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【どけーっ!】森崎in異世界5【イデの力を(ry】
[683]キャプ森ロワ:2009/08/31(月) 23:59:47 ID:iZ4b7sVY >>682 遂にラブマリーがここまで来てしまいました…私も随分思い切ったなぁなんて思います… B 俺もキャプテンとして提督達を探しに行くか。 森崎「俺もカミーユと一緒に提督達を探しに行って来るぜ。お前達は先に席を確保しといてゆっくり休んでろ」 そう言い残し、カミーユの向かった方向へ駆ける。そしてすぐにカミーユの姿を見つけた。 森崎「カミーユ!」 カミーユ「…森崎?…ゆっくり休んでればいいのに…俺一人でも大丈夫さ」 森崎が声を掛けると、カミーユはビックリしたように振り返り、森崎に気を使う発言をするが、 森崎「そんな言い方すんなよ。せっかくキャプテンとして一緒に付いて行ってやろうって言ってんだから」 森崎がそう言うと、カミーユも苦笑を浮かべ了解した。そして二人並んで歩いていると、 森崎「そういえばお前シュナイダーに言っただろ?」 森崎が唐突に思い出したかのようにカミーユに問い詰める。森崎の言っているのは新技に悩んでいた事についてである。 カミーユ「ん?…ああ…あの事か」 唐突の森崎の質問は要領を得ないものだったが、カミーユは即座に何の事かを悟る。この辺りは流石にニュータイプとして 物事の本質を捉えるカミーユならではの察しの良さだった。そして本質で捉えているからこそ カミーユ「お前がシュナイダーに知られたくないって理由も分かるけど…何だかんだ言ってお前の事を一番心配してるのは シュナイダーなんだぞ?それに俺よりはサッカー経験者のシュナイダーの方がお前の悩みについても理解があると思うし… お前だって逆の立場だったら同じ事するだろ?」 とズバズバと正論を指摘され、 カミーユ「それでそのお陰でお前も壁を越えることが出来たんだろ?」 そしてダメ押しとばかりに的確に森崎にとっては一番痛いところを突かれてしまっては 森崎(くッ…こいつと話をするといつも調子が狂う…) 森崎としてはもはや何の反撃も出来るはずもなかった。
[684]キャプ森ロワ:2009/09/01(火) 00:00:06 ID:MVpwDaQ2 ブライト「そうでしたか…この世界ではそんな事が…」 ヤンからこの世界の取り巻く状況を聞き、厳しい表情を見せる一同。ブライト達が掴んでいたのは、あくまでこのトーナメントの試合で 敗退すると自分達が消滅するという事実のみであった。 クワトロ「平行世界…魂の消滅…成る程…これで色々な事に説明が付くな…」 万丈「まぁ…分かったところでもはや僕達にはどうしようもないがね」 アルス「…それは…」 万丈の言葉にアルスは何かを言おうとして言葉にならない。仕方の無い事とはいえ自分達が万丈たちをその状態に 追いやってしまったのだから。 万丈「おおっと。これは失礼…そういう意味で言ったんじゃないんだ」 万丈は軽い口調でそう言ってアルスを安心させようと務めるが、アルスは俯いたまま暗い表情をしている。 万丈「本当に気にする必要は無いんだ…寧ろそれでは僕達が困る。君達は僕達を真っ向から打ち破ったんだ それは胸を張るべきで、顔を下に向けて欲しくはないね。それでは僕達もうかうかして消えられない」 そんなアルスを激励するかのような万丈の言葉にアルスはハッと顔を上げる。その様子に万丈は満足気に頷く。 デスマスク「フン…あのカミーユという小僧もそうだが、ロンド・ベルという集団は甘っちょろい奴らばかりだな 俺達は言わばお前達を殺すも同然なんだぞ?よくもそんな平気な顔で相手が出来るものだ」 それ見ていたデスマスクは辛辣ともとれる言葉を吐くが、 アムロ「確かに君の言うとおりだが…相手が君達じゃなかったらもう少し慌てもしたさ…だが君達はあのイデの力を見ても 尚立ち向かって来た…少なくとも俺達よりは勝ち上がるに相応しいチームだと思うし、本当に大変なのは 君達の方だからな…なにせこれまでの敗退したチームの分を全て背負ってもらうのだから…」 アムロがそう言うと、デスマスクはそっぽ向いて無言になってしまった。
