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【ペテン師の】森崎in異世界2【猪狩り】
[836]キャプ森ロワ:2009/03/29(日) 00:10:13 ID:nEE6TGHw アルス「…済みません…」 顔だけこちらに向けてそれだけ言い、今来た道を引き返していく。そのアルスの背中に リンダ「…アルス…ちゃんと戻ってきてね!」 真里「そうよ…戻ってこなかったら許さないわよ!」 女性二人の声が響く。その声にアルスは振り返ることなく右手を突き上げ応えた。 そしてアルスの姿が完全に見えなくなるまで見送る。 コッパ「zzzzzz」 透は懐で眠りについているコッパを見て溜息を一つついた後、 透「…行こう」 と告げると二人は頷き、再び歩き出した。
[837]キャプ森ロワ:2009/03/29(日) 00:10:27 ID:nEE6TGHw そして場所は移り変わり…シュプールの玄関前 試合開始1時間前。そろそろ旅の扉が現れる時間である。 シュナイダー「…結局誰も戻ってこなかったな…」 シュナイダーがそう言うと、皆一様に顔を俯けるが、ヤンのみ頭を掻きながら、 ヤン「…こうなれば次の試合は今いる人数でやるしかないだろう…」 と溜息をつきながら困ったように言う。 カミーユ「…でも今いるって言ったって…」 ピエール「7人しかいない…正直苦戦は必至だろうな…」 そんな会話をしているうちに旅の扉が姿を現す。 ティーダ「…どっちにしても行くしかないッス!こうなりゃ森崎達の分までやってやる!」 ティーダが気合入れ、真っ先に旅の扉に飛び込む。そのティーダに皆が次々と続く。 そしていつもながらの感覚が終わると、視界にはグラウンドが映った。グラウンドの様子は 一回戦、二回戦とほぼ変わらない。グラウンドを見るとすでに相手チームは先に来ているみたいで、 何人かはグラウンドでアップでもしているのだろうか、人影が動いているのが見える。
[838]キャプ森ロワ:2009/03/29(日) 00:10:47 ID:nEE6TGHw ヤン「ん?あれは…」 グラウンドを見ていたヤンが何かを見つけ、声を上げる。それは… 先着様で ヤンの視線の先→!card と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。マークで分岐します。 ダイヤ、ハート、スペード→ 砂色の髪と瞳を持つ穏やかな容貌を持つ青年とオレンジ色の髪に たくましい体をもった青年 クラブ→ カ、カエル…? 何とかこのスレでここまでたどり着けた…というところで今日はここまでです。
[839]森崎名無しさん:2009/03/29(日) 00:11:28 ID:??? ヤンの視線の先→ ダイヤ5
[840]森崎名無しさん:2009/03/29(日) 00:11:30 ID:??? 乙です ヤンの視線の先→ スペード6
[841]森崎名無しさん:2009/03/29(日) 13:55:05 ID:??? 猪キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!
[842]キャプ森ロワ:2009/03/29(日) 20:25:37 ID:pmdac/EM ヤンの視線の先→ ダイヤ5 ヤンの視線の先には砂色の髪と瞳を持つ穏やかな容貌を持つ青年とオレンジ色の髪に たくましい体をもった青年の二人が目に映った。 ヤン(コイツはまたしてもとんだ権威主義に陥っていたかな?まさか私の世界からも こちらに来ていたとは…まったく予想もしなかった…しかも…) ヤンがその人物達を見て驚いているように、その人物達もヤンを見て驚いていた。 そしてその人物達のオレンジ色の髪をした青年はヤンの方へと向かってくる。というより 突進してくる勢いだった。その人物の顔は知らなかったが、ヤンはその人物が誰か と言うことがほぼ想できた。なのでヤンはこの時ばかりは本気で逃げ出したくなった。 ???「貴様が『あの』ヤン・ウェンリーか!!」 その人物はヤンの目の前まで来ると、まるで怒鳴りつけるように言う。ヤンはその声量の 大きさに多少顔をしかめながら、 ヤン「…『あの』がどういう意味かは分からないが…確かに私はヤン・ウェンリーだ…貴官は?」 あえて聞いてみる。違ってたらいいなぁと思いながら。そして質問された方は この俺を知らんのかとばかりに顔を強張らせた後、やはり声量を変えずに、 ???「フン!…『黒色槍騎兵』のフリッツ・ヨーゼフ・ビッテンフェルトとは俺の事だ!」 ヤンの思い通りの答えが返ってくる。もし周りに誰もいなかったらヤンはうずくまって 頭を抱えたことだろう。 ピエール「あの…この方はヤン提督の知り合いなんですか?」 ビッテンフェルトの怒気を孕んだ様相に多少気圧されながらもピエールはヤンに尋ねる。 ヤンはこの質問にどう答えていいか分からず難しそうな表情で頭を掻く。そして代わりに ビッテンフェルトが答える。やはり怒鳴りつけるように。
