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【サッカーが】キャプテン森崎33【選んだ男】
[754]2 ◆vD5srW.8hU :2009/11/07(土) 12:27:13 ID:K467hgMJ ポブルセン「うるせェ!さっさと…」 カルツ「はいはいそこまでー。ポブルセンはちっと落ち着け。ワカバヤシも一々挑発すんな全く」 メッツァ「また寮長に怒られても僕知らないよ。僕のせいじゃないもんね」 カペロマン「(そう言いながらしっかり”僕は止めろって言ったんだ”って言い張るから良い根性してるぜこいつ)」 若林「フン。さっき言ったのが聞こえていただろう?翼が所属するサンパウロFCが森崎の居るパルメイラスを 4−1で破った。よってジャパンカップにパルメイラスは出てこない」 メッツァ「そっかあ。じゃあツバサ・オオゾラがユーゾー・モリサキより上って事?」 カルツ「単純にそうとは言い切れんぜよ…」 若林「いや、それでいい」 カルツ「えっ?」 若林はニヤリと笑った。巨大な自信と愉悦を漂わせる笑い方だった。 若林「所詮この世界は結果が全て。勝った奴が敗者を消す。翼が森崎を打ち破ったなら、翼を倒せば良いだけだ」 カペロマン「なんだ、もうモリサキってのは相手にしないのか。まあ言ってる事は正しいな」 ポブルセン「ケッ、どうせならサンパウロとパルメイラス両方がジャパンカップとやらに来れば良かったのによ」 カルツ「…サッカーがチームスポーツだって事、時々で良いから思い出せよお前ら?」
[755]2 ◆vD5srW.8hU :2009/11/07(土) 12:27:35 ID:K467hgMJ メッツァ「どうしてそこまで無駄に熱くなれるんだか…それじゃ僕は失礼するよ〜」 カペロマン「おう。カルツ、俺はスナックを買いに行くから付き合えよ」 カルツ「それは構わんが、一切奢ってやらんぜよ」 ポブルセン「ケッ」 喧々諤々と意見を言い合った後、若き選手達は三々五々に散っていく。若林は自室に戻り、 天井から吊るしてあるサンドバッグとそれに貼り付けてある森崎の顔写真をしばらく眺めた。 何千回も彼のパンチを受けたらしいその写真は既に皺くちゃで、破けた場所も多い。 若林「翼に先を越されちまったか…フ、ク、ク、ク」 若林はおかしくてたまらない様子で笑いを堪えながら顔写真を剥ぎ取り、 それを細切れになるまで引きちぎってからくずかごに放り込んだ。 若林「やはりお前は頂点を目指す世界の住人ではなかったんだな。俺から奪った物全てを 取り戻すつもりだったが、最早お前に用は無い。あばよ、森崎ィ!!」 ブォグォオオッ!!! バリッ。シュウゥーーーーー… サンドバッグが若林の拳に貫かれ、苦しそうに砂を吐き出す。数秒後には元サンドバッグはぺしゃんこになってしまい、 吐き出された砂は下にあった床置き形エアコンの噴出し口の中に流れ込んでいった。 ガガガガガ!…プスン。 若林「………あ………」
[756]2 ◆vD5srW.8hU :2009/11/07(土) 12:27:57 ID:K467hgMJ 一旦ここまで。
[757]創る名無しに見る名無し:2009/11/07(土) 12:30:54 ID:xHSqHBmT こういうドジな若林は嫌いじゃないぜ
[758]創る名無しに見る名無し:2009/11/07(土) 13:02:36 ID:YPmgOiFO 自信満々で登場して、ストラットに吹き飛ばされ、ツバサに弄ばれる若林が見たい
[759]創る名無しに見る名無し:2009/11/07(土) 15:16:16 ID:R6vFkQjt 乙です ワカバヤシ一々行動が小物臭いw