[685]キャプ森ロワ:2009/09/01(火) 00:00:23 ID:MVpwDaQ2 ヤン「イデ…第6文明人の数十億の意識の塊…その事は大まかですがカミーユから聞きましたが…試合中の貴方方の 様子だとあの力を使ったのは我々との試合が初めてと見受けられましたが?」 そしてヤンはかねてより気になっていた事をアムロに質問するが、 リツコ「ええ…初めても何も、貴方方の試合で初めてゲージ…イデオンゲージという簡単に言えばイデのパワーを表示する ものなのですが…それが点いたんです。それまではウンともスンともいわなかったんですが…」 それにはリツコが表情を曇らせながら変わりに答え、それをアムロが再び引き継ぐ。 アムロ「コスモというイデに一番精通している少年が言うにはイデは貴方方を試したかったようです…」 ヤン「イデが…我々を…確かめたかった?」 何故自分達がという事を思い眉をひそめるヤン。 アムロ「ええ…貴方方がこの先運命を切り開いていく力があるかどうかを…」 アルス「運命…を切り開く…」 アムロの言葉に呻く様に呟くアルス。その瞳はこの先の困難にも立ち向かうべき決意を宿らせている。 アムロ(もしそうとは知らずあのままイデの力を振るっていたらどうなっていただろうか…試合には勝てたかもしれないが… 俺達は恐らくイデに見放されていたかもしれないな…) それはもしかしたら有り得た未来。しかしイデはすでにこの世界の関与を止め、この先の運命を目の前の彼らに託した。 クワトロ「アムロ…そろそろ…時間だ」 どことなくぼんやりとしていたアムロにクワトロが声を掛ける。
[686]キャプ森ロワ:2009/09/01(火) 00:00:37 ID:MVpwDaQ2 アムロ「…ああそうだな…ヤン提督…これをカミーユに渡して欲しいんです」 そしてアムロは自分のポケットからT字型の金属をヤンに渡してきた。 ヤン「これは…」 ヤンはそれをまじまじと見ながらアムロに問いかける。 クワトロ「アムロ…それは…」 それを見ていたクワトロは何かを言いかけるが、アムロはそれに頷き返し、 アムロ「ヤン提督…貴方は気がついてるかもしれませんが…あいつは…カミーユは誰よりも鋭敏でそれ故に誰よりも繊細… そしてそれは両刃の剣でもある…」 アムロの言うことがヤンには良く分かった。ヤンもカミーユの感性の鋭さと、それ故の脆さの危険性を常々感じていたからだ。 アムロ「もしかしてそれを渡したことはあいつを不幸に追いやるかもしれない…だけどあいつには知っておいて欲しいんです お前は一人じゃないって事を……あいつを…カミーユを頼みます…」 ヤンに深々と頭を下げた後、アムロ達は去っていった。 ヤン(…全く…勝てば勝つほどに…責任重大だな…さしあたってはカミーユか…) アルス(…貴方達の分まで戦うことをこの剣に誓います…) デスマスク(やれやれ…最後まで他人の心配か…全くつくづく甘っちょろいな…だがまぁ…最後の言葉位は聞き届けてやるさ 心配して化けてでもされたら困るからな) そしてアムロ達の姿が見えなくなってもヤン達をしばらく動こうとしなかった。
