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森崎有三が幻想入り 1話目
[151]森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2008/09/03(水) 22:00:20 ID:xgpr4rzY … …… ……… 永琳「なるほど。あなたの友達が怪我をして、普通の手段じゃ治せそうにないから私の所に来た、と?」 森崎「はい。仮に完治しても、もう二度とサッカーはできないだろうと……そう言っていました。 でも、メリー……俺の知り合いが、外の世界の医学では無理でも八意さんに頼めば何とかなるかもしれない、と」 霊夢「ま、あんたならどうとでもなるでしょ? 何とかしてやってよ」 永琳「まぁこういう時のための薬師だし、困ってる人を助けるのは吝かではないんだけど。 ……とりあえずその子を一度ここに連れてきてみなさいな。この目で見ないことにはなんとも言えないわ」 森崎「じゃあ……」 ドドドドドドド……ガチャッ!! ???「ちょっとちょっと、イナバが『霊夢が来た』っていうから来てみれば……駄目よ、永琳。引き受けちゃ駄目」 助けてくれるんですね、言おうとした瞬間に突然の乱入者に邪魔をされて思わず固まる森崎。 苦々しい表情で部屋の入り口の方を振り返ると、そこにはまさに『昔話に出てくるお姫さま』のような格好をした、 長い黒髪の少女が居た。
[152]森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2008/09/03(水) 22:00:50 ID:xgpr4rzY 森崎「(チッ……急に出てきて邪魔しやがって。なんなんだこいつは)」 永琳「……姫?」 霊夢「何よ、輝夜。あんたに用は無いわよ」 輝夜「へぇ。そんな事言っちゃって良いの?」 霊夢「……」 輝夜「永琳も永琳よ。こんな面白そうなこと私に一言も相談せずに勝手に引き受けようとするなんて」 永琳「ですが、姫……」 森崎「(なんだ……? こいつ、八意さんより偉いのか?)」 輝夜「ま、良いわ。そこの人間……えっと、森崎だったかしら?」 森崎「……ああ」 輝夜「私は蓬莱山輝夜(ほうらいさん かぐや)。この永遠亭の主よ」 霊夢「ちょっと、いきなり出てきて何なのよ。森崎の友達の怪我を治して、あんたに何の損があるっていうの?」 輝夜「別に私も鬼じゃないし、治してあげないなんて言ってないわ。 でも、タダで治してくれっていうのはムシの良過ぎる話だと思わない?」 森崎「(クソッ……ムカつくが、今ここでこいつの機嫌を損なうのは得策じゃない……)」 輝夜「別にお金を取ろうって訳じゃないわ。……私はね、暇なの。 だから、あなたが私の退屈を紛らわせてくれるなら、あなたの友達の治療、考えてあげても良いわよ」
[153]森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2008/09/03(水) 22:01:54 ID:xgpr4rzY 森崎「具体的に何をすればいいんだ?」 輝夜「そうねぇ……そういえば、イナバはあなたが4日後のサッカー大会に出るって言ってたけど?」 森崎「ああ、そうだ」 輝夜『じゃあ、そうね……『賭け』をしましょう。あなたのチームが大会に優勝できるかどうか。 もちろん、あなたには『優勝できる』方に賭けてもらうわ」 霊夢が後ろから手を回して森崎の服を引っ張る。 森崎「(……ん? なんだよ)」 霊夢「(おとなしく受けておいた方が良いわよ。機嫌損ねると癇癪起こして本当に治療させてもらえなくなりそうだし)」 永琳の方に視線を移すと、そちらも(申し訳ないけど、私にはどうすることも出来ないわ)という視線を送ってきた。 森崎「……わかった。その勝負、受けて立つ」 輝夜「交渉成立ね。じゃあ今から4日間、せいぜい私を退屈させないように練習に励むことね」 ギィィィ……ガチャッ そういい終わると、輝夜は手を振って部屋を出て行ってしまった。
[154]森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2008/09/03(水) 22:02:21 ID:xgpr4rzY 森崎「(あ、あいつ……ムカつき具合なら翼と同レベルだな……いつか殺す)」 無理だ。 永琳「ごめんね、坊や。姫は一度言い出したら聞かなくて……。 その代わりに、私はできる限りは協力するから。もしメンバーが足りないようならいつでも言ってね。 うちの『ウサギ』達を貸してあげるわ」 森崎「別に八意さんのせいじゃ……ありがとうございます」 霊夢「どうせならあんたがチームに入ってあげれば良いのに」 永琳「それをやったら姫が大暴れするわよ。……とりあえず一刻の時間も惜しいでしょうし、今日はもうお帰りなさいな。 うどんげに送らせるわ」 そういって永琳は近くにあった呼び鈴を鳴らした。 タタタタタ……ガチャッ 鈴仙「師匠、呼びました?」 永琳「ええ、霊夢と坊やを送ってあげて」 鈴仙「了解〜。じゃあ霊夢、森崎。私の後についてきてね」 森崎「ああ。……八意さん、よろしくお願いします」 永琳「ええ。坊やも頑張ってね」 霊夢「森崎、なにやってんのよ。さっさと帰るわよ」 森崎「わかった、今行く!」
[155]森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2008/09/03(水) 22:02:46 ID:xgpr4rzY 〜竹林の外〜 鈴仙「さて、それじゃここまでね」 霊夢「わざわざ見送りありがと」 鈴仙「森崎も、なにやら姫に難題を押し付けられたみたいだけど……頑張ってね」 森崎「任せろ。サッカーなら誰にも負けん!」 霊夢「そうそう、その意気よ。それじゃ私は神社に帰るわ。またねー」 鈴仙「私も永遠亭に帰るわね」 森崎「それじゃあな。霊夢も鈴仙も、今日は本当に助かった。ありがとう」
[156]森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2008/09/03(水) 22:03:43 ID:xgpr4rzY *永遠亭に迷わず行けるようになりました *森崎→輝夜の感情が(ウザい)になりました *輝夜→森崎の感情が(暇つぶしの対象)になりました *永遠亭で『ウサギ』が借りられるようになりました。 *『ウサギ』は「味方の○○ばん」扱いです。メンバーが足りない場合、何人でも借りることが出来ます *目標ができました。「4日後の大会で優勝する」
[157]森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2008/09/03(水) 22:08:28 ID:xgpr4rzY 〜午後フェイズ〜 〜人間の里・グラウンド〜 森崎がグラウンドに着いたときには、すでに森崎を除く全員がグラウンドに集まっていた。 森崎「(お、今日はミスティアを含めて全員揃ってるな。次の大会は絶対に負けられない。気合を入れるぞ!)」 A 一人で練習する B 中山と練習する C 中里と練習する D ミスティアと練習する E メリーと練習する F 蓮子と練習する *先に3票入った選択肢で決定します。
[158]森崎名無しさん:2008/09/03(水) 22:10:05 ID:ZG3AKAHY A
[159]森崎名無しさん:2008/09/03(水) 22:10:35 ID:paeXqlps D
[160]森崎名無しさん:2008/09/03(水) 22:11:55 ID:OIJJe4Zg A
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0ch BBS 2007-01-24