津神ではなく、
国津神となってるからこそできる最強が最強の力を振るうことができる…言ってしまえばなんでもアリな存在である。
フラウ「それじゃ、あなたが加護を与えていると言われたスサノオ…」
あの秋津姫さえ「諦めろ」と言わせられた化け物である。なのほど、彼の力ならフラウがどんな魔風を浴び瀕死に
なったとしても、「無かったこと」にしてしまえるだろう。
スサノオ「あー、やはり秋津姫はまだ恨んでるのか…仕事を丸投げして、
その原因が母じゃに会いたいと完全に私用だったもんな。わかるわかる」
189 :
森崎名無しさん
:2023/02/06(月) 17:56:51 ID:hdSflqk2
ウンウンと自己評価をしているが、話で物事は進まず…
どうしますか?
1.ティルを返してもらう
2.ティルにどうしたいか聞く
3.スサノオに仲間になってくれないか聞く
4.その他
先にID表示で二票入ったものを選択します。
190 :
森崎名無しさん
:2023/02/07(火) 18:23:59 ID:5n5PRKBw
2
191 :
森崎名無しさん
:2023/02/09(木) 10:35:10 ID:e5JeUaO6
2
192 :
森崎名無しさん
:2023/02/09(木) 10:35:10 ID:e5JeUaO6
2
193 :
森崎名無しさん
:2023/02/10(金) 15:31:12 ID:u5RXbKcg
2.ティルにどうしたいか聞く
フラウは迷ってしまう。
こんな大事な事を自分一人で決めてしまって良いのだろうか?
…いや、多分一番はジュニアと話すことだろう。
そう決めたフラウはまずは移動を提案しそれは向こうの意向と同じだったようで、数時間歩いたのち、
ジュニア「フラウ、よかった…ってティル?…ティルじゃないか…よかった、心配してたんだぞ」
霧のような砂塵のような不思議な物体によって遠目が効かない状態だが、フラウはほぼ一直線にたどりつき、
ティルとジュニアは長く離れていた状態からようやく再会できたのだ。
そんな感動する場面でもティルは特に感傷的にはならず一方的に放す。
ティル「マスター、お久しぶりです。ですが、秋津姫から『諦めろ』と言われたのでしょう?」
ジュニア「俺は俺の意思でここに来た。おまえを迎えに!」
194 :
森崎名無しさん
:2023/02/10(金) 15:33:32 ID:u5RXbKcg
ジュニアにとってはどれだけ待ち望んだ状況だっただろう。
2.3年の間に紡ぐ縁は小学生には人生の何割になるだろう。
それらの事や生死をかけた出来事の多さで言えば一番深いところに彼女はいた。
だから、神の啓示だろうが構わずここまでやって来たのである。
スサノオ「んー、君の言いたいことは分かる。ワシも全てを捨てて母に会うため根の国へ来たのだし」
突然、横から槍が突き刺さる。目の前には明らかに自分の数百倍…
いや、存在そのものが純粋な力の暴力たる神…純然たる神…それは天から降りる形を取る秋津姫とは違い
神そのものの力…もし能力を可視化することができるのであれば無限と表示するしかないような、バケモノだった。
ジュニア(これは無理だ。幾つもの災厄を見たし、どうにか出来ると思っていた…だけど…
これは…彼が生かしてくれているから自分は生きてる、というレベルだ)
それは威圧ではなく純然たる存在の違いた…
だからジュニアには、
ジュニア「ティルはどうしたいと思う」
と、聞くしか出来ない。
195 :
森崎名無しさん
:2023/02/10(金) 15:36:01 ID:u5RXbKcg
そして、その結果…言わずとも分かるだろう。
ティル「会いたければ、こちらから参りました。それが出来ないのはこの身体が既に魔の者なってしまったから…」
スサノオ(意外とつまらん会話じゃったな。自分の我を通すればまた違う道もあったろうに)
こうして短い逢瀬も終わり、黄泉比良坂から去っていくことしか出来ない、一行だった。
〜〜〜
ジュニア「………」
フラウ「では、後は紫乃さんとドラミさんの様子ですね。」
黄泉比良坂から一言も発せず、無言のジュニアの代わりに次の場所…富士へと歩を歩むのだった。
〜〜〜
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