[687]キャプ森ロワ:2009/09/01(火) 00:01:07 ID:MVpwDaQ2 森崎「お、あれヤン提督達じゃねぇの?」 前方にヤン達らしき人影がこちらに向かってくるのを発見した森崎が声を上げると、隣に居たカミーユもそちらに顔を 向け、その瞬間カミーユの脳髄に稲妻の様な感覚が奔る。そして考えるよりも先に体が反応してカミーユは猛然と駆け出した。 己の感じたモノを全身全霊で否定したくて。 カミーユ(…ウソだろ…アムロさん…ブライトキャプテン…ジュドー…シーブック…クワトロ大尉…皆…!) 森崎「お、おい!どうしたんだカミーユ!!」 森崎の呼び止める声も今のカミーユには全く入ってこない。 アルス「…カミーユ?」 デスマスク「何だあいつ?あんなに血相を変えて…」 ヤン「カミーユ!?…まずい!カミーユを追うぞ!(全く…なんて迂闊なんだ私は…こうなる可能性は十二分に あったはずなのに気が付きもしなかったなんて…)」 そしてカミーユとすれ違いざまの表情でヤンはカミーユの察知したものを悟り、血相を変えてカミーユを追いかけようとする。 そのヤンの様子にアルスと、デスマスクもカミーユの状態にある程度の想像が付いてしまった。 カミーユ「ハア…ハア…ハア…」 息を荒くするカミーユの目の前にはドア。本来であればロンド・ベルが控え室として使用していた部屋である。 カミーユは自分の感じたものへの答えを出すことの不安と恐怖で一瞬躊躇いを見せるも、そのドアノブを掴むと勢い良く開け放った。 カミーユ「皆!!」 先着で そこには…→!card と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。マークで分岐します。 ダイヤ、ハート→ 全日本Jrユースの面子がいた スペード、クラブ→ ラブマリーの面子がいた JOKER→ そこには…
[688]森崎名無しさん:2009/09/01(火) 00:02:46 ID:??? そこには…→ クラブ4
[689]森崎名無しさん:2009/09/01(火) 00:02:57 ID:??? そこには…→ スペード10 JOKER
[690]キャプ森ロワ:2009/09/01(火) 11:45:36 ID:mpa/6h8k ちなみにJOKERはチャムが一人で残されてましたと そこには…→ クラブ4 ラブマリーの面子がいた ドアを開け放つと、そこには先程顔を合わせたラブマリーの面子が突然の乱入者に驚きの表情を持ってカミーユを見ていた。 しかしカミーユはそれには全く構わずに視線を彷徨わせる。 カミーユ(…どこだ…さっきまであれほど…あれほど感じられていたじゃないか…皆の鼓動を…) 己の感じたものが現実味を帯びてくると次第にカミーユの心を絶望という名の感情が支配していく。そのカミーユに 突如肩を叩くものが居た。唐突に現実に引き戻される感覚に思わずビクッとするカミーユ。そしてゆっくりと振り返ると ヤン「カミーユ…」 ヤンの顔があり、そしてアルスにデスマスク、森崎も追って来ていた。 カミーユ(この人…知っていたんだ…こうなるって事を…) カミーユはそのヤンの厳しい表情を見て即座に悟ってしまった。ヤンはラブマリーのメンバーに非礼を詫びると、 ヤン「とりあえず言いたいこともあるだろうが…場所を変えよう…彼らも困っているようだからね」 カミーユにそう言って、部屋から出て行く。それにカミーユも無言で付いていく。 森崎(な、何だ?一体どうなってんだ?) この中で一人だけ状況が何も分かっていない森崎はとりあえず黙って付いていくしか出来なかった。
