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【ジャ○プ伝統】キャプテン森崎13【インフレバトル】
[413]2 ◆vD5srW.8hU :2008/02/22(金) 06:43:39 ID:??? 岩見は旅館内に残っていた。三杉から貰ったビデオとノートを自分なりに研究していたのだ。 岩見「明日だ。明日で俺のサッカー人生の明暗が決まると言って良い…だが、俺は決して才能のある選手じゃない。 タレント豊かなうちの中で、俺は影の存在なんだ。だが、影には影にしか出来ない事がある」 何度も何度も東邦のパスパターンを研究し、データを整理し、イメージトレーニングを繰り返す岩見。 【分岐】 http://yutori.2ch.net/test/read.cgi/heaven4vip/1201312763/l50#tag18にて !card と書き込むとランダムでトランプの絵柄が出るので、(!は半角) 書き込んでみて下さい。 (天国のdat落ちしそうなスレをお借りします。sage進行で) 先着1名で 岩見の特訓→ !card と書き込んで下さい。数字で分岐します。 9〜13→「スキル・パスカット+2」を習得。 4〜8→東邦戦に限りパスカット+2。 1〜3→成果無し。
[414]2 ◆vD5srW.8hU :2008/02/22(金) 07:01:10 ID:??? 岩見の特訓→ スペード4 4〜8→東邦戦に限りパスカット+2。 ------------------------------------------------------------------------------------------ 岩見「こんな所か…」 何十本も線を書き込んだノートを閉じ、目を閉じる岩見。後は脳内で条件反射レベルまで暗記するだけだった。 ※岩見は、東邦戦に限りパスカットに+2されます。 旅館のトイレ。個室に篭もった中里は、自分の脛当てを弄くっていた。 中里「……………」 ゴトッ!ボトッ! 脛当てから落ちる何本もの鉛棒を見て、中里は満足気に頷いた。 中里「これでよし…おっと、早く行かないと女湯に誰も居なくなってしまうでゴザルよ」 今までより格段に素早い動きで中里は夜の闇と同化し消えていった。 数時間後トイレの掃除に来た清掃員は誰も居ないのに鍵がかかっている個室を見て首をかしげる事になる。 ※中里が本気を出す事にしました。全能緑値に+3され、必殺技の発動確率が2倍になりました。
[415]マロン名無しさん:2008/02/22(金) 07:20:41 ID:??? 頼むぜ中里…
[416]2 ◆vD5srW.8hU :2008/02/22(金) 07:23:03 ID:??? ここで一度場面を東邦学園に戻そう。やたらとコーラグッズが多い日向の私室で、若島津と日向が対面していた。 若島津「キャプテン…大事な話があります」 日向「なんなんだ、改まって?」 若島津「もう限界なんです…」 日向「何?まさかお前も俺に不満があるとか言うんじゃないだろうな?」 若島津「いえ!俺は一生キャプテンについていきますよ」 日向「じゃあなんなんだ?」 若島津「こっちが、限界を超えているんです…」 シャツを脱ぎ、上半身を顕わにする若島津。それを見た日向はギョギョッと目を見開いた。 日向「ば、馬鹿な!?冗談は止せ!!」 若島津「冗談って何ですか!俺にとっては凄く大事な事なんですよ!?」 日向「し、しかしだな、何も決勝戦前夜に…」 若島津「決勝戦前夜だからですよ!キャプテンが悪いんですからね、長い間失踪しているから!」 日向「そ、そんな…嘘だと言ってくれぇえええ!!」
[417]2 ◆vD5srW.8hU :2008/02/22(金) 07:23:41 ID:??? 東邦学園で日向が悲鳴を上げている頃… 森崎「………」 翼「………」 公園で予定通り出会った森崎と翼は、しばらく沈黙を保っていた。 森崎「フン」 翼「今更言う事も無いだろう?」 森崎「いや…あるさ。俺はてめぇが大嫌いだ」 翼「奇遇だね。俺もお前の事が目障りで仕方が無いよ」 森崎「………練習を始めるか」 翼「ああ…あまりハードな物は出来ないけどね」 ポンッ、ポンッ、ポンッ、ポンッ。 日が落ちた公園に、軽快なパスの音が響いていった…
[418]2 ◆vD5srW.8hU :2008/02/22(金) 07:27:33 ID:??? 若島津「見て下さいよ、俺のここを!」 日向「分かった、分かったから落ち着け!」 日向は震える手を若島津の裸の胸に当て… パカッ! そのまま若島津の胸部カバーを外した。 日向「ああ…本当だ。オイルが交換時期を過ぎている!」 若島津「でしょう?三ヵ月毎に交換が必要なのに…」 日向「う、ううむ…これは…今まで不具合は生じていないのか?」 若島津「はい、特に何も…」 日向「それなら…明日1日くらいなら持つだろう。今からオイル交換をしていたらお前は決勝戦に出れなくなるし…」 若島津「だと良いんですがね…」 様々な思いを星空の大河に流し、夜は更けていく…
