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【記録よりも】森崎in異世界6【記憶に残る者たち】
[599]キャプ森ロワ:2009/10/11(日) 23:57:24 ID:??? スターライトの魔道書を怖いくらい真剣な表情をしてじっと見つめているリンダに 真理「ダメよそんな怖い顔してちゃ…せっかくの可愛い顔が台無しよ?」 と唐突に真理が両頬を引っ張る。 リンダ「お、おねいひゃま?」 透(う…これはこれで可愛いかも…) 透がリンダの頬を引っ張られた顔を見て密かに心をくすぐられたりするが、今の展開には無論何も関係が無く、 真理が頬から手を離すと、リンダは依然として沈んだ表情のまま リンダ「…ユーゾーにも似たような事言われました…後アルスにもカミーユにもヤン提督にも……下手な復讐は身を滅ぼすって…」 その言葉を聞いて、リンダに掛ける言葉が無く透と真理は難しい表情で顔を見合わせる。平和な世界で暮らしてきた二人には どんなに言い繕おうと、所詮はその立場に立ってない者からの言葉として偽善になってしまうからだ。しかしリンダはそんな二人に にっこりと微笑むと、 リンダ「私…今まで魔法って誰かを傷つける為にしか使ったことが無かったんです…でもこっちの世界に来て皆とサッカーを するようになってそうじゃない使い方があるんだって…私が小さい頃にお父様が教えてくれた事を思い出したんです… 魔法は本来誰かを助けるためにあるんだって言ってた事を…だから私は…皆をこのスターライトで守りたいんです!」 凛とした表情できっぱりと告げる。その表情には微塵も迷いが感じられなかった。
[600]キャプ森ロワ:2009/10/11(日) 23:58:00 ID:??? カミーユ「…これで…よし…」 カミーユはハロにアムロから託されたサイコフレームを組み込んでいた。そしてハロに目を閉じて自分の感覚を乗せると 今まで以上に思惟が拡大していくのが分かる。その拡大した思惟がドアの前に佇んでいる少女の存在を知らせてくれる。 カミーユは困ったように頭を掻きながらドアをゆっくりと開けると、その少女はまるで悪いことが見つかりでもしたかのように 一瞬ビクッと震える。その姿は普段の無邪気な彼女からは想像もつかないほど弱弱しいものだった。 カミーユ(…いくら千年以上生きていようが精神的には10歳かそこらだもんな…) カミーユはその少女チキを安心させるように笑顔で部屋に招き入れる。そして彼女をベッドに座らせ辛抱強く彼女が 言葉を発するのを待つと、 チキ「…怖いの…明日になると皆がいなくなっちゃいそうで…そんなのチキいやだよ…」 それは単純にチームメイトとの別れが辛いとかという事を言ってるようにはカミーユには思えなかった。明日の事について彼女なりに 何かを感じ取って恐れているのだろう。そしてその不安になる気持ちはカミーユにもよく理解できた。カミーユも時間が経つにつれ 何か重苦しいプレッシャーを感じるようになっていたからだった。だがそれを少女の前で出すわけにはいかず カミーユ「大丈夫だ。誰もいなくならないし、明日になればチキのおじいちゃんやマルス王子たちだって帰ってくるさ…」 チキ「本当?」 カミーユ「ああ…本当だ。だから今日はもう寝るんだ…」 不安そうに聞いてくるチキにカミーユはチキの頭を優しく撫でながら言うと、チキは安心したような表情を浮かべ、 そのままベッドに倒れこむと、すぐに寝息を立て始める。 カミーユ(…よっぽど気を張り詰めていたんだろうな…しかしどうするんだこれ?) そのまま自分のベッドを占領して眠ったチキを流石に起こして追い出すわけにも行かず、ため息を付きながら布団を掛けてやると、 自分は隣のベッドに潜り込む。そして最後にハロを見つめる。
[601]キャプ森ロワ:2009/10/11(日) 23:58:17 ID:??? カミーユ(…これを託してくれたアムロさん…いやそれだけじゃない…色んな人たちの思いがこれには詰まっている… 一人じゃない…か…人の心って暖かいものなんだよな…それなのにそれを平気で壊そうとしている奴らがいる… そんな事認めてたまるかよ…絶対に…) カミーユの『ハロ』に『サイコフレーム』が組み込まれました。カミーユのニュータイプ能力が拡大し ニュータイプ発動時の補正が+3→+5に変化しました。 ヤンは己の手に持っている野球ボールくらいの大きさのものをぼんやりと眺めている。それはヤンの世界でゼッフル粒子と 呼ばれるもので、一定量以上の熱エネルギーを受けると爆発する性質を持ち、主に屋内戦で火器が使われることを抑止する 目的で使用される。このゼッフル粒子こそがヤンに支給されたものだった。 ヤン(…これを使うような局面にならないならそれが一番だが…) 森崎には決勝戦後の事は分からないと告げはしたものの、ヤンの頭にはいくつかの展望が見えていた。 もしこのゼッフル粒子を使うような局面だとかなり厄介な事になっているだろうとヤンは推察する。 そしてヤンは明日の事を考えて一つ大きくため息をついてゼッフル粒子をポケットに入れた。 森崎はベッドに潜り寝ようとはするものの色々考えてしまって中々眠りにつけないでいた。 森崎(…正直今でもピンとこねぇ…しかしこれは紛れも無い現実…明日…明日には何もかも決着がつくんだ… でもヤン提督が気になる事を言ってたな…俺が大きな決断を迫られるって…一体何を迫られるって言うんだ?) しかし色々考えているうちに思考が堂々巡りになっていき、やがて睡魔に襲って来て、森崎はそのまま睡魔に身を委ねた。