[760]2 ◆vD5srW.8hU :2009/11/07(土) 15:41:39 ID:K467hgMJ 物語はリオカップ終了の数日後に移る。 〜イタリア、ミラノ市〜 この日世界に名だたるイタリアの名門サッカークラブ、インテル(正式名称インテルナツィオナーレ・ミラノ)の プリマヴェーラ(17〜8歳部門)用グラウンドで、激しいバトルが行われていた。 葵「うおおおおっ!」 ダダッ! キッ!グイッ! ダダッ! ある日突然現れ、あっと言う間にこのチームの主力として定着した日本人の少年葵新伍がチームメイトのマッテオを 素早いダッシュから急激に直角に曲がり、更にもう一度直角に曲がって彼を抜き去った…かと思いきや。 マッテオ「おい…まただぞ」 葵「あ…」 葵の体は棒立ちのマッテオの後ろにあったが、ボールはマッテオの足下にあった。 マッテオ「全く…グーリットの技を真似しようったって、ボールを置き去りにしちゃってちゃ意味無いじゃんか」 葵「アハハ…ごめんよ。もう一回!」 マッテオ「大体お前普段からドリブルに頼り過ぎの傾向があるぞ。どうせならパスの練習した方が…」 葵「いーやーだ!俺はこの直角フェイントをマスターしてジェンティーレをやっつけるんだ!」 マッテオ「(このフェイントをマスターしただけじゃあのジェンティーレに勝てるとは思えんけどなあ…)」
[761]2 ◆vD5srW.8hU :2009/11/07(土) 15:42:07 ID:K467hgMJ 葵は以前リーグ戦でユベントスのDFサルバトーレ・ジェンティーレにこっぴどくやられた事があり、 それ以来リベンジに燃えて新技の開発に余念が無い。付き合わされるマッテオは良い迷惑である。 十数分後、この場にやってきたインテルのGKヘルナンデスは地面にうつ伏せになっている葵と 呆れた表情でリフティングに励むマッテオを発見し首を傾げた。 ヘルナンデス「どうしたんだシンゴは?」 マッテオ「スタミナ自慢がやり過ぎてヘバッただけだよ。いくらなんでも無酸素運動をあれだけ短時間に繰り返しちゃあなあ」 葵「ぐぐぐぐぐ…ちくしょー、ジェンティーレめえ…」 ヘルナンデス「なんだ、またあのフェイントの練習か。ところでシンゴ、お前宛に日本から手紙だぞ」 葵「ん〜?」 ビリビリビリ… 葵は土ぼこりを顔から払いつつヘルナンデスから受け取った封筒を乱雑に開けた。 だが中身の内容が目に映った途端表情が驚愕と歓喜に輝き、誕生日プレゼントを貰った子供の様な顔になる。 葵「マジ…マジで?ヒャッホォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオイ!!」 ヘルナンデス「今度はなんだ…?」 マッテオ「俺が知るかよ(あーウゼえ)」 それは賀茂のサイン入りのU−19サッカー日本代表、通称全日本ユースへの召集状であった。 尚、ほぼ同時刻同じくイタリアのジェノヴァ市にあるサッカークラブサンプドリアにて、プリマヴェーラ部門に所属する 日本人DF赤井止也も全日本ユースへの召集状を受け取り似たようなリアクションをしていたと言う。閑話休題。
[762]2 ◆vD5srW.8hU :2009/11/07(土) 15:46:33 ID:K467hgMJ 一旦ここまで。前フリを大判振る舞いの巻。
[763]創る名無しに見る名無し:2009/11/07(土) 18:13:19 ID:oXNY9tLk 乙です! まさかの赤青早期参加か!?
[764]創る名無しに見る名無し:2009/11/07(土) 18:13:39 ID:xHSqHBmT ヘルナンデスとイタリアユースは覚醒してほしいよ 原作だとヘルナンデスってシンゴにとって良い奴(考えようによってシンゴの噛ませ犬・うわべだけの友情キャラ) と散々な目にあってるし まあストラットがいるから自然とイタリアユースは強くなるのかもしれないけど 原作やゲームの扱い(特ににX)が散々だっただけに・・・・・・・・・・
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0ch BBS 2007-01-24