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【大空翼VS】TSUBASA DUNK 10【桜木花道】
[271]森崎名無しさん:2009/06/01(月) 23:10:11 ID:??? 宮城のディフェンス→ ダイヤ4 +(ディフェンス)51
[272]TSUBASA DUNK:2009/06/01(月) 23:38:00 ID:UZ+9DzO2 >>268 こちらのミスで引いてもらったカードが無駄になってしまい申し訳ありません。 *** >舘嶋のドリブル→ クラブA +(ドリブル)48=49 >宮城のディフェンス→ スペード5 +(ディフェンス)51=56 >(攻撃側の数値)−(守備側の数値)が≦−2→守備側がボールを奪う! 先ほど、流川を止めてノッているところでボールを奪われたという経験が、舘嶋の枷になる。 舘嶋「今度こそ……今度こそ……!!」 前のめりになり過ぎた気持ちは、ただの焦りでしかなく、プレーを鈍らせる。『かわす』という 意識は強くなり過ぎると逃げの姿勢につながる。回り込むように宮城から遠ざかろうとする 舘嶋のドリブルは、ドタバタと大きくなる。 宮城「カッコ悪くて見てらんねえよ。ドリブルの基本はな……」 素早く舘嶋の進路に先回りする宮城。そして、小さい体を、さらに低くする。 宮城「体勢は低く、だ」 上体が起き上がり、ボールと手の距離が開いていた舘嶋の手元から余裕でボールを奪い去る。 舘嶋「くっ……(俺はこの人に勝てないのか!?)」 ボールを奪った宮城は、少しドリブルで進むと海南ゴール下にいる桜木に再びパスをする。 宮城「花道!今度こそ決めてこい!!」 桜木「リョーちん!!」
[273]TSUBASA DUNK:2009/06/01(月) 23:42:50 ID:UZ+9DzO2 しかし、桜木のゴール下のシュートは再び外れる。桜木はなんとか自分でそのボールを拾う。 観客「また外した!」「あいつ1人でゲームをぶち壊してるぜ」「さっさと引っ込めろよ」 桜木に観客からブーイングが浴びせられる。桜木に幸いだったのは、彼の耳にその罵声が届いて いなかったことだろう。 桜木(なぜだ、なぜ入らん。こんなゴールの近くのシュートが。相手のディフェンスも全く 動かないし。外すはずがない。外すはずがない。外すはずがない……) 全く決まらない自分のシュートに桜木は困惑し始めていたのだった。 翼(桜木くん……!!) 翼はそんな桜木に自分の姿を重ねていた。もし、立場が逆だったら……。自分が湘北の選手で 海南を相手にしたとしたら、同じことをされるだろうか?自分は桜木と同じ状態になるのか? 思わず、コートから視線を逸らしそうになる。 高頭「翼、試合を見ていなさい。何があってもだ!」 珍しく語気を荒げながら高頭監督は翼を諭す。彼も翼の感情を理解していたが、その苦しみも 乗り越えられると信じていたからこそ厳しく当たる。 翼「……」 翼は再び拳を握る。周囲にも『グッ』と音が聞こえそうなくらい強く。 翼(桜木くん……)
[274]TSUBASA DUNK:2009/06/01(月) 23:43:13 ID:UZ+9DzO2 その時、翼は…… A 「みんな、チャンスですよ!ここで逆転しましょう!」チームを応援する。 B 「そんなもんなのかよ、桜木花道!」思わず叫んだ。 C 「……」ただ、無言でコートを睨み続けた。 D その他(ご自由にどうぞ。誰かに同意する時ははっきり分かるようにお願いします) (先に2票入った選択肢で続行。ageでお願いします。)
[275]森崎名無しさん:2009/06/01(月) 23:48:20 ID:O2pwLSHU C
[276]森崎名無しさん:2009/06/02(火) 00:00:06 ID:iVI6RPhE B 久々に空気を読まない翼
[277]森崎名無しさん:2009/06/02(火) 00:05:48 ID:xctv0FVQ C
[278]森崎名無しさん:2009/06/02(火) 00:25:08 ID:??? 一応お前ゴール下もそこそこできるだろ
[279]TSUBASA DUNK:2009/06/02(火) 01:16:54 ID:EuUVBwlo >>278 私も書いていて矛盾しているとは思ってました。まあ、試合と練習は別物ということで。 *** >C 「……」ただ、無言でコートを睨み続けた。 翼「……」 翼はただ無言でコートを睨み続けた。それは自身への戒めのようにも、監督への無言の抗議の ようにも見えたが、周囲の者には翼が何を思っているのかは正確には分からなかった。 高頭(翼よ、この壁を乗り越えなさい。次の試合までは1週間ある。答えを出すには短いが、 お前なら出来るはずだ!) コートではまた桜木がゴール下のシュートを打とうとしていた。 桜木「入れ!」 またしても宮益はブロックに跳ばない。だが、桜木の前にジャンプする影があった。 宮益「なにィ!?」 ブロックに入った選手は湘北のユニフォームを着ていた。 桜木「る、流川!?」 バシィ!!ドゴッ!! 流川のブロックが見事に決まり、弾かれたボールが桜木の顔面を強襲する。桜木の顔の真ん中に 当たったボールはちょうど流川の手元に戻ってきた。流川がそれをきれいなシュートでリングに 入れたところで審判が笛を吹く。
[280]TSUBASA DUNK:2009/06/02(火) 01:17:45 ID:EuUVBwlo ピーッ! どうやら味方のシュートをブロックするという行為が、スポーツマンらしくないと判断され、 流川のファール扱いになったようだ。 流川「ちぇっ」 桜木「て、てめえ!流川!!」 シュートを味方にブロックされ、さらにそのボールを顔面にぶつけられるという屈辱を味わった 桜木が流川に詰め寄る。 流川「どうせ入らねえシュートだ。別に止めたっていいだろ」 桜木「ふぬっ!」 流川「やる気がねえプレーしてるなら、俺が何度でもブロックにいってやるよ」 言いたいことを言うと流川は守備のために自陣に戻っていく。 桜木「……(ぷるぷる)流川め!!」 桜木の怒りは頂点に達していた。彼の目にはすでに宮益など映っていなかった。 水戸「今の花道には流川しか見えねえ。次にシュートを打つ時は、流川のブロックが見えるはず。 あとはいつもどおり、がむしゃらに向かっていくだけだ」 晴子「じゃあ……」 水戸「ああ、花道復活だ」 安西「ほっほっほっ」
[281]TSUBASA DUNK:2009/06/02(火) 01:18:34 ID:EuUVBwlo 海南ボールで試合が再開する。 高頭「う〜む。桜木が立ち直るのも意外と早かったな」 翼(ここからが本当の勝負だ、桜木くん。……監督、早く俺を出してくれよ!) コートでは牧が湘北陣内に切り込もうとしていた。湘北のゴール下には赤木と桜木が構えている。 対する海南は、ゴール下に田辺しか置いていない。マンツーマンの湘北のディフェンスでは 海南にフリーの選手が出てしまう計算である。 三井「15番(宮益)はいい!それよりも牧のケアだ!!」 フリーになっていたのは宮益だった。宮益は外見からして、桜木を罠にはめる以外に価値のある 選手とは思えなかったのだ。 牧「フリーだぞ、宮!」 牧から完全にノーマークの宮益にパスが出される。 高頭「甘く見られたな、宮益」 流川(一応、パスカットはしとくか) そのパスに流川だけが反応していた。
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0ch BBS 2007-01-24