[843]キャプ森ロワ:2009/03/29(日) 20:25:49 ID:pmdac/EM ビッテン「知り合い?…そんな生易しいモノではない!!このペテン師は…」 そこまで言うと、後ろからもう一人の人物がビッテンフェルトに声を掛ける。 ???「ビッテンフェルト提督そこまでにしましょう。…ここは戦場では無いのですし…それに 少年達をいたずらに怖がらせるのも…」 そう声を掛けられると、ビッテンフェルトはまったく納得はしてないのが表情には表れていたが とりあえず気を落ち着ける。そしてその人物はヤンのほうに向き直り、穏やかな笑みを浮かべながら ???「ヤン提督…まさかこのような場所で貴方に会えるとは思っても見ませんでした…」 その言葉にヤンも苦笑いをしながら ヤン「まったくです…」 と返し、お互い笑い合う。 カミーユ「あの…ヤン提督?」 急な展開について行けず、カミーユが怪訝そうな表情でヤンを見る。それに気がついた青年は ピシッと背筋を伸ばし、 ???「失礼…私は帝国軍上級大将ナイトハルト・ミュラーです」 と見ている方が惚れ惚れするようなハキハキとした口上で名乗る。 カミーユ(帝国軍?…確かそれってヤン提督から見ると敵側じゃないのか?それに 上級大将って…重鎮も重鎮じゃないか…) ミュラーが名乗った後、オールスターズのメンバーも次々と名乗るが、 シュナイダー「カール・ハインツ・シュナイダーです」 とシュナイダーが自己紹介したところで、ミュラーとビッテンフェルトの表情が固まる。
[844]キャプ森ロワ:2009/03/29(日) 20:26:09 ID:pmdac/EM ミュラー(…気のせいか…一瞬あの方を思い出してしまった…) ビッテン(…俺もどうかしてる…こんな孺子を見てあの方を連想するなど…) シュナイダーの雰囲気が彼らの主君と似ていたのだろうか。シュナイダーを見て思わず 自らの主君を思い浮かべる。最もまさか両者共シスコン気質があるとは知らないだろうが。 ミュラー「それではそろそろ…一応アップの途中でしたので…これで失礼します。 試合では魔術師のお手並みとくと拝見とさせて頂きますよ」 ミュラーがそう言うと、ビッテンフェルトはヤンに一歩近寄り、 ビッテン「フン…本来であればこの場で貴様の首をねじ切ってやりたいところだが… ここは生憎戦場ではない…こんなところで貴様を討っても何の自慢にもならんからな… だが試合は覚悟しておけよ!目に物見せてくれるわ!」 とまるで悪党の捨て台詞のような言葉を発し、踵を返し二人ともグラウンドへ戻っていった。 ドーガ「…結局何だったんだ?」 ミュラーとビッテンフェルトが去った後、ドーガがポツリと呟く。
[845]キャプ森ロワ:2009/03/29(日) 20:26:20 ID:pmdac/EM ティーダ「ヤン提督が随分モテモテなのは分かったッス!」 ティーダがそう言うと、ヤンは盛大に溜息をつき、 ヤン(やれやれ…あの二人が相手となると…この試合かなり厳しくなりそうだな…) ピエール(…結局ヤン提督との関係が分からなかったな…聞いてみるか?) A あの二人ってどういう人なんです? B 何でシュナイダーのところでびっくりしたんでしょうか? C ビッテンフェルトって方は何をあんなに怒ってるんですか? D あの二人ってサッカー出来るんですか? E その他何かあればどうぞ *先に2票入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません。 *他人のEを支持する場合はE >>○○のように安価をつけてください
[846]森崎名無しさん:2009/03/29(日) 20:31:16 ID:H7yPrBWE A
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