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【橙の】幻想のポイズン8【反抗期】
[609]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/08/08(土) 20:34:05 ID:??? 橙と話し合いながら後半戦に向けて更に考えを張り巡らせる反町。 一方、反対側のベンチでは西行寺快食の会のメンバーたちが思い思いに休んでいた。 おいしそうに妖夢の作った檸檬の蜂蜜漬けを頬張る幽々子に、その幽々子の汗を懸命にスポーツタオルでふき取る妖夢。 藍もスポーツドリンクを飲みながら、ただただスコアボードへと視線を向けているが……。 ハーフタイムも半ばを過ぎようとした時、不意に振り返り幽々子達に藍が話しかける。 藍「幽々子様、前半戦は2点差で折り返す事が出来ました。 終了間際の私のシュートで山河童の体力を削る事は出来ませんでしたが……ともかく、こちらがまだ優勢です。 後半戦、如何にして戦っていきましょうか?」 幽々子「そうねぇ〜……やっぱり攻撃をしたいところだけど……」 藍に言われ、幽々子はちらりと隣にいる妖夢の顔を見る。 懸命に幽々子の世話をしている妖夢だが、やはりどこか顔色は悪い。 幽々子はくすりと小さく笑うともう大丈夫だとスポーツタオルを受け取ってから、妖夢をゆっくりとベンチに座らせる。 妖夢「ゆっ、幽々子様いけません。 まだ汗が……」 幽々子「はいはい。 わかったから、あなたは休んでいなさい。 後半戦で倒れられては困るわ〜」 妖夢「うぐっ……」 それでも尚も幽々子の世話をしようとする妖夢の口に無理やりスポーツドリンクをねじ込み。 幽々子はさてどうしようかしら、と扇子を片手に頬に手を当てて考える。 幽々子(妖夢に指示を任せきりじゃ、この子が無茶しちゃうものね……。 さてと、ここからもう一点取りに行くには……)
[610]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/08/08(土) 20:34:16 ID:??? 先着1名様で、 西行寺快食の会、後半の作戦→!card !とcardの間のスペースを消してコピペして下さい。 マークによって下記の表に従い分岐します。 JOKER→ルナサ「遅れて申し訳ありません……」 なんとプリズムリバー三姉妹が助っ人にやってきた! ダイヤ→やはり妖夢はもう使えない。ボールを奪ったら藍が上がり、幽々子へラストパスをするようにしよう。 ハート→芸術的なドリブルを使わなければまだ妖夢も持つはず。 スペード→しばらくは守備に徹しましょう。妖夢もあまり動かないように。 クラブ→後半30分まで相手に攻めさせ、自分達はゴール前を死守。残った時間でもう1点を取りに行く。
[611]森崎名無しさん:2009/08/08(土) 20:34:29 ID:??? 西行寺快食の会、後半の作戦→ ダイヤJ
[612]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/08/08(土) 20:56:25 ID:??? >西行寺快食の会、後半の作戦→ダイヤJ = やはり妖夢はもう使えない。ボールを奪ったら藍が上がり、幽々子へラストパスをするようにしよう。 ==================================================================== 幽々子(もうそれしか無いわよねぇ……) もう動けない妖夢を積極的には使えない以上、残った幽々子と藍が動くしかない。 ドリブル技を持つ藍がボールを運ぶとなれば……。 当然、ラストパスを受けるのは幽々子となる。 せめてもう一人くらい選手がいれば話は変わってくるのだが、無いものねだりをしても仕方が無い。 幽々子「後半戦は、妖夢は陽動に専念をしておいて頂戴。 サイドアタックがあると相手に思わせるだけでも十分効果があるわ」 妖夢「……はい、畏まりました」 暗にもう体力が無いから使わないのだと言われ、妖夢は落ち込みかけるが。 しかし、主人の命には従わざるを得ない。 幽々子「ボール運びは基本的に藍に任せるわ。 最後には私に繋げて頂戴、もう一点取ってあげちゃうから」 藍「はい」 この攻撃が成功し、3点差となれば西行寺快食の会の勝利はほぼ成ったも同然だろう。 無論、シュートを撃てば幽々子の体力もほぼ涸渇をしてしまうが。 それでもまだ、藍が残っている。 藍が反町を封じ込め、残ったメンバーでそれぞれ守備をすれば3点差を守りきる事は決して難しい事ではない。 藍(注意をすべきはやはりゴール前の蟲姫。 そして、あの秋の二柱か。 だが……それでも4得点を挙げるという事は出来もしまい。 この試合、勝たせてもらうぞ)
[613]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/08/08(土) 20:56:40 ID:??? 西行寺快食の会、オータムスカイズの面々がハーフタイムで休憩をしている頃。 観客席の観客達はこの試合の結末がどうなるものかと話し合っていた。 前半の試合展開を見ただけならば、誰の目に見ても西行寺会食の会の有利である。 前半戦、オータムスカイズはシュートチャンスに恵まれながらもその全てをフイにしており。 逆に西行寺快食の会は2得点も決めているのだ。 しかし、先日の地霊アンダーグラウンド戦を見ていた者達はこのまま終わるとは到底思っていない。 何せオータムスカイズはあの地霊アンダーグラウンドに1点差で折り返されておきながら。 後半開始から4得点を挙げ、見事に逆転勝利を収めたからだ。 一度火が点けばこの点差でも決して逆転できないという事は無いだろうと考えている。 そして、そんな観客席の中。 純粋に試合を楽しむ訳ではなく、この試合を見守る影があった。 果たしてその影の正体とは……。 先着1名様で、 試合を見守る人→!card !とcardの間のスペースを消してコピペして下さい。 マークによって下記の表に従い分岐します。 JOKER→ベジータ「俺様だ!」 エリート酒屋店主、ベジータさまだ! ダイヤ→この試合に勝利した方が戦う事となる「歴史と半獣人里の会」のキャプテン、慧音とその友人妹紅だ! ハート→2チームと浅くない関係を持つプリズムリバー三姉妹だ! スペード→先日西行寺快食の会に破れた「守矢フルーツズ」のキャプテン、東風谷早苗だ! クラブ→やっぱりパルスィとしっとマスクとアリスだ!
