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キャプテン森崎外伝スレ3
[384]森崎名無しさん:2008/12/07(日) 21:59:00 ID:??? 片桐「単独での隠密行動が『SOX』の基本戦略だ。 決して痕跡を残してはならない。 持ち込んだ武器、装備、足跡、汗、排泄物に 至るまで・・・銃弾もな。 そこはすでにサンパウロFCの私有地だ 部外者ましてや外国人が存在してはならない 国際問題になる。」 誰にも見られてはいけない。 君の存在を悟られてはいけない それがステルス任務だ シュネーク、そこでの君は文字通り 『空気』なんだ。 捕まっても救助はない 当協会も日本政府も一切の関与を否定する。」 シュネーク「自分で始末をつける?」 片桐「そうだ。 そのために携帯用ゴールポストを持たせた。 スパイ組織では今回のような秘密工作では こいつを持たせる。 いつでも頭をぶつけられるように身体に テーピングしておくんだ。」 シュネーク「ちょっと責任者を呼んでくれ。 言いたい事がある。」 片桐「責任者は私だが?」 シュネーク「・・・優しさに感謝する」
[385]森崎名無しさん:2008/12/07(日) 21:59:39 ID:??? 片桐「敵の捕虜になったときに使うんだ。 打ち所がよければ、しばらくの間仮死状態になる。」 シュネーク「打ち所が悪ければ?」 片桐「死ぬ、だろうな。」 シュネーク「・・・で、うまく仮死状態になったとして 生き返るには?」 片桐「蘇生薬を飲めばいい。」 シュネーク「作戦前に八重歯に仕込まれたアレか。」 片桐「そうだ。だが気をつけろ。 長く仮死状態でいすぎるとこちらの世界へは 二度と帰ってこられなくなる。覚えておけよ。」 シュネーク「分かった。単独潜入ということは 支援の期待は出来ないということか?」 片桐「現場任務は全て君一人に任せることになるが・・・ 寂しがるな。無線機で君をバックアップする サポートチームはいる。」 シュネーク「誰が?」
[386]森崎名無しさん:2008/12/07(日) 22:00:08 ID:??? 片桐「紹介しよう、今回の任務で君の体調管理と 作戦記録を担当するスタッフだ。 彼女もSOXの一員だ。」 女性スタッフ「こんにちは。私は片桐。 よろしくね。」 シュネーク「片・・・桐・・・?」 片桐?「ここにいるコードネーム吉良監督の妹よ。」 シュネーク「紛らわしいから下の名前を聞きたいところだな」 片桐妹「・・・うーん、そうね。陽子。陽子でいいわ」 シュネーク「分かった」
[387]森崎名無しさん:2008/12/07(日) 22:00:46 ID:??? 片桐「シュネーク、それからもう一人紹介したい人がいる」 シュネーク「?」 片桐「お前は大友中だったな、 それならポストよりも頼りになる選手に送られる 称号ザ・ポストを持つ選は知っているな? お前の先輩でもあり、伝説の選手兼戦士・・・ 彼が『SOX』のミッション・アドバイザーを務めてくれる。」 シュネーク「まさか・・・中山さんが? 南葛戦の最中に亡くなったはずじゃあ・・・」 片桐「そう、そのまさかだ あれは狙撃を企んだ犯人の目を欺くための偽装死だったんだよ。」 中山「瞬、聞こえる? 何日ぶりたろうな?」 シュネーク「中山さん・・・」 中山「そう、俺だ。」
[388]森崎名無しさん:2008/12/07(日) 22:01:29 ID:??? シュネーク「・・・」 中山「返事をして、声を聞かせてくれるか?」 シュネーク「ああ、1ヶ月と13日18時間ぶりだ。」 中山「少し痩せたようだな。」 シュネーク「声だけで分かるのか?」 中山「分かるさ、お前のことだから」 シュネーク「ああ、だが俺には中山さんのことが分からない 突然試合中に死んで、そして目の前に再び現れている。 何で俺には教えてくれなかったんですか?」 中山「極秘情報だったんだよ。 お前はもう一人前だった。」 シュネーク「いや、まだ教えて貰いたいことがあった。」 中山「いいえ、サッカーの技術は全て教えた。 何もかもお前に教えた。 後はお前が自ら学ぶこと」
