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【反抗など】城山正の挑戦10【無駄無駄無駄ァ!】
[264]城山正 ◆2veE6wGXw2 :2009/02/11(水) 01:02:07 ID:8AUgKSaw 一方の6年生組。 宮原「相変わらずこの練習」 ゴニョ「効果上がらないね」 島崎「ぶつくさ言わず黙って走れ!蹴れ!ドリブれ!」 宮原・ゴニョ「へいへい」 さらに6年生組。 飯塚「オレに必要なのはスピードだ。フィジカルはまあそれなりに鍛えた。テクニックも必殺技がある あとは速ささえ備えればSCのゴールは鉄壁となる」 己の弱点を見つめ、それを克服すべく走る飯塚。その脇を 中畑「よっしゃー!ぜっこーちょー!」 中畑が未だかつてない速度で駆け抜けていく。 純粋な足の速さでは飯塚のほうが若干早かったはずだが今の中畑は走りにキレがあった。 飯塚「…嘘だろ?中畑に追い抜かれた」 唖然とする飯塚。そんな彼をさらなる不幸が襲う。 瀬名「てやー」 気の抜けるような掛け声と供に瀬名が、これまた凄まじい速度でしかもドリブルをしながら駆け抜けていったのだ。 飯塚「ちょっ!なんだよあの速さ!…イヤ、確かすごいドリブルをするけどすぐバテ…ねーじゃん!」 淡い希望を持った飯塚をあざ笑うかのごとく瀬名はドリブルスピードを落とすことなく走っていった。
[265]城山正 ◆2veE6wGXw2 :2009/02/11(水) 01:02:14 ID:8AUgKSaw 白鳥「ハァハァ。いまいちドリブルもシュートも上手くなる気がしないなぁ」 山森が個人練習になってしまったので、南葛小所属は白鳥1人となってしまい、 なんとなく気乗りしない感じで練習に取り組んでいた。 エロ「…いい物見れるぞ」 ボールを追いかけながらもチラッと後ろを振り返り、横を走るメロンと仲間達からはぐれてしまったグリコに声をかける。 メロン「いい物ってなんだよ?」 グリコ「なんですか先輩?」 エロ「もうすぐ白鳥がオレ達を追い越していく…その瞬間を見逃すなよ? ちょっと小学校じゃお目にかかれない代物だ。中学に入る頃にはあのニケのおねーさんを超えるぞ」 グリコ「?」 メロン「…あ〜。なるほど」 イマイチ意味がわからないグリコをよそにエロとメロンはその瞬間に向けてちょいちょい後ろを振り返る。 今日も見事に揺れていた。そうそれは見事に。最初は着ていたジャージの上を走り出して暑くなったので 腰に巻きつけTシャツだけになったのでよりそれは顕著になっていた。 笛を吹いていた美津乃が思わず自分の胸を撫で 美津乃「…大丈夫。まだ勝ってる」 とつい確認してしまうほどに。
[266]城山正 ◆2veE6wGXw2 :2009/02/11(水) 01:02:17 ID:8AUgKSaw そして エロ「来るぞ!」 そのタイミングやってきた。だが ぐき! 後ろを振り返り足元がおろそかになったエロは見事にくぼんだ河川敷に足を取られる。 がしっ! メロン「うわっ!」 とっさにメロンの袖をつかむ。 グリコ「どわっ!」 引っ張られたメロンもグリコのシャツを掴んでしまう。 そのままもつれ合って倒れる。 エロ・メロン・グリコ『いってぇ〜っ!!!』 白鳥「…?」 きょとんとしながらその脇を走り抜けていく白鳥。もちろんはいつくばる3人はその姿を確認する余裕はなかった。
[267]城山正 ◆2veE6wGXw2 :2009/02/11(水) 01:02:20 ID:8AUgKSaw 上田「おりゃっ!」 どかっ! 腰の入ったいいロングキックを蹴る上田。 師匠「…やるじゃん。いいキックだ。よーしオレも…どりゃーっ!」 どかーん! 爆発的なキックはボールを遥か遠くまでSCの選手の誰もが届かない距離まで飛ばした。 その飛距離はかの日向小次郎にも匹敵しようかという距離だった。 矢島「さすがだな師匠。でもなんであのキックがゴール前で出ないんだろう」 地道なピグコとのトレーニングが実を結び着実に足も速くなっている矢島。 