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【三日会わずんば】キャプテン松山10【刮目せよ】
[398]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/05/12(火) 00:01:43 ID:??? レミリア「ちょっと霊夢! それはあんまりなんじゃない? せっかく日光を我慢してまで来たのに!」 霊夢「面白がって見物に来ただけでしょうが。それとも他に用あるの?」 いつも通りバッサリと言ってのけた霊夢に、レミリアは今度はうふふと喜色満面、笑みを見せた。 レミリア「よくぞ聞いてくれたわ流石霊夢ね! その通り、私には超☆大切な用があるのよ!」 ああ、はいはいと適当に答える霊夢に、気にせず嬉しそうに話しかける。 手振り身振りも大きく……今までのレミリアより格段に幼く見えた。 松山「(それに……同じ東方コンビなのに、霊夢さんと魔理沙さんとで随分接し方が違うような?)」 意外な紅魔嬢の一面に戸惑っていると、その当悪魔の盛り上がりは最高潮に達した。 霊夢も、萃香も、ポブルセンに至っては完全な断絶を示すように背中を向けてる中で、レミリアが宣言する。 レミリア「今日、私が神社にコイツを連れてきたのは他でもない……! 勝負よ霊夢!!」 霊夢「はぁ……勝負ね、うん」 レミリア「前哨戦というやつかしら……守矢イーグルスの貴方達に、私とコイツの力を見せてあげるわ!」 霊夢「そう……前哨戦ね、うん」
[399]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/05/12(火) 00:02:00 ID:??? 暖簾に腕押し、糠に釘。 しかし……霊夢はそうでも、松山には、今のレミリアの発言は無視できなかった。 やむなく話に加わり、真意を訊ねると、ようはこの境内で簡単な勝負をしようという事らしい。 松山「(勝負……こちらは俺と霊夢さん、あちらはレミリアさんとアイツでか……)」 ようするに、紅魔館ではなく、当主のレミリアの気紛れなのだろう。付き合う必要はないかもしれない。 しかし……この場で、レミリア・スカーレットとポブルセンの実力を知るチャンスでもある。 松山が悩むのを横目に……さすがに相手をしないとまずいと思ったらしく、霊夢がようやく発言する。 霊夢「……それで帰ってくれるなら構わないけど、ひとつ条件加えさせてくれる?」 レミリア「条件……? 無理な条件ならお断りよ。……キャプテンからも何かあるかしら?」 松山「そうだな、俺は……」
[400]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/05/12(火) 00:02:31 ID:??? どうしますか? A 勝負を受ける B 勝負は断る C 先に霊夢の条件を聞く *先に「4」票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。 今日はここまで。またアルバイト考えますが、何かネタあれば募集します。
[401]森崎名無しさん:2009/05/12(火) 00:09:09 ID:arJXoY7g C アルバイトか… ヴァニラ・アイスの件を紫は「簡単な仕事」と言ったが、それを失敗したんだよね (そりゃさっきの処理され方を見れば、紫の「簡単」は次元が違うが) それを考えると、紫とて今回より難易度を上げることは差し控えるだろうけど…
[402]森崎名無しさん:2009/05/12(火) 00:16:01 ID:A635af9M C
[403]森崎名無しさん:2009/05/12(火) 00:16:22 ID:wGKRLrgY C
[404]森崎名無しさん:2009/05/12(火) 00:16:39 ID:gkdjtzGk C
[405]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/05/12(火) 12:08:17 ID:??? C 先に霊夢の条件を聞く 松山「俺は……レミリアさん達の力を見たい。けど先に霊夢さんの条件を聞いてからだな」 そう答えたところへ、やはり波風立てずにいられない問題児から余計な一言が入る。 ポブルセン「クク、アマちゃんらしー。彼女の意見が優先か」 逐一、神経を逆撫でしてくるポブルセン。かろうじて松山は (奥歯を噛み締め) 耐えた。 レミリア「(今更だけどコイツ連れ歩くのはもう止めだわ……咲夜に一任しましょう)」 瀟洒なメイド長も、クールな顔を引き攣らせそうなことを決めたレミリアの横で、霊夢が一歩前に出た。 霊夢「じゃあ条件言うわね」 ポブルセン「言ってみろよ嬢ちゃん。負けてくれとかだったら鼻で笑うがな」 もう一発弾を飛ばそうとしたレミリアを、霊夢が牽制した。 言われた霊夢はとくに怒りもしてない。淡泊な顔をしたまま、条件を口にした。 霊夢「あーそんなこと言うわけないでしょ。こっちは二人、そっちはあんた一人の勝負にしようってだけよ」
[406]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/05/12(火) 12:08:35 ID:??? 紅白の巫女の発言に、全員の思考が流されて、一瞬の空白が生まれた。 一同『………………は?』 誰が、ではなくその場の全員が揃って同音の発言をする。 最初に自分の時間を動かしたのは、レミリアだった。 レミリア「ちょ、ちょっと待ちなさい霊夢! それはどういうこと!?」 訊き返されたことが逆に疑問な様子で、霊夢がキョトンとする。 霊夢「どういうことって? 2対1でやったほうが早く終わるじゃない」 本人は、自分の出した条件が至極当たり前といった風に、堂々ともう一度同じことを口にした。 そこでポブルセンが……突然大爆笑し、侮蔑を大いに含んだ哄笑を霊夢に浴びせる。 不愉快に感じて、松山が霊夢の前に出たが、構わずポブルセンは呵呵大笑で嘲笑ってきた。
[407]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/05/12(火) 12:09:02 ID:??? ポブルセン「……は! 何かと思えばやっぱ負けてくださいってことじゃねえか! ハッキリそう言えよ!」 霊夢「ハッキリ言うわ。負けるのはあんた。だからさっさと2対1で始めるわよ」 ピタ、と哄笑が止む。代わりにポブルセンの両目が大きく吊り上がった。 そのまま彼が何か言う前に、今度はレミリアが異議を挟んでくる。 レミリア「霊夢……その条件を飲むのは無理よ。それだと私の力が見せられないじゃない!」 そこかよ! とポブルセンが叫ぶ。それには流石に松山や萃香までも同意だった。 言われた霊夢は、レミリアの意見を真摯に汲み取って、短く考え込む。 そして更なる爆弾を放った。 霊夢「なら3対1ね。レミリアもこっちくれば問題ないわ」 一同『………………はあ!!?「……いやいいかもねそれ」』 また全員揃って吃驚したと思ったら、その終わりになんとレミリアがその案に乗るような事を口にした。 そのまま、よしそれに決めたわと言って、ポブルセンに、そういうことだから と真面目な顔で告げる。
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0ch BBS 2007-01-24