[389]森崎名無しさん:2008/12/07(日) 22:02:02 ID:??? シュネーク「確かに技術は。 しかし、選手としての精神は―」 中山「選手としての精神? それは教えられない。 心技体、その中で他人から教わるものは技術しかない だが、技術なんて重要じゃない。 一番重要なものは心だ だが、それは自分で学んでいくものだ。 選手が個人的な感情でプレイするのは御法度だ。 対戦相手はその都度違う。 それに自分も相手も人間、日によっても実力は変化する 昨日のMVPは今日の戦犯かもしれない。」 シュネーク「それが俺に黙っていた理由・・・?」 中山「違う、お前は関係ない。 極秘情報だったんだ。 サッカー選手は状況下でも今の自分に出来る ベストなプレイを選択しなければならない。 だけどお前はどんな相手にも真正面からシュートを打つだけだ。 お前は優れた選手だが、一流になりきれないところがあるんだよ。 選手はチームが勝つための駒に過ぎない ましてやプロになるなら、なおさらな プレイに自分のこだわりを持ち込むことはない。 意地もプライドもない。ただ勝つしかない。それが一流選手だ。」 シュネーク「俺はいつも持てる力を全てゴールを奪うことに使う。 個人的なこだわりとかは意識していない」
[390]森崎名無しさん:2008/12/07(日) 22:02:39 ID:??? 中山「いいか、瞬。このミッションもサッカーと同じだ。 今、日本では世界Jrユースに向けての合宿が始まっている。 だがブラジルユースもこの大会に参加しようとしている。 日本が優勝するためにもこの作戦は成功させなければならない。 分かるか?」 シュネーク「・・・はい。」 中山「瞬、これからお前は自分の感情とチームや組織の利害とで 悩むことがあるだろう。 その時は迷わず個を捨てろ。分かったな?」 シュネーク「・・・」 片桐「再会の挨拶はそんなところでいいかな? 伝説のヒーローがサポートに回ってくれる。 心配はなくなっただろう?」
[391]森崎名無しさん:2008/12/07(日) 22:03:19 ID:??? シュネーク「分かった。中山さん、あなた以上に心強い人はいない それと・・・ また声が聞けてうれしい。」 中山「そうだな、本当に死んでてもおかしくなかったからな シュネーク、お前のスピードはなかなかだが 今回は潜入任務。俺がお前に教えたQBKが役に立つはず。」 シュネーク「QBK、クイック・ボール・格闘術か・・・。 中山さんが編み出したサッカーの動きを取り入れた 格闘術・・・ 最近は全くやってないな。」 中山「大丈夫だ、俺が思い出させてやろう。 こういう極秘任務は初めてだろ? 無線機でサポートしよう。」
[392]森崎名無しさん:2008/12/07(日) 22:03:48 ID:??? シュネーク「中山さんは今どこに? 片桐さんの側か?」 片桐「彼は今、とある医師のところで治療を受けながら 無線で参加している。 さすがにな。 それでは最初の話に戻るが、 君の任務の目的はロベルトの奪還だ。 ロベルトはサンパウロFCの合宿場で監禁されている。 今日は試合の日だから人員はスタジアムに行っていて 少ないと思うが十分注意を払うように。 極力戦闘を避け、見つからずに行動するんだ。 ステルス任務であることを忘れるな。」 そこまでいうと一度無線が切れた。 おもむろに立ち上がり辺りを見回すシュネークの耳に 心強い声が聞こえてくる。 中山「シュネーク、まずQBKの基本を思い出せ・・・」
[393]森崎名無しさん:2008/12/07(日) 22:13:14 ID:??? と、まあガツガツ貼り付けてみましたが、とりあえずOP終了です。 基本はPS2のゲーム「メタルギアソリッド3」の登場人物をキャプ翼キャラに変えた感じです。 明日来れるかどうかは分かりませんが、次はゲームシステムを解説しながら話を進めたいと思います。 冒頭でも触れましたが、原作ゲームに忠実にするとどうしても文章量が多くなってしまいます。 ここら辺で皆さんの意見を聞けたら、調整していきたいと思っています。 その他にも意見やアドバイスが合ったら聞かせていただけると嬉しいです。 呼んでくれた方、更に全部読みきってくださった強者がいたら、本当に有難うございました。
[394]森崎名無しさん:2008/12/07(日) 22:14:44 ID:??? サバイバルサッカーボールに吹いたwwwwwww 死ぬほど使いにくそうだ
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0ch BBS 2007-01-24