[419]マロン名無しさん:2008/02/22(金) 07:35:09 ID:??? "../test/read.cgi/morosaki/1203438466/417" >>417 こんな…こんな少年漫画的なやりとりが…
[420]2 ◆vD5srW.8hU :2008/02/22(金) 10:00:34 ID:??? チュンチュン…チチチ… プップー…ガタンガタン、ゴトンゴトン… 決戦の日は来た。 静岡県南葛市南葛中学、校庭にて… 南葛応援団「いいか皆、いよいよ全国中学生サッカー大会決勝の日はやってきた! 南葛サッカー部の全国制覇三連覇の夢にあと一つと迫ったんだ!今日も今まで以上に張り切って声援して欲しい! 我々の応援は必ずや選手達に通じる筈だ!いいか!優勝するのは必ず南葛だぞ!!」 生徒達「おう!」 南葛中学校長石口修造「さァ皆、今日は全校生徒あげての応援だ!早くバスに乗ってくれ!」 石崎母「(はぁ〜、了は今日出られないのよね…全く、あの馬鹿息子め)」 塀の外から覗き見している新田「羨ましいですね…」 塀の外から覗き見している浦辺「ああ…本来は大友中がこうなっている筈だったのに…」 塀の外から覗き見している岸田「チクショウ…」 塀の外から覗き見している西尾「俺たちって、負け犬…?」 塀の外から覗き見している一条「と言うか、不審者だと思います…」
[421]2 ◆vD5srW.8hU :2008/02/22(金) 10:01:08 ID:??? 校長「3年生は4号車だ!」 男子生徒A「あれ神田じゃねえか」 男子生徒B「おおっ珍しいな」 神田「何が珍しいんだよ」 男子生徒B「だって、時たま授業までサボるお前がわざわざ埼玉までサッカー部の応援に行くなんてよ?」 男子生徒A「そうだよ。サッカーなんて別に興味ねえって何時も言ってたじゃないかよ」 神田「ああ、サッカーに興味なくても他の事に興味があるんだよ」 男子生徒A「えっ、他の事?」 男子生徒B「サッカー部の応援にサッカー以外の事って何があるんだよ?」 神田「全くうるせえな!こんな朝早く起きて俺はねむてえんだよ!バスん中で寝るんだからゴタゴタ言ってるんじゃねえよ全く!」 東邦学園、理事長室にて… 東邦学園理事長三沢直樹「………はぁ?いびきをかいて寝ている?」 頬を晴らした補佐「はい…周りには空の一升瓶が何本も…起こそうとしたら、殴られました」 東邦学園理事長三沢直樹「…一生徒に学園を牛耳られている私達って何なんでしょうね?」 頬を晴らした補佐「さあ…良くて犬、悪くてただの給料泥棒じゃないですか?」
[422]2 ◆vD5srW.8hU :2008/02/22(金) 10:01:48 ID:??? 県営大宮サッカー場にて… ワイワイガヤガヤ… 観客「どっちが勝つと思う?」「そりゃ勿論南葛に勝ってもらいたいけど…」「怪我人が沢山出てるんだよな〜」 職員「キックオフは12時だと言うのに凄い人波ですね」「ええ、これほど盛り上がるとはね」 「ほら、今日の新聞も凄い見出しですよ、ホラ」 「東邦、日向小次郎投入で悲願の初Vを狙う」「得点王、アシスト王、無失点GKを有するこのチームに死角はあるのか?」 「南葛、前代未聞のV3へ後一勝だが…」「主力4人が負傷、満身創痍の状態で勝算は如何に」 観客「おっ、来た!」「選手が来たぞ!」「南葛か?東邦か?」 ブロロロロ…キキッ。 観客「東邦だ!!」「よーし、生卵部隊用意!」「メガホン持ったな!」「早速妨害を…」 ゾロゾロゾロ…バスから降りてきたのは東邦の選手達ではなく、黒服サングラス集団だった。 観客「ワーッ、何すんだ!?」「離せ、くそ、離せ!」「東邦学園の飼い犬がーっ!!」 無言でフーリガン達を排除していくヒューガー(株)SP。その後本物の東邦学園選手達を乗せたバスが悠々と到着した。 日向「フフフ、負け犬どもめ。貴様らの考える事などお見通しだ」
[423]2 ◆vD5srW.8hU :2008/02/22(金) 10:02:18 ID:??? 若島津「(すっかり悪の親玉だなあ、この人)」 沢田「(日向さん、楽しそう…)」 反町「(トホホ…俺のサッカー人生お先真っ暗だ…)」 東邦学園10時15分会場入り! ブロロロロ…キキッ。 翼「あれ?お客さんが居ないよ」 来生「なんか遠くの方で集団がモメてんな」 小田「何があったんだろうか…」 森崎「(もしや、日向の仕業か?)」 カンカンカンカンカン。 階段を駆け上がり観客席を駆け上がるコートにベレー帽にサングラスの男。 観客「頑張れ頑張れ南葛!」「東邦なんかに負けんなよ〜っ!!」 男「うひェ〜っ、凄い混み様だな。これじゃ座る所が無いぜ…おおっ、スペース見っけ!」 ドッカと座り込む男。その隣には弥生と三杉が居た。
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0ch BBS 2007-01-24