そうピグコの家庭教師は勉強面だけに留まらず、運動面にも及んでいた。 じっと座っていると睡魔に襲われる矢島に勉強させるには運動をさせながらいいとピグコは気がついた。 それからADよろしくスケッチブックに器用に書いた問題を矢島の前でめくりながら背面走をしている。 そんな学習方法を繰り返しているうちに矢島の足も速くなっていたのだった。 村川「おっ!オオバコ発見……これはオオヘラオオバコか…あっこっちにも!…こっちはオニオオバコだ」 ドリブル中でもオオバコを見つけてしまうと練習を投げ出してすぐにチェックにいく村川。 その速度はとても俊敏な物だった。ただしボールは置き去りになっていた。
[268]城山正 ◆2veE6wGXw2 :2009/02/11(水) 01:02:22 ID:8AUgKSaw そして真面目に練習に取り組む5年生の姿もあった。 大場「オレはサッカーを続けるんだ!」 3月までやっていた野球に未練はないと言ったら嘘になる。だが自分が決めてサッカーを始めた。 先週の紅白戦ではいい所なく同級生の女子にボールを弾かれたりした。 大場「次は負けねえ!どんなスポーツだって基本はスピードだ!うらうらうら〜!」 熱い気持ちを胸に大場は練習に取り組む。 その横を鋭いボールが通り過ぎる。 窪田「よし!いいコースだ!」 ただ漫然とボールを蹴ることなく、高さ強さ速さを考えて蹴ったボールは窪田の狙い通りのコースを飛んだ。 窪田(よかった。あそこだったらバテずにとりにいける) 彼もまたスタミナ不足に悩む1人だった。 そして 糸井「…ぅぉぉっ…げるげるげる」 その脇で糸井がバテ過ぎて河川敷の大地にお昼ご飯を帰していた。
[269]城山正 ◆2veE6wGXw2 :2009/02/11(水) 01:02:26 ID:8AUgKSaw 城山「よし山森スピードだ!徹底的に早く動くんだ!」 山森「はい!」 城山「……」 山森「……どうやってですか?」 城山「どうやるんだろう?」 山森「監督が覚えた時はどうやったんですか?」 城山「この赤いスパイクを履いた」 山森「……と、とりあえず走ってきます」 城山「お、おう」 とりあえずダッシュを繰り返す山森。 その後も反復横飛びやあらゆる足が速くなりそうな練習をしてみたが 山森「…はぁはぁ」 城山「すまんな。山森」 山森「…い、いえ…」 玉の様な汗を額に浮かべ両手を膝につき息を切らす山森。 兄がいくらバテ知らず、無尽蔵のスタミナを持っていようと彼女はまだ小学5年生である。 何かつかめそうな感じもしたがそこまでスタミナが持たなかった。 こうして初の個人練習は見事失敗に終わった。
[270]城山正 ◆2veE6wGXw2 :2009/02/11(水) 01:45:14 ID:8AUgKSaw おっと判定を一つ忘れていました。 先着1名様でこのスレに 美津乃さん応急処置?→!card と(!とcardの間の)スペースを埋めて書き込んで下さい。 カードのマークがハートの場合のみスキル:応急処置を持っていたので選手の怪我を技術面だけに抑えられます。 (今回のエロとメロンの怪我を防げます。グリコのは技術なので無理) カードがジョーカーだった場合はベホマを使用できたことになり、あらゆる負傷を治せます。 それ以外の場合は選手の負傷・父兄信頼度の低下は免れません。 今日はここまで。 さすがに23人分の描写はしんどかった。少しでもみなさんに可愛がっていただければ幸いです。
[271]森崎名無しさん:2009/02/11(水) 01:48:29 ID:??? 美津乃さん応急処置?→ スペードK
[272]森崎名無しさん:2009/02/11(水) 05:56:10 ID:??? 瀬名は本当に女神に愛されてるな
[273]森崎名無しさん:2009/02/11(水) 14:43:18 ID:??? >>270 城山さん乙です
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0ch BBS 2007-01-24