[691]キャプ森ロワ:2009/09/01(火) 11:45:51 ID:mpa/6h8k ヤン「…というわけだ…」 森崎「そ、そんなのって……何かの冗談だろ?」 ヤンが語った内容に衝撃を受け、呆然と呟く森崎。しかしヤンだけでなく、隣にいるアルスも、デスマスクの表情もそれが事実だと 雄弁に伝えている。森崎の脳裏に今までの対戦相手、そして今試合が終わったばかりのロンド・ベルのメンバーの顔が消えては浮かぶ。 森崎(魂の消滅?…俺は普通にサッカーをやって……それがどうしてそうなるんだよ…) カミーユ「…何故言ってくれなかったんです!」 カミーユのヒステリックな叫びに森崎は現実に引き戻される。 ヤン「…その方が君達の為になると思ったからだ」 ヤンはカミーユの瞳を真っ直ぐに見ながら答える。そしてカミーユはその瞳に怒りを宿らせ、 カミーユ「そんなのは詭弁ですよ!俺達の為?冗談じゃない!自分が傷つきたくないからでしょう?…見損ないましたよヤン提督! 貴方は他の大人とは違うと思ってましたけど…やっぱり一緒だ…」 はき捨てるように言う。 アルス「それは言い過ぎだカミーユ!提督は…」 デスマスク「フン…まるで話にならん…まさしくガキだな…」 ヤンをかばおうとアルスが何か言いかけたところで、デスマスクはボソリとだがはっきりと聞こえるようにカミーユに言う。
[692]キャプ森ロワ:2009/09/01(火) 11:46:15 ID:mpa/6h8k カミーユ「俺が…ガキだって?」 デスマスク「それはそうだろう…苦しいのはお前だけか?ヤンやアルスがその事を知って苦しんでないとでも思っているのか? そして自分がどれだけおんぶに抱っこか知ろうともしていない…これがガキだと言わずなんだというんだ?」 激昂するカミーユを小馬鹿にするような態度であたるデスマスク。 カミーユ「なッ…このッ…」 アルス「よせッカミーユ!」 デスマスクの言葉にカミーユはあわやデスマスクに殴りかかろうというところでアルスに羽交い絞めされるが、 デスマスク「フッ…アルス…構わん離してやれ。小僧…殴りたくば殴ってもいいぞ?」 そう言うと、自ら纏っている蟹座の黄金聖衣を脱ぎ、 デスマスク「ほうらここだ…遠慮するな。お仲間共々まま事をやってる奴に殴られても痛くもかゆくも無いからな」 自らの頬を指で指しカミーユを挑発する。 そしてカミーユは切れた。自分の事ならまだしもロンド・ベルの仲間の事を侮辱するような事を発言するデスマスクにカミーユは もはや我慢というものをする必要が無かった。アルスを強引に振り払ったカミーユがデスマスクの頬を叩こうというところで、 鈍い殴音がその場に響き渡る。
[693]キャプ森ロワ:2009/09/01(火) 11:46:32 ID:mpa/6h8k カミーユ「ぐッ…」 そして吹き飛んだのは殴りに掛かったカミーユの方だった。デスマスクが逆にカミーユを殴りつけたのだ。 驚愕に目を見開いているカミーユにゆっくりとデスマスクは歩み寄り、 デスマスク「ククク…ここまで甘ちゃんとはな…まさか殴っていいですと言われて素直に俺が殴られるとでも思ったのか?」 カミーユ「くッ…」 デスマスクは心底愉快そうにカミーユに言う。カミーユもそれが図星だったのか何も言い返すことが出来ず、 デスマスクを睨み付ける事しか出来ない。 デスマスク「フッ…理不尽だとでも言いたいか?…だからお前は甘ったれなんだ!この世界はそういう理不尽がまかり通るところだ! だからお前は今そうして地べたを這いつくばっている…いい加減それを分かったらどうなんだ?ええ?」 そしてデスマスクは倒れているカミーユを蹴り上げる。 森崎(…) それを見ていた森崎は… A デスマスクの暴行を止めるべく二人の間に割ってはいる。 B デスマスクの理不尽な物言い…許せん!とデスマスクに殴りかかる。 C 寧ろデスマスクの言っている事が正しい。と一緒にカミーユに暴行を加える。 D 何となくこれは止めてはいけない気がしてそのまま事の顛末を見守った。 F その他何かあればどうぞ *先に2票入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません。 *他人のFを支持する場合はF >>○○のように安価をつけてください
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