[602]キャプ森ロワ:2009/10/11(日) 23:58:32 ID:??? 選択も判定も無いですがひとまずここまで。どうも間が空いちゃってすみません…予想以上に時間が掛かった… シーンは頭にあるのに文章が全く浮かばないのが相変わらず溜息ものです…まぁ某超次元サッカーゲームにうつつ抜かしてたって事も ありますが…明日はようやく会場入りと言うことになりそうです。それではまた明日〜
[603]森崎名無しさん:2009/10/12(月) 00:06:59 ID:??? 最終決戦第一幕 音撃戦士VSラブマリー乙でした
[604]キャプ森ロワ:2009/10/12(月) 01:21:40 ID:7MQKeVDY 続きが思ったより早く書けたのでとりあえず… >>603 ちょwそれだと第一幕で終了してしまいますってw シュプールの玄関前で旅の扉の出現を待つオールスターズの面々。しかし誰一人として言葉を発するものはいない。 ヤン「そろそろ時間だな…」 ヤンがそう言うと、正にその直後に旅の扉が姿を現す。そして旅の扉をくぐろうという前に皆シュプールの方へ顔を向けると、 シュナイダーは何も言わずにじっと見つめた後颯爽と背を向けそれにデスマスクも続く。ピエールは深々と頭を下げ感謝の意を示すと その他のメンバーもそれに倣い頭を下げる。そしてヤンはベレー帽を脱いで胸に当てる。森崎と光太郎は別れの歌を歌おうとして… それは全力で皆に止められた。皆思い思いに自分たちの拠点との別れを行い、旅の扉へと飛び込んでいった。 そして森崎の視界に飛び込んできたのは… 森崎「…ここは…」 ピエール「パルク・デ・プランススタジアム…」 シュナイダー「ここが決勝戦の地か…」 森崎達が降り立った場所は第一回フランス国際Jrユース大会が行われた会場のパルク・デ・プランススタジアムだった。 森崎「まさか決勝戦がこことはな…」 前回が県営大宮サッカー場だったという事もあり、今回の場所にはさほど驚きは無いものの、感慨深いものは沸いてくる。 何せ自分たち全日本Jrユースが栄冠を勝ち取った場所だからだ。ただ逆にシュナイダーにしてみれば煮え湯を飲まされた場所であり、 複雑な表情を浮かべている。ピエールに関しては特にそういった様子は無いみたいだった。 そしてグラウンドの方を見てみると決勝戦の相手ラブマリーがすでにウォーミングアップしているようだった。
[605]キャプ森ロワ:2009/10/12(月) 01:21:53 ID:7MQKeVDY シュナイダー「(ラブマリー…決着を付けるぞ!)よし…俺たちも早速ウォーミングアップだ!」 シュナイダーが密かな闘志を燃やしながら号令を掛けるとメンバーは散り散りになりアップを始める中… 森崎(…あいつは…) 森崎はラブマリー側の右サイドで一心不乱にペットボトルを並べ立てているジャキンを発見すると、 ピエール「どうした?モリサキ!!」 ピエールが呼び止めているのにも拘らず、自分でも無意識のうちにそちらへ足を向ける。 森崎(ぐッ…相変わらずすげぇ…こいつのペットボトルさばき…) そしてジャキンの側までやってくると、その芸術的ともいえるペットボトルの並べ方に思わず目眩が起こるが、 何とかそれを抑え… A 「いい気になるな!真のペットボトラーはこの俺、森崎有三だ!」ペットボトラーの意地を掛け勝負を挑む。 B 「…貴方のそのペットボトル捌きに惚れました!弟子にしてください!!」寧ろ弟子にしてもらう。 C 「確かにペットボトル捌きでは俺の負けを認める…だが中身はどうかな?」ペットボトルの中身で勝負だ! D その他何かあればどうぞ。 *先に2票入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません。 *他人のDを支持する場合はD >>○○のように安価をつけてください。 それでは今度こそここまでです。それではまた明日〜
[606]森崎名無しさん:2009/10/12(月) 01:23:39 ID:SMzxiwPw A ラブマリー乙でした
[607]森崎名無しさん:2009/10/12(月) 01:31:31 ID:U7XlmTnw C
[608]森崎名無しさん:2009/10/12(月) 01:41:15 ID:GRRTuJoI D華麗にスルー
[609]森崎名無しさん:2009/10/12(月) 01:51:15 ID:9GzpXsUM Dペットボトルを蹴っ飛ばす
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0ch BBS 2007-01-24