[614]森崎名無しさん:2009/08/08(土) 20:57:23 ID:??? 試合を見守る人→ スペード9
[615]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/08/08(土) 21:18:48 ID:??? >試合を見守る人→ スペード9 =先日西行寺快食の会に破れた「守矢フルーツズ」のキャプテン、東風谷早苗だ! =========================================================================================== ハーフタイムに入ったというのに熱気に包まれている観客席の中。 酷く冷静な顔つきをしてフィールドを見守る一人の少女がいた。 流れるような長い緑の髪に蛙型と蛇型の髪留め。 何より、その腋を露出させる前衛的すぎるファッションが特徴的な少女。 彼女の名は東風谷早苗(こちや さなえ)――先日、西行寺快食の会との試合で破れた『守矢フルーツズ』のキャプテンである。 彼女はこの試合、前半戦からずっと試合展開を見守り続けていた。 というのも、前回の試合に負けた後。 チームメイトである二人の選手に、何故負けたのか今日の試合を見て確認をしてきなさいと強く強く言われたからである。 何故かそのチームメイトの二人は泣きそうな顔をしていた。 早苗(神奈子様も諏訪子様も最近涙もろくなってしまわれましたね。 いやはや、ここはやはり私が頑張るしかありません! お二人のご指示通り、前半戦だけですが試合を外から見て気づいた事もありますしね!) 険しい顔を浮かべて、頷きながらそう思う早苗。 果たして彼女が気づいた事とは……。 先着1名様で、 常識に囚われないで気づいた事→!card !とcardの間のスペースを消してコピペして下さい。 マークによって下記の表に従い分岐します。 JOKER→奇跡!ゴールキーパーは飛び出さないものだと気づいた! ダイヤ→やはり三人だけではサッカーのプレイにも限りがあるという事に気づいた! ハート→やはりチームに一人くらい男性がいないと恋愛が出来ないと気づいた!フルーツ。 スペード→やはり敵チームに裏工作をかけるくらいしないと試合に確実に勝てないと気づいた! クラブ→やはり攻撃こそ最大の防御!とにかくどんどん上がるべきだと気づいた!
[616]森崎名無しさん:2009/08/08(土) 21:23:03 ID:A1+CRKbY 常識に囚われないで気づいた事→ ハートA
[617]森崎名無しさん:2009/08/08(土) 21:25:56 ID:I3KBNhTg 誰か!早く男の人を呼んで!
[618]森崎名無しさん:2009/08/08(土) 21:36:44 ID:??? っ若林
[619]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/08/08(土) 21:46:50 ID:??? >常識に囚われないで気づいた事→ ハートA = >やはりチームに一人くらい男性がいないと恋愛が出来ないと気づいた!フルーツ。 =============================================================================== 早苗(そうです! やはりこういう青春スポーツものといえば恋愛、そう恋愛なのです!! 恋愛こそが全てを救うのです、愛は幻想郷を救うのです! 女性の愛を無碍にするような輩は許しませんよ! ですが残念ながら私のチームというか、そもそも幻想郷のサッカー自体男性の人口が少ないという現実! これはやはりなんとかしなければなりませんね……) チームメイトの二人の涙も届かず、東風谷早苗はそんな事を考えていた。 基本的に幻想郷の女性などは、皆々よく言えばそういう恋愛などを気にしないクチ。 悪く言えば枯れている人たちばかりである。 しかし、実はこの東風谷早苗という人物はこの幻想郷に元から居た人物ではない。 ここではあまり関係が無いのでどういう経緯で幻想郷に来たのかという点については省くが。 この東風谷早苗はつまり、外の世界から来た人物であり。 また、恋愛に対して非常に熱烈な人物なのである。 因みにどうしてそのような恋愛に染まってしまったかというと。 元々外の世界での女性の話題といえば色恋と決まっており……。 更にはこの幻想郷に来てから不意に紅魔館の大図書館で借りた本『変空』の影響を多大に受けてしまったのだ。 早苗(これはやはり二柱のお二人に相談をした方がよいかもしれません! 誰か男性を……あわよくばちょっと不良っぽいけど私だけを愛してくれるような人を探してもらいましょう! 愛こそが全て、愛こそラブです! ラブ&ピースです!! さぁ、そうと決まれば早速帰りましょう!) うんうんとしきりに頷きながら、東風谷早苗は通路を通り観客席から姿を消す。 既にここに来た理由など、彼女の頭の中からは抜けてしまっていた。
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0ch BBS 2007-01-24